JP3539778B2 - 基準電圧発生回路 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は半導体回路に関し、特に、安定した所定の電圧を発生する基準電圧発生回路に関する。
近年、様々な半導体機器の高速化, 小型化および低消費電力化の要求に伴って、動作クロックの高速化および電源電圧の低電圧化が進んで来ている。そして、例えば、半導体記憶装置(DRAM)のセル・プレート電圧や、小振幅I/Oの基準電圧として、安定した電位の電源電圧を生成することのできる半導体回路(基準電圧発生回路)の提供が要望されている。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯型コンピュータや携帯型通信機器を始めとして、様々な半導体機器に対して、高速化, 小型化および低消費電力化が要求されている。それに伴って、各種の半導体回路における動作クロックの高速化および電源電圧の低電圧化が進んで来ている。そして、このような高速クロックおよび低電源電圧においても正確な動作を確保するために、電源電圧(Vcc:例えば、3.3ボルト、Vss(GND):例えば、0ボルト)以外の電圧(例えば、Vref, 1/2Vcc)を使用する場合も多くなって来ている。
【0003】
図13は本発明に対応する従来の半導体回路(基準電圧発生回路)の例を示す図であり、例えば、DRAMのセル・プレート電圧の発生、或いは、チップ間のデータ・バス線に印加する基準電圧の発生や、受信側のチップにおいて入力信号を差動増幅する際に使用される基準電圧の発生等に使用される回路例を示している。図13(a) および(b) において、参照符号Vccは高電位の電源手段(例えば、3.3ボルト),Vssは低電位の電源手段(例えば、GND:0ボルト), 101,102は抵抗(インピーダンス素子), QN101,QN102,QN103はNチャネル型MOSトランジスタを示している。
【0004】
図13(a) に示されるように、電源電圧VccおよびVssが供給される回路において、電圧VccおよびVss以外の電圧Vref(例えば、1/2Vcc:出力out)を生成(発生)するためには、電源手段(電源線)VccとVssとの間に抵抗101 および102 を直列に接続し、該抵抗101 と102 との接続個所(out) から出力電圧(基準電圧)Vref を取り出すようになっている。
【0005】
或いは、図13(b) に示されるように、電源線VccとVssとの間に抵抗101,102 およびNチャネル型MOSトランジスタQN101 を直列に接続し、また、電源手段VccとVssとの間にNチャネル型MOSトランジスタQN102,QN103 を直列に接続し、抵抗101 と102 との接続個所をトランジスタQN102 のゲートに接続し、そして、トランジスタQN101 のゲートおよびドレインをトランジスタQN103 のゲートに接続するようになっている。
【0006】
このように、従来、電源電圧VccおよびVssが供給される回路において、電圧VccおよびVss以外のバイアス電圧(例えば、基準電圧Vref, 1/2Vcc)を生成して、例えば、DRAMのセル・プレート電源や小振幅のI/Oの基準電圧発生回路として使用するには、抵抗により電源電圧を分割(抵抗分割)するのが一般的であった。
【0007】
図14は図13の半導体回路が適用される一例としてのチップ間におけるバス線の構成を示すブロック回路図であり、小振幅のI/Oの終端電源部を示すものである。すなわち、図14は、図13(a) および(b) に示す半導体回路(基準電圧発生回路105)により生成された基準電圧Vref を使用し、出力バッファ(200) の後段に設けたプッシュ・プル回路(100) によりデータ・バス(103) に供給される信号の波形整形を行って、より正確なデータ転送を可能とするものである。
【0008】
図14において、参照符号101 は駆動側チップ,102は受信側チップ,121は差動増幅器,103はデータ・バス,104は終端抵抗,105は基準電圧発生回路,100はプッシュ・プル回路, そして,200は出力バッファを示している。
図14に示されるように、駆動側チップ101 から受信側チップ102 に対してデータを供給するデータ・バス103 は、出力バッファ200 により制御されるPチャネル型MOSトランジスタQP100 およびNチャネル型MOSトランジスタQN100 を有するプッシュ・プル回路100 により駆動されるようになっている。また、データ・バス103 には、終端抵抗104 を介して基準電圧発生回路105 出力である基準電圧Vref が印加され、定常時(データの転送が行われていない状態)のデータ・バス103 のレベルを基準電圧Vref に保持するようになっている。また、例えば、受信側チップ102 において、入力信号INは差動増幅器121 に供給され、基準電圧Vref との差動増幅が行われるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、図13(a) に示す従来の半導体回路では、出力される基準電圧Vref を安定させるためには、抵抗101,102 に対して大きな電流を流さなければなない。すなわち、電源回路の出力インピーダンスを下げるには、余程大きな直流電流を流さなければならず、消費電力の面で問題がある。
【0010】
また、図13(b) に示す従来の半導体回路では、トランジスタQN102 を介して出力out に電流を供給する場合(プル・ダウン側)の出力インピーダンスは低いが、トランジスタQN103 を介して出力out から電流を低電位の電源線(Vss)へ引き込む場合(プル・アップ側)の出力インピーダンスは十分に下げることができない。すなわち、トランジスタQN103 を介して大きな電流を流すことができず、出力電圧out(基準電圧Vref)を十分に安定させることが困難である。
【0011】
また、例えば、図14における基準電圧発生回路105 として図13(b) の半導体回路が適用された場合、該基準電圧発生回路105 には終端抵抗104 を介して電流が流れ込む(プル・アップ側に電流が流れ込む)こともあれば、電流が流れ出す(プル・ダウン側に電流が流れ出す)こともあり、両方の場合で出力電圧Vref を安定させる必要がある。しかしながら、図13(b) の回路では、基準電圧Vref に対して双方向に安定して駆動することが困難となっている。
【0012】
尚、上述した半導体回路(基準電圧発生回路)は、例えば、受信側チップ102 の差動増幅器121 に供給される基準電圧Vref を発生する回路として、或いは、DRAMのセル・プレート電源の発生回路として使用され、さらに、入力バッファ回路や閾値を有する論理ゲート等に対しても適用されるものである。
図15は関連技術としての半導体回路の例を示すブロック回路図であり、出力される電圧(基準電圧)を安定化させるために、Pチャネル型MOSトランジスタQP301,Nチャネル型MOSトランジスタQN301,および, ゲート電圧作成回路300,300’を設けて構成したものである。
【0013】
図15(a) および(b) に示されるように、安定した出力電圧を発生する回路として、電源線VccとVssとの間にNチャネル型MOSトランジスタQN301 およびPチャネル型MOSトランジスタQP301 を直列に接続し、これらトランジスタQN301 およびQP301 をゲート電圧作成回路300,300’により制御するものが考えられている。
【0014】
しかしながら、図15(a) に示す半導体回路は、各トランジスタQN301 およびQP301 のゲートに供給する信号を作成するゲート電圧作成回路300 の構成が難しい。そこで、図15(b) に示すように、出力電圧のゆれを検出するフィード・バック回路を構成するためにアナログ的な演算増幅機器(オペ・アンプ)301を用いたゲート電圧作成回路300’も考えられている。
【0015】
しかし、より簡略な構成でより少ない消費電力で安定した出力電圧を発生することのできる半導体回路(基準電圧発生回路)の提供が望まれている。
本発明は、上述した従来の半導体回路が有する課題に鑑み、少ない消費電力で小さな出力インピーダンスを有する半導体回路(基準電圧発生回路)の提供を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、第1の電源手段Vccと第2の電源手段Vssとの間に複数の第1導電型トランジスタQP1,QP2 および第2導電型トランジスタQN1,QN2 を直列に設け、所定の第1導電型トランジスタQP2 と第2導電型トランジスタQN1 との接続個所である出力取出ノードN1から基準電圧出力OUT を取り出し、前記第1の電源手段V cc に接続されるトランジスタ QP1 の基板またはウェル電位として前記第1の電源手段V cc の電圧を印加すると共に、前記第2の電源手段V ss に接続されるトランジスタ QN2 の基板またはウェル電位として前記第2の電源手段V ss の電圧を印加し、前記第1の電源手段Vccに接続されるトランジスタおよび前記第2の電源手段Vssに接続されるトランジスタQP1,QN2以外のトランジスタQP2,QN1の基板またはウェル電位として前記出力OUTからの基準電圧出力を印加するようにしたことを特徴とする基準電圧発生回路が提供される。
【0017】
【作用】
本発明の基準電圧発生回路によれば、複数の第1導電型トランジスタQP1,QP2 および第2導電型トランジスタQN1,QN2 が第1の電源手段Vccと第2の電源手段Vssとの間に設けられる。そして、所定の第1導電型トランジスタQP2 と第2導電型トランジスタQN1 との接続個所である出力取出ノードN1から基準電圧出力OUT が取り出され、第1の電源手段Vccに接続されるトランジスタおよび第2の電源手段Vssに接続されるトランジスタQP1,QN2以外のトランジスタQP2,QN1の基板またはウェル電位として基準電圧出力 OUT が印加されるようになっている。
これによって、少ない消費電力で小さな出力インピーダンスを持たせることができる。
【0018】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明に係る半導体回路(基準電圧発生回路)の各実施例を説明する。
図1は本発明に係る半導体回路(基準電圧発生回路)の実施例を示す回路図(その1)であり、同図(a) 〜(e) は本発明の第1〜第5実施例を示している。図1(a) 〜(e) において、参照符号Vccは高電位の電源手段(高電位電源線:例えば、3.3ボルト),Vssは低電位の電源手段(低電位電源線:例えば、GND:0ボルト), QP1,QP2,QP11,QP12,QP21,QP22はPチャネル型MOSトランジスタ, そして,QN1,QN2,QN11,QN12,QN21,QN22はNチャネル型MOSトランジスタを示している。
【0019】
図1(a) に示す第1実施例では、高電位電源線Vccと低電位電源線Vssとの間に、2つのPチャネル型MOSトランジスタQP1,QP2 および2つのNチャネル型MOSトランジスタQN1,QN2 が直列に設けられている。すなわち、トランジスタQP1 のソースは高電位電源線Vccに接続され、トランジスタQP1 のドレインはトランジスタQN1 のドレインに接続され、トランジスタQN1 のソースはノードN1でトランジスタQP2 のソースに接続されている。また、トランジスタQP2 のドレインはトランジスタQN2 のドレインに接続され、トランジスタQN2 のソースは低電位電源線Vssに接続されている。ここで、出力電圧OUT(基準電圧Vref:例えば、1/2Vcc) は、トランジスタQN1 とQP2 との接続個所であるノードN1から取り出されるようになっている。
【0020】
図1(b) に示す第2実施例では、図1(a) の第1実施例において、トランジスタQN1 のゲートおよびドレインが共通接続され、また、トランジスタQP2 のソースおよびゲートが共通接続されるようになっている。すなわち、トランジスタQN1 およびQP2 をダイオードとして構成するようになっている。
図1(c) に示す第3実施例では、図1(a) の第1実施例において、トランジスタQP1 のソースおよびゲートが共通接続され、また、トランジスタQN2 のドレインおよびゲートが共通接続されるようになっている。すなわち、トランジスタQP1 およびQN2 をダイオードとして構成するようになっている。
【0021】
図1(d) に示す第4実施例では、図1(b) および(c) の実施例を組み合わせたもので、図1(a) の第1実施例において、トランジスタQP1 のソースおよびゲートが共通接続され、トランジスタQN1 のゲートおよびドレインが共通接続され、トランジスタQP2 のソースおよびゲートが共通接続され、そして、トランジスタQN2 のドレインおよびゲートが共通接続されるようになっている。すなわち、トランジスタQP1,QP2 およびQN1,QN2 をダイオードとして構成するようになっている。
【0022】
図1(e) に示す第5実施例では、図1(d) の第4実施例において、トランジスタQP1,QP2 およびQN1,QN2 をそれぞれ2つのトランジスタとして構成したものである。
尚、図1(e)(図1(d))の実施例において、トランジスタQP11,QP12,QN11,QN12(QP1,QN1)のゲートを共通接続し、且つ、トランジスタQP21,QP22,QN21,QN22(QP2,QN2)のゲートを共通接続するのは、例えば、各ゲートを共通接続しないで、8つ(4つ)のダイオード(ダイオード接続のトランジスタ)を直列に接続すると該ダイオードによる電圧降下(例えば、5.6ボルト(2.8ボルト)が大きくなって、例えば、電源電圧Vcc=3.3ボルトの場合に、基準電圧発生回路として有効に機能することが困難となるため、降下電圧を実質的にダイオード2つ分(例えば、1.4ボルト)に抑えるようになっている。もちろん、使用する電圧が高ければ、各トランジスタのゲート同士を接続しないように構成できることもある。
【0023】
ここで、図1(a) 〜(e) に示す第1〜第5実施例から明らかなように、本発明の半導体回路は、Pチャネル型MOSトランジスタQP1,QP2;QP11,QP12,QP21,QP22 の数は、Nチャネル型MOSトランジスタQN1,QN2;QN11,QN12,QN21,QN22 の数と同数とされている。また、高電位電源線Vccと出力電圧OUT を取り出すノードN1との間のトランジスタ構成は、ノードN1と低電位電源線Vssとの間のトランジスタ構成と同じにされている。さらに、Pチャネル型MOSトランジスタQP1,QP2;QP11,QP12,QP21,QP22 とNチャネル型MOSトランジスタQN1,QN2;QN11,QN12,QN21,QN22 の総数は、4および8とされているが、一般に、4のn倍〔nは自然数〕として構成することができる。また、Pチャネル型MOSトランジスタQP1,QP2;QP11,QP12,QP21,QP22 の閾値電圧とNチャネル型MOSトランジスタQN1,QN2;QN11,QN12,QN21,QN22 の閾値電圧をそれぞれ等しいものしてもよい。或いは、Pチャネル型MOSトランジスタの閾値電圧とNチャネル型MOSトランジスタの閾値電圧との差を電源電圧に比して10%以下となるようにしてもよい。これらの回路構成の変形は、以下の各実施例(第6実施例〜第15実施例)においても、上記の第1実施例〜第5実施例と同様に適用することができる。
【0024】
さらに、本発明の各実施例(第1実施例〜第15実施例)では、例えば、基準電圧Vref を、高電位電源線Vccと低電位電源線Vssとの間に設けた対称な回路構成を有するPチャネル型MOSトランジスタおよびNチャネル型MOSトランジスタの両方を使用して発生するようになっており、半導体回路(基準電圧発生回路)に電流が流れ込む(プル・アップ側に電流が流れ込む)場合、および、電流が流れ出す(プル・ダウン側に電流が流れ出す)場合の両方で出力電圧(基準電圧)Vref を安定させることができる。そして、本発明の各実施例によれば、常に直流電流を消費する抵抗を用いることなく少ない直流電流消費で、また、小さな出力インピーダンスを持つ半導体回路を構成することが可能となる。
【0025】
図2は本発明の半導体回路の実施例を示す回路図(その2)であり、同図(a) 〜(d) は本発明の第6〜第9実施例を示している。
図2(a) に示す第6実施例では、高電位電源線Vccに接続されたトランジスタQP1 のゲートおよび低電位電源線Vssに接続されたトランジスタQN2 のゲートを、トランジスタQN1 のソースとトランジスタQP2 のソースの接続個所(OUT)に接続するようになっている。すなわち、高電位電源線Vccと低電位電源線Vssとの間に直列接続されるトランジスタの外側のトランジスタQP1,QN2 のゲートに供給する信号を出力OUT から取り出すようになっている。
【0026】
図2(b) に示す第7実施例では、図2(a) の第6実施例において、トランジスタQN1 およびQP2 を図1(b) の第2実施例のようにダイオード接続するようにしたものである。すなわち、トランジスタQP1,QN2 のゲートに供給する信号を出力OUT から取り出し、トランジスタQN1 のゲートおよびドレインを共通接続し、そして、トランジスタQP2 のソースおよびゲートが共通接続するようになっている。
【0027】
図2(c) に示す第8実施例では、図2(a) の第6実施例において、トランジスタQN1 およびQP2 の基板バイアス電位(ウェルバイアス電位)も出力OUT に接続するようになっている。すなわち、トランジスタQP1,QN2 のゲートおよびトランジスタQN1,QP2 のバックゲートに対して、出力OUT の電位を印加するようになっている。
【0028】
図2(d) に示す第9実施例では、図2(b) および図2(c) の実施例を組み合わせた構成とされ、トランジスタQN1 およびQP2 をダイオード接続し、トランジスタQP1,QN2 のゲートに出力OUT の電位を印加すると共に、トランジスタQN1 およびQP2 のバックゲートに対しても出力OUT の電位を印加するように構成されている。ここで、図2(c) および(d) の第8および第9実施例において、トランジスタQP1 のバックゲート(基板またはウェル)には高電位電源電圧Vccが印加され、また、トランジスタQN2 のバックゲートには低電位電源電圧Vssが印加されている。
【0029】
尚、図2(c) および図2(d) に示す実施例では、例えば、半導体回路がトリプルウェル(Tripple−Well) 構造を使用して形成される。
図3は本発明の半導体回路の実施例を示す回路図(その3)であり、同図(a) および(b) は本発明の第10および第11実施例を示している。図3(a) および(b) において、参照符号10は第1出力部を示し、また、20は第2出力部を示している。
【0030】
図3(a) に示す第10実施例では、図2(d) に示す第9実施例(第1出力部10)に対して第2の出力OUT−B を取り出す第2出力部(20)が並列に設けられている。第2出力部20は、高電位電源線Vccと低電位電源線Vssとの間に直列に接続されたNチャネル型MOSトランジスタQN3 およびPチャネル型MOSトランジスタQP3 を備えて構成されており、トランジスタQN3 のドレインは高電位電源線Vccに接続され、トランジスタQN3 のソースはトランジスタQP3 のソースおよび第2の出力OUT−B に共通接続され、そして、トランジスタQP3 のドレインは低電位電源線Vssに接続されている。
【0031】
第1出力部10は、前述した図2(d) に示す第9実施例と同様の構成とされ、その出力OUT(第1の出力OUT−A)は、第2出力部20におけるトランジスタQN3,QP3 のバックゲート(基板またはウェル)に接続され、トランジスタQN3 のゲートは第2出力部20におけるトランジスタQP1 のドレインとトランジスタQN1 のゲートおよびドレインとの接続個所に共通接続され、そして、トランジスタQP3 のゲートは第2出力部20におけるトランジスタQN2 のドレインとトランジスタQP2 のゲートおよびドレインとの接続個所に共通接続されている。
【0032】
図3(b) に示す第11実施例(50)も、上記の第10実施例と同様に、図2(d) に示す第9実施例(第1出力部10)に対して第2の出力OUT−B を取り出す第2出力部(20)が並列に設けられている。ここで、本第11実施例では、図3(a) の第10実施例において、第2出力部20におけるトランジスタQN3,QP3 のバックゲートに第1出力部10の出力 (第1の出力)OUT−Aを接続する代わりに、該第2出力部20の出力 (第2の出力) OUT−B を接続するようになっている。すなわち、第2の出力OUT−B は、第2出力部20におけるトランジスタQN3 のソースおよびバックゲートとトランジスタQP3 のソースおよびバックゲートに対して共通に接続されている。
【0033】
図4は図3に示す半導体回路を制御回路により制御する様子を示す図であり、図4(a) および(b) は図3(a) および(b) に対応するものである。すなわち、図4(a) は、図3(a) に示す第10実施例の半導体回路において、トランジスタQP1,QN2 のゲートを第1の出力OUT−A から切り離し、該トランジスタQP1,QN2 のゲート(入力)に対して抵抗R1 を介して他の制御回路30の出力を供給するようにしたものである。また、図4(b) は、図3(b) に示す第11実施例の半導体回路において、トランジスタQP1,QN2 のゲートを第1の出力OUT−A から切り離し、該トランジスタQP1,QN2 のゲート(入力)に対して抵抗R1 を介して他の制御回路30の出力を供給するようにしたものである。そして、制御回路30により出力電圧(OUT−A,OUT−B)の微調整を行うようになっている。
【0034】
図5は図3に示す半導体回路の一実施例を適用した回路例を示す図であり、図4(b) に示す回路の一例を具体的に示したものである。
図5に示されるように、制御回路30は、例えば、Pチャネル型MOSトランジスタQP31〜QP36およびNチャネル型MOSトランジスタQN31〜QN36を備えて構成されており、トランジスタQN32のゲートおよびトランジスタQP35のゲートには、基準電圧Vref が印加されるようになっている。
【0035】
図6は本発明の半導体回路の実施例を示す回路図(その4)であり、本発明の第12実施例を示している。本第12実施例では、前述した図3(b) に示す第11実施例において、トランジスタQP1,QN2 のゲートを第1出力部10の出力 (第1の出力)OUT−Aに接続する代わりに、第2出力部20の出力 (第2の出力) OUT−B に接続するようになっている。
【0036】
図7は本発明の半導体回路の実施例を示す回路図(その5)であり、本発明の第13実施例を示している。本第13実施例では、上記の図6の第12実施例における第2出力部20を第1出力部10と同様に4つのトランジスタで構成するようになっている。すなわち、第2出力部20は、高電位電源線Vccと低電位電源線Vssとの間に、2つのPチャネル型MOSトランジスタQP3,QP4 および2つのNチャネル型MOSトランジスタQN3,QN4 が直列に設けられている。すなわち、トランジスタQP4 のソースは高電位電源線Vccに接続され、トランジスタQP4 のドレインはトランジスタQN3 のドレインに接続され、トランジスタQN3 のソースおよびバックゲート(基板またはウェル)はトランジスタQP3 のソースおよびバックゲートに接続されると共に、第2出力部20の出力(第2の出力)OUT−Bが接続されている。また、トランジスタQP3 のドレインはトランジスタQN4 のドレインに接続され、トランジスタQN4 のソースは低電位電源線Vssに接続されている。ここで、第1出力部10におけるトランジスタQP1 のゲートおよびトランジスタQN2 のゲートは第2の出力OUT−B に共通接続され、トランジスタQN3 のゲートはトランジスタQN1 のゲートに接続され、そして、トランジスタQP3 のゲートはトランジスタQP2 のゲートに接続されるようになっている。
【0037】
図8は本発明の半導体回路の実施例を示す回路図(その6)であり、本発明の第14実施例(40)を示している。本第14実施例では、上記の図7の第13実施例において、トランジスタQP4 のバックゲートを高電位電源線Vccに接続し、トランジスタQN4 のバックゲートを低電位電源線Vssに接続し、第2出力部20におけるトランジスタQP4 のゲートおよびトランジスタQN4 のゲートを第1の出力OUT−A に共通接続するようになっている。すなわち、第2出力部20を第1出力部10と同様の構成とするようになっている。
【0038】
図9は本発明の半導体回路の実施例を示す回路図(その7)であり、本発明の第15実施例を示している。本第15実施例では、上記の図8の第14実施例の半導体回路40を2つ接続するようになっている。すなわち、第1の半導体回路における第2の出力OUT−1Bを第2の半導体回路における第1の出力OUT−2Aに接続して出力OUT とし、さらに、第2の半導体回路における第2の出力OUT−2Bを第1の半導体回路における第1の出力OUT−1Aに接続するようになっている。ここで、第2の出力OUT−2Bは、例えば、終端抵抗4を介してデータ・バス3に接続されるようになっている。
【0039】
図10は本発明の半導体回路が適用される一例としてのチップ間におけるバス線の構成を示すブロック回路図であり、小振幅のI/Oの終端電源部を示すものである。同図において、参照符号1は駆動側チップ, 2は受信側チップ, 3はデータ・バス, 4は終端抵抗(RTT),5は本発明の半導体回路が組み込まれた終端用チップ, そして, 11および12は駆動側チップ1におけるプッシュ・プル回路および出力バッファを示している。
【0040】
図10に示されるように、駆動側チップ1から受信側チップ2に対してデータを供給するデータ・バス3は、出力バッファ12により制御されるPチャネル型MOSトランジスタQP10およびNチャネル型MOSトランジスタQN10を有するプッシュ・プル回路11により駆動されるようになっている。ここで、プッシュ・プル回路11には出力用電源VDDQ およびVSSQ が印加されている。
【0041】
駆動側チップ1において、出力バッファ12は、インバータI1〜I3, ノアゲートNOR1, ナンドゲートNAND1 を備えて構成され、インバータI2およびI3の出力によりトランジスタQP10およびQN10が制御されるようになっている。ノアゲートNOR1およびナンドゲートNAND1 の入力には、例えば、前段のフリップ・フロップの反転レベルの出力信号(/Q)が供給されると共に、制御信号SSおよびその反転信号が供給されるようになっている。ここで、制御信号SSが高レベル“H”のときは、トランジスタQP10およびQN10が両方ともスイッチ・オフとなり駆動側チップ1の出力OUT が高インピーダンス状態となる。
【0042】
受信側チップ2において、入力INには入力バッファ21が設けられ、入力INの信号と基準電圧Vref との差動増幅を行うようになっている。また、入力バッファ(差動増幅器)21 の出力は、例えば、インバータI4を介して次段の回路へ供給される。入力バッファ21は、例えば、Pチャネル型MOSトランジスタQP121,QP122 およびNチャネル型MOSトランジスタQN121,QN122,QN123 により構成されている。ここで、トランジスタQN123 のゲートには、活性化信号ACT が供給され、該入力バッファ21の動作を制御するようになっている。
【0043】
図11は本発明の半導体回路が適用される図10における終端用チップの一例を示す回路図である。
図11に示されるように、終端用チップ5は、終端抵抗4(RTT),2つの半導体回路(基準電圧発生回路)51,52(50), および, 制御回路30’ を備えて構成されている。ここで、基準電圧発生回路51,52 は、前述した図3(b) に示す第11実施例の半導体回路50に対応するものである。尚、終端用チップ5の電源は、例えば、駆動側チップ1の電源と同様に、出力用電源VDDQ およびVSSQ (0ボルト)が使用されている。
【0044】
基準電圧発生回路51は、終端抵抗4を介してデータ・バス3に接続され、該データ・バス3に基準電圧Vref を印加するようになっている。また、基準電圧発生回路52は、制御回路30’ における差動増幅器に対して基準電圧Vref を供給すると共に、図10に示す受信側チップ2における差動増幅器(入力バッファ)21 に対して基準電圧Vref を供給するようになっている。ここで、基準電圧Vref としては、例えば、出力用電源VDDQ およびVSSQ の中間電位の電圧 1/2VDDQ とされている。
【0045】
制御回路30’ は、Pチャネル型MOSトランジスタQP31,QP32 およびNチャネル型MOSトランジスタQN31,QN32,QN33により構成された入力バッファ(差動増幅器),および, Pチャネル型MOSトランジスタQP33およびNチャネル型MOSトランジスタQN34により構成されたインバータを備えて構成されている。制御回路30’ の入力(入力バッファの入力)には、終端抵抗4を介してデータ・バス3が接続され(基準電圧発生回路51の第2の出力OUT−B が供給され),基準電圧発生回路52の出力である基準電圧Vref と差動増幅されるようになっている。また、制御回路30’ の出力(インバータァの出力)は、抵抗R1を介して基準電圧発生回路51の入力(第1の出力OUT−A)に供給されるようになっている。これにより、データ転送が行われていない時のデータ・バス3のレベルを基準電圧Vref に保持するようになっている。
【0046】
図12は本発明の半導体回路が適用される他の例としての入力バッファの一例の構成を示す回路図であり、図8に示す本発明の半導体回路の第14実施例を適用した入力バッファの例を示すものである。
図12および図8から明らかなように、本実施例の入力バッファは、第14実施例における第1の出力OUT−A を入力INとし、Pチャネル型MOSトランジスタQP5 とNチャネル型MOSトランジスタQN5 との接続個所から出力OUT を取り出すようになっている。ここで、トランジスタQP5 のゲートにはトランジスタQP4 とQN3 との接続個所からの信号が供給され、また、トランジスタQN5 のゲートにはトランジスタQP3 とQN4 との接続個所からの信号が供給されるようになっている。
このように、本発明に係る半導体回路は、前述した基準電圧発生回路やDRAMのセル・プレート電源の発生回路としての適用だけでなく、図12に示すような入力バッファへの適用、或いは、閾値を有する論理ゲート等に対しても適用することができる。
【0047】
以上、詳述したように、本発明に係る半導体回路の各実施例によれば、高電位電源線Vccと低電位電源線Vssとの間に設けた対称な回路構成を有するPチャネル型MOSトランジスタおよびNチャネル型MOSトランジスタの両方を使用し、半導体回路(基準電圧発生回路)に電流が流れ込む場合、および、電流が流れ出す場合の両方で出力(基準電圧Vref)を安定させることができる。
【0048】
【発明の効果】
以上、詳述したように、本発明の半導体回路(基準電圧発生回路)によれば、少ない直流電流消費で、小さな出力インピーダンスを持つ半導体回路(基準電圧発生回路)を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体回路の実施例を示す回路図(その1)である。
【図2】本発明の半導体回路の実施例を示す回路図(その2)である。
【図3】本発明の半導体回路の実施例を示す回路図(その3)である。
【図4】図3に示す半導体回路を制御回路により制御する様子を示す図である。
【図5】図3に示す半導体回路の一実施例を適用した回路例を示す図である。
【図6】本発明の半導体回路の実施例を示す回路図(その4)である。
【図7】本発明の半導体回路の実施例を示す回路図(その5)である。
【図8】本発明の半導体回路の実施例を示す回路図(その6)である。
【図9】本発明の半導体回路の実施例を示す回路図(その7)である。
【図10】本発明の半導体回路が適用される一例としてのチップ間におけるバス線の構成を示すブロック回路図である。
【図11】本発明の半導体回路が適用される図10における終端用チップの一例を示す回路図である。
【図12】本発明の半導体回路が適用される他の例としての入力バッファの一例の構成を示す回路図である。
【図13】本発明に対応する従来の半導体回路の例を示す図である。
【図14】図13の半導体回路が適用される一例としてのチップ間におけるバス線の構成を示すブロック回路図である。
【図15】関連技術としての半導体回路の例を示すブロック回路図である。
【符号の説明】
1…駆動側チップ
2…受信側チップ
3…データ・バス
4…終端抵抗
5…終端用チップ
Claims (18)
- 第1の電源手段と第2の電源手段との間に複数の第1導電型トランジスタおよび第2導電型トランジスタを直列に設け、所定の第1導電型トランジスタと第2導電型トランジスタとの接続個所である出力取出ノードから基準電圧出力を取り出し、前記第1の電源手段に接続されるトランジスタの基板またはウェル電位として前記第1の電源手段の電圧を印加すると共に、前記第2の電源手段に接続されるトランジスタの基板またはウェル電位として前記第2の電源手段の電圧を印加し、前記第1の電源手段に接続されるトランジスタおよび前記第2の電源手段に接続されるトランジスタ以外のトランジスタの基板またはウェル電位として前記基準電圧出力を印加するようにしたことを特徴とする基準電圧発生回路。
- 前記直列接続された第2導電型トランジスタの数は、前記直列接続された第1導電型トランジスタの数と同数とされ、且つ、前記第1の電源手段と前記出力取出ノードとの間のトランジスタの構成は、該出力取出ノードと前記第2の電源手段との間のトランジスタの構成と同じにされていることを特徴とする請求項1の基準電圧発生回路。
- 前記第1の電源手段は高電位の電源手段であり、前記第2の電源手段は低電位の電源手段であり、前記第1導電型トランジスタはPチャネル型MOSトランジスタであり、そして、前記第2導電型トランジスタはNチャネル型MOSトランジスタであることを特徴とする請求項1の基準電圧発生回路。
- 前記第1導電型トランジスタと前記第2導電型トランジスタの総数は、4のn倍〔nは自然数〕とされていることを特徴とする請求項1の基準電圧発生回路。
- 前記基準電圧出力は、前記第1の電源手段の電圧と前記第2の電源手段の電圧との中間電位の電圧となっていることを特徴とする請求項1の基準電圧発生回路。
- 前記第1導電型トランジスタおよび前記第2導電型トランジスタをそれぞれダイオードとして構成するようにしたことを特徴とする請求項1の基準電圧発生回路。
- 前記第1の電源手段に接続されるトランジスタの制御電極および前記第2の電源手段に接続されるトランジスタの制御電極に供給する信号を、前記基準電圧出力から取るようにしたことを特徴とする請求項1の基準電圧発生回路。
- 前記第1導電型トランジスタおよび前記第2導電型トランジスタの閾値電圧を両者の差が電源電圧に比して10%以下となるようにすることを特徴とする請求項1の基準電圧発生回路。
- 前記基準電圧発生回路は、さらに、前記第1の電源手段と前記第2の電源手段との間に直列に接続された第2導電型トランジスタおよび第1導電型トランジスタで構成される第2出力部を具備し、該第1出力部から取り出される第1の基準電圧出力とは異なる第2の基準電圧出力を該第2出力部から取り出すようにしたことを特徴とする請求項1の基準電圧発生回路。
- 前記第2出力部において、前記第2の基準電圧出力は、前記第2導電型トランジスタおよび前記第1導電型トランジスタの接続個所から取り出され、且つ、該第2出力部の第2導電型トランジスタおよび第1導電型トランジスタの制御電極は、前記1出力部における所定の第2導電型トランジスタおよび第1導電型トランジスタの制御電極にそれぞれ共通接続されていることを特徴とする請求項9の基準電圧発生回路。
- 前記第2出力部において前記第2の基準電圧出力に接続されるトランジスタの基板またはウェル電位として前記第1の基準電圧出力を印加するようにしたことを特徴とする請求項9の基準電圧発生回路。
- 前記第2出力部において前記第2の基準電圧出力に接続されるトランジスタの基板またはウェル電位として前記第2の基準電圧出力を印加するようにしたことを特徴とする請求項9の基準電圧発生回路。
- 前記第1出力部において、前記第1の電源手段に接続されるトランジスタおよび前記第2の電源手段に接続されるトランジスタの各制御電極に対して制御回路の出力が印加され、前記基準電圧出力の微調整が行われるようになっていることを特徴とする請求項11または12の基準電圧発生回路。
- 前記第1出力部における前記第1の電源手段に接続されるトランジスタおよび前記第2の電源手段に接続されるトランジスタの各制御電極と前記制御回路との間に抵抗を設けるようにしたことを特徴とする請求項13の基準電圧発生回路。
- 前記制御回路は、前記第1または第2の基準電圧出力と、さらに他の基準電圧との電位差を検知するようになっている請求項14の基準電圧発生回路。
- 前記第2出力部は、前記第1の電源手段と該第2出力部における前記第2導電型トランジスタとの間に設けられた第1導電型トランジスタと、前記第2の電源手段と第2出力部における前記第1導電型トランジスタとの間に設けられた第2導電型トランジスタとを具備することを特徴とする請求項9の基準電圧発生回路。
- 前記第1出力部における前記第1の電源手段に接続されるトランジスタおよび前記第2の電源手段に接続されるトランジスタの各制御電極に対して前記第2の基準電圧出力を印加するようにしたことを特徴とする請求項16の基準電圧発生回路。
- 前記第2出力部における前記第1の電源手段に接続されるトランジスタおよび前記第2の電源手段に接続されるトランジスタの各制御電極に対して前記第1の基準電圧出力を印加するようにしたことを特徴とする請求項17の基準電圧発生回路。
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