JP3675458B2 - シート上荷重検出装置 - Google Patents
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Description
本発明は、シート上に作用する荷重を検出するシート上荷重検出装置に関するものであり、特に、シート骨格を構成するフレーム内に荷重センサを設けたシート上荷重検出装置に係わる。
従来、車両の分野において、着座者がシート上に着座状態にあるか否かを、シートクッションに作用する荷重を検出する為、シート骨格と成るシートクッションフレーム内にクッション性をもたせるクッションバネが配設されており、このクッションバネをシートの着座面に対して左右方向からバネによってシートクッションフレームに対して張架し、その一部に荷重センサを設けている(例えば、特許文献1を参照)。
上記した公報では、荷重センサはボルトにより、クッションフレームの側面部の内側に固定される。クッションバネはバネ線を縦横に組み込だ面状となっており、メインメンバーとその外側に取り付けられた複数のサブメンバー(コイルバネ)によって構成されている。コイルバネであるサブメンバーはそれぞれ一端がメインメンバーに対して着座面の左右両側に係止され、他端がクッションフレームに係止されている。
シート上に人が着座してシートクッション上に荷重が作用すると、サブメンバーが撓むことにより、荷重センサがサブメンバーによる引き力を検知する構成となる。この場合、複数あるサブメンバーの一つの撓みを検出する様に、サブメンバーの一つに荷重センサが設けられている。
特開2001−180353号公報(第1頁)
しかしながら、従来した公報の如く、サブメンバーの一つに荷重センサが設けられる構成では、クッションバネに作用する荷重の一部を荷重センサにより検出する構成となっているため、人の着座時等においてクッションバネに作用する荷重は、荷重センサがつながるサブメンバー以外からクッションフレームへと逃げてゆく為、精度良い荷重検出が行えない。そこで、精度良い荷重検出を行うためには、クッションバネの各々に対して荷重センサを設ければ良いが、コストアップしてしまう。
よって、本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、コストアップを抑えて精度良く荷重検出が行える構成とすることを課題とする。
上記の課題を解決するために講じた技術的手段は、シート上に作用する荷重を荷重検出手段により検出するシート上荷重検出装置において、シート骨格となるシートフレーム内にシートのクッション性を持たせる複数のクッションバネを係止する係止ロッドを設け、前記荷重検出手段を該係止ロッドと前記シートフレームとの間に設けたことである。
この場合、好ましくは、荷重検出手段は係止ロッドに対して一対設けられると良い。
また、荷重検出手段は、荷重センサを備えた可撓部材から成り、可撓部材の一端はシートフレームに支持され、他端により係止ロッドを回転自在に支持されると良い。
更に、荷重検出手段は、内部に荷重センサを備え、内部容積が可変となる筒状体から成り、筒状体の一端はシートフレームに支持され、他端によりロッドを回転自在に支持し、荷重が作用した場合に内部容積が可変としても良い。
荷重センサは、ホール素子による検出または抵抗体の変化により荷重を検出する構成とするのが好ましい。
請求項1に記載の発明によれば、クッション性を持たせる複数のクッションバネを係止する係止ロッドによりまとめて係止することができ、その集めた荷重を大きくすることができる。また、荷重検出には各々のクッションバネに荷重検出手段を設けなくて良くなることから、低コストで荷重検出が行える構成にでき、従来に比べ、シートフレームへと逃げてゆく荷重を少なくし、精度の良い荷重検出を行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、荷重検出手段は、係止ロッドに対して一対設けられると、係止ロッドを両持ちで支持することができ、係止ロッドに作用する荷重を一対の荷重検出手段の総和により検出することができる。
請求項3に記載の発明によれば、荷重検出手段は、荷重センサを備えた可撓部材から成り、可撓部材の一端はシートフレームに支持され、他端により係止ロッドを回転自在に支持すれば、複数のクッションバネに作用した荷重は係止ロッドによって集められ、クッションバネに作用した荷重は荷重検出手段との間でストレスなく荷重検出手段へと伝えることができ、精度良く荷重検出を行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、荷重検出手段は、内部に荷重センサを備え、内部容積が可変となる筒状体から成り、筒状体の一端はシートフレームに支持され、他端によりロッドを回転自在に支持し、荷重が作用した場合に内部容積が可変となれば、クッションバネに作用した荷重は荷重検出手段へと伝わり、荷重の大きさによって、筒状体の内部容積が可変にでき、その内部容積の可変した状態を荷重センサが検出することによって、精度良く荷重検出を行うことができる。
請求項5に記載の発明によれば、荷重センサは、ホール素子による検出または抵抗体の変化により荷重を検出する構成とすれば、筒状体の内部にホール素子を設け、ホール素子の対向位置に永久磁石を設けて、ホール素子により磁束の変化を検出する、若しくは、筒状体の内部側面に抵抗体を形成し、その抵抗体の上でブラシを荷重の大きさに応じて摺動させる簡単な構成とすることにより実現できる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は車両におけるシート上荷重検出装置10の構成を示すシート骨格を示した斜視図であり、図1に示す構成において、シート表皮およびヘッドレスト5を設けた状態を、図2に示す。尚、以下に説明する実施形態においては、図2に示すシート1に、人が着座面4に正規着座した場合において、前側(図2の左側)を前方、着座面4に対して後側(図2の右側)を後方とし、着座面4の両側を左右方向として説明を行う。
図2に示す様に、車両フロアに対してブラケット等を介して固定されるシート1は、主として、着座面4を有するシートクッション3と、シートクッション3に対して着座面4の後方で回動自在となるシートバック2と、シートバック2に対して上下動自在なヘッドレスト5とから構成されている。シート1の内部には、シートクッション3の骨格を成すクッションフレーム11と、シートバックの骨格を成すシートバックフレーム12から構成されている。
シートクッションフレーム11は着座面4のシート骨格となるものであり、剛体から成り立っており、形状は矩形状を呈し内部が開口している。シートクッションフレーム11では、着座面4の後方は左右の剛性を確保するために、連結ロッド13がシートクッションフレーム11の後方両端に設けられている。
一方、開口14にはシートクッション3において人が着座した場合にクッション性をもたせるために、波状を呈する複数(例えば、図1では4個)の所定バネ定数を有するクッションバネ17が、着座面4の左右方向において並列に設けられ、クッションバネ17により荷重が受けられる構成となっている。即ち、クッションバネ17の一端は、着座面4の前方に設けられる係止ロッド15に夫々係止され連架されると共に、クッションバネ17の他端は着座面4の後方に設けられる係止ロッド16に夫々係止され連架されている。前後に設けられる係止ロッド15,16は、同一長および同一径となったパイプ状を呈しており、開口14の左右方向の長さよりも若干短くなっている。クッションバネ17は略U字状を呈する端部がそれぞれ引っ掛けられ、係止ロッド15,16の所定位置に係止されている。
係止ロッド15は、シートクッションフレーム11の前方で着座面4の左右両側に設けられた一対の可撓部材21を介して、シートクッションフレーム11に支持されて取り付けられている。
可撓部材(前方の荷重検出手段)21は、着座面4の前方の荷重を検出するものであり、図3に示す形状を呈する。可撓部材21は1枚のプレート板(例えば、所定の厚さの鉄板等)を略U字状に湾曲させて荷重センサ8が取り付けられる可撓部25を形成し、その端部を円筒状にロール成形して円筒部23を形成したものであり、U字状の水平面24に対して、垂直にピン22を立設させたものである。この可撓部材21は荷重が作用した場合に、円筒部23が変形しない様、円筒部23は可撓部25に対して溶接等が行われると良い。また、可撓部材21を形成する別の方法としては、可撓部25、円筒部23、ピン22をそれぞれ別体で設け、溶接等を施すことによりそれらを一体化することも可能である。
可撓部材21は、図5に示す如く、円筒部23に係止ロッド15が挿通され、シートクッションフレーム11の開口端の周縁近傍における所定位置に設けられた取り付け孔にピン22が下方より上方へと挿通され、挿通されたピン22が上方よりナット等の固定部材を用いて固定されることにより、可撓部材21はシートクッションフレーム11に取り付けられている。この場合、可撓部25には可撓部25の変形を検出する荷重センサ8が取り付けられる。
一方、着座面4の後方に設けられる係止ロッド16と連結ロッド13との間には、可撓部材31が設けられている。可撓部材31はシートクッションフレーム11の後方において、着座面4の左右両側に一対設けられ、一対の可撓部材31により着座面4の後方荷重を検出することができる。
可撓部材(後方の荷重検出手段)31は、図4に示す形状を呈する。可撓部材31は、1枚のプレート板(例えば、所定の厚さの鉄板等)を略U字状に湾曲させて荷重センサ9が取り付けられる可撓部35が形成され、両端部をそれぞれ外側に向けて円筒状にロール成形して円筒部32,33が形成されたものである。この場合、荷重が作用した場合に円筒部32,33は変形しない様、可撓部35に対して溶接等が行われると良い。また、可撓部材31を形成する別の方法としては、可撓部35、円筒部32,33をそれぞれ別体で作り、溶接等を施すことによりそれらを一体化することも可能である。
可撓部材31は、図5に示す如く、シートクッションフレーム11の後方に設けられ、後方荷重を検出するものである。可撓部材31は、下方の円筒部33に係止ロッド16が挿通されると共に、上方の円筒部32にシートクッションフレーム11に取り付けられる連結ロッド16が挿通される。
即ち、複数の並行なクッションバネ17の一端は係止ロッド15により連架され、他端は係止ロッド16に連架され、2本の係止ロッド15,16は左右方向に設けられた一対の可撓部材21,31によって前後方向に支持される。クッションバネ17のバネ力によって図5に示す状態(例えば、クッションバネ17が水平状態で引っ張られ、図5に示す上下方向に撓みなく伸びた状態、或いは、クッションバネ17の両側に位置する可撓部25,35が上下方向に変位しない状態)を保持している。この場合、前方の円筒部23は円筒部23の中に挿通される係止ロッド15を回転支持すると共に、後方の円筒部33は係止ロッド16をシートクッションフレーム11に対して回転支持する。この場合、可撓部材31は連結ロッド13が挿通された円筒部32もまた回転自在に支持されている。この場合、可撓部35には可撓部35の変形を検出する荷重センサ9が取り付けられる。
次に、荷重がシート上に作用した場合の動作について、図6を参照して説明する。
図5に示す状態から、シートクッション3に着座者が着座してクッションバネ17に、図6に示す如く荷重(例えば、鉛直方向の荷重)が作用した場合には、その荷重によりクッションバネ17の付勢力に抗して、クッションバネ17が下方へと撓む。この場合、複数のクッションバネ17を連結して係止する係止ロッド15全体が押し下げられることにより、前方の可撓部材21の円筒部23に挿通される係止ロッド17は、ピン22によるシートクッションフレーム11との固定点を中心として円筒部23に対して時計方向に回動する。これにより、可撓部材21の円筒部23は荷重の大きさに応じて図5に示す状態から下方へと下がると同時に、可撓部25は拡開して、その拡開した変位を湾曲した可撓部25に固定された荷重センサ8により検出することができる。
また、これと同時に着座面4の後方では、複数のクッションバネ17の後端を係止し連架する係止ロッド16が、図6に示す如く、図5に示す状態から荷重により押し下げられる。すると、連結ロッド13が挿通する円筒部32を中心として、円筒部32が時計方向に回動すると可撓部材31の有する弾性力によって下方のクッションバネ17の後端を係止ロッド16にて支持する円筒部33は反時計方向に回動して、可撓部材31の円筒部33は荷重の大きさに応じて作用する荷重と同方向である下方へと下がると同時に、U字状の可撓部35は図6に示す如く拡開して、その変位を可撓部35に取り付けられた荷重センサ9で検出することができる。この場合、荷重の大きさにより直線的に電圧出力が変化する荷重センサ(例えば、歪ゲージ等)8,9を用いると、例えば、着座面4の前方に配設される一対の荷重センサ8から出力される電圧をVFR,VFL、後方に配設される一対の荷重センサ9から出力される電圧をVRR,VRLとした場合、4つの荷重センサ8,9の電圧合計値V(=VFR+VFL+VRR+VRL)により着座面4に作用する荷重を電圧からの換算により検出することが可能である。
一方、着座者がシートクッション3から離れ、クッションバネ17に作用する上方からの荷重がなくなると、クッションバネ17のもつ付勢力によって、図6に示す状態から図5に示す状態に復帰する。
この様に図5に示す構成にすれば、クッションバネ17への荷重の入力方向と略同方向に可撓部25,35が付勢力に抗して変位することから、可撓部25,35のバネ定数を変えることにより可撓部25,35の変位量を荷重の大きさにより設定することが容易である。また、この構成では、シートクッションフレーム11、クッションバネ17、可撓部材21,31の取り付け交差を可撓部25,35によって吸収することができる。
シートクッションフレーム11に対して、着座面4に作用する荷重を検出する構造は、言うまでもなくシートバック2の骨格となるシートバックフレーム12に対しても適用すると、背もたれ部でもより正確な荷重検知が可能である。この場合には、シートクッションフレーム11内では着座面4に対して前後方向で設けた複数のクッションバネ17を、シートバックフレーム12内で背もたれ部のクッション性を有するクッションバネ20を左右方向に配置するとホールド性が良くなる。背もたれ部の複数(図1では6個)の並行配置されたクッションバネ20は、係止ロッド15,16と同様な機能を有する2つの係止ロッド18,19によって係止され連架される構成とする。2つの係止ロッド18,19は上記した可撓部材21または31と同様の部材26,29を用いて、シートバックフレーム12に対して左右両側から係止される構成とすることによって、シートバックに作用する荷重も検出する構成としても良い。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態の構成について説明する。第2実施形態は図5の変形例であり、その構成を図7に示す。
次に、第2実施形態の構成について説明する。第2実施形態は図5の変形例であり、その構成を図7に示す。
図5に示す第1実施形態の構成では、着座面4に対してクッションバネ17を前後から支持する可撓部材21,31において、荷重の変位が発生し易い湾曲した可撓部25,35に対して荷重センサ8,9をそれぞれ設ける構成としたが、荷重センサ8,9は可動部25,35から延在した水平部24に設けることもできる。この場合、水平部24の一方の側に磁束変化を検出するホール素子32,34を固定し、他方の側にはホール素子32,34とそれぞれ対向する位置に磁束を発生させる永久磁石33,35を設ける。これによって、クッションバネ17に荷重が作用すると、クッションバネ17が撓み、図6に示す如く可撓部25,35が拡開した状態をホール素子32,34からの出力によって検出し、シートクッション3に作用した荷重を検出することができる。この構成は、可撓部材21,31に対して、ホール素子32,34および永久磁石33,35を設ければ良いので、簡単な構成によって、シートクッション3に作用する着座面4の荷重を係止ロッド15,16により集め、荷重検出手段となるホール素子32,34によって荷重検出が行える。
(第3実施形態)
次に、図8から図10を参照して、第3実施形態について説明する。第1実施形態および第2実施形態では、2つの係止ロッド15,16を可撓部材21,31の撓みによって検出する構成としたが、第3実施形態では、可撓部材21,31に代わるピストン型の荷重検出装置(荷重検出手段)40,49により構成した。即ち、着座面4に作用する前方荷重を前方に設けられた荷重検出装置40で検出すると共に、着座面4に作用する後方荷重を後方に設けられた荷重検出装置49により検出するものとした。荷重検出装置40は、ベースと成る本体部41と、本体部41に対して一方向に伸縮自在な円筒部48を有する可動部42、本体部41と可動部42との間に配設されたスプリング43、本体部41と可動部42とにより形成される内部容量が可変となる空間内に設けられるホール素子44及び永久磁石45から構成され、可動部42は本体部41に対して所定量(所定ストローク)だけ伸縮自在となっている。荷重検出装置40は内部容量が可変することにより、本体部41と可動部42のそれぞれに設けられたホール素子44と永久磁石45との距離が可動部42の本体部41に対する位置に応じて変化し、ホール素子44を通過する永久磁石45からの磁束が変化することによって、その変位量から荷重検出が可能となっている。この場合、円筒部46の高さを調整することにより、ホール素子44で検出する磁束を調整することができる。また、別の変形例として、図11に示す如く、可動部42に円筒部48を形成し、円筒部48の内壁に沿って抵抗値が軸方向においてリニアに変化する抵抗体46を円筒部48と一体で設け、抵抗体46の両端に所定電圧(例えば、5V)を図示しない外部コネクタを介して印加すると共に、抵抗体46に沿って軸方向において摺接するブラシ47を本体部41の内側中央に固定し、可動部42が本体部41に対して軸方向に変位することにより、抵抗体46の変位量、即ち、クッションバネ17に作用する荷重を検出する構成としても良い。
次に、図8から図10を参照して、第3実施形態について説明する。第1実施形態および第2実施形態では、2つの係止ロッド15,16を可撓部材21,31の撓みによって検出する構成としたが、第3実施形態では、可撓部材21,31に代わるピストン型の荷重検出装置(荷重検出手段)40,49により構成した。即ち、着座面4に作用する前方荷重を前方に設けられた荷重検出装置40で検出すると共に、着座面4に作用する後方荷重を後方に設けられた荷重検出装置49により検出するものとした。荷重検出装置40は、ベースと成る本体部41と、本体部41に対して一方向に伸縮自在な円筒部48を有する可動部42、本体部41と可動部42との間に配設されたスプリング43、本体部41と可動部42とにより形成される内部容量が可変となる空間内に設けられるホール素子44及び永久磁石45から構成され、可動部42は本体部41に対して所定量(所定ストローク)だけ伸縮自在となっている。荷重検出装置40は内部容量が可変することにより、本体部41と可動部42のそれぞれに設けられたホール素子44と永久磁石45との距離が可動部42の本体部41に対する位置に応じて変化し、ホール素子44を通過する永久磁石45からの磁束が変化することによって、その変位量から荷重検出が可能となっている。この場合、円筒部46の高さを調整することにより、ホール素子44で検出する磁束を調整することができる。また、別の変形例として、図11に示す如く、可動部42に円筒部48を形成し、円筒部48の内壁に沿って抵抗値が軸方向においてリニアに変化する抵抗体46を円筒部48と一体で設け、抵抗体46の両端に所定電圧(例えば、5V)を図示しない外部コネクタを介して印加すると共に、抵抗体46に沿って軸方向において摺接するブラシ47を本体部41の内側中央に固定し、可動部42が本体部41に対して軸方向に変位することにより、抵抗体46の変位量、即ち、クッションバネ17に作用する荷重を検出する構成としても良い。
この様な荷重検出装置40は、前方においては本体部41をシートクッションフレーム11の開口14の周縁裏側にボルト等により固定し、可動部42で着座面4の前方の荷重を受ける係止ロッド15を支持する構成とする。一方、後方においては、本体部41の上方に円筒部32を一体で形成し、円筒部32に連結ロッド13を挿通させ、連結ロッド13によって荷重検出装置40が連結ロッド13により回転自在に支持される。また、下方の可動部47には円筒部33を一体で形成し、そこにクッションバネ17に作用する荷重を集めた係止ロッド16が挿通される。
そこで、図9に示す如く、クッションバネ17に矢印方向の荷重が作用すれば、その荷重により前方の荷重検出装置40の可動部42は、図8に示す状態(クッションバネ17に荷重が作用していない状態)よりも荷重の大きさに比例した量だけ伸び、その伸びた変位をホール素子44により検出する。また、後方の荷重検出装置40の可動部42は、時計方向のモーメントが発生により時計方向に回転しながら、荷重の大きさに比例した量だけ伸び、その伸びた変位をホール素子44により検出する。これによって、クッションバネ17に作用した荷重を前後の荷重検出装置40からの出力の総和により検出することができる。
(第4実施形態)
図12に第4実施形態を示す。
図12に第4実施形態を示す。
この第4実施形態では、シートクッションフレーム11の中に剛体から成る荷重受プレート30を設け、荷重受プレート30を前後方向の両側から複数のコイルスプリング27,28によって、シートクッションフレーム11に対してそれぞれ支持する。そして、その後方側を、図1と同じ係止ロッド16により、シート後方に作用する荷重を受ける構成としても、第1実施形態と同様な効果を得ることができる。
(第5実施形態)
図13に第5実施形態を示す。第5実施形態では、図1に示すクッションバネ17および係止ロッド15,16を、クッション性を有する1つの荷重受部材36にまとめて、荷重受部材36をシートクッションフレーム11に対して可撓部材21,31により支持する構成としても良い。
図13に第5実施形態を示す。第5実施形態では、図1に示すクッションバネ17および係止ロッド15,16を、クッション性を有する1つの荷重受部材36にまとめて、荷重受部材36をシートクッションフレーム11に対して可撓部材21,31により支持する構成としても良い。
1 シート
2 シートバック
3 シートクッション
4 着座面
8,9 荷重センサ
10 シート上荷重検出装置
11 シートクッションフレーム
12 シートバックフレーム
13 連結ロッド
15,16 係止ロッド
17 クッションバネ
21,31 可撓部材(荷重検出手段)
32,34,44 ホール素子
33,35,45 永久磁石
40 荷重検出装置
41 本体部
42 可動部
44 ホール素子
46 抵抗体
47 ブラシ
2 シートバック
3 シートクッション
4 着座面
8,9 荷重センサ
10 シート上荷重検出装置
11 シートクッションフレーム
12 シートバックフレーム
13 連結ロッド
15,16 係止ロッド
17 クッションバネ
21,31 可撓部材(荷重検出手段)
32,34,44 ホール素子
33,35,45 永久磁石
40 荷重検出装置
41 本体部
42 可動部
44 ホール素子
46 抵抗体
47 ブラシ
Claims (5)
- シート上に作用する荷重を荷重検出手段により検出するシート上荷重検出装置において、
シート骨格となるシートフレーム内にシートのクッション性を持たせる複数のクッションバネを係止する係止ロッドを設け、前記荷重検出手段を該係止ロッドと前記シートフレームとの間に設けたことを特徴とするシート上荷重検出装置。 - 前記荷重検出手段は、前記係止ロッドに対して一対設けられることを特徴とする請求項1に記載のシート上荷重検出装置。
- 前記荷重検出手段は、荷重センサを備えた可撓部材から成り、該可撓部材の一端は前記シートフレームに支持され、他端により前記係止ロッドを回転自在に支持することを特徴とする請求項1に記載のシート上荷重検出装置。
- 前記荷重検出手段は、内部に荷重センサを備え、内部容積が可変となる筒状体から成り、該筒状体の一端は前記シートフレームに支持され、他端により前記ロッドを回転自在に支持し、前記荷重が作用した場合に内部容積が可変することを特徴とする請求項1に記載のシート上荷重検出装置。
- 前記荷重センサは、ホール素子による検出または抵抗体の変位により前記荷重を検出することを特徴とする請求項4に記載のシート上荷重検出装置。
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