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JP3678526B2 - Semiconductor device - Google Patents

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JP3678526B2
JP3678526B2 JP02692897A JP2692897A JP3678526B2 JP 3678526 B2 JP3678526 B2 JP 3678526B2 JP 02692897 A JP02692897 A JP 02692897A JP 2692897 A JP2692897 A JP 2692897A JP 3678526 B2 JP3678526 B2 JP 3678526B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置に係り、特に裏面照射型の半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からある半導体装置として、いわゆる裏面照射型の半導体装置が知られている。この種の半導体装置は半導体基板を有し、その半導体基板の一面に光検出部を有している。そして、半導体基板には、光検出部と反対側で半導体基板の一部が削られて凹部が形成されている。このため、半導体基板には、光検出部をもった薄型化部分が設けられている。この薄型化部分は、厚くなった半導体基板では吸収されて高感度に検出することができない紫外線、軟X線、電子線等のエネルギー線に対応して設けられるものであり、この薄型化部分では、半導体基板の凹部側の面に照射される光が光検出部で検出される。
【0003】
このような裏面照射型半導体装置にあっては、光検出部に電気的に接続される信号読出し電極が半導体基板の裏面に配置されるため、通常のボンディングワイヤ等による信号の読出しができない。そのために半導体基板においては、信号読出し電極が、支持基板上に形成された電極、又は配線に導電性バンプにより電気的に接続され、支持基板上の電極又は配線を介してボンディングワイヤ等により信号が読み出される。このような半導体装置における半導体基板は、その薄型化部分がその薄さに起因して機械的強度が弱くなっており、全体として機械的強度が弱くなっている。また、半導体基板と支持基板とを電気的に接続する導電性バンプの接続強度も弱くなっている。そこで、導電性バンプの接続強度を確保すべく、導電性バンプによる接続によって半導体基板と支持基板との間に形成された空隙に絶縁性樹脂が充填され、絶縁性樹脂が薄型化部分に接合されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の半導体装置においては、半導体基板の薄型化部分を除いた部分については、支持基板及び絶縁性樹脂により機械的強度が確保されている一方、半導体基板の薄型化部分については、その機械的強度の弱さに起因して以下に示す問題点を有している。
【0005】
すなわち、第一に、従来の半導体装置は、半導体基板および支持基板の間隔が導電性バンプにより一定に保持されると共に絶縁性樹脂が薄型化部分と接合されているため、加熱等により絶縁性樹脂が硬化して収縮すると、薄型化部分が絶縁性樹脂の収縮に伴って引っ張られ、たわんでしまう場合がある。この場合、半導体装置の使用時において光検出部に対するフォーカシングや光検出部における特性ユニフォミティに悪影響が出る場合がある。
【0006】
第二に、半導体基板および支持基板間で薄型化部分の対向位置に気泡が存在する場合があり、この気泡が薄型化部分より小さい時には、絶縁性樹脂の収縮により薄型化部分においてそのたわみの程度が場所によって異なることとなり、前述と同じ問題が生じる。
【0007】
第三に、半導体装置として、光検出部を冷却するため支持基板にペルチェ素子などの冷却装置が接合されたものがあり、その冷却装置によって光検出部を冷却する場合には、薄型化部分がたわんでいることにより光検出部において温度ユニフォミティが低下する場合がある。また、前記気泡の存在により絶縁性樹脂の存在するところと存在しないところができ、温度差が生じることにより温度ユニフォミティが低下する場合がある。
【0008】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、良好な特性を有する半導体装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、半導体基板の一面に光検出部を有し、その光検出部と反対側で半導体基板の一部が削られることにより、薄型化された薄型化部分が半導体基板に設けられた半導体装置において、半導体基板の一面側に対向配置され、光検出部に対向する位置に貫通孔を有し、導電性バンプを介して光検出部に電気的に接続された電極を有する支持基板と、支持基板と半導体基板との間の空隙に、薄型化部分に接触しないように、且つ、薄型化部分と貫通孔との間に充填されないように、充填される絶縁性の第1の樹脂とを備えることを特徴とする。
【0010】
この半導体装置によれば、半導体装置の製造時において、絶縁性の第1の樹脂は、半導体基板と支持基板との間の空隙に充填され、貫通孔と薄型化部分との間には充填されることがない。このため、導電性バンプにより半導体基板および支持基板の間隔が一定に保持された状態において、加熱等により第1の樹脂が硬化されて収縮しても、その薄型化部分が第1の樹脂により引っ張られることがなく、従って、薄型化部分がたわむことがない。
【0011】
また、貫通孔は、半導体基板に面する側の開口が薄型化部分と同じ大きさ若しくは薄型化部分より大きく形成されていることが好ましい。この半導体装置によれば、半導体装置の製造時において、半導体基板と支持基板との間の空隙には、毛細管現象により絶縁性の第1の樹脂が注入される一方、薄型化部分と貫通孔との間では、毛細管現象が起こらず、第1の樹脂が充填されることがない。
【0012】
また、貫通孔内壁と絶縁性の第1の樹脂の内周面と薄型化部分とで囲まれる領域内に、第1の樹脂の熱膨張係数以下の熱膨張係数を有する第2の樹脂が更に充填されていることが好ましい。この場合、絶縁性の第1の樹脂が硬化されて収縮する場合でも、第2の樹脂が収縮し難いため、薄型化部分が引っ張られ難くなると共に第2の樹脂によって薄型化部分が補強される。また、光検出部を第2の樹脂を介して冷却する場合に、第2の樹脂がない場合に比べて冷却効率が向上する。
【0013】
また、支持基板に冷却装置が取り付けられ、その冷却装置により第2の樹脂が冷却されてもよい。この場合、冷却装置により第2の樹脂が冷却されると、その冷却された第2の樹脂を介して光検出部が冷却され、光検出部でのノイズが低減される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面と共に本発明による半導体装置の第1から第4までの実施形態について詳細に説明する。なお、全図中、同一又は同等の構成要素については、同一の符号を付することとする。
【0015】
図1は、本発明の半導体装置の第1実施形態を示す縦断面端面図であり、図2は図1の半導体装置を示す平面図である。図1に示すように、半導体装置1は、平板状の半導体基板2を有し、この半導体基板2は、例えばシリコンのP+層3とその上に形成されたPエピ層4とで構成されている。この半導体基板2のPエピ層4の表面には光検出部としてのCCD8が形成され、そのPエピ層4と反対側のCCD8に対応する部分では、P+層3の一部が除去されることでPエピ層4が露出されて光ガイド凹部5が形成され、アキュームレーション層23が形成されている。このため、半導体基板2には、CCD8を含む薄型化された薄型化部分6が設けられている。なお、P+層3及びPエピ層4からなる半導体基板2は、例えば約300〜600μmの厚さとなっており、薄型化部分6は約15〜40μmの厚さとなっている。
【0016】
この薄型化部分6は、その光ガイド凹部5側の面が矩形状の平坦な光被照射面7となっており(図2参照)、その光被照射面7はCCD8とほぼ同じ大きさに形成されている。この薄型化部分6は、光ガイド凹部5を通って光被照射面7に照射される光をCCD8で検出するものである。また、半導体基板2は、CCD8の周辺領域に配線(図示せず)を介してCCD8に電気的に接続されたAl等から形成された電極パッド10を有し、その電極パッド10上には導電性バンプ11(例えば金製のボールバンプ)が取り付けられている。このとき、導電性バンプ11の接続強度を上げるために複数個の導電性バンプ11を取り付けてもよい。そして、CCD8、電極パッド10及び導電性バンプ11は相互に電気的に接続されている。
【0017】
また、半導体装置1は、半導体基板2のCCD8側に、導電性バンプ11を介して対向配置された支持基板12を有している。この支持基板12は、例えばベース基板であるシリコン基板13を有し、このシリコン基板13と半導体基板2の導電性バンプ11との間は、シリコン基板13側から順次積層される酸化シリコン膜14、電極パッド15及びコンタクトパッド16で構成されている。また、酸化シリコン膜14、電極パッド15は窒化シリコン膜17aで覆われ、この窒化シリコン膜17aにおいて、電極パッド15上に形成されたワイヤボンディング用開口部18を通ってボンディングワイヤ(図示せず)の一端が電極パッド15に接続されている。また、電極パッド15の上に形成されたコンタクトパッド16が導電性バンプ11に接続されている。このため、CCD8で得られた信号電荷が半導体基板2の電極パッド10、導電性バンプ11、コンタクトパッド16、電極パッド15及びボンディングワイヤを通って外部に取り出されるようになっている。
【0018】
なお、支持基板12のベース基板としてシリコン基板13としたが、ベース基板としては、比較的硬質のものであれば如何なるものでもよい。例えば、セラミックス、ガラス又はプラスチック類等であってもよい。この場合、電極パッド15は、蒸着や導電性樹脂のスクリーン印刷法により形成される(図5参照)。また、コンタクトパッド16は、導電性バンプ11との電気的コンタクトを向上させる観点から、導電性バンプ11側からAu/Pt/Tiの順に構成されている。更に、シリコン基板13の半導体基板2と反対側の面には、ウェットエッチングによりシリコン基板13に開口部を設けるためのマスク用の窒化シリコン膜17bが形成されている。
【0019】
また、支持基板12には、半導体基板2の薄型化部分6に対向する位置に貫通孔19が形成され、窒化シリコン膜17aの表面と半導体基板2とで形成される空隙35(図13(a)参照)には、絶縁性の第1の樹脂20が充填され、この第1の樹脂20により絶縁層が構成されている。この第1の樹脂20は、例えばエポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂、シリコーン系樹脂若しくはアクリル系樹脂又はこれらを複合させたものを含む接着性樹脂で構成されている。
【0020】
ここで、貫通孔19は、その一端にあるCCD8側の開口19aおよび他端にある開口19bが薄型化部分6の光被照射面7と同じ大きさ、若しくは薄型化部分6の光被照射面7より大きくなっていることが好ましい。このようにするのは、半導体基板2と支持基板12との間に毛細管現象により絶縁性の第1の樹脂20が充填される際に、その絶縁性の第1の樹脂20が薄型化部分6に接触しないようにするためである。このような貫通孔19の一例として図2に示すものがある。図2には、貫通孔19の一端の開口19aが薄型化部分6の光被照射面7より大きくなっており、且つ、貫通孔19の他端の開口19bが開口19aより大きくなっている例が示されている。なお、この図2において貫通孔19のCCD8側の開口19aが薄型化部分6の光被照射面7より大きくなっている例が示されているが、開口19aは光被照射面7と同じ大きさで形成されていてもよい。また、開口19aと開口19bとが同じ大きさであってもよい。
【0021】
また、このような貫通孔19により、その貫通孔19と薄型化部分6との間に絶縁性の第1の樹脂20が充填されないため、絶縁層には薄型化部分6に対向する位置に開口部21が形成されている。この開口部21はそのCCD8側の開口が薄型化部分6の光被照射面7より大きくなっている。すなわち、薄型化部分6には、絶縁性の第1の樹脂20が接着されていない。
このような構成をもった半導体装置1によれば、半導体装置1の製造時に、薄型化部分6の対向位置に開口部21が形成されて絶縁性の第1の樹脂20が薄型化部分6に接着されなくなるため、導電性バンプ11により半導体基板2および支持基板12の間隔が一定に保持された状態において、絶縁性の第1の樹脂20が加熱等により硬化されて収縮しても、薄型化部分6が第1の樹脂脂20により引っ張られることがほとんどなく、従って、薄型化部分6がたわむことがほとんどない。この結果、半導体装置1の使用時において、CCD8に対するフォーカシングが正確に行われ、また、CCD8における特性ユニフォミティが向上するようになる。
【0022】
次に、本発明の半導体装置の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は同様の構成部分については、その説明を省略する。
【0023】
図3は、第2実施形態に係る半導体装置を示す縦断面端面図である。図3に示すように、この半導体装置30は、第2の樹脂27が、支持基板13の貫通孔内壁と絶縁性の第1の樹脂20の内周面20aと薄型化部分6との間の領域内に更に充填されている点で第1実施形態に係る半導体装置1と異なっている。すなわち、半導体装置30は、絶縁層に形成された開口部21内、および貫通孔19内に第2の樹脂27が充填されている点で半導体装置1と異なっている。
【0024】
ここで、第2の樹脂27としては、絶縁性の第1の樹脂20の熱膨張係数より小さい熱膨張係数をもった樹脂が用いられ、特に、薄型化部分6の熱膨張係数と同一又はそれに近い熱膨張係数の樹脂が好ましい。例えば、半導体基板2がシリコンからなる場合はシリコーン系樹脂が用いられる。また、第2の樹脂27としては、室温硬化型樹脂を含むものであってもよい。なお、第2の樹脂27は、貫通孔19を通して注ぎ込むことで貫通孔19および開口部21内に充填されている。
【0025】
このような構成の半導体装置30によれば、絶縁性の第1の樹脂20が加熱等により硬化されて収縮する場合であっても、第2の樹脂27が絶縁性の第1の樹脂20より収縮し難いため、薄型化部分6がたわみ難くなると共に、第2の樹脂27が硬化することで薄型化部分6が補強されることとなる。また、薄型化部分6のCCD8を冷却する必要がある場合、この第2の樹脂27を介してCCD8が冷却されるため、第2の樹脂27がない場合に比べて、冷却効率が向上することとなる。更に、第2の樹脂27の充填に当たって、毛細管現象を利用せず貫通孔19および開口部21内に注ぎ込むようにしているため、薄型化部分6の対向位置に気泡が生じることもない。
【0026】
なお、図3においては、第2の樹脂27と絶縁性の第1の樹脂20とが互いに異なった樹脂で構成されているが、図4に示すように、絶縁性の第1の樹脂20が第2の樹脂27と同じ樹脂で形成されてもよい。また、支持基板12のベース基板としてシリコン基板13としたが、ベース基板としては、比較的硬質のものであれば如何なるものでもよい。例えば、図5に示すように、セラミックス、ガラス又はプラスチック類等であってもよい。この場合、電極パッド15は、蒸着や導電性樹脂のスクリーン印刷法により形成される。
【0027】
次に、本発明の半導体装置に係る第3実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は同様の構成部分については、その説明を省略する。
【0028】
図6は、第3実施形態に係る半導体装置の縦断面端面図である。図6に示すように、この半導体装置40は、支持基板12に冷却装置28が取り付けられている点で第2実施形態の半導体装置30と異なっている。冷却装置28は、例えば適当な接着樹脂31を介して支持基板12の窒化シリコン膜17bに接合され、第2の樹脂27と冷却装置28との間には空隙29が形成されている。なお、冷却装置28としては、例えばペルチェ素子が用いられる。
【0029】
このような構成の半導体装置40によれば、冷却装置28により接着樹脂31を介した支持基板12と空隙29を介して第2の樹脂27が冷却されると、その冷却された第2の樹脂27を介してCCD8が冷却され、CCD8でのノイズが低減されることとなる。
【0030】
なお、図6においては、第2の樹脂27と冷却装置28との間に空隙29が形成されているが、図7に示すように、冷却装置28と、窒化シリコン膜17b及び第2の樹脂27との間において空隙29をなくし、その空隙29にも接着樹脂31が完全に充填されるようにすることが好ましい。このようにすることで、冷却装置28による冷却効率が更に向上することとなる。なお、この場合、接着樹脂31としては熱伝導率の高い樹脂を用いることが好ましい。この接着樹脂31は、絶縁性の樹脂でも導電性の樹脂であってもよいが、例えば第2の樹脂27と同一のシリコーン系樹脂であることが好ましい。これは、シリコーン系樹脂が比較的熱伝導率が高く且つ熱膨張係数が比較的小さいためである。
【0031】
次に、本発明に係る半導体装置の第4実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は同様の構成部分については、その説明を省略する。
【0032】
図8は、第4実施形態に係る半導体装置を示す縦断面端面図である。この半導体装置50は、貫通孔19の開口19aと反対側の開口19bが薄型化部分6の光被照射面7より小さくなっている点で第1実施形態の半導体装置1と異なっている。このようにすることで、例えば貫通孔19の開口19bを含む窒化シリコン膜17bにダイパッド(図示せず)等が接合される場合に、ダイボンディングが行い易くなる。
【0033】
なお、本発明は、前述した第1から第4までの実施形態に限定されるものではない。例えば、半導体装置の他の例として、図9及び図10に示すものがある。図9に示す半導体装置60は、支持基板12のベース基板としてシリコン、セラミックス、ガラス又はプラスチック類を用いたもので、支持基板12において、CCD8と反対側に向けて凸状となった貫通孔19が形成され、この貫通孔19の開口19bは薄型化部分6の光被照射面7より小さくなっている。この半導体装置60によれば、第4実施形態の半導体装置50と同様、開口19bを含む面にダイパッド(図示せず)等が接合される場合にダイボンディングが行い易くなる。
【0034】
また、図10に示す半導体装置70は、半導体基板2において、その薄型化部分6のCCD8の表面に撥水処理が施されている点で図9の半導体装置60と異なっている。このように薄型化部分6に対して撥水処理を施すこととしたのは、半導体装置70の製造時において絶縁性の第1の樹脂20が薄型化部分6に接着されるのを防止するためである。ここで、撥水処理は、例えばCCD8の表面に、絶縁性の第1の樹脂20に対してぬれ性の悪いコーティング材33をコーティングすることでなされる。従って、半導体装置70は、第1実施形態に係る半導体装置1のように貫通孔19の両端の開口を19a,19b以上の大きさとする必要はなく、図10に示すように、支持基板12の貫通孔19の両端の開口19a,19bを薄型化部分6の光被照射面7より小さくすることができる。このため、支持基板12がダイパッド等に接合される場合に、その支持基板12において、接合面を広くすることができ、ダイボンディングを行い易くすることができる。
【0035】
次に、前述した第1の実施形態に係る半導体装置1の製造方法の一例について説明する。
【0036】
半導体基板2の製造に当たっては、まず、図11(a)に示すように、厚さ300〜600μm、直径4インチの円板状の(100)面のシリコンウェファの両面に鏡面処理を施したものを用意する。ここで、シリコンウェファは、P+層3とその上のPエピ層4とで構成されている。次に、図11(b)に示すように、このシリコンウェファのPエピ層4側の表面に光検出部としてのCCD8を形成し、このCCD8と反対側のP+層3側の表面上に、厚さ0.8〜1.2μmのマスク用の窒化シリコン膜22を堆積した後、この窒化シリコン膜22のエッチングすべき領域をドライエッチングにより除去し、P+層3を露出させておく。
【0037】
そして、図11(c)及び(d)に示すように、シリコンウェファのCCD8側の面にワックス等で直径12cmの石英板24を貼り付け、この石英板24を持った状態で、露出したP+層3を6〜8規定、50〜80℃の水酸化カリウム溶液に浸し、P+層3の異方性エッチングを行う。この異方性エッチングは、Pエピ層4から5〜15μmのところまで行う。続いて、フッ酸、硝酸及び酢酸をそれぞれ1対1対8の割合で混合した溶液により、Pエピ層4に達するまで、すなわちP+層3とPエピ層4との境界までエッチングする。このとき、エッチングは、Pエピ層4に達したところで自発的にストップするようになっている。
【0038】
このようにして、光ガイド凹部5が形成されると同時に、厚さ15〜40μmの薄型化部分6が得られる。続いて、シリコンウェファから石英板24を取り外し、CCD8を形成した面を有機溶剤で洗浄した後、裏面のアキュームレーション処理を施す。
【0039】
裏面のアキュームレーション処理として、500〜1000Åの酸化膜を加熱処理により成長させ、裏面側にボロンをイオン注入し、800〜1000℃でアニールを行う。ここで、酸化膜は、表面にも成長するため、表面の酸化膜はドライエッチングで除去する。このようにしてアキュームレーション層23を形成する。
【0040】
そして、シリコンウェファのCCD8側の面上に、厚さ約1μmのAlを堆積させて厚さ約1μmのAlパッド10をドライエッチングにより形成する。その後、円板状のシリコンウェファをチップ状にダイシングした後、電極パッド10上に超音波ボールボンダを用いて導電性バンプ(金製のボールバンプ)11を複数個形成する。このようにして半導体基板2の製造が完了する(図11(e)参照)。
【0041】
一方、支持基板12の製造に当たっては、まず図12(a)に示すように、厚さ300〜600μmの直径4インチシリコンウェファ13を用意し、そのシリコンウェファ13の一面に厚さ2〜3μmの酸化シリコン膜14を堆積する。そして、図12(b)に示すように、この酸化シリコン膜14上に厚さ約1μmの電極パッド15を形成し、続いて、シリコンウェファ13の両面に厚さ約0.8〜1.2μmのマスク用の窒化シリコン膜17a,17bをプラズマCVDにより堆積し、図12(c)に示すように、窒化シリコン膜17aに、導電性バンプ11と接触するコンタクトパッド16をリフトオフ法により形成すると共に、ドライエッチングによりワイヤボンディング用開口部18を形成して電極パッド15を露出させる。ここで、コンタクトパッド16は、Au/Pt/Niからなり、Niが電極パッド15に接触するように形成され、Auは窒化シリコン膜17aと同一面内で露出された状態としてある。また、反対側の窒化シリコン膜17bは、貫通孔19を形成すべき部分をエッチングにより除去し、シリコンウェファ13を露出させておく。
【0042】
そして、直径12cmの石英板(図示せず)をシリコンウェファ13の電極パッド15側の面にワックス等で貼り付け、この石英板を持った状態で、露出したシリコンウェファ13を6〜8規定、50〜80℃の水酸化カリウム溶液に浸し、シリコンウェファ13を異方性エッチングする。この異方性エッチングは、酸化シリコン膜14に達するまで続ける。このとき酸化シリコン膜14及び窒化シリコン膜17aは、貫通されていない状態にある。
【0043】
そして、石英板をシリコンウェファ13から取り外し、そのシリコンウェファ13を有機溶剤で洗浄する。その後、直径4インチのシリコンウェファ13をダイシングによりチップ状にする。このダイシングの際に、図12(d)に示すように、前述した未貫通の酸化シリコン膜14及び窒化シリコン膜17aを水圧により除去し、貫通させる。このようにして、貫通孔19をもった支持基板12の製造が完了する。なお、水圧によって酸化シリコン膜14及び窒化シリコン膜17aが完全に除去できない時は、ピンセット等で容易に除去することができる。
【0044】
そして、この支持基板12を前述の半導体基板2と接合させるに当たっては、まず、図13(a)に示すように、半導体基板2の導電性バンプ11が支持基板12のコンタクトパッド16に接触するようにアライメントし、加熱加圧によりフェースボンディングを行う。加熱加圧の条件は、導電性バンプ11の材質によって異なるが、金のボールバンプの場合、270〜400℃の温度で加熱し、20〜40g/バンプの圧力で加圧する。
【0045】
そして、図13(b)に示すように、フェースボンディングした半導体基板2と支持基板12との間の空隙35に、絶縁性の第1の樹脂20を毛細管現象を利用して注入する。この絶縁性の第1の樹脂20の注入においては、絶縁性の第1の樹脂20は、その粘度が比較的低い場合には室温で注入し、粘度が比較的高い場合には40〜70℃に加熱しながら注入する。
【0046】
このとき、貫通孔19は、その両端の開口19a,19bが薄型化部分6より大きくなっているので、絶縁性の第1の樹脂20は、半導体基板2の薄型化部分6と支持基板12の貫通孔19との間に入り込まなくなる。このため、薄型化部分6と貫通孔19との間には開口部21が形成され、絶縁性の第1の樹脂20は、この開口部21を取り囲むようにして半導体基板2と支持基板12との空隙35に充填される。その後、室温、あるいは適当な温度で全体を加熱して、絶縁性の第1の樹脂20を硬化させて半導体装置1の製造が完了する。
【0047】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、支持基板に貫通孔を形成し、その支持基板と半導体基板との間の空隙に、薄型化部分に接触しないように、且つ、薄型化部分と貫通孔との間に充填されないように、絶縁性の第1の樹脂を充填するようにしたので、半導体装置の使用時において、光検出部に対するフォーカシングを正確に行うことができ、また、光検出部における特性ユニフォミティを向上させることができる。また、半導体装置が冷却される場合においては、光検出部で温度ユニフォミティを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置の第1実施形態を示す縦断面端面図である。
【図2】図1の半導体装置を概略的に示す平面図である。
【図3】本発明に係る半導体装置の第2実施形態を示す縦断面端面図である。
【図4】図3の絶縁性樹脂の変形例を示す縦断面端面図である。
【図5】図3の支持基板の変形例を示す縦断面端面図である。
【図6】本発明に係る半導体装置の第3実施形態を示す縦断面端面図である。
【図7】図6の支持基板と冷却装置の別の接合例を示す縦断面端面図である。
【図8】本発明に係る半導体装置の第4実施形態を示す縦断面端面図である。
【図9】本発明に係る半導体装置の第5実施形態を示す縦断面端面図である。
【図10】本発明に係る半導体装置の第6実施形態を示す縦断面端面図である。
【図11】第1実施形態の半導体装置の半導体基板の製造工程図である。
【図12】第1実施形態の半導体装置の支持基板の製造工程図である。
【図13】第1実施形態の半導体装置と支持基板とを接合するときの製造工程図である。
【符号の説明】
1,30,40,50,60,70…半導体装置、2…半導体基板、6…薄型化部分、8…CCD(光検出部)、11…導電性バンプ、12…支持基板、19…貫通孔、19a…開口、19b…開口、20…絶縁性の第1の樹脂、23…アキュームレーション層、27…第2の樹脂、28…冷却装置、35…空隙。
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a semiconductor device, and more particularly to a back-illuminated semiconductor device.
[0002]
[Prior art]
As a conventional semiconductor device, a so-called back-illuminated semiconductor device is known. This type of semiconductor device has a semiconductor substrate, and has a light detection portion on one surface of the semiconductor substrate. The semiconductor substrate has a recess formed by cutting a part of the semiconductor substrate on the side opposite to the light detection portion. For this reason, the semiconductor substrate is provided with a thinned portion having a light detection portion. This thinned portion is provided corresponding to energy rays such as ultraviolet rays, soft X-rays, and electron beams that are absorbed by the thickened semiconductor substrate and cannot be detected with high sensitivity. The light applied to the surface on the concave side of the semiconductor substrate is detected by the light detection unit.
[0003]
In such a back-illuminated semiconductor device, the signal readout electrode that is electrically connected to the photodetecting portion is disposed on the back surface of the semiconductor substrate, so that it is impossible to read out the signal using a normal bonding wire or the like. Therefore, in a semiconductor substrate, a signal readout electrode is electrically connected to an electrode or wiring formed on a support substrate by a conductive bump, and a signal is transmitted by a bonding wire or the like through the electrode or wiring on the support substrate. Read out. The semiconductor substrate in such a semiconductor device has a reduced mechanical strength due to the thinness of the thinned portion, and the overall mechanical strength is reduced. In addition, the connection strength of the conductive bumps that electrically connect the semiconductor substrate and the support substrate is weak. Therefore, in order to ensure the connection strength of the conductive bumps, the insulating resin is filled in the gap formed between the semiconductor substrate and the support substrate by the connection by the conductive bumps, and the insulating resin is bonded to the thinned portion. ing.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional semiconductor device described above, the mechanical strength is secured by the support substrate and the insulating resin for the portion excluding the thinned portion of the semiconductor substrate, while the thinned portion of the semiconductor substrate is Due to its weak mechanical strength, it has the following problems.
[0005]
That is, first, in the conventional semiconductor device, the distance between the semiconductor substrate and the support substrate is held constant by the conductive bumps, and the insulating resin is bonded to the thinned portion. When the material hardens and shrinks, the thinned portion may be pulled and bent as the insulating resin shrinks. In this case, when the semiconductor device is used, focusing on the light detection unit and characteristic uniformity in the light detection unit may be adversely affected.
[0006]
Secondly, there may be bubbles between the semiconductor substrate and the support substrate at the opposing position of the thinned portion. When the bubbles are smaller than the thinned portion, the degree of deflection of the thinned portion due to the shrinkage of the insulating resin. Will vary from place to place, causing the same problem as described above.
[0007]
Thirdly, there is a semiconductor device in which a cooling device such as a Peltier element is bonded to a support substrate to cool the light detection unit, and when the light detection unit is cooled by the cooling device, the thinned portion is Deflection may cause a decrease in temperature uniformity in the light detection unit. In addition, the presence of the bubble may cause the presence or absence of the insulating resin, and the temperature uniformity may be reduced due to a temperature difference.
[0008]
The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to provide a semiconductor device having good characteristics.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention has a photodetection portion on one surface of a semiconductor substrate, and a part of the semiconductor substrate is scraped on the side opposite to the photodetection portion, so that a thinned portion that is made thin is obtained. In a semiconductor device provided on a semiconductor substrate, the semiconductor device is disposed to face one surface of the semiconductor substrate, has a through hole at a position facing the light detection unit, and is electrically connected to the light detection unit through a conductive bump. Insulating property to be filled so that the gap between the support substrate having electrodes and the support substrate and the semiconductor substrate does not contact the thinned portion and between the thinned portion and the through hole. The first resin is provided.
[0010]
According to this semiconductor device, when the semiconductor device is manufactured, the insulating first resin is filled in the gap between the semiconductor substrate and the support substrate, and is filled between the through hole and the thinned portion. There is nothing to do. Therefore, even when the first resin is cured and contracted by heating or the like in a state where the distance between the semiconductor substrate and the support substrate is kept constant by the conductive bumps, the thinned portion is pulled by the first resin. Therefore, the thinned portion is not bent.
[0011]
Moreover, it is preferable that the through hole is formed so that the opening on the side facing the semiconductor substrate is the same size as the thinned portion or larger than the thinned portion. According to this semiconductor device, when the semiconductor device is manufactured, the insulating first resin is injected into the gap between the semiconductor substrate and the support substrate by capillary action, while the thinned portion and the through hole are In the meantime, the capillary phenomenon does not occur and the first resin is not filled.
[0012]
In addition, in the region surrounded by the inner wall of the through hole, the inner peripheral surface of the insulating first resin, and the thinned portion, a second resin having a thermal expansion coefficient equal to or lower than that of the first resin is further provided. It is preferable that it is filled. In this case, even when the insulating first resin is cured and contracts, the second resin is difficult to contract, so that the thinned part is hardly pulled and the thinned part is reinforced by the second resin. . In addition, when the light detection unit is cooled via the second resin, the cooling efficiency is improved as compared with the case where the second resin is not provided.
[0013]
In addition, a cooling device may be attached to the support substrate, and the second resin may be cooled by the cooling device. In this case, when the second resin is cooled by the cooling device, the light detection unit is cooled through the cooled second resin, and noise in the light detection unit is reduced.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, first to fourth embodiments of a semiconductor device according to the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. In all the drawings, the same or equivalent components are denoted by the same reference numerals.
[0015]
FIG. 1 is a longitudinal sectional end view showing a first embodiment of the semiconductor device of the present invention, and FIG. 2 is a plan view showing the semiconductor device of FIG. As shown in FIG. 1, a semiconductor device 1 has a flat semiconductor substrate 2, which is made of, for example, silicon P. + It is composed of a layer 3 and a P epi layer 4 formed thereon. A CCD 8 serving as a light detection unit is formed on the surface of the P epi layer 4 of the semiconductor substrate 2, and in a portion corresponding to the CCD 8 on the opposite side to the P epi layer 4, P + By removing a part of the layer 3, the P epi layer 4 is exposed to form a light guide recess 5, and an accumulation layer 23 is formed. For this reason, the semiconductor substrate 2 is provided with a thinned portion 6 including the CCD 8. P + The semiconductor substrate 2 composed of the layer 3 and the P epi layer 4 has a thickness of about 300 to 600 μm, for example, and the thinned portion 6 has a thickness of about 15 to 40 μm.
[0016]
The thinned portion 6 is a flat light irradiated surface 7 whose surface on the light guide recess 5 side is a rectangular shape (see FIG. 2), and the light irradiated surface 7 is approximately the same size as the CCD 8. Is formed. The thinned portion 6 is for detecting light irradiated on the light irradiated surface 7 through the light guide concave portion 5 by the CCD 8. The semiconductor substrate 2 has an electrode pad 10 made of Al or the like electrically connected to the CCD 8 via a wiring (not shown) in the peripheral area of the CCD 8. Bumps 11 (for example, gold ball bumps) are attached. At this time, a plurality of conductive bumps 11 may be attached to increase the connection strength of the conductive bumps 11. The CCD 8, the electrode pad 10, and the conductive bump 11 are electrically connected to each other.
[0017]
In addition, the semiconductor device 1 has a support substrate 12 disposed on the CCD 8 side of the semiconductor substrate 2 so as to face each other with conductive bumps 11 interposed therebetween. The support substrate 12 includes, for example, a silicon substrate 13 which is a base substrate. Between the silicon substrate 13 and the conductive bumps 11 of the semiconductor substrate 2, a silicon oxide film 14, which is sequentially stacked from the silicon substrate 13 side, It consists of an electrode pad 15 and a contact pad 16. The silicon oxide film 14 and the electrode pad 15 are covered with a silicon nitride film 17a, and a bonding wire (not shown) passes through the wire bonding opening 18 formed on the electrode pad 15 in the silicon nitride film 17a. Is connected to the electrode pad 15. A contact pad 16 formed on the electrode pad 15 is connected to the conductive bump 11. For this reason, the signal charge obtained by the CCD 8 is extracted to the outside through the electrode pad 10, the conductive bump 11, the contact pad 16, the electrode pad 15 and the bonding wire of the semiconductor substrate 2.
[0018]
Although the silicon substrate 13 is used as the base substrate of the support substrate 12, any base substrate may be used as long as it is relatively hard. For example, ceramics, glass or plastics may be used. In this case, the electrode pad 15 is formed by vapor deposition or screen printing of a conductive resin (see FIG. 5). Further, the contact pad 16 is configured in the order of Au / Pt / Ti from the conductive bump 11 side from the viewpoint of improving the electrical contact with the conductive bump 11. Further, a silicon nitride film 17b for a mask for providing an opening in the silicon substrate 13 is formed on the surface of the silicon substrate 13 opposite to the semiconductor substrate 2 by wet etching.
[0019]
Further, a through hole 19 is formed in the support substrate 12 at a position facing the thinned portion 6 of the semiconductor substrate 2, and a void 35 formed between the surface of the silicon nitride film 17a and the semiconductor substrate 2 (FIG. 13A). )) Is filled with an insulating first resin 20, and the first resin 20 forms an insulating layer. The first resin 20 is made of, for example, an epoxy resin, a urethane resin, a silicone resin, an acrylic resin, or an adhesive resin including a composite of these.
[0020]
Here, the through hole 19 has an opening 19 a on the CCD 8 side at one end and an opening 19 b at the other end of the same size as the light irradiated surface 7 of the thinned portion 6, or the light irradiated surface of the thinned portion 6. It is preferably larger than 7. This is because when the insulating first resin 20 is filled between the semiconductor substrate 2 and the support substrate 12 by capillary action, the insulating first resin 20 is reduced in thickness. This is so as not to touch the surface. An example of such a through hole 19 is shown in FIG. In FIG. 2, the opening 19a at one end of the through hole 19 is larger than the light irradiated surface 7 of the thinned portion 6, and the opening 19b at the other end of the through hole 19 is larger than the opening 19a. It is shown. 2 shows an example in which the opening 19a on the CCD 8 side of the through hole 19 is larger than the light irradiated surface 7 of the thinned portion 6, the opening 19a is the same size as the light irradiated surface 7. It may be formed. Moreover, the opening 19a and the opening 19b may be the same size.
[0021]
In addition, since the insulating first resin 20 is not filled between the through hole 19 and the thinned portion 6 by such a through hole 19, the insulating layer is opened at a position facing the thinned portion 6. A portion 21 is formed. The opening 21 has a larger opening on the CCD 8 side than the light irradiated surface 7 of the thinned portion 6. That is, the insulating first resin 20 is not bonded to the thinned portion 6.
According to the semiconductor device 1 having such a configuration, when the semiconductor device 1 is manufactured, the opening 21 is formed at the position facing the thinned portion 6, and the insulating first resin 20 is formed in the thinned portion 6. Even if the insulating first resin 20 is cured by heating or the like and contracts in a state where the distance between the semiconductor substrate 2 and the support substrate 12 is kept constant by the conductive bumps 11 because the conductive bumps 11 are not adhered, the thickness is reduced. The portion 6 is hardly pulled by the first resin fat 20, and therefore the thinned portion 6 is hardly bent. As a result, when the semiconductor device 1 is used, focusing on the CCD 8 is performed accurately, and the characteristic uniformity in the CCD 8 is improved.
[0022]
Next, a second embodiment of the semiconductor device of the present invention will be described. Note that description of the same or similar components as those in the first embodiment is omitted.
[0023]
FIG. 3 is a longitudinal sectional end view showing a semiconductor device according to the second embodiment. As shown in FIG. 3, the semiconductor device 30 includes a second resin 27 between the inner wall of the through hole of the support substrate 13, the inner peripheral surface 20 a of the insulating first resin 20, and the thinned portion 6. The semiconductor device 1 is different from the semiconductor device 1 according to the first embodiment in that the region is further filled. That is, the semiconductor device 30 is different from the semiconductor device 1 in that the second resin 27 is filled in the opening 21 formed in the insulating layer and in the through hole 19.
[0024]
Here, as the second resin 27, a resin having a thermal expansion coefficient smaller than the thermal expansion coefficient of the insulating first resin 20 is used. Resins with a close thermal expansion coefficient are preferred. For example, when the semiconductor substrate 2 is made of silicon, a silicone resin is used. The second resin 27 may include a room temperature curable resin. The second resin 27 is filled into the through hole 19 and the opening 21 by pouring through the through hole 19.
[0025]
According to the semiconductor device 30 having such a configuration, even when the insulating first resin 20 is cured by heating or the like and contracts, the second resin 27 is more than the insulating first resin 20. Since the contraction is difficult, the thinned portion 6 is difficult to bend, and the thinned portion 6 is reinforced by curing the second resin 27. Further, when it is necessary to cool the CCD 8 of the thinned portion 6, the CCD 8 is cooled through the second resin 27, so that the cooling efficiency is improved as compared with the case where the second resin 27 is not provided. It becomes. Furthermore, when filling the second resin 27, the capillarity is not utilized and the gas is not poured into the through hole 19 and the opening 21, so that no bubbles are generated at the position facing the thinned portion 6.
[0026]
In FIG. 3, the second resin 27 and the insulating first resin 20 are made of different resins, but as shown in FIG. 4, the insulating first resin 20 is The second resin 27 may be made of the same resin. Further, although the silicon substrate 13 is used as the base substrate of the support substrate 12, any base substrate may be used as long as it is relatively hard. For example, as shown in FIG. 5, ceramics, glass, plastics, or the like may be used. In this case, the electrode pad 15 is formed by vapor deposition or screen printing of a conductive resin.
[0027]
Next, a third embodiment according to the semiconductor device of the present invention will be described. Note that description of the same or similar components as those in the first embodiment is omitted.
[0028]
FIG. 6 is a longitudinal sectional end view of the semiconductor device according to the third embodiment. As shown in FIG. 6, the semiconductor device 40 is different from the semiconductor device 30 of the second embodiment in that a cooling device 28 is attached to the support substrate 12. The cooling device 28 is bonded to the silicon nitride film 17 b of the support substrate 12 through, for example, an appropriate adhesive resin 31, and a gap 29 is formed between the second resin 27 and the cooling device 28. For example, a Peltier element is used as the cooling device 28.
[0029]
According to the semiconductor device 40 having such a configuration, when the second resin 27 is cooled by the cooling device 28 via the support substrate 12 and the gap 29 via the adhesive resin 31, the cooled second resin The CCD 8 is cooled via 27, and noise in the CCD 8 is reduced.
[0030]
In FIG. 6, a gap 29 is formed between the second resin 27 and the cooling device 28. However, as shown in FIG. 7, the cooling device 28, the silicon nitride film 17b, and the second resin are formed. It is preferable that the gap 29 is eliminated between the gap 27 and the gap 29 is completely filled with the adhesive resin 31. By doing in this way, the cooling efficiency by the cooling device 28 will further improve. In this case, it is preferable to use a resin having high thermal conductivity as the adhesive resin 31. The adhesive resin 31 may be an insulating resin or a conductive resin, but is preferably, for example, the same silicone resin as the second resin 27. This is because the silicone resin has a relatively high thermal conductivity and a relatively low coefficient of thermal expansion.
[0031]
Next, a fourth embodiment of a semiconductor device according to the present invention will be described. Note that description of the same or similar components as those in the first embodiment is omitted.
[0032]
FIG. 8 is a longitudinal sectional end view showing a semiconductor device according to the fourth embodiment. This semiconductor device 50 is different from the semiconductor device 1 of the first embodiment in that an opening 19b opposite to the opening 19a of the through hole 19 is smaller than the light irradiated surface 7 of the thinned portion 6. In this way, for example, when a die pad (not shown) or the like is bonded to the silicon nitride film 17b including the opening 19b of the through hole 19, die bonding is facilitated.
[0033]
Note that the present invention is not limited to the first to fourth embodiments described above. For example, another example of the semiconductor device is shown in FIGS. A semiconductor device 60 shown in FIG. 9 uses silicon, ceramics, glass, or plastics as a base substrate of the support substrate 12, and the support substrate 12 has a through hole 19 that is convex toward the opposite side of the CCD 8. The opening 19 b of the through hole 19 is smaller than the light irradiated surface 7 of the thinned portion 6. According to the semiconductor device 60, as in the semiconductor device 50 of the fourth embodiment, die bonding is facilitated when a die pad (not shown) or the like is bonded to the surface including the opening 19b.
[0034]
Further, the semiconductor device 70 shown in FIG. 10 is different from the semiconductor device 60 shown in FIG. 9 in that the surface of the CCD 8 of the thinned portion 6 of the semiconductor substrate 2 is subjected to water repellent treatment. The reason why the thinned portion 6 is subjected to the water repellent treatment is to prevent the insulating first resin 20 from adhering to the thinned portion 6 during the manufacture of the semiconductor device 70. It is. Here, the water repellent treatment is performed, for example, by coating the surface of the CCD 8 with a coating material 33 having poor wettability with respect to the insulating first resin 20. Therefore, unlike the semiconductor device 1 according to the first embodiment, the semiconductor device 70 does not require the openings at both ends of the through hole 19 to be larger than 19a and 19b, and as shown in FIG. The openings 19 a and 19 b at both ends of the through hole 19 can be made smaller than the light irradiated surface 7 of the thinned portion 6. For this reason, when the support substrate 12 is bonded to a die pad or the like, the bonding surface of the support substrate 12 can be widened, and die bonding can be facilitated.
[0035]
Next, an example of a method for manufacturing the semiconductor device 1 according to the first embodiment described above will be described.
[0036]
In manufacturing the semiconductor substrate 2, first, as shown in FIG. 11 (a), both sides of a disk-shaped (100) silicon wafer having a thickness of 300 to 600 μm and a diameter of 4 inches are mirror-finished. Prepare. Here, the silicon wafer is P + It is composed of a layer 3 and a P epi layer 4 thereon. Next, as shown in FIG. 11B, a CCD 8 as a light detecting portion is formed on the surface of the silicon wafer on the P epi layer 4 side, and P on the opposite side of the CCD 8 is formed. + After depositing a mask silicon nitride film 22 having a thickness of 0.8 to 1.2 μm on the surface on the layer 3 side, the region to be etched of this silicon nitride film 22 is removed by dry etching, and P + Layer 3 is left exposed.
[0037]
Then, as shown in FIGS. 11C and 11D, a quartz plate 24 having a diameter of 12 cm is attached to the surface of the silicon wafer on the CCD 8 side with wax or the like, and the exposed P with the quartz plate 24 held. + Layer 3 is immersed in a potassium hydroxide solution of 6 to 8 N, 50 to 80 ° C., P + An anisotropic etching of layer 3 is performed. This anisotropic etching is performed from the P epi layer 4 to 5 to 15 μm. Subsequently, until a P epi layer 4 is reached by a solution in which hydrofluoric acid, nitric acid and acetic acid are mixed in a ratio of 1: 1 to 8, respectively, that is, P + Etching is performed up to the boundary between the layer 3 and the P epi layer 4. At this time, the etching stops spontaneously when it reaches the P epi layer 4.
[0038]
In this way, the light guide recess 5 is formed, and at the same time, the thinned portion 6 having a thickness of 15 to 40 μm is obtained. Subsequently, the quartz plate 24 is removed from the silicon wafer, the surface on which the CCD 8 is formed is washed with an organic solvent, and then the back surface is subjected to an accumulation process.
[0039]
As the backside accumulation treatment, an oxide film of 500 to 1000 mm is grown by heat treatment, boron is ion-implanted on the backside, and annealing is performed at 800 to 1000 ° C. Here, since the oxide film also grows on the surface, the oxide film on the surface is removed by dry etching. In this way, the accumulation layer 23 is formed.
[0040]
Then, Al having a thickness of about 1 μm is deposited on the surface of the silicon wafer on the CCD 8 side, and an Al pad 10 having a thickness of about 1 μm is formed by dry etching. Thereafter, a disk-shaped silicon wafer is diced into chips, and a plurality of conductive bumps (gold ball bumps) 11 are formed on the electrode pad 10 using an ultrasonic ball bonder. In this way, the manufacture of the semiconductor substrate 2 is completed (see FIG. 11E).
[0041]
On the other hand, when the support substrate 12 is manufactured, first, as shown in FIG. 12A, a 4-inch diameter silicon wafer 13 having a thickness of 300 to 600 μm is prepared, and a thickness of 2 to 3 μm is formed on one surface of the silicon wafer 13. A silicon oxide film 14 is deposited. Then, as shown in FIG. 12B, an electrode pad 15 having a thickness of about 1 μm is formed on the silicon oxide film 14. Subsequently, a thickness of about 0.8 to 1.2 μm is formed on both surfaces of the silicon wafer 13. The mask silicon nitride films 17a and 17b are deposited by plasma CVD, and as shown in FIG. 12C, contact pads 16 that are in contact with the conductive bumps 11 are formed on the silicon nitride film 17a by the lift-off method. Then, the wire bonding opening 18 is formed by dry etching to expose the electrode pad 15. Here, the contact pad 16 is made of Au / Pt / Ni, is formed so that Ni contacts the electrode pad 15, and Au is exposed in the same plane as the silicon nitride film 17a. Also, the silicon nitride film 17b on the opposite side has the silicon wafer 13 exposed by removing the portion where the through hole 19 is to be formed by etching.
[0042]
Then, a quartz plate (not shown) having a diameter of 12 cm is attached to the surface of the silicon wafer 13 on the electrode pad 15 side with wax or the like, and with the quartz plate held, the exposed silicon wafer 13 is defined as 6 to 8 regulations. The silicon wafer 13 is anisotropically etched by dipping in a 50 to 80 ° C. potassium hydroxide solution. This anisotropic etching is continued until the silicon oxide film 14 is reached. At this time, the silicon oxide film 14 and the silicon nitride film 17a are not penetrated.
[0043]
Then, the quartz plate is removed from the silicon wafer 13 and the silicon wafer 13 is washed with an organic solvent. Thereafter, the silicon wafer 13 having a diameter of 4 inches is formed into a chip shape by dicing. At the time of this dicing, as shown in FIG. 12D, the aforementioned non-penetrated silicon oxide film 14 and silicon nitride film 17a are removed by water pressure and penetrated. In this way, the manufacture of the support substrate 12 having the through holes 19 is completed. Note that when the silicon oxide film 14 and the silicon nitride film 17a cannot be completely removed by water pressure, they can be easily removed by tweezers or the like.
[0044]
When the support substrate 12 is bonded to the semiconductor substrate 2, the conductive bumps 11 of the semiconductor substrate 2 are first brought into contact with the contact pads 16 of the support substrate 12 as shown in FIG. And face bonding is performed by heat and pressure. The heating and pressurizing conditions vary depending on the material of the conductive bump 11, but in the case of a gold ball bump, heating is performed at a temperature of 270 to 400 ° C. and pressurization is performed at a pressure of 20 to 40 g / bump.
[0045]
Then, as shown in FIG. 13B, the insulating first resin 20 is injected into the gap 35 between the face-bonded semiconductor substrate 2 and the support substrate 12 using a capillary phenomenon. In the injection of the insulating first resin 20, the insulating first resin 20 is injected at room temperature when the viscosity is relatively low, and 40 to 70 ° C. when the viscosity is relatively high. Inject while heating.
[0046]
At this time, since the through holes 19 have openings 19 a and 19 b at both ends larger than the thinned portion 6, the insulating first resin 20 is formed between the thinned portion 6 of the semiconductor substrate 2 and the support substrate 12. It does not enter between the through holes 19. For this reason, an opening 21 is formed between the thinned portion 6 and the through-hole 19, and the insulating first resin 20 surrounds the opening 21 and the semiconductor substrate 2 and the support substrate 12. The gap 35 is filled. Thereafter, the whole is heated at room temperature or an appropriate temperature to cure the insulating first resin 20 and the manufacture of the semiconductor device 1 is completed.
[0047]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, a through hole is formed in the support substrate, and the space between the support substrate and the semiconductor substrate is not in contact with the thinned portion, and the thinned portion and the through hole are formed. Since the insulating first resin is filled so as not to be filled between the holes, the light detection unit can be accurately focused when the semiconductor device is used, and the light detection unit The characteristic uniformity in can be improved. Further, when the semiconductor device is cooled, the temperature uniformity can be improved by the light detection unit.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional end view showing a first embodiment of a semiconductor device according to the invention.
2 is a plan view schematically showing the semiconductor device of FIG. 1. FIG.
FIG. 3 is a longitudinal sectional end view showing a second embodiment of a semiconductor device according to the invention.
4 is a longitudinal sectional end view showing a modified example of the insulating resin in FIG. 3; FIG.
FIG. 5 is a longitudinal sectional end view showing a modification of the support substrate of FIG. 3;
FIG. 6 is a longitudinal sectional end view showing a third embodiment of a semiconductor device according to the invention.
7 is a longitudinal sectional end view showing another example of joining of the support substrate and the cooling device of FIG. 6;
FIG. 8 is a longitudinal sectional end view showing a fourth embodiment of a semiconductor device according to the invention.
FIG. 9 is a longitudinal sectional end view showing a semiconductor device according to a fifth embodiment of the invention.
FIG. 10 is a longitudinal sectional end view showing a sixth embodiment of a semiconductor device according to the invention.
FIG. 11 is a manufacturing process diagram of the semiconductor substrate of the semiconductor device of the first embodiment;
FIG. 12 is a manufacturing process diagram for the support substrate of the semiconductor device of the first embodiment;
FIG. 13 is a manufacturing process diagram when the semiconductor device of the first embodiment and the support substrate are bonded together;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1,30,40,50,60,70 ... Semiconductor device, 2 ... Semiconductor substrate, 6 ... Thin part, 8 ... CCD (light detection part), 11 ... Conductive bump, 12 ... Support substrate, 19 ... Through-hole , 19a ... opening, 19b ... opening, 20 ... insulating first resin, 23 ... accumulation layer, 27 ... second resin, 28 ... cooling device, 35 ... air gap.

Claims (4)

半導体基板の一面に光検出部を有し、その光検出部と反対側で前記半導体基板の一部が削られることにより、薄型化された薄型化部分が前記半導体基板に設けられた半導体装置において、
前記半導体基板の前記一面側に対向配置され、前記光検出部に対向する位置に貫通孔を有し、導電性バンプを介して前記光検出部に電気的に接続された電極を有する支持基板と、
前記支持基板と前記半導体基板との間の空隙に、前記薄型化部分に接触しないように、且つ、前記薄型化部分と前記貫通孔との間に充填されないように、充填される絶縁性の第1の樹脂と、
を備えることを特徴とする半導体装置。
In a semiconductor device in which a light detection portion is provided on one surface of a semiconductor substrate, and a part of the semiconductor substrate is cut away on the side opposite to the light detection portion, whereby a thinned portion is provided on the semiconductor substrate. ,
A support substrate disposed opposite to the one surface side of the semiconductor substrate, having a through hole at a position facing the light detection portion, and having an electrode electrically connected to the light detection portion via a conductive bump; ,
Insulating first filling is performed so that the gap between the support substrate and the semiconductor substrate does not contact the thinned portion and does not fill between the thinned portion and the through hole. 1 resin,
A semiconductor device comprising:
前記貫通孔は、前記半導体基板に面する側の開口が前記薄型化部分と同じ大きさ若しくは前記薄型化部分より大きく形成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。  The semiconductor device according to claim 1, wherein the through hole has an opening on a side facing the semiconductor substrate having the same size as the thinned portion or larger than the thinned portion. 前記貫通孔内壁と前記絶縁性の第1の樹脂の内周面と前記薄型化部分とで囲まれる領域内に、前記絶縁性の第1の樹脂の熱膨張係数以下の熱膨張係数を有する第2の樹脂が更に充填されていることを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置。  In a region surrounded by the inner wall of the through hole, the inner peripheral surface of the insulating first resin, and the thinned portion, a first coefficient of thermal expansion that is equal to or lower than the coefficient of thermal expansion of the insulating first resin. 3. The semiconductor device according to claim 1, wherein the second resin is further filled. 前記支持基板に冷却装置が取り付けられ、その冷却装置により前記第2の樹脂が冷却されることを特徴とする請求項3記載の半導体装置。  4. The semiconductor device according to claim 3, wherein a cooling device is attached to the support substrate, and the second resin is cooled by the cooling device.
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