JP3507459B2 - 照明装置、露光装置及びデバイス製造方法 - Google Patents
照明装置、露光装置及びデバイス製造方法Info
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- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70058—Mask illumination systems
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- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
- Microscoopes, Condenser (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Description
及びデバイス製造方法に関し、特に、LSI等の半導体
素子、CCD等の撮像素子、液晶パネル等の表示素子や
磁気ヘッド等の検出素子等の各種デバイスを製造する時
にレチクル面上のデバイスパタ−ンを適切に照明するた
めの照明装置、露光装置及びデバイス製造方法に関する
ものである。
ソグラフィ−で要求される解像力も0.3μmや0.2
5μmと非常に細かいものが要求されている。
7号公報で、リソグラフィ−用の投影露光装置の解像力
を向上させることができる照明装置を提案している。
示された照明装置(投影露光装置)を示している。
射する高輝度の超高圧水銀灯で、水銀灯1の発光部1a
は楕円ミラ−2の第1焦点近傍にある。水銀灯1より発
した光は、楕円ミラ−2によって反射及び集光され、コ
−ルドミラ−3で反射された後、楕円ミラ−2の第2焦
点4の近傍に発光部1aの像(発光部像)1bを形成す
る。コ−ルドミラ−3は、ガラス基板上に赤外光を透過
させ紫外光を反射する多層膜を形成して成る。
結像系であり、第2焦点4の近傍に形成した発光部像1
bをオプティカルインテグレ−タ10の光入射面10a
上に略結像している。レンズ系9は、ズ−ムレンズであ
り、結像系101の倍率を変えることができる構成とな
っている。7は光学素子の保持部材であり、円錐プリズ
ムや多角錐プリズム等の複数個の光学素子を光路中に切
り替えて配置できるように構成されている。レンズ系5
は楕円ミラ−2の開口の位置と保持部材7の位置とを光
学的に略共役な位置関係にしている。
個の光束を形成する多光束形成部材であり、多数の微小
レンズを光軸に直交する平面に沿って2次元的に配列し
て成り、その光射出面10b近傍に2次光源10cを形
成する。11は形状や大きさが互いに異なる複数の開口
部材を有する絞り部材であり、絞り部材11は光路中に
挿入する開口部材を切り替えられる機構を有している。
はオプティカルインテグレ−タ10の光射出面10bか
らの光束を集光する。レンズ系14aとコリメ−タレン
ズ14bとを含む集光レンズ系14は、絞り部材11と
ミラ−13を介して、光射出面10bからの光束で、レ
チクルステ−ジ16に載置した被照射面であるレチクル
15をケ−ラ−照明する。
に描かれたパタ−ンをウエハ−チャック19に載置した
ウエハ−18の感光面上に縮小投影している。20は、
ステ−ジであり、ウエハ−チャック19をその上に載置
している。オプティカルインテグレ−タ10の光射出面
10b近傍の2次光源10cは集光レンズ系14により
投影光学系17の瞳17a近傍に結像している。
れた微細パタ−ンの方向性及び解像線幅等に応じて光学
素子の保持部材7を回転して複数個の光学素子の内の所
望の光学素子を光路中に挿入すると共に必要に応じて結
像系101の倍率を変えることにより、図5(A),
(B),(C)に示すように、オプティカルインテグレ
−タ10の光入射面10a上の光強度分布を変更して2
次光源の光強度分布(照明方法)を変更している。図5
中の斜線の部分は光強度が強い領域である。
て、絞り部材11の開口の形状や大きさを変えたり、保
持部材7で保持した光学素子を切り替えたり、結像系1
01の結像倍率を変えたりすると、レチクル15面上や
ウエハ18面上において、無視できない照度むらが発生
する場合がある。本発明は、この種の照度むらを小さく
することができる照明装置、露光装置及びデバイス製造
方法を提供することを目的とする。
に、本発明の照明装置は、光源からの光束を用いて光源
像を形成する楕円ミラーと、入射光を用いて多光束を形
成するオプティカルインテグレータと、前記光源像を前
記オプティカルインテグレータの入射面またはその近傍
に再び結像する結像光学系とを有し、前記多光束により
被照明面を照明する照明装置において、前記結像光学系
は、該結像光学系の光軸に沿って前記光源側から順に、
前記光源像が形成される位置もしくはその近傍を前側焦
点位置とする第1レンズ系、第1の透明クサビ及び該第
1の透明クサビと実質的にクサビ角が等しい第2の透明
クサビを有する第1光偏向部材、該第1光偏向部材又は
その近傍を前側焦点位置とし前記オプティカルインテグ
レータの入射面またはその近傍を後ろ側焦点位置とする
第2レンズ系を備えており、前記第1光偏向部材の近傍
には、前記光源からの光束をリング状の光束に変換して
前記オプティカルインテグレータに照射するための円錐
状の偏向面を有する第2光偏向部材が光路中に挿脱可能
に設けられ、前記第1の透明なクサビと前記第2の透明
なクサビとは前記光軸を中心として個別に回転可能であ
り、前記第1の透明なクサビと前記第2の透明なクサビ
が回転することにより、前記光源からの光束の前記オプ
ティカルインテグレータへの入射位置を変えることを特
徴とする。
らの光束を用いて光源像を形成する楕円ミラーと、入射
光を用いて多光束を形成するオプティカルインテグレー
タと、前記光源像を前記オプティカルインテグレータの
入射面またはその近傍に再び結像する結像光学系とを有
し、前記多光束により被照明面を照明する照明装置にお
いて、前記結像光学系は、該結像光学系の光軸に沿って
前記光源側から順に、前記光源像が形成される位置もし
くはその近傍を前側焦点位置とする第1レンズ系、第1
の透明クサビ及び該第1の透明クサビと実質的にクサビ
角が等しい第2の透明クサビを有する第1光偏向部材、
該第1光偏向部材又はその近傍を前側焦点位置とし前記
オプティカルインテグレータの入射面またはその近傍を
後ろ側焦点位置とする第2レンズ系を備えており、前記
第1光偏向部材の近傍には、前記光源からの光束をリン
グ状の光束に変換して前記オプティカルインテグレータ
に照射するための円錐状の偏向面を有する第2光偏向部
材が光路中に挿脱可能に設けられ、前記第1の透明なク
サビと前記第2の透明なクサビとは前記光軸を中心とし
て個別に回転可能であり、前記第1の透明なクサビと前
記第2の透明なクサビが回転することにより、前記光源
からの光束の前記オプティカルインテグレータへの入射
位置を変えることを特徴とする。
かの照明装置によりマスクを照明し、該照明されたマス
クのパターンを投影光学系によりウエハ上に投影するこ
とを特徴としている。
の露光装置によりデバイスパターンでウエハを露光する
段階と、該露光したウエハを現像する段階とを含むこと
を特徴としている。
す図である。
射する高輝度の超高圧水銀灯で、水銀灯1の発光部1a
は楕円ミラ−2の第1焦点近傍にある。水銀灯1より発
した光は、楕円ミラ−2によって反射及び集光され、コ
−ルドミラ−3で反射された後、楕円ミラ−2の第2焦
点4の近傍に発光部1aの像(発光部像)1bを形成す
る。コ−ルドミラ−3は、ガラス基板上に赤外光を透過
させ紫外光を反射する多層膜を形成して成る。水銀灯1
は、光軸方向に動かすことができ、例えばオプティカル
インテグレ−タ10の光入射面10a上へ入射する光束
の量が最大になるように光軸方向に関する位置を調整で
きる。
結像系等の光学系であり、第2焦点4の近傍に形成した
発光部像1bをオプティカルインテグレ−タ10の光入
射面10a上またはその近くに再び結像している。レン
ズ系5の前側焦点位置は第2焦点4の近傍に形成した発
光部像1bの位置とほぼ一致している。レンズ系9(照
射光学系)は、ズ−ムレンズであり、結像系101の倍
率を変えることができる構成となっている。7は光学素
子の保持部材であり、円錐プリズムや多角錐プリズム等
の複数個の光学素子(第2光偏向部材)を光路中に切り
替えて配置できるように構成されている。レンズ系5
(受光光学系)は楕円ミラ−2の開口の位置と保持部材
7の位置とを光学的に略共役な位置関係にしている。図
2は保持部材7とそれに保持された複数個の光学素子6
a〜6fとを示しており、保持部材7は不図示のモータ
により中心を貫く回転軸回りに回転するターレット板で
あり、光学素子6aは円錐プリズム、光学素子6bは光
学素子6aよりも頂角が小さい円錐プリズム、光学素子
6cは四角錐プリズム、光学素子6dは光学素子6cよ
りも頂角が大きい四角錐プリズム、光学素子6eは8角
錐プリズム、光学素子6fは平行平面板(この部分は素
通しの開口でもいい。)である。
個の光束を形成する多光束形成部材であり、多数の微小
レンズを光軸に直交する平面に沿って2次元的に配列し
て成り、その光射出面10b近傍に2次光源10cを形
成する。オプティカルインテグレ−タ10の光入射面は
レンズ系9の後ろ側焦点位置にある。11は形状や大き
さが互いに異なる複数の開口部材を有する絞り部材であ
り、絞り部材11は光路中に挿入する開口部材を切り替
えられる機構を有している。複数の開口部材の開口形状
は、光学素子6a〜6fに対応しており、リング状、4
つ穴、8つの穴、一つ穴を含む。
はオプティカルインテグレ−タ10の光射出面10bか
らの光束を集光する。レンズ系14aとコリメ−タレン
ズ14bとを含む集光レンズ系14は、絞り部材11と
ミラ−13を介して、光射出面10bからの光束で、レ
チクルステ−ジ16に載置した被照射面であるレチクル
15をケ−ラ−照明する。
に描かれたパタ−ンをウエハ−チャック19に載置した
ウエハ−18の感光面上に縮小投影している。20は、
XYステ−ジであり、ウエハ−チャック19をその上に
載置している。オプティカルインテグレ−タ10の光射
出面10b近傍の2次光源10cは集光レンズ14によ
り投影光学系17の瞳17a近傍に結像している。
れた微細パタ−ンの方向性及び解像線幅等に応じて光学
素子保持部材7を回転して複数個の光学素子6a〜6f
の内の所望の光学素子を光路中に挿入すると共に必要に
応じて結像系101の倍率を変えることにより、図5
(A),(B),(C)に示すように、オプティカルイ
ンテグレ−タ10の光入射面10a上の光強度分布を変
更して2次光源の光強度分布(照明方法)を変更してい
る。図5の斜線の部分は光強度が強い領域である。
7の近傍に光軸調整装置21(第1光偏向部材)を設け
たことである。光軸調整装置21は実質的に同じクサビ
角を持つ2枚のクサビガラス21a,21bを備えてお
り、2枚のクサビガラス21a,21bは双方とも光軸
に垂直な第1面と光軸に対して傾いた第2面とを有す
る。クサビ角は第1面と第2面とが成す角度を言う。光
軸調整装置21は、クサビガラス21a,21bの各々
を、不図示の駆動装置により個別に光軸を回転軸として
回転させ、各々の光軸回りの回転角を調整する。この調
整により光軸調整装置21を通過する光束全体を所望の
方向にある角度偏向でき、光束全体のオプティカルイン
テグレ−タ10の光入射面10a上のへの入射位置を変
え、光入射面10a上の光強度分布全体を動かすことが
できる。
ルインテグレ−タ10に入射する光束全体(光強度分布
全体)の位置を変えると、被照射面であるレチクル15
やウエハ18上での照度分布が変わる。本実施例ではこ
のことを利用し、ウエハ18上での照度むらが最小にな
るようにクサビガラス21a,21bの回転角度を調整
するようにしている。
図である。図3(A)は、光路中に平行平面板6fが挿
入されており、2枚のクサビガラス21a,21bを互
いにクサビ角を相殺する位置に設定した場合を示す図、
図3(B)は図3(A)の状態からクサビガラス21b
をある角度だけ回転した場合を示す図である。図3
(A)、(B)の右側にある図はオプティカルインテグ
レ−タ10の光入射面10aでの光強度を模式的に示す
もので、この図面から、クサビガラス21a,21bの
各々を適当な角度回転し光束全体を所望の方向にある角
度偏向することにより、オプティカルインテグレ−タ1
0の光入射面10aにおける光強度分布を光軸(中心)
に対して偏心することができることが分かる。これはレ
ンズ系9へ入射する光束全体の入射角度を変えると、光
束全体のオプティカルインテグレ−タ10の光入射面1
0aに入射する位置が変わるからである。
らの調整手順の一例を示す。 1.照明方法を決定する。 2.決定した照明方法に最適なように光学系を変更す
る。光学素子(6a〜6f)の選択。結像系101の倍
率の設定(レンズ系9のズ−ム位置の決定)。絞り11
の選択(開口形状、大きさの選択)。水銀灯1の光軸方
向への位置の変更。etc 3.レチクル15をステージ16から外し、XYステ−
ジ20上にある不図示の照度むら測定器により投影光学
系17の像面での照度分布を測定する。 4.測定した照度分布より、照度むらが最小になるクサ
ビガラス21a,21bの回転角を算出し、不図示の駆
動装置によりクサビガラス21a,21bをそれぞれ指
定位置に回転させる。
面が位置する所の物体面でもいい。
え毎に照度分布を測定し、測定結果によりクサビガラス
21a,21bの回転角を算出することになるが、あら
かじめ実験により各照明方法におけるクサビガラス21
a,21bの回転角を求めてメモリに記憶しておき、照
明方法切り替え時にクサビガラス21a,21bを自動
的に所定角度回転しても良い。
a,21bの指定回転角度を持たずに、使用する全照明
方法において、照度むらが平均的によくなる回転角度を
求め、その角度にクサビガラス21a,21bを固定し
ておいてもよい。
を持った2枚のクサビガラスにより構成させているが、
3枚以上のクサビガラスにより構成しても良い。この場
合は最もクサビ角が大きいクサビガラスのクサビ角が他
の2枚以上のクサビガラスのクサビ角の合計以下である
必要がある。
学素子6a〜6fより光源側に配置しているが、光軸調
整装置21を光学素子6a〜6fよりオプティカルイン
テグレ−タ10側に配置してもよい。要は、オプティカ
ルインテグレ−タ10の光入射面10aへの入射角度を
あまり変えずに入射位置を変えることができる場所に配
置すれば良いのである。
にクサビガラスにより被照射面での照度むらが最小にな
るように調整しているが、必ずしもそのかぎりではな
く、例えば、光学系の経時変化(レンズやミラーのコ−
ティングの特性変化やランプのア−クの輝度分布変化)
により照度むらが発生した時に自動的に調整するように
してもよい。
の数を6種類として説明しているが、この数には限定さ
れない。光学素子が無い場合にも本発明は適用出来る。
たデバイスの製造方法の一実施例を説明する。
チップ、磁気ヘッドや液晶パネルやCCD)の製造フロ
−を示す。ステップ1(回路設計)では半導体デバイス
の回路設計を行なう。ステップ2(マスク製作)では設
計した回路パタ−ンを形成したマスク(レチクル15)
を製作する。一方、ステップ3(ウエハ−製造)ではシ
リコン等の材料を用いてウエハ−(ウエハ−18)を製
造する。ステップ4(ウエハ−プロセス)は前工程と呼
ばれ、上記用意したマスクとウエハ−とを用いて、リソ
グラフィ−技術によってウエハ−上に実際の回路を形成
する。次のステップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、
ステップ4よって作成されたウエハ−を用いてチップ化
する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボン
ディング)、パッケ−ジング工程(チップ封入)等の工
程を含む。ステップ6(検査)ではステップ5で作成さ
れた半導体装置の動作確認テスト、耐久性テスト等の検
査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイスが完成
し、これが出荷(ステップ7)される。図8は上記ウエ
ハ−プロセスの詳細なフロ−を示す。ステップ11(酸
化)ではウエハ−(ウエハ−18)の表面を酸化させ
る。ステップ12(CVD)ではウエハ−の表面に絶縁
膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウエハ−
上に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオ
ン打ち込み)ではウエハ−にイオンを打ち込む。ステッ
プ15(レジスト処理)ではウエハ−にレジスト(感
材)を塗布する。ステップ16(露光)では上記投影露
光装置によってマスク(レチクル15)の回路パタ−ン
の像でウエハ−を露光する。ステップ17(現像)では
露光したウエハ−を現像する。ステップ18(エッチン
グ)では現像したレジスト以外の部分を削り取る。ステ
ップ19(レジスト剥離)ではエッチングが済んで不要
となったレジストを取り除く。これらステップを繰り返
し行なうことによりウエハ−上に回路パタ−ンが形成さ
れる。
しかった高集積度のデバイスを製造することが可能にな
る。
光装置に適用すれば、レチクル面上の電子回路パタ−ン
をウエハ−面上に高精度で投影することができる。
る。
る。
を示す説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 光源からの光束を用いて光源像を形成す
る楕円ミラーと、入射光を用いて多光束を形成するオプ
ティカルインテグレータと、前記光源像を前記オプティ
カルインテグレータの入射面またはその近傍に再び結像
する結像光学系とを有し、前記多光束により被照明面を
照明する照明装置において、 前記結像光学系は、該結像光学系の光軸に沿って前記光
源側から順に、前記光源像が形成される位置もしくはそ
の近傍を前側焦点位置とする第1レンズ系、第1の透明
クサビ及び該第1の透明クサビと実質的にクサビ角が等
しい第2の透明クサビを有する第1光偏向部材、該第1
光偏向部材又はその近傍を前側焦点位置とし前記オプテ
ィカルインテグレータの入射面またはその近傍を後ろ側
焦点位置とする第2レンズ系を備えており、 前記第1光偏向部材の近傍には、 前記光源からの光束を
複数個の光束に分割し、前記複数個の光束を互いに異な
る方向に偏向することで前記複数の光束を前記オプティ
カルインテグレータの互いに異なる位置に入射させる第
2光偏向部材が光路中に挿脱可能に設けられ、 前記第1の透明なクサビと前記第2の透明なクサビとは
前記光軸を中心として個別に回転可能であり、 前記第1の透明なクサビと前記第2の透明なクサビが回
転することにより、前記光源からの光束の前記オプティ
カルインテグレータへの入射位置を変える ことを特徴と
する照明装置。 - 【請求項2】 光源からの光束を用いて光源像を形成す
る楕円ミラーと、入射光を用いて多光束を形成するオプ
ティカルインテグレータと、前記光源像を前記オプティ
カルインテグレータの入射面またはその近傍に再び結像
する結像光学系とを有し、前記多光束により被照明面を
照明する照明装置において、 前記結像光学系は、該結像光学系の光軸に沿って前記光
源側から順に、前記光源像が形成される位置もしくはそ
の近傍を前側焦点位置とする第1レンズ系、第1の透明
クサビ及び該第1の透明クサビと実質的にクサビ角が等
しい第2の透明クサビを有する第1光偏向部材、該第1
光偏向部材又はその近傍を前側焦点位置とし前記オプテ
ィカルインテグレータの入射面またはその近傍を後ろ側
焦点位置とする第2レンズ系を備えており、 前記第1光偏向部材の近傍には、 前記光源からの光束を
リング状の光束に変換して前記オプティカルインテグレ
ータに照射するための円錐状の偏向面を有する第2光偏
向部材が光路中に挿脱可能に設けられ、 前記第1の透明なクサビと前記第2の透明なクサビとは
前記光軸を中心として個別に回転可能であり、 前記第1の透明なクサビと前記第2の透明なクサビが回
転することにより、前記光源からの光束の前記オプティ
カルインテグレータへの入射位置を変える ことを特徴と
する照明装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の照明装置によりマ
スクを照明し、該照明されたマスクのパターンを投影光
学系によりウエハ上に投影することを特徴とする露光装
置。 - 【請求項4】 請求項3記載の露光装置によりデバイス
パターンでウエハを露光する段階と、該露光したウエハ
を現像する段階とを含むことを特徴とするデバイス製造
方法。
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