JP3659344B2 - Thermal power control device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガス器具に設けられたバーナへのガス供給量を制御して、バーナの点消火および火力調節を行う火力調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の火力調節装置としては、特許第2129580号により、火力調節を行う流量調節機構に相当するモータ駆動式の電動バルブを各バーナ毎に取り付けたものが知られている。このものでは、通常のモータを使用しており、そのため、モータの回転軸を含めた駆動系の一部に位置センサを設ける必要がある。そしてその位置センサによって電動バルブの開度を検知しながら開度を調節している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の火力調節機構では、電動バルブの開度を検知するために位置センサを設けなければならない。そして、常に位置センサの出力信号をサーチしながら電動バルブの開度調節をしなければならない。そのため、電動バルブの開度制御が極めて煩雑になるという不具合が生じる。
【0004】
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、流量調節機構をモータで駆動する際、位置センサによって常に流量調節機構の開度を監視する必要のない火力調節装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明による火力調節装置は、モータにより駆動されバーナへガスを供給するガス量を増減制御すると共に閉弁位置ではガスの供給を停止させる流量調節機構を、流量調節機構へのガスの供給路を開閉する電磁式の安全弁の下流側に設けた火力調節装置において、上記モータとしてステッピングモータを用い、ステッピングモータに供給するパルス数により上記流量調節機構の開度を制御すると共に、流量調節機構の全閉位置と全開位置との間における所定位置に点火装置の作動位置を設定し、流量調節機構の実際の開度が所定位置に達すると作動するマイクロスイッチを設けて、このマイクロスイッチの作動によって点火装置の作動と上記パルス数から規定される開度と実際の開度との誤差の補正との双方を行うことを特徴とする。
【0006】
本発明では流量調節機構を駆動するモータとしてステッピングモータを使用しているので、ステッピングモータに供給するパルス数によって開度を制御することができ、また所定の開度位置でその開度を保持させることができる。ただし、ステッピングモータを用いた場合には供給したパルス数から想定される開度と実際の開度とがずれるという脱調というエラーが生じるおそれがある。そのため、ステッピングモータを用いる場合であっても、従来の電動バルブのように、開度を検知するセンサを付けるならば装置は簡素化されない。
【0007】
本発明では、流量調節機構の開度を検知することなく、ステッピングモータに供給するパルス数だけで開度を制御することとした。ただし、脱調については、ガスバーナでは必然的に設定しなければならない点火装置の作動位置を利用して補正を行うこととした。
【0008】
なお、ステッピングモータの回転軸に連動して回転するカム板を設け、カム板が所定角度回転すると作動するように上記マイクロスイッチを取り付け、マイクロスイッチの作動により上記流量調節機構の実際の開度が点火装置の作動位置に達したことを検知するようにしてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1を参照して、GTはガステーブルであり、2個のコンロ用バーナBCと1個のグリル用バーナBGとを備えている。これら各バーナBC,BGにはガス供給管GPからガスが供給される。各バーナBC,BGには火力調節用のバルブユニット1が各々直列に接続されている。
【0010】
このバルブユニット1は各バーナBC,BGへのガスの供給路を開閉する電磁式の安全弁2と各バーナBC,BGへ供給されるガスの流量を増減して火力調節を行う流量調節弁3とから構成されている。
【0011】
図2を参照して、安全弁2はソレノイド部21にソレノイドコイルとばねとを内蔵している。弁体20はこのばねにより常に閉弁方向に付勢されており、ソレノイドに通電するとばねの付勢力に抗して弁体20が開弁方向に駆動され、ガス供給路が開放される。逆にソレノイドコイルへの通電が停止すると、ソレノイドコイルによる磁力が消滅し、ばねの付勢力により弁体20が閉弁方向に戻され、ガス供給路が閉鎖される。
【0012】
流量調節弁3は主に回転板31と固定板32とオリフィス板33とから構成される。更に、図3を参照して、回転板31はステッピングモータ34の駆動軸34aに連結された回転軸35によって回転される。一方、固定板32はバルブユニット1の筐体に固定されている。回転板31には回転方向に沿って長穴31aが開けられており、固定板32には長穴31aの軌跡に沿って複数の貫通孔32aが形成されている。
【0013】
長穴31aと貫通孔32aとが一致しないとガスは長穴31aを通過することができず、従って、ガスは各バーナBC,BGへ供給されない。ステッピングモータ34を駆動して回転板31を回転させると、長穴31aが貫通孔32aに順次一致していく。長穴31aに一致した貫通孔32aはガスが通過する。ただし、長穴31aは2個の貫通孔32aに一致する長さに形成されているので、回転板31aを回転させると、長穴32aに一致する貫通孔32aの組み合わせが順次切り替わっていく。
【0014】
なお、ガス種が異なるとガス種に応じてガスの供給量を変更する必要がある。そのため、ガス種に応じた流量になるオリフィス穴33aを形成したオリフィス板33を固定板33の上面にパッキン32bを介して重ねている。このように構成しているので、回転板31を回転させるとガスが通過するオリフィス穴33aが順次選択され、オリフィス穴33aによって調節された量のガスが各バーナBC,BGへと供給される。なお、ガス種が変更される場合には、オリフィス板33のみを変更後のガス種に応じて取り替えればよい。
【0015】
ところで、ステッピングモータ34は図示しない制御装置から供給されるパルス信号により回転駆動される。そして、駆動軸34aの回転角度は供給されるパルス数に比例する。本発明では駆動軸34aの実際の回転角度をエンコーダ等を用いて連続して検知するフィードバック制御ではなく、供給するパルス数のみにより回転角度を制御するオープンループ制御を行っている。ただし、ガス供給量が所定量に到達すると図示しないイグナイタおよび点火電極を備えた点火装置を作動させて各バーナBC,BGに点火する必要があるため、ステッピングモータ34の駆動軸34aにカム4を取り付け、このカム4の近傍に取り付けたマイクロスイッチ5がカム4によってオンにされると点火装置が作動するように構成した。
【0016】
図4を参照して、流量調節弁3が閉状態にある(a)に示す状態からステッピングモータ34を駆動して回転板31を回転させると流量制御弁3は開弁状態になる。ただし、開弁初期の開度では供給されるガス量は弱火に相当するガス量でり極めて少量である。そのような状態で点火装置を作動させても各バーナBC,BGに点火させることはできない。そのため、回転板31を約110°回転させた時点で点火装置を作動させるようにした。回転板31が110°回転すると連動してカム4も110°回転し、(b)に示すように、カム部41がマイクロスイッチ5をオンさせる。
【0017】
この110°の位置は中火位置より若干弱火位置側に設定されている。ただし、回転板31を110°回転させた状態では、まだ各バーナBC,BGには点火可能な量のガスは供給されない。点火装置を先行して作動させた状態で更に回転板31を回転させ、各バーナBC,BGに供給されるガス量を増加させると供給されるガス量が点火可能なガス量を超え、既に作動している点火装置によって点火が行われる。
【0018】
更に詳細に説明すると、図5を参照して、点火指示が制御装置に対してされると、制御装置はまず2つのパラメータのNとMとを0にリセットする(S1)。そして、駆動軸34aを原点になるまで逆転させる。原点はマイクロスイッチ5がオフになることにより検知できる。駆動軸34aを所定時間逆転させ、もしマイクロスイッチ5がオフにならない場合には、パラメータNをチェックし(S3)、1より小さい値、すなわち0の場合には再び所定時間駆動軸34aを逆転させる原点調整を行なうと共に(S4)、パラメータNに1を加える(S5)。
【0019】
このように2度の原点調整を行ってもマイクロスイッチ5がオフにならない場合にはS3からS6に進み、原点エラーとしてそれ以上の作動を停止させる(S6)。マイクロスイッチ5がオフになったことが確認されると、制御装置はステッピングモータ34に対して224パルスを供給し、回転板31を回転させる。なお、224パルスは中火位置である130°の回転角度に相当する。
【0020】
マイクロスイッチ5は上述の通り110°の位置でオンするように設定されている。110°は本実施の形態では190パルスに相当する。従って、異常がなければ制御装置が224パルスをすべて出力する前にマイクロスイッチ5がオンになる。従って、224パルス出力してもマイクロスイッチ5がオンにならないときには回転板31に固着等のディスク作動エラーが発生したとしてそれ以降の制御を中止する(S8,S9)。一方、マイクロスイッチ5がオンになるとその時点で既に出力されているパルス数を記憶すると共に、パルス数が200を超えていれば、直ちに点火動作を中止する程ではないが回転途中に軽度の脱調等が発生したとして、パラメータMを1にセットする(S10,S11,S12)。
【0021】
マイクロスイッチ5がオンになったということは、回転板31が少なくとも110°回転して、流量調節弁3を通過することのできるガス量が、点火が可能なガス量に近づいていることを示す。ただし、この時点では安全弁2が開弁していないのでガスはバーナに供給されることはない。マイクロスイッチ5がオンになると点火装置を作動させ(S13)、更に回転板31を回転させる。制御装置から出力されるパルス数が224パルスになり、中火位置に到達するとステッピングモータ34を停止させる(S14)。中火位置になるとその状態でバーナに供給されるガス量で点火が可能であるので、安全弁2を開弁させてバーナへガスを供給し、点火を行う(S15)。
【0022】
安全弁2が開弁しバーナへのガスの供給が開始されてから10秒以内に点火が確認されると点火装置を停止させるが(S16,S17)、10秒以内に着火を確認できないと、ステップ18(S18)に進む。上記マイクロスイッチ5がオンになった時点のステップ数が200を超えていた場合にはステップ12(S12)でパラメータMを1にセットした。ステップMが1にセットされているということは軽度の脱調等のエラーが発生している場合であり、パラメータMが0のままであれば点火装置を停止し安全弁2を閉弁させたあと点火エラーと判断する(S19,S20,S21)。パラメータMが1にセットされていれば回転板31が中火位置まで十分に回転していないと判断して、点火装置を停止し安全弁2を閉弁させたあと、ディスク作動エラーと判断する(S22,S23,S24)。
【0023】
このようにマイクロスイッチ5がオンになる位置を、点火可能位置より閉弁側に設定したので、バルブユニット1に異常が発生していなければ点火操作が行われると必ずマイクロスイッチ5はオンされる。そのためマイクロスイッチ5がオンされない場合には異常発生を検知することができる。また、マイクロスイッチ5が実際にオンになった時点でのパルス数からその後の制御におけるパルス数を補正することができる。すなわち、本来190パルスの位置でマイクロスイッチ5がオンすべきであるが、実際にオンした時点でのパルス数と190パルスとの差を誤差として、点火完了後の制御を補正することができる。
【0024】
また、点火後は消火までに必ずマイクロスイッチ5がオフになるので、オン位置のパルス数とオフ位置のパルス数とからヒステリシスを算出することができる。その算出したヒステリシスは制御装置内に記憶し、次回制御時に反転時の制御にそのヒステリシスを適用させる。
【0025】
ところで、本実施の形態では流量調節弁3の各々に安全弁2を取り付けたので、バーナを休止させている間に安全弁2を閉弁させたままでステッピングモータ34を回転させ、補正値やヒステリシス値を更新することができる。また、このようにバーナを休止させている状態でステッピングモータ34を回転させると、Oリングやその他摺動部の固着を防止することができる。なお、長時間ステッピングモータ34を回転させていない状態で点火操作を行う場合には、回転開始からしばらくステッピングモータ34に供給するパルス信号の周波数を低下させ、トルクを増大させることにより、固着対策を行ってもよい。
【0026】
バーナに点火され調理が開始されると中火と強火との間の火力で長時間調理が行われることがある。この場合には長時間の調理中にマイクロスイッチ5はオンのままオフにされることがないので、脱調等による誤差が累積されるおそれが生じる。そこで、マイクロスイッチ5がオンのままでステッピングモータ34に供給されたパルス数の累計が所定の値を超えると自動的にステッピングモータ34を閉弁側に駆動させ、マイクロスイッチ5をオフさせて補正を行い、元の位置に復帰させるようにしてもよい。
【0027】
上記実施の形態では、ステッピングモータ34の回転を開始させてからマイクロスイッチ5がオンになる110°まで回転する間、実際にステッピングモータ34が回転していることを制御装置は検知することができない。そこで、図6に示すように、段部42を形成し、ステッピングモータ34が回転を開始すると直ちにマイクロスイッチ5の第1接点がオンになるようにしてもよい。このマイクロスイッチ5は第1接点と第2接点とを備え、段部42によって第1接点がオンにされ(b)、更にカム部41によって第2接点がオンになるものである。
【0028】
ところで、上記実施の形態では、カム4を1段にして1個のマイクロスイッチ5を用いたが、カム4を2段にすると共に各カム4に対応させて2個のマイクロスイッチ5を取り付け、一方のマイクロスイッチは中火位置でオンされ、他方のマイクロスイッチは強火位置でオンされるように構成してもよい。このようにマイクロスイッチを2個設けることにより、中火点火と強火点火を自在に選択できるようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明は、流量調節機構の駆動にステッピングモータを用い、ステッピングモータに供給するパルス数により流量調節機構の開度を調節するように構成したので、実施の開度を常に検知する位置センサ等を設ける必要が無く、そのため構成が簡素化される。なお、脱調等のエラーに対しては、点火装置の作動位置を利用して補正するので、実際の開度が想定される開度に対して大きくずれることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガス器具の全体構成を示すブロック図
【図2】バルブユニットの構成を示す断面図
【図3】ディスク部分の構成を示す図
【図4】カムの動作を示す図
【図5】点火時の制御フローを示す図フロー図
【図6】他の実施の形態のおけるカムの動作を示す図
【符号の説明】
1 バルブユニット
2 安全弁
3 流量調節弁
31 回転板
32 固定板
33 オリフィス板
34 ステッピングモータ
4 カム
5 マイクロスイッチ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a thermal power control apparatus that controls the amount of gas supplied to a burner provided in a gas appliance to perform point extinguishing and thermal power control of the burner.
[0002]
[Prior art]
Japanese Patent No. 2129580 discloses a conventional thermal power adjusting device in which a motor-driven electric valve corresponding to a flow rate adjusting mechanism for adjusting thermal power is attached to each burner. In this device, a normal motor is used. Therefore, it is necessary to provide a position sensor in a part of the drive system including the rotating shaft of the motor. And the opening degree is adjusted while detecting the opening degree of the electric valve by the position sensor.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional thermal power control mechanism, a position sensor must be provided to detect the opening degree of the electric valve. Then, it is necessary to adjust the opening degree of the electric valve while always searching for the output signal of the position sensor. Therefore, there arises a problem that the opening control of the electric valve becomes extremely complicated.
[0004]
In view of the above problems, it is an object of the present invention to provide a thermal power control device that does not require the position sensor to constantly monitor the opening degree of the flow rate control mechanism when the flow rate control mechanism is driven by a motor.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problem, a thermal power control apparatus according to the present invention includes a flow rate adjustment mechanism that controls increase / decrease in the amount of gas that is driven by a motor and supplies gas to a burner, and that stops gas supply at the closed position. In a thermal power control device provided on the downstream side of an electromagnetic safety valve that opens and closes a gas supply path to the motor, a stepping motor is used as the motor, and the opening of the flow rate control mechanism is controlled by the number of pulses supplied to the stepping motor. In addition, an operating position of the ignition device is set at a predetermined position between the fully closed position and the fully opened position of the flow rate adjusting mechanism, and a micro switch is provided that operates when the actual opening degree of the flow rate adjusting mechanism reaches the predetermined position . perform both the correction of the error between the actual opening degree and opening defined from the working and the number of pulses of the ignition device by the operation of the microswitch And wherein the door.
[0006]
In the present invention, since the stepping motor is used as the motor for driving the flow rate adjusting mechanism, the opening degree can be controlled by the number of pulses supplied to the stepping motor, and the opening degree is held at a predetermined opening position. be able to. However, when a stepping motor is used, there is a possibility that an error of step-out occurs that the opening degree assumed from the number of supplied pulses deviates from the actual opening degree. Therefore, even when a stepping motor is used, the apparatus is not simplified if a sensor for detecting the opening degree is attached like a conventional electric valve.
[0007]
In the present invention, the opening degree is controlled only by the number of pulses supplied to the stepping motor without detecting the opening degree of the flow rate adjusting mechanism. However, the out-of-step is corrected using the operating position of the ignition device which must be set in the gas burner.
[0008]
A cam plate that rotates in conjunction with the rotation shaft of the stepping motor is provided, and the micro switch is attached so that the cam plate rotates when the cam plate rotates by a predetermined angle. It may be detected that the operating position of the ignition device has been reached.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Referring to FIG. 1, GT is a gas table and includes two stove burners BC and one grill burner BG. A gas is supplied from the gas supply pipe GP to each of the burners BC and BG. Each burner BC, BG is connected in series with a
[0010]
This
[0011]
Referring to FIG. 2, the
[0012]
The flow
[0013]
If the
[0014]
If the gas type is different, it is necessary to change the gas supply amount according to the gas type. Therefore, the
[0015]
By the way, the
[0016]
Referring to FIG. 4, when the stepping
[0017]
This 110 ° position is set slightly on the low fire position side from the medium fire position. However, in a state in which the
[0018]
More specifically, referring to FIG. 5, when an ignition instruction is given to the control device, the control device first resets two parameters N and M to 0 (S1). Then, the
[0019]
If the
[0020]
The
[0021]
The fact that the
[0022]
If ignition is confirmed within 10 seconds after the
[0023]
Since the position where the
[0024]
Further, since the
[0025]
By the way, in this embodiment, since the
[0026]
When the burner is ignited and cooking is started, cooking may be performed for a long time with a heating power between medium and strong. In this case, since the
[0027]
In the above-described embodiment, the control device cannot detect that the stepping
[0028]
By the way, in the said embodiment, the
[0029]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, the present invention is configured so that the stepping motor is used to drive the flow rate adjusting mechanism, and the opening degree of the flow rate adjusting mechanism is adjusted by the number of pulses supplied to the stepping motor. There is no need to provide a position sensor or the like that constantly detects the degree, so that the configuration is simplified. In addition, since errors such as step-out are corrected using the operating position of the ignition device, the actual opening does not deviate significantly from the assumed opening.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing the overall configuration of a gas appliance. FIG. 2 is a cross-sectional view showing the configuration of a valve unit. FIG. 3 is a diagram showing the configuration of a disk portion. FIG. 6 is a flowchart showing a control flow at the time of ignition. FIG. 6 is a diagram showing cam operation in another embodiment.
1
Claims (2)
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