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JP3519019B2 - 着用物品 - Google Patents

着用物品

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JP3519019B2
JP3519019B2 JP10756399A JP10756399A JP3519019B2 JP 3519019 B2 JP3519019 B2 JP 3519019B2 JP 10756399 A JP10756399 A JP 10756399A JP 10756399 A JP10756399 A JP 10756399A JP 3519019 B2 JP3519019 B2 JP 3519019B2
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俊文 大坪
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、おむつカバーや使
い捨ておむつ等の着用物品に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平8−196565号公報は、透液
性トップシートと不透液性バックシートとの間に上層コ
アおよび下層コアで構成された吸液性コアが介在し、上
層コアを前側コアと後側コアとで構成してそれら前後コ
アを臀部当接部位で前後方向へ離間させ、上層コアを被
覆するトップシートを離間させた部位で折曲し、上下層
コア間に折り込むことによって大便保持用のポケットを
形成した使い捨ておむつを開示している。
【0003】実開平7−7620号公報は、透液性トッ
プシートと、不透液性バックシートと、それら両シート
の間に介在する吸液性コアとで構成され、トップシート
の股下域中央部の周囲に吸液性の環状部材と、環状部材
を被覆する透液性の被覆シートとを設け、トップシート
部分が環状部材の底部で露出する便止め用凹部を形成し
た使い捨ておむつを開示している。
【0004】それらおむつは、臀部当接部位に大便保持
用ポケットや股下域に環状部材からなる便止め用凹部を
形成して大便等の固形排泄物を収容、保持することを意
図している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】それら公知のおむつ
は、臀部当接部位に形成された大便保持用ポケットや股
下域に形成された便止め用凹部が、おむつの着用中に着
用者の排泄位置からずれると、それら凹部に固形排泄物
が収容されない場合がある。
【0006】特開平8−196565号公報開示のおむ
つは、コアを上層コアと下層コアとで構成しており、実
開平7−7620号公報開示のおむつは、コアの上部に
環状部材を配置しているので、おむつの厚みが増してし
まい着用者に違和感を与える。また、吸液性コアが近年
の製造技術の進歩にともなって薄型化しているが、薄型
のコアにおいては所要量の大便を収容するためのポケッ
トや凹部を形成することが難しい。
【0007】本発明の課題は、臀部当接部位に大便保持
用ポケットや股下域に環状部材からなる便止め用凹部を
形成することなく、かつ、着用中に着用者の排泄位置が
動いても、排泄物を内部に収容、保持することができる
着用物品を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ための本発明は、シート状部材で形成され、互いに対向
して長手方向へ延びる両側縁部と、互いに対向して前記
長手方向と交差する幅方向へ延びる両端縁部とを有する
着用物品を改良することにある。
【0009】改良に係る本発明が特徴とするところは、
前記物品の両側縁部に設けられたダーツ部間に前記物品
の非肌当接面の側へ凹む凹陥部が形成されている点にあ
り、さらに具体的には、前記物品が、前記両端縁部の間
における前記両側縁部それぞれに互いに対向離間して前
記幅方向へ延びる一対の接合縁部を有して前記物品の非
肌当接面の側へ凹む凹陥部を備え、前記凹陥部は、前記
接合縁部それぞれの間で前記幅方向へ延びる横断線を挟
んで前記物品が第1区域と第2区域とに分割されたと
き、前記第1区域と前記第2区域との間に所与スペース
が生ずる形状を有し、前記第1区域と前記第2区域とが
互いに引き寄せられて、前記接合縁部が前記横断線上で
互いに固着されることにより形成されていることにあ
る。
【0010】本発明は、特に、以下の実施態様を有す
る。
【0011】(1)前記接合縁部の互いの離間寸法が、
前記両側縁部から前記物品の幅方向中央部へ向かうにつ
れて次第に縮小し、前記接合縁部が、前記中央部におい
て互いに交わっている。
【0012】(2)前記物品が、前記長手方向に前胴周
り域と、後胴周り域と、それら前後胴周り域の間に位置
する股下域とを有し、前記凹陥部が、前記前胴周り域を
除いた域に形成されている。
【0013】(3)前記物品が、前記両側縁部に前記幅
方向外方へ延びる一対のサイドフラップと、前記長手方
向へ延びる基側縁部を前記サイドフラップに固着されて
前記物品の上面から上方へ起立性向を有する一対の防漏
カフとを有し、前記接合縁部が前記カフの基側縁部の内
側に延びている。
【0014】(4)前記物品が、前記部材として透液性
トップシートと不透液性バックシートとで形成され、そ
れらシートの間に介在する吸液性コアを有する積層パネ
ルからなる使い捨ておむつである。
【0015】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照して、本発明に
係る着用物品の詳細を積層パネルで構成された開放型の
使い捨ておむつを例として説明すると、以下のとおりで
ある。
【0016】図1は、パネル1の部分破断斜視図であ
る。パネル1は、透液性トップシート2と、不透液性バ
ックシート3と、トップシート2とバックシート3との
間に介在し、それらシート2,3のうちの少なくとも一
方の内面に接合された吸液性コア4とで形成されてい
る。
【0017】パネル1は、互いに対向して長手方向へ延
びる両側縁部1aと、互いに対向して長手方向と交差す
る幅方向へ延びる両端縁部1bとを有し、長手方向に前
胴周り域20と、後胴周り域22と、前後胴周り域2
0,22の間に位置する股下域21とを有する。パネル
1における股下域21には、その幅方向両側縁部1aに
ダーツを設けることにより、パネル1の非肌当接面の方
向へ凹む凹陥部5が形成されている。パネル1には、股
下域21における幅狭い部分と前後胴周り域22におけ
る幅広い部分とを有するサイドフラップ7が形成されて
いる。
【0018】パネル1には、サイドフラップ7に長手方
向へ延びる脚周り用弾性部材12が伸長状態で取り付け
られ、両端縁部1bに幅方向へ延びるフィルム状の胴周
り用弾性部材10,11が伸長状態で取り付けられてい
る。それら弾性部材10,11,12は、トップシート
2とバックシート3との間に介在し、それらシート2,
3のうちの少なくとも一方に取り付けられている。弾性
部材10,11,12それぞれの伸長状態が解除される
と、パネル1の両端縁部1bとサイドフラップ7とに沿
ってギャザーが形成される。後胴周り域22には、サイ
ドフラップ7の両側から幅方向内方へ延びる一対のテー
プファスナ13の基端部が固着されている。
【0019】図2は、パネル1の平面図であり、パネル
1に凹陥部5を形成する以前の状態を示す。パネル1
は、股下域21におけるパネル1の両側縁部1aそれぞ
れにダーツを設けるため、パネル1の幅方向中央部1c
へ向かって幅方向へ延びる一対の接合縁部6a,6bを
有する。接合縁部6a,6bは、互いの離間寸法がパネ
ル1の中央部1cへ向かうにつれて次第に縮小し、中央
部1cの近傍において交わるV字状を呈する。
【0020】パネル1には、接合縁部6a,6bの間に
おいてパネル1の幅方向へ一点鎖線で示す横断線Xが延
びている。パネル1は、横断線Xを挟んで前胴周り域2
0および股下域21の一部からなる区域8と、後胴周り
域22および股下域21の一部からなる区域9とに区分
されている。区域8と区域9とは、それら区域8,9に
おけるトップシート2の内面どうしが互いに対向、近接
するように引き寄せられて、接合縁部6a,6bそれぞ
れが横断線X上において固着されることにより、パネル
1に凹陥部5が形成される。
【0021】図3,4は、図1のA−A断面図と、図1
のB−B線端面図とである。凹陥部5は、股下域21の
前後部から凹陥部5の中心へ向かって緩やかに凹むほぼ
V字状の断面形状を有する。凹陥部5は、横断線Xの近
傍が最も深くなっている。接合縁部6a,6bでは、ト
ップシート2の上面どうしが接着剤15を介して互いに
固着されている。
【0022】サイドフラップ7は、コア4の側部の外側
から幅方向外方へ延びるトップシート2の側部とバック
シート3の側部とで形成され、それらシート2,3の側
部が弾性部材12を挟んで互いに固着されている。
【0023】パネル1には、前胴周り域20におけるパ
ネル1の外面にテープファスナ13の止着域となるター
ゲットテープが取り付けられ、テープファスナ13をそ
の内面に塗布された粘着剤を介して、ターゲットテープ
に止着すると、胴周り開口と左右一対の脚周り開口とが
形成される(図示せず)。
【0024】接合縁部6a,6bは、V字状のみなら
ず、股下域21の中央部1cを頂部とする鋭頭、鈍頭の
U字状であってもよい。また、図2に鎖線で示すよう
に、接合縁部6a,6bで囲まれた部分Sが切り取られ
ていてもよい。部分Sを切り取った場合は、接合縁部6
a,6bにおける排泄物の漏れを防止するために、コア
4の切断端部からトップシート2の切断端部とバックシ
ート3の切断端部とを延出させるとともに、トップシー
ト2の切断端部からさらにバックシート3の切断端部を
延出させる。この状態において、トップシート2の切断
端部下面とバックシート3の切断端部上面とを互いに固
着してコア4を包み、トップシート2どうしの切断端部
上面とバックシート3どうしの切断端部上面とを互いに
固着する。
【0025】図5は、図1とは異なる態様のパネル1の
部分破断斜視図である。パネル1は、トップシート2
と、バックシート3と、トップシート2とバックシート
3との間に介在するコア4とで構成され、互いに対向し
て長手方向へ延びる両側縁部1aと、互いに対向して長
手方向と交差する幅方向へ延びる両端縁部1bとを有
し、長手方向に前胴周り域20と、後胴周り域22と、
前後胴周り域20,22の間に位置する股下域21とを
有する点において図1のパネル1と同一である。パネル
1における股下域21には、その両側縁部1aにダーツ
を設けることにより、パネル1の非肌当接面の方向へ凹
む凹陥部5が形成されている。パネル1の両側縁部に
は、パネル1の長手方向に一対の防漏カフ14が延びて
いる。
【0026】図6は、パネル1の平面図であり、パネル
1に凹陥部5を形成する以前の状態を示す。パネル1
は、股下域21におけるパネル1の両側縁部1aそれぞ
れにダーツを設けるため、パネル1の幅方向中央部1c
へ向かって幅方向へ延びる一対の接合縁部6a,6bを
有する。接合縁部6a,6bは、カフ14の基側縁部1
4bの内側からパネル1の中央部1cにまで延びてい
る。接合縁部6a,6bは、互いの離間寸法がパネル1
の中央部1cへ向かうにつれて次第に縮小し、中央部1
cにおいて接合縁部6a,6bそれぞれが交わるV字状
を呈する。
【0027】パネル1には、接合縁部6a,6bの間に
おいてパネル1の幅方向へ一点鎖線で示す横断線Xが延
びている。パネル1は、横断線Xを挟んで前胴周り域2
0および股下域21の一部からなる区域8と、後胴周り
域22および股下域21の一部からなる区域9に区分さ
れている。区域8と区域9とは、それら区域8,9にお
けるトップシート2の内面どうしが互いに対向、近接す
るように引き寄せられて、接合縁部6a,6bそれぞれ
が横断線X上において固着されることにより、パネル1
に凹陥部5が形成される。
【0028】カフ14は、不織布で形成され、股下域2
1においてトップシート2およびバックシート3のいず
れにも固着されていない自由側縁部14aと、長手方向
へ延びる基側縁部14bと、パネル1の両端縁部1bに
位置する前後端部14cとを有する。
【0029】カフは、基側縁部14bがトップシート2
の上面に固着され、前後端部14cがパネル1の内側へ
倒伏された状態で、トップシート2の上面に固着されて
いる。カフの自由側縁部14aには、長手方向へ延びる
弾性部材16が伸長状態で取り付けられ、パネル1がそ
の内面を内側にして長手方向に湾曲すると、弾性部材1
5が収縮してカフがパネル1の上方へ起立する。
【0030】カフ14の基側縁部14bから幅方向外方
へ延びる部分は、トップシート2の側部およびバックシ
ート3の側部とともにサイドフラップ7を形成してい
る。サイドフラップ7からの排泄物の滲出を防ぐために
は、トップシート2の側部がコア4の両側近傍で終わ
り、バックシート3の側部がトップシート2の側部から
さらに幅方向外方へ延び、カフ14の部分がトップシー
ト2の側部とバックシート3の側部とに固着されている
ことが好ましい。
【0031】接合縁部6a,6bは、カフ14の基側縁
部14bの内側に延びているので、接合縁部6a,6b
が固着されても、接合縁部6a,6bの間において、サ
イドフラップ7が重なり合うことはなく、カフ14がパ
ネル1の内側または外側へ倒伏された状態で重なり合う
こともない。ゆえに、サイドフラップ7の長手方向の寸
法が接合縁部6a,6bの間の分だけ短くなることはな
く、カフ14の起立が妨げられることもない。
【0032】凹陥部5は、前胴周り域20または後胴周
り域22のいずれか一方に形成されていてもよいし、股
下域21と前胴周り域20とに跨った位置または股下域
21と後胴周り域22とに跨った位置に形成されていて
もよい。
【0033】トップシート2には、不織布や開孔プラス
チックフィルム等の透液性のシート、好ましくは透液性
であって疎水性のシートが使用される。バックシート3
には、不透液性のプラスチックフィルム、プラスチック
フィルムと疎水性不織布とのラミネートシート、好まし
くは通気不透液性のシートが使用される。
【0034】カフ14には、通気不透液性の不織布また
は通気不透液性の伸縮性不織布が使用される。伸縮性不
織布を使用する場合は、カフ14を長手方向へ伸長させ
た状態でパネル1に固定し、カフ14の自由側縁部14
aに対する弾性部材16の取り付けを省くことができ
る。
【0035】不織布としては、スパンレース、ニードル
パンチ、メルトブローン、サーマルボンド、スパンポン
ド、ケミカルボンド等の不織布を使用することができ
る。目付としては、15〜80g/m2、好ましくは、
20〜60g/m2である。不織布の構成繊維として
は、ポリオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド
系、の各繊維、ポリエチレン/ポリプロピレンまたはポ
リエステルの複合繊維等を使用することができる。
【0036】コア4は、主としてフラッフパルプと超吸
収性ヒドロゲル粒子との混合物が圧縮されて、その全体
がティシュペーパ等の透水シートによって被覆されてい
る。シート2,3,14、の固定、弾性部材10,1
1,12,16の取り付けには、ホットメルト接着剤等
の接着剤や粘着剤の他に、熱溶着の技術を利用すること
ができる。
【0037】この発明は、開放型の使い捨ておむつの他
に、パンツ型の使い捨ておむつや不透液性のプラスチッ
クフィルムまたはプラスチックフィルムと疎水性不織布
とのラミネートシート等で形成されたおむつカバーにも
適用することができる。おむつカバーでは、トップシー
ト2とバックシート3との間に吸液性コア4が介在する
吸収性パッドを、凹陥部5に入れて使用することができ
る。
【0038】
【発明の効果】本発明に係る着用物品によれば、臀部当
接部位に大便保持用ポケットや環状部材からなる便止め
用凹部を形成することなく、排泄物を着用物品の内部に
収容、保持することができる凹陥部を形成することがで
きる。大便保持用ポケットや便止め用凹部と比較して、
後胴周り域と股下域との広い範囲が凹陥部の間口となる
ので、着用中に着用者の排泄位置が前後左右に動いたと
しても、排泄物を凹陥部に確実に収容することができ
る。
【0039】排泄物が固形のものである場合、凹陥部に
排泄物が落下、収容されるので、排泄物が逆戻りして着
用物品から漏れることはない。排泄物が流動性のもので
あっても、凹陥部に流入しトップシートからコアに吸収
されるので、トップシートの上面に逆流して拡散したり
することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】パネル1の部分破断斜視図。
【図2】凹陥部を形成する以前の状態を示す図1のパネ
ルの平面図。
【図3】図1のA−A線断面図。
【図4】図1のB−B線端面を示す図。
【図5】図1とは異なる態様のパネルの部分破断斜視
図。
【図6】凹陥部を形成する以前の状態を示す図5のパネ
ルの平面図。
【符号の説明】
1 積層パネル 1a 両側縁部 1b 両端縁部 1c 幅方向中央部 2 透液性トップシート 3 不透液性バックシート 4 吸液性コア 5 凹陥部 6a 接合縁部 6b 接合縁部 7 サイドフラップ 8 区域(第1区域) 9 区域(第2区域) 14 防漏カフ 14b 基側縁部 20 前胴周り域 21 股下域 22 後胴周り域 X 横断線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−61347(JP,A) 特開 平9−220257(JP,A) 特開 昭50−21845(JP,A) 特開 昭49−93143(JP,A) 実開 昭53−44536(JP,U) 実開 昭47−36734(JP,U) 実開 昭48−20638(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61F 13/15 - 13/84

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状部材で形成され、互いに対向し
    て長手方向へ延びる両側縁部と、互いに対向して前記長
    手方向と交差する幅方向へ延びる両端縁部とを有する着
    用物品において、 前記物品が、前記両端縁部の間における前記両側縁部そ
    れぞれに互いに対向離間して前記幅方向へ延びる一対の
    接合縁部を有して前記物品の非肌当接面の側へ凹む凹陥
    部を備え、 前記凹陥部は、前記接合縁部それぞれの間で前記幅方向
    へ延びる横断線を挟んで前記物品が第1区域と第2区域
    とに区分されたとき、前記第1区域と前記第2区域との
    間に所与スペースが生ずる形状を有し、前記第1区域と
    前記第2区域とが互いに引き寄せられて、前記接合縁部
    が前記横断線上で互いに固着されることにより形成され
    ていることを特徴とする前記物品。
  2. 【請求項2】 前記接合縁部の互いの離間寸法が、前記
    両側縁部から前記物品の幅方向中央部へ向かうにつれて
    次第に縮小し、前記接合縁部が、前記中央部において互
    いに交わっている請求項1記載の物品。
  3. 【請求項3】 前記物品が、前記長手方向に前胴周り域
    と、後胴周り域と、それら前後胴周り域の間に位置する
    股下域とを有し、前記凹陥部が、前記前胴周り域を除い
    た域に形成されている請求項1または請求項2記載の物
    品。
  4. 【請求項4】 前記物品が、前記両側縁部に前記幅方向
    外方へ延びる一対のサイドフラップと、前記長手方向へ
    延びる基側縁部を前記サイドフラップに固着されて前記
    物品の上面から上方へ起立性向を有する一対の防漏カフ
    とを有し、前記接合縁部が前記カフの基側縁部の内側に
    延びている請求項1ないし請求項3いずれかに記載の物
    品。
  5. 【請求項5】 前記物品が、前記部材として透液性トッ
    プシートと不透液性バックシートとで形成され、それら
    シートの間に介在する吸液性コアを有する積層パネルか
    らなる使い捨ておむつである請求項1ないし請求項4い
    ずれかに記載の物品。
  6. 【請求項6】 前記凹陥部は、前記物品の両側縁部に設
    けたダーツ部間に形成されている請求項1ないし請求項
    5いずれかに記載の物品。
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