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JP3523081B2 - 有機珪素樹脂の製造方法及び該製造方法で得られた有機珪素樹脂を用いたポリウレタンフォームの製造方法 - Google Patents

有機珪素樹脂の製造方法及び該製造方法で得られた有機珪素樹脂を用いたポリウレタンフォームの製造方法

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JP3523081B2
JP3523081B2 JP26684698A JP26684698A JP3523081B2 JP 3523081 B2 JP3523081 B2 JP 3523081B2 JP 26684698 A JP26684698 A JP 26684698A JP 26684698 A JP26684698 A JP 26684698A JP 3523081 B2 JP3523081 B2 JP 3523081B2
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Japan
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general formula
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sio
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宗夫 工藤
信一 森岡
光雄 浅井
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Priority to DE69917854T priority patent/DE69917854T2/de
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/06Preparatory processes
    • C08G77/10Equilibration processes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/06Preparatory processes

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機珪素樹脂の製
造方法および該製造方法により得られた有機珪素樹脂を
用いたポリウレタンフォームの製造方法、特にレジンプ
レミックスの保存安定性の向上により寸法安定性等の特
性に優れたポリウレタンフォームが得られるポリウレタ
ンフォームの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリウレタンフォームは、一般にポリオ
ール、ポリイソシアネート、発泡剤として水又はカルボ
ン酸、触媒としてアミン等のアルカリ触媒、および整泡
剤として界面活性剤を含むポリウレタンフォーム組成物
(使用前または保存中は通常、ポリオール、発泡剤、触
媒および整泡剤を混合したレジンプレミックスと、ポリ
イソシアネートとに分割されている)を発泡、硬化させ
ることによって製造されているが、この製造方法におい
ては、フォームの外観、その他の物性を改良する目的で
レジンプレミックスに、これとは非相溶性の添加剤を添
加して用いることが提案されている。この添加剤は、特
に発泡剤として水を用いた組成物では、得られるポリウ
レタンフォームの寸法安定性向上に有用である。この種
の添加剤としては、半硬質ポリウレタンフォームの製造
用には、カーボンブラック(特開昭55−13512
8)が、また硬質ウレタンフォームの製造用には、粉末
状もしくは繊維状のチタン酸カリウム(特開昭56−1
4535)、R3SiO1/2単位(但し、R3は同一また
は異種の炭素数1〜6の一価炭化水素基を表す。)および
SiO2単位を構成単位とする有機珪素化合物等が提案
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの添加
剤は、レジンプレミックスと相溶しないため、経時と共
にレジンプレミックスから分離したり、あるいはレジン
プレミックス中のアルカリ触媒によって劣化し、目的と
する寸法安定性向上等の特性を発揮できなくなるという
大きな問題があった。そこで従来は、使用前、すなわち
イソシアネートと混合し反応(発泡、硬化)させる前
に、レジンプレミックスを撹拌して均一に混合、分散さ
せる必要があり、またこのためにスプレー発泡に利用で
きないなど、発泡手段が限定されるという問題もあっ
た。これらの問題を解決するため、レジンプレミックス
に対し相溶性を有し、従ってレジンプレミックスに良好
に分散し、かつ高疎水性・低反応性である添加剤の開発
が望まれていた。
【0004】従って本発明の目的は、ポリウレタンフォ
ームの製造における以上の問題を解決し、レジンプレミ
ックスに良好に分散し、かつ高疎水性・低反応性の有機
珪素樹脂をレジンプレミックスに添加して、その保存安
定性を向上することにより、優れた寸法安定性等の特性
を有するポリウレタンフォームを製造でき、しかもスプ
レー発泡にも利用できるポリウレタンフォームの製造方
法、及び該方法に好適に使用することができる有機珪素
樹脂の製造方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、R1 3SiO
1/2単位(但し、R1は同一または異種の炭素数1〜6の一
価炭化水素を表す。)、R2SiO3/2単位(但し、R2
は同一または異種の炭素数1〜20の一価炭化水素基を表
す。)およびSiO4/2単位を構成単位とする有機珪素
樹脂の製造方法を提供するもので、この製造方法は一般
式(I): Si(OR34 (I) (但し、R3は同一または異種の炭素数1〜6の一価炭化
水素基、好ましくは炭素数1〜4のアルキル基を表す。)
で示されるシラン化合物またはその加水分解物、一般式
(II): R2Si(OR43 (II) (但し、R2は同一または異種の炭素数1〜20、好ましく
は1〜10の一価炭化水素基を表し、R4は同一または異種
の炭素数1〜6の一価炭化水素基、好ましくは炭素数1〜4
のアルキル基を表す。)で示されるシラン化合物または
その加水分解物、および一般式(III): R1 3SiX (III) (但し、Xは−OH基、−OSiR1 3基または加水分解
性基を表し、R1は同一または異種の炭素数1〜6の一価
炭化水素基を表す。)で示されるシラン化合物の混合物
を酸で平衡化反応させる工程、平衡化反応生成物に水を
添加して加水分解反応を行う工程、および加水分解反応
生成物にアルカリ水を添加して縮合反応を行う工程を含
むことを特徴とする。
【0006】また本発明は、ポリオール、水、触媒およ
び界面活性剤を含むレジンプレミックスとポリイソシア
ネートとを含むポリウレタンフォーム組成物を発泡、硬
化させてポリウレタンフォームを製造する方法におい
て、レジンプレミックスとして上記製造方法で得られた
有機珪素樹脂を溶液状で添加することを特徴とするポリ
ウレタンフォームの製造方法を提供する。
【0007】本発明者らは、ポリウレタンフォームの製
造において、レジンプレミックスに添加される添加剤に
ついて種々検討したところ、上記有機珪素樹脂の製造方
法で得られる有機珪素樹脂がレジンプレミックスに対し
相溶性を有し、良好に分散し、かつ高疎水性・低反応性
であるため、経時によってもレジンプレミックスと分離
したり、アルカリ触媒で劣化することもなく、長期に亘
って安定に保存できること、また、上記のような特性を
有する有機珪素樹脂を添加したレジンプレミックスを使
用すると、優れた寸法安定性等の特性を有するポリウレ
タンフォームが得られ、しかもスプレー発泡にも利用で
きることを見い出し、本発明を完成した。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳述する。
【0009】本発明において、ポリウレタンフォーム
は、ポリオール、水、触媒および界面活性剤を含むレジ
ンプレミックスとポリイソシアネートとを含むポリウレ
タンフォーム組成物を発泡、硬化させて製造される。こ
の製造方法の特徴は、レジンプレミックスとして、上記
製造方法で得られた有機珪素樹脂を溶液状で添加したも
のを用いることである。
【0010】有機珪素樹脂は次のようにして製造するこ
とができる。即ち、まず前記一般式(I)で示されるシ
ラン化合物またはその加水分解物、前記一般式(II)で
示されるシラン化合物またはその加水分解物、および前
記一般式(III)で示されるシラン化合物の混合物(以
下、混合物原料という)を酸で平衡化反応させ、得られ
た平衡化反応生成物に水を添加して加水分解反応を行
い、次いでこの加水分解反応生成物にアルカリ水を添加
して縮合反応を行うことにより製造される。なお、これ
らの平衡化反応、加水分解反応および縮合反応は、通
常、有機溶剤中で行われる。
【0011】平衡化反応工程で用いる混合物原料の具体
例は次のとおりである。一般式(I)で示されるシラン
化合物の具体例としては、テトラメトキシシラン、テト
ラエトキシシラン、テトライソプロポキシシラン、テト
ラブトキシシラン等のアルコキシシランが挙げられる。
また、一般式(I)で示されるシラン化合物の加水分解
物の具体例としては、メチルシリケート、エチルシリケ
ート等が挙げられる。これらのシラン化合物またはその
加水分解物は、各々単独で、または2種以上組み合わせ
て使用できる。また、上記シラン化合物とその加水分解
物とを混合して使用してもよい。
【0012】一般式(II)で示されるシラン化合物の具
体例としては、メチルトリメトキシシラン、メチルトリ
エトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、エチルト
リエトキシシラン、n−プロピルトリメトキシシラン、
n−プロピルトリエトキシシラン、i−プロピルトリメ
トキシシラン、i−プロピルトリエトキシシラン、ブチ
ルトリメトキシシラン、ブチルトリエトキシシラン、ヘ
キシルトリメトキシシラン等のアルコキシシランが挙げ
られ、また、これらの加水分解物を用いてもよい。これ
らのシラン化合物またはその加水分解物は、各々単独
で、または2種以上組み合わせて使用できるが、中でも
一般式(II)で示されるシラン化合物は、R2がメチル
基である化合物とR2が炭素数3〜10の一価炭化水素基で
ある化合物との混合物であることが好ましい。また、上
記シラン化合物とその加水分解物とを混合して使用して
もよい。
【0013】一般式(III)で示されるシラン化合物の
具体例としては、トリメチルシラノール、トリエチルシ
ラノール等のシラノール化合物、トリメチルクロロシラ
ン、トリエチルクロロシラン等のクロロシラン、トリメ
チルメトキシシラン、トリメチルエトキシシラン等のア
ルコキシシラン、トリメチルシリルジメチルアミン、ト
リメチルシリルジエチルアミン等のアミノシラン、トリ
メチルアセトキシシラン等のアシロキシシラン、ヘキサ
メチルジシロキサン等のジシロキサンが挙げられる。ま
た、これらの加水分解物を用いてもよい。これらのシラ
ン化合物またはその加水分解物は、各々単独で、または
2種以上組み合わせて使用できる。また、上記シラン化
合物とその加水分解物とを混合して使用してもよい。
【0014】混合物原料中の一般式(II)で示されるシ
ラン化合物またはその加水分解物の含有量は、一般式
(I)で示されるシラン化合物またはその加水分解物中
のSiO4/2単位のモル数に対して、R2SiO3/2単位
で0.5〜1.0当量、特に0.7〜0.9当量となる量が好まし
い。さらに、このうちR2SiO3/2単位(但し、R2
ヘキシル基)が0.05〜0.3当量となる量が好ましい。ま
た、混合物原料中の一般式(III)で示されるシラン化
合物の含有量は、一般式(I)で示されるシラン化合物
またはその加水分解物中のSiO2単位のモル数に対し
て、R1 3SiO1/2単位で0.5〜1.5当量、特に0.8〜0.9
当量となる量が好ましい。
【0015】平衡化反応工程で用いる酸の具体例として
は、メタンスルホン酸等のスルホン酸類または硫酸等が
挙げられる。酸の添加量は、使用した混合物原料の重量
に対して、0.5〜2重量%、特に1〜1.5重量%が好まし
い。
【0016】また平衡化反応工程で用いる有機溶剤とし
ては、混合物原料(すなわち、一般式(I)の化合物お
よび/またはその加水分解物、一般式(II)の化合物お
よび/またはその加水分解物、並びに一般式(III)の
化合物)および平衡化反応生成物を溶解し、かつ水と相
溶するもの(以下、親水性有機溶剤という)であれば特
に制限なく使用でき、例えばメチルアルコール、エチル
アルコール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコ
ール、ブチルアルコール等のアルコール類;メチルセロ
ソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、酢酸セ
ロソルブ等のセロソルブ類;アセトン、メチルエチルケ
トン等のケトン類;ジオキサン、テトラヒドロフラン等
のエーテル類等、好ましくはアルコール類が挙げられ
る。
【0017】加水分解反応工程における水の添加量は、
使用した混合物原料に含まれるアルコキシ基のような加
水分解性基のモル数に対して、0.5〜1.5当量、好ましく
は0.8〜1.0当量が好ましい。
【0018】加水分解反応工程で用いる有機溶媒は、平
衡化反応生成物および加水分解反応生成物を溶解し、か
つ水と相溶するものであれば特に制限なく使用でき、具
体的には平衡化反応工程で例示した親水性有機溶剤が挙
げられる。
【0019】縮合反応工程で用いるアルカリ水の具体例
としては、水酸化カリウム水溶液、水酸化ナトリウム水
溶液、アンモニア水、ジメチルアミン水、ジエチルアミ
ン水等が挙げられる。アルカリ水の添加量は、平衡化反
応工程で使用した酸のモル数に対して、1.0〜1.5当量、
特に1.05〜1.4当量が好ましい。
【0020】縮合反応に用いる有機溶媒は、加水分解反
応生成物および縮合反応生成物(すなわち、有機珪素樹
脂)を溶解し、かつ水と相溶しないものであれば特に制
限なく使用でき、具体的にはヘキサン、シクロヘキサ
ン、イソパラフィン等の脂肪族炭化水素類;ベンゼン、
トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類等が例示さ
れ、好ましくは芳香族炭化水素類が挙げられる。
【0021】以上のようにして得られる有機珪素樹脂
は、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチル
シクロテトラシロキサン等の未反応性のシロキサン類、
または上記したような有機珪素樹脂を溶解可能な炭化水
素類等の有機溶剤に溶解し、またレジンプレミックスに
対し相溶性で良好に分散し、かつ高疎水性・低反応性で
ある。この有機珪素樹脂は、上記有機溶媒に溶解した
後、プレミックスに添加される。上記有機珪素樹脂自体
のレジンプレミックスヘの添加量は、ポリオール100重
量部に対して好ましくは0.01〜20重量部、更に好ましく
は0.1〜5重量部、特に好ましくは0.5重量部である。
【0022】レジンプレミックスを構成する有機珪素樹
脂以外のポリオール、触媒および界面活性剤;並びにレ
ジンプレミックスと混合されるポリイソシアネートは、
いずれもポリウレタンフォームの製造に通常使用されて
いるものでよい。すなわち、ポリオールとしては、例え
ばポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール
等のポリエーテルポリオール;ポリエステル、アクリル
ポリオール、ヒマシ油誘導体、トール油誘導体等の水酸
基含有化合物等が挙げられる。
【0023】触媒としては、例えばテトラメチルヘキサ
メチレンジアミン、ペンタメチルジエチレントリアミ
ン、トリエチルアミン、トリエチレンジアミン等のアミ
ン化合物や塩化第一スズ、ジブチルチンラウレート等の
スズ系触媒等が挙げられる。レジンプレミックス中の触
媒の含有量は、ポリオールの量に対して、重量比で0.00
01〜0.1倍量、特に0.001〜0.01倍量が好ましい。
【0024】界面活性剤(整泡剤)としては、特に制限
されないが、例えばジメチルポリシロキサン−ポリオキ
シエチレン−ポリオキシプロピレン共重合体等のポリエ
ーテルシロキサンが好ましい。レジンプレミックス中の
界面活性剤の含有量は、ポリオールの量に対して、重量
比で0.0001〜0.1倍量、特に0.001〜0.05倍量が好まし
い。また、レジンプレミックス中の水の含有量は、ポリ
オールの量に対して、重量比で0.001〜0.5倍量、特に0.
01〜0.3倍量が好ましい。レジンプレミックスにはその
他、本発明の効果を阻害しない範囲で、難燃剤や充填剤
等を添加することができる。
【0025】ポリイソシアネートとしては、例えばトリ
レンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、ヘキサメチレンジイソシアネート、メタキシリレ
ンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネートや、
それらの誘導体、水添化物等が挙げられる。組成物中の
ポリイソシアネートの使用量は、イソシアネートインデ
ックスが50〜150、特に80〜110となる量が好ましい。
【0026】本発明において、ポリウレタンフォーム組
成物の発泡、硬化は、上記有機珪素樹脂を添加したレジ
ンプレミックスをポリイソシアネートと混合することに
より行われる。発泡手段としては、通常のウレタンフォ
ームと同様とすればよく、低圧発泡、高圧発泡が可能で
あり、フリー発泡、スプレー発泡、フロス法、ノンフロ
ス等が利用できる。
【0027】
【実施例】以下に実施例および比較例を挙げて本発明を
詳細に説明する。なお、部は全て重量部である。実施例1 撹拌機、滴下ロート、温度計を備えた1リットルのガラ
ス製反応器にヘキサメチルジシロキサン73.6g、ヘキシ
ルトリメトキシシラン(信越化学工業(株)製商品名K
BM3063)16.5g、メチルトリメトキシシランの加水分
解物(信越化学工業(株)製商品名KC89R)96.7g、
エチルポリシリケート(コルコート(株)製商品名ケイ
サン40)150g、メタンスルホン酸4.21g、イソプロピ
ルアルコール37.4gを投入して混合した。この溶液を40
℃で2時間保持して平衡化反応を行った後、水68.3gを
加え、70℃で2時間加水分解反応を行った。この反応生
成物にキシレン111gを添加した後、50%水酸化カリウ
ム水溶液7.6gを加え、72〜78℃で8時間保持した後、ア
ルコールを留去し、さらに135〜142℃で10時間保持して
縮合反応を行った。この反応生成物にキシレン264gを
添加した後、中性になるまで水洗を行った。有機層の溶
媒をストリップして有機珪素樹脂70gを得た。
【0028】ポリオール(武田薬品工業(株)製商品名
ポリオール・アクトコールGR−46)100部、触媒とし
てテトラメチルヘキサメチレンジアミン(TMHDA)
1.7部、発泡剤としての水6.2部、界面活性剤としての整
泡剤:ジメチルポリシロキサン−ポリオキシエチレン−
ポリオキシプロピレン共重合体(信越化学工業(株)製
商品名F−373)1部、および上記有機珪素樹脂0.5部を
デカメチルシクロペンタシロキサン0.5部に溶解した溶
液を添加してレジンプレミックスを調製した。このレジ
ンプレミックスを50℃、3日放置しても沈降物は見られ
ず、レジンプレミックスは安定であった。
【0029】また、上記エージング後のレジンプレミッ
クスに、ポリイソシアネート(住友バイエルウレタン
(株)製商品名イソシアネート・スミジューム444V−
20)をイソシアネートインデックスが110となるように
加えてフリー発泡、硬化させ硬質ウレタンフォームを得
た。このウレタンフォームの密度を測定し、また、ウレ
タンフォームを高温高湿(70℃、95%RH)下で2日間
放置した後の外観を調べた。その結果を表1に示す。こ
の表から判るように、このウレタンフォームは低密度で
寸法安定性が良好であった。このようにレジンプレミッ
クスに、有機珪素樹脂の分離や劣化はなく、目的の特性
が得られた。
【0030】実施例2〜10 ヘキサメチルジシロキサン量、KBM3063量、KC89R
量、50%水酸化カリウム水溶液量を表1に示した通りと
した以外は、実施例1と同様にして有機珪素樹脂を調製
した。さらにこれを用いて実施例1と同様にしてレジン
プレミックスを調製し、その保存安定性を調べ、またこ
れらのレジンプレミックスを用いてポリウレタンフォー
ムを製造し、フォーム特性を調べた。それらの結果を表
1に示す。
【0031】比較例1〜3 ヘキサメチルジシロキサン量、50%水酸化カリウム水溶
液量を表1に示した通りとした以外は実施例1と同様にし
て有機珪素樹脂を調製した。さらに、これを用いて実施
例1と同様にしてレジンプレミックスを調製し、その保
存安定性を調べ、またこれらのレジンプレミックスを用
いてポリウレタンフォームを製造し、フォーム特性を調
べた。それらの結果を表1に示す。
【0032】
【表1】 (注)実:実施例、比:比較例 M単位:R1 3SiO1/2単位、 T3063単位=R2SiO3/2単位(R2=ヘキシル基) T13単位:R2SiO3/2単位 Q単位:SiO2単位
【0033】
【発明の効果】本発明の製造方法で得られた有機珪素樹
脂はポリウレタンフォームの製造に好適で、この有機珪
素樹脂を用いたポリウレタンフォームの製造方法によれ
ば、レジンプレミックスに良好に分散し、かつ高疎水性
・低反応性を有する有機珪素樹脂を添加したレジンプレ
ミックスを使用したので、レジンプレミックスの保存安
定性が向上し、長期保存しても添加剤(有機珪素樹脂)
の分離やアルカリ触媒による劣化がなくなり、従って使
用時に撹拌する必要もなく、こうして目的とする優れた
寸法安定性等の特性を有するポリウレタンフォームが得
られる上、スプレー発泡にも利用できる等の効果を奏す
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅井 光雄 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社 シリコーン電 子材料技術研究所内 (56)参考文献 特開 平5−194691(JP,A) 特開 平8−48739(JP,A) 特開 平9−208701(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 77/00 - 77/62

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(I): Si(OR34 (I) (但し、R3は同一または異種の炭素数1〜6の一価炭化
    水素基を表す。)で示されるシラン化合物またはその加
    水分解物、一般式(II): R2Si(OR43 (II) (但し、R2は同一または異種の炭素数1〜20の一価炭化
    水素基を表し、R4は同一または異種の炭素数1〜6の一
    価炭化水素基を表す。)で示されるシラン化合物または
    その加水分解物、および一般式(III): R1 3SiX (III) (但し、Xは−OH基、−OSiR1 3基または加水分解
    性基を表し、R1は同一または異種の炭素数1〜6の一価
    炭化水素基を表す。)で示されるシラン化合物の混合物
    を酸で平衡化反応させる工程、 平衡化反応生成物に水を添加して加水分解反応を行う工
    程、および加水分解反応生成物にアルカリ水を添加して
    縮合反応を行う工程を含むことを特徴とするR1 3SiO
    1/2単位(但し、R1は同一または異種の炭素数1〜6の一
    価炭化水素を表す。)、R2SiO3/2単位(但し、R2
    は同一または異種の炭素数1〜20の一価炭化水素基を表
    す。)およびSiO4/2単位を構成単位とする有機珪素
    樹脂の製造方法。
  2. 【請求項2】一般式(II)で示されるシラン化合物が、
    2がメチル基である化合物とR2が炭素数3〜10の一価
    炭化水素基である化合物との混合物である請求項1記載
    の有機珪素樹脂の製造方法。
  3. 【請求項3】一般式(II)で示されるシラン化合物また
    はその加水分解物の含有量が、一般式(I)で示される
    シラン化合物またはその加水分解物中のSiO4/2単位
    のモル数に対して、R2SiO3/2単位で0.5〜1.0当量と
    なる量である請求項1または2記載の有機珪素樹脂の製
    造方法。
  4. 【請求項4】ポリオール、水、触媒および界面活性剤を
    含むレジンプレミックスとポリイソシアネートとを含む
    ポリウレタンフォーム組成物を発泡、硬化させてポリウ
    レタンフォームを製造する方法において、レジンプレミ
    ックスとして請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法
    によって得られた有機珪素樹脂を溶液状で添加すること
    を特徴とするポリウレタンフォームの製造方法。
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