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JP3641234B2 - Ring connection network system and node device - Google Patents

Ring connection network system and node device Download PDF

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JP3641234B2 JP2001361292A JP2001361292A JP3641234B2 JP 3641234 B2 JP3641234 B2 JP 3641234B2 JP 2001361292 A JP2001361292 A JP 2001361292A JP 2001361292 A JP2001361292 A JP 2001361292A JP 3641234 B2 JP3641234 B2 JP 3641234B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自己救済手段を備える二重化リングネットワークを、互いに相互接続して形成されるリング接続ネットワークシステムと、このシステムで使用されるノード装置に関する。この種のネットワークアーキテクチャは、インターコネクション(Interconnection)またはリングインターワーキング(Ring Interworking)と称され、例えばITU(International Telecommunication Union)から頒布されたITU−T(Telecommunication Standardization Sector of ITU)勧告G.842に記載される。
【0002】
【従来の技術】
個々の二重化リングネットワークにおいて完結するかたちでのトラフィックのSelf Healing方式は、ITU−T勧告G.841に記述される。この勧告において、この種の自己救済方式はAPS(Automatic Protection Switching)と称される。
【0003】
この勧告におけるAnnex Aには、Transoceanic Applicationと称する障害回避策が記述される。この障害回避方式によれば、通信パス(Path)を、障害箇所を避けた最短ルートに迂回させることができる。このためパスの伝送距離を短くでき、ノード間の距離が長い(従って伝送遅延が大きい)システムにおいて、インパクトの少ないswitchingを実現することが可能になる。
【0004】
一方、ITU−T勧告G.842には、複数の二重化リングネットワークを互いに相互接続(Interconnection)する方式が記述される。この勧告には、リング接続ネットワークシステムにおけるトラフィックの救済方式についても、その一部が記述されている。
【0005】
しかしながら勧告G.842には、障害箇所に隣接するノードでそれぞれルーピングを行うことにより障害を回避する、いわゆるNon-Transoceanic方式による障害回避方法が記述されているにとどまる。よって先に述べたTransoceanic方式による障害回避方法については明らかにされていない。
【0006】
このことはノード装置を提供する事業者のマルチベンダ化を阻み、また、近年のキャリア事業者のニーズに応えることが難しくなることを意味する。さらに、勧告G.841によるAPS機能と、勧告G.842によるインターワーキング機能とが個別に動作すると、通信断やトラフィックのミスコネクトを生じてしまう虞が有る。よって、何らかの対応策を早急に講じる必要がある。
【0007】
また、勧告G.842のインターワーキング機能を実現するに際して次のような不具合も有る。すなわちネットワークシステムには、システムを監視制御する監視制御装置(network management equipment)が設けられる。インターコネクションを考慮しない従来のシステムにおいては、監視制御装置は、複数のリングネットワークのそれぞれを、互いに独立したものと見做すことができる。この場合、監視制御装置は、個々のリングネットワークにおいてだけ存在するパスを管理の対象とすれば良い。
【0008】
しかしながらインターコネクション機能を持つシステムでは、複数のリングネットワークに跨って設定されるパスが存在するために、監視制御装置は、このようなパスをも併せて管理しなくてはならない。
【0009】
このような状況においてオペレータがパスの設定状態を把握するには、従来ではリングネットワーク単位で実施されたパスマネジメントの結果を人手により組み合わせるしかない。このため、オペレータの手間が非常に大きくなる。
【0010】
さらに、このようなリング接続ネットワークシステムにおけるパスのレストレーション処理は複雑である。このため、オペレータにとって個々のパスの状態を把握することは、ますます困難になる。このようなことから、監視制御装置のヒューマンマシンインタフェースを改善して、運用上の便宜を向上させることが望まれている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べたように、リング接続ネットワークシステムについて、Transoceanic方式による障害回避策が提供されていない。よってこの種のシステムでTransoceanic方式の切替が実施されると、回線断や、トラフィックのミスコネクトなどを生じてしまう虞が有る。
【0013】
本発明の第1の目的は、Transoceanic方式による障害回避を実施しても誤接続を生じる虞の無いリング接続ネットワークシステムと、そのノード装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、複数のノードおよびこれらのノードをリング状に接続する伝送路を備える複数のリングネットワークと、これらの複数のリングネットワークを互いに接続する複数の接続部分とを具備するリング接続ネットワークシステムにおいて、
前記リングネットワークに障害が発生した場合に、この障害を回避するための通信経路を最短経路で形成する例えばAPS機能などの第1の自己救済手段と、前記接続部分に障害が発生した場合に、この障害を回避するための通信経路を形成する例えばインターワーキング機能などの第2の自己救済手段と、前記第1の自己救済手段の動作に関わる制御情報を前記第2の自己救済手段に与え、この制御情報に基づいて前記第2の自己救済手段を動作させる例えば切替制御手段などを備える。
【0016】
このようにすることで、いわゆるTransoceanic型のAPSとインターワーキング機能による切替機能とを協調して動作させることが可能になる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、ここではSDH(Synchronous Digital Hierarchy)に準拠するシステムを対象とする。
<システム構成に関する基本的な説明>
図1は、本発明の実施の形態に係わるリング接続ネットワークシステムの構成を示す図である。このシステムは、伝送路が二重化されている二つのリングネットワーク(Ring Network 1,Ring Network 2)を、ITU−T勧告G.842に則して互いにインターコネクションしたシステムである。いずれのリングネットワークも、ITU−T勧告G.841 Annex Aに記載されたリングAPS機能を備える。
【0021】
Ring Network 1は、ノード装置(以下ノードと称する)A〜Dを備える。ノードA〜Dは光ファイバ伝送路FLを介してリング状に接続される。Ring Network 2は、ノードE〜Hを備える。ノードE〜Hは光ファイバ伝送路FLを介してリング状に接続される。光ファイバ伝送路FLは、現用系伝送路SLと予備系伝送路PLとを備える。現用系伝送路SL、および、予備系伝送路PLは、それぞれ時計回り(Clockwise:CW)lineおよび反時計回り(Counter Clockwise:CCW)lineを備える。なお、Ring Network 1 及びRing Network 2のノードの数は4つに限定されず、いくつであっても構わない。
【0022】
この種の二重化リングネットワークシステムは、特に、4ファイバリングシステムと称される。なお、1本のファイバに現用系伝送路SLと予備系伝送路PLとが多重される2ファイバリングシステムも有る。
【0023】
現用系伝送路SL、および予備系伝送路PLは、波長多重される複数の波長の光信号を伝送する。各波長には、例えばSTM−64(Synchronous Transport Module Level 64)などの高速インタフェースが適用される。
【0024】
システムに障害の無い場合に現用系伝送路SLを介して伝送される信号は、サービストラフィックとされる。現用系伝送路SLにサービストラフィックを流しているときには、予備系伝送路PLは空きとなる。そこで、システムの運用効率の向上のため、例えばリアルタイム性を要求されない情報のように、比較的優先度の低いトラフィックを予備系伝送路PLの空きチャネルに流す場合がある。この種のトラフィックはエキストラトラフィック、またはパートタイムトラフィック(part-time traffic)とされる。
【0025】
パートタイムトラフィックには、専用のインタフェースが設けられる。エキストラトラフィック用のタイムスロットは、サービストラフィック用のタイムスロットに1対1に対応するように決められる。パートタイムトラフィック用のタイムスロットには、そのような制限は無い。
【0026】
図1において、ノードA〜Hは、それぞれ低速回線3cを介して例えば交換機、専用線ノード、ATMクロスコネクト装置などの低次群装置(符号無し)に接続される。繁雑を避けるため、図1にはその様子を一部のノードについてのみ示す。
【0027】
ところでこのシステムでは、ノードCとF、およびノードDとEとが、低速回線3cの一部のチャネルを利用して互いに接続される。その接続インタフェースは、勧告G.842に記載されるリングインターワーキングである。なお図1において、インターワーキングに参加するノードの数は、各リングネットワークにおいて2である。ここでは、ノードCとFを接続する伝送路を第1の接続伝送路、ノードDとEを接続する伝送路を第2の接続伝送路として説明する。また、ノードCとF及びノードDとEを、機能上、接続ノードとして説明する。よって図1に示される形態は、デュアルノードインターワーキング(Dual Node Interworking)と称される。
【0028】
図1のリング接続ネットワークシステムは、このシステム全体に対する監視処理や制御処理などを担う監視制御装置(Network Management Equipment:以下NMEと表記する)を備える。NME10は例えば汎用のワークステーションに専用のアプリケーションソフトを搭載して実現され、ネットワークおけるパス設定やアラーム監視などの制御を実施する。
【0029】
NME10は、LAN(Local Area Network)などを介して、例えば一つのノード(図1ではノードB)に接続される。もちろん、全てのノードにNME10を一つずつ接続しても良く、NME10の数、およびその設置の形態は任意である。
【0030】
このようなシステムでは、NME10をマネージャ、各ノードA〜Hをエージェントとするマネージャ/エージェントモデルが形成される。NME10の管理の対象(MO:Managed Object)はノードA〜Hに限られず、例えば光ファイバ伝送路FLなど様々に存在する。
【0031】
NME10は、その管理対象に、管理ネットワーク(図示しない)を介して接続される。NME10は、ネットワークを管理するにあたり、管理ネットワークを介してノードA〜Hから通知される通知情報(Notification)を主に利用する。なお管理ネットワークは、SDHフレームの例えばDCC(Data Communication Channel)などを利用して形成される、論理的な実体である。管理ネットワークにおけるNME10と各ノードA〜Hとの接続プロトコルには、例えばCMIP(Common Management Information Protocol)が採用される。
【0032】
図1において、ノードA〜Hは、光ファイバ伝送路FLを介して伝送されるSTM−64フレームに時分割多重されるタイムスロットのうち所定のスロットを分離(ドロップ)する。このスロットは、低次群信号として低速回線3cに送出される。またノードA〜Hは、低速回線3cからのSTM−1、STM−4、STM−16などの低次群信号をSTM−64フレームの所定スロットに多重(アッド)する。これにより生成された高次群信号は、他のノードに送出される。このようにして、所定の伝送容量を持つパス(Path)が各ノード間に設定される。
【0033】
任意の区間での情報通信は、当該区間にパスが設定されることによってはじめて可能になる。パスが設定される際には、通信を行いたい区間の一方のノードの低速側チャネルと、他方のノードの低速側チャネルと、経由するノードなどが指定する。
【0034】
図1において注意すべき点は、Ring Network 1とRing Network 2とが複数の接続伝送路によりインターコネクトされることにより、各リングネットワークだけに閉じるかたちのパスだけでなく、2つのリングネットワークを跨ぐかたちのパスを設定することが可能になることである。
【0035】
図2に、ノードA〜Hの構成を示す。ノードA〜Hは、現用系伝送路SLを終端する現用系高速インタフェース部(以下HS I/Fと表記する)1−0と、予備系伝送路PLを終端する予備系高速インタフェース部1−1とを備える。現用系高速インタフェース部1−0、または予備系高速インタフェース部1−1を介して装置内部に導入されるSTM−64信号は、タイムスロット交換部(TSA:Time Slot Assignment)2−0に入力される。
【0036】
タイムスロット交換部2−0は、STM−64信号に時分割多重されたタイムスロットのうち、所定のタイムスロットをドロップする。ドロップされたスロットは、低次群信号として低速インタフェース部(以下LS I/Fと表記する)3−1〜3−kに与えられる。逆に、低速インタフェース部3−1〜3−kから到来する低次群信号は、タイムスロット交換部2−0に与えられ、STM−64フレームの所定のタイムスロットにアッドされ、光ファイバ伝送路FLに送出される。
【0037】
タイムスロット交換部2−0は、タイムスロット交換部2−1と対を成して二重化される。定常時には、タイムスロット交換部2−0が現用系として動作する。タイムスロット交換部2−0に障害が起こると、タイムスロット交換部2−1を予備系として運用すべく、装置内切替が実行される。タイムスロット交換部2−1の動作は、タイムスロット交換部2−0の動作と同様である。
【0038】
なお、現用系と予備系との間には、現用系から予備系へ、又は予備系から現用系への信号径路の変更を可能とするスイッチ回路(図示せず)が設けられる。
【0039】
高速インタフェース部1−0,1−1、タイムスロット交換部2−0,2−1、および、低速インタフェース部3−1〜3−kは、それぞれサブコントローラ4H,4T,4Lを介してCPU(Central Processing Unit)5に接続される。サブコントローラ4H,4T,4Lは、CPU5による制御を補助する。冗長切り替えなどの各種の制御は、サブコントローラ4H,4T,4LとCPU5との協調動作により、階層的に実施される。
【0040】
CPU5は、各種制御プログラムなどを記憶する記憶部6と、管理網インタフェース(I/F)7とに接続される。記憶部6には、個々のリングネットワークにおけるパスの設定状態を示す情報であるリングマップ(Ring Map)や、高次群チャネルと低次群チャネルとの接続設定状態を示す情報であるファブリック(Fabric)などが記憶される。いずれの情報も、APSの実施の際に必要とされる。リングマップについては、ITU−T勧告G.841のFigure 7-6/G.841などに詳しい記述がある。
【0041】
ところで、CPU5は、APS制御部5aと、インターワーキング制御部5bとを備える。APS制御部5aは、ITU−T勧告G.841 Annex Aに言うところのMS shared protection rings (transoceanic application)を実施するための機能を備える。インターワーキング制御部5bは、ITU−T勧告G.842に言うところのRing Interworking機能を実現するための機能を備える。なお本実施形態では便宜のため、MS shared protection rings (transoceanic application)の機能をRing APS、または高速インタフェース(HS interface)に係わるswitchingの意味でHS APSと称する。
【0042】
APS制御部5aにより実現される機能は、リングネットワークに障害が発生した場合に、この障害を回避するための通信経路を形成して、トラフィックを障害から救済することである。APS制御部5aによれば、トラフィックを障害から回避させ得る、最も短い通信経路が形成される。具体的には、リングネットワーク上のある区間の現用系伝送路のみに障害が発生した場合は、その区間の予備系伝送路に迂回するように、通信パスの経路を切り換える(これをスパン切替(Span Switch)という。また、リングネットワーク上のある区間の現用系伝送路と予備系伝送路の両方に障害が発生した場合は、その区間を回避する経路の予備系伝送路に、通信パスの経路を切り換える(これをリング切替(Ring Switch)という。APS制御部5aでは、各伝送路の障害を検出した場合、または他のノードのAPS制御部5aから障害の有無に関する通知に基づいて、上記スパン切替(Span Switch)またはリング切替(Ring Switch)を行うための、自ノードがどのような動作が必要か判断し、切替を行う。
【0043】
インターワーキング制御部5bにより実現される機能は、障害が、第1の接続伝送路、または、第2の接続伝送路に発生した場合に、この障害を回避するための通信経路を形成して、トラフィックを障害から救済することである。インターワーキング機能は、第1の伝送路と第2の伝送路の双方に通信パスを設定しておき、どちらかを選択するようになっている。各ノードのインターワーキング制御部5bは、障害の発生を検出すると、その障害を回避するためには通信経路をどのように切り換える必要があるかを判断し、必要に応じて、第1の伝送路と第2の伝送路の双方に通信パスの選択を切替を行う。
【0044】
本明細書においては、区別のため、APS制御部5aにより実現されるトラフィック救済機能を、第1の自己救済手段と称する。また、インターワーキング制御部5bにより実現されるトラフィック救済機能を、第2の自己救済手段と称する。
【0045】
さらにCPU5は、本発明に係わる新たな制御機能として、切替制御部5cを備える。切替制御部5cは、Ring APS機能とRing Interworking機能とを協調して動作させるための制御を実施する。つまり、ネットワーク上の障害の発生状況に応じて、Ring APS機能とRing Interworking機能の両方の機能の連携が必要なのか、Ring APS機能とRing Interworking機能のいずれか一方の機能のみで障害回避が可能かについて判断する。この新たな制御機能は、例えば既存の制御プログラムに新たにパッチを当てるなどの手法により実現される。本実施形態では、切替制御部5cにより実施される手順が詳しく説明される。
【0046】
図3に、NME10の構成を示す。NME10は例えば汎用のワークステーションに専用のアプリケーションソフトを搭載してなり、その機能の主体はソフトウェアにより実現される。NME10は、入出力部80と、インタフェース(I/F)部90と、記憶部100と、CPU110とを備える。入出力部80は、操作部21、表示部25を備えてヒューマンマシンインタフェースを担う。インタフェース(I/F)部90は、LANを介して各ノードA〜Hとの接続インタフェースをとる。記憶部100は、各種監視制御プログラムなどを記憶する。操作部21は、例えばマウスやキーボードなどとして、表示部25は液晶ディスプレイなどとして実現される。
【0047】
ところで、CPU110は、表示制御部110aを備える。表示制御部110aは、表示部25の表示制御全般、表示部25の表示内容に対する操作(例えばマウスによるクリックなど)に応じた演算処理、ノードA〜Hからの通知を反映する表示内容の更新などを行う。本実施形態では、表示制御部110aの機能の中でも、特にリングネットワーク間を跨ぐパスをも含めた表示制御の仕様につき詳しく説明される。
【0048】
ここで、ノードA〜Hにおける基本的なパス設定手順、およびswitchingの手順につき説明する。まず、オペレータによる通信パスの設定操作が例えばNME10を介して行われたとする。そうすると、この操作を示す情報がHS I/F1−0を介してCPU5に取り込まれる。CPU5は、この情報をもとに、記憶部6のリングマップとファブリックとを更新する。
【0049】
そしてCPU5は、TSA2−0を、接続状態情報に基づくスイッチ状態に設定する。この設定により、TSA2−0は、現用系伝送路SLから現用系HS I/F1−0を介して受信した信号に含まれるチャネルのうち、ドロップさせる必要のないチャネルを他方側のHS I/F1−0にスルーさせる。またTSA2−0は、ドロップあるいはアッドさせる必要のあるチャネルを、対応するLS
I/F3−1〜3−kに接続する。
【0050】
一方、ノードA〜Hにおいて、自装置内の各ユニットに設けられた監視部(図示せず)からのアラーム情報、または他のノードからの障害発生による伝送路切替え要求が受信されたとする。そうすると、切替制御部5aにより、サービストラヒックの回避を行うために必要な通信パスの伝送径路が判断される。そして、記憶部6のリングマップおよびファブリックが更新され、TSA2−0の設定状態が変更される。これによりサービストラヒックは、障害から救済される。
【0051】
[第1の実施形態]
次に、本発明の第1の実施形態につき説明する。この実施形態では、ノード(簡便のため、以下ノードと略称する)A〜Hはいずれも図2の構成をとるものとする。まず、本発明の特徴に関する部分の説明に先立ち、ITU−T勧告G.842に規定された一般的な事柄につき説明する。
【0052】
<一般的事項に関する説明>
複数のリングネッワークを低速光インタフェース(STM-1E/1o/4o/16o/64o:添字Eは電気インタフェース、oは光インタフェースを示す)で接続することにより、Ring Interconnectionが実現される。ここでは、リングネッワーク間を接続する部分のプロテクションアーキテクチャに、ITU-T RecommendationG.842に示される仕様、すなわち“Dual Node Ring Interworking”を適用するケースにつき説明する。
【0053】
図4は、図1のシステムを模式的に示す図である。なお便宜上、図4では図1のシステム構成を縦向きにして示したが、符号およびネットワークトポロジは図1と同様である。図4において、符号(a)はノードAに接続される低次群装置、符号(b)はノードGに接続される低次群装置にそれぞれ相当するオブジェクトである。実線矢印は(b)から(a)へのトラフィックの流れを、点線矢印は(a)から(b)へのトラフィックの流れを示す。
【0054】
図4のように、複数のリングネットワークがそれぞれ2つのノードの低速インタフェース(LS INF)を介して接続されるネッワーク形状は、デュアルノードインターコネクション(Dual node interconnection)と称される。以下、リングネットワークの接続に係わるノードを接続ノードと称する。図4における接続ノードは、ノードC,D,E,およびFである。デュアルノードインターコネクション機構を用いてパスプロテクション動作を行うことで、デュアルノードインターワーキング(Dual Node Interworking)が実現される。
【0055】
図5に示すようにリングインターワーキングとは、端的に言えば、一方のリングネッワークにおける接続ノードから同一の信号をパラレルに送信(デュアルフィード)し、デュアルフィードされた信号を他方のリングネッワークの接続ノードにおいて選択的に受信することにより、トラフィックをパス単位で救済するプロテクションメカニズムである。よって切替は受信選択の動作のみによって実現される。パス救済の形態は、Uni-directionalである。
【0056】
図6に示すように、サービストラフィックをHS(高速)チャネルとLS(低速)チャネルの2方向にデュアルフィード(すなわち Drop and Continue )し、かつサービストラフィックをHSチャネルまたはLSチャネルのいずれかから選択的に受信するノードを、プライマリノード(Primary Node)と定義する。Primary Nodeは、2つのルートから与えられるトラフィックを選択する権利、すなわちトラフィックの選択権を有する。図6ではノードD,EがPrimary Nodeに相当する。
【0057】
サービストラフィックを迂回させるために予め準備されるバックアップ経路(すなわち予備ルート)を形成するノードを、Secondary Nodeと定義する。2つのリングネッワークを乗り入れるパスを終端するノードを、ターミネーションノードTermination Nodeと定義する。図6でセカンダリノードはノードC,F、ターミネーションノードはノードA,Hである。
【0058】
リングインターワーキングにおいては、現用ルート(working route)と予備ルート(protection route)とが、通信パスを設定する際に決定される。現用ルートをサービスサーキット(Service Circuit)、予備ルートをセカンダリサーキット(Secondary Circuit)と定義する。これらのルートは、2対の接続ノードで構成されるインターコネクション部分におけるパスの形状に基づいて、決定される。
【0059】
例えば図6では、ノードD,Eを結ぶルートがService Circuit,ノードD,C,F,Eを結ぶルートがSecondary Circuitとなる。なお、図6に示すパス形状は、Same Sideと称される。
【0060】
一方、図7では、ノードD,E,Fを結ぶルートがService Circuit,ノードD,C,Fを結ぶルートがSecondary Circuitである。なお図7に示すパス形状は、Opposite Sideと称される。特に、Opposite Sideのパス形状では、インターコネクション部分のトラフィック経路によりDiverse Routing,およびUniform Routingを定義することができる。Diverse Routingのパス形状を図8に、Uniform Routingのパス形状を図9にそれぞれ示す。なおネットワークの制御に際して、Diverse RoutingとUniform Routingとの違いが考慮されることはない。
【0061】
図1に示される構成のほか、図10に示すように、ノードAとHとが相互接続される形態もある。この構成は、各リングネットワークにおいて1つのノードがinterconnectionに係わるという意味で、シングルノードインターワーキングと称される。さらに、図示しないが各リングネットワークにおいて2つ以上のノードを相互接続する形態も可能である。
【0062】
<ノードA−D間で障害発生の場合>
以下では、ITU-T Recommendation G.841 Annex Aに基づくDual Node Interworkingにつき説明される。リング接続ネットワークシステムでITU-T Recommendation G.841 Annex Aに準拠するRing APS機能を動作させるにあたり、上記で定義したモデルとは異なるモデルを、新たに定義する必要が生じる。以下では、Ring APSが動作した場合を考慮し、Ring APS動作時のデュアルノードインターワーキングに係わる定義を述べる。
【0063】
すなわち、デュアルノードインターコネクション部のパス形状と、Ring APS機能がどのセクションに対してリング切替を行うかに応じて、上記で定義したPrimary Node、Secondary Node、Service Circuit、および、Secondary Circuitの定義が異なる。より詳しく言えば、Primary NodeおよびSecondary Nodeの機能的な定義は変わらない。ただし、プライマリまたはセカンダリの機能を有するノードの物理的な位置が再定義される。なお、装置内切替、またはLS-APS機能が動作する場合には、ノード機能を再定義する必要はない。
【0064】
(Same Sideの場合)
図11は、Same Sideにおける初期設定時の状態の一例を示す図である。図11において、ノードD,EがPrimary Node、ノードC,FがSecondary Node、ノードA,HがTermination Nodeとなる。なお図11はノーマル状態、すなわちHS
Side Fault Free Stateを示す。
【0065】
図12は、図11のノーマル状態から、Ring Switchを要求するイベントがノードA,D間に生じた場合を示す図である。このイベントとしては、当該区間の現用系伝送路SLおよび予備系伝送路PLの両方に障害が生じた場合、またはNME10からForced Switchなどのコマンドが与えられた場合などがある。
【0066】
図12において、上記イベントの発生を受けてRing APSが起動し、区間AD(ノードAとノードDとの間の区間、以下同様)でRing Switchが完了すると、トラフィックルートは区間AD以外の区間にレストレーションされる。これ以降、プライマリノードの機能は、Ring Switchにセカンダリノードであったノードが担う。このノードを、プロテクションプライマリノード(Protection Primary Node)と新たに定義する。
【0067】
逆に、Ring Switchの完了以降、セカンダリノードの機能は、Ring Switch前にプライマリノードであったノードが担う。このノードを、プロテクションセカンダリノード(Protection Secondary Node)と新たに定義する。
【0068】
図12では、ノードCがProtection Primary Nodeに、ノードDがProtection Secondary Nodeにそれぞれ再定義される。
【0069】
さらに、トラフィックの選択権を持つノードの変更に応じて、図12に示すようにworkingルートをProtection Service Circuitと新たに定義する。またprotectionルートを、Protection Secondary Circuitと新たに定義する。
【0070】
(Opposite Sideの場合)
図13は、Opposite Sideにおける初期設定時の状態の一例を示す図である。図13においてノードD,FがPrimary Node、ノードC,EがSecondary Node、ノードA,GがTermination Nodeとなる。図13のモデルはノーマル(HS Side Fault Free State)時を示す。
【0071】
図14は、図13のノーマル状態から、Ring Switchを要求するイベントがノードA,D間に生じた場合を示す図である。図14において、上記イベントの発生を受けてRing APSが起動し、区間ADでリング切替が完了すると、トラフィックルートは区間AD以外の区間にレストレーションされる。図12と同様に、ノードCがProtection Primary Nodeに、ノードDがProtection Secondary Nodeにそれぞれ再定義される。
【0072】
ここで、次の点に注意する必要がある。すなわち、図11のノーマル時においてPrimary Nodeの状態は、Service Circuitを選択している。この状態は、Ring Interworkingに関して切替要求がない状態である。また、図12においてもProtection Primary NodeはProtection Service Circuitを選択しており、この状態も切替要求が無い状態である。
【0073】
すなわち、Ring APS機能がRing Switchを起動しても、Ring APS機能は、Ring Interworking機能に対してSwitchを要求しない。Ring APS機能が動作すると、Primary Nodeの物理的な位置は変わるが、インターコネクション部分の選択状態は変更されない。図13、図14に示されるように、パス接続形態がOpposite Sideの場合にも同様である。
【0074】
<ノードC−D間で障害発生の場合>
図15は、図11のノーマル状態から区間CDでのリング切替が完了した状態を示す図である。区間CDでRing Switchが完了すると、セカンダリサーキットは、区間CD以外のプロテクションセカンダリサーキットにレストレーションされる。
【0075】
これ以降、プライマリノードの機能は、switch前にターミネーションノードであったノードが担う。このノードも、プロテクションプライマリノード(Protection Primary Node)と定義される。セカンダリノードの機能は、switch前にセカンダリノードであったノードが担う。このノードも、プロテクションセカンダリノード(Protection Secondary Node)と定義される。図15では、ノードAがProtection Primary Nodeに、ノードCがProtection Secondary Nodeにそれぞれ再定義される。
【0076】
また、図15に示されるように、workingルートは、Protection Service Circuitと新たに定義される。protectionルートはProtection Secondary Circuitと新たに定義される。
【0077】
図16は、図13のノーマル状態から区間CDでのリング切替が完了した状態を示す図である。図16において区間CDでリング切替が完了すると、セカンダリサーキットは区間CD以外のプロテクションセカンダリサーキットにレストレーションされる。このときノードAがProtection Primary Nodeに、ノードDがProtection Secondary Nodeにそれぞれ再定義される。
【0078】
なお、ここでも上記と同様の事項に注意を要する。図15においてProtection Primary Nodeの状態はProtection Service Circuitを選択している状態である。この状態は、切替要求が無い状態である。よって、ここでもRing APS機能がRing Switchを起動しても、Ring APS機能は、Ring Interworking機能に対してSwitchを要求しない。
【0079】
<ノードD−E間で障害発生の場合>
次に、インターコネクション部分であるノードD−E間で障害発生の場合の場合について説明する。この場合はRing Interworking機能とRing APS機能との複合動作により、障害を回避することになる。
【0080】
Ring APS機能は、ネットワークにおけるパス設定機能(この機能は、既知の機能オブジェクトである)が生成したパス経路に対してプロテクション動作を実施する。このため、現在のパスの状態が、パス設定機能による設定と異なる状態である場合には注意を要する。すなわち、Ring Interworking機能がSecondary Circuitを選択している場合には、APSによる切替手順(切替 sequence)に工夫を要する。
【0081】
まず、図11の状態からインターコネクション部分のLSインタフェースに障害が発生すると、Ring Interworking機能が起動する。例えば区間DEに障害が発生すると、図17に示すように、Primary NodeであるノードD,EはSecondary Circuitを選択する。
【0082】
次に、図17の状態からHSインタフェース障害が生じた場合について、図18、19を用いて説明する。
【0083】
図17の状態からHSインタフェース障害が生じると、Ring APS機能がring switchを起動する。図18に、区間ADにリング障害が生じた場合を示す。しかしながら、Ring APS機能は、Ring Interworking機能の切替状態に拘わらず、デフォルトのパス形状であるDrop and Continue with Add形状のパスに対してリングスイッチを実施する。すなわち、Ring APS機能は、障害が存在するProtection Service Circuitにパスを迂回させようとするので、好ましくない。
【0084】
そこで本実施形態では、Ring APSのレストレーション後にAPS機能からRing Interworking機能に制御情報を与えるようにする。そうして、各ノードに実装されるRing Interworking機能に、自ノードのステートがProtection Primary Nodeであるか、またはProtection Secondary Nodeであるかということを認識させるようにする。制御情報としては、障害の発生箇所や、レストレーション状態にあるパスの識別子などが挙げられる。
【0085】
APS機能とRing Interworking機能との間での制御情報の授受は、ノード内に閉じた形で実現すると都合が良い。すなわち本実施形態では、機能オブジェクト間での制御情報の授受を、ノード内で実施するようにする。このようにすると、異なるノード間での情報の授受を新たに設定する必要が無くなる。また、異なるノードのRing Interworking機能間での通信の必要が無くなる。
【0086】
なお、各ノードのRing Interworking機能に自ノードのステートを認識させるには、2つの形態が考えられる。一方の方法は、制御情報をRing Interworking機能に与えてRing Interworking機能側でステートを算出させるという形態である。他の形態は、APS機能側でノードのステートを算出して、これをRing Interworking機能に通知するという形態である。
【0087】
さて、制御情報の通知を受けた状態にあるRing Interworking機能は、P−AIS(Pass Alarm Indication Signal)などのパス警報を検出すると、Protection Primary Nodeおいて、Ring Interworkingによるswitchを開始する。図19に示すように、Ring Interworking切替により、Protection Primary NodeであるノードCは、Protection Secondary Circuitを選択する。この状態に至ると、ミスコネクトを誘発することなく、パスを救済することができる。
【0088】
なおP−AISの取得先は、図18、19に示すようにLSインタフェース側からでも、またはHSインタフェース側からでも良い。P−AISの取得先は、ノードのTSA2−0の設定状態によって変わる。
【0089】
このように、Ring Interworking機能にAPS機能から制御情報を与え、Ring APS機能とRing Interworking機能とを複合的に動作させることにより、サービスパスをレストレーションすることが可能になる。
【0090】
なお、Ring Interworking機能が動作した後に、Ring APS機能が動作する際の切替時間に注意する必要がある。勧告G.841の規定によればRing APSに許される切替時間は、最長で300[ms]である。上記の方式ではRing Interworking機能とRing APS機能とが複合的に動作する機構によりレストレーションが実現されるため、双方の機能による切替時間を積算して最終的な切替時間を見積もる必要がある。
【0091】
なお、図17などに示される矢印は、各ノードからNME10に送出されるNotificationを示す。図17のノードDおよびEから出る矢印は、(no switch→APS完了)と示されており、切替の完了の旨を通知するNotificationである。
【0092】
次に、外部コマンドによりSecondary Circuitが選択される方式につき説明する。本実施形態では、NME10などの外部OS(Operation System)からのswitch requestコマンドおよびreverse requestを、Primary Nodeに対して与えるようにする。Ring APSがレストレーション動作している状態においても同様に、コマンドを与える宛先ノードをProtection Primary Nodeとする。
【0093】
<ノードDのノード障害の場合>
次に、図20を参照してノード障害、またはノードアイソレーション(すなわちノードが孤立する形態の伝送路障害)時の動作につき説明する。図11の状態からノードDに障害が発生すると、図20に示すようにリング切替が実施されてサービストラフィックがレストレーションされる。
【0094】
リングインターコネクションを有するネットワーク構成においては、パスの接続の形態が特殊であるために、Dual Node Interconnection形状を利用することによってサービストラフィックのレストレーションを実現することが可能となる。本実施形態では、リングAPSの動作時においては、図20に示されるようなレストレーションが実施される。
【0095】
<各ノードの状態通知機能>
本実施形態における各ノードの監視機能につき説明する。各ノードは、Service Circuitの状態およびSecondary Circuitの状態(すなわち障害の発生状態)を、常時監視する。また各ノードは、各種のプロテクション機能(すなわちリングAPS、装置内switch、LS-APS)が動作すると、プロテクション機能の動作状況に応じて監視位置を変更する。装置内switch、LS-APS機能が動作した場合には、各ノードはService Circuit、およびSecondary Circuitを監視する。Ring APS機能が動作した場合には、各ノードはProtection Service Circuit、およびProtection Secondary Circuitを監視する。
【0096】
次に、本実施形態における各ノードの通知機能につき説明する。Primary Node、Secondary Node、Protection Primary Node、Protection Secondary Nodeは、自己のステートをオペレータに明示するなどのために、外部OSに対して各種のnotificationを送出する。Notificationには、パス経路生成(create)の通知、各パスごとのprimary Nodeを通知するステート通知、Ring APSにおけるパスプロテクション状態を示す切替/切り戻しを示す通知などがある。
【0097】
図21に、パスクリエイト時の通知を示す。図21は、図11に示すパスが設定された状態に相当する。このとき、ノードA,C,D,E,F,Hがいずれも通信パス生成のnotificationをNME10に向け送出する。Primary NodeであるノードD,Eは、ステート通知(disable→enable)を送出し、自己がトラフィックの選択権を持つことをNME10に通知する。Secondary NodeであるノードC,FとTermination NodeであるノードA,Hは、ステート通知(enable→disable)を送出して自己がトラフィックの選択権を持たないことをNME10に通知する。
【0098】
図22に、Ring Interworking機能が動作する際に送出される通知を示す。この図は図17の状態に相当する。Primary NodeであるノードD,Eは、切替状態にあることを示す切替通知(Normal→Switch)を送出する。図17の切替完了通知(切替なし→自動切替完了)も同様の意味を持つ。
【0099】
図23に、Ring APS機能動作時においてRing Interworking機能から送出される通知を示す。この図は図12の状態に相当する。図23において、Protection Primary NodeとなったノードCは、ステート通知(disable→enable)を送出する。Protection Secondary NodeとなったノードDは、ステート通知(enable→disable)を送出する。なお図23の(Secondary)、(Primary)はステート変更前の状態である。
【0100】
図24は、Ring APS機能動作時においてRing Interworking機能から送出される通知の別の例を示す図である。この図は図15の状態に相当する。図24においては、Protection Primary NodeとなったノードAはステート通知(disable→enable)を送出する。Protection Secondary NodeとなったノードCはステート通知(enable→disable)を送出する。
【0101】
図25に、Ring APS機能とRing Interworking機能との複合動作時においてRing Interworking機能から送出される通知を示す。この図は図18の状態を経て図19の状態に至ったことを示す。まず図18の状態では、Protection Primary NodeとなったノードCがステート通知(non Primary→Primary)を、Protection Secondary NodeとなったノードDがステート通知(Primary→non Primary)をそれぞれ送出する。図25と比べると分かるように、(non Primary→Primary)は(disable→enable)と同義、(Primary→non Primary)は(enable→disable)と同義である。
【0102】
続く図19の状態では、Protection Secondary Circuitを選択したノードCがProtection Rep Notification(NoReq→Auto Sw Comp)を送出する。
【0103】
<各ノードのトラフィックの選択状態>
次に、図26〜図38の模式図を用いて、各ノードにおけるトラフィックの選択状態について説明する。
図26〜図38は、本実施形態の各ノードにおけるトラフィックの選択状態を示す模式図である。Working Fiber(白ヌキ実線)が現用系伝送路SL、Protection Fiber(白ヌキ一点鎖線)が予備系伝送路PLである。これらの伝送路の中に描かれた矢印は、サービスパスを示す。
【0104】
図26は、Ring Network 1におけるnormal stateでのパスの設定例を示す図である。図26において、Primary NodeであるノードDには、CW方向のトラフィックとしてトラフィックTSがHS側から、トラフィックTPがLS側から導入されている。ノードDは、LS側からのトラフィックTPを選択している。以下の模式図では、ノードを示す四角の中に描かれたスイッチ(符号付さず)の切り替え状態を示すことにより、トラフィックの選択状態を示す。スイッチの切り替えは、例えばTSA2−0(2−1)の接続設定により実現される。なお図26において、トラフィックTT=RP=RS,TP=RTである。Primary NodeであるノードDの形態はDrop & Continue with Addである。
【0105】
図26の状態から区間ADにリング障害(すなわち現用系伝送路SLと予備系伝送路PLとに障害が生じた状態)が発生すると、パスの状態は図27のようになる。すなわち、図26ではSecondary NodeであったノードCは図27ではProtection Primary Nodeとなる。ノードCは、ノードDからCCW方向のProtection Fiberを介して与えられるトラフィックTPを選択し、このTPをProtection Fiberを介して次ノード(ノードB)にコンティニューする。図27では、トラフィックTP=RT,TT=RS=RPであり、図26と同じトラフィックの送受信状態が再現されている。このようにしてサービスパスがレストレーションされる。
【0106】
一方、図26の状態から区間CDにリング障害が発生すると、パスの状態は図28のようになる。すなわち、図26ではTermination NodeであったノードAは図28ではProtection Primary Nodeとなる。ノードAは、ノードDからCW方向のWorking Fiberを介して与えられるトラフィックTPを選択し、このトラフィックをトラフィックRTとしてドロップする。またノードAは、自ノードでアッドされるトラフィックTTを2分岐し、一方をCCW方向のWorking Fiberへ、他方をCW方向のProtection Fiberに送出する。このようにしてTT=RS=RP,TP=RTなるトラフィック状態が再設定され、図26のサービスパスが救済される。
【0107】
(別のパスの設定例)
図29は、Ring Network 1におけるnormal stateでの別のパスの設定例を示す図である。図29において、Primary NodeであるノードDには、CW方向トラフィックとしてTSがHS側から、TPがLS側から導入されている。図29においては、ノードDは、HS側からのトラフィックTSを選択している。図29では、トラフィックTT=RP=RS,TS=RTである。Primary NodeであるノードDの形態はDrop & Continueである。
【0108】
図29の状態から区間ADにリング障害が発生すると、パスの状態は図30のようになる。すなわち、図29ではSecondary NodeであったノードCは図30ではProtection Primary Nodeとなる。ノードCは、自己のLSから導入されるトラフィックTSを選択し、このTSをProtection Fiberを介して次ノード(ノードB)に伝送する。またノードCはDrop & Continue with Addノードとして、CW方向のProtection FiberからのトラフィックTTを自ノードで分岐終端するとともに、次ノードDにまでコンティニューする。これにより図30ではTT=RS=RP,TS=RTなる状態が再現され、図29のサービスパスが救済される。
【0109】
なお、図29でノードDはDrop & Continueノードであり、現時点での勧告G.841ではこの種のノードに係わるパスを救済しないことになっている。しかしながら本実施形態では、リングインターワーキングを考慮したうえでこの種のノードに係わるパスを救済するようにしている。この点については既に述べた。
【0110】
一方、図29の状態から区間CDにリング障害が発生すると、パスの状態は図31のようになる。すなわち、図29ではTermination NodeであったノードAは図31ではProtection Primary Nodeとなる。ノードAは、ノードCからノードBを経由しCCW方向のWorking Fiberを介して与えられるトラフィックTSを、選択し、このトラフィックをトラフィックRTとしてドロップする。またノードAは、自己でアッドされるトラフィックTTを2分岐し、一方をCCW方向のWorking Fiberに、他方をCW方向のProtection Fiberに送出する。このようにしてTT=RS=RP,TS=RTなるトラフィック状態が再現され、図29のサービスパスが救済される。
【0111】
図32は、図26または図29に示されるパスの設定状態から、ノードDに障害が発生した場合のパスの状態を示す模式図である。図32においては、ノードAとノードCとの間のProtection Fiberに、ノードBを経由するパスが再設定される。
【0112】
図33は、図26または図29に示されるパスの設定状態から、ノードCに障害が発生した場合のパスの状態を示す模式図である。図33においては、ノードAとノードDとの間のWorking Fiberに、もとのパスの一部が残存する。
【0113】
(複数のリングを跨いで設定されるパスの設定例)
図34は、Ring Network 1とRing Network 2とを跨いで設定されるパスの、normal stateにおける設定例を示す模式図である。この図に示される状態は、図6に示される状態に相当する。図34において、トラフィックTT=RP=RS,RT=TP=TSである。
【0114】
図35は、図34の状態から区間ADと区間EHとに障害が発生した状態を示す。この場合、Ring Network 1およびRing Network 2がそれぞれ図27の状態を実現することにより、図35に示されるようなパスの状態が実現される。
【0115】
図36は、図34の状態から区間CDと区間EFとに障害が発生した状態を示す。この場合、Ring Network 1およびRing Network 2がそれぞれ図28の状態を実現することにより、図36に示されるようなパスの状態が実現される。
【0116】
図37は、Ring Network 1とRing Network 2とを跨いで設定されるパスの、normal stateにおける別の設定例を示す模式図である。この図に示される状態は、図7に示される状態に相当する。図37において、トラフィックTT=RP=RS,RT=TP=TSである。
【0117】
図38は、図34の状態から区間ADに障害が発生した状態を示す図である。この場合、Ring Network 1およびRing Network 2がそれぞれ図28の状態を実現することにより、図38に示されるようなパスの状態が実現される。図38において、まずRing Network 1において図30の状態が実現される。そして、Ring Network 2において、Primary NodeとしてのノードFが、HS側から取得していたトラフィックTTをLS側から取得するように切り替える。これにより図38に示す状態が実現され、サービストラフィックが救済される。
【0118】
<各ノードの動作説明>
次に、図39〜図43のフローチャートを参照して本実施形態の各ノードA〜Hにおける動作を説明する。図39および図40は、ノードA〜Hにより実施される切替の処理手順を示す第1のフローチャートである。
【0119】
図39のステップS1で、或るノードにおいて、MS−AIS(Multiplex Section Alarm Indication Signal)や外部コマンドなどの、Ring APSに係わる切替要因が検出されたとする。すると、このノードは、ステップS2でRing APSを起動する。
【0120】
ステップS3で、このノードは、記憶部6に記憶されたRing MAPを参照する。そうして、ステップS4で、このノードは、ネットワーク内の全てのパスのうち、どのパスがRing Interworkingに関係しているか確認する。そのうえで、ステップS5で、このノードは予備系伝送路PLに設定されたP/Tパス(パートタイムパス)を切断する。
【0121】
このノードは、ステップS6で、空きとなった予備系伝送路PLにサービスパスを迂回させる。ステップS7で、このノードは、空きのservice channelsにパートタイムパスをreestablishする。そしてステップS8で、このノードは、障害の発生箇所、レストレーション状態にあるパスの識別子などを含む制御情報を、リングインターワーキング機能に渡す。
【0122】
次に、図40のステップS9において、或るノードにおいてパス警報、外部コマンドなどの、Ring インターワーキング切替に係わる要因が検出されたとする。そうすると、ステップS10で、このノードは、Ring インターワーキング切替を起動させる。ステップS11で、このノードは、Ring APSが動作中であるか否かを判定する。Ring APSが起動していなければ、Primaryノードにおいて、トラフィックの取得先が切り替えられ、これによりサービスパスがレストレーションされる。一方、ステップS11でRing APSが起動していれば、Protection Primaryノードにおいてトラフィックの取得先が切り替えられ、これによりサービスパスがレストレーションされる。
【0123】
図41は、従来のシステムにおけるリングインターワーキング機能の動作を示すフローチャートである。図41のフローチャートに示されるように、従来のシステムにおいては、Primary Nodeにおける切替 processしか考慮されていない。これに対して本実施形態では、Protection Primaryなるステートを新たに定義する。そうして、APSが機能している状態でリングインターワーキング機能によるトラフィックルートの切替を行う場合には、Protection Primary Nodeにおいてサービスパスをレストレーションするようにする。このようにすることで、Ring APS機能とリングインターワーキング機能との協調動作を実現することが可能になる。その結果、トラフィックのミスコネクトなどの不具合を避けることが可能になる。
【0124】
図42は、本実施形態における別の処理手順の一例を示すフローチャートである。図42において、ステップS17〜S19までは、図39のステップS1〜S3と同様である。しかしながら、図42においては、ステップS19でリングマップを参照したノードは、ステップS20で、いずれのパスがRing Interworkingに関係するかを確認する。そしてステップS21で、このノードは、でRing Interworking機能の動作情報を確認する。ステップS22以降において、このノードは、サービストラフィックのレストレーション処理に移行する。
【0125】
図43は、従来のAPS機能における動作を示すフローチャートである。図43のフローチャートに示されるように、従来のシステムにおいては、APS機能がRing Interworking機能の状態を意識しない。これに対して本実施形態では、リングインターワーキング機能の状態を意識させた状態で、APS機能に、その処理を実施させるようにしている。このようにすることで、APS機能と、リングインターワーキング機能との協調動作を実現することができる。
【0126】
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態につき説明する。本実施形態においては、NME10の表示部25における表示の形態や、その画面上での操作(マウスでのクリック操作など)に応じた制御機能などにつき説明される。すなわち本実施形態では、ヒューマンマシンインタフェースに関して説明される。
【0127】
以下に示される各機能は、主としてNME10の表示制御部110aにより実現される。具体的には、CPU110により実行される制御プログラムに、例えばパッチを当てることにより、以下の各機能が実現される。この制御プログラムは専用の言語で記述され、記憶部100などに記憶される。
【0128】
図44は、NME10の表示部25に表示されるウインドウの一例を示す図である。このウインドウは“Dual Node Interconnection Control Window”と称され、図1に示されるシステム構成を、模式的、かつグラフィカルに色分けして表示するウインドウである。このウインドウでは、ノード間を結ぶ光ファイバ伝送路FLが緑色の実線で、ノードC,FおよびノードD,Eを結ぶ低速回線が点線で示される。光ファイバ伝送路FL、または低速回線に障害が発生した場合には、障害区間に対応する線が変更される。
【0129】
このウインドウは、複数のクリッカブルな機能ボタンを備える。すなわち、“Entirely”,“Update”,“Quit”,“Path Create”,“Path Modify”,“Path Delete”,“Hold-off Time”,および,“APS Control”の各ボタンである。これらのボタンをクリックすることで、様々なウインドウが表示される。
【0130】
ところで、図44のウインドウは、時分割多重されるタイムスロット(Timeslot)を任意に指定するためのドロップダウンリストを備える。図44においては、各リングネットワークの上方に、このドロップダウンリストが表示される。なお、Timeslotは、ドロップダウンリストのほかに、キーボードからの入力操作や、スピンボックスなどを用いても指定されることができる。
【0131】
例えば、Ring Network 1のタイムスロットNが指定されたとき、パスが既にこのスロットに存在するならば、画面の表示は図45のようになる。図45には、操作の対象とされる概念としてのパス(以下Created Pathと称する)と、Created Pathのネットワーク内における現在の流れ(以下Current Flowと称する)とが、それぞれ黒色矢印、青色矢印として区別して表示される。
【0132】
また、Ring Network 1のタイムスロットNに対応するRing Network 2におけるタイムスロットが、算出され、ドロップダウンリストに表示される。図45においては、TimeSlot Mと示されている。このようにして、Interconnectionしている一つのPathの状態を、オペレータは、一目で把握することが可能となる。なお、Interconnectionに関する情報は、PathがCreateされたときに、NME10側で保持される。NME10が複数存在する場合には、管理網を介して、全てのNME10が相互にこの情報を共有するようにする。また図45のウインドウにおいては、ひとつのRing Networkにのみ存在するパス(すなわちインターコネクションされていないパス)も、表示される。
【0133】
このほか、図45のウインドウには、表示されるパスの各ノードにおけるLSチャネルが表示される。例えば、ノードAにはx ch、ノードDにはb chと表示されている。
【0134】
<Entirely>
”Entirely”ボタンがクリックされると、図46のウインドウが表示される。このウインドウは、“Dual Node Interconnection Control Window(Entirely)”と称され、ネットワーク内に存在する全てのPathの状態を表示するウインドウである。図46のウインドウは、タイムスロットを縦軸として図45の表示内容を積み重ねたものと言える。この図には、Ring Network 1を示す模式図と、Ring
Network 2を示す模式図とが表示される。
【0135】
このウインドウでも、いずれかのRing NetworkのTimeslotが指定されると、選択されたTimeslot、及び、このスロットに対応する他のRing NetworkのTimeslotが、例えば色分けなどのかたちで他のスロットと区別して表示される。図46では、Ring Network 1においてタイムスロット3が選択されている。選択されたスロット番号に追従して、当該スロットに設定されたPathのLSチャネルの表示も変化する。
【0136】
例えば、Ring Network 1のTimeslot 3に設定されたパスは、Ring Network 2においてはTimeslot 6に設定されている。よってRing Network 1においてTimeslot 3が指定されると、このスロットと、Ring Network 2におけるTimeslot 6とが強調して表示される。このようにすることでネットワーク全体のパスの全貌を、オペレータは一目で把握することができる。さらに、新たにCreateすべきPathを、いずれのスロットとにCreateすべきかを、オペレータは一目瞭然で把握できるようになる。
【0137】
なお、図46のウインドウにおいては、例えば右端に、上下方向のスクロールボタンが表示される。このスクロールボタンがクリックされると、Ring Network 2をしめす模式図が、ウインドウ中にて上下にスクロールする。このようにすることで、例えばRing Network 1のTimeslot 1と、Ring Network 2のTimeslot 64とを結ぶInterworking Pathのように、画面に入りきらないパスも確認できるようになる。もちろん、スクロールウインドウを2つ表示して両方のRing Networkを上下に動かすようにしても良いし、またはRing Network 2の表示を固定して、Ring Network 1を動かすようにしても良い。
【0138】
<Path Create>
”Path Create”がクリックされると、図47のPath Createウインドウが表示される。このウインドウは、PathをCreateする際に使用されるSub Windowであり、このウインドウを用いて、幾つかのPath Create方法を選択することが可能である。このウインドウでは、Ring Networkを跨ぐPathだけでなく、Ring Network内にのみ存在するPathでもcreateすることができる。
【0139】
このウインドウには、”Standard”ボタン、”Pointing”ボタン、”Choice”ボタン、および、“Quit”ボタンが表示される。
【0140】
”Standard”ボタンがクリックされた場合のパスのクリエイト手順は、各Nodeの属性を指定するステップと、指定されたNodeにおけるPathの形状を指定するステップとを含む。
【0141】
”Pointing”ボタンがクリックされた場合のパスのクリエイト手順は、Pathのtraffic flowをオペレータが意識しながら、マウスで各Nodeをポイントし、Path接続していくステップを含む。
【0142】
”Choice”ボタンがクリックされた場合のパスのクリエイト手順は、Pathの両端点を指定するステップと、この両端点を結ぶ全てのPathルートを算出するステップと、算出されたパスルートを表示するステップと、表示されたいずれかのPathルートを選択するステップとを含む。
【0143】
“Quit”ボタンがクリックされると、画面の表示内容は、図47のウインドウから元のウインドウに戻る。
【0144】
(Standard)
図47のウインドウで“Standard”がクリックされると、画面の表示は図48のように変化する。パスは、この画面を使用して、次の(事例1)または(事例2)のようにして設定される。
【0145】
(事例1)
この事例では、図48のウインドウにて、Ring Network 1とRing Network 2のそれぞれにおけるAdd/Drop Nodeが、例えばクリック操作により指定される。次に、PathをCreateすべきTimeslotが、各ノードにつきドロップダウンリストを用いて選択される。また、Interconnection Nodeに対して、Primary NodeまたはSecondary Nodeのいずれかが指定される。加えて、Opposite Sideのパスルートを形成する際には、Diverse RoutingまたはUniform Routingいずれかが指定される。このような手順が実施されることにより、設定すべきパスのrouteが決定される。
【0146】
より具体的には、各Ring NetworkにおけるAdd/Drop Nodeが指定されると、一つのドロップダウンリストが表示される。このドロップダウンリストを用いて、各ノードにおけるLS Channelが選択される。すると、Concatenated Typeを選択するためのメニューウインドウが表示される。このメニューウインドウは、図48においては、Node AまたはNode Cに重ねて表示されている。Concatenated Typeには、AU-4やAU-4-4cなどがある。さらに、Path Typeを指定するためのメニューウインドウ(すなわち図48においてAdd/DropやD&Cと表示される小窓)が表示される。このウインドウを用いて、Path Typeが指定される。また、図48のノードFに重ねて、Diverse RoutingまたはUniform Routingを指定するためのメニューが表示される。
【0147】
複数のPathをCreateする場合には、上記の手順が繰り返される。そうして、”Update”ボタンがクリックされると、各ノードにパスのCreate要求がひとまとめにして送出される。
【0148】
なお、network topologyが決まると、個々のNodeにおいて選択されることのできるItemが決まる。その際、選択されることのできるアイテム以外は、画面に表示しないようにする(または、インアクティブ表示とする)と便利である。すなわち、Path createの手順が進行するに従って、Termination Nodeになり得るNode、D&C(Drop and Continue) Nodeになり得るNode、または、D&C with Add Nodeになり得るNodeが限定されていく。これに応じて、表示されるアイテムも絞り込まれる。また、Concatenated Path やPath Typeにおいても、選択可能なアイテムのみが表示される。
【0149】
(事例2)
この事例においては、選択される項目は事例1と同様である。ただしこの事例では、Nodeの属性(Concatenated Type 、Path Type、Diverse Routing/Uniform Routing、または、LSチャネル)が、Sub Windowを用いて選択される。
【0150】
Sub Windowの一例を、図49に示す。このウインドウは、PathをCreateすべきNodeがクリックされると表示される。このウインドウを用いると、LSチャネル、Concatenation Type、Path Type、および、Route Type(Diverse Routing/Uniform Routing)を、まとめて指定することが可能になる。
【0151】
(Pointing)
図47のウインドウで“Pointing”がクリックされると、例えば図50のウインドウにおいて、LS Channelを選択するためのドロップダウンリストが表示される。ドロップダウンリストを用いて、まずTimeslotが指定される。そして、パスが通過するノードがマウスでクリックされることによりPath routeが決定される。そして、各ノードにおけるLSチャネルが指定されることにより、Pathが設定される。
【0152】
具体的には、Ring Network 1からRing Network 2に至るPath(Node A→D→E→Hのルート)と、Ring 2からRing 1に至るPath(Node H→E→D→Aのルート)とが順にクリックされることにより、パスが設定される。この手順においては、Service Circuitが設定された場合に、その結果に基づき、NME10でSecondary Circuitを自動的に算出するようにすると、手間を省ける。さらに、矛盾するrouteを設定しようとする要求をNME10がRejectするようにすると良い。
【0153】
なお、指定された2つのルートのうちいずれをService Circuitにするかを、Interconnection Node同士の間の伝送距離に応じてNME10側が決定するようにしても良い。好ましくは、最短経路をService Circuitとすると良い。
【0154】
(Choice)
図47のウインドウで“Choice”がクリックされると、図51の“Select Node”なるSub Windowが表示される。このウインドウにおいて、Ring Network 1におけるAdd/Drop Nodeと、Ring Network 2におけるAdd/Drop Nodeとが選択されると、選択された両ノード間で設定できる全てのルートが、NME10側により算出される。算出されたルートは、図51の“Search for Route”ウインドウに表示される。簡便のため、図51にはService Circuitのみを表示する。
【0155】
オペレータは、“Search for Route”ウインドウにRoute 1、Route 2、…と表示される各ルートからいずれかのルートを選択することにより、パスを設定する。なお、LSチャネルは、ルートが算出された後に指定される。
【0156】
ネットワークのConfigurationデータの一つとして、各ノード間の距離(すなわちSegment長)の情報をNME10に記憶させ、算出された全てのルートのうち、最短距離のPathを、NME10に推奨させるようにすると良い。または、通過するNodeの数が最も少ないパスを推奨するようにしても良い。
【0157】
以上の手法により、パスを設定することが可能となる。
【0158】
<Path Delete>
逆に、図45の”Path Delete”ボタンがクリックされると、PathをDeleteする処理を実施できる。すなわち、画面上において削除すべきPathがクリックされたのち、”Path Delete”ボタンがクリックされると、当該パスがDeleteされる。
【0159】
<Update>
さて、以上のようにしてPathが設定されのち、”Update”ボタンがクリックされると、設定の結果が各ノードに制御要求として送出される。そうすると、要求を受信したノードにおいて、PathのCreateのための処理が実施される。この処理が完了するまでの間、Ring Interworkingによるswitch、およびAPSによるswitchの双方を抑制する必要がある。次に、switchを抑制するためのオペレーションにつき説明する。
【0160】
例えば、PathがCreateされた際に入力信号が無い、或いは、パスがCreateされるタイミングのノード間のずれなどの原因により、パスがCreateされた直後に、Ring InterworkingによるProtection Switchが起動する。これを避けるため、Path Create後にProtection SwitchをLockoutするようにする。これにより、Path Create直後の不要な切替えを抑制できる。そうして、状態が安定した後にLockoutを解除し、switchを可能な状態に遷移させるようにする。
【0161】
Lockoutを解除するタイミングには、2つのモードがある。一方のモードは、ノードからPath Create完了応答が到来した段階で、NME10がLockoutを自動的に解除するモードである。他方のモードは、Path Create完了応答がNME10に到来したのち、オペレータの操作によりLockoutを解除するモードである。APS機能に対するLockout機能も、同様の2つのモードをサポートするようにする。
【0162】
<Traffic restorationの状態の監視>
次に、Traffic restorationの状態の監視について、説明する。図52および図53は、図45の状態からに示されるウインドウにつき説明する。これらのウインドウは、HS APSによるTraffic restorationの状態と、Ring Interworkingによるtraffic restorationの状態とを、一つの画面上に表示させた図である。すなわち、図52または図53のウインドウを用いて、オペレータは、Ring Network 1のAdd/Drop NodeからRing Network 2のAdd/Drop Nodeまでのルート全体を、HS APS/Ring Interworkingのrestoration状況も踏まえて確認できる。
【0163】
HS APSに関しては、Restorationされたルート、およびOriginalのルート(すなわちnormal stateにおけるルート)の両方が表示される。図52には、ノードAとノードDとの間(区間AD)にSpan障害が発生し、Span switchが動作している状態が示される。
【0164】
図53には、ノードFとノードEとの間(区間EF)にRing障害が発生し、さらにInterconnection部(Service Circuit側)にも障害が発生した状態が示される。これに応じて、図53のウインドウには、Ring APSとRing Interworking switchとが起動している状態が示される。
【0165】
いずれの図においても、OriginalルートとCurrentルート(すなわちRestorationルート)とが、線の色、太さ、線種などで区別される。本実施形態では、障害区間が黄色、Currentルート(Restorationルート)がピンク色(ハッチングした矢印)で表示される。
【0166】
<APS Control>
次に、図54につき説明する。図54に示されるウインドウは“APS Control”ボタン(主画面上)をクリックすると表示されるSub Windowである。このウインドウは、各ノードが備える複数のAPS機能に関する外部コマンドを取り扱うためのウインドウである。図54には、APS機能として“Ring APS”、“Equipment APS”、“LS APS”、および、“Ring Interworking”が表示される。これらは、それぞれHS-side 切替(HS APS)、装置内切替、LS-side 切替、および、リングインターワーキング機能による切替を意味する。
【0167】
このウインドウにおいていずれかのボタンがクリックされると、操作対象とするAPS機能が選択され、選択されたAPS機能に係わる外部コマンドが各ノードに対して送出される。第1の実施形態でも述べたように、ITU−T勧告G.841のAnnex.AタイプのHS APSが起動すると、Ring Interworkingの制御対象となるノードの種別が変化する。例えば、Primary NodeからProtection Secondary
Nodeのように、ノードの種別がする。
【0168】
このことに対処するため、制御対象になり得る全てのNodeに、Ring Interworkingに関係する外部コマンドに係わる制御要求を予め転送しておくようにする。あるいは、HS APSが動作したことをNME10が認識した段階で、関係するNodeに外部コマンドを転送するようにする。このようにすることで、HS APSが起動している状態において、Ring Interworkingに関係する外部コマンドを実行することが可能になる。
【0169】
図55につき説明する。図54の”Ring Interworking”がクリックされると、図55の“Maintenance for Interconnection”ウインドウが表示される。このウインドウには、Dual Node Interconnection部分に関する障害の状態が、例えば赤色矢印で表示される。
【0170】
このウインドウで障害の発生区間を確認したのち、オペレータにより例えば赤色矢印がクリックされると、図右下の“Selecting Maintenance Portion”ウインドウが表示される。このウインドウは、操作対象とする区間を選択するために使用される。
【0171】
Targetとして、ノード間をInterconnectする全てのFiberを選択するAll Tributaryと、Fiberを個別に指定できるEach Tributaryとを選択することができる。双方向パスに対する処理を行なう場合には、Targetの選択処理は複数回に渡り繰り返される。このウインドウにおいて、対象とするファイバが選択されたのち、送出すべき外部コマンドが選択され、送出される。
【0172】
Interconnection部分のFiberをメンテナンスする場合などには、外部コマンドを当該区間に一括して送出したい場合が有る。このような場合には、All Tributaryが選択される。そうすると、選択された区間につき、外部コマンドが一括して送出される。
【0173】
以上をまとめると、外部コマンドの対象とするFiberが決定されたのち、このFiberに関係する全てのPathが検索され、関係するNodeのTimeslotに外部コマンドをInvokeすることが可能になる。
【0174】
一方、Each Tributaryが選択されると、Fiber内の個々のPathに対して外部コマンドを個別に与えるためのウインドウが別途開かれる。なお”Select Tributary”なるドロップダウンリストは、Interconnectionしているチャネル(Pathとしてのチャネルではなく、Fiberを示す)を抽出して表示するために使用される。
【0175】
なお、NME10においてProtection Statusは、Ring InterworkingのOperational StateがEnable(Primary)であるNodeから収拾するようにする。
【0176】
<Hold-off Time>
図56のウインドウにつき説明する。このウインドウは“Holdoff Time”(例えば図45)をクリックすると表示されるSub Windowであって、Hold-offタイマを設定するためのウインドウである。このウインドウを用いて、まず、Hold-offタイマの設定の対象とするRing Networkが、Targetのドロップダウンリストで選択される。図56においてはRing Network 1が選択されたとする。選択されたRing Networkにつき、Hold-offタイマの数値を、0から10秒の範囲内で100ミリ秒ステップで設定することが可能である。設定された数値は、Requested Valueの欄に表示される。数値の設定ののちExecがクリックされると、対象とするRing Networkの各ノードに設定内容が送出される。
hold-off timeとは、障害の発生からprotection switchによる通信経路形成処理が起動するまでの時間である。すなわち、hold-off timeとは、障害が検出されてからprotection switchが起動されるまでの待ち時間である。protection switchには、APS制御部5aにより実施されるものと、インターワーキング制御部5bにより実施されるものとの、2通りがある。従って、hold-off timeは、APS制御部5aにより実施されるprotection switchと、インターワーキング制御部5bにより実施されるprotection switchとの両方に対して、定義される。本実施形態においては、図56のウインドウを用いて、各protection switchに対するhold-off timeを、個別に設定することが可能である。
【0177】
(Lockout)
このほか、NME10から各ノードに与えられるコマンドには、APS制御部5aにより実施されるprotection switchと、インターワーキング制御部5bにより実施されるprotection switchとのいずれかまたは両方を、起動させないようにするためのコマンドがある。このコマンド(以下、Lockoutコマンドと称する)は、パスをクリエイトする手順に先立って、各ノードに自動的に予め与えられる。
【0178】
また、APS機能とインターワーキング機能を停止させるコマンドは、パスのクリエイト時以外に、保守等の目的でAPS機能とインターワーキング機能を停止させたい時にも、送信することができる。
【0179】
パスをクリエイトする作業が実施されている間にprotection switchが起動すると、パスの設定状態に係わる情報が各ノード間で整合しなくなり、その結果、パスのミスコネクトを誘発する虞がある。そこで、Lockoutコマンドを各ノードに与えて、パスをクリエイトする作業が実施されている間はprotection switchを動作させないようにする。これにより、パスのミスコネクトを防止することが可能になる。
【0180】
以上のように本実施形態によれば、ヒューマンマシンインタフェースを改善し、運用上の便宜の向上を図ることが可能となる。
【0181】
なお、本発明は上記の各実施形態に限定されるものではない。
例えば上記各実施形態では、SDHに則したシステムに関して説明した。しかしながら本発明の思想はSDHに限定されるものではなく、例えば米国における標準であるSONET(Synchronous Optical Network)にも適用できる。
【0182】
また、当業者が勧告G.841あるいは勧告G.842を実装するノードを実施するにあたり、現時点ではTSA(2−0,2−1)にて電気信号の状態でのAdd/Drop処理を行うノード(以下ADM(Add Drop Multiplexer)と称する)が主流である。しかしながら将来には、光信号領域でのAdd/Drop処理を行うノード(以下OADM(Optical Add Drop Multiplexerと称する))がシステムの主流となることが予想される。
【0183】
ADMは「時分割多重された個々のスロットをパスとする」ものであるのに対し、OADMは「波長多重された個々の波長の光信号をパスとする」ものであり、両者は主としてこの点で相異する。すなわちADMではPath単位でRing Interworkingしていたところ、OADMでは波長単位でRing Interworkingするなどといった違いがある。しかしながら本願発明は、この種のノード(OADM)に対しても適用することができる。なぜなら、本発明は「パスが時分割多重されていること」をその条件とするものではないからである。
【0184】
また上記実施形態では4ファイバリングシステムへの本発明の適用を想定したが、本発明は2ファイバリングシステムにも適用できる。
また、第2の実施形態における各ボタンの名称やウインドウの名称などを自由に決めて良い。
このほか、本明細書の記載内容を逸脱しない範囲で種々の変形実施を行うことができる。
【0185】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、Transoceanic方式による障害回避を実施しても誤接続を生じる虞の無いリング間接続ネットワークシステムと、そのノード装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係わるリング接続ネットワークシステムの構成を示すシステム図。
【図2】 図1のノード装置A〜Hの構成を示す機能ブロック図。
【図3】 図1のNME10の構成を示す機能ブロック図。
【図4】 Dual Node Interconnection (Double Ring Network)を示す図。
【図5】 Protection mechanism (Ring Interworking)を示す図。
【図6】 Same Sideを示す図。
【図7】 Opposite Sideを示す図。
【図8】 Diverse Routingを示す図。
【図9】 UniForm Routingを示す図。
【図10】 Dual Node Interconnection (Triple Ring Network)を示す図。
【図11】 初期設定時(Same Side)の状態の一例を示す図。
【図12】 Same SideにおいてSecondary NodeがProtection Primary Nodeに変更される様子を示す図。
【図13】 Opposite Sideにおける初期設定時の状態の一例を示す図。
【図14】 Opposite SideにおいてSecondary NodeがProtection Primary Nodeに変更される様子を示す図。
【図15】 Same SideにおいてTermination NodeがProtection Primary Nodeに変更される様子を示す図。
【図16】 Opposite SideにおいてTermination NodeがProtection Primary Nodeに変更される様子を示す図。
【図17】 LSインタフェース障害によってRing Interworking機能が動作した状態を示す図。
【図18】 Ring Interworking機能動作時におけるRing APSによる動作を示す図。
【図19】 複合切替が実施された場合の最終的なレストレーションの状態を示す図。
【図20】 Node Fail時のレストレーションの状態を示す図。
【図21】 パス設定時に送出されるnotificationを示す図。
【図22】 Ring Interworking機能動作時に通知されるnotificationを示す図。
【図23】 Ring APS機能の動作時においてRing Interworking機能から送出されるnotificationの一例を示す図。
【図24】 Ring APS機能の動作時においてRing Interworking機能から送出されるnotificationの一例を示す図。
【図25】 複合切替が実施された場合にRing Interworking機能から送出されるnotificationを示す図。
【図26】 Ring Network 1におけるnormal stateでのパスの設定例を示す模式図。
【図27】 図26の状態から区間ADにリング障害が発生した場合のパスの状態を示す模式図。
【図28】 図26の状態から区間CDにリング障害が発生した場合のパスの状態を示す模式図。
【図29】 Ring Network 1におけるnormal stateでのパスの別の設定例を示す模式図。
【図30】 図29の状態から区間ADにリング障害が発生した場合のパスの状態を示す模式図。
【図31】 図26の状態から区間CDにリング障害が発生した場合のパスの状態を示す模式図。
【図32】 図26または図29のパス設定時において、ノードDに障害が発生した場合のパスの状態を示す模式図。
【図33】 図26または図29のパス設定時において、ノードCに障害が発生した場合のパスの状態を示す模式図。
【図34】 Ring Network 1とRing Network 2とをインターコネクトするパスの、normal stateにおける設定例を示す模式図。
【図35】 図34の状態から区間AD、および区間EHに障害が重複して発生した場合のパスの状態を示す模式図。
【図36】 図34の状態から区間CD、および区間EFに障害が重複して発生した場合のパスの状態を示す模式図。
【図37】 Ring Network 1とRing Network 2とをインターコネクトするパスの、normal stateにおける別の設定例を示す模式図。
【図38】 図34の状態から区間ADに障害が発生した状態を示す図。
【図39】 本発明の実施例1のノード装置A〜Hにおける切替動作を示す第1のフローチャート。
【図40】 図39のフローチャートの続きを示すフローチャート。
【図41】 従来のシステムにおけるリングインターワーキング機能の動作を示すフローチャート。
【図42】 本発明の第1の実施例における動作の別の例を示すフローチャート。
【図43】 従来のAPS機能における動作を示すフローチャート。
【図44】 Dual Node Interconnection Control Windowを示す図。
【図45】 Path(traffic)の状態の表示例を示す図。
【図46】 ネットワーク全体に関するPath設定状態確認画面を示す図。
【図47】 “Path Create”ボタンをクリックすると表示されるSub Windowを示す図。
【図48】 事例1におけるPath Create画面を示す図。
【図49】 事例2におけるPath Create画面を示す図。
【図50】 マウスによるPointingでPathをCreateできる画面の例を示す図。
【図51】 “Choice”ボタンをクリックすると表示されるSub WindowおよびRoute選択Windowを示す図。
【図52】 HS APS起動状態の表示例を示す図。
【図53】 HS APS起動状態の表示例を示す図。
【図54】 APS Control Windowを示す図。
【図55】 Interconnection部のMaintenance Windowを示す図。
【図56】 Holfoff Timer設定のためのWindowを示す図。
【符号の説明】
FL…光ファイバ伝送路
SL…現用系伝送路
PL…予備系伝送路
A〜H…ノード
CL…接続伝送路
1−0…現用系高速インタフェース部
1−1…予備系高速インタフェース部
2…タイムスロット交換部(TSA)
3c…低速回線
3…低速インタフェース部
4H,4T…サブコントローラ
5…CPU
5a…APS制御部
5b…インターワーキング制御部
5c…切替制御部
6…記憶部
7…管理網インタフェース
10…NME
21…操作部
25…表示部
80…入出力部
90…インタフェース部
100…記憶部
110…CPU
110a…表示制御部
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention is a ring connection network system formed by interconnecting a duplex ring network having self-relief means, and used in this system. Regarding node equipment . This type of network architecture is referred to as “interconnection” or “ring interworking”. For example, ITU-T (Telecommunication Standardization Sector of ITU) Recommendation G. 842.
[0002]
[Prior art]
The Self Healing method for traffic in a form completed in each duplex ring network is described in G.I. 841. In this recommendation, this type of self-relief method is called APS (Automatic Protection Switching).
[0003]
Annex A in this Recommendation describes a failure avoidance measure called Transoceanic Application. According to this failure avoidance method, the communication path (Path) can be detoured to the shortest route avoiding the failure portion. Therefore, the transmission distance of the path can be shortened, and switching with less impact can be realized in a system having a long distance between nodes (and therefore a large transmission delay).
[0004]
On the other hand, ITU-T Recommendation G. 842 describes a method for interconnecting a plurality of duplex ring networks. This recommendation also describes a part of the traffic relief method in the ring connection network system.
[0005]
However, Recommendation G. 842 only describes a failure avoidance method based on a so-called Non-Transoceanic method in which a failure is avoided by looping each node adjacent to the failure location. Therefore, the obstacle avoidance method by the Transoceanic method mentioned above is not clarified.
[0006]
This hinders the multi-vendor of the provider providing the node device, and also means that it becomes difficult to meet the needs of the carrier operators in recent years. Furthermore, Recommendation G. 841 APS function and Recommendation G. If the interworking function according to 842 operates individually, there is a risk of communication disconnection or traffic misconnection. Therefore, it is necessary to take some countermeasures as soon as possible.
[0007]
Also, Recommendation G. In order to realize the interworking function 842, there are the following problems. That is, the network system is provided with a monitoring control device (network management equipment) for monitoring and controlling the system. In a conventional system that does not consider interconnection, the monitoring and control apparatus can regard each of the plurality of ring networks as being independent of each other. In this case, the supervisory control device only needs to manage a path that exists only in each ring network.
[0008]
However, in a system having an interconnection function, since there are paths set across a plurality of ring networks, the monitoring control apparatus must also manage such paths.
[0009]
In such a situation, the operator has only to manually combine the results of path management performed in units of ring networks in order to grasp the path setting state. For this reason, the labor of an operator becomes very large.
[0010]
Furthermore, the path restoration process in such a ring connection network system is complicated. For this reason, it becomes increasingly difficult for the operator to grasp the state of each path. For this reason, it is desired to improve the operational convenience by improving the human machine interface of the monitoring and control apparatus.
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, no failure avoidance method based on the Transoceanic method is provided for the ring connection network system. Therefore, when the switching of the Transoceanic method is performed in this type of system, there is a possibility that a line disconnection, a traffic misconnection, or the like may occur.
[0013]
SUMMARY OF THE INVENTION A first object of the present invention is to provide a ring connection network system and a node device thereof that do not cause a false connection even if a failure avoidance by the Transoceanic method is performed.
[0015]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention includes a plurality of ring networks including a plurality of nodes and transmission paths that connect the nodes in a ring shape, and a plurality of connection portions that connect the plurality of ring networks to each other. In the ring connection network system provided,
When a failure occurs in the ring network, when a failure occurs in the first self-rescue means such as an APS function that forms a communication path for avoiding this failure with the shortest path, and the connection portion, Second self-relieving means such as an interworking function for forming a communication path for avoiding this failure, and the first self-relieving means Control information relating to the operation of the second self-relieving means is provided to the second self-relieving means and the second self-relieving means is operated based on the control information For example, a switching control means is provided.
[0016]
By doing so, it is possible to operate the so-called Transoceanic APS and the switching function by the interworking function in a coordinated manner.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. Here, a system that complies with SDH (Synchronous Digital Hierarchy) is targeted.
<Basic explanation about system configuration>
FIG. 1 is a diagram showing a configuration of a ring connection network system according to an embodiment of the present invention. In this system, two ring networks (Ring Network 1 and Ring Network 2) in which transmission lines are duplicated are connected to ITU-T Recommendation G.3. These systems are interconnected with each other in accordance with H.842. Both ring networks have ITU-T recommendation G.264. It has the ring APS function described in 841 Annex A.
[0021]
Ring Network 1 includes node devices (hereinafter referred to as nodes) A to D. Nodes A to D are connected in a ring shape via an optical fiber transmission line FL. Ring Network 2 includes nodes E to H. Nodes E to H are connected in a ring shape via an optical fiber transmission line FL. The optical fiber transmission line FL includes an active transmission line SL and a standby transmission line PL. The working transmission line SL and the standby transmission line PL are each provided with a clockwise (CW) line and a counterclockwise (CCW) line. Note that the number of nodes in Ring Network 1 and Ring Network 2 is not limited to four, and may be any number.
[0022]
This type of duplex ring network system is particularly referred to as a four-fiber ring system. There is also a two-fiber ring system in which the active transmission line SL and the standby transmission line PL are multiplexed on a single fiber.
[0023]
The active transmission line SL and the standby transmission line PL transmit optical signals having a plurality of wavelengths that are wavelength-multiplexed. For each wavelength, for example, a high-speed interface such as STM-64 (Synchronous Transport Module Level 64) is applied.
[0024]
A signal transmitted through the working transmission line SL when there is no failure in the system is service traffic. When service traffic is flowing through the active transmission line SL, the standby transmission line PL is empty. Therefore, in order to improve the operation efficiency of the system, there is a case where traffic with relatively low priority, such as information that does not require real-time performance, is allowed to flow through an empty channel of the standby transmission line PL. This type of traffic is referred to as extra traffic or part-time traffic.
[0025]
A dedicated interface is provided for part-time traffic. The time slot for extra traffic is determined so as to correspond to the time slot for service traffic on a one-to-one basis. There is no such limitation for time slots for part-time traffic.
[0026]
In FIG. 1, nodes A to H are connected to low-order group devices (no code) such as an exchange, a dedicated line node, and an ATM cross-connect device through low-speed lines 3c, respectively. In order to avoid complication, FIG. 1 shows the situation only for some nodes.
[0027]
By the way, in this system, the nodes C and F and the nodes D and E are connected to each other using a part of the channels of the low speed line 3c. The connection interface is referred to Recommendation G. 842, ring interworking. In FIG. 1, the number of nodes participating in the interworking is 2 in each ring network. Here, a transmission path connecting nodes C and F will be described as a first connection transmission path, and a transmission path connecting nodes D and E will be described as a second connection transmission path. Further, the nodes C and F and the nodes D and E will be described as functionally connected nodes. Therefore, the form shown in FIG. 1 is referred to as dual node interworking.
[0028]
The ring connection network system of FIG. 1 includes a monitoring control device (Network Management Equipment: hereinafter referred to as NME) that performs monitoring processing and control processing for the entire system. The NME 10 is realized, for example, by installing dedicated application software on a general-purpose workstation, and performs control such as path setting and alarm monitoring in the network.
[0029]
The NME 10 is connected to, for example, one node (node B in FIG. 1) via a LAN (Local Area Network) or the like. Of course, one NME 10 may be connected to all the nodes, and the number of NMEs 10 and the form of their installation are arbitrary.
[0030]
In such a system, a manager / agent model is formed in which the NME 10 is a manager and the nodes A to H are agents. The management object (MO: Managed Object) of the NME 10 is not limited to the nodes A to H, and there are various types such as the optical fiber transmission line FL, for example.
[0031]
The NME 10 is connected to the management target via a management network (not shown). In managing the network, the NME 10 mainly uses notification information (Notification) notified from the nodes A to H via the management network. The management network is a logical entity that is formed by using, for example, DCC (Data Communication Channel) of the SDH frame. For example, CMIP (Common Management Information Protocol) is adopted as a connection protocol between the NME 10 and each of the nodes A to H in the management network.
[0032]
In FIG. 1, nodes A to H separate (drop) predetermined slots among time slots that are time-division multiplexed on an STM-64 frame transmitted via an optical fiber transmission line FL. This slot is sent to the low-speed line 3c as a low-order group signal. The nodes A to H multiplex (add) low-order group signals such as STM-1, STM-4, and STM-16 from the low-speed line 3c into predetermined slots of the STM-64 frame. The high-order group signal thus generated is sent to other nodes. In this way, a path having a predetermined transmission capacity is set between the nodes.
[0033]
Information communication in an arbitrary section becomes possible only when a path is set in the section. When a path is set, a low-speed channel of one node, a low-speed channel of the other node, and a passing node are designated in a section in which communication is desired.
[0034]
It should be noted in Fig. 1 that Ring Network 1 and Ring Network 2 are interconnected by a plurality of connection transmission lines, so that not only a path that is closed to each ring network but also a shape that straddles two ring networks. It is possible to set the path.
[0035]
FIG. 2 shows the configuration of the nodes A to H. The nodes A to H include an active high-speed interface unit (hereinafter referred to as HS I / F) 1-0 that terminates the active transmission line SL, and a standby high-speed interface unit 1-1 that terminates the standby transmission line PL. With. An STM-64 signal introduced into the apparatus via the active high-speed interface unit 1-0 or the standby high-speed interface unit 1-1 is input to a time slot exchange unit (TSA: Time Slot Assignment) 2-0. The
[0036]
The time slot exchanging unit 2-0 drops a predetermined time slot among the time slots multiplexed on the STM-64 signal. The dropped slot is given to the low-speed interface unit (hereinafter referred to as LS I / F) 3-1 to 3-k as a low-order group signal. Conversely, the low-order group signals coming from the low-speed interface units 3-1 to 3-k are given to the time slot exchanging unit 2-0, added to a predetermined time slot of the STM-64 frame, and the optical fiber transmission line. Sent to FL.
[0037]
The time slot exchanging unit 2-0 is duplicated in a pair with the time slot exchanging unit 2-1. At normal times, the time slot exchanging unit 2-0 operates as an active system. When a failure occurs in the time slot exchanging unit 2-0, in-device switching is executed in order to operate the time slot exchanging unit 2-1 as a standby system. The operation of the time slot exchanging unit 2-1 is the same as the operation of the time slot exchanging unit 2-0.
[0038]
Note that a switch circuit (not shown) is provided between the active system and the standby system, which can change the signal path from the active system to the standby system or from the standby system to the active system.
[0039]
The high-speed interface units 1-0 and 1-1, the time slot exchanging units 2-0 and 2-1, and the low-speed interface units 3-1 to 3-k are respectively connected to the CPU (via the sub-controllers 4H, 4T, and 4L). Central Processing Unit) 5. The sub-controllers 4H, 4T, 4L assist the control by the CPU 5. Various controls such as redundant switching are performed hierarchically by the cooperative operation of the sub-controllers 4H, 4T, 4L and the CPU 5.
[0040]
The CPU 5 is connected to a storage unit 6 that stores various control programs and a management network interface (I / F) 7. The storage unit 6 includes a ring map (Ring Map) that is information indicating a path setting state in each ring network, and a fabric (Fabric) that is information indicating a connection setting state between a higher-order group channel and a lower-order group channel. Is memorized. Both pieces of information are required when implementing the APS. Regarding the ring map, ITU-T Recommendation G. 841 Figure 7-6 / G. There is a detailed description in 841 and the like.
[0041]
Incidentally, the CPU 5 includes an APS control unit 5a and an interworking control unit 5b. The APS control unit 5a is an ITU-T recommendation G.264. 841 Annex A has the function to implement MS shared protection rings (transoceanic application). The interworking control unit 5b is an ITU-T recommendation G.264. It has a function to realize the Ring Interworking function described in 842. In this embodiment, for the sake of convenience, the function of MS shared protection rings (transoceanic application) is called Ring APS or HS APS in terms of switching related to a high-speed interface (HS interface).
[0042]
The function realized by the APS control unit 5a is to relieve traffic from a failure by forming a communication path for avoiding the failure when a failure occurs in the ring network. According to the APS control unit 5a, the shortest communication path that can avoid traffic from a failure is formed. Specifically, when a failure occurs only in the active transmission line in a certain section on the ring network, the path of the communication path is switched so as to detour to the standby transmission line in that section (this is the span switching ( In addition, if a failure occurs in both the active transmission line and the standby transmission line in a section on the ring network, the communication path route is connected to the standby transmission path that avoids that section. (This is referred to as ring switching. In the APS control unit 5a, when the failure of each transmission path is detected or based on the notification about the presence or absence of the failure from the APS control unit 5a of another node, the span It is determined what operation the local node needs to perform switching (Span Switch) or ring switching (Ring Switch), and switching is performed.
[0043]
The function realized by the interworking control unit 5b is to form a communication path for avoiding this failure when a failure occurs in the first connection transmission path or the second connection transmission path. It is to rescue traffic from obstacles. In the interworking function, communication paths are set in both the first transmission path and the second transmission path, and either one is selected. When detecting the occurrence of a failure, the interworking control unit 5b of each node determines how the communication path needs to be switched in order to avoid the failure, and if necessary, the first transmission path And switching the communication path to both the second transmission path and the second transmission path.
[0044]
In this specification, for the sake of distinction, the traffic relief function realized by the APS controller 5a is referred to as a first self-rescue means. The traffic relief function realized by the interworking control unit 5b is referred to as second self-relief means.
[0045]
Further, the CPU 5 includes a switching control unit 5c as a new control function according to the present invention. The switching control unit 5c performs control for operating the Ring APS function and the Ring Interworking function in a coordinated manner. In other words, depending on the occurrence of a fault on the network, it is necessary to link both the Ring APS function and the Ring Interworking function, or it is possible to avoid the fault with only one of the Ring APS function and the Ring Interworking function. Judge whether or not. This new control function is realized by a technique such as applying a new patch to an existing control program. In the present embodiment, a procedure performed by the switching control unit 5c will be described in detail.
[0046]
FIG. 3 shows the configuration of the NME 10. The NME 10 includes, for example, dedicated application software installed on a general-purpose workstation, and the main function is realized by software. The NME 10 includes an input / output unit 80, an interface (I / F) unit 90, a storage unit 100, and a CPU 110. The input / output unit 80 includes an operation unit 21 and a display unit 25 and serves as a human machine interface. The interface (I / F) unit 90 has a connection interface with each of the nodes A to H via the LAN. The storage unit 100 stores various monitoring control programs. The operation unit 21 is realized as a mouse or a keyboard, for example, and the display unit 25 is realized as a liquid crystal display or the like.
[0047]
By the way, CPU110 is provided with the display control part 110a. The display control unit 110a performs general display control of the display unit 25, arithmetic processing according to an operation (for example, click with a mouse) on the display content of the display unit 25, update of display content reflecting notifications from the nodes A to H, and the like. I do. In the present embodiment, among the functions of the display control unit 110a, a display control specification including a path crossing between ring networks will be described in detail.
[0048]
Here, a basic path setting procedure and switching procedure in the nodes A to H will be described. First, it is assumed that a communication path setting operation by an operator is performed via the NME 10, for example. If it does so, the information which shows this operation will be taken in into CPU5 via HS I / F1-0. The CPU 5 updates the ring map and the fabric in the storage unit 6 based on this information.
[0049]
And CPU5 sets TSA2-0 to the switch state based on connection state information. With this setting, the TSA 2-0 allows the channel that does not need to be dropped among the channels included in the signal received from the active transmission line SL via the active HS I / F 1-0 to the other HS I / F1. Slew to -0. In addition, TSA 2-0 assigns a channel that needs to be dropped or added to the corresponding LS.
Connect to I / F 3-1 to 3-k.
[0050]
On the other hand, in nodes A to H, it is assumed that alarm information from a monitoring unit (not shown) provided in each unit in the device itself or a transmission path switching request due to a failure from another node is received. Then, the switching control unit 5a determines the transmission path of the communication path necessary for avoiding service traffic. Then, the ring map and fabric in the storage unit 6 are updated, and the setting state of the TSA 2-0 is changed. As a result, the service traffic is relieved from the failure.
[0051]
[First Embodiment]
Next, a first embodiment of the present invention will be described. In this embodiment, the nodes (hereinafter abbreviated as “nodes” for the sake of simplicity) A to H all have the configuration shown in FIG. First, prior to the description of the part relating to the features of the present invention, ITU-T Recommendation G. The general matters defined in 842 will be described.
[0052]
<General matters>
Ring Interconnection is realized by connecting a plurality of ring networks with a low-speed optical interface (STM-1E / 1o / 4o / 16o / 64o: subscript E indicates an electrical interface and o indicates an optical interface). Here, ITU-T Recommendation G. is used as the protection architecture for the part that connects the ring networks. A case where the specification shown in 842, that is, “Dual Node Ring Interworking” is applied will be described.
[0053]
FIG. 4 is a diagram schematically showing the system of FIG. For convenience, FIG. 4 shows the system configuration of FIG. 1 in a vertical orientation, but the reference numerals and network topology are the same as those in FIG. In FIG. 4, symbol (a) is an object corresponding to the low-order group device connected to node A, and symbol (b) is an object corresponding to the low-order group device connected to node G. A solid arrow indicates a traffic flow from (b) to (a), and a dotted arrow indicates a traffic flow from (a) to (b).
[0054]
As shown in FIG. 4, a network shape in which a plurality of ring networks are connected via low-speed interfaces (LS INF) of two nodes is called dual node interconnection. Hereinafter, a node related to the connection of the ring network is referred to as a connection node. The connection nodes in FIG. 4 are nodes C, D, E, and F. Dual node interworking is realized by performing a path protection operation using the dual node interconnection mechanism.
[0055]
As shown in FIG. 5, the ring interworking simply means that the same signal is transmitted in parallel from the connection node in one ring network (dual feed), and the dual fed signal is connected to the other ring network. It is a protection mechanism that relieves traffic in units of paths by selectively receiving at a node. Therefore, switching is realized only by the operation of reception selection. The form of path relief is Uni-directional.
[0056]
As shown in FIG. 6, service traffic is dual fed (ie, Drop and Continue) in two directions, HS (high speed) channel and LS (low speed) channel, and service traffic is selectively selected from either HS channel or LS channel. The node that receives the packet is defined as a primary node. The Primary Node has a right to select traffic given from two routes, that is, a right to select traffic. In FIG. 6, nodes D and E correspond to the Primary Node.
[0057]
A node that forms a backup path (that is, a backup route) prepared in advance for diverting service traffic is defined as a secondary node. A node that terminates a path for entering two ring networks is defined as a termination node. In FIG. 6, the secondary nodes are nodes C and F, and the termination nodes are nodes A and H.
[0058]
In ring interworking, a working route and a protection route are determined when a communication path is set. The working route is defined as a service circuit, and the backup route is defined as a secondary circuit. These routes are determined on the basis of the path shape in the interconnection part composed of two pairs of connection nodes.
[0059]
For example, in FIG. 6, a route connecting nodes D and E is a Service Circuit, and a route connecting nodes D, C, F, and E is a Secondary Circuit. The path shape shown in FIG. 6 is referred to as Same Side.
[0060]
On the other hand, in FIG. 7, the route connecting the nodes D, E, and F is the Service Circuit, and the route connecting the nodes D, C, and F is the Secondary Circuit. The path shape shown in FIG. 7 is called Opposite Side. In particular, in the Opposite Side path shape, Diverse Routing and Uniform Routing can be defined by the traffic route of the interconnection part. The path shape of Diverse Routing is shown in FIG. 8, and the path shape of Uniform Routing is shown in FIG. Note that the difference between Diverse Routing and Uniform Routing is not considered when controlling the network.
[0061]
In addition to the configuration shown in FIG. 1, there is a form in which nodes A and H are interconnected as shown in FIG. This configuration is referred to as single node interworking in the sense that one node is involved in interconnection in each ring network. Further, although not shown, a form in which two or more nodes are interconnected in each ring network is also possible.
[0062]
<When a failure occurs between nodes A and D>
In the following, ITU-T Recommendation G. 841 Explains Dual Node Interworking based on Annex A. ITU-T Recommendation G. In order to operate the Ring APS function based on 841 Annex A, it is necessary to newly define a model different from the model defined above. In the following, the definition related to dual node interworking at the time of Ring APS operation will be described in consideration of the case where Ring APS operates.
[0063]
That is, depending on the path shape of the dual node interconnection part and which section the Ring APS function performs ring switching, the definition of the Primary Node, Secondary Node, Service Circuit, and Secondary Circuit defined above is Different. More specifically, the functional definition of Primary Node and Secondary Node does not change. However, the physical position of the node having the primary or secondary function is redefined. Note that it is not necessary to redefine the node function when switching within a device or the LS-APS function operates.
[0064]
(Same Side)
FIG. 11 is a diagram illustrating an example of a state at the time of initial setting in Same Side. In FIG. 11, nodes D and E are primary nodes, nodes C and F are secondary nodes, and nodes A and H are termination nodes. FIG. 11 shows the normal state, that is, HS
Side Side Free State is shown.
[0065]
FIG. 12 is a diagram illustrating a case where an event requesting a Ring Switch has occurred between nodes A and D from the normal state of FIG. Examples of this event include a case where a failure occurs in both the active transmission line SL and the standby transmission line PL in the section, or a case where a command such as Forced Switch is given from the NME 10.
[0066]
In FIG. 12, upon the occurrence of the above event, Ring APS is activated, and when the Ring Switch is completed in the section AD (a section between the node A and the node D, the same applies hereinafter), the traffic route is changed to a section other than the section AD. Restored. From then on, the function of the primary node is borne by the node that was the secondary node in the Ring Switch. This node is newly defined as a protection primary node.
[0067]
Conversely, after the completion of the Ring Switch, the function of the secondary node is borne by the node that was the primary node before the Ring Switch. This node is newly defined as a protection secondary node.
[0068]
In FIG. 12, node C is redefined as Protection Primary Node, and node D is redefined as Protection Secondary Node.
[0069]
Further, according to the change of the node having the right to select traffic, a working route is newly defined as a protection service circuit as shown in FIG. Also, a protection route is newly defined as Protection Secondary Circuit.
[0070]
(In case of Opposite Side)
FIG. 13 is a diagram illustrating an example of a state at the time of initial setting in the Opposite Side. In FIG. 13, nodes D and F are primary nodes, nodes C and E are secondary nodes, and nodes A and G are termination nodes. The model in FIG. 13 shows a normal state (HS Side Fault Free State).
[0071]
FIG. 14 is a diagram illustrating a case where an event requesting a Ring Switch occurs between nodes A and D from the normal state of FIG. In FIG. 14, when the ring APS is activated in response to the occurrence of the event and the ring switching is completed in the section AD, the traffic route is restored to a section other than the section AD. Similarly to FIG. 12, node C is redefined as Protection Primary Node and node D is redefined as Protection Secondary Node.
[0072]
Here, it is necessary to pay attention to the following points. That is, in the normal state of FIG. 11, the service node is selected as the state of the Primary Node. This state is a state in which there is no switching request for Ring Interworking. Also in FIG. 12, Protection Primary Node selects Protection Service Circuit, and this state is also a state where there is no switching request.
[0073]
That is, even if the Ring APS function activates the Ring Switch, the Ring APS function does not request the Switch from the Ring Interworking function. When the Ring APS function operates, the physical position of the Primary Node changes, but the selection state of the interconnection part is not changed. As shown in FIGS. 13 and 14, the same applies to the case where the path connection form is Opposite Side.
[0074]
<When a failure occurs between nodes CD>
FIG. 15 is a diagram illustrating a state in which the ring switching in the section CD has been completed from the normal state of FIG. When the Ring Switch is completed in the section CD, the secondary circuit is restored to a protection secondary circuit other than the section CD.
[0075]
From this point on, the function of the primary node is borne by the node that was the termination node before the switch. This node is also defined as a protection primary node. The function of the secondary node is performed by the node that was the secondary node before the switch. This node is also defined as a protection secondary node. In FIG. 15, node A is redefined as Protection Primary Node, and node C is redefined as Protection Secondary Node.
[0076]
Further, as shown in FIG. 15, the working route is newly defined as a protection service circuit. The protection route is newly defined as Protection Secondary Circuit.
[0077]
FIG. 16 is a diagram illustrating a state in which the ring switching in the section CD has been completed from the normal state of FIG. In FIG. 16, when the ring switching is completed in the section CD, the secondary circuit is restored to a protection secondary circuit other than the section CD. At this time, node A is redefined as Protection Primary Node, and node D is redefined as Protection Secondary Node.
[0078]
Here, attention should be paid to the same matters as described above. In FIG. 15, the state of Protection Primary Node is a state in which Protection Service Circuit is selected. This state is a state where there is no switching request. Therefore, here, even if the Ring APS function starts the Ring Switch, the Ring APS function does not request the Switch for the Ring Interworking function.
[0079]
<When a failure occurs between nodes DE>
Next, a case where a failure occurs between the nodes D and E which are the interconnection part will be described. In this case, a failure is avoided by a combined operation of the Ring Interworking function and the Ring APS function.
[0080]
The Ring APS function performs a protection operation on a path route generated by a path setting function in the network (this function is a known function object). Therefore, care must be taken when the current path state is different from the setting by the path setting function. That is, when the Ring Interworking function selects the Secondary Circuit, a device is required for the switching procedure (switching sequence) by the APS.
[0081]
First, when a failure occurs in the LS interface in the interconnection part from the state of FIG. 11, the Ring Interworking function is activated. For example, when a failure occurs in the section DE, as shown in FIG. 17, the nodes D and E which are the primary nodes select the secondary circuit.
[0082]
Next, a case where an HS interface failure has occurred from the state of FIG. 17 will be described with reference to FIGS.
[0083]
When the HS interface failure occurs from the state of FIG. 17, the Ring APS function activates the ring switch. FIG. 18 shows a case where a ring failure occurs in the section AD. However, the Ring APS function implements a ring switch for the Drop and Continue with Add path, which is the default path shape, regardless of the switching state of the Ring Interworking function. In other words, the Ring APS function is not preferable because it tries to bypass the path to the protection service circuit where the fault exists.
[0084]
Therefore, in this embodiment, control information is given from the APS function to the Ring Interworking function after the restoration of Ring APS. Then, the Ring Interworking function implemented in each node is made to recognize whether the state of the own node is Protection Primary Node or Protection Secondary Node. The control information includes a location where a failure has occurred, an identifier of a path in a restoration state, and the like.
[0085]
It is convenient to exchange control information between the APS function and the Ring Interworking function in a closed form within the node. That is, in this embodiment, control information is exchanged between functional objects within a node. This eliminates the need to newly set up information exchange between different nodes. Also, there is no need for communication between the Ring Interworking functions of different nodes.
[0086]
Note that two forms are conceivable for causing the Ring Interworking function of each node to recognize the state of the own node. One method is a form in which control information is given to the Ring Interworking function and the state is calculated on the Ring Interworking function side. In another form, the APS function side calculates the state of the node and notifies the Ring Interworking function of this.
[0087]
When the Ring Interworking function that has received the notification of control information detects a path alarm such as a P-AIS (Pass Alarm Indication Signal), it starts switching by Ring Interworking in the Protection Primary Node. As shown in FIG. 19, Node C that is a Protection Primary Node selects a Protection Secondary Circuit by Ring Interworking switching. When this state is reached, the path can be relieved without inducing misconnection.
[0088]
The acquisition source of P-AIS may be from the LS interface side or the HS interface side as shown in FIGS. The acquisition source of P-AIS varies depending on the setting state of TSA 2-0 of the node.
[0089]
As described above, by providing control information from the APS function to the Ring Interworking function and operating the Ring APS function and the Ring Interworking function in combination, the service path can be restored.
[0090]
After the Ring Interworking function is activated, it is necessary to pay attention to the switching time when the Ring APS function is activated. Recommendation G. According to the provisions of 841, the switching time allowed for Ring APS is 300 [ms] at the longest. In the above method, since the restoration is realized by a mechanism in which the Ring Interworking function and the Ring APS function operate in combination, it is necessary to estimate the final switching time by integrating the switching time of both functions.
[0091]
In addition, the arrow shown in FIG. 17 etc. shows Notification sent to NME10 from each node. The arrow from nodes D and E in FIG. 17 is indicated as (no switch → APS completion), and is a notification notifying the completion of switching.
[0092]
Next, a method for selecting the Secondary Circuit by an external command will be described. In this embodiment, a switch request command and a reverse request from an external OS (Operation System) such as the NME 10 are given to the Primary Node. Similarly, when the Ring APS is in the restoration operation, the destination node to which the command is given is the Protection Primary Node.
[0093]
<In case of node failure of node D>
Next, with reference to FIG. 20, the operation at the time of a node failure or node isolation (that is, a transmission line failure in a form in which nodes are isolated) will be described. When a failure occurs in the node D from the state of FIG. 11, ring switching is performed and service traffic is restored as shown in FIG.
[0094]
In a network configuration having a ring interconnection, since a path connection form is special, service traffic restoration can be realized by using the Dual Node Interconnection shape. In the present embodiment, during the operation of the ring APS, the restoration as shown in FIG. 20 is performed.
[0095]
<State notification function for each node>
The monitoring function of each node in this embodiment will be described. Each node constantly monitors the state of the Service Circuit and the state of the Secondary Circuit (that is, the failure occurrence state). In addition, when various protection functions (that is, ring APS, in-device switch, LS-APS) operate, each node changes the monitoring position according to the operation status of the protection function. When the in-device switch and the LS-APS function operate, each node monitors the service circuit and the secondary circuit. When the Ring APS function operates, each node monitors the Protection Service Circuit and the Protection Secondary Circuit.
[0096]
Next, the notification function of each node in this embodiment will be described. The Primary Node, the Secondary Node, the Protection Primary Node, and the Protection Secondary Node send various notifications to the external OS in order to clearly indicate their state to the operator. Notification includes a path route generation (create) notification, a state notification for notifying the primary node for each path, a notification indicating switching / switching back indicating the path protection state in Ring APS, and the like.
[0097]
FIG. 21 shows a notification at the time of pass creation. FIG. 21 corresponds to a state in which the path shown in FIG. 11 is set. At this time, all of the nodes A, C, D, E, F, and H send a communication path generation notification to the NME 10. Nodes D and E, which are primary nodes, send a state notification (disable → enable) to notify the NME 10 that it has the right to select traffic. Nodes C and F as secondary nodes and nodes A and H as termination nodes send state notifications (enable → disable) to notify the NME 10 that they do not have the right to select traffic.
[0098]
FIG. 22 shows a notification sent when the Ring Interworking function operates. This figure corresponds to the state of FIG. Nodes D and E, which are primary nodes, send a switching notification (Normal → Switch) indicating that they are in a switching state. The switching completion notification (no switching → automatic switching completion) in FIG. 17 has the same meaning.
[0099]
FIG. 23 shows a notification sent from the Ring Interworking function when the Ring APS function is operating. This figure corresponds to the state of FIG. In FIG. 23, the node C that has become the Protection Primary Node sends a state notification (disable → enable). Node D, which has become the Protection Secondary Node, sends a state notification (enable → disable). Note that (Secondary) and (Primary) in FIG. 23 are states before the state change.
[0100]
FIG. 24 is a diagram illustrating another example of a notification transmitted from the Ring Interworking function when the Ring APS function is operating. This figure corresponds to the state of FIG. In FIG. 24, the node A that has become the Protection Primary Node sends a state notification (disable → enable). Node C that has become the Protection Secondary Node sends a state notification (enable → disable).
[0101]
FIG. 25 shows a notification sent from the Ring Interworking function during the combined operation of the Ring APS function and the Ring Interworking function. This figure shows that the state of FIG. 19 has been reached after the state of FIG. First, in the state of FIG. 18, the node C that has become the Protection Primary Node sends a state notification (non Primary → Primary), and the node D that has become the Protection Secondary Node sends a state notification (Primary → non Primary). As can be seen from comparison with FIG. 25, (non Primary → Primary) is synonymous with (disable → enable), and (Primary → non Primary) is synonymous with (enable → disable).
[0102]
In the state of FIG. 19 that follows, node C that has selected Protection Secondary Circuit sends out Protection Rep Notification (NoReq → Auto Sw Comp).
[0103]
<Selection status of traffic of each node>
Next, the traffic selection state in each node will be described with reference to the schematic diagrams of FIGS.
FIG. 26 to FIG. 38 are schematic diagrams showing traffic selection states in each node according to the present embodiment. A working fiber (solid white line) is the working transmission line SL, and a protection fiber (dotted line) is the standby transmission line PL. Arrows drawn in these transmission lines indicate service paths.
[0104]
FIG. 26 is a diagram illustrating a path setting example in the normal state in the Ring Network 1. In FIG. 26, the node TS, which is the primary node, has traffic TS introduced from the HS side and traffic TP from the LS side as traffic in the CW direction. Node D selects traffic TP from the LS side. In the following schematic diagram, a traffic selection state is shown by showing a switching state of a switch (not labeled) drawn in a square indicating a node. The switch switching is realized by, for example, connection setting of TSA 2-0 (2-1). In FIG. 26, traffic TT = RP = RS and TP = RT. The form of Node D, which is the Primary Node, is Drop & Continue with Add.
[0105]
When a ring failure occurs in the section AD from the state shown in FIG. 26 (that is, a state where a failure occurs in the active transmission line SL and the standby transmission line PL), the path state is as shown in FIG. That is, node C, which was a secondary node in FIG. 26, becomes a protection primary node in FIG. The node C selects the traffic TP given from the node D through the protection fiber in the CCW direction, and continues this TP to the next node (node B) through the protection fiber. In FIG. 27, traffic TP = RT, TT = RS = RP, and the same traffic transmission / reception state as in FIG. 26 is reproduced. In this way, the service path is restored.
[0106]
On the other hand, when a ring failure occurs in the section CD from the state of FIG. 26, the path state becomes as shown in FIG. That is, node A, which was a termination node in FIG. 26, becomes a protection primary node in FIG. The node A selects the traffic TP given from the node D through the working fiber in the CW direction, and drops this traffic as traffic RT. Further, the node A branches the traffic TT added by the node itself into two, and sends one to the CCW direction working fiber and the other to the CW direction protection fiber. In this way, the traffic state TT = RS = RP, TP = RT is reset, and the service path of FIG. 26 is relieved.
[0107]
(Example of another path setting)
FIG. 29 is a diagram illustrating another path setting example in the normal state in the Ring Network 1. In FIG. 29, TS is introduced from the HS side and TP is introduced from the LS side as CW direction traffic to the node D which is the primary node. In FIG. 29, the node D has selected the traffic TS from the HS side. In FIG. 29, traffic TT = RP = RS, TS = RT. The form of Node D, which is the Primary Node, is Drop & Continue.
[0108]
When a ring failure occurs in the section AD from the state of FIG. 29, the path state becomes as shown in FIG. That is, node C, which was a secondary node in FIG. 29, becomes a protection primary node in FIG. The node C selects the traffic TS introduced from its own LS, and transmits this TS to the next node (node B) through the protection fiber. Node C acts as a Drop & Continue with Add node, branching and terminating the traffic TT from the protection fiber in the CW direction at its own node, and continuing to the next node D. Thus, in FIG. 30, the state of TT = RS = RP, TS = RT is reproduced, and the service path of FIG. 29 is relieved.
[0109]
In FIG. 29, node D is a Drop & Continue node. In 841, the path related to this type of node is not relieved. However, in this embodiment, a path related to this type of node is relieved in consideration of ring interworking. This point has already been mentioned.
[0110]
On the other hand, when a ring failure occurs in the section CD from the state of FIG. 29, the path state becomes as shown in FIG. That is, node A, which was a termination node in FIG. 29, becomes a protection primary node in FIG. The node A selects the traffic TS given from the node C via the node B via the working fiber in the CCW direction, and drops this traffic as traffic RT. Further, the node A branches the traffic TT added by itself into two, and sends one to the CCW-direction working fiber and the other to the CW-direction protection fiber. In this way, the traffic state of TT = RS = RP, TS = RT is reproduced, and the service path of FIG. 29 is relieved.
[0111]
FIG. 32 is a schematic diagram illustrating a path state when a failure occurs in the node D from the path setting state illustrated in FIG. 26 or FIG. 29. In FIG. 32, a path passing through the node B is reset in the protection fiber between the node A and the node C.
[0112]
FIG. 33 is a schematic diagram illustrating a path state when a failure occurs in the node C from the path setting state illustrated in FIG. 26 or FIG. 29. In FIG. 33, a part of the original path remains in the working fiber between the node A and the node D.
[0113]
(Setting example of the path set across multiple rings)
FIG. 34 is a schematic diagram illustrating a setting example in a normal state of a path set across Ring Network 1 and Ring Network 2. The state shown in this figure corresponds to the state shown in FIG. In FIG. 34, traffic TT = RP = RS, RT = TP = TS.
[0114]
FIG. 35 shows a state in which a failure has occurred in the section AD and the section EH from the state of FIG. In this case, Ring Network 1 and Ring Network 2 realize the state shown in FIG. 27, thereby realizing the path state as shown in FIG.
[0115]
FIG. 36 shows a state where a failure has occurred in the section CD and the section EF from the state of FIG. In this case, Ring Network 1 and Ring Network 2 realize the state of FIG. 28, respectively, thereby realizing a path state as shown in FIG.
[0116]
FIG. 37 is a schematic diagram illustrating another setting example in the normal state of a path set across Ring Network 1 and Ring Network 2. The state shown in this figure corresponds to the state shown in FIG. In FIG. 37, traffic TT = RP = RS, RT = TP = TS.
[0117]
FIG. 38 is a diagram showing a state in which a failure has occurred in the section AD from the state of FIG. In this case, Ring Network 1 and Ring Network 2 each realize the state of FIG. 28, thereby realizing a path state as shown in FIG. In FIG. 38, first, the state of FIG. Then, in the Ring Network 2, the node F as the Primary Node switches to acquire the traffic TT acquired from the HS side from the LS side. As a result, the state shown in FIG. 38 is realized and service traffic is relieved.
[0118]
<Description of operation of each node>
Next, the operation in each of the nodes A to H of this embodiment will be described with reference to the flowcharts of FIGS. FIG. 39 and FIG. 40 are first flowcharts showing a switching processing procedure performed by the nodes A to H.
[0119]
In step S1 of FIG. 39, it is assumed that a switching factor related to Ring APS such as MS-AIS (Multiplex Section Alarm Indication Signal) and an external command is detected in a certain node. Then, this node starts Ring APS in step S2.
[0120]
In step S3, the node refers to the Ring MAP stored in the storage unit 6. In step S4, the node confirms which path is related to Ring Interworking among all paths in the network. After that, in step S5, this node disconnects the P / T path (part time path) set in the standby transmission line PL.
[0121]
In step S6, this node bypasses the service path to the spare standby transmission line PL. In step S7, this node reestablishes the part-time path to empty service channels. In step S8, the node passes control information including the location of the failure, the identifier of the path in the restoration state, and the like to the ring interworking function.
[0122]
Next, in step S9 in FIG. 40, it is assumed that a factor related to Ring interworking switching such as a path alarm and an external command is detected in a certain node. Then, in step S10, this node activates Ring interworking switching. In step S11, the node determines whether Ring APS is operating. If the Ring APS is not activated, the traffic acquisition destination is switched in the Primary node, and the service path is restored. On the other hand, if the Ring APS is activated in Step S11, the traffic acquisition destination is switched in the Protection Primary node, thereby restoring the service path.
[0123]
FIG. 41 is a flowchart showing the operation of the ring interworking function in the conventional system. As shown in the flowchart of FIG. 41, in the conventional system, only the switching process in the Primary Node is considered. On the other hand, in this embodiment, a state called Protection Primary is newly defined. When the traffic route is switched by the ring interworking function while the APS is functioning, the service path is restored in the protection primary node. By doing so, it is possible to realize a cooperative operation between the Ring APS function and the ring interworking function. As a result, problems such as traffic misconnections can be avoided.
[0124]
FIG. 42 is a flowchart illustrating an example of another processing procedure in the present embodiment. 42, steps S17 to S19 are the same as steps S1 to S3 in FIG. However, in FIG. 42, the node that referred to the ring map in step S19 confirms which path is related to Ring Interworking in step S20. In step S21, this node confirms the operation information of the Ring Interworking function. In step S22 and thereafter, this node shifts to a service traffic restoration process.
[0125]
FIG. 43 is a flowchart showing an operation in the conventional APS function. As shown in the flowchart of FIG. 43, in the conventional system, the APS function is not aware of the state of the Ring Interworking function. On the other hand, in the present embodiment, the APS function is made to execute the process while being aware of the state of the ring interworking function. By doing in this way, the cooperation operation | movement with an APS function and a ring interworking function is realizable.
[0126]
<Second Embodiment>
Next, a second embodiment of the present invention will be described. In the present embodiment, a display form on the display unit 25 of the NME 10 and a control function corresponding to an operation on the screen (click operation with a mouse or the like) will be described. That is, in this embodiment, a human machine interface will be described.
[0127]
The functions shown below are mainly realized by the display control unit 110a of the NME 10. Specifically, for example, by applying a patch to the control program executed by the CPU 110, the following functions are realized. This control program is written in a dedicated language and stored in the storage unit 100 or the like.
[0128]
FIG. 44 is a diagram illustrating an example of a window displayed on the display unit 25 of the NME 10. This window is called a “Dual Node Interconnection Control Window”, and is a window that displays the system configuration shown in FIG. In this window, the optical fiber transmission line FL connecting the nodes is indicated by a green solid line, and the low-speed lines connecting the nodes C and F and the nodes D and E are indicated by dotted lines. When a failure occurs in the optical fiber transmission line FL or the low-speed line, the line corresponding to the failure section is changed.
[0129]
This window includes a plurality of clickable function buttons. In other words, the buttons are “Entirely”, “Update”, “Quit”, “Path Create”, “Path Modify”, “Path Delete”, “Hold-off Time”, and “APS Control”. By clicking these buttons, various windows are displayed.
[0130]
Incidentally, the window of FIG. 44 includes a drop-down list for arbitrarily designating a time slot to be time-division multiplexed. In FIG. 44, this drop-down list is displayed above each ring network. In addition to the drop-down list, Timeslot can be specified by using an input operation from a keyboard or a spin box.
[0131]
For example, when the time slot N of Ring Network 1 is designated and the path already exists in this slot, the screen display is as shown in FIG. In FIG. 45, a path as a concept to be operated (hereinafter referred to as “Created Path”) and a current flow in the network of Created Path (hereinafter referred to as “Current Flow”) are respectively shown as a black arrow and a blue arrow. Displayed separately.
[0132]
Also, the time slot in Ring Network 2 corresponding to the time slot N of Ring Network 1 is calculated and displayed in the drop-down list. In FIG. 45, this is indicated as TimeSlot M. In this way, the operator can grasp at a glance the state of one path that is interconnected. Note that information regarding the interconnection is held on the NME 10 side when the path is created. When there are a plurality of NMEs 10, all the NMEs 10 share this information with each other via the management network. In the window of FIG. 45, paths that exist only in one Ring Network (that is, paths that are not interconnected) are also displayed.
[0133]
In addition, the LS channel in each node of the displayed path is displayed in the window of FIG. For example, xch is displayed on the node A and bch is displayed on the node D.
[0134]
<Entirely>
When the “Entirely” button is clicked, the window shown in FIG. 46 is displayed. This window is referred to as “Dual Node Interconnection Control Window (Entirely)”, and is a window that displays the status of all paths existing in the network. The window of FIG. 46 can be said to be a stack of the display contents of FIG. 45 with the time slot as the vertical axis. This figure shows a schematic diagram of Ring Network 1 and Ring
A schematic diagram showing Network 2 is displayed.
[0135]
Also in this window, if any Ring Network Timeslot is specified, the selected Timeslot and other Ring Network Timeslot corresponding to this slot are displayed separately from other slots, for example by color coding. Is done. In FIG. 46, time slot 3 is selected in Ring Network 1. Following the selected slot number, the display of the LS channel of the Path set in the slot also changes.
[0136]
For example, a path set in Timeslot 3 of Ring Network 1 is set to Timeslot 6 in Ring Network 2. Therefore, when Timeslot 3 is specified in Ring Network 1, this slot and Timeslot 6 in Ring Network 2 are highlighted. In this way, the operator can grasp at a glance the entire path of the entire network. In addition, the operator can grasp at a glance which slot to create a new path to create.
[0137]
In the window of FIG. 46, for example, an up / down scroll button is displayed at the right end. When this scroll button is clicked, the schematic diagram showing Ring Network 2 scrolls up and down in the window. By doing so, for example, an interworking path that connects Timeslot 1 of Ring Network 1 and Timeslot 64 of Ring Network 2 can be confirmed. Of course, two scroll windows may be displayed and both Ring Networks may be moved up and down, or Ring Network 2 may be moved while Ring Network 2 is fixed.
[0138]
<Path Create>
When “Path Create” is clicked, the Path Create window shown in FIG. 47 is displayed. This window is a Sub Window used when creating a Path, and several Path Create methods can be selected using this window. In this window, it is possible to create not only the Path that crosses the Ring Network but also the Path that exists only in the Ring Network.
[0139]
In this window, a “Standard” button, a “Pointing” button, a “Choice” button, and a “Quit” button are displayed.
[0140]
The path creation procedure when the “Standard” button is clicked includes a step of designating the attribute of each node and a step of designating the shape of the path in the designated node.
[0141]
The path creation procedure when the “Pointing” button is clicked includes a step in which the operator points to each node with the mouse while the operator is aware of the traffic flow of the path and connects the path.
[0142]
The path creation procedure when the “Choice” button is clicked includes a step of specifying both end points of the path, a step of calculating all the path routes connecting the both end points, and a step of displaying the calculated path routes. Selecting one of the displayed Path routes.
[0143]
When the “Quit” button is clicked, the display content on the screen returns from the window of FIG. 47 to the original window.
[0144]
(Standard)
When “Standard” is clicked in the window of FIG. 47, the screen display changes as shown in FIG. Using this screen, the path is set as in the following (Case 1) or (Case 2).
[0145]
(Case 1)
In this example, the Add / Drop Node in each of Ring Network 1 and Ring Network 2 is specified by, for example, a click operation in the window of FIG. Next, the Timeslot where the Path should be created is selected using the drop-down list for each node. Also, either a primary node or a secondary node is designated for the interconnection node. In addition, when forming the Opposite Side path route, either Diverse Routing or Uniform Routing is specified. By executing such a procedure, the route of the path to be set is determined.
[0146]
More specifically, when an Add / Drop Node in each Ring Network is specified, one drop-down list is displayed. Using this drop-down list, the LS Channel at each node is selected. Then, a menu window for selecting Concatenated Type is displayed. This menu window is displayed so as to overlap Node A or Node C in FIG. Concatenated Type includes AU-4 and AU-4-4c. Further, a menu window for designating Path Type (that is, a small window displayed as Add / Drop or D & C in FIG. 48) is displayed. Using this window, Path Type is specified. In addition, a menu for designating Diverse Routing or Uniform Routing is displayed over the node F in FIG.
[0147]
When creating multiple paths, the above procedure is repeated. Then, when the “Update” button is clicked, a path creation request is collectively sent to each node.
[0148]
When network topology is determined, Items that can be selected in each node are determined. At this time, it is convenient not to display items other than items that can be selected (or inactive display) on the screen. That is, as the path create procedure proceeds, nodes that can be termination nodes, nodes that can be D & C (Drop and Continue) Nodes, or nodes that can be D & C with Add Nodes are limited. In response to this, the displayed items are also narrowed down. Also, only selectable items are displayed in Concatenated Path and Path Type.
[0149]
(Case 2)
In this case, the items to be selected are the same as in case 1. However, in this example, the node attribute (Concatenated Type, Path Type, Diverse Routing / Uniform Routing, or LS channel) is selected using the Sub Window.
[0150]
An example of the Sub Window is shown in FIG. This window is displayed when a node for which a path is to be created is clicked. Using this window, it is possible to collectively specify the LS channel, Concatenation Type, Path Type, and Route Type (Diverse Routing / Uniform Routing).
[0151]
(Pointing)
When “Pointing” is clicked in the window of FIG. 47, for example, a drop-down list for selecting an LS Channel is displayed in the window of FIG. First, the Timeslot is specified using the drop-down list. Then, the path route is determined by clicking the node through which the path passes with the mouse. Then, the Path is set by designating the LS channel in each node.
[0152]
Specifically, the path from Ring Network 1 to Ring Network 2 (Node A → D → E → H route) and the path from Ring 2 to Ring 1 (Node H → E → D → A route) By clicking in order, a path is set. In this procedure, when the Service Circuit is set, if the Secondary Circuit is automatically calculated by the NME 10 based on the result, it is possible to save time and effort. Furthermore, it is preferable that the NME 10 rejects a request to set a conflicting route.
[0153]
Note that the NME 10 may determine which of the two designated routes is the Service Circuit according to the transmission distance between the Interconnection Nodes. Preferably, the shortest path is a service circuit.
[0154]
(Choice)
When “Choice” is clicked in the window of FIG. 47, a Sub Window “Select Node” of FIG. 51 is displayed. In this window, when Add / Drop Node in Ring Network 1 and Add / Drop Node in Ring Network 2 are selected, all routes that can be set between both selected nodes are calculated by the NME 10 side. The calculated route is displayed in the “Search for Route” window of FIG. For simplicity, only the Service Circuit is displayed in FIG.
[0155]
The operator sets a path by selecting one of the routes displayed as Route 1, Route 2,... In the “Search for Route” window. The LS channel is specified after the route is calculated.
[0156]
As one of the network configuration data, information on the distance between nodes (that is, the segment length) is stored in the NME 10, and the path of the shortest distance among all the calculated routes is recommended to the NME 10. . Alternatively, a path with the least number of nodes passing through may be recommended.
[0157]
The path can be set by the above method.
[0158]
<Path Delete>
Conversely, when the “Path Delete” button in FIG. 45 is clicked, a process for deleting a Path can be performed. That is, after a path to be deleted is clicked on the screen, when the “Path Delete” button is clicked, the path is deleted.
[0159]
<Update>
Now, after the Path is set as described above, when the “Update” button is clicked, the setting result is sent to each node as a control request. Then, processing for path creation is performed in the node that has received the request. Until this processing is completed, it is necessary to suppress both the switch by Ring Interworking and the switch by APS. Next, operations for suppressing the switch will be described.
[0160]
For example, a protection switch based on Ring Interworking is activated immediately after a path is created due to the absence of an input signal when the path is created or due to a shift between nodes at the timing when the path is created. To avoid this, lockout Protection Switch after Path Create. As a result, unnecessary switching immediately after Path Create can be suppressed. Then, after the state is stabilized, the lockout is released, and the switch is changed to a possible state.
[0161]
There are two modes for releasing the lockout. One mode is a mode in which the NME 10 automatically releases Lockout when a Path Create completion response arrives from the node. The other mode is a mode in which the lockout is released by the operation of the operator after the Path Create completion response arrives at the NME 10. The lockout function for the APS function also supports the same two modes.
[0162]
<Monitoring the status of Traffic restoration>
Next, monitoring of the state of traffic restoration will be described. 52 and 53 will be described with reference to the window shown from the state of FIG. These windows show the state of traffic restoration by HS APS and the state of traffic restoration by Ring Interworking on one screen. That is, using the window of FIG. 52 or 53, the operator can view the entire route from the Add / Drop Node of Ring Network 1 to the Add / Drop Node of Ring Network 2 in consideration of the restoration status of HS APS / Ring Interworking. I can confirm.
[0163]
For HS APS, both the restored route and the original route (that is, the route in the normal state) are displayed. FIG. 52 shows a state in which a Span failure has occurred between node A and node D (section AD) and the Span switch is operating.
[0164]
FIG. 53 shows a state in which a Ring failure has occurred between the node F and the node E (section EF) and a failure has also occurred in the interconnection unit (service circuit side). In response to this, the window of FIG. 53 shows a state where Ring APS and Ring Interworking switch are activated.
[0165]
In any of the figures, the Original route and the Current route (that is, the Restoration route) are distinguished by line color, thickness, line type, and the like. In the present embodiment, the fault section is displayed in yellow, and the Current route (Restoration route) is displayed in pink (hatched arrows).
[0166]
<APS Control>
Next, FIG. 54 will be described. The window shown in FIG. 54 is a Sub Window displayed when the “APS Control” button (on the main screen) is clicked. This window is a window for handling external commands related to a plurality of APS functions provided in each node. In FIG. 54, “Ring APS”, “Equipment APS”, “LS APS”, and “Ring Interworking” are displayed as the APS functions. These mean HS-side switching (HS APS), intra-device switching, LS-side switching, and switching by the ring interworking function, respectively.
[0167]
When any button is clicked in this window, the APS function to be operated is selected, and an external command related to the selected APS function is sent to each node. As described in the first embodiment, the ITU-T Recommendation G. When 841 Annex.A type HS APS is activated, the type of node to be controlled by Ring Interworking changes. For example, from Primary Node to Protection Secondary
Like Node, the type of node is set.
[0168]
In order to deal with this, a control request related to an external command related to Ring Interworking is transferred in advance to all nodes that can be controlled. Alternatively, when the NME 10 recognizes that the HS APS has been operated, an external command is transferred to the related node. By doing this, it is possible to execute external commands related to Ring Interworking while HS APS is running.
[0169]
55 will be described. When “Ring Interworking” in FIG. 54 is clicked, a “Maintenance for Interconnection” window in FIG. 55 is displayed. In this window, the failure state related to the Dual Node Interconnection portion is displayed by, for example, a red arrow.
[0170]
After confirming the fault occurrence section in this window, when the operator clicks a red arrow, for example, the “Selecting Maintenance Portion” window at the lower right of the figure is displayed. This window is used to select a section to be operated.
[0171]
As the Target, you can select All Tributary that selects all Fibers that interconnect between nodes, and Each Tributary that can individually specify Fibers. In the case of performing processing for the bidirectional path, the target selection processing is repeated a plurality of times. In this window, after the target fiber is selected, an external command to be transmitted is selected and transmitted.
[0172]
When maintaining the Fiber of the Interconnection part, etc., there are cases where it is desired to send external commands all at once to the relevant section. In such a case, All Tributary is selected. If it does so, an external command will be collectively transmitted about the selected area.
[0173]
To summarize the above, after the Fiber to be targeted by the external command is determined, all the paths related to this Fiber are searched, and it becomes possible to Invoke the external command to the Timeslot of the related Node.
[0174]
On the other hand, when Each Tributary is selected, a separate window is opened to give external commands individually to each path in Fiber. The drop-down list “Select Tributary” is used to extract and display interconnected channels (indicating Fiber, not channel as a path).
[0175]
In NME 10, the protection status is collected from a node whose operational state of Ring Interworking is Enable (Primary).
[0176]
<Hold-off Time>
The window of FIG. 56 will be described. This window is a Sub Window that is displayed when “Holdoff Time” (for example, FIG. 45) is clicked, and is a window for setting a Hold-off timer. Using this window, first, the Ring Network for which the Hold-off timer is to be set is selected from the Target drop-down list. In FIG. 56, it is assumed that Ring Network 1 is selected. For the selected Ring Network, the value of the Hold-off timer can be set in the range of 0 to 10 seconds in 100 millisecond steps. The set value is displayed in the Requested Value column. When Exec is clicked after setting the numerical value, the setting contents are sent to each node of the target Ring Network.
The hold-off time is the time from when a failure occurs until the communication path forming process by the protection switch is activated. That is, the hold-off time is a waiting time from when a failure is detected until the protection switch is activated. There are two protection switches, one implemented by the APS controller 5a and one implemented by the interworking controller 5b. Accordingly, the hold-off time is defined for both the protection switch implemented by the APS controller 5a and the protection switch implemented by the interworking controller 5b. In the present embodiment, the hold-off time for each protection switch can be individually set using the window of FIG.
[0177]
(Lockout)
In addition, the command given from the NME 10 to each node is configured not to activate either or both of the protection switch implemented by the APS control unit 5a and the protection switch implemented by the interworking control unit 5b. There is a command for This command (hereinafter referred to as Lockout command) is automatically given to each node in advance prior to the procedure for creating a path.
[0178]
Further, the command for stopping the APS function and the interworking function can be transmitted when it is desired to stop the APS function and the interworking function for the purpose of maintenance or the like in addition to the path creation.
[0179]
If the protection switch is activated while the work for creating the path is being performed, the information related to the path setting state is not consistent between the nodes, and as a result, there is a risk of causing path misconnection. Therefore, a lockout command is given to each node so that the protection switch is not operated while an operation for creating a path is being performed. As a result, path misconnection can be prevented.
[0180]
As described above, according to the present embodiment, it is possible to improve the human machine interface and improve operational convenience.
[0181]
The present invention is not limited to the above embodiments.
For example, in each of the above embodiments, a system conforming to SDH has been described. However, the idea of the present invention is not limited to SDH, and can be applied to, for example, SONET (Synchronous Optical Network) which is a standard in the United States.
[0182]
Those skilled in the art will also recommend G. 841 or Recommendation G. In implementing the node that implements 842, at present, the node (hereinafter referred to as ADM (Add Drop Multiplexer)) that performs Add / Drop processing in the state of an electrical signal in TSA (2-0, 2-1) is the mainstream. It is. However, in the future, it is expected that a node (hereinafter referred to as OADM (Optical Add Drop Multiplexer)) that performs Add / Drop processing in the optical signal domain will become the mainstream of the system.
[0183]
The ADM is “with each slot being time-division multiplexed as a path”, whereas the OADM is “with an optical signal of each wavelength-multiplexed wavelength as a path”. It is different. That is, there is a difference such that Ring Interworking is performed in units of wavelengths in OADM, whereas Ring Interworking is performed in units of wavelengths in OADM. However, the present invention can also be applied to this type of node (OADM). This is because the present invention does not have the condition that “the path is time-division multiplexed”.
[0184]
In the above embodiment, the present invention is assumed to be applied to a four-fiber ring system, but the present invention can also be applied to a two-fiber ring system.
In addition, the names of buttons and windows in the second embodiment may be freely determined.
In addition, various modifications can be made without departing from the description of the present specification.
[0185]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, it is possible to provide a ring-to-ring connection network system that does not cause a wrong connection even if a failure avoidance by the Transoceanic method is performed, and a node device thereof.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a system diagram showing a configuration of a ring connection network system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a functional block diagram showing a configuration of node devices A to H in FIG. 1;
FIG. 3 is a functional block diagram showing a configuration of the NME 10 in FIG. 1;
FIG. 4 is a diagram showing a Dual Node Interconnection (Double Ring Network).
FIG. 5 is a diagram showing a protection mechanism (Ring Interworking).
FIG. 6 is a view showing the same side.
FIG. 7 is a view showing Opposite Side.
FIG. 8 is a diagram showing Diverse Routing.
FIG. 9 is a diagram showing UniForm Routing.
FIG. 10 is a diagram showing a Dual Node Interconnection (Triple Ring Network).
FIG. 11 is a diagram illustrating an example of a state at the time of initial setting (Same Side).
FIG. 12 is a diagram showing a state where the Secondary Node is changed to the Protection Primary Node in the Same Side.
FIG. 13 is a diagram showing an example of an initial setting state in Opposite Side.
FIG. 14 is a diagram showing a state in which a secondary node is changed to a protection primary node in the Opposite Side.
FIG. 15 is a diagram showing a state in which a termination node is changed to a protection primary node in the same side.
FIG. 16 is a diagram showing a state where a termination node is changed to a protection primary node in the Opposite Side.
FIG. 17 is a diagram illustrating a state in which the Ring Interworking function is operated due to an LS interface failure.
FIG. 18 is a diagram showing an operation by Ring APS when the Ring Interworking function is operating.
FIG. 19 is a diagram illustrating a final restoration state when composite switching is performed.
FIG. 20 is a diagram showing a state of restoration at the time of Node Fail.
FIG. 21 is a diagram showing notification sent when a path is set.
FIG. 22 is a diagram showing notification notified when the Ring Interworking function is operated;
FIG. 23 is a diagram showing an example of notification sent from the Ring Interworking function when the Ring APS function is operating.
FIG. 24 is a diagram showing an example of notification sent from the Ring Interworking function when the Ring APS function is operating.
FIG. 25 is a diagram showing notification sent from the Ring Interworking function when composite switching is performed.
FIG. 26 is a schematic diagram showing an example of setting a path in a normal state in Ring Network 1;
FIG. 27 is a schematic diagram illustrating a path state when a ring failure occurs in the section AD from the state of FIG. 26;
FIG. 28 is a schematic diagram illustrating a path state when a ring failure occurs in the section CD from the state of FIG.
FIG. 29 is a schematic diagram showing another example of setting a path in the normal state in Ring Network 1;
30 is a schematic diagram showing a path state when a ring failure occurs in the section AD from the state of FIG. 29;
FIG. 31 is a schematic diagram showing a path state when a ring failure occurs in the section CD from the state of FIG. 26;
32 is a schematic diagram showing a path state when a failure occurs in the node D at the time of setting the path of FIG. 26 or FIG. 29;
FIG. 33 is a schematic diagram showing a path state when a failure occurs in the node C at the time of setting the path of FIG. 26 or FIG. 29;
FIG. 34 is a schematic diagram showing a setting example in a normal state of a path interconnecting Ring Network 1 and Ring Network 2;
FIG. 35 is a schematic diagram showing a path state in a case where a failure occurs in the section AD and the section EH from the state of FIG. 34;
FIG. 36 is a schematic diagram showing a path state when a failure occurs in the section CD and the section EF from the state shown in FIG. 34;
FIG. 37 is a schematic diagram showing another setting example in the normal state of a path interconnecting Ring Network 1 and Ring Network 2;
38 is a diagram showing a state where a failure has occurred in the section AD from the state of FIG. 34. FIG.
FIG. 39 is a first flowchart showing a switching operation in the node devices A to H according to the first embodiment of this invention;
40 is a flowchart showing a continuation of the flowchart of FIG. 39. FIG.
FIG. 41 is a flowchart showing the operation of the ring interworking function in the conventional system.
FIG. 42 is a flowchart showing another example of the operation in the first exemplary embodiment of the present invention.
FIG. 43 is a flowchart showing an operation in a conventional APS function.
FIG. 44 is a diagram showing a Dual Node Interconnection Control Window.
FIG. 45 is a diagram showing a display example of a Path (traffic) state.
FIG. 46 is a diagram showing a Path setting status confirmation screen related to the entire network.
FIG. 47 is a diagram showing a Sub Window displayed when the “Path Create” button is clicked.
FIG. 48 is a diagram showing a Path Create screen in case 1;
FIG. 49 is a diagram showing a Path Create screen in case 2;
FIG. 50 is a diagram showing an example of a screen on which a path can be created by pointing with a mouse.
FIG. 51 is a diagram showing a Sub Window and a Route selection window that are displayed when the “Choice” button is clicked.
FIG. 52 is a view showing a display example of the HS APS activation state.
FIG. 53 is a diagram showing a display example of an HS APS activation state.
FIG. 54 is a diagram showing an APS Control Window.
FIG. 55 is a diagram showing a Maintenance Window of the Interconnection unit.
FIG. 56 is a diagram showing a window for setting a Holfoff Timer.
[Explanation of symbols]
FL: Optical fiber transmission line
SL: Current transmission line
PL ... Preliminary transmission line
A to H ... nodes
CL: Connection transmission path
1-0 ... Active high-speed interface unit
1-1 ... Reserve high-speed interface unit
2. Time slot exchange (TSA)
3c ... Low speed line
3 ... Low speed interface
4H, 4T ... Sub-controller
5 ... CPU
5a ... APS control unit
5b ... Interworking control unit
5c: switching control unit
6 ... Memory part
7 ... Management network interface
10 ... NME
21. Operation unit
25 ... Display section
80 ... Input / output unit
90 ... interface section
100: Storage unit
110 ... CPU
110a: Display control unit

Claims (18)

複数のノードおよびこれらのノードをリング状に接続する伝送路を備える複数のリングネットワークと、これらの複数のリングネットワークを互いに接続する複数の接続部分とを具備するリング接続ネットワークシステムにおいて、
前記リングネットワークに障害が発生した場合に、この障害を回避するための通信経路を最短経路で形成する第1の自己救済手段と、
前記接続部分に障害が発生した場合に、この障害を回避するための通信経路を形成する第2の自己救済手段と、
前記第1の自己救済手段の動作に関わる制御情報を前記第2の自己救済手段に与え、この制御情報に基づいて前記第2の自己救済手段を動作させる切替制御手段とを備えることを特徴とするリング接続ネットワークシステム。
In a ring connection network system comprising a plurality of nodes and a plurality of ring networks comprising transmission lines that connect these nodes in a ring shape, and a plurality of connection portions that connect these plurality of ring networks to each other,
A first self-rescue means for forming a communication path with a shortest path for avoiding the fault when a fault occurs in the ring network;
A second self-rescue means for forming a communication path for avoiding the failure when a failure occurs in the connection portion;
Switching control means for supplying control information related to the operation of the first self -relieving means to the second self-relieving means and operating the second self-relieving means based on the control information. Ring connection network system.
前記第2の自己救済手段は、同一の信号を伝送する経路を前記複数の接続部分のうち少なくとも2つに予め形成し、当該接続部分に障害が発生した場合に、これらの経路を互いに切り替えて前記障害を回避するための通信経路を形成することを特徴とする請求項1に記載のリング接続ネットワークシステム。  The second self-relief means forms a route for transmitting the same signal in at least two of the plurality of connection portions in advance, and switches between these routes when a failure occurs in the connection portion. The ring connection network system according to claim 1, wherein a communication path for avoiding the failure is formed. 前記複数のリングネットワークは、第1および第2のリングネットワークを含み、
この第1および第2のリングネットワークにおける前記複数のノードは、それぞれ第1および第2の接続ノードを含み、
さらに、前記第1のリングネットワークの第1の接続ノードと、前記第2のリングネットワークの第1の接続ノードとを互いに接続する第1の接続伝送路と、
前記第1のリングネットワークの第2の接続ノードと、前記第2のリングネットワークの第2の接続ノードとを互いに接続する第2の接続伝送路とを具備し
前記第2の自己救済手段は、
前記第1および第2のリングネットワークの第1の接続ノードに前記伝送路または前記接続伝送路のいずれかからのトラフィックの選択権を持たせるようにして、同一の信号を伝送する経路を前記第1および第2の接続伝送路に形成することを特徴とする請求項2に記載のリング接続ネットワークシステム。
The plurality of ring networks include first and second ring networks;
The plurality of nodes in the first and second ring networks include first and second connection nodes, respectively.
A first connection transmission line that connects the first connection node of the first ring network and the first connection node of the second ring network;
Comprising a second connection node of the first ring network and a second connection transmission line connecting the second connection node of the second ring network to each other,
The second self-relief means is
The first connection node of the first and second ring networks is given a right to select traffic from either the transmission path or the connection transmission path, and a path for transmitting the same signal is provided in the first connection node. 3. The ring connection network system according to claim 2, wherein the ring connection network system is formed in the first and second connection transmission lines.
前記第2の自己救済手段は、
前記第1のリングネットワークにおいて前記第1および第2の接続ノードの間の区間以外の区間にトラフィック切替要因が発生し、この要因の発生箇所が前記第1および第2のリングネットワークをインターコネクトするパスに関係する場合に、
前記要因に応じて前記第1の自己救済手段が動作した場合に、前記トラフィックの選択権を、前記第1のリングネットワークにおける前記第1の接続ノードから前記第2の接続ノードに移動させることを特徴とする請求項3に記載のリング接続ネットワークシステム。
The second self-relief means is
A traffic switching factor occurs in a section other than the section between the first and second connection nodes in the first ring network, and the path where the factor occurs interconnects the first and second ring networks. If related to
When the first self-rescue means operates according to the factor, the right to select the traffic is moved from the first connection node to the second connection node in the first ring network. The ring connection network system according to claim 3, wherein:
前記第2の自己救済手段は、
前記第1のリングネットワークにおいて前記第1および第2の接続ノードの間の区間にトラフィック切替要因が発生し、この要因の発生箇所が前記第1および第2のリングネットワークをインターコネクトするパスに関係する場合に、
前記要因に応じて前記第1の自己救済手段が動作した場合に、前記トラフィックの選択権を、前記第1の接続ノードから前記パスを終端するノードに移動させることを特徴とする請求項3に記載のリング接続ネットワークシステム。
The second self-relief means is
A traffic switching factor is generated in a section between the first and second connection nodes in the first ring network, and the location of the factor is related to a path interconnecting the first and second ring networks. In case,
4. The traffic selection right is moved from the first connection node to a node that terminates the path when the first self-relieving means operates according to the factor. The ring connection network system described.
前記第2の自己救済手段は、
前記第1のリングネットワークにおいて前記第1および第2の接続ノードの間の区間以外の区間、および前記第2の接続伝送路にトラフィック切替要因が発生し、この要因の発生箇所が前記第1および第2のリングネットワークをインターコネクトするパスに関係する場合に、
前記要因に応じて前記第1の自己救済手段が動作した場合に、前記トラフィックの選択権を、前記第1のリングネットワークにおいて前記第1の接続ノードから前記第2の接続ノードに移動させ、かつこの第2の接続ノードが前記第1の接続伝送路からのトラフィックを選択することを特徴とする請求項3に記載のリング接続ネットワークシステム。
The second self-relief means is
In the first ring network, a traffic switching factor is generated in a section other than the section between the first and second connection nodes, and in the second connection transmission path. When related to the path that interconnects the second ring network,
When the first self-rescue means operates in accordance with the factor, the traffic selection right is moved from the first connection node to the second connection node in the first ring network; and The ring connection network system according to claim 3, wherein the second connection node selects traffic from the first connection transmission path.
前記複数のリングネットワークは、第1および第2のリングネットワークを含み、
この第1および第2のリングネットワークにおける前記複数のノードは、それぞれ第1および第2の接続ノードを含み、
さらに、前記第1のリングネットワークの第1の接続ノードと、前記第2のリングネットワークの第1の接続ノードとを互いに接続する第1の接続伝送路と、
前記第1のリングネットワークの第2の接続ノードと、前記第2のリングネットワークの第2の接続ノードとを互いに接続する第2の接続伝送路とを具備し
前記第2の自己救済手段は、
前記第1のリングネットワークの第1の接続ノードと、前記第2のリングネットワークの第2の接続ノードとに、前記伝送路または前記接続伝送路のいずれかからのトラフィックの選択権を持たせるようにして、同一の信号を伝送する経路を前記第1および第2の接続伝送路に形成することを特徴とする請求項2に記載のリング接続ネットワークシステム。
The plurality of ring networks include first and second ring networks;
The plurality of nodes in the first and second ring networks include first and second connection nodes, respectively.
A first connection transmission line that connects the first connection node of the first ring network and the first connection node of the second ring network;
Comprising a second connection node of the first ring network and a second connection transmission line connecting the second connection node of the second ring network to each other,
The second self-relief means is
The first connection node of the first ring network and the second connection node of the second ring network have a right to select traffic from either the transmission line or the connection transmission line. The ring connection network system according to claim 2, wherein a path for transmitting the same signal is formed in the first and second connection transmission paths.
前記第2の自己救済手段は、
前記第1のリングネットワークにおいて前記第1および第2の接続ノードの間の区間以外の区間にトラフィック切替要因が発生し、この要因の発生箇所が前記第1および第2のリングネットワークをインターコネクトするパスに関係する場合に、
前記要因に応じて前記第1の自己救済手段が動作した場合に、前記トラフィックの選択権を、前記第1のリングネットワークにおける前記第1の接続ノードから前記第2の接続ノードに移動させることを特徴とする請求項7に記載のリング接続ネットワークシステム。
The second self-relief means is
A traffic switching factor occurs in a section other than the section between the first and second connection nodes in the first ring network, and the path where the factor occurs interconnects the first and second ring networks. If related to
When the first self-rescue means operates according to the factor, the right to select the traffic is moved from the first connection node to the second connection node in the first ring network. 8. The ring connection network system according to claim 7, wherein
前記第2の自己救済手段は、
前記第1のリングネットワークにおいて前記第1および第2の接続ノードの間の区間にトラフィック切替要因が発生し、この要因の発生箇所が前記第1および第2のリングネットワークをインターコネクトするパスに関係する場合に、
前記要因に応じて前記第1の自己救済手段が動作した場合に、前記トラフィックの選択権を、前記第1の接続ノードから前記パスを終端するノードに移動させることを特徴とする請求項7に記載のリング接続ネットワークシステム。
The second self-relief means is
A traffic switching factor is generated in a section between the first and second connection nodes in the first ring network, and the location of the factor is related to a path interconnecting the first and second ring networks. In case,
8. The traffic selection right is moved from the first connection node to a node that terminates the path when the first self-relieving means operates according to the factor. The ring connection network system described.
システムを監視制御する監視制御装置を備え、
トラフィック切替要因の発生に伴いノード間で前記トラフィックの選択権が移動した場合に、当該選択権がどのノードに移動したかを前記監視制御装置に通知する手段を備えることを特徴とする請求項3に記載のリング接続ネットワークシステム。
A monitoring control device for monitoring and controlling the system is provided.
4. The apparatus according to claim 3, further comprising a means for notifying the monitoring control apparatus of which node the selection right has moved when the traffic selection right moves between nodes due to the occurrence of a traffic switching factor. The ring connection network system described in 1.
システムを監視制御する監視制御装置を備え、
トラフィック切替要因の発生に伴いノード間で前記トラフィックの選択権が移動した場合に、当該選択権がどのノードに移動したかを前記監視制御装置に通知する手段を備えることを特徴とする請求項7に記載のリング接続ネットワークシステム。
A monitoring control device for monitoring and controlling the system is provided.
8. The apparatus according to claim 7, further comprising a unit that notifies the monitoring control apparatus of which node the selection right has moved when the traffic selection right moves between nodes due to the occurrence of a traffic switching factor. Ring connection network system described in 1.
システムを監視制御する監視制御装置を備え、
前記監視制御装置から各ノードに与えられる外部コマンドであって、前記第2の自己救済手段を一時的に停止させる外部コマンドを備えることを特徴とする請求項1に記載のリング接続ネットワークシステム。
A monitoring control device for monitoring and controlling the system is provided.
The ring connection network system according to claim 1, further comprising an external command that is given to each node from the monitoring control device and temporarily stops the second self-relieving means.
システムを監視制御する監視制御装置を備え、
前記接続部分に障害が発生してから前記第2の自己救済手段による通信経路の形成処理が起動するまでの時間を、前記監視制御装置から各ノードに対して設定する時間設定手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のリング接続ネットワークシステム。
A monitoring control device for monitoring and controlling the system is provided.
A time setting means for setting a time from when the failure occurs in the connection portion to when the communication path formation processing by the second self-relieving means is started from the monitoring control device to each node; The ring connection network system according to claim 1, wherein
前記時間設定手段は、障害が発生した場合に、前記第1の自己救済手段による通信経路形成処理が起動するまでの時間と、前記第2の自己救済手段による通信経路形成処理が起動するまでの時間とを、個別に設定することを特徴とする請求項13に記載のリング接続ネットワークシステム。  The time setting means includes a time until the communication path forming process by the first self-relieving means is activated and a time until the communication path forming process by the second self-relieving means is activated when a failure occurs. The ring connection network system according to claim 13, wherein the time is set individually. 複数のノード装置およびこれらのノード装置をリング状に接続する伝送路を備える複数のリングネットワークと、これらの複数のリングネットワークを互いに接続する複数の接続部分とを具備するリング接続ネットワークシステムに備えられる前記ノード装置において、
前記リングネットワークに障害が発生した場合に、この障害を回避するための通信経路を最短経路で形成する第1の自己救済手段と、
前記接続部分に障害が発生した場合に、この障害を回避するための通信経路を形成する第2の自己救済手段と、
前記第1の自己救済手段の動作に関わる制御情報を前記第2の自己救済手段に与え、この制御情報に基づいて前記第2の自己救済手段を動作させる切替制御手段とを備えることを特徴とするノード装置。
Provided in a ring connection network system comprising a plurality of ring devices having a plurality of node devices and a transmission path for connecting these node devices in a ring shape, and a plurality of connection portions for connecting the plurality of ring networks to each other. In the node device,
A first self-rescue means for forming a communication path with a shortest path for avoiding the fault when a fault occurs in the ring network;
A second self-rescue means for forming a communication path for avoiding the failure when a failure occurs in the connection portion;
Switching control means for supplying control information related to the operation of the first self -relieving means to the second self-relieving means and operating the second self-relieving means based on the control information. Node device to perform.
さらに、システムを監視制御する監視制御装置からの外部コマンドにより、前記第2の自己救済手段を一時的に停止させる手段を備えることを特徴とする請求項15に記載のノード装置。  16. The node device according to claim 15, further comprising means for temporarily stopping the second self-relieving means by an external command from a monitoring control apparatus that monitors and controls the system. さらに、
システムを監視制御する監視制御装置からの外部コマンドにより、前記接続部分に障害が発生してから前記第2の自己救済手段による通信経路の形成処理が起動するまでの時間を設定する時間設定手段を備えることを特徴とする請求項15に記載のノード装置。
further,
Time setting means for setting a time from when a failure occurs in the connected portion to when communication path formation processing is started by the second self-relief means by an external command from a monitoring control device that monitors and controls the system The node device according to claim 15, comprising: a node device.
前記時間設定手段は、障害が発生した場合に、前記第1の自己救済手段による通信経路形成処理が起動するまでの時間と、前記第2の自己救済手段による通信経路形成処理が起動するまでの時間とを、個別に設定できることを特徴とする請求項17に記載のノード装置。  The time setting means includes a time until the communication path forming process by the first self-relieving means is activated and a time until the communication path forming process by the second self-relieving means is activated when a failure occurs. The node device according to claim 17, wherein the time can be individually set.
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