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JP3524734B2 - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物

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JP3524734B2
JP3524734B2 JP30501797A JP30501797A JP3524734B2 JP 3524734 B2 JP3524734 B2 JP 3524734B2 JP 30501797 A JP30501797 A JP 30501797A JP 30501797 A JP30501797 A JP 30501797A JP 3524734 B2 JP3524734 B2 JP 3524734B2
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智紀 森岡
敬志 関口
利雄 野崎
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Kao Corp
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Kao Corp
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  • Detergent Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主に身体に用いる洗
浄剤組成物に関し、詳細には、洗浄後の皮膚等の過脱脂
を防ぎ、かさつき及びうるおいの低減を抑え、しっとり
とした潤いを与える洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】身体用
の洗浄剤は皮脂、汗等による汚れを洗い流す目的で用い
られている。しかしながら、洗浄による皮膚の過脱脂及
びこれに伴うかさつき、潤いの低下が問題となってい
る。このため、洗浄後、保湿剤を配合した化粧水、乳液
およびクリーム等で、洗浄後の肌に潤いを与えることが
行われていた。したがって、洗浄後の肌に対して過脱脂
を抑え、かさつきが生じない洗浄剤組成物が望まれてい
た。乾燥してかさついた肌には油分を補ってやることが
必要であるが、通常の洗浄剤に単に油剤を添加しただけ
では層分離等が生じ、油剤を安定に配合することが困難
で実使用上問題があった。したがって、本発明の目的は
洗浄後の皮膚等の過脱脂を防ぎ、肌に潤いを与え、かさ
つきを生じさせず、しかも安定性にすぐれた洗浄剤組成
物を提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記実状
に鑑み鋭意研究を行った結果、界面活性剤及び油剤に特
定のグリセリン誘導体を添加した洗浄剤組成物が、過脱
脂を抑え、肌に潤いを与え、かさつきを生じさせず、か
つ安定性にすぐれた洗浄剤であることを見出し、本発明
を完成した。
【0004】すなわち本発明は、次の3成分(A)、
(B)及び(C) (A)次の一般式(1)で表されるグリセリン誘導体
【0005】
【化2】
【0006】(B)油剤 (C)陰イオン性界面活性剤、両性界面活性剤及び非イ
オン性界面活性剤から選ばれる一種又は二種以上を含有
し、(A)成分:(C)成分=1:1〜1:100(重
量比)であることを特徴とする洗浄剤組成物を提供する
ものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明で(A)成分として用いら
れる前記一般式(1)で表されるグリセリン誘導体とし
ては、例えば次の一般式(2)で表される1,3−ジア
ルキルグリセリンエーテルが挙げられる。
【0008】
【化3】
【0009】一般式(2)中、R及びRは、各
々の炭素数が4〜12の直鎖又は分岐鎖を有する炭化水
素基もしくは各々の炭素数が14〜20の分岐鎖を有す
る炭化水素基をそれぞれ表すが、RとRは同一
あるいは異なっていても問題はない。
【0010】また、(A)成分として用いられるグリセ
リン誘導体の他の例としては、次の一般式(3)で表さ
れるグリセリン脂肪酸エステル(ジグリセライド)が挙
げられる。
【0011】
【化4】
【0012】一般式(3)中、R及びRは、各
々の炭素数が4〜12の直鎖又は分岐鎖を有する炭化水
素基もしくは各々の炭素数が14〜20の分岐鎖を有す
る炭化水素基をそれぞれ表すが、RとRは同一
あるいは異なっていても問題はない。
【0013】前記一般式(1)で表される好ましいグリ
セリン誘導体としては、1)R及びRの各々の炭
素数が4〜12であるもの、2)R及びRの少な
くとも一方が脂肪族分岐鎖を有するもの、及び3)R
及びRの各々の炭素数が10〜20で少なくと
も一方が脂肪族分岐鎖を有するものがあげられる。これ
ら1)〜3)のグリセリン誘導体は、単独で使用しても
よく、また同種もしくは他の種類のものと組み合わせて
使用してもよい。上記特定の炭素数や脂肪族分岐鎖を有
する化合物を使用した場合には、安定な洗浄剤組成物を
得ることができるとともに、洗浄剤を使用した際の皮膚
感触も一段と改善されたものとなる。一般的にジグリセ
ライドは単品のものはほとんどなく、一般的な汎用原料
としてはモノグリセライドとジグリセライドの混合物で
あるため、通常はこれを用いる。(A)成分のグリセリ
ン誘導体は、洗浄剤組成物中に0.1〜20重量%(以
下、単に「%」で示す)、特に0.5〜10%配合する
ことが好ましい。なかでも、上記1)の特定の炭素数の
グリセライド1〜10%と上記3)の分岐長鎖グリセラ
イド0.5〜5%を混合して配合した場合には、組成物
の安定性が著しく改善される。
【0014】(B)成分の油剤としては、アボガド油、
ヒマワリ油、オリーブ油、ナタネ油、サザンカ油、杏仁
油、椿油、ホホバ油、ヒマシ油、綿実油、落花生油等の
植物油、また、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミ
チン酸イソプロピル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコ
ール、リンゴ酸ジイソステアリル、オレイン酸オクチル
ドデシル、モノイソステアリン酸ジグリセリル等のエス
テル油、この他に、炭化水素系のワセリン、流動パラフ
ィンやイソパラフィン、スクワラン等が挙げられる。
(B)成分の油剤は洗浄剤組成物中に0.5〜90%、
特に1〜20%配合することが好ましい。
【0015】(C)成分は、陰イオン性、両性及び非イ
オン性界面活性剤から選ばれる一種又は二種以上である
が、陰イオン性界面活性剤としては、例えばアルキルリ
ン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アシ
ル化アミノ酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル
硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、N−アシル−
N−メチルタウリン塩、アルファオレフィンスルホン酸
塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、アルキルエーテ
ル酢酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸
塩、脂肪酸石ケン等が挙げられる。中でもポリオキシエ
チレンラウリルエーテル硫酸塩、N−ラウロイル−β−
アラニン塩、モノアルキルリン酸塩、ポリオキシエチレ
ンラウリルエーテル酢酸塩、ポリオキシエチレンラウリ
ルアミド酢酸塩が好ましい。ここで用いられる塩として
はナトリウム、カリウム、マグネシウム等の金属塩;ア
ンモニウム塩;モノエタノールアンモニウム、ジエタノ
ールアンモニウム、トリエタノールアンモニウム塩等の
有機アンモニウム塩等が好ましい。
【0016】両性界面活性剤としては、カルボベタイン
系活性剤、アミドベタイン系活性剤、スルホベタイン系
活性剤、ヒドロキシスルホベタイン系活性剤、アミドス
ルホベタイン系活性剤、ホスホベタイン系活性剤、イミ
ダゾリニウムベタイン系活性剤、アミンオキサイド系活
性剤等が挙げられる。中でも、アミドプロピルベタイ
ン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン、2−アルキル
−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダ
ゾリニウムベタイン、ラウリルジメチルアミンオキサイ
ドが好ましい。
【0017】非イオン性活性剤としては、ポリオキシエ
チレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ
油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グ
リセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレング
リコール等が挙げられる。中でもポリエチレングリコー
ルモノステアレート、ポリオキシエチレンラウリルエー
テル、ポリオキシエチレン(160)ポリオキシプロピ
レン(30)グリコール等が好ましい。
【0018】(C)成分の配合量は、洗浄剤の剤型、目
的によって異なるが、洗浄剤組成物の2〜60%が好ま
しく、特に10〜50%が好ましい。なかでも、陰イオ
ン界面活性剤を組成物中に5%以上、特に12%以上配
合した場合には、組成物の安定性が一段と改善されるの
で好ましい。これらの界面活性剤は単独で用いてもよい
が、陰イオン性、両性、非イオン性界面活性剤を混合し
て用いるのが好ましい。 また、(A)成分:(C)成
分は重量比で1:1〜1:100であるが、好ましくは
1:2〜1:50、特に1:3〜1:20の範囲とする
ことが好ましい。
【0019】また、本発明の洗浄剤組成物中には、上記
の必須成分の他に従来より使用されている洗浄剤用添加
剤、即ちアニオン、ノニオン、カチオン性ポリマー等の
粘度調整剤、ポリオール類等の保湿成分、アマイド、脂
肪酸等の増泡剤、その他防腐剤、酸化防止剤、香料、色
素等を本発明の作用効果を損なわない範囲で配合するこ
とができる。
【0020】本発明洗浄剤組成物は常法により製造する
ことができ、剤型やpH、粘度等は特に限定されない
が、剤型は液体状およびクリーム状とするのが好まし
く、pHは通常は5〜12、好ましくは6〜8とする。
粘度は500cp以上、特に3000cp以上とするこ
とが好ましい。
【0021】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。 (参考例1) (A)グリセリン誘導体として次式(4)で示される化
合物、(B)油剤及び(C)界面活性剤を混合して表1
に示す各組成物を調製し、(A)グリセリン誘導体の添
加による組成物の安定化効果を評価した。 (B)油剤としてはひまわり油を用い、(C)界面活性
剤としては、陰イオン性活性剤としてポリオキシエチレ
ン(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、両性活性剤
としてラウリン酸アミドプロピルベタインを用いた。組
成物はポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル硫酸
ナトリウム水溶液とラウリン酸アミドプロピルベタイン
とラウリン酸ジエタノールアミドを60℃に加温して溶
解した後、ひまわり油とグリセリン誘導体を混合し添加
した後、冷却し調製した。組成物の安定性は、100m
lガラス瓶に組成物約80mlを入れ、50℃にて20
日間保存後、外観を目視にて判断した。
【0022】
【化5】
【0023】
【表1】
【0024】(安定性の評価) ○: ほとんど分離なし △: わずかに分離 ×: 分離
【0025】(参考例2) (A)グリセリン誘導体として次式(5)で示される化
合物、(B)油剤及び(C)界面活性剤を混合して表2
に示す各組成物を調製し、(A)グリセリン誘導体の添
加による組成物の安定化効果を評価した。 (B)油剤としてはアボガド油を用い、(C)界面活性
剤としては、陰イオン性活性剤としてポリオキシエチレ
ン(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、両性活性剤
としてラウリン酸ヒドロキシスルホベタイン、非イオン
性界面活性剤として脂肪酸アミド類であるヤシ油脂肪酸
ジエタノールアミドを用いた。組成物はポリオキシエチ
レン(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム水溶液とラ
ウリン酸ヒドロキシスルホベタインとヤシ油脂肪酸ジエ
タノールアミドを60℃に加温して溶解した後、アボガ
ド油とグリセリン誘導体を混合し添加した後、冷却し調
製した。組成物の安定性は、100mlガラス瓶に組成
物約80mlを入れ、50℃にて20日間保存後、外観
を目視にて判断した。
【0026】
【化6】
【0027】
【表2】
【0028】(安定性の評価) ○: ほとんど分離なし △: わずかに分離 ×: 分離
【0029】(実施例1) 次に示す処方の液体全身洗浄料を調製した。このものは
起泡性、泡質に優れ、タオルドライ後の肌感触も良好で
あり、安定性にも優れていた。 ポリオキシエチレン(3) ラウリルエーテル硫酸ナトリウム(27%) 60% ラウリン酸アミドプロピルベタイン 4 ラウリン酸ジエタノールアミド 3 ラウリン酸 1 イソパラフィン 5 カチオン化セルロース(ポリマーJR−400、UCC社製) 0.1 カプリル酸モノ/ジグリセライド* 4 モノイソステアリン酸モノミリスチン酸ジグリセライド 1 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1 香料 0.5 精製水 バランス *太陽化学(株)製 商品名:サンソフト707(以下、同じ)
【0030】(実施例2) 次に示す処方の液体全身洗浄料を調製した。このものは
起泡性、泡質に優れ、タオルドライ後の肌感触も良好で
あり、安定性にも優れていた。 ポリオキシエチレン(3) ラウリルエーテル硫酸ナトリウム(27%) 50% ラウリルジメチルアミンオキシド 3 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3 ミリスチン酸 1 流動パラフィン 3 ヒドロキシエチルセルロース(HECダイセルSE−850K) 0.2 カプリル酸モノ/ジグリセライド 4 モノイソステアリン酸モノミリスチン酸ジグリセライド 1 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1 香料 0.5 精製水 バランス
【0031】(実施例3) 次に示す処方の液体全身洗浄料を調製した。このものは
起泡性、泡質に優れ、タオルドライ後の肌感触も良好で
あり、安定性にも優れていた。 ポリオキシエチレン(3) ラウリルエーテル硫酸ナトリウム(27%) 50% ラウリン酸アミドプロピルベタイン 4 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 4 ポリオキシエチレン(5) ラウリルエーテル 0.4 ラウリン酸 1 カプリル酸モノ/ジグリセライド 4 モノイソステアリン酸モノミリスチン酸ジグリセライド 1 ワセリン 5 香料 0.5 精製水 バランス
【0032】(実施例4) 次に示す処方の液体全身洗浄料を調製した。このものは
起泡性、泡質に優れ、タオルドライ後の肌感触も良好で
あり、安定性にも優れていた。 ポリオキシエチレン(3) ラウリルエーテル硫酸ナトリウム(27%) 50% ラウリン酸アミドプロピルベタイン 3 ラウリン酸ジエタノールアミド 3 ラウリン酸 1 ミリスチン酸オクチルドデシル 2 カプリル酸モノ/ジグリセライド 4 モノイソステアリン酸モノミリスチン酸ジグリセライド 1 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1 ポリオキシエチレン(25)ラウリル硫酸ナトリウム 0.5 香料 0.5 精製水 バランス
【0033】(参考例3) 次に示す処方の液体全身洗浄料を調製した。このものは
起泡性、泡質に優れ、タオルドライ後の肌感触も良好で
あり、安定性にも優れていた。 ポリオキシエチレンラウリン酸モノエタノールアミド酢酸ナトリウム 15% ラウリン酸ヒドロキシスルホベタイン 2 ラウリン酸 1 ミリスチン酸 0.5 パルミチン酸イソプロピル 1 ひまわり油 3 カプリル酸モノ/ジグリセライド 4 香料 0.5 精製水 バランス
【0034】(実施例5) 次に示す処方の液体全身洗浄料を調製した。このものは
起泡性、泡質に優れ、タオルドライ後の肌感触も良好で
あり、安定性にも優れていた。 ラウリルリン酸カリウム 15% ラウリン酸ヒドロキシスルホベタイン 2 ラウリン酸アミドプロピルベタイン 4 ラウリン酸イソプロパノールアミド 3 オリーブ油 35 カプリル酸モノ/ジグリセライド 5 モノイソステアリン酸モノミリスチン酸ジグリセライド 1 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1 香料 1 精製水 バランス
【0035】
【発明の効果】本発明では、一般式(1)で表されるグ
リセリン誘導体を洗浄剤組成物に添加することによっ
て、スキンケア剤としての水に不溶性の油性成分を洗浄
剤組成物中に安定に配合可能としたものである。本発明
の洗浄剤組成物は、洗浄後の皮膚等の過脱脂を防ぎ、肌
にしっとりとした潤いを与え、かさつきを生じさせず、
しかも安定性に優れたものであり、きわめて実用的価値
が高いものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C11D 1:66 C11D 3:20 3:20 3:382 3:382) (56)参考文献 特開 平6−212190(JP,A) 特開 平6−212198(JP,A) 特開 平2−115117(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 10/02 C11D 1/02 C11D 1/88 C11D 1/66 C11D 3/20 C11D 3/382 A61K 7/50

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の3成分(A)、(B)及び(C) (A)次の一般式(1)で表されるグリセリン誘導体 【化1】 (B)油剤(上記一般式(1)で表されるグリセリン誘
    導体を除く) (C)陰イオン性界面活性剤、両性界面活性剤及び非イ
    オン性界面活性剤から選ばれる一種又は二種以上を含有
    し、(A)成分:(C)成分=1:1〜1:100(重
    量比)である洗浄剤組成物において、(A)成分の一般
    式(1)で表されるグリセリン誘導体として、1)R
    及びR の各々の炭素数が4〜12であるものと、2)
    及びR の各々の炭素数が10〜20で少なくとも
    一方が脂肪族分岐鎖を有するものを混合して配合する
    とを特徴とする洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】 洗浄剤組成物中に(A)成分の一般式
    (1)で表されるグリセリン誘導体として、1)R
    びR の各々の炭素数が4〜12であるものを全組成物
    の1〜10重量%と、2)R 及びR の各々の炭素数
    が10〜20で少なくとも一方が脂肪族分岐鎖を有する
    ものを全組成物の0.5〜5重量%配合することを特徴
    とする請求項1に記載の洗浄剤組成物。
  3. 【請求項3】 (C)成分の陰イオン性界面活性剤の配
    合量が、全組成物の5重量%以上であることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の洗浄剤組成物。
  4. 【請求項4】 (C)成分の陰イオン性界面活性剤が、
    ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩、N−ラウ
    ロイル−β−アラニン塩、モノアルキルリン酸塩、ポリ
    オキシエチレンラウリルエーテル酢酸塩、ポリオキシエ
    チレンラウリルアミド酢酸塩からなる群から選択された
    ものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
    項に記載の洗浄剤組成物。
  5. 【請求項5】 洗浄剤組成物のpHが5〜12であり、
    粘度が500cp以上であることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれか1項に記載の洗浄剤組成物。
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