JP3635002B2 - Filler for separation of optical isomers for liquid chromatography - Google Patents
Filler for separation of optical isomers for liquid chromatography Download PDFInfo
- Publication number
- JP3635002B2 JP3635002B2 JP2000116437A JP2000116437A JP3635002B2 JP 3635002 B2 JP3635002 B2 JP 3635002B2 JP 2000116437 A JP2000116437 A JP 2000116437A JP 2000116437 A JP2000116437 A JP 2000116437A JP 3635002 B2 JP3635002 B2 JP 3635002B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- column
- liquid chromatography
- separation
- packing material
- optical isomers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光学異性体の分離、特に液体クロマトグラフィー法による光学異性体の分離に用いられる充填剤及びカラムに関するものであり、特に医薬品、食品、農薬、香料等の分析において、幅広いキラル化合物を、高い分離係数をもって光学分割する光学異性体分析技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
有機化合物には物理的、化学的性質、例えば沸点、融点、溶解度といった物性が全く同一であるが、生理活性に差がみられる光学異性体が多く存在する。生体はL−アミノ酸からなるタンパク質で構成されており、これらタンパク質が構築する高次の不斉空間による有機化合物の認識の差が生理活性の差として発現する。医薬品の場合では生体内の特定の受容体との結合のし易さによる薬理活性の違いがよく研究されており、光学異性体の間で薬効、毒性の点で顕著な差が見られるケースが良く知られている。このため厚生省は医薬品製造指針においては「当該薬物がラセミ体である場合には、それぞれの異性体について、吸収、分布、代謝、排泄動態を検討しておくことが望ましい」と記載している。
【0003】
先に述べたように光学異性体の物理的、化学的性質、例えば沸点、融点、溶解度といった物性は全く同一であるために、通常の分離手段では分析が行えないため、幅広い種類の光学異性体を簡便に、かつ精度良く分析する技術の研究が精力的に行われた。そしてこれら要求に応える分析手法として高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)による光学分割法、特にHPLC用キラルカラムによる光学分割方法が進歩した。ここで言うキラルカラムとは不斉識別剤そのもの、あるいは不斉識別剤を適当な担体上に担持させたキラル固定相が使用されている。例えば光学活性ポリメタクリル酸トリフェニルメチル(特開昭57−150432号公報参照)、セルロースあるいはアミロース誘導体(Y.Okamoto, M.Kawashima and k.Hatada, J.Am.Chem.Soc., 106, 5337, 1984)、タンパクであるオボムコイド(特開昭63−307829号公報)等が開発されている。
【0004】
これら多くのHPLC用キラル固定相の中でも、セルロースあるいはアミロース誘導体をシリカゲル上に担持させた光学分割用カラムは、極めて幅広い化合物に対し、高い不斉識別能を有することが知られており、さらに近年では、こういったHPLC用キラル固定相と疑似移動床法を組み合わせた工業規模での光学活性体液体クロマト法分取の検討が進められている(Phram Tech Japan, vol.12, 43(1996))。
【0005】
こういった背景のもと、クロマト分取生産性を向上させるために、目的化合物に対して、切れの良い分離を与えるキラル固定相がますます求められており、高いクロマト効率を得る工夫が種々に凝らされている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、多糖誘導体を不斉識別剤とした光学異性体分離用充填剤に関して鋭意研究を行った結果、本発明に達した。
【0007】
即ち本発明は、シリカゲルに多糖誘導体が塗布により担持された液体クロマトグラフィー用光学異性体分離用充填剤において、
前記充填剤中の多糖誘導体の担持量が30〜35重量%であり、
前記充填剤をスラリー充填法によりカラム管に充填した液体クロマトグラフィー用光学異性体分離用カラムを用い、下記条件の液体クロマトグラフィー法によりTSの溶出時間〔 t(TS) ( min. )〕を測定し、下記式(I)から算出されるTS係数が0.696から0.926の範囲であることを特徴とする液体クロマトグラフィー用光学異性体分離用充填剤、並びにこれを充填したカラムを提供するものである。
<液体クロマトグラフィーの分析条件>
移動相:n−ヘキサン/2−プロパノール=9/1( v/v )
流速:1.0 ml / min
温度:25℃
検出:210 nm
打込みTS濃度:5.0 mg / ml (移動相)
TS打込み量:10μL
【0008】
[式中、Vc(cm3):カラム体積
FR(ml/min.):流速
t(TS)(min.):Tetrakis(trimethylsilyl)silane(=TS)の溶出時間
t(blank)(min.):カラムを接続しない状態でのTSの溶出時間を示す。]
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0010】
本発明に用いられる多糖誘導体は、多糖と、その水酸基と反応しうる官能基を有する化合物とを反応させることにより得られる。
【0011】
本発明に用いられる多糖としては合成多糖、天然多糖及び天然物変成多糖のいずれかを問わず、光学活性であればいかなるものでもよいが、好ましくは結合様式の規則性の高いものが望ましい。例示すればβ−1,4−グルカン(セルロース)、α−1,4−グルカン(アミロース、アミロペクチン)、α−1,6−グルカン(デキストラン)、β−1,6−グルカン(ブスツラン)、β−1,3−グルカン(例えばカードラン、シゾフィラン等)、α−1,3−グルカン、β−1,2−グルカン(Crown Gall多糖)、β−1,4−ガラクタン、β−1,4−マンナン、α−1,6−マンナン、β−1,2−フラクタン(イヌリン)、β−2,6−フラクタン(レバン)、β−1,4−キシラン、β−1,3−キシラン、β−1,4−キトサン、α−1,4−N−アセチルキトサン(キチン)、プルラン、アガロース、アルギン酸等であり、アミロースを含有する澱粉も含まれる。これらの中では、高純度の多糖を容易に入手できるセルロース、アミロース、β−1,4−キシラン、β−1,4−キトサン、キチン、β−1,4−マンナン、イヌリン、カードラン等が好ましく、特にセルロース、アミロースが好ましい。
【0012】
これら多糖の数平均重合度(1分子中に含まれるピラノースあるいはフラノース環の平均数)は5以上、好ましくは10以上であり、特に上限はないが、1000以下であることが取り扱いの容易さの点で望ましい。
【0013】
また水酸基と反応しうる官能基を有する化合物としてはイソシアン酸誘導体、カルボン酸、エステル、酸ハロゲン化物、酸アミド化合物、ハロゲン化合物、アルデヒド、アルコールあるいはその他脱離基を有する化合物であればいかなるものでもよく、これらの脂肪族、脂環族、芳香族、ヘテロ芳香族化合物を用いることができる。本発明に用いられる多糖誘導体として特に好ましいのは、1グルコースユニットあたり0.1個以上のウレタン結合又はエステル結合を有する多糖のカルバメート誘導体あるいはエステル誘導体である。
【0014】
本発明の多糖誘導体担持充填剤とは、担体上に塗布させた多糖誘導体を原料に用い、担体と塗布された多糖誘導体間の化学結合、担体上の多糖誘導体同士の化学結合、第三成分を使用した化学結合、担体上の多糖誘導体への光照射、γ線などの放射線照射、マイクロ波などの電磁波照射などによって引き起こされる反応、ラジカル開始剤などを用いるラジカル反応などによって、さらなる化学結合を形成せしめることで、より強固な固定化を施された充填剤も含まれる。さらに担体上に塗布させた多糖誘導体を用いず、直接に多糖、もしくは多糖誘導体とシリカゲルなどの担体を化学結合させる方法で作製される多糖誘導体担持充填剤も含まれる。また、多糖誘導体担持充填剤を主たる構成要素とする光学異性体分離用充填剤とは、上述の多糖誘導体担持充填剤と他種の光学異性体分離用充填剤もしくは例えばオクタデシル表面処理されたシリカゲルなどの光学異性体分離用でない充填剤との混合物を言う。
【0015】
本発明に用いられる担体としては、多孔質有機担体又は多孔質無機担体が挙げられ、好ましくは多孔質無機担体である。多孔質有機担体として適当なものは、ポリスチレン、ポリアクリルアミド、ポリアクリレート等からなる高分子物質であり、多孔質無機担体として適当なものは、シリカ、アルミナ、マグネシア、ガラス、カオリン、酸化チタン、ケイ酸塩、ヒドロキシアパタイトなどである。特に好ましい担体はシリカゲルであり、シリカゲルの粒径は0.1μm〜10mm、好ましくは1μm〜300μmであり、平均孔径は10Å〜100μm、好ましくは50Å〜50000Åである。表面は残存シラノールの影響を排除するために表面処理が施されていることが望ましいが、全く表面処理が施されていなくても問題ない。
【0016】
本発明においてTS係数算出にあたっては、カラムを液体クロマトグラフ装置に接続した状態と接続しない状態におけるテトラキス(トリメチルシリル)シラン(以下TSという)の溶出時間を測定し、得られた溶出時間を用い、上記式(I)で定義されるTS係数を算出する。この測定の際に用いられる分析装置はHPLC装置であり、使用される検出器としてはTSの溶出が確認できるRI検出器、UV検出器などがあるが、特にはUV検出器を用い波長210nmで検出することが好ましい。
【0017】
分析条件としては順相条件、すなわち疎水性溶剤を主たる構成要素とする移動相条件にて実施する。具体的にはn−ヘキサン/2−プロパノール=9/1(v/v)の組成比の移動相である。また分析温度は室温(25℃)であり、流速はカラム体積Vc(cm3)の4分の1〜9分の1、特に4.15分の1、すなわち[Vc×(1/4.15)]ml/min.が好ましい。さらにTSの打込み量は、移動相にTSを5.0mg/ml濃度で溶解させたTS溶液をカラム体積の300分の1〜600分の1の体積量、特に415分の1の体積量、すなわち[Vc×(1/415)]ml打込むことが望ましい。
【0018】
本発明においては、上記のようにして算出されたTS係数が0.25から1.0の範囲であることが必要であり、この範囲をはずれると良好な分離性能を得ることができない。
【0019】
本発明の充填剤は、ガスクロマトグラフィー、液体クロマトグラフィー、超臨界クロマトグラフィー、薄層クロマトグラフィー、キャピラリー電気泳動などのクロマトグラフィー法及び膜分離による光学異性体分離に用いるのが一般的であるが、特に液体クロマトグラフィー法に応用するのが好ましい。
【0020】
更に本発明の充填剤は、主として光学純度測定を目的に使用される液体クロマトグラフィーの分析用カラム、数mg〜数kgの光学活性体取得を目的とする単カラム方式の液体クロマトグラフィーの分取用カラム、擬似移動床方式に代表される連続式液体クロマトグラフィーの分取用カラム等に好ましく使用される。
【0021】
【実施例】
以下、本発明を実施例によって詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0022】
参考例1
TS係数=0.527のアミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)担持光学異性体分離用充填剤の作製方法
(1) シリカゲル表面処理
多孔質シリカゲル(粒径20μm、平均細孔径1300Å)を公知の方法により、3−アミノプロピルトリエトキシシランと反応させることによりアミノプロピルシラン処理(APS処理)を施した。得られたAPS処理シリカゲルを3,5−ジメチルフェニルイソシアネートと反応することで、カルバモイル表面処理が施されたシリカゲルを得た。
【0023】
(2) アミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)の合成
窒素雰囲気下、アミロース10.0gを乾燥ピリジン360ml中、3,5−ジメチルフェニルイソシアネート82.2g(3当量)とピリジン還流温度下、60時間加熱攪拌を行った後、メタノール6.0Lに注ぎ込んだ。析出した固体はグラスフィルターで濾取し、メタノールで数回の洗浄後、真空乾燥(80℃、5時間)を行った。その結果、若干黄色がかった白色固体35.3g(95%)が得られた。
【0024】
(3) アミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)のシリカゲルへの担持
上記(2)で得たアミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)10gを酢酸エチル100mlに溶解させ、このポリマードープの半量を均一に(1)のシリカゲル40gに塗布した。塗布後、酢酸エチルを50℃、120Torrの条件で20分間の減圧乾燥を行い、さらに残り半量を同様に均一塗布後、先と同じ条件(50℃、120Torr)で20分間の減圧乾燥を行うことで、目的のアミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)担持型充填剤を得た。
【0025】
(4) 作製充填剤からのHPLC用充填カラム作製
(3)で作製したアミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)をシリカゲル上に担持した分離剤を充填剤として用い、長さ25cm、内径0.46cmのステンレス製カラムにスラリー充填法で充填し、光学異性体用分離カラムを作製した。
【0026】
実施例1
TS係数=0.926のアミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)担持光学異性体分離用充填剤の作製方法
(1) シリカゲル表面処理
参考例1の(1)と同じく、多孔質シリカゲル(粒径20μm、平均細孔径1300Å)にカルバモイル表面処理を施した。
【0027】
(2) アミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)の合成
参考例1の(2)と同様の手法により、アミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)を作製した。
【0028】
(3) アミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)のシリカゲルへの担持
上記(2)で得たアミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)52.5gを酢酸エチル489mlに溶解させ、このポリマードープの1/4量を均一に(1)のシリカゲル97.5gに塗布した。塗布後、酢酸エチルを50℃、120Torrの条件で15分間の減圧乾燥を行い、さらに1/4量を同様に均一塗布後、先と同じ条件(50℃、120Torr)で15分間の減圧乾燥を行った。引続き1/4量を均一塗布後、同条件(50℃、120Torr)で45分間の減圧乾燥し、最後に残り1/4量を均一塗布後、同条件(50℃、120Torr)で45分間の減圧乾燥することで、目的のアミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)担持型充填剤を得た。
【0029】
(4) 作製充填剤からのHPLC用充填カラム作製
(3)で作製したアミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)をシリカゲル上に担持した分離剤を充填剤として用い、長さ25cm、内径0.46cmのステンレス製カラムにスラリー充填法で充填し、光学異性体用分離カラムを作製した。
【0030】
参考例2
TS係数=0.286のアミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)担持光学異性体分離用充填剤の作製方法
(1) シリカゲル表面処理
参考例1の(1)と同じく、多孔質シリカゲル(粒径20μm、平均細孔径1300Å)にカルバモイル表面処理を施した。
【0031】
(2) アミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)の合成
参考例1の(2)と同様の手法により、アミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)を作製した。
【0032】
(3) アミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)のシリカゲルへの担持
上記(2)で得たアミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)1.25gを酢酸エチル12.5mlに溶解させ、このポリマードープの全量を均一に(1)のシリカゲル11.25gに塗布した。塗布後、酢酸エチルを50℃、120Torrの条件で15分間の減圧乾燥を行うことで、目的のアミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)担持型充填剤を得た。
【0033】
(4) 作製充填剤からのHPLC用充填カラム作製
(3)で作製したアミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)をシリカゲル上に担持した分離剤を充填剤として用い、長さ25cm、内径0.46cmのステンレス製カラムにスラリー充填法で充填し、光学異性体用分離カラムを作製した。
【0034】
実施例2
TS係数=0.696のアミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)担持光学異性体分離用充填剤の作製方法
(1) シリカゲル表面処理
参考例1の(1)と同じく、多孔質シリカゲル(粒径20μm、平均細孔径1300Å)にカルバモイル表面処理を施した。
【0035】
(2) アミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)の合成
参考例1の(2)と同様の手法により、アミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)を作製した。
【0036】
(3) アミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)のシリカゲルへの担持
上記(2)で得たアミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)50.25gを酢酸エチル437.2mlに溶解させ、このポリマードープの1/3量を均一に(1)のシリカゲル117.25gに塗布した。塗布後、酢酸エチルを50℃、120Torrの条件で15分間の減圧乾燥を行った。引続きポリマードープの1/3量を同様に塗布後、酢酸エチルを同条件にて15分間の減圧乾燥し、残り1/3量を均一塗布後、酢酸エチルを25分間の減圧乾燥により減圧留去を行うことで、目的のアミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)担持型充填剤を得た。
【0037】
(4) 作製充填剤からのHPLC用充填カラム作製
(3)で作製したアミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)をシリカゲル上に担持した分離剤を充填剤として用い、長さ25cm、内径0.46cmのステンレス製カラムにスラリー充填法で充填し、光学異性体用分離カラムを作製した。
【0038】
参考例3
TS係数=0.379のアミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)担持光学異性体分離用充填剤の作製方法
(1) シリカゲル表面処理
参考例1の(1)と同じく、多孔質シリカゲル(粒径20μm、平均細孔径1300Å)にカルバモイル表面処理を施した。
【0039】
(2) アミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)の合成
参考例1の(2)と同様の手法により、アミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)を作製した。
【0040】
(3) アミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)のシリカゲルへの担持
上記(2)で得たアミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)27.0gを酢酸エチル270mlに溶解させ、このポリマードープの1/2量を均一に(1)のシリカゲル153.0gに塗布した。塗布後、酢酸エチルを50℃、120Torrの条件で15分間の減圧乾燥を行った。引続きポリマードープの1/2量を同様に塗布後、酢酸エチルを同条件にて15分間の減圧乾燥、目的のアミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)担持型充填剤を得た。
【0041】
(4) 作製充填剤からのHPLC用充填カラム作製
(3)で作製したアミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)をシリカゲル上に担持した分離剤を充填剤として用い、長さ25cm、内径0.46cmのステンレス製カラムにスラリー充填法で充填し、光学異性体用分離カラムを作製した。
【0042】
比較例1
TS係数=1.050のアミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)担持光学異性体分離用充填剤の作製方法
(1) シリカゲル表面処理
参考例1の(1)と同じく、多孔質シリカゲル(粒径20μm、平均細孔径1300Å)にカルバモイル表面処理を施した。
【0043】
(2) アミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)の合成
参考例1の(2)と同様の手法により、アミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)を作製した。
【0044】
(3) アミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)のシリカゲルへの担持
上記(2)で得たアミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)2.5gを酢酸エチル18.75mlに溶解させ、このポリマードープの1/4量を均一に(1)のシリカゲル3.75gに塗布した。塗布後、酢酸エチルを50℃、120Torrの条件で15分間の減圧乾燥を行った。引続きポリマードープの1/4量を同様に塗布後、酢酸エチルを同条件にて30分間の減圧乾燥を行った。さらに、ポリマードープの1/4量を同様に塗布後、酢酸エチルを同条件にて30分間の減圧乾燥を行い、残り1/4量のポリマードープを同様に塗布後、酢酸エチルを同条件にて60分間の減圧乾燥を行うことで、目的のアミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)担持型充填剤を得た。
【0045】
(4) 作製充填剤からのHPLC用充填カラム作製
(3)で作製したアミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)をシリカゲル上に担持した分離剤を充填剤として用い、長さ25cm、内径0.46cmのステンレス製カラムにスラリー充填法で充填し、光学異性体用分離カラムを作製した。
【0046】
比較例2
TS係数=0.240のアミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)担持光学異性体分離用充填剤の作製方法
(1) シリカゲル表面処理
参考例1の(1)と同じく、多孔質シリカゲル(粒径20μm、平均細孔径1300Å)にカルバモイル表面処理を施した。
【0047】
(2) アミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)の合成
参考例1の(2)と同様の手法により、アミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)を作製した。
【0048】
(3) アミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)のシリカゲルへの担持
上記(2)で得たアミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)125.0gを酢酸エチル1250mlに溶解させ、このポリマードープの全量を均一に(1)のシリカゲル2375.0gに塗布した。塗布後、酢酸エチルを50℃、120Torrの条件で10.5分間の減圧乾燥を行うことで、目的のアミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)担持型充填剤を得た。
【0049】
(4) 作製充填剤からのHPLC用充填カラム作製
(3)で作製したアミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)をシリカゲル上に担持した分離剤を充填剤として用い、長さ25cm、内径0.46cmのステンレス製カラムにスラリー充填法で充填し、光学異性体用分離カラムを作製した。
【0050】
応用例
参考例1〜3、実施例1、2及び比較例1〜2において作製したアミロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)をシリカゲル上に担持した充填剤を充填したHPLC用光学異性体分離用カラムを用い、下記条件の液体クロマトグラフィー法によりTSの溶出時間[t(TS)(min.)]を測定し、下記の計算式によってTS係数を算出した。結果を表1に示す。
<液体クロマトグラフィーの分析条件>
移動相:n−ヘキサン/2−プロパノール=9/1(v/v)
流速:1.0ml/min.
温度:25℃
検出:210nm
打込みTS濃度:5.0mg/ml(移動相)
TS打込み量:10μL
<TS係数計算式>
Vc:0.23×0.23×3.14×25=4.15cm3、FR:1.0ml/min.、t(blank):0.16min.
TS係数=[4.15−[t(TS)−0.16]×1.0]/[t(TS)−0.16]×1.0
さらに参考例1〜3、実施例1、2及び比較例1〜2において作製したHPLC用光学異性体分離用カラムを用い、ラセミ体である下記式で表される化合物1〜4の光学分割を行い、下記式により、各光学活性体の分離の程度を示す指標である分離度Rs値を算出した。その結果も表1に示す。
【0051】
【化1】
【0052】
Rs=2(t1−t2)/(W1+W2)
(ここで、t1,t2は各光学異性体の溶出時間、W1,W2は光学異性体ピークのピーク幅を示す。)
【0053】
【表1】
【0054】
また充填剤のTS係数と化合物1のRs値との関係を図1に、充填剤のTS係数と化合物2〜4のRs値との関係を図2に示した。
【0055】
以上の結果から、TS係数が0.25から1.0の範囲にある充填剤は、光学異性体の分離性能が良好であることがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】充填剤のTS係数と化合物1のRs値との関係を示す図である。
【図2】充填剤のTS係数と化合物2〜4のRs値との関係を示す図である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a packing material and a column used for separation of optical isomers, in particular, separation of optical isomers by liquid chromatography, and particularly for analysis of pharmaceuticals, foods, agricultural chemicals, fragrances, etc. The present invention relates to an optical isomer analysis technique for optical resolution with a high separation factor.
[0002]
[Prior art and problems to be solved by the invention]
Organic compounds have the same physical and chemical properties, such as physical properties such as boiling point, melting point, and solubility, but there are many optical isomers that show differences in physiological activity. Living organisms are composed of proteins composed of L-amino acids, and differences in the recognition of organic compounds by higher-order asymmetric spaces constructed by these proteins are expressed as differences in physiological activity. In the case of pharmaceuticals, differences in pharmacological activity due to the ease of binding to specific receptors in the body are well studied, and there are cases in which significant differences are seen in terms of drug efficacy and toxicity among optical isomers. Well known. For this reason, the Ministry of Health and Welfare states that in the pharmaceutical manufacturing guidelines, if the drug is a racemate, it is desirable to examine the absorption, distribution, metabolism, and excretion kinetics of each isomer.
[0003]
Since the physical and chemical properties of optical isomers, such as boiling point, melting point, and solubility, are completely the same as described above, analysis cannot be performed by ordinary separation means, so a wide variety of optical isomers are available. The research on the technology to analyze the process simply and accurately has been energetically conducted. As an analytical method that meets these requirements, an optical resolution method using high performance liquid chromatography (HPLC), particularly an optical resolution method using a chiral column for HPLC has advanced. The chiral column used here is an asymmetric discriminating agent itself or a chiral stationary phase in which the asymmetric discriminating agent is supported on a suitable carrier. For example, optically active polytriphenylmethyl methacrylate (see JP-A-57-150432), cellulose or amylose derivatives (Y. Okamoto, M. Kawashima and k. Hatada, J. Am. Chem. Soc., 106, 5337). , 1984), ovomucoid (JP-A 63-307829), which is a protein, has been developed.
[0004]
Among these many chiral stationary phases for HPLC, optical resolution columns in which cellulose or amylose derivatives are supported on silica gel are known to have high asymmetric discrimination ability for a wide range of compounds. Are now studying fractionation of optically active liquid chromatography on an industrial scale combining such a chiral stationary phase for HPLC and a simulated moving bed method (Phrum Tech Japan, vol. 12, 43 (1996)). ).
[0005]
Against this background, in order to improve chromatographic preparative productivity, there is an increasing demand for chiral stationary phases that give sharp separations to target compounds, and there are various ways to obtain high chromatographic efficiency. It is obsessed with.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies on the filler for separating optical isomers using a polysaccharide derivative as an asymmetric identifier, the present inventors have reached the present invention.
[0007]
That is, the present invention relates to an optical isomer separation filler for liquid chromatography in which a polysaccharide derivative is supported on silica gel by coating .
The loading amount of the polysaccharide derivative in the filler is 30 to 35% by weight,
Using a column for optical isomer separation for liquid chromatography in which the packing material is packed in a column tube by slurry packing method , elution time of TS [ t (TS) ( min. )] Is measured by liquid chromatography method under the following conditions . Provided is a packing material for separating optical isomers for liquid chromatography, and a column packed with the same, wherein the TS coefficient calculated from the following formula (I) is in the range of 0.696 to 0.926. To do.
<Analytical conditions for liquid chromatography>
Mobile phase: n-hexane / 2-propanol = 9/1 ( v / v )
Flow rate: 1.0 ml / min
Temperature: 25 ° C
Detection: 210 nm
Implanted TS concentration: 5.0 mg / ml (mobile phase)
TS implantation amount: 10 μL
[0008]
[Wherein, Vc (cm 3 ): column volume FR (ml / min.): Flow rate t (TS) (min.): Elution time t (blank) (min.) Of Tetrakis (trimethylsilyl) silane (= TS) : Shows the elution time of TS when no column is connected. ]
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail.
[0010]
The polysaccharide derivative used in the present invention is obtained by reacting a polysaccharide with a compound having a functional group capable of reacting with its hydroxyl group.
[0011]
The polysaccharide used in the present invention may be any optically active regardless of whether it is a synthetic polysaccharide, a natural polysaccharide or a natural product-modified polysaccharide, but preferably has a high regularity of the binding mode. For example, β-1,4-glucan (cellulose), α-1,4-glucan (amylose, amylopectin), α-1,6-glucan (dextran), β-1,6-glucan (bustulan), β -1,3-glucan (eg, curdlan, schizophyllan, etc.), α-1,3-glucan, β-1,2-glucan (Crown Gall polysaccharide), β-1,4-galactan, β-1,4- Mannan, α-1,6-mannan, β-1,2-fructan (inulin), β-2,6-fructan (levan), β-1,4-xylan, β-1,3-xylan, β- 1,4-chitosan, α-1,4-N-acetylchitosan (chitin), pullulan, agarose, alginic acid and the like, and starch containing amylose is also included. Among these, cellulose, amylose, β-1,4-xylan, β-1,4-chitosan, chitin, β-1,4-mannan, inulin, curdlan and the like from which high-purity polysaccharides can be easily obtained. Cellulose and amylose are particularly preferable.
[0012]
The number average degree of polymerization (average number of pyranose or furanose rings contained in one molecule) of these polysaccharides is 5 or more, preferably 10 or more, and there is no particular upper limit, but 1000 or less is the ease of handling. Desirable in terms.
[0013]
The compound having a functional group capable of reacting with a hydroxyl group may be any compound having an isocyanic acid derivative, carboxylic acid, ester, acid halide, acid amide compound, halogen compound, aldehyde, alcohol or other leaving group. Often, these aliphatic, alicyclic, aromatic, and heteroaromatic compounds can be used. Particularly preferred as the polysaccharide derivative used in the present invention is a polysaccharide carbamate derivative or ester derivative having 0.1 or more urethane bonds or ester bonds per glucose unit.
[0014]
The polysaccharide derivative-supporting filler of the present invention uses a polysaccharide derivative coated on a carrier as a raw material, a chemical bond between the carrier and the coated polysaccharide derivative, a chemical bond between the polysaccharide derivatives on the carrier, and a third component. Further chemical bonds are formed by the chemical bonds used, light irradiation of polysaccharide derivatives on the carrier, irradiation of γ-rays, irradiation caused by electromagnetic waves such as microwaves, radical reactions using radical initiators, etc. By including the filler, it is also included a filler that has been more firmly fixed. Furthermore, a polysaccharide derivative-supporting filler prepared by a method in which a polysaccharide or a polysaccharide derivative is directly bonded to a carrier such as silica gel without using a polysaccharide derivative coated on a carrier is also included. The filler for separating optical isomers mainly composed of a polysaccharide derivative-supporting filler is the above-mentioned polysaccharide derivative-supporting filler and another kind of optical isomer separating filler or, for example, octadecyl surface-treated silica gel, etc. A mixture with a filler that is not for optical isomer separation.
[0015]
Examples of the carrier used in the present invention include a porous organic carrier and a porous inorganic carrier, and a porous inorganic carrier is preferable. Suitable materials for the porous organic carrier are polymeric substances composed of polystyrene, polyacrylamide, polyacrylate, etc., and suitable materials for the porous inorganic carrier are silica, alumina, magnesia, glass, kaolin, titanium oxide, silica. Acid salts, hydroxyapatite, and the like. A particularly preferred carrier is silica gel, the particle size of the silica gel is 0.1 μm to 10 mm , preferably 1 μm to 300 μm, and the average pore size is 10 μm to 100 μm, preferably 50 μm to 50000 μm. Although it is desirable that the surface is subjected to a surface treatment in order to eliminate the influence of residual silanol, there is no problem even if the surface treatment is not performed at all.
[0016]
In calculating the TS coefficient in the present invention, the elution time of tetrakis (trimethylsilyl) silane (hereinafter referred to as TS) in a state where the column is connected to the liquid chromatograph apparatus and in a state where the column is not connected is measured, and the obtained elution time is used. The TS coefficient defined by the formula (I) is calculated. The analyzer used for this measurement is an HPLC apparatus, and examples of detectors used include RI detectors and UV detectors that can confirm the elution of TS. Particularly, UV detectors are used at a wavelength of 210 nm. It is preferable to detect.
[0017]
The analysis is carried out under normal phase conditions, that is, mobile phase conditions having a hydrophobic solvent as a main component. Specifically, it is a mobile phase having a composition ratio of n-hexane / 2-propanol = 9/1 (v / v). The analysis temperature is room temperature (25 ° C.), and the flow rate is ¼ to 9 of column volume Vc (cm 3 ), particularly ¼ to 4.15, that is, [Vc × (¼.15). )] Ml / min. Is preferred. Furthermore, the amount of TS to be injected is such that a TS solution in which TS is dissolved in a mobile phase at a concentration of 5.0 mg / ml is 1/300 to 1/600 of the column volume, particularly 1/415 of the volume, That is, it is desirable to implant [Vc × (¼15)] ml.
[0018]
In the present invention, the TS coefficient calculated as described above needs to be in the range of 0.25 to 1.0. If the TS coefficient is out of this range, good separation performance cannot be obtained.
[0019]
The filler of the present invention is generally used for chromatographic methods such as gas chromatography, liquid chromatography, supercritical chromatography, thin layer chromatography, capillary electrophoresis, and optical isomer separation by membrane separation. In particular, it is preferably applied to a liquid chromatography method.
[0020]
Furthermore, the packing material of the present invention is a liquid chromatography analytical column mainly used for the purpose of measuring optical purity, and a single column type liquid chromatography fractionation method for obtaining several mg to several kg of optically active substances. Column, a preparative column for continuous liquid chromatography represented by a simulated moving bed system, and the like.
[0021]
【Example】
EXAMPLES Hereinafter, although an Example demonstrates this invention in detail, this invention is not limited to these Examples.
[0022]
Reference example 1
Method for producing filler for separating optical isomers carrying amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) having TS coefficient = 0.527
(1) Silica gel surface treatment A porous silica gel (particle size 20 μm, average pore size 1300 mm) was subjected to aminopropylsilane treatment (APS treatment) by reacting with 3-aminopropyltriethoxysilane by a known method. The obtained APS-treated silica gel was reacted with 3,5-dimethylphenyl isocyanate to obtain a silica gel that had been subjected to a carbamoyl surface treatment.
[0023]
(2) Synthesis of amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) Under a nitrogen atmosphere, 10.0 g of amylose was added to 82.2 g (3 equivalents) of 3,5-dimethylphenyl isocyanate in 360 ml of dry pyridine at a pyridine reflux temperature. After stirring for 60 hours, the mixture was poured into 6.0 L of methanol. The precipitated solid was collected by filtration with a glass filter, washed several times with methanol, and then vacuum dried (80 ° C., 5 hours). As a result, 35.3 g (95%) of a slightly yellowish white solid was obtained.
[0024]
(3) Supporting amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) on silica gel 10 g of amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate ) obtained in the above (2) was dissolved in 100 ml of ethyl acetate. Half of the amount was uniformly applied to 40 g of silica gel (1) . After coating, perform ethyl acetate in vacuum drying for 20 minutes under the conditions of 50 ° C and 120 Torr, and apply the remaining half in the same manner, and then perform vacuum drying for 20 minutes under the same conditions (50 ° C, 120 Torr). Thus, the intended amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) -supporting filler was obtained.
[0025]
(4) Preparation of packed column for HPLC from prepared packing material
Using a separation agent prepared by supporting the amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate ) prepared in (3) on silica gel as a packing material, a stainless steel column having a length of 25 cm and an inner diameter of 0.46 cm is packed by a slurry packing method. A separation column for optical isomers was prepared.
[0026]
Example 1
Method for producing filler for separating isomers carrying amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) having TS coefficient = 0.926
(1) Silica gel surface treatment
As in (1) of Reference Example 1, porous silica gel (particle diameter 20 μm, average pore diameter 1300 mm) was subjected to carbamoyl surface treatment.
[0027]
(2) Synthesis of amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate)
Amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) was prepared in the same manner as in Reference Example 1 (2) .
[0028]
(3) Supporting amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) on silica gel 52.5 g of amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate ) obtained in (2) above was dissolved in 489 ml of ethyl acetate, and this polymer was dissolved. A quarter amount of the dope was uniformly applied to 97.5 g of silica gel (1) . After coating, ethyl acetate is dried under reduced pressure for 15 minutes under the conditions of 50 ° C. and 120 Torr. Further, 1/4 amount is similarly applied uniformly, and then dried under reduced pressure for 15 minutes under the same conditions (50 ° C., 120 Torr). went. Subsequently, after applying 1/4 amount uniformly, drying under reduced pressure for 45 minutes under the same conditions (50 ° C., 120 Torr). Finally, after applying the remaining 1/4 amount uniformly, for 45 minutes under the same conditions (50 ° C., 120 Torr). By drying under reduced pressure, the intended amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) -carrying filler was obtained.
[0029]
(4) Preparation of packed column for HPLC from prepared packing material
Using a separation agent prepared by supporting the amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate ) prepared in (3) on silica gel as a packing material, a stainless steel column having a length of 25 cm and an inner diameter of 0.46 cm is packed by a slurry packing method. A separation column for optical isomers was prepared.
[0030]
Reference example 2
Method for producing amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) -carrying filler for separation of optical isomers with TS coefficient = 0.286
(1) Silica gel surface treatment
As in (1) of Reference Example 1, porous silica gel (particle diameter 20 μm, average pore diameter 1300 mm) was subjected to carbamoyl surface treatment.
[0031]
(2) Synthesis of amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate)
Amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) was prepared in the same manner as in Reference Example 1 (2) .
[0032]
(3) Loading amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) on silica gel 1.25 g of amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate ) obtained in (2) above was dissolved in 12.5 ml of ethyl acetate, The total amount of this polymer dope was uniformly applied to 11.25 g of silica gel (1) . After coating, ethyl acetate was dried under reduced pressure for 15 minutes under the conditions of 50 ° C. and 120 Torr to obtain the target amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) -supporting filler.
[0033]
(4) Preparation of packed column for HPLC from prepared packing material
Using a separation agent prepared by supporting the amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate ) prepared in (3) on silica gel as a packing material, a stainless steel column having a length of 25 cm and an inner diameter of 0.46 cm is packed by a slurry packing method. A separation column for optical isomers was prepared.
[0034]
Example 2
Method for producing amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) -carrying filler for separation of optical isomers with TS coefficient = 0.696
(1) Silica gel surface treatment
As in (1) of Reference Example 1, porous silica gel (particle diameter 20 μm, average pore diameter 1300 mm) was subjected to carbamoyl surface treatment.
[0035]
(2) Synthesis of amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate)
Amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) was prepared in the same manner as in Reference Example 1 (2) .
[0036]
(3) Loading amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) on silica gel 50.25 g of amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate ) obtained in (2) above was dissolved in 437.2 ml of ethyl acetate, 1/3 of this polymer dope was uniformly applied to 117.25 g of silica gel (1) . After coating, ethyl acetate was dried under reduced pressure for 15 minutes at 50 ° C. and 120 Torr. Subsequently, after applying 1/3 amount of polymer dope in the same manner, ethyl acetate was dried under reduced pressure for 15 minutes under the same conditions, and after the remaining 1/3 amount was uniformly applied, ethyl acetate was removed under reduced pressure by drying under reduced pressure for 25 minutes. The target amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) -supporting filler was obtained.
[0037]
(4) Preparation of packed column for HPLC from prepared packing material
Using a separation agent prepared by supporting the amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate ) prepared in (3) on silica gel as a packing material, a stainless steel column having a length of 25 cm and an inner diameter of 0.46 cm is packed by a slurry packing method. A separation column for optical isomers was prepared.
[0038]
Reference example 3
Method for producing amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) -carrying filler for separation of optical isomers with TS coefficient = 0.379
(1) Silica gel surface treatment
As in (1) of Reference Example 1, porous silica gel (particle diameter 20 μm, average pore diameter 1300 mm) was subjected to carbamoyl surface treatment.
[0039]
(2) Synthesis of amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate)
Amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) was prepared in the same manner as in Reference Example 1 (2) .
[0040]
(3) Support of amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) on silica gel 27.0 g of amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate ) obtained in (2) above was dissolved in 270 ml of ethyl acetate, and this polymer was dissolved. A half amount of the dope was uniformly applied to 153.0 g of silica gel (1) . After coating, ethyl acetate was dried under reduced pressure for 15 minutes at 50 ° C. and 120 Torr. Subsequently, 1/2 amount of the polymer dope was applied in the same manner, and then dried under reduced pressure for 15 minutes under the same conditions to obtain the target amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) -supporting filler.
[0041]
(4) Preparation of packed column for HPLC from prepared packing material
Using a separation agent prepared by supporting the amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate ) prepared in (3) on silica gel as a packing material, a stainless steel column having a length of 25 cm and an inner diameter of 0.46 cm is packed by a slurry packing method. A separation column for optical isomers was prepared.
[0042]
Comparative Example 1
Method for producing amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) -carrying filler for separation of optical isomers with TS coefficient = 1.050
(1) Silica gel surface treatment
As in (1) of Reference Example 1, porous silica gel (particle diameter 20 μm, average pore diameter 1300 mm) was subjected to carbamoyl surface treatment.
[0043]
(2) Synthesis of amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate)
Amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) was prepared in the same manner as in Reference Example 1 (2) .
[0044]
(3) Loading amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) on silica gel 2.5 g of amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate ) obtained in (2) above was dissolved in 18.75 ml of ethyl acetate. A quarter amount of this polymer dope was uniformly applied to 3.75 g of silica gel (1) . After coating, ethyl acetate was dried under reduced pressure for 15 minutes at 50 ° C. and 120 Torr. Subsequently, a quarter amount of the polymer dope was applied in the same manner, and then ethyl acetate was dried under reduced pressure for 30 minutes under the same conditions. Furthermore, after applying 1/4 amount of polymer dope in the same manner, ethyl acetate was dried under reduced pressure for 30 minutes under the same conditions, and after applying the remaining 1/4 amount of polymer dope in the same manner, ethyl acetate was adjusted under the same conditions. The desired amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) -supporting filler was obtained by drying under reduced pressure for 60 minutes.
[0045]
(4) Preparation of packed column for HPLC from prepared packing material
Using a separation agent prepared by supporting the amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate ) prepared in (3) on silica gel as a packing material, a stainless steel column having a length of 25 cm and an inner diameter of 0.46 cm is packed by a slurry packing method. A separation column for optical isomers was prepared.
[0046]
Comparative Example 2
Method for producing amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) -carrying filler for separation of optical isomers with TS coefficient = 0.240
(1) Silica gel surface treatment
As in (1) of Reference Example 1, porous silica gel (particle diameter 20 μm, average pore diameter 1300 mm) was subjected to carbamoyl surface treatment.
[0047]
(2) Synthesis of amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate)
Amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) was prepared in the same manner as in Reference Example 1 (2) .
[0048]
(3) Loading amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) on silica gel 125.0 g of amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate ) obtained in (2) above was dissolved in 1250 ml of ethyl acetate, and this polymer The entire amount of the dope was uniformly applied to 2375.0 g of silica gel (1) . After coating, ethyl acetate was dried under reduced pressure for 10.5 minutes under conditions of 50 ° C. and 120 Torr to obtain the target amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) -supporting filler.
[0049]
(4) Preparation of packed column for HPLC from prepared packing material
Using a separation agent prepared by supporting the amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate ) prepared in (3) on silica gel as a packing material, a stainless steel column having a length of 25 cm and an inner diameter of 0.46 cm is packed by a slurry packing method. A separation column for optical isomers was prepared.
[0050]
Application examples
Column for separation of optical isomers for HPLC packed with a filler in which amylose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) prepared in Reference Examples 1 to 3, Examples 1 and 2 and Comparative Examples 1 and 2 is supported on silica gel. The elution time [t (TS) (min.)] Of TS was measured by the liquid chromatography method under the following conditions, and the TS coefficient was calculated by the following formula. The results are shown in Table 1.
<Analytical conditions for liquid chromatography>
Mobile phase: n-hexane / 2-propanol = 9/1 (v / v)
Flow rate: 1.0 ml / min.
Temperature: 25 ° C
Detection: 210nm
Implanted TS concentration: 5.0 mg / ml (mobile phase)
TS implantation amount: 10 μL
<TS coefficient calculation formula>
Vc: 0.23 × 0.23 × 3.14 × 25 = 4.15 cm 3 , FR: 1.0 ml / min., T (blank): 0.16 min.
TS coefficient = [4.15− [t (TS) −0.16] × 1.0] / [t (TS) −0.16] × 1.0
Furthermore, using the HPLC optical isomer separation columns prepared in Reference Examples 1 to 3, Examples 1 and 2 and Comparative Examples 1 to 2, optical resolution of
[0051]
[Chemical 1]
[0052]
Rs = 2 (t1-t2) / (W1 + W2)
(Here, t1 and t2 represent the elution time of each optical isomer, and W1 and W2 represent the peak width of the optical isomer peak.)
[0053]
[Table 1]
[0054]
The relationship between the TS coefficient of the filler and the Rs value of
[0055]
From the above results, it can be seen that the filler having a TS coefficient in the range of 0.25 to 1.0 has good separation performance of optical isomers.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a graph showing the relationship between the TS coefficient of a filler and the Rs value of
FIG. 2 is a graph showing the relationship between the TS coefficient of a filler and the Rs values of
Claims (10)
前記充填剤中の多糖誘導体の担持量が30〜35重量%であり、
前記充填剤をスラリー充填法によりカラム管に充填した液体クロマトグラフィー用光学異性体分離用カラムを用い、下記条件の液体クロマトグラフィー法によりTSの溶出時間〔t(TS)(min.)〕を測定し、下記式(I)から算出されるTS係数が0.696から0.926の範囲であることを特徴とする液体クロマトグラフィー用光学異性体分離用充填剤。
<液体クロマトグラフィーの分析条件>
移動相:n−ヘキサン/2−プロパノール=9/1(v/v)
流速:1.0ml/min
温度:25℃
検出:210nm
打込みTS濃度:5.0mg/ml(移動相)
TS打込み量:10μL
TS係数=[Vc−[t(TS)−t(blank)]×FR]/[t(TS)−t(blank)]×FR (I)
[式中、Vc(cm3):カラム体積
FR(ml/min.):流速
t(TS)(min.):Tetrakis(trimethylsilyl)silane(=TS)の溶出時間
t(blank)(min.):カラムを接続しない状態でのTSの溶出時間を示す。]In a packing material for separating optical isomers for liquid chromatography in which a polysaccharide derivative is supported on silica gel by coating,
The loading amount of the polysaccharide derivative in the filler is 30 to 35% by weight,
Using a column for optical isomer separation for liquid chromatography in which the packing material is packed in a column tube by slurry packing method, elution time [t (TS) (min.)] Of TS is measured by liquid chromatography method under the following conditions And a TS coefficient calculated from the following formula (I) is in the range of 0.696 to 0.926.
<Analytical conditions for liquid chromatography>
Mobile phase: n-hexane / 2-propanol = 9/1 (v / v)
Flow rate: 1.0ml / min
Temperature: 25 ° C
Detection: 210nm
Implanted TS concentration: 5.0 mg / ml (mobile phase)
TS implantation amount: 10 μL
TS coefficient = [Vc− [t (TS) −t (blank)] × FR] / [t (TS) −t (blank)] × FR (I)
[Where Vc (cm 3 ): column volume
FR (ml / min.): Flow rate
t (TS) (min.): Elution time of Tetrakis (trimethylsilyl) silane (= TS)
t (blank) (min.): Shows the elution time of TS without connecting the column. ]
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000116437A JP3635002B2 (en) | 2000-04-18 | 2000-04-18 | Filler for separation of optical isomers for liquid chromatography |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000116437A JP3635002B2 (en) | 2000-04-18 | 2000-04-18 | Filler for separation of optical isomers for liquid chromatography |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003073009A Division JP4430881B2 (en) | 2003-03-18 | 2003-03-18 | Method for producing filler for separation of optical isomers for liquid chromatography |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001296288A JP2001296288A (en) | 2001-10-26 |
JP3635002B2 true JP3635002B2 (en) | 2005-03-30 |
Family
ID=18627904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000116437A Expired - Fee Related JP3635002B2 (en) | 2000-04-18 | 2000-04-18 | Filler for separation of optical isomers for liquid chromatography |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3635002B2 (en) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2834227A1 (en) | 2001-12-27 | 2003-07-04 | Chiralsep Sarl | OPTICALLY ACTIVE SUPPORTING MATERIALS, PROCESS FOR PREPARING THEM AND USES THEREOF |
JP2004003935A (en) * | 2002-04-12 | 2004-01-08 | Daicel Chem Ind Ltd | Filler for optical isomer separation for simulated moving bed chromatography |
JP3866179B2 (en) * | 2002-10-09 | 2007-01-10 | ダイセル化学工業株式会社 | Method for producing filler for optical isomer separation |
JP3963822B2 (en) * | 2002-11-19 | 2007-08-22 | ダイセル化学工業株式会社 | Separating agent for optical isomers |
KR20050097962A (en) * | 2003-02-14 | 2005-10-10 | 각고호우징 게이오기주크 | Medicinal composition |
-
2000
- 2000-04-18 JP JP2000116437A patent/JP3635002B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001296288A (en) | 2001-10-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20070215549A1 (en) | Separating agent for enantiomeric isomers | |
US7306734B2 (en) | Method for separation of enantiomeric isomers by simulated moving bed chromatography | |
JP4294028B2 (en) | Separating agent for optical isomers | |
JP3635002B2 (en) | Filler for separation of optical isomers for liquid chromatography | |
US7740758B2 (en) | Separating agent including polysaccharide derivative having a polycyclic structure | |
JPWO2005085835A1 (en) | Separating agent for optical isomers | |
JP4430881B2 (en) | Method for producing filler for separation of optical isomers for liquid chromatography | |
US6736967B2 (en) | Separating agent for enantiomeric isomers | |
JPWO2002103349A1 (en) | Separating agent for optical isomers | |
EP1405668B1 (en) | Novel separation agent for separating optical isomer and method for preparation thereof | |
JP2001163806A (en) | Optical isomer separation agent | |
JP3746315B2 (en) | Separating agent | |
JP4034123B2 (en) | Separating agent for optical isomers | |
JPWO2004094342A1 (en) | Separating agent for optical isomers | |
JPH11255671A (en) | Chromatographic separation of optical isomer | |
EP1637542A1 (en) | Separatory agent for optical isomer |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040819 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041115 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041227 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080107 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080107 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090107 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100107 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100107 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110107 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120107 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120107 Year of fee payment: 7 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120107 Year of fee payment: 7 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |