JP3662744B2 - Laser beam irradiation probe - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、患部にレーザ光を照射して治療を行うレーザ医療装置に用いられるレーザ光照射用プローブ、特に歯科などの分野において使用されるレーザ医療装置に用いられるレーザ光照射用プローブに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、歯科診療用のレーザ医療装置に用いられるレーザプローブとして、図5(a)に示すように円筒体からなるものや、図5(b)に示すように円錐形又はチゼル型のものなどが知られている。図5(c)は、円筒体のレーザプローブ40の先端40aから照射するレーザ光のエネルギー分布を示す。また、図5(d)は、チゼル型のレーザプローブ30の斜視図である。図5(e)は、チゼル型のレーザプローブ30の先端30aから照射する、先端30a長手方向すなわち図5(d)のX方向に関するレーザ光のエネルギー分布を示す。図5(f)は、チゼル型のレーザプローブ30の先端30aから照射する、先端30a長手方向の中央付近の短辺方向すなわち図5(d)のY方向に関するレーザ光のエネルギー分布を示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらのレーザプローブは通常、ガラス、石英、アルミナ等の硬い材料からできているために自由に変形できない。そのため、図6(a)に示すような歯牙1と歯茎3との間に深く入り込んだ歯周ポケット5内の奥まで差し入れることができず、歯周ポケット5内の患部や歯石に対して有効にレーザを照射することが困難であった。また、同様の理由から、図6(b)に示すような隣接する歯牙1の境界部7についても、歯石除去や歯面清掃の際にレーザ光をむらなく均一に照射することが難しかった。例えば、円筒体のレーザプローブ40では、図6(c)や、そのA−A線断面図である図6(d)に示すように、歯牙1の側面に点接触的に接しているので照射が偏りがちであり、また、図6(e)に示すように、隣接する歯牙1の境界部の狭いところに入り込めず、むらなく均一な照射をすることが難しかった。さらに、歯周ポケット内に入ってむらなく均一な照射をすることも難しいことは詳述するまでもない。
同様に、チゼル型のレーザプローブ30についても、図6(f)や、そのB−B線断面図である図6(g)に示すように、歯牙1の側面に線接触的に接することができる点が多少円筒体のレーザプローブより有利ではあるものの、やはり照射が偏りがちであり、また、図6(h)に示すように、隣接する歯牙1の境界部の狭いところに入り込みにくく、むらなく均一な照射をすることが難しかった。さらに、歯周ポケット内についても、特に隣接する歯牙1の境界部では、やはりむらなく均一な照射をすることが難しいことは詳述するまでもない。
【0004】
そこで、本発明は歯周ポケット内や複雑な形状の部分にある患部や歯石に対してむらなく均一にレーザ光を照射できる柔軟性のあるレーザ光照射用プローブを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1態様は、ハンドピースの先端に取り付けられ、レーザ発生装置で発生したレーザ光を目的の部位に照射するレーザ光照射用プローブにおいて、複数の光ファイバを束ねて構成すると共に、前記ハンドピースに固定される前記光ファイバの入射端側は結束し、他方の前記光ファイバの出射端側は所定の長さに亘って非結束とし、前記光ファイバが、中心部を構成するコアと、前記コアの外側を被覆するクラッドから構成され、前記非結束の部分が、患部等の被接触物に接触したときに前記被接触物の外形に沿って変形する非拘束部であることを特徴とするものである。
また、本発明の第2態様は、ハンドピースの先端に取り付けられ、レーザ発生装置で発生したレーザ光を目的の部位に照射するレーザ光照射用プローブにおいて、複数の光ファイバを束ねて構成すると共に、前記ハンドピースに固定される前記光ファイバの入射端側は結束し、他方の前記光ファイバの出射端側は所定の長さに亘って非結束とし、前記複数の光ファイバを結束した前記入射端側の結束部分から前記非結束の部分が絵筆状に延び、前記非結束の部分が、患部等の被接触物に接触したときに前記被接触物の外形に沿って変形する非拘束部であることを特徴とするものである。
さらに、本発明の第3態様は、ハンドピースの先端に取り付けられ、レーザ発生装置で発生したレーザ光を目的の部位に照射するレーザ光照射用プローブにおいて、複数の光ファイバを束ねて構成すると共に、前記ハンドピースに固定される前記光ファイバの入射端側は結束し、他方の前記光ファイバの出射端側は、前記入射端側の結束部分とほぼ同様に前記各光ファイバが束になった状態を保ちつつ、所定の長さに亘って非結束とし、前記非結束の部分が、患部等の被接触物に接触したときに前記被接触物の外形に沿って変形する非拘束部であることを特徴とするものである。
【0006】
本発明のレーザ光照射用プローブでは、上記光ファイバの出射端は、これら出射端が平面、曲面、円錐面、テーパ面、又はプローブの長軸に対して所定の角度をなす平面を描くように成形されていてもよい。また、上記光ファイバの入射端側がリング又は接着剤で結束されていることが好ましい。さらに、上記光ファイバはそれぞれ直径約0.5〜100μmであってもよい。さらにまた、上記結束された光ファイバの束が約0.2〜2.0mmの直径を有していてもよい。そして、上記プローブは長手方向の略中央部で曲げられていてもよい。
【0007】
【発明の効果】
本発明のレーザ光照射用プローブによれば、複数の光ファイバを束ねて構成されるプローブの出射端側を所定の長さに亘って非結束としてあるため、プローブ先端が被照射物に接触したときにプローブ先端が被照射物の外形に沿って変形できるようにしてある。そのため、細くて柔軟性のある光ファイバの束であるプローブ先端を狭く入りくんだ部位や複雑な形状の部位に対してもぴったりとフィットさせることができる。したがって、プローブ先端を歯周ポケットに容易に入り込ませることができ、狭い歯牙境界部にもぴったりと沿わせることができる。また、プローブ先端を患部等の被接触物に接触させると、絵筆を押し付けたときのように非結束状態にある各光ファイバが横に広がるため、広い幅でのレーザ照射が可能となる。さらに、各光ファイバ先端からはそれぞれ同じエネルギ強度でレーザ光が出射しているため、歯周ポケット内や複雑に入りくんだ歯牙境界部にある患部や歯石に対してレーザ光を広い幅で均一に照射することができる。
本発明のレーザ光照射用プローブは、例えば、歯石除去、歯面清掃、歯周ポケット内の滅菌、不良肉芽表層の蒸散や滅菌などに好適に適用される。
歯石の除去に関しては、歯面に付着した小さい歯石の除去等において、歯面の損傷を最小限にすることができる。
歯面清掃に関しては、歯面の表層に薄く沈着した歯垢等の除去において、歯面の損傷を最小限にすることができる。
歯石除去と歯面清掃に共通して言えることであるが、歯の表層は、個人差はあるが、厚さ200μm程度のセメント質層であるので、歯面の表層の損傷は200μm未満にとどめることが望ましい。本発明のレーザ光照射用プローブによれば、むらなく均一なレーザ光照射が可能なので、歯面の損傷を最小限にとどめるのに好適である。
歯周ポケット内の滅菌に関しては、むらなく均一なレーザ光照射が可能なので、歯周ポケット内の歯周病菌に対して均一な滅菌効果を期待できる。
不良肉芽表層の蒸散や滅菌に関しては、歯肉に対してむらなく均一なレーザ光照射が可能なので、健全組織まで過度に破壊することなく、最小限に抑えることが可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。図1は、レーザ医療装置2の全体図である。レーザ医療装置2は、レーザ発生源(例えば、波長2.94μmのエルビウム・ヤグ・レーザの発生源)を内蔵したレーザ発生装置4と、このレーザ発生装置4で発生したレーザ光を導く導光体(例えば光ファイバケーブル)6と、この導光体6により導かれたレーザ光を所要の部位に照射するためのハンドピース8とからなる。ハンドピース8はその基端側に導光体6の先端部が接続され、その先端側にプローブ10を備えており、このプローブ10からレーザ光が照射されるようにしてある。
【0009】
プローブ10は、図2(a)に示すように、直径約0.5〜100μmの光ファイバ12を多数本(例えば約10〜50本)合わせて、約0.2〜2.0mmの直径を有する束としてある。ハンドピース8に固定される光ファイバ12の入射端14側は所定長さの金属製スリーブ(リング)16によって結束され、入射端14がスリーブ16の一端部16aに一致させてある。他方、スリーブ16の他端部16bから各光ファイバ12の出射端18まで、光ファイバ12は拘束されておらず、この光ファイバ12の非拘束部20が物に接触したときに、その物の外形に沿って自由に変形できるようにしてある。なお、光ファイバ12の自由に変形できる部分は、約10〜30mmの長さを有することが好ましい。また、本実施形態では、各光ファイバ12が同じ長さに揃えてあるため、その出射端18は略同一平面上に位置している。図2(c)は、図2(a)のレーザ光照射用プローブ10の出射端18からレーザ光照射した場合のエネルギー分布を示す。各光ファイバ12からの照射エネルギーは、細かく分布するので、各光ファイバ12を結束すると、全体として一面にむらのない均一なエネルギー分布が得られる。
【0010】
各光ファイバ12は、図2(b)に示すように、中心部を構成するコア12aと、コア12aの外側を被覆するクラッド12bと、クラッド12bの外側を被覆するジャケット12cから構成されている。ジャケット12cは、耐熱性及び強度を考慮して、ポリイミド系の樹脂を用いることが望ましい。本実施形態のプローブ10では、各光ファイバ12について入射端14から所定長さL(ほぼスリーブ16の長さに相当する。)の部分だけジャケット12cを取り除いてあり、この部分がスリーブ16により保持されている。これは、各光ファイバ12の入射端14にレーザ光が入射する際に発生する熱により樹脂製のジャケット12cが損傷するのを防止するためである。ただし、ジャケット12cが上記熱によっても損傷しない材料(例えば金属)で作られている場合には、入射端14側のジャケット部分を除去する必要はない。
【0011】
なお、本実施形態のプローブ10では、多数の光ファイバ12をスリーブで結束したが、これに限らず他の結束具を使って結束するようにしてもよく、例えばクリップで挟んで結束する、金属線を巻きつけて結束する等の方法がある。また、結束具によらずに各ファイバ12を接着剤で接着することにより結束してもよい。また、ファイバの保護をかねたポリイミドチューブをかぶせることにより結束してもよい。さらに、本実施形態では光ファイバ12の長さを揃えてそれらの出射端18がプローブ10の長軸と直交する平面上に位置させているが、各ファイバ12の長さを異ならせることにより、図3(a)〜(c)に示すようにこれらの光ファイバ12の先端部が円錐面、曲面、又はプローブ10の長軸に対して斜めにカットした面を描くようにしてもよい。また、各光ファイバ12を結束した箇所から各光ファイバ12の出射端18までの長さは、レーザ光の照射対象に応じて所望の長さにすればよく、図3(d)のように短くしてもよく、図3(e)のように長くしてもよい。
【0012】
上記のように構成されるレーザ光照射用プローブ10では、多数の光ファイバ12についてスリーブ16の先端16bから出射端18までを非結束状態とし、各光ファイバ12が被接触物の外形に沿って変形できるようにしてある。したがって、図4(a)、(b)に示すように、細くて柔軟性のある光ファイバ12の先端を狭く入りくんだ歯周ポケット5に容易に入り込ませることができると共に複雑な形状の隣接する歯牙の境界部7にもぴったりと沿わせて、それらの部位に均一にレーザ光を照射できる。また、プローブ先端を被接触物に接触させると、絵筆を押し付けたときのように非結束状態にある各光ファイバ12が横に広がるため、広い幅での均一なレーザ照射が可能となる。さらに、各ファイバ12の出射端18からはそれぞれ同じエネルギ強度のレーザ光が出射しているため、歯周ポケット5内や複雑に入りくんだ境界部7にある患部に対してレーザ光を広い幅で均一に照射することができる。
【0013】
なお、上記レーザ光照射用プローブ10では、その形状をまっすぐに形成したが、スリーブ16を曲げることによって、レーザ光の照射方向がハンドピース8の長軸に対して斜めになるようにしてもよい。また、図7に示すように、プローブ10の長手方向の略中央部を曲げて湾曲部の長手中央部までを接着剤で結束し、先端を非結束に構成してもよい。このように構成することによって、より歯周ポケット5内等にプローブ先端を沿わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 レーザ医療装置の全体図。
【図2】 (a)はレーザ光照射用プローブの斜視図、(b)は一本の光ファイバの拡大図、(c)はレーザ光照射用プローブから照射するレーザ光のエネルギー分布を示す図。
【図3】 (a)〜(c)はプローブ先端の形状の変形例を示す側面図、(d)、(e)は光ファイバの結束した箇所から出射端までの長さを変えたプローブの変形例を示す図。
【図4】 (a)はプローブ先端を歯周ポケットに挿入した状態を示す図、(b)はプローブ先端を隣接する歯牙の境界部に沿わせた状態を示す図。
【図5】 (a),(b)は従来のプローブ先端の形状を示す部分側面図、(c)〜(f)は従来のプローブから照射するレーザ光のエネルギー分布を示す図。
【図6】 (a)は歯周ポケットを示す図、(b)は隣接する歯牙の境界部を示す図、(c)〜(h)は従来のプローブを用いて歯牙にレーザ光を照射する態様を示す図。
【図7】 長手方向の略中央部を曲げたプローブを示す側面図。
【符号の説明】
2…レーザ医療装置、4…レーザ発生装置、6…導光体、8…ハンドピース、10…レーザ光照射用プローブ、12…ファイバ、14…入射端、16…スリーブ(リング)、18…出射端。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a laser light irradiation probe used in a laser medical apparatus for performing treatment by irradiating a diseased part with laser light, and more particularly to a laser light irradiation probe used in a laser medical apparatus used in the field of dentistry and the like.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a laser probe used in a laser medical apparatus for dental treatment, a probe made of a cylindrical body as shown in FIG. 5A or a conical or chisel type as shown in FIG. 5B is used. Are known. FIG. 5C shows the energy distribution of laser light emitted from the
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, these laser probes are usually made of a hard material such as glass, quartz, and alumina, and thus cannot be freely deformed. Therefore, as shown in FIG. 6A, it cannot be inserted into the
Similarly, the chisel-
[0004]
SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, an object of the present invention is to provide a flexible laser beam irradiation probe that can uniformly irradiate a laser beam evenly on an affected part or tartar in a periodontal pocket or in a complicated shape.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to a first aspect of the present invention, a probe for laser light irradiation, which is attached to the tip of a handpiece and irradiates a target site with laser light generated by a laser generator, includes a plurality of optical fibers. together constituting a bundle, the incident end of the optical fiber is fixed to the handpiece united, outgoing end side of the other of said optical fiber is a non-unity over a predetermined length, the optical fiber, It is composed of a core that constitutes a central portion and a clad that covers the outside of the core, and the non-bundled portion deforms along the outer shape of the contacted object when it comes into contact with the contacted object such as an affected part. It is a restraint part .
According to a second aspect of the present invention, in the laser light irradiation probe that is attached to the tip of the handpiece and irradiates the target portion with the laser light generated by the laser generator, a plurality of optical fibers are bundled together. The incident end side of the optical fiber fixed to the handpiece is bound, and the exit end side of the other optical fiber is unbundled over a predetermined length, and the incident end is bound to the plurality of optical fibers. The non-binding portion extends from the end-side binding portion into a paintbrush shape, and the non-binding portion deforms along the outer shape of the contacted object when contacting the contacted object such as an affected part. It is characterized by being.
Further, according to a third aspect of the present invention, a plurality of optical fibers are bundled in a laser light irradiation probe that is attached to the tip of a handpiece and irradiates a target portion with laser light generated by a laser generator. The incident end side of the optical fiber fixed to the handpiece is bundled, and the output end side of the other optical fiber is bundled in the same manner as the bundled portion on the incident end side. The non-binding portion is a non-binding portion that is unbound for a predetermined length while maintaining a state, and the non-binding portion deforms along the outer shape of the contacted object when it comes into contact with the contacted object such as an affected part. It is characterized by this.
[0006]
In the probe for laser beam irradiation according to the present invention, the exit ends of the optical fibers are drawn so that the exit ends are a plane, a curved surface, a conical surface, a tapered surface, or a plane having a predetermined angle with respect to the major axis of the probe. It may be molded. Moreover, it is preferable that the incident end side of the said optical fiber is bundled with the ring or the adhesive agent. Further, each of the optical fibers may have a diameter of about 0.5 to 100 μm. Furthermore, the bundle of bundled optical fibers may have a diameter of about 0.2 to 2.0 mm. The probe may be bent at a substantially central portion in the longitudinal direction.
[0007]
【The invention's effect】
According to the laser beam irradiation probe of the present invention, since the emission end side of the probe configured by bundling a plurality of optical fibers is not bundled over a predetermined length, the probe tip contacts the irradiated object. Sometimes the tip of the probe can be deformed along the outer shape of the irradiated object. For this reason, the probe tip, which is a bundle of thin and flexible optical fibers, can be closely fitted to a portion where the probe tip is narrowly inserted or a portion having a complicated shape. Accordingly, the tip of the probe can be easily inserted into the periodontal pocket, and the probe tip can be closely aligned with the narrow tooth boundary portion. Further, when the probe tip is brought into contact with an object to be contacted such as an affected part, each optical fiber in a non-bundled state spreads laterally as when a paint brush is pressed, so that laser irradiation with a wide width is possible. In addition, laser light is emitted from the tip of each optical fiber with the same energy intensity, so the laser light is evenly distributed over the affected area or calculus in the periodontal pocket or in the complicated tooth boundary. Can be irradiated.
The probe for laser beam irradiation of the present invention is suitably applied to, for example, calculus removal, tooth surface cleaning, sterilization in periodontal pockets, transpiration and sterilization of defective granulation surface layers.
Regarding the removal of calculus, damage to the tooth surface can be minimized in the removal of small calculus adhered to the tooth surface.
With regard to tooth surface cleaning, damage to the tooth surface can be minimized in removing plaque and the like thinly deposited on the surface layer of the tooth surface.
Although it can be said to be common to calculus removal and tooth surface cleaning, the tooth surface layer is a cementitious layer with a thickness of about 200 μm although there are individual differences, so damage to the surface layer of the tooth surface is less than 200 μm. It is desirable. According to the laser beam irradiation probe of the present invention, uniform laser beam irradiation is possible, which is suitable for minimizing tooth surface damage.
As for sterilization in the periodontal pocket, uniform laser light irradiation is possible, so that a uniform sterilization effect can be expected against periodontal disease bacteria in the periodontal pocket.
With regard to the transpiration and sterilization of the defective granulation surface layer, uniform laser light irradiation can be applied to the gingiva evenly, so that it can be minimized without excessively destroying the healthy tissue.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 is an overall view of the laser
[0009]
As shown in FIG. 2A, the
[0010]
As shown in FIG. 2B, each
[0011]
In the
[0012]
In the laser
[0013]
In the above laser
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall view of a laser medical device.
2A is a perspective view of a probe for irradiating a laser beam, FIG. 2B is an enlarged view of one optical fiber, and FIG. 2C is a diagram showing an energy distribution of a laser beam irradiated from the probe for irradiating a laser beam. .
FIGS. 3A to 3C are side views showing modifications of the shape of the probe tip, and FIGS. 3D and 3E are diagrams of probes with different lengths from the bundled position of the optical fibers to the emission end. FIGS. The figure which shows a modification.
4A is a diagram showing a state in which a probe tip is inserted into a periodontal pocket, and FIG. 4B is a diagram showing a state in which the probe tip is placed along a boundary portion between adjacent teeth.
5A and 5B are partial side views showing the shape of a conventional probe tip, and FIGS. 5C to 5F are diagrams showing the energy distribution of laser light emitted from a conventional probe.
6A is a view showing a periodontal pocket, FIG. 6B is a view showing a boundary portion between adjacent teeth, and FIGS. 6C to 7H are views of irradiating a tooth with laser light using a conventional probe; The figure which shows an aspect.
FIG. 7 is a side view showing a probe bent at a substantially central portion in a longitudinal direction.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (8)
複数の光ファイバを束ねて構成すると共に、前記ハンドピースに固定される前記光ファイバの入射端側は結束し、他方の前記光ファイバの出射端側は所定の長さに亘って非結束とし、前記光ファイバが、中心部を構成するコアと、前記コアの外側を被覆するクラッドから構成され、前記非結束の部分が、患部等の被接触物に接触したときに前記被接触物の外形に沿って変形する非拘束部であることを特徴とするレーザ光照射用プローブ。In the probe for laser beam irradiation, which is attached to the tip of the handpiece and irradiates the target site with the laser beam generated by the laser generator,
Together constitute by bundling a plurality of optical fibers, the incident end of the optical fiber is fixed to the handpiece united, outgoing end side of the other of said optical fiber is a non-unity over a predetermined length, The optical fiber is composed of a core constituting a central portion and a clad covering the outside of the core, and when the non-bundled portion comes into contact with a contacted object such as an affected part, the outer shape of the contacted object A probe for irradiating a laser beam, wherein the probe is a non-constraint portion that deforms along .
複数の光ファイバを束ねて構成すると共に、前記ハンドピースに固定される前記光ファイバの入射端側は結束し、他方の前記光ファイバの出射端側は所定の長さに亘って非結束とし、前記複数の光ファイバを結束した前記入射端側の結束部分から前記非結束の部分が絵筆状に延び、前記非結束の部分が、患部等の被接触物に接触したときに前記被接触物の外形に沿って変形する非拘束部であることを特徴とするレーザ光照射用プローブ。 A plurality of optical fibers are configured to be bundled, and the incident end side of the optical fiber fixed to the handpiece is bound, and the output end side of the other optical fiber is not bound over a predetermined length, The non-bundled portion extends in a paintbrush shape from the bundling portion on the incident end side where the plurality of optical fibers are bundled, and the non-bundled portion of the contacted object comes into contact with the contacted object such as an affected part. A probe for irradiating a laser beam, wherein the probe is an unconstrained portion that deforms along an outer shape.
複数の光ファイバを束ねて構成すると共に、前記ハンドピースに固定される前記光ファイバの入射端側は結束し、他方の前記光ファイバの出射端側は、前記入射端側の結束部分とほぼ同様に前記各光ファイバが束になった状態を保ちつつ、所定の長さに亘って非結束とし、前記非結束の部分が、患部等の被接触物に接触したときに前記被接触物の外形に沿って変形する非拘束部であることを特徴とするレーザ光照射用プローブ。 A plurality of optical fibers are bundled together, and the incident end side of the optical fiber fixed to the handpiece is bound, and the exit end side of the other optical fiber is substantially the same as the binding portion on the incident end side. The optical fibers are not bundled over a predetermined length while maintaining the state in which the optical fibers are bundled, and the outer shape of the contacted object when the unbound part comes into contact with the contacted object such as an affected part. A probe for irradiating a laser beam, characterized in that the probe is a non-constrained part that deforms along the axis.
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