JP3695440B2 - Shielding machine earth removal equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、排土性能の向上を図ったシールド掘進機の排土装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図11に示すように、シールド掘進機は、一般に、筒状のシールドフレーム1の前部に設けられた隔壁2と、隔壁2に設けられて回転駆動されるカッタ3と、カッタ3と隔壁2との間に区画形成された土砂取込室4とを備えている。
【0003】
この種のシールド掘進機(土圧式または泥土圧式)の排土装置として、隔壁2にスクリューコンベヤ5を設け、カッタ3の背面部に混練翼6を隔壁2の近傍まで延出させて複数設けたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
【0004】
この排土装置によれば、各混練翼6が隔壁2の近傍まで延出されているため、土砂取込室4内の全領域の土砂を攪拌して泥土化(流動化)でき、スクリューコンベヤ5により排土し易くなる。
【0005】
【特許文献1】
特公昭61−25879号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記排土装置の場合、スクリューコンベヤ5の螺旋翼7を、隔壁2より前方に突出させることができない。カッタ3の混練翼6と干渉してしまうからである。このため、スクリューコンベヤ5の土砂取込性が不十分となり、排土性能が制限される。
【0007】
他方、図12に示すように、スクリューコンベヤ5の螺旋翼7を隔壁2より前方に突出させた場合には、上記干渉を避けるため、混練翼6の長さを短くしなければならない。このため、土砂取込室4内に攪拌不可能領域8が生じ、その領域8にてリング状に土砂が固着し、排土性能が低下する。
【0008】
すなわち、図11に示すように、土砂取込室4内の土砂の混練性を優先するとスクリューコンベヤ5の土砂取込性が不十分となり、図12に示すように、スクリューコンベヤ5の土砂取込性を優先すると土砂取込室4内の土砂の攪拌性が低下し、いずれの場合であっても排土性能が不十分となる。
【0009】
以上の事情を考慮して創案された本発明の目的は、土砂取込室内の土砂の攪拌性を高めると共に、スクリューコンベヤの土砂取込性を高め、排土性能の向上を図ったシールド掘進機の排土装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、筒状のシールドフレームの前部に設けられた隔壁と、該隔壁に設けられ回転駆動されるカッタと、該カッタと上記隔壁との間に区画形成された土砂取込室とを備えたシールド掘進機の排土装置であって、上記カッタの背面部に、混練翼を上記隔壁の近傍まで延出させて設け、上記隔壁に、当該隔壁の一部を窪ませた凹部を上下方向に細長く形成し、該凹部の下部に、排土口を設け、該排土口に、スクリューコンベヤの螺旋翼を貫通させ、該螺旋翼を、上記隔壁近傍まで延出させ、上記スクリューコンベヤの直径を上記凹部に嵌る寸法とし、上記スクリューコンベヤを上記凹部の下部に配置し、上記スクリューコンベヤ上方の上記凹部内に土砂を混練するための混練手段を上記混練翼と干渉しないように設けたものである。
【0011】
本発明によれば、土砂取込室内の土砂は、カッタ背面部に隔壁の近傍まで延出して設けられた混練翼により、カッタの回転に伴って全体的に攪拌されて泥土化される。泥土化された土砂は、切羽の土圧等により、隔壁に設けられた凹部に導かれる。凹部内に導かれた土砂は、凹部内に設けられた混練手段によって再び泥土化されるため、凹部内にて固着することはなく、切羽の土圧等により、凹部の排土口に設けられたスクリューコンベヤから、排土される。ここで、スクリューコンベヤは、その螺旋翼が排土口を貫通して前方に延出されているので、土砂取込性が高まる。また、上記螺旋翼は、その延出長さが上記隔壁近傍までの長さなので、上記混練翼と干渉しない。
また、上記凹部が上下方向に細長く形成され、この凹部の下部に上記スクリューコンベヤが配置され、このスクリューコンベヤの上方の凹部内に上記混練手段を配置したので、この混練手段によって流動化された凹部内の土砂は、重力の作用によって上記凹部に沿って下方の排土口に効率よく導かれ、しかも、この排土口に設けられたスクリューコンベヤの直径が上記凹部に嵌る寸法となっているので、このスクリューコンベヤによって効率よく排土される。
【0012】
また、上記凹部は、上方から上記排土口に向かって掘進方向後方にスロープ状に形成された底板を有するものであってもよい。こうすれば、上記凹部内の土砂が上記底板に沿って効率よく排土口に案内される。
【0013】
また、上記カッタを横方向に複数並設し、上記凹部をこれら各カッタ間に配置してもよい。
【0014】
また、上記カッタを縦方向に複数並設し、上記凹部を下部のカッタの両脇に配置してもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を添付図面に基いて説明する。
【0016】
図1に本実施形態に係る排土装置を備えたシールド掘進機(土圧式または泥土圧式、以下同じ)の側断面図を示し、図2に上記シールド掘進機の正面図を示す。
【0017】
図示するように、このシールド掘進機は、断面が略横長矩形状に成形された筒状のシールドフレーム1を有する。シールドフレーム1の前部には、内部を前後に仕切る隔壁2が設けられている。隔壁2は、シールドフレーム1を当該隔壁2の前方のフード部1aと後方の本体部1bとに分ける。
【0018】
隔壁2には、モータ9によって回転駆動されるカッタ3が、左右一対設けられている。すなわち、各カッタ3は、その回転軸10が隔壁2に軸支されており、モータ9によって回転駆動される。カッタ3と隔壁2との間には、カッタ3と隔壁2とフード部1aとによって、土砂取込室4が区画形成されている。
【0019】
カッタ3の背面部には、当該カッタ3の回転に伴って土砂取込室4内の土砂を混練する混練翼6が、隔壁2の近傍まで延出させて複数取り付けられている。各混練翼6は、カッタ3の回転に伴う回転軌跡が同芯円となるように、取付位置が径方向にずらされており、土砂取込室4の全領域の土砂を攪拌する。
【0020】
隔壁2には、土砂取込室4内に作泥剤(ベントナイト等)を注入する公知の作泥剤注入装置(図示せず)が設けられている。なお、作泥剤注入装置は、地山の土質が上記混練翼6の攪拌のみによって泥土化し易い土質の場合には省略でき、泥土化し難い土質の場合に設けられる。
【0021】
隔壁2には、土砂取込室4内にて混練翼6で攪拌されて泥土化(流動化)した土砂を導くため、当該隔壁2の一部を窪ませて凹部11が設けられている。凹部11は、図例では、図2に示すように正面から見て各カッタ3、3の中間部に位置し、図1に示すように側面から見て下部が後方に傾斜して形成されている。
【0022】
即ち、凹部11は、上部が隔壁2に取り付けられ下部が後方へ傾斜された長方形状の底板12と、底板12と隔壁2との隙間を塞ぐように三角形状に成形された側板13とを有し、正面から見て隔壁2の中央部に位置する。底板12には、スクリューコンベヤ14が接続される排土口15が設けられている。
【0023】
スクリューコンベヤ14は、円筒状のコンベヤケーシング16と、ケーシング16内に収容されて回転駆動される螺旋翼17とを有する。螺旋翼17は、排土口15を前後に貫通する螺旋翼延出部17aを有する。延出部17aは、混練翼6との干渉を避けるため、隔壁2よりも前方に突出しない長さに設定される。但し、混練翼6と干渉しなければ、隔壁2よりも多少前方に突出しても構わない。
【0024】
コンベヤケーシング16は、排土口15から隔壁2の近傍まで延出された筒状のケーシング延出部16aを有する。延出部16aは、混練翼6と干渉しなければ、隔壁2よりも多少前方に突出しても構わない。延出部16aには、その上半分を開口させて土砂取込口19が設けられている。なお、ケーシング延出部16aは、省略してもよい。この場合、排土口15から螺旋翼延出部17aのみが前方に突出する。
【0025】
凹部11には、当該凹部11内の土砂を混練する混練手段20が設けられている。混練手段20は、底板12に軸支されたアジテータ翼21と、アジテータ翼21を回転させるモータ22とを有する。アジテータ翼21は、混練翼6との干渉を避けるため、隔壁2よりも前方に突出しないように成形されている。但し、混練翼6と干渉しなければ、隔壁2よりも多少前方に突出しても構わない。
【0026】
アジテータ翼21は、スクリューコンベヤ14の土砂取込口19の上方に配置されている。アジテータ翼21によって攪拌して泥土化・流動化した土砂を、重力の作用によって下方の土砂取込口19に導くためである。なお、アジテータ翼21の回転駆動源は、カッタ3の駆動モータ9を兼用していもよい。
【0028】
以上の構成からなる本実施形態の作用を述べる。
【0029】
図1及び図2に示すように、切羽の土砂は、回転するカッタ3の切羽側面に設けられたビットによって切削され、土砂取込室4に取り込まれる。土砂取込室4内の土砂は、カッタ3の背面部に設けられた混練翼6により、カッタ3の回転に伴って攪拌されて泥土化(流動化)される。ここで、各混練翼6は、隔壁2の近傍まで延出されており、回転軌跡が同心円となるように径方向にずらされているので、土砂取込室4内の土砂を全体的に満遍なく攪拌し、泥土化する。
【0030】
混練翼6によって泥土化された土砂取込室4内の土砂は、切羽の土圧・水圧等により、隔壁2に設けられた凹部11に導かれる。凹部11内に導かれた土砂は、アジテータ翼21によって再び攪拌されて泥土化されるため、凹部11内にて固着することはなく、切羽の土圧・水圧等により、スクリューコンベヤ14の土砂取込口19に導かれ、排土される。
【0031】
すなわち、この排土装置によれば、土砂取込室4内の土砂は混練翼6によって全体的に攪拌され、混練翼6が届かない凹部11内の土砂はアジテータ翼21によって攪拌されるため、全体として土砂の高い流動性を確保でき、土砂取込室4及び凹部11内における土砂の固着・堆積を防止できる。なお、アジテータ翼21は、その回転中に隔壁2より前方に突出しないように成形されているので混練翼6と干渉することはない。
【0032】
その後、凹部11内の土砂は、スクリューコンベヤ14によって排土される。
ここで、スクリューコンベヤ14は、その螺旋翼17の延出部17aが底板12に設けられた排土口15を貫通して凹部11内に延出されているので、凹部11内の土砂に対して高い土砂取込性を発揮する。なお、螺旋翼延出部17aは、その延出長さが上記隔壁2より後方までの長さに設定されているので、混練翼6と干渉することはない。
【0033】
このように、本実施形態に係る排土装置によれば、カッタ3の背面部に設けた混練翼6を隔壁2の近傍まで延出しているので、土砂取込室4内の土砂の攪拌性を高めてスムーズに凹部11内に導くことができ、凹部11に接続したスクリューコンベヤ14の螺旋翼17の延出部17aを底板12より前方に突出させているので、凹部11内の土砂の取込性が高められる。すなわち、土砂取込室4内の土砂の攪拌性を高めることと、スクリューコンベヤ14の土砂取込性を高めることとを両立できるので、排土性能の向上を図ることができる。
【0034】
また、スクリューコンベヤ14のケーシング延出部16aの外径が凹部11の左右側板13、13の間に嵌る寸法に設定されており、そのケーシング延出部16aの上半分が開口されて土砂取込口19となっていると共に、取込口19に向けてスロープ状に底板12を設けているので、凹部11が土砂を取込口19に案内するガイド溝として機能し、底板12で案内された土砂が効率よく取込口19に取り込まれる。
【0035】
また、アジテータ翼21がスクリューコンベヤ14の土砂取込口19の上方に配置されているので、アジテータ翼21で攪拌されて流動化した凹部11内の土砂が、重力の作用によって下方の土砂取込口19に取り込まれ、排土効率が向上する。なお、アジテータ翼21は、図10に示すように底板12に直角に装着してもよい。
【0036】
別の実施形態を図3乃至図5に示す。
【0037】
図3は、本発明に係る排土装置をカッタ3が横に3個並設された3連シールド掘進機(4連以上でもよい)に適用した例を示すものである。この場合、上記凹部11を各カッタ3同士の中間部に配置する。なお、その他の部品は前実施形態と同様なので、同一の符号を付して説明を省略する。
【0038】
図4は、本発明に係る排土装置をカッタ3が縦に2個並設された2連シールド掘進機(3連以上でもよい)に適用した例を示すものである。この場合、上記凹部11を下部カッタ3の両側部に配置する。なお、その他の部品は前実施形態と同様なので、同一の符号を付して説明を省略する。
【0039】
図5は、本発明に係る排土装置をカッタ3が1個の単心シールド掘進機に適用した例を示すものである。この場合、上記凹部11をカッタ3の両側部(又は片側でもよい)に配置する。なお、その他の部品は前実施形態と同様なので、同一の符号を付して説明を省略する。
【0040】
これらの実施形態にて、凹部11をカッタ3の脇部に配置する理由は、凹部11に設けられるアジテータ翼21の取付スペースを確保するためである。すなわち、凹部11をカッタ3の真下に配置すると、スクリューコンベヤ14とカッタ3との間に寸法的にアジテータ翼21を配置できないことが多い。
【0041】
更に別の実施形態を図6に示す。
【0042】
図6は、本発明に係る排土装置をカッタ3が1個の比較的大口径の単心シールド掘進機に適用した例を示すものである。この場合、図5のタイプよりも大口径なので、上記凹部11をカッタ3の真下に配置しても、スクリューコンベヤ14とカッタ3との間にアジテータ翼21を配置できる。
【0043】
なお、図6では、凹部11を1個設けた構成としたが、凹部11を2個3個と横に繋げて並設し、各凹部11にそれぞれスクリューコンベヤ14を設け、その上方に複数のアジテータ翼21を設けてもよい。大口径である切羽面積に見合った排土能力を確保するためである。
【0044】
参考形態を図7及び図8に示す。
【0045】
図7はこの参考形態に係る排土装置を備えたシールド掘進機の側断面図を示し、図8は上記シールド掘進機の正面図を示すものである。図示するように、この参考形態は、凹部11を横幅が広い直方体状に窪ませて成形した点が、図1及び図2に示す前記実施形態と異なる。
【0046】
上記凹部11には、前記実施形態と同様のスクリューコンベヤ14(2本以上でもよい)が配置されており、その上方には、前記実施形態と同様の混練手段20(アジテータ翼21等)が2個(3個以上でもよい)配置されている。なお、その他の部品は前実施形態と同様なので、同一の符号を付して説明を省略する。
【0047】
別の参考形態を図9に示す。
【0048】
図示するように、この参考形態は、凹部11を横幅が広い直方体状に窪ませて成形し、カッタ3の真下に配置した点が、図5に示す前記実施形態と異なる。凹部11の中央には、前記実施形態と同様のスクリューコンベヤ14が配置されている。
【0049】
また、凹部11には、スクリューコンベヤ14の両脇に、前記実施形態と同様の混練手段20(アジテータ翼21等)がそれぞれ配置されている。この構成であっても、凹部11に導かれた土砂が各アジテータ翼21で攪拌されて泥土化(流動化)するため、スクリューコンベヤ14によって排土され易くなる。
【0050】
なお、この参考形態においては、土砂取込性を考慮すると、図1に示すスクリューコンベヤ14のケーシング延出部16aを省略し、螺旋翼延出部17aのみを排土口15から前方に突出させることが好ましい。また、図7及び図8の参考形態においても、上記ケーシング延出部16aを省略してもよい。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るシールド掘進機の排土装置によれば、土砂取込室内の土砂の攪拌性を高めることと、スクリューコンベヤの土砂取込性を高めることとを両立できるので、排土性能の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る排土装置を備えたシールド掘進機の側断面図である。
【図2】 上記シールド掘進機の正面図である。
【図3】 別の実施形態を示す正面図である。
【図4】 別の実施形態を示す正面図である。
【図5】 別の実施形態を示す正面図である。
【図6】 別の実施形態を示す正面図である。
【図7】 参考形態を示す側断面図である。
【図8】 図7の参考形態の正面図である。
【図9】 別の参考形態を示す正面図である。
【図10】 別の実施形態を示す側面図である。
【図11】 従来例を示す側断面図である。
【図12】 別の従来例を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 シールドフレーム
2 隔壁
3 カッタ
4 土砂取込室
6 混練翼
11 凹部
14 スクリューコンベヤ
15 排土口
16 コンベヤケーシング
16a ケーシング延出部
17 螺旋翼
17a 螺旋翼延出部
19 土砂取込口
20 混練手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a soil removal device for a shield machine that improves soil removal performance.
[0002]
[Prior art]
As shown in FIG. 11, the shield machine generally has a
[0003]
As a soil discharge device of this type of shield machine (earth pressure type or mud pressure type), a
[0004]
According to this earth removing device, since each
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Publication No. 61-25879 [0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the case of the earth removing device, the
[0007]
On the other hand, as shown in FIG. 12, when the
[0008]
That is, as shown in FIG. 11, if priority is given to the kneadability of the earth and sand in the earth and sand taking-in chamber 4, the earth and sand uptake of the
[0009]
The object of the present invention, which was created in consideration of the above circumstances, is to improve the earth removal performance of the screw conveyor, and improve the soil removal performance by improving the sedimentation ability of the screw conveyor. It is to provide a soil removal device.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention is formed by partitioning a partition wall provided at a front portion of a cylindrical shield frame, a cutter provided on the partition wall and driven to rotate, and between the cutter and the partition wall. A soil excavator for a shield machine equipped with an earth and sand taking-in chamber, wherein a kneading blade is provided on the back surface of the cutter so as to extend to the vicinity of the partition wall, and a part of the partition wall is provided on the partition wall. A recess is formed in an up and down direction, and a discharge port is provided at the lower part of the recess. A screw blade spiral blade is passed through the discharge port, and the spiral blade extends to the vicinity of the partition wall. The screw conveyor has a diameter that fits into the recess, the screw conveyor is disposed below the recess, and kneading means for kneading earth and sand in the recess above the screw conveyor Set to avoid interference Those were.
[0011]
According to the present invention, the earth and sand in the earth and sand taking-in chamber is agitated and mudded as a whole by the kneading blades extending to the vicinity of the partition wall on the back surface of the cutter as the cutter rotates. The mud soil is guided to the recess provided in the partition wall by the earth pressure of the face. Since the earth and sand introduced into the recess is mud again by the kneading means provided in the recess, it does not stick in the recess and is provided at the discharge port of the recess by the earth pressure of the face. It is discharged from the screw conveyor. Here, since the spiral wing of the screw conveyor extends forward through the discharge port, the soil uptake is improved. Moreover, the spiral wrap, since its extended length is the length of up to near the partition, does not interfere with the kneading blade.
Further, since the concave portion is elongated in the vertical direction, the screw conveyor is disposed below the concave portion, and the kneading means is disposed in the concave portion above the screw conveyor, the concave portion fluidized by the kneading means. The inner sand is efficiently guided to the lower discharge port along the recess by the action of gravity, and the diameter of the screw conveyor provided at the discharge port is a size that fits into the recess. The screw conveyor efficiently removes soil.
[0012]
Moreover, the said recessed part may have a baseplate formed in the shape of a slope at the back of a digging direction toward the said discharge port from upper direction . If it carries out like this , the earth and sand in the said recessed part will be efficiently guided to the earth discharge outlet along the said baseplate .
[0013]
Further, a plurality of the cutters may be arranged side by side in the horizontal direction, and the concave portion may be disposed between the cutters.
[0014]
Further , a plurality of the cutters may be arranged in the vertical direction, and the concave portions may be arranged on both sides of the lower cutter.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0016]
FIG. 1 shows a side sectional view of a shield machine (earth pressure type or mud pressure type, the same applies hereinafter) equipped with a soil removal apparatus according to this embodiment, and FIG. 2 shows a front view of the shield machine.
[0017]
As shown in the figure, this shield machine has a
[0018]
The
[0019]
A plurality of kneading
[0020]
The
[0021]
In the
[0022]
That is, the recess 11 has a
[0023]
The
[0024]
The
[0025]
The recess 11 is provided with kneading means 20 for kneading the earth and sand in the recess 11. The kneading means 20 includes an
[0026]
The
[0028]
The operation of the present embodiment having the above configuration will be described.
[0029]
As shown in FIGS. 1 and 2, the earth and sand of the face is cut by a bit provided on the face side of the
[0030]
The earth and sand in the earth and sand taking-in chamber 4 made mud by the
[0031]
That is, according to this earth removal apparatus, the earth and sand in the earth and sand taking-in chamber 4 is agitated as a whole by the
[0032]
Thereafter, the earth and sand in the recess 11 is discharged by the
Here, since the
[0033]
As described above, according to the earth removing device according to the present embodiment, the
[0034]
Moreover, the outer diameter of the
[0035]
Further, since the
[0036]
Another embodiment is shown in FIGS.
[0037]
FIG. 3 shows an example in which the earth removing device according to the present invention is applied to a triple shield excavator (four or more may be provided) in which three
[0038]
FIG. 4 shows an example in which the earth removing device according to the present invention is applied to a double shield excavator (which may be three or more) in which two
[0039]
FIG. 5 shows an example in which the earth removing device according to the present invention is applied to a single-core shield machine having one
[0040]
In these embodiments, the reason why the concave portion 11 is arranged on the side portion of the
[0041]
Yet another embodiment is shown in FIG.
[0042]
FIG. 6 shows an example in which the earth removing device according to the present invention is applied to a single-core shield machine having a relatively large diameter with one
[0043]
In addition, in FIG. 6, although it was set as the structure which provided the one recessed part 11, the recessed part 11 was connected in parallel with two 3 pieces, the
[0044]
Reference forms are shown in FIGS.
[0045]
Figure 7 shows a side sectional view of a shield machine having a soil discharge device according to this reference embodiment, FIG. 8 shows a front view of the shield machine. As shown in the figure, this reference embodiment is different from the above-described embodiment shown in FIGS. 1 and 2 in that the recess 11 is formed in a rectangular parallelepiped shape having a wide lateral width.
[0046]
The concave portion 11 is provided with the same screw conveyor 14 (may be two or more) as in the above embodiment, and above that there are two kneading means 20 (
[0047]
Another reference form is shown in FIG.
[0048]
As shown in the figure, this reference embodiment is different from the above-described embodiment shown in FIG. 5 in that the concave portion 11 is formed in a rectangular parallelepiped shape having a wide lateral width and is arranged directly below the
[0049]
Also, in the recess 11, kneading means 20 (
[0050]
In addition, in this reference form, in consideration of earth and sand uptake, the
[0051]
【The invention's effect】
As described above, according to the earth excavation device of the shield machine according to the present invention, it is possible to improve both the stirring ability of the earth and sand in the earth and sand taking-in chamber and the earth and sand uptake of the screw conveyor. The soil removal performance can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional side view of a shield machine equipped with a soil removal apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view of the shield machine.
FIG. 3 is a front view showing another embodiment.
FIG. 4 is a front view showing another embodiment.
FIG. 5 is a front view showing another embodiment.
FIG. 6 is a front view showing another embodiment.
FIG. 7 is a side sectional view showing a reference embodiment.
FIG. 8 is a front view of the reference embodiment of FIG.
FIG. 9 is a front view showing another reference embodiment.
FIG. 10 is a side view showing another embodiment.
FIG. 11 is a side sectional view showing a conventional example.
FIG. 12 is a side sectional view showing another conventional example.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
上記カッタの背面部に、混練翼を上記隔壁の近傍まで延出させて設け、上記隔壁に、当該隔壁の一部を窪ませた凹部を上下方向に細長く形成し、該凹部の下部に、排土口を設け、該排土口に、スクリューコンベヤの螺旋翼を貫通させ、該螺旋翼を、上記隔壁近傍まで延出させ、
上記スクリューコンベヤの直径を上記凹部に嵌る寸法とし、上記スクリューコンベヤを上記凹部の下部に配置し、上記スクリューコンベヤ上方の上記凹部内に土砂を混練するための混練手段を上記混練翼と干渉しないように設けたことを特徴とするシールド掘進機の排土装置。Shield excavation comprising a partition wall provided at a front portion of a cylindrical shield frame, a cutter provided on the partition wall and driven to rotate, and an earth and sand intake chamber defined between the cutter and the partition wall A machine earthing device,
The rear portion of the cutter, the kneading blade provided is extended to the vicinity of the partition, in the partition wall, elongated to form a recess dented part of the partition wall in the vertical direction, the bottom of the recess, the exhaust Provide an earth mouth, and pass through the spiral wing of the screw conveyor to the earth evacuation mouth, and extend the spiral wing to the vicinity of the partition wall ,
The screw conveyor has a diameter that fits into the recess, the screw conveyor is disposed below the recess, and kneading means for kneading earth and sand in the recess above the screw conveyor does not interfere with the kneading blade. A shield excavator earth removing device characterized by being provided in
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