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JP3600113B2 - ファクシミリ回覧装置及びシステム - Google Patents

ファクシミリ回覧装置及びシステム Download PDF

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秀幸 有本
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はファクシミリ回覧装置及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
相手側に画情報を送信する装置の一つにファクシミリ装置がある。
【0003】
通常、前記ファクシミリ装置を用いて画情報を送信する際には、送信側で画情報の読み取り動作とユーザのダイヤル入力操作が行われると、受信側へ画情報が送信される。
【0004】
一方、画情報受信側では、回線からの呼び出しに応答して画情報を受信し、受信した画情報をプリンターで印刷するか又はメモリに記憶する。
【0005】
このようなファクシミリ装置を用いて、通常は人手により回覧されていた回覧印刷物(回覧板)をファクシミリ装置を利用して順次転送することが考えられている。そうすることにより、特に豪雪地帯や民家同士の距離が離れている町や村等における回覧板(例えば、お祭り等の催し物情報)の伝達速度を向上させることが期待できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のファクシミリ装置を利用して例えば、図7に示す如く第1から第6のファクシミリ装置の順に回覧板を回覧する場合には、回覧板を受信した装置のユーザは、回覧受信の度に受信した回覧板を送信セットし直し、続いて次の相手先のFAX番号を入力して発信操作を行わなければならず、非常に手間がかかるという問題が生じる。
【0007】
又、回覧板受信側のユーザが長期間留守の場合には次の送信先へ回覧板が送信されない問題が生じる。
【0008】
更に、回覧板受信側のユーザが、受信した回覧板だけでは受信回覧板が回覧元装置から送信されたものであるか否かを正確に知ることができず、又、受信し印刷した回覧板に送信側がだれであるかを示す情報(例えば、送信側の電話番号)が記載されていないこともある為、回覧メンバー(図7では第1〜第6のFAX装置)以外の第三者からの不所望な画情報が図7に示す回覧板ルートに乗ってしまうという問題も考えられる。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような問題を解決する為のものであり、ユーザに操作の負担をかけずに情報を回覧可能であると共に、第三者から不所望な回覧版が回覧されることを防止可能なファクシミリ回覧装置を実現するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、回線に接続され、画情報と該画情報を回覧する複数の回覧メンバ−から構成されるグル−プを示すグル−プIDの送受信と電話番号の受信を行う送受信手段と、前記グル−プIDと自装置が回覧送信元であるか否かを示す情報と回覧先の電話番号を記憶する第1の記憶手段と、複数の電話番号を記憶する第2の記憶手段と、前記送受信手段が受信したグル−プIDが前記第1記憶手段に記憶されているか否かを判定するグル−プID判定手段と、前記送受信手段が受信した送信側電話番号が前記第2記憶手段に記憶されているか否かを判定する電話番号判定手段と、を有し、着信時、前記送受信手段が受信したグル−プIDが前記第1記憶手段に記憶されていると前記グル−プID判定手段が判定し、かつ前記電話番号判定手段が、前記送受信手段が受信した送信側電話番号が前記第2記憶手段に記憶されていると判定すると共に、前記第1の記憶手段に自装置が回覧送信元でないことを示す情報が記憶されている時、前記送受信手段が前記第1記憶手段に記憶されている回覧先電話番号で特定される相手先に、前記着信時に受信した画情報及び前記第1記憶手段に記憶されているグル−プIDを送信することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明を適用してなる回覧システムでは、図7において第1FAX装置(以下、回覧元装置という)から送出された回覧板が第2〜第6FAX装置(配信メンバー)へと順に自動送信され、最後には第1FAX装置へと送信される。
【0012】
又、回覧板が予め定められた配信メンバーにのみ回覧可能とする為に、第1FAX装置からは回覧板とグループIDと送信側電話番号が送信される。
【0013】
上記グループIDは、回覧元と配信メンバーで構成されるグループの識別番号であり、配信メンバーのファクシミリ装置に予め記憶されているグループIDと送信側から送信されたグループIDが一致しなければ、次のFAX装置には回覧板が回覧されない。
【0014】
図1は、上述のシステムの各FAX装置に適用するファクシミリ装置のブロック図であり、モデム100は、回線Lを介して送受信されるファクシミリ通信に用いる各種信号(画情報等)を変復調する。又、このモデム100は、回線Lへダイヤル信号を送出させる為のダイヤラ101を内蔵している。
【0015】
符号化/復号化部110は、画情報の符号化復号化を行う。
【0016】
画情報メモリ120は、例えば、DRAMからなり画情報データを記憶する。
【0017】
印刷部130は、例えば、熱転写、感熱、電子写真又はインクジェット方式のプリンタからなり、画情報等を印刷する。
【0018】
表示部140は、例えば、液晶等のフラットパネルディスプレイ又はCRT等の表示器からなり、現在の通信状態やダイヤル入力時の相手先FAX番号等を表示する。
【0019】
操作部150は、テンキーや各種機能キー等を備え、相手先のFAX番号入力や前記画情報メモリ120に記憶されている画情報の印刷等の操作指示等に用いる。
【0020】
ROM(Read Only Memory)160は、ファクシミリ装置を動作させる為の各種プログラム(制御プログラム)を記憶する。
【0021】
RAM(Random Access Memory)170は、ファクシミリ動作時に必要な各種データを格納する。
【0022】
図2に前記RAM170に格納されている各種データの格納形態を示す。RAM170には、回覧元の電話番号を記憶する領域と、グループIDを記憶する領域と、受信した回覧板の次回覧先電話番号を記憶する領域と、後述するTSI信号中に含まれた回覧受信時の送信側電話番号を記憶する領域と、後述するナンバーディスプレイ機能により受信した送信側電話番号を記憶する領域の5つの領域を有し、前記回覧元電話番号と前記グループIDと回覧先の電話番号はユーザにより予め格納される。
【0023】
尚、本実施例では、回覧元装置のRAM170の回覧元電話番号記憶領域には回覧元電話番号は記憶されておらず、回覧元を除く回覧メンバー装置のRAM170の前記回覧元電話番号領域には回覧元(図7中では、第1FAXが相当)の電話番号が記憶されている。
【0024】
電話帳メモリ180は、例えばSRAMや不揮発性のフラッシュメモリ等からなり少なくとも前記回覧メンバーの電話番号と名前を対で記憶する。
【0025】
制御部190は、ROM160に記憶されているプログラムデータ(制御プログラム)に基づいて前記各回路の制御を司ると共に、回線Lからの着信検出と各種ファクシミリ信号の検出を行う。
【0026】
図3〜図6は、ROM160のプログラムデータに基づいた制御部190の制御を示すフロー図であり、以下ではこのフローに従って本実施例装置の動作を説明する。
【0027】
図3に示すS1ステップにおいて、制御部190は、操作部150の操作を検出するとS2ステップへ処理を進め、一方検出しない場合には、S8ステップ(図4)へ処理を進める。
【0028】
S2ステップでは、制御部190は、操作部150の操作が画情報の送信処理を指示するものであるか否かを判定し、そうである場合にはS3ステップへ処理を進め、一方、そうでない場合にはS7ステップへ処理を進める。
【0029】
S3ステップでは、制御部190は、操作部150の操作信号が回覧板送信指示であるか否かを判定し、そうである場合にはS4ステップへ処理を進め、一方、そうでない場合にはS6ステップへ処理を進める。
【0030】
S4ステップでは、制御部190はRAM170に回覧元電話番号が記憶されていない(自装置が回覧元装置である)と判定するとS5ステップへ処理を進め、一方、前記番号が記憶されている(自装置が回覧元装置でない)と判定するとS1ステップへ処理を戻す。
【0031】
S5ステップでは、制御部190は、次の回覧先への回覧送信処理を行う。
【0032】
具体的には、以下の手順で回覧送信処理が行われる。
【0033】
先ず、制御部190が、RAM170の回覧先電話番号領域(図2)に記憶されている回覧先電話番号をダイヤラ101により回線Lへ送出させ回線Lが閉結されると、ファクシミリ送信予告を示す周波数1100Hzの単一トーン信号からなるCNG信号を回線Lへ送信し、続いて回線Lから回覧先装置がファクシミリ装置であることを示す周波数2100HzのCED信号と、回覧先装置の送受信能力を示すDIS信号を回線Lから受信すると、自身の送信能力(例えば、モデムスピード等)を示すDCS信号とRAM170に記憶されているグループIDを付加してなるSUB信号と自身の電話番号を付加したTSI信号を回線Lへ送信する。ここで、前記SUB信号は、回覧先ファクシミリ装置から送信されたDIS信号にSUB信号を受信可能であることを示す情報が含まれている場合に、送信側ファクシミリ装置から送信される信号である。
【0034】
その後、制御部190は、予め画情報メモリ120に記憶されている画情報又は図示しない読み取り手段で読み取った原稿の画情報を回覧板としてモデム100で変調させた後に回線Lへ送信させ、S1ステップへ処理を戻す。
【0035】
S7ステップでは、制御部190は、S1ステップで検出した操作指示(例えば、電話帳登録や画情報メモリ120中の画情報の印字出力等)に対応する処理を行い、S1ステップへ処理を戻す。
【0036】
図4のS8ステップでは、制御部190は、回線Lから受信される情報端末起動信号(以下、起動信号と称す)が有るか否かを判定している。
【0037】
尚、前記起動信号とは、現在日本電信電話株式会社(NTT)がサービスを行っているナンバーディスプレイサービスで使用され、最初に交換器から電話機へ送られてくる信号である。
【0038】
具体的には、制御部190は、モデム100における前記起動信号の受信の有無を検出し、検出した際にはS9ステップへ処理を進め、一方、検出しない際にはS10ステップへ処理を進める。
【0039】
S9ステップでは、制御部190は、モデム100を制御して回線Lを閉結させ回線Lから前記起動信号と共に送られてくる送信側電話番号を検出し、検出した番号をRAM170のナンバーディスプレイによる電話番号領域へ記憶させ続いてモデム100に回線Lを開放させる。
【0040】
続くS10ステップでは、制御部190は、回線Lからの周波数16Hzの呼び出し信号の有無を検出し、検出した際には、S11ステップへ処理を進め、一方、検出しない際にはS1ステップ(図3)へ処理を戻す。
【0041】
S11ステップでは、制御部190は、モデム100を制御することにより回線を閉結させ、S12ステップへ処理を進める。
【0042】
S12ステップでは、制御部190は、FAX送信予告を示す周波数1100Hzの単一トーン信号からなるCNG信号の有無を検出し、この信号を検出するとS14ステップへ処理を進め、一方、検出しない場合にはS13ステップへ処理を進める。
【0043】
S13ステップでは、制御部190は、例えば発呼側との通話処理等の他の処理を行い、S1ステップ(図3)へ処理を戻す。
【0044】
S14ステップでは、制御部190は、モデム100を制御することによりCED信号とDIS信号を回線Lへ送出させS15ステップへ処理を進める。
【0045】
S15ステップでは、制御部190は、回線LからDCS信号を検出するとS16ステップへ処理を進める。
【0046】
S16ステップでは、制御部190は、送信側ファクシミリよりTSI信号が送信されているか否かを判定し、送信されていると判定した際にはS17ステップへ処理を進め、一方、そうでない場合にはS18ステップへ処理を進める。
【0047】
S17ステップでは、制御部190は、前記TSI信号に含まれる送信側電話番号を読み取りRAM170のTSI電話番号領域に記憶させ、S18ステップへ処理を進める。
【0048】
S18ステップでは、制御部190は、送信側からのSUB信号の有無を検出し、この信号を検出するとS19ステップへ処理を進め、一方、検出しない場合にはS20ステップへ処理を進める。
【0049】
S19ステップでは、制御部190は、前記SUB信号中からグループIDを検出するとS21ステップ(図5)へ処理を進め、一方、検出しない場合にはS20ステップへ処理を進める。
【0050】
S20ステップでは、制御部190は、通常のファクシミリ受信処理を行う。
【0051】
具体的には、制御部190が、モデム100で復調された画情報を画情報メモリ120に記憶させるか、又は、前記復調画情報を符号化/復号化部110で復号化した後印刷部130で印刷させ、S1ステップ(図3)へ処理を戻す。
【0052】
図5のS21ステップでは、制御部190は、前記S19ステップで検出されたグループIDがRAM170に記憶されているグループIDと一致するか否かを判定し、一致したと判定するとS22ステップへ処理を進め、一方一致しないと判定するとS25ステップへ処理を進める。
【0053】
S22ステップでは、制御部190は、RAM170のナンバーディスプレイ電話番号領域に記憶されている電話番号が、電話帳メモリ180に記憶されているか否かを判定し、一致していると判定した際には、S24ステップへ処理を進め、一方判定しない際にはS23ステップへ処理を進める。
【0054】
S23ステップでは、制御部190は、RAM170のTSI電話番号記領域に記憶されている電話番号が、電話帳メモリ180に記憶されているか否かを判定し、一致していると判定した際には、S24ステップへ処理を進め、一方判定しない際にはS25ステップへ処理を進める。
【0055】
S24ステップでは、制御部190は、モデム100で復調した画情報を画情報メモリ120に記憶し、S26ステップ(図6)へ処理を進める。
【0056】
S25ステップでは、制御部190は、モデム100を制御することにより回線Lを切断し、S1ステップ(図3)へ処理を戻す。
【0057】
このようにS21〜S24ステップでは、ナンバーディスプレイ又はTSI信号中の送信側電話番号が電話帳メモリ180に予め記憶されている回覧メンバー装置の電話番号と一致するとメモリ受信を行う。この為、回覧メンバー以外の第三者が、グループIDを操作して回覧メンバーへ不所望な回覧を回覧させることを防止することが可能である。
【0058】
S26ステップ(図5)では、制御部190はモデム100に回線切断を行わせ、S27ステップへ処理を進める。
【0059】
S27ステップでは、制御部190は、自装置が回覧元装置であるか否かを判定している。
【0060】
具体的には、制御部190は、RAM170の回覧元電話番号領域に回覧元電話番号が記憶されているか否かを検索し、記憶されていないと判定した際には28ステップへ処理を進め、一方、記憶されていると判定した際にはS30ステップへ処理を進める。
【0061】
S28ステップでは、制御部190は画情報メモリ120を制御することにより前記メモリ120に記憶されている回覧板を消去させ、S29ステップへ処理を進める。
【0062】
S29ステップでは、制御部190は、表示部140を制御することにより、送信した回覧板が戻ってきたことを示す、例えば“回覧終了”と表示させ、S1ステップ(図3)へ処理を戻す。
【0063】
S30ステップでは、制御部190は、表示部140を制御することにより回覧を受信したことを示す表示、例えば“回覧板有り”と表示させ、S31ステップへ処理を進める。
【0064】
尚、ユーザは、このような回覧板受信表示を見る事により回覧板を受信したことを確認することが可能であり、ユーザが回覧板受信確認後に操作部150に所定の操作を行うことにより、制御部190が前記S24ステップでメモリ受信した回覧板を印刷部130で印刷させることが可能である。
【0065】
S31ステップでは、制御部190は、次の回覧先への回覧送信処理を行う。
【0066】
具体的には、制御部190が、RAM170に記憶されている回覧先電話番号をダイヤラ101を制御して回線Lへダイヤル発信させ、続いてモデム100から回線LへCNG信号を送出させる。
【0067】
続くS32ステップでは、制御部190は、受信側端末からCED、DIS信号を検出する際には、グループIDを付加したSUB信号と自身の電話番号を含んだTSI信号とDCS信号を送信しS33ステップへ処理を進め、一方、検出しない場合にはS36ステップへ処理を進める。
【0068】
S33ステップでは、制御部190は、画情報メモリ120に記憶されている回覧板をモデム100で変調させた後に回線Lへ送出させる。
【0069】
続くS34ステップでは、制御部190は、メモリ120に記憶されている回覧内容を送信後に、ファクシミリ制御信号(例えばEOP、MCF信号等)の送受信の確認により送信の正常終了と判定する際にはS35ステップへ処理を進め、一方、正常終了と判定しない際にはS36ステップへ処理を進める。
【0070】
S35ステップでは、制御部190はモデム100を制御することにより回線Lを切断させ、S1ステップ(図3)へ処理を戻す。、
S36ステップでは、制御部190は、RAM170の回覧元電話番号領域から回覧元電話番号を読み出し、ダイヤラ101から回線Lへダイヤル発信させて回覧元装置へ送信エラーが生じた事を報知(例えば、通信エラーを示す画像データ、音声データ、コードデータ等の送信)を行い、S1ステップ(図3)へ処理を戻す。
【0071】
このように本実施例装置は、メンバー端末が回覧板を受信すると、受信したSUB信号からグループIDを検出し、受信したグループIDがRAM170に記憶されていると共に、ナンバーディスプレイ機能により受信した送信側の電話番号又は受信したTSI信号から検出した送信側電話番号が、電話帳メモリ180に記憶されている場合には、メモリ受信し、予め定められた次の回覧先へ受信した回覧板を送信する。又、回覧板送信に失敗すると回覧元装置に送信エラーが生じたことを自動的に報知する。
【0072】
この為、従来のファクシミリ装置を用いて回覧システムを構成する際に出てくる問題点である、受信した回覧板をユーザが送信セットし次の回覧先へダイヤル操作を行うという煩わしさが生じることがない。又、いつまでも他のファクシミリ装置から回覧されず、回覧元装置に回覧板が帰らないという問題を回避することができる。
【0073】
尚、本実施例では、図1において第1FAX装置〜第6FAX装置の合計6台で1つのグループを形成しているが、FAX装置の数は3台以上であればこれに限定されない。
【0074】
又、本実施例では、S21〜S25ステップにおいて、受信したグループIDがRAM170に記憶されていると共にナンバーディスプレイ機能により受信した送信側電話番号或いはTSI信号中の送信側電話番号が電話帳メモリ180に記憶されていると判定しなければ、メモリ受信を行わないが、受信したグループIDがRAM170に記憶されていればメモリ受信を行う構成にしても良いし、受信したグループIDがRAM170に記憶されていると共にナンバーディスプレイ機能により受信した送信側の電話番号が電話帳メモリ180に記憶されており又、TSI信号中に含まれている電話番号が電話帳メモリ180に記憶されている場合にメモリ受信を行う構成としても良い。
【0075】
【発明の効果】
本発明のファクシミリ回覧装置及びシステムは、使用者に操作の負担をかけないで回覧板を回覧することができると共に第三者からの不所望な回覧板のグループ内での回覧を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用してなる実施例装置のブロック図である。
【図2】RAM170に格納されているデータの形態図である。
【図3】本実施例装置の動作を示すフロー図である。
【図4】本実施例装置の動作を示すフロー図である。
【図5】本実施例装置の動作を示すフロー図である。
【図6】本実施例装置の動作を示すフロー図である。
【図7】回覧システムの概念図である。
【符号の説明】
100 モデム
101 ダイヤラ
110 符号化/復号化部
120 画情報メモリ
130 印刷部
140 表示部
150 操作部
160 ROM
170 RAM
180 電話帳メモリ
190 制御部

Claims (1)

  1. 回線に接続され、画情報と該画情報を回覧する複数の回覧メンバ−から構成されるグル−プを示すグル−プIDの送受信と電話番号の受信を行う送受信手段と、前記グル−プIDと自装置が回覧送信元であるか否かを示す情報と回覧先の電話番号を記憶する第1の記憶手段と、複数の電話番号を記憶する第2の記憶手段と、前記送受信手段が受信したグル−プIDが前記第1記憶手段に記憶されているか否かを判定するグル−プID判定手段と、前記送受信手段が受信した送信側電話番号が前記第2記憶手段に記憶されているか否かを判定する電話番号判定手段と、を有し、着信時、前記送受信手段が受信したグル−プIDが前記第1記憶手段に記憶されていると前記グル−プID判定手段が判定し、かつ前記電話番号判定手段が、前記送受信手段が受信した送信側電話番号が前記第2記憶手段に記憶されていると判定すると共に、前記第1の記憶手段に自装置が回覧送信元でないことを示す情報が記憶されている時、前記送受信手段が前記第1記憶手段に記憶されている回覧先電話番号で特定される相手先に、前記着信時に受信した画情報及び前記第1記憶手段に記憶されているグル−プIDを送信することを特徴とするフアクシミリ回覧装置。
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