JP3525486B2 - 塑性加工用マグネシウム合金鋳造素材、それを用いたマグネシウム合金部材及びそれらの製造方法 - Google Patents
塑性加工用マグネシウム合金鋳造素材、それを用いたマグネシウム合金部材及びそれらの製造方法Info
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Description
合金鋳造素材、それを用いたマグネシウム合金部材およ
びそれらの製造方法に関するものである。
とアルミニウム合金の2/3であり、各種部材の軽量化
のための代替材料として有望視されている。しかしなが
ら、部品製造の主流はダイカストであるため、その適用
部品はほとんどケース、カバーなどの低い強度の部品で
ある。従って、安価に高強度部品に適用可能な材料およ
び製造方法が確立されれば、その工業的価値は大きい。
般に鍛造成形性が悪く、その鍛造には比較的成形性のよ
いZK60合金が用いられている。しかし、この合金は
ジルコニウムを合金元素として多く含有させる必要があ
るため高価であり、かつ耐食性が悪いという欠点を有す
る。
Z80合金の鋳造後押し出しなどの一次塑性加工を施し
た材料などが提供されている。これらは既に強加工を受
け、結晶粒の微細化により鍛造成形性は比較的良好であ
るが、これらも高価であり、またホイールのような強度
部材の合金としては鍛造後の機械的特性は必ずしも適性
とは言えない。しかも、ホイールのような部材には大型
鍛造部品用の押し出し素材を必要とするが、現実的には
困難である。
度、伸び等に加え、衝撃値が重要であり、この値が低け
ればアルミニウム鍛造部材と同等の強度を確保するため
には厚肉とせざるを得なく、軽量効果を減少とするとい
う状況にある。従って、ホイール等の大型強度部材にマ
グネシウム合金を適用するには、鍛造後の機械特性に優
れる合金を、微細組織に鍛造した大径の連続鍛造材が提
供される必要がある。そこで、マグネシウム合金の鋳造
素材(鋳造ビレット)の平均結晶粒径を微細化する方法が
提案される。この方法の一つとして、特開昭63−28
2232号では、特にAZ31およびAZ80のマグネ
シウム合金の溶湯を25℃/sec以上の凝固速度で連
続鋳造する方法およびマグネシウム合金鋳塊を220〜
450℃の熱下において加工率25%以上の塑性加工を
行う方法が提案されている。
25℃/sec以上の凝固速度で連続鋳造する場合、ビ
レット外周部と中心部との温度勾配が大きくなる傾向に
あり、所定の目的を安定的に実現できるビレット径は5
〜100mmと大型鍛造部品を製作するには極めて小さ
く、通常の冷却速度でマグネシウム合金の鋳造素材(鋳造
ビレット)の平均結晶粒径を微細化する方法が望まれる。
そこで、本発明はZK60合金鋳造材およびAZ80合
金押し出し材を使用せずとも連続鋳造された素材のまま
で大型鍛造部品であるホイールを所望の物性で製造する
ことができるマグネシウム合金鋳造素材およびその鋳造
方法を提供することを第1の目的とする。
アルミニウム溶湯鍛造部材に匹敵する物性を有するホイ
ール等の大型鍛造部品およびその製造方法を提供するこ
とを第2の目的とする。
合金において、通常の冷却速度で鋳造する場合、鋳造素
材(鋳造ビレット)の平均結晶粒径を制御するのにAl
含有量が重要な役割を果たし、従来のAZ61合金およ
びAZ80合金のほぼ中間の合金組成を選択し、鋳造し
てやると、そのままで鍛造成形性に優れ、鍛造成形して
強度部材としての機械的性質および耐食性に優れた鍛造
部品を製造することができることを見い出して完成した
もので、下記の合金元素を含み、残部がMgと不可避不
純物から成るマグネシウム合金から成り、金属組織の平
均結晶粒径が200μm以下である鍛造成形性に優れる
塑性加工用マグネシウム合金鋳造素材にある。 Al:6.2〜7.6mass% Mn:0.15〜0.5mass% Zn:0.4〜0.8mass% Sr:0.02〜0.5mass%
n、Srを含有する塑性加工用マグネシウム合金鋳造素
材は図22に示すように冷却速度7℃/sec程度の通
常の連続鋳造によって金属組織の平均結晶粒径は200
μm以下となり、鋳造素材に対し60%以上の限界据え
込み率を与え、そのまま鍛造に付することのできる塑性
加工用マグネシウム合金鋳造素材を提供することになる
(図1参照)。特に、平均結晶粒径が80μm以下の鋳
造素材は、高速鍛造成形性に優れる(図9および図10
参照)。そこで、微細化剤としてSrまたはCaNCN
を加えると、冷却速度3℃/sec程度から上記平均結
晶粒径が200μm以下となり、冷却速度7℃/sec
程度から平均結晶粒径が80μm以下となる。したがっ
て、本発明は、金属組織の平均結晶粒径が200μm以
下である塑性加工用マグネシウム合金鋳造素材の製造方
法であって、少なくとも合金元素として、Alを6.2
〜7.6mass%、Mnを0.15〜0.5mass
%、Znを0.4〜0.8mass%含有するマグネシ
ウム合金に微細化剤を添加し、3〜15℃/secの冷
却速度で鋳造することを特徴とする塑性加工用マグネシ
ウム合金鋳造素材の製造方法を提供しようとするもので
もある。微細化剤はSrまたはCaNCNのいずれかで
あり、Srは0.02〜0.5mass%、CaNCN
は0.3〜0.7mass%の添加により微細化に効果
がある。
る。マグネシウム合金を強度部品に適用する場合、耐食
性を考慮するとAl−Zn−Mn系合金が優れている。し
かしながら、この合金の結晶粒径と強度特性(引張強
度、伸び、耐食性、衝撃特性)およびAl添加量との間に
は密接な関係があり、適性な値を選定する必要がある。
そこで、Al添加量を低下させてやると、伸び、衝撃値
は向上する反面、耐食性が低下してくる傾向にある。他
方、結晶粒径を微細にする程、溶体化処理後人工時効処
理(例えば、T6処理)によって耐食性が向上するとい
う新しい知見が得られた。そこで、適性な粒径を選択す
ることで、強度、耐食性の向上を図ることにした。本発
明はAl合金(例えば、JIS規格AC4Cの溶湯鍛造
材、JIS規格6061鍛造材)並の強度特性を有して
いる必要があるので、アルミ添加量6〜9重量%の範囲
でAC4C溶湯鍛造材との引張強度および伸びとの比較
を行った。この結果を図3に示す。図3から引張強度の
点においてはAl6〜8.5重量%までに良好な、すな
わちAC4C溶湯鍛造材以上の引張強度が得られること
が分かった。しかしながら、伸びの点においてAC4C
溶湯鍛造材以上の特性を得るためにはAl6.2重量%
以上、8重量%以下である必要があることが分かった。
ここでの特性の比較は通常鍛造において必要とする据え
込み率60%における引張強さおよび伸びの向上特性を
考慮したものである。従って、引張強さおよび伸びの関
係からいうと、Al添加量は6.2重量%以上、8重量
%以下が好ましいことが分かる。
4に示すように、Al添加量が7.6重量%を越えると
AC4Cアルミニウム溶湯鍛造材以下のシャルピー衝撃
値に急激に落ちることが分かった。従って、アルミニウ
ムの成分範囲は上限はシャルピー衝撃値により、下限は
引張特性により規定するのが望ましいことが分かった。
そこで、Al添加量は6.2重量%以上、7.6重量%
以下とした。
れはAlと同様にマグネシウム合金に強度特性を与える
元素である。大径の鍛造ビレットを得るためには連続鋳
造法による鋳造によるしかない。この場合、結晶粒径は
冷却速度、微細化剤により調製することができるが、1
00μm以下にすることは難しい。そして、通常、大径
連続鋳造材の平均結晶粒径は200μm程度である。こ
のように結晶粒径が比較的大きい鋳造材を鍛造成形する
場合、Znの添加量が成形性に影響してくる。ZnはMg
AlZnの化合物として合金中に晶出し、上述したよう
に、マグネシウム合金の強度向上に寄与するが、多すぎ
ると成形性を悪化し、鍛造加工上好ましくなくなる。そ
こで、必要な強度を得るために下限は0.4重量%以上
とし、上限は鍛造性を考慮として0.8重量%以下とし
た。すなわち、表3の化学成分表についてZn量を0.
25〜1.20重量%の範囲で変化させ、Zn量の変化
に伴う限界据え込み率を考慮すると、図11に示すよう
に、Zn0.8重量%を超えると限界据え込み率は60
%を割ることになるからである。
Mnは主にFe分を抑制する作用があり、素材の耐食性構
造に有効であるが、0.15重量%未満では効果はな
く、0.5重量%を超えると鍛造性に影響を与えるから
である。他の元素として微細化剤として添加するSrお
よびCaNCNの残留があるが、特にSrは図23に示
すように、添加量の大小に関わらず80%前後が残留す
る。その残留量が0.02重量%以上でマグネシウム合
金の鋳造組織の微細化効果が現れるが、0.5重量%以
上ではMg、Al、Zn等と化合物を形成し、鍛造性を
悪化させるとともに鍛造後の機械的性質に悪影響を及ぼ
すからである。
工した後の、材料組織の平均結晶粒径が100μm以下
の場合は、伸び10%以上、引張強度300MPa以上
の引張特性を有するマグネシウム合金部材を提供するこ
とができることになる。特に、材料組織の平均結晶粒径
が50μm以下であると、AC4C溶湯鍛造材以上のシ
ャルピー衝撃値(50J/cm2)を有することにな
る。
記の合金元素成分からなるマグネシウム合金素材を平均
結晶粒径200μm以下となるように鋳造し、該鋳造素
材を塑性加工に付し平均結晶粒径100μm以下の組織
を有するものとなし、最終製品形状となした後溶体化処
理とともに人工時効処理、特にT6熱処理を施すのが好
ましい。これにより金属組織の平均結晶粒径が50μm
以下である場合はAZ91D以上の耐食性を有すること
になる。なお、塑性加工を350℃以上で行う場合は最
終製品は人工時効処理のみを施せば、同様の効果を得る
ことができる。
い。鍛造加工後の機械的性質の向上を図ることができる
からである。
ては、限界据え込み率60%を越える歪み速度が平均結
晶粒径200μm近傍では比較的低速である必要がある
ため、1回目は低速で、2回目以後の工程を1回目の工
程に比し高速で行うようにするのがよい。
鍛造用素材(H42mm、φ28mm)を鋳造し、図2
に示す試験装置により素材温度350℃において据え込
み加工(歪み速度:低速、10%/sec程度)を施
し、結晶粒径と限界据え込み率(=元の高さH−クラッ
ク発生時の高さH’/H×100)との関係を求めた。
結果を図1に示す。これにより鍛造に必要な限界据え込
み率60%を越える鍛造成形性を得るためには結晶粒径
200μm以下である必要があることがわかった。
素材(H42mm、φ28mm)を平均結晶粒径200
μmに鋳造し、図2に示す試験装置により素材温度25
0から400℃において60%の据え込み加工を歪み速
度:低速、100%/secと高速103%/secで行
い、限界据え込み率の変化を求めた。結果を図8に示
す。この結果から、Mg合金の鍛造成形性は歪み速度
(加工速度に関係)の影響を受け、平均結晶粒径が20
0μm以下の場合でも高速の場合は成形性が劣り、鍛造
温度などの製造条件が制限されることがわかる。
晶粒径125μm、200μmおよび250μmの試料
A、B、Cにおいて歪み速度と成形性(限界据え込み
率)との関係を見ると、図9に示す通りである。かかる
結果から、平均結晶粒径200μm近傍では歪み速度を
低速にする必要があり、200μmを越えると低速でも
所定の成形性を得ることができず、反対に125μm程
度になると、高速でも十分に所定の成形性(限界据え込
み率60%以上)を得ることができる。したがって、連
続鋳造材を使用して大型鍛造部品を製造しようとする場
合は200μmとする必要があることがわかる。
形性の関係) 上記表2に示す化学成分(重量%)のMg合金を鍛造用
素材(H42mm、φ28mm)を平均結晶粒径50な
いし250μmに鋳造し、図2に示す試験装置により素
材温度350℃において据え込み加工を歪み速度:10
3%/secで行い、平均結晶粒径と限界据え込み率と
の関係を求めた。結果を図10に示す。この結果から、
Mg合金の鍛造成形性は高歪み速度においては、平均結
晶粒径が80μm以下の場合で限界据え込み率60%を
越えることがわかった。この粒径は鋳造素材として20
0μmの素材を使用すると1回の鍛造(約50%の加工
率)で達成しうるものである。
用素材(H42mm、φ28mm)を平均結晶粒径20
0μmに鋳造し、図2に示す試験装置により素材温度3
50℃において据え込み加工を歪み速度:103%/s
ecで行い、Zn添加量と限界据え込み率との関係を求
めた。結果を図11に示す。この結果から、Mg合金は
0.8mass%を越えると限界据え込み率60%を確
保できないので、0.8mass%以下に抑える必要が
あることがわかる。
4に示す従来のAZ80合金から鍛造用素材(H42m
m、φ28mm)を平均結晶粒径200μmに鋳造し、
図2に示す試験装置により素材温度250℃および35
0℃において据え込み加工を歪み速度:48mm/se
cで行い、歪みと変形抵抗との関係を求めた。結果を図
13に示す。この結果から、本発明Mg合金は従来のA
Z80合金に比し、鍛造荷重が低く、鍛造成形性に優れ
ることがわかる。
係) 上記表1に示すMg合金Aの鍛造用素材に図2に示す試
験装置により素材温度300℃において据え込み加工
(歪み速度:低速、10%/sec程度)を施し、60
%の据え込み率で加工後T6処理(400℃×15時間
空冷後、175℃×16時間空冷)を施し、Al添加量
と据え込み前後の引張強度および伸びの変化の関係を求
めた。結果を図3に示す。これよりAl6.2重量%か
ら8.0重量%まではAC4C溶湯鍛造材以上の物性が
得られることが判明した。なお、Al添加量9.0重量
%のものは60%までの据え込みが不可能であった。
との関係) 上記表1に示すMg合金の鍛造用素材に図2に示す試験
装置により素材温度300℃において据え込み加工(歪
み速度:低速、10%/sec程度)を施し、60%の
据え込み率で加工後T6処理(400℃×15時間空冷
後、175℃×16時間空冷)を施し、、T6処理後の
Mg合金のAl添加用量とシャルピー衝撃特性との関係
を求めると、図4に示す通りであった。この時の平均結
晶粒径は約50μmであるが、AC4C溶湯鍛造材以上
のシャルピー衝撃値50J/cm2を有するにはAl添
加量は7.6重量%以下である必要があることがわか
る。以上の結果から、Al7.0重量%で引張強度、伸
びおよびシャルピー衝撃値が最高の結果が得られること
がわかる。
係) 下記表5に示す化学成分(重量%)のMg合金を鍛造用
素材(H42mm、φ28mm)を鋳造し、図2に示す
試験装置により素材温度350℃において60%の据え
込み加工(歪み速度:低速、100%/sec程度)を
施し、上記実施例1と同様のT6処理の施した後、小野
式回転曲げ疲労試験に付して回転曲げ疲労特性を求め
た。その結果を図5に示す。これはAC4C溶湯鍛造材
を上回ることを示す。
度(MPa)、耐力及び伸び(%)の関係を図6に示
す。ここから、AC4C溶湯鍛造材と同等以上の機械的
性質を備えるには、特に耐力の変曲点を考慮すると、平
均結晶粒径で100μm以下である必要があることがわ
かる。
の関係) 上記表2に示す化学成分(重量%)のMg合金から鍛造
用素材(H42mm、φ28mm)を鋳造し、図2に示
す試験装置により素材温度350℃において60%の据
え込み加工(歪み速度:低速、100%/sec程度)
を施し、T6処理(400℃×10時間空冷後、175
℃×16時間空冷)の施した後、平均結晶粒径(μm)
とシャルピー衝撃値(J/cm2)との関係を求める
と、図7に示す通りである。ここから、AC4C溶湯鍛
造材以上の衝撃値を得るためには結晶粒径が50μm以
下である必要があることがわかる。
示すAl添加量下限値Mg合金から鍛造用素材(H42
mm、φ28mm)を鋳造し、図2に示す試験装置によ
り素材温度350℃において60%の据え込み加工(歪
み速度:低速、100%/sec程度)を施し、T6処
理(400℃×10時間空冷後、175℃×16時間空
冷)の施した後、平均結晶粒径(μm)と耐食性(mill
s/year)との関係を求めると、図12に示す通りであ
る。ここから、結晶粒径を微細にしていくと、200μ
m近傍からマグネシウム合金中最も耐食性が良好とされ
るAZ91D合金F(無熱処理)材に匹敵する特性が得
られることがわかる。
試験条件は温度35℃、試験時間240時間、塩水濃度
5mass%で、テストピース形状は表面をエメリー♯
600研磨した50×90×5mmで、腐食量は下記式
により求めた。
結晶粒径との関係) 上記表5に示す化学成分のMg合金から鍛造用素材(H
42mm、φ28mm)を鋳造するに際し、微細化材C
aNCNを0.5重量%添加し、冷却速度と鋳造素材の
平均結晶粒径との関係を求めると、図14に示す通りで
あった。次に図2に示す試験装置により素材温度350
℃において据え込み加工(歪み速度:低速、100%/
sec程度)を施し、その塑性加工率と結晶粒径の変化
の関係と求めた。結果を図15に示す。塑性加工率が大
きくなるほど本発明のMg合金は結晶粒径が小さくなる
ことがわかる。
より柱状のビレットを製造し、これを図16に示すよう
に荒地鍛造に付する。次にブロッカー鍛造に付し、さら
にフィニッシャー鍛造に付してホイール素材を鍛造し、
最後にスピニング加工を施してT6処理(400℃×1
0時間空冷後、175℃×16時間空冷)に付し、最終
製品とする。その結晶粒度分布を見ると、図17に示す
通りであって表面領域に細かい結晶粒度が分布してい
る。これに対し、上記スピニング加工を行わず、鍛造の
みによって最終製品形状に形成することもできる。この
際に、図19に示すように表面領域に比較的大きい結晶
粒度が分布する場合は予め図18に示すように鍛造用ビ
レットにローラ加工などの塑性加工を施しておくのが好
ましい。また、上記ローラ加工の代わりに、鍛造工程に
おける冷却速度を速めることにより表面領域の結晶粒度
を微細化するようにしてもよい。
グネシウム合金製自動車部品(ホイール)の鋳造鍛造法に
よる製造方法の各工程を示している。先ず最初に、るつ
ぼ1内に軽合金材料である上記(表5)の組成のマグネシ
ウム合金材2を入れてヒータにより周囲から加熱して半
溶融状態にし、撹拌プレート3を有する撹拌棒4をモー
タ5により回転駆動することによって次の(表7)に示す
製造条件の下で混合撹拌する。
2に対する加熱および撹拌は、先ず初期の段階では同材
料2が固相(α相)と液相との中間状態となるような温度
に加熱する。その後、同状態で撹拌板3により上記(表
7)の条件で強制的に撹拌する(図20のA)。その結
果、樹脂状晶(デンドライト)の固相が破砕されて球状に
なる。この時の固相率は、60%以下になるようにする
ことが好ましい。次に、上記のようにして固相率60%
以下とされたるつぼ1内の半溶融状態の合金材2をプラ
ンジャ9を備えたダイキャスト用のスリーブ8内に図2
0の(B)から同(C)の状態になるように注入する(図2
0の(B),(C))。その後、上記スリーブ8をダイキャス
ト金型20の注入口に嵌合し、プランジャ9を作動させ
て上記半溶融状態の合金材2をダイキャスト金型20内
に注入することによって鋳造する(ブランク製造)(図2
0の(D))。上記のようにして半溶融鋳造が完了した中
間成形品としての合金材2をダイキャスト金型20より
取り出す(図20の(E))。上記のようにして鋳造形成
された中間成形品たる合金材2を鋳造素材として鍛造用
の下型11上にセットし、上型10との間で鍛造成型
(1回)することにより最終成形するとともに機械的強度
を向上させる(図20の(F))。その後、例えば400℃
で4時間の空冷による溶体化処理、180℃で15時間
の空冷による人工時効処理を内容とするJIS.T6熱
処理を行った上で治具12,13に支持させて細部のス
ピンフォージ(スピニング加工)を実行し、最終成形品2
を得る(図20の(G))。
し、約780℃まで昇温して試料1では微細化剤を添加
せず、試料2ではSrが0.02mass%残留するよ
うにSr−Al合金を添加し、試料3ではCaNCNを
0.5mass%添加して撹拌し、連続鋳造法により冷
却速度を変化させ、鋳造後の金属組織の平均結晶粒径と
の関係を検討した。
度7℃/sec程度の通常の連続鋳造によって金属組織
の平均結晶粒径は200μm以下となり、他方、微細化
剤としてSrまたはCaNCNを加えると、冷却速度3
℃/sec程度から上記平均結晶粒径が200μm以下
となり、冷却速度7℃/sec程度から平均結晶粒径が
80μm以下となる。
0.7mass%,Mn:0.38mass%,残部M
gの鋳造材を溶解し、約780℃まで昇温した時、アル
ミ箔に包んだ状態のSr−10%Al合金を溶湯中に投
入し、撹拌後降温しながら鎮静させ、溶湯温度が約70
0℃に達したときに70〜85℃に余熱した金型内に鋳
造し、鋳造材中のSr含有量を調査した。結果を図23
に示す。添加したSrは合金中に残留し再溶解した際に
も微細化の効果を持続する。また、添加したSrの一部
はMgあるいはAlなどの他の合金元素と合金物を形成
して晶出する。
よれば、大型鍛造品に対して図21に示すように、アル
ミA6061鍛造材と同等の引張強度と伸びを与え、従
来のMg合金AZ80を越える引張強度と伸びを有す
る。また、かかるMg合金素材は連続鋳造法により供給
することができるので、自動車用ホイールなど大型鍛造
品に適用するのに好適なMg合金が提供されることにな
る。
率との関係を示すグラフである。
張強度および伸びとの関係を示すグラフである。
ャルピー衝撃値との関係を示すグラフである。
性を示すグラフである。
引張強度、耐力、伸びとの関係を示すグラフである。
シャルピー衝撃値との関係を示すグラフである。
おける低速および高速歪み速度の加工による素材加熱温
度と限界据え込み率との関係を示すグラフである。
0、250μmにおける歪み速度と限界据え込み率との
関係を示すグラフである。
を示すグラフである。
との関係を示すグラフである。
係を示すグラフである。
素材の歪みと変形抵抗との関係を示すグラフである。
と結晶粒径との関係を示すグラフである。
の関係を示すグラフである。
形する場合の工程を示す工程図である。
晶粒度分布図である。
す場合の1例を示す概略図である。
合のホイールの結晶粒度分布図である。
イールを製造する場合の工程図である。
び伸びとの対比を示すグラフである。
示す冷却速度−平均結晶粒径の関係を示すグラフであ
る。
中の含有量を示すグラフである。
Claims (18)
- 【請求項1】 下記の合金元素を含み、残部がMgと不
可避不純物から成るマグネシウム合金から成り、金属組
織の平均結晶粒径が200μm以下である鍛造成形性に
優れる塑性加工用マグネシウム合金鋳造素材。 Al:6.2〜7.6mass% Mn:0.15〜0.5mass% Zn:0.4〜0.8mass% Sr:0.02〜0.5mass% - 【請求項2】 上記の平均結晶粒径が80μm以下であ
る請求項1記載の塑性加工用マグネシウム合金鋳造素
材。 - 【請求項3】 上記Srが金属間化合物として含有され
る請求項1又は2に記載の塑性加工用マグネシウム合金
鋳造素材。 - 【請求項4】 下記の合金元素を含み、残部がMgと不
可避不純物から成る鋳造素材を塑性加工してなり、金属
組織の平均結晶粒径が100μm以下で、伸び10%以
上、引張強度300MPa以上の引張り特性を有するマ
グネシウム合金部材。 Al:6.2〜7.6mass% Mn:0.15〜0.5mass% Zn:0.4〜0.8mass% Sr:0.02〜0.5mass% - 【請求項5】 上記金属組織の平均結晶粒径が50μm
以下である請求項4記載のマグネシウム合金部材。 - 【請求項6】 塑性加工後、溶体化処理と人工時効処理
を施した後の上記の平均結晶粒径が50μm以下である
請求項5記載のマグネシウム合金部材。 - 【請求項7】 シャルピー衝撃値が50J/cm2 以上
である請求項5又は6に記載のマグネシウム合金部材。 - 【請求項8】 金属組織の平均結晶粒径が200μm以
下である塑性加工用マグネシウム合金鋳造素材の製造方
法であって、 下記の合金元素を含み、残部がMgと不可避不純物から
成るマグネシウム合金に、微細化剤としてSrを0.0
2〜0.5mass%添加し、3〜15℃/secの冷
却速度で鋳造することを特徴とする塑性加工用マグネシ
ウム合金鋳造素材の製造方法。 Al:6.2〜7.6mass% Mn:0.15〜0.5mass% Zn:0.4〜0.8mass% - 【請求項9】 金属組織の平均結晶粒径が200μm以
下である塑性加工用マグネシウム合金鋳造素材の製造方
法であって、 下記の合金元素を含み、残部がMgと不可避不純物から
成るマグネシウム合金に、微細化剤としてCaNCNを
0.3〜0.7mass%添加し、3〜15℃/sec
の冷却速度で鋳造することを特徴とする塑性加工用マグ
ネシウム合金鋳造素材の製造方法。 Al:6.2〜7.6mass% Mn:0.15〜0.5mass% Zn:0.4〜0.8mass% - 【請求項10】 上記の鋳造に連続鋳造法を用いる請求
項8又は9に記載の塑性加工溶マグネシウム合金鋳造素
材の製造方法。 - 【請求項11】 上記の鋳造を半溶融状態から行う請求
項8又は9に記載の塑性加工用マグネシウム合金鋳造素
材の製造方法。 - 【請求項12】 最終製品の金属組織の平均結晶粒径が
100μm以下であるマグネシウム合金部材の製造方法
であって、 下記の合金元素を含み、残部がMgと不可避不純物から
成る、金属組織の平均結晶粒径が200μm以下のマグ
ネシウム合金鋳造素材を塑性加工に付すことを特徴とす
るマグネシウム合金部材の製造方法。 Al:6.2〜7.6mass% Mn:0.15〜0.5mass% Zn:0.4〜0.8mass% Sr:0.02〜0.5mass% - 【請求項13】 最終製品の金属組織の平均結晶粒径が
100μm以下であるマグネシウム合金部材の製造方法
であって、 下記の合金元素及び化合物を含み、残部がMgと不可避
不純物から成る、金属組織の平均結晶粒径が200μm
以下であるマグネシウム合金鋳造素材を塑性加工に付す
ことを特徴とするマグネシウム合金部材の製造方法。 Al:6.2〜7.6mass% Mn:0.15〜0.5mass% Zn:0.4〜0.8mass% CaNCN:0.3〜0.7mass% - 【請求項14】 上記最終製品をさらに溶体化処理およ
び人工時効処理に付する請求項12又は13に記載のマ
グネシウム合金部材の製造方法。 - 【請求項15】 下記の合金元素を含み、残部がMgと
不可避不純物から成る、金属組織の平均結晶粒径が20
0μm以下のマグネシウム合金鋳造素材を350℃以上
で塑性加工に付して、平均結晶粒径が100μm以下の
最終製品形状となし、さらに人工時効処理に付すことを
特徴とするマグネシウム合金部材の製造方法。 Al:6.2〜7.6mass% Mn:0.15〜0.5mass% Zn:0.4〜0.8mass% Sr:0.02〜0.5mass% - 【請求項16】 下記の合金元素及び化合物を含み、残
部がMgと不可避不純物から成る、金属組織の平均結晶
粒径が200μm以下であるマグネシウム合金鋳造素材
を350℃以上で塑性加工に付して、平均結晶粒径が1
00μm以下の最終製品形状となし、さらに人工時効処
理に付すことを特徴とするマグネシウム合金部材の製造
方法。 Al:6.2〜7.6mass% Mn:0.15〜0.5mass% Zn:0.4〜0.8mass% CaNCN:0.3〜0.7mass% - 【請求項17】 上記塑性加工が鍛造加工である請求項
12から16のいずれか一つに記載のマグネシウム合金
部材の製造方法。 - 【請求項18】 上記鍛造加工は少なくとも2回の鍛造
工程を有し、2回目以後の工程を1回目の工程に比し高
速で行う請求項17記載のマグネシウム合金部材の製造
方法。
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