JP3528121B2 - パチンコ機用施錠装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機の前面
枠を本体枠に対し施錠すると共に、前面枠内に開閉可能
に取付けられたガラス枠を、前面枠に対し施錠するパチ
ンコ機用施錠装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】パチンコ機の前面枠を本体枠に対し施錠
する施錠装置として、断面Ｌ字状の取付板と支持板から
なる基枠の内側に、摺動杆が摺動可能に配設され、支持
板の上部と下部に鉤部材が摺動杆に連結されて傾動可能
に枢支され、取付板の中間部にシリンダ錠がその錠軸を
取付板に設けた孔から内側に差込むように固定され、錠
軸の先端に摺動杆と係合するカム板が固定されてなる施
錠装置が、一般に使用されている（例えば、実公昭５７
−８８６７号公報等参照）。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】一方、パチンコ機の前
面枠内には、ガラスを嵌め込んだガラス枠が開閉可能に
取付けられているが、この種の施錠装置には、ガラス枠
を施錠するガラス枠用施錠具は設けられてなく、単にガ
ラス枠用施錠具を解錠するための作動片付き作動杆が、
施錠装置の基枠内に設けられ、シリンダ錠によるカム板
の回動によりその作動杆を摺動させる機構が設けられて
いるのみである。

【０００４】このため、ガラス枠用施錠具を別個に前面
枠の内側に取付ける必要があり、その際の取付け作業に
多くの工数がかかると共に、施錠装置側の作動片をガラ
ス枠用施錠具側の受け具に合せるように、位置調整を行
なう必要があり、取付け時の調整作業にも多くの作業工
数がかかる問題があった。

【０００５】そこで、従来、特開平９−１１７５５４号
公報、特開平１０−２７７２４２号公報等により、１本
の基枠内に前面枠用の施錠装置とガラス枠用の施錠装置
を組み込んだパチンコ機の施錠装置が提案された。

【０００６】この施錠装置は、基枠の支持板の内側に、
ガラス枠施錠用の鉤部材を上部と下部に有する摺動杆を
上下摺動可能に配設し、摺動杆の一部を支持板の内側の
カム板と係合可能な箇所まで延設し、シリンダ錠による
カム板の反対側への回動により、ガラス枠施錠用の摺動
杆を摺動させ、それによってガラス枠用の鉤部材を摺動
させ、ガラス枠の解錠を行う構造である。

【０００７】しかしながら、上記ガラス枠施錠用の鉤部
材を有する摺動杆は、基枠の支持板と前面枠施錠用の連
結杆との間に摺動可能に配設され、且つ比較的大形の部
材であるから、摺動杆が支持板と前面枠施錠用連結杆に
挟まれた状態で摺動する場合、その摺動抵抗が大きく発
生し、ガラス枠を解錠する際の鍵の回動操作力が重くな
る恐れがあった。

【０００８】そこで、上記従来の施錠装置は、摺動杆や
連結杆の摺動抵抗を少なくするために、前面枠施錠用の
鉤部材を基枠の支持板から少し離した位置に枢支するよ
うに、基枠の取付板上にブラケットを固定し、そのブラ
ケット上に鉤部材を枢支していた。このため、ブラケッ
ト等の部品が増加すると共に、ブラケットを基枠に固定
する作業工数が増し、製造コストが高くなる問題があっ
た。

【０００９】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、部品点数を削減できると共に、軽い操作
で解錠することができるガラス枠用施錠具内蔵のパチン
コ機用施錠装置を提供することを目的とする。

【００１０】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の施錠装置は、取付板と支持板からなる縦
長の基枠の内側に摺動杆が摺動可能に配設され、該支持
板の上部と下部に鉤部材が摺動杆に連結されて傾動可能
に枢支され、該基枠の取付板にシリンダ錠がその錠軸を
内側に差込むように固定され、該錠軸の先端に前記摺動
杆と係合するカム板が固定され、鉤部を上下に有するガ
ラス枠施錠杆が、前記基枠の内側で長手方向に沿って、
該鉤部を該取付板に設けた長孔から前面側に突出させた
状態で、摺動可能に配設され、該ガラス枠施錠杆の一部
に前記カム板が係合可能な係合部が設けられたパチンコ
機用施錠装置において、前記支持板の内側に突出して形
成された上部と下部の支持突出部に前記鉤部材が各々枢
支され、前記摺動杆が前記支持板から離れた位置で該上
下の該鉤部材を連結して配設され、該支持板と該摺動杆
との間に前記ガラス枠施錠杆が摺動可能に配設され、前
記鉤部材に対応した前記取付板上にスリット状のガイド
孔が該鉤部材の幅方向に形成され、該各ガイド孔に該各
鉤部材の末端が摺動可能に挿入されたことを特徴とす
る。

【００１１】

【発明の作用・効果】このような構成の施錠装置は、前
面枠を本体枠に対し閉じると、施錠装置の上下の鉤部材
が本体枠側の受け金具に当って下方に傾動しながら係止
され、施錠状態となる。それを解錠する場合は、キーに
よってシリンダ錠を回し、カム板を回転させると、カム
板の係合部が摺動杆と係合してこれを摺動させ、上下の
鉤部材が傾動する。この鉤部材の傾動によって、本体枠
の受け金具との係合が外れ、前面枠は開放可能な状態と
なる。

【００１２】上下の鉤部材は、支持板の内側に突出して
形成された上部と下部の支持突出部に各々枢支され、摺
動杆は支持板から離れた位置で上下の鉤部材を連結して
配設されるから、鉤部材の回動抵抗や摺動杆の摺動抵抗
は非常に小さく、施錠、解錠の動作（操作）をスムーズ
に行なうことができる。また、鉤部材に対応した取付板
上にスリット状のガイド孔が鉤部材の幅方向に形成さ
れ、各ガイド孔に各鉤部材の末端が摺動可能に挿入され
るから、鉤部材はその末端がガイド孔にガイドされなが
ら傾動し、鉤部材のガタつきを防止することができる。

【００１３】一方、前面枠内のガラス枠を前面枠に対し
閉じると、ガラス枠内の係止部が前面枠側に取り付けた
施錠装置の取付板から突出したガラス枠施錠杆の鉤部に
当り、これを摺動させながら、ガラス枠が閉じられ、こ
のとき、鉤部に係止部が係止され、ガラス枠は施錠状態
となる。

【００１４】ガラス枠を解錠する場合は、シリンダ錠の
キーを逆方向に回して、カム板を同方向に回動させる。
このとき、カム板の係合部がガラス枠施錠杆の係合孔と
係合してこれを摺動させる。このガラス枠施錠杆の摺動
によって、ガラス枠の係止片と鉤部の係合が外れ、ガラ
ス枠は解錠される。

【００１５】ガラス枠施錠杆は支持板と摺動杆との間の
隙間に摺動可能に配設されるため、比較的小さい摺動抵
抗でガラス枠施錠杆を動作（操作）させることができ
る。

【００１６】更に、鉤部材を支持する支持突出部は、基
枠の支持板の一部の両側部をプレス加工により打ち抜く
と共に、その中央部を内側に押し出すように形成すれ
ば、別個にブラケット部品を取り付けたりせず、簡単な
プレス加工だけで鉤部材を支持させることができる。

【００１７】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図１は施錠装置の正面図を、図２はそ
の左側面図を、図３はその右側面図を、図４はその背面
図を各々示している。１は取付板２と支持板３を略直角
に曲折して一体成形してなる縦長の基枠で、基枠１の支
持板３の背面側の縁部には各種機器を取り付けるための
取付曲部３ａが形成される。取付板２には複数の取付孔
が穿設されると共に、補強のために縁を曲折した曲折縁
部が形成される。

【００１８】支持板３の上部と下部には、その金属板の
一部を内側に切り起すことにより、支持突出部３１、３
３が内側に突出して形成される。つまり、支持板３の内
側に突出する支持突出部３１、３３は、支持板３の一部
の両側部をプレス加工により打ち抜くと共に、その中央
部を内側に押し出して形成される。その支持突出部３
１、３３には、鉤部材４と５が枢支ピン４ａ，５ａによ
り傾動可能に枢支される。ピンにはリベット或は金属鳩
目を使用することができる。鉤部材４、５は三角形頭部
を有しその中間部に係合凹部を上側に向けて有してい
る。また、支持板３の中間部には、摺動杆６を支持板３
から離して摺動可能に支持するための中間支持突出部３
２が、同様に金属板の一部を内側に切り起して形成され
る。

【００１９】図８、図９に示すように、上下の鉤部材
４、５は、支持板３の内側に突設された支持突出部３
１、３３に枢支されるが、鉤部材４、５の枢支部が支持
突出部側に突出して設けられることにより、鉤部材４、
５の支持板３との摺動箇所をなくしている。また、鉤部
材４、５を連結する摺動杆６も、支持板３から離して配
設されるため、摺動杆６の摺動抵抗と鉤部材４、５の回
動抵抗を最小にすることができる。

【００２０】更に、上下の鉤部材４、５に対応した取付
板２上の位置に、スリット状のガイド孔２８、２９が鉤
部材の幅方向に沿って形成され、各ガイド孔２８、２９
に各鉤部材４、５の末端が摺動可能に挿入され、ガイド
される。鉤部材４、５は、支持突出部３１、３３上に枢
支ピン４ａ，４ｂのみで枢支され、ガタつき易いが、こ
のようなガイド孔２８、２９に鉤部材４、５の末端が挿
入され、ガイドされることにより、鉤部材４、５のガタ
つきをなくすことができる。

【００２１】基枠１の内側に、図３、図４のように、支
持板３に沿って摺動杆６が摺動可能に配設され、摺動杆
６の上端は、鉤部材４の末端に連結ピン４ｂで連結さ
れ、その下端は同様に下部の鉤部材５の末端に連結ピン
５ｂで連結される。図５、図６に示すように、摺動杆６
の中間部に長孔６ａが形成され、ガイドピン６ｂがその
長孔６ａを挿通し、支持板３の中間支持突出部３２に固
定され、摺動杆６の中間部はこのガイドピン６ｂにより
ガイドされる。さらに、図５に示すように、摺動杆６の
下部に設けられた幅広部に、後述のカム板８の第一係合
部８ａが係合する係合部１７が幅広部の上部を内側に曲
げることによって形成される。この鉤部材４、５及びそ
れを動かす摺動杆６が、パチンコ機の前面枠用の施錠機
構を構成する。

【００２２】取付板２の下部に、シリンダ錠７を取り付
けるための取付曲折部１８が形成される。取付曲折部１
８は、取付板２の一部を切り開き、それを内側に曲げて
凹状に形成され、シリンダ錠７の元部を基枠１の内側に
入れ、その元部（フランジ）をそこに固定する構造であ
る。シリンダ錠７は、その元部にフランジ７ａを有し、
錠軸を基枠１の内側に挿入するようにして、フランジ７
ａを取付曲折部１８にねじ止めして固定する。このよう
に、基枠１の内側に凹状に形成された取付曲折部１８に
シリンダ錠７を固定することにより、シリンダ錠の７の
前面への突き出し長を短くし、規格化されたシリンダ錠
を厚さの薄い前面枠にも良好に使用することができる。

【００２３】シリンダ錠７の錠軸には第一係合部８ａと
第二係合部８ｂを持つカム板８が固定される。図４反時
計方向にカム板８を回動させた場合、カム板の第一係合
部８ａは摺動杆６の係合部１７に係合し、摺動杆６を上
方に摺動させ、鉤部材４、５を傾動させる。摺動杆６と
取付板２間にコイルばね９が掛けられ、摺動杆６はコイ
ルばね９により下側に付勢される。

【００２４】さらに、摺動杆６と支持板３の隙間に、ガ
ラス枠施錠杆１０が摺動可能に配設される。ガラス枠施
錠杆１０は、図５、図６のように、帯状金属の上部と中
間部に、鉤部１２，１３を前方に向けて形成し、下部に
カム板８の第二係合部８ｂと係合可能な係合部１４を設
けて形成される。上下の鉤部１２、１３は、後述のガラ
ス枠に設けた係止片と係止可能に形成され、また、ガラ
ス枠施錠杆１０の中間部には手動操作用の操作部１５が
突設される。

【００２５】基枠１の取付板２には、ガラス枠施錠杆１
０の鉤部１２と１３を挿通するための長孔２ａと２ｂ
が、図１、図６に示すように形成される。ガラス枠施錠
杆１０は、その鉤部１２と１３を長孔２ａと２ｂから外
側に突出させると共に、係合部１４をカム板８の近傍に
配置させ、基枠１と摺動杆６との間で上下摺動可能に配
設される。ガラス枠施錠杆１０と取付板２の間にコイル
ばね１６が掛けられ、ガラス枠施錠杆１０はコイルばね
１６により上方へ付勢される。

【００２６】このように構成された施錠装置は、図１０
に示すように、パチンコ機における例えば合成樹脂製の
前面枠２１の内側に、シリンダ錠７の先端を前面に露出
させ、鉤部材４、５を本体枠２０側に突出した状態で、
取付板２を用いて縦に取付けられる。

【００２７】一方、本体枠２０の内側の鉤部材４、５に
対応した上下位置に、受け金具２４、２５が固定され
る。さらに、ガラス枠２２が前面枠２１の開口部にヒン
ジを開閉可能に取付けられ、そのガラス枠２２の自由端
部に、ガラス枠施錠杆１０の鉤部１２、１３が係止可能
な係止部２６、２７が形成される。

【００２８】このパチンコ機用施錠装置は、パチンコ機
における前面枠２１を本体枠２０に対し閉じると、図１
０に示すように、施錠装置の上下の鉤部材４、５が本体
枠２０側の受け金具２４、２５に当って下方に傾動し、
コイルばね９の付勢力により戻って係止され、施錠状態
となる。

【００２９】それを解錠する場合は、キーによってシリ
ンダ錠７を錠軸を回し、カム板８を図１時計方向に回転
させると、カム板８の第一係合部８ａが摺動杆６の係合
部１７と係合してこれを上方へ摺動させ、上下の鉤部材
４、５を下方に傾動させる。この鉤部材４、５の傾動に
よって、本体枠２０の受け金具２４、２５との係合が外
れ、前面枠２１は開放可能な状態となる。

【００３０】一方、前面枠２１内のガラス枠２２を前面
枠２１に対し閉じると、図１０に示すように、ガラス枠
２２内の係止部２６、２７がガラス枠施錠杆１０の鉤部
１２、１３に当り、これを下方に摺動させながら閉じら
れ、コイルばね１６の付勢力によりガラス枠施錠杆１０
が上方に戻る。これにより、鉤部１２、１３に係止部２
６、２７が係止され、ガラス枠２２は施錠状態となる。

【００３１】ガラス枠２２を解錠する場合は、シリンダ
錠７のキーを逆方向に回して、カム板８を図４時計方向
へ回動させると、カム板８の第二係合部８ｂがガラス枠
施錠杆１０の係合部１４と係合してこれを下方へ摺動さ
せ、上下の鉤部１２、１３を下方へ摺動させる。この動
作によって、ガラス枠２２の係止片２６、２７と鉤部１
２、１３との係合が外れ、ガラス枠２２は開放される。

【００３２】このように、前面枠用の施錠装置の基枠１
内に、ガラス枠施錠杆１０を内蔵しているため、基枠１
の取付板２を前面枠２１の内側に固定するだけで、別個
にガラス枠用施錠具を取付ける必要がなく、簡単に取付
け作業を行うことができる。

【００３３】更に、上下の鉤部材４、５は、支持板３の
内側に突出して形成された上部と下部の支持突出部３
１、３３に各々枢支され、摺動杆６は支持板３から離れ
た位置で上下の鉤部材４、５を連結して配設されるか
ら、鉤部材の回動抵抗や摺動杆の摺動抵抗は非常に小さ
く、施錠、解錠の動作（操作）をスムーズに行なうこと
ができる。また、鉤部材４、５に対応した取付板２上に
スリット状のガイド孔２８、２９が鉤部材の幅方向に形
成され、各ガイド孔２８、２９に各鉤部材の末端が摺動
可能に挿入されるから、鉤部材４、５はその末端がガイ
ド孔にガイドされながら傾動し、鉤部材のガタつきを防
止することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示す施錠装置の正面図であ
る。

【図２】その左側面図である。

【図３】その右側面図である。

【図４】その背面図である。

【図５】施錠装置の分解右側面図である。

【図６】施錠装置の分解左側面図である。

【図７】摺動杆６を外した状態のガラス枠施錠杆解錠操
作時の右側面図である。

【図８】鉤部材４の箇所の拡大図である。

【図９】図８のIX-IX 断面図である。

【図１０】施錠装置の使用状態を示す右側面図である。

【符号の説明】

１−基枠 ２−取付板 ３−支持板 ４、５−鉤部材 ６−摺動杆 ７−シリンダ錠 ８−カム板 １０−ガラス枠施錠杆 １２、１３−鉤部 ２８、２９−ガイド孔 ３１、３３−支持突出部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−277242（ＪＰ，Ａ) 特開 平９−168654（ＪＰ，Ａ) 特開 平10−15198（ＪＰ，Ａ) 特開 平９−117554（ＪＰ，Ａ) 実開 昭60−2585（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭55−166281（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭55−51209（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) A63F 7/02 327 E05B 61/00

Claims (2)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 取付板と支持板からなる縦長の基枠の内
   側に摺動杆が摺動可能に配設され、該支持板の上部と下
   部に鉤部材が摺動杆に連結されて傾動可能に枢支され、
   該基枠の取付板にシリンダ錠がその錠軸を内側に差込む
   ように固定され、該錠軸の先端に前記摺動杆と係合する
   カム板が固定され、鉤部を上下に有するガラス枠施錠杆
   が、前記基枠の内側で長手方向に沿って、該鉤部を該取
   付板に設けた長孔から前面側に突出させた状態で、摺動
   可能に配設され、該ガラス枠施錠杆の一部に前記カム板
   が係合可能な係合部が設けられたパチンコ機用施錠装置
   において、 前記支持板の内側に突出して形成された上部と下部の支
   持突出部に前記鉤部材が各々枢支され、前記摺動杆が前
   記支持板から離れた位置で該上下の該鉤部材を連結して
   配設され、該支持板と該摺動杆との間に前記ガラス枠施
   錠杆が摺動可能に配設され、前記鉤部材に対応した前記
   取付板上にスリット状のガイド孔が該鉤部材の幅方向に
   形成され、該各ガイド孔に該各鉤部材の末端が摺動可能
   に挿入されたことを特徴とするパチンコ機用施錠装置。
2. 【請求項２】 前記支持突出部は前記基枠の支持板の一
   部の両側部をプレス加工により打ち抜くと共に、その中
   央部を内側に押し出して形成されたことを特徴とする請
   求項１記載のパチンコ機用施錠装置。