JP3695782B2 - ジスルフィド化合物 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、海水中もしくは工業用水系における有害生物の付着、繁殖による被害の防止を目的とする水中有害生物防除剤、スライム防止剤、殺菌剤、抗菌剤、農薬、医薬等として有用なアルキル−置換メチルジスルフィド化合物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
水中構造物、例えば、船舶、港湾施設、浮標、パイプライン、橋梁、海底油田掘削設備、発電所あるいは臨海プラントの導水路管、漁網や養殖用筏などにはフジツボ、イガイ、アオサなどの大型付着動植物および珪藻、バクテリアなどの微細生物が付着し構造物の腐食、船舶の海水摩擦抵抗の増大、漁網の目詰りによる魚介類の大量ヘイ死、重量増加による沈降や作業能率の低下などの被害が発生する。また河川水や湖水などの自然水を利用した冷却水などの工業用水系および中、上水道水を使用する循環式冷却装置などでは、バクテリア、珪藻、ラン藻、アオミドロなどが異常繁殖し、水質の悪化や器壁への付着による冷却効率の低下や水管の閉塞、流量減少などの障害を引き起こす。
【0003】
このような水中の有害生物による被害を防止するために、亜酸化銅、ロダン化銅、酸化水銀などの無機重金属化合物、あるいはトリブチル錫オキサイド、トリフェニル錫オキサイド、トリブチル錫(メタ)アクレリート重合物などの有機金属化合物を含有する防汚剤を用いることが行われている。
【0004】
しかしながら、従来用いられていたこれらの化合物は人体に対する毒性が極めて強く、取り扱いに特別の注意を要するだけではなく、魚体への蓄積による奇形の発生や環境汚染が問題となっており、重金属や有機金属を含有しない防汚剤を用いることが要望されていた。
【0005】
この重金属や有機金属を含有しない防汚剤として、チウラム化合物、ベンゾチアゾール化合物、チオシアン化合物などの硫黄原子を含む種々の化合物が提案されているが、未だそれらの効果は不十分であった。また特開昭60−38306号公報にはジアルキルポリスルフィド化合物を他の防除作用を有する化合物と併用して漁網用防汚剤として使用することが提案されているが、該公報中にも記載されている如く、その化合物は生物活性効果を有しないものである。
【0006】
従って、本発明の目的は、安全衛生、環境面での問題点、即ち人体に対する毒性や残留性などが低く、生態系や作業環境に悪影響を及ぼすことがなく、しかも、水中有害生物の防除効果を長期間発揮しえる水中有害生物防除剤として有用な化合物を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、上記目的を達成するために鋭意検討を重ねた結果、特定のジスルフィド化合物が上記の水中有害生物に対する強い忌避活性および/または抗生物活性を有していることを知見した。
【0008】
本発明は、上記知見に基づきなされたもので、下記一般式(I)で表されるジスルフィド化合物を提供するものである。
【0009】
R−S−S−CH2−X (I)
(式中、Rは炭素原子数4〜18のアルキル基を示し、Xは塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子または−SCNを示す。)
【0010】
本発明のジスルフィド化合物は、上記一般式(I)で表されるジスルフィド化合物(アルキル−置換メチルジスルフィド化合物)であり、優れた生物忌避活性および/または抗生物活性を有していることから、水中有害生物防除剤としてばかりでなく、スライム防止剤、殺菌剤、抗菌剤、農薬、医薬等としても有用である。
【0011】
上記一般式(I)で表されるジスルフィド化合物において、Rで示される炭素原子数4〜18のアルキル基としては、例えば、ブチル、イソブチル、第二ブチル、第三ブチル、アミル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、イソオクチル、2−エチルヘキシル、第三オクチル、ノニル、イソノニル、第三ノニル、デシル、イソデシル、ドデシル、第三ドデシル、トリデシル、イソトリデシル、テトラデシル、ヘキサデシル、オクタデシルなどの直鎖または分岐のアルキル基があげられる。
【0012】
従って、上記一般式(I)で表されるジスルフィド化合物としては、例えば、下記の化合物1〜化合物11などがあげられる。
【0013】
化合物1 n-C8H17-S-S-CH2-Cl
【0014】
化合物2 t-C8H17-S-S-CH2-Cl
【0015】
化合物3 t-C9H19-S-S-CH2-Cl
【0016】
化合物4 n-C12H25-S-S-CH2-Cl
【0017】
化合物5 t-C12H25-S-S-CH2-Cl
【0018】
化合物6 n-C4H9-S-S-CH2-Cl
【0019】
化合物7 n-C8H17-S-S-CH2-SCN
【0020】
化合物8 t-C8H17-S-S-CH2-SCN
【0021】
化合物9 t-C9H19-S-S-CH2-SCN
【0022】
化合物10 n-C12H25-S-S-CH2-SCN
【0023】
化合物11 t-C12H25-S-S-CH2-SCN
【0024】
上記一般式(I)で表されるジスルフィド化合物の内、Xが塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子である化合物は、例えば、アルキルメルカプタン類とチオシアン酸ハロゲン化メチルを反応させることによって製造するができ、また、Xが−SCNである化合物は、上記のXが塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子である化合物とチオシアン酸アルカリとを反応させることによって容易に製造することができる。
【0025】
【実施例】
次に、本発明のジスルフィド化合物(上記一般式(I)で表されるジスルフィド化合物)の具体的な合成例(実施例)を示すが、本発明はこれらの合成例によって制限を受けるものではない。尚、以下の合成例は、上記一般式(I)で表されるスルフィド化合物の例示として前記に挙げた化合物1〜化合物11の合成例である。
【0026】
実施例1(化合物1の合成)
フラスコ中に、n−オクチルメルカプタン14.6g、チオシアン酸塩化メチル10.7g、アセトン20gおよび無水炭酸カリウム14gを仕込み、アセトン還流下で5時間反応させた。ろ過により生成した不溶物を除き、エバポレーターにて脱アセトンした後、減圧蒸留により150℃/12mmHgの淡黄色液体の留分10.5gを得た。
【0027】
生成物のIRスペクトルを測定した結果、2940、2910および2840cm-1にアルキル基に基づく吸収がみられ、650cm-1にC−S結合に基づく吸収がみられ、700cm-1にC−Cl結合に基づく吸収がみられ、マススペクトル分析の結果m/z=226で、また、H1 −NMRより、4.7ppm(s)2H、2.9ppm(t)2H、2.6〜0.6ppm(m)15Hに吸収がみられたことから、目的物の化合物1であることを確認した。
【0028】
実施例2(化合物2の合成)
n−オクチルメルカプタンに代えて第三オクチルメルカプタン14.6gを用いる他は実施例1と同様の操作により、沸点70℃/0.23mmHgの淡黄色液体の留分9.8gを得た。
【0029】
生成物のIRスペクトルを測定した結果、2950、2900、2870、1463、1360、1258、1218、1100、1015、797、705および650cm-1に吸収があり、また、NMRより、4.68ppm(s)2H、1.7ppm(s)2H、1.46ppm(s)6Hおよび0.97ppm(s)9Hに吸収がみられたことから、目的物の化合物2であることを確認した。
【0030】
実施例3(化合物3の合成)
n−オクチルメルカプタンに代えて第三ノニルメルカプタン16.0gを用いる他は実施例1と同様の操作により、沸点78℃/0.22mmHgの淡黄色液体の留分16.8gを得た。
【0031】
生成物のIRスペクトルを測定した結果、2960、2925、2870、1458、1378、1217、1123、837、705および650cm-1に吸収があり、また、NMRより、4.63ppm(s)2Hおよび0.58〜1.97ppm(m)19Hに吸収がみられたことから、目的物の化合物3であることを確認した。
【0032】
実施例4(化合物4の合成)
n−オクチルメルカプタンに代えてn−ドデシルメルカプタン20.2gを用いる他は実施例1と同様の操作により反応させた。ろ過により生成した不溶物を除き、エバポレーターにて脱アセトンした後、n−ヘキサンを展開溶媒としてシリカゲルカラムで精製し、淡黄色液体の生成物19.7gを得た。
【0033】
生成物のIRスペクトルを測定した結果、2920、2845、1460、1217、703および650cm-1に吸収があることから、目的物の化合物4であることを確認した。
【0034】
実施例5(化合物5の合成)
n−ドデシルメルカプタンに代えて第三ドデシルメルカプタン20.2gを用いる他は実施例4と同様の操作により、淡黄色液体の生成物19.7gを得た。
【0035】
生成物のIRスペクトルを測定した結果、2950、2920、2860、1455、1375、1210、1140、830、700、650および585cm-1に吸収があることから、目的物の化合物5であることを確認した。
【0036】
実施例6(化合物6の合成)
n−オクチルメルカプタンに代えてn−ブチルメルカプタン9.0gを用いる他は実施例1と同様の操作により、沸点73℃/4mmHgの淡黄色液体の留分11.9gを得た。
【0037】
生成物のIRスペクトルを測定した結果、2960、2930、2870、1460、1380、1218、840、710および655cm-1に吸収があることから、目的物の化合物6であることを確認した。
【0038】
実施例7(化合物7の合成)
実施例1で得た化合物1、11.3g、チオシアン酸ナトリウム8.1gおよびアセトン50gをとり、還流下で30時間反応させた。ろ過により生成した不溶物を除き、エバポレーターにて脱アセトンした後、クロロホルム/n−ヘキサン(1/3)を展開溶媒としてシリカゲルカラムで精製し、淡黄色液体の生成物4.3gを得た。
【0039】
生成物のIRスペクトルを測定した結果、700cm-1のC−Cl結合に基づく吸収が消失し、2150cm-1にCN結合に基づく吸収が発現し、マススペクトル分析の結果m/z=249で、また、H1 −NMRより、4.2ppm(s)2H、2.9ppm(t)2H、1.9〜0.7ppm(m)15Hに吸収がみられたことから、目的物の化合物7であることを確認した。
【0040】
実施例8(化合物8の合成)
化合物1に代えて化合物2を用いる他は実施例7と同様の操作により、淡黄色液体の生成物7.6gを得た。
【0041】
生成物のIRスペクトルを測定した結果、2940、2900、2860、2150、1462、1358、1188、1100、977、825および685cm-1に吸収があり、また、NMRより、4.17ppm(s)2H、1.67ppm(s)2H、1.46ppm(s)6Hおよび1.04ppm(s)9Hに吸収がみられたことから、目的物の化合物8であることを確認した。
【0042】
実施例9(化合物9の合成)
化合物1に代えて化合物3を12.0g用いる他は実施例7と同様の操作により、淡黄色液体の生成物9.1gを得た。
【0043】
生成物のIRスペクトルを測定した結果、2950、2920、2850、2150、1460、1370、1190、825および690cm-1に吸収がみられたことから、目的物の化合物9であることを確認した。
【0044】
実施例10(化合物10の合成)
化合物1に代えて化合物4を12.7gを用いる他は実施例7と同様の操作により、淡黄色液体の生成物9.7gを得た。
【0045】
生成物のIRスペクトルを測定した結果、2950、2920、2850、2150、1460、1375、1192、828および693cm-1に吸収がみれたことから、目的物の化合物10であることを確認した。
【0046】
実施例11(化合物11の合成)
化合物1に代えて化合物5を12.7gを用いる他は実施例7と同様の操作により、淡黄色液体の生成物10.2gを得た。
【0047】
生成物のIRスペクトルを測定した結果、原料の化合物5に認められた700cm-1のC−Cl結合に基づく吸収が消失し、2150cm-1にCN結合に基づく吸収が発現し、マススペクトル分析の結果m/z=305で、また、H1 −NMRより、4.1ppm(s)2H、2.1〜0.4ppm(m)25Hに吸収がみられたことから、目的物の化合物11であることを確認した。
【0048】
本発明のジスルフィド化合物は、先述のように、水中有害生物防除剤、スライム防止剤、殺菌剤、抗菌剤、農薬、医薬等として有用であるが、以下の応用例において、本発明のジスルフィド化合物を水中有害生物防除剤として用いた場合の効果を示す。
【0049】
応用例
塩素含有量65%の塩化ゴム(旭電化工業製CR−20)の30%キシレン溶液100重量部に対して下記〔表1〕に示す試料化合物20重量部を加え、充分に撹拌した後、硬質塩化ビニル板に塗布し、24時間乾燥して試験片とした。
【0050】
この試験片を神奈川県横須賀市の試験用筏で海中1mの深さに浸漬し、付着生物による汚損の程度を経時的に観察し、塗装面積に対する付着面積の割合を測定した。結果は次に示す基準により4段階で評価し、その結果を下記〔表1〕に示す。
A:付着が全く認められなかった。
B:50%以下の部分に付着が認められた。
C:50%以上に付着が認められた。
D:全面に付着し、塗装面が完全に覆われた。
【0051】
【表1】
【0052】
上記応用例の結果から明らかなように、本発明のジスルフィド化合物(アルキル−置換メチルジスルフィド化合物)は、水中有害生物に対して強い忌避活性または抗生物活性を示し、水中有害生物防除剤として極めて顕著な効果を示し、従来使用されている水中有害生物防除剤(比較例3および4)と比較しても極めて顕著な効果を示す(応用例1〜11)。
また、置換基を持たないアルキル−メチルジスルフィド用した場合にはその効果は全く見られず(比較例2)、本発明の特定の置換基を有する化合物の効果が極めて特異的なものであることが明らかである。
【0053】
【発明の効果】
本発明のジスルフィド化合物は、強い生物忌避活性または抗生物活性を示すものである。
また、本発明のジスルフィド化合物は、安全衛生、環境面での問題点、即ち人体に対する毒性や残留性などが低く、生態系や作業環境に悪影響を及ぼすことがなく、しかも、水中有害生物の防除効果を長期間発揮しえる水中有害生物防除剤として有用である。
更に、本発明のジスルフィド化合物は、スライム防止剤、殺菌剤、抗菌剤、農薬、医薬等として有用である。
Claims (1)
- 下記一般式(I)で表されるジスルフィド化合物。
R−S−S−CH2−X (I)
(式中、Rは炭素原子数4〜18のアルキル基を示し、Xは塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子または−SCNを示す。)
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP29514194A JP3695782B2 (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | ジスルフィド化合物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29514194A JP3695782B2 (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | ジスルフィド化合物 |
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JPH08151361A JPH08151361A (ja) | 1996-06-11 |
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Family
ID=17816813
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP29514194A Expired - Lifetime JP3695782B2 (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | ジスルフィド化合物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3695782B2 (ja) |
-
1994
- 1994-11-29 JP JP29514194A patent/JP3695782B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH08151361A (ja) | 1996-06-11 |
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