JP3636411B2 - レーザーダイオードの駆動回路および駆動方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はレーザーダイオードの駆動回路および駆動方法に関する。
光伝送網を構成する種々の装置の1つに光伝送装置がある。この光伝送装置は、自内で処理した電気信号を入力としてこれを光信号に変換するための電気/光信号変換器を、その出力部に備えており、この電気/光信号変換器における発光源としては、通常、レーザーダイオードが用いられている。本発明はこのレーザーダイオードの駆動回路について述べるものである。
【0002】
【従来の技術】
図10は一般的なレーザーダイオード駆動回路を示す図である。ただし本図の中には、一般的なレーザーダイオード駆動回路の第1例と、一般的なレーザーダイオード駆動回路の第2例とを一緒に含めている。
一般的なレーザーダイオード駆動回路の第1例は、電源VccとグランドGNDとの間にレーザーダイオード1を有し、図中の入力電気信号Einで表す信号入力が与えられたとき、その信号入力レベルの“H”(high)または“L”(low)に応じて、レーザーダイオードを発光または非発光とする駆動パルス電流源2を有して構成される。発光のときの出力光は、図中のOoutにて表す。
【0003】
上記第1例のレーザーダイオード駆動回路はいわゆる無バイアス電流駆動方式であり、駆動パルス電流源2へ印加される信号入力(Ein)レベルが“L”レベルのときは、レーザーダイオードにレーザー駆動電流を流さず、該信号入力レベルが“H”のときに該レーザー駆動電流を流してレーザーダイオード1を発光(Oout)させるものである。すなわち、レーザー駆動電流は、駆動パルス電流源2にのみ依存して制御される。
【0004】
上記第1例のレーザーダイオード駆動回路は一般に低速駆動用として用いられ、高速駆動用には用いられない。その理由は、該レーザーダイオードを高速駆動すると、信号入力(Ein)から光出力(Oout)までの間のずれが無視し得なくなり、いわゆる発光遅延が生ずるからである。かかる発光遅延は光波形劣化の原因となり、結局、光伝送特性の悪化を生じさせることになる。
【0005】
高速駆動における上述した光伝送特性の悪化要因をなす発光遅延を抑圧できるものとして、上記第2例のレーザーダイオード駆動回路が提案され、低速駆動時は勿論、高速駆動時であっても上記発光遅延を解消させている。この第2例のレーザーダイオード駆動回路は、上記図10に示す全ての構成要素(1,2および3)からなり、上記第1例のレーザーダイオード駆動回路に対しさらにバイアス電流源3を付加した回路に相当する。このバイアス電流源3は、レーザーダイオード1を最適動作させることのできる最適なバイアス電流を通電せしめるものである。
【0006】
上記第1例のレーザーダイオード駆動回路のようにバイアス電流なしでレーザーダイオード1を駆動すると、低速駆動のときは問題ないが、高速駆動させたとき上記の発光遅延が生ずる。そこで上記第2例のレーザーダイオード駆動回路においては、上記信号入力レベルが“L”のときは、レーザーダイオード1が発振を起こし始める閾値電流をやや下まわる微小電流を、上記バイアス電流としてレーザーダイオード1に通電する。この通電を行うのがバイアス電流源3である。
【0007】
図11はバイアス電流駆動方式のもとでのレーザー駆動電流対出力光の関係を表す特性図である。すなわち上述した第2例のレーザーダイオード駆動回路(図10の全構成要素1,2および3からなる)におけるレーザーダイオードの特性図である。
本図において、横軸はレーザーダイオード1に通電されるレーザー駆動電流Idを表し、縦軸はそのレーザー駆動電流Idにより発光するレーザーダイオード1からの出力光(Oout)を表す。
【0008】
バイアス電流駆動方式に基づく上記第2例のレーザーダイオード駆動回路では、バイアス電流源3によるバイアス電流Ib2が常にレーザーダイオード1に与えられており、上記信号入力Einが与えられると、バイアス電流Ib2に重畳したバイアス駆動電流Idが、該レーザーダイオード1に固有の閾値電流Ith2を超えたときにレーザーダイオード1は出力光Ooutを図示のごとく生成する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来のレーザーダイオードにおける上記閾値電流(Ith)は比較的大きい。すなわち、大きい閾値を超える電流のレーザー電流領域にてレーザーダイオードはレーザー発振を起こす。
ところが今後益々高速化する信号入力を扱う場合、閾値電流が大きいと既述の発光遅延が重大な障害となる。このためその閾値電流を一層減少させる試みがなされ、現実には、その閾値電流を相当低減させたレーザーダイオードが実用化されている。このようなレーザーダイオードの特性は、図11を参照すると、前述した特性カーブ<2>よりも、図中の原点側に近い特性カーブ<1>となる。この特性カーブ<1>における閾値電流はIth1であり、Ith1<Ith2である。かくしてこのような特性カーブ<1>のもとでは、バイアス電流源3により通電すべきバイアス電流も図中のIb1のように小さくなり、Ib1<Ib2となる。
【0010】
ところがバイアス電流が上記Ib1のように小さくなると、バイアス電流源3自身に不可避なバラツキや変動を考慮した場合、微小な所定のバイアス電流Ib1を高精度に維持することが相当困難になる。加えて、レーザーダイオード1そのものの特性も温度変動や経年劣化によって変化するため、消光比劣化はほとんど避けられないという問題が生ずる。
【0011】
したがって本発明は上記問題点に鑑み、上述した閾値電流の低減に伴って上記バイアス電流が微小化しても、その微小バイアス電流を、レーザーダイオードを最適動作させる所定の値に高精度かつ安定に維持することのできるレーザーダイオードの駆動回路を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明に係るレーザーダイオード駆動回路の基本構成を表す図である。本図において、本発明を特徴づける構成要素は、バイアス電圧源12を有するバイアス手段11である。すなわち、本発明の基本構成をなすレーザーダイオード駆動回路10は(1)レーザーダイオード1と、(2)信号入力(Ein)レベルの“H”または“L”に応じて、レーザーダイオード1を発光または非発光とする駆動パルス電流源2と、(3)レーザーダイオード1を最適動作させるためのバイアス手段11とを備えてなり、ここに、このバイアス手段11は、最適なバイアス電流Ibをレーザーダイオード1に通電可能なバイアス電圧Vbをレーザーダイオード1に印加するバイアス電圧源12を有する。
【0013】
図2は本発明の動作原理を説明するための特性図である。本図において、横軸はバイアス電圧Vbを表し、縦軸はレーザー駆動電流Idを表す。まず前述の図11に示した数値Ith1,Ith2,Ib1およびIb2の位置づけを明らかにする。上述した第2例のレーザーダイオード駆動回路(図10の構成要素、1,2および3)における閾値電流Ith2は、図2に示すとおり大きい。これは既述のようにレーザーダイオード1の閾値電圧Vth2が大きいことによる。したがってこの場合のバイアス電流Ib2も大きく設定し、その最大値は図中のIb2(MAX) である。
【0014】
ところが既に述べたように、レーザーダイオード1の閾値は益々低くなる傾向にあり、図2におけるVth1(Vth1<Vth2)のごとくなる。したがってこのような低いVth1に対応するバイアス電流は図中のIth1のように微小になる。この場合、バイアス電流Ibがとり得る最大値も図中のIb1(MAX) のごとく微小になる。このため、通常設定されるバイアス電流は図中のIb1で示すレベルになる。
【0015】
このような微小なバイアス電流Ibを、バイアス電流源3のバラツキや変動ならびにレーザーダイオード1そのものの温度変動や経年変化等のあらゆる変動要因に対処して、高精度かつ高安定に保つことはほとんど不可能である。
そこで本発明は、これまでのバイアス制御に対し発想の転換を行う。すなわち、これまではバイアス電流制御のもとでレーザーダイオード1を最適動作させていたのを、本発明においては、そのような電流制御ではなく、バイアス電圧制御のもとでその最適動作を実現するものとする。
【0016】
再び図2を参照すると、微小バイアス電流Ib1を所定値に設定するために、本発明ではバイアス電圧Vb1を制御するようにする。そうすると、図2から明らかなように、その特性カーブの傾きがきわめて小さいことから、微小バイアス電流Ib1の変動幅に比べて、バイアス電圧Vbの変動幅を十分大きくとることができる。逆に言えば、バイアス電圧Vbが所定値Vb1から多少ずれても、バイアス電圧を大体Vb1に保っておけば、高精度かつ高安定に微小バイアス電流Ib1を所定値に維持できるのである。結局、バイアス電圧Vbの比較的粗い制御であっても、バイアス電流Ibは高精度かつ高安定に微小な所定値を保つことができる。ここに本発明のポイントがある。
【0017】
【発明の実施の形態】
図3は本発明に係る第1実施例を表す図である。なお、全図を通じて同様の構成要素には同一の参照番号または記号を付して示す。
図3に示す第1実施例は、レーザーダイオード1、駆動パルス電流源2、バイアス電圧源12および抵抗13よりなる。予め、バイアス電圧源12からのバイアス電圧Vbは、レーザーダイオード1が発振しないようにレーザーダイオードの使用最低温時での最小閾値電圧より十分小さく設定しておく(図2のVb1(MAX) 以下)。最高温時すなわち最大閾値電圧に合せてバイアス電圧を設定しておくと、その後低温側にシフトすると、レーザーダイオードが発光したままとなることがあり得るからである。動作は次のとおりである。
【0018】
レーザーダイオード駆動回路10への信号入力(Ein)のレベルが、“H”のときには、レーザー駆動電流は、駆動パルス電流源2によって制御される。一方、レーザーダイオード駆動回路10への信号入力(Ein)のレベルが“L”のときのレーザー駆動電流、すなわちバイアス電流Ibは、レーザーダイオード1にバイアス電圧Vbを印加するバイアス電圧源12の出力電圧によって決定される。なお、もし、抵抗(13)が無ければ信号入力(Ein)のレベルが“H”のとき、駆動パルス電流源2は、バイアス電圧源12側から大電流を引き込み、レーザーダイオード1に印加される電圧はVbのままで、よってレーザーダイオード駆動電流はIbのままとなるので、この現象を抑制するために抵抗13を挿入する。
【0019】
バイアス電圧源12からのバイアス電圧VB は、レーザーダイオード1の最小閾値電圧より充分小さいので、レーザーダイオード駆動回路10への信号入力(Ein)のレベルが、“L”のときにレーザーダイオード1が発振することはない。また、バイアス電圧Vbで決定されるレーザーダイオード1のバイアス電流Ibは安定しているため、消光比劣化による伝送特性の悪化等の問題は発生しない。バイアス電流Ibが安定なのは、図2において説明したように、バイアス電圧Vbが多少変動しても、バイアス電流Ibの変化は微小だからである。
【0020】
この場合、バイアス電圧源12をサーミスタ等を用いて温度変動に応じて制御することにより、一層安定なバイアス電流Ibを保つことができる。
かくして本発明によれば、バイアス電流をバイアス電圧によって制御することにより、超高精度なバイアス電流制御のための大規模な回路を必要とすることなく、安定かつ良好な高速伝送特性を得ることができる。
【0021】
次に図4を用いて説明する実施例は、バイアス手段11が、レーザーダイオード1にバイアス電流Ibを通電するバイアス電流源3をさらに有することを特徴とするものである。ただし、図10に示したとおり、このバイアス電流源そのものは既存のものである。
図4は本発明に係る第2実施例を表す図である。本図において、バイアス手段11は、バイアス電圧源12および既存のバイアス電流源3から構成される。このバイアス電流源3および駆動パルス電流源2は共に、既存の出力光モニター手段21によって制御され、いわゆるAPC(Automatic Power Control)を行う。すなわち、出力光モニター手段21は、レーザーダイオード1からの出力光を、ホトダイオード22および抵抗23を介してモニターし、そのモニター出力を、駆動パルス電流源2およびバイアス電流源3にそれぞれ帰還して、出力光Ooutを安定化させる。
【0022】
この第2実施例は、上述した第1実施例の利点、すなわち微小バイアス電流Ibを高精度かつ高安定に維持できる点に加え、出力光Ooutのパルス幅変動も抑制できるという利点も有するものである。
図5は出力光のパルス幅変動について説明するための特性図である。本図において、横軸はレーザー駆動電流Idを表し、縦軸は出力光Ooutを表す。一般にレーザーダイオードのOout−Id特性は温度によって変動する。すなわち、該レーザーダイオードの閾値電流(Ith)は、高温時においてIthhと大であり、低温時においてIthlと小である。
【0023】
一方、レーザー駆動電流Idはパルス状電流としてレーザーダイオード1に与えられるが、パルス状とは言っても完全な矩形ではなく、図5の波形Aに示すように台形をなす。このため、出力光Ooutのパルス幅は低温時においてWlのように広くなり、高温時においてはWhのように狭くなる。かくして上述した、出力光Ooutのパルス幅変動を生じさせる。
【0024】
図6はレーザーダイオードの温度対レーザー駆動電流の関係を表す特性図である。図5に示すように、レーザー駆動電流(Id)は温度特性を有しており、高温時にはレーザー駆動電流の閾値電流(Ith)も増大し(Ithh)、低温時には該閾値電流も低下する(Ithl)。このため図5に表すようなパルス幅変動が生ずる。このようなパルス幅変動は、レーザーダイオード駆動回路10の動作が高速になる程顕著になる。
【0025】
図6の各種特性カーブ<1>〜<4>のうち、特性カーブ<4>は、上述した、温度変動に伴う閾値電流(Ith)の変化を表す。したがって、この特性カーブ<4>により表される閾値電流(Ith)の変化に追従してバイアス電流(Ib)も変化させることができれば、上述した、温度変動に伴うパルス幅変動はかなり改善される。すなわち、温度変動にかかわらず、常にパルス幅が一定の出力光Ooutが得られる。
【0026】
そこで高温時には閾値電流(Ith)の増加に合せて、バイアス電流(Ib)も増加させる。一方、低温時には閾値電流(Ith)の減少に合せて、バイアス電流(Ib)も減少させる。この場合、従来のバイアス電流源3のみによるバイアス電流は、図4の出力光モニター手段21による帰還制御を受けて、上記特性カーブ<4>に沿わせた変化をさせることができる。しかしながら、これはバイアス電流制御そのものであるから、既に図11や図2において説明したごとく、微小な閾値電流(Ith)においては、これに対応させて微小なバイアス電流(Ib)を高精度に制御することはできない。そこで、図6の特性カーブ<2>によって表すごとく、特性カーブ<4>における微小な閾値電流(Ith)の領域においては、バイアス電流源3により制御されるバイアス電流をほぼ零にしてしまう。
【0027】
一方、本発明の特徴をなすバイアス電圧源12による制御のもとでは、前述したとおり、微小バイアス電流をきわめて高精度にかつ高安定に維持できる。この特性を表したのが図6の特性カーブ<1>である。
ここで改めて図4の第2実施例を参照すると、このレーザーダイオード駆動回路10は、バイアス手段11におけるバイアス電流源3(出力光モニター手段21と共に)は、図6の特性カーブ<2>を実現し、該バイアス手段11におけるバイアス電圧源12は、図6の特性カーブ<1>を実現することができる。そしてこれらのバイアス電流源3とバイアス電圧源12の各制御を合わせてレーザーダイオード1を制御することにより、上記特性カーブ<2>と上記特性カーブ<1>を合成した特性カーブが得られることになる。この合成特性カーブ(<1>+<2>)は、図6の特性カーブ<3>として表される。
【0028】
ところでここで論じている点は、図6の特性カーブ<4>で表される閾値電流(Ith)に追従させた特性カーブを有するバイアス電流(Ib)を得ることにある。そうすると、上記の合成特性カーブ<3>は所望の特性カーブ<4>にかなり良く近似しており、理想のバイアス電流(Ib)が得られることが分かる。ここで再び第1および第2実施例(図3および図4)について見ると、微小なバイアス電流(図2のIb1)が常に所定の一定値に維持されるように、バイアス電圧源12が働くことを必要とする。しかしながら、そのバイアス電流Ib1はレーザーダイオード1の特性変動によって完全な安定化を図ることができない。これは例えばレーザーダイオード1の温度変動や経年劣化に起因する。以下に述べる本発明の第3実施例は、バイアス電流(Ib)の温度変動等に基づく変化を抑制し得る機能をさらに具備するものである。
【0029】
図7は本発明に係る第3実施例を表す図である。第3実施例によるレーザーダイオード駆動回路10は、図示のごとく、可変バイアス電圧源32からバイアス電圧Vbに応じて、レーザーダイオード1に通電されるバイアス電流(Ib)をモニターするバイアス電流モニター手段33と、この該バイアス電流モニター手段33によるモニター出力に応じて、その可変バイアス電圧源32からのバイアス電圧Vbを変化させるバイアス電流帰還手段31とを有する。
【0030】
前述した抵抗13は、このバイアス電流モニター手段33としても兼用され、該バイアス電流モニター手段33は、抵抗13での電圧降下を検出して得たモニター出力を、バイアス電流帰還手段31に送出する。
このバイアス電流帰還手段31は、上記の電圧降下と予め定めた基準電圧Vrefとの間の差電圧を生成し、該差電圧を可変バイアス電圧源32に帰還する増幅回路35からなる。
【0031】
さらに、駆動パルス電流源2のオン時に、バイアス電流モニター手段33に流れる電流I′を阻止するダイオード34を、バイアス電流モニター手段33の入力側に設ける。このような電流I′が流れると、バイアス電流モニター手段33は誤ったモニター出力を発生してしまうからである。
このように第3実施例では、抵抗13によりバイアス電流Ibを常にモニターし、このIbが基準電圧Vrefによって規定される一定値になるように、バイアス電圧源32からのバイアス電圧Vbを可変とする。なお、図7の回路は図3(第1実施例)の回路をベースにして描いているが、図4(第2実施例)の回路をベースにした場合にも勿論適用できる(図8)。
【0032】
図8は第2実施例をベースにした第3実施例の具体例を示す図である。図に示すように、可変バイアス電圧源32はきわめて単純に抵抗(R2)32で実現されている。R2は例えば180Ωである。このとき既述の抵抗13は、例えば10KΩである。
またバイアス電流源3は、トランジスタTr1およびこれに直列接続の抵抗Rで構成され、バイアス電流帰還手段31の出力を、バイアス電流源3に帰還して、バイアス電圧源32の出力電圧Vb′を可変とする。
【0033】
さらに本図では、抵抗13での前述した電圧降下の値を平均化するためのコンデンサ手段38も示されている。抵抗13によるモニター電圧は、信号入力Einが“H”または“L”に変化するのに伴って変化するから、これを安定なDCとしてのモニター電圧にすることが望まれる。このために設けたのがコンデンサ手段38である。
【0034】
上述した図8の回路をもとにして、第3実施例によるレーザーダイオード駆動回路によって、バイアス電流Ibの温度変動(0℃←→25℃←→60℃)による変動があっても、バイアス電圧Vbは一定に保たれることを具体的数値を用いて立証する。なお、使用するレーザーダイオード1の閾値電流は500μAで、バイアス電流Ibは設定値を100μAとし、バイアス電圧VbはIb=100μAのとき、Ta=25℃で0.5V、Ta=0℃で0.7V、60℃で0.3V、ダイオードの電圧降下は0.3Vとする。
【0035】
したがって、初期条件(Ta=25℃)において、バイアス電流源3により駆動する電流は、
100(μA) …〔1〕(Ib(25))
〔(0.3+0.5)(V)+100(μA)×10(KΩ)〕/180(Ω)=10.0(mA)…〔2〕(IR2(25))
〔1〕+〔2〕=10.1(mA)…〔3〕(ITr1(25) )
(なお(25)は、25℃であることを表す。)
となる。
【0036】
回路動作は、まず抵抗13(バイアス電流モニタとなっている)と、差動増幅アンプ36とにより、Ibの値を検出する。次段の反転アンプ37は仮想接地により、入力されるそのIbの値を常に一定に保つように、制御信号CNTをバイアス電流源3に出力する。このバイアス電流源3と抵抗(R2)とによって、Vb(本例の場合、Ta=25℃で0.8V)が決定され、バイアス電圧Vbに応じたバイアス電流Ibがレーザーダイオード1に流れる。
【0037】
次に、例えばレーザーダイオード1の環境温度が60℃に変動した際の回路動作を、以下に説明する。Vb=1.8Vにおいて、周囲温度がTa=60℃に上昇したとすると、Ibは増加し始め、それに伴い、抵抗13での電圧降下も増加し始める。したがって、次段の差動アンプ36の出力電位が上昇し始めるが、仮想接地となっている反転アンプ37の出力(CNT)は、反転アンプ37の入力電位を一定に保つように、下降し始める。バイアス電流源3はその入力電位が下降し始めるので、これに伴ってレーザー駆動電流Idは減少し始める。これにより抵抗R2の電圧降下は減少、すなわちバイアス電圧Vbが小さくなる(Vb(60)=0.7V)。
【0038】
このように、バイアス電流Ibの温度上昇による増加は、バイアス電圧Vbの減少によりキャンセルされ、その結果、Ibは変動することがない。この場合の電流条件は以下の式のようになっている。
100(μA) …〔4〕(Ib(60))
〔(0.3+0.3)(V)+100(μA)×10(KΩ)〕/180(Ω)=8.9(mA)…〔5〕(IR2(60))
〔4〕+〔5〕=9.0(mA)…〔6〕(ITr1(60) )
同様に、周囲温度がTa=0℃となったときは、
100(μA) …〔7〕(Ib(0) )
〔(0.7+0.3)(V)+100(μA)×10(KΩ)〕/180(Ω)=11.1(mA)…〔8〕(IR2(0) )
〔7〕+〔8〕=11.2(mA)…〔9〕(ITr1(0))
となり、バイアス電流Ibの温度下降による減少は、バイアス電圧Vbの増加によりキャンセルされ、その結果、Ibは変動することがない。
【0039】
以上詳述した第1、第2および第3実施例によって、本発明の技術思想がレーザーダイオードの駆動方法としても把握することができる。まず、
(1)レーザーダイオード1に最適バイアス電流を通電してレーザーダイオード1を最適動作させるようにしたレーザーダイオード1の駆動方法において、
上記の最適バイアス電流を維持するために、レーザーダイオード1に対し所定のバイアス電圧Vbを印加するようにしたレーザーダイオードの駆動方法である。
【0040】
(2)レーザーダイオード1の特性の変動に追従させて、上記の所定のバイアス電圧Vbを可変とするようにしたレーザーダイオード1の駆動方法である。
(3)レーザーダイオード1に対し、上記の所定のバイアス電圧Vbを印加するバイアス電圧制御と、モニターしたレーザーダイオード1からの出力光の変動に応じて該レーザーダイオード1に通電せしめるバイアス電流Ibを変化させるバイアス電流制御とを並立させて、レーザーダイオード1を駆動するようにしたレーザーダイオード1の駆動方法である。
【0041】
最後に本発明の基本実施例(第1実施例)を代表として、その詳細回路例を示しておく。
図9は第1実施例の詳細な回路構成例を示す図である。本図において、第1実施例の(1)駆動パルス電流源2を構成するのは、トランジスタTr4〜Tr6および抵抗R17〜R19である。(2)抵抗13に対応するのは、同図中左端の抵抗R42である。(3)バイアス電圧源12を構成するのは、抵抗R35〜R38である。(4)バイアス電流源3としては、抵抗R39を用いた例を示す。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、高速駆動のために益々微小化する閾値電流を有するレーザーダイオードを用いた電気/光信号変換器において、その微小化した閾値電流に伴って微小化するバイアス電流を、大規模な制御回路を用いることなしに、高精度かつ高安定度をもって、所定値に保持することができる。この結果、いわゆる消光比劣化は大幅に改善され、高品位の高速光伝送特性を維持することができる。
【0043】
また、高速駆動のレーザーダイオードにおいて、温度変動に伴う出力光のパルス幅変動も抑圧することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレーザーダイオード駆動回路の基本構成を表す図である。
【図2】本発明の動作原理を説明するための特性図である。
【図3】本発明に係る第1実施例を表す図である。
【図4】本発明に係る第2実施例を表す図である。
【図5】出力光のパルス幅変動について説明するための特性図である。
【図6】レーザーダイオードの温度対レーザー駆動電流の関係を表す特性図である。
【図7】本発明に係る第3実施例を表す図である。
【図8】第2実施例をベースにした第3実施例の具体例を示す図である。
【図9】第1実施例の詳細な回路構成例を示す図である。
【図10】一般的なレーザーダイオード駆動回路を示す図である。
【図11】バイアス電流駆動方式のもとでのレーザー駆動電流対出力光の関係を表す特性図である。
【符号の説明】
1…レーザーダイオード
2…駆動パルス電流源
3…バイアス電流源
10…レーザーダイオード駆動回路
11…バイアス手段
12…バイアス電圧源
13…抵抗
21…出力光モニター手段
22…ホトダイオード
31…バイアス電流帰還手段
32…可変バイアス電圧源
33…バイアス電流モニター手段
35…増幅回路
38…コンデンサ手段
Claims (12)
- レーザーダイオードと、
前記レーザーダイオードに直列接続され、信号入力レベルの“H”または“L”に応じて、前記レーザーダイオードを発光または非発光とする駆動パルス電流源と、
前記レーザーダイオードを最適動作させるためのバイアス手段とを備え、ここに、該バイアス手段は、最適なバイアス電流を前記レーザーダイオードに通電可能なバイアス電圧を該レーザーダイオードに印加するバイアス電圧源を有することを特徴とするレーザーダイオードの駆動回路。 - 前記バイアス手段は、前記レーザーダイオードに前記バイアス電流を通電するバイアス電流源をさらに有する請求項1に記載のレーザーダイオードの駆動回路。
- 前記レーザーダイオードからの出力光をモニターし、そのモニター出力を、前記駆動パルス電流源および前記バイアス電流源にそれぞれ帰還して、前記出力光を安定化させる出力光モニター手段をさらに有する請求項2に記載のレーザーダイオードの駆動回路。
- 前記バイアス電圧源からの前記バイアス電圧に応じて前記レーザーダイオードに通電される前記バイアス電流をモニターするバイアス電流モニター手段と、
該バイアス電流モニター手段によるモニター出力に応じて、該バイアス電圧源からの該バイアス電圧を変化させるバイアス電流帰還手段とを有する請求項1に記載のレーザーダイオードの駆動回路。 - 前記バイアス電圧源の出力側と前記レーザーダイオードの出力側との間に接続される抵抗を備える請求項1に記載のレーザーダイオードの駆動回路。
- 前記バイアス電圧源の出力側と前記レーザーダイオードの出力側との間に接続される抵抗を備え、前記バイアス電流モニター手段は、該抵抗での電圧降下を検出して前記モニター出力とする請求項4に記載のレーザーダイオードの駆動回路。
- 前記バイアス電流帰還手段は、前記電圧降下と予め定めた基準電圧との間の差電圧を生成し該差電圧を前記バイアス電圧源に帰還する増幅回路からなる請求項6に記載のレーザーダイオードの駆動回路。
- 前記抵抗での電圧降下の値を平均化するコンデンサ手段を有する請求項6に記載のレーザーダイオードの駆動回路。
- 前記駆動パルス電流源のオン時に、前記バイアス電流モニター手段に流れる電流を阻止するダイオードを、該バイアス電流モニター手段の入力側に設ける請求項4に記載のレーザーダイオードの駆動回路。
- 駆動パルス電流源に直列接続され信号入力レベルの“H”または“L”に応じて発光または非発光とされるレーザーダイオードに対して最適バイアス電流を通電し、該レーザーダイオードを最適動作させるようにしたレーザーダイオードの駆動方法において、
前記最適バイアス電流を維持するために、前記レーザーダイオードに対し所定のバイアス電圧を印加することを特徴とするレーザーダイオードの駆動方法。 - 前記レーザーダイオードの特性の変動に追従させて、前記所定のバイアス電圧を可変とする請求項10に記載のレーザーダイオードの駆動方法。
- 前記レーザーダイオードに対し、前記所定のバイアス電圧を印加するバイアス電圧制御と、モニターした前記レーザーダイオードからの出力光の変動に応じて該レーザーダイオードに通電せしめるバイアス電流を変化させるバイアス電流制御とを並立させて、該レーザーダイオードを駆動するようにした請求項10に記載のレーザーダイオードの駆動方法。
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