JP3508161B2 - リミットスイッチ - Google Patents
リミットスイッチInfo
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- JP3508161B2 JP3508161B2 JP15580993A JP15580993A JP3508161B2 JP 3508161 B2 JP3508161 B2 JP 3508161B2 JP 15580993 A JP15580993 A JP 15580993A JP 15580993 A JP15580993 A JP 15580993A JP 3508161 B2 JP3508161 B2 JP 3508161B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push button
- plunger
- switch
- tact switch
- spring
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- Expired - Lifetime
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- Mechanisms For Operating Contacts (AREA)
Description
して使用されるリミッチスイッチに関する。 【0002】 【従来の技術】リミットスイッチは、外殻ケース内にス
イッチ機構を内蔵し、その内蔵スイッチ機構を動作させ
るためのアクチュエータを具備している。このアクチュ
エータに被検出体が当接すると、アクチュエータの動き
によりプランジャが摺動して内蔵スイッチ機構の押釦を
押し下げることにより、その内蔵スイッチ機構をオン・
オフ動作させるもので、そのオン・オフ動作による電気
信号をリード線を通じて外部に取り出すようにしたもの
である。 【0003】このようなリミットスイッチは、外部環境
の影響を受けやすいのでこの影響を避けるために、ダイ
カストまたは合成樹脂などで作製された外殻ケース内に
スイッチ機構を内蔵して収納している。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】このように、水分,塵
芥などのない環境の良好な場所で使用される場合でもス
イッチ機構は外殻ケース内に収納されているから、スイ
ッチの取付けスペースを大きく取る必要があり、また、
環境の良好な場所で使用される小型のスイッチとしてマ
イクロスイッチがあるが、このマイクロスイッチは機構
上アクチュエータの動きが小さく、コンベヤなど生産設
備関係の分野の現場では使用されていないのが実情であ
る。 【0005】本発明に係るリミットスイッチによればこ
のような問題点を解決できるものでタクトスイッチを使
用して小型で軽量であり、かつ大きな動作範囲を取るこ
とができて効率的な物体検知動作を行うことを目的とす
るものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明に係るリミツトス
イッチは、アクチュエータの動きにより下端の作動軸に
押圧されて筒体内を上下摺動するプランジャを介して押
釦を押圧動作し、その押釦の先端で、タクトスイッチの
動作押釦を押圧してタクトスイッチをオン・オフ動作す
るリミットスイッチにおいて、プランジャの中央に段差
を有する孔を設け、その段差に押釦のT字状部が当接す
るようにプランジャの孔内に押釦を上下動自在に挿通
し、押釦とプランジャとの間に縮設されたスプリングの
ばね力により、プランジャが下方向に常時押圧された状
態で、押釦はタクトスイッチの動作押釦を押圧し、スプ
リングはタクトスイッチの動作力よりも常に大きなばね
力で押釦を押圧し、タクトスイッチの動作押釦の押し下
げ動作が停止しても、アクチュエータの動きによりプラ
ンジャを下方に押し下げする動作は継続することによ
り、スプリングを撓ませながらプランジャだけが筒体内
を下方向に摺動し、下降動作するプランジャの一部がタ
クトスイッチに当接し、アクチュエータの過剰な動作に
対してもタクトスイッチの動作押釦に無理な押圧力が加
わらないようにする。 【0007】 【0008】 【作用】本発明に係るリミットスイッチの作用について
述べる。アクチュエータの上端に検知すべき物体が当た
りアクチュエータが例えば右方に傾倒すると、作動軸も
筒体との当接点を支点として右方に傾倒して、作動軸の
右端はプランジャとの当接点において復帰スプリングの
力に抗してプランジャを下方向に押圧する。スプリング
を介して押釦は下方向に押圧されるが、この押圧力はタ
クトスイッチの動作力に比較して大きな力であるため
に、このままタクトスイッチの動作押釦を押し下げるこ
とになり、タクトスイッチをオン動作する。 【0009】タクトスイッチの動作押釦の押し下げ動作
が停止しても、プランジャを下方向に押し下げする動作
は継続するのであるが、押釦は停止してスプリングを撓
ませながらプランジャだけが筒体内を下方向に摺動す
る。そしてプランジャの左方下端がタクトスイッチの上
面に当接したとき、プランジャの下方向動作が停止する
ことになり、タクトスイッチの動作押釦には極端に大き
な力が加わらない。 【0010】 【実施例】図面を参照しながら本発明の実施例を具体的
に説明する。図2は本発明に係るリミットスイッチの正
面図、図1は図2のX−X線における断面図、図3は本
発明に係るリミットスイッチの分解斜視図であって、図
について説明する。アクチュエータ1の動きにより下端
の作動軸2に押圧されて筒体13内を上下摺動するプラ
ンジャ3を介して押釦4を押圧動作するのであるが、押
釦4の先端でタクトスイッチ5の動作押釦aを押圧する
ことにより、タクトスイッチ5はオン・オフ動作する。
プランジャ3の中央には段差6を有する孔7が設けられ
ており、押釦4のT字状部が孔7の段差6に当接するよ
うにしてプランジャ3の孔7内に押釦4を上下動自在に
挿通している。押釦4の先端近くの外周に形成された溝
8に嵌着されているE型止め輪9とプランジャ3との間
にはスプリング10が縮設されており、スプリング10
のばね力により、押釦4はプランジャ3の下方向に常時
押圧された状態となっている。押釦4の先端はタクトス
イッチ5の動作押釦aを押圧するのであるが、スプリン
グ10はタクトスイッチ5の動作押釦aを押圧する力よ
りも常に大きな力で押釦4を押し下げている。 【0011】タクトスイッチ5はプリント基板11に半
田付けにより固定されており、そのプリント基板11は
スペーサ12を介して取付金具15にねじ16で固定さ
れている。アクチュエータ1の下端の作動軸2は筒体1
3に装着されており、復帰スプリング14のばね伸長力
によりプランジャ3を介して作動軸2は筒体13の天面
に押圧された状態にある。なお、図中の17はゴムキャ
ップ、18はばね座金である。また、図5はタクトスイ
ッチの上面図を示しており、図中の19はタクトスイッ
チ5の上面四隅に設けられている突起であって、復帰ス
プリング14の逸脱を防止するものである。 【0012】本発明に係るリミットスイッチは前記のよ
うに構成して成るもので、次にその動作状態を図4を参
照しながら説明する。図4の(A)は動作前の状態を示
し、図4の(B)は動作中の状態を示している。アクチ
ュエータ1の上端に検知すべき物体が当たりアクチュエ
ータ1が図中右方に傾倒すると、作動軸2もP点{図4
の(A)参照}を支点として図中右方に傾倒して、作動
軸2の右端はQ点{図4の(B)参照}において復帰ス
プリング14の力に抗してプランジャ3を下方向に押圧
する。スプリング10を介して押釦4は下方向に押圧さ
れているが、この押圧力はタクトスイッチ5の動作力に
比較して大きな力であるために、このままタクトスイッ
チ5の動作押釦aを押し下げることになり、タクトスイ
ッチ5をオン動作するのである。 【0013】タクトスイッチ5の動作押釦aの押し下げ
動作が停止しても、プランジャ3を下方向に押し下げす
る動作は継続するのであるが、押釦4は停止してスプリ
ング10を撓ませながらプランジャ3だけが筒体13内
を下方向に摺動する。そしてプランジャ3のR点{図4
の(B)参照}がタクトスイッチ5の上面に当接したと
き、プランジャ3の下方向動作が停止することになり、
タクトスイッチ5の動作押釦aには極端に大きな力が加
わらないようにしている。 【0014】以上はアクチュエータとしてつる巻き棒状
のものについて説明したが、先端に滑車イが転動自在に
装着されていて左右傾倒自在なアクチュエータ1′が装
着された図6に示すようなリミットスイッチについても
同様である。図6の(A)はこのようなリミットスイッ
チの正面図、図6の(B)は側面図である。 【0015】 【発明の効果】本発明に係るリミットスイッチによれば
以下のような効果を奏することができる。即ち、小形で
あるにもかかわらず動作特性のOT範囲(オーバートラ
ベル)を大きく取ることができ動作が円滑に行われて、
好適な使用勝手を有している。
おり、(A)は動作前の状態を示す断面図、(B)は動
作中の状態を示す断面図。 【図5】タクトスイッチの上面図。 【図6】アクチュエータの他の一例を示すもので、
(A)はこのようなアクチュエータを有するリミットス
イッチの正面図、(B)は同上の側面図。 【符号の説明】 1 アクチュエータ 2 作動軸 3 プランジャ 4 押釦 5 タクトスイッチ a タクトスイッチの動作押釦 6 段差 7 孔 10 スプリング
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】アクチュエータの動きにより下端の作動軸
に押圧されて筒体内を上下摺動するプランジャを介して
押釦を押圧動作し、その押釦の先端で、タクトスイッチ
の動作押釦を押圧してタクトスイッチをオン・オフ動作
するリミットスイッチにおいて、プランジャの中央に段
差を有する孔を設け、その段差に押釦のT字状部が当接
するようにプランジャの孔内に押釦を上下動自在に挿通
し、押釦とプランジャとの間に縮設されたスプリングの
ばね力により、プランジャが下方向に常時押圧された状
態で、押釦はタクトスイッチの動作押釦を押圧し、スプ
リングはタクトスイッチの動作力よりも常に大きなばね
力で押釦を押圧し、タクトスイッチの動作押釦の押し下
げ動作が停止しても、アクチュエータの動きによりプラ
ンジャを下方に押し下げする動作は継続することによ
り、スプリングを撓ませながらプランジャだけが筒体内
を下方向に摺動し、下降動作するプランジャの一部がタ
クトスイッチに当接し、アクチュエータの過剰な動作に
対してもタクトスイッチの動作押釦に無理な押圧力が加
わらないようにすることを特徴とするリミットスイッ
チ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15580993A JP3508161B2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | リミットスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15580993A JP3508161B2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | リミットスイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0714457A JPH0714457A (ja) | 1995-01-17 |
JP3508161B2 true JP3508161B2 (ja) | 2004-03-22 |
Family
ID=15613939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15580993A Expired - Lifetime JP3508161B2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | リミットスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3508161B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110648867B (zh) * | 2019-09-25 | 2021-06-15 | 国家电网有限公司 | 一种多功能绝缘操作杆 |
-
1993
- 1993-06-25 JP JP15580993A patent/JP3508161B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0714457A (ja) | 1995-01-17 |
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