JP3539704B2 - Solid insecticide composition - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、O,S−ジメチル−N−アセチルホスホロアミドチオエート(以下「アセフェート」という)を殺虫活性成分として含有し、水で希釈して散布する使用形態の固形殺虫剤組成物に関する。さらに詳しくは、低薬量のアセフェートの使用でも高い殺虫効果を示し、さらに残効性に優れた固形殺虫剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
これまで、アセフェートの製剤中での安定化を目的として、多くの技術が開発されている。その例としては、固形製剤中に酸化硼素を添加する方法(特開平7−2608号公報)、酸化アルミニウムを添加する方法(特開平7−2609号公報)、合成珪酸アルミニウムを添加する方法(特開平7−2610号公報)、合成珪酸カルシウムを添加する方法(特開平7−2611号公報)、合成珪酸の焼成品を添加する方法(特開平7−2612号公報)、縮合燐酸ナトリウムを添加する方法(特開平7−173001号公報)、アセフェート、乳糖、界面活性剤よりなり、界面活性剤としてHLBが9から12の非イオン性界面活性剤を用いた水溶性顆粒剤(特開平6−92803号公報)、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル硫酸エステル塩を水和剤に配合することにより懸垂性を改良する方法(特開昭63−54301号公報)、顆粒水和剤の物理性を改良するために非イオン性界面活性剤とポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル酢酸エステルスルホン酸塩を配合する方法(特公昭62−53482号公報)がある。
【0003】
しかしながら、これらの従来技術では、アセフェートの殺虫効果と残効性の点で十分満足しうるものではない。
【0004】
また、アセフェートなどの殺虫剤は十分な害虫防除のためには、単位面積当たりに散布する活性成分量を多く散布すれば、殺虫効果と残効性を高めることができる。しかし、活性成分量を多く散布すると、環境上や経済的にも好ましくなく、対象作物に薬害も生じやすい。また、現在は環境上、農薬の使用量を少なくするという要望が強い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記した課題を解決し、低薬量のアセフェートを使用しても高い殺虫効果を示し、さらに残効性のある固形殺虫剤組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記した課題を解決すべく鋭意検討した。その結果、下記に示す組成と特性とを有する固形殺虫製剤とすることにより、アセフェートの散布量を減らしても十分な殺虫効果が得られ、かつ残効性も長くなることを見いだした。
【0007】
したがって、本発明の要旨とするところは、第1には、
下記の(a)〜(c)からなる固形殺虫製剤であって、該固形殺虫製剤を水で1000倍に希釈したときの薬液の表面張力が40〜65mN/mの範囲になるように上記(b)の界面活性剤を添加してなることを特徴とする、固形殺虫剤組成物にある。
(a)殺虫活性成分として、O,S−ジメチル−N−アセチルホスホロアミドチオエート
(b)非イオン性界面活性剤および/または陰イオン性界面活性剤
(c)白色度が80以上である固体担体
【0008】
また、第2には、上記した組成からなり、特に製剤の白色度が65以上に製剤化されたことを特徴とする、固形殺虫剤組成物に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に本発明の固形殺虫剤組成物について具体的に説明する。
【0010】
本発明の殺虫活性成分であるアセフェート(O,S−ジメチル−N−アセチルホスホロアミドチオエート)の化学構造式を次に示す。
【0011】
【化1】
【0012】
本発明の固形殺虫剤組成物中のアセフェートの含有量は特に限定されるものではないが、固形殺虫剤の全組成に基づいて5〜95重量%であり、好ましくは30〜75重量%である。
【0013】
本発明の組成物に配合される固体担体としては、酸化物、ケイ酸塩、炭酸塩のいずれかを主成分とする無機物、水溶性無機塩または水溶性有機物が挙げられる。
【0014】
酸化物、ケイ酸塩、炭酸塩のいずれかを主成分とする無機物の担体としては、合成のものでも鉱物質起源のものでも使用することができる。
【0015】
合成のものとしては、ホワイトカーボンまたはシリカと通称される含水非晶質二酸化ケイ素、微粒子状無水シリカ、微粒子状酸化アルミニウム、微粒子状酸化チタンおよび沈降炭酸カルシウムなどが挙げられるが、特に好ましくは、含水非晶質二酸化ケイ素、微粒子状酸化チタン、沈降炭酸カルシウムである。
【0016】
鉱物質起源のものとしては、ケイソウ土、ケイ砂、ケイ石、タルク、ピロフィライト、カオリナイト、セリサイト、アタパルジャイト、ゼオライト、ハロイサイト、モンモリロナイト、ジークライト、活性白土、酸性白土、石灰石、チョーク、カルサイト、ドロマイトおよびパーライトなどが挙げられるが、特に好ましくは、ケイソウ土、ケイ石、カオリナイト、ジークライトおよびパーライトである。
【0017】
水溶性無機塩または水溶性有機物としては、20℃の水に対する溶解度が10%以上であればよい。
【0018】
水溶性無機塩としては、硫酸ナトリウム、硫酸アンモニウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウムなどが挙げられるが、特に好ましくは、硫酸ナトリウム、硫酸アンモニウムである。
【0019】
水溶性有機物としては、ブドウ糖、果糖、ショ糖、乳糖などの糖類、尿素、クエン酸、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、リンゴ酸、リンゴ酸ナトリウムおよびデキストリンなどが挙げられるが、特に好ましくは、ショ糖、乳糖、尿素である。
【0020】
これらの担体は一般に使われているものを使用できるが、同じ種類の鉱物質起源の担体の場合、産地、組成、不純物、粉砕条件などによってそれらの白色度は異なる。また、合成の無機物担体、水溶性無機塩、水溶性有機物の場合も製造方法、精製方法、不純物などにより白色度は異なる。したがって、これらの担体のうち白色度が80以上を有する担体を選択して使用することが必要である。
【0021】
これら固体担体の平均粒子径は特に限定されないが、0.5〜50μmであるのがよく、特に好ましくは2〜20μmの範囲である。
【0022】
これらの担体の白色度が80〜100のものを使用するのが好ましく、1種または2種以上のものを用い、常法にしたがい固形殺虫剤に調製すればよいが、固形殺虫剤組成物の白色度が65以上、好ましくは80〜99となるように調製するのがよい。そのためには、該固形殺虫剤組成物の全組成に基づいて上記した担体を4〜95重量%、好ましくは15〜85重量%を添加すればよい。
【0023】
本発明で用いられる界面活性剤としては、固形殺虫剤組成物に水和性、分散性を付与するため通常用いられるものであればよく、特に限定されるものではない。その例としては、次のようなものが挙げられる。
【0024】
非イオン性界面活性剤の例
ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアリールフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーなどが挙げられるが、HLBが13〜18の範囲にあるものが特に好ましい。
【0025】
陰イオン性界面活性剤
高級アルコール硫酸エステル塩、高級アルキルエーテル硫酸エステル塩、硫酸化脂肪酸エステル、硫酸化オレフィン、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル酢酸エステルスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアリールフェニルエーテル酢酸エステルスルホン酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル酢酸エステルスルホン酸塩、ポリオキシアルキレンアリールフェニルエーテル酢酸エステルスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、リグニンスルホン酸塩、高級アルコールリン酸エステル塩、高級アルキルエーテルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテルリン酸エステル塩、ポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエーテルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーリン酸エステル塩、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物などが挙げられる。この中で特に好ましくは、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテルリン酸エステル塩、ポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエーテルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル酢酸エステルスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアリールフェニルエーテル酢酸エステルスルホン酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル酢酸エステルスルホン酸塩である。
【0026】
これら界面活性剤は、本発明の固形殺虫剤組成物を水で1000倍に希釈したときの薬液の表面張力が20℃で40〜65mN/m(ミリニュートン/メートル)、好ましくは45〜50mN/mの範囲となるのに十分な量を固形殺虫剤組成物に添加すればよく、該固形殺虫剤組成物の全組成に基づいて0.5〜20重量%、好ましくは1〜15重量%を添加すればよい。
【0027】
本発明では、固形殺虫剤組成物を水で1000倍に希釈した薬液の表面張力が40mN/m未満では殺虫効果が低下し、65mN/mを超えると水和性、分散性が得られない。したがって、上記した範囲とすることが必要である。
【0028】
本発明の固形殺虫剤組成物は、水に希釈して散布されるものであればその形態は限定されず、粉状である水和剤、顆粒状または粒状などに成型されたいわゆる粒状水和剤、錠剤などがあげられる。
【0029】
粒剤または錠剤に成型する場合、粘結剤を使用することができる。粘結剤としては、ポリビニルアルコール、カルボキシルメチルセルロースナトリウム、アラビアゴム、ヘテロポリサッカライド、ポリアクリル酸ナトリウム、デキストリン、アルギン酸ナトリウム、ポリエチレンオキサイドなどが挙げられる。
【0030】
また、本発明の固形殺虫剤組成物には、補助剤として、例えば、酸化防止剤、光分解防止剤などの安定剤、抑泡剤、吸油剤、色素、炭酸塩と固体酸を組み合わせた発泡剤などを、必要に応じて1種または2種以上を配合してもよい。
【0031】
本発明の固形殺虫剤組成物を水和剤として調製する調製方法は、通常の水和剤と同様に、アセフェート、固体担体、非イオン性界面活性剤および/または陰イオン性界面活性剤に、必要であれば吸油剤などの補助剤を加えて均一に混合した後、微粉砕することからなる。これは、通常の水和剤の調製用の装置により調製することができ、なんら特別の装置を必要としない。微粉砕の方法としては、ハンマーミルのような衝撃式粉砕、ジェットオーマイザーのような気流式粉砕などが挙げられる。
【0032】
本発明の固形殺虫剤組成物を粒状水和剤として調製する場合の調製方法は、通常の粒状水和剤と同様に造粒により製造することができる。その造粒方法としては、押し出し造粒、転動造粒、破砕造粒、流動層造粒、噴霧造粒などが挙げられる。
【0033】
粒状水和剤の粒径および形状は特に限定されるものではないが、粒径としては、例えば直径約50μm〜5mm程度であり、形状としては、球状、楕円状、円筒状、その他不定形などである。
【0034】
本発明の固形殺虫剤組成物を錠剤として調製する場合の調製方法は、通常の錠剤と同様に打錠して製造することができる。例えば、上記の粒状水和剤の所定量を錠剤成型器で打錠することによって調製することができる。
【0035】
【実施例】
次に実施例で本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。以下に「部」とあるのはすべて重量部を意味する。
【0036】
実施例1(水和剤)
アセフェート原体 50部、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(HLB 10.5)1部、ジークライト(白色度85) 49部を混合し、ハンマーミルで微粉砕して水和剤(白色度65)を得た。
【0037】
実施例2(水和剤)
アセフェート原体 50部、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルスルホン酸ナトリウム 1部、ジークライト(白色度85) 49部を混合し、ハンマーミルで微粉砕して水和剤(白色度65)を得た。
【0038】
実施例3(水和剤)
アセフェート原体 75部、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(HLB 12.1)1部、乳糖(白色度82) 24部を混合し、ハンマーミルで微粉砕して水和剤(白色度65)を得た。
【0039】
実施例4(水和剤)
アセフェート原体 30部、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 1部、尿素(白色度92)49部、ケイソウ土(白色度50)20部を混合し、ハンマーミルで微粉砕して水和剤(白色度65)を得た。
【0040】
実施例5(水和剤)
アセフェート原体 50部、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(HLB 11)1部、ジークライト(白色度85) 44部、含水非晶質二酸化ケイ素(白色度98)5部を混合し、ハンマーミルで微粉砕して水和剤(白色度88)を得た。
【0041】
実施例6(水和剤)
アセフェート原体 50部、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸エステルナトリウム 5部、ケイ石(白色度85) 35部、パーライト(白色度90)10部を混合し、ハンマーミルで微粉砕して水和剤(白色度85)を得た。
【0042】
実施例7(水和剤)
アセフェート原体 75部、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(HLB 11)1部、乳糖(白色度82) 12部、ショ糖(白色度96)12部を混合し、ハンマーミルで微粉砕して水和剤(白色度78)を得た。
【0043】
実施例8(水和剤)
アセフェート原体 30部、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル(HLB 12.2)1部、ショ糖(白色度93) 54部、含水非晶質二酸化ケイ素(白色度98)15部を混合し、ハンマーミルで微粉砕して水和剤(白色度95)を得た。
【0044】
実施例9(水和剤)
アセフェート原体 50部、ポリオキシエチレンアルキルフェニールエーテル(HLB 14.5)1部、カオリナイト(白色度93) 49部を混合し、ハンマーミルで微粉砕して水和剤(白色度85)を得た。
【0045】
実施例10(水和剤)
アセフェート原体 75部、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(HLB 15.6)1部、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物 3部、ショ糖(白色度96)21部を混合し、ハンマーミルで微粉砕して水和剤(白色度85)を得た。
【0046】
実施例11(水和剤)
アセフェート原体 50部、ポリオキシエチレンスチレン化フェニールエーテルリン酸エステルカリウム 1部、カオリナイト(白色度93) 49部を混合し、ハンマーミルで微粉砕して水和剤(白色度85)を得た。
【0047】
実施例12(水和剤)
アセフェート原体 30部、ポリオキシアルキレンスチレン化フェニールエーテル硫酸エステルアンモニウム 1部、リグニンスルホン酸カルシウム 3部、ショ糖(白色度96)36部、カオリナイト(白色度93) 30部を混合し、ハンマーミルで微粉砕して水和剤(白色度88)を得た。
【0048】
実施例13(水和剤)
アセフェート原体 50部、ポリオキシエチレンアルキルフェニールエーテル酢酸エステルスルホン酸ナトリウム 1部、カオリナイト(白色度93) 49部を混合し、ハンマーミルで微粉砕して水和剤(白色度85)を得た。
【0049】
実施例14(水和剤)
アセフェート原体 30部、ポリオキシエチレンアルキルフェニールエーテル酢酸エステルスルホン酸ナトリウム 1部、リグニンスルホン酸ナトリウム 3部、ショ糖(白色度96)36部、カオリナイト(白色度93)30部を混合し、ハンマーミルで微粉砕して水和剤(白色度88)を得た。
【0050】
実施例15(顆粒水和剤)
アセフェート原体 50部、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(HLB10.5)1部、ジークライト(白色度85)46部、ポリビニルアルコール 3部を混合し、ハンマーミルで微粉砕した後、水7部を加えて混練したものを押し出し造粒機にて造粒し、乾燥後、篩別して14〜48メッシュの顆粒水和剤(白色度65)を得た。
【0051】
実施例16(顆粒水和剤)
アセフェート原体 50部、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルスルホン酸アンモニウム 1部、ジークライト(白色度85)46部、ポリビニルアルコール 3部を混合し、ハンマーミルで微粉砕した後、水7部を加えて混練したものを押し出し造粒機にて造粒し、乾燥後、篩別して14〜48メッシュの顆粒水和剤を(白色度65)得た。
【0052】
実施例17(顆粒水和剤)
アセフェート原体 75部、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(HLB12.1)1部、硫酸アンモニウム(白色度82)21部、ポリビニルアルコール3部を混合し、ハンマーミルで微粉砕した後、水7部を加えて混練したものを押し出し造粒機にて造粒し、乾燥後、篩別して14〜48メッシュの顆粒水和剤(白色度65)を得た。
【0053】
実施例18(顆粒水和剤)
アセフェート原体 30部、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム 1部、尿素(白色度92)46部、ケイ石(白色度75)20部、ポリビニルアルコール 3部を混合し、ハンマーミルで微粉砕した後、水7部を加えて混練したものを押し出し造粒機にて造粒し、乾燥後、篩別して14〜48メッシュの顆粒水和剤(白色度65)を得た。
【0054】
実施例19(顆粒水和剤)
アセフェート原体 50部、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(HLB11)1部、ジークライト(白色度85)41部、含水非晶質二酸化ケイ素(白色度98) 5部、デキストリン 3部を混合し、ハンマーミルで微粉砕した後、水7部を加えて混練したものを押し出し造粒機にて造粒し、乾燥後、篩別して14〜48メッシュの顆粒水和剤(白色度89)を得た。
【0055】
実施例20(顆粒水和剤)
アセフェート原体 50部、ポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテル硫酸エステルアンモニウム 5部、ケイ石(白色度88)39部、微粒子状酸化チタン(白色度98) 5部、ヘテロポリサッカライド1部を混合し、ハンマーミルで微粉砕した後、水7部を加えて混練したものを押し出し造粒機にて造粒し、乾燥後、篩別して14〜48メッシュの顆粒水和剤(白色度91)を得た。
【0056】
実施例21(顆粒水和剤)
アセフェート原体 75部、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(HLB10)1部、硫酸アンモニウム(白色度80)11部、ショ糖(白色度85)12部、ヘテロポリサッカライド1部を混合し、ハンマーミルで微粉砕した後、水7部を加えて混練したものを押し出し造粒機にて造粒し、乾燥後、篩別して14〜48メッシュの顆粒水和剤(白色度83)を得た。
【0057】
実施例22(顆粒水和剤)
アセフェート原体 30部、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(HLB12.2)1部、ショ糖(白色度93)51部、含水非晶質二酸化ケイ素(白色度98) 15部、デキストリン 3部を混合し、ハンマーミルで微粉砕した後、水7部を加えて混練したものを押し出し造粒機にて造粒し、乾燥後、篩別して14〜48メッシュの顆粒水和剤(白色度95)を得た。
【0058】
実施例23(顆粒水和剤)
アセフェート原体 50部、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(HLB14.5)1部、カオリナイト(白色度93)46部、ポリビニルアルコール 3部を混合し、ハンマーミルで微粉砕した後、水7部を加えて混練したものを押し出し造粒機にて造粒し、乾燥後、篩別して14〜48メッシュの顆粒水和剤(白色度85)を得た。
【0059】
実施例24(顆粒水和剤)
アセフェート原体 30部、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(HLB17.5)10部、ショ糖(白色度95)42部、ケイソウ土(白色度90)15部、デキストリン 3部を混合し、ハンマーミルで微粉砕した後、水7部を加えて混練したものを押し出し造粒機にて造粒し、乾燥後、篩別して14〜48メッシュの顆粒水和剤(白色度92)を得た。
【0060】
実施例25(顆粒水和剤)
アセフェート原体 75部、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(HLB15.6)1部、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物 3部、ショ糖(白色度96)18部、ポリビニルアルコール 3部を混合し、ハンマーミルで微粉砕した後、水7部を加えて混練したものを押し出し造粒機にて造粒し、乾燥後、篩別して14〜48メッシュの顆粒水和剤(白色度85)を得た。
【0061】
実施例26(顆粒水和剤)
アセフェート原体 50部、ポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエーテルリン酸エステルトリエタノールアミン 1部、カオリナイト(白色度93)46部、デキストリン 3部を混合し、ハンマーミルで微粉砕した後、水7部を加えて混練したものを押し出し造粒機にて造粒し、乾燥後、篩別して14〜48メッシュの顆粒水和剤(白色度85)を得た。
【0062】
実施例27(顆粒水和剤)
アセフェート原体 30部、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル硫酸エステルナトリウム 1部、リグニンスルホン酸カルシウム 3部、ショ糖(白色度96)35部、炭酸カルシウム(白色度93)30部、ヘテロポリサッカライド 1部を混合し、ハンマーミルで微粉砕した後、水7部を加えて混練したものを押し出し造粒機にて造粒し、乾燥後、篩別して14〜48メッシュの顆粒水和剤(白色度88)を得た。
【0063】
実施例28(顆粒水和剤)
アセフェート原体 50部、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル酢酸エステルスルホン酸ナトリウム 1部、カオリナイト(白色度93)46部、デキストリン 3部を混合し、ハンマーミルで微粉砕した後、水7部を加えて混練したものを押し出し造粒機にて造粒し、乾燥後、篩別して14〜48メッシュの顆粒水和剤(白色度85)を得た。
【0064】
実施例29(顆粒水和剤)
アセフェート原体 30部、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル酢酸エステルスルホン酸アンモニウム 1部、リグニンスルホン酸カルシウム 3部、ショ糖(白色度96)35部、カオリナイト(白色度93)30部、ポリビニルアルコール 1部を混合し、ハンマーミルで微粉砕した後、水7部を加えて混練したものを押し出し造粒機にて造粒し、乾燥後、篩別して14〜48メッシュの顆粒水和剤(白色度88)を得た。
【0065】
実施例30(顆粒水和剤)
アセフェート原体 30部、ポリオキシエチレンアリールフェニルエーテル酢酸エステルスルホン酸カルシウム 1部、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物 3部、ショ糖(白色度96)35部、カオリナイト(白色度93)30部、ポリビニルアルコール 1部を混合し、ハンマーミルで微粉砕した後、水7部を加えて混練したものを押し出し造粒機にて造粒し、乾燥後、篩別して14〜48メッシュの顆粒水和剤(白色度86)を得た。
【0066】
比較例1(水和剤)
実施例5のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(HLB11)をポリオキシエチレンオレイルエーテル(HLB10)に代えて調製した。
【0067】
比較例2(水和剤)
実施例5の白色度85のジークライトを白色度75のジークライトに、白色度98の含水非晶質二酸化ケイ素を白色度55のタルクに代えて調製した。
【0068】
比較例3(水和剤)
実施例9のカオリナイトの49部を45部、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルの1部を5部として調製した。
【0069】
比較例4(水和剤)
実施例9の白色度93のカオリナイトを白色度75のカオリナイトに代えて調製した。
【0070】
比較例5(水和剤)
実施例11のカオリナイトの49部を47部、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテルリン酸エステルカリウムの1部を3部として調製した。
【0071】
比較例6(水和剤)
実施例11の白色度93のカオリナイトを白色度75のカオリナイトに代えて調製した。
【0072】
比較例7(水和剤)
実施例12のショ糖の36部を32部、ポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエーテル硫酸エステルアンモニウムの1部を5部として調製した。
【0073】
比較例8(水和剤)
実施例12の白色度96のショ糖を白色度75のショ糖に、白色度93のカオリナイトを白色度53のベントナイトに代えて調製した。
【0074】
比較例9(水和剤)
実施例13のカオリナイトの49部を47部、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル酢酸エステルスルホン酸ナトリウムの1部を3部として調製した。
【0075】
比較例10(水和剤)
実施例13の白色度93のカオリナイトを白色度75のカオリナイトに代えて調製した。
【0076】
比較例11(顆粒水和剤)
実施例19のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(HLB11)をポリオキシエチレンオレイルエーテル(HLB10)に代えて調製した。
【0077】
比較例12(顆粒水和剤)
実施例19の白色度85のジークライトを白色度75のジークライトに、白色度98の含水非晶質二酸化ケイ素を白色度55のタルクに代えて調製した。
【0078】
比較例13(顆粒水和剤)
実施例23のカオリナイトの46部を42部、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルの1部を5部に代えて調製した。
【0079】
比較例14(顆粒水和剤)
実施例23の白色度93のカオリナイトを白色度75のカオリナイトに代えて調製した。
【0080】
比較例15(顆粒水和剤)
実施例26のカオリナイトの46部を44部、ポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエーテルリン酸エステルトリエタノールアミンの1部を3部に代えて調製した。
【0081】
比較例16(顆粒水和剤)
実施例26の白色度93のカオリナイトを白色度75のカオリナイトに代えて調製した。
【0082】
比較例17(顆粒水和剤)
実施例27のショ糖の35部を31部、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル硫酸エステルナトリウムの1部を5部として調製した。
【0083】
比較例18(顆粒水和剤)
実施例27の白色度96のショ糖を白色度75のショ糖に代えて調製した。
【0084】
比較例19(顆粒水和剤)
実施例28のカオリナイトの46部を44部、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル酢酸エステルスルホン酸ナトリウムの1部を3部に代えて調製した。
【0085】
比較例20(顆粒水和剤)
実施例28の白色度93のカオリナイトを白色度70のカオリナイトに代えて調製した。
【0086】
次に、試験例により本発明の固形殺虫剤組成物の有用性を示す。
【0087】
試験例1 殺虫効力試験
1)白色度
粉状のものはそのままで、粒状のものは乳鉢ですりつぶしてカラーエース MODEL TC−8600[東京電色(株)](JIS Z8760)によりL*a*b*表色系(*はスター;以下同じ)[CIE1976(L*a*b*)色空間]での明度指数L*、およびクロマネティク指数 a*、b*を測定し下記式で白色度を求めた。
【0088】
【数1】
【0089】
ap、bp;基準白色のL*a*b*表色系におけるクロマネティク指数で標準白色板を用いクロマネティク指数は0.00であった。
【0090】
2) 表面張力
20℃の蒸留水90mlを100ml容量の有栓シリンダーにとり、実施例に準じて調製した固形殺虫剤組成物100mgを加えた後、蒸留水で100mlに定容し密栓した。その後、シリンダーを20回転倒させて固形殺虫剤組成物を分散させ、希釈液とする。CBVP式表面張力計 CBVP−A3型(協和界面化学株式会社製)により希釈液の表面張力を20℃で測定する。その結果を後記の表1〜表6に示した。
【0091】
3) 殺虫効力の初期効果試験
実施例に準じて調製した本発明の固形殺虫剤組成物を活性成分であるアセフェートの濃度が50ppmになるように水道水で希釈し、手動式噴霧器を用いて直径30cmのポット植えナス(品種:千両2号、草丈50cm)に10アール当たり100リットル相当量ずつ散布処理した。風乾後、モモアカアブラムシ無翅成虫を株当たり10頭ずつ放飼してガラス温室内に置いた。放飼1日後にナス株上に生存する無翅成虫数を計数して死亡虫率を求め、殺虫効果を以下の基準で示した。
【0092】
なお、散布濃度の50ppmは、アセフェートを含有する既存の固形殺虫剤組成物を希釈して散布する場合の約10分の1の濃度である。
【0093】
試験は1区1株5区制で行った。
【0094】
【0095】
結果を表1〜表6に示す。
【0096】
4)残効性評価
実施例に準じて調製された本発明の固形殺虫剤組成物を上記3)と同様に散布した後、屋外に置いた。散布7日後にモモアカアブラムシ無翅成虫を株当たり10頭ずつ放飼し、放飼1日後にナス株上に生存する無翅成虫数を計数して死亡虫率を求め、効果を上記3)と同様の基準で示した。
【0097】
試験は1区1株5区制で行った。
【0098】
結果を表1〜表6に示す。
【0099】
さらに、比較例の固形製剤の白色度と希釈液の表面張力および生物効果を試験例1〜3と同様に測定した。これら比較例の結果も表1〜表5に示す。
【0100】
【発明の効果】
本発明の固形殺虫剤組成物は、アセフェートの散布量が少なくても十分な殺虫効果が得られ、かつ残効性も長くなり、従来のものに比べて経済性、安全性の点で優れている。
【0101】
【表1】
【0102】
【表2】
【0103】
【表3】
【0104】
【表4】
【0105】
【表5】
【0106】
【表6】
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a solid pesticidal composition containing O, S-dimethyl-N-acetylphosphoramidothioate (hereinafter referred to as "acephate") as a pesticidally active ingredient, which is diluted with water and sprayed. More specifically, the present invention relates to a solid insecticide composition which exhibits a high insecticidal effect even with the use of a low-dose acephate, and has an excellent residual effect.
[0002]
[Prior art]
To date, many techniques have been developed for the purpose of stabilizing acephate in formulations. Examples thereof include a method of adding boron oxide to a solid preparation (JP-A-7-2608), a method of adding aluminum oxide (JP-A-7-2609), and a method of adding synthetic aluminum silicate (particularly, JP-A-7-2610), a method of adding synthetic calcium silicate (JP-A-7-2611), a method of adding a calcined product of synthetic silicic acid (JP-A-7-2612), and addition of condensed sodium phosphate Method (JP-A-7-173001), a water-soluble granule comprising acephate, lactose and a surfactant, and using a nonionic surfactant having an HLB of 9 to 12 as a surfactant (JP-A-6-92803). JP-A-63-543), a method of improving suspension properties by incorporating a polyoxyethylene styrenated phenyl ether sulfate salt into a wettable powder. No. 1) and a method of blending a nonionic surfactant with a polyoxyalkylene alkylphenyl ether acetate sulfonic acid salt to improve the physical properties of a water dispersible granule (Japanese Patent Publication No. Sho 62-53482). .
[0003]
However, these conventional techniques are not sufficiently satisfactory in terms of the insecticidal effect and residual effect of acephate.
[0004]
In addition, insecticides such as acephate can be sprayed with a large amount of the active ingredient per unit area for sufficient pest control, whereby the insecticidal effect and residual effect can be enhanced. However, when a large amount of the active ingredient is sprayed, it is not preferable from the viewpoint of environment and economy, and the target crop is liable to cause chemical damage. At present, there is a strong demand on the environment to reduce the amount of pesticides used.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to solve the above-mentioned problems and to provide a solid insecticide composition which exhibits a high insecticidal effect even when a low-dose acephate is used and has a residual effect.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present inventors have intensively studied to solve the above-mentioned problems. As a result, it has been found that by using a solid insecticide preparation having the following composition and properties, a sufficient insecticidal effect can be obtained even if the amount of acephate applied is reduced, and the residual effect is also prolonged.
[0007]
Therefore, the gist of the present invention is as follows.
A solid insecticide preparation comprising the following (a) to (c), wherein the solid insecticide preparation is diluted 1000 times with water so that the surface tension of the drug solution is in the range of 40 to 65 mN / m. A solid insecticide composition characterized by comprising a surfactant (b).
(A) O, S-dimethyl-N-acetylphosphoramidothioate as an insecticidal active ingredient
(B) nonionic and / or anionic surfactants
(C) a solid support having a whiteness of 80 or more
[0008]
Secondly, the present invention relates to a solid insecticide composition comprising the above-mentioned composition, particularly characterized in that the whiteness of the preparation is 65 or more.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Next, the solid insecticide composition of the present invention will be specifically described.
[0010]
The chemical structural formula of acephate (O, S-dimethyl-N-acetylphosphoramidothioate) which is the insecticidal active ingredient of the present invention is shown below.
[0011]
Embedded image
[0012]
The content of acephate in the solid insecticide composition of the present invention is not particularly limited, but is 5 to 95% by weight, preferably 30 to 75% by weight based on the total composition of the solid insecticide. .
[0013]
Examples of the solid carrier blended in the composition of the present invention include an inorganic substance, a water-soluble inorganic salt, or a water-soluble organic substance containing any of oxides, silicates, and carbonates as main components.
[0014]
As the inorganic carrier mainly containing any of oxides, silicates and carbonates, either a synthetic carrier or a mineral-derived carrier can be used.
[0015]
Examples of the synthetic one include hydrated amorphous silicon dioxide commonly referred to as white carbon or silica, fine anhydrous silica, fine aluminum oxide, fine titanium oxide, and precipitated calcium carbonate. These are amorphous silicon dioxide, fine-grained titanium oxide, and precipitated calcium carbonate.
[0016]
Mineral sources include diatomaceous earth, quartz sand, quartzite, talc, pyrophyllite, kaolinite, sericite, attapulgite, zeolite, halloysite, montmorillonite, ziglite, activated clay, acid clay, limestone, chalk, calcite. , Dolomite, and pearlite, with diatomaceous earth, quartzite, kaolinite, ziglite and pearlite being particularly preferred.
[0017]
The water-soluble inorganic salt or water-soluble organic substance may have a solubility in water at 20 ° C. of 10% or more.
[0018]
Examples of the water-soluble inorganic salt include sodium sulfate, ammonium sulfate, sodium carbonate, sodium hydrogencarbonate, sodium chloride, potassium chloride, calcium chloride, and the like. Particularly preferred are sodium sulfate and ammonium sulfate.
[0019]
Examples of the water-soluble organic substance include sugars such as glucose, fructose, sucrose, and lactose, urea, citric acid, sodium citrate, potassium citrate, malic acid, sodium malate, and dextrin. Sugar, lactose and urea.
[0020]
As these carriers, those commonly used can be used, but in the case of carriers of the same kind of mineral origin, their whiteness varies depending on the place of origin, composition, impurities, grinding conditions and the like. In the case of synthetic inorganic carriers, water-soluble inorganic salts, and water-soluble organic substances, the whiteness varies depending on the production method, purification method, impurities, and the like. Therefore, it is necessary to select and use a carrier having a whiteness of 80 or more among these carriers.
[0021]
The average particle size of these solid carriers is not particularly limited, but is preferably from 0.5 to 50 μm, and particularly preferably from 2 to 20 μm.
[0022]
It is preferable to use those carriers having a whiteness of 80 to 100, and it is preferable to use one or more of them, and to prepare a solid insecticide according to a conventional method. The whiteness is preferably adjusted to 65 or more, preferably 80 to 99. For that purpose, the above-mentioned carrier may be added in an amount of 4 to 95% by weight, preferably 15 to 85% by weight based on the total composition of the solid insecticide composition.
[0023]
The surfactant used in the present invention is not particularly limited as long as it is generally used for imparting hydration and dispersibility to the solid insecticide composition. Examples thereof include the following.
[0024]
Examples of nonionic surfactants
Polyoxyethylene alkyl ether, polyoxyethylene fatty acid ester, polyoxyethylene aryl phenyl ether, polyoxyethylene alkyl phenyl ether, polyoxyethylene sorbitan fatty acid ester, sorbitan fatty acid ester, polyoxyethylene polyoxypropylene block polymer, etc. , HLB in the range of 13 to 18 are particularly preferred.
[0025]
Anionic surfactant
Higher alcohol sulfates, higher alkyl ether sulfates, sulfated fatty acid esters, sulfated olefins, polyoxyethylene alkyl ether sulfates, polyoxyethylene alkyl phenyl ether sulfates, polyoxyethylene styrenated phenyl ether sulfates Salt, polyoxyalkylene styrenated phenyl ether sulfate, polyoxyethylene polyoxypropylene block polymer sulfate, polyoxyethylene alkyl phenyl ether sulfonate, polyoxyethylene alkyl phenyl ether acetate sulfonate, polyoxyethylene Aryl phenyl ether acetate sulfonate, polyoxyalkylene alkyl phenyl ether acetate sulfonate Polyoxyalkylene aryl phenyl ether acetate sulfonate, alkylbenzene sulfonate, alkyl naphthalene sulfonate, dialkyl sulfosuccinate, lignin sulfonate, higher alcohol phosphate, higher alkyl ether phosphate, polyoxy Ethylene alkyl ether phosphate, polyoxyethylene alkyl phenyl ether phosphate, polyoxyethylene styrene phenyl ether phosphate, polyoxyalkylene styrene phenyl ether phosphate, polyoxyethylene polyoxypropylene block Polymer phosphate ester salts, naphthalene sulfonic acid formalin condensates, and the like. Among them, particularly preferred are polyoxyethylene styrenated phenyl ether sulfate, polyoxyalkylene styrenated phenyl ether sulfate, polyoxyethylene styrenated phenyl ether phosphate, and polyoxyalkylene styrenated phenyl ether phosphate. An ester salt, a polyoxyethylene alkylphenyl ether acetate sulfonate, a polyoxyethylene arylphenyl ether acetate sulfonate, and a polyoxyalkylene alkylphenyl ether acetate sulfonate.
[0026]
These surfactants have a surface tension of a chemical solution at 20 ° C. of 40 to 65 mN / m (millinewton / meter), preferably 45 to 50 mN / m, when the solid insecticide composition of the present invention is diluted 1000 times with water. m may be added to the solid insecticide composition in an amount sufficient to provide a range of 0.5 to 20% by weight, preferably 1 to 15% by weight, based on the total composition of the solid insecticide composition. What is necessary is just to add.
[0027]
In the present invention, if the surface tension of a chemical solution obtained by diluting the solid insecticide composition 1000 times with water has a surface tension of less than 40 mN / m, the insecticidal effect is reduced, and if it exceeds 65 mN / m, hydration and dispersibility cannot be obtained. Therefore, it is necessary to set the above range.
[0028]
The solid insecticide composition of the present invention is not limited in its form as long as it is diluted with water and sprayed. A wettable powder in the form of powder, a so-called granular hydrate formed into granules or granules, etc. Agents, tablets and the like.
[0029]
When formed into granules or tablets, binders can be used. Examples of the binder include polyvinyl alcohol, sodium carboxymethyl cellulose, gum arabic, heteropolysaccharide, sodium polyacrylate, dextrin, sodium alginate, polyethylene oxide and the like.
[0030]
In addition, the solid insecticide composition of the present invention includes, as auxiliary agents, for example, stabilizers such as antioxidants and photodegradation inhibitors, foam inhibitors, oil absorbing agents, pigments, foams obtained by combining carbonates and solid acids. One or more agents may be blended as necessary.
[0031]
The preparation method for preparing the solid insecticide composition of the present invention as a wettable powder, as in the case of a normal wettable powder, comprises acephate, a solid carrier, a nonionic surfactant and / or an anionic surfactant. If necessary, an auxiliary agent such as an oil absorbing agent is added and uniformly mixed, and then finely pulverized. It can be prepared with the usual equipment for the preparation of wettable powders and does not require any special equipment. Examples of the method of fine pulverization include impact pulverization such as a hammer mill, and pneumatic pulverization such as a jet ohmizer.
[0032]
When the solid insecticide composition of the present invention is prepared as a particulate wettable powder, it can be produced by granulation in the same manner as a normal granular wettable powder. Examples of the granulation method include extrusion granulation, tumbling granulation, crushing granulation, fluidized bed granulation, and spray granulation.
[0033]
The particle size and shape of the particulate wettable powder are not particularly limited, but the particle size is, for example, about 50 μm to 5 mm in diameter, and the shape is spherical, elliptical, cylindrical, and other irregular shapes. It is.
[0034]
When the solid insecticide composition of the present invention is prepared as a tablet, it can be prepared by tableting in the same manner as a normal tablet. For example, it can be prepared by tableting a predetermined amount of the above-mentioned granular wettable powder with a tableting machine.
[0035]
【Example】
Next, the present invention will be described more specifically with reference to examples, but the present invention is not limited to these examples. In the following, all “parts” mean parts by weight.
[0036]
Example 1 (Wettable powder)
50 parts of an acephate bulk material, 1 part of polyoxyethylene sorbitan fatty acid ester (HLB 10.5), and 49 parts of ziglite (whiteness 85) were mixed and pulverized with a hammer mill to obtain a wettable powder (whiteness 65). Obtained.
[0037]
Example 2 (Wettable powder)
50 parts of an acephate bulk material, 1 part of sodium polyoxyethylene alkylphenyl ether sulfonate, and 49 parts of ziglite (whiteness 85) were mixed and pulverized with a hammer mill to obtain a wettable powder (whiteness 65).
[0038]
Example 3 (Wettable powder)
75 parts of acephate bulk material, 1 part of polyoxyethylene alkyl ether (HLB 12.1) and 24 parts of lactose (whiteness 82) were mixed and pulverized with a hammer mill to obtain a wettable powder (whiteness 65). .
[0039]
Example 4 (Wettable powder)
30 parts of acephate bulk material, 1 part of sodium alkylbenzenesulfonate, 49 parts of urea (whiteness 92) and 20 parts of diatomaceous earth (whiteness 50) are mixed, pulverized with a hammer mill and wettable powder (whiteness 65). Got.
[0040]
Example 5 (Wettable powder)
50 parts of acephate bulk material, 1 part of polyoxyethylene sorbitan fatty acid ester (HLB 11), 44 parts of ziglite (whiteness 85) and 5 parts of hydrated amorphous silicon dioxide (whiteness 98) were mixed, and finely mixed with a hammer mill. The powder was ground to obtain a wettable powder (whiteness: 88).
[0041]
Example 6 (Wettable powder)
50 parts of acephate bulk material, 5 parts of sodium polyoxyethylene alkyl phenyl ether sulfate, 35 parts of silica (whiteness 85) and 10 parts of pearlite (whiteness 90) are mixed, finely pulverized with a hammer mill and wettable powder. (Whiteness 85) was obtained.
[0042]
Example 7 (Wettable powder)
75 parts of acephate bulk material, 1 part of polyoxyethylene sorbitan fatty acid ester (HLB 11), 12 parts of lactose (whiteness 82) and 12 parts of sucrose (whiteness 96) are mixed, pulverized with a hammer mill and hydrated. Agent (whiteness 78) was obtained.
[0043]
Example 8 (Wettable powder)
A hammer mill was prepared by mixing 30 parts of an acephate bulk material, 1 part of polyoxyethylene alkylphenyl ether (HLB 12.2), 54 parts of sucrose (whiteness 93), and 15 parts of hydrated amorphous silicon dioxide (whiteness 98). To obtain a wettable powder (whiteness 95).
[0044]
Example 9 (Wettable powder)
50 parts of an acephate bulk material, 1 part of polyoxyethylene alkyl phenyl ether (HLB 14.5) and 49 parts of kaolinite (whiteness 93) were mixed and pulverized with a hammer mill to obtain a wettable powder (whiteness 85). Obtained.
[0045]
Example 10 (Wettable powder)
75 parts of acephate raw material, 1 part of polyoxyethylene sorbitan fatty acid ester (HLB 15.6), 3 parts of formalin condensate of naphthalenesulfonic acid, and 21 parts of sucrose (whiteness 96) are mixed and pulverized with a hammer mill. A wettable powder (whiteness: 85) was obtained.
[0046]
Example 11 (Wettable powder)
50 parts of acephate bulk material, 1 part of potassium polyoxyethylene styrenated phenyl ether phosphate, 49 parts of kaolinite (whiteness 93) were mixed and pulverized with a hammer mill to obtain a wettable powder (whiteness 85). Was.
[0047]
Example 12 (Wettable powder)
A mixture of 30 parts of acephate bulk material, 1 part of ammonium polyoxyalkylenestyrenated phenyl ether sulfate, 3 parts of calcium ligninsulfonate, 36 parts of sucrose (whiteness 96) and 30 parts of kaolinite (whiteness 93) was mixed. The wettable powder (whiteness: 88) was obtained by pulverizing with a mill.
[0048]
Example 13 (Wettable powder)
50 parts of acephate bulk material, 1 part of sodium polyoxyethylene alkyl phenyl ether acetate sulfonate and 49 parts of kaolinite (whiteness 93) were mixed and pulverized with a hammer mill to obtain a wettable powder (whiteness 85). Was.
[0049]
Example 14 (Wettable powder)
30 parts of an acephate bulk material, 1 part of sodium polyoxyethylene alkyl phenyl ether acetate sulfonate, 3 parts of sodium ligninsulfonate, 36 parts of sucrose (whiteness 96) and 30 parts of kaolinite (whiteness 93) were mixed, The powder was pulverized with a hammer mill to obtain a wettable powder (whiteness: 88).
[0050]
Example 15 (Water-dispersible granules)
50 parts of acephate bulk material, 1 part of polyoxyethylene sorbitan fatty acid ester (HLB10.5), 46 parts of ziglite (whiteness 85), and 3 parts of polyvinyl alcohol were mixed, finely ground with a hammer mill, and 7 parts of water was added. The kneaded product was granulated with an extrusion granulator, dried, and sieved to obtain a 14-48 mesh wettable powder (whiteness 65).
[0051]
Example 16 (Water-dispersible granules)
50 parts of an acephate raw material, 1 part of ammonium polyoxyethylene alkyl phenyl ether sulfonate, 46 parts of ziglite (whiteness 85) and 3 parts of polyvinyl alcohol are mixed, pulverized with a hammer mill, and 7 parts of water are added. The kneaded product was granulated by an extrusion granulator, dried, and sieved to obtain a 14-48 mesh wettable powder (whiteness 65).
[0052]
Example 17 (Water-dispersible granules)
75 parts of acephate raw material, 1 part of polyoxyethylene alkyl ether (HLB12.1), 21 parts of ammonium sulfate (whiteness 82) and 3 parts of polyvinyl alcohol were mixed, pulverized with a hammer mill, and 7 parts of water was added. The kneaded product was granulated by an extrusion granulator, dried, and sieved to obtain a 14 to 48 mesh wettable powder (whiteness 65).
[0053]
Example 18 (Water-dispersible granules)
30 parts of acephate bulk material, 1 part of sodium alkylnaphthalenesulfonate, 46 parts of urea (whiteness 92), 20 parts of silica stone (whiteness 75), and 3 parts of polyvinyl alcohol were mixed, finely ground with a hammer mill, and then mixed with water. The mixture kneaded by adding 7 parts was granulated by an extrusion granulator, dried, and sieved to obtain a 14-48 mesh wettable powder (whiteness 65).
[0054]
Example 19 (Water dispersible granules)
A mixture of 50 parts of acephate bulk material, 1 part of polyoxyethylene sorbitan fatty acid ester (HLB11), 41 parts of ziglite (whiteness 85), 5 parts of hydrated amorphous silicon dioxide (whiteness 98), and 3 parts of dextrin was mixed. After finely pulverizing with a mill, 7 parts of water was added and kneaded, and the mixture was extruded, granulated by an extruder, dried, and sieved to obtain a 14 to 48 mesh wettable powder (whiteness 89).
[0055]
Example 20 (Water dispersible granules)
50 parts of acephate bulk material, 5 parts of ammonium polyoxyethylene alkylphenol ether sulfate, 39 parts of silica (whiteness: 88), 5 parts of fine titanium oxide (whiteness: 98), and 1 part of heteropolysaccharide were mixed, and mixed with a hammer mill. After finely pulverized, 7 parts of water was added and kneaded, and the mixture was extruded, granulated by an extruder, dried, and sieved to obtain a 14-48 mesh wettable powder (whiteness 91).
[0056]
Example 21 (Water-dispersible granules)
75 parts of acephate bulk material, 1 part of polyoxyethylene sorbitan fatty acid ester (HLB10), 11 parts of ammonium sulfate (whiteness 80), 12 parts of sucrose (whiteness 85), and 1 part of heteropolysaccharide are mixed and pulverized with a hammer mill. Then, 7 parts of water was added and kneaded, and the mixture was extruded, granulated by an extruder, dried and sieved to obtain a 14-48 mesh wettable powder (whiteness 83).
[0057]
Example 22 (Water-dispersible granules)
30 parts of acephate bulk material, 1 part of polyoxyethylene nonylphenyl ether (HLB 12.2), 51 parts of sucrose (whiteness 93), 15 parts of hydrated amorphous silicon dioxide (whiteness 98), and 3 parts of dextrin were mixed. After finely pulverizing with a hammer mill, 7 parts of water was added and kneaded, and the mixture was extruded, granulated by a granulator, dried, and sieved to obtain a wettable powder of 14 to 48 mesh (whiteness 95). Was.
[0058]
Example 23 (Water-dispersible granules)
50 parts of acephate bulk material, 1 part of polyoxyethylene nonyl phenyl ether (HLB 14.5), 46 parts of kaolinite (whiteness 93) and 3 parts of polyvinyl alcohol were mixed, finely pulverized with a hammer mill, and 7 parts of water were added. The kneaded product was granulated by an extrusion granulator, dried, and sieved to obtain a 14 to 48 mesh wettable powder (whiteness: 85).
[0059]
Example 24 (Water-dispersible granules)
30 parts of acephate bulk material, 10 parts of polyoxyethylene nonylphenyl ether (HLB17.5), 42 parts of sucrose (whiteness 95), 15 parts of diatomaceous earth (whiteness 90), and 3 parts of dextrin were mixed, and the mixture was mixed with a hammer mill. After finely pulverized, 7 parts of water was added and kneaded, and the mixture was extruded, granulated by an extruder, dried and sieved to obtain a 14 to 48 mesh wettable powder (whiteness 92).
[0060]
Example 25 (Water-dispersible granules)
75 parts of acephate raw material, 1 part of polyoxyethylene sorbitan fatty acid ester (HLB15.6), 3 parts of formalin condensate of naphthalenesulfonic acid, 18 parts of sucrose (whiteness 96), and 3 parts of polyvinyl alcohol are mixed, and then mixed with a hammer mill. After finely pulverizing, 7 parts of water was added and kneaded, and the mixture was extruded, granulated by an extruder, dried and sieved to obtain a 14-48 mesh wettable powder (whiteness 85).
[0061]
Example 26 (Water-dispersible granules)
50 parts of acephate bulk material, 1 part of polyoxyalkylene styrenated phenyl ether phosphate triethanolamine, 46 parts of kaolinite (whiteness 93) and 3 parts of dextrin were mixed, pulverized with a hammer mill, and then mixed with 7 parts of water. Was added and kneaded, and the mixture was granulated by an extrusion granulator, dried, and sieved to obtain a 14 to 48 mesh wettable powder (whiteness: 85).
[0062]
Example 27 (Water-dispersible granules)
Acephate bulk material 30 parts, polyoxyethylene styrenated phenyl ether sulfate sodium 1 part, lignin sulfonate 3 parts, sucrose (whiteness 96) 35 parts, calcium carbonate (whiteness 93) 30 parts, heteropolysaccharide 1 part Are mixed and finely pulverized with a hammer mill, 7 parts of water is added, and the mixture is kneaded. The mixture is extruded, granulated by a granulator, dried and sieved, and a 14 to 48 mesh wettable powder (whiteness: 88 ) Got.
[0063]
Example 28 (Water-dispersible granules)
50 parts of acephate bulk material, 1 part of sodium polyoxyalkylene alkylphenyl ether acetate sulfonate, 46 parts of kaolinite (whiteness 93) and 3 parts of dextrin were mixed, finely ground with a hammer mill, and 7 parts of water was added. The resulting mixture was granulated by an extrusion granulator, dried, and sieved to obtain a 14-48 mesh wettable powder (whiteness: 85).
[0064]
Example 29 (Water-dispersible granules)
30 parts of acephate bulk material, 1 part of ammonium polyoxyethylene alkylphenyl ether acetate sulfonate, 3 parts of calcium ligninsulfonate, 35 parts of sucrose (whiteness 96), 30 parts of kaolinite (whiteness 93), polyvinyl alcohol 1 Parts were mixed and finely pulverized with a hammer mill, and 7 parts of water was added and kneaded. The mixture was extruded, granulated by a granulator, dried and sieved, and a 14- to 48-mesh wettable powder (whiteness) 88).
[0065]
Example 30 (Water-dispersible granules)
Acephate bulk material 30 parts, polyoxyethylene aryl phenyl ether acetate calcium sulfonate 1 part, naphthalenesulfonic acid formalin condensate 3 parts, sucrose (whiteness 96) 35 parts, kaolinite (whiteness 93) 30 parts, polyvinyl After mixing 1 part of alcohol and pulverizing with a hammer mill, 7 parts of water was added and kneaded, the mixture was extruded, granulated by a granulator, dried, sieved, and a 14-48 mesh wettable powder ( Whiteness 86) was obtained.
[0066]
Comparative Example 1 (Wettable powder)
A polyoxyethylene sorbitan fatty acid ester (HLB11) of Example 5 was prepared in place of polyoxyethylene oleyl ether (HLB10).
[0067]
Comparative Example 2 (Wettable powder)
It was prepared in the same manner as in Example 5 except that the ziglite having a whiteness of 85 was replaced with a ziglite having a whiteness of 75 and the hydrated amorphous silicon dioxide having a whiteness of 98 was replaced with talc having a whiteness of 55.
[0068]
Comparative Example 3 (Wettable powder)
49 parts of the kaolinite of Example 9 was prepared as 45 parts, and 1 part of the polyoxyethylene alkylphenyl ether was prepared as 5 parts.
[0069]
Comparative Example 4 (Wettable powder)
It was prepared by replacing kaolinite having a whiteness of 93 in Example 9 with kaolinite having a whiteness of 75.
[0070]
Comparative Example 5 (Wettable powder)
49 parts of the kaolinite of Example 11 were prepared as 47 parts, and 1 part of potassium polyoxyethylene styrenated phenyl ether phosphate was prepared as 3 parts.
[0071]
Comparative Example 6 (Wettable powder)
It was prepared by replacing kaolinite having a whiteness of 93 of Example 11 with kaolinite having a whiteness of 75.
[0072]
Comparative Example 7 (Wettable powder)
36 parts of sucrose of Example 12 were prepared as 32 parts, and 1 part of ammonium polyoxyalkylenestyrenated phenylether sulfate was prepared as 5 parts.
[0073]
Comparative Example 8 (Wettable powder)
A sucrose having a whiteness of 96 and a kaolinite having a whiteness of 93 were replaced with sucrose having a whiteness of 75 and bentonite having a whiteness of 53 in Example 12, respectively.
[0074]
Comparative Example 9 (Wettable powder)
47 parts of kaolinite of Example 13 and 47 parts of polyoxyethylene alkyl phenyl ether acetate sodium sulfonate were prepared as 3 parts.
[0075]
Comparative Example 10 (Wettable powder)
A kaolinite having a whiteness of 93 in Example 13 was prepared in place of kaolinite having a whiteness of 75.
[0076]
Comparative Example 11 (Water-dispersible granules)
The polyoxyethylene sorbitan fatty acid ester (HLB11) of Example 19 was prepared in place of the polyoxyethylene oleyl ether (HLB10).
[0077]
Comparative Example 12 (Water-dispersible granules)
It was prepared in the same manner as in Example 19 except that ziglite having a whiteness of 85 was replaced by ziglite having a whiteness of 75, and hydrated amorphous silicon dioxide having a whiteness of 98 was replaced by talc having a whiteness of 55.
[0078]
Comparative Example 13 (Water-dispersible granules)
It was prepared by replacing 46 parts of kaolinite of Example 23 with 42 parts and 1 part of polyoxyethylene nonylphenyl ether with 5 parts.
[0079]
Comparative Example 14 (Water-dispersible granules)
A kaolinite having a whiteness of 93 was prepared in place of the kaolinite having a whiteness of 93 in Example 23.
[0080]
Comparative Example 15 (Water dispersible granule)
It was prepared by replacing 46 parts of kaolinite of Example 26 with 44 parts and 1 part of polyoxyalkylenestyrenated phenyl ether phosphate triethanolamine with 3 parts.
[0081]
Comparative Example 16 (Water dispersible granule)
A kaolinite having a whiteness of 93 was prepared in place of the kaolinite having a whiteness of 93 in Example 26.
[0082]
Comparative Example 17 (Water-dispersible granules)
35 parts of the sucrose of Example 27 were prepared as 31 parts, and 1 part of sodium polyoxyethylene styrenated phenyl ether sulfate was prepared as 5 parts.
[0083]
Comparative Example 18 (Water dispersible granule)
It was prepared by replacing the sucrose having a whiteness of 96 in Example 27 with the sucrose having a whiteness of 75.
[0084]
Comparative Example 19 (Water-Dispersible Granule)
It was prepared by replacing 46 parts of kaolinite of Example 28 with 44 parts and 1 part of sodium polyoxyalkylenealkylphenyl ether acetate sodium sulfonate with 3 parts.
[0085]
Comparative Example 20 (Water-dispersible granules)
It was prepared by replacing kaolinite having a whiteness of 93 in Example 28 with kaolinite having a whiteness of 70.
[0086]
Next, the usefulness of the solid insecticide composition of the present invention is shown by test examples.
[0087]
Test Example 1 Insecticidal efficacy test
1) Whiteness
The powdery substance is kept as it is, and the granular substance is ground in a mortar and polished with a color ace MODEL TC-8600 [Tokyo Denshoku Co., Ltd.] (JIS Z8760), L * a * b * color system (* is star; below) Same) [CIE1976 (L * a * b *) color space] lightness index L * and chromonetic indexes a * and b * were measured, and whiteness was determined by the following formula.
[0088]
(Equation 1)
[0089]
ap, bp: Chromanetic index in the L * a * b * color system of the reference white, using a standard white plate, and Chromanetic index was 0.00.
[0090]
2) Surface tension
90 ml of distilled water at 20 ° C. was placed in a stoppered cylinder having a capacity of 100 ml, 100 mg of the solid insecticide composition prepared according to the example was added, and the volume was made up to 100 ml with distilled water and sealed. After that, the cylinder is turned 20 times to disperse the solid insecticide composition, thereby obtaining a diluent. The surface tension of the diluent is measured at 20 ° C. using a CBVP-type surface tensiometer CBVP-A3 type (manufactured by Kyowa Interface Chemical Co., Ltd.). The results are shown in Tables 1 to 6 below.
[0091]
3) Initial test of insecticidal efficacy
The solid insecticide composition of the present invention prepared according to the examples was diluted with tap water so that the concentration of acephate as the active ingredient became 50 ppm, and pot-planted eggplants having a diameter of 30 cm (variety: (1000 Ryo No. 2, plant height 50 cm) was sprayed in an amount of 100 liters per 10 ares. After air-drying, 10 wingless adult peach aphids were released per strain and placed in a glass greenhouse. One day after the release, the number of wingless adults surviving on the eggplant strain was counted to determine the mortality, and the insecticidal effect was shown by the following criteria.
[0092]
The spray concentration of 50 ppm is about one tenth of the concentration when the existing solid insecticide composition containing acephate is diluted and sprayed.
[0093]
The test was performed in a 5-section system with 1 share and 1 share.
[0094]
[0095]
The results are shown in Tables 1 to 6.
[0096]
4) Evaluation of residual effect
The solid insecticide composition of the present invention prepared according to the examples was sprayed in the same manner as in the above 3), and then placed outdoors. Seven days after spraying, 10 wingless adults of the green peach aphid were released per strain, and one day after release, the number of wingless adults surviving on the eggplant strain was counted to obtain the mortality rate. The same reference is used.
[0097]
The test was performed in a 5-section system with 1 share and 1 share.
[0098]
The results are shown in Tables 1 to 6.
[0099]
Further, the whiteness of the solid preparation of Comparative Example, the surface tension of the diluent, and the biological effect were measured in the same manner as in Test Examples 1 to 3. Tables 1 to 5 also show the results of these comparative examples.
[0100]
【The invention's effect】
The solid insecticide composition of the present invention has a sufficient insecticidal effect even with a small amount of acephate sprayed, and has a long residual effect, and is excellent in economical efficiency and safety as compared with conventional ones. I have.
[0101]
[Table 1]
[0102]
[Table 2]
[0103]
[Table 3]
[0104]
[Table 4]
[0105]
[Table 5]
[0106]
[Table 6]
Claims (2)
(a)殺虫活性成分として、O,S−ジメチル−N−アセチルホスホロアミドチオエート
(b)非イオン性界面活性剤および/または陰イオン性界面活性剤
(c)白色度が80以上である固体担体A solid insecticide preparation comprising the following (a) to (c), wherein the solid insecticide preparation is diluted 1000 times with water so that the surface tension of the drug solution is in the range of 40 to 65 mN / m. A solid insecticide composition comprising the surfactant (b).
(A) O, S-dimethyl-N-acetylphosphoramidothioate as an insecticidal active ingredient (b) Nonionic surfactant and / or anionic surfactant (c) Whiteness is 80 or more Solid carrier
【0001】The solid insecticide composition according to claim 1, wherein the composition is formulated to have a whiteness of 65 or more.
[0001]
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