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JP3522355B2 - 切削液回収装置における切屑の詰まり防止機構 - Google Patents

切削液回収装置における切屑の詰まり防止機構

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Publication number
JP3522355B2
JP3522355B2 JP24196994A JP24196994A JP3522355B2 JP 3522355 B2 JP3522355 B2 JP 3522355B2 JP 24196994 A JP24196994 A JP 24196994A JP 24196994 A JP24196994 A JP 24196994A JP 3522355 B2 JP3522355 B2 JP 3522355B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting fluid
sliding rod
conveyor
chips
recovery device
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP24196994A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0880454A (ja
Inventor
秀信 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP24196994A priority Critical patent/JP3522355B2/ja
Publication of JPH0880454A publication Critical patent/JPH0880454A/ja
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Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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  • Centrifugal Separators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、切屑から切削液を分離
して回収する装置に適用される切屑の詰まり防止機構に
関する。 【0002】 【従来の技術】切削液を分離する遠心分離機では、その
中心に設けた投入口に向けて切屑と切削液とを同時に投
入するようにしているが、この投入口が比較的狭く作ら
れている関係上、重切削によって生じた長い螺旋状の切
屑が互いに絡み合った状態で投入されたような場合に
は、これらの切屑が投入口やシュート面の隙間等に引掛
り易く、これらがあとから送り込まれてきた切屑と一緒
になって投入口を塞いでしまって、切削液の分離作業を
不能にしてしまうといった不都合が生じる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
突き崩し手段を切屑の投入に連動させて動作させること
により、その詰まりを確実に阻止することのできる新た
な装置を提供することにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を達成するための切削液回収装置における切
屑の詰まり防止機構として、切屑と切削液を遠心分離機
の投入口へ投入すべく汲み上げるコンベアと、このコン
ベアを支持する逆L字形のコンベア支持基台と、下端に
投入口に挿入可能な突き崩し部材を、上端にストッパ部
材をそれぞれ設け、かつコンベア支持基台の先端部に投
入口の軸心に沿って上下動自在に配設された摺動杆と、
コンベアの駆動手段に駆動され、摺動杆の摺動領域内で
突き崩し部材を投入口の上方へ退避させるべく摺動杆を
上昇させるよう旋回動する旋回部材とによって構成する
ようにしたものである。 【0005】 【実施例】そこで以下に本発明の実施例について説明す
る。図面はいづれも本発明の一実施例を示したもので、
図中符号1は切屑と切削液とを分離して回収する周知の
遠心分離機を示している。 【0006】はじめにこの遠心分離機1について簡単に
説明すると、この遠心分離機1は、上部にホッパ−状の
投入口2を設けたケ−シング3と、この投入口2の直下
で駆動モ−タ4に駆動されて回転するロ−タリバケット
5と、ロ−タリバケット5の上部周壁に設けたスリット
6から遠心力によって排出される切削液を図示しない回
収槽へ回収する回収ホ−ス7と、ロ−タリバケット5の
外部に遠心力によって放出された切屑をケ−シング3の
下方で回収する切屑受け8とによって構成されている。 【0007】これに対して図中符号10は、この遠心分
離機1に切屑と切削液の混合物を支障なく投入するため
の装置本体で、この装置本体10の支持基台11は、内
部を切屑と切削液の汲み上げ空間をなすような枠体とし
て形成され、図にはア−ム部12のみを断面で示してい
るが、ここには、駆動モ−タ14によって駆動されるプ
−リ15が設けられ、さらにこのプ−リ15にはコンベ
ア17が張架されていて、排出されてきた切屑と切削液
を遠心分離機1の直上部分、つまりア−ム部先端の排出
口13へ汲み上げた上、遠心分離機1の投入口2へ投入
するように構成されている。 【0008】このア−ム部2には、上記したプ−リ15
の軸16端に、一対の長い旋回腕18.18が一体的に
取付けられていて、これらの旋回腕18.18を後述す
る摺動杆20の摺動領域内に入り込ませるように旋回動
させることにより、これらの先端をロ−ラ23に押し当
てて、これと一体の摺動杆20を投入口2から退避させ
るべく上方へ押し上げるように構成されている。 【0009】他方このア−ム部12には、その先端に摺
動杆20を案内するガイド部材25が縦向きに固定され
ていて、ここには、遠心分離機1の投入口2の直上でそ
の軸心に沿って上下動する摺動杆20が摺動自在に挿通
されている。 【0010】この摺動杆20は、投入口2で切屑が詰ま
るのを防ぐためもので、その下端には、投入口2内に挿
入し得る程度の外径を有する突き崩し部材21が一体的
に取付けられ、またこの最上端には、ガイド部材25の
上端の緩衝用バネ26と当接して上記した突き崩し部材
21を投入口2内に挿入させた位置で摺動杆20を停止
させるストッパ22が一体的に取付けられている。 【0011】このように構成された装置において、いま
工作機械から排出された切屑と切削液は、コンベア17
によって基台11のア−ム先端へ運ばれた上、排出口1
3から遠心分離機1の投入口2へ順次投入され、ここで
高速で回転するロ−タリバケット5により切屑と切削液
とに分離処理される。 【0012】一方、プ−リ15の軸16端に取付けられ
て図中時計方向に回転している旋回腕18.18は、そ
の先端を1回転毎に摺動杆20の摺動領域に入り込ま
せ、図1に示したように、摺動杆20の側方に取付けた
ロ−ラ23に下から当接して摺動杆20を上方へ押し上
げる。 【0013】そして、突き崩し部材21を投入口2の上
方へ退避させた点まで摺動杆20を押し上げると、旋回
腕18はロ−ラ23との接触を解いて摺動杆20をその
自重により落下させて、下端の突き崩し部材21を投入
口2の内部に入り込ませて、からみ合った切屑をこの部
分から排除するとともに、その落下の際の衝撃をアーム
部12に伝えて、排出口13から投入口2に至るシュー
ト面に残留する切屑を払い落す。 【0014】 【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、遠心
分離機の投入口へ切屑と切削液を送り込むコンベアの支
持基台に、投入口の上方でその軸心に沿って上下動する
摺動杆を配設し、これをコンベア駆動手段に駆動されて
回転する旋回部材に係脱させて、下端の突き崩し部材を
投入口へ抜き差しさせるようにしたので、投入口へ切屑
と切削液を汲み込むのと同期させて摺動杆を上下動させ
ることにより、投入口への切屑の詰まりをその都度確実
に防ぐことができると同時に、摺動杆の落下の際の衝撃
を利用して投入過程での切屑の詰まりをも除去すること
ができ、さらには、旋回部材をコンベア駆動手段により
駆動するよう構成することによって、この種の装置をき
わめて簡単に構成することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示す装置の側面図である。 【図2】突き崩し状態をもって示した上記装置の側面図
である。 【図3】同上装置の一部を示した正面図である。 【符号の説明】 1 遠心分離機 2 投入口 11 支持基台 14 駆動モ−タ 15 コンベア 18 旋回腕 20 摺動杆 21 突き崩し部材 22 ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−211450(JP,A) 特開 昭60−52408(JP,A) 特開 昭60−241952(JP,A) 特開 平5−319481(JP,A) 実開 昭63−13639(JP,U) 実開 昭62−83555(JP,U) 実開 昭62−161694(JP,U) 実開 平3−79847(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23Q 11/00 B04B 11/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 切屑と切削液を遠心分離機の投入口へ投
    入すべく汲み上げるコンベアと、 該コンベアを支持する逆L字形のコンベア支持基台と、 下端に上記投入口に挿入可能な突き崩し部材を、上端に
    ストッパ部材をそれぞれ設け、かつ上記コンベア支持基
    台の先端部に上記投入口の軸心に沿って上下動自在に配
    設された摺動杆と、 上記コンベアの駆動手段に駆動され、上記摺動杆の摺動
    領域内で上記突き崩し部材を上記投入口の上方へ退避さ
    せるべく上記摺動杆を上昇させるよう旋回動する旋回部
    材と、 からなる切削液回収装置における切屑の詰まり防止機
    構。
JP24196994A 1994-09-09 1994-09-09 切削液回収装置における切屑の詰まり防止機構 Expired - Fee Related JP3522355B2 (ja)

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