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JP3518477B2 - 物流設備 - Google Patents

物流設備

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Publication number
JP3518477B2
JP3518477B2 JP2000087710A JP2000087710A JP3518477B2 JP 3518477 B2 JP3518477 B2 JP 3518477B2 JP 2000087710 A JP2000087710 A JP 2000087710A JP 2000087710 A JP2000087710 A JP 2000087710A JP 3518477 B2 JP3518477 B2 JP 3518477B2
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JP
Japan
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pallet
item
sorting
conveyor
transfer
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP2000087710A
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English (en)
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JP2001270605A (ja
Inventor
卓也 権藤
淳 倉山
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
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Publication of JP2001270605A publication Critical patent/JP2001270605A/ja
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Publication of JP3518477B2 publication Critical patent/JP3518477B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出荷先または方面
単位に用意されたパレットに、出荷先の注文に応じて内
容の異なる異種製品を積載し、出荷する物流設備に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パレットに異種製品を混載させる
物流設備では、パレット単位で入荷した製品(ケース単
位)をパレットごと自動倉庫へ入庫して保管し、続い
て、自動倉庫よりパレット単位で出庫し、ロボットなど
によりパレットから全て(または一部)をデパレタイズ
して(1個のケース毎に取り出して)、一旦ケース毎に
収納可能なケース保管棚に保管し、出荷先の注文に応じ
て、このケース保管棚から異なる種類の製品のケースを
1個ずつ出庫して、出荷先または方面単位に用意された
パレットに積載することにより、注文に合った製品を積
載したパレットを形成し、出荷している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の物
流設備では、中間バッファであるケース保管棚が必要で
あるため、広い設置スペースが必要となり、また設備コ
ストが膨らむという問題があった。
【0004】そこで、本発明は、中間バッファを必要と
せず最小スペースで、異なる種類の製品をパレット上に
積付でき、しかも高速で仕分け効率を改善できる物流設
備を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうち請求項1記載の発明は、単一の物
品が積載された単品パレットをパレット単位で保管する
荷保管手段と、前記荷保管手段から出庫された単品パレ
ットから物品を仕分けパレットへ移載する移載手段と、
前記荷保管手段と移載手段とに渡って前記単品パレット
を搬送する搬送手段とを備え、前記仕分けパレットに積
載する物品の積付順序を、前記物品の形状が同じで、同
一の物品を続けて移載できるように決定し、この決定し
た物品の積付順序に基づき前記荷保管手段からの単品パ
レットの出庫順序を、形状が同じ物品を積載した単品パ
レットが連続するように決定し、この決定した順番に
送手段により移載手段位置へ搬送することを特徴とする
ものである。
【0006】上記構成によれば、単品パレットから仕分
けパレットへ直接デパレ・パレタイズすることにより中
間バッファを無くすことができ、また仕分けパレットに
積載する物品の積付順序を、前記物品の形状が同じで、
同一の物品を続けて移載できるように決定し、この決定
した物品の積付順序に基づき前記荷保管手段からの単品
パレットの出庫順序を、形状が同じ物品を積載した単品
パレットが連続するように決定し、この決定した順番
に、前記荷保管手段より単品パレットを出庫し、出庫し
移載手段位置へ搬送することにより、荷保管手段から出
庫された単品パレットから物品を効率よく仕分けパレッ
ト上へ積み上げることができ、このとき、同じ形状の物
品を積載した単品パレットの中では、その出庫順序をど
のようにしても構わないことから、荷保管手段と搬送手
段の状況により出庫順序を決定することができ、荷保管
手段および搬送手段の稼働効率を高めることができる。
さらに単一の物品を仕分けパレットに積み付けるときに
何度も荷保管手段から出庫し、搬送してくる必要がなく
なり、荷保管手段および搬送手段の搬送負荷を減少で
き、効率を改善することができる。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】また請求項2に記載の発明は、上記請求項
に記載の発明であって、単品パレットを仮置きするエ
リアを移載手段の近傍に設置したことを特徴とするもの
である。
【0013】上記構成によれば、積付の順序で再度同じ
単品パレットを移載手段位置へ搬送する必要があると
き、この単品パレットを移載手段の近傍の仮置きするエ
リアへ仮置きする。このとき、荷保管手段における入出
庫負荷を減少できる。
【0014】また請求項3に記載の発明は、上記請求項
または請求項2に記載の発明であって、移載手段は、
仕分けパレットへ移載する単一の物品の数量が単品パレ
ット上の物品の数量の所定の割合を超えるとき、荷保管
手段より出庫された単品パレットに前記所定の割合の数
量を残すようにこの単品パレットより仕分けパレットへ
移載し、この仕分けパレットを単品パレットとして荷保
管手段へ戻し、所定の割合の数量を残した単品パレット
を仕分けパレットとすることを特徴とするものである。
【0015】上記構成によれば、仕分けパレットへ移載
する単一の物品の数量が単品パレット上の物品の数量の
所定の割合を超えるとき、荷保管手段より出庫された単
品パレットに前記所定の割合の数量を残すようにこの単
品パレットより仕分けパレットへ移載することにより、
移載手段による物品の移載作業が少なくなり、効率的に
仕分けが終了したパレットを得ることができる。
【0016】
【0017】また請求項4に記載の発明は、上記請求項
1〜請求項3のいずれか1項に記載の発明であって、物
品の積載が終了した仕分けパレットを包装する包装手段
を備え、前記物品の積載が終了した仕分けパレットの物
品の高さが最大許容積付高さの所定割合以下のとき、前
記包装手段による包装を行わないことを特徴とするもの
である。上記構成によれば、物品の積載が終了した仕分
けパレットは包装手段により包装されるが、物品の積載
が終了した仕分けパレットの物品の高さが最大許容積付
高さの所定割合以下のときは、搬送中の荷崩れの恐れが
少なくなることから包装を行わないことにする。
【0018】
【0019】
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 [実施の形態1]図1は本発明の実施の形態1における
物流設備の構成図である。
【0021】図1において、1は荷保管手段の一例であ
るパレット自動倉庫であり、この自動倉庫1は、パレッ
トPの出し入れ方向が互いに対向するように間隔を隔て
て設置した2基の収納棚2と、それらの収納棚2どうし
の間に形成した作業通路3を自動走行するスタッカーク
レーン(荷搬入出手段の一例)4とから構成されてい
る。各収納棚2には多数のパレット収納部が上下多段か
つ左右に並設され、各パレット収納部に、ケース単位の
単一の製品(物品の一例)が積載された単品パレットP
が格納される。
【0022】また作業通路3の一端側にはパレット搬出
入部を形成する入庫コンベヤ5と出庫コンベヤ6が対向
して配置され、スタッカークレーン4は、入出庫指令に
基づいて走行して、これら入出庫コンベヤ5,6と収納
棚2のパレット収納部との間での単品パレットPの出し
入れを行う入出庫用の搬送車として構成されている。
【0023】また図1および図2において、11A,11B
はデパレ・パレタイズ部であり、これらデパレ・パレタ
イズ部11A,11Bはそれぞれ、デパレタイズ部12とデパ
レ・パレタイズロボット(移載手段の一例;以下、ロボ
ットと略す)13とパレタイズ部14から構成されている。
【0024】デパレタイズ部12は、後述する自動搬送台
車(搬送手段の一例)から自動倉庫1より出庫された単
品パレットPを受け取る第1搬入コンベヤ21と、この第
1搬入コンベヤ21から単品パレットPを受け取り、ロボ
ット13の移載位置(デパレタイズ位置)aまで搬送し、
出力する第1移送コンベヤ22と、この第1移送コンベヤ
22から単品パレットPを受け取り自動搬送台車へ渡す第
1搬出コンベヤ23とをコの字状に配置して構成されてい
る。また第1搬入コンベヤ21のパレット受け入れ部には
単品パレットPに積載された製品Fの高さを検出する荷
高検出用エリアセンサ24が設けられ、またデパレタイズ
位置aには単品パレットP上のワーク位置を検出するた
めのセンサ{以下、ビジョンセンサ(登録商標)と称
す}25が設置されている。
【0025】パレタイズ部14は、予め段積みされた空パ
レット{出荷先または方面単位(仕分け別)に注文に応
じて製品を積み付けるパレットとして用意される;以
下、仕分けパレットと称す}Qを1段ずつ切り出す段ば
らし機(空パレット供給手段の一例)31と、この段ばら
し機31から切り出された空の仕分けパレットQを搬送す
る搬送コンベヤ32と、この搬送コンベヤ32から空の仕分
けパレットQを受け取り、ロボット13位置(パレタイズ
位置)bまで搬送する第2移送コンベヤ33と、この第2
移送コンベヤ33から空の仕分けパレットQを受け取り自
動搬送台車へ渡す第2搬出コンベヤ34と、この第2搬出
コンベヤ34の中間部に設置された、ストレッチ包装機
(包装手段の一例)35から構成されている。ストレッチ
包装機35は、仕分けパレットQに混載された製品の荷崩
れを防止するため、ストレッチ包装を行う。搬送コンベ
ヤ32と第2移送コンベヤ33と第2搬出コンベヤ34はコの
字状に配置されている。
【0026】またデパレ・パレタイズ部11A,11Bの各
コンベヤ21,22,23,32,33,34はコントローラを有
し、パレットP,Qの移載の際のインターロックをとる
ように構成されている。
【0027】前記ロボット13は、ロボット本体41とケー
ス単位の製品を直接単品パレットPから仕分けパレット
Qへ移載する(デパレ・パレタイズする)アーム42を有
しており、このアーム42により製品Fを移載可能な範囲
に、デパレタイズ部12のデパレタイズ位置aとパレタイ
ズ部14のパレタイズ位置bが対向するように配置されて
いる。
【0028】またデパレ・パレタイズ部11A,11Bに隣
接して、単品パレットPを仮置きする仮置きコンベヤ46
と、積付が終了し製品が混載された仕分けパレットQを
出庫する出荷コンベヤ47が設置されている。
【0029】また自動倉庫1とデパレ・パレタイズ部11
A,11Bと仮置きコンベヤ46と出荷コンベヤ47とに渡っ
て単品パレットPと仕分けパレットQを搬送するために
自動搬送部51が設けられている。自動搬送部51は、自動
倉庫1とデパレ・パレタイズ部11A,11Bと仮置きコン
ベヤ46と出庫コンベヤ46とに渡って一定経路を形成する
ループ52と、このループ52に沿ってパレットP,Qを搬
送する複数の自動搬送台車53から構成される。前記ルー
プ52は、自動搬送台車53を案内するレールや磁気経路な
どから形成される。
【0030】前記自動搬送台車53は、ループ52に案内さ
れて自動走行可能に構成されるとともに、パレットP,
Qの受渡し用のコンベヤ(移載手段)を有し、さらに自
動倉庫1の入庫コンベヤ5、出庫コンベヤ6、デパレ・
パレタイズ部11A,11Bの第1搬入コンベヤ21、第1搬
出コンベヤ23、第2搬出コンベヤ34、仮置きコンベヤ4
6、出荷コンベヤ47との間でパレットP,Qの移載を行
う際のインターロックをとれるように構成されている。
【0031】上記構成の物流設備の制御構成を図3に示
す。図3において、61は物流設備全般の在庫・入出庫な
どの管理を行う物流管理コンピュータ、62は出荷先また
は方面単位(仕分け別)の仕分けパレットQへの積付情
報を作成し、また物流管理コンピュータ61からの積付指
示をロボットコントローラ63へ送信する混載パレタイズ
シミュレータである。ロボットコントローラ63は、荷高
検出用エリアセンサ24とビジョンセンサ25から検出信号
が入力され、ロボット本体41と、段ばらし機31と、スト
レッチ包装機35を制御する。またロボット本体41とデパ
レ・パレタイズ部11A,11Bのコンベヤ群はパレット
P,Qの移動の際のインターロックがとれるように構成
されている。
【0032】また64は自動倉庫1の在庫管理を行うとと
もに自動倉庫1のスタッカークレーン4と入出庫コンベ
ヤ5,6を駆動する自動倉庫コントローラ、65は自動搬
送部51の自動搬送台車53とコンベヤ群21,22,23,32,
33,34,46,47を駆動する搬送台車コントローラであ
る。
【0033】上記物流管理コンピュータ61と混載パレタ
イズシミュレータ62と自動倉庫コントローラ64と搬送台
車コントローラ65とはLANaにより接続され、また混
載パレタイズシミュレータ62と2台のロボットコントロ
ーラ63とはLANbにより接続されている。
【0034】以下、上記構成における作用を図4のフロ
ーチャートを参照しながら説明する。なお、段ばらし機
31と搬送コンベヤ32と第2移送コンベヤ33の駆動によ
り、空の仕分けパレットQがパレタイズ位置bまで搬送
されているものとする。 ステップ−1 まず物流管理コンピュータ61より、混載パレタイズシミ
ュレータ62へ混載分の出荷データが送信される。この送
信は、1出荷分または複数出荷分がまとめて行われる。 ステップ−2,3 混載パレタイズシミュレータ62は、受信した出荷データ
に基づき、混載パレタイズシミュレーションを行い、仕
分けパレットQへの製品の積付情報を生成し、物流管理
コンピュータ61とロボットコントローラ63へ送信する。
【0035】この情報生成方法を図5に示す。図5に示
すように、シミュレータ62の積付ロジックでは、同一ケ
ースサイズ(物品の形状の一例)の製品を一括して取扱
い、たとえばケースサイズ“1”の製品A,B,C,D
の計7個を一括して取扱い、ケースサイズ単位の積付情
報を形成し、この生成された積付情報に、同一の製品を
続けて、たとえば製品A,A,A,Aと続けてロボット
13により移載ができるように製品(アイテム)単位の情
報を割りつける。
【0036】なお、たとえばケースサイズ1の製品Aの
1個を最後に最上段に載せるように積付情報が設定され
ると、1段目に製品Aを3個並べるために製品Aを載せ
たパレットPをロボット13のデパレタイズ位置aへ搬送
し、移載が終了すると一旦払い出し、上段への製品Gの
移載の後、再度製品Aを載せたパレットPをロボット13
のデパレタイズ位置aへ搬送しなければならず、極めて
効率が悪いこととなる。 ステップ−4 物流管理コンピュータ61は、自動倉庫コントローラ64よ
り自動倉庫1に保管されている単品パレットPの状況を
入力し、受信した仕分けパレットQの積付情報および入
力した自動倉庫1に保管されている単品パレットPの状
況に基づき、出庫情報を自動倉庫コントローラ64へ送信
する。
【0037】図5に示す積付情報では、たとえば一方の
デパレ・パレタイズ部11Aの積付情報として、まず製品
Aの単品パレットP、続いて製品Bの単品パレットP、
続いて製品Cの単品パレットP、製品Dの単品パレット
P、製品Eの単品パレットP、製品Fの単品パレット
P、製品Gの単品パレットP、製品Hの単品パレットP
の順序で出庫させる出庫情報となる。
【0038】ただし、製品A,B,C,Dは同一のケー
スサイズ“1”であるので、これら製品A,B,C,D
の単品パレットPの出庫順序はどのようにしても構わな
いことから、自動倉庫1に保管されている単品パレット
Pの状況に基づき、出庫効率がよいように出庫順序を決
定する。このとき、搬送台車23の運転状況を考慮するよ
うにしてもよい。これにより、自動倉庫1と搬送台車23
の稼働効率を高めることができる。
【0039】なお、物流管理コンピュータ61は、出庫順
序を変更したたときにはこれに合わせて仕分けパレット
Qの積付情報を訂正する。 ステップ−5 自動倉庫コントローラ64は、単品パレットPの出庫情報
に基づき、スタッカークレーン4および出庫コンベヤ6
を駆動して単品パレットP(たとえば、製品Aの単品パ
レットP)を出庫し、出庫コンベヤ6の出庫位置へ単品
パレットPが到着する毎に、搬送台車コントローラ65へ
この出庫位置と行き先(たとえば、デパレ・パレタイズ
部11Aの第1搬入コンベヤ21)からなる搬送情報を送信
する。
【0040】搬送台車コントローラ65は、受信した搬送
情報に基づき、空きの搬送台車53を確認して搬送情報を
この搬送台車53とコンベヤ群21,22,23へ出力する。す
ると、搬送台車53は、この情報に基づき出庫位置へ移動
し、出庫コンベヤ6に対して搬出指令を出力し、同時に
自己のコンベヤを駆動して単品パレットPを移載する。
続いて行き先(たとえば、デパレ・パレタイズ部11Aの
第1搬入コンベヤ21)へ移動し、到着すると、第1搬入
コンベヤ21と移載可能かの確認を行い、移載可能なとき
搬入指令を出力し、同時に自己のコンベヤを駆動して単
品パレットPを第1搬入コンベヤ21へ移載する。第1搬
入コンベヤ21はその駆動により単品パレットPを移載す
ると第1移送コンベヤ22と移載可能かを確認し、移載可
能と確認すると第1移送コンベヤ22へ単品パレットPを
移載する。このとき、エリアセンサ24により荷高が検出
され、ロボットコントローラ63へ入力される。続いてロ
ボットコントローラ63は、デパレタイズ位置a上での単
品パレットPの有無を確認し、第1移送コンベヤ22へ駆
動信号を出力して単品パレットPをデパレタイズ位置a
へ搬送させる。
【0041】ステップ−5は自動倉庫1から単品パレッ
トPが出庫される毎に実行される。 ステップ−6 ロボットコントローラ63は、エリアセンサ24およびビジ
ョンセンサ25の検出信号と受信した仕分けパレットQの
積付情報に基づき、ロボット13のアーム42を駆動して、
パレタイズ位置aに位置する単品パレットPより、製品
を仕分けパレットQへ直接デパレ・パレタイズを行う。 ステップ−7 ロボットコントローラ63は、1単品パレットP分の製品
のデパレ・パレタイズが終了すると、ロボット本体41を
介して第1搬出コンベヤ23へ駆動信号を出力して単品パ
レットPをデパレタイズ位置aより払い出し、単品パレ
ットPが第1搬出コンベヤ23の出庫端へ移動すると、搬
送台車コントローラ65へ出庫端と単品パレットPを返却
する自動倉庫1の情報からなる出庫情報を送信する。
【0042】搬送台車コントローラ65は、受信した出庫
情報に基づき、出庫情報を搬送台車53とコンベヤ群23へ
出力する。すると、搬送台車53は、この情報に基づき出
庫位置へ移動し、第1搬出コンベヤ23に対して搬出指令
を出力し、同時に自己のコンベヤを駆動して単品パレッ
トPを移載する。続いて行き先(たとえば、自動倉庫1
Aの入出庫コンベヤ5)へ移動し、到着すると、入庫コ
ンベヤ5に搬入指令を出力し、同時に自己のコンベヤを
駆動して単品パレットPを入庫コンベヤ5へ移載する。
【0043】続いて搬送台車コントローラ65は、自動倉
庫コントローラ64へ返却した単品パレットPの情報を送
信する。自動倉庫コントローラ64は、返却された単品パ
レットPの情報により、入庫コンベヤ5とスタッカーク
レーン4を駆動してパレットPを元のパレット収納部へ
格納する。 ステップ−8 1パレット分の混載パレタイズが終了したかを確認し、
終了するまで(図5に示すように積付が終了するまで)
上記ステップ−5〜ステップ−7を繰り返す。 ステップ−9 ロボットコントローラ63は、1パレット分の混載パレタ
イズが終了すると、ロボット本体41を介して第2搬出コ
ンベヤ34へ駆動信号を出力してストレッチ包装機35位置
まで移動させ、続いてストレッチ包装機35により仕分け
パレットQのストレッチ包装を行う。このストレッチ包
装により搬送中の荷崩れを防止している。 ステップ−10 ロボットコントローラ63は、ロボット本体41を介して第
2搬出コンベヤ34へ駆動信号を出力して、このストレッ
チ包装が終了した仕分けパレットQを出庫端へ移動さ
せ、移動すると、搬送台車コントローラ65へ出庫端と出
荷コンベヤ47の情報からなる出庫情報を送信する。
【0044】搬送台車コントローラ65は、受信した出庫
情報に基づき、出庫情報を搬送台車53とコンベヤ群34,
47へ出力する。すると、搬送台車53は、この情報に基づ
き出庫位置へ移動し、第2搬出コンベヤ34に対して搬出
指令を出力し、同時に自己のコンベヤを駆動して仕分け
パレットQを移載する。続いて行き先の出荷コンベヤ47
へ移動し、到着すると、出荷コンベヤ47に搬入指令を出
力し、同時に自己のコンベヤを駆動して仕分けパレット
Qを出荷コンベヤ47へ移載する。出荷コンベヤ47により
仕分けパレットQは搬送され、出荷される。
【0045】なお、仕分けパレットQの積付情報が、単
品パレットPの製品のみでパレットPに載置されている
製品の所定割合(たとえば1/2)以上を出荷すると
き、デパレタイズ位置aまで移動してきた単品コンベヤ
Pより、残りが積付情報の個数となるように、すなわち
余りの製品をロボット13により空きの仕分けパレットQ
へ移載する。移載が終了すると、元の単品パレットPを
仕分けパレットとして出荷コンベヤ47へ搬送して出荷
し、余りの製品が移載された仕分けパレットQを単品パ
レットとして自動倉庫1へ格納する。これにより、ロボ
ット13による製品の移載作業が少なくなり、効率的に仕
分けが終了したパレットを得ることができる。
【0046】また混載が終了したとき、仕分けパレット
Qの製品の高さが最大許容積付高さの1/2(所定割合
の一例)以下のとき、ストレッチ包装は行わないで、そ
のまま出庫する。仕分けパレットQの製品の高さが1/
2(所定割合の一例)以下のとき搬送中の荷崩れの恐れ
が少ないことから、ストレッチ包装の手順を省略して効
率を高めている。
【0047】また積付順序により、1つの製品をロボッ
ト13において1度で移載積付できないとき、この製品を
積載した単品パレットPはデパレタイズ位置aより払い
出されると、搬送台車53により仮置きコンベヤ46へ一旦
搬送されて仮置きされ、積付順序となると、再度この仮
置きコンベヤ46よりデパレタイズ位置aへ戻される。こ
れにより、自動倉庫1における格納処理を無くすことが
でき、自動倉庫1の負荷が減少する。
【0048】このように、直接デパレ・パレタイズを行
うことにより、ケース保管設備など中間バッファを不要
とすることができ、デパレ・パレタイズ設備を半分とな
り、設備コストを低減でき、かつ設置スペースを少なく
することができる。
【0049】またビジョンセンサ25により単品パレット
Pの最上段のワーク位置を検出することにより、人手の
介在により最上段のワーク位置が未知の端数がある単品
パレットPのデパレ・パレタイズが可能となり、自動化
をより推進できる。
【0050】またケースサイズ単位で混載パレタイズシ
ミュレーションを行うことで同一ケースサイズのワーク
を固めて積付できるため、同一製品を同一パレットに積
み付けるときに何度も自動倉庫1から出庫してくる必要
がなくなり、また出庫順序制御が、製品単位でなくケー
スサイズ単位で可能となることから、自動倉庫1および
自動搬送台車53の搬送負荷を減少でき、効率を改善する
ことができる。 [実施の形態2]図6は本発明の実施の形態2における
物流設備の構成図である。実施の形態1の構成と同一の
構成には同一の符号を付して説明を省略する。
【0051】図6に示す物流設備は、実施の形態1の物
流設備を2組備え、一方の物流設備70Aの搬送台車53の
ループ52と他方の物流設備70Bの搬送台車53のループ52
間に複数の移載コンベヤ71を配置し、各設備70A,70B
の搬送台車53間でパレットP,Qの移載を可能としてい
る。なお、デパレ・パレタイズ部11A,11Bと仮置きコ
ンベヤ46をループ52内のエリアに配置している。
【0052】この構成により、たとえば一方の物流設備
70Aの自動倉庫1に格納されていない製品が他方の物流
設備70Bの自動倉庫1に格納されており、物流設備70A
における仕分けの積付に必要なとき、この製品を積載し
た単品パレットPを、他方の物流設備70Bの自動倉庫1
から出庫し、搬送台車53と移載コンベヤ71を経由して、
必要な一方の物流設備70Aのデパレ・パレタイズ部11A
あるいは11Bへ搬送する。またその逆も実行できる。
【0053】また両物流設備70A,70Bの自動倉庫1に
同一の製品が格納されており、一方の自動倉庫1におい
ての製品が不足するとき、この製品を積載した単品パレ
ットPを、他方の物流設備70Bの自動倉庫1から出庫
し、搬送台車53と移載コンベヤ71を経由して、必要な一
方の物流設備70Aの自動倉庫1へ搬送し、補充する。ま
たその逆も実行できる。なお、デパレ・パレタイズ部11
Aあるいは11Bを使用して製品を一方の物流設備70Aの
自動倉庫1の単品パレットPへ移載することで補充する
ようにすることも可能である。
【0054】このように、移載コンベヤ71を設置するこ
とにより、各設備70A,70Bで製品を融通し、また補充
することができ、さらに仕分けの需要が少ない製品を積
載した単品パレットPを両設備70A,70Bで保管する必
要がなくなり、自動倉庫1の数を少なくすることがで
き、設備にかかるコストを削減することができる。
【0055】なお、本実施の形態1,2では、積付が終
了した仕分けパレットQを出荷コンベヤ47から出荷して
いるが、自動倉庫1に仮置き保管するようにすることも
できる。
【0056】また本実施の形態1,2では、1台の仕分
けパレットQに1つの仕分け先の製品を積み付けている
が、複数の仕分け先、たとえば同一の搬送エリアに有る
店舗などの製品を1台の仕分けパレットQに積み付ける
ようにすることもできる。
【0057】また本実施の形態1,2では、搬送手段と
して、路面の一定経路を移動する自動搬送台車53を使用
しているが、天井部に架設したレールに沿って移動する
モノレールタイプの搬送台車を使用することもできる。
【0058】また本実施の形態1,2では、移載手段と
して、ロボット13を使用しているが、単品パレットから
仕分けパレットへ製品を移載できるものであればよく、
たとえば天井を走行するクレーンなどを使用して製品を
移載するようにすることもできる。
【0059】また本実施の形態1,2では、荷保管手段
として、自動倉庫を使用しているが、自動倉庫に限るこ
とはなく、回転棚設備や流動棚などを使用することがで
きる。
【0060】また本実施の形態1,2では、物品として
製品を移載しているが、製品に限らず、移載手段により
パレットに段積みすることができるものであればよく、
原材料や半製品であってもよい。
【0061】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、単品
パレットから仕分けパレットへ直接デパレ・パレタイズ
することにより中間バッファを無くすことができ、設置
スペースを少なくすることができ、また仕分けパレット
に積載する物品の積付順序を、前記物品の形状が同じ
で、同一の物品を続けて移載できるように決定し、この
決定した物品の積付順序に基づき前記荷保管手段からの
単品パレットの出庫順序を、形状が同じ物品を積載した
単品パレットが連続するように決定し、この決定した順
番に、前記荷保管手段より単品パレットを出庫し、出庫
し移載手段位置へ搬送することにより、荷保管手段から
出庫された単品パレットから物品を効率よく仕分けパレ
ット上へ積み上げることができ、このとき、同じ形状の
物品を積載した単品パレットの中では、その出庫順序を
どのようにしても構わないことから、荷保管手段と搬送
手段の状況により出庫順序を決定することができ、荷保
管手段および搬送手段の稼働効率を高めることができ
る。さらに単一の物品を仕分けパレットに積み付けると
きに何度も荷保管手段から出庫し、搬送してくる必要が
なくなり、荷保管手段および搬送手段の搬送負荷を減少
でき、効率を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における物流設備の構成
図である。
【図2】同物流設備のデパレ・パレタイズ部の拡大構成
図である。
【図3】同物流設備の制御構成図である。
【図4】同物流設備の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図5】同物流設備の積付順序の作成の説明図である。
【図6】本発明の実施の形態2における物流設備の構成
図である。
【符号の説明】
1 自動倉庫 2 保管棚 4 スタッカークレーン 5 入庫コンベヤ 6 出庫コンベヤ 11 デパレ・パレタイズ部 12 デパレタイズ部 13 ロボット 14 パレタイズ部 21,22,23,32,33,34 コンベヤ 24 エリアセンサ 25 ビジョンセンサ 31 段ばらし機 35 ストレッチ包装機 42 ロボットのアーム 46 仮置きコンベヤ 47 出荷コンベヤ 51 自動搬送部 52 ループ 53 自動搬送車 61 物流管理コンピュータ 62 混載パレタイズシミュレータ 63 ロボットコントローラ 64 自動倉庫コントローラ 65 搬送台車コントローラ 71 移載コンベヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−39103(JP,A) 特開 平1−275374(JP,A) 特開 平11−59828(JP,A) 特開 平5−105234(JP,A) 特開 平8−133482(JP,A) 特開 平8−85628(JP,A) 特開 平7−291449(JP,A) 特開 平5−4724(JP,A) 特開 平6−64750(JP,A) 特開 昭51−98587(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 1/00 B65G 1/137

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一の物品が積載された単品パレットを
    パレット単位で保管する荷保管手段と、 前記荷保管手段から出庫された単品パレットから物品を
    仕分けパレットへ移載する移載手段と、 前記荷保管手段と移載手段とに渡って前記単品パレット
    を搬送する搬送手段とを備え、 前記仕分けパレットに積載する物品の積付順序を、前記
    物品の形状が同じで、同一の物品を続けて移載できるよ
    うに決定し、この決定した物品の積付順序に基づき前記
    荷保管手段からの単品パレットの出庫順序を、形状が同
    じ物品を積載した単品パレットが連続するように決定
    し、この決定した順番に前記荷保管手段より単品パレッ
    トを出庫し、搬送手段により移載手段位置へ搬送するこ
    とを特徴とする物流設備。
  2. 【請求項2】 単品パレットを仮置きするエリアを移載
    手段の近傍に設置したことを特徴とする請求項1に記載
    の物流設備。
  3. 【請求項3】 移載手段は、仕分けパレットへ移載する
    単一の物品の数量が単品パレット上の物品の数量の所定
    の割合を超えるとき、荷保管手段より出庫された単品パ
    レットに前記所定の割合の数量を残すようにこの単品パ
    レットより仕分けパレットへ移載し、この仕分けパレッ
    トを単品パレットとして荷保管手段へ戻し、所定の割合
    の数量を残した単品パレットを仕分けパレットとするこ
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の物流設
    備。
  4. 【請求項4】 物品の積載が終了した仕分けパレットを
    包装する包装手段を備え、前記物品の積載が終了した仕
    分けパレットの物品の高さが最大許容積付高さの所定割
    合以下のとき、前記包装手段による包装を行わないこと
    を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載
    の物流設備。
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