JP3635759B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、用紙にインクを吹き付けて印字するインクジェット記録装置に係わり、特に、ノズルの目詰まりを防止するために、ノズルからインクを空噴出させるフラッシュ処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ファクシミリ装置等の通信機器やパーソナルコンピュータ等の情報処理装置は、通常、文字や図形からなる印字データを視覚情報として記録するために、これらのデータを印刷用紙に印字可能なプリンタ記録装置を有している。このプリンタ記録装置は、インパクト方式や感熱方式、インクジェット方式等の各種の印字方式が採用されているが、近年においては、静粛性に優れていると共に各種材質の用紙に印字可能なインクジェット方式が多用されるようになっている。
【0003】
上記インクジェット記録装置は、多数のノズルを有する記録ヘッドと印刷用紙とを対面配置し、記録ヘッドを主走査、用紙を副走査しながら、印字データに対応するノズルからインクを噴出させて印刷用紙に吹き付けることによって、印刷用紙に文字や図形を印字するようになっている。また、上記インクジェット記録装置は、多数のノズルから印刷用紙に吹き付けられるインクムラ等を防止するために、記録ヘッドの印刷用紙に対する所定回数の主走査毎、あるいは所定時間おきに、全ノズルからインクを空噴出(フラッシュ処理)させる。
これは、記録ヘッドの各ノズルを、常に、ウェットな状態にすることで、文字や図形からなる印字データによって、インクが噴出されないノズル(使用されないノズル)の乾燥等に起因する目詰まり等を防止して、各ノズルから印刷用紙に噴出されるインク供給(インク噴出)の安定化を図るためである。
【0004】
このような、インクジェット記録装置の具体的構成としては、図6ないし図8に示すようなものがあり、以下に説明する。
図6において、インクジェット記録装置1の本体フレーム2には、それぞれ複数(例えば、64個)のノズルを有する計4個の記録ヘッド3(すなわち、ブラックK,イエローY,シアンC,マゼンタMの各インクを噴出するための記録ヘッド3A〜3D)やメンテナンス機構RM,紙送り機構LMを有するサブフレーム4が内蔵されている。本体フレーム2の内部後方には円筒形状のプラテンローラ5が配置されている。プラテンローラ5は、図示しない給紙カセットまたは手差し給紙部から供給された印刷用紙Pを記録ヘッド3に対面させながら搬送するものであり、紙送り機構LMの一部をなす。プラテンローラ5は、この上側に設けられた図示しないプレッシャーローラで印刷用紙Pが密着されると共に、図示しないLFモータにより、プラテンギヤ6を介して駆動されて印刷用紙Pを副走査方向に紙送りする。
【0005】
プラテンローラ5の前方には、記録ヘッド3A〜3Dを搭載したキャリッジ7が設けられている。キャリッジ7は、インクジェット式の記録ヘッド3A〜3Dにそれぞれ異なる色のインク(ブラックK,イエローY,シアンC,マゼンタMのインク)を供給するために、各インクを収容した複数のインク収容器8A〜8D(インク供給手段)を各記録ヘッド3A〜3Dに対応してそれぞれ着脱可能に搭載しており、プラテンローラ5と平行に設けられたキャリッジ軸9に沿って移動可能にされている。これにより、各記録ヘッド3A〜3Dはプラテンローラ5に沿って主走査される。
【0006】
インク供給手段としての各インク収容器8A〜8Dは、図7及び図8にも示すように、この収容器本体20Aの上面開口を閉塞する蓋20Bを有しており、それぞれがキャリッジ7に取り付けられたヘッドユニット21内に挿入される。インク収容器8Aは、図6及び図7に示すように、他のインク収容器8B〜8Dより容積を大きくされており、各インク収納器8A〜8Dの内部を充填するようにスポンジ材22が収納されている。
また、各インク収容器8A〜8DにはそれぞれブラックK,イエローY,シアンC,マゼンダMのインクがそれぞれスポンジ材22に浸透させて収容されている。
ヘッドユニット21は、図7及び図8に示すように、各インク収容器8A〜8Dを搭載する領域を区画する横板部23を有しており、各横板部23で区画された領域にそれぞれインク収容器8A〜8Dが着脱交換自在に搭載されている。また、ヘッドユニット21には、各インク収容器8A〜8Dに収容されたインクを、対応する記録ヘッド3A〜3Dに各別に供給する複数のコネクタ(各インク収容器8A〜8Dとともにインク供給手段を構成する)24A〜24Dが設けられている。各コネクタ24A〜24Dは各インク収容器8A〜8D内に突出しており、フィルター25A〜25Dを介在させてスポンジ材22に押し付けられ、各コネクタ24A〜24D内に形成されたインク供給孔26で各インク収容器8A〜8Dと記録ヘッド3A〜3Dとを連通状態にしている。27は記録ヘッド3A〜3Dを保護するカバーである。
【0007】
サブフレーム4の左側裏面には、キャリッジ7を駆動するCRモータ10が配置されている。CRモータ10は、ベルト11を介してキャリッジ7を駆動するものであり、ステップモータまたはDCモータを使用する。更に、サブプレート4の左側裏面には、フラッシュ用インク吸収体12が設けらている。フラッシュ用インク吸収体12は、キャリッジ7の駆動で主走査される各記録ヘッド3A〜3D(以下、単に記録ヘッド3と称する)の上記ノズルに対面して、フラッシュ処理時に各ノズルから噴出されるインクを吸収するものである。プラテンローラ5の右側には、記録ヘッド3のメンテナンス機構RMが配置されている。インクジェット式の記録ヘッド3は、使用中に内部に気泡が発生したり、吐出面上にインクの液滴が付着したり等の原因によりインクの噴出不良を起こすので、これを良好な噴出状態に回復したりするためである。メンテナンス機構RMとしては、印字の休止期間中、記録ヘッド3を保護するためのキャップ14と、記録ヘッド3内のインクを吸引するパージ装置13、更には記録ヘッド3のノズル面をワイピングするワイピング装置15等が設けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来技術におけるインクジェット記録装置では、インク収容器8A〜8Dから記録ヘッド3のノズルに至るまでのインク供給路のインク温度が低温となり、その粘度が高くなるとインクの流動性が悪くなる。
従って、各ノズルの目詰まりを防止するために、一斉に全ノズルからインクを空噴出させるフラッシュ処理を行うと、低温時に流動性が悪くなったインクの記録ヘッド3への供給が追いつかず、有効にフラッシュ処理を行えず、ノズルの目詰まり防止に支障をきたす場合がある。
【0009】
本発明は、この問題を解決するためになされたもので、共通のインク供給手段からインクが供給されるノズルを複数に区分してインクの空噴出(フラッシュ処理)を、各区分ごとに相互に異なるタイミングで行うことで、ノズルの目詰まりを確実に防止することのできるインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明の請求項1に記載のインクジェット記録装置は、複数のノズルを備えた記録ヘッドに共通のインク供給手段からインクを供給して、これらノズルからインクを選択的に噴出させることにより記録を行うとともに、各ノズルの目詰まりを防止するためにフラッシュ処理を実施可能なインクジェット記録装置において、共通のインク供給手段からインクが供給されるノズルを複数に区分し、これら区分されたノズル毎に異なるタイミングでインクを噴出させるフラッシュ処理手段と、上記記録ヘッドのノズルに供給されるインクの温度を直接乃至は間接的に検知する温度検知手段とを有し、上記フラッシュ処理手段は、全ノズルから同時にインクが噴出されてもそれら各ノズルに共通のインク供給手段から所定量のインクが供給される温度域においては、全ノズルから同時にインクを噴出させることを特徴とするものである。
これにより、各区分されたノズル毎に異なるタイミングで、インクを空噴出させているので、一回のフラッシュ処理で噴出するインク量を少なくして、共通のインク供給手段から各ノズルに供給されるインクの供給不足、特に、温度低下時の流動性低下に起因するインクの供給不足を防止できる。さらに、共通のインク供給手段から所定量のインク供給が可能な温度の時、即ちインクの粘度が比較的低い時には、全ノズルから同時にインクを噴させて、各ノズルに対してフラッシュ処理を迅速に行うことができ、また、インクの粘度が上昇している温度の時には、区分されたノズル毎に異なるタイミングでインクを噴出させて、各ノズルに対してフラッシュ処理を確実に行うことができる。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
請求項2に記載のインクジェット記録装置は、複数のノズルを備えた記録ヘッドに共通のインク供給手段からインクを供給して、これらノズルからインクを選択的に噴出させることにより記録を行うとともに、各ノズルの目詰まりを防止するためにフラッシュ処理を実施可能なインクジェット記録装置において、共通のインク供給手段からインクが供給されるノズルを複数に区分し、これら区分されたノズル毎に異なるタイミングでインクを噴出させるフラッシュ処理手段と、上記記録ヘッドのノズルに供給されるインクの温度を直接乃至は間接的に検知する温度検知手段とを有し、上記フラッシュ処理手段は、上記インク温度を基にしたノズル数に区分して、その区分されたノズル毎に異なるタイミングでインクを噴射させることを特徴とするものである。
これにより、インクの温度特性、例えば、インクの粘度の変化に応じて、ノズルからインクを効率的に空噴出(フラッシュ処理)することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のインクジェット記録装置について、図1ないし図5を参照して説明する。尚、図1ないし図5において、従来技術の図6ないし図8で示したと同一の符号は同一の構成を有するので、その説明は省略する。
【0016】
図1において、本発明のインクジェット記録装置1は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置(以下、ホストコンピュータと称する)101に、インターフェイス(I/F)102を介して接続されている。
インクジェット記録装置1は、フラッシュ処理手段としての機構を初めとして各種機能を実行するためのマイクロコンピュータ30と、プリントバッファ31Aを有するRAM31と、ROM32と、ヘッドドライバ33とを有しており、ヘッドドライバ33は記録ヘッド3に接続され、各モータドライバ34,35はCRモータ10及び上記LFモータにそれぞれ接続されている。マイクロコンピュータ30は、自動的又はオペレータの手動操作により、記録ドットピッチが互いに異なる記録モードに選択されるモード選択手段36に接続されている。
そして、マイクロコンピュータ30は、上記のモード選択手段36で選択された記録モードに基づいて、ホストコンピュータ101からインターフェース(I/F)102を介して受信した印字データ48aをプリントバッファ31Aに一時的に記憶させるとともに、その印字データ48aに基づく印字動作を実行するべく、ROM34に予め記憶されたソフトプログラムに従って装置1全体を制御する。
【0017】
インクジェット記録装置1の計4個の記録ヘッド3は、それぞれ図2に示すように、各インク収容器8A〜8Dから各コネクタを24A〜24Dを通して各別に供給されるインクを圧電素子の変位により噴出させる多数(例えば、64個)のノズル3a…を有している。これらのノズル3a…は、記録ヘッド3の主走査方向Xに対して直交する印刷用紙Pの副走査方向Yで、印刷用紙P、及びフラッシュ用インク吸収体12に対面するように各インク収容器8A〜8Dに対応して相互に所定間隔で多数配置されている。また、各ノズル3a…の圧電素子には、ヘッドドライバ33からの駆動電圧がそれぞれ印加されるようになっている。
【0018】
上記のヘッドドライバ33を詳細に説明すると、ヘッドドライバ33は、図3に示すように、記録ヘッド3の各ノズル3a…に対応して設けられた2入力のアンド回路45…及びドライバ46…と、シリアル・パラレル変換回路47とを有しており、シリアル・パラレル変換回路47は、図2のマイクロコンピュータ30からシリアル転送された印字データ48a、又はフラッシュ処理信号49aを転送クロック48bの入力タイミングで取り込んでパラレル出力するようになっている。そして、アンド回路45…は、パラレル出力された印字データ48a、又はフラッシュ処理信号49aを、マイクロコンピュータ30から出力される基準タイミング信号a、又はbのハイレベル時に各ドライバ46…に出力するようになっており、ドライバ46…は、入力された印字データ48a、又はフラッシュ処理信号49aがハイレベルであるときに、所定の駆動電圧を対応する各ノズル3a…に印加するようになっている。
各アンド回路45…は、図2にも示されるように、各記録ヘッド3の方向Yの上方端から数えて奇数番目〔第1番,第3番…,第63番〕の各ノズル3a…に対応するアンド回路45…に基準タイミング信号aが、偶数番目〔第2番,第4番…,第64番〕の各ノズル3a…に対応するアンド回路45…に基準タイミング信号bがそれぞれ出力されるようになっている。
【0019】
また、マイクロコンピュータ30には、キャリッジ原点センサ55,ペーパセンサ56,及びインク温度センサ57とが接続されている。キャリッジ原点センサ55は、キャリッジ7の主走査方向の移動位置を示す基準となる原点位置を検出し、ペーパセンサ56は印刷用紙Pの挿入を検出するためのものである。インク温度センサ(温度検知手段)57は、インク収容器8A〜8Dから各記録ヘッド3のノズルに至るまでのインク供給路内のインクの温度を直接又は間接的に検出して、例えば、ヘッドユニット21の温度を検出して、これをインク温度信号cとしてマイクロコンピュータ30に出力するものである。そして、マイクロコンピュータ30は、キャリッジ原点センサ55,ペーパセンサ56からの出力信号を基準としてキャリッジ7の主走査と印刷用紙Pの副走査を制御することにより所定の印字動作を実行するとともに、インク温度検出センサ57からのインク温度信号cが設定温度以下か否かに基づいて、後述詳細に説明する各ノズル3a…のフラッシュ処理の制御を行うものである。ここで、マイクロコンピュータ30に設定される上記設定温度は、各記録ヘッド3の全ノズル3a…に所定量のインクを均一に供給して、噴出できる温度域であって、例えば、インク収容器8A〜8Dやコネクタ24A〜24D内のインクの特性である粘度が高くなって、インク収容器8A〜8Dからコネクタ24A〜24Dを通して、記録ヘッド3の各ノズル3a…にインクが均一に供給できない限界の温度域等に設定されるものである。
【0020】
上記の構成において、インクジェット記録装置1の動作について説明する。
【0021】
先ず、マイクロコンピュータ30は、印刷用紙Pに対する印字を行うために、ホストコンピュータ101からインターフェース(I/F)102を介して受信した印字データ48aをプリントバッファ31Aに記憶する。そして、キャリッジ7を主走査方向に移動させながら、所定のタイミングで印字データ48aをヘッドドライバ33に転送するとともに、ハイレベルの基準タイミング信号a,bを同時に出力して、所定の駆動電圧を対応する各ノズル3a…の圧電素子に印加することで、記録ヘッド3による印刷用紙Pへの印字を実行する。その後、主走査方向への一回の印字が終了したならば、印刷用紙Pを副走査方向に紙送りしたのち、再びキャリッジ7を移動して印字を再開する。
【0022】
上記のようにして、所定の文字や図形を印刷用紙Pに印字している途中において、マイクロンピュータ30は、予め設定された所定回数の主走査毎、あるいは所定時間おき(例えば、30秒毎)にフラッシュ処理を実行する。即ち、図4に示すフローチャートに従って、記録ヘッド3の各ノズル3a…の目詰まりを減少(防止)するために、記録ヘッド3の各ノズル3a…からインクを空噴出させるフラッシュ処理を、インク温度が所定温度以下であるか否かに基づいて、異なる設定回数LOOP1,LOOP2(例えば、LOOP1=20,LOOP2=10))だけ繰り返して実施する。
先ず、マイクロコンピュータ30は、このフラッシュ処理を実施するために、一旦印字動作を中止して、記録ヘッド3をフラシュ用インク吸収体12に対面する位置(印字領域より外れた位置)まで移動して停止させるとともに、印字データ48aに換えてフラッシュ処理信号49aをヘッドドライバ33に転送し、シリアル・パラレル変換器47から各アンド回路45に対して全てハイレベルの信号が出力されるようにする。
【0023】
そして、図4に示すフローチャートに従って、マイクロコンピュータ30は、各インク収容器8A〜8Dから記録ヘッド3のノズルに至るまでのインク温度が所定温度以下であるか否かに基づいて、異なる設定回数LOOP1,LOOP2が選択されるように設定した後(S1)、インク温度検出センサ57(ここではヘッドユニット21の温度からインク温度を間接的に検出するセンサ)からインク温度信号cを入力して、インク温度が設定温度以上か否かを判断して(S2)、このインク温度に基づいて異なるフラッシュ処理を、設定回数LOOP1、又はLOOP2だけ繰り返し実施する。
【0024】
すなわち、マイクロコンピュータ30は、インク温度が設定温度以下であると判断すると(S2,YES)、次いで、フラッシュ処理の実施回数Nを「0」に設定した後(S3)、フラッシュ処理が実施された実施回数Nが偶数であるか否かを判断する(S2)。 そして、マイクロコンピュータ30は、フラッシュ処理が実施された実施回数Nが偶数であると判断すると(S4,YES)、ヘッドドライバ33に対して基準タイミング信号bのみを出力することで、全てのアンド回路45…にハイレベルのフラッシュ処理信号49aが供給されている状態で、さらに基準タイミング信号bが供給されたアンド回路45…からのみ、対応する各ドライバ46…にハイレベルの駆動信号が出力されるようにする。これにより、対応する各ドライバ46…は、所定の駆動電圧を対応する偶数番目の各ノズル3a…の圧電素子に印加して、記録ヘッド3の偶数番目の各ノズル3a…(図2に示す、白丸の各ノズル3a…)からインクをフラッシュ用インク吸収体12に対して空噴出(フラッシュ処理)させる(S5)。
【0025】
この後、記録ヘッド3の偶数番目の各ノズル3a…からフラッシュ用インク吸収体12に対する空噴出(フラッシュ処理)がされると、マイクロコンピュータ30はフラッシュ処理の実施回数Nに「1」を加算するとともに(S6)、この実施回数Nとフラッシュ処理の設定回数LOOP1とが等しいか否かを判断する(S7)。
すなわち、各ノズル3a…によるフラッシュ処理の実施回数Nがフラッシュ処理の設定回数LOOP1と等しいと判断すると(S7,YES)、フラッシュ処理を終了し、一方、フラッシュ処理の実施回数Nがフラッシュ処理の設定回数LOOP1未満と判断すると(S7,NO)、再び、上記(S4)に戻って、フラッシュ処理が繰り返し実施される。
【0026】
上記(S4)に戻ると、各ノズル3a…によるフラッシュ処理の実施回数Nが(S6)でN=N+1にされているので、マイクロコンピュータ30はフラッシュ処理の実施回数Nが奇数であると判断して(S4,NO)、ヘッドドライバ33に対して基準タイミング信号aのみを出力することで、対応するアンド回路45…からのみハイレベルのラッシュ処理信号49aが対応する各ドライバ46…に出力されるようにする。これにより、対応する各ドライバ46…は、所定の駆動電圧を対応する奇数番目の各ノズル3a…の圧電素子に印加して、記録ヘッド3の奇数番目の各ノズル3a…(図2に示す、黒丸の各ノズル3a…)からインクをフラッシュ用インク吸収体12に対して空噴出(フラッシュ処理)させる(S8)。
このように、インク温度が設定値以下の場合には、それぞれ共通のインク供給手段であるインク収容器8A〜8Dのいずれかから各別にインクが供給される各記録ヘッド3の多数のノズル3a…のうち偶数番目と、奇数番目とに区分された各ノズル3a…毎に、交互に異なるタイミングで、それぞれの区分に属する各ノズル3a…からインクを空噴出(フラッシュ処理)させるものである。
【0027】
次に、マイクロコンピュータ30は、インク温度が設定温度より大きいと判断すると(S2,NO)、フラッシュ処理の実施回数Nを「0」に設定した後(S9)、ヘッドドライバ33に対して基準タイミング信号a,bを同時に出力することで、全てのアンド回路45…からハイレベルのフラッシュ処理信号49aが各ドライバ46…に出力されるようにする。これにより、全ドライバ46…は、所定の駆動電圧を全ノズル3a…の圧電素子に印加して、これらの全ノズル3a…からインクをフラッシュ用インク吸収体12に対して空噴出(フラッシュ処理)させる(S10)。
【0028】
この後、記録ヘッド3の全ノズル3a…からフラッシュ用インク吸収体12に対する空噴出(フラッシュ処理)がされると、マイクロコンピュータ30はフラッシュ処理の実施回数Nに「1」を加算するとともに(S11)、この実施回数Nとフラッシュ処理の設定回数LOOP2とが等しいか否かを判断する(S12)。
すなわち、各ノズル3a…によるフラッシュ処理の実施回数Nがフラッシュ処理の設定回数LOOP2と等しいと判断すると(S12,YES)、フラッシュ処理を終了し、一方、フラッシュ処理の実施回数Nがフラッシュ処理の設定回数LOOP2未満と判断すると(S12,NO)、再び、上記(S10)に戻って、フラッシュ処理が繰り返し実施される。
このように、インク温度が設定値より大きい場合には、記録ヘッド3の全ノズル3a…からインクを空噴出(フラッシュ処理)するものである。
【0029】
上述の如く、記録ヘッド3の各ノズル3a…のフラッシュ処理が終了すると、マイクロコンピュータ30は、再び、印刷用紙Pに対する印字を再開する。すなわち、キャリッジ7を主走査方向に移動させながら、所定のタイミングでプリントバッファ31Aから読出した印字データ48aをヘッドドライバ33に転送するとともに、基準タイミング信号a,bを同時に出力して、所定の駆動電圧を対応する各ノズル3a…に印加することで、記録ヘッド3による印刷用紙Pへの印字を実行する。この後、記録ヘッド3の主走査と、印刷用紙Pの副走査とが繰返されて、印字データ48aに基づく所定回数分の印字が行なわれるか、あるいは所定時間が経過すると、再び、上記に示した如く、各ノズル3a…のフラッシュ処理が行われる。
【0030】
なお、本実施形態では、基準タイミング信号(印字の基準となるクロック信号)を2つの基準タイミング信号a,bに分割することにより、全てハイレベルのフラッシュ処理信号49aをヘッドドライバ33に転送した状態で、基準タイミング信号a,bを異なるタイミングで交互に出力させることによって、偶数番目と奇数番目のノズル毎に異なるタイミングでインクを空噴出(フラッシュ処理)させるようにしたものであるが、これに限定されるものでなく、1つの共通した基準タイミング信号によっても実施可能である。
例えば、先ず、「0,1,0,1・・・」のフラッシュ処理信号49aをヘッドドライバ33に供給して、偶数番目のノズルに対応するアンド回路45に対してのみハイレベルのフラッシュ処理信号49aが出力されるようにした状態で、全てのアンド回路45に対して1つの共通した基準タイミング信号を与え、これによって、偶数番目のノズルに対応するアンド回路45からのみ、対応するドライバ46に対してハイレベルの駆動信号が出力されるようにする。次に、「1,0,1,0・・・」のフラッシュ処理信号49aをヘッドドライバ33に供給して、奇数番目のノズルに対応するアンド回路45に対してのみハイレベルのフラッシュ処理信号49aが出力されるようにした状態で、全てのアンド回路45に対して1つの共通した基準タイミング信号を与え、これによって、奇数番目のノズルに対応するアンド回路45からのみ、対応するドライバ46に対してハイレベルの駆動信号が出力されるようにする。こうした構成によっても、上記実施形態と同様の作用効果を奏し得る。
また、インク温度が所定温度より高い場合には、全てハイレベルのフラッシュ処理信号49a、すなわち、「1,1,1,1・・・」のフラッシュ処理信号49aをヘッドドライバ33に供給して、全てのアンド回路45に対してハイレベルのフラッシュ処理信号49aが出力されるようにした状態で、1つの共通した基準タイミング信号を与え、これによって、全てのノズルからインクを空噴出(フラッシュ処理)させることができる。もちろん、通常の印字動作時においては、所定のタイミングで印字データ48aをヘッドドライバ33に転送するとともに、1つの共通した基準タイミング信号を全てのアンド回路45に対して出力することにより、印字動作を実行することができる。
【0031】
本実施形態のインクジェット記録装置1では、各インク収容器8A〜8Dからコネクタ24A〜24Dを介して各別にインクが供給される各記録ヘッド3の多数のノズル3a…のうち偶数番目と、奇数番目とに区分された各ノズル3a…毎に、交互に異なるタイミングで、それぞれの区分に属する各ノズル3a…からインクを空噴出(フラッシュ処理)させるようにしたものであるため、それぞれの記録ヘッド3における各ノズル3a…は、副走査方向に相互に隣接するノズル3a…のインク噴出による影響を低減しつつ、確実にインクを空噴出(フラッシュ処理)することができるが、これに限定されるものでなく、例えば、図5に示すように、各インク収容器8A〜8Dから各別にインクが供給される各記録ヘッド3の多数のノズル3a…を、上下等分に区分して、これら上下に区分された各ノズル3a…(図5の黒丸と白丸の各ノズル3a…)を、交互に異なるタイミグンでインクを空噴出(フラッシュ処理)されるようにしたものであってもよい。
また、本実施形態のインクジェット記録装置1では、インク温度が所定の温度より高い場合は、多数のノズル3a…から同時にインクを空噴出(フラッシュ処理)させるとともに、所定の温度以下の場合は、多数のノズル3a…を偶数番目と奇数番目の2つのグループに区分して、その区分されたノズル毎に異なるタイミングでインクを空噴出(フラッシュ処理)させるようにしたものであるが、これに限定されるものでなく、例えば、更にインク温度が低下して、インクの粘度が上昇した場合には、偶数番目と奇数番目に区分したノズル3a…を、さらに2分割して計4つのグループに区分し、その4つの区分毎に相互に異なるタイミングで、即ち、計4回のタイミングで全部のノズル3a…のフラッシュ処理が終了するようにしてもよい。
【0032】
また、本実施形態のインクジェット記録装置1では、インク温度検出センサ57で検出されるヘッドユニット21の温度から間接的に検出されるインクの温度に基づいて、各インク収容器8A〜8Dに対応する各記録ヘッド3のそれぞれにおいて区分された各ノズル3a…毎に、相互に異なるタイミングでインクを空噴出(フラッシュ処理)させ、又は全てのノズル3a…から一斉にインクを空噴出(フラッシュ処理)させるようなものを示したが、これに限定されるものでなく、例えば、インク温度検出センサ57を用いることなく、単に、それぞれの記録ヘッド3において区分された各ノズル3a…毎に、相互に異なるタイミングでインクを空噴出(フラッシュ処理)させるようにしたものであってもよい。各記録ヘッド3(3A〜3D)の相互間においては、それぞれ独立したインク収容器8A〜8Dからインクが供給されるものであるから、同時であっても、あるいは異なるタイミングのいずれであっても良い。
【0033】
【発明の効果】
このように、本発明の請求項1に記載のインクジェット記録装置は、複数のノズルを備えた記録ヘッドに共通のインク供給手段からインクを供給して、これらノズルからインクを選択的に噴出させることにより記録を行うとともに、各ノズルの目詰まりを防止するためにフラッシュ処理を実施可能なインクジェット記録装置において、共通のインク供給手段からインクが供給されるノズルを複数に区分し、これら区分されたノズル毎に異なるタイミングでインクを噴出させるフラッシュ処理手段と、上記記録ヘッドのノズルに供給されるインクの温度を直接乃至は間接的に検知する温度検知手段とを有し、上記フラッシュ処理手段は、全ノズルから同時にインクが噴出されてもそれら各ノズルに共通のインク供給手段から所定量のインクが供給される温度域においては、全ノズルから同時にインクを噴出させるものである。
これにより、各区分されたノズル毎に異なるタイミングで、インクを空噴出させているので、一回のフラッシュ処理で噴出するインク量を少なくして、共通のインク供給手段から各ノズルに供給されるインクの供給不足、特に温度低下時の流動性低下に起因するインクの供給不足を防止できる。
この結果、確実に、各ノズルに対してフラッシュ処理を行ない、各ノズルの目詰まりを防止することができるので、各ノズルから噴出されるインク量を安定させて、記録の不具合を確実に解消することが可能となる。さらに、共通のインク供給手段から所定量のインク供給が可能な温度の時、即ちインクの粘度が比較的低い時には、全ノズルから同時にインクを噴出させて、各ノズルに対してフラッシュ処理を迅速に行うことができ、また、インクの粘度が上昇している温度の時には、区分されたノズル毎に異なるタイミンングでインクを噴出させて、各ノズルに対してフラッシュ処理を確実に行うことができる。この結 果、インクの粘度が低下している場合か否かに応じて、各ノズルに対するフラッシュ処理を効率的に行うことが可能となる。
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
請求項2に記載のインクジェット記録装置は、複数のノズルを備えた記録ヘッドに共通のインク供給手段からインクを供給して、これらノズルからインクを選択的に噴出させることにより記録を行うとともに、各ノズルの目詰まりを防止するためにフラッシュ処理を実施可能なインクジェット記録装置において、共通のインク供給手段からインクが供給されるノズルを複数に区分し、これら区分されたノズル毎に異なるタイミングでインクを噴出させるフラッシュ処理手段と、上記記録ヘッドのノズルに供給されるインクの温度を直接乃至は間接的に検知する温度検知手段とを有し、上記フラッシュ処理手段は、上記インク温度を基にしたノズル数に区分して、その区分されたノズル毎に異なるタイミングでインクを噴射させるものである。
これにより、インクの温度特性、例えば、インクの粘度の変化に応じて、ノズルからインクを効率的に空噴出(フラッシュ処理)することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のインクジェット記録装置を構成するブロック図である。
【図2】 本発明のインクジェット記録装置を構成する記録ヘッドとインク供給手段を模式的に示す斜視図である。
【図3】 本発明のインクジェット記録装置におけるヘッドドライバの構成を示す回路図である。
【図4】 本発明のインクジェット記録装置におけるフラッシュ処理の実施手順を示すフローチャートである。
【図5】 本発明のインクジェット記録装置の変形例を示すものである。
【図6】 インクジェット記録装置の概略的構成を示す斜視図である。
【図7】 インク供給手段としてのインク収容器等を示す斜視図である。
【図8】 インク供給手段としてのインク収容器等を示す断面図である。
【符号の説明】
1 インクジェット記録装置
3A〜3D 記録ヘッド
8A〜8D インク収容器(インク供給手段)
24A〜24D コネクタ(インク供給手段)
30 マイクロコンピュータ(フラッシュ処理手段)
33 ヘッドドライバ
57 インク温度検出センサ(温度検知手段)
Claims (2)
- 複数のノズルを備えた記録ヘッドに共通のインク供給手段からインクを供給して、これらノズルからインクを選択的に噴出させることにより記録を行うとともに、各ノズルの目詰まりを防止するためにフラッシュ処理を実施可能なインクジェット記録装置において、
共通のインク供給手段からインクが供給されるノズルを複数に区分し、これら区分されたノズル毎に異なるタイミングでインクを噴出させるフラッシュ処理手段と、
上記記録ヘッドのノズルに供給されるインクの温度を直接乃至は間接的に検知する温度検知手段とを有し、
上記フラッシュ処理手段は、全ノズルから同時にインクが噴出されてもそれら各ノズルに共通のインク供給手段から所定量のインクが供給される温度域においては、全ノズルから同時にインクを噴出させることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 複数のノズルを備えた記録ヘッドに共通のインク供給手段からインクを供給して、これらノズルからインクを選択的に噴出させることにより記録を行うとともに、各ノズルの目詰まりを防止するためにフラッシュ処理を実施可能なインクジェット記録装置において、
共通のインク供給手段からインクが供給されるノズルを複数に区分し、これら区分されたノズル毎に異なるタイミングでインクを噴出させるフラッシュ処理手段と、
上記記録ヘッドのノズルに供給されるインクの温度を直接乃至は間接的に検知する温度検知手段とを有し、
上記フラッシュ処理手段は、上記インク温度を基にしたノズル数に区分して、その区分されたノズル毎に異なるタイミングでインクを噴射させることを特徴とするインクジェット記録装置。
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