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JP3523026B2 - 画像信号処理装置 - Google Patents

画像信号処理装置

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Publication number
JP3523026B2
JP3523026B2 JP23944797A JP23944797A JP3523026B2 JP 3523026 B2 JP3523026 B2 JP 3523026B2 JP 23944797 A JP23944797 A JP 23944797A JP 23944797 A JP23944797 A JP 23944797A JP 3523026 B2 JP3523026 B2 JP 3523026B2
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JP
Japan
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signal
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JP23944797A
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JPH1188893A (ja
Inventor
悦久 山田
嘉明 加藤
篤道 村上
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Priority to CA 2245940 priority patent/CA2245940C/en
Priority to US09/145,887 priority patent/US6469745B1/en
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • H04N7/0112Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level one of the standards corresponding to a cinematograph film standard

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、24Hzの映画フ
ィルムを3−2プルダウン方式等で形成した30Hzの
NTSCテレビジョン信号等のように重複フィールドを
有する画像信号に対し、重複フィールドの検出処理及び
除去処理を行う画像信号処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】映画は24Hzのフィルムから構成され
ているが、現在日米等で採用されているテレビジョン方
式であるNTSC信号方式は、フレームレートが30H
zであり、2つのフィールド(それぞれを第1フィール
ドと第2フィールドと呼ぶ)から1つのフレームが構成
されるインタレース信号である。そのため、映画フィル
ム信号をNTSC映像信号に変換するために3−2プル
ダウンの操作が行われる。
【0003】これを図8を用いて説明する。図8の上段
は映画フィルム信号、下段がNTSC映像信号である。
例えば、映画フィルム信号401の1フレームから、N
TSC映像信号の第1フィールドの信号としてフィール
ド501と503、また第2フィールドの信号としてフ
ィールド502が生成される。同一フィールドの並びに
注目すると、図に示すように、例えばNTSC信号の第
1フィールドのフィールド501とフィールド503で
同じ信号を繰り返しており、また第2フィールドのフィ
ールド506とフィールド508で同じ信号を繰り返
す。このように変換されたNTSC信号上において映画
フィルム信号の奇数フレームを3フィールド期間、偶数
フレームを2フィールド期間表示させる。フィルム映像
の4フレームからNTSC信号を5フレーム分作ること
によって、24Hzの信号が30Hzに変換される。こ
のように変換された信号をテレシネ信号と呼ぶ。
【0004】ここで、例えば国際標準化機構において標
準化されたMPEG−2のような映像符号化方式を用い
て映像信号の情報量圧縮を行う場合、テレシネ信号に対
してそのまま符号化を行うと、繰り返されている冗長な
重複フィールドについても符号化することとなり、符号
化の効率を高められない可能性がある。そこで、重複フ
ィールドの除去を行って映画フィルム信号に相応する2
4Hzの信号に変換してから符号化処理を行い、復号後
に3:2プルダウンの操作を行うことによってあらため
て30HzのNTSC信号とする、という処理が行われ
ている。
【0005】図9は例えば特開平9−55879号公報
に示された従来のテレビジョン信号変換装置の構成図で
ある。1は入力された信号が第1フィールドか第2フィ
ールドかを示すVF信号を発生するVF発生手段、2は
重複フィールドを検出する重複フィールド検出手段、3
は重複フィールド除去手段である。また、図10は重複
フィールド検出手段2の詳細を表す構成図である。1
0、11はフィールドメモリ、12は減算器、13は絶
対値化手段、14は1フィールド累積加算手段、15は
重複フィールド決定手段、16は比較手段、17は累積
加算信号を1フィールド期間分記憶しておくメモリ、1
8は閾値決定手段である。
【0006】次に動作について説明する。図9におい
て、入力された映像信号100が第1フィールドに属す
る信号か第2フィールドに属する信号かをVF発生手段
1において判定し、VF信号102を出力する。重複フ
ィールド検出手段2において、重複フィールドが検出さ
れ、重複フィールド識別信号103が出力される。重複
フィールド検出手段2において2フィールド期間遅延さ
れた映像信号101は、重複フィールド除去手段3にお
いて重複フィールド識別信号103に応じて重複フィー
ルドが除去され、24Hzのテレビジョン信号104が
出力される。
【0007】ここで、重複フィールド検出手段2の詳細
な動作に関して図10を用いて説明する。入力された映
像信号100はフィールドメモリ10に入力されるとと
もに、減算器12に入力される。減算器12は、2つの
フィールドメモリによって2フィールド期間遅延された
映像信号101と入力された映像信号100との間で差
分を取り、差分信号201を出力する。絶対値化手段1
3は、差分信号201の絶対値を求めて絶対値差分信号
202を出力する。1フィールド累積加算手段14は、
絶対値差分信号202を1フィールド分だけ累積して加
算し、累積加算信号203を出力する。この累積加算信
号203は第1フィールドに対応するものと第2フィー
ルドに対応するものが交互に出力される。メモリ17は
この累積加算信号203を順次保持するものであり、第
1フィールドの累積加算結果と第2フィールドの累積加
算結果を、比較手段16で比較できるようにVF信号1
02に応じて出力を行う。比較手段16は、第1フィー
ルドの累積加算信号と第2フィールドの累積加算信号と
の比較を行うことにより、映像信号100が重複フィー
ルドか否かを判定し、重複フィールド判定信号205と
閾値決定信号206を出力する。
【0008】判定の方法は、以下の通りである。第1フ
ィールドの累積加算結果に1よりも大きい係数をかけ、
その結果と第2フィールドの累積加算結果を比較し、比
較結果が所定の値より小さければ第1フィールドが重複
フィールドである可能性があると判定し、第2フィール
ドの累積加算結果に1よりも大きい係数をかけ、その結
果と第1フィールドの累積加算結果を比較し、比較結果
が所定の値より小さければ第2フィールドが重複フィー
ルドである可能性があると判定する。これらの場合重複
フィールド判定信号205をオンとする。また、前記の
各比較結果が所定の値より大きければ重複フィールドで
ないと判定し、重複フィールド判定信号205をオフと
する。閾値決定手段18は閾値決定信号206に応じて
閾値を決定し、閾値信号207を出力する。重複フィー
ルド決定手段15は、累積加算信号203と閾値信号2
07との間で比較を行い、累積加算信号203が閾値信
号207よりも小さく、かつ重複フィールド判定信号2
05がオンのときに、重複フィールドであると決定し、
重複フィールド識別信号103を出力する。このような
構成により、映画フィルムからテレシネ信号に変換する
際に生じる変換ノイズ量に応じて閾値信号207が調整
され、この閾値信号207と重複フィールド判定信号2
05とに基づいて重複フィールドであるか否かを決定す
るので、ノイズの影響を受けることなく重複フィールド
が検出できるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像信号変換装
置は以上のように構成されていたので、入力信号が30
HzのNTSC信号にもかかわらず誤って30Hzのテ
レシネ信号と認識されてしまった場合に、認識誤りに起
因する映像の乱れを増大する恐れがあった。これを図1
1を用いて説明する。図11の上段のような30Hzの
NTSC信号を入力したとき、誤ってテレシネ信号と検
出されてしまったために中段のように24Hzの信号に
変換され、符号化及び復号化後に3:2プルダウン処理
により下段の30HzのNTSC信号に変換されたとす
る。重複フィールド除去手段により、例えばフィールド
603が除去されたとすると、本来はNTSC信号であ
るためフィールド601とフィールド603は異なる信
号であるにもかかわらず、下段のフィールド803はフ
ィールド801と同一の信号が表示されることとなる。
この信号をフレームを単位とした静止画モードで表示さ
せるときに、例えばフィールド803とフィールド80
4を同時に表示させるときには、フィールド803はフ
ィールド801と同一の信号が表示されているため、こ
の2つのフィールドの間には3/60秒の時間差が生じ
てしまう。すなわち、本来のNTSC信号の例えばフィ
ールド603とフィールド604とのように1/60秒
の時間差ではなく、フィールド601とフィールド60
4とのように3/60秒の時間差のある信号を同時に表
示することとなり、特に動いている物体においてはその
輪郭線が1ラインごとに大きく食い違ってしまい、視覚
上大きな妨害となる。
【0010】また、重複フィールド除去手段での処理手
法において、入力信号が30HzのNTSC信号にもか
かわらず誤って30Hzのテレシネ信号と認識されてし
まった場合に、認識誤りに起因する映像の乱れを増大す
る恐れがあった。これを図11を用いて説明する。図1
1の上段のような30HzのNTSC信号を入力したと
き、誤ってテレシネ信号と検出されてしまったために中
段のように24Hzの信号に変換され、符号化及び復号
化後に3:2プルダウン処理により下段の30HzのN
TSC信号に変換されたとする。重複フィールド除去手
段により、例えばフィールド603が除去されたとする
と、本来はNTSC信号であるためフィールド601と
フィールド603は異なる信号であるにもかかわらず、
下段のフィールド803はフィールド801と同一の信
号が表示されることとなる。この信号をフレームを単位
とした静止画モードで表示させるとき、例えばフィール
ド803とフィールド804を同時に表示させるときに
は、フィールド803はフィールド801と同一の信号
が表示されているため、この2つのフィールドの間には
3/60秒の時間差が生じてしまう。すなわち、本来の
NTSC信号の例えばフィールド603とフィールド6
04とのように1/60秒の時間差ではなく、フィール
ド601とフィールド604とのように3/60秒の時
間差のある信号を同時に表示することとなり、特に動い
ている物体においてはその輪郭線が1ラインごとに大き
く食い違ってしまい、視覚上大きな妨害となる。
【0011】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、誤ってNTSC信号をテレシネ
信号と検出してしまっても視覚上妨害の少ない画像を再
生できるようにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像信号変
換装置は、映画フィルムを30Hzのインタレーステレ
ビジョン信号に変換したテレシネ信号を入力し、元の2
4Hzの状態の信号に戻すテレシネ変換の逆変換を行う
ために、重複しているフィールドを検出する重複フィー
ルド検出手段と、検出された重複フィールドの何れか一
方を除去する重複フィールド除去手段を有する画像信号
処理装置において、前記重複フィールド除去手段は検出
された重複フィールドが第1フィールドの場合には時間
的に先に位置するフィールドを、検出された重複フィー
ルドが第2フィールドに属しているときには時間的に後
に位置するフィールドを除去する構成にされたものであ
る。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】また、前記重複フィールド検出手段は、フ
ィールドの一部の領域に基づいて、重複しているフィー
ルドを検出するものである。
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は、本発明の一実施形態における画
像信号処理装置の構成図であり、図2は本発明の一実施
形態における重複フィールド検出手段の構成図である。
図1において4は重複フィールド検出手段、5は重複フ
ィールド除去手段である。また、図2において22は重
複フィールド決定手段、23は1フィールド累積加算値
を複数フィールド分記憶するメモリ、24は重複フィー
ルド検出用閾値メモリ、25は非重複フィールド検出用
閾値決定手段である。重複フィールド検出用閾値メモリ
24及び非重複フィールド検出用閾値決定手段25が閾
値決定手段となる。他の部分は従来例と同じである。
【0020】図2において、絶対値化手段13が絶対値
差分信号202を出力するまでは従来例と同様の動作で
ある。1フィールド累積加算手段14は絶対値差分信号
202を1フィールド分だけ累積して加算し、累積加算
値302を出力する。重複フィールド決定手段22は、
入力された累積加算値302とメモリ23に記憶されて
いる累積加算値に対して、重複フィールド検出用閾値メ
モリ24に記憶されている重複フィールド検出用閾値3
03と、非重複フィールド検出用閾値決定手段25によ
り決定された非重複フィールド検出用閾値304とを用
いて比較を行い、重複フィールドが検出されたときには
重複フィールド識別信号103を出力する。
【0021】以下に、図3のフローチャートを用いて重
複フィールド決定手段22の詳細な動作を説明する。処
理は大きく2つの部分に分けることができる。1つ目
は、1フィールド累積加算手段14より重複フィールド
決定手段22に直接入力された累積加算値302、すな
わち現在(時刻tにおいて)処理を行っているフィール
ドの累積加算値P(t)が重複フィールド検出用閾値メ
モリ24に記憶された重複フィールド検出用閾値PLx
よりも小さいか否かを判定するステップS30であり、
もう1つは、メモリ23に記憶された過去4フィールド
分の累積加算値が全て非重複フィールド検出用閾値決定
手段25により決定された非重複フィールド検出用閾値
PHよりも大きいか否かを判定するステップS40であ
る。
【0022】まず、ステップS30における動作につい
て説明する。はじめにステップS31でメモリ23の4
フィールド分の累積加算値を0に初期化しておく。次に
ステップS32に進み、累積加算値P(t)が重複フィ
ールド検出用閾値PLxよりも小さいか否かの判定を行
う。累積加算値P(t)が重複フィールド検出用閾値P
Lxよりも大きい場合には(ステップS32でNo)こ
のフィールドは重複フィールドではないと判断し、ステ
ップS33に進み、重複フィールド識別信号103をオ
フにして出力する。そして、ステップS34に進み、t
=t+1として次のフィールドの累積加算値の処理に移
り、再びステップS32からの処理を繰り返す。ステッ
プS32で、累積加算値P(t)が重複フィールド検出
用閾値PLxより小さい場合には(ステップS32でY
es)、このフィールドは重複フィールドの可能性があ
ると判断し、ステップS40の処理へ移行する。
【0023】次にステップS40における動作について
説明する。累積加算値P(t)が重複フィールド検出用
閾値PLxより小さい場合には(ステップS32でYe
s)、ステップS41に進み、累積加算値P(t)から
所定の計算により非重複フィールド検出用閾値PHを求
め、また、tiをt−4に初期化しておく。非重複フィ
ールド検出用閾値PHの計算方法は例えば図4に示すよ
うな関数を使用し、P(t)(横軸)に対応するPH
(縦軸)を求める。次にステップS42に進み、メモリ
23に記憶された累積加算値P(ti)が非重複フィー
ルド検出用閾値PHより大きいか否かの判定を行う。メ
モリ23に記憶された累積加算値P(ti)が非重複フ
ィールド検出用閾値PHよりも大きくない場合には(ス
テップS42でNo)累積加算値P(t)を得たフィー
ルドは重複フィールドではないと判断し、ステップS3
3に進み、重複フィールド識別信号103をオフにして
出力する。そして、ステップS34に進み、t=t+1
として次のフィールドの累積加算値の処理に移り、再び
ステップS32からの処理を繰り返す。ステップS42
で、メモリ23に記憶された累積加算値P(ti)が非
重複フィールド検出用閾値PHよりも大きい場合には
(ステップS42でYes)ステップS43に進み、t
iがt−1であるか否か、すなわちメモリ23に記憶さ
れた累積加算値P(ti)をt−4からt−1の4フィ
ールド分処理したか否かを判定する。4フィールド分処
理していない場合には(ステップS43でNo)ステッ
プS44に進み、tiを1加算し、4フィールド分処理
するまでステップS42の判定処理を繰り返す。ステッ
プS43でti=t−1、すなわちメモリ23に記憶さ
れた累積加算値P(ti)をt−4からt−1の4フィ
ールド分処理し、すべての累積加算値P(ti)が非重
複フィールド検出用閾値PHより大きい場合(ステップ
S43でYes)には、ステップS42で4フィールド
分全てYesとなった後であるから、累積加算値P
(t)を得たフィールドは重複フィールドであると判断
し、ステップS45に進み、重複フィールド識別信号1
03をオンにして出力する。そして、ステップS46に
進み、t=t+1として次のフィールドの累積加算値の
処理に移り、再びステップS32からの処理を繰り返
す。
【0024】以上、説明したように重複フィールド検出
手段4において、1フィールド累積加算手段14より重
複フィールド決定手段22に直接入力された累積加算値
302が、重複フィールド検出用閾値メモリ24に記憶
された重複フィールド検出用閾値よりも小さく、メモリ
23に記憶された過去4フィールド分の累積加算値が全
て非重複フィールド検出用閾値決定手段25により決定
された非重複フィールド検出用閾値よりも大きい場合に
は、前記累積加算値302を得たフィールドは重複フィ
ールドである可能性があり、かつ過去4フィールドは全
て非重複フィールドであると判断できるため、前記累積
加算値302を得たフィールドは重複フィールドである
と判断し、重複フィールド識別信号103をONにして
出力する。これにより、重複フィールド検出用閾値と非
重複フィールド検出用閾値の2つの閾値を使用して所定
のフィールド数分に対して閾値の比較を行うため、重複
フィールドの検出性能を高めることができる。
【0025】また、重複フィールド検出用閾値PLxよ
り小さい累積加算値P(t)を持つフィールドは、テレ
シネ信号に含まれる重複フィールドである以外にも、シ
ーンの動きが小さい画像である場合等が想定される。動
きの小さい画像の場合、常に小さな累積加算値P(t)
が得られることとなる。そこで、図4に示すように累積
加算値P(t)が所定の値PLaより小さい場合にはP
Hの値を常にPHaとする。これにより、累積加算値P
(t)がPLaより小さい場合は、メモリ23に記憶さ
れた過去4フィールド分の累積加算値がPHaよりも大
きくなければ重複フィールドであると判定しないため、
動きの小さい画像が重複フィールドであると誤認識され
にくくなる。また、信号に雑音が含まれている場合に
は、重複フィールドであってもPLaよりも累積加算値
P(t)が小さくならないことがある。そこで、図4に
示すように累積加算値P(t)がPLaより大きい場合
には、雑音の影響を考慮し、PHとの比を大きく取るよ
うにする。これにより、累積加算値P(t)が(PLx
より小さく)PLaより大きい場合は、メモリ23に記
憶された過去4フィールド分の累積加算値が雑音の影響
を考慮したPHよりも大きくなければ重複フィールドで
あると判定しないため、雑音の影響による誤認識がされ
にくくなる。
【0026】実施の形態2.上記実施の形態では、絶対
値化手段13において差分信号201の絶対値を求めて
絶対値差分信号202を出力しているが、差分信号20
1の二乗化処理を行い、二乗値差分信号を出力して、1
フィールド累積加算手段14において1フィールド分の
二乗値の累積加算を求めても同様な効果が得られる。ま
た、差分信号201の二乗値以外でも1フィールド分の
累積加算が求められる値であれば、差分信号201の絶
対値の代わりに用いることができる。
【0027】以上、説明したように差分信号201の絶
対値を求める代わりに二乗化処理を行い、1フィールド
分の二乗値の累積加算を求めても上記実施の形態と同様
な効果が得られる。
【0028】実施の形態3.上記実施の形態では、映画
フィルムをNTSC信号に変換するものとして説明をし
てきたが、走査線やフレームレートの異なる他の信号方
式、例えば25HzのPAL信号や29.97Hzのカ
ラーNTSC信号、或はHDTV信号に対しても利用す
ることが可能である。例えば、25HzのPAL信号の
場合には、5フィールド中に1度の重複フィールドでは
なく、25フィールド中に1度の重複フィールドという
間隔になるため、図3のステップS41における「ti
=t−4」という初期化の式を「ti=t−24」とす
るだけでよい。また、24Hzの映画フィルムがNTS
C信号に変換されたものを例として説明してきたが、他
の周波数の映画フィルム信号や、映画フィルムのように
信号が飛び越し(インタレース)走査されないコンピュ
ータグラフィックスの画像信号などがNTSC信号に変
換されたものに用いることも可能である。この場合もそ
れぞれの周波数に応じて図3のステップS41における
「ti=t−4」という初期化の式を変更するだけでよ
い。
【0029】以上、説明したように周波数や信号方式が
異なる場合にも、図3のステップS41における「ti
=t−4」という初期化の式を変更することにより、対
応することができる。
【0030】実施の形態4.また、上記実施の形態にお
ける重複フィールドであるか否かの判定結果を記憶して
おくことにより、検出の精度を高めることが可能であ
る。例えば、図3のフローチャートにおいて、時刻tに
おける重複フィールド識別信号103をオンとしたかオ
フとしたかという判定結果を記憶しておく。この場合、
図3のステップS33とステップS34との間及びステ
ップS45とステップS46との間に「時刻tにおける
重複フィールド識別信号103をオンとしたかオフとし
たかという判定結果を記憶する」という処理項目を追加
すればよい。そして、記憶した判定結果から、重複フィ
ールド識別信号103のオン/オフの規則性について調
べる。規則正しく3:2プルダウンの処理が行われてい
る場合には、重複フィールドは5フィールド時間毎に規
則正しく現れるはずである。記憶した判定結果が5フィ
ールド時間毎に規則正しく現れている場合には、非重複
フィールドが誤って重複フィールドとして判定されるこ
とはないと判断できるので、重複フィールドをより確実
に判定できるよう重複フィールド検出用閾値PLxをよ
り大きな値に設定する。反対に、記憶した判定結果が5
フィールド時間毎に規則正しく現れていない場合には、
非重複フィールドが誤って重複フィールドとして判定さ
れていると判断できるので、非重複フィールドを誤って
重複フィールドと判定しないよう重複フィールド検出用
閾値PLxをより小さな値に設定する。
【0031】以上、説明したように重複フィールドが現
れる規則性と、重複フィールドであると判定した時刻と
非重複フィールドであると判定した時刻とを測定するこ
とにより得られる規則性とを比較し、その比較した結果
に基づいて重複フィールド検出用閾値PLxを調整する
ことにより、検出の精度を高めることが可能である。
【0032】なお、本実施の形態では5フィールド中に
1度重複フィールドが存在する場合について説明した
が、周波数や信号方式が異なり重複フィールドが出現す
る規則性が異なる場合でも、同様に検出精度を高めるこ
とが可能である。
【0033】実施の形態5.また、上記実施の形態で
は、累積加算手段14において1フィールド分の累積加
算処理を行っているが、映画フィルム信号をNTSC信
号に変換する場合、通常画面の縦横比が異なるため、図
5のように上下に映像信号がなく黒い帯が入るトリミン
グ処理が行われることが多い。黒い帯の部分は常に差分
値は0となるため、画面全体に対して累積加算処理を行
うと1フィールド分の累積加算値が小さくなってしま
い、テレシネ信号の重複フィールドの誤検出につながる
可能性が高い。そこで、黒い帯の部分は避けて映像信号
に変化のある画面の中心部分だけを用いて累積加算処理
を行うことにより、テレシネ信号の重複フィールドの検
出精度を高めることができる。この場合、図5の枠90
1内のように画面の中央部分のみを処理の対象とするこ
とも可能であるし、或は入力される映像信号に対して所
定の閾値以上の画素値となる領域を複数フレームにわた
って計測し、黒い帯の部分のみを除去した枠902内を
処理の対象とする、ということも可能である。
【0034】また、同様の手法により画面内に複数のフ
レームレートの映像が混在するものを処理の対象とする
ことも可能である。例えば、図6のように画面910の
中に小画面911が重ねあわせられているピクチャ・イ
ン・ピクチャの処理が施されている場合において、画面
の背面はテレシネ信号、小画面は30Hzの映像信号が
表示されているとする。このとき、画面の背面部分のみ
を用いて累積加算処理を行うことにより、テレシネ信号
の重複フィールドを検出することができる。この場合、
上記実施の形態のように累積加算処理を1フィールド全
体に行うのではなく、画面を複数の小ブロックに分割
し、小ブロック単位に累積加算処理・重複フィールド決
定処理を行うことにより、画面内の一部の領域のみを重
複フィールドとして判定することが可能となる。小ブロ
ックに対する分別結果を用いて画面の領域分割に利用す
ることもできる。
【0035】以上、説明したように画面の一部の領域を
処理の対象とすることにより、トリミング処理やピクチ
ャ・イン・ピクチャの処理が施されている場合にも、重
複フィールドの検出精度を高めることができる。
【0036】実施の形態6.次に、NTSC信号をテレ
シネ信号と誤認識してしまった場合にも視覚上妨害の少
ない画像を再生できるような重複フィールド除去手段5
の動作について図1及び図7を用いて説明する。重複フ
ィールド除去手段5は、映像信号101と重複フィール
ド識別信号103とともにVF信号102を入力とす
る。
【0037】重複フィールド識別信号103がオンのと
き、VF信号102を用いて重複しているフィールドが
第1フィールドに属しているか第2フィールドに属して
いるかを調べる。そして、重複フィールドとして検出さ
れたフィールドが第1フィールドに属している場合は、
先に入力されてきた方のフィールドに対して除去を行う
ようにする。例えば、図7においてフィールド601か
らフィールド610の信号はNTSC信号であるにもか
かわらず誤ってテレシネ信号と認識され、第1フィール
ドのフィールド601とフィールド603が異なる信号
(NTSC信号)であるにもかかわらず、重複している
と認識されたとき、先に入力されてきた方のフィールド
601に対して除去が行われる。そして、フィールド6
02とフィールド603の2つのフィールドから24H
zに変換された信号701を形成して出力する。その結
果、フィールド801とフィールド803にはフィール
ド603と同一の信号が表示されることとなり、フィー
ルド802にはフィールド602と同一の信号が表示さ
れることとなる。これにより、同一フレーム内の第1フ
ィールド(フィールド801)と第2フィールド(フィ
ールド802)との間の時間差は、フィールド603と
フィールド602との間の時間差と同じ1/60秒とな
る。後から入力されてくる方のフィールド603につい
て除去を行った場合には従来の技術で述べたように3/
60秒の時間差が生じてしまう。したがって、本発明に
よれば、従来よりも視覚上の妨害の少ない画像を再生す
ることができる。
【0038】一方、重複フィールドとして検出されたフ
ィールドが第2フィールドに属している場合は、後から
入力されてくる方のフィールドに対して除去を行うよう
にする。例えば、図7においてフィールド606とフィ
ールド608が異なる信号(NTSC信号)であるにも
かかわらず、重複していると認識されたとき、後から入
力されてくる方のフィールド608に対して除去が行わ
れる。そして、フィールド606とフィールド607の
2つのフィールドから24Hzに変換された信号703
を形成して出力する。その結果、フィールド806とフ
ィールド808にはフィールド606と同一の信号が表
示されることとなり、フィールド807にはフィールド
607と同一の信号が表示されることとなる。これによ
り、同一フレーム内の第1フィールド(フィールド80
7)と第2フィールド(フィールド808)との間の時
間差は、フィールド607とフィールド606との間の
時間差と同じ1/60秒となる。先に入力されてきた方
のフィールド606について除去を行うと、前述の場合
と同様に3/60秒の時間差が生じてしまう。したがっ
て、本発明によれば、従来よりも視覚上の妨害の少ない
画像を再生することができる。
【0039】以上、説明したように重複フィールドとし
て検出されたフィールドが第1フィールドに属している
ときには時間的に先に位置するフィールドを除去し、第
2フィールドに属しているときには時間的に後に位置す
るフィールドを除去することにより、NTSC信号をテ
レシネ信号と誤認識してしまった場合にも視覚上妨害の
少ない画像を再生することができる。
【0040】なお、本発明は以上説明したように画面全
体もしくは一部の領域の映像信号の、すべての画素を処
理の対象とするのではなく、4画素に対して1画素、1
6画素に対して1画素といったサブサンプリング処理を
行ってから減算器12以降の処理を行うような構成をと
り、減算器12、絶対値化手段13、1フィールド累積
加算手段14の処理量の軽減を図ることも可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、検出された重複フ
ィールドが第1フィールドに属しているときには、時間
的に先に位置するフィールドを除去し、検出された重複
フィールドが第2フィールドに属しているときには時間
的に後に位置するフィールドを除去することにより、重
複フィールドが存在しないような信号を重複フィールド
が存在するような信号と誤認識してしまった場合にも同
一フレームの第1フィールドと第2フィールドとの時間
差を小さくすることができるため、視覚上妨害の少ない
画像を再生することができる。
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】また、フィールドの一部の領域に基づい
て、重複しているフィールドを検出することにより、重
複フィールド検出の際に障害となる部分或は不要な部分
を処理しなくてよいため、トリミング処理やピクチャ・
イン・ピクチャの処理が施されている場合でも、重複フ
ィールドの検出精度を高めることができる。
【0047】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における画像信号処理装置
の構成図
【図2】本発明の一実施形態における重複フィールド検
出手段の構成図
【図3】重複フィールド決定手段の動作を示すフローチ
ャート
【図4】非重複フィールド検出用閾値の計算処理例を示
す説明図
【図5】トリミング処理された画像に対する処理例を示
す説明図
【図6】ピクチャ・イン・ピクチャ処理された画像に対
する処理例を示す説明図
【図7】NTSC信号をテレシネ信号と誤認識した場合
の認識誤りに起因する映像の乱れを少なくする例を示す
説明図
【図8】3−2プルダウンの原理を示す説明図
【図9】従来例の画像信号処理装置の構成図
【図10】従来例の重複フィールド検出手段の構成図
【図11】NTSC信号をテレシネ信号と誤認識した場
合の認識誤りに起因する映像の乱れの例を示す説明図
【符号の説明】
1 VF発生手段 4 重複フィールド検出手段 5 重複フィールド除去手段 10、11 フィールドメモリ 12 減算器 13 絶対値化手段 14 1フィールド累積加算手段 22 重複フィールド決定手段 23 メモリ 24 重複フィールド検出用閾値メモリ 25 非重複フィールド検出用閾値決定手段 100 入力された映像信号 101 2フィールド遅延されたテレシネ信号 102 VF信号 103 重複フィールド識別信号 104 テレビジョン信号 201 差分信号 202 絶対値差分信号 203 累積加算信号 302 累積加算値 303 重複フィールド検出用閾値 304 非重複フィールド検出用閾値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 篤道 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−197273(JP,A) 特開 平9−55879(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映画フィルムを30Hzのインタレース
    テレビジョン信号に変換したテレシネ信号を入力し、元
    の24Hzの状態の信号に戻すテレシネ変換の逆変換を
    行うために、重複しているフィールドを検出する重複フ
    ィールド検出手段と、検出された重複フィールドの何れ
    か一方を除去する重複フィールド除去手段を有する画像
    信号処理装置において、 前記重複フィールド除去手段は検出された重複フィール
    ドが第1フィールドの場合には時間的に先に位置するフ
    ィールドを除去し、検出された重複フィールドが第2フ
    ィールドに属しているときには時間的に後に位置するフ
    ィールドを除去する構成にされたことを特徴とする画像
    信号処理装置。
  2. 【請求項2】 前記重複フィールド検出手段は、画面の
    一部の領域に対して検出処理を行い、重複しているフィ
    ールドを検出する構成にされたことを特徴とする請求項
    1記載の画像信号処理装置
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