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JP3632516B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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JP3632516B2 JP21897699A JP21897699A JP3632516B2 JP 3632516 B2 JP3632516 B2 JP 3632516B2 JP 21897699 A JP21897699 A JP 21897699A JP 21897699 A JP21897699 A JP 21897699A JP 3632516 B2 JP3632516 B2 JP 3632516B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は感熱転写によってドット状の面積階調画像を形成する間接転写法の画像形成装置に関し、特に形成される画像と被転写体との強度を向上させる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、中間転写媒体に画像情報に基づいて画像を書込む方法としては、現実に最も多用されている印刷法の他に、本発明で述べる感熱転写法、電子写真法、インクジェット法、熱破壊法、光重合記録材料を用いた各種転写記録法を技術的に可能な例として挙げる事が出来る。
そして、画像を付与したい最終記録媒体(最終製品)にこれらの画像形成方法を用いて直接に画像を形成する事が困難であるとか、量産性が悪いとか、或いは高コストになってしまう等々の何等かの問題を伴う場合には、前記のように、中間転写媒体にひとまず画像を形成しておき、しかる後に転写によってその画像を最終製品へ付与する方法が採用されている。
【0003】
さて、画像形成法が、例えば昇華性染料を使用した感熱転写法による場合には、基材フィルム上に昇華性染料が感熱転写可能にコーティングしてある感熱転写リボンと最終的な記録媒体となり得る被転写体とを重ねあわせて、サーマルヘッド等を使用して用意した画像データに基づき感熱転写リボンを被転写体とを選択的に加熱し、被転写体上に所望の画像を転写記録する事になるのは公知の事実として広く一般に知られている。
【0004】
この手段によると、例えば人間一人一人の顔等を個別に個々の被転写体に記録するような場合に、相互の異なる多数の画像の記録を階調豊かなカラー画像として手軽に被転写体に記録出来ると言う点で印刷法による場合に見られない利点が得られる。もしも、この様な人間一人一人の顔等の記録を印刷法によって対応しようとした場合には、一般に多大なコストや手間・時間を要してしまう事から大変不経済な事となる。
しかし昇華性染料を使用した感熱転写記録法にも欠点がある。つまり、昇華性材料で染色できる材料は限られており、例えばポリエステル、アクリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂等の限られた材料の被転写体に対してしか適応出来ない。
【0005】
そこで、被転写体としてこれら以外の材料を使用したものであるにも関わらず昇華性染料を使用した感熱転写記録を法を行おうとする場合の手段としては、例えば特開昭63−81093号公報にて開示されているように、昇華性染料の転写リボンとサーマルヘッドを用いた画像書込み部において、まず、接着層を有するフィルム状の中間転写媒体に画像を書込み、次に、転写部において中間転写媒体上の画像を転写ローラを用いて前記接着層と共に被転写体に加熱加圧して前記画像を被転写体に転写する方式が提案されている。
【0006】
ところでこの方法は、あくまでも昇華性染料についての例であったが、様々な理由から直接被転写体に画像形成が出来ない他の画像書込手段によって中間転写媒体上に一度画像形成を行い、その画像を画像が形成されてある層ごと被転写体へ転写する方法は、基本的には全て共通であり、以下よりこの記録方法を間接転写法と呼ぶ事にする。
例えば、最終的な製品(記録媒体)となる被転写体の厚さが一定していないとか、凹凸が存在するとか、予め冊紙等の半完成品となっている等様々な理由で直接画像を被転写体上に形成する事が不可能な場合、または、形成するには多大なる費用や時間がかかる場合等は、間接転写法でしか画像形成出来ないと言っても過言ではない。
【0007】
しかしながら中間転写媒体に画像情報に基づいて画像を書込む方法として電子写真法を用いる場合、フルカラーで画像を形成するには、感光体への帯電,帯電された感光体上への露光による潜像形成,感光体上の潜像に体するトナー画像の現像,転写ドラム等の各色のトナー画像を一時的に保存する転写部材への画像転写,感光体上の不要な帯電部の消去,感光体上のクリーニング,等々といった電子写真プロセスを3回(3色カラー)若しくは4回(4色カラー)以上繰り返す必要がありとても時間がかかる割には静電気という非常に不安定なものの利用にともなう画像形成の不安定性がでてしまう。更に、画像を形成するトナー画像のドットはあまり大きさを可変出来ないため、基本的には2値化画像となり、ベイヤータイプやファットンタイプ(スクリュータイプを含む)等のディザマトリックスによる疑似面積階調の手法を用いないと画像の濃度変化表現が出来ず、画像その物が粗いと言う大きな問題がある。
【0008】
次にインクジェット法を用いる場合には、液体状のインクを用いて中間転写媒体上に画像形成するため、乾燥する必要があり、ノズルの詰りという問題も発生する。更に、インクジェット方式の場合に於てもドットの大きさはあまり変化出来ないため、ディザマトリックスや誤差拡散法といった疑似面積階調の手法を用いる事になるのでやはり画像の解像度が粗くなってしまう傾向にある。
そして熱破壊法については、今のところフルカラー表現を行うのは不可能である。
これらの理由から昇華性染料を使用した感熱転写法による画像形成がシンプル且つ低コスト,高画質・高解像度を実現する事が出来るので、特に間接転写法においての画像形成方法としては優れているといえる。
【0009】
ところが、昇華性染料を使用した感熱転写法には大きな欠点がある。それは、昇華型染料そのものが耐熱性や耐光性、耐溶剤性等のいわゆる耐性の大変低い色材であると言う事で、この昇華染料を用いた場合、最終的な製品となる被転写体上の画像耐久性がとても劣ってしまう。このため、例えば被転写体に耐熱温度約120℃のICカードであった場合、昇華染料の熱分解や再昇華等の現象による画像濃度低下が80℃程度でも発生してしまうので、とても被転写体のもつ耐熱温度120℃をクリアする事は不可能である。
また、被転写体にパスポート等の紙を用いた場合、画像を転写した紙面の裏側から防虫剤で良く使用されるパラジクロールベンゼンやナフタリン等の溶剤雰囲気によって画像が「にじむ」という問題や、温度が高いときに紙の繊維より昇華性染料の再昇華による画像濃度低下といった様々な問題が生じる。
更に、昇華型の印字方式そのものが広く世の中に普及しているため、パスポートなどのセキュリティー用途に使用した場合、偽造・改竄等の不正が容易に行われてしまう傾向にあり、偽造若しくは改竄されても、真贋の区別がなかなかつかないという問題もあった。
【0010】
こういった昇華染料独自の問題を解決し、且つ、感熱転写法によるシンプル且つ低コスト,高画質・高解像度を実現するには、感熱転写に用いるサーマルヘッド発熱量の大小によって転写するドットの大きさを変化させる事によって濃度階調を行う面積階調方式の溶融型熱転写印字方式が大変有効である。
これは、例えば、ポリメチルメタアクリレートやポリブチラール、塩化ビニル−酢酸ビニル−共重合体等のバインダー樹脂に有機染料や有機顔料、無機顔料等の着色材を内添させ、また、必要によってはWAX成分やフィラー等を内添させたインクをポリエチレンテレフタレート(PETと略す)やポリエチレンナフタレート(PENと略す)等の支持体上に印刷法などで予め形成させたインクリボンをサーマルヘッドからのコントロールされた熱量によってインクを軟化させ、その熱量の大きさによって軟化させる領域を変化させる事によって面積階調が可能となる溶融転写方式である。
【0011】
この方式では色材に昇華性染料以外の染料若しくは顔料が使用できるので、特に耐熱性・耐溶剤性・耐光性等の耐久性を大幅に向上させる事が可能となり、パスポートや査証、運転免許証等の高耐性が要求される分野には非常に高い要求合致性のある方式といえる。
また、本来、面積階調型溶融転写方式は転写すべき記録媒体の凹凸に非常に敏感で少しでも凹凸があると直接画像を転写、形成する事が出来ない事から間接転写法との相性が良く、逆に言い換えれば、面積階調型溶融転写方式で高品位画像を得るには間接転写方式以外では不可能に近いと言える。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、紙などの被転写体上に中間転写媒体上の画像を転写させる場合、加熱加圧による熱転写手段が現実的であるが、様々な紙媒体等の被転写体に画像を強固に熱接着させる事は非常に難しい。特に中間転写媒体上に形成された溶融転写画像は、それを形成しているインク層の階調性を上げるため、すなわち、インクの厚さを薄くして、インク層の箔切れを良くする必要があるために、概してインク厚さが薄く、インクに内添させる色材の成分量は必要とされる最大画像濃度で決定される事から、インク内のバインダー樹脂成分比が少なくなってしまう。
しかしながらインク層と被転写体との接着力はほぼ、インク内のバインダー樹脂量で決定されてしまうことから、被転写体に直接画像を転写した場合、画像と被転写体との接着強度の極めて低いものになってしまう問題がある。特にパスポートや運転免許等、画像のセキュリティー性と耐久性を要求される分野には非常のマイナスポイントとなる問題である。
【0013】
そこで、画像を形成するインクリボンの中に、被転写体とインク層及び中間転写媒体最表面層である受像接着層との接着性を有するプライマ樹脂層(以下プライマパネルと呼ぶ)を設けて、中間転写媒体上に画像を形成した後に中間転写媒体の被転写媒体上に熱接着される部分と同等、若しくはそれ以上の面積でプライマパネルを熱接着すれば、被転写体上に熱接着される画像層(感熱転写インクから成る)と被転写体との間にプライマ層が形成されるので、接着強度は向上される。
【0014】
ところで、被転写体に紙を使用した場合、紙は繊維で出来ている事もあって、十分な接着強度を持たせるには十分な厚さのプライマ層が必要である。例えば、日本国内で流通している様な上質紙では最低でも4μm以上、海外で上質紙として流通している例えば、アラスカホワイト等のボンドペーパでは6μm程度のプライマ層が必要となる。
しかしながら、インクリボンは一般的にグラビア印刷法によるコーティング手段で作製されるが、インクの印刷と同時に4μm以上の厚いコーティングは極めて困難である。特にグラビア印刷法では、コート厚を増やすには凹版の版の深さを深くする必要があり、自ずとコート厚の限界は決まって来るし、版の目を粗くすることから、コート面は非常に荒れた悪い面に仕上がってしまうという問題点があった。
【0015】
また、なんらかの方法で、インクリボン内に厚手のプライマパネルを設けることが出来たとしても、今度はサーマルヘッド等によるインクリボンから、中間転写媒体上への熱転写時に、プライマパネルが厚すぎる事から箔切れが悪く、例えばプライマパネルの転写領域のエッジ部でバリがでるとか、ゴミが発生するとか、最悪の場合、インクリボンからプライマパネルが中間転写媒体上に移動しない等の様々な問題が生じてしまう。
更に、転写手段にサーマルヘッドを用いた場合、厚いプライマパネルを熱軟化、若しくは熱溶融させるために多大なる熱エネルギーをサーマルヘッドに投入する事になり、結果として著しいサーマルヘッドの寿命低下をもたらしてしまう、という問題があった。
【0016】
本発明はかかる従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであり、支持体上にプライマ層を感熱転写可能に設けてある感熱転写記録媒体を使用し、プライマ層を中間転写媒体の受像層の面に感熱転写する場合に、被転写体の被転写面の状態や性質に応じて、2回以上の適当な回数で複数回、中間転写媒体上に加熱転写できるような技術を提供し、これにより強固な最終記録画像を得る事の出来る画像形成装置を提供するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、
少なくとも転写可能な受像層が支持体上に設けてある中間転写媒体と、顔料若しくは染料のうち少なくとも1つを色材として用いた着色層が支持体上に設けてある感熱転写記録媒体とを使用し、中間転写媒体の該受像層の面と感熱転写記録媒体の該着色層の面とを向き合わせて重ね、少なくともいずれかの支持体の側から画像情報に基づいた選択的加熱を施して感熱転写を行なうことにより、該受像層に感熱転写画像を記録可能な画像記録手段、及び、
中間転写媒体の感熱転写画像が記録された該受像層の面を被転写体の被転写面に向けて重ね、該中間転写媒体と被転写体の少なくともいずれかを加熱することにより、受像層と共に該感熱転写画像を中間転写媒体から前記被転写体上に転写可能な画像転写手段、
を備えた画像形成装置であって、
(イ)中間転写媒体の前記受像層へ画像情報に基づいた感熱転写により感熱転写画像を記録した後に、中間転写媒体の該感熱転写画像の全部または少なくとも一部を含む受像層上の領域に、プライマ層が熱転写可能に支持体上に設けてあるプライマ層転写シートとプライマ層転写用加熱手段を用いてプライマ層転写シートからプライマ層を2回以上の回数で1回目とほぼ同じ領域に重ねて感熱転写することが可能なプライマ層転写手段を備えていること、
(ロ)前記画像転写手段は、前記感熱転写画像が記録され且つ該転写されたプライマ層を、前記受像層と共に中間転写媒体から被転写体上へ転写可能な転写機構を備えていること、
以上の(イ)、(ロ)を全て具備することを特徴とする画像形成装置である。
【0018】
請求項2の発明は、
少なくとも転写可能な受像層が支持体上に設けてある中間転写媒体と、顔料若しくは染料のうち少なくとも1つを色材として用いた着色層が支持体上に設けてある感熱転写記録媒体とを使用し、中間転写媒体の該受像層の面と感熱転写記録媒体の該着色層の面とを向き合わせて重ね、少なくともいずれかの支持体の側から画像情報に基づいた選択的加熱を施して感熱転写を行なうことにより、該受像層に感熱転写画像を記録可能な画像記録手段、及び、
中間転写媒体の感熱転写画像が記録された該受像層の面を被転写体の被転写面に向けて重ね、該中間転写媒体と被転写体の少なくともいずれかを加熱することにより、受像層と共に該感熱転写画像を中間転写媒体から前記被転写体上に転写可能な画像転写手段、を備えた画像形成装置であって、
(ハ)プライマ層が支持体上に前記着色層と面順次に塗り分けて並べて設けてある感熱転写記録媒体であって、該プライマ層は、加熱により支持体から剥離可能であり、且つ前記受像層と被転写体とのいずれに対しても加熱により接着性を呈し、該支持体から該受像層へ転写できる感熱転写記録媒体を、前記画像記録手段が使用可能であること、
(ニ)前記画像記録手段が、前記(ハ)の感熱転写記録媒体の着色層を使用して画像情報に基づいて感熱転写により中間転写媒体の受像層に感熱転写画像を記録した後に、該感熱転写画像の感熱転写に用いた感熱転写記録デバイスを使用して、中間転写媒体の該感熱転写画像の全部または少なくとも一部を含む受像層上の領域に、該感熱転写記録媒体上のプライマ層を2回以上の回数で1回目とほぼ同じ領域に重ねて感熱転写することが可能であること、
(ホ)前記画像転写手段は、前記感熱転写画像が記録され且つ該転写されたプライマ層を、前記受像層と共に中間転写媒体から被転写体上へ転写可能な転写機構を備えていること、
以上の(ハ)乃至(ホ)を全て具備することを特徴とする画像形成装置である。
【0019】
これら請求項1あるいは請求項2の発明によると、インクリボン上のプライマ層は、薄く、高精度に製膜出来るので、バリなどのゴミも出ず、良好な箔切れと転写性を基本的に得られる。
請求項1と請求項2の各発明を比較した場合、請求項1の方は着色層付きの感熱転写記録媒体(インクリボン)と、転写用プライマ層付きの感熱転写記録媒体とを別々に用意して使用することになるが、取扱いや、装置制御は、相対的に簡便になるという長所がある、
また請求項2の方は、感熱転写画像の感熱転写に用いた感熱転写記録デバイスを使用して、プライマ層の感熱転写をおこなうことが出来るために、請求項1の発明と比較したとき、画像形成装置としてはコンパクトな設計にすることが出来、省スペース化、省重量化、低コスト化などを指向する場合に有利となる長所がある。
【0020】
請求項3の発明は、前記受像層上にプライマ層を感熱転写する回数を、前記被転写体に応じて設定および変更が任意に可能であることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の画像形成装置である。
これによると、プライマ層の中間転写媒体上への感熱転写の回数は、被転写体の被転写面の表面の状態や性質等にあわせて、プライマ層の転写回数を変更するので、どんな被転写体でも良好な画像の接着強度が得られるように対応できる長所がある。
【0021】
請求項4の発明は、前記受像層上にプライマ層を感熱転写する領域を、この画像形成装置を制御するコンピュータから送信されるデータに基づいて、設定および変更が任意に可能であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置である。
これによると、接着強度を増やしたいところと減らしたい箇所を選択する事ができる長所がある。
【0022】
請求項5の発明は、前記受像層上にプライマ層を感熱転写する場合に、この画像形成装置を制御するコンピュータから送信されるデータに基づいて、転写される受像層上の領域の全部または少なくとも一部に、プライマ層を網点状に任意に感熱転写可能であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置である。
これによると、網点の大きさによって、故意に転写箇所の転写接着強度をコントロールする事が出来るので、例えばサインパネル等の用に、後で転写層を剥がして、記入欄を出す等の事が出来る長所がある。
【0023】
請求項6の発明は、前記受像層上にプライマ層を感熱転写する手段について、プライマ層転写用加熱手段がヒートローラであることを特徴とする請求項1又は3のいずれかに記載の画像形成装置である。
これによると、構造が単純になり、装置制御も容易になる長所がある。
【0024】
請求項7の発明は、前記受像層上にプライマ層を感熱転写する手段について、プライマ層転写用加熱手段がサーマルヘッドであることを特徴とする請求項1、3、4、5のいずれかに記載の画像形成装置である。
【0025】
請求項8の発明は、前記受像層上にプライマ層を感熱転写する手段について、前記感熱転写画像の感熱転写に用いた感熱転写記録デバイスが、サーマルヘッドであることを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の画像形成装置である。
【0026】
請求項7又は8の発明によると、非常にシンプルな画像形成装置が構築できると共に、トータルの発行時間も短縮出来る長所を有する。
【0027】
<作用>
請求項2の画像形成装置によれば、色材として顔料若しくは染料の少なくとも1つを用いた着色層が支持体上に設けられてなる感熱転写記録媒体を用い、画像情報に基づいて前記感熱転写記録媒体を溶融転写する事によって感熱転写画像を書き込み、その後前述の中間転写媒体を被転写体に加熱加圧することで、前記画像を中間転写媒体から被転写体に転写するようにした画像形成装置において、前記感熱転写記録媒体(インクリボン)に、前記被転写体と前記着色層及び前記中間転写媒体との熱接着性を有するプライマ層(インクリボンから見ればプライマパネル)を予め設けており、前記画像情報に基づいた前記中間転写媒体上への画像形成が終了した後に、2回以上の回数で、前記プライマ層を、前記中間転写媒体に溶融転写を前記画像形成時で使用するのと同じ感熱転写記録デバイスによって行い、その後、前記プライマ層が転写された前記画像を前記中間転写媒体から前記被転写体に転写するようにしたので、プライマ層の熱接着力が画像層、中間転写媒体表面の受像接着層及び被転写体間で発揮するので、被転写体と画像との接着強度を向上させる事が出来る。
尚、請求項1の画像形成装置は、請求項2の場合とは違い、プライマ層を中間転写媒体に転写するのに、感熱転写画像を記録した感熱転写記録デバイスとは別の加熱手段を使用するが、これによると装置制御は簡便になる。
【0028】
更には、請求項1又は2の画像形成装置によれば、複数回に分けてプライマ層を中間転写媒体上に転写するので、接着強度を増やしたい時には転写回数を多くして転写量を増やすことが出来る。また、紙などの繊維状の被転写体は、その繊維の密度や粗さ等が接着力に関与し、紙の繊維が粗いほど、また、密度が薄いほど、転写するプライマ層の量を増やさなくてはならないが、本発明の画像形成装置であれば、被転写の性質に合わせて転写回数を決定する事ができる。
【0029】
また、インクリボン上に設けるプライマパネルは、薄い製膜で良いことから、インクリボンを作製するときと同じ印刷機(グラビア印刷機等)にて、作製出来、ダイコータやマイクログラビア等を用いないことから、インクリボンの各色と同様にインクリボン内にプライマパネルを塗り分けで、簡単に作製する事が出来る。
【0030】
請求項3の画像形成装置によれば、プライマ層の中間転写媒体上への溶融転写回数は、被転写体の性質等にあわせて、プライマ層の転写回数を変更するので、どんな被転写体でも良好な画像の接着強度が得られる。また一つの装置で、例えば、パスポートと査証等、様々な被転写体に対応する事が出来る。
【0031】
請求項4の画像形成装置によれば、プライマ層の中間転写媒体上への溶融転写範囲を、ホストコンピュータからのデータによって可変するので、接着強度を増やしたいところと減らしたい箇所を選択する事ができる事を特徴とする。例えば、画像の一部の接着強度を下げておいて、接着力の選択を付与しておき、例えば不正等の目的で剥がそうとすると、そこの箇所のみ、容易に禿げて、全体が綺麗に剥げない等、画像層の脆性化が可能となる。
【0032】
請求項5の画像形成装置によれば、プライマ層の中間転写媒体上への溶融転写に関し、ホストコンピュータからのデータによって、全転写面積の一部、若しくは全部を網点状に溶融転写するので、網点の大きさによって、故意に転写箇所の転写接着強度をコントロールする事が出来る。従って、例えばサインパネル等の用に、後で転写層を剥がして、被転写体の記入欄を出す等の事が出来る。
また、不正使用等の目的で故意に剥がそうとしても、接着力を様々に変化させておけば、均一に剥がす事が出来ず、結果として脆性効果によって不正使用を防止する事も出来る。
【0033】
請求項7又は8の画像形成装置によれば、中間転写媒体上への溶融転写による画像形成手段とプライマ層の中間転写媒体上への溶融転写手段とを同一のサーマルヘッドによって行うので、例えば印字プロセスの行われるプラテンローラ上で、プライマパネルの転写も出来、非常にシンプルな画像形成装置が構築できると共に、トータルの発行時間も短縮する事が出来る。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について図面を参照しつつ、より具体的に説明する。
図1は本発明に係る画像形成装置をあらわす略式図であり、被転写体1(1’)は、図示していないフッソ系高分子化合物を表面に被覆したシリコンゴム製のベースラバーシートを介してトレイ2(2’)上にセットされている。尚、実線で示してある被転写体1及びトレイ2の位置は、中間転写媒体6上の画像を被転写体1にヒートローラ40にて加熱加圧する時の位置である。また、被転写体の搬送は、図示していないアクチュエータと駆動系によって、レール3上を車輪4(4’)、5(5’)にて移動する。
【0035】
また、6は中間転写媒体であり、供給リール23から供給され、ガイドローラ13,15,16,39と搬送ローラ17,18(進行する場合は回転方向h),20,19(進行する場合は回転方向d)によって巻取リール24まで搬送され、画像書込みの際にはシリコン系エラストマ層上にフッ素系高分子化合物にて被覆されているプラテンローラ10上でクランプローラ8,9にて保持されて書込みされる。尚25は、プラテンローラ上のゴミを除去するクリーニングローラである。
【0036】
尚、本実施例では、中間転写媒体6内部にホログラムや電子線描画による回折格子画像であるホログラム画像層(電子線描画格子画像を含む)を有しており、ホログラム画像の位置合せをするためのレーザレジマークセンサー11にてホログラム画像の原点位置を検出し、プラテンローラ10上で位置合せを行う。また、12は、中間転写媒体6の画像を書込む側のゴミを除去するクリーニングローラであり、図示していない除電ブラシと共に中間転写媒体の画像面のゴミを取り除いている。
【0037】
一方、画像書込みには本実施例では色材に有機顔料もしくは無機顔料を用いた溶融インク(実際にはインクは熱軟化する事になる)による感熱転写を行っており、発熱体の形態が70ミクロン四方のほぼ正方形である熱集中型のサーマルヘッド38に印加する画像データ(最終的には加熱量に変換される)によって、形成される熱転写ドットの大きさを任意に変化させることにより階調性を持たせている。
【0038】
顔料を用いた溶融インクを持ったインクリボン7は供給リール26より供給され、ガイドローラ36と搬送ローラ28(進行する場合は回転方向g),29とガイドローラを兼ねたクリーニングローラ32,33によって巻取リール27に搬送され、熱集中型のサーマルヘッド34にて画像情報に基づいた中間転写媒体6への画像書込みを行う。
尚、インクリボン7には各色の区別をするため、予めインクリボン上に形成されているセンサーマークをセンサー30,31にて読み取る事によって区別と位置合せを行っている。(図2のセンサーマーク51,52を参照)
【0039】
そして、中間転写媒体に画像を形成した中間転写媒体は、ヒートローラ40を方向bに降下させて被転写体1上に加熱加圧する事によって、中間転写媒体の画像(受像層をかねた熱接着層)、ホログラム層、図示していない保護層等、いわゆる画像層を加熱加圧転写する。但し、ヒートローラ40の被転写体1に面する間には安全のための植毛された金属シャッター41.42が設けており、ヒートローラが方向bに降下するときのみシャッター41、42が方向C、C’が開き、通常は人間の手などがヒートローラ40に触れて火傷しないよう植毛された金属シャッター41、42は閉ざされている。
【0040】
ところでヒートローラ40は、内部にハロゲンランプヒータ41を持ち、ハロンランプヒータからの熱放射を吸収すべ区内部を黒化処理された中空円筒で、表に加熱加硫型のシリコンゴムと最表面に導電性のフッ素系高分子化合物を設け逆クラウン形状のヒートローラである。そして、その周速(回転方向はi)を中転写媒体や被転写体の搬送速度よりも極僅か早く回転させる事によって加熱加中の中間転写媒体中央より外側にテンションを故意に発生させ、中間転写媒体のの発生を防止している。
【0041】
そして、ヒートローラ40は、温度センサー21にて表面温度を検出し、図示していない温度コントローラ等により表面温度一定に保持しており、更にヒートローラ表面を常に綺麗に保っておくためにオイルを含浸させたクリーニングローラ22を設けてある。
【0042】
図2は、本実施例で使用するインクリボンを示す物である。尚、図面ではインク面50が手前にきており、約4〜5μmのPET(ポリエチレンテレフタレート)のベースフィルム上にブラック(Bk)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色とプライマパネル(P)が形成されている。尚、本実施例で用いたインク層の厚さは、全て1μm以下で、プライマ層は2〜3μm程度に塗工されている。
【0043】
ところで、各インク色とプライマの位置を画像形成装置側で認識するために、センサーマーク51及び52が設けられている。このうち、51は原点認識用のセンサーマークで、図1のセンサー30,31が両方ともセンサーマークを認識したときに原点であると分かるよう、マークを長くしてある。
更にプライマパネル(P)の領域は複数転写を行うために長く形成されている。
【0044】
次に図3〜図6を用いて、実際のプライマ層の転写と被転写体上への中間転写媒体の加熱加圧転写について説明する。
図3は、中間転写媒体上に、各色のインクによって感熱転写画像記録がなされたところを示すものである。
厚さ約25μmのPETシートを支持体60とし、その上に受像接着層61がグラビア印刷法、若しくはダイコート法等で形成されている。但し、受像接着層61内には、実際にはホログラム層や支持体との剥離を良くする剥離層、蛍光印刷等のセキュリティ印刷層等が含まれている。しかしながら、本実施例の説明では最表面層に相当する受像接着層のみが必要なので、この層を代表させている。そして、受像接着層62上には、各色を面積階調によって熱転写したインク層62,63,64,65が形成されており、多色によるカラー出力には各色の重ねが必要なので、各色は一部重なって熱転写されている。
【0045】
次に、図4ではプライマパネルによるプライマ層の熱転写をサーマルヘッドによって、1回だけ行ったところを示しており、中間転写媒体上には1層目プライマ層66が形成されている。
【0046】
次に図5ではプライマパネルの残りの部分を使って2回目のプライマ層を熱転写したところで、2番目のプライマ層67が1回目のプライマ層66上にのっている。
ところで、プライマ被覆2回で中間転写媒体上の画像(受像接着層やインク層、プライマ層等)を被転写体上にヒートローラで加熱加圧する場合、被転写体68が紙媒体であったときには、その繊維の飛び出し部(ケバケバ状に繊維が出ている表面の凹凸部分)69の厚さよりもプライマ被覆厚さ(図5では符号66と符号67の厚さ)の方が厚ければ、プライマ層が表面繊維部分に浸透して強力な熱接着力が期待できる。
【0047】
そして、図6にて加熱加圧された最終的な記録媒体(被転写体上に画像各層が転写されたもの)を示すが、2回の転写で形成されたプライマ層が被転写体表面の凹凸を十分に埋めていることが分かる。
【0048】
ところで、発明者らは以下の条件にて画像形成実験を行った。
Figure 0003632516
【0049】
Figure 0003632516
【0050】
そして、サンプル−2では3回程度のプライマ転写、サンプル2では、2〜3回の転写で良好な接着強度が得られることを確認し、セロハンテープ剥離試験や学振試験等の接着特性試験でも良好な結果を得ることが出来た。
また、紙の繊維等の他にも、被転写体上に施した事前に行なうプリプリントの性能によってもプライマ転写回数を変えた方が良いことも判明した。
【0051】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、支持体上にプライマ層を感熱転写可能に設けてある感熱転写記録媒体を使用し、プライマ層を中間転写媒体の受像層の面に感熱転写する場合に、被転写体の被転写面の状態や性質に応じて、2回以上の適当な回数で複数回、中間転写媒体上に加熱転写できるような技術を提供し、これにより強固な最終記録画像を得る事の出来る画像形成装置を提供することが出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置を模式的に示す説明図。
【図2】本発明に係る1実施例で使用する感熱転写記録媒体(インクリボン)を模式的に示す説明図。
【図3】本発明に係る1実施例で使用する中間転写媒体上に、各色のインクによって感熱転写画像記録がなされたところを模式的に示す説明図。
【図4】プライマパネルによるプライマ層の感熱転写をサーマルヘッドによって、1回だけ行ったところを模式的に示す説明図。
【図5】プライマパネルの残りの部分を使って2回目のプライマ層を感熱転写したところを模式的に示す説明図。
【図6】加熱加圧された最終的な記録媒体(被転写体上に画像各層が転写されたもの)を模式的に示す説明図。
【符号の説明】
1、1‘・・・被転写体
2、2‘・・・トレイ
3 ・・・レール
4、4’、5、5’・・・車輪
6 ・・・中間転写媒体
10 ・・・プラテンローラ
13、15、16、39 ・・・ガイドローラ
17、18 ・・・搬送ローラ
40 ・・・ヒートローラ

Claims (8)

  1. 少なくとも転写可能な受像層が支持体上に設けてある中間転写媒体と、顔料若しくは染料のうち少なくとも1つを色材として用いた着色層が支持体上に設けてある感熱転写記録媒体とを使用し、中間転写媒体の該受像層の面と感熱転写記録媒体の該着色層の面とを向き合わせて重ね、少なくともいずれかの支持体の側から画像情報に基づいた選択的加熱を施して感熱転写を行なうことにより、該受像層に感熱転写画像を記録可能な画像記録手段、及び、
    中間転写媒体の感熱転写画像が記録された該受像層の面を被転写体の被転写面に向けて重ね、該中間転写媒体と被転写体の少なくともいずれかを加熱することにより、受像層と共に該感熱転写画像を中間転写媒体から前記被転写体上に転写可能な画像転写手段、
    を備えた画像形成装置であって、
    (イ)中間転写媒体の前記受像層へ画像情報に基づいた感熱転写により感熱転写画像を記録した後に、中間転写媒体の該感熱転写画像の全部または少なくとも一部を含む受像層上の領域に、プライマ層が熱転写可能に支持体上に設けてあるプライマ層転写シートとプライマ層転写用加熱手段を用いてプライマ層転写シートからプライマ層を2回以上の回数で1回目とほぼ同じ領域に重ねて感熱転写することが可能なプライマ層転写手段を備えていること、
    (ロ)前記画像転写手段は、前記感熱転写画像が記録され且つ該転写されたプライマ層を、前記受像層と共に中間転写媒体から被転写体上へ転写可能な転写機構を備えていること、
    以上の(イ)、(ロ)を全て具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 少なくとも転写可能な受像層が支持体上に設けてある中間転写媒体と、顔料若しくは染料のうち少なくとも1つを色材として用いた着色層が支持体上に設けてある感熱転写記録媒体とを使用し、中間転写媒体の該受像層の面と感熱転写記録媒体の該着色層の面とを向き合わせて重ね、少なくともいずれかの支持体の側から画像情報に基づいた選択的加熱を施して感熱転写を行なうことにより、該受像層に感熱転写画像を記録可能な画像記録手段、及び、
    中間転写媒体の感熱転写画像が記録された該受像層の面を被転写体の被転写面に向けて重ね、該中間転写媒体と被転写体の少なくともいずれかを加熱することにより、受像層と共に該感熱転写画像を中間転写媒体から前記被転写体上に転写可能な画像転写手段、を備えた画像形成装置であって、
    (ハ)プライマ層が支持体上に前記着色層と面順次に塗り分けて並べて設けてある感熱転写記録媒体であって、該プライマ層は、加熱により支持体から剥離可能であり、且つ前記受像層と被転写体とのいずれに対しても加熱により接着性を呈し、該支持体から該受像層へ転写できる感熱転写記録媒体を、前記画像記録手段が使用可能であること、
    (ニ)前記画像記録手段が、前記(ハ)の感熱転写記録媒体の着色層を使用して画像情報に基づいて感熱転写により中間転写媒体の受像層に感熱転写画像を記録した後に、該感熱転写画像の感熱転写に用いた感熱転写記録デバイスを使用して、中間転写媒体の該感熱転写画像の全部または少なくとも一部を含む受像層上の領域に、該感熱転写記録媒体上のプライマ層を2回以上の回数で1回目とほぼ同じ領域に重ねて感熱転写することが可能であること、
    (ホ)前記画像転写手段は、前記感熱転写画像が記録され且つ該転写されたプライマ層を、前記受像層と共に中間転写媒体から被転写体上へ転写可能な転写機構を備えていること、
    以上の(ハ)乃至(ホ)を全て具備することを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記受像層上にプライマ層を感熱転写する回数を、前記被転写体に応じて設定および変更が任意に可能であることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の画像形成装置。
  4. 前記受像層上にプライマ層を感熱転写する領域を、この画像形成装置を制御するコンピュータから送信されるデータに基づいて、設定および変更が任意に可能であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記受像層上にプライマ層を感熱転写する場合に、この画像形成装置を制御するコンピュータから送信されるデータに基づいて、転写される受像層上の領域の全部または少なくとも一部に、プライマ層を網点状に任意に感熱転写可能であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記受像層上にプライマ層を感熱転写する手段について、プライマ層転写用加熱手段がヒートローラであることを特徴とする請求項1又は3のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記受像層上にプライマ層を感熱転写する手段について、プライマ層転写用加熱手段がサーマルヘッドであることを特徴とする請求項1、3、4、5のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記受像層上にプライマ層を感熱転写する手段について、前記感熱転写画像の感熱転写に用いた感熱転写記録デバイスが、サーマルヘッドであることを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の画像形成装置。
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