JP3647038B2 - レール係止装置 - Google Patents
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Description
従来の固定装置は、枕木内の係止インサートと、例えば板形状の弾性レールクリップと、レールとインサート又はクリップとの間に配置された少なくとも一つの絶縁スペーサと、レール支持パッドと、クリップをインサート上にクランプしてレールに当接させるクランプ部材とよりなる。
レールが敷設される間、それはパッド上に載置され、2つの絶縁スペーサの間の位置を占める。
そして、クリップがレールに当接する作業位置に移動されることを可能とするためにクランプ部材を開放し、そして、クリップを介してレールに弾性支持力を作用するようにクランプ部材を再び固定する必要がある。
いくつかの場合は、クランプ部材は、枕木のコンクリート内で移動が防止されるブッシュ自体により構成されるインサートに直接ねじ込まれる。
しかし、ブッシュは機械的に非常に強いものではなく、そして事故又は欠陥が生じたときの交換が容易ではない。
また、ネジとブッシュの接続は完全に水密ではなく、その中に侵入するであろう水又は水分は、ネジの金属を腐食する危険性を含み、ブッシュの底部に見られる残留水分のために凍結の問題を起こす。
また、レールにより固定装置に作用する横方向の力は大きく、前記作用力を受けるために荷重受衝合の存在を必要とする。一つの解決策は固定されたインサート上にその目的で荷重受け面を設けることである。あいにく、そのようにするとクリップが当接するレールの区域の位置決めを調整することができなくなってしまい、クリップを特別な形状とする必要がある。
しかし、一緒に組み立てられた枕木と固定装置をトラックが横付けされる場所に移動可能である「予備組み立て」第1の位置、及びレールの移動が防止されて枕木上に固定された「取り付けられた」第2の位置のように、枕木上の2つの異なる位置で固定装置を組み立てることが可能であることが望まれている。
あいにく、従来の装置を使用してその解決を図る方策は、分解すべきいくつかの部品を必要とするために満足できないものである。
本発明の目的はそれらの技術的な問題を適切な方法で解決することである。
本発明によれば、この目的は、枕木に係止されたインサートと、レール用バネクリップと、レールとインサート及び/又はクリップとの間に配置された少なくとも一つの絶縁スペーサと、レールのフランジが載置されるパッドと、クリップをインサートにクランプするためのクランプ部材とよりなる型の、鉄道用レールを枕木上に固定するための固定装置であって、クランプ部材は、シャンクから半径方向に延在する少なくとも一つの荷重受け面により形成される保持要素がその底部に設けられるシャンクにより特に構成され、インサートは、レールからの横方向の力のための衝接部を形成する固定前面と、少なくとも一つの頂部開口を介して上方に向けて開口した内部キャビティとを含み、頂部開口の夫々の概形及び大きさは、クリップを加えたクランプ部材により構成される組立体がその中に挿入されてそれに沿って並進して移動可能とし、それにより、前記開口内でのクランプ部材の適切な移動により保持要素を前記キャビティ内に固定するような方法により決定されることを特徴とする装置、により達成される。
有利な特徴によれば、前記頂部開口はレールに対して横方向に延在するスロットにより構成され、クランプ(部材(4,4')の回転を可能とすること、及び/又は保持要素の前記キャビティへの挿入を可能とすることの目的で孔により局部的に拡大される。
第1の実施例において、前記スロットの長さは、クランプ部材をスロット内に適切に位置決めすることによりそれが前記キャビティ内に挿入可能とするために、保持要素の荷重受け面の直径より大きい。
他の実施例において、前記孔の直径は保持要素の荷重受け面の直径より小さい。
この変形例において、前記スロットの幅は、スロットに沿って摺動することを可能とするためにシャンクの外径より大きいが、キャビティ内に保持要素を固定するために荷重受け面の直径より小さい。
第1の実施例は特に、前記クランプ部材はそのシャンクが開口内での回転を防止するために回転防止要素を形成する少なくとも2つの平行面を有する部分の上にある螺刻された頂部を有するボルトであり、前記保持要素はクランプ部材のシャンクの底部から半径方向に突出した少なくとも一つの突出部により構成される場合を意図している。
好ましくは、前記保持要素はクランプ部材のシャンクの両側で直径上対向する突出部よりなる。
そのような条件の下で、前記保持要素は前記開口を通じてキャビティ内に垂直に挿入され、クランプ部材を90度回転することにより固定される。
第2の実施例は特に、前記クランプ部材はリベットであり、前記保持要素はリベットのシャンクの底端部に形成された周囲カラーにより構成されて前記スロットの幅より大きい外径を有する場合を意図している。
そのような条件の下で、保持要素は孔を介してキャビティに垂直に挿入され、そしてクランプ部材をスロットに沿って並進的に移動することにより固定される。
一般的に、キャビティの寸法は保持要素の荷重受け面の直径より大きく、前記スロットは取り付け位置においてレールに対して横方向に延在する。
本発明の他の特徴によれば、前記インサートは、組み立て位置に固定するためにクリップの後端部を受容するための係止要素が設けられる。
係止要素はレールから最も遠い端部においてインサートの頂面上に形成された凹みの形状より成されか、又はインサートの後部に付加される要素により構成される。
他の特徴によれば、装置は、インサートに引っかけられる要素が設けられ、インサートの前面とレールの底面との間でパッドの縁上に配置された平行スペーサと、クリップに固定されるための要素が設けられ、クリップの前面とレールとの間に配置された垂直スペーサとを含む。
有利には、インサートの側面は、平行スペーサのスナップ締めつけ係合のための突出縁を介してその前面に接合する。
変形実施例において、平行スペーサは、レールの底面に対して当接接触するようにされ、インサートの前面の突出縁にスナップ締めつけ係合のために平行引っかけアームにより後方に延出する直線中央部分を含む。
好ましくは、前記平行アームはプラスチック材料から作られ、インサートの突出縁の形状と協働する形状である。
他の変形例において、垂直スペーサは、クリップからの押しつけの下でレールに対して当接接触する実質的に平坦な底部と、クリップの前端が係合する溝を形成するような方法で前記底部に接続された頂部とを含む。
好ましくは、垂直スペーサの底部は、クランプ部材が通過するオリフィスを含む。
本発明の他の特徴によれば、前記キャビティはインサートの後部に配置された縦長開口を通じて外部に連通する。
インサートの頂面は、少なくともその前部でレールの底面の上に位置する面内に延在し、一方インサートの前記後部縦長開口は、インサートの後面及び頂面を通じて外部に開口する。
したがって、本発明は枕木のコンクリートに係止された固定インサートを含み、その中でクリップをクランプする部材が係合される。使用されるクリップはバネクリップであり、その形状はインサートの設計に影響されない。
また、クランプ部材がレールに対して2つの末端平行位置の間でスロット内で摺動できる限り、クリップを調節するための拡大された範囲が存在する。
また、枕木は予備取り付け位置において固定装置と共に配送されることができる。この位置において、クランプ部材はインサートの頂部開口の後部に向かって押し戻される。そして、クリップの前端は、レールの敷設を容易にするためにインサートの前面から後退される。さらにまた、垂直スペーサの前部は傾向スペーサに対して当接し、クランプ部材の緩い締めつけ又は圧力は移送中に組立体が一体にとどまることを確実にする。
他の利点は、異物がしばしば堆積するキャビティ内部が必要であれば後部縦長開口を通じて容易に清掃できることである。
上記実施例の両方において、レールに伝達される横方向のトラック力は両方とも固定されたインサート及び楔止めスペーサにより受けられ、それによりレールが保持され移動が防止されることを確実とする。
したがって、クランプ力と横方向力との間には相互作用は無い。
本発明は図面を伴う以下の説明を読むことにより、より良く理解されるであろう。
図1は本発明の第1実施例の分解斜視図であり;
図2a及び図2bは予備取り付け及び取り付け位置の両方における図1の実施例を夫々示す立面図及び平面図であり;
図3は予備取り付け及び取り付け位置の両方における他の実施例の断面立面図である。
図1,図2a及び図2bに示す固定装置は、レールRの両側にコンクリートの枕木T内に係止されたインサート1と、インサート1とレールRの間に配置された絶縁平行スペーサ31と、その一端がレールに対して垂直推進力を直接に又は絶縁垂直スペーサを32を介して間接的に作用する弾性的に変形可能なクリップ2(例えば金属板)と、クリップ2をインサート1にクランプするクランプ部材4とよりなる。
一般的に、レールRのフランジはレールの底面の両側から外側に突出するパッドS上に載置される。
インサート1は、レールRからの横方向力に対する衝合を形成する固定前面を含む。
本発明によれば、クランプ部材4は保持要素41と共にその底部において設けられたシャンク40により構成される。
図1、図2a及び図2bにおいて、クランプ部材4はボルトであり、ボルトのシャンク40の底部には少なくとも一つの、好ましくはシャンク40の両側の直径方向に対向する突出部41及び41bが設けられる。突出部41及び41bの頂面は、シャンク40の軸に実質的に垂直な面内で半径方向に延在する荷重受け面を形成する。
シャンク40の上端はナット5のネジ係合のための螺刻された上端部42よりなり、シャンクの螺刻された部分はシャンク40の回転を防止する要素を形成する少なくとも2つの平行面を有する部分43の上にある。回転固定部分43は正方形又はカム形が好ましい。
インサート1の頂面、又は少なくともそのレールに近接した前部分は、レールの底面の上に配置された面内に延在する。
インサート1は頂部開口11を介して頂部で開口した内部キャビティ10を含む。前記頂部開口11の概形及び大きさは、保持部材が設けられたクランプ部材の底部がその中に挿入されることを可能とし、クリップと一緒に単一の部材として並進的に移動可能とし、また開口11内部でのクランプ部材4の適当な移動により保持要素41がキャビティ10内で固定可能となるように決定される。
図1及び図2bに示された実施例において、頂部開口11はレールに対して横方向に延在するスロット111の形状である。
スロット11は、キャビティ10内に保持要素を固定する目的でクランプ部材のシャンク40の回転を可能とするようにその中央において孔110により広げられている。
図1及び図2bに示された実施例において、スロット111の長さは、スロット111内にクランプ部材4と適当に位置決めすることによりキャビティ内に挿入可能となるように、保持要素41の荷重受け面41aの直径より大きい。
平行面部剤43は、クランプ部材4のシャンク40の十分な高さに延在しており、スロットに一旦受容されたシャンクの回転は防止され、それによりナット5の締めつけが可能となる。
しかし、孔110の寸法は、前記オリフィス内でシャンクの部分43が回転することを可能とし、それにより保持要素41は固定位置となることを可能とする。
保持要素は2つの対称な突出部41a及び41bなので、保持要素が固定位置にある間にボルトの螺刻部分42にナット5が締めつけられた時、それらの頂面がキャビティ10の頂部に当接する。スロット111は中央孔110の両側の反対方向に延在し、クランプ部材のシャンク40が孔110に配置されながら前記突出部は貫通してキャビティ内に挿入される。
そして、保持要素の突出部41a及び41bは、それが孔110にまだある間にクランプ部材4を90度回転することにより固定される。このため、キャビティ10の寸法は保持要素の寸法、例えばその外径より大きい。よって、突出部41a及び41bは、それらが固定位置にある時にスロット111の長手方向軸に垂直に延在する。
スロット111の幅は、シャンク40の外径より僅かに小さく、それはクランプ部材の回転防止部分43の平行面の間の距離に相当し、それにより、回転が防止されながらスロットに沿って移動し、螺刻された頂部42へのナット5の締めつけを可能とする。
頂部開口11がレールRに対して実質的に横方向に延在するとき、この配置はクランプ部材を並進的に移動することによりクリップ2の位置を横方向に調節可能とする。
また、キャビティ10は、インサート1の後部に配置されインサート1の後面及び頂面を通じて同時に外に開口する縦長開口12を介して、外部に連通する。
本発明の装置はまた2つの絶縁スペーサを含み、特にインサート1に引っかけられる要素が設けられた平行絶縁スペーサ31を含む。スペーサ31は、インサート1の前面1aとレールRの底面との間でパッドSの縁に置かれる。この平行スペーサ31は、それもまた絶縁し、クリップ2に締めつけられる要素が設けられてクリップ2の前面とレールRの間に配置される垂直スペーサ32と共働する。
インサート1の側面とレールに面する前面1aの間には、平行スペーサ31の引っかけ要素により嵌合する突出片13がある。
平行スペーサ31は、レールRの底面に対して荷重受け接触するための直線よりなる中央部分310を含み、衝接切部として作用するインサートの固定前面1aに横方向の力を伝達する。
中央部分310は、インサート1の突出片13に嵌合する平行引っかけアーム311により後方に延出される。少なくとも平行アーム311、そして好ましくは平行スペーサ31全体は、プラスチック材で作られる。当然、平行アームはインサート1上の縁13の形状と共働するような形状である。
垂直スペーサ32は実質的に平坦な底部320と頂部321とよりなる。底部はクリップ2からの垂直駆動力の下でレールRに対して荷重受け接触するようにされ、一方それにもかかわらずレール間の電気的絶縁を提供する。
頂部321の前縁は、クリップ2の前端がその中で係合する溝を形成するように底部320の前縁に連結する。
垂直スペーサ32の底部320はクランプ部材4が通過するオリフィス322を含む。
垂直スペーサの頂部321の領域は、クリップ2を保持し且つクリップに対する垂直スペーサの回転を防止するのに十分である。
インサート1の後部の頂面(すなわち、レールから最も遠い部分)には凹み14があり、その凹み14はクリップ2の補完的な形状の後部を受容して、すなわちその前端がレールに当接するときに、それを組み立て位置に係止する。
他の実施例(図示せず)において、楔止め凹みはインサートの後端に付加された別の要素に設けられる。
図3は本発明の他の実施例を示し、その中でクランプ部材はリベット4'により構成される。
そして、保持要素はリベットのシャンク40'の底部で形成されてスロット11の幅より大きい外径を有する周囲カラー41'により構成される。クランプ要素は保持要素と共に、その直径がシャンクの外径に加えてカラー41'の受け面41'aの幅より大きい孔110を介してキャビティ10に効果的に挿入される。
好都合には、孔110はスロット111の後端にで作られ、リベットのキャビティへの挿入はクリップのどのような変形も伴わない。
その後、カラー41'は、リベット4'を横方向路形成スロット111に沿って並進的に移動することによりキャビティ10内で固定される。
回転を防止する手段は、クランプを達成するのにネジ締めつけによる回転がないので必要ない。
この場合、クランプはインサート1の頂部の後部上に形成された傾斜15により成される。
傾斜15は、クランプ部材4'をレールRに向かって移動する間に、湾曲形状の後部を強制的に持ち上げることによりクリップ2を弾性的に変形させる働きをし、クランプ部材はスロット111に係合するときにカラー41'の荷重受け面41'aにより垂直に保持される。
この弾性変形はクリップを引張力の下に置くよう作用し、そしてその前部をレールRに押しつける。
リベット4'がスロット111の前端に対して衝接したときは、得られるべき適当な係合位置を提供することに有利である。この位置は、傾斜15の頂部に形成されてクリップ2の対応して湾曲した後部を受容するようにされた凹み14'を有することにより確実且つ安定とされる。
Claims (20)
- 枕木に係止されたインサート(1)と、レール用バネクリップ(2)と、レール(R)とインサート(1)及び/又はクリップ(2)との間に配置された少なくとも一つの絶縁スペーサ(31,32)と、レールのフランジが載置されるパッド(S)と、クリップ(2)をインサート(1)にクランプするためのクランプ部材(4,4')とよりなり、クランプ部材(4,4')は、シャンクから半径方向に延在する少なくとも一つの荷重受け面(41a,42b,41'a)により形成される保持要素(41,41')がその底部に設けられるシャンク(40,40')により構成され、インサート(1)は、レールに面するように構成 された前面(1a)と該前面(1a)とは反対側の後端を有 し、インサート(1)は、一方では、レールからの横方向の力のための衝接部を形成する固定前面(1a)と、他方では、少なくとも一つの頂部開口(11)を介して上方に向けて開口した内部キャビティ(10)とを含み、頂部開口の夫々の外形及び大きさは、クリップ(2)を加えたクランプ部材(4,4')により構成される組立体がその中に挿入されて前記頂部開口(11)に沿って並進して移動可能とすることにより、前記開口(11)内でのクランプ部材の適切な移動により保持要素(41)を前記キャビティ(10)内に固定するような方法により決定される、鉄道用レール(R)を枕木(T)上に固定するための固定装置であって、
前記頂部開口(11)は、レールに対して横方向に延在するスロット(111)により構成され、クランプ部材(4,4')の回転を可能とすること、及び/又は保持要素(41,41')の前記キャビティへの挿入を可能とすることの目的で孔(110)により局部的に拡大されることを特徴とする装置。 - 前記スロット(111)の長さは、クランプ部材(4)をスロット(111)内に位置決めすることによりクランプ部材(4)を前記キャビティ(10)内に挿入可能とするために、保持要素(41)の荷重受け面(41a)の直径より大きいことを特徴とする請求項1記載の装置。
- 前記孔(110)の直径は保持要素(41)の荷重受け面(41a)の直径より小さいことを特徴とする請求項1又は2記載の装置。
- 前記スロット(111)の幅は、スロット(111)に沿って摺動することを可能とするためにシャンク(40)の外径より大きいが、キャビティ(10)内に保持要素(41)を固定するために荷重受け面(41a)の直径より小さいことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項記載の装置。
- キャビティ(10)の寸法は、保持要素(41)の荷重受け面(41a)の直径より大きいことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1項記載の装置。
- 前記クランプ部材はそのシャンクが開口(11)のスロット(111)内に移動した際に前記シャンクの長手方向軸回りの回転を防止するために回転防止固定要素を形成する少なくとも2つの平行面を有する部分(43)の上にある螺刻された頂部を有するボルト(4)であり、前記保持要素(41)はクランプ部材のシャンク(40)の底部から半径方向に突出した少なくとも一つの突出部(41a,41b)により構成されることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか1項記載の装置。
- 前記保持要素(41)はクランプ部材(4)のシャンク(40)の両側で直径上対向する突出部(41a,41b)よりなることを特徴とする請求項6記載の装置。
- 前記保持要素(41)は前記開口(11)を通じてキャビティ(10)内に垂直に挿入され、クランプ部材を90度回転することにより固定されることを特徴とする請求項1乃至7のうちいずれか1項記載の装置。
- 前記クランプ部材はリベット(4')であり、前記保持要素はリベット(4')のシャンク(40')の底端部に形成された周囲カラー(41')により構成されることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか1項記載の装置。
- 前記インサート(1)は、組み立て位置に固定するためにクリップ(2)の前記レールに面する 前端部の反対側である前記クリップ(2)の後端部を係止するための係止要素が設けられることを特徴とする請求項1乃至9のうちいずれか1項記載の装置。
- 前記係止要素はレールから最も遠い端部においてインサートの頂面内に形成された凹み(14)の形状より成されることを特徴とする請求項10記載の装置。
- 前記係止要素はインサートの後端に付加される要素であることを特徴とする請求項10又は11記載の装置。
- インサートに引っかけられる要素が設けられ、インサート(1)の前面(1a)とレール(R)の底面との間でパッド(5)の縁上に配置された平行スペーサ(31)と、クリップ(2)に固定されるための要素が設けられ、クリップの前面とレールとの間に配置された垂直スペーサ(32)とを含むことを特徴とする請求項1乃至12のうちいずれか1項記載の装置。
- 前記キャビティ(10)はインサート(1)のレールに面する側とは反対側の部分である後部に配置された縦長開口(12)を通じて外部に連通することを特徴とする請求項1乃至13のうちいずれか1項記載の装置。
- インサートの側面は、平行スペーサ(31)のスナップ締めつけ係合のための突出縁(13)を介してその前面に接合することを特徴とする請求項1乃至14のうちいずれか1項記載の装置。
- 平行スペーサ(31)は、レールの底面に対して当接接触するようにされ、インサート(1)の前面(1a)の突出縁(13)にスナップ締めつけ係合のために平行引っかけアーム(311)によりインサート(1) の後端に向かう方向に延出する直線中央部分(310)を含むことを特徴とする請求項13又は15記載の装置。
- 前記平行アーム(311)はプラスチック材料から作られ、インサート(1)の突出縁(13)の形状と協働する形状であることを特徴とする請求項16記載の装置。
- 垂直スペーサ(32)は、クリップ(2)からの押しつけの下でレールに対して当接接触する実質的に平坦な底部と、クリップ(2)の前端が係合する溝(323)を形成するような方法で前記底部に接続された頂部(321)とを含むことを特徴とする請求項13記載の装置。
- 垂直スペーサ(32)の底部(320)は、クランプ部材が通過するオリフィス(322)を含むことを特徴とする請求項18記載の装置。
- インサート(1)の前記縦長開口(12)は、インサート(1)の後端及び頂面を通じて外部に開口することを特徴とする請求項14記載の装置。
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