JP3600056B2 - Seawall structure for aquatic life - Google Patents
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Landscapes
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- Revetment (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、河川、湖沼ならびに海岸において当該水域の治水を図る護岸構造物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
河川における改修工事や災害復旧工事においては、洪水時を想定し、河道に集まった水をより早く海に向けて流下させるために河道を拡げて蛇行する河道を直線状にする、河道に集まった水の流下させる能力を高めるために瀬や淵をなくして河床面を平坦化し滑らかにする、等の対策が採られてきた。
【0003】
上記対策の一環として実施される護岸工には、積み石の裏込めに割栗石や砂利を用いる空石積み工法や、コンクリートブロックや石を積み石に使用し裏込めにコンクリートやモルタルを用いる練石積み工法等がある。空石積み工法は古来からの経験に基づいて確立された工法であるが、練石積み工法に比べて強度的に劣るため、近年では練石積み工法が多く実施されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
空石積み工法による護岸工においては、積み石の裏にできる空隙が魚類やカニ、エビ、水生昆虫等の水生生物の絶好の隠れ場所となっており、洪水時にはこれら水生生物の避難場所となる等、水辺の生態系を保つ上で重要な役割を果たしていた。しかしながら、練石積み工法による護岸工においては、積み石の隙間にコンクリートやモルタルが充填されており、水生生物の生息場所となり得る空間がなくなってしまうため、水生生物が生息し難くなり、水辺の生態系が保てなくなるといった危険性が指摘されている。
【0005】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、河川、湖沼ならびに海岸において当該水域の治水を図るとともに水生生物の生息を促して水辺の生態系を保護する水生生物生息用護岸構造物を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明においては次のような構成を有する水生生物生息用護岸構造物を採用する。本発明に係る水生生物生息用構造物は、河川、湖沼ならびに海岸において当該水域の治水を図るとともに水生生物の生息を促し自然の生態系を保護するための水生生物生息用護岸構造物であって、
前記水域沿岸に設けられた盛土と該盛土に沿って設けられた護岸壁との間に、水生生物の生息場所となる水生生物生息用構造体が設けられ、
前記水生生物生息用構造体は、水を流通させるとともに水生生物の通路となる開口部を有する筐体の内部に、節が抜かれた竹材と木材とを束ねた木竹束が収められ、
前記護岸壁には、前記水生生物生息用構造体に連通し該水生生物生息用構造体の内部に水の流れ生む流路となるとともに水生生物の通路となる流通孔が形成されていることを特徴とする。
【0007】
この水生生物生息用護岸構造物においては、護岸壁により護岸工に十分な強度が与えられる。これに加えて、当該水域から流通孔を通じて水生生物生息用構造体の内部に水が満たされ、さらに流通孔を通じて魚類やカニ、エビ、水生昆虫等の水生生物が水生生物生息用構造体の内部に侵入し、やがてここを生息場所とするようになる。また、水生生物生息用構造体を洪水時の避難場所としたり、魚道として利用したりすることで水生生物が当該水域に定着するようになり、水辺の生態系の保全が図られる。
【0008】
水生生物生息用構造体は、水を流通させるとともに水生生物の通路となる開口部を有する筐体の内部に、節が抜かれた竹材と木材とを束ねた木竹束および/または石が収められたものであることが望ましい。魚類をはじめ水生生物は自然なものに寄り添いたがる性質(趨触性)を備えているため、木竹束や石を収めることでより小さな空隙が多数形成されるので、多くの水生生物が水生生物生息用構造体に集まるようになる。
【0009】
流通孔の一部は、水生生物生息用構造体よりも上流側に配置されるとともに護岸壁から木竹束の一方の端面に連通するように設けられ、さらに水生生物生息用構造体よりも下流側に配置されるとともに護岸壁から木竹束の他方の端面に連通するように設けられることが望ましい。
【0010】
水生生物生息用構造体は、低水位よりも低い位置に設けられ、前記木竹束を構成する竹材には、内側の空間に貫通する複数の孔が形成されていることが望ましい。河川の流量が1年のうちの275日はこれを下回らないという流量を低水流量といい、このときの水位を一般に低水位というが、この水位よりも低い位置に水生生物生息用構造体を設けることにより、水生生物生息用構造体が渇水期を除くほとんどの期間、常に水面下に位置するので、水生生物の生息する環境が安定的に保持される。
【0011】
また、水生生物生息用護岸構造物には、水生生物生息用構造体に光を供給する採光孔が設けられ、採光孔の開口には強化ガラスが填め込まれていることが望ましい。採光孔を通して水生生物生息用構造体の観察ならびにメインテナンスを行うのに好都合であり、また、一般的に魚類によっては多少の光を必要とするため、採光孔を通して光を供給することで水生生物が生息するのにより好適な環境が形成されるからである。しかも、採光孔に強化ガラスをはめ込むことで孔内への土砂の流入が防止される。
流通孔は竹材で構成され、護岸壁の開口箇所の一部に、誘水板が設けられることが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明に係る水生生物生息用護岸構造物の実施形態を図1ないし図6に示して説明する。
図1は河川の改修工事において施工された水生生物生息用護岸構造物(以下、単に護岸構造物とする)の側断面図、図2は当該護岸構造物を河川の側から見た側面図(図1におけるII−II線矢視図)である。図において、符号1は岸辺に盛られた盛土、2は盛土1の法面に積み上げられた栗石、3は栗石2の上から施工された練石積みの護岸壁、4は盛土1と護岸壁3との間に設けられた粗朶蛇篭(水生生物生息用構造体)、5は粗朶蛇篭4に河川を流れる水を供給するとともに水生生物の通路ともなる流通孔、6は粗朶蛇篭4の背面を覆い盛土1側からの土砂の流入を阻止するシート、7は粗朶蛇篭4に自然の光を供給する採光孔である。
【0013】
護岸壁3は、盛土1の法面に沿って積み上げられたコンクリートブロック3aの背面にコンクリート3bが打設されることで一体化されており、強固な壁面を形成している。
【0014】
粗朶蛇篭4は、護岸壁3の裏側にあって低水位(L.W.L.)よりも低い位置に配置され、盛土1と栗石2とに埋設されている。また、護岸壁3と粗朶蛇篭4との間には板材8が予め配置されている。板材8は、コンクリート3bを打設する際に粗朶蛇篭4へのコンクリート3bの流入を阻止するとともに護岸壁3から粗朶蛇篭4に作用する圧力を分散させる働きを担っている。
【0015】
図3に粗朶蛇篭4の斜視断面図を示す。粗朶蛇篭4は、金属製の網を長さ1〜3m程度の箱形に加工した蛇篭9の内部に、間伐材や竹材等を束ねた木竹束10と河川で採れた天然栗石11とが複数収められたものである。木竹束10は、蛇篭9の長さ方向にほぼ同じ長さとなるように複数連続して配置され、天然栗石11は木竹束10の周囲を取り囲むようにして蛇篭9に詰められている。
【0016】
木竹束10は、長さ100〜300cm程度に切断した直径60〜100mm程度の孟宗竹12を中心にして、その周囲に孟宗竹12と同程度の長さに切断した直径30〜70mm程度の真竹13ならびに竹の小枝14を孟宗竹12と同方向に向けて配設し、さらにその周囲を孟宗竹12等と同程度の長さに切断された直径20mm〜100mm程度の雑木15で取り囲み、針金やビニール紐等の拘束帯16によってこれらを縛り上げて束状にしたものである。孟宗竹12には、内側の空間に貫通する孔12aが側面全体にわたって複数形成されている。また、孟宗竹12も真竹13もすべて節が抜かれて筒状となっている。
【0017】
図4は護岸構造物の平断面図(図1におけるIV−IV線矢視断面図)である。流通孔5は、栗石2の間に埋設された竹材を利用し、護岸壁3を貫通するようにして設けられている。また、河川の上流側に位置する流通孔5aは河川から粗朶蛇篭4に向けて水が流入し易いように、下流側に位置する流通孔5bは粗朶蛇篭4から水が滞り無く流出するように、それぞれ河川の流れ方向に対して斜めに配置されている。
【0018】
流通孔5a,5bの他にも、護岸壁3を貫通するようにして複数の流通孔5cが設けられている。これら流通孔5cは、粗朶蛇篭4への水の流通を助けるとともに魚類やカニ、エビ、水生昆虫等の水生生物の通路となるべく、粗朶蛇篭4の側面に連通するように配置されている。
【0019】
各流通孔5a,5b,5cは、護岸壁3側から見て僅かに上方に傾斜するように形成されている。流通孔5a,5bは低水位時の河川の流速を考慮し、粗朶蛇篭4に流入する水量が多くなるように、十分な大きさの口径が確保されている。また、主に水生生物の通路となる流通路5cの口径はいずれも一定ではなく、場所によって異なる水生生物が出入りするように大小様々に形成されている。
【0020】
シート6は、粗朶蛇篭4ならびに粗朶蛇篭4の両端に連続して配置された流通孔5a,5bを盛土1側から包むようにして設けられている。シート6は目の詰まった繊維質で、土砂の流通を阻止しつつ水の流通を許容するようになっており、盛土1側の土砂が粗朶蛇篭4に流入するのを防止している。
【0021】
採光孔7は、護岸壁3側を河川の水面よりも高い位置に開口させるように、護岸壁3側に向けて上方に貫通するようにして設けられている。護岸壁3側の開口には強化ガラス7aが填め込まれて土砂の流入が阻止されている。
【0022】
ところで、流通孔5aへ水が流入し難い場合には、護岸壁3に開口する流通孔5aに水を流入させるように工夫がなされる。例えば、図5に示すように流通孔5aの下流側に合成ゴム製の誘水板17が配置される。誘水板17は、護岸壁3を正面から見ると上端を河川の下流側に傾けた状態で固定されており、河床近くを流れる水を流通孔5aに誘導するようになっている。また、図6に示すように流通孔5aの下流側に筒を反割にした合成ゴム製の誘水板18が配置される。
【0023】
上記のように構成された護岸構造物においては、練石積みの護岸壁3により護岸工に十分な強度が与えられて治水が図られる。これに加えて、護岸壁3の裏側に粗朶蛇篭4が埋設された状態となるので、ここに魚類やカニ、エビ、水生昆虫等の水生生物の生息場所となり得る空間が形成される。そして、この空間に流通孔5a,5b,5cを通じて河川の水が流通することで水生生物の生息に適した環境が創られる。
【0024】
例えば、木竹束10には竹の小枝14、雑木15等で小さな小さな隙間が多数形成されるので、ここにカニ、エビ、水生昆虫等が好んで生息するようになる。魚の種類によってはここを産卵場所とするものが現れるようになる。天然栗石11が詰められた空間には小型の魚類が生息するようになる。
【0025】
さらに、様々な大きさの魚類が各流通孔5a,5b,5cに出入りし、粗朶蛇篭4に生息する小型の魚類、カニ、エビ、水生昆虫等を補食するようになる。鰻等は流通孔5cをそのまま住みかとするようになる。
【0026】
粗朶蛇篭4は護岸壁3の裏側に埋設された状態となっているので、洪水時のように水の流れが激しくなった場合でも木竹束10や天然栗石11の流出が防止されて水生生物が生息し易い環境が保護される。また、木竹束10は常に水中にあって空気に触れないので腐食が進み難い。
【0027】
このように、上記のように構成された護岸構造物によれば、護岸工に十分な強度が与えられるとともに、魚類やカニ、エビ、水生昆虫等の水生生物が生息し易い環境が創られることで、河川改修後も水辺をより自然な状態に保つことができる。
【0028】
上記実施形態においては、木竹束10と天然栗石11とを詰めた粗朶蛇篭4を採用しているが、木竹束10を用いず、間伐材や粗朶、竹の小枝等のそのまま蛇篭9に収めて使用しても構わない。また、天然栗石11には護岸工を施工する河川で採れる石を利用することが望ましいが、都合がつかない場合には別の場所で採れた石でも構わない。
【0029】
流通孔5a,5b,5cはいずれも節を抜いた竹材を利用して形成されているが、強度が足りない場合には塩化ビニールやコンクリート等により加工された管状部材を使用しても構わない。
【0030】
シート6には繊維質のものが使用されているが、かわりに間伐材や粗朶等を使用しても構わない。また、板材8にかえてシート6と同じ材質のものを使用してもよい。
【0031】
採光孔7は盛土1側に設けても構わないし、採光孔7を粗朶蛇篭4の観察窓をして利用しても構わない。また、観察窓として別の孔を設けても構わないが、観察孔には土砂の流入を防ぐキャップを用意しておくことが望ましい。
【0032】
河川の水位が低く流通孔5に水が流入し難い場合には、護岸壁3に沿う河床に寄石を敷いて水位をあげるようにしても構わない。
【0033】
また、上記実施形態においては、流通孔5a,5bをほぼ同径に構成した例を示しているが、流通孔5aの口径を流通孔5bの3〜5倍の大きさとしてもよい。主に魚の通路となる流通孔5cから河川に向けて若干の水の流れを作り出すことにより、魚類の向流性(水の流れに逆らって泳ごうとする性質)を利用して粗朶蛇篭4に魚類を呼び込む効果が期待できるからである。
【0034】
次に、本発明に係る水生生物生息用護岸構造物の他の実施形態を図7ないし図9に示す。
図7に示す護岸構造物では、粗朶蛇篭4のかわりに、ヒューム管20の内部に木竹束10と天然栗石11とを収めたものが使用されている。木竹束10は、ヒューム管20の長さ方向にほぼ同じ長さとなるように複数連続して配置され、天然栗石11は木竹束10の周囲を取り囲むようにしてヒューム管20に詰められている。また、流通孔5cは、ヒューム管20の側壁を貫通して形成されている。
【0035】
この護岸構造物は、水生生物の生息空間を形成する木竹束10や天然栗石11がヒューム管20によって保護されるため、比較的流れの速い河川や水量の多い大河川における護岸工に適している。なお、ヒューム管20にかえて素焼きの陶管を使用してもよい。
【0036】
図8に示す護岸構造物では、粗朶蛇篭4のかわりに、間伐材を櫓のように組み合わせた枠体30の内部に木竹束10と天然栗石11とを収めたものが使用されている。枠体30は、3本の間伐材31を三角形をなすように組んだものを、さらに複数重ね合わせて櫓のように組み合わせたものである。
【0037】
護岸壁3と枠体30との間には、コンクリート3bを打設する際に枠体30内へのコンクリート3bの流入を阻止するための間伐材32が配置されている。また、盛土1に接する枠体30の側面は、盛土1側からの土砂の流入を阻止するためのシート33に覆われている。
【0038】
図9に示す護岸構造物では、粗朶蛇篭4のかわりに、魚道を構成するコンクリートボックス40が埋設されている。コンクリートボックス40は、低水位においても水が十分に流れる深さに設置されている。この護岸構造物は、落差の少ない堰等で魚道を設けることができない箇所に適している。なお、コンクリートボックス40にかえてヒューム管41を使用してもよい。
【0039】
上記実施形態では河川改修の際の護岸工を例に説明を進めたが、本発明に係る護岸構造物は河川に限らず湖沼や海岸の水域においても適用可能な技術である。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る水生生物生息用護岸構造物によれば、護岸壁により護岸工に十分な強度が与えられることに加えて、水域から流通孔を通じて水生生物生息用構造体の内部に水が満たされ、さらに流通孔を通じて魚類やカニ、エビ、水生昆虫等の水生生物が水生生物生息用構造体の内部に侵入し、ここを生息場所とするようになることで、河川の改修後も水辺の生態系をより自然な状態に保つことができる。
また、水生生物生息用構造体は護岸壁の裏側に設置されるので、洪水時のように水の流れが激しくなった場合でも水生生物の生息に適した環境を保護することができる。
【0041】
水生生物生息用構造体に、水を流通させる開口部を有する筐体の内部に複数の塊体が収められたものを採用し、塊体を寄せ集めて狭い空間を形成することにより、水生生物の快適な生息場所となり得る空間を水生生物生息用構造体に多数形成することができる。
【0042】
塊体に木材および/または石を用いることで、水生生物の趨触性を利用してより多くの水生生物を水生生物生息用構造体に集めることができる。
【0043】
水生生物生息用構造体が低水位よりも低い位置に設けられることで、水生生物生息用構造体が渇水期を除くほとんどの期間、常に水面下に位置するので、水生生物の生息する環境を安定的に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水生生物生息用護岸構造物の実施形態を示す側断面図である。
【図2】図1におけるII−II線矢視図である。
【図3】図1における粗朶蛇篭の斜視断面図である。
【図4】図1におけるIV−IV線矢視断面図である。
【図5】流通孔へ水の流入を促すための誘水板を示す側面図ならびに側断面図である。
【図6】同じく、流通孔へ水の流入を促すための誘水板を示す側面図である。
【図7】本発明に係る水生生物生息用護岸構造物の他の実施形態を示す図であって、粗朶蛇篭にヒューム管を用いた例を示す側断面図である。
【図8】同じく、粗朶蛇篭に間伐材で組んだ枠体を用いた例を示す側断面図である。
【図9】同じく、粗朶蛇篭のかわりに魚道を構成するコンクリートボックスまたはヒューム管を用いた例を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 盛土
2 栗石
3 護岸壁
4 粗朶蛇篭
5 流通孔
6 シート
7 採光孔
10 木竹束
11 天然栗石[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a revetment structure for controlling floodwaters in rivers, lakes, and coasts.
[0002]
[Prior art]
In rehabilitation work and disaster recovery work on rivers, assuming floods, the rivers are expanded to make the meandering rivers straight, gathering in rivers to make the water collected in the rivers flow down to the sea more quickly In order to increase the ability of water to flow down, measures have been taken, such as eliminating rivers and pools, making the riverbed flat and smooth.
[0003]
The revetment works implemented as part of the above countermeasures include the empty masonry method using split stone and gravel for backfilling masonry, and the masonry masonry using concrete block and stone for masonry and backfill using concrete or mortar. There are construction methods. The empty masonry method is a method established based on experience from ancient times, but since the strength is inferior to that of the masonry masonry method, in recent years, the masonry masonry method has been frequently implemented.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the revetment method using the empty masonry method, the void behind the masonry is a great place to hide aquatic organisms such as fish, crabs, shrimp, aquatic insects, etc. And played an important role in maintaining the waterside ecosystem. However, in the revetment method using the masonry masonry method, concrete and mortar are filled in the gaps of the masonry, and there is no space where aquatic organisms can live.Therefore, it becomes difficult for aquatic organisms to inhabit. The danger that the system cannot be maintained has been pointed out.
[0005]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and has an aquatic habitat revetment structure that aims to control floodwaters in rivers, lakes, and shores and promotes aquatic life, thereby protecting a waterside ecosystem. It is intended to provide.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention employs a seawall structure for aquatic organisms having the following configuration. An aquatic habitat structure according to the present invention is an aquatic habitat revetment structure for controlling floodwaters in rivers, lakes, marshes and coasts, and promoting aquatic life and protecting natural ecosystems. ,
Between the embankment provided along the coast of the water area and the revetment wall provided along the embankment, an aquatic habitat structure serving as an aquatic habitat is provided,
The structure for aquatic life inhabits a wooden bamboo bundle in which knotted bamboo material and wood are bundled in a housing having an opening serving as a passage for aquatic organisms while distributing water,
The revetment wall is formed with a flow hole that communicates with the aquatic habitat structure and serves as a flow passage for water flow inside the aquatic habitat structure and serves as a passage for aquatic organisms. Features.
[0007]
In this seawall structure for aquatic habitats, the seawall provides sufficient strength to the seawall. In addition to this, the inside of the aquatic habitat structure is filled with water from the water area through the distribution hole, and aquatic organisms such as fish, crabs, shrimp, and aquatic insects pass through the circulation hole inside the aquatic habitat structure. Invaders and eventually become a habitat. In addition, by using the aquatic organism habitat as an evacuation site in the event of a flood or as a fishway, aquatic organisms can be established in the water area, thereby conserving the waterside ecosystem.
[0008]
The structure for aquatic life inhabits a wooden bamboo bundle and / or a stone in which knotted bamboo material and wood are bundled in a housing having an opening that serves as a passage for aquatic organisms while circulating water. Is desirable. Fish and other aquatic organisms have a tendency to snuggle up to nature (trendability), so many small aquatic organisms are formed by storing wood and bamboo bundles and stones. They will collect on the aquatic habitat structures.
[0009]
A part of the circulation hole is located upstream of the structure for aquatic organisms and is provided so as to communicate from the revetment wall to one end face of the wooden bamboo bundle, and further downstream from the structure for aquatic organisms. It is desirable to be arranged on the side and to be provided so as to communicate from the revetment wall to the other end face of the wooden bamboo bundle.
[0010]
It is preferable that the aquatic organism inhabiting structure is provided at a position lower than the low water level, and the bamboo material constituting the wooden bamboo bundle has a plurality of holes penetrating into an inner space . The flow rate where the river flow rate does not fall below 275 days of the year is called the low water flow rate, and the water level at this time is generally called the low water level, but a structure for aquatic organisms shall be provided at a position lower than this water level. Accordingly, the aquatic organism inhabiting environment is stably maintained because the aquatic organism inhabiting structure is always located below the water surface during most periods except the drought period.
[0011]
Further, it is preferable that the seawall structure for aquatic life inhabiting is provided with a lighting hole for supplying light to the structure for aquatic life inhabiting, and the opening of the daylighting hole is filled with tempered glass . It is convenient for observing and maintaining structures for aquatic organisms through the light hole, and because some fish generally require some light, supplying light through the light hole allows the aquatic organisms to emit light. This is because a more favorable environment for inhabiting is formed. Moreover, the inflow of earth and sand into the hole can be prevented by inserting the tempered glass into the lighting hole.
It is desirable that the circulation hole is made of bamboo material and a water guide plate is provided at a part of the opening of the revetment wall.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of a revetment structure for aquatic organisms according to the present invention will be described with reference to FIGS.
FIG. 1 is a side cross-sectional view of a seawall protection structure for aquatic organisms (hereinafter simply referred to as a seawall structure) constructed in a river improvement work, and FIG. 2 is a side view of the seawall structure viewed from a river side ( FIG. 2 is a view taken along line II-II in FIG. 1). In the figure,
[0013]
The
[0014]
The
[0015]
FIG. 3 shows a perspective cross-sectional view of the
[0016]
The
[0017]
FIG. 4 is a plan sectional view (a sectional view taken along line IV-IV in FIG. 1) of the seawall structure. The circulation holes 5 are provided so as to penetrate the
[0018]
In addition to the
[0019]
Each of the
[0020]
The
[0021]
The
[0022]
By the way, when it is difficult for water to flow into the
[0023]
In the revetment structure configured as described above, the
[0024]
For example, since many small small gaps are formed in the
[0025]
Further, fishes of various sizes enter and exit through the
[0026]
Since the
[0027]
Thus, according to the revetment structure configured as described above, while providing sufficient strength to the revetment works, an environment is created in which aquatic organisms such as fish, crabs, shrimp, and aquatic insects can easily inhabit. Therefore, the waterside can be kept more natural after the river improvement.
[0028]
In the above-described embodiment, the
[0029]
Each of the
[0030]
Although the
[0031]
The
[0032]
When the water level of the river is low and it is difficult for water to flow into the
[0033]
Further, in the above embodiment, an example is shown in which the flow holes 5a and 5b are configured to have substantially the same diameter, but the diameter of the
[0034]
Next, another embodiment of the seawall structure for aquatic organisms according to the present invention is shown in FIGS. 7 to 9.
In the revetment structure shown in FIG. 7, a structure in which a
[0035]
This revetment structure is suitable for revetment works in relatively fast-flowing rivers and large rivers with a large amount of water, since the wood and
[0036]
In the revetment structure shown in FIG. 8, instead of the
[0037]
A thinning
[0038]
In the revetment structure shown in FIG. 9, a
[0039]
In the above-described embodiment, the description has been given by taking the revetment work at the time of river rehabilitation as an example. However, the revetment structure according to the present invention is a technology applicable to not only rivers but also lakes and coastal waters.
[0040]
【The invention's effect】
As described above, according to the revetment structure for aquatic organisms according to the present invention, in addition to the revetment wall being provided with sufficient strength for the revetment work, the structure of the aquatic organisms revetment structure from the water area through the distribution hole is provided. The inside is filled with water, and aquatic organisms such as fish, crabs, shrimps, and aquatic insects enter the aquatic habitat structures through distribution holes and become habitats. After rehabilitation, the waterside ecosystem can be kept more natural.
In addition, since the aquatic habitat structure is installed behind the revetment wall, it is possible to protect an environment suitable for aquatic habitat even when the flow of water becomes severe as in a flood.
[0041]
By adopting a structure that contains a plurality of lumps inside a housing that has an opening through which water flows, the structure for aquatic life inhabits and collects the lumps to form a narrow space. A large number of spaces that can be a comfortable habitat for the aquatic organism can be formed in the structure for aquatic organisms.
[0042]
By using wood and / or stone for the agglomerates, more aquatic organisms can be collected in the aquatic habitat structure using the aquatic organism's tendency.
[0043]
The aquatic habitat structure is located below the water level, so that the aquatic habitat structure is always under the water for most of the period except for the drought season, thus stabilizing the environment in which aquatic organisms live. Can be held in place.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side sectional view showing an embodiment of a seawall structure for aquatic organisms according to the present invention.
FIG. 2 is a view taken along line II-II in FIG.
FIG. 3 is a perspective sectional view of the savory gabion in FIG. 1;
FIG. 4 is a sectional view taken along line IV-IV in FIG. 1;
5A and 5B are a side view and a side sectional view showing a water guiding plate for promoting the flow of water into the circulation hole.
FIG. 6 is a side view showing a water guide plate for urging water to flow into the circulation hole.
FIG. 7 is a diagram showing another embodiment of the seawall structure for aquatic organisms according to the present invention, and is a side sectional view showing an example in which a fume tube is used for a rough gabion.
FIG. 8 is a side sectional view showing an example in which a frame made of thinned wood is used for the savory gabion.
FIG. 9 is a side sectional view showing an example in which a concrete box or a fume tube constituting a fishway is used instead of the savory gabion.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記水域沿岸に設けられた盛土と該盛土に沿って設けられた護岸壁との間に、水生生物の生息場所となる水生生物生息用構造体が設けられ、
前記水生生物生息用構造体は、水を流通させるとともに水生生物の通路となる開口部を有する筐体の内部に、節が抜かれた竹材と木材とを束ねた木竹束が収められ、
前記護岸壁には、前記水生生物生息用構造体に連通し該水生生物生息用構造体の内部に水の流れ生む流路となるとともに水生生物の通路となる流通孔が形成されていることを特徴とする水生生物生息用護岸構造物。An aquatic habitat revetment structure for rivers, lakes and coasts to control the water area and promote aquatic life and protect natural ecosystems,
Between the embankment provided along the coast of the water area and the revetment wall provided along the embankment, an aquatic habitat structure serving as a habitat for aquatic organisms is provided,
The structure for aquatic life inhabits a wooden bamboo bundle in which knotted bamboo material and wood are bundled in a housing having an opening that serves as a passage for water and aquatic organisms,
The revetment wall is formed with a flow hole that communicates with the aquatic habitat structure and serves as a flow passage for water flow inside the aquatic habitat structure and a passage for aquatic organisms. A revetment structure for aquatic habitats.
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