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JP3628047B2 - Magnetic recording / reproducing device - Google Patents

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JP3628047B2
JP3628047B2 JP23006594A JP23006594A JP3628047B2 JP 3628047 B2 JP3628047 B2 JP 3628047B2 JP 23006594 A JP23006594 A JP 23006594A JP 23006594 A JP23006594 A JP 23006594A JP 3628047 B2 JP3628047 B2 JP 3628047B2
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  • Digital Magnetic Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ディジタル映像信号とディジタルオーディオ信号とを、斜めトラックのそれぞれ決められたエリアに記録するようなトラックフォーマットを有するディジタルビデオテープレコーダ(以下、ディジタルVTRという)において、ディジタル映像信号とディジタルオーディオ信号とがビットストリームで入力され、このビットストリームを記録する磁気記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図38に、一般的な家庭用ディジタルVTRのトラック図を示す。図38において、磁気テープには斜めトラックが構成されており、一つのトラックはディジタル映像信号を記録する映像エリアと、ディジタルオーディオ信号を記録するオーディオエリアの二つのエリアに分割されている。
【0003】
さて、このような家庭用ディジタルVTRに映像およびオーディオ信号を記録するには二つの方法がある。一つは、アナログ映像信号とオーディオ信号を入力として、映像やオーディオの高能率符号化器を用いて記録する、いわゆるベースバンド記録方式である。もう一つは、ディジタル伝送されたビットストリームを記録する、いわゆるトランスペアレント記録方式である。
【0004】
アメリカ合衆国で審議されているATV(Advanced Television)信号を記録するには、後者のトランスペアレント記録方式が適している。その理由は、ATV信号は既にディジタル圧縮された信号であり、高能率符号化器や復号化器が不要であることや、そのまま記録するので画質の劣化がないことなどである。一方、短所としては、高速再生や、スチル、スローなどの特殊再生時の画質である。特に、ビットストリームを斜めトラックにそのまま記録しただけでは、高速再生時はほとんど画像を再生することができない。
【0005】
さて、このようなATV信号を記録するディジタルVTRの方式として、1993年10月26日から28日にカナダ国オタワ市で開催された“International Workshop on HDTV’93”における技術発表に、“A Recording Method of ATV data ona Consumer Digital VCR”がある。以下、この内容を従来例として述べる。
【0006】
家庭用ディジタルVTRのプロトタイプの基本仕様として、SD(Standard Definition)モード時、ディジタル映像信号の記録レートを25Mbpsとして、フィールド周波数が60Hzの場合、映像の1フレームを10トラックの映像エリアに記録するものがある。ここで、ATV信号のデータレートを17−18Mbpsとすると、このSDモードでATV信号のトランスペアレント記録が可能になる。
【0007】
図39は、ディジタルVTRの通常再生時と、高速再生時におけるヘッドトレース図である。図39において、各トラックは違ったアジマス角度を持つヘッドにより交互に斜め記録されている。通常再生時は、テープ送り速度が記録時と同じであるので、ヘッドは記録トラックに沿って、図39(a)のようにトレースすることができる。しかし、高速再生時はテープ速度が異なるためいくつかのトラックを横切ってトレースし、各同一アジマストラックの断片のみを再生することができる。図39(b)では5倍速の早送りの場合を示す。
【0008】
MPEG2のビットストリームでは、イントラ符号化されたブロックのみが他のフレームを参照せずに独立に復号できる。もし、MPEG2のビットストリームが順番に各トラックに記録されているとしたら、高速再生時の再生データはバーストからイントラ符号のみで画像を再構成することになる。このとき、スクリーン上では、再生されるエリアは連続ではなく、また、ブロックの断片がスクリーンに広がることになる。さらに、ビットストリームは可変長符号化されているので、スクリーンのすべてが周期的に更新される保証はなく、ある一部が長い時間更新されないこともある。結果として、高速再生時の画質は十分とは言えず、家庭用ディジタルVTRでは受け入れられないだろう。
【0009】
図40に高速再生が可能なビットストリーム記録装置のブロック図を示す。ここでは、各トラックの映像エリアを、すべてのATV信号のビットストリームを記録するメインエリアと、高速再生時に画像の再構成に用いるビットストリームの重要な部分(HPデータ)を記録する複写エリアとに分ける。高速再生時は、イントラ符号化ブロックのみが有効であるので、複写エリアにこれを記録するが、さらにデータを削減するために、すべてのイントラ符号化ブロックから低域周波数成分を抜き出して、HPデータとして記録する。図40において、1はビットストリームの入力端子、2はメインエリア用のビットストリームの出力端子、3はHPデータの出力端子、4は可変長復号器、5はカウンタI、6はデータ抜き取り回路I、7はEOB(End of Block)付加回路である。8はそれぞれの信号のフォーマット回路I、9は記録データの出力端子である。
【0010】
MPEG2のビットストリームは入力端子1から入力され、出力端子2からそのまま出力されて、メインエリアに順次記録される。一方、入力端子1からのビットストリームは可変長復号器4にも入力され、MPEG2のビットストリームのシンタックスが解析され、イントラ画像を検出し、カウンタI5にてタイミングを発生し、データ抜き取り回路I6でイントラ画像のすべてのブロックの低域周波数成分を抜き出し、さらに、EOB付加回路7でEOBを付加して、HPデータを構成し、複写エリアに記録する。
【0011】
図41に再生時の概念図を示す。通常再生時はメインエリア30に記録されているすべてのビットストリームが再生され、ディジタルVTRの外にあるMPEG2復号器に送られる。複写エリアに記録されたHPデータは捨てられる。この選択はデータ分離で行われる。一方、高速再生時は、複写エリアのHPデータのみが集められて復号器に送られ、メインエリアのビットストリームは捨てられる。この選択もまたデータ分離で行われる。
【0012】
次に、図42に高速再生時のヘッドトレースの例を示す。テープ速度が整数倍速で、位相ロック制御されておれば、ヘッドスキャンニングは同じアジマストラックに同期する。従って、再生されるデータの位置は固定される。図42において、再生信号の出力レベルが−6dBより大きい部分が再生されると仮定すると、一つのヘッドにより網掛けした領域が再生されることになる。図42では9倍速の例を示しており、9倍速ではこの網掛け領域の信号読みだしが保証される。従って、HPデータをこのエリアに記録すれば良い。しかし、他の倍速では、信号読みだしは保証されず、いくつかのテープ速度で読み出せるようこの領域を選ぶ必要がある。
【0013】
図43にヘッドが同一アジマストラックに同期する3つのテープ速度のスキャン領域の例を示す。各テープ速度でスキャンされる領域には、いくつかの重複領域がある。これらの領域から複写エリアを選択し、異なるテープ速度でのHPデータの読みだしを保証する。図43では、4倍、9倍、17倍の早送りの場合を示しているが、これらのスキャン領域は、−2倍、−7倍、−15倍の早送りの場合と同じになる。
【0014】
いくつかのテープ速度で、全く同じ領域をヘッドがトレースするのは不可能である。それは、テープ速度によりヘッドが横切るトラック数が異なるからである。さらに、どの同一アジマストラックからもトレースできる必要がある。図44に、異なるテープ速度のヘッドトレースの例を示す。図44では、5倍速と9倍速の重複領域から領域1、2、3が選択されている。同じHPデータを9トラックに繰り返し記録することにより、HPデータは5倍速、9倍速どちらでも読み出せる。
【0015】
図45は5倍速時のヘッドトレースの例である。図45からわかるように、テープ速度と同じトラック数に同じHPデータを繰り返し記録することにより、HPデータは、同一アジマストラックに同期したヘッドにより、読み出すことができる。したがって、規定倍速内の最大の高速再生を行う場合のテープ速度と同じトラック数に、HPデータの複製を繰り返すことにより、HPデータは、いくつかのテープ速度で、正方向、逆方向の読み出しを行う。
【0016】
図46に、メインエリアと複写エリアの例を示す。家庭用ディジタルVTRでは、各トラックの映像エリアは135のシンクブロックから構成されており、メインエリアは97シンクブロック、複写エリアは32シンクブロックとした。この複写エリアは、図43で示した、4、9、17倍速に対応する重複領域を選んでいる。この場合、メインエリアのデータレートは約17.46Mbps、複写エリアは17回同じデータが記録されるので、約338.8kbpsとなる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
従来の磁気記録再生装置は以上のように構成されているので、高速再生を行う際にトラックの曲がりや、走査軌跡の曲がりが発生した場合、あるいはテープ下端部分におけるトラック記録開始点の誤差がある場合にはこれらの発生した部分の高速再生領域のデータが再生できないという問題点があった。
【0018】
また、複数の高速再生領域のデータをヘッドの1回の走査で再生する必要があるのでこれを満足できる所定の速度以外では再生ができないため、再生可能な速度が制限を受けるので少ないという問題点があった。
【0019】
また、2ヘッド構成のドラムと4ヘッド構成のドラムでは4ヘッド構成のドラムの方がドラムの回転速度が半分であるのでヘッドの走査軌跡とトラックの交差角度が大きく、この結果2ヘッド構成のドラムで再生可能な高速再生領域を4ヘッド構成のドラムでは半分の高速再生速度でしか再生できないという問題点があった。
【0020】
また、全ての再生速度で高速再生のデータを共通に使用しているので、1枚の高速再生用の画面が記録されているテープの長さ方向の領域を通過する時間によって、各速度の高速再生において1枚の画面データを再生し表示できる周期が決まるので1枚の画面データが再生される時間が速度に反比例して変化し、このため高速では画面の変化が早く、低速では変化が遅く、これらの結果全ての速度で見やすい画像を表示することができにくいという問題点があった。
【0021】
本発明は以上のような問題点を解決するためになされたもので、トラック曲がりや走査軌跡の曲がり、及びテープ下端部分におけるが発生しても高速再生用のデータを確実に再生できる信頼性の高い磁気記録再生装置を得ることを目的とする。
【0022】
また、本発明は多くの速度で高速再生が可能な使い勝手の良い磁気記録再生装置を得ることを目的とする。
【0023】
また、本発明は2ヘッドと4ヘッドのどちらのヘッド構成でも同じ速度で高速再生を行うことができる磁気記録再生装置を得ることを目的とする。
【0024】
また、本発明は複数の速度で高速再生を行うことができるとともに、どの速度でも見やすい間隔で画面の切り替えを行うことのできる磁気記録再生装置を得ることを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る磁気記録再生装置は、請求項1では、2種類のアジマスのヘッドを装架した回転ドラムにより磁気テープ表面に形成した傾斜トラックに信号を記録し再生する装置において、通常の記録信号から高速再生に用いる信号を取り出す手段と、高速再生に用いる信号を所定のトラックの所定の領域に記録する手段と、高速再生に用いる信号を記録したトラックを識別する信号を記録する手段と、トラックを識別する信号を再生する手段を有するとともに、複数の所定の倍速数(n倍速)で高速再生を行う際に、前記高速再生に用いる信号を各倍速数毎に予め定められたアジマスのトラックに記録し、低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域A、及び高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bとし、領域の大きさを領域A>領域Bとし、該領域A、及び領域Bの両端に同一データを記録するコピーエリアを設けるように構成する。
【0026】
また、請求項2では、前記請求項1記載の装置において複数の偶数倍速の高速再生に用いる信号のうち、低速倍速再生用の信号を第1のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの1箇所の領域に記録し、高速倍速再生用の信号を第2のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの複数の領域に記録するように構成する。
【0027】
また、請求項3では、前記請求項1又は請求項2記載の装置において複数の偶数倍速の高速再生に用いる信号のうち、低速倍速再生用の信号を第1のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの1箇所の領域に記録し、高速倍速再生用の信号を第2のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの複数の領域に記録し、各倍速数再生時にヘッドがトラッキング信号エリア(以下、ITIエリアという)、及びサブコードエリアを走査するように構成する。
【0029】
また、請求項では、前記請求項1ないし請求項のいずれかに記載の装置において低速倍速再生用、及び高速倍速再生用のデータを記録する領域A、及び領域Bの両端に設けるコピーエリアを5シンクブロック単位で設けるように構成する。
【0030】
また、請求項では、前記請求項1ないし請求項のいずれかに記載の装置において低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域Aをほぼ5等分し、該領域をA1、A2、A3、A4、A5とするときに、領域A1、及び領域A5に記録する信号を同一信号とし、高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bをほぼ3等分し、該領域をB1、B2、B3とするときに、領域B1、及び領域B3に記録する信号を同一信号とするように構成する。
【0031】
また、請求項では、前記請求項1ないし請求項のいずれかに記載の装置において2種類のアジマスを有するヘッドで2ヘッドで2n倍速、4ヘッドで倍速(nは偶数)のヘッド走査軌跡の中間の軌跡位置に高速再生用データを記録するように構成する。
【0032】
また、請求項では、前記請求項1ないし請求項、及び請求項のいずれかに記載の装置において低速倍速再生用、及び高速倍速再生用のデータを記録する領域A、及び領域Bの両端に設けるコピーエリアをテープの外側ほど多く設けるように構成する。
【0033】
また、請求項では、前記請求項1記載の装置において高速再生に用いる信号として偶数倍速の低速倍速、正方向の高速倍速、及び逆方向の高速倍速に用いる信号を記録するように構成する。
【0034】
また、請求項では、前記請求項1又は請求項記載の装置において複数の偶数倍速の高速再生に用いる信号のうち、低速倍速再生用の信号を第1のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの1箇所の領域に記録し、正方向の高速倍速再生用の信号を第2のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの複数の領域に記録し、逆方向の高速倍速再生用の信号を第2のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの複数の領域に記録するように構成する。
【0035】
また、請求項10では、前記請求項1請求項、及び請求項のいずれかに記載の装置において複数の偶数倍速の高速再生に用いる信号のうち、低速倍速再生用の信号を第1のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの1箇所の領域に記録し、高速倍速再生用の信号を第2のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの複数の領域に記録し、逆方向の高速倍速再生用の信号を第2のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの複数の領域に記録し、各倍速数再生時にヘッドがITIエリア、及びサブコードエリアを走査するように構成する。
【0036】
また、請求項11では、前記請求項1及び請求項ないし請求項10のいずれかに記載の装置において第1のアジマスのトラックにおいて低速倍速再生用の信号を記録する領域Aを設け、後続する第2のアジマスのトラックにおいて低速倍速再生用の信号を記録する領域Bを設けるとともに、領域Bの長さを領域Aの長さのほぼ2倍とし、領域Bの中心のトラック内での位置をほぼ領域Aの中心のトラック内での位置と同一にするように構成する。
【0037】
また、請求項12では、前記請求項1及び請求項ないし請求項11のいずれかに記載の装置において領域Bをほぼ3等分し、該領域をB1、B2、B3とするときに、領域Aに記録する信号を領域B1および領域B3に記録する信号と同一とするように構成する。
【0038】
また、請求項13では、前記請求項1ないし請求項12のいずれかに記載の装置において高速再生を行う速度ごとに記録する信号を各々の速度専用に構成し、複数の再生速度の信号をテープ上の異なる位置に記録するように構成する。
【0039】
また、請求項14では、前記請求項13記載の装置において連続するM本のトラックにおいて、所定のトラックの所定の位置に所定の速度の高速再生の信号を配置するとともに、該Mトラックの信号の配置を単位として繰り返し記録を行うとともに、複数のM×n倍速(ただしnは自然数)の高速再生用の信号を記録し、各々の速度の信号をMトラックを単位として2×n回繰り返し記録するように構成する。
【0040】
また、請求項15では、前記請求項14記載の装置においてMを4とするとともに、テープ速度の制御に3種類の周波数信号f0、f1、f0、f2の繰り返しによるパイロット信号を用いるように構成する。
【0041】
また、請求項16では、前記請求項15記載の装置においてM×n倍速再生用として記録した信号を用いてM×n倍以下の任意の偶数倍速再生を行うように構成する。
【0042】
また、請求項17では、前記請求項記載の装置において低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域A、及び高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bとし、該領域A、及び領域Bの両端にそれぞれ同一データを記録するコピーエリアとしてA1、A2、及びB1、B2を設けるときに、領域Aの両端のコピーエリアA1、及びA2に記録する信号を、それぞれ誤り訂正を行うためのECCデータと画像データから成る同一の信号とし、領域Bの両端のコピーエリアB1、及びB2に記録する信号を、それぞれ誤り訂正を行うためのECCデータと画像データから成る同一の信号とするように構成する。
【0043】
また、請求項18では、前記請求項記載の装置において低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域A、及び高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bとし、該領域A、及び領域Bの両端にそれぞれ同一データを記録するコピーエリアとしてA1、A2、及びB1、B2を設けるときに、領域Aの両端のコピーエリアA1、及びA2に記録する信号を、それぞれ異なるECCデータと同一の画像データを含む信号とし、領域Bの両端のコピーエリアB1、及びB2に記録する信号をそれぞれ異なるECCデータと同一の画像データを含む信号とするように構成する。
【0044】
また、請求項19では、前記請求項記載の装置において低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域A、及び高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bとし、該領域A、及び領域Bの両端にそれぞれ同一データを記録するコピーエリアとしてA1、A2、及びB1、B2を設けるときに、領域Aの両端のコピーエリアA1、及びA2に記録する信号をそれぞれ異なるECCデータとし、領域BのコピーエリアB1、及びB2に記録する信号をそれぞれ異なるECCデータとするように構成する。
【0045】
また、請求項20では、前記請求項又は請求項記載の装置において低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域Aをほぼ5等分し、該領域をA1、A2、A3、A4、A5とするときに、領域A1、及び領域A5に記録する信号を誤り訂正を行うためのECCデータと画像データを含む同一の信号とし、高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bをほぼ3等分し、該領域をB1、2、B3とするときに、領域B1、及び領域B3に記録する信号をECCデータと画像データを含む同一の信号とするように構成する。
【0046】
また、請求項21では、前記請求項又は請求項記載の装置において低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域Aをほぼ5等分し、該領域をA1、A2、A3、A4、A5とするときに、領域A1、及び領域A5に記録する信号をそれぞれ異なるECCデータと同一の画像データを含む信号とし、高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bをほぼ3等分し、該領域をB1、2、B3とするときに、領域B1、及び領域B3に記録する信号をそれぞれ異なるECCデータと同一の画像データを含む信号とするように構成する。
【0047】
また、請求項22では、前記請求項または請求項記載の装置において低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域Aをほぼ5等分し、該領域をA1、A2、A3、A4、A5とするときに、領域A1、及び領域A5に記録する信号をそれぞれ異なるECCデータとし、高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bをほぼ3等分し、該領域をB1、B2、B3とするときに、領域B1、及び領域B3に記録する信号をそれぞれ異なるECCデータとするように構成する。
【0048】
【作用】
本発明に係る磁気記録再生装置は、請求項1においては、2種類のアジマスのヘッドを装架した回転ドラムにより磁気テープ表面に形成した傾斜トラックに信号を記録し再生する装置において、通常の記録信号から高速再生に用いる信号を取り出し、高速再生に用いる信号を所定のトラックの所定の領域に記録し、高速再生に用いる信号を記録したトラックを識別する信号を記録し、トラックを識別する信号を再生するとともに、複数の所定の倍速数(n倍速)で高速再生を行う際に、前記高速再生に用いる信号を各倍速数毎に予め定められたアジマスのトラックに記録し、低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域A、及び高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bとし、領域の大きさを領域A>領域Bとし、該領域A、及び領域Bの両端に同一データを記録するコピーエリアを設けるものである。
【0049】
また、請求項2においては、前記請求項1記載の装置において複数の偶数倍速の高速再生に用いる信号のうち、低速倍速再生用の信号を第1のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの1箇所の領域に記録し、高速倍速再生用の信号を第2のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの複数の領域に記録するものである。
【0050】
また、請求項3においては、前記請求項1又は請求項2の装置において複数の偶数倍速の高速再生に用いる信号のうち、低速倍速再生用の信号を第1のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの1箇所の領域に記録し、高速倍速再生用の信号を第2のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの複数の領域に記録し、各倍速数再生時にヘッドがITIエリア、及びサブコードエリアを走査するものである。
【0052】
また、請求項においては、前記請求項1ないし請求項のいずれかに記載の装置において低速倍速再生用、及び高速倍速再生用のデータを記録する領域A、及び領域Bの両端に設けるコピーエリアを5シンクブロック単位で設けるものである。
【0053】
また、請求項においては、前記請求項1ないし請求項のいずれかに記載の装置において低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域Aをほぼ5等分し、該領域をA1、A2、A3、A4、A5とするときに、領域A1、及び領域A5に記録する信号を同一信号とし、高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bをほぼ3等分し、該領域をB1、B2、B3とするときに、領域B1、及び領域B3に記録する信号を同一信号とするものである。
【0054】
また、請求項においては、前記請求項1ないし請求項のいずれかに記載の装置において2種類のアジマスを有するヘッドで2ヘッドで2n倍速、4ヘッドで倍速(nは偶数)のヘッド走査軌跡の中間の軌跡位置に高速再生用データを記録するものである。
【0055】
また、請求項においては、前記請求項1ないし請求項、及び請求項のいずれかに記載の装置において低速倍速再生用、及び高速倍速再生用のデータを記録する領域A、及び領域Bの両端に設けるコピーエリアをテープの外側ほど多く設けるものである。
【0056】
また、請求項においては、前記請求項1記載の装置において高速再生に用いる信号として偶数倍速の低速倍速、正方向の高速倍速、及び逆方向の高速倍速に用いる信号を記録するものである。
【0057】
また、請求項においては、前記請求項1又は請求項記載の装置において複数の偶数倍速の高速再生に用いる信号のうち、低速倍速再生用の信号を第1のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの1箇所の領域に記録し、正方向の高速倍速再生用の信号を第2のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの複数の領域に記録し、逆方向の高速倍速再生用の信号を第2のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの複数の領域に記録するものである。
【0058】
また、請求項10においては、前記請求項1請求項、及び請求項のいずれかに記載の装置において複数の偶数倍速の高速再生に用いる信号のうち、低速倍速再生用の信号を第1のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの1箇所の領域に記録し、高速倍速再生用の信号を第2のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの複数の領域に記録し、逆方向の高速倍速再生用の信号を第2のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの複数の領域に記録し、各倍速数再生時にヘッドがITIエリア、及びサブコードエリアを走査するものである。
【0059】
また、請求項11においては、前記請求項1及び請求項ないし請求項10のいずれかに記載の装置において第1のアジマスのトラックにおいて低速倍速再生用の信号を記録する領域Aを設け、後続する第2のアジマスのトラックにおいて低速倍速再生用の信号を記録する領域Bを設けるとともに、領域Bの長さを領域Aの長さのほぼ2倍とし、領域Bの中心のトラック内での位置をほぼ領域Aの中心のトラック内での位置と同一にするものである。
【0060】
また、請求項12においては、前記請求項1及び請求項ないし請求項11のいずれかに記載の装置において領域Bをほぼ3等分し、該領域をB1、B2、B3とするときに、領域Aに記録する信号を領域B1および領域B3に記録する信号と同一とするものである。
【0061】
また、請求項13においては、前記請求項1ないし請求項12のいずれかに記載の装置において高速再生を行う速度ごとに記録する信号を各々の速度専用に構成し、複数の再生速度の信号をテープ上の異なる位置に記録するものである。
【0062】
また、請求項14においては、前記請求項13記載の装置において連続するM本のトラックにおいて、所定のトラックの所定の位置に所定の速度の高速再生の信号を配置するとともに、該Mトラックの信号の配置を単位として繰り返し記録を行うとともに、複数のM×n倍速(ただしnは自然数)の高速再生用の信号を記録し、各々の速度の信号をMトラックを単位として2×n回繰り返し記録するものである。
【0063】
また、請求項15においては、前記請求項14記載の装置においてMを4とするとともに、テープ速度の制御に3種類の周波数信号f0、f1、f0、f2の繰り返しによるパイロット信号を用いるものである。
【0064】
また、請求項16においては、前記請求項15記載の装置においてM×n倍速再生用として記録した信号を用いてM×n倍以下の任意の偶数倍速再生を行うものである。
【0065】
また、請求項17においては、前記請求項記載の装置において低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域A、及び高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bとし、該領域A、及び領域Bの両端にそれぞれ同一データを記録するコピーエリアとしてA1、A2、及びB1、B2を設けるときに、領域Aの両端のコピーエリアA1、及びA2に記録する信号を、それぞれ誤り訂正を行うためのECCデータと画像データから成る同一の信号とし、領域Bの両端のコピーエリアB1、及びB2に記録する信号を、それぞれ誤り訂正を行うためのECCデータと画像データから成る同一の信号とするものである。
【0066】
また、請求項18においては、前記請求項記載の装置において低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域A、及び高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bとし、該領域A、及び領域Bの両端にそれぞれ同一データを記録するコピーエリアとしてA1、A2、及びB1、B2を設けるときに、領域Aの両端のコピーエリアA1、及びA2に記録する信号を、それぞれ異なるECCデータと同一の画像データを含む信号とし、領域Bの両端のコピーエリアB1、及びB2に記録する信号をそれぞれ異なるECCデータと同一の画像データを含む信号とするものである。
【0067】
また、請求項19においては、前記請求項記載の装置において低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域A、及び高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bとし、該領域A、及び領域Bの両端にそれぞれ同一データを記録するコピーエリアとしてA1、A2、及びB1、B2を設けるときに、領域Aの両端のコピーエリアA1、及びA2に記録する信号をそれぞれ異なるECCデータとし、領域BのコピーエリアB1、及びB2に記録する信号をそれぞれ異なるECCデータとするものである。
【0068】
また、請求項20においては、前記請求項又は請求項記載の装置において低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域Aをほぼ5等分し、該領域をA1、A2、A3、A4、A5とするときに、領域A1、及び領域A5に記録する信号を誤り訂正を行うためのECCデータと画像データを含む同一の信号とし、高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bをほぼ3等分し、該領域をB1、2、B3とするときに、領域B1、及び領域B3に記録する信号をECCデータと画像データを含む同一の信号とするものである。
【0069】
また、請求項21においては、前記請求項又は請求項記載の装置において低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域Aをほぼ5等分し、該領域をA1、A2、A3、A4、A5とするときに、領域A1、及び領域A5に記録する信号をそれぞれ異なるECCデータと同一の画像データを含む信号とし、高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bをほぼ3等分し、該領域をB1、2、B3とするときに、領域B1、及び領域B3に記録する信号をそれぞれ異なるECCデータと同一の画像データを含む信号とするものである。
【0070】
また、請求項22においては、前記請求項又は請求項記載の装置において低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域Aをほぼ5等分し、該領域をA1、A2、A3、A4、A5とするときに、領域A1、及び領域A5に記録する信号をそれぞれ異なるECCデータとし、高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bをほぼ3等分し、該領域をB1、2、B3とするときに、領域B1、及び領域B3に記録する信号をそれぞれ異なるECCデータとするものである。
【0071】
【実施例】
実施例1.
本発明の一実施例を図1に示す。図1において、101はビットストリーム入力端子、102はメインエリア用ビットストリーム出力端子、103は低速倍用データ出力端子、104は高速倍用データ出力端子である。105はトランスポートヘッダを解析し、トランスポートヘッダ及びイントラデータを含んだトランスポートパケットを出力するTPヘッダ解析回路、106は分離されたトランスポートヘッダに修正を加えるTPヘッダ修正回路、107はトランスポートパケットをビットストリームに変換するde−Packet回路、108はビットストリーム中に含まれるシーケンスヘッダやピクチャヘッダ等のヘッダを解析し、各ヘッダとイントラデータを出力するヘッダ解析回路、109はイントラのビットストリームから各再生速度における特再データを形成し、出力する特再データ作成回路である。111は低速倍用データにヘッダ解析回路108で取りだした各ヘッダの中から必要なヘッダを付加していくヘッダ付加回路、111はトランスポートパケットのデータの大きさにパケット化する為のPacket回路、112は修正したトランスポートヘッダを付加する修正TPヘッダ付加回路、113はTPヘッダ修正回路106とヘッダ付加回路110とPacket回路111と修正TPヘッダ付加回路112を合わせたもので低速倍用データ作成回路である。114は高速倍用データ作成回路である。ここで高速倍用データ作成回路114は低速倍用データ作成回路113と同様の構成になっている。
【0072】
次に動作について説明する。ビットストリーム入力端子101から入力されたビットストリームは、メインエリア用のデータとしてメインエリア用ビットストリーム出力端子102から出力される。またTPヘッダ解析回路105にも導かれる。TPヘッダ解析回路105では入力されたビットストリームからトランスポートパケットのヘッダを検出し、該ヘッダを解析し、続くビットストリーム中にイントラデータが含まれている場合にはそのトランスポートパケットをde−Packet回路107に出力し、またそのトランスポートヘッダをTPヘッダ修正回路106に出力する。
【0073】
de−Packet回路107では、入力されたトランスポートパケットのパケットを分解し、ビットストリームとしてヘッダ解析回路108に出力する。ヘッダ解析回路108では、入力されたビットストリームからシーケンスヘッダ、ピクチャヘッダ等のヘッダを解析し、イントラデータのみを特再データ作成回路109に出力し、該ヘッダをヘッダ付加回路110に出力する。
【0074】
特再データ作成回路109では入力されたイントラデータから低速倍用の特再データ、高速倍用の特再データを形成する。続く処理は各再生速度において同様であるので、ここでは低速倍用データ作成について述べる。特再データ作成回路109から出力された低速倍用データは低速倍用データ作成回路113に入力される。低速倍用データ作成回路113内のヘッダ付加回路110に入力された低速倍用データは、ヘッダ解析回路108から入力される各ヘッダのうち必要なヘッダが随時付加され、Packet回路111に出力される。Packet回路111では、ヘッダ付加回路110で必要なヘッダが付加された低速倍用のデータをトランスポートパケットのデータの大きさ毎にパケット化する。パケット化された低速倍用のデータは修正TPヘッダ付加回路112で修正トランスポートヘッダを付加されて出力される。修正トランスポートヘッダはTPヘッダ解析回路105で分離されたトランスポートヘッダをTPヘッダ修正回路106で適当な形に修正したものである。こうして低速倍用の特再データをトランスポートパケットの形に変換し、低速倍用データ出力端子103から出力する。
【0075】
ここでは低速倍用データのトランスポートパケット化について述べたが、高速倍用データも同様の処理が施される。特再データ作成回路109から出力される高速倍用の特再データは高速倍用データ作成回路114に入力され、それぞれヘッダ、修正トランスポートヘッダが付加され、トランスポートパケットの形で高速倍用データ出力端子104から出力される。
【0076】
さらに特再データ作成回路109について詳しく述べる。図2に特再データ作成回路109の1実施例を示す。120はイントラデータのビットストリームを入力する入力端子、121は低速倍用のデータを作成するための可変長復号器A、122は高速倍用の特再データを作成するための可変長復号器Bである。123はカウンタA、124はカウンタB、125は低速倍用の特再データを抜き取るデータ抜き取り回路A、126は高速倍用の特再データを抜き取るデータ抜き取り回路B、127は低速倍用の特再データにEOB(End Of Block)コードを付加するEOB付加回路A、128は高速倍用の特再データにEOBを付加するEOB付加回路Bである。129は低速倍用の特再データを出力する出力端子、130は高速倍用の特再データを出力する出力端子である。
【0077】
図2の動作について説明する。可変長復号器A121では入力されたビットストリームを可変長復号する。その結果から復号されたDCT係数の個数をカウンタA123がカウントし、データ抜き取り回路A125にその結果を出力する。データ抜き取り回路A125では、カウンタA123からの入力で所定のタイミングで入力ビットストリームから所定個数のDCT係数分のビットストリームを抜き取る。カウンタB124とデータ抜き取り回路B126も上記と同様の動作を行う。データ抜き取り回路A125では低速倍用の特再データを入力されたビットストリームから抜き取り、データ抜き取り回路B126は高速倍用の特再データを入力されたビットストリームから抜き取る。抜き取られた低速倍用の特再データはEOB付加回路A127でEOBコードを付加され、出力端子129から低速倍用データとして出力される。抜き取られた高速倍用の特再データはEOB付加回路B130でEOBコードを付加され、出力端子130から高速倍用データとして出力される。
【0078】
この時データを抜き取るタイミングはそれぞれのデータ抜き取り回路において同一でもかまわないし、異なっていてもかまわない。タイミングが異なるということは、記録される1映像ブロック(符号化器側で直行変換を行った単位)内のDCT係数の個数が異なることになる。特再データが記録される特再エリアは後述するように限られているので、該特再エリアが同一面積で有れば、1映像ブロックのDCT係数の個数を多くすると記録する特再エリアが多く必要となり、再生時の画面のリフレッシュが遅くなる。そのかわり画質は良くなる。このリフレッシュと画質のトレードオフでデータを抜き取るタイミングを決定すれば良い。
【0079】
続いて図3において、メインエリア用のビットストリームと各倍速用の特再データの合成について説明する。140はメインエリア用のビットストリームを入力する入力端子、141は低速倍用の特再データを入力する入力端子、142は高速倍用の特再データを入力する入力端子である。143は入力されてくるそれぞれのデータ及びビットストリームをシンクブロックのフォーマットに変換するSBフォーマット回路 、144はSBデータを出力するSB出力端子である。
【0080】
図3の動作について説明する。各入力端子から入力されたデータ及びビットストリームは、SBフォーマット回路143に入力される。SBフォーマット回路143では、トラック毎、シンクブロック毎に各シンクブロックに記録するデータを各入力から選択する。各データにはシンクブロック単位でヘッダを付加して、後述する所定のパターンに成るようにトラック内のシンクブロックを構成し、SB出力端子144から出力する。
【0081】
SBフォーマット回路143の動作について詳細に述べる。なお本実施例では、ドラム構成は図4に示す3つのドラム構成のうちのいずれの構成でもかまわない。(ただし、2つのアジマス角をもち、一方のアジマス角を有するヘッドAチャンネル、他方をBチャンネルとする。)図4(a)は1Ch×2、(b)は2Ch×1、(c)は2Ch×2の構成を示す。以下、本実施例では低速倍速として4倍速、高速倍速として16倍速を採用する場合について説明する。
【0082】
まず、特再エリアの構成を図に示す。図5において、150はBチャンネルのヘッドによる低速倍速用のデータを記録するBチャンネル低速倍速用記録エリア、151a〜151dはAチャンネルのヘッドによる高速倍速用のデータを記録するAチャンネル高速倍速用記録エリアである。なお2Ch×2のドラム構成を使用した場合には150のデータは上記Bチャンネル低速倍速用データの低速再生倍速数の1/2の速度用のデータとなり、151a〜151dのデータは上記Aチャンネル高速再生用データの高速再生倍速数の1/2の速度用のデータとなる。これは2Ch×2のドラム構成の場合、他のドラム構成に比較して、同一倍速を使用した場合にトラックと交差する回数が多くなるため、1トラック当りの再生できるシンクブロック数(以下、1トラック当りに再生できるエリアを1バーストと記す。)がほぼ1/2となることによるものである。すなわち、1Ch×2、および2Ch×1のドラム構成で使用したN倍速再生時に1トラック当りの再生できるシンクブロック数と、2Ch×2のドラム構成でN/2倍速再生時に1トラック当りの再生できるシンクブロック数はほぼ等しくなる。
【0083】
また図5の各ブロックに割り振った番号1〜10は同一番号であれば同一データを示すものである。なお、データ構成の詳細については後述する。
【0084】
また、図5の150のデータは50シンクブロックから成るデータであり、151a〜151dのデータは15シンクブロックから成るデータである。なお、各データに割り当てたシンクブロック数は、高速再生時に各倍速数において収得可能なシンクブロック数を算出した結果に基づくものである。図6に各倍速再生時に1トラックより収得可能なシンクブック数を示す。図において9000rpmシステムとは図4(a)、及び(b)に示すヘッド配置のシステムを示し、4500rpmとは図4(c)に示すヘッド配置のシステムを示すものである。図中の各値は10μm(なお、SD規格におけるトラックピッチは10μmとなっている。)の回転ヘッドを用いて高速再生を行った場合に各再生速度において1本のトラックより再生できるシンクブロック数を示したものである。なお、計算は1トラック(180度相当)のシンクブロック数を186シンクブロックとし、再生出力レベルが−6dBより大きい部分が得られるものと仮定して算出したものである。
【0085】
図6により、9000rpmシステムにおいて4倍速再生時には1トラックより62シンクブロックが収得可能である。また、16倍速再生時には1トラックより12シンクブロックが収得可能である。これに基づいた上で、さらにトラック曲がりや、ヘッド走査軌跡の曲がり、あるいはテープ下端部におけるトラックの記録開始位置の誤差が起こる場合を考慮したデータ構成が図5に示すものである。150に示す4倍速再生データの中心に30シンクブロックのデータ2を配置し、データ2の上下に10シンクブロックのデータ1を配置する。また、151a〜151dに示す16倍速再生データの中心に5シンクブロックのデータ4を配置し、データ4の上下に5シンクブロックのデータ3を配置する。151b〜151dは151aと同様であるので説明は省略する。このように1バーストの中心に配置するデータ(図5においては4倍速データではデータ1、16倍速データではデータ4、6、8、10)の上下に同一のデータ(図5においては4倍速データではデータ2、16倍速データでは3、5、7、9)を2重書きすることにより、上述のようなトラック曲がり、ヘッド走査軌跡の曲がり、あるいはテープ下端部におけるトラックの記録開始位置の誤差が起こり、再生位置が上下にずれる場合の影響を最小限に抑えることが出来る。
【0086】
各特再エリアをトラックに配した一例が図7である。図の左端にトラックの下端から上端まで記録されるデータエリアの内容を示した。トラック下端から順にITIエリア、オーディオエリア、ビデオエリア、サブコードエリアである。また、図中に示したメモリはシンクブロックアドレスを示すものであり、1トラック(180度相当)で186シンクブロックを含む。図において、下端の0シンクブロックより、上端の185シンクブロックまでの合計186シンクブロックより構成される。160はAチャンネルのヘッドによって記録される第1のトラックであり、161はBチャンネルのヘッドによって記録される第2のトラック、162はAチャンネルのヘッドによって記録される第3のトラック、163はBチャンネルのヘッドによって記録される第4のトラックである。第1のトラック160から第4のトラック163の4本のトラックを1単位とする。f0、f1、f2はトラッキングを行うための各トラックに記録されるパイロット信号を示している。エリア150、及び151a〜151d以外のトラックのエリアは通常再生用のデータを記録するメインエリアとして使用される。4倍速のエリア150は9000rpmのドラム構成の場合、4倍速再生時にヘッドの1スキャンで1つの集中したエリアのデータとして再生することができる。また、4500rpmのドラム構成の場合には、4倍速の1/2の速度である2倍速再生時にヘッドの1スキャンで1つの集中したエリアのデータとして再生することができる。また、16倍速のエリア151a〜151dは9000rpmのドラム構成の場合、16倍速再生時にヘッドの1スキャンで4つのエリアのデータとして再生することができる。また、4500rpmのドラム構成の場合には、16倍速の1/2の速度である8倍速再生時にヘッドの1スキャンで4つのエリアのデータとして再生することができる。
【0087】
また、図7において、16倍速用データエリアは、テープの外側のデータエリアほど同一データの二重書き部分を多くしてもよい。図7においてはテープの中心に位置する151b、及び151cのエリアよりテープの外側にあたる151a、及び151dのエリアを多くしてもよい。このようにエリアを確保することにより、9000rpmシステムでの16倍速再生と、4500rpmシステムでの8倍速とのヘッド走査軌跡の多少のずれに対応することができ、より確実に高速再生を行うことが出来る。
【0088】
なお、4倍速用データエリア、及び16倍速用データエリアのエリア数はこれに限るものではない。
【0089】
また、図7に示した1単位のデータ配置によれば、4倍速再生時、及び16倍速再生時に図に示すITIのエリアと、サブコードのエリアをヘッドがスキャンする。すなわち、ITIエリアでトラッキングを制御するためのパイロット信号f0、f1、f2を得ることができ、また、サブコードエリアもヘッドがスキャンするため、サブコードエリアに頭出し機能である時間情報や曲番情報等の付加情報を記録することにより機能を加えることが可能である。
【0090】
図7に示した1単位を繰り返し、記録していくことで磁気テープ上に記録パターンを形成していく。図8にその記録パターンを示す。ここで、本実施例では4倍速用のデータは2回繰り返し記録し、16倍速用のデータは8回繰り返し記録する。
【0091】
このように記録パターンを形成する事で、トラック曲がり、ヘッド走査軌跡の曲がり、テープ下端部におけるトラックの記録開始位置の誤差の影響を最小限に抑えることができる。またそれぞれ倍速の専用エリアを設けているので、リフレッシュや、画質をそれぞれの倍速に応じて設定することができる。また、高速再生時にITIエリア、及びサブコードエリアをヘッドがスキャンするため、トラッキング制御しながら、サブコードエリアに記録する信号を用いて頭出し機能等の付加機能を得ることが可能となる。
【0092】
なお、図5に示した、150及び151a〜151dのデータ構成はこれに限るものではない。
【0093】
実施例2.
実施例1の特再データ作成回路109では図2に示した形で特再データを作成したが、これにこだわるものではなく図9に示した構成でもかまわない。実施例2では特再データ作成回路109の別な構成について述べる。
【0094】
図9は特再データ作成回路109の別な構成の一例である。120、127、128、129、130は図2と同様である。500は入力されたビットストリームを可変長復号化する可変長復号器C、501はカウンタC、502は低速倍用のデータを抜き取るデータ抜き取り回路A、503は高速倍用のデータを抜き取るデータ抜き取り回路Bである。
【0095】
次にその動作について説明する。入力端子120から入力されたイントラデータは可変長復号器C500、データ抜き取り回路A502、データ抜き取り回路B503に入力される。可変長復号器C500では、ビットストリームを可変長復号する。その結果からカウンタC501は、復号されたDCT係数をカウントし、データ抜き取り回路A502、データ抜き取り回路B503にそれぞれ出力する。データ抜き取り回路A502は、カウンタC501からの入力によって予め設定されたタイミングでデータを抜き取る。データ抜き取り回路B503も同様にそれぞれ独立に予め設定されたタイミングでデータを抜き取る。それぞれ抜き取られたデータはEOB付加回路A127、EOB付加回路B128でEOBコードを付加され、それぞれ出力端子129、出力端子130から出力される。このように構成することで図2の場合と同様の特再データを作成することができる。
【0096】
実施例3.
実施例3では、実施例1のように記録した磁気テープの再生を説明する。実施例1では9000rpmシステムでは低速倍速として4倍速、高速倍速として16倍速を設定した。また、4500rpmシステムでは低速倍速として2倍速、高速倍速として8倍速を設定した。実施例3ではそれぞれの設定倍速での再生を行う。
【0097】
図10は1Ch×2のドラム構成で4倍速再生したときの図である。矢印は4倍速再生時のヘッドのスキャンを示す。この時4倍速再生用の特再エリアでトラッキング制御を行うようにする。4倍速用の特再データはBチャンネルで記録されており、また2単位繰り返し記録されているので、2単位の一方をAチャンネルのヘッドがスキャンし、他方をBチャンネルのヘッドがスキャンするためBチャンネルのヘッドによって記録された4倍速用の特再データを再生することができる。またこのとき、ヘッドはサブコードエリアもスキャンし、サブコードエリアの信号を得ることが出来る。
【0098】
図11は2Ch×1のドラム構成で4倍速再生したときの図である。矢印は4倍速再生時のヘッドのスキャンを示す。このとき4倍速用の特再エリアでサーボをロックするようにする。4倍速用の特再データはBチャンネルで記録されており、また2単位繰り返し記録されているので、2単位の一方を必ず2Chのヘッドがスキャンする。よってBチャンネルのヘッドによって記録された4倍速用の特再データを再生することができる。またこのとき、ヘッドはサブコードエリアをスキャンし、サブコードエリアの信号を得ることが出来る。
【0099】
図12は2Ch×2のドラム構成で2倍速再生したときの図である。矢印は2倍速再生時のヘッドのスキャンを示す。このとき4倍速用の特再エリアでサーボをロックするようにする。4倍速用の特再データはBチャンネルで記録されており、また2単位繰り返し記録されているので、2単位の一方を必ず2Chのヘッドがスキャンする。よってBチャンネルのヘッドによって記録された4倍速用の特再データを2倍速再生時に再生することができる。またこのとき、ヘッドはサブコードエリアをスキャンし、サブコードエリアの信号を得ることが出来る。
【0100】
図13は1Ch×2のドラム構成で16倍速再生したときの図である。矢印は16倍速再生時のヘッドのスキャンを示す。16倍速用の特再データはAチャンネルで記録されており、また8単位繰り返し記録されているので、8単位のうちの1単位の16倍速用の特再データをAチャンネルのヘッドがスキャンし、8単位のうちの別の1単位の16倍速用の特再データをBチャンネルのヘッドがスキャンする。よってAチャンネルのヘッドによって記録された16倍速用のデータを再生することができる。またこのとき、ヘッドはサブコードエリアをスキャンし、サブコードエリアの信号を得ることが出来る。なお、ITIエリアに記録されているパイロット信号によりトラッキングをかけることもできる。
【0101】
図14は2Ch×1のドラム構成で16倍速再生したときの図である。矢印は16倍速再生時のヘッドのスキャンを示す。16倍速用の特再データは8単位繰り返し記録されているので、8単位のうちの1単位の16倍速用の特再データを必ず2Chのヘッドがスキャンする。よって、Aチャンネルのヘッドによって記録された16倍速用の特再データを再生することができる。またこのとき、ヘッドはサブコードエリアをスキャンし、サブコードエリアの信号を得ることが出来る。なお、ITIエリアに記録されているパイロット信号によりトラッキングをかけることもできる。
【0102】
図15は2Ch×2のドラム構成で8倍速再生したときの図である。矢印は8倍速再生時のヘッドのスキャンを示す。16倍速用の特再データは8単位繰り返し記録されているので、8単位のうちの1単位を必ず2Chのヘッドがスキャンする。よってAチャンネルのヘッドによって記録された16倍速用の特再データを8倍速再生時に再生することができる。
【0103】
次に、再生時の信号の処理について図16に示す。図において、200は再生データの再生データ入力端子、201はシスコン等からのモード信号を入力するモード信号入力端子、202は再生されたシンクブロックのIDを解析し、再生データを選択するID解析回路、203はシンクブロック単位で付加されたヘッダを解析し、再生データを選択するSBヘッダ解析回路、204は再生されたシンクブロックをトランスポートパケットに変換するSBtoTP変換回路I、205は再生SB出力端子である。
【0104】
次に、その動作について説明する。再生データ入力端子から入力された再生データは(このとき既にSD仕様の誤り訂正復号が行われている。)、ID解析回路202に入力される。このID解析回路202には同時に再生モードを示す信号がモード入力端子201より入力され、ID解析回路202に入力される。ID解析回路202では、再生モード信号より通常再生か特再かを認識し、通常再生の場合には、メインエリアに記録された通常再生用のデータをシンクブロック単位で次段に出力する。また特再であった場合は、特再エリアに記録されたデータをシンクブロック単位で次段に出力する。よって、それぞれの再生モードのときには他方のモードのデータはシンクブロック単位で捨てられる。現在のシンクブロックがメインエリアのものか特再エリアのものかはID、もしくはシンクブロック単位で付加されたヘッダを解析することで判別する。
【0105】
ID解析回路202で選択され、出力されたデータはSBヘッダ解析回路203に入力される。SBヘッダ解析回路203では、再生モード信号の情報から再生倍速数を認識し、再生倍速数に合致した特再エリアのシンクブロックを出力する。再生モード信号と合致しなかった特再エリアのデータは捨てられる。通常再生時には入力されたデータをそのまま出力する。その判別はID、もしくはシンクブロック単位で付加されたヘッダを解析することで行う。
【0106】
SBヘッダ解析回路203から出力されたデータはSBtoTP変換回路204に入力される。SBtoTP変換回路204では、シンクブロックからトランスポートパケットに変換して再生SB出力端子205から出力する。
【0107】
このように通常再生時にはメインエリアに記録したデータのみを使用し、各種再生速度における特再の場合には各特再エリアに記録したデータのみを使用することでディジタルVTRに要求される通常再生、各再生速度における特再を達成することができる。
【0108】
実施例4.
実施例3では、実施例1で設定した倍速数についての再生を行ったが、実施例4では、実施例1で設定された再生速度の特再エリアをその再生速度以下の再生速度で再生する。
【0109】
図17は1Ch×2のドラム構成で2倍速再生ときの図である。矢印で示したものがヘッドのスキャンを示している。このとき4倍速用の特再データエリアでトラッキング制御を行うようにする。4倍速用の特再データは2単位繰り返し記録された2倍速用の特再エリアに記録された4倍速用の特再データを利用することで行う。このように再生すると同一の特再データを2回再生することが生じる。この場合には、どちらかのデータを捨てることで2倍速の再生を達成することができる。
【0110】
図18は2Ch×1のドラム構成で2倍速再生したときの図である。矢印で示したものがヘッドのスキャンを示している。このとき4倍速用の特再データエリアでサーボをロックするようにする。2倍速用の特再データは2単位繰り返し記録された4倍速用の特再エリアに記録された4倍速用の特再データをを利用することで行う。このように再生すると同一の特再データを2回再生することが生じる。この場合にはどちらかのデータを捨てることで2倍速の再生を達成することができる。
【0111】
以上実施例4では4倍速用のエリアを2倍速で再生する例について述べたがこれに限るものではなく、本実施例の4倍速再生用データのように一箇所に固めて特再データを記録する場合には、設定された再生速度の特再エリアをその再生速度以下の再生速度で再生してもよい。
【0112】
実施例5.
実施例5では実施例1の記録フォーマットと異なる記録フォーマットについて説明する。本実施例では低速倍速数として4倍速の場合を例に説明する。また、高速倍速数として、本実施例では正方向、及び逆方向の両方を設定する。正方向の高速倍速数として16倍速、逆方向の高速倍速数として−16倍速の場合を例に説明する。
【0113】
なお、本実施例の回路、及び動作は上記実施例1において図1、図2(あるいは実施例2の図9)、図3に示したものと同一であるので説明は省略する。
【0114】
まず、特再エリアの構成を図19に示す。図19において、170はAチャンネルのヘッドによる低速倍速用のデータを記録するAチャンネル低速倍速用記録エリア、171はBチャンネルのヘッドによる低速倍速用のデータを記録するBチャンネル低速倍速用記録エリア、172a〜172fはAチャンネルのヘッドによる正方向の高速倍速用のデータを記録するAチャンネル正方向高速倍速用記録エリア、173a〜173fはAチャンネルのヘッドによる逆方向の高速再生用のデータを記録するAチャンネル逆方向高速倍速再生用記録エリアである。なお、2Ch×2のドラム構成を使用した場合には172a〜172fのデータは上記Aチャンネル高速倍速用データの正方向高速再生倍速数の1/2の速度用のデータとなり、173a〜173fのデータは上記Aチャンネル逆方向高速再生用データの高速再生倍速数の1/2の速度用のデータとなる。理由は実施例1で述べたとおりである。
【0115】
ここで、低速倍速用記録エリアについて説明する。上記のように本実施例では低速倍速用記録エリアとしてAチャンネル低速倍速用記録エリアとBチャンネル低速倍速用記録エリアを設ける。上記のように4500rpmシステムのドラム構成を使用する場合、9000rpmのドラム構成に比較して同一倍速を使用した場合、トラックと交差する回数が多くなるため、1バーストで収得できるシンクブロック数がほぼ1/2となる。本実施例の低速倍速用記録エリアは、このことを踏まえ、4500rpmシステムのドラム構成を使用する場合に9000rpmシステムのドラム構成を使用する場合と同一の再生速度で、同等の再生シンクブロック数を得ることができるものである。すなわち、4500rpmのドラム構成を使用する場合には、BチャンネルのヘッドによるBチャンネル低速倍速用記録エリアから再生することができないエリアをAチャンネルのヘッドによりAチャンネル低速倍速用記録エリアからの再生信号により補うことができる。
【0116】
また、図19のブロックに割り振った番号1〜18は同一番号であれば同一データを示すものである。図においてBチャンネル低速倍速用記録エリア171の上下端部分のデータよりAチャンネル低速倍速用記録エリア170のデータを構成している。理由は上述した通りである。
【0117】
また、図19の170のデータは20シンクブロックから成るデータであり、171のデータは30シンクブロックから成るデータであり、172a〜172f、及び173a〜173fのデータは5シンクブロックから成るデータである。なお、各データに割り当てたシンクブロック数は、実施例1と同様に高速再生時に各倍速数において収得可能なシンクブロック数を算出した結果(図6参照)に基づくものである。
【0118】
各特再エリアをトラックに配した1例が図20である。図の見方は実施例1の図7と同様であるので説明は省略する。160〜163は図7に示したものと同一であるので説明は省略する。f0、f1、f2はそれぞれのトラックを識別するためのパイロット信号を示している。エリア170、171、172a〜172f、及び173a〜173f以外のトラックのエリアは通常再生用のデータを記録するメインエリアとして使用される。4倍速のエリア171は9000rpmのドラム構成の場合、4倍速再生時にヘッドの1スキャンで1つの集中したエリアのデータとして再生することができる。また、4500rpmのドラム構成の場合には、エリア171からの再生データを隣接するエリア170のデータで補うことにより4倍速用記録データを全て再生することができる。また、16倍速のエリア172a〜172fは9000rpmのドラム構成の場合、16倍速再生時にヘッドの1スキャンで6つのエリアのデータとして再生することができる。また、4500rpmのドラム構成の場合には、16倍速の1/2の速度である8倍速再生時にヘッドの1スキャンで6つのエリアのデータとして再生することができる。また、−16倍速のエリア173a〜173fは9000rpmのドラム構成の場合、−16倍速再生時にヘッドの1スキャンで6つのエリアのデータとして再生することができる。また、4500rpmのドラム構成の場合には、−16倍速の1/2の速度である−8倍速再生時にヘッドの1スキャンで6つのエリアのデータとして再生することができる。
【0119】
なお、16倍速用記録データと、−16倍速用記録データはデータレート等の内容は同一のものであり、図3に示すSBフォーマット回路143により各データのトラック上への配置位置が16倍速用と−16倍速用で逆になるようフォーマット生成する。すなわち図20において、16倍速用データエリアであるエリア172aに記録するデータと同一のデータを−16倍速用データエリアであるエリア173fに記録し、以下、エリア172bとエリア173e、エリア172cとエリア173d、エリア172dとエリア173c、エリア172eとエリア173b、そして最後にエリア172fとエリア173aが同一データを記録するエリアとなるように記録フォーマットを生成する。
【0120】
また、図20において、16倍速用データエリア、及び−16倍速用データエリアは、テープの外側のデータエリアほど同一データの二重書き部分を多くしてもよい。図20においてはテープの中心に位置する172c、及び172d、あるいは173c、及び173dのエリアよりテープの外側にあたる172b、及び172e、あるいは173b、及び173eのエリアを多くとり、さらに172a、及び172f、あるいは173a、及び173fのエリアを多くしてもよい。このようにエリアを確保することにより、9000rpmシステムでの16倍速再生、及び−16倍速再生と、4500rpmシステムでの8倍速、及び−8倍速とのヘッド走査軌跡の多少のずれに対応することができ、より確実に高速再生を行うことが出来る。
【0121】
なお、4倍速用データエリア、16倍速用データエリア、及び−16倍速用データエリアのエリア数はこれに限るものではない。
【0122】
上記説明を、具体的に画面の再生位置を示すことにより説明する。図21に(1)フレームの再生画面図を示す。本実施例では1フレームを6つのエリアに分割した場合について説明する。(なお、画面の分割数はこれに限るものではない。)図のように6等分されたデータを図20に示す16倍速用データエリア、及び−16倍速用データエリアに配置する。16倍速用については(1)の部分のデータはエリア172aに記録され、以下、(2)はエリア172b、(3)はエリア172c、(4)はエリア172d、(5)はエリア172e、(6)はエリア172fに記録される。一方、−16倍速用については(6)の部分のデータが173aに記録され、以下、(5)はエリア173b、(4)はエリア173c、(3)はエリア173d、(2)はエリア173e、(1)はエリア173fに記録される。このようにデータを記録することにより−16倍速再生のような逆方向の高速再生時においても、正方向の高速再生時と同様に再生時に画面の上端部分から下端部分に向かう順に再生データが得られるため、逆方向再生時にも、特別な逆方向再生用の並べ換え用メモリを設けることなく、高速再生を実現することができる。
【0123】
また、図20に示した1単位のデータ配置によれば、4倍速再生時、16倍速再生時、及び−16倍速再生時に図に示すITIのエリアと、サブコードのエリアをヘッドがスキャンする。すなわちITIエリアでトラッキングを制御するためのパイロット信号f0、f1、f2を得ることができ、また、サブコードエリアもヘッドがスキャンするため、サブコードエリアに頭出し機能である時間情報や曲番情報等の付加情報を記録することにより機能を加えることが可能である。
【0124】
図20に示した1単位を繰り返し、記録していくことで磁気テープ上に記録パターンを形成していく。図22にその記録パターンを示す。ここで、本実施例では4倍速用のデータは2回繰り返し記録し、16倍速用、及び−16倍速用のデータは8回繰り返し記録する。
【0125】
このように記録パターンを形成する事で、トラック曲がりやヘッド走査軌跡の曲がり等の影響を最小限に抑えることができる。またそれぞれ倍速の専用エリアを設けているので、リフレッシュや、画質をそれぞれの倍速に応じて設定することができる。また、高速再生時にITIエリア、及びサブコードエリアをヘッドがスキャンするため、サブコードエリアに記録する信号を用いて頭出し機能等の付加機能を得ることが可能となる。また、逆方向の高速再生用記録エリアを設けることにより、逆方向再生時に専用の並べ変え用メモリを搭載することなく逆方向の高速再生を実現することが出来る。
【0126】
実施例6.
実施例6では、実施例5のように記録した磁気テープの再生を説明する。実施例5では低速倍速として4倍速を採用した。また、9000rpmシステムでは正方向の高速倍速として16倍速、および逆方向の高速倍速数として−16倍速を設定し、また、4500rpmシステムでは正方向の高速倍速として8倍速、逆方向の高速倍速として−8倍速を設定した。実施例6ではそれぞれの設定倍速での再生を行う。
【0127】
図23は1Ch×2のドラム構成で4倍速再生したときの図である。矢印は4倍速再生時のヘッドのスキャンを示す。このとき4倍速用の特再データエリアでトラッキングを制御するようにする。4倍速用の特再データはBチャンネルで記録されており、また2単位繰り返し記録されているので、2単位の一方をAチャンネルのヘッドがスキャンし、他方をBチャンネルのヘッドがスキャンするためBチャンネルのヘッドによって記録された4倍速用の特再データを再生することができる。またこのとき、ヘッドはサブコードエリアをスキャンし、サブコードエリアの信号を得ることが出来る。
【0128】
図24は2Ch×1のドラム構成で4倍速再生したときの図である。矢印は4倍速再生時のヘッドのスキャンを示す。このとき4倍速用の特再データエリアでトラッキングを制御するようにする。4倍速用の特再データはBチャンネルで記録されており、また2単位繰り返し記録されているので、2単位の一方を必ず2Chのヘッドがスキャンする。よってBチャンネルのヘッドによって記録された4倍速用の特再データを再生することができる。またこのとき、ヘッドはサブコードエリアをスキャンし、サブコードエリアの信号を得ることが出来る。
【0129】
図25は2Ch×2のドラム構成で4倍速再生したときの図である。矢印は4倍速再生時のヘッドのスキャンを示す。このとき4倍速用の特再データエリアでトラッキングを制御するようにする。4倍速用の特再データはBチャンネルで記録されており、また2単位繰り返し記録されているので、2単位の一方を必ず2Chのヘッドがスキャンする。しかし、実施例5に示した理由によりBチャンネルだけでは4倍速の特再データ全てを再生することができない。よって、Aチャンネルのヘッドによって再生されるAチャンネルのヘッドにより記録された4倍速用の特再データと合成することで再生することができる。またこのとき、ヘッドはサブコードエリアをスキャンし、サブコードエリアの信号を得ることが出来る。
【0130】
図26は1Ch×2のドラム構成で16倍速再生したときの図である。矢印は16倍速再生時のヘッドのスキャンを示す。16倍速用の特再データはAチャンネルで記録されており、また8単位繰り返し記録されているので、8単位のうちの1単位の16倍速用の特再データをAチャンネルのヘッドがスキャンし、8単位のうちの別の1単位の16倍速用の特再データをBチャンネルのヘッドがスキャンする。よってAチャンネルのヘッドによって記録された16倍速用のデータを再生することができる。またこのとき、ヘッドはサブコードエリアをスキャンし、サブコードエリアの信号を得ることが出来る。なお、ITIエリアに記録されているパイロット信号によりトラッキングをかけることもできる。
【0131】
図27は2Ch×1のドラム構成で16倍速再生したときの図である。矢印は16倍速再生時のヘッドのスキャンを示す。16倍速用の特再データは8単位繰り返し記録されているので、8単位のうちの1単位の16倍速用の特再データを必ず2Chのヘッドがスキャンする。よって、Aチャンネルのヘッドによって記録された16倍速用の特再データを再生することができる。またこのとき、ヘッドはサブコードエリアをスキャンし、サブコードエリアの信号を得ることが出来る。なお、ITIエリアに記録されているパイロット信号によりトラッキングをかけることもできる。
【0132】
図28は2Ch×2のドラム構成で8倍速再生したときの図である。矢印は8倍速再生時のヘッドのスキャンを示す。16倍速用の特再データは8単位繰り返し記録されているので、8単位のうちの1単位を必ず2Chのヘッドがスキャンする。よって、Aチャンネルのヘッドによって記録された16倍速用の特再データを8倍速再生時に再生することができる。
【0133】
図29は1Ch×2のドラム構成で−16倍速再生したときの図である。矢印は−16倍速再生時のヘッドのスキャンを示す。−16倍速用の特再データはAチャンネルで記録されており、また8単位繰り返し記録されているので、8単位のうちの1単位の−16倍速用の特再データをAチャンネルのヘッドがスキャンし、8単位のうちの別の1単位の−16倍速用の特再データをBチャンネルのヘッドがスキャンする。よって、Aチャンネルのヘッドによって記録された−16倍速用のデータを再生することができる。またこのとき、ヘッドはサブコードエリアをスキャンし、サブコードエリアの信号を得ることが出来る。なお、ITIエリアに記録されているパイロット信号によりトラッキングをかけることもできる。
【0134】
図30は2Ch×1のドラム構成で−16倍速再生したときの図である。矢印は−16倍速再生時のヘッドのスキャンを示す。−16倍速用の特再データは8単位繰り返し記録されているので、8単位のうちの1単位の−16倍速用の特再データを必ず2Chのヘッドがスキャンする。よって、Aチャンネルのヘッドによって記録された−16倍速用の特再データを再生することができる。またこのとき、ヘッドはサブコードエリアをスキャンし、サブコードエリアの信号を得ることが出来る。なお、ITIエリアに記録されているパイロット信号によりトラッキングをかけることもできる。
【0135】
図31は2Ch×2のドラム構成による−8倍速再生の図である。矢印は−8倍速再生時のヘッドのスキャンを示す。−16倍速用の特再データは8単位繰り返し記録されているので、8単位のうちの1単位を必ず2Chのヘッドがスキャンする。よって、Aチャンネルのヘッドによって記録された−16倍速用の特再データを−8倍速再生時に再生することができる。
【0136】
再生時の信号の処理については図16に示すものと構成も動作も同一であるので説明は省略する。
【0137】
このように、通常再生時にはメインエリアに記録したデータのみを使用し、各種再生速度における特再の場合には各特再エリアに記録したデータのみを使用することでディジタルVTRに要求される通常再生、各再生速度における特再を達成することができる。
【0138】
実施例7.
実施例7では、実施例1において図5に示した特再エリアのデータ構成の一例を説明する。図32に本実施例の特再エリアのデータ構成を示す。実施例1において図5中の1〜10までのエリアは同一番号のものは同一のデータを記録するエリアであるものとした。本実施例においては図5に基づき、さらに特再データを特再用の画像データ、及び高速再生時に発生する誤りを訂正するため、特再データに付加される特再用の誤り訂正符号(ECC)データに分けた場合のデータ構成、及びデータ配置について説明する。図5において150のエリア1、及び151aのエリア3、151bのエリア5、151cのエリア7、151dのエリア9は同一データの2重書きエリアであった。図32ではこれらの2重書きエリアに記録するデータの内部構成を示す。まず、150の2つのエリア1は図のようにともに5シンクブロックから成るデータ1、及びECC1により構成する。た、150のエリア2はデータ2のみにより構成する。さらに、151aの2つのエリア3はともにデータ3により構成する。また、151aのエリア4はデータ4により構成する。以下、151bの2つのエリア5はともにデータ5により構成し、151bのエリア6はデータ6により構成し、同様に151cの2つのエリア7はともにデータ7により構成し、151cのエリア8はデータ8により構成する。最後の151dの2つのエリア9はともにECC9により構成し、151dのエリア10はデータ10により構成する。
【0139】
以上のようにデータの2重書きエリアに画像データとECCデータをともに2重書きするようにデータ構成をすることにより、150のエリアより再生される4倍速用データのECC符号の構成は(40,35,6)RS符号((符号長40、情報数35、距離6)の積符号形式誤り訂正符号であるリードソロモン符号。)となる。
【0140】
この時のデータの再生状態と誤り訂正能力について図33(1)を用いて説明する。図33(1)(a)のように50シンクブロックの150のエリアのデータが全て再生される場合(図中の矢印で再生された部分を示す。)は、情報数35個に対し、5個までの誤りを訂正することができる。また、図33(1)(b)のように50シンクブロックの150エリアのうちトラック下端部分のエリア1に記録されたデータ1の5シンクブロック分が再生されない場合も同様に、情報数35個に対し、5個までの誤りを訂正することができる。また、図33(1)(c)のように50シンクブロックの150エリアのうち下端部分のエリア1に記録された各5シンクブロックのデータ1、及びECC1の計10シンクブロック分が再生されない場合も同様に、情報数35個に対し、5個までの誤りを訂正することができる。また、図33(1)(d)のように50シンクブロックの150エリアのうち上端部分のエリア1に記録されたECC1の5シンクブロック分が再生されない場合も同様に、情報数35個に対し、5個までの誤りを訂正することができる。また、図33(1)(e)のように50シンクブロックの150エリアのうち上端部分のエリア1に記録された各5シンクブロックのデータ1、及びECC1の計10シンクブロック分が再生されない場合も同様に、情報数35個に対し、5個までの誤りを訂正することができる。
【0141】
また、16倍速用データのECC符号の構成も(40,35,6)RS符号となる。この時のデータの再生状態と誤り訂正能力について図33(2)を用いて説明する。なお、4つの16倍速エリアである151a〜151dはヘッド1走査により再生されるものであり、各エリアの再生状態はほぼ同一として説明する。図33(2)(a)のように15シンクブロックの151a〜151dのエリアのデータが全て再生される場合(図中の矢印で再生された部分を示す。)は、情報数35個に対し、5個までの誤りを訂正することができる。また、図33(2)(b)のように15シンクブロックの151a〜151dの各エリアのうちトラック下端部分のエリア3、エリア5、エリア7、エリア9に記録された、それぞれ順にデータ3、データ5、データ7、ECC9の各5シンクブロック分が再生されない場合も同様に、情報数35個に対し、5個までの誤りを訂正することができる。また、図33(2)(c)のように15シンクブロックの151a〜151dの各エリアのうちトラック上端部分のエリア3、エリア5、エリア7、エリア9に記録された、それぞれ順にデータ3、データ5、データ7、ECC9の各5シンクブロック分が再生されない場合も同様に、情報数35個に対し、5個までの誤りを訂正することができる。このようにデータ構成をすることにより4倍速用、及び16倍速用の特再データでECCの構成が共通のものとなり、ECC回路が共有できるため回路規模の削減を図ることができる。
【0142】
実施例8.
実施例8においても上記実施例7と同様に、実施例1において図5に示した特再エリアのデータ構成の一例を説明する。図34に本実施例の特再エリアに記録する特再データを特再用の画像データ、及び特再用のECCデータに分けた場合のデータ構成、及びデータ配置について説明する。図34において、まず、150の2つのエリア1は図のように、トラックの下端部分にあたる方(エリア2の下の部分)は5シンクブロックから成るデータ1、及びECC1Aにより構成する。一方、トラックの上端部分にあたる方(エリア2の上の部分)は5シンクブロックから成るデータ1、及びECC1Bにより構成する。なお、ECC1A、及びECC1Bは異なるECCデータである。また、150のエリア2はデータ2のみにより構成する。さらに、151aの2つのエリア3はともにデータ3により構成する。また、151aのエリア4はデータ4により構成する。以下、151bの2つのエリア5はともにデータ5により構成し、151bのエリア6はデータ6により構成し、同様に151cの2つのエリア7はともにデータ7により構成し、151cのエリア8はデータ8により構成する。最後の151dの2つのエリア9は図のように、トラックの下端部分にあたる方(エリア10の下の部分)は5シンクブロックから成るECC9Aにより構成する。一方、トラックの上端部分にあたる方(エリア10の上の部分)は5シンクブロックから成るECC9Bにより構成する。なお、ECC9A、及びECC9Bはそれぞれ異なるデータである。また、151dのエリア10はデータ10により構成する。
【0143】
以上のようにデータの2重書きエリアに画像データは2重書きし、またECCデータは同一データを1度だけ書くようにデータ構成をすることにより、150のエリアより再生される4倍速用データのECC符号の構成は(45,35,11)RS符号((符号長45、情報数35、距離11)の積符号形式誤り訂正符号であるリードソロモン符号。)となる。
【0144】
この時のデータの再生状態と誤り訂正能力について図35(1)を用いて説明する。図35(1)(a)のように50シンクブロックの150のエリアのデータが全て再生される場合(図中の矢印で再生された部分を示す。)は、情報数35個に対し、10個までの誤りを訂正することができる。また、図35(1)(b)のように50シンクブロックの150エリアのうちトラック下端部分のエリア1に記録されたデータ1の5シンクブロック分が再生されない場合も同様に、情報数35個に対し、10個までの誤りを訂正することができる。また、図35(1)(c)のように50シンクブロックの150エリアのうち下端部分のエリア1に記録された各5シンクブロックのデータ1、及びECC1Aの計10シンクブロック分が再生されない場合は情報数35個に対し、5個までの誤りを訂正することができる。また、図35(1)(d)のように50シンクブロックの150エリアのうち上端部分のエリア1に記録されたECC1Bの5シンクブロック分が再生されない場合は、情報数35個に対し、5個までの誤りを訂正することができる。また、図35(1)(e)のように50シンクブロックの150エリアのうち上端部分のエリア1に記録された各5シンクブロックのデータ1、及びECC1Bの計10シンクブロック分が再生されない場合は、情報数35個に対し、5個までの誤りを訂正することができる。
【0145】
また、16倍速用データのECC符号の構成も(45,35,11)RS符号となる。この時のデータの再生状態と誤り訂正能力について図35(2)を用いて説明する。なお、4つの16倍速エリアである151a〜151dはヘッド1走査により再生されるものであり、各エリアの再生状態はほぼ同一として説明する。図35(2)(a)のように15シンクブロックの151a〜151dのエリアのデータが全て再生される場合(図中の矢印で再生された部分を示す。)は、情報数35個に対し、10個までの誤りを訂正することができる。また、図35(2)(b)のように15シンクブロックの151a〜151dの各エリアのうちトラック下端部分のエリア3、エリア5、エリア7、エリア9に記録された、それぞれ順にデータ3、データ5、データ7、ECC9Aの各5シンクブロック分が再生されない場合は、情報数35個に対し、5個までの誤りを訂正することができる。また、図35(2)(c)のように15シンクブロックの151a〜151dの各エリアのうちトラック上端部分のエリア3、エリア5、エリア7、エリア9に記録された、それぞれ順にデータ3、データ5、データ7、ECC9Bの各5シンクブロック分が再生されない場合は、情報数35個に対し、5個までの誤りを訂正することができる。このようにデータ構成をすることにより4倍速用、及び16倍速用の特再データでECCの構成が共通のものとなり、ECC回路が共有できるため回路規模の削減を図ることができる。
【0146】
実施例9.
実施例9においても上記実施例7、及び実施例8と同様に、実施例1において図5に示した特再エリアのデータ構成の一例を説明する。図36に本実施例の特再エリアに記録する特再データを特再用の画像データ、及び特再用のECCデータに分けた場合のデータ構成、及びデータ配置について説明する。図36において、まず、150の2つのエリア1は図のように、トラックの下端部分にあたる方(エリア2の下の部分)は10シンクブロックから成るECC1Aにより構成する。一方、トラックの上端部分にあたる方(エリア2の上の部分)は10シンクブロックから成るECC1Bにより構成する。なお、ECC1A、及びECC1Bはそれぞれ異なるECCデータである。また、150のエリア2はデータ2により構成する。さらに、151aの2つのエリア3はともにデータ3により構成し、151aのエリア4はデータ4により構成する。以下同様に、151bの2つのエリア5はともにデータ5により構成し、151bのエリア6はデータ6により構成する。また、151cの2つのエリア7は図のように、トラックの下端部分にあたる方(エリア8の下の部分)は5シンクブロックから成るECC7Aにより構成する。一方、トラックの上端部分にあたる方(エリア8の上の部分)は5シンクブロックから成るECC9Bにより構成する。なお、ECC7A、及びECC7Bはそれぞれ異なるデータである。また、151cのエリア8はデータ8により構成する。最後の151dの2つのエリア9は図のように、トラックの下端部分にあたる方(エリア10の下の部分)は5シンクブロックから成るECC9Aにより構成する。一方、トラックの上端部分にあたる方(エリア10の上の部分)は5シンクブロックから成るECC9Bにより構成する。なお、ECC9A、及びECC9Bはそれぞれは異なるデータである。また、151dのエリア10はデータ10により構成する。
【0147】
以上のように実施例1において図5に示したデータの2重書きエリアに画像データ、及びECCデータをともに同一データを1度だけ書くようにデータ構成をすることにより、150のエリアより再生される4倍速用データのECC符号の構成は(50,30,21)RS符号(((符号長50、情報数30、距離21)の積符号形式誤り訂正符号であるリードソロモン符号。)となる。
【0148】
この時のデータの再生状態と誤り訂正能力について図37(1)を用いて説明する。図37(1)(a)のように50シンクブロックの150のエリアのデータが全て再生される場合(図中の矢印で再生された部分を示す。)は、情報数30個に対し、20個までの誤りを訂正することができる。また、図37(1)(b)のように50シンクブロックの150エリアのうちトラック下端部分のエリア1に記録されたECC1Aの10シンクブロック分が再生されない場合は、情報数30個に対し、10個までの誤りを訂正することができる。また、図37(1)(c)のように50シンクブロックの150エリアのうち上端部分のエリア1に記録された10シンクブロックのECC1Bの10シンクブロック分が再生されない場合は、情報数30個に対し、10個までの誤りを訂正することができる。
【0149】
また、16倍速用データのECC符号の構成も(50,30,21)RS符号となる。この時のデータの再生状態と誤り訂正能力について図37(2)を用いて説明する。なお、4つの16倍速エリアである151a〜151dはヘッド1走査により再生されるものであり、各エリアの再生状態はほぼ同一として説明する。図37(2)(a)のように15シンクブロックの151a〜151dのエリアのデータが全て再生される場合(図中の矢印で再生された部分を示す。)は、情報数30個に対し、20個までの誤りを訂正することができる。また、図37(2)(b)のように15シンクブロックの151a〜151dの各エリアのうちトラック下端部分のエリア3、エリア5、エリア7、エリア9に記録された、それぞれ順にデータ3、データ5、ECC7A、ECC9Aの各5シンクブロック分が再生されない場合は、情報数30個に対し、10個までの誤りを訂正することができる。また、図37(2)(c)のように15シンクブロックの151a〜151dの各エリアのうちトラック上端部分のエリア3、エリア5、エリア7、エリア9に記録された、それぞれ順にデータ3、データ5、ECC7B、ECC9Bの各5シンクブロック分が再生されない場合は、情報数30個に対し、10個までの誤りを訂正することができる。このようにデータ構成をすることにより4倍速用、及び16倍速用の特再データでECCの構成が共通のものとなり、ECC回路が共有できるため回路規模の削減を図ることができる。
【0150】
なお、上記実施例7〜実施例9において特再用データエリアにおけるECCデータの配置位置を、実施例1において図5に示した各倍速再生用データエリアの両端に位置する特再データの2重書きエリアに配置する場合について説明したが、これに限るものではなく、各倍速数再生用データエリアの中央に位置する特再データの1度書き部分(図5の4倍速用エリアの例ではエリア2)に配置してもよい。
【0151】
また、上記実施例7〜実施例9において本実施例1の記録フォーマットを採用する場合の特再エリアについて説明したが、記録フォーマットはこれに限るものではなく、上記実施例7〜実施例9に示すデータ構成は実施例5に示すフォーマット等においても有効なものである。
【0152】
【発明の効果】
以上のように、本発明になる磁気記録再生装置は、請求項1によれば、複数の所定の倍速数(n倍速)で高速再生を行う際に、高速再生に用いる信号を各倍速数毎に予め定められたアジマスのトラックに記録することで、効率のよい高速再生データ配置が行うことができるのでより高画質な高速再生画像を実現する装置を得ることができる。また、低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域A、及び高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bとし、領域の大きさを領域A>領域Bとし、該領域A、及び領域Bの両端に同一データを記録するコピーエリアを設けるので、高速再生時にトラック曲がりやヘッド走査軌跡の曲がり、あるいはテープ下端部分におけるトラックの記録開始点の誤差がある場合にも、データの2重書きにより高速再生データを補間することができるので上記による影響を最小限に抑えることができより信頼性の高い装置を得ることができる。
【0153】
また、請求項2によれば、複数の偶数倍速の高速再生に用いる信号のうち、低速倍速再生用の信号を第1のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの1箇所の領域に記録し、高速倍速再生用の信号を第2のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの複数の領域に記録するので、高速再生時に効率よくデータ再生を行うことでき、また低速倍速再生時にはヘッドの1走査につき1つのトラックの1箇所だけで高速再生データを再生するようにしたので、トラックの曲がりや走査軌跡の曲がりが発生した場合でも該1箇所の高速再生データの記録領域を基準にヘッドを走査することで、正確にデータを再生することができるので信頼性の高い装置を得ることができる。
【0154】
また、請求項3によれば、複数の偶数倍速の高速再生に用いる信号のうち、低速倍速再生用の信号を第1のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの1箇所の領域に記録し、高速倍速再生用の信号を第2のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの複数の領域に記録し、各倍速数再生時にヘッドがITIエリア、及びサブコードエリアを走査するので、サブコードエリアに付加情報を記録し、高速再生時に使用することができるのでより多機能な装置を得ることができる。
【0156】
また、請求項によれば、低速倍速再生用、及び高速倍速再生用のデータを記録する領域A、及び領域Bの両端に設けるコピーエリアを5シンクブロック単位で設けるので、高速再生時にトラック曲がりやヘッド走査軌跡の曲がり、あるいはテープ下端部分におけるトラックの記録開始点の誤差がある場合にも、データの2重書きにより高速再生データを補間することができるので上記による影響を最小限に抑えることができより信頼性の高い装置を得ることができる。
【0157】
また、請求項によれば、低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域Aをほぼ5等分し、該領域をA1、A2、A3、A4、A5とするときに、領域A1、及び領域A5に記録する信号を同一信号とし、高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bをほぼ3等分し、該領域をB1、2、B3とするときに、領域B1、及び領域B3に記録する信号を同一信号とするので、高速再生時にトラック曲がりやヘッド走査軌跡の曲がり、あるいはテープ下端部分におけるトラックの記録開始点の誤差がある場合にも、データの2重書きにより高速再生データを補間することができるので上記による影響を最小限に抑えることができより信頼性の高い装置を得ることができる。
【0158】
また、請求項によれば、2種類のアジマスを有するヘッドで2ヘッドで2n倍速、4ヘッドで倍速(nは偶数)のヘッド走査軌跡の中間の軌跡位置に高速再生用データを記録するので、ヘッド構成によって高速再生速度が制限されることがなく、使い勝手の良い装置が得られる。
【0159】
また、請求項によれば、低速倍速再生用、及び高速倍速再生用のデータを記録する領域A、及び領域Bの両端に設けるコピーエリアをテープの外側ほど多く設けるので、ヘッド構成によって高速再生速度が制限されることがなく、また、高速再生時にトラック曲がりやヘッド走査軌跡の曲がり、あるいはテープ下端部分におけるトラックの記録開始点の誤差がある場合にも、データの2重書きにより高速再生データを補間することができるので上記による影響を最小限に抑えることができ、より信頼性の高く使い勝手の良い装置を得ることができる。
【0160】
また、請求項によれば、高速再生に用いる信号として偶数倍速の低速倍速、正方向の高速倍速、及び逆方向の高速倍速に用いる信号を記録するので、逆方向の再生時にも逆方向再生専用の再生データを並べ変えるための並べ変えメモリが不要となり、回路規模の削減を図ることができる。
【0161】
また、請求項によれば、複数の偶数倍速の高速再生に用いる信号のうち、低速倍速再生用の信号を第1のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの1箇所の領域に記録し、正方向の高速倍速再生用の信号を第2のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの複数の領域に記録し、逆方向の高速倍速再生用の信号を第2のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの複数の領域に記録するので、低速倍速再生時には1箇所の低速倍速再生データの記録領域を基準にヘッドを走査することにより正確にデータを再生することができ、また、正方向、及び逆方向の高速再生時にも1走査につき1本のトラックの複数の領域の高速再生用データが再生できるので効率のよい高速再生を行う装置を得ることができる。
【0162】
また、請求項10によれば、複数の偶数倍速の高速再生に用いる信号のうち、低速倍速再生用の信号を第1のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの1箇所の領域に記録し、高速倍速再生用の信号を第2のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの複数の領域に記録し、逆方向の高速倍速再生用の信号を第2のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの複数の領域に記録し、各倍速数再生時にヘッドがITIエリア、及びサブコードエリアを走査するので、サブコードエリアに付加情報を記録し、高速再生時に使用することができるのでより多機能な装置を得ることができる。
【0163】
また、請求項11によれば、第1のアジマスのトラックにおいて低速倍速再生用の信号を記録する領域Aを設け、後続する第2のアジマスのトラックにおいて低速倍速再生用の信号を記録する領域Bを設けるとともに、領域Bの長さを領域Aの長さのほぼ2倍とし、領域Bの中心のトラック内での位置をほぼ領域Aの中心のトラック内での位置と同一にするので、これを再生する装置においてヘッド構成が2ヘッドの場合には第2のアジマスのトラックにおける高速再生領域を再生し、4ヘッド構成の場合には第1および第2のアジマスのトラックの高速再生領域を再生することが可能で、2つのアジマスのヘッドの合計では両ヘッド構成とも同じ長さのトラック領域を再生できるので、同じ速度での高速再生で同じデータ量の高速再生データを用いることができる。このためヘッド構成によって高速再生速度が制限されることがなく、またどのヘッド構成でも高速再生の画像の品質を同一にできるので使い勝手の良い装置が得られる。
【0164】
また、請求項12によれば、第2のアジマスのトラックに記録する領域Bをほぼ3等分し、3等分したデータの第1と第3のデータを第1のアジマスのトラックに記録するので、第1のアジマスのトラックに記録するデータが簡単な並べ変え手段により構成できる。
【0165】
また、請求項13によれば、高速再生を行う速度に応じて記録するデータを構成し、各々異なるテープ領域に記録するので、各々の速度で高速再生を行うときに最も見やすい周期で切り替わる画面を記録することができる。
【0166】
また、請求項14によれば、Mトラック単位で所定の配置のデータを繰り返し記録するようにしたので,高速再生を行うときにはMトラックに1カ所記録されている高速再生データを再生するようにドラムの回転制御とテープ送りの速度制御をおこなえばよく、例えばM×n倍速で高速再生を行うときにM×nトラックに1カ所高速再生データが記録されている場合と比較すると、再生速度を変更した場合の遷移状態での所定トラックへの移動量が平均して少なく、迅速に高速再生データを再生できる利点がある。
【0167】
また、請求項15によれば、4トラック単位の所定の配置で高速再生データを記録するとともに、3種類のパイロット信号f0,f1,f0,f2を用いて、4つのトラックの任意のトラックを選んでヘッドを走査することができるので、パイロット信号をもとに所定の領域に記録した高速再生データを再生できる利点がある。
【0168】
また、請求項16によれば、M×n倍速用として記録したデータを用いてM×n倍速以下の任意の偶数倍速度で再生ができるので使い勝手が良い装置が得られる。
【0169】
また、請求項17によれば、低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域A、及び高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bとし、該領域A、及び領域Bの両端にそれぞれ同一データを記録するコピーエリアとしてA1、A2、及びB1、B2を設けるときに、領域Aの両端のコピーエリアA1、及びA2に記録する信号を、それぞれ誤り訂正を行うためのECCデータと画像データから成る同一の信号とし、領域Bの両端のコピーエリアB1、及びB2に記録する信号を、それぞれ誤り訂正を行うためのECCデータと画像データから成る同一の信号とするので、安定した誤り訂正を行うことができ、信頼性の高い装置を得ることが出来る。また、高速倍速用と低速倍速用の誤り訂正符号が共通となるので、ECC回路が共有できるため回路規模の削減が図れる。
【0170】
また、請求項18によれば、低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域A、及び高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bとし、該領域A、及び領域Bの両端にそれぞれ同一データを記録するコピーエリアとしてA1、A2、及びB1、B2を設けるときに、領域Aの両端のコピーエリアA1、及びA2に記録する信号を、それぞれ異なるECCデータと同一の画像データを含む信号とし、領域Bの両端のコピーエリアB1、及びB2に記録する信号をそれぞれ異なるECCデータと同一の画像データを含む信号とするので安定した誤り訂正を行うことができ、信頼性の高い装置を得ることが出来る。また、高速倍速用と低速倍速用の誤り訂正符号が共通となるので、ECC回路が共有できるため回路規模の削減が図れる。
【0171】
また、請求項19によれば、低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域A、及び高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bとし、該領域A、及び領域Bの両端にそれぞれ同一データを記録するコピーエリアとしてA1、A2、及びB1、B2を設けるときに、領域Aの両端のコピーエリアA1、及びA2に記録する信号をそれぞれ異なるECCデータとし、領域BのコピーエリアB1、及びB2に記録する信号をそれぞれ異なるECCデータとするので、安定した誤り訂正を行うことができ、信頼性の高い装置を得ることが出来る。また、高速倍速用と低速倍速用の誤り訂正符号が共通となるので、ECC回路が共有できるため回路規模の削減が図れる。
【0172】
また、請求項20によれば、低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域Aをほぼ5等分し、該領域をA1、A2、A3、A4、A5とするときに、領域A1、及び領域A5に記録する信号を誤り訂正を行うためのECCデータと画像データを含む同一の信号とし、高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bをほぼ3等分し、該領域をB1、2、B3とするときに、領域B1、及び領域B3に記録する信号をECCデータと画像データを含む同一の信号とするので、安定した誤り訂正を行うことができ、信頼性の高い装置を得ることが出来る。また、高速倍速用と低速倍速用の誤り訂正符号が共通となるので、ECC回路が共有できるため回路規模の削減が図れる。
【0173】
また、請求項21によれば、低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域Aをほぼ5等分し、該領域をA1、A2、A3、A4、A5とするときに、領域A1、及び領域A5に記録する信号をそれぞれ異なるECCデータと同一の画像データを含む信号とし、高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bをほぼ3等分し、該領域をB1、2、B3とするときに、領域B1、及び領域B3に記録する信号をそれぞれ異なるECCデータと同一の画像データを含む信号とするので、安定した誤り訂正を行うことができ、信頼性の高い装置を得ることが出来る。また、高速倍速用と低速倍速用の誤り訂正符号が共通となるので、ECC回路が共有できるため回路規模の削減が図れる。
【0174】
また、請求項22によれば、低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域Aをほぼ5等分し、該領域をA1、A2、A3、A4、A5とするときに、領域A1、及び領域A5に記録する信号をそれぞれ異なるECCデータとし、高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bをほぼ3等分し、該領域をB1、2、B3とするときに、領域B1、及び領域B3に記録する信号をそれぞれ異なるECCデータとするので、安定した誤り訂正を行うことができ、信頼性の高い装置を得ることが出来る。また、高速倍速用と低速倍速用の誤り訂正符号が共通となるので、ECC回路が共有できるため回路規模の削減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】本発明の特再データ作成回路のブロック図の1例である。
【図3】本発明のシンクブロック構成を行うブロック図の1例である。
【図4】本発明で採用する3種類のドラム構成を示す図である。
【図5】本発明の実施例1の特再エリアの構成を示す図である。
【図6】図4に示す3種類のドラム構成を採用した場合の高速再生時に収得可能なシンクブロックを示す図である。
【図7】本発明の実施例1の特再エリアの配置を含むトラックパターンを示す図である。
【図8】本発明の実施例1の記録パターンを示す図である。
【図9】本発明の特再データ作成回路の別な構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の実施例1で構成した記録パターンを1Ch×2のドラム構成で4倍速再生したときの図である。
【図11】本発明の実施例1で構成した記録パターンを2Ch×1のドラム構成で4倍速再生したときの図である。
【図12】本発明の実施例1で構成した記録パターンを2Ch×2のドラム構成で2倍速再生したときの図である。
【図13】本発明の実施例1で構成した記録パターンを1Ch×2のドラム構成で16倍速再生したときの図である。
【図14】本発明の実施例1で構成した記録パターンを2Ch×1のドラム構成で16倍速再生したときの図である。
【図15】本発明の実施例1で構成した記録パターンを2Ch×2のドラム構成で8倍速再生したときの図である。
【図16】本発明の実施例1で構成した記録パターンを再生したときの信号の処理を示す図である。
【図17】本発明の実施例1で構成した記録パターンを1Ch×2のドラム構成で4倍速用の特再エリアを2倍速再生したときの図である。
【図18】本発明の実施例1で構成した記録パターンを2Ch×1のドラム構成で4倍速用の特再エリアを2倍速再生したときの図である。
【図19】本発明の実施例5の特再エリアの構成を示す図である。
【図20】本発明の実施例5の特再エリアの配置を含むトラックパターンを示す図である。
【図21】正方向の高速再生と逆方向の高速再生のデータの構成を説明するための再生画面図である。
【図22】本発明の実施例5の記録パターンを示す図である。
【図23】本発明の実施例5で構成した記録パターンを1Ch×2のドラム構成で4倍速再生したときの図である。
【図24】本発明の実施例5で構成した記録パターンを2Ch×1のドラム構成で4倍速再生したときの図である。
【図25】本発明の実施例5で構成した記録パターンを2Ch×2のドラム構成で4倍速再生したときの図である。
【図26】本発明の実施例5で構成した記録パターンを1Ch×2のドラム構成で16倍速再生したときの図である。
【図27】本発明の実施例5で構成した記録パターンを2Ch×1のドラム構成で16倍速再生したときの図である。
【図28】本発明の実施例5で構成した記録パターンを2Ch×2のドラム構成で8倍速再生したときの図である。
【図29】本発明の実施例5で構成した記録パターンを1Ch×2のドラム構成で−16倍速再生したときの図である。
【図30】本発明の実施例5で構成した記録パターンを2Ch×1のドラム構成で−16倍速再生したときの図である。
【図31】本発明の実施例5で構成した記録パターンを2Ch×2のドラム構成で−8倍速再生したときの図である。
【図32】本発明の実施例1の図5に示す特再エリアのECCを含むデータ構成の一例を示す図である。
【図33】本発明の実施例1の図5に示す特再エリアのECCを含むデータ構成の一例における再生状態を説明するための図である。
【図34】本発明の実施例1の図5に示す特再エリアのECCを含むデータ構成の一例を示す図である。
【図35】本発明の実施例1の図5に示す特再エリアのECCを含むデータ構成の一例における再生状態を説明するための図である。
【図36】本発明の実施例1の図5に示す特再エリアのECCを含むデータ構成の一例を示す図である。
【図37】本発明の実施例1の図5に示す特再エリアのECCを含むデータ構成の一例における再生状態を説明するための図である。
【図38】一般的な家庭用ディジタルVTRのトラックを示す図である。
【図39】ディジタルVTRの通常再生時と、高速再生時におけるヘッドトレースを示す図である。
【図40】従来の高速再生が可能なビットストリーム記録装置のブロック構成を示す図である。
【図41】従来の再生時の概念を示す図である。
【図42】高速再生時のヘッドトレースの一例を示す図である。
【図43】3つのテープ速度のスキャン領域の一例を示す図である。
【図44】異なるテープ速度のヘッドトレースの一例を示す図である。
【図45】5倍速時のヘッドトレースの一例を示す図である。
【図46】メインエリアと複写エリアの一例を示す図である。
【符号の説明】
150 Bチャンネル低速倍速用記録エリア、151a〜151d Aチャンネル高速倍速用記録エリア、160 第1のトラック、161 第2のトラック、162 第3のトラック、163 第4のトラック、170 Aチャンネル低速倍速用記録エリア、171 Bチャンネル低速倍速用記録エリア、172a〜172f Aチャンネル正方向の高速倍速用記録エリア、173a〜173f Aチャンネル逆方向の高速倍速用記録エリア。
[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a digital video signal and a digital audio in a digital video tape recorder (hereinafter referred to as a digital VTR) having a track format for recording a digital video signal and a digital audio signal in a predetermined area of an oblique track. The present invention relates to a magnetic recording / reproducing apparatus that receives a signal as a bit stream and records the bit stream.
[0002]
[Prior art]
FIG. 38 shows a track diagram of a general home digital VTR. In FIG. 38, an oblique track is formed on the magnetic tape, and one track is divided into two areas: a video area for recording a digital video signal and an audio area for recording a digital audio signal.
[0003]
There are two methods for recording video and audio signals in such a home digital VTR. One is a so-called baseband recording method in which an analog video signal and an audio signal are input and recorded using a high-efficiency video / audio encoder. The other is a so-called transparent recording system that records a digitally transmitted bit stream.
[0004]
The latter transparent recording method is suitable for recording an ATV (Advanced Television) signal deliberated in the United States of America. The reason is that the ATV signal is a signal that has already been digitally compressed, so that a high-efficiency encoder and decoder are not required, and the image quality is not deteriorated because it is recorded as it is. On the other hand, the disadvantage is the image quality during high-speed playback and special playback such as still and slow playback. In particular, if a bit stream is recorded on an oblique track as it is, almost no image can be reproduced during high-speed reproduction.
[0005]
Now, as a digital VTR system for recording such ATV signals, a technical announcement at “International Works on HDTV '93” held in Ottawa, Canada from October 26 to 28, 1993, “A Recording” Method of ATV data on Consumer Digital VCR ". Hereinafter, this content will be described as a conventional example.
[0006]
As a basic specification of a home digital VTR prototype, in the SD (Standard Definition) mode, when a digital video signal recording rate is 25 Mbps and a field frequency is 60 Hz, one frame of video is recorded in a 10-track video area. There is. Here, if the data rate of the ATV signal is 17-18 Mbps, transparent recording of the ATV signal is possible in this SD mode.
[0007]
FIG. 39 is a head trace diagram during normal playback and high-speed playback of a digital VTR. In FIG. 39, each track is alternately recorded obliquely by heads having different azimuth angles. During normal reproduction, the tape feed speed is the same as during recording, so the head can trace along the recording track as shown in FIG. However, since the tape speed is different during high-speed playback, it is possible to trace across several tracks and play back only fragments of the same azimuth track. FIG. 39 (b) shows the case of 5 × fast forward.
[0008]
In an MPEG2 bitstream, only intra-coded blocks can be decoded independently without referring to other frames. If an MPEG2 bit stream is recorded in each track in order, the reproduction data at the time of high-speed reproduction reconstructs an image from the burst only by the intra code. At this time, the area to be reproduced is not continuous on the screen, and block fragments spread on the screen. Furthermore, since the bitstream is variable length encoded, there is no guarantee that all of the screen will be updated periodically, and some may not be updated for a long time. As a result, the image quality during high-speed playback is not sufficient and will not be accepted by a home digital VTR.
[0009]
FIG. 40 shows a block diagram of a bit stream recording apparatus capable of high speed reproduction. Here, the video area of each track is divided into a main area for recording the bit stream of all ATV signals and a copy area for recording an important part (HP data) of the bit stream used for image reconstruction during high-speed playback. Divide. At the time of high-speed playback, only the intra-coded block is effective, so this is recorded in the copy area. However, in order to further reduce the data, low frequency components are extracted from all intra-coded blocks and the HP data Record as. In FIG. 40, 1 is an input terminal for a bit stream, 2 is an output terminal for a bit stream for a main area, 3 is an output terminal for HP data, 4 is a variable length decoder, 5 is a counter I, and 6 is a data extraction circuit I. , 7 are EOB (End of Block) additional circuits. 8 is a format circuit I for each signal, and 9 is an output terminal for recording data.
[0010]
The MPEG2 bit stream is input from the input terminal 1, is output as it is from the output terminal 2, and is sequentially recorded in the main area. On the other hand, the bit stream from the input terminal 1 is also input to the variable length decoder 4, the syntax of the MPEG2 bit stream is analyzed, an intra image is detected, the timing is generated by the counter I5, and the data extraction circuit I6 Then, the low frequency components of all the blocks of the intra image are extracted, and further, EOB is added by the EOB addition circuit 7 to form HP data and recorded in the copy area.
[0011]
FIG. 41 shows a conceptual diagram during reproduction. During normal playback, all bit streams recorded in the main area 30 are played back and sent to an MPEG2 decoder outside the digital VTR. HP data recorded in the copy area is discarded. This selection is performed by data separation. On the other hand, during high-speed playback, only HP data in the copy area is collected and sent to the decoder, and the bit stream in the main area is discarded. This selection is also made by data separation.
[0012]
Next, FIG. 42 shows an example of a head trace during high-speed playback. Head scanning is synchronized to the same azimuth track if the tape speed is an integer multiple speed and the phase lock is controlled. Accordingly, the position of data to be reproduced is fixed. In FIG. 42, assuming that the portion where the output level of the reproduction signal is larger than −6 dB is reproduced, the shaded area is reproduced by one head. FIG. 42 shows an example of 9 × speed, and signal reading in this shaded area is guaranteed at 9 × speed. Therefore, HP data may be recorded in this area. However, at other speeds, signal reading is not guaranteed, and this area must be selected so that it can be read at several tape speeds.
[0013]
FIG. 43 shows an example of three tape speed scan areas in which the head is synchronized with the same azimuth track. There are several overlapping areas in the area scanned at each tape speed. A copy area is selected from these areas to ensure reading of HP data at different tape speeds. FIG. 43 shows the case of fast-forwarding of 4 times, 9 times, and 17 times, but these scan areas are the same as those of fast-forwarding of −2 times, −7 times, and −15 times.
[0014]
At some tape speeds, it is impossible for the head to trace the exact same area. This is because the number of tracks traversed by the head varies depending on the tape speed. In addition, it must be possible to trace from any identical azimuth track. FIG. 44 shows examples of head traces at different tape speeds. In FIG. 44, regions 1, 2, and 3 are selected from the overlapping region of 5 × speed and 9 × speed. By repeatedly recording the same HP data on 9 tracks, the HP data can be read out at either 5 × speed or 9 × speed.
[0015]
FIG. 45 shows an example of a head trace at 5 × speed. As can be seen from FIG. 45, by repeatedly recording the same HP data on the same number of tracks as the tape speed, the HP data can be read out by a head synchronized with the same azimuth track. Therefore, HP data can be read out in the forward and reverse directions at several tape speeds by repeating the replication of the HP data to the same number of tracks as the tape speed when performing the maximum high-speed reproduction within the specified double speed. Do.
[0016]
FIG. 46 shows examples of the main area and the copy area. In the home digital VTR, the video area of each track is composed of 135 sync blocks, the main area is 97 sync blocks, and the copy area is 32 sync blocks. As the copy area, the overlap area corresponding to 4, 9, and 17 times speed shown in FIG. 43 is selected. In this case, the data rate of the main area is about 17.46 Mbps, and the same data is recorded 17 times in the copy area, so that the data rate is about 338.8 kbps.
[0017]
[Problems to be solved by the invention]
Since the conventional magnetic recording / reproducing apparatus is configured as described above, there is an error in the track recording start point at the lower end portion of the tape when the track is bent or the scanning locus is bent during high-speed reproduction. In such a case, there is a problem in that the data in the high-speed reproduction area of these generated portions cannot be reproduced.
[0018]
In addition, since it is necessary to reproduce data in a plurality of high-speed reproduction areas with a single scan of the head, reproduction cannot be performed at a speed other than a predetermined speed that can satisfy this, so that the reproducible speed is limited and there are few problems. was there.
[0019]
Also, in the two-head drum and the four-head drum, the four-head drum has half the rotational speed of the drum, so the crossing angle between the head scanning trajectory and the track is larger, resulting in the two-head drum. There is a problem that a high-speed playback area that can be played back with a 4-head drum can be played back only at half the high-speed playback speed.
[0020]
In addition, since high-speed playback data is commonly used for all playback speeds, the high-speed playback speed of each speed depends on the time it takes to pass through the area in the length direction of the tape on which one high-speed playback screen is recorded. Since the period in which one screen data can be reproduced and displayed during playback is determined, the time for which one screen data is reproduced varies inversely with the speed, so that the screen changes quickly at high speed and changes slowly at low speed. As a result, there is a problem that it is difficult to display an easy-to-view image at all speeds.
[0021]
The present invention has been made in order to solve the above-described problems, and is capable of reliably reproducing data for high-speed reproduction even when track bending, scanning trajectory bending, or tape lower end occurs. An object is to obtain a high magnetic recording / reproducing apparatus.
[0022]
It is another object of the present invention to obtain an easy-to-use magnetic recording / reproducing apparatus capable of high-speed reproduction at many speeds.
[0023]
It is another object of the present invention to provide a magnetic recording / reproducing apparatus that can perform high-speed reproduction at the same speed in both the two-head and four-head configurations.
[0024]
It is another object of the present invention to provide a magnetic recording / reproducing apparatus capable of performing high-speed reproduction at a plurality of speeds and switching screens at easy-to-see intervals at any speed.
[0025]
[Means for Solving the Problems]
According to a first aspect of the present invention, there is provided a magnetic recording / reproducing apparatus according to the first aspect of the present invention, wherein a signal is recorded and reproduced on an inclined track formed on the surface of a magnetic tape by a rotating drum on which two types of azimuth heads are mounted. Means for taking out a signal used for high-speed reproduction from, means for recording the signal used for high-speed reproduction in a predetermined area of a predetermined track, means for recording a signal for identifying the track on which the signal used for high-speed reproduction is recorded, And a means for reproducing a signal for identifying the signal, and when performing high-speed reproduction at a plurality of predetermined multiple speeds (n-times speed), the signal used for the high-speed reproduction is recorded on a track of azimuths determined in advance for each multiple speed number. RecordThe area of the first azimuth track for recording the signal for low-speed double-speed reproduction and the area B of the second azimuth track for recording the signal for high-speed double-speed reproduction are defined. A copy area for recording the same data is provided at both ends of the area A and the area B.Configure as follows.
[0026]
According to a second aspect of the present invention, in the apparatus according to the first aspect, among a plurality of signals used for high-speed reproduction at even multiple speed, a low-speed reproduction signal is used for one scan of the head in the track area of the first azimuth. Recording is performed in one area of one track, and a signal for high speed double speed reproduction is recorded in a plurality of areas of one track for each scanning of the head in the second azimuth track area. .
[0027]
According to a third aspect of the present invention, in the apparatus according to the first or second aspect, among the signals used for the high-speed reproduction of the even multiple speed, the signal for the low-speed double speed reproduction is used as a head in the track area of the first azimuth. Is recorded in one area of one track per one scan, and a signal for high speed reproduction is recorded in a plurality of areas of one track per one head scan in the second azimuth track area. The head is configured to scan a tracking signal area (hereinafter referred to as an ITI area) and a subcode area at the time of each double speed reproduction.
[0029]
Claims4Then, said claim 1 thru | or claim3In the apparatus described in any one of the above, the area A for recording the data for low speed double speed reproduction and the data for high speed double speed reproduction and the copy area provided at both ends of the area B are provided in units of 5 sync blocks.
[0030]
Claims5Then, said claim 1 thru | or claim4When the area A of the first azimuth track for recording the signal for low-speed double-speed reproduction in the apparatus described in any of the above is divided into approximately five equal parts, and the areas are defined as A1, A2, A3, A4, and A5, The signals to be recorded in the areas A1 and A5 are the same signal, the area B of the second azimuth track for recording the signal for high-speed double speed reproduction is divided into approximately three equal parts, and these areas are designated as B1, B2, and B3. Sometimes, the signals recorded in the areas B1 and B3 are configured to be the same signal.
[0031]
Claims6Then, said claim 1 thru | or claim4In the apparatus according to any one of the above, high-speed reproduction data is recorded at a trajectory position intermediate between the head scanning trajectories of 2 heads having 2 types of azimuth, 2 heads of 2n speed, and 4 heads of speed 2 (n is an even number). Constitute.
[0032]
Claims7Then, said claim 1 thru | or claim4And claims6In the apparatus described in any one of the above, an area A for recording data for low-speed double speed reproduction and data for high-speed double speed reproduction, and a copy area provided at both ends of the area B are provided more toward the outside of the tape.
[0033]
Claims8Then, the apparatus of claim 1 is configured to record signals used for low-speed double even speed, high-speed forward speed, and high-speed reverse speed in the reverse direction.
[0034]
Claims9Then, the claim 1OrClaim5Of the plurality of signals used for high-speed reproduction at even multiple speeds, the low-speed double-speed reproduction signal is recorded in one area of one track per head scan in the area of the first azimuth track. Then, the signal for high speed double speed reproduction in the forward direction is recorded in a plurality of areas of one track for each scanning of the head in the area of the second azimuth track, and the signal for high speed double speed reproduction in the reverse direction is recorded in the first direction. Of the two azimuth track areas, recording is performed in a plurality of areas of one track per head scanning.
[0035]
Claims10Then, the claim 1,Claim8And claims9Among the signals used for high-speed reproduction at even multiple speeds in the apparatus described in any one of the above, one signal for one scan per head scan in the area of the first azimuth track is used as the signal for low-speed double speed reproduction. In the second azimuth track area, a signal for high-speed double-speed reproduction is recorded in a plurality of areas of one track per head scan, and a signal for high-speed double-speed reproduction in the reverse direction is recorded. The second azimuth track area is recorded in a plurality of areas of one track for each scanning of the head, and the head scans the ITI area and the subcode area at each multiple speed reproduction.
[0036]
Claims11Then, the claim 1,And claims8Or claims10In the apparatus according to any one of the above, an area A for recording a signal for low speed double speed reproduction is provided in the first azimuth track, and an area B for recording a signal for low speed double speed reproduction is provided in the subsequent second azimuth track. In addition, the length of the region B is approximately twice the length of the region A, and the position of the center of the region B in the track in the center is substantially the same as the position in the track of the center of the region A. .
[0037]
Claims12Then, the claim 1,And claims8Or claims11In the apparatus according to any one of the above, when the area B is divided into approximately three equal parts and the areas are defined as B1, B2, and B3, the signal recorded in the area A is the same as the signal recorded in the areas B1 and B3. Configure as follows.
[0038]
Claims13Then, said claim 1 thru | or claim12In the apparatus described in any one of the above, a signal to be recorded for each speed at which high speed reproduction is performed is configured exclusively for each speed, and a plurality of reproduction speed signals are recorded at different positions on the tape.
[0039]
Claims14Then said claim13In the continuous M tracks in the described apparatus, a high-speed reproduction signal of a predetermined speed is arranged at a predetermined position of a predetermined track, and recording is repeatedly performed in units of the arrangement of the signals of the M track. Are recorded at a speed of M × n times (where n is a natural number), and the signals at each speed are repeatedly recorded 2 × n times in units of M tracks.
[0040]
Claims15Then said claim14In the described apparatus, M is set to 4, and a pilot signal obtained by repeating three types of frequency signals f0, f1, f0, and f2 is used to control the tape speed.
[0041]
Claims16Then said claim15Using the signal recorded for M × n double speed reproduction in the described apparatus, any even multiple speed reproduction of M × n times or less is performed.
[0042]
Claims17Then said claim1In the described apparatus, a first azimuth track area A for recording a low-speed double-speed playback signal and a second azimuth track area B for recording a high-speed double-speed playback signal are provided. When A1, A2, and B1, B2 are provided as copy areas for recording the same data at both ends of B, the signals recorded in the copy areas A1 and A2 at both ends of area A are used for error correction, respectively. The same signal consisting of ECC data and image data is used, and the signals recorded in the copy areas B1 and B2 at both ends of the area B are the same signal consisting of ECC data and image data for error correction. Constitute.
[0043]
Claims18Then said claim1In the described apparatus, a first azimuth track area A for recording a low-speed double-speed playback signal and a second azimuth track area B for recording a high-speed double-speed playback signal are provided. When A1, A2, and B1 and B2 are provided as copy areas for recording the same data at both ends of B, the signals recorded in the copy areas A1 and A2 at both ends of area A are the same as different ECC data. The signal includes image data, and the signals recorded in the copy areas B1 and B2 at both ends of the area B are configured to be signals including the same image data as different ECC data.
[0044]
Claims19Then said claim1In the described apparatus, a first azimuth track area A for recording a low-speed double-speed playback signal and a second azimuth track area B for recording a high-speed double-speed playback signal are provided. When A1, A2, and B1 and B2 are provided as copy areas for recording the same data at both ends of B, signals recorded in the copy areas A1 and A2 at both ends of area A are set as different ECC data. The signals recorded in the copy areas B1 and B2 are configured to have different ECC data.
[0045]
Claims20Then said claim1Or claims4In the described apparatus, when the area A of the first azimuth track for recording a signal for low-speed double speed reproduction is divided into approximately five equal parts, and the areas are designated as A1, A2, A3, A4, A5, the area A1, and The signal to be recorded in the area A5 is the same signal including the ECC data for error correction and the image data, and the area B of the second azimuth track for recording the signal for high speed double speed reproduction is divided into approximately three equal parts, When the areas are B1, 2, and B3, the signals recorded in the areas B1 and B3 are configured to be the same signal including ECC data and image data.
[0046]
Claims21Then said claim1Or claims4In the described apparatus, when the area A of the first azimuth track for recording a signal for low-speed double speed reproduction is divided into approximately five equal parts, and the areas are designated as A1, A2, A3, A4, A5, the area A1, and The signal to be recorded in the area A5 is a signal including the same image data as the different ECC data, and the area B of the second azimuth track for recording the signal for high-speed double-speed reproduction is divided into approximately three equal parts. 2 and B3, the signals recorded in the areas B1 and B3 are configured to be signals including the same image data as different ECC data.
[0047]
Claims22Then said claim1Or claims4In the described apparatus, when the area A of the first azimuth track for recording a signal for low-speed double speed reproduction is divided into approximately five equal parts, and the areas are designated as A1, A2, A3, A4, A5, the area A1, and When the signals to be recorded in the area A5 are different ECC data, the area B of the second azimuth track for recording the signal for high-speed reproduction is divided into approximately three equal parts, and these areas are designated as B1, B2, and B3. The signals recorded in the area B1 and the area B3 are configured to have different ECC data.
[0048]
[Action]
According to a first aspect of the present invention, there is provided a magnetic recording / reproducing apparatus according to claim 1, wherein the apparatus records and reproduces signals on an inclined track formed on the surface of a magnetic tape by a rotating drum on which two types of azimuth heads are mounted. A signal used for high-speed playback is extracted from the signal, a signal used for high-speed playback is recorded in a predetermined area of a predetermined track, a signal for identifying the track on which the signal used for high-speed playback is recorded, and a signal for identifying the track When performing high-speed playback at a plurality of predetermined multiple speeds (n-times speed), the signals used for the high-speed playback are recorded on a track of azimuths determined in advance for each multiple speedThe area of the first azimuth track for recording the signal for low-speed double-speed reproduction and the area B of the second azimuth track for recording the signal for high-speed double-speed reproduction are defined. A copy area for recording the same data is provided at both ends of the area A and the area B.Is.
[0049]
According to a second aspect of the present invention, in the apparatus according to the first aspect, among a plurality of signals used for high-speed reproduction at an even multiple speed, a signal for low-speed reproduction at one head is scanned in the area of the first azimuth track. Is recorded in one area of one track, and a signal for high-speed double-speed reproduction is recorded in a plurality of areas of one track for one head scan of the second azimuth track area. .
[0050]
According to a third aspect of the present invention, the low-speed double-speed reproduction signal is used as a head of the first azimuth track area among a plurality of even-times high-speed reproduction signals in the apparatus according to the first or second aspect. Is recorded in one area of one track per one scan, and a signal for high speed reproduction is recorded in a plurality of areas of one track per one head scan in the second azimuth track area. The head scans the ITI area and the subcode area at the time of each multiple speed reproduction.
[0052]
Claims4In claim 1, the claims 1 to3In the apparatus described in any one of the above, the area for recording data for low speed double speed reproduction and the data for high speed double speed reproduction and the copy area provided at both ends of the area B are provided in units of 5 sync blocks.
[0053]
Claims5In claim 1, the claims 1 to4When the area A of the first azimuth track for recording the signal for low-speed double-speed reproduction in the apparatus described in any of the above is divided into approximately five equal parts, and the areas are defined as A1, A2, A3, A4, and A5, The signals to be recorded in the areas A1 and A5 are the same signal, the area B of the second azimuth track for recording the signal for high-speed double speed reproduction is divided into approximately three equal parts, and these areas are designated as B1, B2, and B3. Sometimes, the signals recorded in the areas B1 and B3 are the same signal.
[0054]
Claims6In claim 1, the claims 1 to4In the apparatus according to any one of the above, high-speed reproduction data is recorded at a trajectory position in the middle of the head scanning trajectory of 2 heads having 2 types of azimuth, 2 heads of 2n speed, and 4 heads of speed 2 (n is even). is there.
[0055]
Claims7In claim 1, the claims 1 to4And claims6In the apparatus described in any one of the above, the area for recording data for low-speed double speed reproduction and the data for high-speed double speed reproduction and the copy areas provided at both ends of the area B are provided more toward the outside of the tape.
[0056]
Claims8In the apparatus according to the first aspect, the signals used for the high-speed reproduction of the even number speed, the high-speed speed in the forward direction, and the high-speed speed in the reverse direction are recorded as the signals used for the high-speed reproduction.
[0057]
Claims9In claim 1OrClaim5Of the plurality of signals used for high-speed reproduction at even multiple speeds, the low-speed double-speed reproduction signal is recorded in one area of one track per head scan in the area of the first azimuth track. Then, the signal for high speed double speed reproduction in the forward direction is recorded in a plurality of areas of one track for each scanning of the head in the area of the second azimuth track, and the signal for high speed double speed reproduction in the reverse direction is recorded in the first direction. Of the two azimuth track areas, recording is performed in a plurality of areas of one track per head scanning.
[0058]
Claims10In claim 1,Claim8And claims9Among the signals used for high-speed reproduction at even multiple speeds in the apparatus described in any one of the above, one signal for one scan per head scan in the area of the first azimuth track is used as the signal for low-speed double speed reproduction. In the second azimuth track area, a signal for high-speed double-speed reproduction is recorded in a plurality of areas of one track per head scan, and a signal for high-speed double-speed reproduction in the reverse direction is recorded. In the second azimuth track area, recording is performed in a plurality of areas of one track for each scanning of the head, and the head scans the ITI area and the subcode area when reproducing each multiple speed.
[0059]
Claims11In claim 1,And claims8Or claims10In the apparatus according to any one of the above, an area A for recording a signal for low speed double speed reproduction is provided in the first azimuth track, and an area B for recording a signal for low speed double speed reproduction is provided in the subsequent second azimuth track. In addition, the length of the region B is approximately twice the length of the region A, and the position of the center of the region B in the track is substantially the same as the position of the center of the region A in the track.
[0060]
Claims12In claim 1,And claims8Or claims11In the apparatus according to any one of the above, when the area B is divided into approximately three equal parts and the areas are defined as B1, B2, and B3, the signal recorded in the area A is the same as the signal recorded in the areas B1 and B3. Is.
[0061]
Claims13In claim 1, the claims 1 to12In the apparatus described in any one of the above, a signal to be recorded for each speed at which high speed reproduction is performed is configured exclusively for each speed, and a plurality of reproduction speed signals are recorded at different positions on the tape.
[0062]
Claims14In the claim13In the continuous M tracks in the described apparatus, a high-speed reproduction signal of a predetermined speed is arranged at a predetermined position of a predetermined track, and recording is repeatedly performed in units of the arrangement of the signals of the M track. Is recorded at a speed of M × n (where n is a natural number), and the signal at each speed is repeatedly recorded 2 × n times in units of M tracks.
[0063]
Claims15In the claim14In the described apparatus, M is set to 4, and a pilot signal obtained by repeating three types of frequency signals f0, f1, f0, and f2 is used for controlling the tape speed.
[0064]
Claims16In the claim15Using the signal recorded for M × n double speed reproduction in the described apparatus, arbitrary even multiple speed reproduction of M × n times or less is performed.
[0065]
Claims17In the claim1In the described apparatus, a first azimuth track area A for recording a low-speed double-speed playback signal and a second azimuth track area B for recording a high-speed double-speed playback signal are provided. When A1, A2, and B1, B2 are provided as copy areas for recording the same data at both ends of B, the signals recorded in the copy areas A1 and A2 at both ends of area A are used for error correction, respectively. The same signal consisting of ECC data and image data is used, and the signals recorded in the copy areas B1 and B2 at both ends of the area B are the same signals consisting of ECC data and image data for error correction, respectively. is there.
[0066]
Claims18In the claim1In the described apparatus, a first azimuth track area A for recording a low-speed double-speed playback signal and a second azimuth track area B for recording a high-speed double-speed playback signal are provided. When A1, A2, and B1 and B2 are provided as copy areas for recording the same data at both ends of B, the signals recorded in the copy areas A1 and A2 at both ends of area A are the same as different ECC data. The signal includes image data, and the signals recorded in the copy areas B1 and B2 at both ends of the area B are signals including the same image data as different ECC data.
[0067]
Claims19In the claim1In the described apparatus, a first azimuth track area A for recording a low-speed double-speed playback signal and a second azimuth track area B for recording a high-speed double-speed playback signal are provided. When A1, A2, and B1 and B2 are provided as copy areas for recording the same data at both ends of B, signals recorded in the copy areas A1 and A2 at both ends of area A are set as different ECC data. The signals recorded in the copy areas B1 and B2 are different ECC data.
[0068]
Claims20In the claim1Or claims4In the described apparatus, when the area A of the first azimuth track for recording a signal for low-speed double speed reproduction is divided into approximately five equal parts, and the areas are designated as A1, A2, A3, A4, A5, the area A1, and The signal to be recorded in the area A5 is the same signal including the ECC data for error correction and the image data, and the area B of the second azimuth track for recording the signal for high speed double speed reproduction is divided into approximately three equal parts, When the areas are B1, 2, and B3, the signals recorded in the areas B1 and B3 are the same signal including ECC data and image data.
[0069]
Claims21In the claim1Or claims4In the described apparatus, when the area A of the first azimuth track for recording a signal for low-speed double speed reproduction is divided into approximately five equal parts, and the areas are designated as A1, A2, A3, A4, A5, the area A1, and The signal to be recorded in the area A5 is a signal including the same image data as the different ECC data, and the area B of the second azimuth track for recording the signal for high-speed double-speed reproduction is divided into approximately three equal parts. 2 and B3, signals recorded in the areas B1 and B3 are signals including the same image data as different ECC data.
[0070]
Claims22In the claim1Or claims4In the described apparatus, when the area A of the first azimuth track for recording a signal for low-speed double speed reproduction is divided into approximately five equal parts, and the areas are designated as A1, A2, A3, A4, A5, the area A1, and When the signal to be recorded in the area A5 is different ECC data, the area B of the second azimuth track for recording the signal for high speed double speed reproduction is divided into approximately three equal parts, and the areas are designated as B1, 2, and B3. The signals recorded in the areas B1 and B3 are different ECC data.
[0071]
【Example】
Example 1.
An embodiment of the present invention is shown in FIG. In FIG. 1, 101 is a bit stream input terminal, 102 is a main area bit stream output terminal, 103 is a low speed double data output terminal, and 104 is a high speed double data output terminal. Reference numeral 105 denotes a TP header analysis circuit that analyzes a transport header and outputs a transport packet including the transport header and intra data. Reference numeral 106 denotes a TP header correction circuit that corrects the separated transport header. Reference numeral 107 denotes a transport. A de-Packet circuit that converts a packet into a bit stream, 108 analyzes a header such as a sequence header and a picture header included in the bit stream, and outputs each header and intra data. 109 denotes an intra bit stream Is a special reproduction data creation circuit that forms special reproduction data at each reproduction speed and outputs it. 111 is a header addition circuit for adding a necessary header from the headers extracted by the header analysis circuit 108 to the low speed multiplication data, 111 is a packet circuit for packetizing to the data size of the transport packet, 112 is a modified TP header adding circuit for adding a corrected transport header, and 113 is a combination of the TP header correcting circuit 106, the header adding circuit 110, the packet circuit 111, and the modified TP header adding circuit 112, and is a data generation circuit for low speed multiplication. It is. Reference numeral 114 denotes a high-speed data creation circuit. Here, the high speed double data creation circuit 114 has the same configuration as the low speed double data creation circuit 113.
[0072]
Next, the operation will be described. The bit stream input from the bit stream input terminal 101 is output from the main area bit stream output terminal 102 as main area data. It is also guided to the TP header analysis circuit 105. The TP header analysis circuit 105 detects the header of the transport packet from the input bit stream, analyzes the header, and if the intra bit is included in the subsequent bit stream, the transport packet is de-packetized. The data is output to the circuit 107 and the transport header is output to the TP header correction circuit 106.
[0073]
The de-Packet circuit 107 disassembles the input transport packet and outputs it to the header analysis circuit 108 as a bit stream. The header analysis circuit 108 analyzes headers such as a sequence header and a picture header from the input bit stream, outputs only intra data to the special data creation circuit 109, and outputs the header to the header addition circuit 110.
[0074]
The special reproduction data creating circuit 109 forms special reproduction data for low speed multiplication and special reproduction data for high speed multiplication from the inputted intra data. Since the subsequent processing is the same at each reproduction speed, the creation of data for low speed multiplication will be described here. The low speed double data output from the special reproduction data generation circuit 109 is input to the low speed double data generation circuit 113. The low-speed double data input to the header addition circuit 110 in the low-speed double data creation circuit 113 is added with necessary headers among the headers input from the header analysis circuit 108 as needed, and is output to the packet circuit 111. . The packet circuit 111 packetizes the data for low speed multiplication to which the header required by the header addition circuit 110 is added for each data size of the transport packet. The packetized data for low speed multiplication is output with the corrected transport header added by the corrected TP header adding circuit 112. The corrected transport header is obtained by correcting the transport header separated by the TP header analyzing circuit 105 into an appropriate form by the TP header correcting circuit 106. In this way, the special reproduction data for low speed multiplication is converted into the form of a transport packet and output from the data output terminal 103 for low speed multiplication.
[0075]
Here, the transport packetization of the low speed double data has been described, but the same processing is applied to the high speed double data. The high-speed multiplication special reproduction data output from the special reproduction data creation circuit 109 is input to the high-speed multiplication data creation circuit 114, and a header and a modified transport header are added to the high-speed multiplication data in the form of a transport packet. Output from the output terminal 104.
[0076]
Further, the special reproduction data creation circuit 109 will be described in detail. FIG. 2 shows an embodiment of the special reproduction data creation circuit 109. 120 is an input terminal for inputting a bit stream of intra data, 121 is a variable length decoder A for creating data for low speed multiplication, and 122 is a variable length decoder B for creating special reproduction data for high speed multiplication. It is. 123 is a counter A, 124 is a counter B, 125 is a data extraction circuit A that extracts special reproduction data for low speed multiplication, 126 is a data extraction circuit B that extracts special reproduction data for high speed multiplication, and 127 is a special reproduction for low speed multiplication. EOB addition circuits A and 128 for adding an EOB (End Of Block) code to the data are EOB addition circuits B for adding EOB to the special reproduction data for high speed multiplication. Reference numeral 129 is an output terminal for outputting special reproduction data for low speed multiplication, and 130 is an output terminal for outputting special reproduction data for high speed multiplication.
[0077]
The operation of FIG. 2 will be described. The variable length decoder A121 performs variable length decoding on the input bit stream. The counter A123 counts the number of DCT coefficients decoded from the result, and outputs the result to the data extraction circuit A125. The data extraction circuit A125 extracts a bit stream corresponding to a predetermined number of DCT coefficients from the input bit stream at a predetermined timing upon input from the counter A123. The counter B124 and the data extraction circuit B126 perform the same operation as described above. The data extraction circuit A125 extracts the special reproduction data for low speed multiplication from the input bit stream, and the data extraction circuit B126 extracts the special reproduction data for high speed multiplication from the inputted bit stream. The extracted special reproduction data for low speed multiplication is added with an EOB code by the EOB addition circuit A127, and is outputted from the output terminal 129 as low speed multiplication data. The extracted special reproduction data for high-speed multiplication is added with an EOB code by the EOB addition circuit B130, and is output from the output terminal 130 as high-speed multiplication data.
[0078]
At this time, the data extraction timing may be the same or different in each data extraction circuit. The difference in timing means that the number of DCT coefficients in one video block to be recorded (unit in which direct conversion is performed on the encoder side) is different. The special reproduction area in which special reproduction data is recorded is limited as described later. Therefore, if the special reproduction area has the same area, the special reproduction area to be recorded increases when the number of DCT coefficients of one video block is increased. Many are required, and the refresh of the screen at the time of reproduction becomes slow. Instead, the image quality is improved. What is necessary is just to determine the timing which extracts data by this trade-off of refresh and image quality.
[0079]
Next, referring to FIG. 3, the synthesis of the bit stream for the main area and the special reproduction data for each double speed will be described. Reference numeral 140 is an input terminal for inputting a bit stream for the main area, 141 is an input terminal for inputting special reproduction data for low speed multiplication, and 142 is an input terminal for inputting special reproduction data for high speed multiplication. Reference numeral 143 denotes an SB format circuit that converts each input data and bit stream into a sync block format, and 144 denotes an SB output terminal that outputs SB data.
[0080]
The operation of FIG. 3 will be described. Data and a bit stream input from each input terminal are input to the SB format circuit 143. The SB format circuit 143 selects data to be recorded in each sync block from each input for each track and each sync block. A header is added to each data in sync block units, a sync block in the track is configured to have a predetermined pattern, which will be described later, and output from the SB output terminal 144.
[0081]
The operation of the SB format circuit 143 will be described in detail. In this embodiment, the drum configuration may be any of the three drum configurations shown in FIG. (However, a head A channel having two azimuth angles and one having the azimuth angle and the other is a B channel.) FIG. 4A shows 1 Ch × 2, FIG. 4B shows 2 Ch × 1, and FIG. 2Ch × 2 configuration is shown. Hereinafter, in this embodiment, a case where 4 × speed is adopted as the low speed double speed and 16 × speed is adopted as the high speed double speed will be described.
[0082]
First, the structure of the special reproduction area is shown in the figure. In FIG. 5, 150 is a B-channel low-speed double-speed recording area for recording low-speed double-speed data by the B-channel head, and 151a to 151d are A-channel high-speed double-speed recording for recording high-speed double-speed data by the A-channel head. It is an area. When a 2 Ch × 2 drum configuration is used, 150 data becomes data for a speed that is half the low speed reproduction speed of the B channel low speed double speed data, and 151 a to 151 d data is the A channel high speed data. This is data for a speed that is ½ of the high-speed playback multiple speed of the playback data. This is because, in the case of the 2Ch × 2 drum configuration, the number of times of crossing the track increases when the same double speed is used as compared to other drum configurations, so the number of sync blocks that can be reproduced per track (hereinafter, 1 This is because the area that can be reproduced per track is referred to as one burst). That is, the number of sync blocks that can be reproduced per track at the N-times speed playback used in the 1Ch × 2 and 2Ch × 1 drum configurations, and the playback per track at the N / 2 times speed playback in the 2Ch × 2 drum configurations. The number of sync blocks is almost equal.
[0083]
Further, the numbers 1 to 10 assigned to the respective blocks in FIG. 5 indicate the same data if they are the same number. Details of the data structure will be described later.
[0084]
Further, the data 150 in FIG. 5 is data composed of 50 sync blocks, and the data 151a to 151d are data composed of 15 sync blocks. The number of sync blocks assigned to each data is based on the result of calculating the number of sync blocks that can be obtained at each double speed number during high-speed playback. FIG. 6 shows the number of sync books that can be obtained from one track during each double-speed playback. In the figure, the 9000 rpm system indicates the head arrangement system shown in FIGS. 4A and 4B, and 4500 rpm indicates the head arrangement system shown in FIG. 4C. Each value in the figure is the number of sync blocks that can be reproduced from one track at each reproduction speed when high-speed reproduction is performed using a rotating head of 10 μm (the track pitch in the SD standard is 10 μm). Is shown. The calculation is made on the assumption that the number of sync blocks in one track (equivalent to 180 degrees) is 186 sync blocks, and that the reproduction output level is larger than −6 dB.
[0085]
As shown in FIG. 6, 62 sync blocks can be obtained from one track when reproducing at 4 × speed in the 9000 rpm system. Also, 12 sync blocks can be obtained from one track during 16 × playback. On the basis of this, FIG. 5 shows a data structure in consideration of the case where the track is further bent, the head scanning trajectory is bent, or the recording start position error of the track at the lower end of the tape occurs. The data 2 of 30 sync blocks is arranged at the center of the 4 × speed reproduction data indicated by 150, and the data 1 of 10 sync blocks is arranged above and below the data 2. In addition, 5 sync blocks of data 4 are arranged at the center of the 16 × speed reproduction data indicated by 151 a to 151 d, and 5 sync blocks of data 3 are arranged above and below the data 4. Since 151b-151d is the same as 151a, description is abbreviate | omitted. Thus, the same data (4 × speed data in FIG. 5) above and below the data arranged in the center of one burst (data 1 in 4 × speed data, data 4, 6, 8, 10 in 16 × speed data in FIG. 5). In the case of data 2, and in the case of 16 × speed data, 3, 5, 7, 9) are written twice so that the above-mentioned track bend, head scan trajectory bend, or error in the recording start position of the track at the lower end of the tape may occur. It is possible to minimize the influence when the playback position shifts up and down.
[0086]
An example in which each special reproduction area is arranged on a track is shown in FIG. The contents of the data area recorded from the lower end to the upper end of the track are shown at the left end of the figure. The ITI area, audio area, video area, and subcode area are arranged in order from the track bottom. The memory shown in the figure indicates a sync block address, and includes 186 sync blocks in one track (equivalent to 180 degrees). In the figure, it is composed of a total of 186 sync blocks from 0 sync block at the lower end to 185 sync block at the upper end. 160 is a first track recorded by the A channel head, 161 is a second track recorded by the B channel head, 162 is a third track recorded by the A channel head, and 163 is B A fourth track recorded by the head of the channel. Four tracks from the first track 160 to the fourth track 163 are set as one unit. f0, f1, and f2 indicate pilot signals recorded on each track for tracking. The area of the track other than the areas 150 and 151a to 151d is used as a main area for recording normal reproduction data. In the case of a drum configuration of 9000 rpm, the quadruple speed area 150 can be reproduced as data of one concentrated area by one scan of the head during quadruple speed reproduction. In the case of a drum configuration of 4500 rpm, it can be reproduced as data of one concentrated area by one scan of the head at the time of double speed reproduction, which is 1/2 the speed of the quadruple speed. In the case of a drum configuration of 9000 rpm, the 16 × speed areas 151a to 151d can be reproduced as data of four areas with one scan of the head during 16 × speed reproduction. In the case of a drum configuration of 4500 rpm, data can be reproduced as data of four areas with one scan of the head at the time of 8 × speed reproduction, which is 1/2 the speed of 16 × speed.
[0087]
In FIG. 7, the 16 × speed data area may have more double-written portions of the same data in the data area outside the tape. In FIG. 7, the areas 151a and 151d on the outside of the tape may be larger than the areas 151b and 151c located at the center of the tape. By securing the area in this manner, it is possible to cope with a slight shift in head scanning trajectory between 16 × speed reproduction in the 9000 rpm system and 8 × speed in the 4500 rpm system, and high speed reproduction can be performed more reliably. I can do it.
[0088]
The number of data areas for the 4 × speed data area and the 16 × speed data area is not limited to this.
[0089]
Further, according to the data arrangement of one unit shown in FIG. 7, the head scans the ITI area and the subcode area shown in the figure at the time of 4 × speed reproduction and 16 × speed reproduction. That is, pilot signals f0, f1, and f2 for controlling tracking in the ITI area can be obtained, and since the head also scans the subcode area, the time information and the song number which are the cueing functions in the subcode area are obtained. A function can be added by recording additional information such as information.
[0090]
A recording pattern is formed on the magnetic tape by repeating and recording one unit shown in FIG. FIG. 8 shows the recording pattern. Here, in this embodiment, the data for 4 × speed is repeatedly recorded twice, and the data for 16 × speed is repeatedly recorded 8 times.
[0091]
By forming the recording pattern in this way, it is possible to minimize the effects of track bending, head scanning trajectory bending, and track recording start position error at the lower end of the tape. In addition, since each double speed dedicated area is provided, refresh and image quality can be set according to each double speed. Further, since the head scans the ITI area and the subcode area during high-speed playback, it is possible to obtain an additional function such as a cue function using a signal recorded in the subcode area while performing tracking control.
[0092]
The data structures 150 and 151a to 151d shown in FIG. 5 are not limited to this.
[0093]
Example 2
In the special reproduction data creation circuit 109 of the first embodiment, the special reproduction data is created in the form shown in FIG. 2, but the present invention is not limited to this, and the configuration shown in FIG. 9 may be used. In the second embodiment, another configuration of the special reproduction data generation circuit 109 will be described.
[0094]
FIG. 9 shows an example of another configuration of the special reproduction data creation circuit 109. Reference numerals 120, 127, 128, 129, and 130 are the same as those in FIG. Reference numeral 500 denotes a variable length decoder C that performs variable length decoding of the input bit stream, 501 denotes a counter C, 502 denotes a data extraction circuit A that extracts data for low speed multiplication, and 503 denotes a data extraction circuit that extracts data for high speed multiplication. B.
[0095]
Next, the operation will be described. Intra data input from the input terminal 120 is input to the variable length decoder C500, the data extraction circuit A502, and the data extraction circuit B503. The variable length decoder C500 performs variable length decoding on the bit stream. From the result, the counter C501 counts the decoded DCT coefficients and outputs them to the data extraction circuit A502 and the data extraction circuit B503. The data extraction circuit A502 extracts data at a timing set in advance by input from the counter C501. Similarly, the data extracting circuit B503 extracts data independently at a preset timing. The extracted data is added with an EOB code by an EOB addition circuit A127 and an EOB addition circuit B128, and is output from an output terminal 129 and an output terminal 130, respectively. By configuring in this way, special reproduction data similar to that in the case of FIG. 2 can be created.
[0096]
Example 3
In Example 3, reproduction of a magnetic tape recorded as in Example 1 will be described. In Example 1, in the 9000 rpm system, 4 × speed was set as the low speed double speed and 16 × speed was set as the high speed double speed. In the 4500 rpm system, the double speed was set as the low speed double speed and the double speed was set as the high speed double speed. In the third embodiment, reproduction is performed at each set double speed.
[0097]
FIG. 10 is a diagram when 4 × speed reproduction is performed with a 1 Ch × 2 drum configuration. An arrow indicates scanning of the head during 4 × speed reproduction. At this time, tracking control is performed in the special reproduction area for 4 × speed reproduction. The 4x speed reproduction data is recorded in the B channel and is repeatedly recorded in 2 units. Therefore, the A channel head scans one of the 2 units and the B channel head scans the other. The 4X speed reproduction data recorded by the channel head can be reproduced. At this time, the head can also scan the subcode area and obtain a signal of the subcode area.
[0098]
FIG. 11 is a diagram when 4 × speed reproduction is performed with a 2 Ch × 1 drum configuration. An arrow indicates scanning of the head during 4 × speed reproduction. At this time, the servo is locked in the special reproduction area for quadruple speed. The 4 × speed special reproduction data is recorded in the B channel and is repeatedly recorded in 2 units. Therefore, the 2Ch head always scans one of the 2 units. Therefore, the 4 × speed reproduction data recorded by the B channel head can be reproduced. At this time, the head can scan the subcode area and obtain a signal of the subcode area.
[0099]
FIG. 12 is a diagram when the 2Ch × 2 drum configuration is played back at double speed. An arrow indicates scanning of the head during double speed playback. At this time, the servo is locked in the special reproduction area for quadruple speed. The 4 × speed special reproduction data is recorded in the B channel and is repeatedly recorded in 2 units. Therefore, the 2Ch head always scans one of the 2 units. Therefore, the 4 × speed reproduction data recorded by the B channel head can be reproduced during 2 × speed reproduction. At this time, the head can scan the subcode area and obtain a signal of the subcode area.
[0100]
FIG. 13 is a diagram when 16 × speed reproduction is performed with a 1 Ch × 2 drum configuration. An arrow indicates scanning of the head during 16 × speed reproduction. Since the special reproduction data for 16 × speed is recorded in the A channel and is repeatedly recorded for 8 units, the A channel head scans the special reproduction data for 16 × speed of one unit out of the 8 units, The head of the B channel scans the special reproduction data for 16 × speed of another 1 unit among the 8 units. Therefore, it is possible to reproduce 16 × speed data recorded by the A channel head. At this time, the head can scan the subcode area and obtain a signal of the subcode area. Note that tracking can also be applied by a pilot signal recorded in the ITI area.
[0101]
FIG. 14 is a diagram when 16 × speed playback is performed with a 2 Ch × 1 drum configuration. An arrow indicates scanning of the head during 16 × speed reproduction. Since the special reproduction data for 16 × speed is recorded repeatedly for 8 units, the 2Ch head always scans the special reproduction data for 16 × speed, which is one unit among the 8 units. Therefore, the special reproduction data for 16 × speed recorded by the head of the A channel can be reproduced. At this time, the head can scan the subcode area and obtain a signal of the subcode area. Note that tracking can also be applied by a pilot signal recorded in the ITI area.
[0102]
FIG. 15 is a diagram when 8 × speed reproduction is performed with a 2 Ch × 2 drum configuration. An arrow indicates scanning of the head during 8 × speed reproduction. Since the special reproduction data for 16 × speed is recorded repeatedly for 8 units, the 2Ch head always scans one of the 8 units. Therefore, the special reproduction data for 16 × speed recorded by the head of the A channel can be reproduced at the time of 8 × reproduction.
[0103]
Next, FIG. 16 shows signal processing during reproduction. In the figure, 200 is a reproduction data input terminal for reproduction data, 201 is a mode signal input terminal for inputting a mode signal from a system controller, etc. 202 is an ID analysis circuit for analyzing the ID of the reproduced sync block and selecting the reproduction data , 203 is an SB header analysis circuit that analyzes a header added in sync block units and selects reproduction data, 204 is an SBtoTP conversion circuit I that converts the reproduced sync block into a transport packet, and 205 is a reproduction SB output terminal. It is.
[0104]
Next, the operation will be described. The reproduction data input from the reproduction data input terminal (at this time, SD specification error correction decoding has already been performed) is input to the ID analysis circuit 202. A signal indicating the reproduction mode is simultaneously input to the ID analysis circuit 202 from the mode input terminal 201 and input to the ID analysis circuit 202. The ID analysis circuit 202 recognizes normal reproduction or special reproduction from the reproduction mode signal, and in the case of normal reproduction, the data for normal reproduction recorded in the main area is output to the next stage in units of sync blocks. In the case of special playback, the data recorded in the special playback area is output to the next stage in sync block units. Therefore, in each playback mode, the data in the other mode is discarded in sync block units. Whether the current sync block is in the main area or the special reproduction area is determined by analyzing the ID or the header added in sync block units.
[0105]
The data selected and output by the ID analysis circuit 202 is input to the SB header analysis circuit 203. The SB header analysis circuit 203 recognizes the reproduction speed from the information of the reproduction mode signal, and outputs a sync block in the special reproduction area that matches the reproduction speed. Data in the special playback area that does not match the playback mode signal is discarded. During normal playback, the input data is output as it is. The determination is made by analyzing the ID or the header added in sync block units.
[0106]
The data output from the SB header analysis circuit 203 is input to the SB to TP conversion circuit 204. The SB to TP conversion circuit 204 converts the sync block into a transport packet and outputs it from the reproduction SB output terminal 205.
[0107]
As described above, only normal data recorded in the main area is used during normal reproduction, and only special data recorded in each special reproduction area is used for special reproduction at various reproduction speeds. Special playback at each playback speed can be achieved.
[0108]
Example 4
In the third embodiment, reproduction is performed for the double speed set in the first embodiment. However, in the fourth embodiment, the reproduction speed special reproduction area set in the first embodiment is reproduced at a reproduction speed lower than the reproduction speed. .
[0109]
FIG. 17 is a diagram at the time of double speed reproduction with a 1 Ch × 2 drum configuration. The arrow indicates the head scan. At this time, the tracking control is performed in the 4 × speed special reproduction data area. The 4 × speed special reproduction data is obtained by using the 4 × speed special reproduction data recorded in the 2 × speed special reproduction area, which is repeatedly recorded by 2 units. When reproduced in this way, the same special reproduction data is reproduced twice. In this case, double-speed reproduction can be achieved by discarding either data.
[0110]
FIG. 18 is a diagram when the 2Ch × 1 drum configuration is played back at double speed. The arrow indicates the head scan. At this time, the servo is locked in the 4 × speed special reproduction data area. The special reproduction data for double speed is performed by using the special reproduction data for quadruple speed recorded in the special reproduction area for quadruple speed recorded two units repeatedly. When reproduced in this way, the same special reproduction data is reproduced twice. In this case, double-speed reproduction can be achieved by discarding either data.
[0111]
In the fourth embodiment, the example of reproducing the quadruple speed area at the double speed has been described. However, the present invention is not limited to this, and the special reproduction data is recorded in one place like the quadruple speed reproduction data of the present embodiment. In this case, the playback area having the set playback speed may be played back at a playback speed lower than the playback speed.
[0112]
Embodiment 5 FIG.
In the fifth embodiment, a recording format different from the recording format of the first embodiment will be described. In this embodiment, a case where the speed is 4 × as the low speed multiple speed speed will be described as an example. In this embodiment, both the forward direction and the reverse direction are set as the high-speed multiple speed. A description will be given by taking as an example the case of 16 × speed as the high-speed speed in the forward direction and −16 × speed as the speed in the reverse direction.
[0113]
The circuit and operation of this embodiment are the same as those shown in FIGS. 1 and 2 (or FIG. 9 of Embodiment 2) and FIG.
[0114]
First, the configuration of the special reproduction area is shown in FIG. In FIG. 19, reference numeral 170 denotes an A channel low speed double speed recording area for recording data for low speed double speed by the A channel head, and 171 denotes a B channel low speed double speed recording area for recording data for low speed double speed by the B channel head. 172a to 172f are recording areas for high-speed double speed in the forward direction by the A channel head, and 173a to 173f are recording data for high-speed playback in the reverse direction by the head of the A channel. This is a recording area for A channel reverse direction high speed double speed reproduction. When a 2Ch × 2 drum configuration is used, the data of 172a to 172f is data for a speed that is ½ of the forward high speed reproduction speed of the A channel high speed double speed data, and the data of 173a to 173f. Is data for a speed that is ½ of the high-speed playback multiple speed of the A channel reverse direction high-speed playback data. The reason is as described in the first embodiment.
[0115]
Here, the recording area for low speed and double speed will be described. As described above, in this embodiment, the A-channel low-speed double-speed recording area and the B-channel low-speed double-speed recording area are provided as the low-speed double-speed recording area. As described above, when the drum configuration of the 4500 rpm system is used, when the same speed is used as compared with the drum configuration of 9000 rpm, the number of times of crossing the track increases, so that the number of sync blocks that can be obtained in one burst is almost one. / 2. Based on this, the recording area for the low speed double speed of this embodiment obtains the same number of playback sync blocks at the same playback speed as when using the drum configuration of the 9000 rpm system when using the drum configuration of the 4500 rpm system. It is something that can be done. That is, when a drum configuration of 4500 rpm is used, an area that cannot be reproduced from the B channel low speed double speed recording area by the B channel head is reproduced by the reproduction signal from the A channel low speed double speed recording area by the A channel head. Can be supplemented.
[0116]
Further, the numbers 1 to 18 assigned to the blocks in FIG. 19 indicate the same data if they are the same number. In the figure, the data of the A channel low speed double speed recording area 170 is constituted by the data of the upper and lower end portions of the B channel low speed double speed recording area 171. The reason is as described above.
[0117]
Further, the data 170 in FIG. 19 is data composed of 20 sync blocks, the data 171 is data composed of 30 sync blocks, and the data 172a to 172f and 173a to 173f are data composed of 5 sync blocks. . The number of sync blocks allocated to each data is based on the result of calculating the number of sync blocks that can be obtained at each double speed number during high-speed playback (see FIG. 6), as in the first embodiment.
[0118]
FIG. 20 shows an example in which each special reproduction area is arranged on a track. The way of viewing the figure is the same as that of FIG. Since 160 to 163 are the same as those shown in FIG. f0, f1, and f2 indicate pilot signals for identifying the respective tracks. The areas of the tracks other than the areas 170, 171, 172a to 172f, and 173a to 173f are used as main areas for recording normal reproduction data. In the case of a drum configuration of 9000 rpm, the quadruple speed area 171 can be reproduced as one concentrated area data by one scan of the head at the time of quadruple speed reproduction. Further, in the case of a drum configuration of 4500 rpm, all the 4 × speed recording data can be reproduced by supplementing the reproduction data from the area 171 with the data in the adjacent area 170. Further, in the case of a drum configuration of 9000 rpm, the 16 × speed areas 172a to 172f can be reproduced as data of six areas with one scan of the head during 16 × speed reproduction. Further, in the case of a drum configuration of 4500 rpm, data can be reproduced as data of six areas by one scan of the head at the time of 8 × speed reproduction, which is 1/2 the speed of 16 × speed. Further, in the case of a drum configuration of 9000 rpm, the −16 × speed areas 173a to 173f can be reproduced as data of six areas by one scan of the head at the time of −16 × speed reproduction. Further, in the case of a drum configuration of 4500 rpm, data can be reproduced as data of six areas with one scan of the head at the time of -8 times speed reproduction, which is 1/2 the speed of -16 times speed.
[0119]
Note that the recording data for 16 × speed and the recording data for −16 × speed have the same data rate and the like, and the SB format circuit 143 shown in FIG. The format is generated so that it is reversed for -16 × speed. That is, in FIG. 20, the same data as the data to be recorded in the area 172a, which is the 16 × speed data area, is recorded in the area 173f, which is the −16 × speed data area, and hereinafter the areas 172b and 173e, the area 172c and the area 173d are recorded. The recording format is generated so that the area 172d and the area 173c, the area 172e and the area 173b, and finally the area 172f and the area 173a are areas for recording the same data.
[0120]
In FIG. 20, the 16 × speed data area and the −16 × speed data area may have more double-written portions of the same data in the data area outside the tape. In FIG. 20, the areas 172b and 172e, or 173b and 173e outside the tape are larger than the areas 172c and 172d or 173c and 173d located at the center of the tape, and 172a and 172f or The areas of 173a and 173f may be increased. By securing the area in this way, it is possible to cope with a slight shift in head scanning trajectory between 16 × speed reproduction and −16 × speed reproduction in the 9000 rpm system and 8 × speed and −8 × speed in the 4500 rpm system. And high-speed playback can be performed more reliably.
[0121]
The number of data areas for the 4 × speed data area, the 16 × speed data area, and the −16 × speed data area is not limited thereto.
[0122]
The above description will be described specifically by showing the playback position of the screen. FIG. 21 shows a (1) frame playback screen. In this embodiment, a case where one frame is divided into six areas will be described. (The number of screen divisions is not limited to this.) As shown in the figure, the data divided into six equal parts are arranged in the data area for 16 × speed and the data area for −16 × speed shown in FIG. For 16 × speed, the data of (1) is recorded in area 172a. Hereinafter, (2) is area 172b, (3) is area 172c, (4) is area 172d, (5) is area 172e, ( 6) is recorded in the area 172f. On the other hand, for -16 × speed data, the data of the part (6) is recorded in 173a. Hereinafter, (5) is the area 173b, (4) is the area 173c, (3) is the area 173d, and (2) is the area 173e. , (1) is recorded in the area 173f. By recording data in this way, even during high-speed playback in the reverse direction, such as -16 × speed playback, playback data is obtained in the order from the upper end portion to the lower end portion of the screen during playback, as in high-speed playback in the forward direction. Therefore, even during reverse reproduction, high-speed reproduction can be realized without providing a special reverse reordering memory.
[0123]
Further, according to the data arrangement of one unit shown in FIG. 20, the head scans the ITI area and the subcode area shown in the figure at the time of 4 × speed playback, 16 × speed playback, and −16 × speed playback. That is, pilot signals f0, f1, and f2 for controlling tracking in the ITI area can be obtained, and the head also scans the subcode area. It is possible to add a function by recording additional information such as.
[0124]
A recording pattern is formed on the magnetic tape by repeating and recording one unit shown in FIG. FIG. 22 shows the recording pattern. In this embodiment, the data for 4 × speed is repeatedly recorded twice, and the data for 16 × speed and −16 × speed is repeatedly recorded 8 times.
[0125]
By forming the recording pattern in this way, it is possible to minimize the influence of the curve of the track and the curve of the head scanning locus. In addition, since each double speed dedicated area is provided, refresh and image quality can be set according to each double speed. Further, since the head scans the ITI area and the subcode area during high-speed playback, it is possible to obtain an additional function such as a cue function using a signal recorded in the subcode area. Also, by providing a recording area for high-speed playback in the reverse direction, high-speed playback in the reverse direction can be realized without mounting a dedicated rearrangement memory during reverse playback.
[0126]
Example 6
In the sixth embodiment, reproduction of a magnetic tape recorded as in the fifth embodiment will be described. In Example 5, 4 × speed was adopted as the low speed double speed. In the 9000 rpm system, 16 × speed is set as the high speed double speed in the forward direction, and −16 × speed is set as the high speed double speed in the reverse direction. In the 4500 rpm system, the high speed double speed in the positive direction is set to 8 ×, and the high speed speed in the reverse direction is set to − 8 times speed was set. In the sixth embodiment, reproduction is performed at each set double speed.
[0127]
FIG. 23 is a diagram when 4 × speed reproduction is performed with a 1 Ch × 2 drum configuration. An arrow indicates scanning of the head during 4 × speed reproduction. At this time, tracking is controlled in the 4X special reproduction data area. The 4x speed reproduction data is recorded in the B channel and is repeatedly recorded in 2 units. Therefore, the A channel head scans one of the 2 units and the B channel head scans the other. The 4X speed reproduction data recorded by the channel head can be reproduced. At this time, the head can scan the subcode area and obtain a signal of the subcode area.
[0128]
FIG. 24 is a diagram when 4 × speed reproduction is performed with a 2 Ch × 1 drum configuration. An arrow indicates scanning of the head during 4 × speed reproduction. At this time, tracking is controlled in the 4X special reproduction data area. The 4 × speed special reproduction data is recorded in the B channel and is repeatedly recorded in 2 units. Therefore, the 2Ch head always scans one of the 2 units. Therefore, the 4 × speed reproduction data recorded by the B channel head can be reproduced. At this time, the head can scan the subcode area and obtain a signal of the subcode area.
[0129]
FIG. 25 is a diagram when 4 × speed reproduction is performed with a 2 Ch × 2 drum configuration. An arrow indicates scanning of the head during 4 × speed reproduction. At this time, tracking is controlled in the 4X special reproduction data area. The 4 × speed special reproduction data is recorded in the B channel and is repeatedly recorded in 2 units. Therefore, the 2Ch head always scans one of the 2 units. However, for the reason shown in the fifth embodiment, it is not possible to reproduce all the 4 × speed special reproduction data using only the B channel. Therefore, it can be reproduced by combining with the 4 × speed reproduction data recorded by the A channel head reproduced by the A channel head. At this time, the head can scan the subcode area and obtain a signal of the subcode area.
[0130]
FIG. 26 is a diagram when 16 × speed reproduction is performed with a 1 Ch × 2 drum configuration. An arrow indicates scanning of the head during 16 × speed reproduction. Since the special reproduction data for 16 × speed is recorded in the A channel and is repeatedly recorded for 8 units, the A channel head scans the special reproduction data for 16 × speed of one unit out of the 8 units, The head of the B channel scans the special reproduction data for 16 × speed of another 1 unit among the 8 units. Therefore, it is possible to reproduce 16 × speed data recorded by the A channel head. At this time, the head can scan the subcode area and obtain a signal of the subcode area. Note that tracking can also be applied by a pilot signal recorded in the ITI area.
[0131]
FIG. 27 is a diagram when 16 × speed reproduction is performed with a 2 Ch × 1 drum configuration. An arrow indicates scanning of the head during 16 × speed reproduction. Since the special reproduction data for 16 × speed is recorded repeatedly for 8 units, the 2Ch head always scans the special reproduction data for 16 × speed, which is one unit among the 8 units. Therefore, the special reproduction data for 16 × speed recorded by the head of the A channel can be reproduced. At this time, the head can scan the subcode area and obtain a signal of the subcode area. Note that tracking can also be applied by a pilot signal recorded in the ITI area.
[0132]
FIG. 28 is a diagram when 8 × speed reproduction is performed with a 2 Ch × 2 drum configuration. An arrow indicates scanning of the head during 8 × speed reproduction. Since the special reproduction data for 16 × speed is recorded repeatedly for 8 units, the 2Ch head always scans one of the 8 units. Accordingly, the special reproduction data for 16 × speed recorded by the head of the A channel can be reproduced at the time of 8 × speed reproduction.
[0133]
FIG. 29 is a diagram when playback is performed at −16 × speed with a drum configuration of 1 Ch × 2. The arrow indicates scanning of the head during -16 × speed playback. The -16x speed-playback data is recorded on the A channel, and since 8 units are repeatedly recorded, the A-channel head scans 1 unit of -16x speed-playback data. Then, the B channel head scans the special data for −16 × speed of another one of the eight units. Therefore, it is possible to reproduce -16 × speed data recorded by the A channel head. At this time, the head can scan the subcode area and obtain a signal of the subcode area. Note that tracking can also be applied by a pilot signal recorded in the ITI area.
[0134]
FIG. 30 is a diagram when playback is performed at −16 × speed with a drum configuration of 2 Ch × 1. The arrow indicates scanning of the head during -16 × speed playback. Since the special reproduction data for −16 × speed is recorded repeatedly for 8 units, the 2Ch head always scans the special reproduction data for −16 × speed of one unit out of the 8 units. Therefore, the special reproduction data for -16 × speed recorded by the head of the A channel can be reproduced. At this time, the head can scan the subcode area and obtain a signal of the subcode area. Note that tracking can also be applied by a pilot signal recorded in the ITI area.
[0135]
FIG. 31 is a diagram of -8 × speed reproduction with a 2Ch × 2 drum configuration. The arrow indicates scanning of the head during -8 × speed playback. Since the special reproduction data for −16 × speed is recorded repeatedly for 8 units, the 2Ch head always scans one of the 8 units. Therefore, the special reproduction data for -16 × speed recorded by the head of the A channel can be reproduced at the time of -8 × speed reproduction.
[0136]
The processing of the signal during reproduction is the same as that shown in FIG.
[0137]
In this way, only the data recorded in the main area is used during normal reproduction, and only data recorded in each special reproduction area is used for special reproduction at various reproduction speeds. The special reproduction at each reproduction speed can be achieved.
[0138]
Example 7
In the seventh embodiment, an example of the data structure of the trick-play area shown in FIG. 5 in the first embodiment will be described. FIG. 32 shows the data structure of the special reproduction area of this embodiment. In the first embodiment, areas 1 to 10 in FIG. 5 have the same numbers and are areas for recording the same data. In this embodiment, based on FIG. 5, the special reproduction data is used as the special reproduction image data and the special reproduction error correction code (ECC) added to the special reproduction data in order to correct the error occurring at the high speed reproduction. ) A data structure and data arrangement when divided into data will be described. In FIG. 5, area 1 of 150, area 3 of 151a, area 5 of 151b, area 7 of 151c, and area 9 of 151d are double writing areas of the same data. FIG. 32 shows the internal structure of data recorded in these double writing areas. First, two areas 1 of 150 are configured by data 1 consisting of 5 sync blocks and ECC 1 as shown in the figure. In addition, 150 area 2 is constituted by data 2 alone. Furthermore, the two areas 3 of 151a are both constituted by data 3. In addition, the area 4 of 151a is composed of data 4. Hereinafter, the two areas 5 of 151b are both composed of data 5, the area 6 of 151b is composed of data 6, and similarly, two areas 7 of 151c are both composed of data 7, and area 8 of 151c is data 8 It consists of. The last two areas 151d of 151d are both configured by the ECC 9, and the area 10 of 151d is configured by the data 10.
[0139]
As described above, the data structure is such that both the image data and the ECC data are double-written in the data double-writing area, so that the structure of the ECC code of the quadruple-speed data reproduced from the 150 areas is (40 , 35, 6) RS code (Reed-Solomon code which is a product code type error correction code of (code length 40, number of information 35, distance 6)).
[0140]
The data reproduction state and error correction capability at this time will be described with reference to FIG. When all the data in 150 areas of 50 sync blocks are reproduced as shown in FIG. 33 (1) (a) (represented by the arrows in the figure), the number of information is 35 for 5 pieces of information. Up to errors can be corrected. Similarly, when the five sync blocks of data 1 recorded in the area 1 at the lower end of the track among 150 areas of 50 sync blocks are not reproduced as shown in FIGS. 33 (1) and 33 (b), the number of information is 35. On the other hand, up to five errors can be corrected. In addition, as shown in FIGS. 33 (1) and 33 (c), when data of 5 sync blocks recorded in area 1 at the lower end portion of 150 areas of 50 sync blocks and ECC1 for a total of 10 sync blocks are not reproduced. Similarly, up to 5 errors can be corrected for 35 pieces of information. Similarly, when the five sync blocks of ECC1 recorded in area 1 at the upper end portion of the 150 areas of 50 sync blocks are not reproduced as shown in FIGS. 33 (1) and 33 (d), the number of pieces of information is 35. Up to 5 errors can be corrected. Further, as shown in FIGS. 33 (1) and 33 (e), when data of 5 sync blocks recorded in area 1 at the upper end portion of 150 areas of 50 sync blocks and ECC1 for a total of 10 sync blocks are not reproduced. Similarly, up to 5 errors can be corrected for 35 pieces of information.
[0141]
Further, the configuration of the ECC code of the data for 16 × speed is also a (40, 35, 6) RS code. The data reproduction state and error correction capability at this time will be described with reference to FIG. The four 16 × speed areas 151a to 151d are reproduced by one head scan, and the reproduction state of each area is assumed to be substantially the same. When all the data in the areas 151a to 151d of the 15 sync blocks are reproduced as shown in FIG. 33 (2) (a) (represented by the arrows in the figure), the number of information is 35. Up to 5 errors can be corrected. Moreover, as shown in FIGS. 33 (2) and 33 (b), data 3 recorded in the area 3, area 5, area 7 and area 9 at the bottom end of the track among the areas 151a to 151d of the 15 sync blocks, respectively, Similarly, when 5 sync blocks of data 5, data 7 and ECC 9 are not reproduced, up to 5 errors can be corrected for 35 pieces of information. Further, as shown in FIGS. 33 (2) and 33 (c), data 3 recorded in the area 3, area 5, area 7 and area 9 at the upper end of the track among the respective areas 151a to 151d of the 15 sync blocks, respectively, Similarly, when 5 sync blocks of data 5, data 7 and ECC 9 are not reproduced, up to 5 errors can be corrected for 35 pieces of information. By configuring the data in this manner, the ECC configuration is the same for the 4 × speed and 16 × speed special reproduction data, and the ECC circuit can be shared, so that the circuit scale can be reduced.
[0142]
Example 8 FIG.
In the eighth embodiment, as in the seventh embodiment, an example of the data structure of the special reproduction area shown in FIG. 5 in the first embodiment will be described. FIG. 34 illustrates a data configuration and data arrangement when special reproduction data recorded in the special reproduction area of this embodiment is divided into special reproduction image data and special reproduction ECC data. In FIG. 34, first, two areas 1 of 150 are composed of data 1 consisting of 5 sync blocks and ECC 1A, which corresponds to the lower end portion of the track (the lower portion of area 2). On the other hand, the one corresponding to the upper end portion of the track (the upper portion of area 2) is composed of data 1 consisting of 5 sync blocks and ECC 1B. Note that ECC1A and ECC1B are different ECC data. Further, 150 area 2 is constituted only by data 2. Furthermore, the two areas 3 of 151a are both constituted by data 3. In addition, the area 4 of 151a is composed of data 4. Hereinafter, the two areas 5 of 151b are both composed of data 5, the area 6 of 151b is composed of data 6, and similarly, two areas 7 of 151c are both composed of data 7, and area 8 of 151c is data 8 It consists of. As shown in the figure, the last two areas 9d of 151d are constituted by an ECC 9A composed of 5 sync blocks, which corresponds to the lower end of the track (the lower part of area 10). On the other hand, the one corresponding to the upper end portion of the track (the upper portion of the area 10) is constituted by an ECC 9B composed of five sync blocks. The ECC 9A and ECC 9B are different data. Further, the area 10 of 151d is constituted by data 10.
[0143]
As described above, image data is written twice in the double writing area of data, and ECC data is structured so that the same data is written only once, so that data for quadruple speed reproduced from 150 areas is obtained. The configuration of the ECC code is (45, 35, 11) RS code (Reed-Solomon code which is a product code type error correction code of (code length 45, number of information 35, distance 11)).
[0144]
The data reproduction state and error correction capability at this time will be described with reference to FIG. When all the data of 150 areas of 50 sync blocks are reproduced as shown in FIG. 35 (1) (a) (showing the portion reproduced by the arrow in the figure), 10 pieces of information are obtained for 35 pieces of information. Up to errors can be corrected. Similarly, when the five sync blocks of data 1 recorded in the area 1 at the lower end of the track among 150 areas of 50 sync blocks are not reproduced as shown in FIGS. 35 (1) and 35 (b), the number of information is 35. On the other hand, up to 10 errors can be corrected. In addition, as shown in FIGS. 35 (1) and 35 (c), when data of 5 sync blocks recorded in area 1 at the lower end portion of 150 areas of 50 sync blocks and ECC1A total of 10 sync blocks are not reproduced. Can correct up to 5 errors for 35 pieces of information. In addition, as shown in FIGS. 35 (1) and 35 (d), when the five sync blocks of ECC1B recorded in area 1 at the upper end portion of the 150 areas of 50 sync blocks are not reproduced, Up to errors can be corrected. Also, as shown in FIGS. 35 (1) and 35 (e), when data of 5 sync blocks recorded in area 1 at the upper end portion of 150 areas of 50 sync blocks and ECC1B for a total of 10 sync blocks are not reproduced. Can correct up to 5 errors for 35 pieces of information.
[0145]
Further, the configuration of the ECC code of the data for 16 × speed is also a (45, 35, 11) RS code. The data reproduction state and error correction capability at this time will be described with reference to FIG. The four 16 × speed areas 151a to 151d are reproduced by one head scan, and the reproduction state of each area is assumed to be substantially the same. When all the data in the areas 151a to 151d of the 15 sync blocks are reproduced as shown in FIG. 35 (2) (a) (represented by the arrows in the figure), the number of information is 35. Up to 10 errors can be corrected. Also, as shown in FIGS. 35 (2) and 35 (b), data 3 recorded in the area 3, area 5, area 7 and area 9 at the bottom end of the track among the areas 151a to 151d of the 15 sync blocks, respectively, When 5 sync blocks of data 5, data 7, and ECC 9A are not reproduced, up to 5 errors can be corrected for 35 pieces of information. Further, as shown in FIGS. 35 (2) and 35 (c), data 3 recorded in the area 3, area 5, area 7, and area 9 at the upper end of the track among the areas 151a to 151d of the 15 sync blocks, respectively, If 5 sync blocks of data 5, data 7, and ECC 9B are not reproduced, up to 5 errors can be corrected for 35 pieces of information. By configuring the data in this manner, the ECC configuration is the same for the 4 × speed and 16 × speed special reproduction data, and the ECC circuit can be shared, so that the circuit scale can be reduced.
[0146]
Example 9
In the ninth embodiment, as in the seventh and eighth embodiments, an example of the data structure of the special reproduction area shown in FIG. 5 in the first embodiment will be described. FIG. 36 illustrates a data configuration and data arrangement when special reproduction data recorded in the special reproduction area of this embodiment is divided into special reproduction image data and special reproduction ECC data. In FIG. 36, first, two areas 1 of 150 are constituted by an ECC 1A composed of 10 sync blocks, as shown in the figure, the one corresponding to the lower end portion of the track (the lower portion of area 2). On the other hand, the one corresponding to the upper end portion of the track (the upper portion of area 2) is composed of ECC1B composed of 10 sync blocks. Note that ECC1A and ECC1B are different ECC data. In addition, 150 area 2 is constituted by data 2. Furthermore, the two areas 3 of 151a are both composed of data 3, and the area 4 of 151a is composed of data 4. Similarly, the two areas 5 of 151b are both composed of data 5, and the area 6 of 151b is composed of data 6. Further, as shown in the figure, the two areas 7 of 151c are constituted by an ECC 7A composed of five sync blocks, which corresponds to the lower end portion of the track (the lower portion of the area 8). On the other hand, the one corresponding to the upper end portion of the track (the portion above the area 8) is constituted by an ECC 9B composed of five sync blocks. Note that ECC7A and ECC7B are different data. Further, the area 8 of 151c is constituted by data 8. As shown in the figure, the last two areas 9d of 151d are constituted by an ECC 9A composed of 5 sync blocks, which corresponds to the lower end of the track (the lower part of area 10). On the other hand, the one corresponding to the upper end portion of the track (the upper portion of the area 10) is constituted by an ECC 9B composed of five sync blocks. The ECC 9A and the ECC 9B are different data. Further, the area 10 of 151d is constituted by data 10.
[0147]
As described above, in the first embodiment, the image data and the ECC data are both written in the double writing area of the data shown in FIG. The structure of the ECC code of the quadruple speed data is (50, 30, 21) RS code ((Reed-Solomon code which is a product code type error correction code of (code length 50, number of information 30, distance 21)). .
[0148]
The data reproduction state and error correction capability at this time will be described with reference to FIG. When all the data of 150 areas of 50 sync blocks are reproduced as shown in FIG. 37 (1) (a) (represented by the arrows in the figure), the number of information is 30 for 20 pieces of information. Up to errors can be corrected. In addition, as shown in FIGS. 37 (1) and 37 (b), when 10 sync blocks of ECC1A recorded in area 1 at the lower end of the track among 150 areas of 50 sync blocks are not reproduced, Up to 10 errors can be corrected. In addition, as shown in FIGS. 37 (1) and 37 (c), when 10 sync blocks of ECC1B of 10 sync blocks recorded in area 1 at the upper end of 150 areas of 50 sync blocks are not reproduced, the number of information is 30. On the other hand, up to 10 errors can be corrected.
[0149]
Further, the configuration of the ECC code of the 16 × speed data is also a (50, 30, 21) RS code. The data reproduction state and error correction capability at this time will be described with reference to FIG. The four 16 × speed areas 151a to 151d are reproduced by one head scan, and the reproduction state of each area is assumed to be substantially the same. As shown in FIG. 37 (2) (a), when all the data in the areas 151a to 151d of the 15 sync blocks are reproduced (represented by the arrows in the figure), the number of pieces of information is 30. , Up to 20 errors can be corrected. Also, as shown in FIGS. 37 (2) and (b), data 3 recorded in the area 3, area 5, area 7 and area 9 at the lower end of the track among the respective areas 151a to 151d of 15 sync blocks, respectively, When data 5, ECC7A, and ECC9A are not reproduced for 5 sync blocks, up to 10 errors can be corrected for 30 pieces of information. Further, as shown in FIGS. 37 (2) and 37 (c), data 3 recorded in the area 3, area 5, area 7 and area 9 at the upper end of the track among the areas 151a to 151d of the 15 sync blocks, respectively, When data 5, ECC 7B, and ECC 9B are not reproduced for 5 sync blocks, up to 10 errors can be corrected for 30 pieces of information. By configuring the data in this manner, the ECC configuration is the same for the 4 × speed and 16 × speed special reproduction data, and the ECC circuit can be shared, so that the circuit scale can be reduced.
[0150]
It should be noted that the positions of the ECC data in the special reproduction data area in the seventh to ninth embodiments are the same as the double reproduction of the special reproduction data located at both ends of each double speed reproduction data area shown in FIG. Although the case where it is arranged in the writing area has been described, the present invention is not limited to this, and the one-time writing portion of special reproduction data located at the center of each double speed number reproduction data area (in the example of the quadruple speed area in FIG. It may be arranged in 2).
[0151]
In addition, the special reproduction area when the recording format of the first embodiment is adopted in the seventh to ninth embodiments has been described. However, the recording format is not limited to this, and the seventh to ninth embodiments are described above. The data structure shown is also effective in the format shown in the fifth embodiment.
[0152]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the magnetic recording / reproducing apparatus of the present invention, when high-speed reproduction is performed at a plurality of predetermined double speeds (n-times speed), signals used for high-speed reproduction are provided for each multiple speed number. By recording on a predetermined azimuth track, an efficient high-speed reproduction data arrangement can be performed, so that an apparatus for realizing a high-quality high-speed reproduction image can be obtained.Also, the area A of the first azimuth track for recording the signal for low speed reproduction and the area B of the second azimuth track for recording the signal for high speed reproduction, the area size is area A> Since the copy area for recording the same data is provided at both ends of the area A and the area B, the track is bent or the head scanning trajectory is bent during high-speed reproduction, or an error in the recording start point of the track at the lower end of the tape occurs. Even in some cases, high-speed reproduction data can be interpolated by double writing of data, so that the influence of the above can be minimized and a more reliable device can be obtained.
[0153]
According to the second aspect of the present invention, among the signals used for high-speed playback at even multiple speeds, a signal for low-speed playback is used as one of one track per scan of the head in the track area of the first azimuth. Since the signal for high-speed double-speed reproduction is recorded in a plurality of areas of one track for each scanning of the head in the second azimuth track area, data can be efficiently reproduced at high-speed reproduction. In addition, since the high-speed reproduction data is reproduced at only one position of one track per scanning of the head at the time of low-speed double-speed reproduction, even if the curve of the track or the curve of the scanning trajectory occurs, By scanning the head based on the recording area of the high-speed reproduction data, the data can be reproduced accurately, so that a highly reliable device can be obtained.
[0154]
According to the third aspect of the present invention, among the signals used for high-speed playback at even multiple speeds, a signal for low-speed playback is used as one of one track for one scan of the head in the track area of the first azimuth. The high-speed double-speed playback signal is recorded in a plurality of areas of one track for each scanning of the head in the second azimuth track area, and the head is in the ITI area during each double-speed playback. Since the sub-code area is scanned, additional information can be recorded in the sub-code area and used during high-speed reproduction, so that a more multifunctional device can be obtained.
[0156]
Claims4According to the above, since the copy areas provided at both ends of the area A and the area B for recording the data for the low speed double speed reproduction and the high speed double speed reproduction are provided in units of 5 sync blocks, Even if there is an error in the recording start point of the track at the bottom of the tape or at the bottom of the tape, the high-speed playback data can be interpolated by double-writing the data, so the influence of the above can be minimized and more reliable Can be obtained.
[0157]
Claims5According to the above, when the area A of the first azimuth track for recording the signal for low speed double speed reproduction is divided into approximately five equal parts, and the areas are defined as A1, A2, A3, A4, A5, the area A1, and When the signal to be recorded in the area A5 is the same signal, the area B of the second azimuth track for recording the signal for high-speed reproduction is divided into approximately three equal parts, and the areas are defined as B1, 2, and B3. Since the signals to be recorded in the B1 and the area B3 are the same signal, even when there is an error in the track bending, the head scanning locus, or the track recording start point at the lower end of the tape during high-speed reproduction, the data is doubled. Since high-speed reproduction data can be interpolated by writing, the above-described influence can be minimized, and a more reliable device can be obtained.
[0158]
Claims6According to the above, high-speed playback data is recorded at a trajectory position in the middle of the head scanning trajectory of 2n speeds with 2 heads, 2n speeds with 4 heads, and double speeds with 4 heads (n is an even number). The playback speed is not limited, and a user-friendly device can be obtained.
[0159]
Claims7According to the above, since the copy areas provided at both ends of the area A and the area B for recording data for low speed double speed reproduction and high speed double speed reproduction are provided on the outer side of the tape, the high speed reproduction speed is limited by the head configuration. In addition, even when there is a curve of the track or head scanning trajectory during high-speed playback, or when there is an error in the track recording start point at the lower end of the tape, high-speed playback data can be interpolated by double-writing data. Therefore, the influence of the above can be minimized, and a more reliable and user-friendly device can be obtained.
[0160]
Claims8According to the above, since the signals used for the high-speed reproduction of the even-numbered speed, the high-speed double speed in the forward direction, and the high-speed double speed in the reverse direction are recorded as the signals used for the high-speed reproduction, A rearrangement memory for rearrangement becomes unnecessary, and the circuit scale can be reduced.
[0161]
Claims9According to the above, out of a plurality of signals used for high-speed reproduction at even multiple speed, a signal for low-speed reproduction is recorded in one area of one track per one head scan in the area of the first azimuth track. Then, the signal for high speed double speed reproduction in the forward direction is recorded in a plurality of areas of one track for each scanning of the head in the area of the second azimuth track, and the signal for high speed double speed reproduction in the reverse direction is recorded in the first direction. Since recording is performed in a plurality of areas of one track for each scanning of the head in the area of two azimuth tracks, the head is scanned with reference to the recording area of one low speed double speed reproduction data during low speed double speed reproduction. Data can be accurately reproduced, and high-speed reproduction data in a plurality of areas of one track per scan can be reproduced even during high-speed reproduction in the forward and reverse directions. It is possible to obtain a device which performs playback.
[0162]
Claims10According to the above, out of a plurality of signals used for high-speed reproduction at even multiple speed, a signal for low-speed reproduction is recorded in one area of one track per one head scan in the area of the first azimuth track. Then, a high-speed double-speed playback signal is recorded in a plurality of areas of one track per head scan in the second azimuth track area, and a reverse high-speed double-speed playback signal is recorded in the second azimuth. In one track area, one head is scanned in multiple areas of one track, and the head scans the ITI area and subcode area when reproducing each multiple speed, so additional information is recorded in the subcode area. In addition, since it can be used during high-speed playback, a more multifunctional device can be obtained.
[0163]
Claims11According to the above, an area A for recording a signal for low-speed double speed reproduction is provided in the first azimuth track, and an area B for recording a signal for low-speed double speed reproduction is provided in the subsequent second azimuth track. Since the length of B is approximately twice the length of the region A and the position in the center track of the region B is substantially the same as the position in the track in the center of the region A. When the head configuration is two heads, it is possible to reproduce the high-speed reproduction area in the second azimuth track, and in the case of the four-head structure, it is possible to reproduce the high-speed reproduction areas of the first and second azimuth tracks. Since the total of two azimuth heads can reproduce the track area of the same length in both head configurations, it is possible to use high-speed reproduction data of the same data amount at high-speed reproduction at the same speed. Kill. Therefore, the high-speed playback speed is not limited by the head configuration, and the quality of high-speed playback images can be made the same in any head configuration, so that a user-friendly device can be obtained.
[0164]
Claims12According to the above, the area B to be recorded on the second azimuth track is approximately divided into three equal parts, and the first and third data of the three divided data are recorded on the first azimuth track. Data recorded on azimuth tracks can be configured by simple rearrangement means.
[0165]
Claims13According to the above, since the data to be recorded is constituted according to the speed at which the high speed reproduction is performed and is recorded in different tape areas, it is possible to record the screen that is switched at the most easily viewable period when performing the high speed reproduction at each speed. .
[0166]
Claims14According to the above, since data of a predetermined arrangement is repeatedly recorded in units of M tracks, the drum rotation control and the tape are performed so as to reproduce the high speed reproduction data recorded in one place on the M track when performing high speed reproduction. For example, when high-speed playback is performed at M × n double speed, compared with the case where high-speed playback data is recorded at one place on the M × n track, the transition state when the playback speed is changed There is an advantage that the amount of movement to a predetermined track on the average is small, and high-speed reproduction data can be reproduced quickly.
[0167]
Claims15According to the above, high-speed reproduction data is recorded in a predetermined arrangement in units of four tracks, and an arbitrary track of four tracks is selected and the head is scanned using three types of pilot signals f0, f1, f0, and f2. Therefore, there is an advantage that high-speed reproduction data recorded in a predetermined area based on the pilot signal can be reproduced.
[0168]
Claims16According to the above, since the data recorded for M × n double speed can be used for reproduction at any even multiple speed less than or equal to M × n double speed, a user-friendly device can be obtained.
[0169]
Claims17According to the present invention, the area A of the first azimuth track for recording the signal for low-speed double speed reproduction and the area B of the second azimuth track for recording the signal for high-speed double speed reproduction are provided. When A1, A2, and B1, B2 are provided as copy areas for recording the same data at both ends of B, the signals recorded in the copy areas A1 and A2 at both ends of area A are used for error correction, respectively. Since the same signal consisting of ECC data and image data is used, and the signal recorded in the copy areas B1 and B2 at both ends of the area B is the same signal consisting of ECC data and image data for error correction, respectively. Stable error correction can be performed, and a highly reliable device can be obtained. Further, since the error correction codes for the high speed double speed and the low speed double speed are common, the ECC circuit can be shared, so that the circuit scale can be reduced.
[0170]
Claims18According to the present invention, the area A of the first azimuth track for recording the signal for low-speed double speed reproduction and the area B of the second azimuth track for recording the signal for high-speed double speed reproduction are provided. When A1, A2, and B1 and B2 are provided as copy areas for recording the same data at both ends of B, the signals recorded in the copy areas A1 and A2 at both ends of area A are the same as different ECC data. Since the signal includes image data, and the signals recorded in the copy areas B1 and B2 at both ends of the area B are signals including the same image data as different ECC data, stable error correction can be performed and reliability is improved. Can be obtained. Further, since the error correction codes for the high speed double speed and the low speed double speed are common, the ECC circuit can be shared, so that the circuit scale can be reduced.
[0171]
Claims19According to the present invention, the first azimuth track area A for recording a low speed double speed reproduction signal and the second azimuth track area B for recording a high speed double speed reproduction signal are provided. When A1, A2, and B1 and B2 are provided as copy areas for recording the same data at both ends of B, signals recorded in the copy areas A1 and A2 at both ends of area A are set as different ECC data. Since the signals recorded in the copy areas B1 and B2 are different ECC data, stable error correction can be performed and a highly reliable apparatus can be obtained. Further, since the error correction codes for the high speed double speed and the low speed double speed are common, the ECC circuit can be shared, so that the circuit scale can be reduced.
[0172]
Claims20According to the above, when the area A of the first azimuth track for recording the signal for low speed double speed reproduction is divided into approximately five equal parts, and the areas are defined as A1, A2, A3, A4, A5, the area A1, and The signal to be recorded in the area A5 is the same signal including the ECC data for error correction and the image data, and the area B of the second azimuth track for recording the signal for high speed double speed reproduction is divided into approximately three equal parts, When the areas are B1, 2, and B3, the signals recorded in the areas B1 and B3 are the same signal including ECC data and image data, so that stable error correction can be performed and reliability is improved. Can be obtained. Further, since the error correction codes for the high speed double speed and the low speed double speed are common, the ECC circuit can be shared, so that the circuit scale can be reduced.
[0173]
Claims21According to the above, when the area A of the first azimuth track for recording the signal for low speed double speed reproduction is divided into approximately five equal parts, and the areas are defined as A1, A2, A3, A4, A5, the area A1, and The signal to be recorded in the area A5 is a signal including the same image data as the different ECC data, and the area B of the second azimuth track for recording the signal for high-speed double-speed reproduction is divided into approximately three equal parts. 2 and B3, the signals recorded in the areas B1 and B3 are signals including the same image data as different ECC data, so that stable error correction can be performed and reliability is high. A device can be obtained. Further, since the error correction codes for the high speed double speed and the low speed double speed are common, the ECC circuit can be shared, so that the circuit scale can be reduced.
[0174]
Claims22According to the above, when the area A of the first azimuth track for recording the low-speed double-speed playback signal is divided into approximately five equal parts, and the areas are defined as A1, A2, A3, A4, A5, When signals to be recorded in the area A5 are different ECC data, and the area B of the second azimuth track for recording the signal for high speed double speed reproduction is divided into approximately three equal parts, and the areas are designated as B1, 2, and B3. Since the signals recorded in the areas B1 and B3 are different ECC data, stable error correction can be performed and a highly reliable device can be obtained. Further, since the error correction codes for the high speed double speed and the low speed double speed are common, the ECC circuit can be shared, so that the circuit scale can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an example of a block diagram of a trick-play data creation circuit of the present invention.
FIG. 3 is an example of a block diagram for performing the sync block configuration of the present invention.
FIG. 4 is a diagram showing three types of drum configurations employed in the present invention.
FIG. 5 is a diagram illustrating a configuration of a special reproduction area according to the first embodiment of the present invention.
6 is a diagram showing sync blocks that can be obtained during high-speed playback when the three types of drum configurations shown in FIG. 4 are employed. FIG.
FIG. 7 is a diagram showing a track pattern including an arrangement of special reproduction areas according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a diagram showing a recording pattern of Example 1 of the present invention.
FIG. 9 is a block diagram showing another configuration of the special data creation circuit of the present invention.
FIG. 10 is a diagram when the recording pattern configured in Example 1 of the present invention is reproduced at 4 × speed with a 1 Ch × 2 drum configuration.
FIG. 11 is a diagram when the recording pattern configured in Example 1 of the present invention is reproduced at 4 × speed with a 2Ch × 1 drum configuration.
FIG. 12 is a diagram when the recording pattern configured in Example 1 of the present invention is reproduced at a double speed with a 2Ch × 2 drum configuration.
FIG. 13 is a diagram when the recording pattern configured in Example 1 of the present invention is reproduced at 16 × speed with a 1 Ch × 2 drum configuration.
FIG. 14 is a diagram when the recording pattern configured in Example 1 of the present invention is reproduced at 16 × speed with a 2Ch × 1 drum configuration.
FIG. 15 is a diagram when the recording pattern configured in Example 1 of the present invention is reproduced at 8 × speed with a 2Ch × 2 drum configuration.
FIG. 16 is a diagram showing signal processing when the recording pattern configured in Embodiment 1 of the present invention is reproduced.
FIG. 17 is a diagram when the special reproduction area for 4 × speed is reproduced at 2 × speed with the 1Ch × 2 drum configuration of the recording pattern configured in Embodiment 1 of the present invention.
FIG. 18 is a diagram when the recording pattern configured in Example 1 of the present invention is reproduced at 2 × speed in a 4 × speed special reproduction area with a 2Ch × 1 drum configuration.
FIG. 19 is a diagram illustrating a configuration of a special reproduction area according to the fifth embodiment of the present invention.
FIG. 20 is a diagram showing a track pattern including an arrangement of special reproduction areas according to the fifth embodiment of the present invention.
FIG. 21 is a playback screen diagram for explaining a data structure of high-speed playback in the forward direction and high-speed playback in the reverse direction.
FIG. 22 is a diagram showing a recording pattern of Example 5 of the present invention.
FIG. 23 is a diagram when the recording pattern configured in Example 5 of the present invention is reproduced at 4 × speed with a 1 Ch × 2 drum configuration.
FIG. 24 is a diagram when the recording pattern configured in Example 5 of the present invention is reproduced at 4 × speed with a 2Ch × 1 drum configuration.
FIG. 25 is a diagram when the recording pattern configured in Example 5 of the present invention is reproduced at 4 × speed with a 2Ch × 2 drum configuration.
FIG. 26 is a diagram when the recording pattern configured in Example 5 of the present invention is reproduced at 16 × speed with a 1 Ch × 2 drum configuration.
FIG. 27 is a diagram when the recording pattern configured in Example 5 of the present invention is reproduced at 16 × speed with a 2Ch × 1 drum configuration.
FIG. 28 is a diagram when the recording pattern configured in Example 5 of the present invention is reproduced at 8 × speed with a 2Ch × 2 drum configuration.
FIG. 29 is a diagram when the recording pattern configured in Example 5 of the present invention is reproduced at −16 × speed with a 1 Ch × 2 drum configuration.
FIG. 30 is a diagram when the recording pattern configured in Example 5 of the present invention is reproduced at −16 × speed with a 2Ch × 1 drum configuration.
FIG. 31 is a diagram when the recording pattern configured in Example 5 of the present invention is reproduced at −8 × speed with a 2Ch × 2 drum configuration.
32 is a diagram illustrating an example of a data configuration including ECC of the trick-play area illustrated in FIG. 5 according to the first embodiment of this invention.
FIG. 33 is a diagram for explaining a reproduction state in an example of a data configuration including ECC in the trick-play area shown in FIG. 5 according to the first embodiment of the present invention.
34 is a diagram showing an example of a data configuration including ECC of the trick-play area shown in FIG. 5 according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 35 is a diagram for explaining a reproduction state in an example of a data configuration including ECC of the trick-play area shown in FIG. 5 according to the first embodiment of the present invention.
36 is a diagram showing an example of a data configuration including ECC of the trick-play area shown in FIG. 5 according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 37 is a diagram for explaining a reproduction state in an example of a data configuration including ECC of the trick-play area shown in FIG. 5 according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 38 is a diagram showing a track of a general home digital VTR.
FIG. 39 is a diagram showing head traces during normal playback and high-speed playback of a digital VTR.
FIG. 40 is a diagram illustrating a block configuration of a conventional bitstream recording apparatus capable of high-speed playback.
FIG. 41 is a diagram illustrating a concept during conventional playback.
FIG. 42 is a diagram illustrating an example of a head trace during high-speed playback.
FIG. 43 is a diagram showing an example of scan areas at three tape speeds.
FIG. 44 is a diagram showing an example of head traces with different tape speeds.
FIG. 45 is a diagram illustrating an example of a head trace at 5 × speed.
FIG. 46 is a diagram illustrating an example of a main area and a copy area.
[Explanation of symbols]
150 B channel low speed double speed recording area, 151a to 151d A channel high speed double speed recording area, 160 first track, 161 second track, 162 third track, 163 fourth track, 170 A channel low speed double speed Recording area, 171 B channel low speed double speed recording area, 172a to 172f A channel forward high speed double speed recording area, 173a to 173f A channel reverse high speed double speed recording area.

Claims (22)

2種類のアジマスのヘッドを装架した回転ドラムにより磁気テープ表面に形成した傾斜トラックに信号を記録し再生する装置において、通常の記録信号から高速再生に用いる信号を取り出す手段と、高速再生に用いる信号を所定のトラックの所定の領域に記録する手段と、高速再生に用いる信号を記録したトラックを識別する信号を記録する手段と、トラックを識別する信号を再生する手段を有するとともに、複数の所定の倍速数(n倍速)で高速再生を行う際に、前記高速再生に用いる信号を各倍速数毎に予め定められたアジマスのトラックに記録し、低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域A、及び高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bとし、領域の大きさを領域A>領域Bとし、該領域A、及び領域Bの両端に同一データを記録するコピーエリアを設けることを特徴とする磁気記録再生装置。In a device for recording and reproducing a signal on an inclined track formed on the surface of a magnetic tape by a rotating drum on which two types of azimuth heads are mounted, means for extracting a signal used for high-speed reproduction from a normal recording signal, and used for high-speed reproduction A unit for recording a signal in a predetermined area of a predetermined track; a unit for recording a signal for identifying a track on which a signal used for high-speed playback is recorded; and a unit for reproducing a signal for identifying a track. When performing high-speed reproduction at a multiple speed (n-times speed), a signal used for the high-speed reproduction is recorded on a predetermined azimuth track for each multiple speed number , and a signal for low-speed double speed reproduction is recorded. The region A of the azimuth track and the region B of the second azimuth track for recording a signal for high-speed double-speed reproduction are set, and the size of the region is region A> region B. Region A, and a magnetic recording and reproducing apparatus and providing a copy area for recording the same data to both ends of the region B. 複数の偶数倍速の高速再生に用いる信号のうち、低速倍速再生用の信号を第1のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの1箇所の領域に記録し、高速倍速再生用の信号を第2のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの複数の領域に記録することを特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。Of the signals used for high-speed playback at even multiple speeds, a low-speed playback signal is recorded in one area of one track per head scan in the first azimuth track area. 2. A magnetic recording / reproducing apparatus according to claim 1, wherein a reproduction signal is recorded in a plurality of areas of one track for each scanning of the head in the area of the second azimuth track. 複数の偶数倍速の高速再生に用いる信号のうち、低速倍速再生用の信号を第1のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの1箇所の領域に記録し、高速倍速再生用の信号を第2のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの複数の領域に記録し、各倍速数再生時にヘッドがトラッキング信号エリア、及びサブコードエリアを走査することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の磁気記録再生装置。Of the signals used for high-speed playback at even multiple speeds, a low-speed playback signal is recorded in one area of one track per head scan in the first azimuth track area. A reproduction signal is recorded in a plurality of areas of one track for each scanning of the head in the second azimuth track area, and the head scans the tracking signal area and the subcode area at the time of each multiple speed reproduction. The magnetic recording / reproducing apparatus according to claim 1 or 2, wherein 低速倍速再生用、及び高速倍速再生用のデータを記録する領域A、及び領域Bの両端に設けるコピーエリアを5シンクブロック単位で設けることを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれかに記載の磁気記録再生装置。Slow speed reproduction, and a region for recording fast speed data for reproducing A, and any one of claims 1 to 3, characterized in that providing a copy area in five sync blocks provided at both ends of region B The magnetic recording / reproducing apparatus as described. 低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域Aをほぼ5等分し、該領域をA1、A2、A3、A4、A5とするときに、領域A1、及び領域A5に記録する信号を同一信号とし、高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bをほぼ3等分し、該領域をB1、B2、B3とするときに、領域B1、及び領域B3に記録する信号を同一信号とすることを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれかに記載の磁気記録再生装置。When the area A of the first azimuth track for recording the signal for low-speed double-speed reproduction is divided into approximately five equal parts, and the areas are defined as A1, A2, A3, A4, and A5, they are recorded in the areas A1 and A5. When the same signal is used and the area B of the second azimuth track for recording the signal for high speed double speed reproduction is divided into approximately three equal parts, and these areas are designated as B1, B2, and B3, the area B1 and the area magnetic recording and reproducing apparatus according to any one of claims 1 to 3, characterized in that the same signal a signal to be recorded to B3. 2種類のアジマスを有するヘッドで2ヘッドで2n倍速、4ヘッドで倍速(nは偶数)のヘッド走査軌跡の中間の軌跡位置に高速再生用データを記録することを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれかに記載の磁気記録再生装置。The high-speed reproduction data is recorded at a trajectory position intermediate between head scanning trajectories of 2 heads having 2 kinds of azimuth, 2 heads of 2n speed, and 4 heads of speed (n is an even number). Item 5. The magnetic recording / reproducing apparatus according to any one of Items 4 to 5 . 低速倍速再生用、及び高速倍速再生用のデータを記録する領域A、及び領域Bの両端に設けるコピーエリアをテープの外側ほど多く設けることを特徴とする請求項1ないし請求項4、および請求項のいずれかに記載の磁気記録再生装置。Slow speed reproduction, and high-speed double-speed area for recording data for reproduction A, and claims, characterized in that the copy area is provided at both ends of the region B provided so much outside of the tape 1 to claim 4, and claims 7. The magnetic recording / reproducing apparatus according to any one of 6 above. 高速再生に用いる信号として少なくとも偶数倍速の低速倍速、正方向の高速倍速、及び逆方向の高速倍速に用いる信号を記録することを特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。2. The magnetic recording / reproducing apparatus according to claim 1, wherein a signal used for at least an even multiple speed, a forward high speed double speed, and a reverse high speed double speed is recorded as a signal used for high speed reproduction. 複数の偶数倍速の高速再生に用いる信号のうち、低速倍速再生用の信号を第1のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの1箇所の領域に記録し、正方向の高速倍速再生用の信号を第2のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの複数の領域に記録し、逆方向の高速倍速再生用の信号を第2のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの複数の領域に記録することを特徴とする請求項1又は請求項記載の磁気記録再生装置。Of the signals used for high-speed playback at even multiple speeds, a low-speed playback signal is recorded in one area of one track per head scan in the first azimuth track area, and forward Are recorded in a plurality of areas of one track for each scanning of the head in the second azimuth track area, and signals for high speed double speed reproduction in the reverse direction are recorded in the second azimuth area. magnetic recording and reproducing apparatus according to claim 1 or claim 5, wherein the recording into regions of one track per scan head of the track area. 複数の偶数倍速の高速再生に用いる信号のうち、低速倍速再生用の信号を第1のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの1箇所の領域に記録し、高速倍速再生用の信号を第2のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの複数の領域に記録し、逆方向の高速倍速再生用の信号を第2のアジマスのトラックの領域のうちヘッドの1走査につき1本のトラックの複数の領域に記録し、各倍速数再生時にヘッドがトラッキング信号エリア、及びサブコードエリアを走査することを特徴とする請求項1請求項、及び請求項のいずれかに記載の磁気記録再生装置。Of the signals used for high-speed playback at even multiple speeds, a low-speed playback signal is recorded in one area of one track per head scan in the first azimuth track area. A signal for reproduction is recorded in a plurality of areas of one track for each scanning of the head in the area of the second azimuth track, and a signal for high speed double speed reproduction in the reverse direction is recorded in the area of the second azimuth track. claim 1 is recorded into a plurality of areas of one track per scan head, the head at each speed multiplier playback is characterized in that scanning tracking signal area, and a subcode area of claim 8, A magnetic recording / reproducing apparatus according to claim 9 . 第1のアジマスのトラックにおいて低速倍速再生用の信号を記録する領域Aを設け、後続する第2のアジマスのトラックにおいて低速倍速再生用の信号を記録する領域Bを設けるとともに、領域Bの長さを領域Aの長さのほぼ2倍とし、領域Bの中心のトラック内での位置をほぼ領域Aの中心のトラック内での位置と同一にすることを特徴とする請求項1及び請求項ないし請求項10のいずれかに記載の磁気記録再生装置。In the first azimuth track, an area A for recording a signal for low-speed double-speed reproduction is provided, and in the subsequent second azimuth track, an area B for recording a signal for low-speed double-speed reproduction is provided. was approximately twice the length of the region a, according to claim 1, and claims, characterized in that the same position within the track approximately in the area a around the position in the track of the center of the area B magnetic recording and reproducing apparatus according to any one of 8 through claim 10. 領域Bをほぼ3等分し、該領域をB1、B2、B3とするときに、領域Aに記録する信号を領域B1および領域B3に記録する信号と同一とすることを特徴とする請求項1及び請求項ないし請求項11のいずれかに記載の磁気記録再生装置。2. The region B is divided into approximately three parts, and when the region is defined as B1, B2, B3, the signal recorded in the region A is the same as the signal recorded in the region B1 and the region B3. And a magnetic recording / reproducing apparatus according to any one of claims 8 to 11 . 高速再生を行う速度ごとに記録する信号を各々の速度専用に構成し、複数の再生速度の信号をテープ上の異なる位置に記録することを特徴とする請求項1ないし請求項12のいずれかに記載の磁気記録再生装置。The signal to be recorded for each speed to perform high-speed playback constitute the respective speed dedicated signals of a plurality of playback speed to one of claims 1 to 12, characterized in that recorded at different locations on tape The magnetic recording / reproducing apparatus as described. 連続するM本のトラックにおいて、所定のトラックの所定の位置に所定の速度の高速再生の信号を配置するとともに、該Mトラックの信号の配置を単位として繰り返し記録を行うとともに、複数のM×n倍速(ただしnは自然数)の高速再生用の信号を記録し、各々の速度の信号をMトラックを単位として2×n回繰り返し記録することを特徴とする請求項13記載の磁気記録再生装置。In a continuous M number of tracks, a high-speed reproduction signal at a predetermined speed is arranged at a predetermined position of a predetermined track, and recording is repeatedly performed in units of the arrangement of the signals of the M track, and a plurality of M × n 14. The magnetic recording / reproducing apparatus according to claim 13 , wherein a signal for high speed reproduction at a double speed (where n is a natural number) is recorded, and each speed signal is repeatedly recorded 2 × n times in units of M tracks. Mを4とするとともに、テープ速度の制御に3種類の周波数信号f0、f1、f0、f2の繰り返しによるパイロット信号を用いることを特徴とする請求項14記載の磁気記録再生装置。15. The magnetic recording / reproducing apparatus according to claim 14, wherein M is set to 4, and a pilot signal obtained by repeating three types of frequency signals f0, f1, f0, f2 is used for controlling the tape speed. M×n倍速再生用として記録した信号を用いてM×n倍以下の任意の偶数倍速再生を行うことを特徴とする請求項15記載の磁気記録再生装置。 16. The magnetic recording / reproducing apparatus according to claim 15 , wherein an even-numbered speed reproduction of M × n times or less is performed using a signal recorded for M × n speed reproduction. 低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域A、及び高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bとし、該領域A、及び領域Bの両端にそれぞれ同一データを記録するコピーエリアとしてA1、A2、及びB1、B2を設けるときに、領域Aの両端のコピーエリアA1、及びA2に記録する信号を、それぞれ誤り訂正を行うためのECCデータと画像データから成る同一の信号とし、領域Bの両端のコピーエリアB1、及びB2に記録する信号を、それぞれ誤り訂正を行うためのECCデータと画像データから成る同一の信号とすることを特徴とする請求項記載の磁気記録再生装置。A region A of the first azimuth track for recording a signal for low speed double speed reproduction and a region B of the second azimuth track for recording a signal for high speed double speed reproduction are provided at both ends of the region A and the region B. When A1, A2, and B1, B2 are provided as copy areas for recording the same data, ECC data and images for error correction are respectively used for signals recorded in the copy areas A1 and A2 at both ends of the area A. The same signal composed of data, and the signals recorded in the copy areas B1 and B2 at both ends of the area B are the same signal composed of ECC data and image data for error correction, respectively. Item 2. A magnetic recording / reproducing apparatus according to Item 1 . 低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域A、及び高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bとし、該領域A、及び領域Bの両端にそれぞれ同一データを記録するコピーエリアとしてA1、A2、及びB1、B2を設けるときに、領域Aの両端のコピーエリアA1、及びA2に記録する信号を、それぞれ異なるECCデータと同一の画像データを含む信号とし、領域Bの両端のコピーエリアB1、及びB2に記録する信号をそれぞれ異なるECCデータと同一の画像データを含む信号とすることを特徴とする請求項記載の磁気記録再生装置。A region A of the first azimuth track for recording a signal for low speed double speed reproduction and a region B of the second azimuth track for recording a signal for high speed double speed reproduction are provided at both ends of the region A and the region B. When A1, A2, and B1, B2 are provided as copy areas for recording the same data, the signals recorded in the copy areas A1 and A2 at both ends of the area A include the same image data as different ECC data. signal to the magnetic recording reproducing apparatus according to claim 1, characterized in that the signal containing the same image data signals to be recorded and different ECC data to the copy area B1, and B2 at both ends of the region B. 低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域A、及び高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bとし、該領域A、及び領域Bの両端にそれぞれ同一データを記録するコピーエリアとしてA1、A2、及びB1、B2を設けるときに、領域Aの両端のコピーエリアA1、及びA2に記録する信号をそれぞれ異なるECCデータとし、領域BのコピーエリアB1、及びB2に記録する信号をそれぞれ異なるECCデータとすることを特徴とする請求項記載の磁気記録再生装置。A region A of the first azimuth track for recording a signal for low speed double speed reproduction and a region B of the second azimuth track for recording a signal for high speed double speed reproduction are provided at both ends of the region A and the region B. When A1, A2, and B1, B2 are provided as copy areas for recording the same data, the signals recorded in the copy areas A1 and A2 at both ends of the area A are set as different ECC data, and the copy area B1 in the area B and a magnetic recording reproducing apparatus according to claim 1, characterized in that a different ECC data signals to be recorded in B2. 低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域Aをほぼ5等分し、該領域をA1、A2、A3、A4、A5とするときに、領域A1、及び領域A5に記録する信号を誤り訂正を行うためのECCデータと画像データを含む同一の信号とし、高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bをほぼ3等分し、該領域をB1、2、B3とするときに、領域B1、及び領域B3に記録する信号をECCデータと画像データを含む同一の信号とすることを特徴とする請求項又は請求項記載の磁気記録再生装置。When the area A of the first azimuth track for recording the signal for low-speed double-speed reproduction is divided into approximately five equal parts, and the areas are defined as A1, A2, A3, A4, and A5, they are recorded in the areas A1 and A5. The signal to be corrected is the same signal including ECC data for error correction and image data, and the region B of the second azimuth track for recording the signal for high-speed double-speed reproduction is divided into approximately three equal parts. 6. The magnetic recording / reproducing apparatus according to claim 1 or 5, wherein the signals to be recorded in the areas B1 and B3 are the same signals including ECC data and image data when the area is B2 and B3. . 低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域Aをほぼ5等分し、該領域をA1、A2、A3、A4、A5とするときに、領域A1、及び領域A5に記録する信号をそれぞれ異なるECCデータと同一の画像データを含む信号とし、高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bをほぼ3等分し、該領域をB1、2、B3とするときに、領域B1、及び領域B3に記録する信号をそれぞれ異なるECCデータと同一の画像データを含む信号とすることを特徴とする請求項又は請求項記載の磁気記録再生装置。When the area A of the first azimuth track for recording the signal for low-speed double-speed reproduction is divided into approximately five equal parts, and the areas are defined as A1, A2, A3, A4, and A5, they are recorded in the areas A1 and A5. The signal to be processed is a signal including the same image data as different ECC data, and the area B of the second azimuth track for recording the signal for high speed double speed reproduction is divided into approximately three equal parts, and the areas are divided into B1, 2, B3 and when the regions B1, and a magnetic recording and reproducing apparatus according to claim 1 or claim 5 further characterized in that a signal containing the same image data and different ECC data signals to be recorded to the region B3. 低速倍速再生用の信号を記録する第1のアジマスのトラックの領域Aをほぼ5等分し、該領域をA1、A2、A3、A4、A5とするときに、領域A1、及び領域A5に記録する信号をそれぞれ異なるECCデータとし、高速倍速再生用の信号を記録する第2のアジマスのトラックの領域Bをほぼ3等分し、該領域をB1、2、B3とするときに、領域B1、及び領域B3に記録する信号をそれぞれ異なるECCデータとすることを特徴とする請求項又は請求項記載の磁気記録再生装置。When the area A of the first azimuth track for recording the signal for low-speed double-speed reproduction is divided into approximately five equal parts, and the areas are defined as A1, A2, A3, A4, and A5, they are recorded in the areas A1 and A5. When the signal to be processed is different ECC data, the area B of the second azimuth track for recording the signal for high-speed reproduction is divided into approximately three parts, and the areas B1, B2, B3 are divided into areas B1, and magnetic recording and reproducing apparatus according to claim 1 or claim 5 further characterized in that a different ECC data signals to be recorded to the region B3.
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