JP3649504B2 - Cooling storage - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷却ユニットが引き出し形式で収納される冷却貯蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、冷却ユニットの組み付けやメンテナンスを容易にするために、ユニット全体をハウジングの前面側から引き出すことができるようにした冷蔵庫が提案されている。その一例として、本出願人の出願になる実開平7−35972号公報に記載のものが知られている。これを図11によって簡単に説明する。
冷蔵庫の本体70内には冷蔵室が構成されて引き出し式の冷蔵ボックス71が複数個収納されるとともに、本体70の一側面の上部に冷却室72が張り出して形成されている。冷却室72の前面壁73には出入口となる開口74が形成され、下面側に収納スペース75が設けられている。一方の冷却ユニット76は、基板77上に凝縮器78、圧縮機79等(凝縮ユニット86)が載置されるとともに、凝縮器78の上面に冷却室72の開口74を閉塞する冷却室蓋80がブラケット81を介して立設され、その裏面側に冷却器82が設けられている。冷却器82に冷媒を循環する冷媒配管87は、断熱材チューブで覆われた状態で冷却室蓋80を貫通し、凝縮器78および圧縮機79と接続されている。
【0003】
そして冷却ユニット76全体は、凝縮ユニット86側が収納スペース75に収納されつつ、冷却器82が開口74から冷却室72内に挿入され、冷却室蓋80が開口74の口縁に当たるまで押し込まれたところで、冷却室蓋80の上下両縁に形成された挿通孔83にボルト84を通し、開口74の上下の口縁に埋設されたナット85に螺合して締め付けることで、冷却室蓋80が開口74を閉塞した状態で前面壁73に固定されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、冷却室72の開口74の口縁に設けられたナット85と、冷却室蓋80に設けられたボルト84の挿通孔83とは、冷却室蓋80が開口74の口縁に当たったときに互いに整合するように設計されてはいるが、部品の製作上や取付上の公差が積み重なってそれらの位置がずれることがある。そのため、冷却室蓋80は凝縮器78上に仮止めできるようにしておき、仮止め状態でユニット76全体を収納してから、まず冷却室蓋80を位置合わせして開口74の口縁に固定し、そののち凝縮器78に本止めするということがなされている。
【0005】
しかしながら、上記の冷却室蓋80の位置合わせを行う場合に、ナット85の部分は冷却室蓋80の裏側に隠れてしまうので、目視によって位置合わせを行うことは難しく、挿通孔83にボルト84を挿通してナット85に正規に突き当たるか否かを確認しつつ位置合わせを行う必要があるため、面倒な作業を余儀なくされ、さらなる改良が切望されていた。
本発明は上記のような要望に基づいて完成されたものであって、その目的は、冷却室蓋を冷却室の開口に位置合わせして閉じることができるようにすることにある。また他の目的は、冷媒配管を引き出す部分でのシールの確認を容易にできるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため手段として、請求項1の発明は、貯蔵物が収納される本体の側方には、冷却器が収納される冷却室が連設されるとともに、その冷却室の外部近傍には、前記冷却器と一体的に組み付けられてその冷却器に冷媒配管を介して冷媒を循環させる凝縮ユニットの収納スペースが設けられ、凝縮ユニットが収納スペースに収納されることに伴い、前記冷却器が冷却室の壁面に形成された開口から引き出し可能に収納され、かつ冷却器の手前側に設けられた冷却室蓋により前記開口が閉塞されるようにした冷却貯蔵庫において、前記冷却器に接続された冷媒配管は、前記冷却室蓋の裏面側の側縁から凝縮ユニット側に引き出され、その冷媒配管の引き出される部分は、冷却室蓋の裏面に取り付けられる押さえ板で押さえられて固定される一方、前記冷却室の開口の口縁には、前記押さえ板が整合して嵌合可能な嵌合凹部が設けられている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記冷却器に接続された冷媒配管は、前記冷却室蓋の裏面側における前記本体とは反対側の側縁から引き出されている構成としたところに特徴を有する。
【0007】
【発明の作用および効果】
<請求項1の発明>
請求項1の発明の作用は以下のようである。冷媒配管は押さえ板で固定された状態で冷却室蓋の裏面の側縁から引き出されており、凝縮ユニットが収納スペースに押し込まれることに伴って冷却器が開口から冷却室内に収納されると、冷却室蓋は、押さえ板の出っ張った部分が嵌合凹部に嵌まりつつ開口の口縁に当接されて閉じられる。押さえ板と嵌合凹部との嵌まり合いにより冷却室蓋が正規位置に位置合わせされる。したがって冷却室蓋を固定する作業を迅速にかつ正確に行うことが可能となる。
【0008】
<請求項2の発明>
請求項2の発明では、上記に加え、冷媒配管の出入口が、冷却室における本体とは反対側の開放された側面に設けられ、すなわち目視しやすい箇所に設けられることになるので、出入口にシールを行う場合に、シール性の確認を容易に行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図10に基づいて説明する。
図1ないし図3において、符号1は冷蔵庫の本体であって、前面に開口した横長の箱形に形成され、その内部に食材を貯蔵する冷蔵室2が構成されている(図4参照)。前面の開口には観音開き式の扉3が備えられており、底面の四隅に設けられた脚4によって支持されている。
【0010】
本体1の正面から見て左側部には、冷却ユニット6が取り出し可能に収納されるようになっている。詳細には、本体1における左側部の上部側には、本体1の前面から奥方に引っ込んだ位置から張り出すようにして直方体状の膨出部8が形成され、その内部が冷却室9となっている。この膨出部8を含む本体1を構成する壁面の内部には断熱材7が充填されており、外部に対する断熱性が確保されている。冷却室9の前面壁には出入口10が形成されているとともに、冷却室9の下面側には収納スペース11が構成されており、この収納スペース11と冷却室9とによって、凝縮器23、圧縮機20、冷却器(蒸発器)27等からなる冷却ユニット6が引き出し自在に収納されるようになっている。
【0011】
収納スペース11において、本体1の側面の下縁には浅皿状をなす受け板13の一側縁が固定されている。また、膨出部8の側面の下縁における前後両端部からは、一対の支持フレーム14が垂下して取り付けられ、各支持フレーム14の下端に受け板13のもう一方の側縁が固定され、これにより受け板13の支持がなされている。この受け板13上には、冷却ユニット6の基板15が載置可能とされている。この基板15は左右両側縁が折曲げられた伏コ字形に形成されており、上記の受け板13上に前方から押し込まれ、基板15の前縁(図3の右縁)に設けられた突当板17が、受け板13の前縁の中央部に立ち上がって形成されたねじ受け片18に突き当たることで押し込みが停止され、突当板17とねじ受け片18とがねじ止めにより固定されるようになっている。
【0012】
冷却ユニット6は、収納スペース11に収められる部分と、冷却室9内に収められる部分とに分かれ、これらが上記の基板15上において上下に積み上げ状に配置されている。収納スペース11に収められる部分として、奥側に圧縮機20、その手前側にモータ22で駆動される凝縮器ファン21、最も手前側に凝縮器23がそれぞれ配置されている。これらが本発明の凝縮ユニット24に相当する。凝縮器23の上面には、上記した冷却室9の出入口10を閉塞するための冷却室蓋25がL型ブラケット26を介して固定されている。冷却室蓋25は断熱構造である。また、上記のブラケット26は、ねじにより冷却室蓋25ならびに凝縮器23に対して仮止めされ、位置決めされたのちに本止めされるようになっている。冷却室蓋25の表面側には電装箱32が取り付けられている。
【0013】
冷却室蓋25の裏面側には、冷却室9に対して出し入れ可能な冷却器27がブラケット28を介して取り付けられている。この冷却器27はケーシング36内に収容されて設けられ、図4に示すように、ケーシング36の底面と、冷蔵室2側の面における上部が開放されていて、それぞれ空気の取入口29と、空気の吹出口30とされており、その空気の吹出口30の前面には庫内ファン31が取り付けられている。
【0014】
冷却ユニット6における配管構造は以下のようである。圧縮機20の出力ポート20bと凝縮器23の入力ポート23aとは配管33で接続されている。また凝縮器23の出力ポート23bと冷却器27の入力ポート27aとが配管34で、冷却器27の出力ポート27bと圧縮機20の入力ポート20aとが配管35でそれぞれ接続され、冷却サイクルが構成されている。
【0015】
上記の配管のうち、配管34,35についてさらに詳細に説明する。冷却器27の入力ポート27aは、図10に示すように、冷却室蓋25の裏面側における正面から見た左側縁の下端側に導かれており、一方の出力ポート27bも、上記の入力ポート27aのすぐ下面側に導かれている。入力ポート27aには、凝縮器23からの冷媒を供給するための配管34の一端が溶接により接続され、出力ポート27bには、冷却器27から圧縮機20に冷媒を帰還させるための配管35の一端が、同じく溶接により接続されている。両配管34,35は並んだ状態で冷却室蓋25の左側方(図10では手前側)に少し引き出され、図3に示すように下方に屈曲されたのち奥方に向けられ、一方の配管35は前方に回曲されて圧縮機20の入力ポート20aに接続されるとともに、他方の配管34は、途中から配管35と分かれて凝縮器23の出力ポート23bと接続されている。
上記の冷却器27の出力ポート27b側と接続された配管35は、全長にわたって断熱材チューブ37で被包されている。冷却器27の入力ポート27a側と接続された配管34は、途中まで配管35と並んでいるので、その並んだ部分では一緒に断熱材チューブ37で被包され、配管35と分かれた部分から剥き出しの状態となって凝縮器23と接続されることになる。
【0016】
両配管34,35が断熱材チューブ37で被包されて冷却室蓋25の左側方に引き出される部分は、図5に示すように、押さえ板39により冷却室蓋25の裏面に固定されるようになっている。この押さえ板39は剛性に優れた金属を素材として形成され、前記した冷却室9の出入口10の左側縁の幅と略等しい幅を有しており、U字形をなす押さえ部40が形成され、押さえ部40の両端が外側に直角曲げされることで取付部41が形成された構造となっている。その押さえ部40内に断熱材チューブ37が嵌合可能であり、取付部41にはねじ42の挿通孔43が形成されている。一方の冷却室蓋25の裏面には、その左側縁の下端部側の所定位置に、上下一対のねじ孔44が上記のねじ42の挿通孔43と対応して形成されている。
すなわち、押さえ板39の押さえ部40内に断熱材チューブ37を嵌めて、シール部材45を介して冷却室蓋25の裏面に当て、両挿通孔43に通したねじ42をねじ孔44に螺合して締め付けることで、図6に示すように、両配管34,35の引き出される部分が押さえ板39内にシールされた状態で冷却室蓋25の裏面に固定される。
【0017】
冷却室9の出入口10の左側縁には、上記した押さえ板39の押さえ部40が整合して嵌合可能なU字形の嵌合凹部46が形成されている。また、冷却室9の出入口10の上下両縁にはナット48が埋設されているとともに(図7参照)、冷却室蓋25の上下両端部には、上記のナット48に螺合されるボルト49を挿通可能な挿通孔50が貫通状に形成されている。また冷却室9の出入口10の周縁には、上記の嵌合凹部46を含めて断熱パッキン52が貼着されている。但し、ナット48を設けた部分では、ボルト49の挿通を許容するように孔53が開けられている。
すなわち冷却室蓋25は、押さえ板39の押さえ部40を嵌合凹部46に嵌めつつ出入口10の周縁に当接され、その場合、冷却室蓋25に設けられたボルト49の挿通孔50と、出入口10側に設けられたナット48とが、上下方向において正確に対応する設定となっている。
【0018】
なお庫内では、図4に示すように、冷却室9と冷蔵室2の間において冷気の案内板55が設けられている。この案内板55は、冷却室9内に冷却器27が収納された場合における庫内ファン31の下方位置から、冷蔵室2の天井面の少し下方位置に向けて斜め前方に延出されて設けられている。その案内板55の下面からは、冷蔵室2の底面の少し上方位置まで垂下された帰還用板56が設けられ、この帰還用板56と、冷蔵室2と収納スペース11とを仕切る本体1の側壁1aの間には所定のスペースが設けられ、その間に冷却器27の取入口29に達する帰還路57が構成されている。
したがって、冷却ユニット6が駆動されると、図4の矢線に示すように、冷蔵室2内の空気が帰還路57を通って冷却器27の下面側の取入口29から吸引され、冷気に変換されたのち、庫内ファン31から案内板55の上面を通って冷蔵室2の天井面側に吹き出され、すなわち冷蔵室2に冷気が循環供給されるようになっている。
【0019】
また、膨出部8を含む本体1の上面には天板59が張られており、支持フレーム14の外側において、冷却室9ならびに収納スペース11の側方を覆うようにしてサイドパネル60が張られるとともに、後面側にリヤパネル61が張られている。さらに、冷却室9ならびに収納スペース11の前面側には、フロントパネル62がヒンジ63を介して揺動開閉可能に装着されている。
フロントパネル62の下部側には、複数の外気の吸気口65が全面にわたって開口されているとともに、上部側における冷却室9の側壁とサイドパネル60の間の空間と対応する部分には、排気口66が形成されている。また、サイドパネル60、リヤパネル61にも排気口66が形成されている。したがって冷却運転中には、凝縮器ファン21の駆動によって、外気がフロントパネル62の吸気口65から収納スペース11内に吸引され、凝縮器23を冷却して熱交換された暖排気が上記した各排気口66から外部に排気されるようになっている。
【0020】
本実施形態は上記のような構造であって、続いてその作用を説明する。
冷却ユニット6は基板15上に一体的に組み付けられるが、冷却器27の入出力ポート27a,27bにそれぞれ接続されて冷却室蓋25の側方に引き出される配管34,35は、断熱材チューブ37で被包された状態において既述した要領により押さえ板39で冷却室蓋25の裏面側に固定される。繰り返すと、押さえ板39の押さえ部40内に断熱材チューブ37を嵌めて、シール部材45を介して冷却室蓋25の裏面に当て、両挿通孔43に通したねじ42をねじ孔44に螺合して締め付けることで、両配管34,35の引き出される部分がシールされた状態で冷却室蓋25の裏面に固定される。
また冷却室蓋25自体は、ブラケット26を介して凝縮器23の上面に仮止め状態とされる。
【0021】
そして冷却ユニット6は、図7に示すように、基板15が受け板13の上に載せられて前方から押し込まれ、凝縮ユニット24側が収納スペース11に挿入されるとともに、冷却器27が出入口10を通して冷却室9内に挿入される。押し込みの終端付近になると、押さえ板39の押さえ部40が冷却室9の側縁の嵌合凹部46に入り込む。このとき、仮に冷却室蓋25の位置がずれていたとしても、U字形の押さえ部40と嵌合凹部46との嵌合でガイドされて冷却室蓋25が上下方向に位置合わせされる。冷却ユニット6が所定位置まで押し込まれたら、冷却室蓋25が断熱パッキン52に当接される。
この状態では、上記のように冷却室蓋25の上下方向の位置合わせが完了しているので、冷却室蓋25のずれがあったとしても左右方向のずれだけであるから、押さえ板39を嵌合凹部46内で摺動させつつ冷却室蓋25を左右方向に移動させて、ボルト49の挿通孔50とナット48とが整合する正規位置に簡単に修正することができる。
【0022】
このように冷却室蓋25が正規位置で閉じられたら、冷却室蓋25の上下の挿通孔50にそれぞれボルト49を挿通し、ナット48に螺合して締め付けると、図8,9に示すように、断熱パッキン52を潰しつつ冷却室蓋25が冷却室9の出入口10の口縁に押し付けられ、出入口10が気密に閉じられる。また、冷却器27に接続された両配管34,35もその回りをシールされて外部に引き出されるから、冷却室9内は気密状態に保持される。その後、ブラケット26が冷却室蓋25ならびに凝縮器23の上面に本止めされ、また基板15が収納スペース11の受け板13に固定されることで冷却ユニット6の収納作業が完了する。
【0023】
本実施形態では、以下のような数々の利点が得られる。押さえ板39の押さえ部40と嵌合凹部46との嵌合によって、冷却室蓋25の上下方向の位置合わせが正確に行われる。そのため、冷却室蓋25を冷却室9に固定する作業を迅速に行うことができる。特に、押さえ板39の押さえ部40はU字形状であって出っ張った部分が曲面状となっているので、嵌合凹部46と嵌合する途中で曲面がガイドとなって、冷却室蓋25の位置合わせが自動的に行われる。
【0024】
また、押さえ板39の押さえ部40がU字形に形成されていることは、断熱材チューブ37の外形形状と良くなじんで、断熱材チューブ37を安定して保持することができ、組付性にも優れる。一方の嵌合凹部46側もU字形といった曲面状に形成されていることで、断熱パッキン52の貼着作業がやりやすく、かつ正確にできる。ひいては、押さえ板39との間のシールが正確に行われる。
【0025】
さらに、断熱材チューブ37の出入口が冷却室9の左側面側、言い換えると開放されていて目視しやすい箇所に設けられているので、出入口に施されたシールの良否の確認がやりやすい。また、冷却室蓋25側に凹部を設ける構造ではないので、冷却室蓋25において断熱層が薄くなる部分ができることが避けられ、結露の発生が未然に防止される。
【0026】
なお、メンテナンスにおいて冷却器27を交換する場合は、以下のようにして行う。まず冷却ユニット6全体を外部に引き出し、図10に示すように、押さえ板39を外したのち、断熱材チューブ37を矢線で示すように手前側にずらす。そうすると溶接部58が露出するので、溶接を溶かすことで入出力ポート27a,27bが配管34,35から外され、冷却器27を取り外すことができる。新たな冷却器27を設置したら、その入出力ポート27a,27bをそれぞれ配管34,35に溶接して接続し、断熱材チューブ37を元の位置まで戻したのち、押さえ板39で再度固定すればよい。このように、冷却器27の交換にも簡単に対応することができる。
【0027】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)押さえ板の内側に設けるシール材は、断熱材チューブの全周にわたって装着するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る冷蔵庫の正面図である。
【図2】 その側面図である。
【図3】 冷却ユニットを収納する前の状態の斜視図である。
【図4】 冷蔵庫の内部を示す断面図である。
【図5】 断熱材チューブの取付部分の分解斜視図である。
【図6】 その断面図である。
【図7】 冷却ユニットの挿入途中の状態を示す側面図である。
【図8】 冷却ユニットの挿入完了状態を示す側面図である。
【図9】 その上方から見た断面図である。
【図10】 冷却器を交換する場合の作業手順を説明するための斜視図である。
【図11】 従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1…本体 6…冷却ユニット 9…冷却室 10…出入口 11…収納スペース 24…凝縮ユニット 25…冷却室蓋 27…冷却器 34,35…(冷却器27と接続された)配管 37…断熱材チューブ 39…押さえ板 40…押さえ部 46…嵌合凹部 52…断熱パッキン[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cooling storage in which a cooling unit is stored in a drawer form.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in order to facilitate the assembly and maintenance of the cooling unit, a refrigerator has been proposed in which the entire unit can be pulled out from the front side of the housing. As an example, the one described in Japanese Utility Model Publication No. 7-35972, which is the application of the present applicant, is known. This will be briefly described with reference to FIG.
A refrigerator compartment is configured in the
[0003]
The
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the
[0005]
However, when positioning the
The present invention has been completed based on the above-described demand, and an object of the present invention is to enable the cooling chamber lid to be closed in alignment with the opening of the cooling chamber. Another object is to facilitate the confirmation of the seal at the part where the refrigerant pipe is pulled out.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
As a means for achieving the above object, the invention of
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the refrigerant pipe connected to the cooler is drawn from a side edge opposite to the main body on the back side of the cooling chamber lid. However, it has characteristics.
[0007]
Operation and effect of the invention
<Invention of
The operation of the invention of
[0008]
<Invention of
In the second aspect of the invention, in addition to the above, the inlet / outlet of the refrigerant pipe is provided on the open side opposite to the main body in the cooling chamber, that is, provided at a place where it is easy to see. When performing the above, it is possible to easily check the sealing performance.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
1 to 3,
[0010]
The
[0011]
In the
[0012]
The
[0013]
On the back side of the cooling
[0014]
The piping structure in the
[0015]
Of the above pipes, the
The
[0016]
The portion where both the
In other words, the heat insulating
[0017]
A U-shaped
That is, the cooling
[0018]
In the storage, as shown in FIG. 4, a cold
Therefore, when the
[0019]
A
On the lower side of the
[0020]
The present embodiment has the structure as described above, and the operation thereof will be described subsequently.
The
The cooling
[0021]
As shown in FIG. 7, the
In this state, since the alignment of the cooling
[0022]
When the cooling
[0023]
In this embodiment, the following many advantages are obtained. By fitting the
[0024]
In addition, the
[0025]
Furthermore, since the entrance / exit of the heat insulating
[0026]
In addition, when replacing | exchanging the cooler 27 in a maintenance, it carries out as follows. First, the
[0027]
<Other embodiments>
The present invention is not limited to the embodiments described with reference to the above description and drawings. For example, the following embodiments are also included in the technical scope of the present invention, and further, within the scope not departing from the gist of the invention other than the following. Various modifications can be made.
(1) The sealing material provided on the inner side of the pressing plate may be attached over the entire circumference of the heat insulating material tube.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a refrigerator according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view thereof.
FIG. 3 is a perspective view of a state before a cooling unit is stored.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing the inside of the refrigerator.
FIG. 5 is an exploded perspective view of a mounting portion of a heat insulating material tube.
FIG. 6 is a sectional view thereof.
FIG. 7 is a side view showing a state in the middle of insertion of the cooling unit.
FIG. 8 is a side view showing a state where the cooling unit is completely inserted.
FIG. 9 is a cross-sectional view seen from above.
FIG. 10 is a perspective view for explaining an operation procedure when a cooler is replaced.
FIG. 11 is a perspective view of a conventional example.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記冷却器に接続された冷媒配管は、前記冷却室蓋の裏面側の側縁から凝縮ユニット側に引き出され、その冷媒配管の引き出される部分は、冷却室蓋の裏面に取り付けられる押さえ板で押さえられて固定される一方、前記冷却室の開口の口縁には、前記押さえ板が整合して嵌合可能な嵌合凹部が設けられていることを特徴とする冷却貯蔵庫。A cooling chamber in which a cooler is stored is connected to the side of the main body in which stored items are stored, and the cooler is integrally assembled with the cooler near the outside of the cooling chamber. Is provided with a storage space for the condensing unit that circulates the refrigerant through the refrigerant pipe, and the cooler is retractable from the opening formed in the wall surface of the cooling chamber as the condensing unit is stored in the storage space. In the cooling storage, the opening is closed by a cooling chamber lid provided on the front side of the cooler,
The refrigerant pipe connected to the cooler is drawn out from the side edge on the back side of the cooling chamber lid to the condensation unit side, and the drawn out portion of the refrigerant pipe is pressed by a pressing plate attached to the back side of the cooling chamber lid. On the other hand, the cooling storage is characterized in that a fitting recess in which the pressing plate can be fitted and fitted is provided at the opening edge of the cooling chamber.
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