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JP3646811B2 - 車輌通門システム - Google Patents

車輌通門システム Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、例えば社員専用の駐車場等に利用されるものであり、特定の車輌にのみ通門を許可する車輌通門システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、公共の有料駐車場等、不特定の車輌が入庫可能な駐車場においては、経費及び人件費節減の観点から無人管理化が進められている。このような駐車場では、入庫の際に車輌の搭乗者が入庫の日時等の情報が書き込まれたカードを抜き取ることにより入口のゲートが開く。そして、出庫の際にカードを差し込み、所定の料金を支払うことにより出口のゲートが開く。したがって、このような駐車場では、誰でも駐車することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、入庫可能な車輌を特定のものに限定する、例えば社員専用の駐車場等においては、社員等以外の者が駐車場に無断駐車するのを防止するため、入庫の際に車輌をチェックする必要がある。このため、駐車場の無人管理化が困難であり、現在でも一般に、駐車場の入口に管理室を設けて管理人に車輌の入庫を管理させている。
【0004】
本発明は上記事情に基づいてなされたものであり、入庫可能な車輌を特定のものに限定する駐車場等であっても無人管理を可能とする車輌通門システムを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の車輌通門システムは、特定の車輌にのみ通門を許可する車輌通門システムであって、
カードに記憶された識別情報を読み取る読取り手段と、少なくとも通門を許可すべき者の識別情報を記憶した記憶手段と、前記読取り手段によって読み取られた識別情報が通門を許可すべき者の識別情報であるか否かを前記記憶手段に記憶された識別情報に基づいて判断する判断手段と、前記判断手段の結果を表示する表示手段とを有する第一の通門システムと、
前記判断手段の結果に基づき門を開閉する開閉手段を有する第二の通門システムと、
前記第一の通門システムと前記第二の通門システムとの間に設けられた前記第一の通門システムを通過した車輌が外部に出るための車輌抜け路と、
を具備することを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
本発明の車輌通門システムは、前記の構成により、先ず、第一の通門システムにおいて、車輌の搭乗者が予め配付されたカードの識別情報を読取り手段に読み取らせると、判断手段はこの識別情報に基づき通門を許可すべき車輌であるか否かを判断する。そして、表示手段は判断手段の結果を車輌の搭乗者に知らせる。次に、第二の通門システムにおいて、開閉手段は判断手段の結果に基づき門を開閉する。これにより、通門を許可された車輌のみを、例えば駐車場等に入庫させることができ、したがって、入庫可能な車輌を特定のものに限定する駐車場等であっても無人で入庫管理を行うことができる。また、車輌の搭乗者は、第一の通門システムにおいて、表示手段により自己の車輌が通門可であるか否かを知ることができ、自己の車輌が通門不可の場合には第一の通門システムと第二の通門システムとの間に設けられた車輌抜け路から外部に回避することができる。これにより、通門不可の車輌が門前で立ち往生するのを防止することができ、したがって、円滑な入庫管理を行うことができる。
【0007】
【実施例】
以下に本発明の一実施例について図面を参照して説明する。
図1は本実施例のシステムを用いた駐車場の概略斜視図、図2はその駐車場の概略ブロック図、図3はその駐車場に設置したセンサを説明するための図、図4はセンサの動作を説明するための図、図5は本駐車場の入庫の際における動作を説明するための図、図6は本駐車場の出庫の際における動作を説明するための図である。
【0008】
本実施例の車輌通門システムは、図1に示すように、例えば社員専用駐車場の入出庫を管理するために用いられるものであり、駐車場の入口に設けられた第一の通門システム1及び第二の通門システム2と、出口に設けられた第三の通門システム3と、第一の通門システム1及び第二の通門システム2の間に設けられた車輌抜け口4と、を備えている。尚、社員及び関係者等には、予め識別情報(以下、IDという)が記憶されたカードが配付されている。このカードは、無線周波数を利用して情報のやり取りを行う所謂RF(Radio frequency )IDカードであり、リーダに接触させることなく情報のやり取りを行うことができるという利点がある。RFIDカードには、電池によって電波を発信する電池内蔵型のものと、リーダ側から送信された電波を受信した際に発生する電磁エネルギーを利用して電波を発信する電池レス型のものとがあるが、メンテナンス等の観点から電池レス型のものが望ましい。電池レス型のRFIDカードとしてはテキサスインストゥルメンツ社製のタイリス(商品名)等がある。
【0009】
第一の通門システム1は、カードから送信された電波を受信するアンテナ11と、二対の透過型センサ12a,12bと、制御盤13と、赤・青信号表示灯14と、を備えている。尚、アンテナ11の前の地面には、車輌をアンテナ11の前に誘導するための巾寄せ線15が引かれている。透過型センサ12a,12bは、図3に示すように、一般的な車の全長を考慮し、所定間隔でアンテナ11の両側に設置されている。制御盤13は、図1又は図2に示すように、読取り手段であるリーダ131と、判断手段を含むコントローラ132と、メッセージを知らせるための電子音発生器133と、駐車場が満車であるときにその旨を表示する満車表示器134と、一般者向け掲示板135と、を有する。リーダ131は、アンテナ11が受信した電波からIDを読み取る。コントローラ132は、リーダ131が読み取ったIDに基づき車輌の通門を許可すべきか否かを判断する他、本実施例システム全体の制御を行う。また、コントローラ132は監視センターのホストコンピュータ6と接続されている。一般者向け掲示板135には、RFIDカードの所有者のみがこの駐車場を利用できる旨、RFIDカードを持っていない者は車輌抜け口4から外部に出ることができる旨等が記載されている。
【0010】
第二の通門システム2は、門であるゲート211と、ゲート211を開閉するゲート盤21と、三対の透過型センサ22a,22b,22cと、監視センターに接続された入口監視カメラ23及び拡声用スピーカ24と、を有する。尚、ゲート211の前の地面には、車輌をゲート211の前に誘導するための停止線25が引かれている。ゲート盤21は、図1又は図2に示すように、メッセージを表示するメッセージ表示器212と、コントローラ132からの信号に基づきゲート211を開閉するゲート駆動装置213と、を有する。透過型センサ22a,22bは、図3に示すように、一般的な車の全長を考慮し、所定間隔で停止線25の手前側に設置されている。また、透過型センサ22cは、図3に示すように、一般的な車の全長を考慮し、透過型センサ22bと所定間隔でゲート211の後方側に設置されている。
【0011】
第三の通門システム3は、二対の透過型センサ32a,32bと、監視センターに接続された出口監視カメラ33と、を有する。透過型センサ32a,32bは、図3に示すように、一般的な車の全長を考慮し、所定間隔で出口の手前側に設置されている。
【0012】
車輌抜け口4は、二対の透過型センサ42a,42bを有する。透過型センサ42a,42bは、図3に示すように、投光器及び受光器のうちいずれか一方が第一の通門システム1に設置され、他方が第二の通門システム2に設置されている。また、透過型センサ42a,42bは、一般的な車の全長を考慮し、所定間隔で設置されている。
【0013】
次に、車輌が駐車場に入庫する際の動作について図5を参照して説明する。図5に示すフローは、車輌が図1に示す矢印Aに従って第一の通門システム1に進入することにより始まる。尚、通常、ゲート211は閉じた状態にある。
【0014】
先ず、コントローラ132は車輌がアンテナ11の前にいるか否かを判断する(ステップS1)。この判断は透過型センサ12a,12bが両方ともオフであるか否かで行う。上述したように、透過型センサ12a,12bは一般的な車の全長を考慮し、所定間隔でアンテナ11の両側に設置されている。したがって、図4(a)に示すように、透過型センサ12a,12bが両方ともオフの場合には、車輌が巾寄せ線15に沿って停止しているため、透過型センサ12a,12bの投光器から発せられた光が車輌によって遮断されていると考えることができる。このように2個のセンサを車の全長を考慮して設置することにより、アンテナ11の前にいる人や自転車等を、車輌がアンテナ11の前にいるものと誤認するのを防止することができる。
【0015】
ステップS1において、車輌がアンテナ11の前にいると判断した場合、リーダ131はアンテナ11が受信した電波に基づきIDを読み取る(ステップS2)。本実施例システムでは、上述したように、無線周波数を利用して情報のやり取りを行うRFIDカードを用いているので、車輌の搭乗者は車輌から降りることなくリーダにIDを読み取らせることができる。次に、コントローラ132は、所定時間内にIDの読み取りが行われたか否かを判断する(ステップS3)。この判断は、コントローラ132が所定時間内にIDを受け取ったか否かで判断する。
【0016】
ステップS3において、所定時間内にIDの読み取りが行われなかったと判断した場合、コントローラ132はIDの読取りNGが1回目であるか否かを判断する(ステップS4)。IDの読取りNGが1回目のとき、すなわちステップS3における処理が1回しか行われていないときは、電子音発生器133がコントローラ132からの信号に基づいて、例えばIDの読み取りができないので再度カードを提示して欲しい旨のメッセージを出力し(ステップS5)、その後ステップS2に移行する。一方、IDの読取りNGが2回目のときはステップS7に移行する。
【0017】
一方、ステップS3において、所定時間内にIDの読み取りが行われたと判断した場合、コントローラ132はリーダ131から受け取ったIDに基づき、車輌の通門を許可すべきであるか否かを判断する(ステップS6)。コントローラ132には予め駐車を許可すべき者のIDが登録されたメモリが組み込まれており、コントローラ132はリーダ131から受け取ったIDをメモリに登録されたIDと比較することにより、車輌の通門を許可すべきか否かを判断する。尚、コントローラ132に登録されたIDは、コントローラ132に接続されたホストコンピュータ6によって書き換えることができる。通門を許可すべきと判断した場合はステップS10に移行し、通門を許可すべきでないと判断した場合はステップS7に移行する。
【0018】
ステップS7では、電子音発生器133がコントローラ132からの信号に基づいて、例えば「ピピピ・・・」というNG音を発生する。その後、赤・青信号表示灯14がコントローラ132からの信号に基づいて赤信号を点灯する(ステップS8)。これにより、車輌の搭乗者は、第一の通門システム1において、自己の車輌が通門不可であることを知る。この場合、その車輌は、車輌抜け口4を通って外に出ることができる。
【0019】
次に、コントローラ132は、車輌が車輌抜け口4を通過したか否かを判断する(ステップS9)。この判断は透過型センサ42a,42bが両方ともオフになった後、再び両方ともオンになったか否かで行う。上述したように、透過型センサ42a,42bは一般的な車の全長を考慮して所定間隔で設置されている。したがって、図4(b)に示すように、透過型センサ42a,42bが両方ともオフの場合には、車輌が車輌抜け口4を通過中であるため、透過型センサ42a,42bの投光器から発せられた光が車輌によって遮断されていると考えることができ、また、その後に両方ともオンになった場合には車輌が車輌抜け口4を通過したものと考えることができる。ステップS9において、車輌が車輌抜け口4を通過したと判断した場合、このフローは終了する。
【0020】
ステップS10では、コントローラ132は駐車場が満車であるか否か判断する。この判断方法については後述する。駐車場が満車であると判断した場合は、電子音発生器133がコントローラ132からの信号に基づいて満車である旨のメッセージを出力し(ステップS11)、その後、ステップS8に移行する。一方、駐車場が満車でないと判断した場合はステップS12に移行する。
【0021】
ステップS12では、電子音発生器133がコントローラ132からの信号に基づいて、例えば「ピンポーン」というOK音を発生する。その後、赤・青信号表示灯14がコントローラ132からの信号に基づいて青信号を点灯する(ステップS13)。これにより、車輌の搭乗者は、第一の通門システム1において、自己の車輌が通門可であることを知る。この場合、その車輌は、第二の通門システム2に進むことができる。
【0022】
次に、コントローラ132は車輌がゲート211の前にいるか否かを判断する(ステップS14)。この判断は透過型センサ22a,22bが両方ともオフであるか否かで行う。上述したように、透過型センサ22a,22bは一般的な車の全長を考慮して所定間隔で停止線25の手前側に設置されている。したがって、図4(c)に示すように、透過型センサ22a,22bが両方ともオフの場合には、車輌が停止線25の前に停止しているため、透過型センサ22a,22bの投光器から発せられた光が車輌によって遮断されていると考えることができる。車輌がゲート211の前にいると判断した場合は、ゲート駆動装置213がコントローラ132からの信号に基づきゲート211を開ける(ステップS15)。この際、コントローラ132は、メッセージ表示器212にゲート211を開ける旨のメッセージを表示する。
【0023】
次に、コントローラ132は車輌がゲート211を通過したか否かを判断する(ステップS16)。この判断は透過型センサ22b,22cが両方ともオフになった後、再び両方ともオンになったか否かで行う。上述したように、透過型センサ22b,22cは一般的な車の全長を考慮し所定間隔で、且つ透過型センサ22cがゲート211の後方側に設置されている。したがって、図4(c)に示すように、透過型センサ22b,22cが両方ともオフの場合には、車輌がゲート211を通過中であるため、透過型センサ22b,22cの投光器から発せられた光が車輌によって遮断されていると考えることができ、また、その後に両方ともオンになった場合には車輌がゲート211を通過したものと考えることができる。車輌がゲート211を通過したと判断した場合は、駐車車輌数を1つ加算する(ステップS17)。コントローラ132にはカウンタが組み込まれており、コントローラ132は車輌がゲート211を通過する度にカウンタのカウント値を一つ増やす。
【0024】
次に、ゲート駆動装置213がコントローラ132からの信号に基づきゲート211を閉じる(ステップS18)。この際、コントローラ132は、メッセージ表示器212にゲート211を閉じる旨のメセッージを表示する。
【0025】
次に、コントローラ132は駐車場が満車であるか否かを判断する(ステップS19)。この判断は、コントローラ132に組み込まれたカウンタのカウント値が駐車場の最大収容数を越えたか否かで判断する。駐車場が満車でないと判断した場合、このフローは終了する。一方、駐車場が満車であると判断した場合は、満車表示器134がコントローラ132からの信号に基づき駐車場が満車である旨を表示し(ステップS20)、その後、このフローは終了する。
【0026】
次に、車輌が駐車場から出庫する際の動作について図6を参照して説明する。図6に示すフローは、車輌が図1に示す矢印Bに従って第三の通門システム3に進入することにより始まる。
【0027】
先ず、コントローラ132は車輌が出口を通過したか否かを判断する(ステップS51)。この判断は透過型センサ32a,32bが両方ともオフになった後、再び両方とオンになったか否かで判断する。上述したように、透過型センサ32a,32bは一般的な車の全長を考慮して所定間隔で設置されている。したがって、図4(a)に示すように、透過型センサ32a,32bが両方ともオフの場合には、車輌が出口を通過中であるため、透過型センサ32a,32bの投光器から発せられた光が車輌によって遮断されていると考えることができ、また、その後に両方ともオンになった場合には車輌が出口を通過したものと考えることができる。
【0028】
ステップS51において、車輌が出口を通過したと判断した場合は、コントローラ132がコントローラ132に組み込まれたカウンタのカウント値を一つ減らすことにより、駐車車輌数を1つ減算する(ステップS52)。次に、コントローラ132は駐車場が満車であるか否かを判断する(ステップS53)。駐車場が満車であると判断した場合、このフローは終了する。一方、駐車場が満車でないと判断した場合、コントローラ132は満車表示器134に駐車場が満車である旨の表示がされている場合にはその旨の表示を消灯し(ステップS54)、その後、このフローは終了する。
【0029】
本実施例によれば、先ず、第一の通門システム1において、車輌の搭乗者が予め配付されたカードのIDをリーダ131に読み取らせると、コントローラ132はこのIDに基づき通門を許可すべき車輌であるか否かを判断する。そして、電子音発生器133及び赤・青信号表示灯14がコントローラ132の判断結果を車輌の搭乗者に知らせる。次に、第二の通門システム2において、透過型センサ22a,22bによって車輌を検出すると、ゲート駆動装置213がコントローラ132からの信号に基づきゲート211を開ける。これにより、通門を許可された車輌のみを駐車場に入庫させることができ、したがって、入庫可能な車輌を特定のものに限定する駐車場等であっても無人で入庫管理を行うことができる。また、車輌の搭乗者は、第一の通門システム1において、電子音発生器133及び赤・青信号表示灯14により自己の車輌が通門可であるか否かを知ることができ、自己の車輌が通門不可の場合には第一の通門システム1と第二の通門システム2との間に設けられた車輌抜け口4から外部に出ることができる。これにより、通門不可の車輌が入口の前で立ち往生するのを防止することができ、したがって、無人でも円滑な入庫管理を行うことができる。
【0030】
また、本実施例によれば、予め社員等に配付するカードとして、無線周波数を利用して情報のやり取りを行うRFIDカードを用いたことにより、車輌の搭乗者は車輌から降りることなくリーダにIDを読み取らせることができる。
【0031】
尚、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、その要旨の範囲内において数々の変形が可能である。たとえば、上記の実施例において、他の駐車場で駐車が許可される者のIDが登録されたメモリをコントローラ132に組み込み、コントローラ132に車輌が他の駐車場を利用できものであるか否かについて判断させるようにしてもよい。これにより、複数ある駐車場の円滑な利用を図ることができる。
【0032】
また、上記の実施例では、予め社員等に配付するカードとして、無線周波数を利用して情報のやり取りを行うRFIDカードを用いたものについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。たとえば、IDが記憶された磁気カードを用いてリーダと情報のやり取りを行うようにしてもよい。また、カードに入庫の日時等の情報を書き込めるようにすると共に出庫の際にこの情報を読み取るようにし、駐車時間等を算出して入庫管理を行ってもよい。
【0033】
また、上記の実施例では、車輌の通門が可能か否かを知らせる表示手段として、赤・青信号表示灯14及び電子音発生器133を用いたものについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばディスプレイに表示してもよい。
【0034】
さらに、上記の実施例では、駐車場が満車であるか否かを判断するものについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0035】
さらに、上記の実施例では、車輌の検出手段として透過型センサを用いたものについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。検出手段は車輌を検出することができるものであればよく、例えば反射型センサであってもよい。また、本発明は車輌を検出するためのセンサを設けたものに限定されるものではない。
【0036】
また、上記の実施例では、出口に第三の通門システム3を設置したものについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は車輌の通門を管理することができるものであればよい。したがって、本発明は駐車場への利用に限定されるものではなく、例えば使用が特定の者に限定される道路等の入口に第一の通門システム、第二の通門システム及び車輌抜け路を設置してもよい。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、前記の構成によって、カードに記憶されたIDに基づき所定の車輌にのみ通門を許可するので、例えば入庫可能な車輌を特定のものに限定する駐車場等であっても、無人で入庫管理を行うことができ、また、車輌の搭乗者は、第一の通門システムにおいて、表示手段により自己の車輌が通門可であるか否かを知ることができ、自己の車輌が通門不可の場合には第一の通門システムと第二の通門システムとの間に設けられた車輌抜け路から外部に出ることができるので、通門不可の車輌が門前で立ち往生するのを防止することができ、これにより円滑な入庫管理を行うことができる車輌通門システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のシステムを用いた駐車場の概略斜視図である。
【図2】本駐車場の概略ブロック図である。
【図3】本駐車場に設置したセンサを説明するための図である。
【図4】センサの動作を説明するための図である。
【図5】本駐車場の入庫の際における動作を説明するための図である。
【図6】本駐車場の出庫の際における動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1 第一の通門システム
2 第二の通門システム
3 第3の通門システム
4 車輌抜け口
6 ホストコンピュータ
11 アンテナ
12a,12b,22a,22b,22c,32a,32b,42a,42b透過型センサ
13 制御盤
14 赤・青信号表示灯
15 巾寄せ線
21 ゲート盤
23 入口監視カメラ
24 拡声用スピーカ
25 停止線
33 出口監視カメラ
131 リーダ
132 コントローラ
133 電子音発生器
134 満車表示器
211 ゲート
212 メッセージ表示器
213 ゲート駆動装置

Claims (2)

  1. 特定の車輌にのみ通門を許可する車輌通門システムであって、
    カードに記憶された識別情報を読み取る読取り手段と、少なくとも通門を許可すべき者の識別情報を記憶した記憶手段と、前記読取り手段によって読み取られた識別情報が通門を許可すべき者の識別情報であるか否かを前記記憶手段に記憶された識別情報に基づいて判断する判断手段と、前記判断手段の結果を表示する表示手段とを有する第一の通門システムと、
    前記判断手段の結果に基づき門を開閉する開閉手段を有する第二の通門システムと、
    前記第一の通門システムと前記第二の通門システムとの間に設けられた前記第一の通門システムを通過した車輌が外部に出るための車輌抜け路と、
    を具備することを特徴とする車輌通門システム。
  2. 前記読取り手段は、電波を用いてカードとの間で識別情報の授受を行うことを特徴とする請求項1記載の車輌通門システム。
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