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JP3530546B2 - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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Publication number
JP3530546B2
JP3530546B2 JP13394693A JP13394693A JP3530546B2 JP 3530546 B2 JP3530546 B2 JP 3530546B2 JP 13394693 A JP13394693 A JP 13394693A JP 13394693 A JP13394693 A JP 13394693A JP 3530546 B2 JP3530546 B2 JP 3530546B2
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JP13394693A
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JPH06326961A (ja
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宏爾 高橋
勲 針ヶ谷
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Canon Inc
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Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH06326961A publication Critical patent/JPH06326961A/ja
Priority to US08/782,762 priority patent/US5966495A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3530546B2 publication Critical patent/JP3530546B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
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Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像情報および音声情
報の記録および再生を行う記録再生装置に関し、特に、
上記映像情報および音声情報の検索再生を行う記録再生
装置に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、動画像信号を記録・再生する場合
は、記録媒体として1/2インチや8ミリのテープ幅の
磁気テープを用いる、いわゆるVTR(ビデオテープレ
コーダ)を用いるのが一般的であった。
【0003】VTRは、回転ドラム上に巻装された磁気
テープ上にこの回転ドラムに設けられた回転ヘッドによ
り1トラックに1フィールドの映像情報を記録・再生す
るものである。このようなVTRで映像の検索、いわゆ
る頭出しを行う場合は、映像シーンの頭出し用インデッ
クス信号を用いた早送り、巻き戻し制御や特殊再生など
の機能を利用して、記録された映像情報を実際に再生し
ながら検索を行うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
VTRで検索を行う場合は、映像信号がテープ状の記録
媒体に記録されているため、目的の映像を検索するのに
テープを移送する時間が必要であり、検索には場合によ
っては多大な時間と労力を必要としていた。
【0005】また、検索動作中は常に回転ヘッドが情報
を記録している磁気テープを叩き付けながらトレースし
ているので、磁気テープの磨耗や損傷などにより、記録
情報の信頼性にも影響を与えることがあった。
【0006】さらに、VTRがアナログ信号による記録
方式のものである場合は、検索した情報を他の媒体へコ
ピー(複写)すると、いわゆるダビングによる画質劣化
を引き起こすという問題があった。
【0007】本発明は上記のような問題を解決するため
になされたもので、情報の検索を容易に効率的に行うと
ともに、再生データの信頼性の低下を防止することがで
きる記録再生装置を得ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の記録再生装置
は、可変長符号化された動画像データを記憶媒体に記録
再生する記録再生装置であって、一定期間毎の前記動画
像データの前記記憶媒体上の記憶アドレスを示すアドレ
スデータとID番号データとからなるIDデータを前記
一定期間毎に生成するID発生手段と、前記ID発生手
段により生成された複数の前記IDデータからなるID
データファイルを前記記憶媒体の所定の記憶エリアに記
録し、前記動画像データを前記記憶媒体の所定の記憶エ
リアとは異なるエリアに記録する記録手段と、前記動画
像データの記録開始及び記録停止に応じた前記ID番号
データを示す検索用IDファイルを生成するIDファイ
ル生成手段と、前記記憶媒体から前記動画像データと前
記IDデータファイルとを再生する再生手段と、前記I
Dファイル生成手段により生成された検索用IDファイ
ルに示されるID番号データと、前記再生手段により再
生されたIDデータファイルにおけるID番号データ及
びアドレスデータとに基づいて、前記再生手段による前
記動画像データの検索動作を制御する制御手段とを備え
ることを特徴とする。
【0009】
【作用】上記のように構成した本発明によれば、可変長
符号化された動画像データを記録する際には、動画像デ
ータのアドレスデータ及びID番号データからなるID
データを一定期間毎に生成し、動画像データと複数のI
DデータからなるIDデータファイルとが記憶媒体の異
なるエリアにそれぞれ記録され、動画像データを再生す
る際には、前記IDデータファイルに基づいて動画像デ
ータの再生動作が制御されるので、従来のように、例え
ばテープ状の記録媒体の早送りや巻戻しなどを行うこと
なく、容易に情報の検索を行うことが可能となる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の記録再生装置の一実施例を
示すブロック図である。図1において、1、2はそれぞ
れ左(L)チャンネルおよび右(R)チャンネルの音声
信号(オーディオ信号)の入力端子、3は映像信号(ビ
デオ信号)の入力端子、4、5はそれぞれ左チャンネル
および右チャンネルの音声信号をディジタル信号に変換
するADコンバータ、6は映像信号をディジタル信号に
変換するADコンバータである。
【0011】7、8はそれぞれ左チャンネルおよび右チ
ャンネルのディジタル音声信号に所定の処理を施すオー
ディオ信号処理回路、9はディジタル映像信号に所定の
処理を施すビデオ信号処理回路、10はオーディオ信号
処理回路7、8で処理された左チャンネルおよび右チャ
ンネルの音声データを圧縮処理するオーディオデータ圧
縮回路、11はビデオ信号処理回路9で処理された映像
データを圧縮処理するビデオデータ圧縮回路である。
【0012】次いで、12は後述するタイムコードやメ
モリ情報などに基づいてデータ検索用の検索情報(ID
データ)を作るID発生回路、13は圧縮された音声デ
ータと圧縮された映像データとIDデータとによりID
データ毎のデータブロックを作成するデータ合成回路、
18はデータブロックを記録する記録媒体としてのメイ
ン・メモリであり、固体記憶素子で構成されている。
【0013】次いで、17はメイン・メモリ18のリー
ド/ライトを制御するメモリ・コントローラ、16はメ
モリ・コントローラ17を制御するとともに、装置全体
を制御するシステム・コントローラ、14は年月日時分
秒などのタイムコードを発生するカレンダクロック発生
回路、15はメイン・メモリ18に格納された情報のデ
ータ量などを示すメモリ情報を生成するメモリ情報生成
回路、19はユーザが操作する操作キー、20は本装置
の動作モードなどの必要な表示を行う表示装置である。
【0014】次いで、21はメイン・メモリ18から読
み出されたデータブロックをIDデータ、映像データお
よび音声データに分配するデータ分配回路、22は分配
されたデータからIDデータを再生する検索情報再生回
路、23はIDデータから表示情報を生成する表示情報
生成回路、24は分配された圧縮映像データの伸張処理
を行うビデオデータ伸張回路、25は分配された圧縮音
声データの伸張処理を行うオーディオデータ伸張回路、
26は伸張された映像データおよび音声データを同期的
に選択するデータ選択回路である。
【0015】次いで、27は表示情報生成回路23で生
成された表示情報とデータ選択回路26で選択された映
像データとを加算する加算器、28はその加算出力をア
ナログ信号に変換するDAコンバータ、30は映像信号
をモニタする映像モニタ、29はデータ選択回路26で
選択された音声データをアナログ信号に変換するDAコ
ンバータ、31は音声信号をモニタする音声モニタ、3
2は映像データの出力端子、33は音声データの出力端
子である。
【0016】次に、図1の構成による記録再生装置の動
作を記録時と再生時とに分けて説明する。
【0017】まず、記録動作について説明する。音声信
号の入力端子1、2より各々左(L)チャンネルおよび
右(R)チャンネルのステレオ音声信号が入力され、A
Dコンバータ4、5でディジタル音声信号に変換され
る。これらのディジタル音声信号は、各々オーディオ信
号処理回路7、8で各種雑音除去やダイナミックレンジ
の制限などの処理が施された後、オーディオデータ圧縮
回路10によりデータ圧縮処理が行われる。
【0018】このデータ圧縮処理は、例えばMPEG
(Moving Picture Expert Group)で提案されている適
応変換符号化(ATAC、ASPEC)や、帯域分割符
号化(MUSICAM、SB/ADPCM)などを用い
ても良いし、L/Rの相関を用いた左右2チャンネル混
合のベクトル符号化などを用いても良い。
【0019】一方、映像信号入力端子3より入力された
映像信号は、上記ADコンバータ4、5よりも高速処理
可能なADコンバータ6によりディジタル映像信号に変
換される。このディジタル映像信号は、ビデオ信号処理
回路9で後述するコンポーネントの信号化処理が必要に
応じて施され、次に、そのデータ量がビデオデータ圧縮
回路11において数10〜数100分の1程度に圧縮さ
れる。
【0020】このデータ圧縮処理は、フレーム間の画像
相関を用いたフレーム間相関処理とこの処理における画
質劣化を減少させるための動きベクトル補償、更にこれ
を時間軸の前後(過去と未来)のフレームから行う両側
予測フレーム間圧縮などを適宜組み合わせて行うことで
実現可能である。一例として、MPEG提案のアルゴリ
ズムである通称MPEG−Iにより、いわゆる1/2イ
ンチVTR程度の標準画質程度は確保できる。
【0021】データ圧縮処理が完了すると、後述するI
D発生回路12より出力されるIDデータと、上記圧縮
された音声データおよび映像データとをデータ合成回路
13において合成して所定の記憶単位となるデータブロ
ックを構成し、このデータブロックを順次メイン・メモ
リ18へ格納する。メイン・メモリ18は、フラッシュ
メモリ、DRAM、SRAMなどからなる大容量の固体
メモリ回路であり、メモリ・コントローラ17がそのメ
モリ・アドレスや書き込み/読み出しなどの制御を行っ
ている。更に、メモリ・コントローラ17を、システム
・コントローラ16が制御している。
【0022】システム・コントローラ16は、上記メモ
リ・コントローラ17の制御のほかに、記録/再生/検
索の動作切り換えなどの装置全体としての制御を行って
いる。すなわち、システム・コントローラ16は、操作
キー19の操作により入力される記録/再生/検索など
の指示を受けてメモリ・コントローラ17の制御を行う
と同時に、その動作状況や記録/再生時間などを示すタ
イムコードなどの情報を表示装置20に表示し、また、
メモリ情報生成回路15へもタイムコードなどの情報を
知らせる。
【0023】このタイムコードには主に次の2種類あ
る。その第1は、メイン・メモリ18もしくは映像プロ
グラムの冒頭からの経過時間やカメラ撮影の累積時間を
示す情報であり、その第2は、記録またはカメラ撮影時
の年月日時刻情報である。そして、後者のタイムコード
発生のために、カレンダクロック発生回路14を備えて
いる。
【0024】メモリ情報生成回路15は、メモリ・コン
トローラ17からメイン・メモリ18の情報格納状況な
どのデータを受取り、メイン・メモリ18の記録情報の
データ量などを示すメモリ情報としてID発生回路12
に供給する。このメモリ情報の内容としては、例えば、
システム・コントローラ16からの情報に基づくタイム
コードおよび画質や音質のモード選択などを示すデータ
や、メモリ・コントローラ17からの情報に基づく映像
や音声のデータ量(可変長符号化の場合はデータ長)、
およびメモリ上のデータ格納の先頭アドレス値などがあ
る。
【0025】ID発生回路12は、これらのメモリ情報
とシステム・コントローラ16からの情報とによりID
データを作り、このIDデータをデータ合成回路13に
供給する。データ合成回路13は、IDデータと圧縮さ
れた音声データおよび映像データとを一まとめにして所
定の記憶単位となるデータブロックを構成する。そし
て、このIDデータ毎のデータブロックをメイン・メモ
リ18に順次格納していく。また、メイン・メモリ18
に格納される各データブロックの先頭番地をメイン・メ
モリ18内に設定したIDファイルに順次書込んでい
く。
【0026】図2にメイン・メモリ18内のデータ格納
例およびデータブロックのデータフォーマットなどを示
す。
【0027】図2の(a)には、横軸に時間軸をとり、
所定間隔T0 毎にID番号を生成する様子を示してい
る。また、図2の(b)〜(d)には、メイン・メモリ
18のアドレス空間の概念図を示している。図2の
(d)に示すように、IDデータの後には可変長符号化
により得られる映像データおよび音声データが所定の処
理期間毎に順次格納されていくため、ID番号の発生間
隔T0 は一定の間隔(例えば1秒)となる。
【0028】ここで、映像データおよび音声データの検
索時にデータブロックに速やかにアクセスできるように
するために、図2の(c)に示すように順次に格納され
た各データブロックの格納場所を示すアドレスを一まと
めにした、図2の(b)に示すようなIDファイルを生
成しておく。このIDファイルは、メイン・メモリ18
の記憶容量に応じて予め設定されたエリアに各データブ
ロックの先頭番地だけを整然と格納するものである。
【0029】データブロックにおけるIDデータは固定
長であり、図2の例では(d)に示すように合計で8種
類の基本情報とIDとを有している。すなわち、基準情
報としては、SMPTE(Society of Motion Picture
and Television Engineers)に準じたタイムコード、記
録時間とのトレードオフで画質や音質のモードを選択す
るデータ、可変長のAVデータ(音声データおよび映像
データ)の先頭番地とデータ量および削除済フラグの8
種類を有している。削除済フラグは、一旦記録したデー
タを消去する際に、物理的なデリート処理の前に復帰可
能な論理消去状態として、このフラグにより通常の再生
を禁止するものである。
【0030】データブロックにおける音声データは、左
右各チャンネルの圧縮処理を施した圧縮音声データで構
成される。映像データは、各種の圧縮手法により符号化
された圧縮映像データにより構成される。なお、図示せ
ずも音声データには、左右各チャンネルの初期化情報
(音声リセットデータ)が含まれる場合があり、また、
映像データには、例えばフレーム内符号化などによる初
期化画面(映像リセットデータ)が含まれる場合があ
る。
【0031】そして、各IDデータ毎に以上の構成の映
像データと音声データとを一まとめにしてデータブロッ
クを構成している。このデータブロックは時間軸上に定
義された一定間隔T0 毎に生成される点に特徴がある。
【0032】図3に入力映像信号の一例を示す。この例
では、NTSC方式の(垂直525本の)TV信号(テ
レビジョン信号)を基本として、縦横比率を映像画面に
近付けた横長のアスペクト比(9:16)のTV信号を
入力信号としている。この画面の有効率を縦横各々94
%とすると、495×880画素の情報が毎秒30画面
分発生し、図1の映像信号入力端子3へ供給される。
【0033】このコンポジット映像信号は、図1のAD
コンバータ6によりディジタルデータ化された後、ビデ
オ信号処理回路9で必要に応じてコンポーネント(例え
ば、輝度Y:色差R−Y:色差B−Y=4:2:2)の
信号化処理が施される。ここで、1画素当たり輝度信号
Yを8bit量子化し、色差信号R−Y,B−Yを各々
1/2のサンプリングレートで8bit量子化すると、
その情報処理量は1時間で約700Gbitとなる。
【0034】因みに、ステレオ音声信号の48KHz/
16bitディジタル化での情報処理量は1時間当たり
約5.5Gbitとなり、これに上述の圧縮処理を施す
と映像信号と音声信号との合計で約4Gbitとなる。
【0035】次に、再生動作について説明する。操作キ
ー19に含まれる再生キー(図示せず)により再生動作
を指示すると、システム・コントローラ16は表示装置
20に再生動作中の旨を表示する。また、メモリ・コン
トローラ17はメモリアドレスとリード/ライトの切り
換えとを制御し、メイン・メモリ18から上述の記録動
作で格納した情報を読み出す。
【0036】そして、読み出したIDデータに基づき単
位時間当たりに所定の情報量を読み出す。所定の情報量
は、上述の例で言えば、1秒当たり30画面分の映像デ
ータと、1秒分のステレオ(または2チャンネル分の)
音声データと、これらのデータを検索するためのIDデ
ータの情報量である。
【0037】上記3種類のデータは混合された状態(シ
リアルデータ情報の状態)でデータ分配回路21へ供給
される。このデータ形態によれば、メイン・メモリ18
の増設や、例えばICカード等の交換可能なメモリ形態
を採ることも可能になる。
【0038】データ分配回路21に供給されたIDデー
タ、映像データおよび音声データの混合データは、各々
検索情報再生回路22、ビデオデータ伸張回路24およ
びオーディオデータ伸張回路25に分配供給される。
【0039】IDデータについては、検索情報再生回路
22において各ID毎に、図2の(d)に示す通りの8
種類の基本情報を検出し、この情報からモニタのための
表示情報を表示情報生成回路23で生成する。そして、
この表示情報と後述するようにして復元した映像情報と
を加算器27で合成した後、DAコンバータ28により
汎用性のあるアナログ映像信号に変換し、映像モニタ3
0に表示する。
【0040】映像データについては、ビデオデータ伸張
回路24において記録時のデータ圧縮処理と逆のデータ
伸張処理を施し、記録時の入力信号と同等の映像信号を
再構築する。そして、再構築した映像信号をデータ選択
回路26を介して映像モニタ30での表示用の映像信号
を合成するための加算器27に供給するとともに、映像
データ出力端子32に供給する。
【0041】音声データについては、オーディオデータ
伸張回路25において映像データと同様に記録時のデー
タ圧縮処理と逆のデータ伸張処理を施し、記録時の入力
信号と同等の音声信号を再構築する。そして、再構築し
た音声信号をデータ選択回路26を介して音声モニタ3
1での再生用の音声信号を生成するためのDAコンバー
タ29に供給するとともに、音声データ出力端子33に
供給する。
【0042】映像と音声の各データについては、上述の
IDデータを用いて再生信号処理に要する遅延時間など
によるズレを補正し、再生する。また、表示情報生成回
路23からの情報に同期させて映像および音声の各々の
再生信号をデータ選択回路26より出力する。
【0043】以上、主たるデータ(IDデータ、映像デ
ータおよび音声データ)の構成や、これらのデータの処
理の詳細について説明してきたが、次に、本発明におい
てデータの検索性の向上のために採用したデータファイ
ルの第1の実施例について、図4〜図7を用いて説明す
る。
【0044】本実施例による記録再生装置は、図4に示
すように、主たるAVデータ(映像データおよび音声デ
ータ)を格納するAVデータファイル(固体記憶素子の
記憶領域を利用している)40と、装置の各種制御を行
うシステム・コントローラ45と、このシステム・コン
トローラ45に各種の指示を入力する操作キー46と、
システム・コントローラ45よりの指示に応じてデータ
処理を行う情報処理回路41と、情報の入出力に関係す
る処理を行う情報入出力回路42とから成る基本構成
と、データ検索用のIDファイル43およびこのIDフ
ァイル43を生成するID生成回路44とによって構成
したものである。
【0045】なお、上述の基本構成は、先に説明した図
1中に含まれる構成を書き換えたものであるので、以下
では重複する説明は省略し、データファイルを用いたデ
ータ検索に関する説明のみ行うものとする。以下、ビデ
オカメラ(図示せず)を用いた撮影と、ID情報に基づ
くデータ検索とを行う場合を例にとって説明する。
【0046】まず、記録時(ビデオカメラによる撮影
時)の動作について説明する。AV信号の入力端子4
7、48を介して不図示のビデオカメラから映像および
音声の各信号が記録再生装置に供給されている状態で、
操作キー46に含まれる撮影キー(図示せず)により撮
影開始または撮影終了の指示が入力されると、システム
・コントローラ45は、ID生成回路44へID情報の
生成または生成中止の指示を出す。
【0047】この命令を受けてID生成回路44は、撮
影開始指示に応じてIDファイル43の新規作成または
更新命令を出し、撮影終了指示に応じてIDファイル4
3の生成中止命令を出す。これにより、例えば、図5に
示すようなデータ検索用のIDファイル43を生成し、
もしくは更新する。図中の開始No.および終了No.
は、撮影開始から終了までに記録したAVデータが格納
されるデータブロックの開始ID番号および終了ID番
号を示すもので、図2の(a)に示した一定時間T0
に生成されるID番号に対応するものである。
【0048】以上、操作キー46からの撮影開始/終了
指示に応じてID生成回路44が、記録したデータの先
頭ID番号および終了ID番号からなるIDファイル4
3を生成する場合について説明したが、AVデータファ
イル40からIDファイル43の空きエリアへ、記録し
たデータのデータ量などの情報を直接書き込みに行く構
成としてもよい。
【0049】次に、図5に示したIDファイル43の構
成例を用いて再生時のデータ検索動作を説明する。デー
タの検索時は、IDファイル43にサーチをかけること
で得られる開始ID番号および終了ID番号を用いて、
図2の(b)に示したIDファイルにアクセスすること
によって抽出されるAVデータの格納アドレスを読み出
し、このアドレス情報を用いてAVデータファイル40
にアクセスして映像信号および音声信号を再生すること
によって、短時間でデータを検索をしてサーチ再生をす
ることが可能となる。
【0050】以上述べた記録時およびサーチ再生時の動
作手順をフローチャートにして、図6および図7に示
す。
【0051】まず、図6を用いて記録時の動作を説明す
る。ステップS61、S62で、図4の操作キー46よ
りのAVデータの記録開始指示を検出すると、ステップ
S63で、そのときのAVデータファイル40上での記
録位置に応じた開始ID番号を設定する。そして、ステ
ップS64でIDファイル43の更新指示を出してから
ステップS65で操作キー46よりの撮影終了指示を検
出するまでAVデータの記録を継続して行う。この記録
時には、記録したAVデータのデータブロック数に応じ
てID番号がインクリメントされていく。ステップS6
5で撮影終了の指示を検出すると、ステップS66で、
そのときのID番号を終了ID番号として設定し、ステ
ップS67でIDファイル43の更新処理を終了する。
【0052】次に、サーチ再生時の場合は、図7におい
て、ステップS71、S72で、IDファイル43をサ
ーチして記録時に設定した開始ID番号および終了ID
番号を読み込む。そして、ステップS73〜S75で、
読み込んだID番号を用いて図2の(b)に示したID
ファイルにアクセスし、これにより抽出されるAVデー
タが格納されているアドレスの開始アドレスおよび終了
アドレスを読み込む。続くステップS76で、このアド
レス情報を用いてAVデータファイル40にアクセス
し、ステップS77でAVデータを再生する。そして、
ステップS78で終了アドレスまでAVデータを再生し
たことを検出してサーチ再生を終了する。
【0053】以上のように第1の実施例によれば、固体
記憶素子を用いてAVデータをデータブロック毎に記録
するとともに、この可変長のAVデータとは別に固定長
の検索用データに対応した検索用データファイルを構成
し、このデータファイルを用いてアドレス管理によりA
Vデータの検索を行うことにより、サーチ再生時の検索
のスピード・アップを図るとともに、限られた記憶領域
を効率的に利用することが可能となる。
【0054】次に、データの検索性の向上のために採用
したデータファイルの第2の実施例について、図8〜図
11を用いて説明する。図8は、本実施例によるデータ
検索を実現するための記録再生装置の構成を示すブロッ
ク図であり、上述の第1の実施例を示す図4と対応する
部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0055】まず、記録時の動作について説明する。イ
ンデックス生成回路52は、操作キー46より入力され
る撮影開始/終了の指示に応じて発せられるシステム・
コントローラ45からの指示を受けて、データ検索用の
インデックス情報を生成する。
【0056】このインデックス情報は、例えば書籍で言
えば章や段落など、また、音楽で言えば楽章や小節など
の見出しに相当するものである。本実施例においては、
一例として、撮影記録の開始/終了の指示情報を小見出
しとして割り付け、電源のON/OFF情報を中見出し
として割り付ける。さらに、図1のカレンダクロック発
生回路14より得られる日付情報を大見出しとして割り
付けて、それぞれ情報の変化があったことを検出して値
を更新するようにすれば、インデックス情報を手軽な手
法で自動的に生成することができる。更に複雑なインデ
ックス情報を生成する場合は、図示しない設定キーなど
を用いて手動で生成するようにすれば、好みに応じて如
何様にも作成可能である。
【0057】上記インデックス情報の構成例を、図9に
示す。図9の例では、インデックス情報はレベルIから
レベルIVまで設定可能で、上述の大中小の各見出し情報
を各々レベルIからレベルIII に割り当て、レベルIVに
は未使用のためすべてゼロを割り当てている。
【0058】すなわち、図8の操作キー46より撮影記
録の開始あるいは終了の指示を検出する毎にレベルIII
の情報を1づつ更新する。また、電源をONあるいはO
FFにする毎にレベルIIの情報を1づつ更新するととも
に、レベルIII の情報をリセットする。さらにまた、上
述の日付情報により日付が変わったことを検出する毎に
レベルIの情報を1づつ更新するとともに、レベルIIお
よびレベルIII の情報をリセットする。そして、このよ
うにして生成した最小レベル単位にインデックス・ワー
ドを構成している。
【0059】インデックス生成回路52は、必要に応じ
て目次ファイル51にインデックスの目次名称を登録す
る。この目次名称は、例えば記録したAVデータの内容
に応じた名称を付けておくことにより、後のデータ検索
時に検索者が記録内容を容易に把握できるようにするた
めのものである。そして、図示しない操作キーにより検
索者が所望の名称を付けることが可能なようになされて
いる。勿論、目次名称は必ずしも登録する必要はなく、
ブランクでも構わない。
【0060】また、インデックス生成回路52は、シス
テム・コントローラ45からの指示に応じてIDファイ
ル43の生成/生成中止命令を出し、第1の実施例と同
様にしてIDファイル43を生成する。このIDファイ
ル43には、第1の実施例と同様に、記録データの開始
ID番号と終了ID番号とが記録される。
【0061】次に、図9に示したデータファイルの構成
例を用いて再生時のデータ検索動作について説明する。
まず、インデックス情報のレベルI〜レベルIII のう
ち、検索者によって指定された所望のインデックス・レ
ベルの変化点をサーチする。そして、これにより検出し
たインデックス・ワードの情報を、図8の映像出力端子
50を介して図示しないディスプレイに表示し、検出し
た何れのインデックスのデータを検索するかを検索者に
選択させる。なお、所望のインデックス・レベルのサー
チとは、例えば、メモリ全域の大まかな把握をしたい時
にはレベルIだけでサーチをかけ、詳細な検索をしたい
時にはレベルIII の情報の変化点までチェックするサー
チをかけるということである。
【0062】ここで、検出したインデックスに対応する
目次名称が目次ファイル51に登録されていれば、その
目次名称をディスプレイに表示する。これにより、検索
者は目次名称に基づいて検索すべきインデックスを容易
に選択することが可能となる。また、目次名称が登録さ
れていなければ、各インデックス・ワードの情報からそ
れに対応するID番号をIDファイル43より読み込ん
で、図2の(b)に示したIDファイルにアクセスす
る。そして、これから抽出されるAVデータの格納アド
レスを読み出し、このアドレス情報でAVデータファイ
ル40にアクセスすることにより、映像情報としてディ
スプレイ表示するようにしてもよい。
【0063】検索者がインデックスを選択すると、その
選択したインデックス・ワード情報に対応する開始ID
番号および終了ID番号をIDファイル43から読み込
み、第1の実施例と同様に、図2の(b)のIDファイ
ルにアクセスして得られる検索データのアドレス情報を
用いてAVデータファイル40にアクセスすることによ
って、AVデータをサーチ再生する。
【0064】図10は、以上述べた記録時におけるデー
タファイルの生成動作を示すフローチャートであり、図
11は、再生時におけるデータの検索動作を示すフロー
チャートである。なお、図10および図11において、
図6および図7に示したフローチャート中の動作と同様
の動作を示す部分には同一符号を付している。
【0065】記録時の動作を示す図10において、ステ
ップS61、S62で、図8の操作キー46よりの記録
開始の指示を検出すると、ステップS101〜S105
で、上述の大中小の各見出し情報の変化の有無に応じて
レベルI〜レベルIII の内容を更新してインデックス情
報を生成する。目次名称を目次ファイル51に登録する
場合はステップS106、S107で登録を実行する。
そして、ステップS63〜S67で、第1の実施例と同
様にしてIDファイル43を生成する。
【0066】サーチ再生時においては、図11におい
て、ステップS111、S112で所望のインデックス
・レベルの変化点のサーチを実行し、インデックス・ワ
ード情報を検出する。検出したインデックス・ワード情
報に対応する目次名称が目次ファイル51に登録されて
いれば、ステップS113、S114でその目次名称を
図示しないディスプレイに表示する。そして、検索者が
次のステップS115で検索すべきインデックスを選択
すると、続くステップS71〜S78で、選択したイン
デックスに関して第1の実施例と同様のサーチ再生を実
行する。
【0067】以上のように第2の実施例によれば、サー
チ再生時において、ビジュアルに表示されるインデック
ス・ワード情報に基づいて検索すべきデータを選択する
ことができるので、第1の実施例に比べて、所望のデー
タのみを容易に選択して検索することが可能となり、よ
り操作性に優れた検索を行うことができる。
【0068】次に、データの検索性の向上のために採用
したデータファイルの第3の実施例について、図12〜
図15を用いて説明する。図12は、本実施例によるデ
ータ検索を実現するための記録再生装置の構成を示すブ
ロック図であり、上述の第2の実施例を示す図8と対応
する部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0069】インデックス生成回路54は、操作キー4
6より入力される撮影開始/終了の指示に応じて発せら
れるシステム・コントローラ45からの指示を受けて、
インデックス情報およびIDファイル43を生成するこ
とは、上述の第2の実施例と同様である。
【0070】インデックス生成回路54は、本実施例の
場合は、さらにデータ検索用の時刻ファイル53を生成
する。時刻ファイル53は、上記インデックス情報の生
成指示が出された時刻を記録中のAVデータの格納場所
と対応したIDファイル43に連動させて時刻データと
して格納するものである。このため、この時刻ファイル
53を用いて後述するようなデータ検索を行えば、時刻
を基にした検索作業が迅速に行える。
【0071】既に説明した通り、IDファイル43を構
成するID番号は一定時間間隔T0毎に更新されていく
ので、撮影の開始時刻と終了時刻とが分かれば途中の任
意の時刻とAVデータの格納場所との対応付けは可能で
ある。
【0072】図13は、以上のインデックス情報、ID
ファイル43および時刻ファイル53の構成例を示すも
のである。時刻ファイル53には、撮影開始の年月日お
よび時分秒の時刻情報が記録される。
【0073】このようなデータファイルを用いて、例え
ば「夏の朝」に撮影した映像を再生して見たい場合に
は、(0701≦月日≦0831)&(時≦09)とい
う検索条件式で時刻ファイル53にサーチをかける。こ
れにより、インデックス情報の111〜115の部分が
抽出される。次に、このインデックス111〜115に
対応するID番号0〜89をIDファイル43をサーチ
することで得て、このID番号を用いて、図2の(b)
に示したIDファイルにアクセスし、AVデータの格納
アドレスを読み出す。そして、このアドレス情報でAV
データファイル40をアクセスすることにより、所望の
箇所のサーチ再生が可能となる。
【0074】図14および図15は、以上述べたデータ
ファイルの生成動作およびデータの検索動作を示すフロ
ーチャートである。なお、図14および図15におい
て、図10および図11に示したフローチャート中の動
作と同様の動作を示す部分には同一符号を付している。
【0075】撮影記録時は、図14において、ステップ
S61、S62およびステップS101〜S105で、
上述の第2の実施例と同様に記録開始の指示を受けてイ
ンデックス情報を生成する。次に、ステップS141、
S142で、インデックス情報を生成したときの時刻情
報をもとにして時刻ファイル53の内容を更新し、続く
ステップS63〜S67で第1の実施例と同様にしてI
Dファイル43を生成する。
【0076】サーチ再生時においては、図15におい
て、ステップS151、S152で所望の検索条件式を
生成し、ステップS153〜S155で時刻ファイル5
3をサーチしてこの検索条件式を満たすインデックス情
報を抽出する。次に、抽出したインデックス情報に対応
する開始ID番号および終了ID番号をステップS7
1、S72で読み込み、その後ステップS73〜S78
で第1の実施例と同様のサーチ再生を実行する。
【0077】以上のように第3の実施例によれば、サー
チ再生時において、所望の検索条件を満たすデータのみ
を検索することができるので、第1の実施例に比べて、
所望のデータのみを短時間で再生することが可能とな
り、検索の効率をさらに向上させることができる。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、可
変長符号化された動画像データを記録する際には、動画
像データの記憶媒体上の記憶アドレスを示すアドレスデ
ータ及びID番号データからなるIDデータを一定期間
毎に生成し、動画像データと複数のIDデータからなる
IDデータファイルとを記憶媒体の異なるエリアにそれ
ぞれ記録する。動画像データを再生する際には、前記I
Dデータファイルに基づいて、動画像データの再生動作
を制御する。これにより、記憶媒体に記録された動画像
データの検索及び再生を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録再生装置の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】メイン・メモリにおけるデータの格納状態を示
す構成図である。
【図3】入力映像信号の一例を説明するためのテレビ画
面の構成図である。
【図4】第1の実施例によるデータ検索を実現するため
の記録再生装置の構成を示すブロック図である。
【図5】IDファイルの構成例を示す図である。
【図6】記録時の動作手順を示すフローチャートであ
る。
【図7】サーチ再生時の動作手順を示すフローチャート
である。
【図8】第2の実施例によるデータ検索を実現するため
の記録再生装置の構成を示すブロック図である。
【図9】データファイルの構成例を示す図である。
【図10】記録時の動作手順を示すフローチャートであ
る。
【図11】サーチ再生時の動作手順を示すフローチャー
トである。
【図12】第3の実施例によるデータ検索を実現するた
めの記録再生装置の構成を示すブロック図である。
【図13】データファイルの構成例を示す図である。
【図14】記録時の動作手順を示すフローチャートであ
る。
【図15】サーチ再生時の動作手順を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
10 オーディオデータ圧縮回路 11 ビデオデータ圧縮回路 12 ID発生回路 13 データ合成回路 14 カレンダクロック発生回路 15 メモリ情報生成回路 18 メイン・メモリ 21 データ分配回路 22 検索情報再生回路 23 表示情報生成回路 24 ビデオデータ伸張回路 25 オーディオデータ伸張回路 30 映像モニタ 31 音声モニタ 40 AVデータファイル 43 IDファイル 44 ID生成回路 51 目次ファイル 52、54 インデックス生成回路 53 時刻ファイル
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−109240(JP,A) 特開 平4−328375(JP,A) 特開 平3−276481(JP,A) 特開 平6−153130(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変長符号化された動画像データを記憶
    媒体に記録再生する記録再生装置であって、 一定期間毎の前記動画像データの前記記憶媒体上の記憶
    アドレスを示すアドレスデータとID番号データとから
    なるIDデータを前記一定期間毎に生成するID発生手
    段と、 前記ID発生手段により生成された複数の前記IDデー
    タからなるIDデータファイルを前記記憶媒体の所定の
    記憶エリアに記録し、前記動画像データを前記記憶媒体
    の所定の記憶エリアとは異なるエリアに記録する記録手
    段と、 前記動画像データの記録開始及び記録停止に応じた前記
    ID番号データを示す検索用IDファイルを生成するI
    Dファイル生成手段と、 前記記憶媒体から前記動画像データと前記IDデータフ
    ァイルとを再生する再生手段と、 前記IDファイル生成手段により生成された検索用ID
    ファイルに示されるID番号データと、前記再生手段に
    より再生されたIDデータファイルにおけるID番号デ
    ータ及びアドレスデータとに基づいて、前記再生手段に
    よる前記動画像データの検索動作を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記記録手段は前記一定期間分の動画像
    データ毎にデータブロックを生成し、前記アドレスデー
    タは前記データブロックの先頭アドレスを示すことを特
    徴とする請求項1記載の記録再生装置。
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