JP3634215B2 - 釘打ち機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、釘打ち機に係り、詳しくは多数本の釘が帯状に連結された釘ベルトをコイル状に巻いた状態で収納するマガジンを備えた釘打ち機に関する。
【0002】
【従来の技術】
コイル状に巻かれた釘ベルトを収納するマガジンは、全体形状として略円筒形に形成されている。マガジンは円周方向において分割された構造であり、コイル状に巻いた釘ベルトを収納可能な収納本体と、該マガジン本体に対して一端がヒンジにて回動可能に連結された収納カバーとから構成されている。マガジン内に収納された釘ベルトは、マガジンから釘打ち機本体の釘送り通路を経て引き出されて釘打ち込み部内にセットされ、そして、先頭の釘が打ち込まれる毎に釘打ち込み部へ一定のピッチで送り込まれる構成となっている。
また、マガジンの収納本体内の底面側には、釘先端を受けることによって釘ベルトの釘長さ方向の動きを制限するための釘受けプレートが設けられている。この釘受けプレートはマガジン本体内に収納された釘ベルトの長さに合せてその位置が段階的に調整できるように構成されている。なお、一般には、釘長さに応じて釘受けプレート位置を調整することをマガジンの段切替という。そして、収納本体の内周には、釘受けプレートの段切替のために目盛りによるプレート位置表示を行っている。従って、収納本体内に釘ベルトを収納するに際しては、前記位置表示に基づいて釘の長さに対応するように釘受けプレートの位置調整を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来は収納本体の内周に釘受けプレートの位置を目盛りによって表示しているに過ぎないこと、加えて使用する釘の長さが多種類に及ぶことから、収納する釘の長さを明確に認識していない場合には、釘受けプレートの調整位置を間違えてセットする可能性がある。そして、このような位置調整の誤りは、釘送り不良、部品破損といった問題を誘発するおそれがある。
【0004】
本発明は、上述した従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、収納すべき釘ベルトの釘の長さが不明であっても、マガジン内の釘受けプレートを釘の長さに対応した適正位置に調整することのできる釘打ち機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、本発明に係る釘打ち機は、特許請求の範囲の各請求項に記載の通りの構成を備えた。従って、請求項1に記載の発明によれば、マガジン内に釘ベルトを収納するとともに、該マガジンから引き出された釘ベルトを釘送り通路にセットした状態において、釘送り通路における釘の先端位置に基づいて釘受けプレート位置が適正な位置に在るか否かを確認することができる。従って、釘ベルトの釘の長さが不明であっても、釘受けプレート位置の適否を確認できる。このため、釘受けプレートの位置調整に間違えが生ずる可能性を減少又は皆無とすることができる。
また、釘受けプレートの位置が適正でない場合、収納カバーを一々開けるまでもなく、外側からプレート位置調整機構を操作して釘受けプレートの位置を調整できるため、作業の手間を省くことができる。
【0006】
また、請求項2に記載の発明によれば、マガジンの収納カバーを閉じた状態において、マガジンの外側から釘受けプレートの位置が釘長さに対応した適正位置にセットされているか否かを確認することができる。このため、使用に際して、釘受けプレートの位置を確認することで、釘受けプレートのセット位置不良に起因する弊害を防止できる。
【0008】
また、請求項1に記載の発明によれば、釘受けプレートの位置は、マガジンの収納本体の底板外側に配置された調整摘みを回動操作することによって容易に調整することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本実施の形態に係る傾斜配置式のマガジン20を備えた釘打ち機の全体を示している。この釘打ち機は、本体1、その本体1の先端(下端)側に連なる釘打ち込み部2、その釘打ち込み部2に直交するように、本体1の基端部側に横向きに連設されたグリップ部3、釘打ち込み部2とグリップ部3との間に傾斜状に配置される釘収納保持用のマガジン20を備えており、本体1内に設けられた駆動部(図示省略)によって釘打ち込み部2内のハンマー(図示省略)に直線的な往復動作を与えて釘打ち作動するように構成されている。
【0010】
マガジン20は、収納本体21と、透明な合成樹脂製の収納カバー22とからなる半割構造の略ドラム形状に形成されている。図1において、収納カバー22は収納本体21よりも手前に位置している。
図2の概略平断面図に示すように、収納本体21は、略円盤状の底板21a及び円弧状の側壁21bを有し、一方、収納カバー22は、略円盤状の天板22a及び円弧状の側壁22bを有しており、これらを相互の側壁21b、22bが対向するように突き合わせることによって略ドラム形状のマガジン20が構成される。また、マガジン20の側壁部には、収納本体21と収納カバー22の合せ面に相互の側壁21b,22bを延長する形で釘ベルトNを引き出すための釘引出通路23が形成されている。
なお、収納カバー22は収納本体21に対して開閉可能(開閉構造については後述する)に構成されている。従って、収納カバー22の開放状態では、収納本体21は収納カバー22の天板22a及び側壁22bに相当する上面及び側面が開放され、コイル状に巻かれた帯状の釘ベルトNが収納可能となる。
【0011】
上記のように構成されたマガジン20は、釘打ち機本体1の釘打ち込み部2とグリップ部3との間に掛け渡し状に取り付けられている。すなわち、釘打ち込み部2の略中程には、釘打ち込み方向に対して交差して斜め上方(図示右側)に傾斜状に張り出す釘送り通路4が設けられ、また、前記グリップ部3の自由端部には支持ブラケット3aが下向きに突設されている。
そして、マガジン20は釘ベルトNの釘引出通路23が釘送り通路4の入口に整合するように該釘送り通路4に対して直線的に配置されるとともに、収納本体21の釘引出通路23側の壁面端部が釘送り通路4の張り出し端部に支持され、収納本体21の他端が支持ブラケット3aに支持されている。
【0012】
前記釘送り通路4は、図2に示すように、マガジン20から釘引出通路23を経て引き出された帯状の釘ベルトNを前記釘打ち込み部2に直線的に案内するものであって、下方(釘先端側)が開放されている。釘送り通路4は通路開閉用のドア4aを備えており、このドア4aは釘打ち込み部2の外面に対してヒンジ24によって回動可能に取り付けられている。
そして、このドア4aの自由端部側にマガジン20の収納カバー22の釘引出通路23側の壁面端部が支持されている。すなわち、釘送り通路4のドア4aとマガジン20の収納カバー22とは、一体的に開閉可能とされており、その開放方向が図2に矢印で示されている。従って、ドア4a及び収納カバー22の開放状態で、マガジン20内に釘ベルトNを収納し、かつマガジン20の釘引出通路23を経てから引き出された釘ベルトNを釘送り通路4及び釘打ち込み部2内にセットすることができる。
なお、収納カバー22は、収納本体21の支持ブラケット3a側端部に設けたドアロック装置20aによって閉じ位置にロックされる構成となっている。また、釘送り通路4には、釘送り機構(図示省略)が備えられており、前記ハンマーによる釘の打ち込み動作毎に対応して釘送り機構が作動し、釘ベルトNを釘打ち込み部2側へ一定のピッチ(釘の配列ピッチ)で送り出す構成となっている。
【0013】
マガジン20の収納本体21内の底板21a上には、釘先端を受けることによって釘ベルトNの釘長さ方向の動きを制限するための釘受けプレート25が配置されている。この釘受けプレート25は収納本体21内に収納された釘の長さに合せて底板21aからの高さ位置が段階的(本実施の形態では3段階の場合を示す)に調整可能に構成されている。このような、釘長さに応じて釘受けプレート位置を調整することを、一般にはマガジン20の段切替という。以下、プレート位置調整機構としての段切替機構26を図4〜図11に基づいて説明する。
【0014】
図4には段切替機構26の構成部品(調整摘みを除く)が分解して示され、図5には調整摘み29の構造が示され、また、図6〜図8には釘受けプレートの段切替態様が示され、さらに図9〜図11には図8中の断面指示線に対応する断面構造が示されている。図示のように、段切替機構26は、収納本体21の底板21aの中央に内向きに突設された中空の円筒体27、底板21aの外側凹部に回動操作可能に配置され、かつ調整軸28が円筒体27内に回動可能に嵌入された調整摘み29、円筒体27の外周に上下動可能に嵌合される釘受けプレート25の外筒30及び調整摘み29の回動運動を釘受けプレート25の上下方向の直線運動に変換する運動方向変換機構31によって構成されている。
【0015】
円筒体27の外周上部の環状溝には、位置決め弾性リング32が嵌合される。この位置決め弾性リング32は内周側の一箇所に突出する係止凸部32a(図4、図9参照)を有し、その係止凸部32aが円筒体27の孔を通して筒内に突入し、調整軸28の上端外周に設けられた3箇所の凹部28aのいずれかに係合することによって調整摘み29の円周方向の位置決めをする。円筒体27の下端部には、抜け止めピン33が径方向から貫通される。この抜け止めピン33は、円筒体27内に嵌入された調整軸28の下端外周の環状溝28bに係合することによって調整軸28の軸方向の移動を規制する。
【0016】
また、円筒体27に嵌合された釘受けプレート25の外筒30の下端部中央には、径方向に貫通する連動ピン34が設けられ、この連動ピン34は外筒30の外周に嵌合された止めリング39によって抜け止めされている(図10参照)。連動ピン34は円筒体27の周壁に軸方向に沿って対向状に設けられたガイド溝35及び調整軸28に軸方向に沿って傾斜状に設けられたカム溝36を貫通している。従って、ガイド溝35にて周方向の動きを規制された連動ピン34は、調整摘み29が往復回動操作されると、カム溝36の斜面によって押上げられ、又は押し下げられる。このことによって釘受けプレート25が円筒体27に沿って直線的に移動し、高さ位置が調整される。すなわち、カム溝36、連動ピン34及びガイド溝35によって運動方向変換機構31が構成されている。
【0017】
そして、カム溝36の上端、中間及び下端に、それぞれ平坦係合部36a(図5参照)が設けられている。この上、中、下の三段の平坦係合部36aは連動ピン34が係合することによって釘受けプレート25を切替位置に保持する。連動ピン34が平坦係合部36aに係合したときには、それに対応して前記位置決め弾性リング32の係合凸部32aが調整軸28の凹部28aに係合し、調整摘み29の回転方向を位置決めする。
本実施の形態に係る段切替機構26は、上記のように構成したものであり、従って、マガジン20の外側から調整摘み29を回動操作することによって、釘受けプレート25の位置を上、中、下の三段に調整(切替)することができる。図6に上段切替状態が示され、図7に中段切替状態が示され、図8に下段切替状態が示されている。なお、外筒30の頂部には防塵用のキャップ37が被せられ、ピン38にて止められている。
【0018】
しかして、マガジン20の収納カバー22の外周面には、図1〜図3に示すように、釘引出通路23に引き出された(釘送り通路4にセットされた)釘ベルトNの釘の先端位置を表示するための釘先端位置表示部41と、釘受けプレート25の位置を表示するためのプレート位置表示部42が横並びに設けられている。具体的には、釘先端位置表示部41は収納カバー22の釘引出通路23を構成する壁面の外側に設けられ、プレート位置表示部42は側壁22bの外側に設けられている。
なお、マガジン20の釘引出通路23から引き出されて釘送り通路4を送られる釘ベルトNは、該釘送り通路4の上側に設けた溝に沿って移動されるように構成されている。すなわち、釘ベルトNは釘頭部を基準(定位置)にして通路にセットされる。
【0019】
このため、釘先端位置表示部41は、通路にセットされる釘の頭部を基準にして設定され、本実施の形態では、本釘打ち機に適用可能な釘ベルトNの種類に対応できるように、6種類の目盛りが付されている。
一方、プレート位置表示部42は、上、中、下、すなわち、短、中、長の三段切替位置を目盛りによって表示している。
そして、釘先端位置表示部41とプレート位置表示部42は、位置表示用の目盛りの他に数値が表示され、この数値によってセットされた釘が示す釘先端位置に適合するプレート位置が確認できる構成となっている。
また、通路にセットされた釘の先端位置及びマガジン20内の釘受けプレート25の位置は、前述したように、収納カバー22が透明の合成樹脂によって形成されているため、該収納カバー22を通して透視することができる。
【0020】
本実施の形態に係る釘打ち機は、上記のように構成したものであり、従って釘打ち機を図1に示す横倒しの状態で床等の上に置き、マガジン20の収納カバー22及び釘送り通路4のドア4aを開放した状態で釘ベルトNがセットされる。すなわち、コイル状に巻かれた釘ベルトNをマガジン20の収納本体21内に収納するとともに、釘引出通路23から引き出したのち、釘送り通路4を経て釘打ち込み部2内にセットするが、そのセット時において、マガジン20内の釘受けプレート25は、当該釘ベルトNの釘長さに対応する適正高さ位置に調整する必要がある。
【0021】
そこで、本実施の形態においては、マガジン20の収納カバー22の釘引出通路23壁面には、釘ベルトNの釘先端位置を表示するための釘先端位置表示部41を設け、また収納カバー22の側壁22bには釘受けプレート25の位置を表示するプレート位置表示部42を設けてあるため、セットされた釘ベルトNの釘先端の指示する目盛り及び当該目盛りに付された数値に基づいてそれに対応した釘受けプレート25の適正位置を確認できる。
例えば、図1及び図3に示すように、釘先端が釘先端位置表示部41の「45」の数値が付された目盛りを指示したときは、釘受けプレート25の位置がプレート位置表示部42の「45」の数値で示された下段の目盛りに合せればよいということが分かる。
このように、本実施の形態によれば、セット時において、例え釘ベルトNの釘長さが不明であっても、当該釘ベルトに対応した適正な釘受けプレート位置を確認することができる。そして、その後は調整摘み29を回動操作して釘受けプレート25の位置が適正となるように調整することができる。
【0022】
また、本実施の形態によれば、釘先端位置表示部41及びプレート位置表示部42を収納カバー22の外周に設け、釘先端位置及び釘受けプレート位置は、透明の収納カバー22を透視して確認できる構成であるため、収納カバー22を閉じた使用中の状態であっても、マガジン20の外側から釘受けプレート25が適正な位置にセットされているか否かを確認できる。このようなことから、本実施の形態によれば、釘受けプレート25の位置調整に関してのセット間違えが生ずる可能性を減少又は皆無とすることができ、釘受けプレート25のセット位置不良に起因する弊害を防止できる。
【0023】
また、釘受けプレート25の位置調整用の調整摘み29をマガジン20の底板外面に配置したので、マガジン20の外側から釘受けプレート25の位置を調整できる。このことは、釘受けプレート25が誤って不適正な位置にセットされている場合において、収納カバー22を一々開けるまでもなく、外側から釘受けプレート位置を確認して調整できるため、作業の手間を省くことができる。
しかも、釘受けプレート25の位置調整は、調整摘み29の回転操作を、カム溝36、ガイド溝35及び連動ピン34から構成される運動方向変換機構31を介して釘受けプレート25の直線運動に変換して行う構成であるため、例えばスクリュー形式に比べて、素早く行うことができる。
【0024】
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更してもよい。
例えば、釘先端位置表示部41の目盛りとプレート位置表示部42の目盛りとの対応関係を数値によって表示したが、これに変え目盛り相互を連絡する指示線(矢印)によって対応させたり、色別によって対応させるようにしてもよい。要するに、釘先端位置表示部41の目盛りとプレート位置表示部42の目盛りは、相互に識別可能なマークによって関係づけられていればよい。
また、釘先端位置表示部41及びプレート位置表示部42は、必ずしも収納カバー22の外周に設定する必要はない。収納本体21の内側であっても差し支えなく、その場合は収納カバー22を開放した状態で確認できる構成としてもよいし、あるいは収納カバー22を透明材で形成したり、又は切欠や開口部を設けることで確認できる構成とすることが可能である。
【0025】
また、釘先端位置及び釘受けプレート位置を外側から目視できる構成として、本実施の形態では収納カバー22を透明の樹脂で形成するとしたが、これに変えて開口部や切欠を設けてもよい。また、釘先端位置表示部41はマガジン20側に限らず、釘送り通路4側に設けることも可能である。
また、釘受けプレート25の位置調整機構であるマガジン20の段切替機構26は、図示の構成に限らず、例えばスクリュー形式に変更することも可能であるし、あるいは内側から調整操作できる構成であっても何ら差し支えない。
また、マガジン20の収納カバー22を釘送り通路4のドア4aと一体に開閉する形式で説明したが、収納カバー22とドア4aは観音開き式の開閉方式であっても差し支えない。
【0026】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、マガジン内に収納する釘ベルトの釘の長さが不明であっても、マガジン内の釘受けプレートを釘の長さに対応した適正位置に調整することが可能な釘打ち機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る釘打ち機の全体外観図である。
【図2】マガジン及び釘送り通路の一部を示す概略平断面図である。
【図3】マガジンに設定される釘長さ表示部及びプレート位置表示部を示す拡大図である。
【図4】マガジンの段切替機構の構成部品を分解して示す説明図である。
【図5】調整摘みの構造を示しており、(A)は左半分を断面で表した正面図、(B)は底面図、(C)は溝形状を示す展開図である。
【図6】マガジンの段切替機構の構造を示す縦断面図であり、上段にセットされた状態を示す。
【図7】マガジンの段切替機構の構造を示す縦断面図であり、中段にセットされた状態を示す。
【図8】マガジンの段切替機構の構造を示す縦断面図であり、下段にセットされた状態を示す。
【図9】図8のA−A線断面図である。
【図10】図8のB−B線断面図である。
【図11】図8のC−C線断面図である。
【符号の説明】
1…本体
2…釘打ち込み部
3…グリップ部
4…釘送り通路
20…マガジン
21…収納本体
22…収納カバー
25…釘受けプレート
26…段切替機構
27…円筒体
28…調整軸
29…調整摘み
30…外筒
31…運動方向変換機構
41…釘先端位置表示部
42…プレート位置表示部
Claims (3)
- 多数本の釘が帯状に連結された釘ベルトをコイル状に巻いた状態で収納する収納本体を有するマガジンを備え、該マガジンは釘ベルトを釘打ち込み部へ送り込むための釘送り通路に連接され、しかもマガジン内には前記釘ベルトの釘長さ方向の動きを制限する位置調整可能な釘受けプレートを備えた釘打ち機であって、
前記釘送り通路にセットした釘ベルトの釘の先端位置を表示するための釘先端位置表示部と、前記釘受けプレートの位置を表示するためのプレート位置表示部を備え、
前記釘先端位置表示部と前記プレート位置表示部を横並びに配置して一目で目視可能であるととともに、前記プレート位置表示部を前記釘先端位置表示部に関連付けて前記釘受けプレートの位置を前記釘の長さに合わせて位置調整可能、かつ該位置調整は、前記収納本体に設けたプレート位置調整機構により当該収納本体の外側から操作可能な構成とした釘打ち機。 - 請求項1に記載の釘打ち機であって、前記マガジンが釘ベルトを収納可能な収納本体と、その収納本体に一端を回動支点にして開閉可能に取り付けられた収納カバーとから構成されており、前記収納カバーを閉じた状態で前記釘の先端位置及び前記釘受けプレート位置を外側から確認することが可能な構成を備えた釘打ち機。
- 請求項1に記載の釘打ち機であって、前記プレート位置調整機構が、前記収納本体の底板に内向きに突設された筒体と、前記筒体外周に軸方向に摺動可能に嵌合された前記釘受けプレートの外筒と、前記収納本体の底板外側に回動操作可能に配置取り付けられた調整摘みと、前記調整摘みの回動動作を前記釘受けプレートの外筒に軸方向の直線移動動作に変換する運動方向変換手段とを備えた構成とした釘打ち機。
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