JP3530043B2 - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents
冷凍冷蔵庫Info
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- JP3530043B2 JP3530043B2 JP28155998A JP28155998A JP3530043B2 JP 3530043 B2 JP3530043 B2 JP 3530043B2 JP 28155998 A JP28155998 A JP 28155998A JP 28155998 A JP28155998 A JP 28155998A JP 3530043 B2 JP3530043 B2 JP 3530043B2
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Description
を個別に冷却するための冷凍室用冷却器及び冷蔵室用冷
却器を設けると共に、各冷却器により生成される冷気を
冷凍室及び冷蔵室内にそれぞれ送るための冷蔵室用ファ
ン及び冷凍室用ファンを設けて成る冷凍冷蔵庫に関す
る。
ら吐出した冷媒を凝縮器を経て液化した後に冷却器に供
給して蒸発させ、その冷却器からの冷気を送風ファンに
より冷凍室内に供給すると共にダンパを介して冷蔵室内
にも供給する構成となっている。この場合、冷蔵室内の
温度が下限設定温度(例えば1℃)以下になったときに
前記ダンパを閉じて冷蔵室内への冷気供給を停止させ、
冷蔵室内の温度が上限設定温度(例えば5℃)以上とな
ったときにダンパを開いて冷蔵室内への冷気供給を行う
ようにしており、これにより冷蔵室内を設定温度(例え
ば3℃)に制御する構成としている。また、冷凍室内の
温度が下限設定温度(例えば−22℃)以下になったと
きに圧縮機の運転を停止させ、その後、冷凍室内の温度
が上限設定温度(例えば−18℃)以上になったときに
圧縮機の運転を開始させるようにしており、これにより
冷凍室内の温度を設定温度(例えば−20℃)に制御す
る構成としている。
では、冷却器により生成される冷気によって冷蔵室及び
冷凍室の双方を同時に冷却する期間が存在する関係上、
単位時間当たりの冷却能力を大きめに設定する必要があ
る。このため、圧縮機として大きな能力を有した大型の
ものが必要になるという問題点があった。また、従来の
冷凍冷蔵庫では、圧縮機の起動及び停止が頻繁に行われ
るため、圧縮機の起動ロスが大きくなって平均消費電力
が増加するという事情があった。
並びに平均消費電力の低減を実現できる冷凍冷蔵庫を提
供することにあり、また、このような冷凍冷蔵庫におい
て、冷凍室内の選択的な急速冷凍運転或いは冷蔵室内の
選択的な急速冷却運転を確実に実行できるようにするこ
とにある。
冷媒を圧縮するための圧縮機と、冷蔵室を冷却するため
の冷蔵室用冷却器と、冷凍室を冷却するための冷凍室用
冷却器と、前記圧縮機から吐出された後に凝縮器を経て
供給される冷媒を少なくとも前記冷蔵室用冷却器に供給
する冷蔵室冷却モードと前記冷凍室用冷却器のみに供給
する冷凍室冷却モードとに切り替えられる弁装置と、こ
の弁装置が冷蔵室冷却モードにあるときに運転されて前
記冷蔵室用冷却器による冷気を前記冷蔵室内に送る冷蔵
室用ファンと、前記弁装置が冷凍室冷却モードにあると
きに運転されて前記冷凍室用冷却器による冷気を前記冷
凍室内に送る冷凍室用ファンと、前記圧縮機、弁装置、
冷蔵室用ファン及び冷凍室用ファンの動作を制御するよ
うに設けられ、圧縮機を動作させた状態では上記弁装置
を前記冷蔵室冷却モード及び冷凍室冷却モードに交互に
切り替える制御を行う制御手段と、使用者が操作可能な
位置に設置された急速冷凍スイッチとを備えた上で、前
記制御手段を、前記急速冷凍スイッチが操作されたとき
には、前記弁装置を冷蔵室冷却モード及び冷凍室冷却モ
ードに交互に切り替える制御を行う際に、冷凍室冷却モ
ードに切り替えた状態を通常時より長く保持することに
よって冷凍室側の冷却能力を向上させるという急速冷凍
制御を行う構成としたものである。
動作させた状態では弁装置を冷蔵室冷却モード及び冷凍
室冷却モードに交互に切り替える制御を行う。弁装置が
冷蔵室冷却モードに切り替えられた状態では、圧縮機か
ら吐出された後に凝縮器を経て液化された冷媒が少なく
とも冷蔵室用冷却器に供給されると共に、冷蔵室用ファ
ンが運転されるようになり、これに応じて冷蔵室内の冷
却運転が行われる。また、弁装置が冷凍室冷却モードに
切り替えられた状態では、液化された冷媒が冷凍室用冷
却器のみに供給されると共に、冷凍室用ファンが運転さ
れるようになり、これに応じて冷凍室内の冷却運転が行
われる。さらに、制御手段は、急速冷凍スイッチが操作
されたときには、前記弁装置を冷蔵室冷却モード及び冷
凍室冷却モードに交互に切り替える制御を行う際に、冷
凍室冷却モードに切り替えた状態を通常時より長く保持
することによって冷凍室側の冷却能力を向上させるとい
う急速冷凍制御を行うようになる。
内の冷却運転を交互に行う制御方式の場合、単位時間当
たりの冷却能力を従来構成のように大きくする必要がな
くなるから、圧縮機として能力が小さめの小形のもの
(つまり出力が小さいもの)を使用できるようになる。
また、上記のような制御が行われる場合には、圧縮機の
運転率が高くなるが、圧縮機自体の出力が小さくて済む
と共に、従来のように圧縮機の起動及び停止が頻繁に行
われることがなくなって起動ロスが小さくなるから、総
じて平均消費電力の低減を実現できるようになる。さら
に、急速冷凍スイッチを操作することにより、冷凍室内
の選択的な急速冷凍運転を確実に実行できるから、冷凍
室内に収納した食品を急速に冷凍する場合に便利にな
る。しかも、弁装置を冷蔵室冷却モード及び冷凍室冷却
モードに交互に切り替えて行われる急速冷凍制御時に
は、冷凍室冷却モードに切り替えた状態を通常時より長
く保持することによって冷凍室側の冷却能力を向上させ
る構成となっているから、冷凍室内の選択的な急速冷凍
運転の実行時においても、弁装置が冷蔵室冷却モードに
切り替えられる時間帯が必ず存在することになり、以て
冷蔵室内温度が不用意に上昇する事態の発生を効果的に
防止できるようになる。
を、弁装置を冷凍室冷却モードに切り替えた状態で冷蔵
室内の温度が上限温度以上となったときには、当該弁装
置を冷蔵室冷却モードに切り替えると共に、前記冷凍室
用ファンを回転させる制御を行い、その後に所定時間が
経過したとき若しくは冷蔵室内の温度が所定温度以下に
下がったときに弁装置を元の状態に復帰させる制御を行
う構成とすることもできる。この構成によれば、冷凍室
内の選択的な急速冷凍運転の実行時において冷蔵室内の
温度が上限温度以上に上昇する事態を確実に防止できる
ようになる。また、冷凍室内の選択的な急速冷凍運転の
実行途中で弁装置が冷蔵室冷却モードに切り替えられた
期間において、冷凍室用ファンの回転に応じて、冷凍室
用冷却器からの冷気が冷凍室内で十分に循環するように
なるから、その冷凍室内の温度が上昇する事態を極力防
止できるようになる。
めの圧縮機と、冷蔵室を冷却するための冷蔵室用冷却器
と、冷凍室を冷却するための冷凍室用冷却器と、前記圧
縮機から吐出された後に凝縮器を経て供給される冷媒を
少なくとも前記冷蔵室用冷却器に供給する冷蔵室冷却モ
ードと前記冷凍室用冷却器のみに供給する冷凍室冷却モ
ードとに切り替えられる弁装置と、この弁装置が冷蔵室
冷却モードにあるときに運転されて前記冷蔵室用冷却器
による冷気を前記冷蔵室内に送る冷蔵室用ファンと、前
記弁装置が冷凍室冷却モードにあるときに運転されて前
記冷凍室用冷却器による冷気を前記冷凍室内に送る冷凍
室用ファンと、前記圧縮機、弁装置、冷蔵室用ファン及
び冷凍室用ファンの動作を制御するように設けられ、圧
縮機を動作させた状態では上記弁装置を前記冷蔵室冷却
モード及び冷凍室冷却モードに交互に切り替える制御を
行う制御手段と、使用者が操作可能な位置に設置された
急速冷凍スイッチとを備えた上で、前記制御手段を、前
記急速冷凍スイッチが操作されたときには、前記弁装置
を予め決められた急速冷凍時間だけ冷凍室冷却モードに
切り替えた状態を保持することにより冷凍室側の冷却能
力を向上させるという急速冷凍制御を行い、このように
弁装置を冷凍室冷却モードに切り替えた状態で冷蔵室内
の温度が上限温度以上となったときには、当該弁装置を
冷蔵室冷却モードに切り替えると共に、前記冷凍室用フ
ァンを回転させる制御を行い、その後に所定時間が経過
したとき若しくは冷蔵室内の温度が所定温度以下に下が
ったときに弁装置を元の状態に復帰させる制御を行う構
成としたものである。
と同様の作用・効果が得られるものであり、特に、制御
手段による急速冷凍制御時には、弁装置を予め決められ
た急速冷凍時間だけ冷凍室冷却モードに切り替えた状態
を保持することにより冷凍室側の冷却能力を向上させる
構成となっているから、冷凍室内の選択的な急速冷凍運
転を冷蔵室内の冷却運転に優先して所定時間だけ連続的
に実行できるようになる。
蔵室冷却モードに切り替えられた状態では冷蔵室冷却器
及び冷凍室用冷却器にこの順に液冷媒が供給されるよう
に構成すると共に、冷蔵室用ファンを可変速運転可能に
構成した上で、制御手段を、弁装置を冷蔵室冷却モード
に切り替えた状態では前記冷蔵室用ファンを低速回転さ
せる制御を行う構成とすることもできる。このような構
成によれば、冷凍室内の選択的な急速冷凍運転の実行時
において、弁装置が冷蔵室冷却モードに切り替えられた
期間においても、冷凍室用冷却器に流入する液冷媒の量
が比較的多くなるように制御されるから、冷凍室内の急
速冷凍冷却運転が円滑に行われるようになる。
めの圧縮機と、冷蔵室を冷却するための冷蔵室用冷却器
と、冷凍室を冷却するための冷凍室用冷却器と、前記圧
縮機から吐出された後に凝縮器を経て供給される冷媒を
少なくとも前記冷蔵室用冷却器に供給する冷蔵室冷却モ
ードと前記冷凍室用冷却器のみに供給する冷凍室冷却モ
ードとに切り替えられる弁装置と、この弁装置が冷蔵室
冷却モードにあるときに運転されて前記冷蔵室用冷却器
による冷気を前記冷蔵室内に送る冷蔵室用ファンと、前
記弁装置が冷凍室冷却モードにあるときに運転されて前
記冷凍室用冷却器による冷気を前記冷凍室内に送る冷凍
室用ファンと、前記圧縮機、弁装置、冷蔵室用ファン及
び冷凍室用ファンの動作を制御するように設けられ、圧
縮機を動作させた状態では上記弁装置を前記冷蔵室冷却
モード及び冷凍室冷却モードに交互に切り替える制御を
行う制御手段と、使用者が操作可能な位置に設置された
急速冷却スイッチとを備えた上で、前記制御手段を、前
記急速冷却スイッチが操作されたときには、前記弁装置
を予め決められた急速冷却時間だけ冷蔵室冷却モードに
切り替えた状態を保持することにより冷蔵室側の冷却能
力を向上させた状態を保持するという急速冷却制御を行
い、このように弁装置を冷蔵室冷却モードに切り替えた
状態で冷凍室内の温度が上限温度以上となったときに
は、当該弁装置を冷凍室冷却モードに切り替えると共
に、その後に所定時間が経過したとき若しくは冷凍室内
の温度が所定温度以下に下がったときに弁装置を元の状
態に復帰させる制御を行う構成としたものである。
動作させた状態では弁装置を冷蔵室冷却モード及び冷凍
室冷却モードに交互に切り替える制御を行う。弁装置が
冷蔵室冷却モードに切り替えられた状態では、圧縮機か
ら吐出された後に凝縮器を経て液化された冷媒が少なく
とも冷蔵室用冷却器に供給されると共に、冷蔵室用ファ
ンが運転されるようになり、これに応じて冷蔵室内の冷
却運転が行われる。また、弁装置が冷凍室冷却モードに
切り替えられた状態では、液化された冷媒が冷凍室用冷
却器のみに供給されると共に、冷凍室用ファンが運転さ
れるようになり、これに応じて冷凍室内の冷却運転が行
われる。さらに、制御手段は、急速冷却スイッチが操作
されたときには、前記弁装置を予め決められた急速冷却
時間だけ冷蔵室冷却モードに切り替えた状態を保持する
ことにより冷蔵室側の冷却能力を向上させた状態を保持
するという急速冷却制御を行い、このように弁装置を冷
蔵室冷却モードに切り替えた状態で冷凍室内の温度が上
限温度以上となったときには、当該弁装置を冷凍室冷却
モードに切り替えると共に、その後に所定時間が経過し
たとき若しくは冷凍室内の温度が所定温度以下に下がっ
たときに弁装置を元の状態に復帰させる制御を行うよう
になる。
内の冷却運転を交互に行う制御方式の場合、単位時間当
たりの冷却能力を従来構成のように大きくする必要がな
くなるから、圧縮機として能力が小さめの小形のもの
(つまり出力が小さいもの)を使用できるようになる。
また、上記のような制御が行われる場合には、圧縮機の
運転率が高くなるが、圧縮機自体の出力が小さくて済む
と共に、従来のように圧縮機の起動及び停止が頻繁に行
われることがなくなって起動ロスが小さくなるから、総
じて平均消費電力の低減を実現できるようになる。さら
に、急速冷却スイッチを操作することにより、冷蔵室内
の選択的な急速冷却運転を冷凍室の冷却運転に優先して
所定時間だけ連続的に実行できるから、冷蔵室内を急速
に冷却する場合に便利になる。しかも、このような急速
冷却運転時において、冷凍室内の温度が上限温度以上と
なったときには、弁装置が冷凍室冷却モードに切り替え
られるから、冷凍室内の温度が上限温度以上に上昇する
事態を確実に防止できるようになる。
めの圧縮機と、冷蔵室を冷却するための冷蔵室用冷却器
と、冷凍室を冷却するための冷凍室用冷却器と、前記圧
縮機から吐出された後に凝縮器を経て供給される冷媒を
少なくとも前記冷蔵室用冷却器に供給する冷蔵室冷却モ
ードと前記冷凍室用冷却器のみに供給する冷凍室冷却モ
ードとに切り替えられる弁装置と、この弁装置が冷蔵室
冷却モードにあるときに運転されて前記冷蔵室用冷却器
による冷気を前記冷蔵室内に送る冷蔵室用ファンと、前
記弁装置が冷凍室冷却モードにあるときに運転されて前
記冷凍室用冷却器による冷気を前記冷凍室内に送る冷凍
室用ファンと、前記圧縮機、弁装置、冷蔵室用ファン及
び冷凍室用ファンの動作を制御するように設けられ、圧
縮機を動作させた状態では上記弁装置を前記冷蔵室冷却
モード及び冷凍室冷却モードに交互に切り替える制御を
行う制御手段と、使用者が操作可能な位置に設置された
急速冷却スイッチとを備えた上で、前記制御手段は、前
記急速冷却スイッチが操作されたときには、弁装置を冷
蔵室冷却モード及び冷凍室冷却モードに交互に切り替え
る際に、冷蔵室冷却モードに切り替えた状態を通常時よ
り長く保持することによって冷蔵室側の冷却能力を向上
させた状態を保持するという急速冷却制御を行い、この
ように弁装置を冷蔵室冷却モードに切り替えた状態で冷
凍室内の温度が上限温度以上となったときには、当該弁
装置を冷凍室冷却モードに切り替えると共に、その後に
所定時間が経過したとき若しくは冷凍室内の温度が所定
温度以下に下がったときに弁装置を元の状態に復帰させ
る制御を行う構成としたものである。
動作させた状態では弁装置を冷蔵室冷却モード及び冷凍
室冷却モードに交互に切り替える制御を行う。弁装置が
冷蔵室冷却モードに切り替えられた状態では、圧縮機か
ら吐出された後に凝縮器を経て液化された冷媒が少なく
とも冷蔵室用冷却器に供給されると共に、冷蔵室用ファ
ンが運転されるようになり、これに応じて冷蔵室内の冷
却運転が行われる。また、弁装置が冷凍室冷却モードに
切り替えられた状態では、液化された冷媒が冷凍室用冷
却器のみに供給されると共に、冷凍室用ファンが運転さ
れるようになり、これに応じて冷凍室内の冷却運転が行
われる。さらに、制御手段は、急速冷却スイッチが操作
されたときには、弁装置を冷蔵室冷却モード及び冷凍室
冷却モードに交互に切り替える際に、冷蔵室冷却モード
に切り替えた状態を通常時より長く保持することによっ
て冷蔵室側の冷却能力を向上させた状態を保持するとい
う急速冷却制御を行い、このように弁装置を冷蔵室冷却
モードに切り替えた状態で冷凍室内の温度が上限温度以
上となったときには、当該弁装置を冷凍室冷却モードに
切り替えると共に、その後に所定時間が経過したとき若
しくは冷凍室内の温度が所定温度以下に下がったときに
弁装置を元の状態に復帰させる制御を行うようになる。
内の冷却運転を交互に行う制御方式の場合、単位時間当
たりの冷却能力を従来構成のように大きくする必要がな
くなるから、圧縮機として能力が小さめの小形のもの
(つまり出力が小さいもの)を使用できるようになる。
また、上記のような制御が行われる場合には、圧縮機の
運転率が高くなるが、圧縮機自体の出力が小さくて済む
と共に、従来のように圧縮機の起動及び停止が頻繁に行
われることがなくなって起動ロスが小さくなるから、総
じて平均消費電力の低減を実現できるようになる。さら
に、急速冷却スイッチの操作に応じた冷蔵室内の選択的
な急速冷却運転の実行時においても、冷凍室冷却モード
に切り替えられる時間帯が存在するから、冷凍室内温度
が不用意に上昇する恐れがなくなる。しかも、このよう
な急速冷却運転時において、冷凍室内の温度が上限温度
以上となったときには、弁装置が冷凍室冷却モードに切
り替えられるから、冷凍室内の温度が上限温度以上に上
昇する事態を確実に防止できるようになる。
に切り替えた状態で冷凍室内の温度が上限温度以上とな
ったときには当該弁装置を冷凍室冷却モードに切り替え
るなどの制御を行う場合には、請求項7記載の発明のよ
うに、冷蔵室用ファンを可変速運転可能に構成すると共
に、制御手段を、弁装置を冷蔵室冷却モードに切り替え
た状態では前記冷蔵室用ファンを高速回転させる制御を
行う構成とすることもできる。このような構成によれ
ば、冷蔵室内の選択的な急速冷却運転の実行途中で弁装
置が冷凍室冷却モードに切り替えられた期間において、
冷蔵室用冷却器からの冷気が冷蔵室内に大量に送られる
ようになるから、その冷蔵室内の温度が上昇する事態を
極力防止できるようになる。
却する可変速型の圧縮機用冷却ファンを備えた上で、制
御手段を、急速冷却制御の実行時には前記圧縮機用冷却
ファンを高速回転させる構成とすることもできる。この
ような構成によれば、冷蔵室内の急速冷却運転の実行期
間中において圧縮機の能力が高められる場合であって
も、その圧縮機の温度上昇を効果的に抑制できるように
なる。
明の第1実施例について図1ないし図3を参照しながら
説明する。図1には冷蔵庫本体1及び冷凍サイクル2の
概略的構成が実体的に示されている。この図1におい
て、冷蔵庫本体1は、断熱箱体により構成され、その内
部は、断熱仕切壁3により上部の冷蔵室4と下部の冷凍
室5とに仕切られている。冷蔵室4内において、その奥
部には、仕切壁6により第1の冷却器室7が形成され、
下部には、仕切板8により野菜室9が形成されている。
第1の冷却器室7内の下部には、冷凍サイクル2の冷蔵
室用冷却器10が配設されており、仕切壁6の上部に
は、吹き出し口6aが形成されていて、この吹き出し口
6a部分に冷蔵室用ファン11が配設されている。そし
て、仕切壁6の下部には、第1の冷却器室7と野菜室9
とを連通する吸い込み口6bが形成され、仕切板8に
は、冷蔵室4と野菜室9とを連通する連通口8aが形成
されている。
は、仕切壁12により第2の冷却器室13が形成されて
いて、その冷却器室13内の下部には、冷凍サイクル2
の冷凍室用冷却器14が配設されている。仕切壁12の
上部には、吹き出し口12aが形成されていて、この吹
き出し口12a部分に冷凍室用ファン15が配設されて
いる。そして、仕切壁12の下部には、第2の冷却器室
13と冷凍室5とを連通する吸い込み口12bが形成さ
れている。尚、冷蔵庫本体1の下部には、機械室16が
形成されていて、この機械室16の奥部には、冷凍サイ
クル2の圧縮機17及びこの圧縮機17を冷却するため
の圧縮機用冷却ファン18が配設されている。
冷凍室用冷却器14及び圧縮機17の他に、凝縮器1
9、弁装置たる三方電磁弁20、キャピラリチューブ2
1a及び21bを備えている。この場合、圧縮機17の
吐出口は、凝縮器19を介して三方電磁弁20の入口に
連通され、三方電磁弁20の一方の出口は、キャピラリ
チューブ21a、冷蔵室用冷却器10、連結パイプ22
及び冷凍室用冷却器14を介して圧縮機17の吸入口に
連通されている。そして、三方電磁弁20の他方の出口
は、キャピラリチューブ21bを介して連結パイプ22
の途中部位に連通されている。
方電磁弁20は、圧縮機17から吐出された後に凝縮器
18を経て供給される冷媒を冷蔵室用冷却器10及び冷
凍室用冷却器14にこの順に供給する冷蔵室冷却モード
と冷凍室用冷却器14のみに供給する冷凍室冷却モード
とに切り替えられるものである。
用ファン15及び圧縮機用冷却ファン18は、例えばタ
ップ切替によって可変速運転可能に構成されている。具
体的には、冷蔵室用ファン11は、定常回転状態と低速
回転状態とに切り替え可能な構成になっており、また、
冷凍室用ファン15、圧縮機用冷却ファン18は、定常
回転状態と高速回転状態とに切り替え可能な構成になっ
ている。
動作状態においては、当該圧縮機17で圧縮された冷媒
が凝縮器19で凝縮液化された後に三方電磁弁20に与
えられる。このとき、三方電磁弁20が冷凍室冷却モー
ドに切り替えられていた場合には、上記冷媒がキャピラ
リチューブ21bを介して冷凍室用冷却器14のみに供
給されるようになり、その冷凍室用冷却器14で蒸発し
た後に圧縮機17に戻るようになる。このような状態で
は、後述の説明から明らかとなるように冷凍室用ファン
15が動作されるようになっており、この冷凍室用ファ
ン15の送風作用により、冷凍室用冷却器14による冷
気は、図1中に矢印Fで示すように、第2の冷却器室1
3から吹き出し口12aを通じて冷凍室5内に供給され
た後に、吸い込み口12bを通じて当該冷却器室12へ
戻るようになり、これにより冷凍室5内の冷却運転が行
われる。
方電磁弁20が冷蔵室冷却モードに切り替えられていた
場合には、後述するように圧縮機17の吐出能力が冷凍
室冷却モード時より高められると共に、その圧縮機17
から吐出された後に凝縮器19を経て液化された冷媒
が、キャピラリチューブ21aを介して冷蔵室用冷却器
10及び冷凍室用冷却器14にこの順に供給されるよう
になる。このとき、上記液冷媒の量は、主に冷蔵室用冷
却器10で蒸発した後にここで蒸発しきれなかった比較
的少ない液冷媒が冷凍室用冷却器14で蒸発するように
なっており、この蒸発後に圧縮機17に戻るようにな
る。このような状態では、後述の説明から明らかとなる
ように冷蔵室用ファン11が動作されるようになってお
り、この冷蔵室用ファン11の送風作用により、冷蔵室
用冷却器10による冷気は、図1中に矢印Rで示すよう
に、第1の冷却器室7から吹き出し口6aを通じて冷蔵
室4内に供給された後に、連通口8aを通じて野菜室9
内に流入し、さらにこの後に吸い込み口6bを通じて当
該冷却器室7へ戻るようになり、これにより冷蔵室4及
び野菜室9内の冷却運転が行われる。
ックの組み合わせによって示されている。即ち、図2に
おいて、冷蔵室温度センサ23は、冷蔵室4内の温度を
検出する例えばサーミスタから成り、冷凍室温度センサ
24は、冷凍室5内の温度を検出する例えばサーミスタ
から成るものであり、その温度検出信号をマイクロコン
ピュータを主体として構成された制御回路25(本発明
でいう制御手段に相当)の入力ポートに与えるように接
続されている。また、急速冷凍スイッチ26は、使用者
が操作可能な位置(例えば図示しない冷蔵室用ドアの前
面側の位置)に設けられたモーメンタリ形のもので、そ
のオン信号を制御回路25の入力ポートに与えるように
接続されている。
・可変周波数のインバータ回路27(本発明でいうイン
バータ電源に相当)と、前記三方電磁弁20、冷蔵室用
ファン11、冷凍室用ファン15及び圧縮機用冷却ファ
ン18をそれぞれ駆動するための駆動回路28とが接続
されている。この場合、圧縮機17は、インバータ回路
27により可変速駆動される電動機17Mを内蔵した能
力可変型に構成されている。
25による制御内容が本発明の要旨に関係した部分を中
心に示されており、以下これについて関連した作用と共
に説明する。
オン操作が行われていない常時においては、通常運転ル
ーチンA1を実行する。このルーチンA1では、例え
ば、以下〜に述べるような制御を実行することによ
り、冷蔵室4(及び野菜室9)並びに冷凍室5をそれぞ
れに設定された温度となるように冷却する。
少なくとも一方が設定上限温度(冷蔵室上限温度は例え
ば5℃、冷凍室上限温度は例えば−18℃)を越えたと
きには、圧縮機17及び圧縮機用冷却ファン18を動作
開始させる。この場合に、冷蔵室4内及び冷凍室5内の
各温度が双方とも設定上限温度を越えている状態では、
三方電磁弁20を冷蔵室冷却モード及び冷凍室冷却モー
ドの何れかに所定時間毎(例えば冷蔵室冷却モードが1
0分、冷凍室冷却モードが15分)に交互に切り替える
と共に、これに連動して冷蔵室用ファン11及び冷凍室
用ファン15を交互に動作させ、以て冷蔵室4内及び冷
凍室5内の冷却運転を交互に行う。また、冷蔵室4のみ
が設定上限温度を越えている状態では、三方電磁弁20
を冷蔵室冷却モードに切り替えて冷蔵室4内の冷却運転
を行い、冷凍室5のみが設定上限温度を越えている状態
では、三方電磁弁20を冷凍室冷却モードに切り替えて
冷凍室5内の冷却運転を行う。
は、圧縮機17の吐出能力をインバータ回路27を通じ
て相対的に高くなるように制御し、冷凍室5の冷却運転
時には、圧縮機17の吐出能力をインバータ回路27を
通じて相対的に低くなるように制御する。また、圧縮機
17の吐出能力を、負荷が小さくなるのに応じて複数段
階に低くする制御も同時に行う。尚、負荷の大小は、例
えば庫内温度の変化率に基づいて判断できる。
冷蔵室4内の温度が設定下限温度(例えば1℃)以下に
下がったときには、三方電磁弁20を冷凍室冷却モード
に保持すると共に、冷凍室用ファン15の運転を継続す
ることにより、冷凍室5の冷却運転を続行し、冷凍室5
内の温度が設定下限温度(例えば−22℃)以下に下が
ったときには、三方電磁弁20を冷蔵室冷却モードに保
持すると共に、冷蔵室用ファン11の運転を継続するこ
とにより、冷蔵室4の冷却運転を実行する。この後に、
冷蔵室4及び冷凍室5内の各温度が双方とも設定下限温
度以下に下がったときには、圧縮機17及び圧縮機用冷
却ファン18を動作停止させる(冷蔵室用ファン11及
び冷凍室用ファン15も停止)。
状態では急速冷凍スイッチ26がオンされたか否かを判
断しており(ステップA2)、ここで「YES」と判断
した場合には、通常運転ルーチンA1から抜け出して三
方電磁弁20を強制的に冷凍室冷却モードに切り替える
ステップA3を実行する。尚、このステップA3におい
ては、冷蔵室用ファン11が動作されていた場合にこれ
を動作停止させる制御も行う。
を開始するステップA4、インバータ回路27を通じて
電動機17Mの高速回転を開始させて圧縮機17の吐出
能力を高めるステップA5、駆動回路28を通じて冷凍
室用ファン15及び圧縮機用冷却ファン18の高速回転
を開始させるステップA6を順次実行した後に、冷蔵室
用温度センサ23からの温度検出信号により示される冷
蔵室4内の温度を読み込むステップA7を実行する。
み込んだ温度が冷蔵室4の設定上限温度以上であるか否
かを判断する(ステップA8)。このステップA8で
「NO」と判断した場合には、前記積算運転時間ΣTが
予め設定された急速冷凍時間T(例えば150分)に達
したか否かを判断し(ステップA9)、ここで「NO」
と判断した場合にはステップA7へ戻るが、「YES」
と判断した場合には通常運転ルーチンA1へ戻る。
が行われる結果、急速冷凍スイッチ26がオン操作され
たときには、冷凍室5内の急速冷凍運転が開始されると
共に、その急速冷凍運転期間中において冷蔵室4内の温
度が設定上限温度以下に継続的に保たれていた場合に
は、当該急速冷凍運転が予め設定された急速冷凍運転時
間だけ継続されたときに通常の運転状態に戻るものであ
る。
断した場合、つまり、冷凍室5内の急速冷凍運転期間中
において冷蔵室4内の温度が設定上限温度を越えて上昇
したときには、圧縮機17の運転時間ΣTの積算を一時
停止するステップA10、三方電磁弁20を冷蔵室冷却
モードに切り替えるステップA11、冷蔵室用ファン1
1の低速回転を開始させるステップA12を順次実行し
た後に、冷蔵室用温度センサ23からの温度検出信号に
より示される冷蔵室4内の温度を読み込むステップA1
3を実行する。尚、この場合において、圧縮機17用の
電動機17M、冷凍室用ファン15及び圧縮機用冷却フ
ァン18は、その高速回転が継続されたままとなる。
み込んだ温度が所定温度Dn以下に下がったか否かを判
断する(ステップA14)。尚、上記温度Dnは、冷蔵
室4の設定上限温度(5℃)よりある程度低く且つ設定
下限温度(1℃)以上の適宜な値に設定されるものであ
る。上記ステップA14で「NO」と判断した場合には
ステップA13へ戻るが、「YES」と判断した場合に
は、三方電磁弁20を冷凍室冷却モードに復帰させるス
テップA15、冷蔵室用ファン11を回転停止させるス
テップA16、圧縮機17の運転時間ΣTの積算を再開
するステップA17を順次実行した後に前記ステップA
9へ戻る。
が行われる結果、冷凍室5内の急速冷凍運転中において
冷蔵室4内の温度が設定上限温度を越えて上昇したとき
には、当該急速冷凍運転が一時的に中断されて冷蔵室4
内の冷却運転が行われるものであり、この冷却運転によ
り冷蔵室4内の温度が所定の設定温度Dnまで下がった
ときに、冷凍室5内の急速冷凍運転が再開されることに
なる。
制御回路25によって、冷蔵室4内の冷却運転と冷凍室
5内の冷却運転が交互に行われるように制御されるもの
であるが、このような制御方式の場合、単位時間当たり
の冷却能力を従来構成のように大きくする必要がなくな
るから、圧縮機17として能力が小さめの小形のもの
(つまり出力が小さいもの)を使用できるようになる。
また、上記のような制御が行われる場合には、圧縮機1
7の運転率が高くなるが、圧縮機17自体の出力が小さ
くて済むと共に、従来のように圧縮機17の起動及び停
止が頻繁に行われることがなくなって起動ロスが小さく
なるから、総じて平均消費電力の低減を実現できるよう
になる。
たときには、制御回路25が、圧縮機17から吐出され
た後に凝縮器19などを経て液化された冷媒を冷凍室用
冷却器14のみに供給すると共に、冷凍室用ファン15
を高速回転させるという急速冷凍制御が実行する構成と
なっているから、冷凍室5内の選択的な急速冷凍運転を
確実に実行できるようになって、冷凍室5内に収納した
食品を急速に冷凍する場合に便利になる。この場合、上
記のような急速冷凍制御の実行時には、電動機17Mの
回転数を上昇させて圧縮機17の吐出能力を高める制御
が同時に行われるから、冷凍室5内の選択的な急速冷凍
運転の実行時において、その冷凍室5内の冷却能力が向
上するようになって、内部に収納した食品をさらに急速
に冷凍できるようになる。しかも、急速冷凍制御の実行
時には圧縮機用冷却ファン18が高速回転される構成と
なっているから、上記のように圧縮機17の吐出能力を
高める制御が行われる場合であっても、その圧縮機17
の温度上昇を効果的に抑制できるようになる。
には、三方電磁弁20を予め決められた急速冷凍時間T
だけ冷凍室冷却モードに切り替えた状態を保持すること
により冷凍室5側の冷却能力を向上させる構成となって
いるから、冷凍室5内の選択的な急速冷凍運転を冷蔵室
4内の冷却運転に優先して所定時間だけ連続的に実行で
きるようになり、結果的に、急速冷凍効果を高める上で
有益となる。
を冷凍室冷却モードに切り替えた状態(急速冷凍運転の
実行状態)で冷蔵室4内の温度が設定上限温度以上とな
ったときには、当該三方電磁弁20を冷蔵室冷却モード
に切り替えると共に、その後に冷蔵室4内の温度が所定
温度Dn以下に下がったときに三方電磁弁20を元の状
態に復帰させる制御を行う構成となっているから、冷凍
室5内の選択的な急速冷凍運転の実行時において冷蔵室
4内の温度が設定上限温度以上に上昇する事態を確実に
防止できるようになる。
において、冷蔵室4内の温度上昇に応じて三方電磁弁2
0が冷蔵室冷却モードに切り替えられた場合、つまり冷
凍室5の冷却運転が停止された場合には、冷凍室用ファ
ン15が高速回転される構成となっているから、冷凍室
用冷却器14からの冷気が冷凍室5内で十分に循環する
ようになって、その冷凍室5内の温度が上昇する事態を
極力防止できるようになる。
室冷却モードに切り替えられた状態では冷蔵室冷却器1
0及び冷凍室用冷却器14にこの順に液冷媒が供給され
ると共に、冷蔵室用ファン11が低速回転される構成と
なっているから、冷凍室5内の選択的な急速冷凍運転の
実行時において、三方電磁弁20が冷蔵室冷却モードに
切り替えられた期間においても、冷凍室用冷却器14に
流入する液冷媒の量が比較的多くなるように制御される
ようになって、冷凍室5内の急速冷凍冷却運転が円滑に
行われるようになる。
14において冷蔵室4内が設定温度Dnまで下がったと
判断したときに冷凍室5内の急速冷凍運転を再開させる
構成としたが、冷凍室5内の急速冷凍運転を中断して冷
蔵室4の冷却運転を開始させた後に予め設定された所定
時間が経過したときに、当該急速冷凍運転を再開させる
構成としても良い。
2実施例が示されており、以下これについて前記第1実
施例と異なる部分のみ説明する。即ち、本実施例は、制
御回路25による制御内容に変更を加えたことに特徴を
有するものであり、図4には、その制御内容がフローチ
ャートにより示されている。尚、図4においては、前記
図3のフローチャートと同一のルーチン及びステップに
は同一記号を付した状態としている。
スイッチ26のオン操作が行われていない常時において
は、第1実施例で述べた内容の通常運転ルーチンA1を
実行する。この通常運転ルーチンA1の実行状態では急
速冷凍スイッチ26がオンされたか否かを判断しており
(ステップA2)、ここで「YES」と判断した場合に
は、通常運転ルーチンA1から抜け出して三方電磁弁2
0を強制的に冷凍室冷却モードに切り替えるステップA
3、圧縮機17の運転時間ΣTの積算を開始するステッ
プA4、冷凍室冷却時間ΣTFの積算を開始するステッ
プB1、インバータ回路27を通じて電動機17Mの高
速回転を開始させて圧縮機17の吐出能力を高めるステ
ップA5、駆動回路28を通じて冷凍室用ファン15及
び圧縮機用冷却ファン18の高速回転を開始させるステ
ップA6を順次実行した後に、冷蔵室用温度センサ23
からの温度検出信号により示される冷蔵室4内の温度を
読み込むステップA7を実行する。
み込んだ温度が冷蔵室4の設定上限温度以上であるか否
かを判断する(ステップA8)。このステップA8で
「NO」と判断した場合には、積算動作中の前記冷凍室
冷却時間ΣTFが予め設定された分割運転時間ΔT1
(例えば30分〜60分程度)に達したか否かを判断す
る(ステップB2)、ここで「NO」と判断した場合に
はステップA7へ戻るが、「YES」と判断した場合に
は上記冷凍室冷却時間ΣTFを初期化し(ステップB
3)、この後に前記積算運転時間ΣTが予め設定された
急速冷凍時間T(150分)に達したか否かを判断する
ステップA9を実行する。このステップA9で「YE
S」と判断した場合には通常運転ルーチンA1へ戻る
が、「NO」と判断した場合には、後述するステップB
5へ移行する。
断した場合、つまり、冷凍室5内の急速冷凍運転期間中
において冷蔵室4内の温度が設定上限温度を越えて上昇
したときには、冷凍室温度保証制御ルーチンB4を実行
した後に前記ステップB2へ移行する。この冷凍室温度
保証制御ルーチンB4は、第1実施例の図3中における
ステップA10〜A17を含むものであり、これによ
り、冷凍室5内の急速冷凍運転の実行実行時において冷
蔵室4内の温度が設定上限温度以上に上昇する事態を防
止するようにしている。
冷蔵室冷却モードに切り替える制御を行うものであり、
この後には、冷蔵室用ファン11の低速回転を開始させ
るステップB6、冷蔵室冷却時間ΣTRの積算を開始す
るステップB7を順次実行した後に、冷蔵室用温度セン
サ23からの温度検出信号により示される冷蔵室4内の
温度を読み込むステップB8を実行する。
み込んだ温度が冷蔵室4の設定下限温度以下であるか否
かを判断する(ステップB9)。このステップB9で
「YES」と判断した場合には前記ステップA3へ移行
するが、「NO」と判断した場合には、積算動作中の前
記冷蔵室冷却時間ΣTRが予め設定された分割運転時間
ΔT2(例えば10分)に達したか否かを判断する(ス
テップB10)。ここで「NO」と判断した場合にはス
テップB8へ戻るが、「YES」と判断した場合には上
記冷蔵室冷却時間ΣTRを初期化するステップB11、
冷蔵室用ファン11の回転を停止させるステップB12
を順次実行した後にステップB3へ移行する。
イッチ26がオン操作されたときにおいても、三方電磁
弁20が冷蔵室冷却モード及び冷凍室冷却モードに交互
に切り替えられる制御が行われるが、この切り替え時に
は冷凍室冷却モードに切り替えた状態を通常時(冷蔵室
冷却モードが10分に対して冷凍室冷却モードが15
分)より長く保持する制御(冷蔵室冷却モードが10分
に対して冷凍室冷却モードが30分〜60分)を行うに
よって冷凍室5側の冷却能力を向上させる制御が行われ
るものである。
も前記第1実施例と同様の効果を奏するものであり、特
に本実施例においては、冷凍室5内の選択的な急速冷凍
運転の実行時においても、三方電磁弁20が冷蔵室冷却
モードに切り替えられる時間帯が必ず存在するから、冷
蔵室4内の温度が不用意に上昇する事態の発生を効果的
に防止できるという利点がある。
運転を行うための急速冷却スイッチを設ける構成、或い
は急速冷凍スイッチ26と上記急速冷却スイッチを双方
とも設ける構成とすることもできる。このような急速冷
凍スイッチを設ける場合には、制御回路25は、当該急
速冷却スイッチが操作されたときに所定時間だけ冷蔵室
4側の冷却能力を向上させた状態を保持するという急速
冷却制御を行うように構成される。このような構成によ
れば、急速冷却スイッチを操作することにより、冷蔵室
4内の選択的な急速冷却運転を確実に実行できるから、
冷蔵室4内を急速に冷却する場合に便利になる。
御の実行時において、電動機17Mの回転数を上昇させ
て圧縮機17の吐出能力を高める制御を同時に行う構成
とすることができる。また、制御回路25は、急速冷却
制御の実行時において、三方電磁弁20を予め決められ
た急速冷却時間だけ冷蔵室冷却モードに切り替えた状態
を保持することにより冷蔵室4側の冷却能力を向上させ
る制御を行う構成であっても良い。
おいて、三方電磁弁20を冷蔵室冷却モード及び冷凍室
冷却モードに交互に切り替えると共に、その交互切り替
えの際に、冷蔵室冷却モードに切り替えた状態を通常時
より長く保持することによって冷蔵室側の冷却能力を向
上させる構成であっても良い。この場合、制御回路25
は、上記のように三方電磁弁20を冷蔵室冷却モードに
切り替えた状態において、冷凍室5内の温度が設定上限
温度以上となったときには、当該三方電磁弁20を冷凍
室冷却モードに切り替えると共に、その後に所定時間が
経過したとき若しくは冷凍室5内の温度が所定温度以下
に下がったときに三方電磁弁20を元の状態に復帰させ
る制御を行う構成であっても良い。また、制御回路25
は、三方電磁弁20を冷蔵室冷却モードに切り替えた状
態では冷蔵室用ファン11を高速回転させる制御を行う
構成であっても良い。さらに、制御回路25は、前記急
速冷却制御の実行時には圧縮機用冷却ファン18を高速
回転させる構成であっても良い。
かなように、冷蔵室用冷却器及び冷凍室用冷却器、並び
にそれら各冷却器による冷気を冷蔵室内及び冷凍室内に
それぞれ送るための冷蔵室用ファン及び冷凍室用ファン
を個別に設けると共に、圧縮機から吐出された後に凝縮
器を経て液化された冷媒を少なくとも前記冷蔵室用冷却
器に供給する冷蔵室冷却モードと前記冷凍室用冷却器の
みに供給する冷凍室冷却モードとに切り替えられる弁装
置を設けた上で、圧縮機を動作させた状態では上記弁装
置を前記冷蔵室冷却モード及び冷凍室冷却モードに交互
に切り替える制御を行うと共に、使用者が操作可能な位
置に設置された急速冷凍スイッチが操作されたときに冷
凍室側の冷却能力を向上させた状態を所定時間だけ保持
する急速冷凍制御を行う制御手段を設ける構成、或い
は、圧縮機を動作させた状態では前記弁装置を前記冷蔵
室冷却モード及び冷凍室冷却モードに交互に切り替える
制御を行うと共に、使用者が操作可能な位置に設置され
た急速冷却スイッチが操作されたときに冷蔵室側の冷却
能力を向上させた状態を所定時間だけ保持する急速冷却
制御を行う制御手段を設けるなどの構成としたので、圧
縮機の小形化並びに平均消費電力の低減を実現できると
共に、冷凍室内の選択的な急速冷凍運転或いは冷蔵室内
の選択的な急速冷却運転を確実に実行できるなどの有益
な効果を奏するものである。
凍サイクルの概略的構成を実体的に示す図
冷凍室、9は野菜室、10は冷蔵室用冷却器、11は冷
蔵室用ファン、14は冷凍室用冷却器、15は冷凍室用
ファン、17は圧縮機、17Mは電動機、18は圧縮機
用冷却ファン、19は凝縮器、20は三方電磁弁(弁装
置)、25は制御回路(制御手段)、26は急速冷凍ス
イッチ、27はインバータ回路(インバータ電源)を示
す。
Claims (8)
- 【請求項1】 冷媒を圧縮するための圧縮機と、 冷蔵室を冷却するための冷蔵室用冷却器と、 冷凍室を冷却するための冷凍室用冷却器と、 前記圧縮機から吐出された後に凝縮器を経て供給される
冷媒を少なくとも前記冷蔵室用冷却器に供給する冷蔵室
冷却モードと前記冷凍室用冷却器のみに供給する冷凍室
冷却モードとに切り替えられる弁装置と、 この弁装置が冷蔵室冷却モードにあるときに運転されて
前記冷蔵室用冷却器による冷気を前記冷蔵室内に送る冷
蔵室用ファンと、 前記弁装置が冷凍室冷却モードにあるときに運転されて
前記冷凍室用冷却器による冷気を前記冷凍室内に送る冷
凍室用ファンと、 前記圧縮機、弁装置、冷蔵室用ファン及び冷凍室用ファ
ンの動作を制御するように設けられ、圧縮機を動作させ
た状態では上記弁装置を前記冷蔵室冷却モード及び冷凍
室冷却モードに交互に切り替える制御を行う制御手段
と、 使用者が操作可能な位置に設置された急速冷凍スイッチ
とを備え、 前記制御手段は、前記急速冷凍スイッチが操作されたと
きには、前記弁装置を冷蔵室冷却モード及び冷凍室冷却
モードに交互に切り替える制御を行う際に、冷凍室冷却
モードに切り替えた状態を通常時より長く保持すること
によって冷凍室側の冷却能力を向上させるという急速冷
凍制御を行うように構成されていることを特徴とする冷
凍冷蔵庫。 - 【請求項2】 請求項1記載の冷凍冷蔵庫において、 制御手段は、弁装置を冷凍室冷却モードに切り替えた状
態で冷蔵室内の温度が上限温度以上となったときには、
当該弁装置を冷蔵室冷却モードに切り替えると共に、前
記冷凍室用ファンを回転させる制御を行い、その後に所
定時間が経過したとき若しくは冷蔵室内の温度が所定温
度以下に下がったときに弁装置を元の状態に復帰させる
制御を行うことを特徴とする 冷凍冷蔵庫。 - 【請求項3】 冷媒を圧縮するための圧縮機と、 冷蔵室を冷却するための冷蔵室用冷却器と、 冷凍室を冷却するための冷凍室用冷却器と、 前記圧縮機から吐出された後に凝縮器を経て供給される
冷媒を少なくとも前記冷蔵室用冷却器に供給する冷蔵室
冷却モードと前記冷凍室用冷却器のみに供給する冷凍室
冷却モードとに切り替えられる弁装置と、 この弁装置が冷蔵室冷却モードにあるときに運転されて
前記冷蔵室用冷却器による冷気を前記冷蔵室内に送る冷
蔵室用ファンと、 前記弁装置が冷凍室冷却モードにあるときに運転されて
前記冷凍室用冷却器による冷気を前記冷凍室内に送る冷
凍室用ファンと、 前記圧縮機、弁装置、冷蔵室用ファン及び冷凍室用ファ
ンの動作を制御するように設けられ、圧縮機を動作させ
た状態では上記弁装置を前記冷蔵室冷却モード及び冷凍
室冷却モードに交互に切り替える制御を行う制御手段
と、 使用者が操作可能な位置に設置された急速冷凍スイッチ
とを備え、 前記制御手段は、前記急速冷凍スイッチが操作されたと
きには、前記弁装置を予め決められた急速冷凍時間だけ
冷凍室冷却モードに切り替えた状態を保持することによ
り冷凍室側の冷却能力を向上させるという急速冷凍制御
を行い、このように弁装置を冷凍室冷却モードに切り替
えた状態で冷蔵室内の温度が上限温度以上となったとき
には、当該弁装置を冷蔵室冷却モードに切り替えると共
に、前記冷凍室用ファンを回転させる制御を行い、その
後に所定時間が経過したとき若しくは冷蔵室内の温度が
所定温度以下に下がったときに弁装置を元の状態に復帰
させる制御を行うことを特徴とする 冷凍冷蔵庫。 - 【請求項4】 請求項1ないし3の何れかに記載の冷凍
冷蔵庫において、 弁装置が冷蔵室冷却モードに切り替えられた状態では冷
蔵室冷却器及び冷凍室用冷却器にこの順に液冷媒が供給
されるように構成されると共に、冷蔵室用ファンは可変
速運転可能に構成され、 制御手段は、弁装置を冷蔵室冷却モードに切り替えた状
態では前記冷蔵室用ファンを低速回転させる制御を行う
ことを特徴とする 冷凍冷蔵庫。 - 【請求項5】 冷媒を圧縮するための圧縮機と、 冷蔵室を冷却するための冷蔵室用冷却器と、 冷凍室を冷却するための冷凍室用冷却器と、 前記圧縮機から吐出された後に凝縮器を経て供給される
冷媒を少なくとも前記冷蔵室用冷却器に供給する冷蔵室
冷却モードと前記冷凍室用冷却器のみに供給する冷凍室
冷却モードとに切り替えられる弁装置と、 この弁装置が冷蔵室冷却モードにあるときに運転されて
前記冷蔵室用冷却器による冷気を前記冷蔵室内に送る冷
蔵室用ファンと、 前記弁装置が冷凍室冷却モードにあるときに運転されて
前記冷凍室用冷却器による冷気を前記冷凍室内に送る冷
凍室用ファンと、 前記圧縮機、弁装置、冷蔵室用ファン及び冷凍室用ファ
ンの動作を制御するように設けられ、圧縮機を動作させ
た状態では上記弁装置を前記冷蔵室冷却モード及び冷凍
室冷却モードに交互に切り替える制御を行う制御手段
と、 使用者が操作可能な位置に設置された急速冷却スイッチ
とを備え、 前記制御手段は、前記急速冷却スイッチが操作されたと
きには、前記弁装置を予め決められた急速冷却時間だけ
冷蔵室冷却モードに切り替えた状態を保持することによ
り冷蔵室側の冷却能力を向上させた状態を保持するとい
う急速冷却制御を行い、このように弁装置を冷蔵室冷却
モードに切り替えた状態で冷凍室内の温度が上限温度以
上となったときには、当該弁装置を冷凍室冷却モードに
切り替えると共に、その後に所定時間が経過したとき若
しくは冷凍室内の温度が所定温度以下に下がったときに
弁装置を元の状態に復帰させる制御を行うように構成さ
れている ことを特徴とする冷凍冷蔵庫。 - 【請求項6】 冷媒を圧縮するための圧縮機と、 冷蔵室を冷却するための冷蔵室用冷却器と、 冷凍室を冷却するための冷凍室用冷却器と、 前記圧縮機から吐出された後に凝縮器を経て供給される
冷媒を少なくとも前記冷蔵室用冷却器に供給する冷蔵室
冷却モードと前記冷凍室用冷却器のみに供給する冷凍室
冷却モードとに切り替えられる弁装置と、 この弁装置が冷蔵室冷却モードにあるときに運転されて
前記冷蔵室用冷却器による冷気を前記冷蔵室内に送る冷
蔵室用ファンと、 前記弁装置が冷凍室冷却モードにあるときに運転されて
前記冷凍室用冷却器による冷気を前記冷凍室内に送る冷
凍室用ファンと、 前記圧縮機、弁装置、冷蔵室用ファン及び冷凍室用ファ
ンの動作を制御するように設けられ、圧縮機を動作させ
た状態では上記弁装置を前記冷蔵室冷却モード及び冷凍
室冷却モードに交互に切り替える制御を行う制御手段
と、 使用者が操作可能な位置に設置された急速冷却スイッチ
とを備え、 前記制御手段は、前記急速冷却スイッチが操作されたと
きには、弁装置を冷蔵室冷却モード及び冷凍室冷却モー
ドに交互に切り替える際に、冷蔵室冷却モードに切り替
えた状態を通常時より長く保持することによって冷蔵室
側の冷却能力を向上させた状態を保持するという急速冷
却制御を行い、このように弁装置を冷蔵室冷却モードに
切り替えた状態で冷凍室内の温度が上限温度以上となっ
たときには、当該弁装置を冷凍室冷却モードに切り替え
ると共に、その後に所定時間が経過したとき若しくは冷
凍室内の温度が所定温度以下に下がったときに弁装置を
元の状態に復帰させる制御を行うように構成されている
ことを特徴とする 冷凍冷蔵庫。 - 【請求項7】 請求項5または6記載の冷凍冷蔵庫にお
いて、 制御手段は、弁装置を冷蔵室冷却モードに切り替えた状
態では前記冷蔵室用ファンを回転させる制御を行うこと
を特徴とする冷凍 冷蔵庫。 - 【請求項8】 請求項5または6記載の冷凍冷蔵庫にお
いて、 圧縮機を冷却する可変速型の圧縮機用冷却ファンを備
え、 制御手段は、急速冷却制御の実行時には前記圧縮機用冷
却ファンを回転させることを特徴とする 冷凍冷蔵庫。
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