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JP3697757B2 - サーミスタ回路監視装置 - Google Patents

サーミスタ回路監視装置 Download PDF

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JP3697757B2
JP3697757B2 JP27532795A JP27532795A JP3697757B2 JP 3697757 B2 JP3697757 B2 JP 3697757B2 JP 27532795 A JP27532795 A JP 27532795A JP 27532795 A JP27532795 A JP 27532795A JP 3697757 B2 JP3697757 B2 JP 3697757B2
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Japan
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resistor
thermistor
voltage
signal
switching element
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秀樹 山川
光男 横畑
博之 千田
祥男 赤松
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N5/00Systems for controlling combustion
    • F23N5/02Systems for controlling combustion using devices responsive to thermal changes or to thermal expansion of a medium
    • F23N5/14Systems for controlling combustion using devices responsive to thermal changes or to thermal expansion of a medium using thermo-sensitive resistors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガス燃焼機器のサーミスタ回路監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ガス調理器の調理油過熱防止装置普及のため、より安価な過熱防止装置が必要となってきている。
【0003】
従来の過熱防止装置は、センサーとして温度変化に対する抵抗値の変化が小さい、B定数が小さなサーミスタを使用して、抵抗値の変化を電圧に変換するための分圧抵抗を1本で検知していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、より安価な過熱防止装置の必要から安価なサーミスタを使用すると、安価なサーミスタは一般にB定数が大きいため、温度変化に対する抵抗値の変化が大きく、使用温度範囲が0度から数百度とすると、抵抗値は数MΩから百数十Ωまで変化するので1本の分圧抵抗で広い温度範囲を検知しようとすると、高温または低温部で、著しく感度が悪化する。そこで、複数の分圧抵抗を切り換えることで感度の悪化を改善しようとすると、サーミスタの抵抗値が大きいときに第2の抵抗が断線した場合に、電圧監視手段の入力インピーダンスが小さいと、第1の電圧がグランド電位にまで下がらず、比較器による単純な比較のみでは、第2の抵抗が断線が検知できない。
【0005】
また、スイッチング素子のロスによる電圧降下や、サーミスタのB定数のばらつきが大きい場合、サーミスタの抵抗値が大きいと、第1の抵抗の短絡によって第2の電圧が高くなっても、スイッチング素子のロスやサーミスタのばらつきによる電圧誤差範囲と重なってしまい、第1の抵抗の短絡が検知できない。
【0006】
また、サーミスタのB定数のばらつきが大きい場合、第1の抵抗の断線によって第2の電圧が低くなっても、サーミスタのばらつきによる電圧誤差範囲と重なってしまい、第1の抵抗の断線が検知できない。
【0007】
逆にばらつきが小さなものを使用すると、高価になる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記課題を解決するために、電源に接続されたスイッチング素子と、前記スイッチング素子をスイッチングさせるためのスイッチング手段と、前記スイッチング素子に直列に接続された第1の抵抗と、前記第1の抵抗に直列に接続され、他端をグランド電位に接続したサーミスタと、一端を前記第1の抵抗と前記サーミスタとの接続点に接続され、他端を前記電源に接続した第2の抵抗と、前記接続点に接続され前記接続点の信号を監視して、信号が予め決めておいた状態になるとガス通路に設けられた電磁弁を閉じる信号監視手段とを備え、前記スイッチング素子が非導通状態の前記接続点の第1の信号が所定の範囲にあり、且つ、前記スイッチング素子が導通状態の前記接続点の第2の信号との差が、所定の値以下であると、前記電磁弁を閉じる構成とした。
【0009】
この構成により、第1の電圧の範囲と、第1の電圧と第2の電圧の差とをスイッチング素子のロスによる電圧降下や、サーミスタのB定数のばらつきによる電圧誤差範囲を無視できる値にすることで、第1の抵抗の短絡検知ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
上記課題を解決するため、本発明の第1の手段として、電源に接続されたスイッチング素子と、そのスイッチング素子に直列に接続された第1の抵抗と、第1の抵抗とスイッチング素子が接続された端子と反対側の端子に接続され、他端を前記電源に接続された第2の抵抗と、第1の抵抗と第2の抵抗の結節点に接続され、他端をグランド電位に接続したサーミスタと、スイッチング素子をスイッチングさせるためのスイッチング手段と、第1の抵抗とサーミスタとの結節点に接続され、その結節点の電圧を監視して所定の電圧状態になるとガス通路に設けられた電磁弁を閉じる電圧監視手段により構成され、スイッチング素子が非導通状態での第1の抵抗とサーミスタとの接続点の第1の電圧が、所定の電圧範囲にあり、且つ、スイッチング素子が導通状態での第1の抵抗とサーミスタとの接続点の第2の電圧との差が、所定の電圧以下であると、電磁弁を閉じるようにした。
【0011】
また、第2の手段として、第2の電圧が、所定の電圧範囲の時に、第1の電圧と第2の電圧との差が、所定の電圧以下であると、電磁弁を閉じるようにした。
【0012】
また、第3の手段として、電源に接続されたスイッチング素子と、スイッチング素子に直列に接続された第1の抵抗と、第1の抵抗とスイッチング素子が接続された端子と反対側の端子に接続され、他端を電源に接続された第2の抵抗と、第1の抵抗と第2の抵抗との結節点に接続され、他端をグランド電位に接続したサーミスタと、スイッチング素子をスイッチングさせるためのスイッチング手段と、第1の抵抗とサーミスタとの結節点に接続され、その結節点の電圧を監視して、所定の電圧状態になると、ガス通路に設けられた電磁弁を閉じる電圧監視手段により構成され、スイッチング素子が非導通状態の第1の抵抗とサーミスタとの接続点の第1の電圧が、所定の電圧範囲の時に、スイッチング素子が導通状態での第1の抵抗とサーミスタとの接続点の第2の電圧が、所定の電圧以下であると、前記電磁弁を閉じるようにした。
【0013】
また、第4の手段として、第1の電圧が、所定の電圧範囲の時に、第2の電圧の電圧が、所定の電圧以下であると、電磁弁を閉じるようにした。
【0014】
本発明は上記した構成によって、第1の電圧の範囲と第1の電圧と第2の電圧との差をスイッチング素子のロスによる電圧降下や、サーミスタのB定数のばらつきによる電圧誤差範囲を無視できる値にすることで、第1の抵抗の短絡検知ができる。
【0015】
また、第2の電圧を適切な範囲と第1の電圧と第2の電圧との差をサーミスタのB定数のばらつきによる電圧誤差範囲を無視できる値にすることで、第1の抵抗の断線検知ができる。
【0016】
また、第1の電圧を電圧監視手段の入力インピーダンスが無視できる範囲にして、第2の電圧をサーミスタのB定数のばらつきによる電圧誤差範囲を無視できる値にすることで、第2の抵抗の断線検知ができる。
【0017】
また、第2の電圧を電圧監視手段の入力インピーダンスが無視できる範囲にして、第1の電圧をサーミスタのB定数のばらつきによる電圧誤差範囲を無視できる値にすることで、第2の抵抗の断線検知ができる。
【0018】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明のサーミスタ回路監視装置の一実施の形態の構成を示す図である。図1において、電源に接続されたスイッチング素子としてのトランジスタ1にはスイッチング手段5が接続され、そのトランジスタ1には、第1の抵抗2とサーミスタ4が直列に接続されている。更に、トランジスタ1と第1の抵抗2には、並列に第2の抵抗3が接続され、第1の抵抗2と第2の抵抗3とサーミスタ4の結節点には、電圧監視手段7が接続されている。スイッチング手段5は、所定の周期でトランジスタ1をオン、オフする。
【0019】
電圧監視手段7の入力信号6は、サーミスタ4の抵抗値の変化とトランジスタ1のオン、オフに応じて変化する。電圧監視手段7は、入力信号6の状態に応じて、出力信号10によりトランジスタ11を制御し、電磁弁12を開閉する。
【0020】
抵抗8、抵抗9は、電圧監視手段7の入力抵抗を表している。
図2は、装置が正常に作動している場合に、サーミスタ4の抵抗値と入力信号6との特性図である。13と14は、トランジスタ1がオンの時、15と16はトランジスタ1がオフの時の特性で、13と14、及び、15と16の幅は、サーミスタ4やトランジスタ1の飽和電圧、及び、電圧監視手段7の入力抵抗のばらつきを含んだ場合の一例である。
【0021】
図3は、第1の抵抗2が短絡した場合の図2と同様の特性図で、17と18はトランジスタ1がオンの時、19と20はトランジスタ1がオフの時の特性である。図2と図3の特性図は、範囲Aの部分において、トランジスタ1がオンの時の入力信号6に差がある。従って、トランジスタ1がオフの時の入力信号6が範囲Aにあるときに、トランジスタ1がオンの時とオフの時のそれぞれの入力信号6の差が通常の場合と異なる場合に出力信号10によってトランジスタ11をオフして電磁弁12を閉弁するように電圧監視手段7の諸定数を決めることで、第1の抵抗2の短絡が検知できる。
【0022】
図4は、第1の抵抗2または、トランジスタ1のエミッタまたはコレクタが断線した場合の図2と同様の特性図である。トランジスタ1がオンの時とオフの時の特性は重なってしまい、21及び22となる。図2と図4の特性図では、範囲Bの部分において、トランジスタ1がオンの時とオフの時の入力信号6の差に違いがある。従って、図4においてトランジスタ1がオンの時の入力信号6が範囲Bにあるときに、トランジスタ1がオンの時とオフの時のそれぞれの入力信号6の値の差が図2の時と異なった場合は、出力信号10によってトランジスタ11をオフして電磁弁12を閉弁するように電圧監視手段7の諸定数を決めることで、第1の抵抗2または、トランジスタ1のエミッタかコレクタが断線した場合、安全にガスを遮断できる。
【0023】
図5は、第2の抵抗3が断線した場合の図2と同様の特性図である。23と24は、トランジスタ1がオンの時、25と26は、トランジスタ1がオフの時の特性である。25は、電圧監視手段7の入力抵抗8及び9が入力信号6の出力抵抗に対して無視できない場合で、26は、電圧監視手段7の入力抵抗8及び9が入力信号6の出力抵抗に対して無視できる場合である。電圧監視手段7の入力抵抗8及び9が、入力信号6の出力抵抗に対して無視できない場合、図2と図5の特性図では、範囲Cの部分に、トランジスタ1がオフの時の入力信号6に差がある。従って、トランジスタ1がオフの時またはオンの時の入力信号6が範囲Cにあるときに、トランジスタ1がオンの時とオフの時のそれぞれの入力信号6の値が通常の状態と異なった場合は、出力信号10によってトランジスタ11をオフして電磁弁12を閉弁するように電圧監視手段7の諸定数を決めることで、第1の抵抗2の短絡が検知できる。
【0024】
図6は、トランジスタ1のエミッタとコレクタの間が短絡した場合の図2と同様の特性図である。トランジスタ1がオンの時とオフの時の差はなくなり、27及び28となる。図2と図5の特性図では、範囲Dの部分において、トランジスタ1がオンの時とオフの時の入力信号6の差に違いがある。従って、トランジスタ1がオンの時の入力信号6が範囲Dにあるときに、トランジスタ1がオンの時とオフの時のそれぞれの入力信号6の値の差が図2の時と異なった場合には、出力信号10によってトランジスタ11をオフして電磁弁12を閉弁するように電圧監視手段7の諸定数を決めることで、トランジスタ1のエミッタ、コレクタ間の短絡が検知できる。
【0025】
【発明の効果】
本発明のサーミスタ回路監視装置によれば、下記の効果がある。
【0026】
(1)第1の電圧の範囲と第1の電圧と第2の電圧との差を、スイッチング素子のロスによる電圧降下やサーミスタのB定数のばらつきによる電圧誤差範囲を無視できる値にすることで、第1の抵抗の短絡検知ができるので、第1の抵抗が短絡しても不安全にならず、且つ、温度変化に対する抵抗値の変化が大きな、B定数が大きいサーミスタを精度良く使用できる。
【0027】
(2)第2の電圧の範囲と第1の電圧と第2の電圧との差を、サーミスタのB定数のばらつきによる電圧誤差範囲を無視できる値にすることで、第1の抵抗が断線または、スイッチング素子が断線した場合に電磁弁を閉弁することで、不安全にならず、且つ、温度変化に対する抵抗値の変化が大きな、B定数が大きいサーミスタを精度良く使用できる。
【0028】
(3)第1の電圧を電圧監視手段の入力インピーダンスが無視できる範囲にして、第2の電圧をサーミスタのB定数のばらつきによる電圧誤差範囲を無視できる値にすることで、第2の抵抗の断線検知ができるので、第2の抵抗が断線しても不安全にならず、且つ、温度変化に対する抵抗値の変化が大きな、B定数が大きいサーミスタを精度良く使用できる。
【0029】
(4)第2の電圧を電圧監視手段の入力インピーダンスが無視できる範囲にして、第1の電圧をサーミスタのB定数のばらつきによる電圧誤差範囲を無視できる値にすることで、第2の抵抗の断線検知ができるので、第2の抵抗が断線しても不安全にならず、且つ、温度変化に対する抵抗値の変化が大きな、B定数が大きいサーミスタを精度良く使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のサーミスタ回路監視装置の構成を示す図
【図2】同サーミスタ回路監視装置のサーミスタの抵抗値と入力信号との関係を示す特性図
【図3】同サーミスタ回路監視装置において、第1の抵抗が短絡した場合の特性図
【図4】同サーミスタ回路監視装置において、第1の抵抗または、トランジスタ1のエミッタかコレクタが断線した場合の特性図
【図5】同サーミスタ回路監視装置において、第2の抵抗が断線した場合の特性図
【図6】同サーミスタ回路監視装置において、トランジスタ1のエミッタ、コレクタ間が短絡した場合の特性図
【符号の説明】
1、11 トランジスタ(スイッチング素子)
2 第1の抵抗
3 第2の抵抗
4 サーミスタ
5 スイッチング手段
7 電圧監視手段
8、9 抵抗
12 電磁弁

Claims (4)

  1. 電源に接続されたスイッチング素子と、前記スイッチング素子をスイッチングさせるためのスイッチング手段と、前記スイッチング素子に直列に接続された第1の抵抗と、前記第1の抵抗に直列に接続され、他端をグランド電位に接続したサーミスタと、一端を前記第1の抵抗と前記サーミスタとの接続点に接続され、他端を前記電源に接続した第2の抵抗と、前記接続点に接続され前記接続点の信号を監視して、信号が予め決めておいた状態になるとガス通路に設けられた電磁弁を閉じる信号監視手段とを備え、前記スイッチング素子が非導通状態の前記接続点の第1の信号が所定の範囲にあり、且つ、前記スイッチング素子が導通状態の前記接続点の第2の信号との差が、所定の値以下であると、前記電磁弁を閉じることを特徴とするサーミスタ回路監視装置。
  2. 請求項1記載のサーミスタ回路監視装置において、第2の信号が所定の範囲である場合に、第1の信号と前記第2の信号との差が所定の値以下であると、電磁弁を閉じることを特徴とするサーミスタ回路監視装置。
  3. 電源に接続されたスイッチング素子と、前記スイッチング素子をスイッチングさせるためのスイッチング手段と、前記スイッチング素子に直列に接続された第1の抵抗と、前記第1の抵抗に直列に接続され、他端をグランド電位に接続したサーミスタと、前記第1の抵抗と前記サーミスタとの接続点に接続され、他端を前記電源に接続した第2の抵抗と、前記接続点に接続され、前記接続点の信号を監視して、信号が予め決めておいた状態になると、ガス通路に設けられた電磁弁を閉じる信号監視手段により構成され、前記スイッチング素子が非導通状態での前記接続点の第1の信号が所定の範囲の時に、前記スイッチング素子が導通状態の前記接続点の第2の信号が所定の値以下であると、前記電磁弁を閉じることを特徴とするサーミスタ回路監視装置。
  4. 請求項3記載のサーミスタ回路監視装置において、第1の信号が所定の範囲である場合に、第2の信号が所定の値以下であると、電磁弁を閉じることを特徴とするサーミスタ回路監視装置。
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