JP3643770B2 - 液晶表示装置及びその表示方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は動画の残像を低減させて高品位な表示が得られる液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に液晶表示装置は薄型軽量という特徴があり、携帯端末から大型テレビに至るまで幅広い用途で利用されている。これらの液晶表示装置としてTFT型が普及している。これは各画素にTFT(薄膜トランジスタ)を配置したものであり、例えば一方のガラス基板上に複数の走査線と信号線をマトリクス状に形成し、この信号線と走査線の交差部にTFTを設けている。このTFTのゲート電極は走査線に、ソース線は信号線に、ドレイン電極は画素電極にそれぞれ接続されている。他方のガラス基板には画素に対応してカラーフィルタなどが形成され、その上に対向電極が積層されている。この一対のガラス基板間に液晶を封入し、画素電極への印加電圧を制御して液晶の配列状態を変化させることで様々な表示を行っている。
【0003】
液晶表示装置の表示モードには、電圧無印加時に黒表示で電圧印加時に白表示になるノーマリブラックと、電界無印加時に白表示で電圧印加時に黒表示になるノーマリホワイトがある。ここで従来のノーマリホワイトの液晶表示装置によって、図2(a)に示す第1映像から第2映像に表示を変える場合を図6に基づいて説明する。表示部は画素が6行8列に並んでおり、上の行から順に走査して各画素の表示状態を変化させている。なおこの表示部では、最上行を第1行、最下行を第6行、最左列を第1列、最右列を第8列とする。
【0004】
第1映像を表示させる場合、まず第1行を走査し、第4列の画素のみをオンにして黒表示にする。この第4列の画素では画素電極に供給された電圧を保持するため、次回の第1行の走査時まで黒表示を維持する。次に第2行の走査時は第3列から第5列を、第3行の走査時は第2列から第6列を、第4行の走査時は第2列から第6列を、第5行の走査時は第3列から第5列を、第6行の走査時は第4列をそれぞれオンにして黒表示にする。この液晶表示装置を60Hzで駆動するとき、第1行から第6行までの走査する時間は1/60sかかり、これで1フレーム分の走査が完了して第1映像が表示される。
【0005】
次に第2映像を表示させるときは、再び第1行を走査する。第2映像は第4列が白表示であるため第4列をオフにし、第5列をオンにして黒表示にする。同様に第2行以降も順次走査を行い、該当する画素を黒表示にする。つまり第2行の走査時は第4列から第6列を、第3行の走査時は第3列から第7列を、第4行の走査時は第3列から第7列を、第5行の走査時は第4列から第6列を、第6行の走査時は第5列をそれぞれオンにして黒表示にする。こうして第1映像の映像が1列分だけ右にずれた第2映像が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の液晶表示装置は次の走査が行われるまで前回の表示状態を維持する所謂ホールド型であるため、動画などを表示させるときには残像が目立ってしまう。特に人間の目の場合、黒表示から白表示になるときはその変化を認識しやすいが、白表示から黒表示になるときは白表示の印象が残りやすいため表示状態の変化が認識し難い。そのため動画などでは特に白表示から黒表示に変化する部分の残像が生じやすく、高品位な表示が得られなかった。
【0007】
そこで残像現象を低減させる方法が、例えば特開2000−56738号公報、特開平10−268849号公報、特開平9−325715号公報、特開平2000−206492号公報などに開示されている。この方法は、例えばある映像を表示させた後にリセット期間を設け、このリセット期間内に画素電極で保持している電圧を除去してから第2映像の走査を開始したり、又は、残像が発生しやすい第1映像から第2映像への変化時に一時的に表示状態が見えないようにしている。
【0008】
しかし全画素をオフにしてから次の映像を表示させたり、映像の書き込み期間を一時的に非表示にする場合、映像の変化時に表示させる映像とはまったく異なる表示状態が入り込むことになり、十分にスムーズな動画が得られなかった。また、これらの従来例には白表示から黒表示への変化時の残像に注目したものはなかった。
【0009】
そこで本発明は、特に表示が白表示から黒表示になるときの残像を低減させて高品位な動画表示が得られる液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、複数の画素が形成された一対の基板間に液晶を封入し、前記画素に印加される電圧に応じて液晶の配向状態を変化させて該画素の表示状態を制御する液晶表示装置において、第1映像から第2映像に表示が変わる際に、各画素を走査して第1映像を表示する第1フレームと、各画素を走査して第2映像を表示する第2フレームと、第1フレームと第2フレームの間に設けられた中間フレームとを有し、中間フレームでは、第1映像から第2映像になるときに白表示から黒表示に変わる画素に対して黒表示になる電圧を印加し、それ以外の画素に対しては第1映像と同等の電圧を印加することを特徴とする。
【0011】
また、複数の画素が形成された一対の基板間に液晶を封入し、前記画素に印加される電圧に応じて液晶の配向状態を変化させて該画素の表示状態を制御する液晶表示装置において、第1映像から第2映像に表示が変わる際に、各画素を走査して第1映像を表示する第1フレームと、各画素を走査して第2映像を表示する第2フレームと、第1フレームと第2フレームの間に設けられた中間フレームとを有し、中間フレームでは、第1映像から第2映像になるときに輝度が低下する画素に対しては第1映像よりも低い輝度の表示になる電圧を印加し、第1映像から第2映像になるときに輝度が低下しない画素に対しては第1映像と同等の電圧を印加することを特徴とする。
【0012】
また、複数の画素を順次走査しながら各画素の表示状態を制御して映像を表示する液晶表示装置の表示方法において、第1映像から第2映像に表示を変える際に第1映像と第2映像に基づいた中間映像を介在させ、中間映像では、第1映像から第2映像になるときに白表示から黒表示に変わる画素を黒表示にし、それ以外の画素を第1映像と同じ表示にすることを特徴とする。
【0013】
また、複数の画素を順次走査しながら各画素の表示状態を制御して映像を表示する液晶表示装置の表示方法において、第1映像から第2映像に表示を変える際に第1映像と第2映像に基づいた中間映像を介在させ、中間映像では、第1映像から第2映像になるときに輝度が低下する画素に対しては第1映像よりも低い輝度の表示を行い、第1映像から第2映像になるときに輝度が低下しない画素に対しては第1映像と同等の輝度の表示を行うことを特徴とする。
【0014】
このように第1映像から第2映像に表示を変える際に、中間段階の表示状態を設け、第1映像から第2映像にかけて輝度が低下する画素に対しては第2映像を表示する前に輝度を下げるため、残像を低減することができる。さらに第1映像から第2映像にかけて輝度が低下しない画素に対しては中間段階でも第1映像の表示と同等の表示を維持するので、スムーズな動画を得ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。図1は液晶表示装置の概略構成図である。液晶パネルの表示部1には複数のゲート線2と複数のソース線3がマトリクス状に形成され、ゲート線2とソース線3の交差部にはTFT4(薄膜トランジスタ)が、画素毎に画素電極5がそれぞれ設けられている。TFT4はゲート電極がゲート線2に、ソース電極がソース線3に、ドレイン電極が画素電極5にそれぞれ接続されている。ゲート駆動回路6には複数のゲート線2が接続され、ソース駆動回路7には複数のソース線3が接続されている。そしてゲート駆動回路6からゲート線2にゲート信号が供給されると、そのゲート線2に接続するTFT4がオンになり、そのTFT4に接続した画素電極5にソース駆動回路7からのソース信号が供給される。このとき画素電極5と対向電極との間にソース信号に応じた電圧が印加され、その値に応じてその画素の液晶の配列状態を変化させている。こうして液晶の配列状態を制御することで各画素の透過率を制御し、液晶パネルの表示状態を変化させている。
【0016】
8は制御回路であり、9は外部コントローラである。外部コントローラ9は制御回路8に映像信号と同期信号を出力し、制御回路8は信号処理した後でゲート駆動回路6にスキャン信号をソース駆動回路7に映像データ信号を供給している。ゲート駆動回路6ではスキャン信号に基づいて各ゲート線2にゲート信号を供給し、ソース駆動回路7では映像データ信号をソース信号にシリアル−パラレル変換して各ソース線3に供給している。
【0017】
この液晶表示装置がTN型の場合、画素電極5に電圧が印加されていないときは液晶パネルの液晶分子が90°捩れたツイスト配列し、画素電極5に電圧を印加したときは液晶分子が垂直配列する。従って偏光板が直交ニコルのときは電圧無印加時に白表示、電圧印加時に黒表示のノーマリホワイトモードになり、偏光板が平行ニコルのときは電圧無印加時に黒表示、電圧印加時に白表示のノーマリブラックモードになる。ここで本発明の実施形態における表示の制御を、ノーマリホワイトモードとノーマリブラックモードのそれぞれについて説明する。
【0018】
ノーマリホワイトのときに図2(a)に示す第1映像から第2映像を表示する場合を説明する。図3はこの走査時の動作を示す図である。本発明では第1映像を表示させる第1フレームと第2映像を表示させる第2フレームとの間に残像を減少させるための中間フレームを設けている。この中間フレームでは、次回の走査(第2フレーム)で輝度が下がる画素(白表示から黒表示になる画素)を黒表示にし、次回の走査(第2フレーム)で輝度が下がらない画素(白表示から白表示、黒表示から白表示、黒表示から黒表示になる画素)については前回の走査(第1フレーム)と同じソース信号を供給して画素の表示状態を維持している。図3では6行8列を一塊にした表示部が3列に並んでいるが、最左列が第1フレームを、中間列が中間フレームを、最右列が第2フレームを示している。また1表示部は模式的に画素が6行8列に並んでいるが、最上行を第1行、最下行を第6行、最左列を第1列、最右列を第8列とする。
【0019】
まず第1フレームにおいて、第1行を走査するときに第4列の画素電極5にソース信号を供給して黒表示にする。この画素電極5に印加された電圧は次回の走査時まで保持され、そのまま黒表示を維持する。第1行を走査した後、第2行以降を順次走査して第1映像を表示させる。つまり第2行の走査時に第3列から第5列を、第3行の走査時に第2列から第6列を、第4行の走査時に第2列から第6列を、第5行の走査時に第3列から第5列を、第6行の走査時に第4列をそれぞれ黒表示にする。
【0020】
次に中間フレームにおいて、第1フレームから第2フレームになるときに輝度が下がる画素、つまり白表示から黒表示になる画素、については走査時に輝度が十分に下がるソース信号を供給して黒表示し、それ以外の画素については走査時に第1フレーム時にその画素に供給されたソース信号と同じソース信号を供給し、第1フレーム時の表示状態を維持する。つまり第1行では第5列の画素のみが第1映像から第2映像になるときに白表示から黒表示に変化するため、中間フレームではこの第5列の画素を黒表示にする。従って第1行の走査時は第4列と第5列が黒表示になる。第2行以降も同様に動作し、第2行の走査時は第6列も黒表示にして第3列から第6列を、第3行の走査時は第7列も黒表示にして第2列から第7列を、第4行の走査時は第7列も黒表示にして第2列から第7列を、第5行の走査時は第6列も黒表示にして第3列から第6列を、第6行の走査時は第5列も黒表示にして第4列と第5列をそれぞれ黒表示にする。
【0021】
その後、第2フレームにおいて再び第1行から走査を行い、第2映像を表示させる。つまり第1行の走査時は第5列を、第2行の走査時に第4列から第6列を、第3行の走査時に第3列から第7列を、第4行の走査時に第3列から第7列を、第5行の走査時に第4列から第6列を、第6行の走査時に第5列をそれぞれ黒表示にする。こうして第1映像から右へ1列分だけ移動した第2映像が表示される。
【0022】
この実施形態では図5(a)に示すように1画素電極5に1つのTFT4を接続した構成であるため、従来の1フレームを1/60sで走査するものと同等の時間で映像を変えていくためには、第1フレーム及び中間フレームを走査する時間がそれぞれ1/120sになり、走査速度が従来の2倍になる。また図3に示すように第1フレームの走査が完了してから中間フレームの走査を開始するため、各フレームの表示時間も1/120sになる。このとき画素電極5などは従来の構成を利用できるが、駆動回路の負荷が大きくなる。それに対して図5(b)に示すように1画素電極5に2つのTFT4を接続し、この2つのTFT4にそれぞれ別々のゲート線2とソース線3を接続した構成にすると、表示部の2つの行を同時に走査できるため、走査速度を従来のものと同等にすることができ、駆動回路の負荷を軽減できる。例えば、第1フレーム及び中間フレームの走査にかかる時間をそれぞれ1/60sに設定し、第1フレームの第4行の走査時に中間フレームの第1行の走査を開始する。このとき第1フレームの第6行の走査が完了したときは中間フレームの第3行目まで走査が完了しているため、第2フレームの第1行の走査が開始できる。このとき中間フレームの走査が完了する前に第2フレームの走査が始まるため、中間フレームの表示時間は1/120sになる。この実施形態では第2フレームの走査を開始するタイミングを変えることで中間フレームの状態を表示させる時間を自由に設定できるため、最も残像が少ない時間に設定することができる。一般に液晶の種類によってその応答速度が異なるため、中間フレームの表示時間としては液晶の応答速度よりも長い方がよい。また白表示から黒表示に変えたときの人間の目に残る白表示の印象は黒表示の時間を長くした方が弱くなるが、中間フレームの表示時間を長くすると中間フレーム時の映像の印象が強くなってしまうため、中間フレームの表示時間は残像が生じない範囲内であれば短時間の方がよい。
【0023】
本発明では特に残像が生じやすい次走査時に輝度が低下する画素に対して中間フレームで予め黒表示にするため、第2フレームで第2映像を表示したときに白表示から黒表示に変わる画素における白表示の印象を弱くすることができ、残像の生じ難い動画を表示することができる。また、次走査時に輝度が低下しない画素に対しては中間フレームで前回の走査時と同様のソース信号を供給しているため、中間フレームで第1映像と第2映像に関係する映像を表示させることができ、従来のような次の映像の表示前にリセット期間を設け、そのリセット期間で全画素電極の電圧を除去して次の映像とは全く異なる表示を行うものと比較して、スムーズな動画の表示が可能になる。
【0024】
次にノーマリブラックのときに図2(b)に示す第1映像から第2映像を表示する場合を説明する。図4はこの走査時の動作を示す図であり、各表示部の構成などはノーマリホワイトと同じである。ノーマリブラックのときもノーマリホワイトと同様に、第1映像を表示させる第1フレームと第2映像を表示させる第2フレームの間に中間フレームを設定し、この中間フレームで次回の走査時(第2フレーム)に輝度が下がる画素(白表示から黒表示になる画素)を黒表示にし、次回の走査時(第2フレーム)に輝度が下がらない画素(白表示から白表示、黒表示から白表示、黒表示から黒表示になる画素)については前回の走査時(第1フレーム)と同じソース信号を供給して画素の表示状態を維持している。
【0025】
第1フレームで第1映像を表示させる場合、第1行の走査時に第4列の画素を白表示させる。この画素の画素電極5の電圧は次回の走査時まで保持され、この画素は白表示を維持する。第1行の走査後は第2行から第6行まで順次走査し、第2行の走査時に第3列から第5列を、第3行の走査時に第2列から第6列を、第4行の走査時に第2列から第6列を、第5行の走査時に第3列から第5列を、第6行の走査時に第4列をそれぞれ白表示にする。
【0026】
次に中間フレームにおいて、第1フレームから第2フレームになるときに輝度が下がる画素、つまり白表示から黒表示になる画素、については走査時に輝度が十分に下がるソース信号を供給して黒表示し、それ以外の画素については走査時に第1フレームのときと同じソース信号を供給する。そしてノーマリブラックの場合、第1行では第4列の画素が第1映像から第2映像になるときに白表示から黒表示に変化するため、中間フレームではこの第4列の画素を黒表示にする。第1映像から第2映像では第5列の画素が黒表示から白表示になるが、この画素は輝度が下がることにならないため、中間フレームでは第5列の画素は第1フレームと同様に黒表示を維持する。従って第1行の走査時は全ての画素が黒表示になる。第2行以降も同様に動作し、第2行の走査時は第3列を黒表示に変えて第3列から第6列を白表示に、第3行の走査時は第2列を黒表示に変えて第3列から第6列を白表示に、第4行の走査時は第2列を黒表示に変えて第3列から第6列を白表示に、第5行の走査時は第3列を黒表示に変えて第4列と第5列を白表示に、第6行の走査時は第4列を黒表示に変えて全列を黒表示にする。
【0027】
その後、第2フレームにおいて再び第1行から走査を行い、第2映像を表示させる。このとき第1行の走査時は第5列を、第2行の走査時に第4列から第6列を、第3行の走査時に第3列から第7列を、第4行の走査時に第3列から第7列を、第5行の走査時に第4列から第6列を、第6行の走査時に第5列をそれぞれ白表示にする。
【0028】
このようにノーマリブラックの場合も、残像の生じやすい白表示から黒表示に変化する画素を中間フレームで先に黒表示にするため、残像を低減させて高品位な動画を得ることができる。また、次回の走査時に輝度が減少しない画素については前回の走査時と同じ表示状態を維持するので、スムーズな動画の表示が行える。
【0029】
本発明では第1フレームと第2フレームの間に中間フレームを設けているが、この中間フレーム時の映像データを制御回路8で作成している。外部コントローラ9から図2の第1映像を示す映像信号と同期信号が制御回路8に供給されると、制御回路8ではこの映像信号を基に第1映像の映像データ信号を作成してソース駆動回路7に供給し、また、スキャン信号を作成してゲート駆動回路6に供給する。ゲート駆動回路6にスキャン信号が入力されると、ゲート駆動回路6から各ゲート線2に順次ゲート信号が供給される。それと同時にソース駆動回路7では映像データ信号を各ソース線3に応じたソース信号に変換し、ゲート信号と同期して対応するソース線3に供給する。外部コントローラ9から第1映像に対応する映像信号が出力された後、次に第2映像に対応する映像信号が制御回路8に出力される。制御回路8では第1映像を示す映像信号と第2映像示す映像信号に基づいて中間フレームに対応する映像データ信号を作成し、ソース駆動回路7に供給する。ソース駆動回路7ではこの映像データ信号を各ソース線3に応じたソース信号に変換し、ゲート駆動回路6からのゲート信号と同期して対応するソース線3に供給する。その後、制御回路8では第2映像を示す映像信号から映像データ信号を作成してソース駆動回路7に供給し、ソース駆動回路7はこの映像データ信号をソース信号に変換して対応するソース信号に供給する。このように中間フレームに対応するデータを制御回路8で作成するようにすれば、外部コントローラ9などに大幅な変更を必要とせず、従来の構成を利用して本発明を実現できる。
【0030】
以上の実施形態では1画素が白表示又は黒表示する場合を説明したが、本発明は1画素で多階調表示する場合も有効である。その場合、第1フレームと第2フレームのときの映像を比較して輝度が低下する画素については中間フレームの走査時に輝度レベルが十分低下するソース信号を供給し、輝度が低下しない画素については第1フレームのときの表示状態を維持する。輝度が低下する画素に対して中間フレーム時に供給するソース信号を第2フレーム時にその画素に供給するソース信号と同電位に設定した場合、中間フレームの階調が第2フレーム時の表示に順じたものになり、スムーズな動画が得られる。一方、輝度が低下する画素に対して中間フレーム時に供給するソース信号を第2フレーム時の階調よりも1又は2階調暗いときの値に設定した場合、中間フレームで第2フレームよりも暗い階調を表示することになるため残像をかなり低減させることができ、糸引き現象のない輪郭のはっきりした動画を得ることができる。
【0031】
なお、本発明はフレーム毎にソース信号の極性を反転させるものにも有効である。中間フレームでは、輝度が低下しない画素に対して第1フレーム時にその画素に供給されるソース信号と同等のソース信号を供給しているが、これは第1フレーム時の画素電極と対向電極の電位差と中間フレーム時の画素電極と対向電極の電位差を同じにすることを意味している。従って、第1フレームと中間フレームでは同極性のソース信号を供給し、第2フレームでは逆極性のソース信号を供給する場合であれば、中間フレームと第1フレームで供給されるソース信号の値は同じになるが、中間フレームで第1フレームと逆極性のソース信号が供給される場合、中間フレームと第1フレームで供給されるソース信号の値は異なるが、画素に印加される電圧(画素電極と対向電極の間の電位差)は同じ値になる。
【0032】
また、実施形態では画素が白表示と黒表示に変化する場合を説明したが、これは白黒表示の液晶表示装置に限定するものではなく、カラー表示の液晶表示装置にも有効である。この場合、TFT4などを形成したTFTアレイ基板に対応して、対向電極やカラーフィルタを形成したカラーフィルタ基板を配置し、両基板間に液晶を封入して液晶パネルを構成する。
【0033】
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば、この実施形態ではTN型液晶表示装置について説明したが、ホールド型の液晶表示装置であればVAモードやIPSモードにも有効である。また液晶表示装置は透過型でも反射型でもよい。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、第1映像から第2映像に表示を変える際に、第1映像と第2映像に基づいた中間段階の映像を第2映像より先に表示する構成であり、この中間段階の映像では、第1映像から第2映像にかけて輝度が低下する画素に対して第1映像よりも低い輝度の表示を行う。従って残像が生じやすい次映像で輝度が低下する画素について次映像を表示する前に積極的に輝度を下げることができ、残像を低減することができる。さらに第1映像から第2映像にかけて輝度が低下しない画素に対しては中間段階の映像でも第1映像の表示と同等の輝度の表示を維持するため、第1映像から第2映像に変化する際にこれらの映像に類似した映像が表示されることになり、スムーズで高品位な動画を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である液晶表示装置の構成を示す概略図である。
【図2】表示動作を説明する際に用いる第1映像及び第2映像を示すサンプル図である。
【図3】本発明の実施形態のノーマリホワイトモードにおける表示動作を説明する図である。
【図4】本発明の実施形態のノーマリブラックモードにおける表示動作を説明する図である。
【図5】本発明の実施形態である画素電極などを示す模式図である。
【図6】従来の液晶表示装置のノーマリホワイトモードにおける表示動作を説明する図である。
【符号の説明】
2 ゲート線
3 ソース線
4 薄膜トランジスタ
5 画素電極
6 ゲート駆動回路
7 ソース駆動回路
8 制御回路
Claims (17)
- 複数の画素が形成された一対の基板間に液晶を封入し、前記画素に印加される電圧に応じて液晶の配向状態を変化させて該画素の表示状態を制御する液晶表示装置において、第1映像から第2映像に表示が変わる際に、各画素を走査して第1映像を表示する第1フレームと、各画素を走査して第2映像を表示する第2フレームと、前記第1フレームと第2フレームの間に設けられた中間フレームとを有し、前記中間フレームでは、第1映像から第2映像になるときに白表示から黒表示に変わる画素に対して黒表示になる電圧を印加し、それ以外の画素に対しては第1映像と同等の電圧を印加することを特徴とする液晶表示装置。
- 複数の画素が形成された一対の基板間に液晶を封入し、前記画素に印加される電圧に応じて液晶の配向状態を変化させて該画素の表示状態を制御する液晶表示装置において、第1映像から第2映像に表示が変わる際に、各画素を走査して第1映像を表示する第1フレームと、各画素を走査して第2映像を表示する第2フレームと、前記第1フレームと第2フレームの間に設けられた中間フレームとを有し、前記中間フレームでは、第1映像から第2映像になるときに輝度が低下する画素に対しては第1映像よりも低い輝度の表示になる電圧を印加し、第1映像から第2映像になるときに輝度が低下しない画素に対しては第1映像と同等の電圧を印加することを特徴とする液晶表示装置。
- 一方の基板上には、各画素に対応した画素電極と、前記画素電極と接続する薄膜トランジスタと、前記薄膜トランジスタのソース電極に接続するソース線と、前記薄膜トランジスタのゲート電極に接続するゲート線が形成され、他方の基板上には前記画素電極に対向する対向電極が形成された液晶表示装置であって、前記ゲート線へゲート信号を供給して前記薄膜トランジスタを走査する際にソース線に供給されたソース信号に応じた電圧が該画素の画素電極と対向電極の間に印加されて前記液晶の配列状態を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれかに記載の液晶表示装置。
- 各画素の表示モードがノーマリホワイトであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の液晶表示装置。
- 各画素の表示モードがノーマリブラックであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の液晶表示装置。
- 前記中間フレームの表示時間が1/120s以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の液晶表示装置。
- 前記第1フレームの走査中に前記中間フレームの走査を開始することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の液晶表示装置。
- 前記中間フレームにおいて、第1映像から第2映像になるときに輝度が低下する画素に対して第2映像の輝度と同等の表示になる電圧を印加することを特徴とする請求項2乃至請求項7のいずれかに記載の液晶表示装置。
- 前記中間フレームにおいて、第1映像から第2映像になるときに輝度が低下する画素に対して第2映像より低い輝度の表示になる電圧を印加することを特徴とする請求項2乃至請求項7のいずれかに記載の液晶表示装置。
- 映像データ信号を出力する制御回路と、前記映像データ信号に基づくソース信号を各ソース線に供給するソース駆動回路を備え、前記制御回路では第1映像と第2映像に基づいて中間フレーム時に表示する映像の映像データ信号を作成すると共にその映像データ信号を第1フレームの映像データ信号と第2フレームの映像データ信号の間に挿入して前記ソース駆動回路に供給することを特徴とする請求項3乃至請求項9のいずれかに記載の液晶表示装置。
- 前記他方の基板には前記画素に対応してカラーフィルタが設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の液晶表示装置。
- 複数の画素を順次走査しながら各画素の表示状態を制御して映像を表示する液晶表示装置の表示方法において、第1映像から第2映像に表示を変える際に第1映像と第2映像に基づいた中間映像を介在させ、前記中間映像では、第1映像から第2映像になるときに白表示から黒表示に変わる画素を黒表示にし、それ以外の画素を第1映像と同じ表示にすることを特徴とする液晶表示装置の表示方法。
- 複数の画素を順次走査しながら各画素の表示状態を制御して映像を表示する液晶表示装置の表示方法において、第1映像から第2映像に表示を変える際に第1映像と第2映像に基づいた中間映像を介在させ、前記中間映像では、第1映像から第2映像になるときに輝度が低下する画素に対しては第1映像よりも低い輝度の表示を行い、第1映像から第2映像になるときに輝度が低下しない画素に対しては第1映像と同等の輝度の表示を行うことを特徴とする液晶表示装置の表示方法。
- 前記各画素の表示モードがノーマリホワイトであることを特徴とする請求項12乃至請求項13のいずれかに記載の液晶表示装置の表示方法。
- 前記各画素の表示モードがノーマリブラックであることを特徴とする請求項12乃至請求項13のいずれかに記載の液晶表示装置の表示方法。
- 前記中間映像において、第1映像から第2映像になるときに輝度が低下する画素に対して第2映像の輝度と同等の表示を行うことを特徴とする請求項13乃至請求項15のいずれかに記載の液晶表示装置。
- 前記中間映像において、第1映像から第2映像になるときに輝度が低下する画素に対して第2映像より低い輝度の表示を行うことを特徴とする請求項13乃至請求項15のいずれかに記載の液晶表示装置。
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