JP3640193B2 - ミラー用面状発熱体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば自動車のミラーや浴室のミラーの裏面に取付けられ、ミラーの曇り取り、霜取りに利用される面状発熱体に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のミラーの曇り取りなどのためにミラーの裏面に貼り付けられる従来の面状発熱体は例えば米国特許第4,931,627号明細書(1990年6月5日発行)に示されている。この種の従来の面状発熱体を図8を参照して説明する。取付けられるべきミラーの外形より僅かに小さな外形をもつ、ポリエステルシートのような可撓性の絶縁シート2の裏面に帯状の一対の主電極3、4が、それぞれ絶縁シート裏面の上端縁及び下端縁に沿って、互いに対向して印刷形成される。図8Aは絶縁シート2が透明であると仮定し、その表面側より透して見た図である。主電極3、4の延長導電路5、6(以下、導電路と称す)がこれら主電極3、4の一端部よりそれぞれ互いに近付くように延長形成され、それらの延長端部は互いに近接対向する端子接続部5a、6aとされている。対向する主電極3、4および導電路5、6よりそれぞれ櫛歯状の副電極7、8が印刷手段により互いに噛み合うように突出形成され、また、図8Bに示すように、これら副電極7、8を覆うように電気抵抗体層又は膜9が形成される。
【0003】
端子接続部5a、6aの位置において絶縁シート2の表面上に一対の端子11、12が、それぞれハトメ金具13によりかしめ付けられて、端子接続部5a、6aにそれぞれ接続される。面状発熱体1には多くの場合、絶縁シート2の抵抗体層9の形成された一面上に両面接着テープ15が貼り付けられて、ミラー用面状発熱体1が構成される。ミラーに貼り付けるときにその両面接着テープ15の離型紙15aが剥がされてミラーの裏面に貼付けられて使用される。
【0004】
抵抗体層9は、通常、温度が高くなると抵抗率が高くなる特性をもっているので、ミラー用面状発熱体1に通電した当初は温度が低いため抵抗体層9の抵抗値が小さく、大電流が流れるので、導電路5、6及び主電極3、4のこれら導電路に近い部分は焼損しないように幅が大きく設定される。しかし、主電極3、4はその端末になるほど電流が小さくなるので幅が次第に狭くされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のミラー用面状発熱体1は、主電極3、4が比較的幅広であるため、この主電極3、4の部分では発熱がなされない。つまり、主電極3、4が取付けられた両縁部では発熱がなされない領域が比較的広い。一方、面状発熱体1が取付けられたミラーは周縁からの放熱が大きく、つまり、周縁部の温度が中心部の温度より低い。しかし、この周縁部、特に主電極3、4と対向する部分での発熱がなされないため、ミラーの周縁部の温度が中心部の温度より一層低いものとなっていた。
【0006】
さらにまた、導電路5、6は幅が広く、比較的大きな面積を占有しており、この部分で発熱が行われないためミラーの導電路5、6と重なる部分の温度が他より低くなる。
このように従来のミラー用面状発熱体の構成では、これが取付けられたミラーの主電極3、4及び導電路5、6と重なる部分での発熱がないから、ミラーの温度分布が一様でなく、前記重なり部分と他の部分とで霜取り等に要する時間のばらつきが大きかった。
【0007】
この発明の目的は、発熱領域をミラーの周縁にできるだけ近付けると共に、ミラーの全領域に発熱領域を形成し、ミラーの温度分布を均一にして、場所による霜取り等に要する時間のばらつきを抑えることができるミラー用面状発熱体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明の第1の観点によれば、可撓性絶縁シートの主電極、櫛歯状副電極、抵抗体層が形成された側に、可撓性絶縁材よりなる端子装着用基板が接着剤層で貼り合わされ、この端子装着用基板の可撓性絶縁シート側の一面に、帯状の一対の導電路が形成され、これら導電路は、各一端がそれぞれ電極接続手段により対応する主電極の中央部にそれぞれ接続され、上記端子装着用基板の可撓性絶縁シートとは反対側の面の、上記一対の導電路の各他端の位置と対応する位置に、端子が取付けられると共に対応する導電路とそれぞれ接続される。これら端子は電源に接続されるものである。
【0009】
この発明の第2の観点によれば、主電極、櫛歯状副電極、抵抗体層が形成された可撓性絶縁シートのこれ等が形成された側とは反対側の面の、各主電極の中央部の位置と対応する位置に、端子がそれぞれ取付けられると共に対応する主電極とそれぞれ接続される。これら端子は電源に接続されるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
この発明の第1の観点による実施例を図1及び図2に、図8と対応する部分には同じ符号を付して示す。この実施例のミラー用面状発熱体1は、可撓性絶縁シート2の主電極3、4、櫛歯状副電極7、8、抵抗体層9が形成される側に、接着剤層21で貼り合わせれた端子装着用基板20を有する。
【0011】
従来と同様に、可撓性絶縁シート2の一面の周辺部に帯状の一対の主電極3、4が対向して形成されている。これら主電極3、4のほぼ中央に、短かい中継電極部3a、4aがそれぞれ互いに内側に突出形成される。これら主電極3、4及び中継電極部3a、4aより櫛歯状の副電極7、8が互いに噛み合うように突出形成され、これら副電極7、8を覆うように、可撓性絶縁シート2の一面に抵抗体層9が形成される。主電極3、4は中継電極部3a、4aから各末端に近づくに従って幅が狭くされている。副電極7、8は可撓性絶縁シート2のほぼ全体にわたり、ほぼ一様に分布されている。抵抗体層(又は抵抗体膜)9は、例えばカーボンとレジンの混合物よりなる電気抵抗体であり、PTC(正の温度係数)を有するもの及びPTCを有しないものの何れでもよい。可撓性絶縁シート2の外面に両面接着テープ15が貼り付けられている。
【0012】
端子装着用基板20は、この例では可撓性絶縁シート2と外形をほぼ同じくされ、ポリエステルシートのような可撓性絶縁シートよりなり、図2に図1の一部の拡大断面を示すように、可撓性絶縁シート2側の面上に、帯状の一対の導電路5、6が形成される。これら導電路5、6は、それらの一端部が対応する中継電極部3a、4aと対向しており、かつ電極接続手段でこれら中継電極部3a、4aとそれぞれ接続されている。また、それらの他端部は端子装着用基板20のコーナー部において互いに接近した状態に形成されており、端子装着用基板20の可撓性絶縁シート2側とは反対側の面に取付けられた端子11、12がこれら導電路5、6の他端部にそれぞれ電気的に接続される。これら端子11、12間には図示しない電源から電圧が印加される。
【0013】
このように上記実施例では導電路5、6が端子装着用基板20に設けられているため、従来の可撓性絶縁シート2上の導電路が延長形成されていた領域も発熱領域とすることができ、ミラーの温度分布を均一にすることができる。
また、従来においては導電路5、6は主電極3、4のほぼ一端部に接続され、導電路5、6の各電流がほぼ全部の主電極3、4に流れるため主電極3、4の幅の最も広い部分は、導電路の幅とほぼ同一にする必要があった。しかし,主電極3、4の中央に導電路5、6が接続され、導電路5、6にそれぞれ流れる電流のほぼ2分の1が主電極3、4のそれぞれ両側に流れるから、主電極3、4の幅の最も広い部分の幅Wは導電路5、6の幅の半分程度でよい。このように主電極3、4の幅が従来より狭くなっただけ、発熱領域をミラーの周縁に近付けることができ、周縁部の温度を上げることができる。
【0014】
図1に示した実施例では導電路5、6と主電極3、4の電極接続手段としてハトメ金具23又は鋲を使用し、図2Bに示すように、中継電極部3a、4aとこれら中継電極部3a、4aにそれぞれ対向する導電路5、6の一端部との間に、例えば銅よりなる導電ワッシャー(導電スペーサとも言う)22を介在させておき、この部分で可撓性絶縁シート2及び端子装着用基板20をハトメ金具23又は鋲を用いて両外側から挟み固定し、主電極3、4と導電路5、6とを電気的に接続させている。この場合、押え金具24を端子装着用基板20の外面に対接させておき、ハトメ金具23で一緒に固定することにより、固定部を機械的に強くすることもできる。なお、端子11、12の取付けと導電路5、6との接続は従来と同様な手法で行われる。
【0015】
図3は端子装着用基板20の外面にサーモスタット31が取付けられたこの発明の第1の観点による他の実施例を示す。一方の導電路5が途中で分離され、その分離された部分間にサーモスタット31が配され、この導電路5の両分離端とサーモスタット31の両端とがそれぞれ金具32、33で電気的に接続されると共にサーモスタット31が端子装着用基板20に取付けられる。ミラー用面状発熱体1の温度がサーモスタット31のオン/オフによって所定の範囲に押えられる。サーモスタット31は抵抗体層9が配されている発熱領域と重なるように配されているので、発熱領域の温度に依存して正確にオン/オフされる。もし、サーモスタット31が従来の図8中の導電路5又は6の途中に挿入配されているような場合には、その位置は発熱領域の温度より低く、また、サーモスタット31の熱放散によって、一層温度が低下しているので、ミラー用面状発熱体1、従って、ミラーを所定の温度範囲に設定するのが難しくなる。上記実施例では導電路5を途中で分割したが、このような分割をすることなく、導電路5の一端と端子11との間にサーモスタット31を電気的に直列に挿入すると共に、サーモスタット31を端子装着用基板20の外面に取付けてもよい。
【0016】
この発明の第2の観点による実施例を図4により説明する。図4において図1〜3及び図8と対応する部分には同一符号を付けてある。この場合には、図1〜3中から端子装着用基板20が削除され、可撓性絶縁シート2上の中継電極部3a、4aにそれぞれ端子11、12が電気的に接続される。即ち、これら中継電極部3a、4aと対向する、可撓性接続シート2の中継電極部3a、4aとは反対側の面において、端子11、12がハトメ金具又は鋲13により取付けられると共に中継電極部3a、4aと電気的に接続される。図5に示すように可撓性絶縁シート2の左右の周辺に主電極3、4を形成させてもよい。このように主電極3、4を左右に形成することは、図4に示した実施例を適用する場合に限らず、図1、図3に示した実施例にも適用できる。
【0017】
この発明の第2の観点による他の実施例を、図6及び図7に、図1、図2、図4と対応する部分に同一符号を付けて示す。この実施例では図4の絶縁シート2の抵抗体層9形成面と反対の面に、図1に示したと同様の導電路5、6が形成され、導電路5、6の各端部は中継電極部3a、4aと対向する位置とされ、電極部3aと導電路5の一端部とがハトメ金具又は鋲41でその互いに外側がかしめつけられると共に電気的に互いに接続され、同様に電極部4aと導電路6の一端部とがハトメ金具、又は鋲42で互いに固定されると共に電気的に接続される。これら接続部を補強するために、導電ワッシャー43、44をそれぞれハトメ金具又は鋲41、42により同時にかしめつけるとよい。
【0018】
導電路5、6の他端部は絶縁シート2の一端部に位置すると共に互いに接近され、導電路5、6のこの他端部と電気的に接続されて端子11、12がそれぞれハトメ金具又は鋲13により絶縁シート2に固定される。端子11、12は電源に接続されるものである。
導電路5、6を外部環境に対し保護するため、これら導電路5、6が形成された絶縁シート2の一面側に、ただし端子11、12が取り付けられた部分を除いて、絶縁層、例えば両面接着テープ45が貼り付けられる。この場合、端子11、12が取り付けられた絶縁シート2の一面側の部分に対応する両面接着テープ45の部分は絶縁シート2の一面側に貼り付ける前に切除しておき、この切除部分を有する両面接着テープ45を絶縁シート2の一面側に貼り付けることが好ましい。通常、両面接着テープ45の外表面の離型紙45aは剥がさない。
【0019】
さらに、端子11、12が取り付けられた絶縁シート2の一面側の露出された部分にシリコンゴム接着剤などの絶縁層46が形成されて外部環境に対して端子11、12装着部分を保護している。シリコンゴム接着剤は乾燥するまでにかなりの時間がかかるから、初めに、切除部分を有する両面接着テープ45を導電路5、6が形成された絶縁シート2の一面側に貼り付け、次いで端子11、12が取り付けられた絶縁シート2の一面側の露出された部分にシリコンゴム接着剤46を被着することが好ましい。他の適当な電気絶縁性接着剤が端子11、12を被覆するために使用できることは言うまでもない。
【0020】
例示の実施例では、電気絶縁層として両面接着テープ45を使用し、端子11、12が取り付けられた部分を除いて、導電路5、6が形成された絶縁シート2の一面側の全面に両面接着テープ45を貼り付けた。勿論、両面接着テープ以外の他の電気絶縁物質が、端子11、12が取り付けられた部分を除く絶縁シート2の一面側の全面を、或いは導電路5、6の表面部分及び、必要ならばそれらの周囲部分のみを被覆するために、使用できる。
【0021】
しかしながら、両面接着テープを使用すると、端子11、12が取り付けられた絶縁シート2の一面側の部分に対応する両面接着テープ45の部分を予め切除しておくことにより、端子11、12が取り付けられた部分を除いて、導電路5、6が形成された絶縁シート2の一面側の全面に両面接着テープ45を非常に容易に貼り付けることができ、その結果、作業性が著しく向上し、他の絶縁材料を使用する場合と比較して、作業時間が大幅に短縮できるという顕著な利点がある。さらに、端子11、12が取り付けられた絶縁シート2の一面側の露出された部分は非常に小さな面積であるから、単に少量のシリコンゴム接着剤46を絶縁シート2の一面側の露出された各部分に塗布するだけで十分であり、従って、シリコンゴム接着剤46の塗布作業が容易になり、その作業性が向上する。
【0022】
なお、絶縁シート2の抵抗体層9の形成された外表面上に両面接着テープ15が貼り付けられている。前述したように、この両面接着テープ15はその外表面に、この装置をミラーに貼り付ける前に剥がされる離型紙15aを具備する。
【0023】
【発明の効果】
この発明の第1の観点によれば、導電路5、6が絶縁シート2から端子装着用基板20に移され、その結果、可撓性絶縁シート2のほぼ全面に発熱領域が形成されるから、ミラーの温度分布のばらつきを小さくすることができる。また、主電極の中央に導電路が接続され、主電極の幅を狭くすることができるから、放熱の激しいミラーの周縁部に発熱領域を近付けることができる。
【0024】
さらに、この発明の第2の観点によれば、端子装着用基板が削除され、電源に接続されるべき端子が主電極に直接的に接続されるから、第1の観点による場合と同じ有益な効果がもたらされ、しかも安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の観点の実施例を示し、Aは平面図、Bは端子装着用基板20を外した状態の平面図、Cは正面図である。
【図2】Aは図1A中の I−I 線拡大断面図、Bは図1A中のII−II線拡大断面図である。
【図3】この発明の第1の観点の他の実施例を示し、Aは平面図、Bは端子装着用基板20を外した状態の平面図、Cは正面図である。
【図4】この発明の第2の観点の実施例を示し、Aは平面図、Bは絶縁シート2の底面図、CはA中の III−III 線拡大断面図である。
【図5】この発明の第2の観点の他の実施例を示し、Aは平面図、Bは絶縁シート2の底面図、Cは正面図である。
【図6】この発明の第2の観点のさらに他の実施例を示し、Aは両面接着テープ15、45を剥がした平面図、Bはその底面図、Cは正面図である。
【図7】Aは図6A中のIV−IV線拡大断面図、Bは図6A中の V−V 線拡大断面図である。
【図8】従来のミラー用面状発熱体の一例を示し、Aは平面図、BはA中のIV−IV線拡大断面図、Cは電気的回路図である。
【符号の説明】
1:ミラー用面状発熱体
2:絶縁シート
3、4:主電極
3a、4a:中継電極部
5、6:導電路
7、8:副電極
9:抵抗体層
11、12:端子
13、23:ハトメ金具又は鋲
15、45:両面接着テープ
20:端子装着用基板
21:接着剤層
22:導電ワッシャー
24:押え金具
31:サーモスタット
41、42:ハトメ金具又は鋲
43、44:導電ワッシャー
46:絶縁層(シリコンゴム接着剤)
Claims (7)
- 可撓性絶縁シートと、
上記絶縁シートの一方の面上の対向する一対の縁部に沿ってそれぞれ形成された第1及び第2主電極と、
上記第1主電極及び上記第2主電極にそれぞれ一端が接続され、互いに噛み合った櫛歯状に上記絶縁シートの上記一方の面上にそれぞれ形成された複数の第1副電極及び複数の第2副電極と、
上記第1及び第2副電極を覆って上記絶縁シートの上記一方の面上に形成された抵抗体層と、
上記絶縁シートの上記抵抗体層が形成される側に貼り付けられた可撓性絶縁シートよりなる端子装着用基板と、
上記第1主電極及び第2主電極と一端部がそれぞれ対向するように、かつ上記抵抗体層と対向する上記端子装着用基板の上記絶縁シート側の面にそれぞれ形成された第1導電路及び第2導電路と、
上記第1及び第2導電路の上記一端部と上記第1及び第2主電極とをそれぞれ電気的に接続する第1及び第2電極接続手段と、
上記第1及び第2導電路の他端部の位置で上記端子装着用基板の外面に取付けられると共に、上記第1及び第2導電路とそれぞれ電気的に接続された第1及び第2端子と、
を具備することを特徴とするミラー用面状発熱体。 - 上記第1及び第2導電路は、上記第1及び第2主電極の中央部においてこれら第1及び第2主電極とそれぞれ接続される請求項1に記載のミラー用面状発熱体。
- 上記第1及び第2電極接続手段は、
上記絶縁シートの上記一方の面上にそれぞれ形成され、かつ上記第1及び第2主電極にそれぞれ接続された第1及び第2中継電極部と、
上記第1及び第2中継電極部と上記第1及び第2導電路の上記一端部との間にそれぞれ挿入された導電性ワッシャ手段と、
上記絶縁シートと上記端子装着用基板の各外側からこれら絶縁シート及び端子装着用基板を押圧して、上記第1及び第2中継電極部と上記第1及び第2導電路の上記一端部を上記導電性ワッシャに圧接固定するための第1及び第2ハトメ金具と、
を含む請求項2に記載のミラー用面状発熱体。 - 上記第1及び第2導電路の他端部は互いに近接した対向状態にある請求項2又は3に記載のミラー用面状発熱体。
- 上記第1及び第2導電路の一方の一端部とこの一方の導電路に接続される上記第1及び第2端子の一方との間にサーモスタットが電気的に直列に接続され、上記サーモスタットは上記端子装着用基板に取付けられ、かつ上記抵抗体層上に位置付けされている請求項4に記載のミラー用面状発熱体。
- 上記一方の導電路は途中で2つの導電路部分に切り離され、この切り離された導電路部分の隣接する端部間が上記サーモスタットで電気的に接続されている請求項5に記載のミラー用面状発熱体。
- 上記絶縁シートの上記抵抗体層が形成される面の反対側に両面接着テープが貼り付けられている請求項6に記載のミラー用面状発熱体。
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