JP3692276B2 - Engine with fuel injection nozzle - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料噴射ノズルを備えたエンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、燃料噴射ノズルを備えたエンジンとして、図6に示すものが知られている。これは、ヘッドカバー(105)内に燃料噴射ノズル(113)を収容し、ヘッドカバー(105)の周側壁(105a)に接続管挿入孔(119)を設け、燃料噴射ノズル(113)の周側面から突出する燃料入口管(114)を接続管挿入孔(119)に向け、燃料供給管(112)の出口端部に設けた接続管(120)を接続管挿入孔(119)に貫通させ、この接続管(120)のヘッドカバー外部分に工具係合部(120a)を設け、接続管(120)のヘッドカバー内部分を燃料入口管(114)に嵌合して螺着させ、接続管挿入孔(119)に環状弾性シール(121)を内嵌させて構成してある。
この従来技術には、接続管(120)のヘッドカバー外部分には工具係合部(120a)のみしか設けられていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術には、次の問題がある。
《1》環状弾性シール(121)が傷付きやすい。
接続管(120)の工具係合部(120a)にスパナ等の工具を係合させ、接続管(120)を燃料入口管(114)に螺着させる場合、工具が工具係合部(120a)の表面で滑り、環状弾性シール(121)に当たり、これが傷付きやすい。環状弾性シール(121)が傷付くと、接続管挿入孔(119)の適正な封止が行えない。
【0004】
《2》洗浄水等が接続管挿入孔(119)からヘッドカバー(105)内に侵入しやすい。
エンジンを洗浄する場合、工具係合部(120a)の周囲を通過する洗浄水が弾性環状シール(121)を直撃し、これを押し開き、接続管挿入孔(119)からヘッドカバー(105)内に侵入しやすい。また、田植え機等、湿田で使用する機械にエンジンを搭載した場合、同様の理由で、飛来する泥水が接続管挿入孔(119)からヘッドカバー(105)内に侵入しやすい。ヘッドカバー(105)内へのこれら異物の侵入は、潤滑油を汚染し、その耐用寿命を短くする。
【0005】
本発明の課題は、上記問題点を解決できる、燃料噴射ノズルを備えたエンジンを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(請求項1の発明)
請求項1の発明の構成は、次の通りである。
図2に示すように、ヘッドカバー(5)内に燃料噴射ノズル(13)を収容し、ヘッドカバー(5)の周側壁(5a)に接続管挿入孔(19)を設け、燃料噴射ノズル(13)の周側面から突出する燃料入口管(14)を接続管挿入孔(19)に向け、燃料供給管(12)の出口端部に設けた接続管(20)を接続管挿入孔(19)に貫通させ、この接続管(20)のヘッドカバー外部分に工具係合部(20a)を設け、接続管(20)のヘッドカバー内部分を燃料入口管(14)に嵌合して螺着させ、接続管挿入孔(19)に環状弾性シール(21)を内嵌させた、燃料噴射ノズルを備えたエンジンにおいて、
上記工具係合部(20a)よりも環状弾性シール(21)寄りの位置で、接続管(20)のヘッドカバー外部分に、上記工具係合部(20a)よりも径大の工具受けフランジ(20b)を設け、
図1に示すように、支点部 ( 51 ) 、力点部 ( 53 ) 、作用点部 ( 52 ) を備えた梃子(46)と押さえボルト(47)とを有するノズル押さえ具(48)を設け、押さえボルト(47)の押圧部(54)で梃子(46)の力点部(53)を押圧することにより、支点部 ( 51 ) を中心として揺動する梃子(46)の作用点部(52)で燃料噴射ノズル(13)をシリンダヘッド(3)のノズル挿入孔(33)に押し込み、その押し込み力(46a)により燃料噴射ノズル(13)をシリンダヘッド(3)に固定し、ストッパ ( 49 ) で支点部 ( 51 ) を中心として揺動する梃子 ( 46 ) を受け止め、燃料噴射ノズル(13)の押し込み力(46a)が過剰になりにくくした、ことを特徴とする燃料噴射ノズルを備えたエンジン。
【0007】
(請求項2の発明)
請求項2の発明の構成は、次の通りである。
請求項1に記載した燃料噴射ノズルを備えたエンジンにおいて、図2に示すように、前記接続管(20)と燃料入口管(14)との嵌合面間にOリング(22)を設けた、ことを特徴とする燃料噴射ノズルを備えたエンジン。
【0008】
(請求項3の発明)
請求項3の発明の構成は、次の通りである。
請求項1または請求項2に記載した燃料ノズルを備えたエンジンにおいて、
図2に示すように、前記環状シール(21)の内端部(21a)を前記燃料入口管(14)の突出端部(14a)よりも燃料入口管(14)の突出方向に後退させた、ことを特徴とする燃料噴射ノズルを備えたエンジン。
【0010】
(請求項4の発明)
請求項4の発明の構成は、次の通りである。
請求項1から請求項3のいずれかに記載した燃料噴射ノズルを備えたエンジンにおいて、図3(A)に示すように、前記梃子(46)の作用点部(52)で燃料噴射ノズル(13)を廻り止めした、ことを特徴とする燃料噴射ノズルを備えたエンジン。
【0011】
【発明の作用及び効果】
(請求項1の発明)
請求項1の発明は、次の作用効果を奏する。
《1》環状弾性シール(21)が傷付きにくい。
図2から明らかなように、接続管(20)の工具係合部(20a)にスパナ等の工具を係合させ、接続管(20)を燃料入口管(14)に螺着させる場合、工具が工具係合部(20a)の表面で滑っても、工具は工具受けフランジ(20b)で受け止められ、環状弾性シール(21)に当ることがない。このため、環状弾性シール(21)が傷付きにくく、接続管挿入孔(19)の封止を適正に行うことができる。
【0012】
《2》洗浄水等が接続管挿入孔(19)からヘッドカバー(5)内に侵入しにくい。
図2から明らかなように、エンジンを洗浄する場合、工具係合部(20a)の周囲を通過する洗浄水は、工具受けフランジ(20b)で受け止められ、弾性環状シール(21)を直撃しにくいため、洗浄水が接続管挿入孔(19)からヘッドカバー(5)内に侵入しにくい。また、田植え機等、湿田で使用する機械にエンジンを搭載した場合、同様の理由で、飛来する泥水が接続管挿入孔(19)からヘッドカバー(5)内に侵入しにくい。このように、ヘッドカバー(5)内へのこれら異物の侵入を抑制することにより、潤滑油が汚染されにくく、その耐用寿命が長くなる。
《3》接続管挿入孔 ( 19 ) に対する燃料入口管 ( 14 ) の向きを適正に設定することができる。
図1に示すように、燃料噴射ノズル ( 13 ) をシリンダヘッド ( 3 ) のノズル挿入孔 ( 33 ) に押し込んで固定するため、燃料噴射ノズル ( 13 ) をノズル挿入孔 ( 33 ) にネジ込んで固定する場合に比べ、接続管挿入孔 ( 19 ) に対する燃料入口管 ( 14 ) の向きを適正に設定することができる。このため、接続管 ( 20 ) が接続管挿入孔 ( 19 ) 内で適正な姿勢となり、環状弾性シール ( 21 ) の適正な封止力を確保することができる。
《4》接続管挿入孔 ( 19 ) に対する燃料入口管 ( 14 ) の位置や向きを適正に設定することができる。
図3 ( C ) から明らかなように、押さえボルト ( 47 ) の締め込みトルクの管理が不充分で、締め込みトルクが強過ぎた場合でも、梃子 ( 46 ) がストッパ ( 49 ) で受け止められるため、図1に示す押し込み力 ( 46a ) が過剰になりにくく、燃料噴射ノズル ( 13 ) の変形や過剰な押し込みが起こりにくく、接続管挿入孔 ( 19 ) に対する燃料入口管 ( 14 ) の位置や向きを適正に設定することができる。このため、接続管 ( 20 ) が接続管挿入孔 ( 19 ) 内で適正な位置や姿勢をとり、環状弾性シール ( 21 ) の適正な封止力を確保することができる。
【0013】
(請求項2の発明)
請求項2の発明は、請求項1の発明の作用効果に加え、次の作用効果を奏する。
《5》接続管(20)と燃料入口管(14)との嵌合部分からヘッドカバー(5)内に燃料が侵入しにくい。
図2から明らかなように、接続管(20)と燃料入口管(14)との嵌合部分からヘッドカバー(5)内に向かう燃料は、Oリング(22)で受け止められ、ヘッドカバー(5)内には侵入しにくい。このように、ヘッドカバー(5)内への燃料の侵入を抑制することにより、潤滑油が汚染されにくく、その耐用寿命が長くなる。
【0014】
(請求項3の発明)
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明の作用効果に加え、次の作用効果を奏する。
《6》ヘッドカバー(5)の着脱が容易に行える。
図2から明らかなように、燃料供給管(12)とその接続管(20)とを環状弾性シール(21)に挿入していない状態で、シリンダヘッド(3)に対してヘッドカバー(5)を着脱する場合、接続管挿入孔(19)に環状弾性シール(21)を内嵌したままでも、環状弾性シール(21)の内端部(21a)が燃料入口管(14)の突出端部(14a)に引っ掛かることがない。このため、ヘッドカバー(5)の着脱に際し、環状弾性シール(21)を抜き差しする必要がなく、ヘッドカバー(5)の着脱が容易に行える。
【0017】
(請求項4の発明)
請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれかの発明の作用効果に加え、次の作用効果を奏する。
《7》接続管挿入孔(19)に対する燃料入口管(14)の適正な向きを維持することができる。
図3(A)に示すように、燃料噴射ノズル(13)が廻り止めされるため、図2から明らかなように、接続管挿入孔(19)に対する燃料入口管(14)の適正な向きを維持することができる。このため、接続管(20)が接続管挿入孔(19)内で適正な姿勢に維持され、環状弾性シール(21)の適正な封止力が維持される。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜図5は本発明の実施形態に係る多気筒縦型ディーゼルエンジンを説明する図である。このディーゼルエンジン(1)の構成は、次の通りである。
【0019】
図1に示すように、シリンダブロック(2)の上部にシリンダヘッド(3)が組み付けられ、シリンダヘッド(3)の上部にヘッドカバー(5)が組み付けられている。シリンダブロック(2)のシリンダ(30)にはピストン(31)が内嵌され、ピストン(31)にはキャビティ(32)が形成されている。このディーゼルエンジン(1)は、動弁装置(4)と燃料供給装置とを備えている。
【0020】
動弁装置(4)の構成は、次の通りである。
動弁装置(4)は、図1に示すように、動弁カム(36)からタペット(43)、プッシュロッド(41)、ロッカアーム(40)、図4に示すバルブブリッジ(42)を順に介して吸気弁(26)と排気弁(27)とを開閉する。尚、図1、図4中の符号(40a)は、ロッカアーム(40)の入力端部、(40b)は出力端部である。図4に示すように、ロッカアーム(40)は、ロッカアームブラケット(37)に支持されたロッカアーム枢軸(39)に枢支されている。図1に示すように、ロッカアームブラケット(37)は、固定ボルト(38)でシリンダヘッド(3)の上面に固定されている。ロッカアームブラケット(37)やロッカアーム(40)は、ヘッドカバー(5)内に収容されている。
【0021】
燃料供給装置の構成は、次の通りである。
燃料供給装置は、図1に示すように、燃料供給ポンプ(図外)から導出された燃料供給管(12)と燃料噴射ノズル(13)とを備えている。燃料供給管(12)には、その出口端部に接続管(20)が設けられている。燃料噴射ノズル(13)は、シリンダ中心軸線(44)に沿う向きで、シリンダヘッド(3)のノズル挿入孔(33)に取り付けられている。燃料噴射ノズル(13)は、燃料入口管(14)とノズル部分(13a)とオーバーフロー燃料出口管(15)とを備えている。燃料入口管(14)は、燃料噴射ノズル(13)の周側面から横向きに突出されている。ノズル部分(13a)は、燃料噴射ノズル(13)の下端に設けられ、ピストン(31)のキャビティ(32)内に臨んでいる。オーバーフロー燃料出口管(15)は、燃料噴射ノズル(13)の上端に設けられている。燃料噴射ノズル(13)は、ヘッドカバー(5)内に収容されている。
【0022】
ヘッドカバー(5)の天井壁には、出口挿入管(15a)が形成され、ここにオーバーフロー燃料出口管(15)が縦向きに挿入されている。出口管挿入孔(15a)とオーバーフロー燃料出口管(15)との隙間は、出口管挿入孔(15a)に内嵌された環状弾性シール(15b)で封止されている。ヘッドカバー(5)の周側壁(5a)には、接続管挿入孔(19)が設けられ、燃料噴射ノズル(13)の燃料入口管(14)が接続管挿入孔(19)に向けられている。一方、燃料供給管(12)の接続管(20)が接続管挿入孔(19)に貫通されている。図2に示すように、この接続管(20)のヘッドカバー外部分には六角ナット形状の工具係合部(20a)が設けられている。接続管(20)のヘッドカバー内部分は、燃料噴射ノズル(13)の燃料入口管(14)に外嵌して螺着させている。この螺着により、燃料供給管(12)の燃料出口と燃料入口管(14)の燃料入口とが突き合わせ状に接続される。接続管(20)と燃料入口管(14)との嵌合面間にはOリング(22)が設けられている。このOリング(22)は、燃料入口管(14)に形成された溝(23)に内嵌されている。
【0023】
接続管挿入孔(19)には環状弾性シール(21)が内嵌されている。この環状弾性シール(21)は、接続管挿入孔(19)の内周面に圧接される挿入孔側圧接部(21b)と、接続管(20)の外周面に圧接する接続管側圧接部(21c)と、これらの間に介設される弾性部(21d)と、挿入孔側圧接部(21b)を保形する保形材(21e)とを備えている。この環状弾性シール(21)の内端部(21a)は、燃料噴射ノズル(13)の燃料入口管(14)の突出端部(14a)よりも燃料入口管(14)の突出方向に後退している。接続管挿入孔(19)と接続管(20)との隙間は、この環状弾性シール(21)で封止される。工具係合部(20a)よりも環状弾性シール(21)寄りの位置で、接続管(20)のヘッドカバー外部分に工具係合部(20a)よりも径大の工具受けフランジ(20b)が設けられている。この工具受けフランジ(20b)は、環状弾性シール(21)の弾性部(21d)及び接続管側圧接部(21c)よりも径大に形成され、これらが工具の当りで傷つかないようにしているとともに、洗浄水等でこれらが押し開かれるのを防止している。
【0024】
燃料噴射ノズル(13)の固定構造は、次の通りである。
図1に示すように、ロッカアームブラケット(37)にノズル押さえ具(48)が設けられている。ノズル押さえ具(48)は、梃子(46)と押さえボルト(47)とを備えている。図3(A)に示すように、梃子(46)は平板状に形成され、その先端部に廻り止め孔(60)が形成され、中央部にボルト挿通孔(59)が形成され、基端部にピン係合孔(64)が形成されている。図1に示すように、押さえボルト(47)はその上端部に押圧部(54)となるナットを備えている。梃子(46)の基端部は、ロッカアームブラケット(37)に載置され、ピン嵌合部(64)にはロッカアームブラケット(37)に打ち込まれたノックピン(63)が嵌合されている。図3(A)に示すように、梃子(46)の先端部の廻り止め孔(60)には燃料噴射ノズル(13)の扁平軸部(28)が内嵌されている。図3(B)に示すように、梃子(46)の先端部は、燃料噴射ノズル(13)の扁平軸部(28)の両側下部にある燃料噴射ノズル(13)の受圧面(58)に接当している。
【0025】
図1に示すように、押さえボルト(47)は、シリンダヘッド(3)に立設され、その上端部は梃子(46)のボルト挿通孔(59)に挿通され、押圧部(47)となるナットで梃子(46)の中央部をその上方から押圧している。このため、梃子(46)の基端部が支点部(51)、中央部が力点部(53)、先端部が作用点部(52)となり、この作用点部(52)で燃料噴射ノズル(13)の受圧面(58)が押圧され、燃料噴射ノズル(13)がノズル挿入孔(33)に押し込まれ、シリンダヘッド(3)に固定される。ノズル挿入孔(33)の奥端には、銅パッキン(61)が設けられ、燃料噴射ノズル(13)はこれに押し付けられている。図3(A)(C)に示すように、ロッカアームブラケット(37)には、ストッパ(49)が設けられている。ストッパ(49)は、押さえボルト(47)の両脇に配置され、梃子(46)の力点部(53)を受け止める。このため、梃子(46)が歪にくく、図1に示す燃料噴射ノズル(13)の押し込み力(46a)が適正値から外れにくい。
【0026】
また、図3(D)に示すように、ロッカアームブラケット(37)には、ボルト嵌合溝座(50)が形成され、ここに押さえボルト(47)が嵌合されている。このため、押さえボルト(47)により、ロッカアームブラケット(37)が廻り止めされる。また、図1に示すように、ロッカアームブラケット(37)をシリンダヘッド(3)に固定する固定ボルト(38)による押さえ込み力と、梃子(46)の支点部(51)による押さえ込み力とが、ロッカアーム枢軸(39)を間に挟んだロッカアームブラケット(37)の相互反対個所(67)(68)に作用する。このため、ロッカアーム(40)の作動時のロッカアームブラケット(37)の相互反対個所(67)(68)の浮き上がりが抑制され、これに起因する吸排気タイミングのずれが抑制される。尚、図1中の符号(69)はロッカアーム(40)への潤滑油供給通路である。
【0027】
尚、図1に示すように、シリンダヘッド(3)には、プラグ挿入孔(34)が形成され、ここにグロープラグ(35)が挿入され、その先端は、ピストン(31)のキャビティ(32)に臨んでいる。図5に示すように、シリンダ中心軸線(44)と平行な向きに見て、燃料噴射ノズル(13)の隣合う燃料噴射軸線(70)(70)は、グロープラグ(35)の両脇を通過する。このため、グロープラグ(35)への噴射燃料の直撃が起こりにくく、これに起因するグロープラグ(35)の焼損を抑制ですることがきる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るエンジンの上部縦断正面図。
【図2】図1のエンジンの要部縦断正面図である。
【図3】図3(A)は図1のA−A線断面図、図3(B)は図1のB−B線断面図、図3(C)は図1のC−C線断面図、図3(D)は図1のD−D線断面図である。
【図4】図1のエンジンのヘッドカバーを取り外した平面図である。
【図5】図1のエンジンのグロープラグと燃料噴射軸線の向きを説明する模式図である。
【図6】従来技術の図2相当図である。
【符号の説明】
(3)…シリンダヘッド、(5)…ヘッドカバー、(5a)…周側壁、(12)…燃料供給管、(13)…燃料噴射ノズル、(14)…燃料入口管、(14a)…突出端部、(19)…接続管挿入孔、(20)…接続管、(20a)…工具係合部、(20b)…工具受けフランジ、(21)…環状弾性シール、(21a)…内端部、(22)…Oリング、(33)…ノズル挿入孔、(46)…梃子、(46a)…押し込み力、(47)…押さえボルト、(48)…ノズル押さえ具、(49)…ストッパ、(52)…作用点部、(53)…力点部、(54)…押圧部。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an engine provided with a fuel injection nozzle.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, what is shown in FIG. 6 is known as an engine provided with a fuel injection nozzle. This is because the fuel injection nozzle (113) is accommodated in the head cover (105), the connecting pipe insertion hole (119) is provided in the peripheral side wall (105a) of the head cover (105), and the fuel injection nozzle (113) is provided from the peripheral side surface. The protruding fuel inlet pipe (114) is directed to the connection pipe insertion hole (119), and the connection pipe (120) provided at the outlet end of the fuel supply pipe (112) is passed through the connection pipe insertion hole (119). A tool engaging portion (120a) is provided on the outer portion of the head cover of the connecting pipe (120), and the inner portion of the head cover of the connecting pipe (120) is fitted and screwed into the fuel inlet pipe (114), so that the connecting pipe insertion hole ( 119) is fitted with an annular elastic seal (121).
In this prior art, only the tool engaging portion (120a) is provided on the outer portion of the head cover of the connecting pipe (120).
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The above prior art has the following problems.
<1> The annular elastic seal (121) is easily damaged.
When a tool such as a spanner is engaged with the tool engaging portion (120a) of the connecting pipe (120) and the connecting pipe (120) is screwed onto the fuel inlet pipe (114), the tool is engaged with the tool engaging portion (120a). It slides on the surface of this and hits the annular elastic seal (121), which is easily damaged. If the annular elastic seal (121) is damaged, the connecting tube insertion hole (119) cannot be properly sealed.
[0004]
<< 2 >> Washing water or the like easily enters the head cover (105) from the connecting pipe insertion hole (119).
When cleaning the engine, the cleaning water passing around the tool engaging portion (120a) directly hits the elastic annular seal (121), pushes it open, and enters the head cover (105) from the connecting pipe insertion hole (119). Easy to invade. Moreover, when an engine is mounted on a machine used in a wet paddy such as a rice planting machine, the flying muddy water is likely to enter the head cover (105) from the connection pipe insertion hole (119) for the same reason. The entry of these foreign substances into the head cover (105) contaminates the lubricating oil and shortens its useful life.
[0005]
The subject of this invention is providing the engine provided with the fuel-injection nozzle which can solve the said problem.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
(Invention of Claim 1)
The configuration of the invention of claim 1 is as follows.
As shown in FIG. 2, the fuel injection nozzle (13) is accommodated in the head cover (5), the connecting pipe insertion hole (19) is provided in the peripheral side wall (5a) of the head cover (5), and the fuel injection nozzle (13). The fuel inlet pipe (14) protruding from the peripheral side of the fuel pipe is directed to the connecting pipe insertion hole (19), and the connecting pipe (20) provided at the outlet end of the fuel supply pipe (12) is connected to the connecting pipe insertion hole (19). A tool engaging portion (20a) is provided in the outer portion of the head cover of the connecting pipe (20), and the inner portion of the head cover of the connecting pipe (20) is fitted and screwed into the fuel inlet pipe (14) for connection. In an engine having a fuel injection nozzle in which an annular elastic seal (21) is fitted in a pipe insertion hole (19),
At a position closer to the annular elastic seal (21) than the tool engaging portion (20a), a tool receiving flange (20b) larger in diameter than the tool engaging portion (20a) is provided on the outer portion of the head cover of the connecting pipe (20). )
As shown in FIG. 1, the fulcrum portion (51), the force point portion (53), lever with the force output portion (52) (46) and the pressing bolt (47) and nozzle retainer having a (48) is provided, by pressing force point portion (53) of the lever (46) with a pressing portion (54) of the holding bolts (47), the action point portion of the lever (46) which swings about a fulcrum portion (51) (52) Then, the fuel injection nozzle (13) is pushed into the nozzle insertion hole (33) of the cylinder head (3), the pushing force (46a) fixes the fuel injection nozzle (13) to the cylinder head (3), and the stopper ( 49 ) An engine provided with a fuel injection nozzle, characterized by receiving an insulator ( 46 ) swinging around a fulcrum ( 51 ) and making the pushing force (46a) of the fuel injection nozzle (13) difficult to become excessive. .
[0007]
(Invention of Claim 2)
The configuration of the invention of
In the engine provided with the fuel injection nozzle according to claim 1, as shown in FIG. 2, an O-ring (22) is provided between the fitting surfaces of the connection pipe (20) and the fuel inlet pipe (14). An engine equipped with a fuel injection nozzle.
[0008]
(Invention of Claim 3)
The configuration of the invention of
In the engine provided with the fuel nozzle according to
As shown in FIG. 2, the inner end portion (21 a) of the annular seal (21) is retreated in the projecting direction of the fuel inlet pipe (14) from the projecting end section (14 a) of the fuel inlet pipe (14). An engine equipped with a fuel injection nozzle.
[0010]
(Invention of Claim 4 )
The configuration of the invention of
In the engine provided with the fuel injection nozzle according to any one of claims 1 to 3 , as shown in FIG. 3 (A), a fuel injection nozzle (13) is formed at an action point portion (52) of the insulator (46). Engine equipped with a fuel injection nozzle characterized by
[0011]
[Action and effect of the invention]
(Invention of Claim 1)
The invention of claim 1 has the following effects.
<< 1 >> The annular elastic seal (21) is hardly damaged.
As apparent from FIG. 2, when a tool such as a spanner is engaged with the tool engaging portion (20a) of the connecting pipe (20) and the connecting pipe (20) is screwed to the fuel inlet pipe (14), the tool Even if the tool slides on the surface of the tool engaging portion (20a), the tool is received by the tool receiving flange (20b) and does not hit the annular elastic seal (21). For this reason, the annular elastic seal (21) is hardly damaged, and the connecting pipe insertion hole (19) can be properly sealed.
[0012]
<< 2 >> Washing water or the like hardly enters the head cover (5) from the connecting pipe insertion hole (19).
As is apparent from FIG. 2, when the engine is cleaned, the cleaning water passing around the tool engaging portion (20a) is received by the tool receiving flange (20b), and hardly hits the elastic annular seal (21). Therefore, it is difficult for cleaning water to enter the head cover (5) from the connecting pipe insertion hole (19). In addition, when an engine is mounted on a machine used in a wet paddy such as a rice planting machine, the flying muddy water is unlikely to enter the head cover (5) from the connection pipe insertion hole (19) for the same reason. In this way, by suppressing the intrusion of these foreign substances into the head cover (5), the lubricating oil is hardly contaminated and its useful life is extended.
<< 3 >> The direction of the fuel inlet pipe ( 14 ) with respect to the connecting pipe insertion hole ( 19 ) can be set appropriately.
As shown in FIG. 1, a fuel injection nozzle (13) for securing is pushed into the nozzle insertion hole of the cylinder head (3) (33), a fuel injection nozzle (13) is screwed into the nozzle insertion hole (33) Compared to the case of fixing, the direction of the fuel inlet pipe ( 14 ) with respect to the connecting pipe insertion hole ( 19 ) can be set appropriately. For this reason, the connecting pipe ( 20 ) has an appropriate posture in the connecting pipe insertion hole ( 19 ) , and an appropriate sealing force of the annular elastic seal ( 21 ) can be ensured.
<< 4 >> The position and orientation of the fuel inlet pipe ( 14 ) with respect to the connecting pipe insertion hole ( 19 ) can be set appropriately.
As is clear from FIG. 3 ( C ) , the tightening torque of the holding bolt ( 47 ) is insufficiently controlled, and the lever ( 46 ) is received by the stopper ( 49 ) even if the tightening torque is too strong. The pushing force ( 46a ) shown in FIG. 1 is unlikely to be excessive, the fuel injection nozzle ( 13 ) is not easily deformed or excessively pushed, and the position and orientation of the fuel inlet pipe ( 14 ) with respect to the connecting pipe insertion hole ( 19 ) . Can be set appropriately. For this reason, the connecting pipe ( 20 ) takes an appropriate position and posture in the connecting pipe insertion hole ( 19 ) , and an appropriate sealing force of the annular elastic seal ( 21 ) can be secured.
[0013]
(Invention of Claim 2)
The invention of
<< 5 >> It is difficult for the fuel to enter the head cover (5) from the fitting portion between the connecting pipe (20) and the fuel inlet pipe (14).
As is apparent from FIG. 2, the fuel traveling from the fitting portion between the connecting pipe (20) and the fuel inlet pipe (14) into the head cover (5) is received by the O-ring (22), It is hard to invade. Thus, by suppressing the intrusion of the fuel into the head cover (5), the lubricating oil is hardly contaminated and its useful life is extended.
[0014]
(Invention of Claim 3)
The invention of
<6> The head cover (5) can be easily attached and detached.
As is apparent from FIG. 2, the head cover (5) is attached to the cylinder head (3) with the fuel supply pipe (12) and its connecting pipe (20) not inserted into the annular elastic seal (21). When attaching and detaching, even if the annular elastic seal (21) is fitted in the connecting pipe insertion hole (19), the inner end portion (21a) of the annular elastic seal (21) is the protruding end portion of the fuel inlet pipe (14) ( 14a) is not caught. For this reason, when attaching / detaching the head cover (5), it is not necessary to insert and remove the annular elastic seal (21), and the head cover (5) can be attached / detached easily.
[0017]
(Invention of Claim 4 )
The invention of
<< 7 >> The proper orientation of the fuel inlet pipe (14) with respect to the connecting pipe insertion hole (19) can be maintained.
As shown in FIG. 3 (A), since the fuel injection nozzle (13) is prevented from rotating, as is clear from FIG. 2, the proper orientation of the fuel inlet pipe (14) with respect to the connecting pipe insertion hole (19) is set. Can be maintained. For this reason, the connecting pipe (20) is maintained in an appropriate posture within the connecting pipe insertion hole (19), and an appropriate sealing force of the annular elastic seal (21) is maintained.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 to 5 are views for explaining a multi-cylinder vertical diesel engine according to an embodiment of the present invention. The configuration of the diesel engine (1) is as follows.
[0019]
As shown in FIG. 1, the cylinder head (3) is assembled to the upper part of the cylinder block (2), and the head cover (5) is assembled to the upper part of the cylinder head (3). A piston (31) is fitted in the cylinder (30) of the cylinder block (2), and a cavity (32) is formed in the piston (31). The diesel engine (1) includes a valve gear (4) and a fuel supply device.
[0020]
The configuration of the valve gear (4) is as follows.
As shown in FIG. 1, the valve operating device (4) is connected in order from a valve operating cam (36) to a tappet (43), a push rod (41), a rocker arm (40), and a valve bridge (42) shown in FIG. Then, the intake valve (26) and the exhaust valve (27) are opened and closed. 1 and 4, the reference numeral (40a) is an input end of the rocker arm (40), and (40b) is an output end. As shown in FIG. 4, the rocker arm (40) is pivotally supported by a rocker arm pivot (39) supported by a rocker arm bracket (37). As shown in FIG. 1, the rocker arm bracket (37) is fixed to the upper surface of the cylinder head (3) with a fixing bolt (38). The rocker arm bracket (37) and the rocker arm (40) are accommodated in the head cover (5).
[0021]
The configuration of the fuel supply device is as follows.
As shown in FIG. 1, the fuel supply device includes a fuel supply pipe (12) led out from a fuel supply pump (not shown) and a fuel injection nozzle (13). The fuel supply pipe (12) is provided with a connection pipe (20) at its outlet end. The fuel injection nozzle (13) is attached to the nozzle insertion hole (33) of the cylinder head (3) in a direction along the cylinder central axis (44). The fuel injection nozzle (13) includes a fuel inlet pipe (14), a nozzle portion (13a), and an overflow fuel outlet pipe (15). The fuel inlet pipe (14) protrudes laterally from the peripheral side surface of the fuel injection nozzle (13). The nozzle portion (13a) is provided at the lower end of the fuel injection nozzle (13) and faces the cavity (32) of the piston (31). The overflow fuel outlet pipe (15) is provided at the upper end of the fuel injection nozzle (13). The fuel injection nozzle (13) is accommodated in the head cover (5).
[0022]
An outlet insertion pipe (15a) is formed on the ceiling wall of the head cover (5), and an overflow fuel outlet pipe (15) is inserted vertically there. A gap between the outlet pipe insertion hole (15a) and the overflow fuel outlet pipe (15) is sealed with an annular elastic seal (15b) fitted in the outlet pipe insertion hole (15a). A connection pipe insertion hole (19) is provided in the peripheral side wall (5a) of the head cover (5), and the fuel inlet pipe (14) of the fuel injection nozzle (13) is directed to the connection pipe insertion hole (19). . On the other hand, the connecting pipe (20) of the fuel supply pipe (12) passes through the connecting pipe insertion hole (19). As shown in FIG. 2, a hexagonal nut-shaped tool engaging portion (20a) is provided in the outer portion of the head cover of the connecting pipe (20). A portion of the connecting pipe (20) in the head cover is externally fitted and screwed to the fuel inlet pipe (14) of the fuel injection nozzle (13). By this screwing, the fuel outlet of the fuel supply pipe (12) and the fuel inlet of the fuel inlet pipe (14) are connected in abutting manner. An O-ring (22) is provided between the fitting surfaces of the connecting pipe (20) and the fuel inlet pipe (14). The O-ring (22) is fitted in a groove (23) formed in the fuel inlet pipe (14).
[0023]
An annular elastic seal (21) is fitted in the connecting pipe insertion hole (19). The annular elastic seal (21) includes an insertion hole side pressure contact portion (21b) that is pressed against the inner peripheral surface of the connection tube insertion hole (19), and a connection tube side pressure contact portion that is pressed against the outer peripheral surface of the connection tube (20). (21c), an elastic part (21d) interposed therebetween, and a shape-retaining material (21e) for retaining the insertion hole-side pressure contact part (21b). The inner end portion (21a) of the annular elastic seal (21) retreats in the projecting direction of the fuel inlet pipe (14) from the projecting end portion (14a) of the fuel inlet pipe (14) of the fuel injection nozzle (13). ing. The gap between the connecting pipe insertion hole (19) and the connecting pipe (20) is sealed with this annular elastic seal (21). A tool receiving flange (20b) having a diameter larger than that of the tool engaging portion (20a) is provided on the outer portion of the head cover of the connecting pipe (20) at a position closer to the annular elastic seal (21) than the tool engaging portion (20a). It has been. The tool receiving flange (20b) is formed larger in diameter than the elastic part (21d) and the connecting pipe side pressure contact part (21c) of the annular elastic seal (21) so that they are not damaged when hitting the tool. At the same time, they are prevented from being pushed open by washing water or the like.
[0024]
The fixing structure of the fuel injection nozzle (13) is as follows.
As shown in FIG. 1, the rocker arm bracket (37) is provided with a nozzle pressing member (48). The nozzle pressing tool (48) includes a lever (46) and a pressing bolt (47). As shown in FIG. 3 (A), the insulator (46) is formed in a flat plate shape, a non-rotating hole (60) is formed at the distal end thereof, a bolt insertion hole (59) is formed at the central portion, and the proximal end A pin engaging hole (64) is formed in the portion. As shown in FIG. 1, the holding bolt (47) includes a nut serving as a pressing portion (54) at its upper end. A base end portion of the lever (46) is placed on the rocker arm bracket (37), and a knock pin (63) driven into the rocker arm bracket (37) is fitted into the pin fitting portion (64). As shown in FIG. 3A, the flat shaft portion (28) of the fuel injection nozzle (13) is fitted into the rotation stop hole (60) at the tip of the insulator (46). As shown in FIG. 3 (B), the tip of the insulator (46) is placed on the pressure receiving surface (58) of the fuel injection nozzle (13) at the lower part on both sides of the flat shaft portion (28) of the fuel injection nozzle (13). Have a close relationship.
[0025]
As shown in FIG. 1, the holding bolt (47) is erected on the cylinder head (3), and its upper end is inserted into the bolt insertion hole (59) of the insulator (46) to form the pressing portion (47). The central portion of the insulator (46) is pressed from above with a nut. For this reason, the base end portion of the insulator (46) is a fulcrum portion (51), the central portion is a force point portion (53), and the tip portion is an action point portion (52), and the fuel injection nozzle ( The pressure receiving surface (58) of 13) is pressed, the fuel injection nozzle (13) is pushed into the nozzle insertion hole (33), and is fixed to the cylinder head (3). A copper packing (61) is provided at the back end of the nozzle insertion hole (33), and the fuel injection nozzle (13) is pressed against this. As shown in FIGS. 3A and 3C, the rocker arm bracket (37) is provided with a stopper (49). The stopper (49) is disposed on both sides of the holding bolt (47) and receives the force point portion (53) of the lever (46). For this reason, the insulator (46) is not easily distorted, and the pushing force (46a) of the fuel injection nozzle (13) shown in FIG. 1 is unlikely to deviate from an appropriate value.
[0026]
As shown in FIG. 3D, a bolt fitting groove seat (50) is formed in the rocker arm bracket (37), and a holding bolt (47) is fitted therein. For this reason, the rocker arm bracket (37) is prevented from rotating by the holding bolt (47). Further, as shown in FIG. 1, the pressing force by the fixing bolt (38) for fixing the rocker arm bracket (37) to the cylinder head (3) and the pressing force by the fulcrum part (51) of the lever (46) are the rocker arm. It acts on mutually opposite portions (67) and (68) of the rocker arm bracket (37) with the pivot (39) interposed therebetween. For this reason, when the rocker arm (40) is actuated, lifting of the mutually opposite portions (67) and (68) of the rocker arm bracket (37) is suppressed, and the deviation of the intake and exhaust timing due to this is suppressed. In addition, the code | symbol (69) in FIG. 1 is a lubricating oil supply path to the rocker arm (40).
[0027]
As shown in FIG. 1, a plug insertion hole (34) is formed in the cylinder head (3), and a glow plug (35) is inserted into the cylinder head (3). The tip of the plug (35) is the cavity (32) of the piston (31). ) As shown in FIG. 5, when viewed in a direction parallel to the cylinder center axis (44), the fuel injection axes (70) and (70) adjacent to the fuel injection nozzle (13) are located on both sides of the glow plug (35). pass. For this reason, the direct injection of the injected fuel to the glow plug (35) hardly occurs, and it is possible to suppress the burning of the glow plug (35) due to this.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an upper longitudinal front view of an engine according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a longitudinal sectional front view of a main part of the engine of FIG.
3A is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. 1, FIG. 3B is a cross-sectional view taken along line BB in FIG. 1, and FIG. 3C is a cross-sectional view taken along line CC in FIG. FIG. 3D is a cross-sectional view taken along the line DD of FIG.
4 is a plan view with the head cover of the engine of FIG. 1 removed. FIG.
5 is a schematic diagram for explaining the orientation of a glow plug and a fuel injection axis of the engine of FIG. 1. FIG.
FIG. 6 is a view corresponding to FIG. 2 of the prior art.
[Explanation of symbols]
(3) ... Cylinder head, (5) ... Head cover, (5a) ... Peripheral side wall, (12) ... Fuel supply pipe, (13) ... Fuel injection nozzle, (14) ... Fuel inlet pipe, (14a) ... Projection end Part, (19) ... connection pipe insertion hole, (20) ... connection pipe, (20a) ... tool engaging part, (20b) ... tool receiving flange, (21) ... annular elastic seal, (21a) ... inner end part , (22) ... O-ring, (33) ... Nozzle insertion hole, (46) ... insulator, (46a) ... Pushing force, (47) ... Presser bolt, (48) ... Nozzle presser, (49) ... Stopper, (52) ... action point part, (53) ... force point part, (54) ... pressing part.
Claims (4)
上記工具係合部(20a)よりも環状弾性シール(21)寄りの位置で、接続管(20)のヘッドカバー外部分に、上記工具係合部(20a)よりも径大の工具受けフランジ(20b)を設け、
支点部 ( 51 ) 、力点部 ( 53 ) 、作用点部 ( 52 ) を備えた梃子(46)と押さえボルト(47)とを有するノズル押さえ具(48)を設け、押さえボルト(47)の押圧部(54)で梃子(46)の力点部(53)を押圧することにより、支点部 ( 51 ) を中心として揺動する梃子(46)の作用点部(52)で燃料噴射ノズル(13)をシリンダヘッド(3)のノズル挿入孔(33)に押し込み、その押し込み力(46a)により燃料噴射ノズル(13)をシリンダヘッド(3)に固定し、ストッパ ( 49 ) で支点部 ( 51 ) を中心として揺動する梃子 ( 46 ) を受け止め、燃料噴射ノズル(13)の押し込み力(46a)が過剰になりにくくした、ことを特徴とする燃料噴射ノズルを備えたエンジン。A fuel injection nozzle (13) is accommodated in the head cover (5), a connecting pipe insertion hole (19) is provided in the peripheral side wall (5a) of the head cover (5), and the fuel protrudes from the peripheral side surface of the fuel injection nozzle (13). The inlet pipe (14) faces the connection pipe insertion hole (19), and the connection pipe (20) provided at the outlet end of the fuel supply pipe (12) is passed through the connection pipe insertion hole (19). 20) A tool engaging portion (20a) is provided on the outer portion of the head cover, and the inner portion of the head cover of the connecting pipe (20) is fitted into the fuel inlet pipe (14) and screwed into the connecting pipe insertion hole (19). In an engine having a fuel injection nozzle fitted with an annular elastic seal (21),
At a position closer to the annular elastic seal (21) than the tool engaging portion (20a), a tool receiving flange (20b) larger in diameter than the tool engaging portion (20a) is provided on the outer portion of the head cover of the connecting pipe (20). )
Fulcrum (51), the force point portion (53), a nozzle retainer (48) is provided with a lever with the force output portion (52) (46) and the pressing bolt (47), pressing of the pressing bolt (47) parts by pressing the lever (46) point portion (53) in (54), the action point portion of the lever (46) which swings about a fulcrum portion (51) (52) fuel injection nozzle (13) Is pushed into the nozzle insertion hole (33) of the cylinder head (3), the fuel injection nozzle (13) is fixed to the cylinder head (3) by the pushing force (46a ) , and the fulcrum portion ( 51 ) is fixed by the stopper ( 49 ). An engine provided with a fuel injection nozzle, characterized by receiving an insulator ( 46 ) that swings as a center and making it difficult for the pushing force (46a) of the fuel injection nozzle (13) to become excessive.
前記環状弾性シール(21)の内端部(21a)を前記燃料入口管(14)の突出端部(14a)よりも燃料入口管(14)の突出方向に後退させた、ことを特徴とする燃料噴射ノズルを備えたエンジン。In the engine provided with the fuel nozzle according to claim 1 or 2,
The inner end (21a) of the annular elastic seal (21) is retracted in the protruding direction of the fuel inlet pipe (14) from the protruding end (14a) of the fuel inlet pipe (14). An engine with a fuel injection nozzle.
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