JP3517169B2 - 展示ケースの情報収集装置 - Google Patents
展示ケースの情報収集装置Info
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- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
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Description
度や湿度等に係る情報をモニタするための展示ケースの
情報収集装置に関する。
古美術品のように文化的価値の高いものが多く、その保
存状態を良好なものとするために、展示ケース内の温度
や湿度をモニタするシステムが開発されている。従来の
この種のものとしては、展示ケース内に各種センサを配
置し、これらセンサの出力信号を有線にて展示ケース外
部に設けた情報処理機器に接続して記録やモニタをでき
るようにしたものや、記録用紙に記録する機能を有した
記録機能付の小型測定器であって展示ケース内に配置で
きるようなものが知られている。
した前者のものであれば、展示ケースから配線を外部へ
引き回さなければならない。したがって、建築物に固定
された展示ケースにおいては、配線も固定できるため有
効なものとなり得るが、配置変えできるように床面上を
移動可能に構成された展示ケースに用いるには、配線の
引き回しやその処理が問題となり、特に外観が重視され
る展示ケースという分野においては実用的ではない。
ケース毎に独立したモニタシステムを構築できることか
ら、移動可能な展示ケースに用いることも可能ではあ
る。ところが、システム自体が展示ケースの内部に収容
されているため、データのリアルタイムモニタができ
ず、異変が生じた際の手当てが遅れる恐れがある。また
データのチェックを兼ねた記録用紙の交換も必要である
ため、その度に、展示ケースを開け閉めすることとな
る。このことは、展示品の保存上好ましくない。
具合に鑑み、展示ケース内の状況情報を、無線にて外部
の情報処理手段に送信するように構成したものであっ
て、独立して移動可能な展示ケースに、配線等により外
観を損ねることなく適用することが可能で、なおかつそ
の内部状況をリアルタイムモニタできる展示ケースの情
報収集装置を提供することを主たる目的としたものであ
る。
ースの情報収集装置は、図1に示すように、展示ケース
100内の温度や湿度あるいは照度等に係る状況を検出
し信号化する検出手段1と、この検出手段1から送られ
てくる状況信号Sを無線によって送信する送信手段2と
を、1つの展示ケース100内に外部から配線すること
なく設けるとともに、この送信手段2から送信された状
況信号Sを受信して処理する情報処理手段3を、前記展
示ケース100の外部に設け、展示ケース100の状況
を、前記情報処理手段3を介して外部においてモニタ可
能に構成したことを特徴とする。
0内の状況を、配線することなく、その外部に設けた情
報処理手段3に送信することができるので、独立して移
動可能な展示ケース100に適用しても、その外観を損
ねたり、移動を制限したりすることがない。また、展示
ケース100内の状況をリアルタイムモニタすることが
可能になり、異変が生じた際の手当て等速やかに行うこ
とができる。
れぞれに検出手段1及び送信手段2を設けている場合
に、各展示ケース100の状況を効率よく収集し、分析
等できるようにするには、情報処理手段3が、複数の受
信部と1つの中央処理部とを具備し、各受信部が、担当
する複数の送信手段2から送られてくる状況信号Sを受
信し、これら受け取った状況信号Sを一まとめにして中
央処理部に送信するものであることが望ましい。
設置される場合の、より具体的で好ましい実施態様とし
ては、各フロア毎に1つの受信部をそれぞれ配置し、こ
の受信部にそのフロア内に設置される展示ケース100
から送られてくる状況信号Sを受信させるように構成し
ているものが挙げられる。フロアを越えて他のフロアと
無線による通信を行うことは、困難な場合が多いからで
ある。
号Sを混乱なく確実に受信するとともに、展示ケース1
00内に設置される送信手段2の電力消費を極力小さく
して、長期間、電池交換なく作動させるためには、送信
手段2が状況信号Sを間欠的に送信するものであり、1
つの受信部に属する各送信手段2の送信時期を互いに異
ならせることによって、当該受信部が各送信手段2から
送信されてくる状況信号Sを時期的に重複することなく
順次受信できるように構成しているものが好ましい。
情報処理手段3の具体的実施としては、中央処理部と受
信部とが別体をなして設けられており、受信部の電力を
中央処理部から供給するように構成しているものが挙げ
られる。検出手段1をあまり目立たないようにし、展示
ケース100の外観を良好に保つためには、検出手段1
が、1つの筐体に温度センサと湿度センサと照度センサ
とを内蔵させてなるものであることが望ましく、この目
的により合致させるには、検出手段1と送信手段2とを
別体にし、検出手段1のみを展示ケース100内に設け
られた展示品収容空間に設置しておくことが好適であ
る。ここで照度センサとは、単に明るさをセンシングす
るものの他に、紫外線量を検出するような所定波長の光
の強さをセンシングできるものも含まれる。
成簡単化を図った他の実施態様としては、複数の展示ケ
ース100のそれぞれに検出手段1及び送信手段2を設
けたものであって、情報処理手段3を、送信機能を兼備
する1又は互いに通信可能な複数の受信部からなるもの
とし、各受信部にそれぞれ複数の送信手段2を担当させ
て、これら送信手段2から送られてくる状況信号を受信
させるようにし、いずれかの受信部にモニタ手段を接続
することにより全ての展示ケースの状況をモニタできる
ように構成したものが挙げられる。
段2に受信機能を具備させ、この送信手段2と受信部と
を互換可能に構成しているものが好ましい。受信部の設
置自由度や機動性を向上させるためには、受信部同士の
通信を無線により行っているものが望ましい。展示場の
構成にあわせてその態様を変化させることができ、拡張
性にも富む具体的実施態様としては、1つの受信部とこ
の受信部に属する複数の送信手段とによって通信ユニッ
トを形成するとともに、モニタ手段を接続した一の通信
ユニットを中央通信ユニットとし、この中央通信ユニッ
トに複数の分岐通信ユニットを階層構造的に接続してい
るものが挙げられる。
らなり階層構造が1段階である第1の態様、中央通信ユ
ニットとこの中央通信ユニットに直接通信可能な1又は
複数の分岐通信ユニットとからなり階層構造が2段階で
ある第2の態様、又は中央通信ユニットとこの中央通信
ユニットに直接通信可能な1又は複数の分岐通信ユニッ
トと該分岐ユニットに直接通信可能な1又は複数の分岐
通信ユニットとからなり階層構造が3段階である第3の
態様のうちのいずれかの態様を選択できるように構成し
ているものが挙げられる。
作業性を向上させるには、照度センサを照度表示器に直
接接続可能なものとし、展示ケース100内の照度をこ
の照度表示器による照度表示を視認しながら調整でき、
その後は照度表示器を取り外しできるようにしているも
のが望ましい。
参照して説明する。本実施例に係る情報収集装置は、例
えば、各フロア1F〜3F毎に複数の展示ケース100
が設置されている美術館や博物館等において好適に用い
られるものであって、各展示ケース100毎に設置され
た検出手段1及び送信手段2と、これら展示ケース10
0の外部に設けられた情報処理手段3とからなる。
例えば図3に示すように、床面上を移動可能な全体とし
て直方体形状をなすものであり、台座105及び腰パネ
ル104等からなる中空の基台101と、この台座10
5の周縁部から起立させたガラス板等の透明板102
と、この透明板102の上端に被せてなる上板103と
を具備する。そして台座105、透明板102、及び上
板103に囲繞させて密閉した展示品収容空間Tを形成
している。
れて、その内部の状況、具体的には温度、湿度、及び照
度を測定するためのものであり、1つの筐体10に温度
センサ11と湿度センサ12と照度センサ13とを内蔵
させてなる。各センサ11、12、13は、検出した温
度、湿度、照度をそれぞれ電圧値や電流値に変換して状
況信号Sとして出力する。これら状況信号Sは、信号線
L1を介して送信手段2に送られるようにしてあり、本
実施例では、例えば筐体10を台座105の隅部に設置
するとともに、これら信号線L1を、一まとめにして筐
体10から出し、台座105を上下に貫通させて基台1
01の内部に至るようにしてある。なお、照度センサ1
3は、照度表示器(図示しない)と送信手段とに選択的
に接続可能なものであり、初期設定時等においては、こ
の照度センサ13を照度表示器に直接接続して、展示ケ
ース100における照度を、この照度表示器による照度
表示を視認しながら調整できるようにしている。そして
調整後は、照度表示器を取り外し、照度センサを送信手
段に接続する。これは一般的に展示ケースにおける明る
さは、各展示ケース100毎に調整するためであって、
その場で照度表示されることにより、その調整作業が容
易なものとなるからである。一方、温度や湿度に関して
は、展示場全体として調整されることが多いため、展示
ケース100毎に直接表示できるようにすることは照度
ほど効果の大きいものではないが、これらについても、
各センサ11、12に表示器を接続可能に構成しても構
わない。
を通じて送られてきた状況信号Sを無線電波によって送
信する電池駆動式のものであり、基台101の内部に外
観できないように設置してある。しかして本実施例で
は、数分毎に一回という所定間隔で送信が行われるよう
に構成してある。情報処理手段3は、複数の受信部31
と1つの中央処理部34とを具備するもので、各フロア
1F、2F、3F毎に受信部31を1つ配置するように
している。本実施例では、フロアは3つあるので、3つ
の受信部31が存在することとなる。各受信部31は、
そのフロア1F(2F、3F)に配置された全ての送信
手段2から送られてくる状況信号Sを受信し、これら受
け取った状況信号Sを一まとめにして中央処理部34に
信号線L2を介して送信するものである。各受信部31
とこれに属する複数の送信手段2との通信方式として
は、これら送信手段2の送信時期を互いに異ならせるこ
とによって、当該受信部31に各送信手段2から送信さ
れてくる状況信号Sを時期的に重複することなく順次巡
回して受信させるというポーリング方式を採用してい
る。なお、これら受信部31の電力は、信号線L2とと
もに中央処理部34から供給するように構成しており、
受信部31の設置にあたってAC電源等を不要としてい
る。
されてきた状況信号Sを受信し、その内容を保存したり
分析したりするもので、本実施例では、パソコンPC等
に接続可能なインタフェースを有している。そして、パ
ソコンPCにて、各展示ケース100の状況をリアルタ
イムでモニタしたり、保存したデータからその経時変化
を確認したりすることができるようにしてある。
よれば、展示ケース100内の状況を、配線することな
く、その外部に設けた情報処理手段3に送信することが
できるので、独立して移動可能な展示ケース100に適
用しても、配線等により外観を損ねたり移動の障害にな
ったりすることがない。また、展示ケース100内の状
況のリアルタイムモニタが可能になる。
の受信部31をそれぞれ配置し、この受信部31に、そ
のフロア1F、2F、3F内の展示ケース100から送
られてくる状況信号Sを受信させるとともに、この受信
部31に、受け取った状況信号Sを一まとめにして中央
処理部34に送信させるという階層的な構造としている
ので、各展示ケース100の状況を効率よく収集し、分
析等することができる。そして、このような構成であれ
ば、フロア1F、2F、3Fを越えて他のフロア1F、
2F、3Fとの無線による通信を行うことがないので、
無線免許や認可を必要としない規格の小電力電波を用い
ても、通信エラーなどを引き起こすことなく好適なデー
タ受信を行える。
をポーリング方式にして、送信手段2に状況信号Sを間
欠的に送信させるようにしているので、複数の送信手段
2から送られてくる状況信号Sを混乱なく確実に受信で
きるだけでなく、送信手段2の電力消費を極力抑えるこ
とができるので、長期間、電池交換なく作動させること
ができるようになる。したがって、電池交換のために展
示ケース100を開け閉めする頻度を減らすことがで
き、展示品の好適な保存状態を長期間維持できる。
1のみを配置し、またこの検出手段1を1つの筐体10
に各センサを内蔵させてなるものとして、目立たないよ
うにしているので、展示ケース100の外観を大きく損
ねることもない。次に本発明の第2実施例について図4
〜図7を参照して説明する。なお、前記一実施例に対応
する構成要素には同一の符号を付すこととする。
理部を有さず、送信機能を具備した1又は互いに通信可
能な複数の受信部31からなり、いずれかの受信部31
に、モニタ手段たるパソコンPCを有線又は無線にて接
続することにより全ての展示ケース100の状況をモニ
タできるものである。より具体的には、各展示ケース1
00に設けた送信手段2は、受信機能を具備し、前記受
信部31と同一のものである。なお、これら受信部31
及び送信手段2の電源には、AC100V(家庭用電
源)又はDC9V(電池)のいずれをも用いることがで
きるようにしてある。
1に属する複数の送信手段2とによって通信ユニット5
を形成し、各通信ユニット5同士が、受信部31同士の
無線通信によって、データのやりとりを行えるようにし
てある。また、モニタ手段たるパソコンPCを接続した
一の通信ユニットを中央通信ユニット5(P)とし、こ
の中央通信ユニット5(P)には、無線によって複数の
分岐通信ユニット5(D)、5(DD)を階層構造的に
接続している。なお、受信部31とこれに属する複数の
送信手段2との通信は前記一実施例と同様であるので説
明は省略する。
(P)のみからなり階層構造が1段階である第1の態様
(図4参照)、中央通信ユニット5(P)とこの中央通
信ユニット5(P)に直接通信可能な1又は複数の分岐
通信ユニット5(D)とからなり階層構造が2段階であ
る第2の態様(図5参照)、又は中央通信ユニット5
(P)とこの中央通信ユニット5(P)に直接通信可能
な1又は複数の分岐通信5(D)ユニットと該分岐ユニ
ット5(D)に直接通信可能な1又は複数の分岐通信ユ
ニット5(DD)とからなり階層構造が3段階である第
3の態様(図6参照)のうちのいずれかの態様を、展示
場の規模や構成に応じて選択できるように構成してい
る。
Cの画面に表示される情報を示している。この画面にお
いては、左から時間、子機すなわち展示ケース毎に配置
された送信手段2の番号及び、展示ケース100内の温
度、湿度、照度を1行で表示するようにしている。ま
た、図8〜図10に示すように、パソコンPCの画面に
は、温度、湿度、照度をそれぞれ示す経時グラフG1、
G2、G3も表示できるようにしている。なお、これら
グラフG1、G2、G3における各折れ線はそれぞれ展
示ケース100毎のデータを示している。
信部31と送信手段2とを同一装置から構成して構成要
素の種類の削減を図れるとともに、中央処理部を省略す
ることができるので情報処理手段3の構成簡単化を図れ
る。また、各通信ユニット5を階層構造にし、しかも通
信ユニット5同士を無線で通信できるようにしているの
で、装置全体としての拡張性や機動性に富み、展示場の
態様に柔軟に対応できるという優れた効果を奏する。
の変形が可能である。例えば、受信部と送信手段との通
信方式や、その配置構成等の変更は可能である。また、
各温度、湿度、照度に係る全てのセンサを必ずしも設け
る必要はなく、これとは逆に、例えば紫外線量等を測定
するためのセンサを追加等しても構わないのは言うまで
もない。
立して移動可能な展示ケースのみならず、固定式の展示
ケースに適用しても、同様な作用効果を奏し得る。その
他各部の具体的な構成は、上述した実施例に限定される
ものでなく本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が
可能である。
ース内の状況を、配線することなく、その外部に設けた
処理手段に送信することができるので、独立して移動可
能な展示ケースに適用しても、配線等により外観を損ね
ることがない。また、展示ケース内の状況のリアルタイ
ムモニタが可能になる。
に検出手段及び送信手段を設けている場合に、情報処理
手段が、複数の受信部と1つの中央処理部とを具備し、
各受信部が、担当する複数の送信手段から送られてくる
状況信号を受信し、これら受け取った状況信号を一まと
めにして中央処理部に送信するように構成しておけば、
通信に混乱をきたすことなく、各展示ケースの状況を効
率よく収集し、分析等できるようになる。
設置される場合には、各フロア毎に1つの受信部を配置
し、この受信部にそのフロア内に設置される展示ケース
から送られてくる状況信号を受信させるように構成して
おくことにより、無理のない無線通信を行うことができ
る。フロアを越えて他のフロアと無線による通信を行う
ことは、困難な場合が多いからである。
のであり、1つの受信部に属する各送信手段の送信時期
を互いに異ならせることによって、当該受信部が各送信
手段から送信されてくる状況信号を時期的に重複するこ
となく順次受信できるように構成しているものであれ
ば、複数の送信手段から送られてくる状況信号を混乱な
く確実に受信できるだけでなく、展示ケース内に設置さ
れる送信手段の電力消費を極力小さくして、長期間、電
池交換なく作動させることができる。したがって、電池
交換のために展示ケース100を開け閉めする頻度を減
らすことができ、メンテナンスの容易化や、展示品の長
期間に亘る好適な保存状態の維持が可能になる。
られており、受信部の電力を中央処理部から供給するよ
うに構成しているものであれば、特に受信部の設置にあ
たってAC電源等を必要としないのでその作業が容易と
なり、メンテナンスも容易化できる。検出手段を、1つ
の筐体に温度センサと湿度センサと照度センサとを内蔵
させてなるものとしておけば、検出手段をあまり目立た
ないようにし、展示ケースの外観を良好に保つことがで
きる。また、検出手段と送信手段とを別体にし、検出手
段のみを展示ケース内に設けられた展示品収容空間に設
置しておけば、前記外観をより良好にすることができ
る。
び送信手段を設けたものであって、情報処理手段を、送
信機能を兼備する1又は互いに通信可能な複数の受信部
からなるものとし、各受信部にそれぞれ複数の送信手段
を担当させて、これら送信手段から送られてくる状況信
号を受信させるようにし、いずれかの受信部にモニタ手
段を接続することにより全ての展示ケースの状況をモニ
タできるように構成したものであれば、中央処理部を省
略することができ、情報処理手段の構成簡単化を図れ
る。
手段と受信部とを互換可能に構成しているものであれ
ば、構成要素の種類の削減を図れる。受信部同士の通信
を無線により行うようにしておけば、受信部の設置自由
度や、設置あるいは変更に係る作業性を向上させること
ができる。1つの受信部とこの受信部に属する複数の送
信手段とによって通信ユニットを形成するとともに、モ
ニタ手段を接続した一の通信ユニットを中央通信ユニッ
トとし、この中央通信ユニットに複数の分岐通信ユニッ
トを階層構造的に接続しているものであれば、展示場の
構成にあわせてその態様を変化させることができ、拡張
性にも富むこととなる。より具体的には、中央通信ユニ
ットのみからなり階層構造が1段階である第1の態様、
中央通信ユニットとこの中央通信ユニットに直接通信可
能な1又は複数の分岐通信ユニットとからなり階層構造
が2段階である第2の態様、又は中央通信ユニットとこ
の中央通信ユニットに直接通信可能な1又は複数の分岐
通信ユニットと該分岐ユニットに直接通信可能な1又は
複数の分岐通信ユニットとからなり階層構造が3段階で
ある第3の態様のうちのいずれかの態様を選択できるよ
うに構成しているものが挙げられる。
ものとし、展示ケース内の照度を、この照度表示器によ
る照度表示を視認しながら調整でき、その後は照度表示
器を取り外しできるようにしているものであれば、本情
報収集装置を設置する場合等における照度調整に係る作
業性を向上させることができる。
式図。
図。
1の態様を示す全体構成図。
2の態様を示す全体構成図。
3の態様を示す全体構成図。
面を示す画面構成図。
面を示す画面構成図。
面を示す画面構成図。
画面を示す画面構成図。
Claims (12)
- 【請求項1】少なくとも照度センサを含み展示ケース内
の状況を検出し信号化する検出手段と、この検出手段か
ら送られてくる状況信号を無線によって送信する送信手
段とを、1つの展示ケース内に外部から配線することな
く設けるとともに、 この送信手段から送信された状況信号を受信して処理す
る情報処理手段を、前記展示ケースの外部に設けてな
り、 展示ケースの状況を、前記情報処理手段を利用して、外
部においてモニタ可能に構成し、かつ、前記照度センサ
を照度表示器に直接接続可能なものとし、初期設定時等
において展示ケース内の照度をこの照度表示器による照
度表示を視認しながら調整でき、その後は照度表示器を
取り外しできるようにしたことを特徴とする展示ケース
の情報収集装置。 - 【請求項2】複数の展示ケースのそれぞれに検出手段及
び送信手段を設けたものであって、情報処理手段が、複
数の受信部と1つの中央処理部とを具備し、各受信部
が、担当する複数の送信手段から送られてくる状況信号
を受信し、これら受け取った状況信号を一まとめにして
中央処理部に送信するものである請求項1記載の展示ケ
ースの情報収集装置。 - 【請求項3】複数のフロアを有する美術館や博物館等に
設置されるものであって、各フロア毎に1つの受信部を
配置し、この受信部にそのフロア内に設置される展示ケ
ースから送られてくる状況信号を受信させるように構成
している請求項2記載の展示ケースの情報収集装置。 - 【請求項4】送信手段が状況信号を間欠的に送信するも
のであり、1つの受信部に属する各送信手段の送信時期
を互いに異ならせることによって、当該受信部が各送信
手段から送信されてくる状況信号を時期的に重複するこ
となく順次受信できるように構成している請求項2又は
3記載の展示ケースの情報収集装置。 - 【請求項5】中央処理部と受信部とが別体をなして設け
られており、受信部の電力を中央処理部から供給するよ
うに構成している請求項1、2、3又は4記載の展示ケ
ースの情報収集装置。 - 【請求項6】検出手段が、1つの筐体に温度センサと湿
度センサと照度センサとを内蔵してなるものである請求
項1、2、3、4又は5記載の展示ケースの情報収集装
置。 - 【請求項7】検出手段と送信手段とが別体をなして設け
られており、検出手段のみが展示ケース内に設けられた
展示品収容空間に設置されている請求項1、2、3、
4、5又は6記載の展示ケースの情報収集装置。 - 【請求項8】複数の展示ケースのそれぞれに検出手段及
び送信手段を設けたものであって、 情報処理手段を、送信機能を兼備する1又は互いに通信
可能な複数の受信部からなるものとし、各受信部にそれ
ぞれ複数の送信手段を担当させて、これら送信手段から
送られてくる状況信号を受信させるようにし、いずれか
の受信部にモニタ手段を接続することにより全ての展示
ケースの状況をモニタできるように構成したものである
請求項1記載の展示ケースの情報収集装置。 - 【請求項9】送信手段に受信機能を具備させ、この送信
手段と受信部とを互換可能に構成している請求項8記載
の展示ケースの情報収集装置。 - 【請求項10】受信部同士の通信を無線により行ってい
る請求項8又は9記載の展示ケースの情報収集装置。 - 【請求項11】1つの受信部とこの受信部に属する複数
の送信手段とによって通信ユニットを形成するととも
に、モニタ手段を接続した一の通信ユニットを中央通信
ユニットとし、この中央通信ユニットと複数の分岐通信
ユニットとが階層構造をなして互いに通信できるように
構成している請求項8、9又は10記載の展示ケースの
情報収集装置。 - 【請求項12】中央通信ユニットのみからなり階層構造
が1段階である第1の態様、中央通信ユニットとこの中
央通信ユニットに直接通信可能な1又は複数の分岐通信
ユニットとからなり階層構造が2段階である第2の態
様、又は中央通信ユニットとこの中央通信ユニットに直
接通信可能な1又は複数の分岐通信ユニットと該分岐ユ
ニットに直接通信可能な1又は複数の分岐通信ユニット
とからなり階層構造が3段階である第3の態様のうちの
いずれかの態様を選択できるように構成している請求項
11記載の展示ケースの情報収集装置。
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JP33040199A JP3517169B2 (ja) | 1999-11-19 | 1999-11-19 | 展示ケースの情報収集装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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ID=18232199
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