JP3646342B2 - フィルタエレメント固定構造 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、フィルタエレメント固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の燃料フィルタ等のフィルタエレメント固定構造として、実開昭60−108759号公報、実開平1−139071号公報、特開平2−126907号公報に示すものが知られている。
実開昭60−108759号公報に開示されている燃料フィルタは、複数の通孔を有する環板状または椀状のサポート部分を端部に一体形成したセンターパイプ部分を有しこのセンターパイプ部分の周面上にエレメントをうず巻き状に巻付けることにより、巻回されたエレメントをサポート部分により保持している。
【0003】
実開平1−139071号公報に開示されているセジメンタは、円筒状のプロテクタの外周にフィルタエレメントを配し、このプロテクタの内部に形成される燃料通路と燃料から分離した水の水位を検知するフロートとの間に下流方向に拡開した傘部材を設けることにより、燃料の大流量時、フロートの誤動作を防止している。
【0004】
特開平2−126907号公報に開示されている濾過エレメントは、断面が略円形の多数の筒部を軸方向に並列させて筒体形状とし、これらの筒部の流入口となる一端部では筒部間を閉塞し他方では筒部内を閉塞するとともに、すべての筒部間の総断面積を、すべての筒部内の総断面積よりも小さくかつ筒部に燃料を供給する系路中の最小断面積より大きく設定することにより、濾過面積と濾過性能の向上を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
実開昭60−108759号公報に開示される燃料フィルタによると、燃料フィルタの一端側から流入した燃料は、センターパイプ部分の内部を経由して一旦燃料フィルタの他端側に流れ、センターパイプ部分に巻付けられたエレメントの他端部に達する。そして、エレメントの他端部に達した燃料は、燃料フィルタの一端側に戻るようにエレメントの一端部方向に向ってエレメント内を通過することで燃料中の異物が濾過される。したがって、エレメントを巻回する軸になるセンターパイプ部分の内部は、濾過前の燃料通路として使用され、この燃料通路が占有するスペース分、エレメントを収容するスペースが減少することになる。つまり、この燃料通路によって濾過面積の減少を招き燃料フィルタの体格に対する濾過性能が低下するという問題がある。
【0006】
また、実開平1−139071号公報に開示されるセジメンタによると、前述した実開昭60−108759号公報に開示される燃料フィルタと同様、フィルタの軸中心に位置するプロテクタの内部を経由して、一旦反燃料流入側に濾過前の燃料が流れることから、反燃料流入側に大量の燃料が流入したときの燃料の流速の影響を避けるための傘部材をフロートの燃料上流側に設けフロートの誤動作を防止している。したがって、プロテクタによって占有されるスペースがフィルタの濾過面積の減少を招き燃料フィルタの体格に対する濾過性能が低下するという問題に加え、傘部材を必要とすることから構造が複雑になり部品点数が増加するという問題がある。
【0007】
さらに、特開平2−126907号公報に開示される濾過エレメントによると、フューエルフィルタの一端側に流入した燃料は、燃料流入側に位置する筒部の一端から他端に向って流れ、フューエルフィルタの他端側から濾過された燃料が流出するタイプの濾過エレメントである。そのため、前述した実開昭60−108759号公報に開示される燃料フィルタや実開平1−139071号公報に開示されるセジメンタのように、フィルタの上方に位置する濾過エレメントの導入口から流入した燃料をフィルタの下方に位置する濾過エレメントの反導入口側に一旦流した後、燃料と水との比重差を利用して燃料から水を沈降分離するタイプのフィルタでは、濾過エレメント内の軸方向に燃料通路を形成する必要がある。すると、濾過エレメント内に形成する燃料通路によって濾過面積が減少し濾過性能が低下するため、濾過エレメント本来の機能が十分に発揮され難いというという問題が生ずる。
【0008】
本発明の目的は、ハウジングの体格を小型可能なフィルタエレメント固定構造を提供することである。また、本発明の別の目的は、フロート式センサの誤動作を防止するフィルタエレメント固定構造を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するための本発明による請求項1記載のフィルタエレメント固定構造は、被濾過流体を濾過する円柱状のエレメントと、
筒状のケーシング、および前記ケーシングの軸方向の一方の端部側に設置され被濾過流体の出口部となる貫通孔が形成されるリィンフォースプレートを有し、前記エレメントを収容するハウジングと、
前記ハウジング内に収容され、一端開口から前記エレメントを受入れ、前記エレメントの外周を密に保持し、他端が前記出口部に密に連結される保持体と、
前記ハウジングの一端側において前記ケーシングに固定され、前記リィンフォースプレートおよび前記保持体とともに前記出口部を形成するクロージャプレートとを備え、
前記クロージャプレートは、先端部が前記保持体および前記リィンフォースプレートの貫通孔を形成する周縁と径方向で重ねられ、前記保持体および前記ハウジングとともにかしめられていることを特徴とする。
【0010】
また、本発明による請求項2記載のフィルタエレメント固定構造は、請求項1記載のフィルタエレメント固定構造において、前記ハウジングには前記出口部と並べて入口部が形成されており、前記入口部から流入した被濾過流体は前記保持体の外周と前記ハウジングの内壁との間の隙間を通って流れることを特徴とする。
【0011】
さらにまた、本発明による請求項3記載のフィルタエレメント固定構造は、請求項1または2記載のフィルタエレメント固定構造において、前記ハウジング内で前記保持体の前記一端側には、フロート式センサが設けられることを特徴とする。
また、本発明による請求項4記載の燃料フィルタは、前記被濾過流体は燃料であって、請求項1、2または3記載のフィルタエレメント固定構造を有することを特徴とする。
【0012】
【作用および発明の効果】
本発明の請求項1記載のフィルタエレメント固定構造によると、保持体の一端が円柱状のエレメントの外周を密に保持され、保持体の他端がハウジングの入口部または出口部に密に連結されることから、例えば保持体の他端部側から流入した被濾過流体は保持体の一端により保持されているエレメントの一端側からエレメントに流入せず、保持体に保持されていない他端側からエレメントに流入する。これにより、エレメント内の軸方向に被濾過流体が流通可能な通路を形成することなくして、エレメントの他端側から被濾過流体を流入させることができる。したがって、エレメント内に通路を形成しない分、エレメントの体積を増加させることができ、エレメントの濾過性能を向上させる効果がある。またエレメントの濾過性能が向上することから、エレメントの体格を小さくできハウジングの体格を小型できる効果がある。
【0013】
また、保持体の他端はハウジングの出口部に密に保持され、さらに固定されることから、保持体の他端とハウジングの出口部との接続をより確実にする効果がある。
さらに、本発明の請求項2記載のフィルタエレメント固定構造によると、入口部から流入した被濾過流体は保持体の外周とハウジングの内壁との間の隙間を通って流れることから、ハウジングには入口部と出口部とが並べて形成されていても、入口部から流入する被濾過流体の流れと出口部に向かって流出する被濾過流体の流れとを保持体によって仕切ることができる効果がある。
【0014】
さらにまた、本発明の請求項3記載のフィルタエレメント固定構造によると、ハウジング内で保持体の一端側には、フロート式センサが設けられることから、例えば被濾過流体が水分等を含む場合、沈降分離によって分離される水等の蓄積量を検知することができる。またハウジングの入口部から流入し保持体の外周壁を流れた被濾過流体はハウジングの内壁に沿って流れることから、この被濾過流体の流速がフロート式センサに直接影響することを抑制する。したがって、フロート式センサの誤動作を防止する効果がある。
【0015】
さらに、本発明の請求項4記載の燃料フィルタによると、被濾過流体は燃料であって、請求項1、2または3記載のフィルタエレメント固定構造を有することから、前述した請求項1、2または3に対応する効果を備えた燃料フィルタを提供できる効果がある。
【0016】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
(第1実施例)
内燃機関に供給される燃料を濾過するスピンオン型フィルタに本発明のフィルタエレメント固定構造を適用した第1実施例を図1〜図4に示す。
【0017】
図1に示すように、スピンオン型フィルタ1は、ディーゼル内燃機関に燃料を供給する図示しない燃料供給管の途中に配設され、燃料中に含まれる塵、錆、カーボン、水分等の異物を取り除くエレメント20をケーシング12内に備えている。エレメント20には異物除去による寿命があるため、エレメント20が寿命に達した場合、古いエレメントを新しいエレメントに交換する必要がある。このとき、エレメント20とケーシング12等とを一体で交換するタイプがスピンオン型である。ここで、燃料は請求項に記載の「被濾過流体」に相当する。
【0018】
スピンオン型フィルタ1は、濾紙からなるエレメント20を内部に備えるフィルタ部10と、内燃機関に装着されておりフィルタ部10が下部に取付けられハンドポンプ2を有するキャップ5と、フィルタ部10の他端部に取付けられフロート式センサ32を有するセンサ部30とから構成されている。
キャップ5には、燃料流入口であるインレット6と燃料流出口であるアウトレット7とこのインレット6から流入した燃料をフィルタ部10に送出する筒状の燃料送出部8とが形成されている。またインレット6と燃料送出部8との間にはキャップ5の上部に取付けられたハンドポンプ2によって加圧されるポンプ室9が形成されている。燃料送出部8の内部には燃料通路8aが形成され、燃料送出部8の外周壁には後述するリィンフォースプレート16の雌ねじ部16cと螺合可能な雄ねじ部8bが形成されている。
【0019】
図1および図2に示すように、フィルタ部10は、ケーシング12、クロージャプレート14、リィンフォースプレート16、エレメント保持プレート17、センサ部保持プレート18およびエレメント20とから構成されている。ここで、ケーシング12およびリィンフォースプレート16は請求項に記載の「ハウジング」に相当し、エレメント保持プレート17は請求項に記載の「保持体」に相当する。
【0020】
ケーシング12は、円筒形状に形成されており、キャップ5が取付けられる側の一端部にはクロージャプレート14とリィンフォースプレート16とが取付けられ、センサ部30が取付けられる側の他端部にはセンサ部保持プレート18が取付けられている。またケーシング12内には、円筒状のエレメント20が収容されており、図1でエレメント20の下方には空間部13が設けられている。この空間部13は、燃料から沈降分離された水を溜めるためのセジメンタとして機能する。
【0021】
図2および図3に示すように、クロージャプレート14は、ケーシング12の一端部側の周縁部12aにかしめ固定可能な円環部14bを有するとともに、径方向内側に向って延びるL字状の取付部14aを6箇所に有する形状に形成されている。この取付部14aは、図3に示す符号xの位置でリィンフォースプレート16と溶接されている。また、円環部14bと取付部14aの付根との間には環状の溝部が形成されており、この溝部にはOリング15が取付けられている。
【0022】
リィンフォースプレート16は、ケーシング12の一端部側の内径と略同径の外径を有する円板形状を有し、この円板形状の中心に形成される貫通孔16aの内壁には前述した燃料送出部8の雄ねじ部8bと螺合可能な雌ねじ部16cが形成されている。さらにリィンフォースプレート16には周方向に略120°間隔に形成される貫通孔16bが3箇所に形成されている。この貫通孔16bは、エレメント保持プレート17の取付穴および燃料通路として使用される。ここで、貫通孔16aは請求項に記載の「入口部」に相当し、貫通孔16bは請求項に記載の「出口部」に相当する。
【0023】
エレメント保持プレート17は、エレメント20の外径と略同径の内径を有する有底の円筒形状に形成されており、側壁によってエレメント20の端部を保持している。この円筒形状の底部にはリィンフォースプレート16の貫通孔16bが形成される位置と対応するように、軸方向反側壁側に向って延びる先細りのテーパ部17aが3箇所形成されている。さらに、このテーパ部17aの先端には貫通孔16bの内径と略同径の外径を有する筒部17bが形成されている。この筒部17bが貫通孔16bに挿入された後、筒部17bの先端部17cを径方向外側に拡開しリィンフォースプレート16にかしめることでエレメント保持プレート17がリィンフォースプレート16にかしめ固定されている。これにより、貫通孔16bの開口周縁部の上面と筒部17bの先端部17cの外周壁とが密着する。そのため、図1に示す矢印A方向に流れる濾過前の燃料と矢印B方向に流れる濾過後の燃料とが、貫通孔16bの内周壁と筒部17bの外周壁との間に形成される隙間を経由して互いに混合するのを防止している。なお、エレメント保持プレート17とリィンフォースプレート16との固定は、上述したかしめ固定に限られることはなく、溶着等により固定しても良い。
【0024】
また、エレメント保持プレート17の底部外壁には、図1に示す矢印Aのように、キャップ5の燃料送出部8から送られてくる燃料が流れる溝部17dが形成されている。図3に示すように、この溝部17dは、テーパ部17aが形成されている位置を避けるように径方向外側に向って三方に延びていることから、底部外壁にY字状に形成されている。これにより、燃料送出部8の燃料通路8aを通過してエレメント保持プレート17の外壁に流れ出た燃料は、3本の溝部16d内に集められ径方向外側に向って流れ易くなっている。
【0025】
さらに、エレメント保持プレート17の側壁先端部を含む先端部付近17eは、エレメント20の外径より大径の内径を有する円筒形状に形成されていることから、この先端部付近17eとエレメント20の外壁との間には、環状の隙間が形成されることになる。この環状の隙間には接着剤が充填されることにより、エレメント保持プレート17の内周壁とエレメント20の外周壁とが全周に渡って固定されるとともにシールされている。これにより、濾過前の燃料が、エレメント保持プレート17の側壁先端部からエレメント20の一端部20aに流入するのを防止している。
【0026】
また、この先端部付近17eの外径は、ケーシング12の内径より小さいことから、先端部付近17eのの外周壁とケーシング12の内周壁との間には隙間11が形成されており、この隙間11がエレメント保持プレート17の外壁および外周壁に流れ出た燃料の燃料通路の役割を果たし、図2で下方に燃料を導いている。
【0027】
図4に示すように、エレメント20は、例えば濾紙、不織布、金網、合成繊維織物等よりなる波板21および平板22から構成されており、この波板21と平板22とが交互に位置するように巻回することによりエレメント20が形成されれいる。そして、波板21の山部または谷部が平板22に接する部分において接着剤により波板21と平板22とが固定されている。
【0028】
また、濾過後の燃料の流出口となる他端部20bでは、波板21と平板22とを巻回することにより区画形成された複数の通路の開口端が一つ飛びに閉塞されている。つまり、波板21と平板22とを重ね合わせた状態で、波板21を平板22側に向かって押しつぶすことにより波板21と平板22とから区画形成される通路の他端開口を閉塞できることから、この通路の他端を閉塞した状態で波板21と平板22と巻回することで、波板21と平板22とから区画形成される複数の通路の他端部が一つ飛びに閉塞されることになる。一方、濾過前の燃料の流入口となる一端部20aでは、前記複数の通路の一端開口のうち、前述した他端部20b側で閉塞されなかった通路の一端開口が接着剤23により閉塞されている。したがって、一端側に開口を有する複数の通路の他端は閉塞されており、一端側が閉塞された複数の通路の他端は開口している。
【0029】
この構成により、エレメント20の一端部20aから一端側開口を有する前述した複数の通路内に流入した燃料は、他端部20bに到達するまでの間に複数の通路を区画形成する波板21および平板22の繊維等の隙間を通り抜けることで波板21および平板22を通過するため、他端側開口を有する通路に流込むことができる。一方、波板21および平板22の繊維等の隙間より粒径の大きな異物等は波板21および平板22を通過できないため、一端側に開口を有し他端側が閉塞された複数の通路内に残留する。したがって、エレメント20の他端部20bから流出する燃料は濾過されることになる。
【0030】
図1に示すように、センサ部保持プレート18は、ケーシング12の他端部側の内径と略同径の外径を有する円筒形状に形成されており、内周壁には後述するセンサ部30の雄ねじ部31aと螺合可能な雌ねじ部18aが形成されている。そして、ケーシング12の他端部に形成されるかしめ部12b、cによってケーシング12にセンサ部保持プレート18が固定されている。
【0031】
センサ部30を主に構成するフロート式センサ32、ドレンコック34およびコネクタ36はハウジング31に取付けられており、このハウジング31の外周壁にはセンサ部保持プレート18の雌ねじ部18aと螺合可能な雄ねじ部31aが形成されている。また雄ねじ部31aと雌ねじ部18aとの螺合によりセンサ部保持プレート18にセンサ部30が取付けられるとき、それぞれが液密に接するように、センサ部保持プレート18とセンサ部30との間にはOリング37が介在している。
【0032】
次に、スピンオン型フィルタ1の作動を図1〜図3に基づいて説明する。
図1に示すように、図示しない燃料供給管からインレット6に流入した異物を含む燃料は、ポンプ室9および燃料通路8aを経由して図1に示す矢印A方向に流れ、フィルタ部10内に流込む。すると、キャップ5の燃料送出部8とフィルタ部10のリィンフォースプレート16とはねじ締結されていることから、フィルタ部10内に流込んだ燃料は、クロージャプレート14上に流込むことなく、エレメント保持プレート17の底部外壁面に流込む。そして、図3に示すようにエレメント保持プレート17の中心に向ってY字状に集合する3本の溝部17dに燃料が集められる。集められた燃料は、溝部17dに沿いながら径方向外側に向って流れ、エレメント保持プレート17の外周壁を伝った後、ケーシング12の内壁とエレメント20の側壁との間を通過して、エレメント20の一端部20aに達する。
【0033】
エレメント20の一端部20aに達した異物を含む燃料は、エレメント20内を他端部20b方向に向って流れ、他端部20bに到達するまでの間に複数の通路を区画形成する波板21および平板22の繊維等の隙間を通り波板21および平板22を通過する。繊維等の隙間より粒径の大きな異物等は波板21および平板22を通過できないため、一端側に開口を有し他端側が閉塞された複数の通路内に残留するため、燃料から異物が取除かれる。
【0034】
一端側に開口を有し他端側が閉塞された複数の通路によって異物が取除かれた燃料は、エレメント20の他端部20bから図1に示す矢印B方向に流れ、エレメント保持プレート17の筒部17bの内側を通過する。その後、クロージャプレート14上を経由してアウトレット7から図示しない燃料供給管に排出される。
【0035】
ここで、燃料に水分が含まれる場合、燃料と水との比重差によって比重の大きい水が燃料から沈降分離されるため、分離された水がケーシング12の下方に位置する空間部13に溜められる。そして、空間部13に溜められた水の水位はセンサ部30のフロート式センサ32によって監視されており、コネクタ36から出力されるセンサ信号が図示しない電子制御ユニットに送られる。空間部13に溜められた水の水位が所定水位に達すると、電子制御ユニットから内燃機関の運転者等に通知され、空間部13に溜まった水の排出を促す。この水の排出操作は、ドレンコック34を開けた後、フィルタ部10の上部に位置するハンドポンプ2で加圧することによって行われる。
【0036】
第1実施例によると、有底の円筒形状からなるエレメント保持プレート17は、側壁によって円筒形状のエレメント20の他端部20bを保持することから、エレメント保持プレート17の底部外壁面に流込む燃料を径方向外側に向って流がし、ケーシング12の内壁とエレメント20の側壁との間を通過させることができる。これにより、エレメント20内の軸方向に燃料通路を形成することなくして、エレメント20の他端部20b側から一端部20a側に異物を含んだ燃料を流すことができる。したがって、このエレメント20内に燃料通路を形成しない分だけエレメント20の体積が増加でき、エレメント20の濾過性能を向上させる効果がある。また、エレメント20の体積の増加に伴い、濾過面積を増加させ、濾過性能を向上させる効果がある。
【0037】
また、第1実施例によると、エレメント保持プレート17によって流込んだ燃料をケーシング12の内壁とエレメント20の側壁との間を通過させることから、燃料が大流量のとき、ケーシング12の内壁とエレメント20の側壁との間を通過させるとともに、燃料の流れをケーシング12の内周壁面に沿わせセンサ部30側に燃料を流すことができる。これにより、エレメント20の一端部20a側にフロート式センサ32が位置しても、保持プレート17から流れ出る燃料流をフロート式センサ32の可動部が作動する軸方向に受けることがない。したがって、燃料の流速によって生ずるフロート式センサ32の誤動作を防止する効果がある。
【0038】
なお、第1本実施例では、リィンフォースプレート16の中心に形成された貫通孔から濾過前の燃料をフィルタ部10内に流入させ、この貫通孔の周囲に形成された3箇所の貫通孔16bから濾過後の燃料をフィルタ部10外に流出させたが、本発明では、この逆の構成、すなわちリィンフォースプレートの中心に形成された貫通孔から濾過後の燃料をフィルタ部外に流出させ、この貫通孔の周囲に形成される複数の貫通孔から濾過前の燃料をフィルタ部内に流入させても良い。
【0039】
(第2実施例)
本発明のフィルタエレメント固定構造をスピンオン型フィルタに適用した第2実施例を図5〜図7に示す。第1実施例と実質的に同一の構成部分については同一符号を付す。
図5〜図7に示す第2実施例は、クロージャプレート41をリィンフォースプレート16に溶接することなく、リィンフォースプレート16の貫通孔16bにクロージャプレート41とエレメント保持プレート42とを共にかしめ固定した例である。
【0040】
図5および図6に示すように、クロージャプレート41は、ケーシング12の一端部側の周縁部12aにかしめ固定可能な円環部41bを有するとともに、径方向内側に向って延びる幅広のL字状の取付部41aが、リィンフォースプレート16の貫通孔16bが形成された位置と対応するように周方向に略120°間隔に形成されている。さらにこの取付部41aには、貫通孔16bの内径より僅かに小径の貫通孔が形成されており、この貫通孔の周縁から図5で下方に延びる筒部41cが形成されている。この筒部41cは、貫通孔16bの内径とぼほ同径の外径を有し、リィンフォースプレート16の板厚と後述するエレメント保持プレート42の板厚とを加えた厚さ分の距離より大きくなるように軸方向長さが設定されている。
【0041】
図5に示すように、エレメント保持プレート42は、第1実施例のエレメント保持プレート17から、筒部17aを取除いた形状を有している。つまり、テーパ部42aの先端にはリィンフォースプレート16の貫通孔16bと略同径の貫通孔42bが形成され、底部外壁には中心に向ってY字状に集合する3本の溝部42dが形成されている。
【0042】
図7に示すように、リィンフォースプレート16の貫通孔16bの周縁部とエレメント保持プレート42の貫通孔42bの周縁部とが一致するように位置合わせした後、クロージャプレート41の筒部41cを双方の貫通孔16b、42bに挿入し貫通させる。すると、筒部41cの先端部41dが貫通孔42bより飛び出るため、この先端部41dを径方向外側に拡開しエレメント保持プレート42にかしめることで、リィンフォースプレート16の貫通孔16bにクロージャプレート41とエレメント保持プレート42とが共にかしめ固定される。
【0043】
第2実施例によると、リィンフォースプレート16の貫通孔16bにクロージャプレート41とエレメント保持プレート42とが共にかしめ固定されることから、第1実施例で説明したようにクロージャプレートをリィンフォースプレートに溶接する必要がなく、さらにクロージャプレート41とエレメント保持プレート42と一つのかしめ工程で同時にリィンフォースプレート16に固定できる。これにより、組付工程から溶接工程を削減できることから、製造設備コストを低減させる効果がある。また、組付工数が削減できることから、製品コストを低減させる効果がある。
【0044】
(第3実施例)
本発明のフィルタエレメント固定構造をスピンオン型フィルタに適用した第3実施例を図8〜図10に示す。第1実施例と実質的に同一の構成部分については同一符号を付す。
図8〜図10に示す第2実施例は、クロージャプレート51をリィンフォースプレート16に溶接することなく、リィンフォースプレート16の貫通孔16bにクロージャプレート51とエレメント保持プレート52とを共にかしめ固定した例である。
【0045】
図8および図9に示すように、クロージャプレート51は、ケーシング12の一端部側の周縁部12aにかしめ固定可能な円環部51bを有するとともに、径方向内側に向って延びる幅広のL字状の取付部51aが、リィンフォースプレート16の貫通孔16bが形成された位置と対応するように周方向に略120°間隔に形成されている。さらにこの取付部51aには、貫通孔16bの内径と略同径の貫通孔51cが形成されている。
【0046】
図8に示すように、エレメント保持プレート52は、第1実施例のエレメント保持プレート17とほぼ同様の形状を有している。つまり、テーパ部52aの先端に形成される筒部52bの軸方向長さがクロージャプレート51の板厚とリィンフォースプレート16の板厚とを加えた厚さ分の距離より大きく設定されている点が第1実施例のエレメント保持プレート17と異なる。また、第1実施例のエレメント保持プレート17と同様、底部外壁には中心に向ってY字状に集合する3本の溝部52dが形成されている。
【0047】
図10に示すように、リィンフォースプレート16の貫通孔16bの周縁部とクロージャプレート51の貫通孔51cの周縁部とが一致するように位置合わせした後、エレメント保持プレート52の筒部52bを双方の貫通孔16b、51cに挿入し貫通させる。すると、筒部52bの先端部52cが貫通孔42bより飛び出るため、この先端部52bを径方向外側に拡開しクロージャプレート51にかしめることで、リィンフォースプレート16の貫通孔16bにクロージャプレート51とエレメント保持プレート52とが共にかしめ固定される。
【0048】
第3実施例によると、第2実施例と同様、組付工程から溶接工程を削減でき、また組付工数が削減できる。したがって、製造設備コストおよび製品コストを低減させる効果がある。
なお、以上説明した本実施例では、スピンオン型フィルタ1にフィルタエレメント固定構造を適用したが、本発明では、これに限られることはなく、例えばリィンフォースプレートをキャップと一体に構成してリィンフォースプレート、ケーシング等を交換せずエレメントのみを交換するタイプのフィルタや、2分割可能なケーシングの一方と共にエレメントを交換するタイプのフィルタに本発明のフィルタエレメント固定構造を適用しても良い。
【0049】
また、本実施例では、内燃機関、特にディーゼル機関に供給される燃料を濾過するスピンオン型フィルタ1にフィルタエレメント固定構造を適用したが、本発明では、これに限られることはなく、例えばガソリン機関の燃料フィルタ、潤滑油、その他の液体等を濾過するフィルタに本発明のフィルタエレメント固定構造を適用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるスピンオン型フィルタの全体構成を示す部分断面図である。
【図2】第1実施例によるスピンオン型フィルタのフィルタ部の側面半断面図である。
【図3】図2に示すIII 方向矢視によるフィルタ部の平面図である。
【図4】第1実施例のフィルタ部のエレメントの斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例によるスピンオン型フィルタのフィルタ部の側面半断面図である。
【図6】図5に示すVI方向矢視によるフィルタ部の平面図である。
【図7】図6に示す一点鎖線VII の円内拡大図である。
【図8】本発明の第3実施例によるスピンオン型フィルタのフィルタ部の側面半断面図である。
【図9】図8に示すIX方向矢視によるフィルタ部の平面図である。
【図10】図8に示す一点鎖線Xの円内拡大図である。
【符号の説明】
1 スピンオン型フィルタ
5 キャップ
6 インレット
7 アウトレット
10 フィルタ部
12 ケーシング
14 クロージャプレート
16 リィンフォースプレート
16a、b 貫通孔
17、42、52 エレメント保持プレート
17a、42a、52a テーパ部
17b、52b 筒部
17c、52c 先端部
18 センサ保持プレート
20 エレメント
30 センサ部
32 フロート式センサ
Claims (4)
- 被濾過流体を濾過する円柱状のエレメントと、
筒状のケーシング、および前記ケーシングの軸方向の一方の端部側に設置され被濾過流体の出口部となる貫通孔が形成されるリィンフォースプレートを有し、前記エレメントを収容するハウジングと、
前記ハウジング内に収容され、一端開口から前記エレメントを受入れ、前記エレメントの外周を密に保持し、他端が前記出口部に密に連結される保持体と、
前記ハウジングの一端側において前記ケーシングに固定され、前記リィンフォースプレートおよび前記保持体とともに前記出口部を形成するクロージャプレートとを備え、
前記クロージャプレートは、先端部が前記保持体および前記リィンフォースプレートの前記貫通孔を形成する周縁と径方向で重ねられ、前記保持体および前記ハウジングとともにかしめられていることを特徴とするフィルタエレメント固定構造。 - 前記ハウジングには前記出口部と並べて入口部が形成されており、前記入口部から流入した被濾過流体は前記保持体の外周と前記ハウジングの内壁との間の隙間を通って流れることを特徴とする請求項1記載のフィルタエレメント固定構造。
- 前記ハウジング内で前記保持体の前記一端側には、フロート式センサが設けられることを特徴とする請求項1または2記載のフィルタエレメント固定構造。
- 前記被濾過流体は燃料であって、請求項1、2または3記載のフィルタエレメント固定構造を有することを特徴とする燃料フィルタ。
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