JP3536604B2 - 風呂装置付き暖房装置、および装置の水漏れ検査方法 - Google Patents
風呂装置付き暖房装置、および装置の水漏れ検査方法Info
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- JP3536604B2 JP3536604B2 JP22365697A JP22365697A JP3536604B2 JP 3536604 B2 JP3536604 B2 JP 3536604B2 JP 22365697 A JP22365697 A JP 22365697A JP 22365697 A JP22365697 A JP 22365697A JP 3536604 B2 JP3536604 B2 JP 3536604B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温水暖房を行う暖
房装置、風呂の湯張り、追い焚き等を行う風呂装置、お
よびこれらの両装置を組み合わせた風呂装置付き暖房装
置、ならびにそれらの各装置の配管の水漏れの有無を検
査するための水漏れ検査方法に関する。
房装置、風呂の湯張り、追い焚き等を行う風呂装置、お
よびこれらの両装置を組み合わせた風呂装置付き暖房装
置、ならびにそれらの各装置の配管の水漏れの有無を検
査するための水漏れ検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の風呂装置付き暖房装置には、たと
えば、図8に示す構成のものがある。
えば、図8に示す構成のものがある。
【0003】この風呂装置付き暖房装置は、給湯回路
A、暖房回路B、風呂回路C、落込回路Dが設けられて
おり、給湯、暖房、および風呂の湯張りと追い焚きの各
機能を備えている。なお、図中の破線よりも上側は装置
本体Z0の内部、破線よりも下側は装置本体Z0の外部に
それぞれ相当する。
A、暖房回路B、風呂回路C、落込回路Dが設けられて
おり、給湯、暖房、および風呂の湯張りと追い焚きの各
機能を備えている。なお、図中の破線よりも上側は装置
本体Z0の内部、破線よりも下側は装置本体Z0の外部に
それぞれ相当する。
【0004】上記の給湯回路Aは、図示しないガスバー
ナで加熱される給湯熱交換器14を備えるとともに、こ
の給湯熱交換器14の入水側には入水温度検出用の入水
温度センサ12と入水量検出用の入水量センサ13と
が、出湯側には給湯熱交換器14からの出湯温度を検出
する缶体温度センサ15、出湯量を制限する水量サーボ
弁1、後述の浴槽10や図外のカラン等への給湯温度を
検出する給湯温度センサ16がそれぞれ設けられ、ま
た、入水側と出湯側とを給湯熱交換器14をバイパスし
て短絡接続するバイパス路の途中にはバイパス弁11が
配置されて構成されている。
ナで加熱される給湯熱交換器14を備えるとともに、こ
の給湯熱交換器14の入水側には入水温度検出用の入水
温度センサ12と入水量検出用の入水量センサ13と
が、出湯側には給湯熱交換器14からの出湯温度を検出
する缶体温度センサ15、出湯量を制限する水量サーボ
弁1、後述の浴槽10や図外のカラン等への給湯温度を
検出する給湯温度センサ16がそれぞれ設けられ、ま
た、入水側と出湯側とを給湯熱交換器14をバイパスし
て短絡接続するバイパス路の途中にはバイパス弁11が
配置されて構成されている。
【0005】また、暖房回路Bは、たとえば、床暖房パ
ネル、ファンコンベクタといった各種の温水暖房用の放
熱器20に対して、装置本体Z0を接続金具28a,28
bおよび外部配管29a,29bを介して接続することで
構成されており、装置本体Z0内部の暖房回路Bには、
暖房循環ポンプ31、図示しないガスバーナで加熱され
る暖房熱交換器22、暖房熱交換器22からの出湯温度
を検出する出湯温度センサ23、常に一定水量を確保す
るための膨張タンク21、風呂追い焚き用の風呂ヒータ
24、風呂熱動弁32、およびバイパス路25が設けら
れている。
ネル、ファンコンベクタといった各種の温水暖房用の放
熱器20に対して、装置本体Z0を接続金具28a,28
bおよび外部配管29a,29bを介して接続することで
構成されており、装置本体Z0内部の暖房回路Bには、
暖房循環ポンプ31、図示しないガスバーナで加熱され
る暖房熱交換器22、暖房熱交換器22からの出湯温度
を検出する出湯温度センサ23、常に一定水量を確保す
るための膨張タンク21、風呂追い焚き用の風呂ヒータ
24、風呂熱動弁32、およびバイパス路25が設けら
れている。
【0006】そして、膨張タンク21には、水位検出用
の水位電極46が設けられるとともに、補水配管48と
オーバフロー配管45の各一端が接続され、補水配管4
8の他端は給湯回路Aの入水側に接続され、また、オー
バフロー配管45の他端は大気中に開放されている。さ
らに、補水配管48の途中には、バキュームブレーカ2
7、補水弁30および逆止弁47が設けられている。
の水位電極46が設けられるとともに、補水配管48と
オーバフロー配管45の各一端が接続され、補水配管4
8の他端は給湯回路Aの入水側に接続され、また、オー
バフロー配管45の他端は大気中に開放されている。さ
らに、補水配管48の途中には、バキュームブレーカ2
7、補水弁30および逆止弁47が設けられている。
【0007】また、各外部配管29a,29bの途中には
保守点検用の手動弁60a,60bが設けられ、また、放
熱器20への往き用の外部配管29aの途中には、各種
の放熱器20の接続のために複数の熱動弁33が設けら
れている。
保守点検用の手動弁60a,60bが設けられ、また、放
熱器20への往き用の外部配管29aの途中には、各種
の放熱器20の接続のために複数の熱動弁33が設けら
れている。
【0008】通常、手動弁60a,60bは、保守点検時
以外は開かれており、また、複数の熱動弁33の内、実
際に放熱器20が接続されている熱動弁33は開かれて
いるが、放熱器20が接続されていない箇所のものは、
図示しない閉止栓によって常時閉止されている。
以外は開かれており、また、複数の熱動弁33の内、実
際に放熱器20が接続されている熱動弁33は開かれて
いるが、放熱器20が接続されていない箇所のものは、
図示しない閉止栓によって常時閉止されている。
【0009】風呂回路Cは、装置本体Z0を接続金具9
a,9bおよび外部配管26a,26bを介して浴槽10に
設けた循環金具7に接続して構成されており、装置本体
Z0内部の風呂回路Cは、その途中に風呂ヒータ24が
接続されるとともに、浴槽10の水位検出用の圧力セン
サ5、風呂循環ポンプ3、浴槽10の湯水循環の有無を
検出する水流スイッチ6、および浴槽10の温度を検出
する風呂温度センサ19が設けられている。
a,9bおよび外部配管26a,26bを介して浴槽10に
設けた循環金具7に接続して構成されており、装置本体
Z0内部の風呂回路Cは、その途中に風呂ヒータ24が
接続されるとともに、浴槽10の水位検出用の圧力セン
サ5、風呂循環ポンプ3、浴槽10の湯水循環の有無を
検出する水流スイッチ6、および浴槽10の温度を検出
する風呂温度センサ19が設けられている。
【0010】落込回路Dは、給湯回路Aと風呂回路Cと
の間を接続して、給湯回路Aからの湯水を風呂回路Cを
介して浴槽10に落とし込むためのもので、その途中に
は、バキュームブレーカ17、落込弁2、および逆止弁
18が設けられている。
の間を接続して、給湯回路Aからの湯水を風呂回路Cを
介して浴槽10に落とし込むためのもので、その途中に
は、バキュームブレーカ17、落込弁2、および逆止弁
18が設けられている。
【0011】上記構成の動作について説明する。
【0012】 放熱器20に温水を供給して暖房を行
う場合 この場合には、図示しないコントローラの制御によっ
て、ガスバーナが燃焼されて暖房熱交換器22が加熱さ
れるとともに、暖房循環ポンプ31が駆動され、膨張タ
ンク21内の温水が暖房循環ポンプ31で流出されて暖
房熱交換器22で加熱された後、装置本体Z0内部側か
ら装置本体Z0外部側にある往き外部配管29a、放熱器
20、戻り外部配管29bを順次経由して循環される。
う場合 この場合には、図示しないコントローラの制御によっ
て、ガスバーナが燃焼されて暖房熱交換器22が加熱さ
れるとともに、暖房循環ポンプ31が駆動され、膨張タ
ンク21内の温水が暖房循環ポンプ31で流出されて暖
房熱交換器22で加熱された後、装置本体Z0内部側か
ら装置本体Z0外部側にある往き外部配管29a、放熱器
20、戻り外部配管29bを順次経由して循環される。
【0013】この場合、風呂熱動弁32は閉じられてい
るので、風呂ヒータ24内を流れることはない。
るので、風呂ヒータ24内を流れることはない。
【0014】なお、膨張タンク21の湯水が蒸発等によ
って所定量よりも少なくなったことが水位電極46で検
出された場合には、補水弁30が開かれて、給湯回路A
側からの入水が補水配管48を経由して膨張タンク21
内に補水される。
って所定量よりも少なくなったことが水位電極46で検
出された場合には、補水弁30が開かれて、給湯回路A
側からの入水が補水配管48を経由して膨張タンク21
内に補水される。
【0015】 風呂追い焚きを行う場合
この場合には、図示しないコントローラの制御によっ
て、暖房回路B側において、熱動弁33が全て閉じら
れ、ガスバーナが燃焼されて暖房熱交換器22が加熱さ
れるとともに、暖房循環ポンプ31が駆動され、さら
に、風呂熱動弁32が開かれる。また、これに並行し
て、風呂回路C側では、風呂循環ポンプ3が起動され
て、浴槽10内の湯水が風呂回路Cを循環される。
て、暖房回路B側において、熱動弁33が全て閉じら
れ、ガスバーナが燃焼されて暖房熱交換器22が加熱さ
れるとともに、暖房循環ポンプ31が駆動され、さら
に、風呂熱動弁32が開かれる。また、これに並行し
て、風呂回路C側では、風呂循環ポンプ3が起動され
て、浴槽10内の湯水が風呂回路Cを循環される。
【0016】これにより、暖房回路B側において、膨張
タンク21内の温水が暖房循環ポンプ31で流出されて
暖房熱交換器22で加熱された後、風呂ヒータ24内か
ら風呂熱動弁32、膨張タンク21を経由して循環され
る。そして、風呂ヒータ24を通過する際に、風呂回路
C内を流れる湯水が加熱され、浴槽10内に貯留されて
いる浴槽水が追い焚きされる。
タンク21内の温水が暖房循環ポンプ31で流出されて
暖房熱交換器22で加熱された後、風呂ヒータ24内か
ら風呂熱動弁32、膨張タンク21を経由して循環され
る。そして、風呂ヒータ24を通過する際に、風呂回路
C内を流れる湯水が加熱され、浴槽10内に貯留されて
いる浴槽水が追い焚きされる。
【0017】なお、放熱器20が同時に使用される場合
には、熱動弁33は開き、暖房熱交換器22で加熱され
た湯水が分岐されて風呂ヒータ24を通過するととも
に、上記と同様に、装置本体Z0外部側にある往き外
部配管29a、放熱器20、戻り外部配管29bを順次経
由して循環される。
には、熱動弁33は開き、暖房熱交換器22で加熱され
た湯水が分岐されて風呂ヒータ24を通過するととも
に、上記と同様に、装置本体Z0外部側にある往き外
部配管29a、放熱器20、戻り外部配管29bを順次経
由して循環される。
【0018】浴槽10に湯水を落とし込む場合
この場合には、給湯回路Aで所定の温度に調節された湯
水が落込回路D、および風呂回路Cを通り浴槽10内に
給湯される。
水が落込回路D、および風呂回路Cを通り浴槽10内に
給湯される。
【0019】ところで、浴槽10や放熱器20を装置本
体Z0とともに新たに据え付ける場合、装置本体Z0を外
部配管26a,26b,29a,29b等を用いて浴槽10
や放熱器20に接続することになるが、その際、配管系
統に水漏れがないかを検査することが必要となる。特
に、放熱器20に接続するための外部配管29a,29b
は、長く引き回されることが多いので、施工後の水漏れ
の有無の検査が重要である。
体Z0とともに新たに据え付ける場合、装置本体Z0を外
部配管26a,26b,29a,29b等を用いて浴槽10
や放熱器20に接続することになるが、その際、配管系
統に水漏れがないかを検査することが必要となる。特
に、放熱器20に接続するための外部配管29a,29b
は、長く引き回されることが多いので、施工後の水漏れ
の有無の検査が重要である。
【0020】そのため、従来技術では、配管工事の終了
後、次のようにして水漏れ検査を行っている。
後、次のようにして水漏れ検査を行っている。
【0021】たとえば、放熱器20側の水漏れ検査の場
合には、まず、手押しの加圧ポンプ70と圧力計72と
を使用し、各外部配管29a,29bの所定の部分を取り
外してから、その取り外した往き側の外部配管29aに
加圧ポンプ70を接続する一方、戻り側の外部配管29
bには図示しない閉止弁を取り付ける。
合には、まず、手押しの加圧ポンプ70と圧力計72と
を使用し、各外部配管29a,29bの所定の部分を取り
外してから、その取り外した往き側の外部配管29aに
加圧ポンプ70を接続する一方、戻り側の外部配管29
bには図示しない閉止弁を取り付ける。
【0022】そして、この閉止弁を最初は開放した状態
で手動で加圧ポンプ70を操作して配管内の空気を抜い
てから、閉止弁を閉じて再度加圧ポンプ70を操作して
配管内に所定の水圧を加える。そして、所定時間(たと
えば2〜3分)の経過後に、圧力計72で水圧の経時変
化を調べ、配管内に水漏れが生じていないかどうかを検
査している。
で手動で加圧ポンプ70を操作して配管内の空気を抜い
てから、閉止弁を閉じて再度加圧ポンプ70を操作して
配管内に所定の水圧を加える。そして、所定時間(たと
えば2〜3分)の経過後に、圧力計72で水圧の経時変
化を調べ、配管内に水漏れが生じていないかどうかを検
査している。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、配管工事の終了後の水漏れ検査において、手押
しの加圧ポンプ70を用いて配管内に水圧を加えるの
は、検査のための作業が煩わしいばかりでなく、水漏れ
の有無の判定も作業者が時計と圧力計とを共に見ながら
行わねばならず、余分な人手と手間とを要し、検査効率
が悪いものとなっている。
ように、配管工事の終了後の水漏れ検査において、手押
しの加圧ポンプ70を用いて配管内に水圧を加えるの
は、検査のための作業が煩わしいばかりでなく、水漏れ
の有無の判定も作業者が時計と圧力計とを共に見ながら
行わねばならず、余分な人手と手間とを要し、検査効率
が悪いものとなっている。
【0024】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、水漏れの検査を自動的に行えるように
して、従来の余分な労力と時間を可及的に削減できるよ
うにすることを課題とする。
なされたもので、水漏れの検査を自動的に行えるように
して、従来の余分な労力と時間を可及的に削減できるよ
うにすることを課題とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、次の手段を設けている。
解決するために、次の手段を設けている。
【0026】すなわち、請求項1の発明では、膨張タン
ク、暖房循環ポンプ、暖房熱交換器、および温水暖房用
の各種の放熱器が順次接続されてなる暖房回路を有し、
この暖房回路に外部補水用の補水配管が接続されるとと
もに、前記暖房回路を大気中に開放されない閉回路にす
る閉回路構築手段を備える風呂装置付き暖房装置におい
て、前記閉回路構築手段は、暖房回路の前記膨張タンク
の前後の暖房回路の途中に縁切り弁を配置するととも
に、前記縁切り弁によって区切られた膨張タンクを備え
ていない暖房回路の部分に前記補水配管を接続してい
る。
ク、暖房循環ポンプ、暖房熱交換器、および温水暖房用
の各種の放熱器が順次接続されてなる暖房回路を有し、
この暖房回路に外部補水用の補水配管が接続されるとと
もに、前記暖房回路を大気中に開放されない閉回路にす
る閉回路構築手段を備える風呂装置付き暖房装置におい
て、前記閉回路構築手段は、暖房回路の前記膨張タンク
の前後の暖房回路の途中に縁切り弁を配置するととも
に、前記縁切り弁によって区切られた膨張タンクを備え
ていない暖房回路の部分に前記補水配管を接続してい
る。
【0027】請求項2の発明では、膨張タンク、暖房循
環ポンプ、暖房熱交換器、および温水暖房用の各種の放
熱器が順次接続されてなる暖房回路を有し、この暖房回
路に外部補水用の補水配管が接続されるとともに、前記
暖房回路を大気中に開放されない閉回路にする閉回路構
築手段を備える風呂装置付き暖房装置において、前記閉
回路構築手段は、膨張タンクを耐圧性のものとするとと
もに、膨張タンクのオーバーフロー配管の途中に空気抜
き弁を配置している。
環ポンプ、暖房熱交換器、および温水暖房用の各種の放
熱器が順次接続されてなる暖房回路を有し、この暖房回
路に外部補水用の補水配管が接続されるとともに、前記
暖房回路を大気中に開放されない閉回路にする閉回路構
築手段を備える風呂装置付き暖房装置において、前記閉
回路構築手段は、膨張タンクを耐圧性のものとするとと
もに、膨張タンクのオーバーフロー配管の途中に空気抜
き弁を配置している。
【0028】請求項3記載の発明では、温水暖房用の各
種の放熱器に接続される暖房回路と、浴槽に接続される
風呂回路とを備え、前記暖房回路は、膨張タンク、暖房
循環ポンプ、暖房熱交換器、および補水配管が設けられ
てなり、また、前記風呂回路は、風呂循環ポンプ、風呂
熱交換器、浴槽に設けた循環金具、および落込配管が設
けられてなる風呂装置付き暖房装置において、前記暖房
回路と風呂回路との少なくとも一方を大気中に開放され
ない閉回路にする閉回路構築手段を備えている。
種の放熱器に接続される暖房回路と、浴槽に接続される
風呂回路とを備え、前記暖房回路は、膨張タンク、暖房
循環ポンプ、暖房熱交換器、および補水配管が設けられ
てなり、また、前記風呂回路は、風呂循環ポンプ、風呂
熱交換器、浴槽に設けた循環金具、および落込配管が設
けられてなる風呂装置付き暖房装置において、前記暖房
回路と風呂回路との少なくとも一方を大気中に開放され
ない閉回路にする閉回路構築手段を備えている。
【0029】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
風呂装置付き暖房装置において、閉回路構築手段は、暖
房回路と風呂回路とを短絡配管を介して接続し、暖房回
路の膨張タンクの前後に縁切り弁を配置し、かつ、風呂
回路を浴槽に接続する循環金具に回路短絡用のアダプタ
を取り付けている。
風呂装置付き暖房装置において、閉回路構築手段は、暖
房回路と風呂回路とを短絡配管を介して接続し、暖房回
路の膨張タンクの前後に縁切り弁を配置し、かつ、風呂
回路を浴槽に接続する循環金具に回路短絡用のアダプタ
を取り付けている。
【0030】請求項5記載の発明では、請求項3記載の
風呂装置付き暖房装置において、前記閉回路構築手段
は、放熱器の前後の暖房回路の往き側と戻り側それぞれ
に縁切り弁を設ける一方、風呂回路を分岐配管によって
分岐し、その分岐配管の他端を、装置本体の外部に位置
しかつ前記両縁切り弁で仕切られた暖房回路の部分に接
続している。
風呂装置付き暖房装置において、前記閉回路構築手段
は、放熱器の前後の暖房回路の往き側と戻り側それぞれ
に縁切り弁を設ける一方、風呂回路を分岐配管によって
分岐し、その分岐配管の他端を、装置本体の外部に位置
しかつ前記両縁切り弁で仕切られた暖房回路の部分に接
続している。
【0031】請求項6記載の水漏れ検査方法では、請求
項1記載の風呂装置付き暖房装置について、膨張タンク
の前後の縁切り弁を閉じるとともに、補水配管の途中に
設けた補水弁を開いて、穂水配管を経由して暖房回路に
水圧を加えることを特徴としている。
項1記載の風呂装置付き暖房装置について、膨張タンク
の前後の縁切り弁を閉じるとともに、補水配管の途中に
設けた補水弁を開いて、穂水配管を経由して暖房回路に
水圧を加えることを特徴としている。
【0032】請求項7記載の水漏れ検査方法では、請求
項2記載の風呂装置付き暖房装置について、オーバーフ
ロー配管の空気抜き弁を閉じるとともに、補水配管の途
中に設けた補水弁を開いて補水配管を経由して暖房回路
に水圧を加えることを特徴としている。
項2記載の風呂装置付き暖房装置について、オーバーフ
ロー配管の空気抜き弁を閉じるとともに、補水配管の途
中に設けた補水弁を開いて補水配管を経由して暖房回路
に水圧を加えることを特徴としている。
【0033】請求項8記載の水漏れ検査方法では、請求
項4記載の風呂装置付き暖房装置について、膨張タンク
の前後の縁切り弁を閉じるとともに、短絡配管の途中に
設けた短絡弁を開いて、落込配管、風呂回路、および短
絡配管を経由して暖房回路に水圧を加えることを特徴と
している。
項4記載の風呂装置付き暖房装置について、膨張タンク
の前後の縁切り弁を閉じるとともに、短絡配管の途中に
設けた短絡弁を開いて、落込配管、風呂回路、および短
絡配管を経由して暖房回路に水圧を加えることを特徴と
している。
【0034】請求項9記載の水漏れ検査方法では、請求
項5記載の風呂装置付き暖房装置について、往き側と戻
り側の各縁切り弁を供に閉じるとともに、分岐配管の途
中の開閉弁を開いて、風呂回路から分岐配管を経由して
装置本体外部に位置する暖房回路に水圧を加えることを
特徴としている。
項5記載の風呂装置付き暖房装置について、往き側と戻
り側の各縁切り弁を供に閉じるとともに、分岐配管の途
中の開閉弁を開いて、風呂回路から分岐配管を経由して
装置本体外部に位置する暖房回路に水圧を加えることを
特徴としている。
【0035】請求項10記載の水漏れ検査方法では、請
求項6ないし請求項9のいずれかに記載の水漏れ検査方
法において、所定の水圧を加えてから回路内の水圧検出
を開始し、その水圧検出開始直後から水圧が次第に低下
して基準値に達するまでに要する時間の短長、または、
圧力低下の度合いに応じて水漏れの有無を判定すること
を特徴としている。
求項6ないし請求項9のいずれかに記載の水漏れ検査方
法において、所定の水圧を加えてから回路内の水圧検出
を開始し、その水圧検出開始直後から水圧が次第に低下
して基準値に達するまでに要する時間の短長、または、
圧力低下の度合いに応じて水漏れの有無を判定すること
を特徴としている。
【0036】
【0037】
【0038】
【発明の実施の形態】実施形態1
図1は、本発明の実施形態1に係る風呂装置付き暖房装
置の構成を示す図であり、図8に示した従来例に対応す
る部分には同一の符号を付す。
置の構成を示す図であり、図8に示した従来例に対応す
る部分には同一の符号を付す。
【0039】この実施形態1では、風呂回路C、および
暖房回路Bの装置本体Z1の内外にわたって水漏れ検査
を行えるようにするため、次の構成を採用している。
暖房回路Bの装置本体Z1の内外にわたって水漏れ検査
を行えるようにするため、次の構成を採用している。
【0040】すなわち、装置本体Z1内において、風呂
回路Cの風呂ヒータ24の上流側と暖房回路Bの暖房熱
交換器22の下流側とが、短絡配管52を介して短絡さ
れており、その短絡配管52の途中には短絡弁36が設
けられている。さらに、暖房回路Bの膨張タンク21に
接続される配管の前後に縁切り弁34,35が設けら
れ、また、戻り側の外部配管29bを接続する接続金具
28bに圧力安全弁50が設けられている。
回路Cの風呂ヒータ24の上流側と暖房回路Bの暖房熱
交換器22の下流側とが、短絡配管52を介して短絡さ
れており、その短絡配管52の途中には短絡弁36が設
けられている。さらに、暖房回路Bの膨張タンク21に
接続される配管の前後に縁切り弁34,35が設けら
れ、また、戻り側の外部配管29bを接続する接続金具
28bに圧力安全弁50が設けられている。
【0041】そして、水漏れ検査に際しては、循環金具
7にアダプタ4が取り付けられる。このアダプタ4は、
図2に示すように、風呂回路Cの外部配管26a,26b
を浴槽10内方に開放することなく両者を短絡させるた
めのもので、そのアダプタ4には圧力安全弁57が設け
られている。
7にアダプタ4が取り付けられる。このアダプタ4は、
図2に示すように、風呂回路Cの外部配管26a,26b
を浴槽10内方に開放することなく両者を短絡させるた
めのもので、そのアダプタ4には圧力安全弁57が設け
られている。
【0042】この実施形態1では、上記の落込弁2、ア
ダプタ4、短絡配管52、各縁切り弁34,35によっ
て、閉回路構築手段が構成されている。
ダプタ4、短絡配管52、各縁切り弁34,35によっ
て、閉回路構築手段が構成されている。
【0043】その他の構成は、図8に示した従来例の場
合と同様であるから、詳しい説明は省略する。
合と同様であるから、詳しい説明は省略する。
【0044】次に、図1に示した構成において、水漏れ
検査を行う場合の手順について説明する。なお、この場
合の各弁の開閉等の制御は、図示しないコントローラに
よって行われる。
検査を行う場合の手順について説明する。なお、この場
合の各弁の開閉等の制御は、図示しないコントローラに
よって行われる。
【0045】まず、落込回路Dの落込弁2を閉じ、給湯
回路Aの水量サーボ弁1を閉じた状態で、膨張タンク2
1の前後の縁切り弁34,35を閉じ、さらに、短絡配
管52の途中の短絡弁36を開いて、風呂回路Cと暖房
回路Bとを短絡状態にする。
回路Aの水量サーボ弁1を閉じた状態で、膨張タンク2
1の前後の縁切り弁34,35を閉じ、さらに、短絡配
管52の途中の短絡弁36を開いて、風呂回路Cと暖房
回路Bとを短絡状態にする。
【0046】次に、落込回路Dの落込弁2を開き、暖房
回路Bと風呂回路Cに突発的に水圧が加わるのを避ける
ために、給湯回路Aの水量サーボ弁1を徐々に開くと、
給湯回路Aを通った水道の水圧が落込回路Dを経由して
風呂回路C内に加わるとともに、短絡配管52を経由し
て暖房回路B内にも加わる。
回路Bと風呂回路Cに突発的に水圧が加わるのを避ける
ために、給湯回路Aの水量サーボ弁1を徐々に開くと、
給湯回路Aを通った水道の水圧が落込回路Dを経由して
風呂回路C内に加わるとともに、短絡配管52を経由し
て暖房回路B内にも加わる。
【0047】ただし、この場合、膨張タンク21の前後
の縁切り弁34,35は閉じられているので、膨張タン
ク21内に水圧が加わることはない。また、各回路B,
Cの配管内にある空気は、圧力安全弁50,57を経て
排出されるようにすると、配管内が確実に水張りされ
る。
の縁切り弁34,35は閉じられているので、膨張タン
ク21内に水圧が加わることはない。また、各回路B,
Cの配管内にある空気は、圧力安全弁50,57を経て
排出されるようにすると、配管内が確実に水張りされ
る。
【0048】そして、図3に示すように、風呂回路Cの
圧力センサ5で検出される水圧が所定の値Vaに達した
ならば、給湯回路Aの水量サーボ弁1と落込弁2を共に
全閉にする。これにより、風呂回路Cおよび暖房回路B
が一つの閉回路となる。
圧力センサ5で検出される水圧が所定の値Vaに達した
ならば、給湯回路Aの水量サーボ弁1と落込弁2を共に
全閉にする。これにより、風呂回路Cおよび暖房回路B
が一つの閉回路となる。
【0049】各回路B,Cの外部配管29a,29b,2
6a,26bは、耐熱性のポリエチレン樹脂などが使用さ
れることがあるため、圧力センサ5で検出される水圧
は、各回路B,Cの外部配管29a,29b,26a,2
6b等の膨張などの影響により、水漏れの有無にかかわ
ずに徐々に低下するが、水漏れのある場合(図中、破線
で示す)には、水漏れのない場合(図中、実線で示す)に
比べて水圧低下の度合いが大きくなる。
6a,26bは、耐熱性のポリエチレン樹脂などが使用さ
れることがあるため、圧力センサ5で検出される水圧
は、各回路B,Cの外部配管29a,29b,26a,2
6b等の膨張などの影響により、水漏れの有無にかかわ
ずに徐々に低下するが、水漏れのある場合(図中、破線
で示す)には、水漏れのない場合(図中、実線で示す)に
比べて水圧低下の度合いが大きくなる。
【0050】そこで、水圧が所定の値Vaに達した後、
水圧が低下してVbの値になった時点から、さらに水圧
が低下してVcに達するまでの時間t1,t2を計測し、そ
れらの時間t1,t2を基準時間tsと比較して、たとえば、
t1≧tsならば水漏れなしとして合格と判定し、t2<tsな
らば水漏れありとして不合格と判定する。
水圧が低下してVbの値になった時点から、さらに水圧
が低下してVcに達するまでの時間t1,t2を計測し、そ
れらの時間t1,t2を基準時間tsと比較して、たとえば、
t1≧tsならば水漏れなしとして合格と判定し、t2<tsな
らば水漏れありとして不合格と判定する。
【0051】そして、図示しないコントローラは、ブザ
ーやランプ等により、合格、不合格の旨を検査者に知ら
せる。
ーやランプ等により、合格、不合格の旨を検査者に知ら
せる。
【0052】これにより、装置本体Z1の内外にわたる
暖房回路Bおよび風呂回路Cの水漏れの検査を一括して
自動的に行うことができる。
暖房回路Bおよび風呂回路Cの水漏れの検査を一括して
自動的に行うことができる。
【0053】実施形態2
図4は、本発明の実施形態2に係る風呂装置付き暖房装
置の構成を示す図であり、図1に示した実施形態1に対
応する部分には同一の符号を付す。
置の構成を示す図であり、図1に示した実施形態1に対
応する部分には同一の符号を付す。
【0054】上記の実施形態1では、暖房回路Bについ
ては、装置本体Z1の内外にわたって水漏れの検査を行
うようにしているが、この実施形態2では、落込回路D
および風呂回路Cを経由して、装置本体Z2の外部に位
置する暖房回路Bに水圧を加えることで、装置本体Z2
の外部にある暖房回路Bのみ水漏れ検査を行えるように
したものである。
ては、装置本体Z1の内外にわたって水漏れの検査を行
うようにしているが、この実施形態2では、落込回路D
および風呂回路Cを経由して、装置本体Z2の外部に位
置する暖房回路Bに水圧を加えることで、装置本体Z2
の外部にある暖房回路Bのみ水漏れ検査を行えるように
したものである。
【0055】つまり、装置本体Z2内部は、通常、これ
を組み立てて製品出荷する場合に、水漏れ検査が事前に
行われる。よって、現場施工での水漏れ検査が必要とな
るのは、装置本体Z2の外部に位置する暖房回路Bが主
体となる。
を組み立てて製品出荷する場合に、水漏れ検査が事前に
行われる。よって、現場施工での水漏れ検査が必要とな
るのは、装置本体Z2の外部に位置する暖房回路Bが主
体となる。
【0056】このような事情から、この実施形態2で
は、装置本体Z2内部にある暖房回路Bの往き側と戻り
側の配管部分にそれぞれに縁切り弁55a,55bが設け
られる一方、風呂回路Cが分岐配管53によって分岐さ
れ、その分岐配管53の他端が装置本体Z2の外部に位
置する暖房回路Bの往き側の外部配管29aに設けられ
た熱動弁33に接続されている。そして、分岐配管53
の途中には、開閉弁37および圧力センサ38が設けら
れている。
は、装置本体Z2内部にある暖房回路Bの往き側と戻り
側の配管部分にそれぞれに縁切り弁55a,55bが設け
られる一方、風呂回路Cが分岐配管53によって分岐さ
れ、その分岐配管53の他端が装置本体Z2の外部に位
置する暖房回路Bの往き側の外部配管29aに設けられ
た熱動弁33に接続されている。そして、分岐配管53
の途中には、開閉弁37および圧力センサ38が設けら
れている。
【0057】この実施形態2では、上記の縁切り弁55
a,55b、開閉弁37によって暖房回路B側の閉回路構
築手段が構成され、また、落込弁2、開閉弁37、およ
びアダプタ4によって、風呂回路C側の閉回路構築手段
が構成されている。
a,55b、開閉弁37によって暖房回路B側の閉回路構
築手段が構成され、また、落込弁2、開閉弁37、およ
びアダプタ4によって、風呂回路C側の閉回路構築手段
が構成されている。
【0058】その他の構成は、図1に示した実施形態1
の場合と同様であるから、詳しい説明は省略する。
の場合と同様であるから、詳しい説明は省略する。
【0059】次に、図4に示した構成において、水漏れ
検査を行う場合の手順について説明する。なお、この場
合の各弁の開閉等の制御は、図示しないコントローラに
よって行われる。
検査を行う場合の手順について説明する。なお、この場
合の各弁の開閉等の制御は、図示しないコントローラに
よって行われる。
【0060】ここでは、暖房回路Bの水漏れ検査の手順
について説明する。
について説明する。
【0061】給湯回路Aの水量サーボ弁1を閉じた状態
で、縁切り弁55a,55bを閉じて、装置本体Z4内部
の暖房回路Bを切り離す。
で、縁切り弁55a,55bを閉じて、装置本体Z4内部
の暖房回路Bを切り離す。
【0062】また、落込回路Dの落込弁2を開き、さら
に、分岐配管53の途中の開閉弁37を開いて、風呂回
路Cと装置本体Z2の外部に位置する暖房回路Bを連通
させる。
に、分岐配管53の途中の開閉弁37を開いて、風呂回
路Cと装置本体Z2の外部に位置する暖房回路Bを連通
させる。
【0063】次に、給湯回路Aの水量サーボ弁1を徐々
に開くと、給湯回路Aを通った水道の水圧が落込回路D
から風呂回路C、さらに分岐配管53を経由して装置本
体Z2の外部に位置する暖房回路Bに加わる。
に開くと、給湯回路Aを通った水道の水圧が落込回路D
から風呂回路C、さらに分岐配管53を経由して装置本
体Z2の外部に位置する暖房回路Bに加わる。
【0064】ただし、この場合、縁切り弁55a,55b
は閉じられているので、装置本体Z2内部側に水圧が加
わることはない。また、各回路Bの配管内にある空気
は、圧力安全弁50を経て排出されるようにすると、配
管内が確実に水張りされる。
は閉じられているので、装置本体Z2内部側に水圧が加
わることはない。また、各回路Bの配管内にある空気
は、圧力安全弁50を経て排出されるようにすると、配
管内が確実に水張りされる。
【0065】そして、圧力センサ38で検出される水圧
が所定の値Vaになるように前もって調整された圧力安
全弁50で余分な圧力を逃がしてから、水量サーボ弁
1、落込弁2、および開閉弁37を共に閉じる。これに
より、装置本体Z2外部にある暖房回路Bが閉回路とな
る。
が所定の値Vaになるように前もって調整された圧力安
全弁50で余分な圧力を逃がしてから、水量サーボ弁
1、落込弁2、および開閉弁37を共に閉じる。これに
より、装置本体Z2外部にある暖房回路Bが閉回路とな
る。
【0066】その後は、圧力センサ38の検出出力に基
づいて、図3に示したように、水漏れの合格、不合格を
判定し、その旨を検査者に知らせる。
づいて、図3に示したように、水漏れの合格、不合格を
判定し、その旨を検査者に知らせる。
【0067】これにより、装置本体Z2の外部にある暖
房回路Bの水漏れの検査を自動的に行うことができる。
房回路Bの水漏れの検査を自動的に行うことができる。
【0068】なお、この実施形態2においても、循環金
具7に圧力安全弁57付きのアダプタ4を取り付けれ
ば、風呂回路C側の水漏れ検査を行うことが可能であ
る。
具7に圧力安全弁57付きのアダプタ4を取り付けれ
ば、風呂回路C側の水漏れ検査を行うことが可能であ
る。
【0069】すなわち、分岐配管53の途中の開閉弁3
7を閉じておけば、実施形態1の場合と同様の手順で風
呂回路Cのみの水漏れ検査を独立して行うことができ、
また、分岐配管53の途中の開閉弁37を開いた状態に
しておけば、暖房回路Bと風呂回路Cの水漏れ検査を一
括して同時に行うことができる。
7を閉じておけば、実施形態1の場合と同様の手順で風
呂回路Cのみの水漏れ検査を独立して行うことができ、
また、分岐配管53の途中の開閉弁37を開いた状態に
しておけば、暖房回路Bと風呂回路Cの水漏れ検査を一
括して同時に行うことができる。
【0070】また、この実施形態2において、縁切り弁
55a,55bを設けず、手動弁60a,60bを前もって
閉めておいてもよい。ただし、この場合、圧力安全弁5
0は、閉回路中に設けることが必要である。
55a,55bを設けず、手動弁60a,60bを前もって
閉めておいてもよい。ただし、この場合、圧力安全弁5
0は、閉回路中に設けることが必要である。
【0071】実施形態3
図5は、本発明の実施形態3に係る給湯器付き暖房装置
の構成を示す図であり、図8に示した従来例に対応する
部分には同一の符号を付す。
の構成を示す図であり、図8に示した従来例に対応する
部分には同一の符号を付す。
【0072】この実施形態3では、図8に示した従来例
の構成と比較した場合、風呂回路Cおよび落込回路Dが
設けられておらず、これに伴い、暖房回路Bにおける風
呂ヒータ24および風呂熱動弁32が省略されている。
の構成と比較した場合、風呂回路Cおよび落込回路Dが
設けられておらず、これに伴い、暖房回路Bにおける風
呂ヒータ24および風呂熱動弁32が省略されている。
【0073】そして、装置本体Z3内において、暖房回
路Bの膨張タンク21に接続される配管の前後に縁切り
弁34,35が設けられ、また、暖房回路Bの一方の縁
切り弁34と暖房循環ポンプ31との間に給湯回路Aの
入水側から分岐された補水配管48の一端が接続され
て、この補水配管48の逆止弁47よりも下流側には圧
力センサ36が設けられている。さらに、戻り側の外部
配管29bを接続する接続金具28bには圧力安全弁50
が設けられている。
路Bの膨張タンク21に接続される配管の前後に縁切り
弁34,35が設けられ、また、暖房回路Bの一方の縁
切り弁34と暖房循環ポンプ31との間に給湯回路Aの
入水側から分岐された補水配管48の一端が接続され
て、この補水配管48の逆止弁47よりも下流側には圧
力センサ36が設けられている。さらに、戻り側の外部
配管29bを接続する接続金具28bには圧力安全弁50
が設けられている。
【0074】この実施形態3では、上記の補水弁30、
縁切り弁34,35によって暖房回路Bの閉回路構築手
段が構成されている。
縁切り弁34,35によって暖房回路Bの閉回路構築手
段が構成されている。
【0075】その他の構成は、図8に示した従来例の場
合と同様であるから、詳しい説明は省略する。
合と同様であるから、詳しい説明は省略する。
【0076】次に、図5に示した構成において、暖房回
路Bの水漏れ検査を行う場合の手順について説明する。
なお、この場合の各弁の開閉等の制御は、図示しないコ
ントローラによって行われる。
路Bの水漏れ検査を行う場合の手順について説明する。
なお、この場合の各弁の開閉等の制御は、図示しないコ
ントローラによって行われる。
【0077】この場合には、膨張タンク21の前後の縁
切り弁34,35を共に開き、さらに、補水弁30を開
いてから暖房循環ポンプ31を駆動する。これにより、
暖房回路Bの配管内にある空気は、膨張タンク21から
オーバフロー配管45を経て外部に排出され、回路Bの
配管内が確実に水張りされる。
切り弁34,35を共に開き、さらに、補水弁30を開
いてから暖房循環ポンプ31を駆動する。これにより、
暖房回路Bの配管内にある空気は、膨張タンク21から
オーバフロー配管45を経て外部に排出され、回路Bの
配管内が確実に水張りされる。
【0078】そして、膨張タンク21内に空気が残留し
ていないことが水位電極21で検出されたならば、暖房
循環ポンプ31の駆動を停止するとともとに、縁切り弁
34,35および補水弁30を共に閉じる。
ていないことが水位電極21で検出されたならば、暖房
循環ポンプ31の駆動を停止するとともとに、縁切り弁
34,35および補水弁30を共に閉じる。
【0079】この状態から、補水弁30を開くと、水道
の水圧が給湯回路Aの入水側の途中で分岐された補水配
管48を経由して暖房回路B内に加わる。ただし、この
場合、膨張タンク21の前後の縁切り弁34,35は閉
じられているので、膨張タンク21内に水圧が加わるこ
とはない。
の水圧が給湯回路Aの入水側の途中で分岐された補水配
管48を経由して暖房回路B内に加わる。ただし、この
場合、膨張タンク21の前後の縁切り弁34,35は閉
じられているので、膨張タンク21内に水圧が加わるこ
とはない。
【0080】そして、配管内の水圧が図3に示したよう
に、補水配管48の途中の圧力センサ36で検出される
水圧が所定の値Vaになるように前もって調整された圧
力安全弁50で余分な圧力を逃がしながら、補水弁30
を全閉にする。これにより、暖房回路Bが閉回路とな
る。
に、補水配管48の途中の圧力センサ36で検出される
水圧が所定の値Vaになるように前もって調整された圧
力安全弁50で余分な圧力を逃がしながら、補水弁30
を全閉にする。これにより、暖房回路Bが閉回路とな
る。
【0081】そこで、次に、圧力センサ36で検出され
る水圧が所定の値Vaから低下してVbの値になった時点
から、Vcの値に達するまでの時間t1,t2を計測し、そ
れらの時間t1,t2を基準時間tsと比較して、たとえば、
t1≧tsならば水漏れなしとして合格と判定し、t2<tsな
らば水漏れありとして不合格と判定する。
る水圧が所定の値Vaから低下してVbの値になった時点
から、Vcの値に達するまでの時間t1,t2を計測し、そ
れらの時間t1,t2を基準時間tsと比較して、たとえば、
t1≧tsならば水漏れなしとして合格と判定し、t2<tsな
らば水漏れありとして不合格と判定する。
【0082】そして、図示しないコントローラは、ブザ
ーやランプ等により、合格、不合格の旨を検査者に知ら
せる。
ーやランプ等により、合格、不合格の旨を検査者に知ら
せる。
【0083】これにより、装置本体Z3の内外にわたる
暖房回路Bの配管の水漏れの検査を自動的に行うことが
できる。
暖房回路Bの配管の水漏れの検査を自動的に行うことが
できる。
【0084】実施形態4
図6は、本発明の実施形態4に係る給湯器付き暖房装置
の構成を示す図であり、図5に示した実施形態3に対応
する部分には同一の符号を付す。
の構成を示す図であり、図5に示した実施形態3に対応
する部分には同一の符号を付す。
【0085】上記の実施形態3では、水漏れ検査の際の
水圧が膨張タンク21に直接加わらないように、膨張タ
ンク21の配管の前後に縁切り弁34,35を設けてい
るが、この実施形態4では、それらの弁34,35を省
略する代わりに、膨張タンク21を耐圧性のものとし、
かつ、オーバフロー配管45の途中に空気抜き弁40が
設けられている。さらに、暖房回路Bの装置本体Z4の
内部の戻り側の接続金具28bの下流側に圧力センサ4
1が設けられている。
水圧が膨張タンク21に直接加わらないように、膨張タ
ンク21の配管の前後に縁切り弁34,35を設けてい
るが、この実施形態4では、それらの弁34,35を省
略する代わりに、膨張タンク21を耐圧性のものとし、
かつ、オーバフロー配管45の途中に空気抜き弁40が
設けられている。さらに、暖房回路Bの装置本体Z4の
内部の戻り側の接続金具28bの下流側に圧力センサ4
1が設けられている。
【0086】この実施形態4では、上記の補水弁30、
空気抜き弁40によって暖房回路Bの閉回路構築手段が
構成されている。
空気抜き弁40によって暖房回路Bの閉回路構築手段が
構成されている。
【0087】その他の構成は、図5に示した実施形態3
の場合と同様であるから、詳しい説明は省略する。
の場合と同様であるから、詳しい説明は省略する。
【0088】次に、図6に示した構成において、暖房回
路Bの水漏れ検査を行う場合の手順について説明する。
なお、この場合の各弁の開閉等の制御は、図示しないコ
ントローラによって行われる。
路Bの水漏れ検査を行う場合の手順について説明する。
なお、この場合の各弁の開閉等の制御は、図示しないコ
ントローラによって行われる。
【0089】まず、空気抜き弁40を開いた状態で、補
水弁30を開いてから暖房循環ポンプ31を駆動する。
これにより、暖房回路Bの配管内にある空気は、膨張タ
ンク21からオーバフロー配管45を経て外部に排出さ
れ、回路Bの配管内が確実に水張りされる。
水弁30を開いてから暖房循環ポンプ31を駆動する。
これにより、暖房回路Bの配管内にある空気は、膨張タ
ンク21からオーバフロー配管45を経て外部に排出さ
れ、回路Bの配管内が確実に水張りされる。
【0090】そして、膨張タンク21内に空気が残留し
ていないことが水位電極46で検出されたならば、暖房
循環ポンプ31の駆動を停止するとともとに、空気抜き
弁40および補水弁30を閉じる。
ていないことが水位電極46で検出されたならば、暖房
循環ポンプ31の駆動を停止するとともとに、空気抜き
弁40および補水弁30を閉じる。
【0091】この状態から補水弁30を開くと、水道の
水圧が給湯回路Aの入水側の途中で分岐された補水配管
48を経由して暖房回路B内に加わる。
水圧が給湯回路Aの入水側の途中で分岐された補水配管
48を経由して暖房回路B内に加わる。
【0092】そして、圧力センサ41で検出される水圧
が所定の値Vaになるように前もって調整された圧力安
全弁50で余分な圧力を逃がしてから、補水弁30を全
閉にする。これにより、暖房回路Bが閉回路となる。
が所定の値Vaになるように前もって調整された圧力安
全弁50で余分な圧力を逃がしてから、補水弁30を全
閉にする。これにより、暖房回路Bが閉回路となる。
【0093】その後は、圧力センサ41の検出出力に基
づいて、図3に示したように、水漏れの合格、不合格を
判定し、その旨を検査者に知らせる。
づいて、図3に示したように、水漏れの合格、不合格を
判定し、その旨を検査者に知らせる。
【0094】これにより、装置本体Z4の内外にわたる
暖房回路Bの水漏れの検査を自動的に行うことができ
る。
暖房回路Bの水漏れの検査を自動的に行うことができ
る。
【0095】なお、圧力センサ41の取り付け場所は、
この実施形態4に限定されるものではなく、装置本体Z
4内部の暖房回路Bに適宜取り付けることが可能であ
る。
この実施形態4に限定されるものではなく、装置本体Z
4内部の暖房回路Bに適宜取り付けることが可能であ
る。
【0096】実施形態5
図7は、本発明の実施形態5に係る給湯器付き風呂装置
の構成を示す図であり、図8に示した従来例に対応する
部分には同一の符号を付す。
の構成を示す図であり、図8に示した従来例に対応する
部分には同一の符号を付す。
【0097】この実施形態5では、図8に示した従来例
の構成と比較した場合、暖房回路Bが設けられておら
ず、これに伴い、補水配管48が省略される一方、風呂
回路Cの装置本体Z5内の途中に追い焚き用の熱交換器
70が設けられている。
の構成と比較した場合、暖房回路Bが設けられておら
ず、これに伴い、補水配管48が省略される一方、風呂
回路Cの装置本体Z5内の途中に追い焚き用の熱交換器
70が設けられている。
【0098】そして、この実施形態5では、落込弁2、
およびアダプタ4によって、風呂回路Cの閉回路構築手
段が構成されている。
およびアダプタ4によって、風呂回路Cの閉回路構築手
段が構成されている。
【0099】その他の構成は、図8に示した従来例と同
様であるから、詳しい説明は省略する。
様であるから、詳しい説明は省略する。
【0100】次に、この風呂回路Cの水漏れ検査を行う
場合の手順について説明する。
場合の手順について説明する。
【0101】この場合には、循環金具7に圧力安全弁5
7付きのアダプタ4を取り付けた状態で、落込回路Dの
落込弁2を開く。そして、給湯回路Aの水量サーボ弁1
を徐々に開くと、給湯回路Aを通った水道の水圧が落込
回路Dを経由して風呂回路C内に加わる。そして、風呂
回路Cの配管内にある空気は、圧力安全弁57を経て外
部に排出されるようにすると、配管内が確実に水張りさ
れる。
7付きのアダプタ4を取り付けた状態で、落込回路Dの
落込弁2を開く。そして、給湯回路Aの水量サーボ弁1
を徐々に開くと、給湯回路Aを通った水道の水圧が落込
回路Dを経由して風呂回路C内に加わる。そして、風呂
回路Cの配管内にある空気は、圧力安全弁57を経て外
部に排出されるようにすると、配管内が確実に水張りさ
れる。
【0102】そして、図3に示したように、圧力センサ
5で検出される水圧が所定の値Vaに達したならば、水
量サーボ弁1および落込弁2を共に全閉にする。これに
より、風呂回路Cが閉回路となる。
5で検出される水圧が所定の値Vaに達したならば、水
量サーボ弁1および落込弁2を共に全閉にする。これに
より、風呂回路Cが閉回路となる。
【0103】その後は、圧力センサ5の検出出力に基づ
いて、図3に示したように、水漏れの合格、不合格を判
定し、その旨を検査者に知らせる。
いて、図3に示したように、水漏れの合格、不合格を判
定し、その旨を検査者に知らせる。
【0104】これにより、装置本体Z5の内外にわたる
風呂回路Cの水漏れの検査を自動的に行うことができ
る。
風呂回路Cの水漏れの検査を自動的に行うことができ
る。
【0105】上記の各実施形態1〜5に対して、次のよ
うな変形を加えることが可能である。
うな変形を加えることが可能である。
【0106】 実施形態1,2,5において、風呂回
路Cの水漏れ検査に際して、風呂回路Cの水位検出用の
圧力センサ5を水漏れ検査に兼用しているが、この圧力
センサ5で水圧変化を検出する代わりに、閉回路に圧力
ゲージを別途取り付け、これで水圧を検出するようにす
ることもできる。
路Cの水漏れ検査に際して、風呂回路Cの水位検出用の
圧力センサ5を水漏れ検査に兼用しているが、この圧力
センサ5で水圧変化を検出する代わりに、閉回路に圧力
ゲージを別途取り付け、これで水圧を検出するようにす
ることもできる。
【0107】 上記の各実施形態1,2においても、
暖房回路Bのみを対象とした水漏れ検査、あるいは風呂
回路Cのみを対象とした水漏れ検査を行うことが可能で
ある。
暖房回路Bのみを対象とした水漏れ検査、あるいは風呂
回路Cのみを対象とした水漏れ検査を行うことが可能で
ある。
【0108】 各実施形態1〜5において、水道によ
る水圧だけでは、暖房回路Bあるいは風呂回路Cに対す
る加圧力が不足して十分な水漏れ検査ができない場合に
は、水圧を加える際に循環ポンプ31,3を駆動して圧
力の不足分を補うようにすることもできる。
る水圧だけでは、暖房回路Bあるいは風呂回路Cに対す
る加圧力が不足して十分な水漏れ検査ができない場合に
は、水圧を加える際に循環ポンプ31,3を駆動して圧
力の不足分を補うようにすることもできる。
【0109】また、暖房熱交換器22、追い焚き用の熱
交換器70、風呂ヒータ24、あるいは図示しない凍結
防止用電気ヒータの加熱により配管内の湯水の温度を上
昇させ、体積膨張によって、内圧を上げるようにするこ
ともできる。
交換器70、風呂ヒータ24、あるいは図示しない凍結
防止用電気ヒータの加熱により配管内の湯水の温度を上
昇させ、体積膨張によって、内圧を上げるようにするこ
ともできる。
【0110】 上記の各実施形態1,2において、水
漏れ検査の際の暖房回路Bの風呂熱動弁32の開閉状態
についは言及しなかったが、装置本体内部を含めた暖房
回路Bの水漏れの有無を確認する上では、風呂熱動弁3
2を開いておくのが好ましいが、閉じておいてもかまわ
ない。
漏れ検査の際の暖房回路Bの風呂熱動弁32の開閉状態
についは言及しなかったが、装置本体内部を含めた暖房
回路Bの水漏れの有無を確認する上では、風呂熱動弁3
2を開いておくのが好ましいが、閉じておいてもかまわ
ない。
【0111】 上記の各実施形態1,2において、暖
房回路Bのみを対象とする水漏れ検査を行うときの加圧
は、浴槽10の循環器具7に対して図2に示したアダプ
タ4を装着せずに、落とし込み水流の動圧によって暖房
回路Bを加圧するようにしてもよい。
房回路Bのみを対象とする水漏れ検査を行うときの加圧
は、浴槽10の循環器具7に対して図2に示したアダプ
タ4を装着せずに、落とし込み水流の動圧によって暖房
回路Bを加圧するようにしてもよい。
【0112】 上記の各実施形態1〜5では、水圧検
出開始直後から水圧が次第に低下して基準値Vcに達す
るまでに要する時間t1,t2の短長によって水漏れの有無
を検査しているが、これに限らず、一定時間たとえばt1
の間の圧力低下の度合いに応じて水漏れの有無を判定す
るようにすることも可能である。
出開始直後から水圧が次第に低下して基準値Vcに達す
るまでに要する時間t1,t2の短長によって水漏れの有無
を検査しているが、これに限らず、一定時間たとえばt1
の間の圧力低下の度合いに応じて水漏れの有無を判定す
るようにすることも可能である。
【0113】
【発明の効果】本発明によれば、温水暖房を行う暖房装
置、風呂の湯張り、追い焚き等を行う風呂装置、および
これらの両装置を組み合わせた風呂装置付き暖房装置に
ついて、各装置を構成する暖房回路や風呂回路をそれぞ
れ独立、あるい両回路を一括して自動的に水漏れ検査を
行えるので、従来の検査のための余分な労力や時間を可
及的に削減することができる。
置、風呂の湯張り、追い焚き等を行う風呂装置、および
これらの両装置を組み合わせた風呂装置付き暖房装置に
ついて、各装置を構成する暖房回路や風呂回路をそれぞ
れ独立、あるい両回路を一括して自動的に水漏れ検査を
行えるので、従来の検査のための余分な労力や時間を可
及的に削減することができる。
【図1】本発明の実施形態1に係る風呂装置付き暖房装
置の構成を示す図
置の構成を示す図
【図2】風呂回路の水漏れ検査の際に使用するアダプタ
を、浴槽の循環金具に取り付ける場合の説明図
を、浴槽の循環金具に取り付ける場合の説明図
【図3】水漏れ検査の合格、不合格の判定を行う場合の
説明図
説明図
【図4】本発明の実施形態2に係る風呂装置付き暖房装
置の構成を示す図
置の構成を示す図
【図5】本発明の実施形態3に係る暖房装置の構成を示
す図
す図
【図6】本発明の実施形態4に係る暖房装置の構成を示
す図
す図
【図7】本発明の実施形態5に係る風呂装置の構成を示
す図
す図
【図8】従来の風呂装置付き暖房装置の構成を示す図
Z1〜Z5…装置本体、A…給湯回路、B…暖房回路、C
…風呂回路、D…落込回路、1…水量サーボ弁、2…落
込弁、3…風呂循環ポンプ、4…アダプタ、5.36,
38,41…圧力センサ、7…循環金具、10…浴槽、
20…放熱器、21…膨張タンク、22…暖房熱交換
器、24…風呂ヒータ、26a,26b,29a,29b…
外部配管、30…補水弁、31…暖房循環ポンプ、3
4,35…縁切り弁、36…短絡弁、37…開閉弁、4
5…オーバフロー配管、48…補水配管、52…短絡配
管、53…分岐配管。
…風呂回路、D…落込回路、1…水量サーボ弁、2…落
込弁、3…風呂循環ポンプ、4…アダプタ、5.36,
38,41…圧力センサ、7…循環金具、10…浴槽、
20…放熱器、21…膨張タンク、22…暖房熱交換
器、24…風呂ヒータ、26a,26b,29a,29b…
外部配管、30…補水弁、31…暖房循環ポンプ、3
4,35…縁切り弁、36…短絡弁、37…開閉弁、4
5…オーバフロー配管、48…補水配管、52…短絡配
管、53…分岐配管。
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フロントページの続き
(72)発明者 寿山 英也
兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式
会社ノーリツ内
(72)発明者 図子 良広
兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式
会社ノーリツ内
(72)発明者 青木 剛司
兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式
会社ノーリツ内
(72)発明者 岸尾 浩次
兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式
会社ノーリツ内
(72)発明者 太田 浩志
兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式
会社ノーリツ内
(72)発明者 梁田 晃宏
兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式
会社ノーリツ内
(72)発明者 松田 和俊
兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式
会社ノーリツ内
(72)発明者 片岡 寿人
兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式
会社ノーリツ内
(72)発明者 辻 栄一
兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式
会社ノーリツ内
(72)発明者 田中 貴之
兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式
会社ノーリツ内
(56)参考文献 特開 平9−178200(JP,A)
実開 平5−64651(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F24D 3/08
F24D 3/10
Claims (10)
- 【請求項1】 膨張タンク、暖房循環ポンプ、暖房熱交
換器、および温水暖房用の各種の放熱器が順次接続され
てなる暖房回路を有し、この暖房回路に外部補水用の補
水配管が接続されるとともに、前記暖房回路を大気中に
開放されない閉回路にする閉回路構築手段を備える風呂
装置付き暖房装置において、 前記閉回路構築手段は、暖房回路の前記膨張タンクの前
後の暖房回路の途中に縁切り弁を配置するとともに、前
記縁切り弁によって区切られた膨張タンクを備えていな
い暖房回路の部分に前記補水配管を接続してなることを
特徴とする風呂装置付き 暖房装置。 - 【請求項2】 膨張タンク、暖房循環ポンプ、暖房熱交
換器、および温水暖房用の各種の放熱器が順次接続され
てなる暖房回路を有し、この暖房回路に外部補水用の補
水配管が接続されるとともに、前記暖房回路を大気中に
開放されない閉回路にする閉回路構築手段を備える風呂
装置付き暖房装置において、 前記閉回路構築手段は、膨張タンクを耐圧性のものとす
るとともに、膨張タンクのオーバーフロー配管の途中に
空気抜き弁を配置してなることを特徴とする風呂装置付
き暖房装置。 - 【請求項3】 温水暖房用の各種の放熱器に接続される
暖房回路と、浴槽に接続される風呂回路とを備え、前記
暖房回路は、膨張タンク、暖房循環ポンプ、暖房熱交換
器、および補水配管が設けられてなり、また、前記風呂
回路は、風呂循環ポンプ、風呂熱交換器、浴槽に設けた
循環金具、および落込配管が設けられてなる風呂装置付
き暖房装置において、 前記暖房回路と風呂回路との少なくとも一方を大気中に
開放されない閉回路にする閉回路構築手段を備える こと
を特徴とする風呂装置付き暖房装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の風呂装置付き暖房装置に
おいて、 前記閉回路構築手段は、暖房回路と風呂回路とを短絡配
管を介して接続し、暖房回路の膨張タンクの前後に縁切
り弁を配置し、かつ、風呂回路を浴槽に接続する循環金
具に回路短絡用のアダプタを取り付けて なることを特徴
とする風呂装置付き暖房装置。 - 【請求項5】 請求項3記載の風呂装置付き暖房装置に
おいて、 前記閉回路構築手段は、放熱器の前後の暖房回路の往き
側と戻り側それぞれに縁切り弁を設ける一方、風呂回路
を分岐配管によって分岐し、その分岐配管の他端を、装
置本体の外部に位置しかつ前記両縁切り弁で仕切られた
暖房回路の部分に接続してなることを特徴とする風呂装
置付き暖房装置。 - 【請求項6】 請求項1記載の風呂装置付き暖房装置に
ついて、 膨張タンクの前後の縁切り弁を閉じるとともに、補水配
管の途中に設けた補水弁を開いて、穂水配管を経由して
暖房回路に水圧を加えることを特徴とする水漏れ検査方
法。 - 【請求項7】 請求項2記載の風呂装置付き暖房装置に
ついて、 オーバーフロー配管の空気抜き弁を閉じるとともに、補
水配管の途中に設けた補水弁を開いて補水配管を経由し
て暖房回路に水圧を加えることを特徴とする水漏れ検査
方法。 - 【請求項8】 請求項4記載の風呂装置付き暖房装置に
ついて、 膨張タンクの前後の縁切り弁を閉じるとともに、短絡配
管の途中に設けた短絡弁を開いて、落込配管、風呂回
路、および短絡配管を経由して暖房回路に水圧を加える
ことを特徴とする水漏れ検査方法。 - 【請求項9】 請求項5記載の風呂装置付き暖房装置に
ついて、往き側と戻り側の各縁切り弁を供に閉じるとともに、分
岐配管の途中の開閉弁を開いて、風呂回路から分岐配管
を経由して装置本体外部に位置する 暖房回路に水圧を加
えることを特徴とする水漏れ検査方法。 - 【請求項10】 請求項6ないし請求項9のいずれかに
記載の水漏れ検査方法において、 所定の水圧を加えてから回路内の水圧検出を開始し、そ
の水圧検出開始直後から水圧が次第に低下して基準値に
達するまでに要する時間の短長、または、圧力低下の度
合いに応じて水漏れの有無を判定する ことを特徴とする
水漏れ検査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22365697A JP3536604B2 (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 風呂装置付き暖房装置、および装置の水漏れ検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22365697A JP3536604B2 (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 風呂装置付き暖房装置、および装置の水漏れ検査方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1163523A JPH1163523A (ja) | 1999-03-05 |
JP3536604B2 true JP3536604B2 (ja) | 2004-06-14 |
Family
ID=16801607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22365697A Expired - Fee Related JP3536604B2 (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 風呂装置付き暖房装置、および装置の水漏れ検査方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3536604B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3625719B2 (ja) | 1999-12-07 | 2005-03-02 | 富士通株式会社 | ガス放電表示装置 |
-
1997
- 1997-08-20 JP JP22365697A patent/JP3536604B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1163523A (ja) | 1999-03-05 |
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