JP3532622B2 - 経皮連結用の外科手術器具 - Google Patents
経皮連結用の外科手術器具Info
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Description
4,465,065号で開示されている外科手術器具の
改良に関するものである。この外科手術器具は、皮膚や
組織を大きく切開する必要なく、予め穴を開けた連結プ
レートによって大腿骨の骨折した頸部を大腿骨幹に連結
するのに役立つ。
レートは鋭く尖った下方縁部を有しており、連結プレー
トはこの下方縁部によって転子領域の小さな切開部を通
って通過し、大腿骨幹と接触する。手術の間、連結プレ
ートは一時的に連結アームの水平部分に取り付けられ、
同時に連結アームの垂直部分が連結プレートに対し平行
に延び、且つ連結プレートの穴と共軸線上にある穴を備
える。同心案内チューブは連結アームの水平部分の穴を
通り挿入され、柔らかい組織を通り連結プレートまで押
され、X線装置で観察できる正確な位置において骨の部
分に予め穴を開けるための案内部材として役立つ。予め
穴を開けた後、内側案内チューブは取り外され、外側チ
ューブが長ネジの挿入に役立ち、後に取り除かれる。長
ネジは締められて骨折部分に接触する。ここでは、連結
プレートの穴と共軸線上にある連結アームの穴に挿入さ
れたチューブを通して適切に穴を開けた後、大腿骨幹に
連結プレートを確実に取り付けるのに役立つ短ネジを、
連結アームの垂直部分を通して挿入する。ここで連結ア
ームは連結プレートから取り外され、傷口を塞ぐ。
は同様であり、同じ目的に役立つが、参照している種類
の手術における使用中に発見した元の外科手術器具のあ
る欠点を避けるようになっている。主な欠点は、骨の素
早い手当てと患者による四肢の素早い使用に最も重要な
作業である骨折部分の能動的な締めつけを長ネジではで
きないということと、長ネジが連結プレートの穴に十分
に案内されずにぐらぐらしてしまい、連結後の骨折部が
不安定であることがしばしば起こることと、長ネジは、
患者が歩きはじめ骨折部に圧力がかかると、骨から柔ら
かい組織へ突出してしまうことと、手術中に穴を開ける
ことが困難な大腿骨に連結プレートをしっかり取り付け
ることができないことである。
た構成要素を提供することによってこれらの欠点をなく
すことを目的とし、この構成要素は、一方で手術の進行
を促進し且つ短時間にし、他方で完全に連結した後で骨
折部分を締めつけて完全に整列させて保持する。更に、
十分な空間が連結ネジから軸線方向へ摺動するために提
供され、一方で連結プレートから突出することを防ぐ。
細な説明に入る前に、以下のような方向に関する表現が
手術中の大腿骨、工具、連結プレート、ネジに対して使
用されることに注意していただきたい。いかなる部分に
おける『頂部』および『上方部分』という表現は大腿骨
の頂部の方を示しており、『底部』または『下方部分』
は膝の関節に向かう方向を示している。『内側』または
『内側部分』という表現は骨の外側に近い部分またはそ
の方向を向いている部分を示しており、一方で『外側』
または『外側部分』は手術されている人の外側、または
骨から離れて向いている部分を示している。
且つ固定するための改良された外科手術器具は、(A)
手術後に体内に残される構成要素を具備している。この
構成要素は、(1)連結プレートを具備しており、その
連結プレートは、皮膚の小さな切開部を通しての挿入を
可能にする尖った端部を有する直線下方部分を具備する
実質的に長方形の断面であり且つ大腿骨に沿って最終位
置へ柔らかい組織を通って押される。その連結プレート
の上方端部は短く且つ骨の外形に適合するように外側へ
曲げられる。その連結プレートは、保持工具に対し連結
プレートを接続するのに役立つネジ穴と少なくとも1つ
の直線穴とによって貫通されている。直線部分の上方部
分は斜めに向いた2つのネジ穴によって貫通されてお
り、下方部分は2つ以上の直線皿穴によって貫通されて
おり、その全ては骨部分に予め穴を開けるためのドリル
を案内し且つ大腿骨幹に連結プレートを確実に取り付け
て骨折部分の連結するためにネジを挿入するのに使用さ
れる。構成要素は、(2)2つの長ネジを更に具備して
おり、この長ネジは骨折部分を連結プレートに連結する
のに使用され、且つ比較的短いスリーブで長手方向およ
び回転方向へ可動に確実に案内される外側端部を有す
る。大腿骨の頸部を通る上方穴を通って延び、且つヘッ
ド部分へネジ止めされ、スリーブの外側端部は連結プレ
ートの2つの上方穴のネジに確実に保持され、従ってネ
ジを確実な位置に保持すると同時に、軸線方向の運動を
可能にする。ネジの外側端部は凹んでおり、各々はネジ
穴に続く六角形または他の多角形の断面の共軸線上の凹
部を具備する。スリーブの内側端部は僅かに曲げられて
おり、ネジはネジの段部と接触することによってスリー
ブから抜けてしまうのを防ぐ。構成要素は、(3)連結
プレートの下方部分を大腿骨幹に取り付けてヘッドを皿
穴内に隠す2つ以上の短ネジを更に具備する。改良され
た外科手術器具は、(B)常置構成要素の挿入および固
定のための補助器具を更に備えており、この補助器具
は、(1)連結プレートの上方端部へ連結するための短
い水平部分と連結プレートの方向に対し平行に延びるよ
り長い垂直部分とを含む角状連結アームを具備する。垂
直部分は斜めに向いた2つの穴とより直線の穴とによっ
て貫通されており、これらの全ては連結プレートの穴と
共軸線上にあり且つより大きい直径であり、案内チュー
ブの通過および固定を許容する。角状連結アームは好ま
しくは案内チューブを配置するための設定ネジとその下
方端部において照準器具を取り付けるための手段とを備
える。短い水平部分は長手方向へ貫通しており、長ネジ
と連結プレートの上方端部のネジ穴および直線穴と係合
するための少なくとも1つの突出するピンとを含む。補
助器具は、(2)連結プレートの斜め穴に対応して連結
アームの穴を通って延びるのに十分な長さの2つの長い
複合の案内チューブを更に具備する。これらは骨折した
頸部へ挿入され且つネジ止めされるべきネジの直径に対
応した内径の外側チューブと、2つの内側可動チューブ
とを含み、つまり、骨に押されるべき案内ワイヤの直径
に同心に穴を開けられた第1チューブと、2つの長ネジ
の受入れのための穴を開けるのに適したドリルの直径に
同心に穴を開けられた第2チューブを含む。補助器具
は、(3)連結プレートを大腿骨幹へ確実に取り付ける
ためのネジを最終的に挿入する前に、骨に予め穴を開け
るのに役立つ連結プレートの対応する穴まで、連結アー
ムの直線穴に挿入するための2つ以上のより短い案内チ
ューブを更に具備する。補助器具は、(4)連結プレー
トおよび骨折部分に長ネジおよびスリーブを挿入し且つ
固定するのに適した特別なドライバーを具備する。
実に連結され、骨折部が連結され長ネジによって適切に
締めつけられた後に体から取り外され、その後に傷口を
包帯で塞ぐ。
開示される外科手術器具と合わせて上記のようになさ
れ、本発明に従った外科手術器具においては、長ネジ
は、連結プレートの穴に確実に接続されるネジ端部を有
するそれぞれのスリーブで軸線方向に能動的な動きおよ
び受動的な動きの両方が可能である。この特徴によって
外科医が骨折部分を能動的に締めつけることが可能とな
り、ネジのヘッドが徐々に柔らかい組織へ突出して、そ
して刺激したり傷つけたりすることを防ぐ。更に、本発
明に従った改良された補助器具は手術を容易にするだけ
でなく、以前よりも時間を必要とせず、患者と外科医の
双方にとって大きな恩恵がある。
を、種々の常置器具と補助器具の構成要素を示す図面を
参照しながら詳細に記述する。
れ且つ連結プレートを所定位置に保持すると同時に骨の
表面に連結プレートを押しつけるような把持具になって
おり、且つ骨の遠い側部を把持するのに役立つ第1フッ
ク状部材を含んでおり、そのフックの一端部は長い直線
ネジバーの形状になっており、続いて四肢の外側へ延
び、一方でフックの裏は細くなって鋭いノミまたはナイ
フ刃を形成しており、続いて直線バーに沿って摺動的に
可動なチューブになっており且つグリップの形状の外側
端部において終端するフック状部材の一端部と共に骨の
近い側に配置される連結プレートを把持するのに役立つ
第2フック状部材と、ネジバーの外側端部に解放的に取
付け可能な直線ハンドルと、ネジバーで可動な蝶ナット
とを更に含む。
面する歯付き面を備えており、一方で、他の実施例にお
いては、これらの面は連結プレートを安全に包囲するよ
うな形状になっている。
ら横に延びる突出部に枢動可能に取り付けられる歯付き
フックを含んでおり、従って、歯付きフックは骨に角度
的に整列して配置される連結プレートと係合することが
可能となる。
であり、締結されるべき連結プレートの形状をしてい
る。
を通って四肢に挿入され、四肢に押され、第1部材のフ
ックが遠い側にあり、第2部材のフックが近い側にある
状態で2つのフックが骨の1つの側へ配置されるまで、
柔らかい組織や筋肉を切断しながら、骨の方向に対し平
行にされる。ここで第1部材を徐々に直角に回転し、フ
ックが骨の後方側部を把持するまで鋭く尖った縁部を筋
肉や組織を通って押す。その後、同様に第2部材の歯が
連結プレートに対面するまで第2部材を回転する。連結
プレートを骨に押しつけ、その連結プレートがそこにし
っかり保持されるまで、蝶ナットを回転して、第2部材
を連結プレートに向かって進める。連結プレートの穴を
通って骨物質に穴を開けて、連結プレートと骨とを通っ
てネジを締めた後、外科手術器具は逆の手順で取り外さ
れ、傷口を塞ぎ、包帯を巻くことができる。
直線の下方の主部分1と、骨の外形に合うように主部分
1に対し外側へ曲げられたヘッド部分2とを含む。ヘッ
ド部分2は、以下で更に詳細に説明するように、連結ア
ームの水平部分に接続するための1つのより大きいネジ
穴3と2つのより小さい穴4とを含む。ヘッド部分2の
次に、斜めの方向に向いた2つのネジ穴5が約130°
の角度で主部分1を貫通しており、その主部分1の外面
は2つの突出部6によって厚くなっており、従ってネジ
穴5の長さが長くなっている。2つのネジ穴の下方にお
いて、3つの皿穴7が主部分1に対し直角にその主部分
1を通って開けられている。主部分1の下方端部は、皮
膚の小さな切開部を通して主部分1を挿入する際に大腿
骨幹の近くの柔らかい組織および筋肉を貫通するよう
に、鋭くなっている(参照番号8)。
と、そのスリーブIIIとが示されている。この長ネジ
IIは比較的長いシャフト10と、木ネジに設けられる
のと同様のネジ山11を備える内側端部と、六角形部分
12として凹んで、より小さい直径のネジ穴13に続く
外側端部とを含む。長ネジIIの外側端部は摺動可能に
且つしっかりとスリーブ14の内穴に挿入され、このス
リーブ14は外側ネジ山15を備える外側端部を有し、
且つ図12、図13、および図14で示されている特別
なドライバーと係合する2つまたは4つのスロット16
を備える。組み立てられた長ネジIIとスリーブIII
とは図7に側面部分断面図で示されている。スリーブI
IIの内側端部は内側に曲げられており(参照番号1
8)、従ってネジシャフト10の段部17と接触するこ
とによって、ネジが摺動してスリーブIIIから抜けて
しまうのを防ぐ。3つの皿穴7によって連結プレートI
を大腿骨幹に連結するための3つのネジは、同様の手術
で使用される通常の種類および大きさであるので図示し
ていない。
ジIIを挿入して締めて、長ネジIIの挿入後に骨折部
分を押しつけるための補助器具を示している。主要な器
具はL字連結アームIVであり、この連結アームIVは
互いに直角にしっかりと接続された水平部分20と垂直
部分21とを含む。水平部分20は内側端部に2つのピ
ン(図示せず)を備え、これらのピンは連結プレートI
の穴4と係合して、連結プレートIを垂直部分21に対
し正確に平行にする。接続ネジ22は水平部分20の中
央穴を通って延び、グリップ23によって連結プレート
Iのネジ穴3に係合して連結アームIVを連結プレート
Iに接続する。同時に、2つのピンは穴4に入り、連結
プレートIと連結アームIVの相対回転運動を防ぐ。接
続ネジ22は中空であるので、骨に強制的に挿入し且つ
大腿骨に対し連結プレートIと連結アームIVとの両方
を正確に配置するためのグリップ25を備えた長い先の
尖ったバー24を通すことができる。垂直部分21は大
きい斜めの方向を向いた2つの穴26を含み、これらの
穴26は連結プレートIのネジ穴5と共軸線上で整列し
ており、且つより大きい直径である。2つの穴26の上
方に、より小さな3つの穴27が垂直部分21に対し直
角にその垂直部分21を通り且つ連結プレートIの皿穴
7と共軸線上で整列して開けられている。設定ネジ28
は穴26および穴27の側部を貫通しており、管状ガイ
ドを所定位置に保持するのに役立つ。連結アームIVの
付加的な特徴は垂直部分21の下方端部を貫通する横長
穴29であり、この横長穴29は設定ネジ28’によっ
て取り付けられるロッド状の照準器具を保持するのに適
している。図15は、所定位置にある照準器具と、連結
されるべき骨折部の上下に配置されたX線装置とを示し
ている。
術の第1段階が示されている。小さな切開部から大腿に
連結プレートIを挿入し、そしてX線装置および照準器
具によって見えるように適切な位置へ摺動した後、案内
ワイヤ30によって頸部に対する正確な位置が見つけら
れるようになっており、この案内ワイヤ30は内側管状
ガイド32を通って大腿骨幹の骨物質(bone material)
へ、そして頸部の骨へ挿入されており、内側管状ガイド
32は連結アームIVの穴26を通って連結プレートI
のネジ穴5へ延びる外側チューブ31内に配置されてい
る。内側管状ガイド32が連結プレートIの穴5にねじ
りこまれると、案内ワイヤ30を中央配置(centering)
することができ、そして連結プレートIから外れること
を防ぐ。正確に配置されない場合には、案内ワイヤ30
は抜けてしまい、連結プレートIは連結アームIVによ
って別の位置へ動かされ、案内ワイヤ30は再び骨へ挿
入される。X線の走査によって位置が正確であると分か
った場合には、先の尖ったバー24が骨に強制的に押さ
れて、骨と連結プレートIとの位置を最終的に固定し、
この際に案内ワイヤ30および内側管状ガイド32は取
り外される。これらはより広い内部穴を有する第2内側
管状ガイドと交換され、ドリルをそこに挿入し、機械的
に回転して大腿骨幹と頸部とに穴を開け、続いて長ネジ
IIの1つをその穴に挿入する。
る特別なドライバーVは、同心に配置される3つのシャ
フトを具備しており、これらシャフトは軸線方向および
回転方向共に独立して動くことが可能である。これらシ
ャフトは、(1)長ネジIIの後方端部のネジ穴13と
係合し且つドライバーの外側端部のグリップによって回
転されるのに適したネジ端部41を有する最も内側のシ
ャフト40と、(2)長ネジIIの六角形凹部12と係
合するための六角形端部44を有する内側管状シャフト
43と、この内側管状シャフト43は、この内側管状シ
ャフト43にしっかりと取り付けられるディスク46を
介して円筒形グリップ45によって予めドリルで穴を開
けられた骨物質に長ネジIIをねじりこむために回転さ
れ、(3)ネジスリーブIIIのスロット16と係合す
るための十文字の縁部48の内側端部を有する最も外側
の管状シャフト47と、この管状シャフト47は円筒形
グリップ49によってスリーブIIを連結プレートIに
ねじりこむために回転され、(4)可動の内側管状シャ
フト43で回転方向および長手方向に可動な外側スリー
ブ56とを含み、この外側スリーブ56は内側管状シャ
フト43の長手方向の動きを制限するのに役立つピン5
9と係合する周囲凹部58を備え、第2周囲凹部が外側
スリーブ56の他端部に設けられて制止部材57と係合
する。
とが可能であり、つる巻きバネ50によって通常の位置
へ押され、同時に管状シャフト43を更に軸線方向へ動
かすことは、停止部材57を引き抜くことによって可能
となる。これらの特別の使用については手術の最終段階
と関連して更に説明する。
る手術の最終段階が図10に示されており、骨が斜め穴
を通って貫通された後に、内側管状ガイド32は取り外
される。ここで2つのネジ−スリーブ組立体をドライバ
ーVによって以下のように一つづつ挿入し、締める。長
ネジIIは外側端部までスリーブIIIへ引き戻され、
ドライバーVの六角形端部44はネジ端部の対応した形
状の凹部12に押される。グリップ42を回転し、つる
巻きバネ51の付勢力に対向してグリップ42を押すこ
とによって、ドライバーVの最も内側のシャフト40の
ネジ端部41が長ネジIIのネジ穴13にねじこまれ、
同時に最も外側の管状シャフト47の突出縁部48がつ
る巻きバネ50によってスリーブIIIの端部のスロッ
ト16へ押しつけられる。ネジ端部41をネジ穴13へ
更に締めることによって、ネジ−スリーブ組立体がドラ
イバーVに接続し且つしっかりと取り付けられる。ここ
でドライバーVによってネジ−スリーブ組立体は外側管
状ガイド31を通って内方向へ押され、スリーブIII
のネジが許容する限り回転され、スリーブIIIはグリ
ップ49を回転することによって連結プレートIの穴5
にねじこまれる。制止部材57を引き抜くことによっ
て、カラー46によって内側管状シャフト43に接続さ
れるグリップ45は内方向へ動かされるようになり、従
って内側へ内側管状シャフト43を押す。グリップ45
を内方向へ回転し且つ押すことによって、長ネジIIは
スリーブIIIに沿って動かされ、骨折した大腿骨の頭
部に向かって押しつけられ、骨物質の予め開けられた穴
に挿入され、X線装置によって見るのに必要な深さへ達
すると直ぐに、または長ネジIIの段部17がスリーブ
3の曲げられた端部18に達する時はいつでも回転を停
止する。周囲溝61と係合するピン60は、グリップ4
2が外方向へ動かされると同時につる巻きバネ51によ
ってそこへ押される距離を制限する。更に、骨折してい
る間、押付ピン60はグリップ42を介してグリップ4
5から最も内側のシャフト40まで負荷を伝達する。大
腿骨幹の方へ骨折した大腿骨の頭部を引っ張り、骨折を
押しつけるために、後退器具VIが対応穴53へ挿入され
るピン52によってグリップ45およびグリップ49に
取り付けられる。ハンドル54を回転することによっ
て、ネジ55がグリップ49とグリップ45および(ピ
ン60によって)グリップ42とを引っ張り離し、従っ
て取り付けられた長ネジIIを、連結プレートIにしっ
かりとねじ込まれ且つ取り付けられるスリーブIIIへ
引っ張る。第1長ネジを挿入して固定した後、先の尖っ
たバー24は取り外され、第2長ネジが同様に骨折部分
に挿入される。
Iを大腿骨幹に2つから3つの短いネジによってしっか
り取り付ける。このために、短い管状ガイドを連結アー
ムIVの穴27の1つを通して組織に挿入し、設定ネジ
28によって取り付ける。その後、従来の方法で穴を開
け、ネジ33を挿入し、ネジ33のヘッドが皿穴7に配
置され、連結プレートIからそのヘッドが突出しないよ
うにする。全てのネジを固定し、ネジ22を取り外して
連結アームIVを連結プレートIから体の外へ取り外し
た後、皮膚の切開部を塞ぎ、傷に包帯を巻く。
図1および図2で示された連結プレートを簡単にした実
施例を示している。最初の実施例との違いは、外側に曲
げられたヘッド部分2と、2つの小さな穴4と、2つの
突出部6とが排除されていることであり、他の構成要素
は両方の実施例で同じであり、同一の参照番号を付して
ある。ここでの連結プレートはより厚い上方部分を有し
ており、一方で下方部分が図1で示されたのとほぼ同じ
厚さである。曲げられたヘッド部分の代わりに、厚い上
方部分の下側は大腿骨の形状に対応した傾斜102に切
り取られている。図1で見られる突出部6はネジ穴5の
十分な長さを確保するのに必要であるが、ここでの連結
プレートのより大きい厚さによって、材料はこれらの穴
のために十分である。図1の2つの穴4は、その穴4と
係合する2つのピンによって連結アームIVに接続する
ために必要である。ここでの接続はアームの湾曲端部1
20を連結プレートの丸くなった頂面に係合することに
よってなされ(図18参照)、従って2つはしっかりと
保持され真っ直ぐに整列される。
れており、グリップ49とグリップ45を離すための手
段はカップ状のスペーサ62である。スペーサ62はグ
リップ49の外ネジと協働する内ネジを備える。スペー
サ62を回転して、スペーサ62を後方へ動かし、グリ
ップ45に接触させ、ピン60を介してグリップ42を
後方へ動かし、従って長ネジIIをネジ端部の雌ネジの
ネジ穴13と係合するネジ端部41によってスリーブへ
後方へ引っ張り、従って骨折部を締めつける。
器具の形状と使用とを示している。この照準器具は、骨
折した骨に挿入されるネジを最適な最終位置に配置する
ために、手術の初期段階で使用される。これは連結アー
ム21に取り付けられ、大腿部の外側から骨折部の方向
へ調節される。X線装置73、74によって大腿骨の頸
部に対する照準器具の位置を見ることによって、連結プ
レートIと補助器具の位置が調整され、最も適切な位置
へ配置される。照準器具は照準ロッド70を具備してお
り、その照準ロッド70は締結手段72によって直角に
接続バー71の端部に接続される。接続バー71は連結
アーム21の底端部に横長穴29に所定位置に保持さ
れ、且つ設定ネジ28’によってその横長穴29に取り
付けられる。連結プレートIを調節した後で、照準器具
は取り外される。公知のように、手術の更なる全ての段
階は、X線観察によって同様に制御される。
は、第1フック状部材Aと、第2フック状部材Bと、蝶
ナットCと、直線ハンドルDとを含む。第1フック状部
材Aは歯付き内側面111を有する丸くなったフック1
10から構成され、このフック110の1つの端部は続
いて直線ネジバー113の形状になっており、この直線
ネジバー113は手術の間に外科医に向かって四肢の外
側へ延びる。フック110の裏側または外側面114は
狭くなって、鋭いノミまたはナイフ刃を形成しており、
筋肉や組織を通るそれ自身の進路を切り開く。
滑るチューブ124から構成され、且つこのネジバー1
13に沿って摺動可能であり、このチューブ124は第
1フック状部材Aのフック110に向かって開いている
フック121で終端し、且つ第1フックの反対の歯12
2を備える側部を有する。チューブ124の他端部はグ
リップ123を形成しており、これによって骨と連結プ
レートIの器具の配置と調節が可能である。第3構成要
素の蝶ナットCはネジバー113のネジと協働する雌ネ
ジ131によって貫通された中央ハブと、対向する2つ
の翼132とから構成される。ハンドルDは確実なグリ
ップを提供するために適切な溝(141)を設けられた
直線バー140であり、ネジ穴142によって中央が貫
通しており、そのネジ穴142はネジバー113と協働
する。
の遠方端部の突出部125にピン126によって枢動可
能に取り付けられる第2フック状部材のフックを除い
て、図23で示したものと実質的に同一である。残りの
全ての部分は図23の器具と同一である。
と実質的に同一であるが、フックの内側に歯が設けられ
ず、骨に締結するような連結プレートの形状をしてい
る。
平行になるまで、皮膚の小さな切開部を通り、柔らかい
組織と筋肉とを通るそれ自身の進路を切り開きながら、
四肢へ押される。ここでは第1フック状部材は、図27
および図28から分かるように、それが骨の後方側部を
把持するまでハンドルDによってほぼ直角に回転されて
いる。ここで、他のフックは、連結プレートEに面する
までほぼ直角に回転されており、連結プレートEが骨で
しっかり締結されるまで蝶ナットCによって連結プレー
トEに向かって進められ、安全な穴開けとネジの挿入が
可能になる。
階は本出願人の米国特許第4,465,065号で開示
されているものと似ているが、本発明の器具のほとんど
の構成要素が変えられ且つ変更されていることを繰り返
し言及しておく。本出願人の最初の特許出願で開示され
る外科器具に対する改良は、骨や柔らかい組織から突出
してしまわないような軸線方向の摺動運動を可能にしな
がら、スリーブの長ネジを固定し、特別な工具によって
長ネジを素早く挿入し、長ネジの挿入後に再度特別なド
ライバーを使用して骨折部を能動的に締めつけることで
あった。更に、連結プレートの変更によって連結プレー
トと長ネジとの間の連結の安定性が高められ、一方で先
の尖ったバー24によって大腿骨に連結プレートを一時
的に固定することによって骨に非常に正確に予め穴を開
けることが確実になる。
場合には、連結プレートの斜め穴5の1つと連結アーム
の穴26の1つのみが使用され、または一方で連結プレ
ートおよび連結アームの両方に1つの斜め穴のみが設け
られる。後者の場合においては、いくぶんか大きい直径
のボルトは、器具の構成要素の対応して大きなスリーブ
と大きい穴と共に使用される。
外形と形状は、従来の器具では必要であると思われよう
に工具や装置を変えることを除くことによって、外科医
にとって最大に便利で且つ最短時間で手作業を行うため
に作られている。しかしながら、これらは手術の上記の
段階を行うのに役立つ範囲で、つまり患者ために骨折部
を連結し且つ締めつけ、同時に経皮外科手術手法を維持
するのに役立つ範囲で変えられ且つ変更されることもで
きる。
である。
である。
側面断面図であり、(b)は長ネジIIとスリーブII
Iの部分拡大断面図である。
ムと、補助器具との断面図である。
ある。
ジおよびスリーブが所定位置にあり、且つ第2長ネジが
最終位置の途中にある、連結プレートと、連結アーム
と、ドライバーとの断面図である。
ブとドリルとの長手断面図である。
るドライバーの長手断面図である。
である。
す図である。
である。
ある。
接続を示す、図8の線16−16に沿った断面図であ
る。
図である。
である。
好ましい実施例を示す図である。
なる構成要素を示す図である。
ック部材のフックを付け加えた図23の連結締結工具を
示す図である。
図である。
る器具を示す図である。
する器具を示す図である。
Claims (24)
- 【請求項1】 患者の大腿骨の上方骨折部分を大腿骨幹
に経皮的に連結するために体内に残る構成要素を具備す
る外科手術器具であって、前記構成要素が棒状の連結プ
レート(I)を具備し、該連結プレートが軸線と、大腿
骨へ配置されるべき内側面と、外側面と、ヘッド部分
と、患者の皮膚の小さな切開部を通って該連結プレート
を挿入するための尖った端部(8)を備える底部分とを
有し、且つその下方部分に少なくとも2つの貫通皿穴
(7)を備え、且つその上方部分に約130°の角度で
上方へ向けられた2つの隣接する斜めネジ穴(5)を備
え、且つヘッド部分(2)に該連結プレート(I)の軸
線に対して垂直なネジ穴(3)が設けられ、さらに上記
構成要素が2つの長ネジ(II)を具備し、各長ネジが直
線シャフト(10)と、大腿骨の上方骨折部分に挿入さ
れる木ねじ状の内側端部(11)と、共軸線上にある多
角形の凹部(12)を備えた外側端部とを有し、該凹部
(12)に続いて上記直線シャフト(10)の軸線と同
心のネジ穴(13)が設けられ、さらに上記構成要素が
上記長ネジの長さより短いスリーブ(III)を具備し、
各長ネジの外側端部が該スリーブの軸線方向と回転方向
との両方へ可動に該スリーブ内に配置され、該スリーブ
が連結プレートの斜めネジ穴(5)のネジ山に対応した
ネジ山(15)とドライバーと係合するための少なくと
も2つの凹部(16)とを備え、さらに上記構成要素が
上記貫通皿穴(7)を通って大腿骨幹の骨内へと延びて
連結プレート(I)を大腿骨幹に取り付けるための少な
くとも2つの短ネジ(33)を具備する外科手術器具。 - 【請求項2】 上記斜めネジ穴(5)を囲んでいる連結
プレートの外側部分が連結プレートの表面から突出する
斜めの2つの突出部(6)の形で厚くなっている請求項
1に記載の外科手術器具。 - 【請求項3】 上記連結プレート(I)のヘッド部分
(2)が大腿骨の外形に適合するように外側へ曲げら
れ、且つ上記ネジ穴(3)と少なくとも1つの滑穴
(4)とによって貫通されており、これら両方の穴
(3,4)が連結プレートの軸線に垂直である請求項1
に記載の外科手術器具。 - 【請求項4】 上記連結プレートのヘッド部分の内側面
が大腿骨の外形に従って外側へ傾斜(102)している
請求項1に記載の外科手術器具。 - 【請求項5】 上記連結プレートのヘッド部分の外側面
が凸面である請求項1に記載の外科手術器具。 - 【請求項6】 各長ネジ(II)が周囲段部(17)を備
え、各スリーブの内側端部(18)が内側へ曲げられて
おり、該曲げられた内側端部と上記周囲段部とが接触す
ることによって長ネジ(II)が摺動することを防ぐ請求
項1に記載の外科手術器具。 - 【請求項7】 大腿骨の上方骨折部分に請求項1に記載
の外科手術器具を挿入して連結するのに役立つ補助器具
であって、連結プレートのヘッド部分に接続される短い
水平部分(20)と、連結プレートの下方部分に対して
平行に延びるより長い垂直部分(21)とを有する角状
の連結アーム(IV)を具備し、上記水平部分が連結プレ
ートのヘッド部分のネジ穴(3)と係合するネジ(2
2)の通路のための軸線方向の貫通部を備え、且つその
形状が連結プレートと上記垂直部分との絶対平行状態を
確実にするために上記ヘッド部分の形状に適合する形状
であり、上記垂直部分が連結プレートの2つの斜めネジ
穴(5)と共軸線上で整列される2つの隣接する斜めの
方向を向いた斜め穴(26)と、連結プレートの少なく
とも2つの貫通皿穴(7)と共軸線上に整列される少な
くとも2つの直線穴(27)とを備え、外径が連結アー
ムの斜め穴と協働する外径であって且つ内径が長ネジを
覆うスリーブ(III)の外径に対応する内径であって且
つ長さが連結プレートの対応する斜め穴と連結アームの
斜め穴との間の距離と適合する長さである第1管状ガイ
ド(31)と、該第1管状ガイド(31)に挿入され、
大腿骨の上方骨折部分内へと押されるべき案内ワイヤ
(30)の外径に対応する内径の穴を有する第1可動チ
ューブ(32)と、第1管状ガイド(31)に挿入さ
れ、大腿骨に予め穴を開けるためのドリルの直径に対応
する内径の穴を有する第2可動チューブと、第1可動チ
ューブ(32)の穴を通って押されるべき案内ワイヤ
(30)と、第2可動チューブの穴を通って骨に挿入さ
れるべきドリルと、連結アームの直線穴(27)に挿入
され、長さが連結プレート(I)までの距離に適合する
長さであって且つ内径が短ネジ(33)通路のために適
切な内径である第2管状ガイドと、長ネジを挿入して固
定するためのドライバー(V)とをさらに具備し、該ド
ライバーが各長ネジの外側端部のネジ穴(13)と係合
する内側ネジ端部(41)を備える内側シャフト(4
0)と、各長ネジの多角形の凹部(12)と係合するた
めの多角形の内側端部(44)を備える管状の中間シャ
フト(43)と、長ネジを覆うスリーブの凹部(16)
と係合する突出歯(48)を内側端部に備える管状の外
側シャフト(47)とを具備し、これら3つの全てのシ
ャフトはその外側端部に取り付けられるグリップ(4
2,45,49)によって軸線方向および回転方向へ独
立して可動であり、これらシャフトのそれぞれの軸線方
向の整列を調節するためにつる巻きバネ(50,51)
が設けられる補助器具。 - 【請求項8】 上記連結アームの垂直部分が上記管状ガ
イドを保持するのに役立つ設定ネジ(28)を備える請
求項7に記載の外科手術器具。 - 【請求項9】 上記連結アームの水平部分の内側端部
(120)が連結プレートのヘッド部分の凸面に対応し
て湾曲している請求項7に記載の外科手術器具。 - 【請求項10】 上記連結アームの垂直部分の下方端部
がロッド状の照準器具(70,71,72)を保持する
ための手段(28’,29)を備える請求項7に記載の
外科手術器具。 - 【請求項11】 上記照準器具が接続バー(71)に対
して直角に接続される照準ロッド(70)を具備し、上
記接続バーが該照準ロッドの角度的な方向の調節が可能
な手段によって連結アームの垂直部分の下方端部に取り
付けられるのに適している請求項10に記載の外科手術
器具。 - 【請求項12】 上記ドライバーが上記内側シャフトの
ネジ端部を上記外側シャフトへと引っ張って上記スリー
ブに対して外側へ上記長ネジを引っ張るのに役立つ手段
を備える請求項7に記載の外科手術器具。 - 【請求項13】 上記ドライバーが取り外し可能なピン
(57)によって所定位置に保持される外側スリーブ
(56)を備え、該外側スリーブが該外側スリーブの外
側の周囲凹部(58)に沿って可動なピン(59)によ
って上記外側シャフトと係合する請求項7に記載の外科
手術器具。 - 【請求項14】 上記連結アームの水平部分を通って延
びるネジ(22)がその外側端部にグリップ(23)を
備え、且つ連結アームを正確に固定するために先の尖っ
たバー(24)が通って骨へと押されるように中央で貫
通されている請求項7に記載の外科手術器具。 - 【請求項15】 大腿骨の上方骨折部分を大腿骨幹に経
皮的に連結するために体内に残る構成要素を具備する外
科手術器具であって、前記構成要素が棒状の連結プレー
ト(I)を具備し、該連結プレートが骨に配置されるべ
き内側面と、外側面と、ヘッド部分と、皮膚の小さな切
開部を通って連結プレートを挿入するための尖った端部
(8)を備える底部分とを有し、且つ、その下方部分に
少なくとも2つの貫通皿穴(7)を備え、その上方部分
に約130°の角度で上方へ向けられたより大きな直径
の斜めネジ穴(5)を備え、一方、上記ヘッド部分に連
結プレートの軸線に対して垂直なネジ穴(3)が設けら
れ、さらに上記構成要素が長ネジ(II)を具備し、該長
ネジが直線シャフト(10)と、上方骨折部分に挿入さ
れる木ねじ状の内側端部(11)と、共軸線上に多角形
の凹部(12)を備えた外側端部とを有し、該凹部(1
2)に続いて上記直線シャフト(10)の軸線と同心の
ネジ穴(13)が設けられ、上記長ネジ(II)の外側端
部が該長ネジの長さよりも短いスリーブ(III)に軸線
方向および回転方向の両方へ可動に配置され、該スリー
ブの外側端部が連結プレートの斜めネジ穴のネジ山に対
応するネジ山(15)と、ドライバーと係合する少なく
とも2つの凹部(16)とを備え、さらに上記構成要素
が連結プレート(I)を大腿骨幹へ取り付けるために、
上記貫通皿穴(7)を通って大腿骨幹の骨へ延びる少な
くとも2つの短ネジ(33)を具備する外科手術器具。 - 【請求項16】 骨の表面に押しつけながら大腿骨幹の
所定位置に請求項15に記載の連結プレートを保持する
ための付加外科手術器具であって、連結プレート(I)
の反対側の骨の側部を把持する形状であって一端部が四
肢の外側まで延びる直線バーに一体的に設けられ且つ背
部が細くなって組織および筋肉を通って切断するように
されたノミまたはナイフ刃を形成するフックを有する第
1部材と、連結プレート(I)を把持し且つ一端部が四
肢の外側まで延び且つ第1部材の直線バー上に整列して
摺動するように配置されるチューブに一体的に設けられ
るフックを有する第2部材と、第1部材の直線バーの外
側端部に設けられ且つ第1部材のフックを組織および筋
肉を通って骨周りの所定位置へと動かし且つ回転するよ
うにされたハンドル手段と、第2部材のチューブの外側
端部に設けられ且つ第2部材のフックを連結プレート
(I)の所定位置へ動かし且つ回転するようにされたハ
ンドル手段と、第1部材の直線バーに沿って第2部材の
チューブを動かし且つ骨に向かって連結プレート(I)
へ第2部材のフックを進めて骨折部の正確な位置に連結
プレート(I)を保持するための手段とを具備する付加
外科手術器具。 - 【請求項17】 上記第1部材および第2部材の両方の
フックが骨および連結プレートのそれぞれと対面する面
に歯を備える請求項16に記載の付加外科手術器具。 - 【請求項18】 上記第1部材のフックが骨を把持する
ための歯付き面を備え、第2部材のフックが連結プレー
トの形状に適合する形状である請求項16に記載の付加
外科手術器具。 - 【請求項19】 上記第1部材および第2部材の両方の
フックが骨および連結プレートのそれぞれを把持するた
めの滑らかな面を備える請求項16に記載の付加外科手
術器具。 - 【請求項20】 上記第2部材が該第2部材のチューブ
の内側端部から横へ延びる突出部に枢動可能に取り付け
られるフックを有する請求項16に記載の付加外科手術
器具。 - 【請求項21】 上記第1部材の直線バーにネジが切ら
れており、該直線バー上で回転せしめられて連結プレー
トへ第2部材のフックを進めるようにされた蝶ナットを
有し、該蝶ナットが第2部材のチューブの外側端部に近
いところに取り付けられる請求項16に記載の付加外科
手術器具。 - 【請求項22】 上記第1部材のフックを骨周りの所定
位置に動かし且つ回転するための手段が、上記直線バー
のネジの外側端部に上記ハンドルを取り付けるための中
央雌ネジ穴を備えるハンドルの形状をしている請求項2
1に記載の付加外科手術器具。 - 【請求項23】 上記第1部材のフックを骨周りの所定
位置へ動かし且つ回転するための手段が、正方形の穴に
よって上記直線バーの正方形の端部に取り付けられるハ
ンドルの形状をしている請求項16に記載の付加外科手
術器具。 - 【請求項24】 上記第2部材を動かし且つ回転するた
めの手段が、該第2部材のチューブの外側端部に確実に
取り付けられるハンドルの形状をしている請求項16に
記載の外科手術器具。
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