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JP3510058B2 - 偏向装置 - Google Patents

偏向装置

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Publication number
JP3510058B2
JP3510058B2 JP26573696A JP26573696A JP3510058B2 JP 3510058 B2 JP3510058 B2 JP 3510058B2 JP 26573696 A JP26573696 A JP 26573696A JP 26573696 A JP26573696 A JP 26573696A JP 3510058 B2 JP3510058 B2 JP 3510058B2
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JP
Japan
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horizontal
coil
circuit
capacitor
current
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JP26573696A
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正久 塚原
敏光 渡辺
誠 北村
剛 望月
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Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
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Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N3/00Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
    • H04N3/10Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
    • H04N3/16Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by deflecting electron beam in cathode-ray tube, e.g. scanning corrections
    • H04N3/22Circuits for controlling dimensions, shape or centering of picture on screen
    • H04N3/223Controlling dimensions

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陰極線管の電子ビ
ーム走査を制御する偏向装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の実施形態を図6と図7を用いて説
明する。図6はダイオード変調方式水平偏向及び高圧発
生回路の構成図、図7(a)は画面に映し出した横長帯
状のウィンドパターン、該パターン映出時の水平偏向電
流波形である。2は水平偏向コイル、3は水平出力トラ
ンジスタ、4は第1の共振コンデンサ、5は第2の共振
コンデンサ、6は第1のダンパーダイオード、7は第2
のダンパーダイオード、8はS字補正コンデンサ、9は
フライバックトランス、10はコンデンサ、11と12
は抵抗、14はダイオード変調コイル、15は水平サイ
ズ制御回路である。第1の共振コンデンサ4と水平偏向
コイル2とフライバックトランス9の1次コイルにより
第1の共振回路を構成し、第2の共振コンデンサ5とダ
イオード変調コイル14とにより第2の共振回路を構成
する。水平ドライブ信号13を、水平出力トランジスタ
3のベースに印加して水平周期鋸波状の水平偏向電流を
水平偏向コイル2に流すと共に、水平出力トランジスタ
3のコレクタに現れるフライバックパルスをフライバッ
クトランス9にて昇圧して、アノード電圧を得る。
【0003】図7(a)に示す様に、上下が黒、中央が
白ピークとなるパターンを映し出しているとすると、図
7(c)の如く、白ピークに相当する部分でアノード電
圧が降下し、白ピークの部分の水平サイズが広がる。こ
の不具合を補正するために、抵抗11と12によりアノ
ード電圧の変動を検出し、そのアノード電圧検出信号を
水平サイズ制御回路15へ戻して白ピーク部分の水平サ
イズ変動を抑える方法がとられている。この種の装置と
しては、特公平3−24829号公報等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7(a)
の様に白ピークを伴った映像パターンを映し出した場合
には、白ピーク部分でビーム電流が大幅に増加する。こ
のビーム電流に相当するエネルギーは、フライバックト
ランス9の1次コイルを介して+B電源電流が増えるこ
とで補われるが、このほかに、水平偏向コイル2を介し
て、S字補正コンデンサより供給される電流が存在す
る。即ち、水平偏向コイル2の電流は、図7(b)の如
く、白ピークの周期に相当する交流成分と水平周期鋸波
を合成した波形となる。画面上では、図7(a)の縦線
パターンで示す様に、左右非対称な歪みとなって現れ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、アノード電圧検出手段の出力電圧あるいは、ABL
検出信号の電圧基づいた画像歪み補正電流を流す画像歪
み補正手段を水平偏向コイルに接続している。
【0006】上記解決手段によって、水平偏向コイルに
流れる白ピーク映像周期に相当する交流成分をキャンセ
ルさせる様な画像歪み補正電流を水平偏向コイルに流す
ことで、左右非対称な画像歪みを抑えることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明による第1の実施形態を図
1〜4を用いて説明する。図1は第1の実施形態の回路
構成図、図2は画像歪み補正回路の具体的な回路構成
図、図3は第1の実施形態の動作を説明するための動作
波形図、図4は画像歪み補正回路有無での画面の状態及
び水平偏向電流波形を示している。図1において、1は
画像歪み補正回路、2は水平偏向コイル、3は水平出力
トランジスタ、4は第1の共振コンデンサ、5は第2の
共振コンデンサ、6は第1のダンパーダイオード、7は
第2のダンパーダイオード、8はS字補正コンデンサ、
9はフライバックトランス、11と12は抵抗、13は
コンデンサ、14はダイオード変調コイル、15は水平
サイズ制御回路である。第1の共振コンデンサ4と水平
偏向コイル2とフライバックトランス9の1次コイルに
より第1の共振回路を構成し、第2の共振コンデンサ5
とダイオード変調コイル14とにより第2の共振回路を
構成する。水平ドライブ信号50を、水平出力トランジ
スタ3のベースに印加して水平周期鋸波状の水平偏向電
流を水平偏向コイル2に流すと共に、水平出力トランジ
スタ3のコレクタに現れるフライバックパルスをフライ
バックトランス9にて昇圧して、アノード電圧を得る。
図7(a)に示す様に、上下が黒、中央が白ピークとな
るパターンを映し出しているとすると、図7(c)の如
く、白ピークに相当する部分でアノード電圧が降下し、
白ピークの部分の水平サイズが広がる。この不具合を補
正するために、抵抗11と12によりアノード電圧の変
動を検出し、そのアノード電圧検出信号を水平サイズ制
御回路15へ戻して白ピーク部分の水平サイズ変動を抑
える。さらに、アノード電圧検出信号を画像歪み補正回
路1にて増幅する。画像歪み補正回路の出力は、水平偏
向コイル2とS字補正コンデンサ8の接続点につながれ
ており、画像歪み補正電流を水平偏向コイル2に注入す
る。左右非対称な歪みが生じるパターンとしては、図7
(a)に示す様に、垂直方向に比較的長い周期の白ピー
ク映像であり、歪み補正電流の周期も比較的長い。従っ
て、歪み補正電流は水平偏向コイルのみに流れ、図4に
示す様に、左右非対称な画像歪みが補正される。また、
アノード電圧検出信号の代わりにABL検出信号を用い
ても同様な画像歪み補正が可能である。
【0008】図2は画像歪み補正回路の具体的な回路構
成図である。16〜19はトランジスタ、20〜25は
抵抗、26と27は交流結合コンデンサ、30はコイ
ル、28と29はダイオード、31は電源である。トラ
ンジスタ16のベースにアノード電圧検出信号(図3
(a))を入力し、増幅をする。コイル30のインダク
タンス値L30を水平偏向コイル2のインダクタンス値L
2に対して十分に大きな値(例えば、L30=33mH、L2
=0.6mH)とすることで、コイル30には、水平鋸波
成分はほとんど流れず、画像歪み補正電流のみが流れ
る。画像歪み補正電流の周波数成分は水平走査周波数に
対して十分に低く、コイル30の抵抗成分とトランジス
タ18と19のエミッタ電圧とによって決まり、アノー
ド電圧変動にほぼ比例した画像歪み補正電流図3(b)
を水平偏向コイル2に注入することができる。トランジ
スタ18と19には、電圧定格及び電流定格の小さい小
型のものが使用可能であり、小型の回路を実現できる。
【0009】本実施形態によれば、安価で小型の画像歪
み補正装置を実現できると共に、高機能な偏向装置を提
供できる。
【0010】本発明による第2の実施形態を図5を用い
て説明する。図5において、33は直流重畳コイル、3
5は加算コンデンサ、34は交流阻止コイル、38は抵
抗、36は増幅器、37は加算器であり、第1の実施形
態と同じ構成要素は同一番号を付け、説明は省略する。
【0011】抵抗11と12によって分圧されたアノー
ド電圧検出信号と画面の水平ラスター位置を補正するた
めの水平位置補正信号を加算器37にて加算する。該加
算器出力は増幅器36にて増幅される。増幅器36の出
力には抵抗38とコイル34から成る直列回路が接続さ
れており、該直列回路を介して、画像歪み補正電流と水
平位置補正電流を加算コンデンサ35によって水平偏向
電流に加算する。画像歪み補正電流と水平位置補正電流
は、水平偏向コイル2の一端と接地端子との間に接続し
た直流重畳コイル33を介して接地端子に流れる。
【0012】画像歪み補正量は抵抗11と12の分圧比
を変えることで、また、ラスター水平位置補正量は水平
位置補正信号の直流電圧値を変えることで各々独立に調
整可能である。
【0013】本実施形態によれば、1つの増幅器のみで
ラスター水平位置と画像歪みの2つの補正を同時に行う
ことができるため、安価且つ高機能な偏向装置を提供で
きる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、白ピークが存在する映
像を映し出した際に現れる左右非対称の画像歪みを補正
できる他、ラスター水平位置調整機能を有する偏向装置
において、簡単な回路を追加するだけでラスター水平位
置と画像歪みの補正を同時に行えるので、安価且つ高機
能な偏向装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による偏向装置の一実施形態を示す構成
図である。
【図2】図1における画像歪み補正電流発生回路の構成
図である。
【図3】図2の動作波形図である。
【図4】本発明による偏向装置における画面の正面図及
び水平偏向電流波形図である。
【図5】本発明による偏向装置の他の実施形態の構成図
である。
【図6】従来偏向装置の一例を示す構成図である。
【図7】従来偏向装置における画面正面図と水平偏向電
流波形図及びアノード電圧波形図である。
【符号の説明】
1…画像歪み補正電流発生回路、2…水平偏向コイル、
3…水平出力トランジスタ、4…第1の共振コンデン
サ、5…第2の共振コンデンサ、6…第1のダンパーダ
イオード、7…第2のダンパーダイオード、8…S字補
正コンデンサ、9…フライバックトランス、10…AB
Lコンデンサ、11、12…抵抗、13…高圧コンデン
サ、14…ダイオード変調コイル、15…水平サイズ制
御回路、16〜19…トランジスタ、20〜25…抵
抗、26、27…コンデンサ、28、29…ダイオー
ド、30…コイル、31…電源、33…直流重畳コイ
ル、34…交流阻止コイル、35…加算コンデンサ、3
6…電圧増幅器、37…加算器、38…抵抗。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北村 誠 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 望月 剛 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所映像情報メディア事業 部内 (56)参考文献 特開 平9−55866(JP,A) 特開 昭63−125059(JP,A) 特開 平1−268355(JP,A) 特開 昭62−204667(JP,A) 特開 昭62−204666(JP,A) 特開 昭61−66475(JP,A) 特開 平8−186729(JP,A) 特開 平8−9187(JP,A) 特開 平6−54219(JP,A) 特開 平6−268884(JP,A) 実開 昭59−39571(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 3/16 - 3/34

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平出力トランジスタと、該水平出力トラ
    ンジスタのコレクタに接続され、水平偏向電流が供給さ
    れる水平偏向コイルと、該水平偏向コイルと直列接続さ
    れたS字補正コンデンサと、前記水平出力トランジスタ
    により得られたフライバックパルスを昇圧してアノード
    電圧を出力するフライバックトランスとを有する偏向装
    置において、 前記フライバックトランスの二次側から、前記アノード
    電圧の変動を検出する検出手段と、 前記アノード電圧の降下に伴う水平サイズの広がりを補
    正するために、前記検出手段からのアノード電圧検出信
    号を用いて画像の水平サイズを制御する水平サイズ制御
    回路と、 前記水平偏向コイルとS字補正コンデンサとの接続点と
    接続される交流結合コンデンサとコイルとの直列回路を
    含み、前記検出手段からのアノード電圧検出信号から生
    成された、前記アノード電圧の変動に伴って発生する左
    右非対称な画像歪を補正するための補正電流を、前記直
    列回路を介して水平偏向コイルとS字補正コンデンサと
    の接続点に供給する画像歪み補正回路と、 を備えることを特徴とする偏向装置。
  2. 【請求項2】水平出力トランジスタと、該水平出力トラ
    ンジスタのコレクタに接続されたS字補正コンデンサ
    と、該S字補正コンデンサと直列接続され、水平偏向電
    流が供給される水平偏向コイルと、前記水平出力トラン
    ジスタにより得られたフライバックパルスを昇圧してア
    ノード電圧を出力するフライバックトランスとを有する
    偏向装置において、 前記フライバックトランスの二次側から、前記アノード
    電圧の変動を検出する検出手段と、 前記アノード電圧の降下に伴う水平サイズの広がりを補
    正するために、前記検出手段からのアノード電圧検出信
    号を用いて画像の水平サイズを制御する水平サイズ制御
    回路と、 前記検出手段からのアノード電圧検出信号を用いて生成
    された、前記アノード電圧の変動に伴って発生する左右
    非対称な画像歪を補正するための補正電流と、画像の水
    平位置を補正するための水平位置補正信号とを加算する
    加算器と、 該加算器の出力を増幅する増幅器と、 前記水平偏向コイルと直列接続され、前記増幅器の出力
    を前記水平偏向電流に加算するための加算コンデンサ
    と、 前記水平偏向コイルと前記S字補正コンデンサとの接続
    点と接地端子との間に接続され、前記増幅器からの出力
    信号が流れる直流重畳コイルと、 を有することを特徴とする偏向装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の偏向装置において、更
    に、コイルと抵抗との直列回路を有し、該直列回路を介
    して、前記水平偏向コイルと前記S字補正コンデンサと
    の接続点に前記増幅回路の出力信号を供給したことを特
    徴とする偏向装置。
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