JP3675534B2 - Woven single weft triple structure paper fabric - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は製紙用織物に関するものであり、さらに詳しくは緯糸が三重で経糸が一重の多層の製紙用織物に関する。
【0002】
【従来の技術】
緯糸を他層構造とした製紙用織物としては、経糸一重緯糸二重の織物、上下2枚の織物を接結糸で接結した経糸二重緯糸二重の織物、等が知られている。製紙速度が大きくなるに従って三重の織物が使用されるようになった。製紙速度が高速化されると製紙用織物に波状のシワの発生がみれら、製紙用織物も三重にしなくてはシワの発生を完全に防止することは困難となった。
シワが発生すると紙に厚薄が生ずる重大な問題をもたらす。三重の織物としては、例えば特公平6−4953号公報には上緯糸、中緯糸、これにより糸径が大きく密度の粗い下緯糸の三層からなる緯糸を一重の経糸で、下緯糸との交差ピッチp1と上緯糸との交差ピッチp2をp1=2p2〜4p2として走行面にロングクリンプを形成した製紙用織物が示されている。この織物は耐摩耗性に優れたものである。
しかし、このように耐摩耗性を改善した三重の織物は、経糸の屈曲が少いために、経糸の引き抜き強度が低下して、織継部の強度が弱くなるという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
高速マシンで苛酷な条件で使用されても波状のシワの発生がなく、BDプロファイルの不良を生ぜず、紙の厚薄が発生せず、下緯糸にガタつきがない製紙用織物を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、
「1. 上中下の三層に配置された上緯糸、中緯糸、下緯糸と該緯糸と織りなす経糸からなり、完全組織で各経糸が下緯糸の下を通って1回織り込み、また各下緯糸は完全組織で1回織り込まれてロングクリンプを形成し、次いで各経糸が上緯糸と中緯糸の間、または中緯糸と下緯糸の間を通った後、上緯糸の上を通って織り込み、等間隔で配置された製紙面組織を形成し、この織り込みを繰り返して形成される経糸一重緯糸三重構造の製紙用織物であって、経糸の走行面組織と走行面組織との間の製紙面側に少くとも2つの製紙面組織を配置し、製紙面組織の間隔の内、走行面組織を含まない製紙面組織の間で経糸が隣り合う中緯糸の間を少くとも4回通って織りなしたことを特徴とする、経糸一重緯糸三重構造の製紙用織物。
2. 製紙面組織は経糸が隣り合う二本の上緯糸の上を織って織り込んだ組織である、1項に記載された経糸一重緯糸三重構造の製紙用織物。
3. 完全組織において、経糸が一本の下緯糸の下を通って織り込み走行面組織を1つ形成し、隣り合う二本の上緯糸の上を織って織り込んで製紙面組織組織を2つ形成した、1項または2項に記載された経糸一重緯糸三重構造の製紙用織物。
4. 上緯糸の間に補助上緯糸を配置した、1項ないし3項の何れか1項に記載された経糸一重緯糸三重構造の製紙用織物。
5. 補助上緯糸の下で且つ中緯糸の間に補助中緯糸を配置した、4項に記載された経糸一重緯糸三重構造の製紙用織物。」
に関する。
【0005】
緯糸は上、中、下の三層に配置され、緯糸方向の剛性を大とし、経糸を一重としてこの経糸が全層の緯糸と織りなす構造とし織物の一体化を向上した。
各下緯糸は完全組織で経糸により完全組織で1回織り込まれるので走行面には下緯糸のロングクリンプが形成され耐摩耗性が大となる。
【0006】
また、各経糸は完全組織で下緯糸を1回織り込み、連続する次の完全組織の下緯糸織り込み位置との間で、上緯糸を二回織り込んで製紙面を形成する。そして製紙面に配置される上緯糸の織り込み位置の間隔は等間隔である。
このように上緯糸と下緯糸を織り込むので、走行面のナックルと製紙面のナックルが重なることはない。つまり経糸であれば走行面のナックルとナックルの間に製紙面のナックルが二個等間隔で配置されている。
【0007】
経糸は完全組織において製紙面組織と、走行面組織の間で隣り合う中緯糸の間を少なくとも4回通って織りなしている。このようにして中緯糸を組織に織り込むことにより経糸の引き抜き強度が大になるという作用が奏される。
【0008】
本発明は経糸は完全組織で下緯糸を1回織り込むが、経糸が下緯糸の下側から織り込む位置をこのように少くすると、経糸の屈曲が少くなり直線状態に近い部分が増加するため、従来は経糸が組織から抜け出るときの強度である引き抜き強度が低下し、織物を織継で無端状に形成した場合に織継部の強度が弱くなってしまうという問題があった。
織継部の強度が弱いと使用中に織継部の経糸が抜けてしまい切断してしまう。切断すると使用寿命が尽きてしまうばかりでなく、抄紙機を破損させてしまう危険性もあり、絶対に起こってはならないことなのである。
【0009】
そのため、従来は織継部の巾を長くする等して対応していた。織継部の巾を長くするにはより多くの緯糸を開口させなくてはならないが、ただでさえ緯糸三重構造の織物はその構造から緯糸本数が多く、多くの緯糸を開口させる必要があって織継作業の手間がかかるのに、さらに多くの緯糸を開口させなくてはならないとなると、ただ手間がかかるというだけではなく、既存の反自動織継機や全自動織継機では綜絖が不足して対応できないという問題があった。そこで、織継部の巾を長くすることなく織継部の強度を強くすることが望まれているのである。本発明は織継部の巾を狭くすることができる。
【0010】
本発明は製紙面を平滑にするため上緯糸の間に補助緯糸を配置することもできる。
上緯糸が経糸により織り込まれると糸が下方に曲り隣りの緯糸との間に凹みが生ずるがここに補助緯糸が配置されるとこの凹みを補って製紙面は平滑となり紙の平滑性が向上する。
補助緯糸は緯糸より線径が小さいので、▲ろ▼水性や織物構造に実質的変化を与えない。
尚、補助上緯糸の下に補助中緯糸を配置することもでき、▲ろ▼水性よりも緯糸方向の剛性が重要な場合中緯糸の剛性を大とし▲ろ▼水性を犠牲にする構造を用いるときは補助中緯糸は非常に有効である。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の構造の織物は、経糸を上、中、下の緯糸配置に応じて開口させながら3種の緯糸を所定の順序で打ち込むことにより製織することができる。
使用する糸は、下緯糸は上、中緯糸より線径の大きい糸を使用することもでき、剛性、耐摩耗性をさらに大きくすることができる。
本発明で使用する経糸はポリエステルモノフィラメントの糸が剛性が大きく、伸びの少ない点から好適である。緯糸は、ナイロンモノフィラメントやポリエステルモノフィラメントが好適に用いられるが、これらのモノフィラメントを併用してもよい。補助緯糸としては、ナイロンモノフィラメント、ポリエステルモノフィラメントが使用される。尚、耐熱性を要求される場合はポリフェニレンサルファイドモノフィラメントも好適である。モノフィラメントは剛性が大きいので好ましい。
【0012】
補助緯糸は上、中緯糸間に配置されるが、この補助緯糸は上補助緯糸と中補助緯糸が使用され、上補助緯糸は上緯糸と経糸が織りなして形成される製紙面の上緯糸が経糸により押されて下方に沈んで生ずる凹部や経糸が上緯糸の下方から上緯糸を乗り越えて下方向に向かう交叉部の凹所を補って表面を平滑にし、中補助緯糸は織物の剛性を基本組織を変えずに向上する作用を奏する。
この補助緯糸は組織に織り込まれるが織物の基本組織を形成する本来の緯糸とは作用が異なるので、本発明においては緯糸と補助緯糸を明確に区別して織物組織を説明する。
製織した織物は所定の寸法に裁断し、両端を織り継いで無端状とする。
【0013】
【実施例】
次に本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
図1、図2、図3、図4は本発明の完全組織を示す意匠図である。
図5は従来例の完全組織を示す意匠図である。
意匠図において×印は経糸が上緯糸の上側で交差している部分であり、上緯糸を製紙面側から織り込んでいる位置を示す。
○印は経糸が下緯糸の下側で交差している部分であって、下緯糸を走行面側から織り込んでいる位置を示す。
無印の部分は、経糸が上緯糸と中緯糸の間、または中緯糸と下緯糸の間に配置されている部分を示す。
どのように配置されているかは、後に経糸に沿った断面図にて具体的に示す。
経糸はダッシュを付さない番号で、緯糸はダッシュを付した番号で上・中・下に重なって配置された緯糸は同番号で、補助緯糸はダブルダッシュを付した番号で示す。
【0014】
図1に示した実施例は、経糸16本、上・中・下緯糸16本、上緯糸の間に配置された補助緯糸16本で完全組織を形成している。
経糸1は1本の下緯糸1′の下を通って走行面側から織り込んで走行面側組織を形成し、隣り合った2本の上緯糸7′、9′と上緯糸23′、25′の上を通って製紙面側から織り込んで製紙面側組織を形成している。
また、経糸1は下緯糸1′を走行面側から織り込んで、走行面側に経糸15本分のロングクリンプを形成させている。
経糸1は走行面側組織を形成した後、製紙面側組織を形成し、次いで2つ目の走行面側組織を形成せずに2つ目の製紙面側組織を形成していることが理解される。また、製紙面側組織相互間の間隔が上緯糸11′、13′、15′、17′、19′、21′の6本分と、上緯糸27′、29′、31′次に続く完全組織の上緯糸1′、3′、5′の6本分であって、等しいことが理解される。
なお、本実施例では、製紙面側組織の部分の製紙面側から織り込まれる連続する2本の上緯糸の間に配置されている補助緯糸8″と補助緯糸24″を同時に製紙面側より織り込んでいる。
経糸2〜16は経糸1を緯糸3本分(補助緯糸を含むと6本分)ずらして順次配置されている。
この意匠図では製紙面側組織と走行面側組織を形成している部分以外では経糸が上緯糸と中緯糸の間と中緯糸と下緯糸の間のどちらに配置されているかが理解できないため、経糸に沿った断面図を示して説明する。
【0015】
図6が経糸1に沿った断面図である。
経糸1が下緯糸1′の下側を通って走行面側組織を形成した後、中緯糸3′と下緯糸3′の間、上緯糸5′と中緯糸5′の間を通り、次いで隣り合った上緯糸7′、9′、およびこれらの上緯糸の間に配置されている補助緯糸8″の上側を通って製紙面側組織を形成している。
製紙面側組織を形成すると次に上緯糸11′と中緯糸11′の間、中緯糸13′と下緯糸13′の間、上緯糸15′、17′と中緯糸15′、17′の間、中緯糸19′と下緯糸19′の間、上緯糸21′と中緯糸21′の間を順次通り、次いで隣り合った上緯糸23′、25′、及びこれらの上緯糸の間に配置されている補助緯糸24″の上側を通って2つ目の製紙面側組織を形成した後、上緯糸27′と中緯糸27′の間、中緯糸29′、31′と下緯糸29′、31′の間を通っている。
走行面側組織を形成していない製紙面側組織間の間隔内、すなわち緯糸11′13′、15′、17′、19′、21′の部分において経糸1が中緯糸11′と13′、13′と15′、17′と19′、19′と21′の間を通過しており、隣り合う中緯糸の間を4回通って織り合わされて経糸の屈曲が多くなっていることがよく理解できる。
このように隣り合う中緯糸の間を少なくとも4回通過させることにより経糸の屈曲が多くなって経糸の引き抜き強度が向上するのである。
【0016】
図2は他の実施例の完全組織を示す意匠図である。
経糸14本、上・中・下緯糸14本、補助緯糸14本で完全組織を形成している。経糸1は1本の下緯糸1′の下を通って走行面側から織り込んで走行面側組織を形成し、隣り合った2本の上緯糸7′、9′と上緯糸21′、23′の上を通って製紙面側から織り込んで製紙面側組織を形成している。
また、経糸1は下緯糸1′を走行面側から織り込んで、走行面側に経糸13本分のロングクリンプを形成させている。
経糸1は走行面側組織を形成した後、製紙面側組織を形成し、次いで2つ目の走行面側組織を形成せずに2つ目の製紙面側組織を形成していることが理解される。また、製紙面側組織相互間の間隔が上緯糸11′、13′、15′、17′、19′の5本分と,上緯糸25′、27′、次ぎに続く完全組織の上緯糸1′、3′、5′の5本分であって等しいことが理解される。
なお、本実施例では、製紙面側組織の部分の製紙面側から織り込まれる連続する2本の上緯糸の間に配置されている補助緯糸8″と補助緯糸22″を同時に製紙面側より織り込んでいる。
経糸2〜14は経糸1を緯糸3本分(補助緯糸を含むと6本分)ずらして順次配置されている。
この意匠図では製紙面側組織と走行面側組織を形成している部分以外では経糸が上緯糸と中緯糸の間と中緯糸と下緯糸の間のどちらに配置されているかが理解できないため、経糸に沿った断面図を示して説明する。
【0017】
図7が経糸1に沿った断面図である。
経糸1が下緯糸1′の下側を通って走行面側組織を形成した後、中緯糸3′と下緯糸3′の間、上緯糸5′と中緯糸5′の間を通り、次いで隣り合った上緯糸7′、9′、及びこれらの上緯糸の間に配置されている補助緯糸8″の上側を通って製紙面側組織を形成している。
製紙面側組織を形成すると次に上緯糸11′と中緯糸11′の間、中緯糸13′と下緯糸13′の間、上緯糸15′と中緯糸15′の間、中緯糸17′と下緯糸17′の間、上緯糸19′と中緯糸19′の間を順次通り、次いで隣り合った上緯糸21′、23′、及びこれらの上緯糸の間に配置されている補助緯糸22″の上側を通って2つ目の製紙面側組織を形成した後、上緯糸25′と中緯糸25′の間、中緯糸27′と下緯糸27′の間を通っている。
走行面側組織を形成していない製紙面側組織の間隔内、すなわち緯糸11′、13′、15′、17′、19′の部分において経糸1が中緯糸11′と13′、13′と15′、15′と17′、17′と19′の間を通過しており、隣り合う中緯糸の間を4回通って織り合わされて経糸の屈曲が多くなっていることがよく理解できる。
このように隣り合う中緯糸の間を少なくとも4回通過させることにより経糸の屈曲が多くなって経糸の引き抜き強度が向上するのである。
【0018】
図3は他の実施例の完全組織を示す意匠図である。
図2で示した実施例と同様経糸14本、上・中・下緯糸14本、補助緯糸14本で完全組織を形成している。
異なるのは補助緯糸の織り込み方であって、図2で示した実施例では製紙面側組織の部分の製紙面側から織り込まれる連続する2本の上緯糸の間に配置されている補助緯糸を同時に製紙面側より織り込んだが、本実施例では製紙面側から織り込まれる連続する2本の上緯糸間に配置されている補助緯糸は織り込まずに下側に経糸を配置し、間に配置されている補助緯糸の反対側に位置する補助緯糸を上緯糸と同時に織り込んでいるのである。
すなわち、経糸1で見てみると連続する2本の上緯糸7′と9′の上側を通って製紙面側組織を形成している部分では、間に配置されている補助緯糸8″は織り込まずに補助緯糸8″はの下側に経糸を配置し、補助緯糸8″の反対側に位置する補助緯糸6″と補助緯糸10″を同時に織り込んでいるのである。
これは経糸1の断面図である図8からもよく理解できる。
【0019】
図4は他の実施例の完全組織を示す意匠図である。
図2で示した実施例の中緯糸の間に補助緯糸を配置した例である。意匠図では中間層の糸は表現していないため配置がわからないので、経糸1に沿った断面図である図9を見ると中緯糸の間で、上層の補助緯糸の下にも中補助緯糸が配置されていることが理解できる。
本実施例は▲ろ▼水性よりも緯糸方向の剛性が重要な抄紙機等には有効である。
【0020】
図5は従来例の完全組織を示す意匠図である。
図2で示した実施例と走行面側組織や製紙面側組織は同じであり、異なるのは走行面側組織を形成していない製紙面側組織間の間隔内での経糸の配置である。
意匠図では中間層の糸は表現していないため違いが分からないが、経糸1に沿った断面図である図10を見ると、走行面側組織を形成していない製紙面側組織間の間隔内、すなわち緯糸11′、13′、15′、17′、19′の部分において、経糸1は中緯糸11′と13′、17′と19′、の間を通過しており、隣り合う中緯糸の間を2回しか通ってなく経糸の屈曲が少く直線状に配置されていることがよく理解できる。
このように経糸の屈曲が少くなって直線状に配置されているため経糸の引き抜き強度が小さいのである。
【0021】
比較試験
図1に示した実施例を本発明の代表例とし、図5に示した従来例を比較例として実施した比較試験の結果を表1に示す。
織物の構成も表1に示す。
比較試験は引き抜き強度で実施した。
試験に使用した装置は図11に示した装置である。dは1対のチャックである。一方のチャックに長さ約100mm、巾30mmの織物の一端を保持し、他端の先端から緯糸を順次除去して経糸だけにして行く。経糸の長さが約50mmになったところで、1本の経糸を残して他の経糸を切断して除く、残った長さ50mmの経糸の端部を他のチャックで保持し、織物の端部から30mmの所cで該経糸を組織中で切断する。こうして組織に30mm織り込まれた経糸bが形成される。
引張試験機により織物aから経糸bが引き抜かれる強度を側定した。
どの程度の強度があれば、使用中に織継部の経糸の抜けが発生せず安全かということは経糸のメッシュ、織継部の巾によっても異なるため一概にいうことは出来ないが経験から少なくとも0.65Kgの強度がなくてはならないことが知られている。
【0022】
【表1】
【0023】
【発明の効果】
走行面にロングクリンプを形成すると下緯糸の織り込みが少くなり経糸の引き抜き強度が低下するが本発明は緯糸を上、中、下の三層に配置し経糸を一重として織りなし、隣り合う中緯糸の間を少なくとも4回通して中緯糸を織りなすことにより経糸を屈曲させて引き抜き強度を大きくし織継部の強度を著しく増大する格別の効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製紙用織物の完全組織を示す意匠図である。
【図2】本発明の製紙用織物の完全組織を示す意匠図である。
【図3】本発明の製紙用織物の完全組織を示す意匠図である。
【図4】本発明の製紙用織物の完全組織を示す意匠図である。
【図5】従来例の製紙用織物の完全組織を示す意匠図である。
【図6】図1の経糸1に沿った断面図である。
【図7】図2の経糸1に沿った断面図である。
【図8】図3の経糸1に沿った断面図である。
【図9】図4の経糸1に沿った断面図である。
【図10】図5の経糸1に沿った断面図である。
【図11】引き抜き強度の試験を示す説明図である。
【符号の説明】
1 経糸
2 経糸
3 経糸
4 経糸
5 経糸
6 経糸
7 経糸
8 経糸
9 経糸
10 経糸
11 経糸
12 経糸
13 経糸
14 経糸
15 経糸
16 経糸
1′ 上・中・下緯糸
3′ 上・中・下緯糸
5′ 上・中・下緯糸
7′ 上・中・下緯糸
9′ 上・中・下緯糸
11′ 上・中・下緯糸
13′ 上・中・下緯糸
15′ 上・中・下緯糸
17′ 上・中・下緯糸
19′ 上・中・下緯糸
21′ 上・中・下緯糸
23′ 上・中・下緯糸
25′ 上・中・下緯糸
27′ 上・中・下緯糸
29′ 上・中・下緯糸
31′ 上・中・下緯糸
2″ 補助緯糸
4″ 補助緯糸
6″ 補助緯糸
8″ 補助緯糸
10″ 補助緯糸
12″ 補助緯糸
14″ 補助緯糸
16″ 補助緯糸
18″ 補助緯糸
20″ 補助緯糸
22″ 補助緯糸
24″ 補助緯糸
26″ 補助緯糸
28″ 補助緯糸
30″ 補助緯糸
32″ 補助緯糸
a 織物
b 経糸
c 切り込み
d チャック[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a papermaking fabric, and more particularly to a multilayered papermaking fabric with triple weft and single warp.
[0002]
[Prior art]
As a papermaking fabric having a weft as another layer structure, a warp single weft double woven fabric, a warp double weft double woven fabric in which two upper and lower fabrics are connected by a binding yarn, and the like are known. Triple fabrics were used as the papermaking speed increased. When the papermaking speed is increased, the generation of wavy wrinkles is observed in the papermaking fabric, and it is difficult to completely prevent the generation of wrinkles unless the papermaking fabric is also tripled.
When wrinkles occur, a serious problem arises that the paper becomes thick and thin. As a triple woven fabric, for example, in Japanese Patent Publication No. 6-4953, an upper weft, a middle weft, and a weft consisting of three layers of a lower weft having a large yarn diameter and a coarse density are formed by a single warp and intersect with the lower weft. shown cross pitch p 2 between the pitch p 1 and the
However, the triple woven fabric with improved abrasion resistance has a problem that the warp pullout strength is reduced and the strength of the woven joint portion is weakened because the warp is less bent.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Provided is a paper fabric which does not generate wavy wrinkles even when used under severe conditions on a high-speed machine, does not cause a bad BD profile, does not cause thick or thin paper, and has no play on the lower weft.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The present invention
“1. It consists of upper weft, middle weft, lower weft and warp interweaved with the upper, middle, and lower three layers, and each warp passes through the lower weft once in a complete structure. The wefts are woven once in the complete structure to form a long crimp, then each warp passes between the upper and middle wefts, or between the middle and lower wefts, then weaves over the upper wefts, This is a papermaking fabric having a triple structure of warp single wefts formed by repeating this weaving to form a papermaking surface structure arranged at equal intervals, and the papermaking side between the traveling surface structure and the traveling surface structure of the warp At least two paper surface textures, and weaving at least 4 times between adjacent wefts between adjacent wefts between paper surface textures that do not include running surface texture within the paper texture. A paper fabric with a triple structure of warp single weft.
2. 2. The papermaking fabric according to
3. In a complete structure, warp passes under one lower weft to form one running surface structure, and weaving over two adjacent upper wefts to weave and form two paper surface textures. A papermaking fabric having a triple structure of warp single weft as described in
4). 4. A papermaking fabric having a warp single weft triple structure according to any one of
5. 4. A papermaking fabric having a triple structure of warp single weft as described in
About.
[0005]
The wefts are arranged in three layers, upper, middle, and lower, and the rigidity in the weft direction is increased, and the warp yarns are combined into one layer to improve the integration of the fabric.
Since each lower weft is a complete structure and is woven once by a complete structure by warp, a long crimp of the lower weft is formed on the running surface, thereby increasing the wear resistance.
[0006]
In addition, each warp weaves the lower weft once in a complete structure, and weaves the upper weft twice between the successive successive weaving positions of the lower weft to form a papermaking surface. The intervals between the weaving positions of the upper wefts arranged on the papermaking surface are equal.
Since the upper and lower wefts are woven in this way, the knuckle on the running surface and the knuckle on the papermaking surface do not overlap. That is, in the case of warp, two knuckles on the papermaking surface are arranged at equal intervals between the knuckles on the running surface.
[0007]
In the complete structure, the warp is woven at least four times between the paper weave structure and the intermediate weft adjacent between the running surface structure. In this way, the effect of increasing the pull-out strength of the warp is obtained by weaving the intermediate weft into the structure.
[0008]
In the present invention, the warp is a complete structure, and the lower weft is woven once. However, if the position where the warp is woven from the lower side of the lower weft is reduced in this way, the warp is less bent and the portion close to the linear state is increased. Has a problem that the pull-out strength, which is the strength when the warp is pulled out from the structure, is lowered, and the strength of the woven portion becomes weak when the woven fabric is formed into an endless shape.
If the strength of the woven seam is weak, the warp of the woven seam will come off during use and cut. Not only will the service life be exhausted, but there is also a risk of damaging the paper machine, which should never happen.
[0009]
Therefore, conventionally, this has been dealt with by increasing the width of the woven joint. In order to increase the width of the weaving joint, more wefts must be opened, but even with a triple weft triple fabric, the number of wefts is large and it is necessary to open many wefts. When weaving work takes a lot of work, we need to open more wefts. This is not just time consuming, but the existing anti-automatic weaving machines and fully automatic weaving machines do not have enough wrinkles. There was a problem that could not be handled. Therefore, it is desired to increase the strength of the woven joint without increasing the width of the woven joint. In the present invention, the width of the woven joint can be reduced.
[0010]
In the present invention, auxiliary wefts can be arranged between the upper wefts in order to smooth the papermaking surface.
When the upper weft is woven with the warp, the yarn bends downward and a dent is formed between the adjacent wefts. However, when the auxiliary weft is arranged here, this dent is compensated to smooth the paper-making surface and improve the smoothness of the paper. .
Since the auxiliary weft has a smaller wire diameter than the weft, there is no substantial change in water and fabric structure.
It is also possible to place an auxiliary middle weft below the auxiliary upper weft. If rigidity in the weft direction is more important than water, use a structure that increases the rigidity of the medium weft and sacrifices water. Sometimes auxiliary mid-weft is very effective.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The woven fabric having the structure of the present invention can be woven by driving three kinds of wefts in a predetermined order while opening the warps according to the upper, middle and lower weft arrangements.
As the yarn to be used, the lower weft yarn can be an upper yarn and a yarn having a larger wire diameter than the middle weft yarn, and the rigidity and wear resistance can be further increased.
The warp used in the present invention is preferable because polyester monofilament yarn has high rigidity and little elongation. Nylon monofilament or polyester monofilament is preferably used for the weft, but these monofilaments may be used in combination. Nylon monofilament and polyester monofilament are used as auxiliary wefts. In addition, polyphenylene sulfide monofilament is also suitable when heat resistance is required. Monofilament is preferable because of its high rigidity.
[0012]
The auxiliary weft is arranged between the upper and middle wefts. This auxiliary weft is composed of the upper auxiliary weft and the middle auxiliary weft. The upper auxiliary weft is formed by weaving the upper weft and the warp. The concave part or warp that is pushed down by the upper part of the upper weft and gets over the upper weft from the lower part of the upper weft is made to compensate for the concave part of the crossing part, and the surface is smoothed. It has the effect of improving without changing.
Although this auxiliary weft is woven into the structure, its function is different from that of the original weft forming the basic structure of the fabric. Therefore, in the present invention, the weft and auxiliary weft are clearly distinguished to describe the fabric structure.
The woven fabric is cut into a predetermined size, and both ends are joined to make an endless shape.
[0013]
【Example】
Next, embodiments of the present invention will be specifically described with reference to the drawings.
1, 2, 3, and 4 are design diagrams showing the complete structure of the present invention.
FIG. 5 is a design diagram showing a complete structure of a conventional example.
In the design drawing, the x mark is a portion where the warp intersects the upper side of the upper weft, and indicates the position where the upper weft is woven from the papermaking surface side.
A circle indicates a portion where the warp intersects with the lower side of the lower weft and the position where the lower weft is woven from the running surface side.
The unmarked portion indicates a portion where the warp is disposed between the upper and middle wefts or between the middle and lower wefts.
The arrangement is specifically shown later in a cross-sectional view along the warp.
The warp is a number without a dash, the weft is a number with a dash, the wefts arranged in the upper, middle, and lower positions are the same number, and the auxiliary weft is the number with a double dash.
[0014]
In the embodiment shown in FIG. 1, a complete structure is formed by 16 warp yarns, 16 upper / middle / lower weft yarns, and 16 auxiliary weft yarns arranged between the upper weft yarns.
The
Further, the
It is understood that the
In the present embodiment, the
The
In this design drawing, it is not possible to understand whether the warp is arranged between the upper weft and the middle weft or between the middle and lower wefts except for the part forming the paper surface side structure and the running surface side structure. A cross-sectional view along the warp will be shown and described.
[0015]
FIG. 6 is a cross-sectional view along the
After the
When the paper surface side texture is formed, next, between the upper weft thread 11 'and the middle weft thread 11', between the middle weft thread 13 'and the lower weft thread 13', and between the upper weft threads 15 ', 17' and the middle weft threads 15 ', 17'. The intermediate weft yarn 19 'and the lower weft yarn 19' are sequentially passed between the upper weft yarn 21 'and the intermediate weft yarn 21', and then the adjacent upper weft yarns 23 'and 25', and these upper weft yarns are arranged. After forming the second paper surface side texture through the upper side of the
In the interval between the paper surface side structures not forming the running surface side structure, that is, in the portions of the wefts 11'13 ', 15', 17 ', 19', 21 ', the
By passing between the adjacent wefts at least four times in this way, warp warp increases and the pull-out strength of the warp improves.
[0016]
FIG. 2 is a design diagram showing a complete structure of another embodiment.
A complete structure is formed by 14 warps, 14 upper, middle and lower wefts and 14 auxiliary wefts. The
Further, the
It is understood that the
In this embodiment, the
The
In this design drawing, it is not possible to understand whether the warp is arranged between the upper weft and the middle weft or between the middle and lower wefts except for the part forming the paper surface side structure and the running surface side structure. A cross-sectional view along the warp will be shown and described.
[0017]
FIG. 7 is a cross-sectional view along the
After the
When the paper surface side structure is formed, next, between the upper weft yarn 11 'and the middle weft yarn 11', between the middle weft yarn 13 'and the lower weft yarn 13', between the upper weft yarn 15 'and the middle weft yarn 15', and the middle weft yarn 17 ' The lower wefts 17 ', the upper wefts 19' and the intermediate wefts 19 'are successively passed, and then the adjacent upper wefts 21', 23 'and
Within the interval of the papermaking surface side structure not forming the traveling surface side structure, that is, in the portion of the wefts 11 ', 13', 15 ', 17', 19 ', the
By passing between the adjacent wefts at least four times in this way, warp warp increases and the pull-out strength of the warp improves.
[0018]
FIG. 3 is a design diagram showing a complete structure of another embodiment.
As in the embodiment shown in FIG. 2, a complete structure is formed by 14 warps, 14 upper / middle / lower wefts, and 14 auxiliary wefts.
The difference is in the method of weaving the auxiliary wefts. In the embodiment shown in FIG. 2, the auxiliary wefts arranged between two continuous upper wefts woven from the papermaking surface side of the papermaking surface side tissue portion are different. At the same time, weaving from the paper-making surface side, but in this embodiment, the auxiliary weft yarn arranged between two continuous upper weft yarns woven from the paper-making surface side is not woven, but the warp yarn is arranged on the lower side and arranged between them. The auxiliary weft located on the opposite side of the auxiliary weft is woven simultaneously with the upper weft.
In other words, when viewed with the
This can be understood well from FIG. 8 which is a cross-sectional view of the
[0019]
FIG. 4 is a design diagram showing a complete structure of another embodiment.
This is an example in which auxiliary wefts are arranged between the medium wefts of the embodiment shown in FIG. Since the design drawing does not represent the yarn of the intermediate layer, the arrangement is not known, so when looking at FIG. 9 which is a cross-sectional view along the
This embodiment is effective for paper machines and the like in which the stiffness in the weft direction is more important than water.
[0020]
FIG. 5 is a design diagram showing a complete structure of a conventional example.
The embodiment shown in FIG. 2 is the same as the traveling surface side structure and the papermaking surface side structure, and the difference is the arrangement of warp yarns within the interval between the papermaking surface side structures not forming the traveling surface side structure.
Since the design drawing does not represent the yarn of the intermediate layer, the difference is not known, but when looking at FIG. 10 which is a cross-sectional view along the
Thus, since the warp is less bent and arranged in a straight line, the pull-out strength of the warp is small.
[0021]
Comparative Test The results shown in Table 1 are the results of a comparative test in which the example shown in FIG. 1 is a representative example of the present invention and the conventional example shown in FIG.
The composition of the fabric is also shown in Table 1.
The comparative test was carried out with the pull-out strength.
The apparatus used for the test is the apparatus shown in FIG. d is a pair of chucks. One chuck holds one end of a woven fabric having a length of about 100 mm and a width of 30 mm, and the wefts are sequentially removed from the tip of the other end to make only warps. When the length of the warp is about 50 mm, one warp is left and the other warp is cut and removed. The end of the remaining 50 mm long warp is held by another chuck, and the end of the fabric The warp is cut in the tissue at c from 30 mm. In this way, the warp b woven 30 mm in the structure is formed.
The strength with which the warp yarn b was pulled out from the fabric a by a tensile tester was determined.
It is impossible to say in general how much strength it is, and it is not safe to say that it is safe because the warp of the woven joint does not come off during use, depending on the mesh of the warp and the width of the woven joint. It is known that the strength must be at least 0.65 kg.
[0022]
[Table 1]
[0023]
【The invention's effect】
When a long crimp is formed on the running surface, the weft of the lower weft is reduced and the pullout strength of the warp is reduced.In the present invention, the weft is arranged in three layers, upper, middle, and lower, and the warp is not woven as a single layer. By interweaving at least four times between the wefts, the warp yarns are bent to increase the pull-out strength and significantly increase the strength of the woven joint.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a design diagram showing a complete structure of a papermaking fabric according to the present invention.
FIG. 2 is a design diagram showing the complete structure of the papermaking fabric of the present invention.
FIG. 3 is a design diagram showing the complete structure of the papermaking fabric of the present invention.
FIG. 4 is a design diagram showing a complete structure of the papermaking fabric of the present invention.
FIG. 5 is a design diagram showing a complete structure of a papermaking fabric of a conventional example.
6 is a cross-sectional view taken along the
7 is a cross-sectional view taken along the
8 is a cross-sectional view taken along the
9 is a cross-sectional view taken along the
10 is a cross-sectional view taken along the
FIG. 11 is an explanatory diagram showing a test of pull-out strength.
[Explanation of symbols]
1
Claims (5)
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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- 1995-09-22 JP JP27954295A patent/JP3675534B2/en not_active Expired - Lifetime
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