JP3609037B2 - Airbag device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等に使用するエアバッグ装置,特に頭部の保護に適したエアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のエアバッグ装置としては特開2000−335356号公報に開示されたものがあり、これをさらに具体化したものとして図3に示すようなエアバッグ装置がある。このエアバッグ装置のエアバッグ20は主として、前後方向に延びるガス導入流路23と、セル流入口24aを介して上端がガス導入流路23の前部に連通されて下方に延びる複数のセル22aを有する前席膨張部21aと、セル流入口24bを介して上端がガス導入流路23の後部に連通されて下方に延びる複数のセル22bを有する後席膨張部21bよりなるものであり、各セル22a,22bおよびガス導入流路23は袋状となり、それ以外となる前後の布部25a,25b、上下の縁部25c,25d、前後の膨張部21a,21bの間の中間布部25eおよび各セル22a,22bの間の仕切布部25fは1枚の布状となっている。
【0003】
このエアバッグ20を取り付ける自動車のボデー10は、ルーフパネル11と、フロントピラー12と、センタピラー13と、センタピラー13前後のドア開口14を開閉するフロントおよびリヤドア15,16を備えている。エアバッグ20は、上縁部25cに設けた複数の取付部26により、ドア開口14の上側となるルーフパネル11の内側部分に取り付けられ、前後の布部25a,25bの各先端部は前後の取付ベルト27,28によりフロントピラー12およびボデー10後部に取り付けられ、ガス導入流路23の後端にはボデー10に取り付けられたインフレータ29が接続されている。このエアバッグ20は、不作動状態では前後に細長い形状となるように折り畳んで、二点鎖線20Aに示すように、フロントピラー12およびドア開口14の上側となるルーフパネル11内側部分に沿って取り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この種のエアバッグ装置は、RV車やミニバンのような車高が高く従って窓の上下幅が大きい車両に適用する場合には、エアバッグの上下幅を大きくする必要があるのでエアバッグの展開完了までの時間が長くなり、このため衝撃防止効果が充分でなくなるおそれがある。また、前席および後席の両方を保護するエアバッグの場合は、通常は後部に設けるインフレータからの距離が遠い前席のセルが展開完了するまでの時間が長くなるので、衝撃防止効果が充分でなくなるおそれがある。本発明はこのような問題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このために、本発明によるエアバッグ装置は、前後方向に延びてインフレータに接続されるガス導入流路と、セル流入口を介して上端がガス導入流路の前部に連通されて下方に延びる少なくとも1つのセルを有する前席膨張部と、セル流入口を介して上端がガス導入流路の後部に連通されて下方に延びる少なくとも1つのセルを有する後席膨張部よりなるエアバッグを備えてなり、エアバッグはその上縁部を自動車のボデーのドア開口の上側部分に沿って取り付けるとともに不作動状態では上側部分に沿った細い形状となるように折り畳んでなるエアバッグ装置において、エアバッグには両膨張部の間に中央流入口を介してガス導入流路の中央部に連通されて下方に延び前後幅が各膨張部の各セルより大で上下および前後方向から見た膨張時の厚さが両端部を除きほゞ一定の中央セルを設けるとともに、膨張時における中央セルの胴体部水平断面積に対する中央流入口の開口面積の比を各膨張部の各セルの胴体部水平断面積に対する各セル流入口の開口面積の比よりも大としてなり、インフレータからのガスが導入された際に、折り畳み状態のエアバッグは先ず中央セルが膨張して下方に展開することによりその前後の両膨張部を下方に展開させるようにし、さらに前席膨張部の各セル、後席膨張部の各セル、中央セルの間が仕切布部により仕切られ、また中央セルは、前席膨張部の後側および後席膨張部の前側にそれぞれ接近して配置され上端が中央流入口を介してガス導入流路に連通されて下方に延びる前後1対の縦セル部と、この両縦セル部の下端部を連通する横セル部と、各縦セル部および横セル部の間に位置して厚さ方向両側の布部を接合連結する中央布部よりなることを特徴とするものである。
【0006】
また本発明によるエアバッグ装置は、前後方向に延びてインフレータに接続されるガス導入流路と、セル流入口を介して上端がガス導入流路の前部に連通されて下方に延びる少なくとも1つのセルを有する前席膨張部と、セル流入口を介して上端がガス導入流路の後部に連通されて下方に延びる少なくとも1つのセルを有する後席膨張部よりなるエアバッグを備えてなり、エアバッグはその上縁部を自動車のボデーのドア開口の上側部分に沿って取り付けるとともに不作動状態では上側部分に沿った細い形状となるように折り畳んでなるエアバッグ装置において、エアバッグには両膨張部の間に中央流入口を介してガス導入流路の中央部に連通されて下方に延び前後幅が各膨張部の各セルより大で上下および前後方向から見た膨張時の厚さが両端部を除きほゞ一定の中央セルを設けるとともに、膨張時における中央セルの流入口の開口面積は各膨張部のセルの流入口の開口面積より大きく、インフレータからのガスが導入された際に、折り畳み状態のエアバッグは先ず中央セルが膨張して下方に展開することによりその前後の両膨張部を下方に展開させるようにし、さらに前席膨張部の各セル、後席膨張部の各セル、中央セルの間が仕切布部により仕切られ、また中央セルは、前席膨張部の後側および後席膨張部の前側にそれぞれ接近して配置され上端が中央流入口を介してガス導入流路に連通されて下方に延びる前後1対の縦セル部と、この両縦セル部の下端部を連通する横セル部と、各縦セル部および横セル部の間に位置して厚さ方向両側の布部を接合連結する中央布部よりなることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に図1および図2に示す実施の形態により本発明の説明をする。この実施の形態は、セダンタイプの乗用車の前席と後席に本発明によるエアバッグ装置を適用したものである。この乗用車のボデー10は、ルーフパネル11と、フロントピラー12と、センタピラー13と、センタピラー13前後のドア開口14を開閉するフロントドア15およびリヤドア16を備えている。
【0010】
この実施の形態のエアバッグ装置のエアバッグ20は、図1の実線に示すように、展開した状態ではセンタピラー13前後のドア開口14の上半部を覆う形状で、上部には前後方向に延びる細長いガス導入流路23が形成され、このガス導入流路23の下側となる前部および後部には前席膨張部21aおよび後席膨張部21bが形成され、またこの両膨張部21a,21bの間には中央セル30が形成されている。前席膨張部21aは、セル流入口24aを介して上端がガス導入流路23の前部に連通されて下方に延びる3本の前後方向に並んだセル22aよりなり、後席膨張部21bは、セル流入口24bを介して上端がガス導入流路23の後部に連通されて下方に延びる3本の前後方向に並んだセル22bよりなるものである。
【0011】
中央セル30は、前席膨張部21aの後側および後席膨張部21bの前側にそれぞれ接近して配置され上端が中央流入口31を介してガス導入流路23の中央部に連通されて下方に延びる前後1対の縦セル部30aと、この両縦セル部30aの下端部を連通する横セル部30bと、各縦セル部30aおよび横セル部30bの間に位置して厚さ方向両側の布部を接合連結する中央布部30cよりなるものである。中央セル30の前後幅は前後の各膨張部21a,21bの各セル22a,22bよりは大きく、上下および前後方向から見た膨張時の厚さは両端部を除きほゞ一定で、各膨張部21a,21bとほゞ同じである。膨張時におけるこの中央セル30の中央流入口31の開口面積(前後の和)は、前後の各膨張部21a,21bの各セル22a,22bの開口面積よりも大としている。また膨張時における中央セル30の胴体部水平断面積(前後の縦セル部30aの胴体部水平断面積の和)に対する中央流入口31の開口面積(前後の和)の比(0.45〜0.7)は、前後の各膨張部21a,21bの各セル22a,22bの胴体部水平断面積に対する各セル流入口24の開口面積の比(0.2〜0.35)よりも大としている。
【0012】
エアバッグ20は、各セル22a,22b,30およびガス導入流路23は表側と裏側が分かれる袋状となり、それ以外となる前布部25a、後布部25b、上縁部25c、下縁部25d、中央セル30とガス導入流路23の間に形成される中央布部30cおよび各セル22a,22b,30の間となる仕切布部25fは表側と裏側が連結された1枚の布状となるように、袋織りにより一体的に形成されている(図2参照)。エアバッグ20の上縁部25cには、取付孔26aを有する複数の取付部26が形成されている。また前布部25aの前端部と後布部25bの後端部には、それぞれ取付孔27a,28aを有する前取付ベルト27および後取付ベルト28が縫い付けられている。
【0013】
このエアバッグ20は、上縁部25cに設けた複数の取付部26により、ドア開口14の上側となるルーフパネル11の内側部分に取り付けられ、前後の取付ベルト27,28によりフロントピラー12およびボデー10後部に取り付けられる。またガス導入流路23の後端には、ボデー10に取り付けられて側方からの衝撃により作動して瞬時に高圧ガスを発生するインフレータ29が接続されている。このエアバッグ20は、不作動状態では上下左右幅が狭く前後に細長い形状となるように折り畳んで、インフレータ29からのガス圧により容易に破断される布カバー(図示省略)内に入れ、二点鎖線20Aに示すように、フロントピラー12およびドア開口14の上側となるルーフパネル11内側部分に沿って取り付けられ、フロントピラーガーニッシュおよびルーフヘッドライニング(何れも図示省略)により覆われている。
【0014】
次に上述した実施の形態の作動の説明をする。側方からの衝撃によりインフレータ29が作動すれば、これにより発生した高圧のガスはガス導入流路23の後部から導入される。中央セル30の胴体部水平断面積に対する中央流入口31の開口面積の比は、各膨張部21の各セル22の胴体部水平断面積に対する各セル流入口24の開口面積の比よりも大であるので、インフレータ29からガス導入流路23を通って供給されるガスは、先ず折り畳まれた細長いエアバッグ20の長手方向中央部の中央セル30内に入ってこれを膨張させ、中央セル30は布カバーを破断しルーフヘッドライニングの側縁部を押し開けて長手方向と直交する方向、すなわちドア開口14の上側部分から下方に膨張展開する。これにより中央セル30の前後につながっている前席膨張部21aと後席膨張部21bの各セル22a,22bも布カバーを破断しルーフヘッドライニングの側縁部を押し開けて強制的に引き出されてドア開口14の上側部分から下方に展開されてのれん状に垂れ下がり、ガス導入流路23からのガスが入りやすい状態となる。従ってエアバッグ20の前席膨張部21aと後席膨張部21bがドア開口14部分を覆うように展開完了するまでの時間が短くなり、またそれぞれの展開完了までの時間差も少なくなる。これにより前席と後席の両方に対する側面衝突の際の衝撃防止効果は向上する。
【0015】
またこの実施の形態では、中央セル30を、前席膨張部21aと後席膨張部21bにそれぞれ接近させた前後1対の縦セル部30aと、この両縦セル部の下端部を連通する横セル部30bよりなるものとしたので、図3で説明した従来技術では1枚の薄い中間布部25eになっていた前席膨張部21aと後席膨張部21bの間の部分は、中央セル30周囲の縦セル部30aと横セル部30bの膨張により剛性が高められる。これにより、特に横セル部30bによりエアバッグ20の折れ曲がりが少なくなって乗員の頭部のすり抜けを抑制できるので、乗員の拘束性能が向上する。
【0016】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明のエアバッグ装置によれば、前後幅が各膨張部の各セルより大きく厚さが両端部を除きほゞ一定の中央セルは、胴体部水平断面積に対する中央流入口の開口面積の比が各膨張部の各セルの胴体部水平断面積に対する各セル流入口の開口面積の比よりも大きいので、インフレータからのガスが導入された際に、先ず中央セルにガスが導入されて膨張しドア開口の上側部分から下方に展開される。これにより、中央セルの前後につながっている前席膨張部と後席膨張部の各セルは何れもドア開口の上側部分から下方に強制的に展開され、各セルは何れもガスが入りやすい状態となる。従って、前席膨張部と後席膨張部がドア開口部分を覆うように展開完了するまでの時間が短くなるとともにそれぞれの展開完了までの時間差も少なくなるので、前席と後席の両方に対する側面衝突の際の衝撃防止効果を向上させることができる。さらにこれに加え、前席膨張部の各セル、後席膨張部の各セル、中央セルの間が仕切布部により仕切られ、また中央セルは、前席膨張部の後側および後席膨張部の前側にそれぞれ接近して配置され上端が中央流入口を介してガス導入流路に連通されて下方に延びる前後1対の縦セル部と、この両縦セル部の下端部を連通する横セル部と、各縦セル部および横セル部の間に位置して厚さ方向両側の布部を接合連結する中央布部よりなるので、前席膨張部と後席膨張部の間の中央セルは周囲が縦セル部と横セル部の膨張により剛性が高められる。これにより、特に各縦セル部の下端部を連通する横セル部によりエアバッグの折れ曲がりが少なくなって乗員の頭部のすり抜けを抑制できるので、乗員の拘束性能を向上させることができる。
【0017】
請求項2に記載の発明のエアバッグ装置によれば、前後幅が各膨張部の各セルより大きく厚さが両端部を除きほゞ一定の中央セルは、流入口の開口面積が各膨張部のセルの流入口の開口面積より大きいので、インフレータからのガスが導入された際に、請求項1に記載の発明と同様、先ず中央セルにガスが導入されて膨張しドア開口の上側部分から下方に展開される。これにより、中央セルの前後につながっている前席膨張部と後席膨張部の各セルは何れもドア開口の上側部分から下方に強制的に展開され、各セルは何れもガスが入りやすい状態となる。従って、前席膨張部と後席膨張部がドア開口部分を覆うように展開完了するまでの時間が短くなるとともにそれぞれの展開完了までの時間差も少なくなるので、前席と後席の両方に対する側面衝突の際の衝撃防止効果を向上させることができる。さらにこれに加え、前席膨張部の各セル、後席膨張部の各セル、中央セルの間が仕切布部により仕切られ、また中央セルは、前席膨張部の後側および後席膨張部の前側にそれぞれ接近して配置され上端が中央流入口を介してガス導入流路に連通されて下方に延びる前後1対の縦セル部と、この両縦セル部の下端部を連通する横セル部と、各縦セル部および横セル部の間に位置して厚さ方向両側の布部を接合連結する中央布部よりなるので、前席膨張部と後席膨張部の間の中央セルは周囲が縦セル部と横セル部の膨張により剛性が高められる。これにより、特に各縦セル部の下端部を連通する横セル部によりエアバッグの折れ曲がりが少なくなって乗員の頭部のすり抜けを抑制できるので、乗員の拘束性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエアバッグ装置の一実施形態の全体構成を示す図である。
【図2】図1の2−2断面図である。
【図3】従来技術によるエアバッグ装置の一例の全体構成を示す図である。
【符号の説明】
10…ボデー、14…ドア開口、20…エアバッグ、21a…前席膨張部、21b…後席膨張部、22a,22b…セル、23…ガス導入流路、24a,24b…流入口、25c…上縁部、29…インフレータ、30…中央セル、30a…縦セル部、30b…横セル部、30c…中央布部、31…中央流入口。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an airbag device used for an automobile or the like, and more particularly to an airbag device suitable for protecting the head.
[0002]
[Prior art]
As this type of air bag apparatus, there is one disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-335356, and an air bag apparatus as shown in FIG. The
[0003]
An
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
When this type of airbag device is applied to a vehicle having a high vehicle height, such as an RV vehicle or a minivan, and therefore having a large vertical window width, it is necessary to increase the vertical width of the airbag. The time until completion becomes long, and there is a possibility that the impact prevention effect is not sufficient. Also, in the case of an air bag that protects both the front seat and the rear seat, it usually takes a long time to complete the deployment of the front seat cell that is far from the inflator provided at the rear, so the impact prevention effect is sufficient There is a risk that it will disappear. The present invention aims to solve such problems.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
For this purpose, the airbag device according to the present invention extends in the front-rear direction and is connected to the inflator, and the upper end is communicated with the front portion of the gas introduction channel via the cell inlet and extends downward. An airbag comprising a front seat inflatable portion having at least one cell, and a rear seat inflatable portion having at least one cell that extends downward through the cell inlet and communicates with the rear portion of the gas introduction flow path. In the airbag device, the upper edge of the airbag is attached along the upper part of the door opening of the body of the automobile and is folded so as to have a thin shape along the upper part in the inoperative state. Is communicated with the central part of the gas introduction flow path through the central inlet between the two expansion parts, extends downward and has a width larger than that of each cell of each expansion part, and when expanded when viewed from above and below and in the front-rear direction A central cell with a constant thickness except for both ends is provided, and the ratio of the opening area of the central inlet to the horizontal cross-sectional area of the central cell during expansion is determined by the horizontal cross-sectional area of the main body of each cell in each expansion part. When the gas from the inflator is introduced, the airbag in the folded state first expands the central cell and deploys downward so that both the front and rear The inflatable portion is expanded downward, and each cell in the front seat inflatable portion, each cell in the rear seat inflatable portion, and the central cell are partitioned by a partition cloth portion, and the central cell is located behind the front seat inflatable portion. A pair of front and rear vertical cell portions which are arranged close to the front side and the front side of the rear seat expansion portion and whose upper ends communicate with the gas introduction flow path via the central inflow port and extend downward, and lower ends of both vertical cell portions A horizontal cell portion communicating with the portion; Located between the vertical cells and horizontal cells unit is characterized in that it consists of central cloth portion joining connecting the fabric portions in the thickness direction both sides.
[0006]
The airbag apparatus according to the present invention, a gas introduction passage is connected to the inflator extends in the longitudinal direction, at least one extending in communication with the front portion of the upper end Gaga scan introduction flow path through the cell inlet downwardly a front seat inflating portion with one cell in communication with the rear portion of the upper end Gaga scan introduction flow path through the cell inlet will be provided with an air bag made of a seat inflating portion after having at least one cell extending downwardly in the air bag device comprising folded so that the thin shape along the upper portion in the inoperative with airbags are attached along the upper portion of the door opening of an automobile body the upper edge thereof, airbags during expansion longitudinal width extending downward in communication with the central portion of the gas introducing flow passage through the central inlet between the two inflatable portion is viewed from the vertical and longitudinal directions larger than the cells of the inflatable portion to The thickness of Except end ho Isuzu provided with a fixed central cell, the opening area of the inlet of the central cell in that put when inflated is larger than the opening area of the inlet of the cell of each inflatable portion, the gas from Lee Nfureta is introduced when the folded state of the airbags is so as to expand both the expansion portion of the front and rear by Chuo not a preceding cell is deployed downward expanded downward, and each cell in the front seat inflating portion, a rear seat Each cell of the inflatable part and the central cell are partitioned by a partition cloth part, and the central cell is arranged close to the rear side of the front seat inflating part and the front side of the rear seat inflating part, and the upper end is the central inlet. A pair of front and rear vertical cell portions that are communicated with the gas introduction flow path and extend downward, a horizontal cell portion that communicates with the lower end portions of both vertical cell portions, and a position between each vertical cell portion and the horizontal cell portion. The center fabric part that joins and connects the fabric parts on both sides in the thickness direction It is characterized in.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention will be described below with reference to the embodiment shown in FIGS. In this embodiment, the airbag device according to the present invention is applied to a front seat and a rear seat of a sedan type passenger car. The
[0010]
As shown by the solid line in FIG. 1, the
[0011]
The
[0012]
The
[0013]
The
[0014]
Next, the operation of the above-described embodiment will be described. If the
[0015]
Also in this embodiment, communicates the
[0016]
【The invention's effect】
According to the airbag device of the first aspect of the present invention, the central cell whose front-rear width is larger than each cell of each inflatable portion and whose thickness is substantially constant except for both end portions is a central inlet with respect to the horizontal cross-sectional area of the body portion. Since the ratio of the opening area of each cell is larger than the ratio of the opening area of each cell inlet to the horizontal cross-sectional area of the body part of each cell of each expansion part, when the gas from the inflator is introduced, first the gas enters the central cell. It is introduced and inflated and deployed downward from the upper part of the door opening. As a result, each cell of the front seat expansion part and the rear seat expansion part connected to the front and rear of the central cell is forcibly expanded downward from the upper part of the door opening, and each cell is easy to enter gas. It becomes. Accordingly, the time until the front seat inflating portion and the rear seat inflating portion are completed so as to cover the door opening portion is shortened and the time difference until each deployment is completed is reduced. The impact prevention effect at the time of a collision can be improved. In addition to this, each cell of the front seat expansion part, each cell of the rear seat expansion part, and the central cell are partitioned by a partition cloth part, and the central cell is the rear side of the front seat expansion part and the rear seat expansion part. A pair of front and rear vertical cell portions that are arranged close to the front side of each of them and that communicate with the gas introduction flow path through the central inlet and extend downward, and a horizontal cell that communicates the lower end portions of both the vertical cell portions. And the center cell between the front cell inflating part and the rear seat inflating part. The rigidity is increased by the expansion of the vertical cell portion and the horizontal cell portion. Thereby, since the folding of the airbag is reduced by the lateral cell portion communicating with the lower end portion of each vertical cell portion and the occupant's head can be prevented from slipping, the restraining performance of the occupant can be improved.
[0017]
According to the airbag device of the second aspect of the present invention, the center cell having a front and rear width larger than each cell of each inflatable portion and having a substantially constant thickness except for both end portions has an opening area of the inlet at each inflatable portion. When the gas from the inflator is introduced, the gas is first introduced into the central cell to expand when the gas from the inflator is introduced, and from the upper portion of the door opening. Expanded downward. As a result, each cell of the front seat expansion part and the rear seat expansion part connected to the front and rear of the central cell is forcibly expanded downward from the upper part of the door opening, and each cell is easy to enter gas. It becomes. Accordingly, the time until the front seat inflating portion and the rear seat inflating portion are completed so as to cover the door opening portion is shortened and the time difference until each deployment is completed is reduced. The impact prevention effect at the time of a collision can be improved. In addition to this, each cell of the front seat expansion part, each cell of the rear seat expansion part, and the central cell are partitioned by a partition cloth part, and the central cell is the rear side of the front seat expansion part and the rear seat expansion part. A pair of front and rear vertical cell portions that are arranged close to the front side of each of them and that communicate with the gas introduction flow path through the central inlet and extend downward, and a horizontal cell that communicates the lower end portions of both the vertical cell portions. And the center cell between the front cell inflating part and the rear seat inflating part. The rigidity is increased by the expansion of the vertical cell portion and the horizontal cell portion. Thereby, since the folding of the airbag is reduced by the lateral cell portion communicating with the lower end portion of each vertical cell portion and the occupant's head can be prevented from slipping, the restraining performance of the occupant can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing an overall configuration of an embodiment of an airbag apparatus according to the present invention.
2 is a cross-sectional view taken along the line 2-2 of FIG.
FIG. 3 is a diagram illustrating an overall configuration of an example of a conventional airbag apparatus.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
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