JP3538255B2 - プレフィルドシリンジとピストンロッドの包装体 - Google Patents
プレフィルドシリンジとピストンロッドの包装体Info
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/002—Packages specially adapted therefor, e.g. for syringes or needles, kits for diabetics
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Description
プレフィルド(既充填)シリンジの包装体に関する。
して、次に示すものが一般に知られている。 (1)プレフィルドシリンジとピストンロッドが一緒に
シュリンクフィルムで包まれ、シュリンクの加熱収縮に
よって、プレフィルドシリンジとピストンロッドが固定
されている、シュリンク包装体。 (2)プレフィルドシリンジとピストンロッドが一緒に
一つの小型の樹脂袋(pouch)に収納されている、
パウチ包装体。 (3)プレフィルドシリンジとピストンロッドが、プラ
スチックシートに形成された一つの凹部に一緒に収納さ
れ、該凹部の開口部にフィルムが被着されている、ブリ
スタ包装体。
れているプレフィルドシリンジを病院内において使用す
る場合、使用前に、造影剤は電子レンジによって体温程
度にまで加熱される。しかし、前記(1)〜(3)の包
装体は、何れもプレフィルドシリンジとピストンロッド
が一緒に収納されているため、造影剤を加熱する際、加
熱を要しないピストンロッドまでが一緒に加熱される。
これにより、ピストンロッドが加熱を受けて変形する問
題が生ずる。また、ピストンロッドの加熱のために、無
駄なエネルギが浪費される。そして、前記(1)〜
(3)の包装体は、何れもプレフィルドシリンジとピス
トンロッドが一緒に収納されているので容積が大きく、
電子レンジ内に多くの包装体が入らない。従って、前記
(1)〜(3)の包装体は、一度に多くのプレフィルド
シリンジを加熱することができない。
を加熱するために、包装体を開封して電子レンジ内にプ
レフィルドシリンジだけを入れた場合は、プレフィルド
シリンジの滅菌性がそこなわれるといった、別の問題が
生ずる。
ピストンロッドが個別に収納された包装体を提供するこ
とにある。
めに、本発明においては、外筒の内部に薬液が充填さ
れ、外筒の後端に形成された開口部にはガスケットが挿
入され、外筒の先端に形成されたノズルにはキャップが
取り付けられたプレフィルドシリンジが、プラスチック
シートに形成された凹部に収納され、該凹部の開口部に
はフィルムが被着されている、プレフィルドシリンジの
包装体と、プレフィルドシリンジのガスケットに対して
取り付けられるピストンロッドが、プラスチックシート
に形成された凹部に収納され、該凹部の開口部にはフィ
ルムが被着されている、ピストンロッドの包装体とが、
互いのプラスチックシートおよび/または互いのフィル
ムを介して切り離し自在に連結されている、プレフィル
ドシリンジとピストンロッドの包装体が提供される。
レフィルドシリンジの包装体と、上記ピストンロッドの
包装体とを連結させている部分にミシン目が設けられて
いる。また、上記プレフィルドシリンジの包装体と、上
記ピストンロッドの包装体とを連結させている部分にお
けるプラスチックシートの厚さが他の部分よりも薄く形
成されている。
熱される場合において、プレフィルドシリンジの包装体
とピストンロッドの包装体を互いに切り離すことができ
る。従って、本発明の包装体は、プレフィルドシリンジ
の包装体だけを電子レンジ内に入れ、加熱することがで
きる。
に説明される。図1は、プレフィルドシリンジ1の断面
図、図2は、ピストンロッド2の側面図である。図1に
示されるように、円筒形状をなす外筒3の後端に形成さ
れた開口部4に、例えばゴムなどの弾性材からなるガス
ケット5が挿入される。また、外筒3の先端に形成され
たノズル6に、例えばゴムなどの弾性材からなるキャッ
プ7が取り付けられる。外筒3は、例えばガラス、プラ
スチックなどの透明材料からなる。外筒3の内部には、
薬液8が既に充填済みである。外筒3の内面と接するガ
スケット5の周面には、シリコン等の潤滑剤が塗布され
ている。また、ガスケット5の後面の中央には、ねじ孔
10が設けられる。かかるプレフィルドシリンジ1は、
実開平2−116457号の「容器兼用注射器」、およ
び実開平3−9753号の「容器兼用注射器」により、
公知である。
は、外筒3の内部に挿入できる太さを有するロッド11
を備える。ロッド11の先端には、前記ガスケット5の
後面に設けられたねじ孔10に螺入可能なねじ部12が
形成される。また、ロッド11の後端にフランジ13が
形成される。ピストンロッド2は、例えば塩化ビニル、
プラスチックなどの材料からなる。
面図、図4は、図3におけるA−A断面矢視図である。
包装体20は、プレフィルドシリンジ1の包装体22と
ピストンロッド2の包装体23によって構成される。こ
れらプレフィルドシリンジ1の包装体22とピストンロ
ッド2の包装体23とは、連結部分25において連結さ
れる。
ストンロッド2の包装体23は、何れもブリスタ包装体
である。プレフィルドシリンジ1の包装体22におい
て、プラスチックシート26に形成された凹部27にプ
レフィルドシリンジ1が収納され、凹部27の開口部に
フィルム28が被着される。また、ピストンロッド2の
包装体23において、プラスチックシート30に形成さ
れた凹部31にピストンロッド2が収納され、凹部31
の開口部にフィルム32が被着される。フィルム28お
よびフィルム32は、プラスチックシート26およびプ
ラスチックシート30の上面に、接着または溶着されて
いる。
およびプラスチックシート30は、連結部分25を含む
一枚のプラスチックシートからなり、連結部分25を挟
んで左右に凹部27と凹部31が、加熱成形によって形
成された構成を備える。また、フィルム28およびフィ
ルム32も、連結部分25を含む一枚のフィルムからな
り、凹部27と凹部31は、一枚のフィルムにより一体
的に被覆される。フィルム28およびフィルム32は、
紙、板紙、プラスチックフィルム、アルミニウムはくな
どからなる。なお、プレフィルドシリンジ1の包装体2
2とピストンロッド2の包装体23の連結は、互いに別
々に製作されたもの(互いに別々に製作された包装体2
2と包装体23)を、連結部分25において、例えば接
着、溶着等の手段によって接合させるようにしても良
い。
ラスチックシート30と、フィルム28およびフィルム
32を連結している連結部25の拡大図である。連結部
25には例えばミシン目が設けられる。このミシン目に
より、プラスチックシート26およびプラスチックシー
ト30と、フィルム28およびフィルム32は、連結部
25において切り離し自在である。ミシン目の代わり
に、例えば連結部25におけるプラスチックシートの厚
さを、他の部分よりも薄く形成するといった構成も採用
される。このミシン目などが設けられていることによっ
て、プラスチックシート26およびプラスチックシート
30と、フィルム28およびフィルム32は、連結部2
5において折り曲げることが可能である。
0は、連結部25において折り曲げて、プレフィルドシ
リンジ1の包装体22とピストンロッド2の包装体23
を重ね合わせることができる。図7は、プレフィルドシ
リンジ1の包装体22とピストンロッド2の包装体23
を重ね合わせずに、複数の包装体20を積み重ねた状態
を示す。一方、図8は、プレフィルドシリンジ1の包装
体22とピストンロッド2の包装体23を連結部25に
おいて折り曲げた複数の包装体20を、積み重ねた状態
を示す。図8に示されるように、連結部25において折
り曲げた包装体20を積み重ねることにより、多数の包
装体20を、少ない容積で密に収納できるといった利点
がある。
において、プレフィルドシリンジ1の包装体22とピス
トンロッド2の包装体23を互いに切り離すことができ
る。従って、この実施例の包装体20は、例えば造影剤
を加熱する場合、連結部25において二つに切り離し、
プレフィルドシリンジ1の包装体22だけを電子レンジ
内に入れ、加熱することができる。これにより、より多
数のプレフィルドシリンジ1が電子レンジ内に入ること
となり、一度に多数のプレフィルドシリンジ1を加熱処
理できるようになる。
ルドシリンジが電子レンジ内に収納されるので、従来に
比べて加熱に要する処理時間が短縮される。また、プレ
フィルドシリンジの包装体とピストンロッドの包装体
は、使用する直前まで包装された状態であり、清潔性が
保たれる。
ンジの包装体とピストンロッドの包装体を重ね合わせた
状態を示す図面
重ねた状態を示す図面
Claims (3)
- 【請求項1】外筒の内部に薬液が充填され、外筒の後端
に形成された開口部にはガスケットが挿入され、外筒の
先端に形成されたノズルにはキャップが取り付けられた
プレフィルドシリンジが、プラスチックシートに形成さ
れた凹部に収納され、該凹部の開口部にはフィルムが被
着されている、プレフィルドシリンジの包装体と、 プレフィルドシリンジのガスケットに対して取り付けら
れるピストンロッドが、プラスチックシートに形成され
た凹部に収納され、該凹部の開口部にはフィルムが被着
されている、ピストンロッドの包装体とが、 互いのプラスチックシートおよび/または互いのフィル
ムを介して切り離し自在に連結されている、プレフィル
ドシリンジとピストンロッドの包装体。 - 【請求項2】上記プレフィルドシリンジの包装体と、上
記ピストンロッドの包装体とを連結させている部分にミ
シン目が設けられている、請求項1に記載のプレフィル
ドシリンジとピストンロッドの包装体。 - 【請求項3】上記プレフィルドシリンジの包装体と、上
記ピストンロッドの包装体とを連結させている部分にお
けるプラスチックシートの厚さが他の部分よりも薄く形
成されている、請求項1に記載のプレフィルドシリンジ
とピストンロッドの包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07944695A JP3538255B2 (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | プレフィルドシリンジとピストンロッドの包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07944695A JP3538255B2 (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | プレフィルドシリンジとピストンロッドの包装体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08243161A JPH08243161A (ja) | 1996-09-24 |
JP3538255B2 true JP3538255B2 (ja) | 2004-06-14 |
Family
ID=13690115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07944695A Expired - Lifetime JP3538255B2 (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | プレフィルドシリンジとピストンロッドの包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3538255B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012080776A1 (en) * | 2010-12-14 | 2012-06-21 | Becton Dickinson France | Compact injection device |
US9333288B2 (en) | 2011-09-30 | 2016-05-10 | Becton Dickinson France, S.A.S. | Attachable plunger rod and associated packaging |
WO2016066821A1 (en) | 2014-10-30 | 2016-05-06 | F. Hoffmann-La Roche Ag | Syringe and method of preparing a syringe |
-
1995
- 1995-03-10 JP JP07944695A patent/JP3538255B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08243161A (ja) | 1996-09-24 |
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