JP3652200B2 - 洗浄用化粧品組成物とその用途 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、化粧品的に許容可能な支持体中に、洗浄力を有する界面活性剤からなる洗浄基剤と、水溶性のアニオン性ポリ尿素又はポリウレタンと組合わせてカチオン性ポリマーをさらに含有する、毛髪等のケラチン物質のクレンジング、コンディショニング及びスタイリングを同時に行うことを意図した改善された特性を有する新規の化粧品組成物に関する。また、本発明は、上述した美容用途に前記組成物を使用することに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
毛髪をクレンジング及び/又は洗浄するために、アニオン性、非イオン性及び/又は両性型、特に、アニオン型の常套的な界面活性剤を本質的にベースとする毛髪洗浄組成物(又はシャンプー)が一般に使用されている。これらの組成物は濡れた毛髪に適用されて、手で摩擦又はマッサージすることにより泡が生じ、水ですすいだ後に、毛髪に当初から存在していた様々な汚れが除去される。
【0003】
これらのベース組成物は良好な洗浄力を有するが、それらに本来備わっている化粧品特性はむしろ貧しいままであり、例えばクレンジング処理のような比較的烈しい性質のものは、結局、繊維の表面又は内部に含まれるタンパク質又は脂質の漸次的な除去に特に関連した毛髪の繊維のダメージが、多かれ少なかれ現れてくる結果につながるという事実がある。
【0004】
よって、上述した洗浄用組成物の化粧品特性、特に、敏感な毛髪(すなわち、特に、パーマネントウエーブ処理、染色又は脱色のような毛髪の処理、及び/又は大気中の要因による化学作用により、ダメージを受けた、又は弱化した毛髪)への適用において意図される特性を改善するために、毛髪の繊維が、多かれ少なかれ繰り返し受けるであろう種々の処理又は攻撃により誘発される有害な又は好ましくない影響を、主として矯正又は制限することを意図した、コンディショナーとして知られている付加的な化粧品用薬剤を、これらの組成物に導入することが今は一般化している。言うまでもなく、これらのコンディショナーは、天然の毛髪の美容的性質をも改善する。
【0005】
シャンプーに今までに使用されている最も一般的なコンディショナーはカチオン性ポリマーであり、洗髪され、乾燥もしくは湿ったままの毛髪に、これらのポリマーを含有しない対応クレンジング用組成物で得られるものと比べて、かなり改善された滑らかさ、柔軟さ、及びもつれのほどけやすさを付与する。
さらに、上述した化粧品特性のみならず、多かれ少なかれ、広がり(extent)、スタイリング、ボリューム、成形及び保持特性を洗浄した毛髪に付与することのできる、コンディショニングシャンプーを得るための探求が、長期に渡ってなされている。一般的な化粧品特性が改善されたこれら洗浄用シャンプーは、多くの場合、単に「スタイリングシャンプー」と称されており、この表現は、以下の記載においても採用している。
【0006】
しかしながら、最近、カチオン性ポリマーをベースとしたスタイリングシャンプーの分野が進歩しているのにもかかわらず、実際これらのシャンプーは完全には満足のいくものではなく、一又は複数の上述した化粧品特性についてより良好な性質を示す新規の製品を提供することが、現時点においてもなお強く必要とされている。
本発明は、このような必要性を満たすものである。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】
よって、この問題に関して多くの研究を行ったところ、本出願人は、全く予期しないことに、また驚くべきことに、洗浄用組成物、特にカチオン性ポリマーを含有する毛髪用組成物に、以下に定義する少なくとも1つのポリウレタン及び/又はポリ尿素配列を含むアニオン性重縮合物を導入することにより、本来の良好な洗浄力を保持しつつ、これらの組成物に関連した化粧品特性を、満足のいく程にかなり改善できることを見出した。
【0008】
以下の記載及び請求項において、「ポリウレタン」という用語は、少なくとも1つのポリウレタン及び/又はポリ尿素配列を含む重縮合物に等価であるとして使用されるものである。
本発明を如何なる理論に結びつけることを望むわけではないが、すすぎの間に、本発明に係るカチオン性ポリマーとアニオン性ポリウレタン及び毛髪との間の特定の相互作用及び/又は親和性により、該毛髪の表面へ該ポリマーウレタン及びカチオン性ポリマーが定常的で有意な持続する付着を促進するものと思われ、おそらくこの定性的及び定量的付着は、最終の特性、特に処理された毛髪のスタイリングの容易性、保持力、生き生きとした感じ及びボリュームに関して見られる改善の原因であると思われる。とにかく、本発明の薬剤の組合せ[カチオン性ポリマー/ポリウレタン]を含む洗浄基剤に伴う化粧品特性は、等しい全濃度でこれらの薬剤の一つだけを使用して得られるものよりも顕著に優れている。
これらの発見が、本発明の基礎を形成する。
【0009】
よって、本発明は、化粧品的に許容可能な媒体中に、洗浄基剤、少なくとも1つのカチオン性ポリマー及び少なくとも1つの水溶性ポリウレタン及び/又はポリ尿素配列を含む少なくとも1つのアニオン性重縮合物を含有する新規の洗浄用組成物、特に毛髪用組成物を提案することにある。
また、本発明の主題は、毛髪等のケラチン繊維のクレンジング、コンディショニング及びスタイリングのための上述した組成物の美容用途にある。
【0010】
しかしながら、本発明の他の特徴、側面及び利点は、以下の記載、並びに、本発明を例証することを意図し、限定するものではない実施例を読むことによってさらに明らかになるであろう。
【0011】
上述したように、本発明の毛髪用製品の組成物の一部を形成する必須成分は、(i)洗浄基剤を形成する洗浄力を有する界面活性剤(類)、(ii)カチオン性ポリマー(類)と、(iii)水溶性のアニオン性ポリウレタン(類)である。
A−洗浄基剤:
本発明の組成物は、一般に水性の洗浄基剤を必ず含有する。
洗浄基剤を構成する界面活性剤(類)は、アニオン性、両性、非イオン性、双性イオン型及びカチオン性の界面活性剤から、単独で又は混合物として選択することができる。しかしながら、本発明において好ましくは、洗浄基剤はアニオン性界面活性剤、又はアニオン性界面活性剤及び両性界面活性剤又は非イオン性界面活性剤の混合物を含有する。
洗浄基剤の最小量は、最終組成物に、満足のいく泡立ち及び/又は洗浄力を付与するために丁度十分な量であり、洗浄基剤の量を過剰にしても、実際には、何らさらなる利点は付与されない。
よって、本発明においては、洗浄基剤は、最終組成物の全重量に対して、4重量%〜50重量%、好ましくは6重量%〜25重量%、さらに好ましくは8重量%〜20重量%とすることができる。
【0012】
本発明を実施するために適切な界面活性剤は、特に、以下のものである:
(i)アニオン性界面活性剤 ( 類 ):
本発明において、単独で又は混合物として使用可能なアニオン性界面活性剤の例として、特に(非限定的列挙)、次の化合物:アルキルスルファート類、アルキルエーテルスルファート類、アルキルアミドエーテルスルファート類、アルキルアリールポリエーテルスルファート類、モノグリセリドスルファート類;アルキルスルホナート類、アルキルホスファート類、アルキルアミドスルホナート類、アルキルアリールスルホナート類、α-オレフィンスルホナート類、パラフィンスルホナート類;(C6-C24)アルキルスルホスクシナート類、(C6-C24)アルキルエーテルスルホスクシナート類、(C6-C24)アルキルアミドスルホスクシナート類;(C6-C24)アルキルスルホアセタート類;(C6-C24)アシルサルコシナート類及び(C6-C24)アシルグルタマート類の塩類(特にアルカリ性の塩、中でもナトリウム塩、アンモニウム塩、アミン塩、アミノアルコール塩又はマグネシウム塩)を挙げることができる。また(C6-C24)アルキルポリグリコシドカルボン酸エステル類、例えばアルキルグルコシドシトラート類、アルキルポリグリコシドタータラート類及びアルキルポリグリコシドスルホスクシナート類;アルキルスルホスクシナマート類;アシルイセチオナート類及びN-アシルタウラート類で;これら全ての種々の化合物のアルキル又はアシル基は、好ましくは12〜20の炭素原子を有し、アリール基は、好ましくはフェニル又はベンジル基であるものを使用することができる。また、使用可能なアニオン性界面活性剤として、脂肪酸塩、例えばオレイン酸、リシノレイン酸、パルミチン酸及びステアリン酸の塩、ヤシ油酸又は水素化ヤシ油酸;アシル基が8〜20の炭素原子を有するアシルラクチラート類を挙げることもできる。さらに、アルキル-D-ガラクトシドウロン酸及びそれらの塩、ポリオキシアルキレン化(C6-C24)カルボン酸アルキルエーテル、ポリオキシアルキレン化(C6-C24)カルボン酸アルキルアリールエーテル、ポリオキシアルキレン化(C6-C24)カルボン酸アルキルアミドエーテル及びそれらの塩類、特に2〜50のアルキレンオキシド基、特にエチレン基を有するもの、及びそれらの混合物を使用することもできる。
カルボキシル基を有するアニオン性界面活性剤が特に好ましい。
【0013】
(ii)非イオン性界面活性剤 ( 類 ):
非イオン性界面活性剤は、それ自体よく知られている化合物[これに関して、特に、ブラッキー・アンド・サン社(グラスゴー及びロンドン)から出版されている、エム・アール・ポーター(M.R. Porter)の「界面活性剤ハンドブック(Handbook of Surfactants)」(1991年、116-178頁)を参照]であり、本発明において、それらの性質はあまり重要な特徴ではない。しかして、それらは、特に(非限定的列挙)、例えば8〜18の炭素原子を有する脂肪鎖を有するポリエトキシル化、ポリプロポキシル化又はポリグリセロール化された脂肪酸、アルキルフェノール類、α-ジオール類又はアルコール類から選択可能で、特に、エチレンオキシド又はプロピレンオキシド基の数を2〜50、グリセロール基の数を2〜30の範囲とすることができる。また、エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのコポリマー、脂肪アルコールとエチレンオキシド及びプロピレンオキシドの縮合物;好ましくは2〜30モルのエチレンオキシドを有するポリエトキシル化脂肪アミド類、平均1〜5、特に1.5〜4のグリセロール基を有するポリグリセロール化脂肪アミド類;好ましくは2〜30モルのエチレンオキシドを有するポリエトキシル化脂肪アミン類;2〜30モルのエチレンオキシドを有するオキシエチレン化されたソルビタンの脂肪酸エステル類;スクロースの脂肪酸エステル類、ポリエチレングリコールの脂肪酸エステル類、アルキルポリグリコシド類、N-アルキルグルカミン誘導体、アミンオキシド類、例えば(C10-C14)アルキルアミンオキシド類又はN-アシルアミノプロピルモルホリンオキシド類を挙げることもできる。アルキルポリグリコシド類が、本発明において、特に適切な非イオン性界面活性剤を構成することを特筆しておく。
【0014】
(iii)両性又は双性イオン型界面活性剤 ( 類 ):
本発明において、両性又は双性イオン型界面活性剤の性質はあまり重要な特徴ではなく、特に(非限定的列挙)、脂肪族基が8〜18の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状の鎖であり、少なくとも1つの水溶性のアニオン基(例えば、カルボキシラート、スルホナート、スルファート、ホスファート又はホスホナート)を含有する、脂肪族の第二級又は第三級アミンの誘導体であってよく;さらに、(C8-C20)アルキルベタイン類、スルホベタイン類、(C8-C20)アルキルアミド(C1-C6)アルキルベタイン類又は(C8-C20)アルキルアミド(C1-C6)アルキルスルホベタイン類を挙げることができる。
アミン誘導体としては:
R2-CONHCH2CH2-N(R3)(R4)(CH2COO-) (2)
[上式中;R2は、加水分解されたヤシ油中に存在する酸R2-COOHのアルキル基、ヘプチル、ノニル又はウンデシル基を示し、R3はβ-ヒドロキシエチル基を示し、R4はカルボキシメチル基を示す];及び
R2 '-CONHCH2CH2-N(B)(C) (3)
[上式中、Bは、-CH2CH2OX'を示し、
Cは、Z=1又は2である-(CH2)Z-Y'を示し、
X'は、-CH2CH2-COOH基又は水素原子を示し、
Y'は、-COOH又は-CH2-CHOH-SO3H基を示し、
R2 'は、加水分解された亜麻仁油又はヤシ油中に存在する酸R9-COOHのアルキル基、アルキル基、特にC7、C9、C11又はC13アルキル基、C17アルキル基及びそのイソ形、不飽和のC17基を示す];
の構造を有し、アンホカルボキシグリシナート類及びアンホカルボキシプロピオナート類の名称でCTFA辞書、第3版、1982に分類され、米国特許第2528378号及び同2781354号に記載されているような、ミラノール(Miranol)の名称で販売されている製品を挙げることができる。
これらの化合物は、ココアンホ二酢酸二ナトリウム(disodium cocoamphodiacetate)、ラウロアンホ二酢酸二ナトリウム(disodium lauroamphodiacetate)、カプリルアンホ二酢酸二ナトリウム(disodium caprylamphodiacetate)、カプリロアンホ二酢酸二ナトリウム(disodium capryloamphodiacetate)、ココアンホ二プロピオン酸二ナトリウム(disodium cocoamphodipropionate)、ラウロアンホ二プロピオン酸二ナトリウム(disodium lauroamphodipropionate)、カプリルアンホ二プロピオン酸二ナトリウム(disodium caprylamphodipropionate)、カプリロアンホ二プロピオン酸二ナトリウム(disodium capryloamphodipropionate)、ラウロアンホ二プロピオン酸、ココアンホ二プロピオン酸の名称で、CTFA辞典、第5版、1993に分類されている。
例えば、ローディア・チミー社(Rhodia Chimie)からミラノール(登録商標)C2M濃縮物の商品名で販売されている、ココアンホジアセタートを挙げることができる。
【0015】
本発明の組成物においては、界面活性剤の混合物、特にアニオン性界面活性剤の混合物、及び両性又は非イオン性界面活性剤との混合物が好ましく使用される。特に好ましい混合物は、少なくとも1つのカルボキシルのアニオン性界面活性剤と、少なくとも1つの両性又は非イオン性界面活性剤からなる混合物である。好ましくは、ポリオキシアルキレン化(C6-C24)カルボン酸アルキルエーテル、ポリオキシアルキレン化(C6-C24)カルボン酸アルキルアリールエーテル、ポリオキシアルキレン化(C6-C24)カルボン酸アルキルアミドエーテル、及びそれらと、スルホン酸化又は硫酸化界面活性剤、例えば2.2molのエチレンオキシドでオキシエチレン化された(C12-C14)アルキルエーテル硫酸アンモニウム、(C12-C14)アルキル硫酸アンモニウム、トリエタノールアミン又はナトリウム、ココイルイセチオン酸ナトリウム及びそれらの混合物から選択されるアニオン性界面活性剤と;
− 両性界面活性剤、例えば、特に、38%の活性物質を含有する水溶液として「ミラノール(登録商標)C2M・CONC」の商品名で、又は「ミラノール(登録商標)C32」の名称で、ローディア・チミー社から販売されているココアンホ二プロピオン酸二ナトリウム又はココアンホプロピオン酸ナトリウムとして知られているアミン誘導体;
− 又は双性イオン型型の両性界面活性剤、例えばアルキルベタイン類、特に、ヘンケル(Henkel)社から、32%の活性物質を含有する水溶液として「デハイトン(Dehyton)(登録商標)AB30」の名称で販売されているココベタイン、又はゴールドシュミット社(Goldschmidt)の「テゴベタイン(登録商標)F50」等のアルキルアミドアルキルベタイン類、
− 又はアルキルポリグルコシド型の非イオン性界面活性剤;
のいずれかが使用される。
【0016】
(iv)カチオン性界面活性剤:
カチオン性界面活性剤として、特に(非限定的列挙)、ポリオキシアルキレン化されていてもよい、第一級、第二級又は第三級脂肪アミンの塩;第四級アンモニウム塩、例えばテトラアルキルアンモニウム、アルキルアミドアルキルトリアルキルアンモニウム、トリアルキルベンジルアンモニウム、トリアルキルヒドロキシアルキルアンモニウム又はアルキルピリジニウムクロリド又はブロミド;イミダゾリン誘導体;又はカチオン性のアミンオキシド類を挙げることができる。
カチオン性界面活性剤は、使用することを除外するものではないが、本発明を実施するための好ましい界面活性剤ではない。
【0017】
B−カチオン性ポリマー ( 類 ):
本発明の組成物は、さらにカチオン性ポリマーを必ず含有する。
本発明で使用可能なカチオン性ポリマー型のコンディショナーは、洗浄用組成物で処理される毛髪の美容特性を高めるために、既にそれ自体公知のもの全て、すなわち特に、欧州特許公開第0337354号、及び仏国特許公開第2270846号、同2383660号、同2598611号、同2470596号及び同2519863号に記載されているものから選択することができる。
【0018】
さらに一般的には、本発明の目的のために、「カチオン性ポリマー」という表現は、カチオン基及び/又はカチオン基にイオン化され得る基を含有する任意のポリマーを示す。
好ましいカチオン性ポリマーは、主ポリマー鎖の一部を形成するか、又は主ポリマー鎖に直接結合した側鎖置換基により担持され得る、第一級、第二級、第三級及び/又は第四級アミン基を有するユニットを含有するものから選択される。使用されるカチオン性ポリマーは、一般的に約500〜5x106、好ましくは約103〜3x106の数平均分子量を有する。
【0019】
カチオン性ポリマーとして、第四級ポリアンモニウム、ポリアミノアミド及びポリアミン型のポリマーを、特に挙げることができる。これらは、公知の生成物である。
本発明で使用可能な、第四級ポリアンモニウム、ポリアミノアミド及びポリアミン型のポリマーとしては、特に、仏国特許第2505348号及び同2542997号に記載されているものを挙げることができる。これらのポリマーの中でも、次のものを挙げることができる:
【0020】
(1)次の式:
【化4】
[上式中:
R3は同一でも異なっていてもよく、水素原子又はCH3基を示し;
Aは同一でも異なっていてもよく、直鎖状又は分枝状で、1〜6、好ましくは2〜3の炭素原子を有するアルキル基、又は1〜4の炭素原子を有するヒドロキシアルキル基を表し;
R4、R5及びR6は同一でも異なっていてもよく、1〜18の炭素原子を有するアルキル基又はベンジル基、好ましくは1〜6の炭素原子を有するアルキル基を表し;
R1及びR2は同一でも異なっていてもよく、水素又は1〜6の炭素原子を有するアルキル基、好ましくはメチル又はエチルを表し;
Xは、無機酸又は有機酸から誘導されるアニオン、例えばメトスルファートアニオン又はハロゲン化物、例えば塩化物又は臭化物を示す]
で表される少なくとも1つの単位を含有し、アクリル酸又はメタクリル酸エステル又はアミドから誘導されるホモポリマー又はコポリマー。
【0021】
またファミリー(1)のコポリマーは、アクリルアミド、メタクリルアミド、ジアセトン-アクリルアミド、低級アルキル類(C1-C4)が窒素に置換されたメタクリルアミド及びアクリルアミド、アクリル酸又はメタクリル酸又はそれらのエステル類、ビニルラクタム類、例えばビニルピロリドン、又はビニルカプロラクタム、及びビニルエステル類の族から選択され得るコポリマーから誘導される一又は複数の単位をさらに含有し得る。
例えば、これら(1)族のコポリマーとしては:
−硫酸ジメチル又はジメチルハライドで第四級化されたジメチルアミノエチル−メタクリラートとアクリルアミドのコポリマー、例えばハーキュレス(Hercules)社からヘルコフロック(Hercofloc)の名称で販売されているもの、
−例えば、欧州特許公開第080976号に記載されている、メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリドとアクリルアミドのコポリマーで、チバ・ガイギー(Ciba Geigy)社からビナクアット(Bina Quat)P100の名称で販売されているもの、
−ハーキュレス社からレテン(Reten)の名称で販売されている、メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムメトスルファートとアクリルアミドのコポリマー、
−第四級化された、又は第四級化されていないビニルピロリドン/ジアルキルアミノアルキル−アクリラート、又はメタクリラートのコポリマー、例えばISP社から「ガフクアット(Gafquat)」の名称で販売されている製品、例えば、「ガフクアット734」又は「ガフクアット755」、又は「コポリマー845」として公知の製品(これらのポリマーは、仏国特許第2077143号及び同2393573号に詳細が記載されている)、
−ジメチルアミノエチルメタクリラート/ビニルカプロラクタム/ビニルピロリドンのターポリマー、例えばISP社からガフィックス(Gaffix)VC713の名称で販売されている製品、
−特にISP社からスタイリーズ(Styleze)CC10の名称で特に販売されているビニルピロリドン/メタクリルアミドプロピルジメチルアミンのコポリマー、−第四級化されたビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミドのコポリマー、例えばISP社から「ガフクアットHS100」の名称で販売されている製品、
を挙げることができる。
【0022】
(2)仏国特許第1492597号に記載されている、第四級アンモニウム基を含有するセルロースエーテル誘導体、特にユニオン・カーバイド・コーポレーションから「JR」(JR400、JR125及びJR30M)又は「LR」(LR400又はLR30M)の名称で販売されているポリマー。また、これらのポリマーは、トリメチルアンモニウム基で置換されたエポキシドと反応するヒドロキシエチルセルロースの第四級アンモニウムとして、CTFA辞典に定義されている。
【0023】
(3)カチオン性セルロース誘導体、例えば、水溶性の第四級アンモニウムモノマーがグラフトしたセルロース誘導体又はセルロースのコポリマーで、特に米国特許第4131576号に開示されているもの、例えば、特に、メタクリロイルエチルトリメチルアンモニウム、メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウム又はジメチルジアリルアンモニウムの塩がグラフトした、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル-又はヒドロキシプロピルセルロースのようなヒドロキシアルキルセルロース。
この定義に相当する市販品としては、特に、ナショナル・スターチ社(National Starch)から「セルクアット(Celquat)H100」及び「セルクアットL200」の名称で販売されている製品がある。
【0024】
(4)特に、米国特許第3589578号及び同4031307号に記載されているカチオン性多糖類、例えばカチオン性トリアルキルアンモニウム基を有するグアールガム。例えば、2,3-エポキシプロピルトリメチルアンモニウム塩(例えば、塩化物)で変性したグアールガムが使用される。
このような製品は、特に、メイホール社(Meyhall)から、ジャガー(Jaguar)C13S、ジャガーC15、ジャガーC17又はジャガーC162の商品名で市販されている。
【0025】
(5)酸素、硫黄又は窒素原子、もしくは芳香環又は複素環が挿入されていてもよい、直鎖状又は分枝状鎖を有する二価のアルキレン又はヒドロキシアルキレン基とピペラジニル単位からなるポリマー、並びにこれらのポリマーの酸化及び/又は第四級化生成物。このようなポリマーは、特に、仏国特許第2162025号及び同2280361号に開示されている。
【0026】
(6)特に、酸性化合物とポリアミンとの重縮合により調製された水溶性のポリアミノアミド類;これらのポリアミノアミド類は、エピハロヒドリン、ジエポキシド、二無水物、不飽和の二無水物、ビス不飽和誘導体、ビス-ハロヒドリン、ビス-アゼチジニウム、ビス-ハロアシルジアミン、ビス-アルキルハライド、もしくはビス-ハロヒドリン、ビス-アゼチジニウム、ビス-ハロアシルジアミン、ビス-アルキルハライド、エピハロヒドリン、ジエポキシド又はビス不飽和誘導体と反応性である二官能化合物との反応の結果生じたオリゴマーで架橋されていてもよく;架橋剤は、ポリアミノアミドのアミン基当たり0.025〜0.35molの範囲の割合で使用され;これらのポリアミノアミド類はアルキル化されるか、それらが一又は複数の第三級アミン官能基を含む場合には第四級化されてもよい。このようなポリマーは、特に仏国特許第2252840号及び同2368508号に開示されている。
【0027】
(7)ポリカルボン酸とポリアルキレンポリアミンを縮合させ、続いて二官能剤でアルキル化して得られるポリアミノアミド誘導体。例えば、アルキル基が1〜4の炭素原子を含み、好ましくはメチル、エチル又はプロピルを示す、アジピン酸/ジアルキルアミノヒドロキシアルキルジアルキレントリアミンのポリマーを挙げることができる。このようなポリマーは、特に仏国特許第1583363号に開示されている。
これらの誘導体として、特にサンド社(Sandoz)から「カルタレチン(Cartaretine)F、F4又はF8」の名称で販売されている、アジピン酸/ジメチルアミノヒドロキシプロピル/ジエチレントリアミンのポリマーを挙げることができる。
【0028】
(8)3〜8の炭素原子を有する、飽和した脂肪族のジカルボン酸、及びジグリコール酸から選択されるジカルボン酸と、少なくとも1つの第二級アミン基と、2つの第一級アミン基を含有するポリアルキレンポリアミンとを反応させて得られるポリマー。ポリアルキレンポリアミンとジカルボン酸のモル比は、0.8:1〜1.4:1であり;そこで得られたポリアミノアミドは、ポリアミノアミドの第二級アミンに対して、0.5:1〜1.8:1のモル比のエピクロロヒドリンと反応させる。このようなポリマーは、特に、米国特許第3227615号及び同2961347号に開示されている。
この種のポリマーは、特に、アジピン酸/エポキシプロピル/ジエチレントリアミンのコポリマーの場合は、ハーキュレス社から「デルセット(Delsette)101」又は「PD170」の名称で、もしくはハーキュレス・インクから「ヘルコセット(Hercosett)57」の名称で販売されている。
【0029】
(9)ジアルキルジアリルアンモニウム又はアルキルジアリルアミンのシクロポリマー、例えば、次の式(VI)又は(VI'):
【化5】
[上式中、k及びtは0又は1であり、k+tの合計は1であり;R12は、水素原子又はメチル基を示し;R10及びR11は、互いに独立して、1〜22の炭素原子を有するアルキル基、アルキル基が好ましくは1〜5の炭素原子を有するヒドロキシアルキル基、又は低級アミド(C1-C4)アルキル基を示すか、又はR10とR11は、それらが結合している窒素原子と共同して、複素環基、例えばピペリジル又はモルホリニルを示し得るもので;Y−は、アニオン、例えば臭化物、塩化物、アセタート、ボラート、シタラート、タータラート、ビスルファート、二亜硫酸塩、スルファート又はホスファートである]
に相当する単位を鎖の主な構成要素として含有するホモポリマー又はコポリマー。これらのポリマーは、特に、仏国特許第2080759号及び追加特許書第2190406号に記載されている。
R10及びR11は互いに独立して、好ましくは1〜4の炭素原子を有するアルキル基を示す。
上述したポリマーとしては、特にカルゴン社(Calgon)から「メルクアット100」の名称で販売されているジメチルジアリルアンモニウムクロリドのホモポリマー、及びその低重量平均分子量の相同体、及び「メルクアット550」の名称で販売されているジアリルジメチルアンモニウムクロリドとアクリルアミドのコポリマーを挙げることができる。
【0030】
(10)次の式:
【化6】
{上式中、
R13、R14、R15及びR16は同一でも異なっていてもよく、1〜20の炭素原子を有する脂肪族、脂環式又はアリール脂肪族基、もしくは低級ヒドロキシアルキル脂肪族基を示すか、又はR13、R14、R15及びR16は、共同して、又は別々に、それらが結合する窒素原子とともに、窒素以外の第2のヘテロ原子を含有していてもよい複素環を形成するか、又はR13、R14、R15及びR16は、R17がアルキレンで、Dが第四級アンモニウム基である、-CO-NH-R17-D又は-CO-O-R17-D基、又はニトリル、エステル、アシル又はアミド基で置換される、直鎖状又は分枝状のC1-C6アルキル基を示し;
A1及びB1は、スルホキシド、スルホン、ジスルフィド、アミノ、アルキルアミノ、ヒドロキシル、第四級アンモニウム、ウレイド、アミド又はエステル基、又は一又は複数の酸素又は硫黄原子又は一又は複数の芳香環が主鎖に挿入、又は連結して含有されていてもよく、直鎖状又は分枝状で飽和又は不飽和であってよい、2〜20の炭素原子を有するポリメチレン基を表し、
X−は、無機酸又は有機酸から誘導されるアニオンを示し;
A1、R13及びR15は、それらが結合する2つの窒素原子とともにピペラジン環を形成可能で;A1が直鎖状又は分枝状で飽和又は不飽和のアルキレン又はヒドロキシアルキレン基を示す場合は、B1がまた(CH2)n-CO-D-OC-(CH2)n-基を示し、
ここでDは:
a)式:-O-Z-O-のグリコール残基
[上式中、Zは、直鎖状又は分枝状の炭化水素基、又は次の式:
-(CH2-CH2-O)x-CH2-CH2-
-[CH2-CH(CH3)-O]y-CH2-CH(CH3)-
(上式中、x及びyは、定まった一つの重合度を表す1〜4の整数を示すか、あるいは、平均重合度を表す1〜4の任意の数を示す)
の一つに相当する基を示す];
b)ビス-第二級ジアミン残基、例えばピペラジン誘導体;
c)式:-NH-Y-NH-のビス-第一級ジアミン残基
[上式中、Yは、次の式:
-CH2-CH2-S-S-CH2-CH2-;
で示される二価の基、又は直鎖状又は分枝状の炭化水素基を示す];
d)式:-NH-CO-NH-のウレイレン基;
を示す}
に相当する繰り返し単位を含有する第四級ジアンモニウムポリマー。
好ましくは、X−は、アニオン、例えば塩化物又は臭化物である。
これらのポリマーは、一般的に1000〜100000の数平均分子量を有する。
この種のポリマーは、特に、仏国特許第2320330号、同2270846号、同2316271号、同2336434号及び同2413907号、及び米国特許第2273780号、同2375853号、同2388614号、同2454547号、同3206462号、同2261002号、同2271378号、同3874870号、同4001432号、同3929990号、同3966904号、同4005193号、同4025617号、同4025627号、同4025653号、同4026945号、及び同4027020号に記載されている。
【0031】
特に使用可能なポリマーは、次の式:
【化7】
[上式中、
R1、R2、R3及びR4は同一でも異なっていてもよく、約1〜4の炭素原子を有するアルキル又はヒドロキシアルキル基を示し、n及びpは約2〜20の範囲の整数であり、X−は無機酸又は有機酸から誘導されるアニオンである]
に相当する繰り返し単位からなるものである。
特に好ましい式(a)の化合物の一つは、R1、R2、R3及びR4がメチル基を表し、n=3、p=6及びX=Clで、INCI(CTFA)命名法に従い、ヘキサジメトリン(methrine)クロリドと称されるものである。
【0032】
(11)次の式(VIII):
【化8】
[上式中、
R18、R19、R20及びR21は同一でも異なっていてもよく、水素原子、又はメチル、エチル、プロピル、β-ヒドロキシエチル、β-ヒドロキシプロピル又は-CH2CH2(OCH2CH2)pOH基を表し、
pは0に等しいか、又は1〜6の整数であり、但し、R18、R19、R20及びR21は同時に水素原子を示さず、
r及びsは、同一でも異なっていてもよく、1〜6の整数であり、
qは0、又は1〜34の整数であり、
Xはハロゲン原子を示し、
Aは二ハロゲン化物(ジハライド)基、あるいは好ましくは-CH2-CH2-O-CH2-CH2-を示す]
で示される単位からなる第四級ポリアンモニウムポリマー。
このような化合物は、特に欧州特許公開第122324号に記載されている。
このような製品としては、例えば、ミラノール社から販売されている「ミラポール(Mirapol)A15」、「ミラポールAD1」、「ミラポールAZ1」及び「ミラポール175」の製品を挙げることができる。
【0033】
(12)ビニルピロリドンとビニルイミダゾールの第四級ポリマー、例えば、BASF社からルビクアット(Luviquat)(登録商標)FC905、FC550及びFC370の名称で市販されている製品。
(13)ポリアミン類、例えばCTFA辞書で「ポリエチレングリコール(15)獣脂ポリアミン」の参照名が付されているヘンケル社から販売されている製品の「ポリクアート(Polyquart)H」。
【0034】
(14)メタクリロイルオキシ(C1-C4)アルキルトリ(C1-C4)アルキルアンモニウム塩の架橋したポリマー、例えば、塩化メチルで第四級化されたメタクリル酸ジメチルアミノエチルが単独重合、又は塩化メチルで第四級化されたメタクリル酸ジメチルアミノエチルとアクリルアミドとが共重合し、単独重合又は共重合に続いて、オレフィン性不飽和を有する化合物、特にメチレンビスアクリルアミドで架橋することにより得られるポリマー。特に、鉱物性油に50重量%の、アクリルアミド/メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリドの架橋したコポリマー(重量比 20:80)を含有せしめてなる分散液の形態で該ポリマーを使用することもできる。この分散液は、アライド・コロイヅ社(Allied Colloids)から「サルケア(Salcare)(登録商標)SC92」の名称で販売されている。また、鉱物性油又は液状エステルに、約50重量%のメタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリドの架橋したホモポリマーを含有せしめてなるものを使用することもできる。これらの分散液は、アライド・コロイヅ社から「サルケア(登録商標)SC95」及び「サルケア(登録商標)SC96」の名称で販売されている。
【0035】
本発明で使用可能な他のカチオン性ポリマーは、ポリアルキレンイミン類、特に、ポリエチレンイミン類、ビニルピリジン又はビニルピリジニウム単位を有するポリマー、ポリアミン類とエピクロロヒドリンの縮合物、ポリ第四級ウレイレン類及びキチン誘導体である。
【0036】
本発明で使用可能な全カチオン性ポリマーのなかでも、第四級セルロースエーテル誘導体、例えばユニオン・カーバンド・コーポレーションから「JR400」の名称で販売されている製品、シクロポリマー類、特に、カルゴン社から「メルクアット100」、「メルクアット550」及び「メルクアットS」の名称で販売されているアクリルアミドとジメチルジアリルアンモニウムクロリドのコポリマー又はポリマー、カチオン性多糖類、例えばメイホール社から「ジャガーC13S」の名称で販売されている2,3-エポキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドで変性したグアールガム、及びISP社から特に「スタイリーズCC10」の名称で販売されているビニルピロリドン/メタクリルアミドプロピルジメチルアミンのコポリマー、及びそれらの混合物が好ましく使用される。
【0037】
本発明において、カチオン性ポリマー(類)は、最終組成物の全重量に対して0.01〜10重量%、好ましくは0.05〜5重量%、さらに好ましくは0.1〜3重量%である。
【0038】
C−ポリウレタン類及び/又はポリ尿素類:
本発明の毛髪の洗浄用組成物に必須の特徴の一つとして、該組成物は少なくとも1つのポリウレタン及び/又はポリ尿素配列を含む少なくとも1つの重縮合物をさらに含有し、該重縮合体は水溶性である。
本発明で特に指示される少なくとも1つのポリウレタン及び/又はポリ尿素配列を含む重縮合物は、本出願人が所有権を有している欧州特許第0637600号、仏国特許第2743297号及び欧州特許第0648485号、並びにBASF社の欧州特許第0656021号又は国際特許第94/03510号、及びナショナル・スターチ社の欧州特許第0619111号に記載されているものである。
本発明で使用される重縮合物は、酸性形態において、又は有機もしくは無機塩基で部分的又は全体的に中和された後に、水溶性である。
本発明の水溶性のポリマーは、水に溶解させた場合に、[室温(20〜25℃)で、活性物質が少なくとも1%の濃度において]裸眼で透明な組成物を付与するものである。
【0039】
例えば、重縮合物はブロックを配列させて形成することができ、この配列は、特に:
(1)分子当たり2又は2を越える活性水素原子を有する少なくとも1つの化合物;
(2)少なくとも1つのジオール又はジオールの混合物で、塩類又は酸基を有するもの;
(3)少なくとも1つのジ−又はポリイソシアナート;
から得られる。
【0040】
有利には、化合物(1)は、ジオール類、ジアミン類、ポリエステロール類、ポリエーテロール類、又はそれらの混合物から選択される。
好ましい化合物(1)は、直鎖状のポリエチレン及びポリプロピレングリコールで、特に触媒としての水酸化ナトリウムの存在下で、水又はジエチレングリコール又はジプロピレングリコールと、エチレンオキシド又はプロピレンオキシドを反応させることにより得られるものである。
【0041】
他の好ましい有機化合物は、メルカプト、アミノ、カルボキシル又はヒドロキシル基を有するものである。これらの中でも、特にポリヒドロキシ化合物、例えばポリエーテルジオール類、ポリエステルジオール類、ポリアセタールジオール類、ポリアミドジオール類、ポリエステルポリアミドジオール類、ポリ(アルキレンエーテル)ジオール類、ポリチオエーテルジオール類及びポリカルボナートジオール類を挙げることができる。
【0042】
好ましいポリエーテルジオール類は、例えばエチレンオキシド、プロピレンオキシド又はテトラヒドロフランの縮合物の縮合生成物、それらの生成物がグラフト化又はブロック共重合又は縮合したもの、例えばエチレンオキシド及びプロピレンオキシドの縮合物の混合物、高圧下においてアルキレンオキシド縮合物とオレフィン類とを重合させた生成物である。適切なポリエーテル類は、例えばアルキレンオキシドと多価アルコール、例えばエチレングリコール、1,2-プロピレングリコール及び1,4-ブタンジオールを縮合させることにより調製される。
【0043】
ポリエステルジオール類、ポリエステルアミド類及びポリアミドジオール類は、好ましくは飽和しており、例えば飽和又は不飽和のポリカルボン酸と多価アルコール類、ジアミン類又は及びポリアミン類とを反応させることにより得られる。例えばこれらの化合物を調製するために、アジピン酸、コハク酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸及びマレイン酸を使用することができる。ポリエステル類の調製に適切な多価アルコール類には、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、1,2-プロピレングリコール、1,4-ブタンジオール、ネオペンチルグリコール及びヘキサンジオールが含まれる。アミノアルコール類、例えばエタノールアミンを使用することもできる。ポリエステルアミド類の調製に適切なジアミン類は、エチレンジアミン及びヘキサメチレンジアミンである。
【0044】
適切なポリアセタール類は、例えば1,4-ブタンジオール又はヘキサンジオール及びホルムアルデヒドから調製することができる。適切なポリチオエーテル類は、例えばチオグリコール類を、他のグリコール類、例えばエチレングリコール、1,2-プロピレングリコール又は他のポリヒドロキシル化化合物を単独で又は組合せて縮合反応させることにより調製することができる。また、さらに変性可能な、天然ポリオール類、尿素又はウレタン基を既に含有しているポリヒドロキシル化化合物、例えばヒマシ油及び炭水化物類を使用することもできる。
【0045】
より好ましいファミリー(1)の化合物はポリエステロール、特に少なくとも1つの(ジ)ポリオール(1a)と少なくとも1つの酸(1b)を反応させることにより形成されるポリエステルジオールである。(ジ)ポリオール(1a)は、特にネオペンチルグリコール、1,4-ブタンジオール、ヘキサンジオール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ネオペンチルグリコール及び(ジ)ポリエチレングリコールからなる群から選択される。酸(1b)は、特にフタル酸、イソフタル酸、アジピン酸及び(ポリ)乳酸からなる群から選択される。
【0046】
特に使用され得る化合物(2)はヒドロキシカルボン酸、例えばジメチロールプロパン酸(DMPA)又は2,2-ヒドロキシメチルカルボン酸である。一般的に、化合物(2)は、カップリングブロックとして有用である。
本発明において特に好ましい化合物(2)は、2,2-ジ(ヒドロキシメチル)酢酸、2,2-ジヒドロキシメチルプロピオン酸、2,2-ジヒドロキシメチル酪酸及び2,2-ジヒドロキシメチルペンタン酸からなる群から選択されるものである。
【0047】
ジ-又はポリイソシアナート(3)は、特にヘキサメチレンジイソシアナート、イソホロンジイソシアナート(IPDI)、トリレンジイソシアナート、ジフェニルメタン-4,4'-ジイソシアナート(DPMD)及びジシクロヘキシルメタン-4,4'-ジイソシアナート(DCMD)、メチレンビス(p-フェニル)ジイソシアナート、メチレンビス(4-シクロヘキシルイソシアナート)、トルエンジイソシアナート、1,5-ナフタレンジイソシアナート、4,4'-ジフェニルメタンジイソシアナート、2,2'-ジメチル-4,4'-ジフェニルメタンジイソシアナート、1,3-フェニレンジイソシアナート、1,4-フェニレンジイソシアナート、2,4-及び2,6-トルエンジイソシアナートの混合物、2,2'-ジクロロ-4,4'-ジイソシアナートジフェニルメタン、2,4-ジブロモ-1,5-ジイソシアナートナフタレン、1,4-ジイソシアン酸ブタン、1,6-ジイソシアン酸ヘキサン及び1,4-ジイソシアン酸シクロヘキサンからなる群から選択することができる。
【0048】
重縮合物は、一般的に重縮合物の鎖を長くするために供給される付加的な化合物(4)を使用して形成することができる。これらの化合物(4)は、特に飽和又は不飽和のグリコール類、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、ネオペンチルグリコール、トリエチレングリコール、アミノアルコール類、例えばエタノールアミン、プロパノールアミン又はブタノールアミン、複素環、芳香環、脂環式及び脂肪族の第一級アミン類、ジアミン類、カルボン酸、例えば脂肪族、芳香族及び複素環のカルボン酸、例えばシュウ酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸又はテレフタル酸、及びアミノカルボン酸からなる群から選択することができる。好ましい化合物(4)は、脂肪族ジオール類である。
【0049】
特に好ましいアニオン性ポリウレタンは、ルビセット・ピュア(Luviset Pure)の名称でBASF社から販売されているポリウレタン-1(INCI名)である。
【0050】
また、本発明の重縮合物は、シリコーン骨格を有する付加的な化合物(5)、例えばポリシロキサン類、ポリアルキルシロキサン類又はポリアリールシロキサン類、特にポリエチルシロキサン類、ポリメチルシロキサン類及びポリフェニルシロキサン類で、場合によってはケイ素原子にグラフトして炭化水素ベース鎖を含有するものから形成することもできる。
【0051】
有利に使用されるポリマーのポリウレタン及び/又はポリ尿素配列は、次の一般式:
−X'−B−X'−CO−NH−R−NH−CO− (I')
[上式中:
− X'はO及び/又はNHを表し、
− Bは2価の炭化水素ベース基であり、この基は置換又は非置換であり、
− Rは芳香族、C1-C20脂肪族又はC1-C20脂環式型のアルキレン基から選択される2価の基であり、これらの基は置換又は非置換である]
に相当する基本的な繰り返し単位を含有する。
好ましくは、B基はC1-C30の基であり、一又は複数のカルボキシル官能基(類)及び/又は一又は複数のスルホン官能基(類)を含む基を担持し、該カルボキシル及び/又はスルホン官能基は、無機又は有機塩基で部分的又は全体的に中和された、又は遊離の形態である。
【0052】
R基は、有利には次の式:
【化9】
[上式中、bは0〜3の整数であり、cは1〜20、好ましくは2〜12の整数である]
に相当する基から選択される。
特に、R基はヘキサメチレン、4,4'-ビフェニレンメタン、2,4-及び/又は2,6-トリレン、1,5-ナフチレン、p-フェニレン及びメチレン-4,4-ビス(シクロヘキシル)基及びイソホロンから誘導される2価の基から選択される。
【0053】
少なくとも1つのポリウレタン及び/又はポリ尿素配列を含有し、本発明で使用される重縮合物は、有利には、例えば次の一般式(II'):
−X'−P−X'−CO−NH−R−NH−CO− (II')
[上式中:
− Pはポリシロキサンセグメントであり、
− X'はO及び/又はNHを表し、
− Rは芳香族、C1-C20脂肪族又はC1-C20脂環式型のアルキレン基から選択される2価の基であり、これらの基は置換又は非置換である]
に相当する繰り返しベース単位である、少なくとも1つのポリシロキサン配列をさらに含有する。
【0054】
有利には、ポリシロキサンセグメントPは、以下の一般式:
【化10】
[上式中:
− A基は同一でも異なっていてもよく、一方ではエチレン性不飽和を有しないか実質的に有しない一価のC1-C20炭化水素ベース基、他方では芳香族基から選択され、
− Yは二価の炭化水素ベース基を示し、
− zはポリシロキサンセグメントの平均分子量が300〜10000になるように選択される整数である]
に相当する。
【0055】
一般的に、二価の基Yは、式−(CH2)a−(aは1〜10であり得る整数を示す)のアルキレン基から選択される。
A基はアルキル基、特にメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、オクチル、デシル、ドデシル及びオクタデシル基、シクロアルキル基、特にシクロヘキシル基、アリール基、特にフェニル及びナフチル、アリールアルキル基、特にベンジル及びフェニルエチル、及びトリル及びキシリル基から選択することができる。
【0056】
本発明の毛髪用組成物は、上述したポリウレタン類(重縮合物)を、組成物の全重量に対して0.05〜10%、好ましくは0.1〜5%の重量含有量で含有する。
一般的に、カチオン性ポリマー/ポリウレタンの比率は0.001〜200、好ましくは0.02〜50、さらに好ましくは0.1〜20である。
【0057】
化粧品的に許容可能な水性媒体は、水単独であるか、水と化粧品的に許容可能な溶媒、例えばC1-C4低級アルコール、例えばエタノール、イソプロパノール、tert-ブタノール又はn-ブタノール;アルキレングリコール、例えばプロピレングリコール、及びグリコールエーテル類の混合物からなる。
【0058】
本発明の洗浄用組成物は、一般的に3〜10の最終的なpHを示す。好ましくは、このpHは4〜9である。pHは、従来通り、組成物に塩基(有機又は無機塩基)、例えばアンモニア水、又は第一級、第二級又は第三級(ポリ)アミン、例えばモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、イソプロパノールアミン又は1,3-プロパンジアミンを添加するか、又は無機又は有機酸、好ましくはカルボン酸、例えばクエン酸を添加することによって所望の値に調節することができる。
【0059】
本発明の組成物は、上述した組合せに加えて、粘度調節剤、例えば電解質、又は増粘剤を含有することもできる。特に、塩化ナトリウム、キシレンスルホン酸ナトリウム、スクレログルカン、キサンタンガム、脂肪酸のアルカノールアミド、5モルまでのエチレンオキシドでオキシエチレン化されていてもよいカルボン酸アルキルエーテルのアルカノールアミド、例えばケム・ワイ社(Chem Y)から「アミノール(Aminol)A15」の名称で販売されている製品、架橋したポリアクリル酸と架橋したアクリル酸/C10-C30アルキルアクリラートのコポリマーを挙げることができる。これらの粘度調節剤は、組成物の全重量に対して10重量%までの範囲内の割合で、本発明の組成物に使用される。
【0060】
また、本発明の組成物は、従来技術でよく知られている真珠光沢剤又は乳白剤、例えばC16高級脂肪アルコール類、パルミチン酸マグネシウム又はナトリウム、ステアリン酸マグネシウム又はナトリウム、ヒドロキシステアリン酸マグネシウム又はナトリウム、脂肪鎖を有するアシル化誘導体、例えばエチレングリコール又はポリエチレングリコールのモノステアラート又はジステアラート、又は脂肪鎖を有するエーテル類、例えばジステアリルエーテル又は1-(ヘキサデシルオキシ)-2-オクタデカノールを、5%までさらに含有することができる。
【0061】
言うまでもなく、本発明の洗浄用組成物はシャンプーに通常使用される任意のアジュバント、例えば香料、防腐剤、金属イオン封鎖剤、増粘剤、泡変調剤(foam modifiers)、染料、真珠光沢剤、保湿剤、抗フケ剤、抗-脂漏剤、サンスクリーン剤等をさらに含有することもできる。
【0062】
さらに、本発明の組成物は、組成物の安定性に悪影響を与えることなく、毛髪又は皮膚の美容特性を改善する効果を有する他の薬剤をさらに含有していてもよい。これに関し、カチオン性界面活性剤、アニオン性又は非イオン性又は両性ポリマー、タンパク質、タンパク質加水分解物、セラミド類、擬似セラミド類、直鎖状又は分枝状のC18-C40鎖を有する脂肪酸、例えば18-メチルエイコサン酸、ヒドロキシ酸、ビタミン類、パンテノール、媒体に可溶又は不溶で揮発性又は非揮発性のシリコーン、植物性油、合成油及びそれらの混合物を挙げることができる。
【0063】
本発明の組成物は、発泡相乗剤(foam synergists)、例えばC10-C18の1,2-アルカンジオール又はモノエタノールアミンもしくはジエタノールアミンから誘導された脂肪アルカノールアミドをさらに含有してもよい。
【0064】
言うまでもなく、当業者であれば、考慮される添加により、本発明の組合せ(洗浄基剤+カチオン性ポリマー+本発明のポリウレタン)による固有の有利な特性が、悪影響を受けないか、実質的に受けないように留意して、これら任意の付加的な化合物及び/又はその量を選択するであろう。
【0065】
これらの組成物は、多かれ少なかれ増粘した液体、クリーム又はゲルの形態にすることができ、それらは主として毛髪の洗浄、手入れ及び/又はスタイリングに適したものである。
【0066】
本発明の組成物が従来的なシャンプーとして使用される場合、それらは、単に濡れた毛髪に適用されて、ついで、手による摩擦又はマッサージにより泡を生じさせ、随意時間シャンプーを毛髪に放置した後、水ですすがれて除去されるもので、一度又は数回繰り返して行うことができる。
【0067】
上述したように、本発明の組成物は、すすいだ後に、毛髪に顕著なスタイリング効果、特に、スタイリングの容易性及び保持力、並びにかなり改善されたボリューム及び軽さ(lightness)を付与する。
【0068】
また、本発明の主題は、上述した組成物を有効量、濡れたケラチン物質に適用し、場合によっては所定時間、組成物を該物質上に放置して後、水ですすぐことからなる、毛髪等のケラチン繊維のコンディショニング及び洗浄方法にある。
【0069】
【実施例】
本発明を例証する実施例を記載するが、限定するものではない。
実施例において、次の化合物が使用される:
ルビセット・ピュア(BASF社)
30%の活性物質として水溶性のポリウレタンを含有する、ポリウレタン-1(INCI名)の水性アルコール溶液
アバルーレ(Avalure)UR450(グッドリッチ社)
38%の活性物質として水に不溶のポリウレタンを含有する、プロピレングリコール/イソホロンジイソシアナート/ジメチロールプロパン酸のコポリマーの水性分散液
アキポソフト(Akyposoft)45NV[カオウ社(KAO)]
22%の活性物質を含有し、4.5モルのエチレンオキシドを含有するラウリルエーテルカルボン酸ナトリウムの水溶液
AG10LK(カオウ社)
40%の活性物質を含有する(C9/C11)アルキルポリグルコシド(1.4)の水溶液
282930(ナショナル・スターチ社)
酢酸ビニル/クロトン酸/ネオデカン酸ビニルのターポリマー
スタイリーズCC10(ISP社)
10%の活性物質を含有する、ビニルピロリドン/メタクリルアミドプロピルジメチルアミンのコポリマー(重量比80/20)の水溶液
メルクアット100(カルゴン社)
40%の活性物質を含有する、ジアリルジメチルアンモニウムクロリドのホモポリマーの水溶液
メルクアット550(カルゴン社)
8%の活性物質を含有するジアリルジメチルアンモニウムクロリド/アクリルアミドのコポリマー(重量比50/50)の水溶液
ジャガーC13S(ローディア・チミー社)
ヒドロキシプロピルグアール-トリメチルアンモニウムクロリド
デハイトンAB30(ヘンケル社)
30%の活性物質を含有するココイルベタインの水溶液
【0070】
実施例1
使用するアニオン性ポリマーの種類が単に互いに異なる2つのシャンプー組成物を調製した。一つは本発明品(組成物A)で他は比較品(組成物B)である:
【0071】
27cmのナチュラルな毛髪の束2.5gを予め湿らせておき、本発明の組成物A1gを5分間接触させ、続いて水ですすいだ。ついで毛髪の束をフードの下で、65℃で20分間乾燥させた。比較組成物Bについても、上述した同様の手順を使用して行った。
【0072】
毛髪の束の感触の評価
10人の試験官に、上述のようにして調製された毛髪の束を渡した。
彼らには、どちらがより柔軟で滑らかであると思われるかを示すように要求した。
10人の試験官は一致して、組成物Aで処理された毛髪がより柔軟で滑らかであるとした。
【0073】
固定特性の評価
「固定特性」という表現は、毛髪の相対変位を制限する物質で被覆することにより一塊の毛髪にもたらされる付着性、並びに形成された一塊の毛髪の経時的安定性を意味する。
これらの固定度を測定する簡単な手段は、毛髪の束の弛緩性を調べることからなる。
【0074】
このため、長さL0が27cmのナチュラルな毛髪の束2.5gを予め湿らせておき、ついで本発明の組成物A1gを5分間接触させ、続いて水ですすいだ。ついで、毛髪の束を湿らせたまま、直径2cm長さ7cmのカーラーに巻いた。ついで毛髪の束を乾燥フードで20分間乾燥させた。乾燥後、毛髪の束からカーラーを注意深くはずし、毛髪が自重で自由に吊されるように、それらのアタッチメントを介して固定支持体につり下げた。比較組成物Bについても、上述した同様の手順を使用して行った。
【0075】
ついで、自重によりつり下げられた巻かれた毛髪の束の長さ(L)を、目盛り付きパネルの前で測定した。
次に毛髪の束を、室温で2時間、つり下げた状態で弛緩させた。
つり下げられた毛髪の束の長さは、ある長さ(△L)増加した。この伸長度△Lが短ければ短い程、ヘアスタイルの経時的保持力は良好である。
例えば、組成物Bによれば伸長度は3cm(2つの毛髪の束の平均)であったが、これに対し、組成物Aによればわずか2.55cm(2つの毛髪の束の平均)で、これはすなわち、15%以上も伸長度の低減が改善されていることであり、明らかに本発明のシャンプーにより得られるヘアスタイルの保持力が良好であることを表している。
【0076】
実施例2
使用されるアニオン性ポリウレタンの溶解度が単に互いに異なる2つのシャンプー組成物を調製した。一つは本発明品(組成物A)で他は比較品(組成物C)である:
アバルーレUR450は水に不溶のアニオン性ポリウレタンである。
【0077】
27cmのナチュラルな毛髪の束2.5gを予め湿らせておき、本発明の組成物A1gを5分間接触させ、続いて水ですすいだ。ついで毛髪の束をフードの下で、65℃で20分間乾燥させた。比較組成物Cについても、上述した同様の手順を使用して行った。
【0078】
毛髪の束の感触の評価
10人の試験官に、上述のようにして調製された毛髪の束を渡した。
彼らには、どちらがより柔軟で滑らかであると思われるかを示すように要求した。
10人の試験官は一致して、組成物Aで処理された毛髪がより柔軟で滑らかであるとした。
【0079】
固定特性の評価
上述した実施例1と同様の方法で行った。
つり下げられた毛髪の束の長さは、ある長さ(△L)増加した。この伸長度△Lが小さければ小さい程、ヘアスタイルの経時的保持力は良好である。
例えば、組成物Cによれば伸長度は3.6cm(2つの毛髪の束の平均)であったが、これに対し、組成物Aによればわずか2.55cm(2つの毛髪の束の平均)で、これはすなわち、29%以上も伸長度の低減が改善されていることであり、明らかに本発明のシャンプーにより得られるヘアスタイルの保持力が良好であることを表している。
【0080】
実施例3
以下の組成を有する本発明のシャンプーを調製した:
アキポソフト45NV(カオウ社) 12gAM
AG10LK(カオウ社) 2gAM
スタイリーズCC-10(ISP社) 1gAM
ルビセット・ピュア(BASF社) 1.23gAM
塩化ナトリウム 2g
水 計100g
調節されたpH 7
【0081】
実施例4
以下の組成を有する本発明のシャンプーを調製した:
ラウリルエーテル硫酸ナトリウム(2.2EO) 15.5gAM
ココイルベタイン
(ヘンケル社のデハイトンAB30) 2.4gAM
ジャガーC13S(ローディア社) 0.05AM
ルビセット・ピュア(BASF社) 1gAM
ポリジメチルシロキサン 2.7gAM
1-(ヘキサデシルオキシ)-2-オクタデカノール/
セチルアルコール 2.5gAM
ヤシ酸モノイソプロパノールアミド 1gAM
セトステアリル硫酸ナトリウム 0.75gAM
防腐剤 適量
水 計100g
調節されたpH 7
【0082】
実施例5
以下の組成を有する本発明のシャンプーを調製した:
ビューライト・シャー(Beaulight Shaa)
[サンヨー・カセイ(Sanyo Kasei)] 3gAM
AG10LK(カオウ社) 12gAM
メルクアット100(カルゴン社) 1gAM
ルビセット・ピュア(BASF社) 3gAM
塩化ナトリウム 1.5g
オキシエチレン化されたメチルグルコシドジオレア
ート(120EO) 1gAM
水 計100g
(NaOH/HCl)で調節されたpH 7
【0083】
実施例6
以下の組成を有する本発明のシャンプーを調製した:
ビューライト・シャー(サンヨー・カセイ) 4.5gAM
AG10LK(カオウ社) 6gAM
スタイリーズCC-10(ISP社) 1gAM
ルビセット・ピュア(BASF社) 4.05gAM
塩化ナトリウム 1.5g
オキシエチレン化されたメチルグルコシドジオレア
ート(120EO) 1.5gAM
水 計100g
(NaOH/HCl)で調節されたpH 7
Claims (19)
- 化粧品的に許容可能な媒体中に、洗浄基剤、少なくとも1つのカチオン性ポリマー、及び、少なくとも1つのポリウレタン及び/又はポリ尿素配列を含み、酸基又はその塩を有する少なくとも1つのアニオン性の重縮合物を含有し、該重縮合物が水溶性であることを特徴とする洗浄用組成物。
- 洗浄基剤が、アニオン性、両性、非イオン性及び双性イオン型の界面活性剤、及びそれらの混合物から選択される一又は複数の界面活性剤を含有することを特徴とする請求項1に記載の組成物。
- 洗浄基剤が、組成物の全重量に対して4〜50%の重量含有量で存在していることを特徴とする請求項1又は2に記載の組成物。
- 前記重縮合物がブロック配列からなり、この配列が、
(1)分子当たり2以上の活性水素原子を有する少なくとも1つの化合物;
(2)酸基又はその塩を含む少なくとも1つのジオール又はジオール混合物;
(3)少なくとも1つのジ−又はポリイソシアナート;
から得られるものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の組成物。 - 化合物(1)がジオール類、ジアミン類、ポリエステロール類、ポリエーテロール類又はそれらの混合物から選択されることを特徴とする請求項4に記載の組成物。
- 化合物(2)が2,2-ヒドロキシメチルカルボン酸であることを特徴とする請求項4に記載の組成物。
- 化合物(3)が、ヘキサメチレンジイソシアナート、トリレンジイソシアナート、ジフェニルメタン-4,4'-ジイソシアナート、ジシクロヘキシルメタン-4,4'-ジイソシアナート、メチレンビス(p-フェニル)ジイソシアナート、メチレンビス(4-シクロヘキシルイソシアナート)、イソホロンジイソシアナート、トルエンジイソシアナート、1,5-ナフタレンジイソシアナート、4,4'-ジフェニルメタンジイソシアナート、2,2'-ジメチル-4,4'-ジフェニルメタンジイソシアナート、1,3-フェニレンジイソシアナート、1,4-フェニレンジイソシアナート、2,4-及び2,6-トルエンジイソシアナートの混合物、2,2'-ジクロロ-4,4'-ジイソシアナートジフェニルメタン、2,4-ジブロモ-1,5-ジイソシアナトナフタレン、1,4-ジイソシアン酸ブタン、1,6-ジイソシアン酸ヘキサン及び1,4-ジイソシアン酸シクロヘキサンからなる群から選択されることを特徴とする請求項4に記載の組成物。
- 重縮合物が、シリコーン骨格を有し、ポリシロキサン類、ポリアルキルシロキサン類又はポリアリールシロキサン類で、場合によってはケイ素原子にグラフトした炭化水素ベース鎖を含有してなるものからなる群から選択される少なくとも1つの付加的な化合物から形成されることを特徴とする請求項4に記載の組成物。
- 前記ポリマーのポリウレタン及び/又はポリ尿素配列が、次の一般式I':
−X'−B−X'−CO−NH−R−NH−CO− (I')
[上式中:
− X'はO及び/又はNHを表し、
− Bは炭化水素ベース基であり、この基は置換又は非置換であり、
− Rは芳香族、C1-C20脂肪族又はC1-C20脂環式のアルキレン基から選択される2価の基であり、これらの基は置換又は非置換である]
に相当する塩基繰り返し単位を含むものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の組成物。 - B基がC1-C30である2価の炭化水素ベース基であることを特徴とする請求項9に記載の組成物。
- R基は、ヘキサメチレン、4,4'-ビフェニレンメタン、2,4-及び/又は2,6-トリレン、1,5-ナフチレン、p-フェニレン及びメチレン-4,4-ビス(シクロヘキシル)基及びイソホロンから誘導される2価の基からなる群から選択されることを特徴とする請求項9又は10に記載の組成物。
- 前記重縮合物が次の式(II'):
−X'−P−X'−CO−NH−R−NH−CO− (II')
[上式中:
− Pはポリシロキサンセグメントであり、
− X'はO及び/又はNHを表し、
− Rは芳香族、C1-C20脂肪族又はC1-C20脂環式のアルキレン基から選択される2価の基であり、これらの基は置換又は非置換である]
に相当する塩基繰り返し単位を含有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の組成物。 - 前記カチオン性ポリマーが:
(1)次の式:
R3は同一でも異なっていてもよく、水素原子又はCH3基を示し;
Aは、同一でも異なっていてもよく、直鎖状又は分枝状で、1〜6の炭素原子を有するアルキル基、又は1〜4の炭素原子を有するヒドロキシアルキル基を表し;
R4、R5及びR6は、同一でも異なっていてもよく、1〜18の炭素原子を有するアルキル基又はベンジル基を表し;
R1及びR2は、同一でも異なっていてもよく、水素又は1〜6の炭素原子を有するアルキル基を表し;
Xは、無機酸又は有機酸から誘導されるアニオンを示す]
で表される少なくとも1つの単位を含有し、アクリル酸又はメタクリル酸エステル又はアミドから誘導されるホモポリマー又はコポリマー、
(2)第四級アンモニウム基を含有するセルロースエーテル誘導体、
(3)水溶性の第四級アンモニウムモノマーがグラフトしたセルロース誘導体又はセルロースコポリマー等のカチオン性セルロース誘導体、
(4)カチオン性多糖類、
(5)酸素、硫黄又は窒素原子が、もしくは芳香環又は複素環が挿入されていてもよい、直鎖状又は分枝状鎖を有する二価のアルキレン又はヒドロキシアルキレン基とピペラジニル単位とからなるポリマー、並びに該ポリマーの酸化及び/又は第四級化生成物、
(6)水溶性ポリアミノアミドで、エピハロヒドリン、ジエポキシド、二無水物、不飽和二無水物、ビス不飽和誘導体、ビス-ハロヒドリン、ビス-アゼチジニウム、ビス-ハロアシルジアミン又はビス-アルキルハライド、もしくはビス-ハロヒドリン、ビス-アゼチジニウム、ビス-ハロアシルジアミン、ビス-アルキルハライド、エピハロヒドリン、ジエポキシド又はビス不飽和誘導体と反応する二官能化合物との反応により生成したオリゴマーで架橋されていてもよいものであり;架橋剤は、ポリアミノアミドのアミン基当たり0.025〜0.35molの範囲の割合で使用され;これらのポリアミノアミドがアルキル化されていてもよいか、又はそれらが一又は複数の第三級アミン官能基を含む場合には第四級化されていてもよいもの、
(7)ポリカルボン酸とポリアルキレンポリアミンを縮合させ、続いて二官能剤でアルキル化して得られるポリアミノアミド誘導体、
(8)3〜8の炭素原子を有する、飽和した脂肪族ジカルボン酸及びジグリコール酸から選択されるジカルボン酸と、少なくとも1つの第二級アミン基と、2つの第一級アミン基を含有するポリアルキレンポリアミンを反応させて得られるポリマー、
(9)ジアルキルジアリルアンモニウム又はアルキルジアリルアミンのシクロポリマー、
(10)次の式:
R13、R14、R15及びR16は、同一でも異なっていてもよく、1〜20の炭素原子を有する脂肪族、脂環式又はアリール脂肪族基、もしくは低級ヒドロキシアルキル脂肪族基を示すか、又はR13、R14、R15及びR16は、共同して又は別々に、それらが結合する窒素原子とともに、窒素以外の第2のヘテロ原子を含有していてもよい複素環を形成するか、又はR13、R14、R15及びR16は、R17がアルキレンで、Dが第四級アンモニウム基である-CO-NH-R17-D又は-CO-O-R17-D基、又はニトリル、エステル、アシル又はアミド基で置換された直鎖状又は分枝状C1-C6アルキル基を示し;
A1及びB1は、スルホキシド、スルホン、ジスルフィド、アミノ、アルキルアミノ、ヒドロキシル、第四級アンモニウム、ウレイド、アミド又はエステル基、あるいは一又は複数の酸素又は硫黄原子あるいは一又は複数の芳香環が主鎖に挿入又は連結されて含有されていてもよく、直鎖状又は分枝状で飽和又は不飽和であってよい、2〜20の炭素原子を有するポリメチレン基を表し、
X−は、無機酸又は有機酸から誘導されるアニオンを示し;
A1、R13及びR15は、それらが結合する2つの窒素原子とともにピペラジン環を形成可能で;A1が直鎖状又は分枝状で飽和又は不飽和のアルキレン又はヒドロキシアルキレン基を示す場合は、B1がまた(CH2)n-CO-D-OC-(CH2)n-基を示し、
ここで、Dは:
a)式:-O-Z-O-のグリコール残基
[上式中、Zは、直鎖状又は分枝状の炭化水素基、又は次の式:
-(CH2-CH2-O)x-CH2-CH2-
-[CH2-CH(CH3)-O]y-CH2-CH(CH3)-
(上式中、x及びyは、定まった一つの重合度を表す1〜4の整数を示すか、あるいは平均重合度を表す1〜4の任意の数を示す)
の一つに相当する基を示す];
b)ピペラジン誘導体等のビス-第二級ジアミン残基;
c)式:-NH-Y-NH-のビス-第一級ジアミン残基
[上式中、Yは、次の式:
-CH2-CH2-S-S-CH2-CH2-;
で示される二価の基、又は直鎖状又は分枝状の炭化水素基を示す];
d)式:-NH-CO-NH-のウレイレン基;
を示す}
に相当する繰り返し単位を含有する第四級ジアンモニウムポリマー、
(11)次の式(VIII):
R18、R19、R20及びR21は同一でも異なっていてもよく、水素原子、又はメチル、エチル、プロピル、β-ヒドロキシエチル、β-ヒドロキシプロピル又は-CH2CH2(OCH2CH2)pOH基を表し、
pは0に等しいか、又は1〜6の整数であり、但し、R18、R19、R20及びR21は同時には水素原子を示さず、
r及びsは、同一でも異なっていてもよく、1〜6の整数であり、
qは0、又は1〜34の整数であり、
Xはハロゲン原子を示し、
Aは二ハロゲン化物の基、あるいは -CH2-CH2-O-CH2-CH2-を示す]
で示される単位からなる第四級ポリアンモニウムポリマー、
(12)ビニルピロリドンとビニルイミダゾールの第四級ポリマー、
(13)CTFA辞書において「ポリエチレングリコール(15)獣脂ポリアミン」なる参照名が付されているポリアミン類、
(14)メタクリロイルオキシ(C1-C4)アルキルトリ(C1-C4)アルキルアンモニウム塩の架橋ポリマー、
(15)ポリアルキレンイミン類、ビニルピリジン又はビニルピリジニウム単位を有するポリマー、ポリアミン類とエピクロロヒドリンの縮合物、第四級ポリウレイレン類及びキチン誘導体、
から選択されることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の組成物。 - 前記カチオン性ポリマーが、第四級セルロースエーテル誘導体、シクロポリマー類、カチオン性多糖類、ビニルピロリドン/メタクリルアミドプロピルジメチルアミンのコポリマー及びそれらの混合物から選択されることを特徴とする請求項13に記載の組成物。
- 前記カチオン性ポリマーが、組成物の全重量に対して0.01〜10%の重量含有量で存在していることを特徴とする請求項1ないし14のいずれか1項に記載の組成物。
- 前記重縮合物が、組成物の全重量に対して0.05〜10%の重量含有量で存在していることを特徴とする請求項1ないし15のいずれか1項に記載の組成物。
- 4〜9のpHを有していることを特徴とする請求項1ないし16のいずれか1項に記載の組成物。
- 請求項1ないし17のいずれか1項に記載の組成物からなる、ケラチン物質のクレンジング及び/又は手入れ及び/又はコンディショニング及び/又はスタイリング用製品。
- 請求項1ないし17のいずれか1項に記載の重縮合物からなる、少なくとも1つのカチオン性ポリマーを含有する毛髪洗浄用組成物のスタイリング効果改善剤。
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