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JP3606087B2 - Solid powder cosmetic - Google Patents

Solid powder cosmetic Download PDF

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JP3606087B2
JP3606087B2 JP01336799A JP1336799A JP3606087B2 JP 3606087 B2 JP3606087 B2 JP 3606087B2 JP 01336799 A JP01336799 A JP 01336799A JP 1336799 A JP1336799 A JP 1336799A JP 3606087 B2 JP3606087 B2 JP 3606087B2
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JP
Japan
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powder
solid
component
oil
powder cosmetic
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稔 小名木
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Kose Corp
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Publication date
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、使用時にスポンジやマット等の小道具へのトレが良好で、滑らかでソフトな使用感を有し、肌への付着性に優れ、且つ、成型性及び耐衝撃性に優れた固形粉末化粧料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、プレスドファンデーション等の固形粉末化粧料は、油剤を多量に配合する方法、粘着性の物質を配合する方法、粉体の凝集力により粉体と粉体を付着させる方法、圧縮する圧力を高める等の機械的方法、等の各種技術により、固形に成型していた。また、使用時にマット等の小道具へのトレを良くするためや、滑らかでソフトな使用感を実現させるため、弾力を有する粉末が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、固形粉末化粧料に油剤や粘着性物質を多量に配合すると、使用時にスポンジやマット等の小道具へのトレが悪くなったり、肌へのベタツキ、伸び広がりの悪さ、肌への負担感、化粧持続性の悪さ等の官能的な問題があった。一方、小道具へのトレや官能面を満足するために少量の油剤しか配合しない固形化粧料では、耐衝撃性が弱く、輸送時や持ち運び時に割れるという強度不足の問題があった。粉体の凝集力を利用する方法では、使用できる粉体が限定されることによる感触の悪さを生じていた。また、機械的に高圧で圧縮する方法においても、使用できる粉体の限定や充填容器の限定があり、更には耐衝撃性は向上するが、スポンジやマット等の小道具へのトレが悪くなるという問題や、弾性を有する粉末を配合した場合は、成型できないといった問題があった。更に、マット等の小道具へのトレを良くするため、また、滑らかでソフトな使用感を実現させるため、弾力を有する粉末を配合すると、弾力を有する粉末が成型時の圧縮力を吸収するため極端に圧縮成型性が悪くなり、結果として耐衝撃性が低下するという問題点があった。このため、これらの問題点を解決した固形粉末化粧料の開発が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記実状において鋭意検討を重ねた結果、特定の固形油粉末と弾性粉末とを組み合わせて用いることにより、使用時にスポンジやマット等の小道具へのトレが良好で、肌への付着性に優れ、滑らかでソフトな使用感を有し、且つ、成型性及び耐衝撃性に優れた固形粉末化粧料が得られることを見出し本発明を完成させた。
【0005】
すなわち本発明は、次の成分(a)及び(b);
(a)融点が85〜125℃で且つ、平均粒子径が0.1〜10μの非球状固形油粉末
(b)弾性粉末
を含有する固形粉末化粧料に関するものである。更に、成分(a)が0.25〜15重量%、成分(b)が0.5〜20重量%であり、且つ、両者の配合重量比が成分(a):成分(b)=0.5:1〜1:0.25である前記の固形粉末化粧料。
また、成分(a)を除く総油分量が5重量%以下である前記の固形粉末化粧料に関するものである。
【0006】
以下、本発明の構成について説明する。
本発明に用いられる成分(a)の固形油粉末は、融点が85〜125℃で且つ、平均粒子径が0.1〜10μの非球状固形油粉末であり、例えば、フィッシャートロプシュワックス、ポリエチレンワックス、エチレンプロピレンコポリマー等の合成炭化水素、マイクロクリスタリンワックス等の鉱物由来の炭化水素、カルナウバワックス等の植物由来のワックス類等の融点が85〜125℃である固形油を微粉砕して得られるものである。
【0007】
前記固形油を粉砕する方法としては、特に限定されるものではないが、通常公知の微粉砕方法である、機械的及び化学的粉砕方法が使用可能である。例えば、機械的粉砕方法としては、ジェットミル、ハンマーミル、ピンミル、ボールミル、ビーズミル、マイクロス、オングミル、ハイブリダイザー、メカノフュージョン等が挙げられ、化学的粉砕方法としては、前記固形油を適当な溶媒に溶かし溶液としたものを噴霧乾燥する方法や、その溶液から固形油を相分離させる方法又は、その溶液を水と乳化しマイクロエマルションとして乾燥させる方法等が挙げられる。また、これらの機械的粉砕と化学的粉砕を複合して用いても良い。粉砕後、必要に応じて、目的の平均粒子径を得るまで固形油粉末を分級することも可能である。
【0008】
成分(a)の固形油粉末は、レーザー回折式粒度分布測定装置(SKレーザーミクロンサイザー セイシン企業社製)にて測定した平均粒子径が0.1〜10μのものであり、0.5〜7μのものがより好ましい。平均粒子径が0.1μ未満であると、固形油粉末の粒子間の凝集力が強くなり、固形粉末化粧料中への分散が困難になることや、肌への付着力が高まり、化粧塗布時に滑らかさがなくなる等の欠点を生じるため好ましくない。また平均粒子径が10μを超えると、粒子間の付着力が弱くなり、固形粉末化粧料の成型性の向上や強度の向上が得られなくなるため好ましくない。
【0009】
また、成分(a)の固形油粉末の形状は、非球状である。球状では固形粉末化粧料の成型性向上効果が低く、非球状の方が固形粉末化粧料の成型性の向上や強度の向上等の効果が優れている。
【0010】
前記非球状粒子とは、球状以外の粒子形状を示し、板状、薄片状、棒状、針状、キュービック状、不定形、等が挙げられる。これら成分(a)の固形油粉末は、一種又は二種以上を用いることができる。
【0011】
本発明の固形粉末化粧料における成分(a)の固形油粉末の配合量は、成分(b)の配合量に依存するが、概ね、0.25〜15重量%(以下、単に「%」で示す)が好ましく、より好ましくは0.5〜10%である。この範囲の配合量であれば、成型性や強度等の本発明の効果がより向上する。
【0012】
本発明に用いられる成分(b)の弾性粉末は、JIS K6301に記載されているスプリング式硬さ試験における硬さ(以下、単に「JIS硬さ」と略す。)が40〜80である素材の粉末である。JIS硬さが、40未満であると付着力が強くなり、分散性が低下し、また肌に対してべとつき感を生じるため、好ましくない。また、JIS硬さが80を超えるとソフトな使用感が減じられるため、好ましくない。このような素材としては、オルガノポリシロキサンエラストマー(JIS硬さ:40〜60)やフロロシリコーンゴム(JIS硬さ:〜70〜)等のシリコーンゴム類、ウレタン類(JIS硬さ:60〜75)、アクリルゴム類(JIS硬さ:〜70〜)、フッ素ゴム類等(JIS硬さ:40〜78)が挙げられるが、中でも、オルガノポリシロキサンエラストマーやウレタン類が、滑らかでソフトな使用感の点より好ましい。
【0013】
成分(b)の弾性粉末の粒径は、0.1〜100μが好ましく、0.5〜20μが更に好ましい。この範囲であると、滑らかでソフトな使用感等の本発明の効果がより向上する。また、粒子形状は、球状が好ましい。これら粉末は市販品として、トレフィルE505、E506、E−701(共に、東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)、アートパール(日興ケムテック社製)等が挙げられる。
【0014】
本発明の固形粉末化粧料における成分(b)の弾性粉末の配合量は、成分(a)の配合量に依存するが、概ね、0.5〜20%が好ましく、より好ましくは1〜10%である、この範囲の配合量であれば、滑らかでソフトな使用感を有し、成型性や強度がより向上する。
【0015】
本発明の固形粉末化粧料における成分(a)と成分(b)の配合重量比は、成分(a):成分(b)=0.5:1〜1:0.25が好ましい。この範囲であると、滑らかでソフトな使用感と成型性や強度がより向上する。
【0016】
本発明の固形粉末化粧料には、必要に応じて、成分(a)以外の油分を配合することができる。この油分としては、動物油、植物油、合成油等の起源及び、固形油、半固形油、液体油、揮発性油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、ロウ類、硬化油類、エステル油類、脂肪酸類、高級アルコール類、シリコーン油類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類等が挙げられ、固形油の場合は、他の液体油等に溶解して用いるものである。具体的には、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、ポリイソブチレン、ポリブテン、パラフィンワックス、セレシンワックス、マイクロクリスタリンワックス、モクロウ、モンタンワックス、フィッシャトロプスワックス等の炭化水素類、オリーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、ミンク油マカデミアンナッツ油等の油脂類、ミツロウ、ラノリン、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ゲイロウ等のロウ類、セチルイソオクタネート、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、トリオクタン酸グリセリル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、トリベヘン酸グリセリル、ロジン酸ペンタエリトリットエステル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、コレステロール脂肪酸エステル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)等のエステル類、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、ロジン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等の脂肪酸類、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール類、低重合度ジメチルポリシロキサン、高重合度ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、架橋型オルガノポリシロキサン、フッ素変性シリコーン等のシリコーン類、パーフルオロポリエーテル、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン等のフッ素系油剤類、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体類、等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。
【0017】
本発明の固形粉末化粧料中における、成分(a)以外の油分の総量が5%以下であると、滑らかでソフトな使用感を有しながら成型性及び耐衝撃性が向上するという本発明の効果がより発揮される。
【0018】
本発明の固形粉末化粧料には、必要に応じて、上記成分(a)及び(b)以外の粉体を配合することができる。この粉体としては、球状、板状、針状等の形状、煙霧状、微粒子、顔料級等の粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造、等により特に限定されず、無機粉体類、光輝性粉体類、有機粉体類、色素粉体類、複合粉体類、等が挙げられる。具体的には、酸化チタン、黒酸化チタン、コンジョウ、群青、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、二酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、酸化クロム、水酸化クロム、カーボンブラック、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、マイカ、合成マイカ、合成セリサイト、セリサイト、タルク、カオリン、炭化珪素、硫酸バリウム、ベントナイト、スメクタイト、窒化硼素等の無機粉体類、オキシ塩化ビスマス、雲母チタン、酸化鉄コーティング雲母、酸化鉄雲母チタン、有機顔料処理雲母チタン、アルミニウムパウダー等の光輝性粉体類、ナイロンパウダー、ポリメチルメタクリレート、アクリロニトリル−メタクリル酸共重合体パウダー、塩化ビニリデン−メタクリル酸共重合体パウダー、ポリスチレンパウダー、ポリメチルシルセスキオキサンパウダー、ウールパウダー、シルクパウダー、結晶セルロース、N−アシルリジン等の有機粉体類、有機タール系顔料、有機色素のレーキ顔料等の色素粉体類、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体、等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。
【0019】
本発明の固形粉末化粧料には、上記必須成分の他に、通常化粧料に用いられる成分として、例えば、水性成分、界面活性剤、油ゲル化剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、香料、防腐剤、美容剤等を本発明の効果を損なわない範囲にて配合することができる。
【0020】
本発明の固形粉末化粧料としては、ファンデーション、白粉、頬紅、コンシーラー、アイシャドウ、アイライナー、アイブロウ、口紅等が挙げられる。
【0021】
【実施例】
次に実施例を挙げて本発明を更に説明するが、本発明はこれによって何ら限定されるものではない。
【0022】
製造実施例1:不定形固形油粉末
平均粒子径が5mmの球状で融点が120℃のフィッシャー・トロプシュワックスをピンミルにて粉砕し、粗粉砕物を得た。この粗粉砕物の平均粒子径をレーザー回折式粒度分布測定装置にて測定した結果、60μであった。次に、この粗粉砕物をシングルトラックジェットミルにて更に微粉砕し、平均粒子径3μの固形油粉末を得た。また、この固形油粉末を電子顕微鏡にて粒子形状を観察した結果、不定形であった。
【0023】
製造実施例2:薄片状固形油粉末
平均粒子径が10mm以上の薄片結晶の塊で融点が120℃のフィッシャー・トロプシュワックスをピンミルにて粉砕し、粗粉砕物を得た。この粗粉砕物の平均粒子径をレーザー回折式粒度分布測定装置にて測定した結果、100μであった。次に、この粗粉砕物をシングルトラックジェットミルにて更に微粉砕し、平均粒子径6μの固形油粉末を得た。また、この固形油粉末を電子顕微鏡にて、粒子形状を観察した結果、薄片状であった。
【0024】
製造比較例1:球状固形油粉末
融点が115℃である塊状のエチレンプロピレンコポリマー(バリコ社製 ペトロライトCP−7)をn−ヘキサンに溶解し、この溶液をデイスクタイプのスプレードライに憤霧乾燥し、固形油粉末を得た。この固形油粉末の平均粒子径をレーザー回折式粒度分布測定装置にて測定した結果、8μであった。また、この固形油粉末を電子顕微鏡にて、粒子形状を観察した結果、球状であった。
【0025】
実施例1〜6及び比較例1〜4:プレスドパウダーファンデーション
下記表1に示す組成のプレスドパウダーファンデーションを調製し、(1)スポンジへのトレ、(2)滑らかでソフトな使用感、(3)肌への付着性、(4)耐衝撃性(落下強度)の評価項目について下記の方法によりに評価し、結果を併せて表1に示した。
【0026】
【表1】

Figure 0003606087
【0027】
(製造方法)
A.成分15〜20を溶解混合分散する。
B.成分1〜14を混合分散する。
C.BにAを添加混合、粉砕する。
D.Cを金皿にプレスし、プレスドパウダーファンデーションを得た。
【0028】
〔評価項目(1)〜(3)及びその評価方法〕
化粧歴10年以上の女性50名をパネルとし、(1)スポンジへのトレ、(2)滑らかでソフトな使用感、(3)肌への付着性、それぞれの評価項目について良いと感じた人数により以下の基準(A)に従い評価した。
【0029】
(基準A)
良いと感じた人数
40名以上:◎
30〜39名:○
20〜29名:△
19名以下 :×
【0030】
〔評価項目(4)及び、その評価方法〕
耐衝撃性の評価方法としては、試料を同一の成型条件にて金皿プレスし、コンパクト容器にセットし、50cmの高さよりそのコンパクト容器を落下させ、その時のプレス品を目視にて下記基準(B)の4段階で評価した。
【0031】
(基準B)
変化なし :◎
充填品の表面にわずかにヒビ :○
充填品の内部までビビやカケが発生:△
充填品が粉々に破壊 :×
【0032】
上記表1の結果から明かなように、本発明品の実施例1〜6のプレスドパウダーファンデーションは、比較例1〜4のプレスドパウダーファンデーションに比較して、スポンジへのトレが良く、滑らかでソフトな使用感を有し、肌への付着性が良好で、しかも成型性が良いため耐衝撃性が高く、落下強度に強い優れたものであった。
【0033】
Figure 0003606087
【0034】
(製造方法)
A.成分9〜12を混合分散する。
B.成分1〜8を混合分散する。
C.BにAを添加混合、粉砕する。
D.Cを金皿にプレスし、プレスド白粉を得た。
以上のようにして得られた実施例7のプレスド白粉は、パフへのトレが良好で、滑らかでソフトな使用感を有し、肌への付着性が良好で、しかも成型性が良いため耐衝撃性が高く、落下強度に強い優れたものであった。
【0035】
Figure 0003606087
【0036】
(製造方法)
A.成分10〜13を混合分散する。
B.成分1〜9を混合分散する。
C.BにAを添加混合、粉砕する。
D.Cを金皿にプレスし、プレスドアイシャドウを得た。
以上のようにして得られた実施例8のプレスドアイシャドウは、チップへのトレが良好で、滑らかでソフトな使用感を有し、肌への付着性が良好で、しかも成型性が良いため耐衝撃性が高く、落下強度に強い優れたものであった。
【0037】
Figure 0003606087
【0038】
(製造方法)
A.成分11〜16を混合分散する。
B.成分1〜10を混合分散する。
C.BにAを添加混合、粉砕する。
D.Cを金皿にプレスし、プレスドファンデーションを得た。
以上のようにして得られた実施例9のプレスドファンデーションは、化粧持続性が高く、滑らかでソフトな使用感を有し、肌への付着性が良好で、しかも成型性が良いため耐衝撃性が高く、落下強度に強い優れたものであった。
【0039】
【発明の効果】
本発明の固形粉末化粧料は、スポンジやマット等の小道具へのトレが良好で、滑らかでソフトな使用感を有し、肌への付着性が良好で、且つプレス成型性に優れ、成型品の耐衝撃性が高い固形粉末化粧料であった。[0001]
[Industrial application fields]
The present invention is a solid powder that has good torment to props such as sponges and mats when used, has a smooth and soft feeling of use, has excellent adhesion to the skin, and has excellent moldability and impact resistance It relates to cosmetics.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, solid powder cosmetics such as pressed foundations have a method of blending a large amount of oil agent, a method of blending a sticky substance, a method of adhering powder and powder by the cohesive force of the powder, a pressure to compress It was molded into a solid by various techniques such as a mechanical method for increasing the viscosity. In addition, elastic powder has been used in order to improve the use of mats and other props during use and to achieve a smooth and soft feel.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, if a large amount of oil or sticky substance is added to the solid powder cosmetic, the use of tools such as sponges and mats will worsen during use, the skin will become sticky, the spread will be poor, the burden on the skin, There were sensual problems such as poor makeup persistence. On the other hand, solid cosmetics that contain only a small amount of oil to satisfy the skill and functionality of props have a problem of insufficient strength that they are weak in impact resistance and crack when transported or carried. In the method using the cohesive force of the powder, the feeling of touch is caused by the limited powder that can be used. Also, in the method of mechanically compressing at high pressure, there are limitations on the powders that can be used and the limitations on the filling container, and furthermore the impact resistance is improved, but the training on props such as sponges and mats is worsened. There was a problem that, when a powder having elasticity was blended, it could not be molded. Furthermore, in order to improve the training of props such as mats, and to achieve a smooth and soft feeling of use, when blending elastic powder, the elastic powder absorbs the compression force at the time of molding. However, there is a problem that the compression moldability is deteriorated, and as a result, the impact resistance is lowered. For this reason, development of the solid powder cosmetics which solved these problems was desired.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies in the above situation, the present inventor uses a combination of a specific solid oil powder and an elastic powder, so that it can be easily applied to props such as sponges and mats during use, and adheres to the skin. The present invention has been completed by finding that a solid powder cosmetic having excellent properties, smooth and soft feeling of use, and excellent moldability and impact resistance can be obtained.
[0005]
That is, the present invention comprises the following components (a) and (b):
(A) It relates to a solid powder cosmetic containing a non-spherical solid oil powder (b) elastic powder having a melting point of 85 to 125 ° C. and an average particle size of 0.1 to 10 μm. Further, the component (a) is 0.25 to 15% by weight, the component (b) is 0.5 to 20% by weight, and the blending weight ratio between them is component (a): component (b) = 0. Said solid powder cosmetic which is 5: 1 to 1: 0.25.
Further, the present invention relates to the solid powder cosmetic described above, wherein the total oil content excluding the component (a) is 5% by weight or less.
[0006]
The configuration of the present invention will be described below.
The solid oil powder of component (a) used in the present invention is a non-spherical solid oil powder having a melting point of 85 to 125 ° C. and an average particle diameter of 0.1 to 10 μm, such as Fischer-Tropsch wax and polyethylene wax. It is obtained by pulverizing a solid oil having a melting point of 85 to 125 ° C., such as synthetic hydrocarbons such as ethylene propylene copolymer, hydrocarbons derived from minerals such as microcrystalline wax, and plant derived waxes such as carnauba wax. Is.
[0007]
A method for pulverizing the solid oil is not particularly limited, but a mechanical and chemical pulverization method, which is a generally known pulverization method, can be used. For example, examples of the mechanical pulverization method include a jet mill, a hammer mill, a pin mill, a ball mill, a bead mill, a micros, an ong mill, a hybridizer, a mechanofusion, and the like. As the chemical pulverization method, the solid oil is used as an appropriate solvent. For example, a method of spray-drying a solution dissolved in a solution, a method of phase-separating a solid oil from the solution, a method of emulsifying the solution with water and drying it as a microemulsion, and the like. Moreover, you may use combining these mechanical grinding | pulverization and chemical grinding | pulverization. After pulverization, the solid oil powder can be classified as needed until the desired average particle size is obtained.
[0008]
The solid oil powder of component (a) has an average particle diameter of 0.1 to 10 μm as measured with a laser diffraction particle size distribution analyzer (SK Laser Micron Sizer, Seishin Enterprise Co., Ltd.), and 0.5 to 7 μm. Are more preferred. When the average particle size is less than 0.1 μm, the cohesion between the particles of the solid oil powder becomes strong, and it becomes difficult to disperse in the solid powder cosmetic, and the adhesion to the skin increases, so that cosmetic application is possible. This is not preferable because it sometimes causes defects such as loss of smoothness. On the other hand, if the average particle diameter exceeds 10 μm, the adhesion between the particles becomes weak, and it becomes impossible to improve the moldability and strength of the solid powder cosmetic, which is not preferable.
[0009]
The solid oil powder of component (a) is non-spherical. In the spherical shape, the effect of improving the moldability of the solid powder cosmetic is low, and in the non-spherical shape, the effect of improving the moldability and strength of the solid powder cosmetic is excellent.
[0010]
The non-spherical particles indicate particle shapes other than spherical, and examples include plate shapes, flake shapes, rod shapes, needle shapes, cubic shapes, and irregular shapes. These solid oil powders of component (a) can be used alone or in combination of two or more.
[0011]
The blending amount of the solid oil powder of the component (a) in the solid powder cosmetic of the present invention depends on the blending amount of the component (b), but is generally 0.25 to 15% by weight (hereinafter simply “%”). Is preferable), more preferably 0.5 to 10%. If the blending amount is within this range, the effects of the present invention such as moldability and strength are further improved.
[0012]
The elastic powder of the component (b) used in the present invention is a material having a hardness of 40 to 80 in the spring type hardness test described in JIS K6301 (hereinafter simply referred to as “JIS hardness”). It is a powder. If the JIS hardness is less than 40, the adhesive strength becomes strong, the dispersibility is lowered, and a sticky feeling is generated on the skin, which is not preferable. On the other hand, if the JIS hardness exceeds 80, the soft feeling of use is reduced, which is not preferable. Examples of such materials include silicone rubbers such as organopolysiloxane elastomer (JIS hardness: 40-60) and fluorosilicone rubber (JIS hardness: 70-), and urethanes (JIS hardness: 60-75). , Acrylic rubbers (JIS hardness: ~ 70 ~), fluororubbers etc. (JIS hardness: 40 ~ 78), among which organopolysiloxane elastomers and urethanes have a smooth and soft feeling of use. It is more preferable than the point.
[0013]
The particle size of the elastic powder of component (b) is preferably from 0.1 to 100 [mu], and more preferably from 0.5 to 20 [mu]. Within this range, the effects of the present invention such as a smooth and soft feeling of use are further improved. The particle shape is preferably spherical. As these powders, Trefill E505, E506, E-701 (both manufactured by Toray Dow Corning Silicone Co., Ltd.), Art Pearl (manufactured by Nikko Chemtech Co., Ltd.) and the like can be mentioned.
[0014]
The blending amount of the elastic powder of component (b) in the solid powder cosmetic of the present invention depends on the blending amount of component (a), but is generally preferably 0.5 to 20%, more preferably 1 to 10%. If the blending amount is in this range, it has a smooth and soft feeling of use, and the moldability and strength are further improved.
[0015]
The blending weight ratio of the component (a) to the component (b) in the solid powder cosmetic of the present invention is preferably component (a): component (b) = 0.5: 1 to 1: 0.25. Within this range, the smooth and soft feel, moldability and strength are further improved.
[0016]
In the solid powder cosmetic of the present invention, an oil other than the component (a) can be blended as necessary. These oils include hydrocarbons, fats and oils, waxes, hardened oils, regardless of the origin of animal oils, vegetable oils, synthetic oils, and properties such as solid oils, semi-solid oils, liquid oils, and volatile oils. Examples include ester oils, fatty acids, higher alcohols, silicone oils, fluorine-based oils, lanolin derivatives, and the like. In the case of solid oils, they are dissolved in other liquid oils. Specifically, hydrocarbons such as liquid paraffin, squalane, petrolatum, polyisobutylene, polybutene, paraffin wax, ceresin wax, microcrystalline wax, molasses, montan wax, fisher trops wax, olive oil, castor oil, jojoba oil, Oils and fats such as mink oil macadamian nut oil, beeswax, lanolin, carnauba wax, candelilla wax, waxes such as gay wax, cetyl isooctanoate, isopropyl myristate, isopropyl palmitate, octyldodecyl myristate, glyceryl trioctanoate , Diglyceryl diisostearate, diglyceryl triisostearate, glyceryl tribethenate, rosin acid pentaerythritol ester, neopentyl glycol dioctanoate, Lesterol fatty acid esters, esters such as N-lauroyl-L-glutamate di (cholesteryl, behenyl, octyldodecyl), stearic acid, lauric acid, myristic acid, behenic acid, isostearic acid, oleic acid, rosin acid, 12-hydroxystearic acid Fatty acids such as acids, higher alcohols such as stearyl alcohol, cetyl alcohol, lauryl alcohol, oleyl alcohol, isostearyl alcohol, behenyl alcohol, low polymerization dimethylpolysiloxane, high polymerization dimethylpolysiloxane, methylphenylpolysiloxane, decamethyl Cyclopentasiloxane, octamethylcyclotetrasiloxane, cross-linked organopolysiloxane, silicones such as fluorine-modified silicone, perfluoropolyether, Ruorodekan, fluorine-based oils such perfluoro octane, lanolin, lanolin acetate, lanolin fatty acid isopropyl, lanolin derivatives such as lanolin alcohols, etc., and these can be used singly or in combination.
[0017]
When the total amount of oil other than component (a) in the solid powder cosmetic of the present invention is 5% or less, the moldability and impact resistance of the present invention are improved while having a smooth and soft feeling of use. More effective.
[0018]
In the solid powder cosmetic of the present invention, powders other than the components (a) and (b) can be blended as necessary. The powder is not particularly limited by the shape of a sphere, plate, needle or the like, the shape of fumes, fine particles, particle size such as pigment grade, the particle structure such as porous or nonporous, etc. , Glitter powders, organic powders, pigment powders, composite powders, and the like. Specifically, titanium oxide, black titanium oxide, conger, ultramarine, bengara, yellow iron oxide, black iron oxide, zinc oxide, aluminum oxide, silicon dioxide, magnesium oxide, zirconium oxide, magnesium carbonate, calcium carbonate, chromium oxide, Chromium hydroxide, carbon black, aluminum silicate, magnesium silicate, magnesium aluminum silicate, mica, synthetic mica, synthetic sericite, sericite, talc, kaolin, silicon carbide, barium sulfate, bentonite, smectite, boron nitride, etc. Inorganic powders, bismuth oxychloride, mica titanium, iron oxide-coated mica, iron oxide mica titanium, organic pigment-treated mica titanium, aluminum powder and other glittering powders, nylon powder, polymethyl methacrylate, acrylonitrile-methacrylic acid Combined powder, vinylidene chloride-methacrylic acid copolymer powder, polystyrene powder, polymethylsilsesquioxane powder, wool powder, silk powder, crystalline cellulose, organic cellulose such as N-acyl lysine, organic tar pigment, organic dye Pigment powders such as rake pigments, fine particle titanium oxide-coated mica titanium, fine particle zinc oxide-coated mica titanium, barium sulfate-coated mica titanium, titanium oxide-containing silicon dioxide, zinc oxide-containing composite powder, etc. These can be used alone or in combination of two or more.
[0019]
In the solid powder cosmetic of the present invention, in addition to the above essential components, components commonly used in cosmetics include, for example, aqueous components, surfactants, oil gelling agents, antioxidants, ultraviolet absorbers, perfumes, Preservatives, beauty agents and the like can be blended within a range that does not impair the effects of the present invention.
[0020]
Examples of the solid powder cosmetic of the present invention include foundation, white powder, blusher, concealer, eye shadow, eyeliner, eyebrow, lipstick and the like.
[0021]
【Example】
EXAMPLES Next, although an Example is given and this invention is further demonstrated, this invention is not limited at all by this.
[0022]
Production Example 1: Fischer-Tropsch wax having an irregular solid oil powder average particle size of 5 mm and a melting point of 120 ° C. was pulverized by a pin mill to obtain a coarsely pulverized product. The average particle size of the coarsely pulverized product was measured with a laser diffraction particle size distribution measuring device, and as a result, it was 60 μm. Next, this coarsely pulverized product was further finely pulverized by a single track jet mill to obtain a solid oil powder having an average particle size of 3 μm. Moreover, as a result of observing the particle shape of this solid oil powder with an electron microscope, it was indefinite.
[0023]
Production Example 2: A flaky solid oil powder having a mean particle size of 10 mm or more and a lump of flake crystals having a melting point of 120 ° C. was pulverized with a pin mill to obtain a coarsely pulverized product. The average particle size of the coarsely pulverized product was measured with a laser diffraction particle size distribution measuring device, and as a result, it was 100 μm. Next, this coarsely pulverized product was further finely pulverized by a single track jet mill to obtain a solid oil powder having an average particle size of 6 μm. Moreover, as a result of observing the particle shape of this solid oil powder with an electron microscope, it was in the form of flakes.
[0024]
Production Comparative Example 1: Bulk ethylene propylene copolymer (Petrolite CP-7, manufactured by Barico Co., Ltd.) having a melting point of spherical solid oil powder of 115 ° C. was dissolved in n-hexane, and this solution was spray-dried into a disk type spray-dried. Thus, a solid oil powder was obtained. The average particle size of the solid oil powder was measured by a laser diffraction particle size distribution measuring device, and found to be 8 μm. The solid oil powder was spherical as a result of observing the particle shape with an electron microscope.
[0025]
Examples 1 to 6 and Comparative Examples 1 to 4: Pressed Powder Foundation A pressed powder foundation having the composition shown in Table 1 below was prepared. (1) Training on sponge, (2) Smooth and soft usability, ( Evaluation items for 3) adhesion to skin and (4) impact resistance (drop strength) were evaluated by the following methods, and the results are shown in Table 1.
[0026]
[Table 1]
Figure 0003606087
[0027]
(Production method)
A. Components 15 to 20 are dissolved, mixed and dispersed.
B. Components 1 to 14 are mixed and dispersed.
C. Add A to B, mix, grind.
D. C was pressed into a metal pan to obtain a pressed powder foundation.
[0028]
[Evaluation items (1) to (3) and their evaluation methods]
A panel of 50 women who have been in makeup for more than 10 years. (1) Training on sponge, (2) Smooth and soft feeling of use, (3) Adhesion to skin, Number of people who feel good about each evaluation item Was evaluated according to the following criteria (A).
[0029]
(Standard A)
More than 40 people felt good: ◎
30-39 people: ○
20-29 people: △
19 people or less: ×
[0030]
[Evaluation item (4) and its evaluation method]
As a method for evaluating impact resistance, a sample was pressed in a metal pan under the same molding conditions, set in a compact container, the compact container was dropped from a height of 50 cm, and the pressed product at that time was visually checked according to the following standards ( B) was evaluated in four stages.
[0031]
(Standard B)
No change: ◎
Slight cracks on the surface of the filling product: ○
Bibi and chipping occur inside the filled product: △
Filled product breaks into pieces: ×
[0032]
As is clear from the results of Table 1 above, the pressed powder foundations of Examples 1 to 6 of the product of the present invention are better in smoothness to the sponge and smoother than the pressed powder foundations of Comparative Examples 1 to 4. It had a soft feeling of use, good adhesion to the skin, and good moldability, so it had high impact resistance and excellent drop strength.
[0033]
Figure 0003606087
[0034]
(Production method)
A. Components 9 to 12 are mixed and dispersed.
B. Components 1 to 8 are mixed and dispersed.
C. Add A to B, mix, grind.
D. C was pressed into a metal pan to obtain a pressed white powder.
The pressed white powder of Example 7 obtained as described above has good resistance to puff, has a smooth and soft feeling of use, has good adhesion to the skin, and has good moldability. It was excellent in impact resistance and strong in drop strength.
[0035]
Figure 0003606087
[0036]
(Production method)
A. Components 10 to 13 are mixed and dispersed.
B. Components 1 to 9 are mixed and dispersed.
C. Add A to B, mix, grind.
D. C was pressed into a metal pan to obtain a pressed eye shadow.
The pressed eye shadow of Example 8 obtained as described above has a good training on the chip, has a smooth and soft feeling of use, has good adhesion to the skin, and has good moldability. Therefore, it was excellent in impact resistance and strong in drop strength.
[0037]
Figure 0003606087
[0038]
(Production method)
A. Components 11 to 16 are mixed and dispersed.
B. Components 1 to 10 are mixed and dispersed.
C. Add A to B, mix, grind.
D. C was pressed into a metal pan to obtain a pressed foundation.
The pressed foundation of Example 9 obtained as described above has high makeup sustainability, has a smooth and soft feeling of use, has good adhesion to the skin, and has good moldability, so it is impact resistant. It was excellent in strength and strong in drop strength.
[0039]
【The invention's effect】
The solid powder cosmetic of the present invention has good training on props such as sponges and mats, has a smooth and soft feeling of use, has good adhesion to the skin, has excellent press moldability, and is a molded product. It was a solid powder cosmetic with high impact resistance.

Claims (3)

次の成分(a)及び(b);
(a)融点が85〜125℃で且つ、平均粒子径が0.1〜10μの非球状固形油粉末
(b)弾性粉末
を含有することを特徴とする固形粉末化粧料。
The following components (a) and (b);
(A) A solid powder cosmetic comprising a non-spherical solid oil powder (b) having an melting point of 85 to 125 ° C. and an average particle size of 0.1 to 10 μm.
成分(a)が0.25〜15重量%、成分(b)が0.5〜20重量%であり、且つ、両者の配合重量比が成分(a):成分(b)=0.5:1〜1:0.25である請求項1記載の固形粉末化粧料。The component (a) is 0.25 to 15% by weight, the component (b) is 0.5 to 20% by weight, and the blending weight ratio between them is component (a): component (b) = 0.5: The solid powder cosmetic according to claim 1, which is 1-1: 0.25. 成分(a)を除く総油分量が5重量%以下である請求項1又は2記載の固形粉末化粧料。The solid powder cosmetic according to claim 1 or 2, wherein the total oil content excluding component (a) is 5% by weight or less.
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