JP3674999B2 - 液晶組成物および液晶表示素子 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示用の液晶組成物およびこれを用いた液晶表示素子に関する。さらに詳しくは、高信頼性を要するアクティブマトリックス方式の液晶表示用ネマティック液晶組成物およびこれを用いた液晶表示素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置(LCD)の開発テーマとしては、高精細(高コントラスト)および高速応答の二点が挙げられ、表示方法を含め検討されてきた。そのなかでも、TFT(薄膜トランジスター)などのスイッチング素子を備えたアクティブマトリックス型LCD(AM−LCD)はカラー表示ならびに高精細表示の技術が進み、フラットパネルディスプレイの本命として期待されている。しかし、ディスプレイのなかでも現在最も普及しているCRT(ブラウン管)に比べ、精細さ、応答時間、画面サイズなどの点でまだ大きく劣っている。
そのため、駆動回路、スイッチング素子、カラーフィルターなどAM−LCDを構成するさまざまな要素について活発な研究が行われている。また、液晶材料に対しては、ビフェニル系、PCH系といったシアノ基を有する従来の材料系では満足できない特性が要求されている。
【0003】
特開平2−289682号公報に開示されているように、末端基もしくは側鎖としてシアノ基を有する化合物を用いるとき、それが表示素子内に存在するイオン性不純物と何らかの相互作用を持つことにより、表示素子の電流値、比抵抗値ひいては表示コントラストに悪影響を及ぼすものと考えられる。
このシアノ基を有する化合物の欠点は、素子における信頼性の低下として、2端子または3端子スイッチ素子の駆動電流とあいまって、消費電流の増大と比抵抗値の低下を導き、表示特性的には、表示むら、コントラスト低下を引き起こすことである。
【0004】
TFT液晶表示素子におけるコントラストは、その信号電圧保持特性と密接に関係している。液晶表示素子の信号電圧保持特性とは所定のフレーム周期内において液晶を含むTFT画素に印加される信号電圧の低下の度合いを示す。この信号電圧の低下がない場合はコントラストの低下は発生しない。 また、表示素子の信号電圧保持特性は、液晶と並列に設けられる蓄積容量(Cs)と液晶(LC)の比抵抗または信号電圧保持率が低くなるほど相乗的に悪くなる。特に、液晶の比抵抗または信号電圧保持率がある下限値以下になると指数関数的に表示素子の信号電圧保持率を劣化せしめ極端なコントラスト低下をもたらす。特にTFT製造工程簡略化などの理由により蓄積容量を付加しない場合においては蓄積容量の寄与を期待できないだけに特に比抵抗または信号電圧保持率の高い液晶組成物が必要となる。
【0005】
このような観点から、シアノ基を有しないフッ素化化合物だけで構成されたAM−LCD用液晶組成物が前述の特開平2−289682号公報あるいは特願平4−229380号公報に好ましい液晶材料として開示されている。
現在、このAM−LCD用液晶組成物に求められている課題としては、ネマティック相温度領域が広いこと(少なくとも−30℃〜90℃の温度領域でネマティック相であること)、高速応答性を得るために粘性が低いこと(少なくとも20mPa・sec以下であること)、また高信頼性を得るために比抵抗値が高いこと(少なくとも5×1013Ω・cm以上であること)などが挙げられる。
しかしながら、今までAM−LCD用液晶組成物としてはいろいろと検討されているが(例えば、前述した特開平2−289682号公報、特願平4−229380号公報、あるいは特開平6−220454号公報等参照)、本発明の目的とするすべての課題を満足する液晶組成物の調製は困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明のひとつの目的は、高比抵抗値、低消費電流という特性を保ちながら低粘度で、かつ、比較的低いしきい値電圧を持った液晶組成物を提供することにある。 本発明の別の目的は、高いコントラストと高い信頼性を持ち、しかも電気光学応答が早く、動画の表示に対応し得る液晶表示装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の第一の目的は、(1)第一成分として後記の一般式(I)で表される化合物の群から選ばれた少なくとも一つの化合物を5〜20重量%、第二成分として後記の一般式(II−a)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物を5〜20重量%、第三成分として後記の一般式(III−a)または(III−b)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物を5〜25重量%、第四成分として後記の一般式(IV−a)または(IV−b)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物を3〜20重量%、第五成分として後記の一般式(V−a)、(V−b)、(V−c)または(V−d)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物を30〜60重量%、それぞれ含有する液晶組成物、によって解決される。
【0008】
【0009】
【化7】
【0010】
これらの式において、R1、R2 、R 7 、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15、R16およびR17は、炭素数1〜10のアルキル基もしくはアルコキシ基、または炭素数2〜10のアルケニル基、アルケニルオキシ基もしくはオキサアルキル基を示し、Aはトランス−1,4−シクロヘキシレン、1,4−フェニレンまたは3−フルオロ−1,4−フェニレンを示し、k、s、t、uおよびvは1または2を示し、(s+t)および(u+v)は3または4である。前記の(1)項の発明の態様として以下の(2)項および(3)項に記載される液晶組成物を挙げることができる。
【0011】
(2)第一成分が一般式( I )で表される化合物の群から選ばれた少なくとも一つの化合物であり、第二成分が一般式( II −a)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物であり、第三成分が一般式( III −a)または( III −b)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物であり、第四成分が一般式( IV −a)または( IV −b)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物であり、第五成分が一般式( V −a)または( V −b)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物であり、一般式(I)において、R1が炭素数1〜10のアルキル基であり、kが1であり、一般式(II−a)において、R2が炭素数1〜10のアルキル基であり、Aがトランス−1,4−シクロヘキシレンまたは1,4−フェニレンであり、一般式(III−a)において、R7およびR8が互いに独立に炭素数1〜10のアルキル基であり、一般式(III−b)において、R9が炭素数1〜10のアルキル基であり、R10が炭素数1〜10のアルコキシ基であり、一般式(IV−a)において、R 11 が炭素数1〜10のアルキル基であり、R 12 が炭素数1〜10のアルキル基またはアルコキシ基であり、sが2であり、tが1であり、一般式(IV−b)において、R13が炭素数1〜10のアルキル基であり、uおよびvが1または2でuとvの和が3であり、一般式(V−a)において、R14が炭素数1〜10のアルキル基であり、一般式(V−b)において、R15が炭素数1〜10のアルキル基である、前記の(1)項に記載の液晶組成物。
【0012】
(削除)
【0013】
本発明の別の目的は、(3)表面に設置したスイッチング素子付きの透明電極の上に有機高分子の液晶配向膜を設けた一対の基板を、所定の間隔を隔て互いに対向させて組み立てたセルに、液晶材料を封入して作成した液晶表示素子において、液晶材料が、前記の(1)ないし(2)項のいずれか一項に記載の液晶組成物であることを特徴とする、液晶表示素子、により解決される。この発明の態様として、以下の(4)〜(7)に記載の液晶表示素子を挙げることができる。
(4)一対の基板の間隔(dμm)と液晶材料の屈折率異方性(Δn)との積(dΔn)が0.3〜1.0(μm)であり、そしてアクティブマトリックス型を有する前記(3)項に記載の液晶表示素子。
(5)液晶配向膜がポリイミド系有機高分子皮膜であり、そしてアクティブマトリックス型を有する前記(3)項に記載の液晶表示素子。
(6)ポリイミド系有機高分子が、後記の一般式(VI−a)または一般式(VI−b)で示される基本骨格を有する前記(5)項に記載の液晶表示素子。
【0014】
【化8】
【0015】
これらの式において、Z1およびZ2は−CH2−、−O−、−O−Ph−O−、−C(CH3)2−、−C(CF3)2−、または−CONH−を示し、−Ph−は1,4−フェニレンを示し、pとqの和は1である。
(7)液晶材料のプレティルト角が3〜7度である前記の(3)項ないし(6)項のいずれか一項に記載の液晶表示素子。
次に、本発明の液晶組成物を構成する各成分の化合物について説明する。第一成分を構成する一般式(I)で表される化合物は、正の誘電率異方性、比較的大きな屈折率異方性および非常に低い粘性を有する。この化合物は低温度領域でのスメクティック相の発生を抑え、かつ、電圧保持率が非常に高い化合物である。この液晶化合物を他の液晶化合物または液晶混合物に加えることにより、得られる液晶組成物の粘性が低くなり、また、電圧保持率を高くすることができる。この化合物はまた、本発明において特に粘性が低い液晶組成物を提供するのに重要な役割を担う。本発明の一般式(I)で表される化合物として好ましいものは、該式でR1が1〜10のアルキルで表され、kが1または2である化合物である。
【0016】
第二成分を構成する一般式(II−a)で表される化合物は、大きな正の誘電率異方性を有し、かつ電圧保持率が非常に高い化合物である。これらの化合物を他の液晶化合物または液晶混合物に加えることにより、得られる液晶組成物のしきい値電圧を低下させたり、また電圧保持率を高くすることができる。これらの化合物は、本発明において、比較的低いしきい値を有する液晶組成物を提供するのに重要な役割を担う。本発明の一般式(II−a)で表される化合物として好ましいものは、該式でR2が炭素数1〜10のアルキル基であり、Aがトランス−1,4−シクロヘキシレン、1,4−フェニレンまたは3−フルオロ−1,4−フェニレンである化合物である。
【0017】
本発明の組成物において第三成分を構成する一般式(III−a)、または(III−b)で表される化合物は比較的低い粘性を有し、かつ電圧保持率が高い化合物である。この第三成分の化合物を他の液晶化合物または液晶混合物に加えることにより、得られる液晶組成物の粘性を低くしたり、また電圧保持率を高くすることもできる。本発明の一般式(III−a)で表される化合物として好ましいものは、該式でR7およびR8が互いに独立に炭素数1〜10のアルキル基である化合物であり、一般式(III−b)で表される化合物として好ましいものは、該式でR9が炭素数1〜10のアルキル基であり、R10が炭素数1〜10のアルキル基またはアルコキシ基である化合物である。
第四成分を構成する一般式(IV−a)、または(IV−b)で表される化合物は、非常に高いNI点を有し、かつ電圧保持率が高い化合物である。
この第四成分の化合物を他の液晶化合物または液晶混合物に加えることにより、得られる液晶組成物のNI点を高くしたり、また電圧保持率を高くすることができる。本発明の一般式(IV−a)で表される化合物として好ましいものは、該式でR11が炭素数1〜10のアルキル基であり、R12が炭素数1〜10のアルキル基もしくはアルコキシ基であり、sおよびtが1または2であり、sとtの和が3または4である化合物である。一般式(IV−b)で表される化合物として好ましいものは、該式でR13が炭素数1〜10のアルキル基であり、uおよびvが1または2であり、uとvの和が3または4である化合物である。
【0018】
本発明の液晶組成物において、第五成分を構成する一般式(V−a)、(V−b)、(V−c)または(V−d)で表される化合物は、大きな正の誘電異方性と比較的高いNI点を有し、かつ、電圧保持率の高い化合物である。この第五成分の化合物を他の液晶化合物または液晶混合物に加えることにより、得られる液晶組成物のNI点を高くしたり、また電圧保持率を高くすることができる。
本発明の一般式(V−a)で表される化合物として好ましいものは、該式においてR14が炭素数1〜10のアルキル基である化合物であり、一般式(V−b)で表される化合物として好ましいものは、該式でR15が炭素数1〜10のアルキル基である化合物である。一般式(V−c)で表される化合物として好ましいものは、該式でR16が炭素数1〜10のアルキル基である化合物であり、一般式(V−d)で表される化合物として好ましいものは、該式でR17が炭素数1〜10のアルキル基である化合物である。
【0019】
本発明の液晶組成物における第一成分の一般式(I)で表される化合物の混合割合は、得られる液晶組成物の全重量に対して5〜20%である。混合割合が5重量%未満であると本発明の課題である得られる組成物の粘性を低くすることができず、また、低温度領域でスメクティック相の発現が起こりやすくなる。また、第一成分の混合割合が20重量%を超えると得られる組成物のΔnが大きくなることがあるので好ましくない。第二成分の一般式(II−a)で表される化合物の混合割合は、得られる液晶組成物の全重量に対して5〜20%が好ましい。混合割合が5重量%未満であると本発明の課題であるしきい値電圧を低くすることができない。また混合割合が20重量%を超えると得られる液晶組成物の粘性が高くなることがあるので好ましくない。第三成分の一般式(III−a)または一般式(III−b)で表される化合物の混合割合は、得られる液晶組成物の全重量に対して5〜25%である。第三成分の混合割合が5重量%未満であると、本発明の課題である粘性を低くすることが困難となる。また第三成分の混合割合が25重量%を超えると、得られる液晶組成物のNI点が低くなることがあるので好ましくない。
【0020】
本発明における第四成分の一般式(IV−a)または一般式(IV−b)で表される化合物の混合割合は、得られる液晶組成物の全重量に対して3〜20%である。第四成分の混合割合が3重量%未満であると本発明の課題である得られる組成物のNI点を高くすることが困難である。また第四成分の混合割合が20重量%を超えると得られる液晶組成物の△nが過大になることがあって好ましくない。本発明の第五成分の一般式(V−a)ないし一般式(V−d)のいずれかで表される化合物の混合割合は、得られる液晶組成物の全重量に対して30〜60%である。混合割合が30重量%未満であると本発明の課題である得られる組成物のNI点を高くすることが困難である。また、混合割合が60重量%を超えると得られる液晶組成物のしきい値電圧が高くなり過ぎるので好ましくない。
本発明の液晶組成物には、使用する液晶表示素子の目的に応じて得られる液晶組成物のしきい値電圧、ネマティック相温度範囲、△n、粘度などを調整する目的で上記した一般式(I)ないし一般式(V−d)の各式で表される化合物以外にのほかの化合物を、本発明の目的を害さない範囲で適当量含有させることができる。このような化合物の例として以下の化合物を挙げることができる。
【0021】
【化9】
【0022】
これらの式において、R18、R19、R21、R22およびR23はそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキル基を示し、R20は炭素数1〜5のアルキル基を示す。本発明の好ましい態様を以下の(ア)〜(エ)項に示す。
(ア)第一成分として前記の一般式(I)で表される少なくとも一つの化合物を5〜20重量%、第二成分として前記の一般式(II−a)で表される少なくとも一つの化合物を5〜20重量%、第三成分として前記の一般式(III−a)または(III−b)で表される少なくとも一つの化合物を5〜25重量%、第四成分として前記の一般式(IV−a)または(IV−b)で表される少なくとも一つの化合物を3〜20重量%、および第五成分として前記の一般式(V−a)または(V−b)で表される少なくとも一つの化合物を30〜60重量%、それぞれ含有する液晶組成物。
(イ)第一成分が式(I)でR1が炭素数3〜7のアルキル基で、kが1である化合物から選ばれ、第二成分が式(II)でR2が炭素数2〜5のアルキル基で、Aがトランス−1,4−シクロヘキシレンまたは1,4−フェニレンである化合物から選ばれ、第三成分が式(III−a)または(III−b)で、R7、R8、R9およびR10が炭素数1〜5のアルキル基またはアルコキシ基である化合物から選ばれ、第四成分が式(IV−a)で、R11およびR12が炭素数1〜3のアルキル基またはアルコキシ基でs=2、t=1である化合物および、式(IV−b)で、R13が炭素数3〜5で、uおよびvが1または2である化合物から選ばれ、第五成分が式(V−a)または(V−b)でR14およびR15が炭素数2〜5のアルキル基である化合物から選ばれている、前記の(ア)項に記載の液晶組成物。
(ウ)第一成分、第二成分、第三成分、第四成分および第五成分の混合割合がそれぞれ、10〜15重量%、5〜10重量%、15〜18重量%、5〜12重量%および46〜54重量%である、前記(ア)項に記載の液晶組成物。
(エ)第一成分、第二成分、第三成分、第四成分および第五成分の混合割合がそれぞれ、10〜15重量%、5〜10重量%、15〜18重量%、5〜12重量%および46〜54重量%である、前記(イ)項に記載の液晶組成物。
【0023】
【実施例】
以下、実施例により本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。またこれらの例における組成は全て重量%で示される。
なお、実施例において、略号は下記の意味を有する。
実施例において、作成した液晶表示素子の電圧保持率は、パルス巾が60μs.で周波数30Hzの矩形波を印加した時の、セルの保持電圧波形から面積法によって測定した。測定は25℃で行なった。
【0024】
実施例1
以下の組成の液晶組成物を調製した。
【0025】
【化10】
【0026】
この液晶組成物の特性値は
SN : <−30℃
NI : 97.0℃
η : 18.1mPa・sec
△ε : 3.9
Vth : 2.15V
△n : 0.081
ρ : 5×1013Ω・cm
であった。この液晶組成物を用いて下記のパラメーターを有し、配向膜として前記の一般式(VI−a)におけるZ1がCH2であるポリイミド系高分子被膜を用いたAM−LCD表示素子を作成した。
ねじれ角 : 90゜
ティルト角 : 5゜
セル厚 : 5.2μm
ピッチ(25℃): 88μm
d×△n : 0.421
この液晶表示素子は、25℃における電気光学応答として35msecの応答時間を示し、電圧保持率は99.4%であった。この表示素子はAM−LCDに充分に適している。
実施例2
以下の組成の液晶組成物を調製した。
【0027】
【化11】
【0028】
【化12】
【0029】
この液晶組成物の特性値は
SN : <−40℃
NI : 96.4℃
η : 18.0mPa・sec
△ε : 3.9
Vth : 2.18V
△n : 0.091
ρ : 6×1013Ω・cm
であった。この液晶組成物を用いて、下記のパラメーターを有し、配向膜として前記の一般式(VI−a)におけるZ1がCH2であるポリイミド系高分子被膜を使ったAM−LCD表示素子を作成した。
ねじれ角 : 90゜
ティルト角 : 5゜
セル厚 : 4.7μm
ピッチ(25℃): 90μm
d×△n : 0.428
このAM−LCD表示素子は、25℃における応答時間27msecを示し、電圧保持率は99.5%であった。この表示素子は、AM−LCDに十分適している。
実施例3
以下の組成の液晶組成物を調製した。
【0030】
【化13】
【0031】
この液晶組成物の特性値は
SN : <−40℃
NI : 96.2℃
η : 18.5mPa・sec
△ε : 4.1
Vth : 2.12V
△n : 0.081
ρ 6×1013Ω・cm
であった。この液晶組成物を用いて、下記のパラメーターを有し、実施例1に使用した物と同様にして作成したポリイミド系配向膜を有するAM−LCD表示素子を作成した。
ねじれ角 : 90゜
ティルト角 : 5゜
セル厚 : 5.2μm
ピッチ(25℃) : 83μm
d×△n : 0.421
この液晶表示素子は、25℃において34msecの応答時間を示し、電圧保持率は99.6%であった。この表示素子はAM−LCDとして充分に適している。
実施例4
以下の組成の液晶組成物を調製した。
【0032】
【化14】
【0033】
この液晶組成物の特性値は
SN : <−40℃
NI : 95.4℃
η : 18.8mPa・sec
△ε : 4.3
Vth : 2.08V
△n : 0.081
ρ : 8×1013Ω・cm
であった。この液晶組成物を用いて、下記のパラメーターを有し、実施例1に使用した物と同様にして作成したポリイミド系配向膜を有するAM−LCD表示素子を作成した。
ねじれ角 : 90゜
ティルト角 : 5゜
セル厚 : 5.0μm
ピッチ(25℃): 85μm
d×△n : 0.405
このAM−LCD表示素子は、25℃において31msecの応答時間を示し、電圧保持率は99.4%であった。この素子はAM駆動に充分に適している。
実施例5
以下の組成の液晶組成物を調製した。
【0034】
【化15】
【0035】
この液晶組成物の特性値は
SN : <−40℃
NI : 91.1℃
η : 17.6mPa・sec
△ε : 4.4
Vth : 2.08V
△n : 0.088
ρ : 7×1013Ω・cm
であった。この液晶組成物を用いて、下記のパラメーターを有し、実施例1に使用した物と同様にして作成したポリイミド系配向膜を有するAM−LCD表示素子を作成した。
ねじれ角 : 90゜
ティルト角 : 5゜
セル厚 : 5.0μm
ピッチ(25℃): 85μm
d×△n : 0.440
このAM−LCD表示素子は、25℃において23msecの応答時間を示し、電圧保持率は99.6%であった。これはAM−LCDとして充分に適している。
【0036】
【発明の効果】
実施例で示したように、本発明によって、応答時間が速く、しきい値電圧が比較的に低い液晶組成物が得られ、これにより高コントラスト、高信頼性、高速応答、比較的低電圧駆動が可能な製造歩留まりの高いAM方式の液晶表示素子を提供することが可能になった。
Claims (8)
- 第一成分として一般式(I)で表される化合物の群から選ばれた少なくとも一つの化合物を5〜20重量%、第二成分として一般式(II−a)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物を5〜20重量%、第三成分として一般式(III−a)または(III−b)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物を5〜25重量%、第四成分として一般式(IV−a)または(IV−b)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物を3〜20重量%、および第五成分として一般式(V−a)、(V−b)、(V−c)、または(V−d)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物を30〜60重量%、それぞれ含有することを特徴とする液晶組成物。
これらの式において、R1、R2 、R 7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15、R16およびR17は、炭素数1〜10のアルキル基もしくはアルコキシ基、または炭素数2〜10のアルケニル基、アルケニルオキシ基もしくはオキサアルキル基を示し、Aはトランス−1,4−シクロヘキシレン、1,4−フェニレンまたは3−フルオロ−1,4−フェニレンを示し、k、s、t、uおよびvは1または2を示し、(s+t)および(u+v)は3または4である。 - 第一成分が一般式( I )で表される化合物の群から選ばれた少なくとも一つの化合物であり、第二成分が一般式( II −a)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物であり、第三成分が一般式( III −a)または( III −b)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物であり、第四成分が一般式( IV −a)または( IV −b)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物であり、第五成分が一般式( V −a)または( V −b)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物であり、一般式(I)において、R1が炭素数1〜10のアルキル基であり、kが1であり、一般式(II−a)において、R2が炭素数1〜10のアルキル基であり、Aがトランス−1,4−シクロヘキシレンまたは1,4−フェニレンであり、一般式(III−a)において、R7およびR8が互いに独立に炭素数1〜10のアルキル基であり、一般式(III−b)において、R9が炭素数1〜10のアルキル基であり、R10が炭素数1〜10のアルコキシ基であり、一般式(IV−a)において、R 11 が炭素数1〜10のアルキル基であり、R 12 が炭素数1〜10のアルキル基またはアルコキシ基であり、sが2であり、tが1であり、一般式(IV−b)において、R13が炭素数1〜10のアルキル基であり、uおよびvが1または2でuとvの和が3であり、一般式(V−a)において、R14が炭素数1〜10のアルキル基であり、一般式(V−b)において、R15が炭素数1〜10のアルキル基である、請求項1に記載の液晶組成物。
- 表面に設置したスイッチング素子付きの透明電極の上に有機高分子の液晶配向膜を設けた一対の基板を、所定の間隔を隔て互いに対向させて組み立てたセルに、液晶材料を封入して作成した液晶表示素子において、液晶材料が、第一成分として後記の一般式(I)で表される化合物の群から選ばれた少なくとも一つの化合物を5〜20重量%、第二成分として後記の一般式(II−a)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物を5〜20重量%、第三成分として後記の一般式(III−a)または(III−b)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物を5〜25重量%、第四成分として後記の一般式(IV−a)または(IV−b)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物を3〜20重量%、および第五成分として後記の一般式(V−a)、(V−b)、(V−c)、または(V−d)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物を30〜60重量%、それぞれ含有する液晶組成物であることを特徴とする液晶表示素子。
これらの式において、R1、R2 、R 7 、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15、R16およびR17は、炭素数1〜10のアルキル基もしくはアルコキシ基、または炭素数2〜10のアルケニル基、アルケニルオキシ基もしくはオキサアルキル基を示し、Aはトランス−1,4−シクロヘキシレン、1,4−フェニレンまたは3−フルオロ−1,4−フェニレンを示し、k、s、t、uおよびvは1または2を示し、(s+t)および(u+v)は3または4である。 - 第一成分が一般式( I )で表される化合物の群から選ばれた少なくとも一つの化合物であり、第二成分が一般式( II −a)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物であり、第三成分が一般式( III −a)または( III −b)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物であり、第四成分が一般式( IV −a)または( IV −b)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物であり、第五成分が一般式( V −a)または( V −b)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物であり、一般式(I)において、R1が炭素数1〜10のアルキル基であり、kが1であり、一般式(II−a)において、R2が炭素数1〜10のアルキル基であり、Aがトランス−1,4−シクロヘキシレンまたは1,4−フェニレンであり、一般式(III−a)において、R7およびR8が互いに独立に炭素数1〜10のアルキル基であり、一般式(III−b)において、R9が炭素数1〜10のアルキル基であり、R10が炭素数1〜10のアルコキシ基であり、一般式(IV−a)において、R 11 が炭素数1〜10のアルキル基であり、R 12 が炭素数1〜10のアルキル基またはアルコキシ基であり、sが2であり、tが1であり、一般式(IV−b)において、R13が炭素数1〜10のアルキル基であり、uおよびvが1または2でuとvの和が3であり、一般式(V−a)において、R14が炭素数1〜10のアルキル基であり、一般式(V−b)において、R15が炭素数1〜10のアルキル基である、請求項3に記載の液晶表示素子。
- 一対の基板の間隔(dμm)と液晶材料の屈折率異方性(Δn)との積(dΔn)が0.3〜1.0(μm)であり、そしてアクティブマトリックス型を有する、請求項3に記載の液晶表示素子。
- 液晶配向膜がポリイミド系有機高分子皮膜であり、そしてアクティブマトリックス型を有する、請求項3に記載の液晶表示素子。
- 液晶材料のプレティルト角が3〜7度である請求項3ないし請求項7のいずれか一項に記載の液晶表示素子。
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