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JP3507347B2 - 腐植土抽出物質含有水性液 - Google Patents

腐植土抽出物質含有水性液

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Publication number
JP3507347B2
JP3507347B2 JP30884098A JP30884098A JP3507347B2 JP 3507347 B2 JP3507347 B2 JP 3507347B2 JP 30884098 A JP30884098 A JP 30884098A JP 30884098 A JP30884098 A JP 30884098A JP 3507347 B2 JP3507347 B2 JP 3507347B2
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extract
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aqueous liquid
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明 坂下
雅典 坂下
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日本フミン化学株式会社
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Publication date
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  • Fats And Perfumes (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、腐植土抽出物質含
有水性液に関する。さらに詳しくは、抗菌・殺菌作用、
ウイルス不活性化作用、抗酸化作用、防腐食作用、体内
浄化作用、脂肪分解作用、アルコール分解作用、界面活
性作用、コレステロール分解作用などを有する腐植土抽
出物質含有水性液に関する。
【0002】
【従来の技術】腐植土は、通常、500万年以上前に海
草、植物、藻類、魚介類、そのほか無機質類などが海
底、湖や沼などの底に堆積した堆積物が嫌気性微生物な
どにより分解、合成、有機化を受けたものであり、たと
えば地下約20mに約10mの層として存在している。
【0003】腐植土からの抽出物を利用したものとし
て、特公昭62−3806号公報に、腐植土中のフミン
酸を水で抽出して得たフミン酸水溶液を加熱殺菌すると
ともに、0.6μmのフィルターにより濾過し、濃度調
整およびpH2.0〜5.0に調整したフミン酸水溶液
を食品保存用殺菌剤として用いることが記載されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記公報に記載のフミ
ン酸水溶液の製造においては加熱殺菌を行なっているた
め、フミン酸水溶液の特性が変化する。つまり腐植土
は、アミノ酸、ビタミン類、タンパク質、酵素、ミネラ
ルなど多くの成分で構成されているが、加熱により、ア
ミノ酸、タンパク質が変質し、フミン物質も変質、変性
などすることは容易に推測できる。それゆえ、前記フミ
ン酸水溶液の場合、本来の腐植土が持つ好ましい性質が
どこまで保持されているか問題がある。
【0005】したがって、加熱処理を行なったこのフミ
ン酸水溶液では、加熱処理によりあまり変化をうけない
ミネラル成分および2.0〜5.0というpH値により
殺菌作用が奏されているが、ミネラル成分以外のアミノ
酸、タンパク質、ビタミンなどによる効果(たとえば、
皮膚の新陳代謝活性化作用など)は期待できず、すぐれ
た防腐食作用、重金属・有害化学物質溶解作用、コレス
テロール分解作用は有していない。
【0006】また、熱処理しているにもかかわらず、2
〜3カ月間保存しただけで褐変するなど、保存安定性が
すぐれていない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、腐植土が本来
有する好ましい性質(たとえば抗菌・殺菌作用などの種
々の有用な作用)を保持し、かつ簡便な方法で腐植土抽
出物質含有水性液を提供するためになされたものであ
り、採取した径が5〜50cm程度の塊状の腐植土を、
腐植土と混ざらないものの上で天日で半年〜1年乾燥さ
せる粗乾燥およびビニールハウス内で1〜2ヵ月乾燥さ
せる精密乾燥の2段階の乾燥工程をへて得られた腐植土
に、水を加えて抽出を行ない、得られた抽出液を0.1
〜0.2μmのフィルターを用いて濾過することにより
得られた、pHが2.50〜2.99の加熱殺菌してい
ない濾液からなる腐植土抽出物質含有水性液(請求項
1)、および抽出における腐植土と水との割合が1:3
〜1:5(重量/容量比)である請求項1記載の腐植土
抽出物質含有水性液(請求項2)に関する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に用いる腐植土は、いずれ
から採取したものをも用いることができるが、とりわけ
長崎県北高来郡森山町唐比西名で採取した腐植土が好ま
しい。
【0009】採取した腐植土は水分を含んでおり、水田
からとった土のようにべとついたものであり、粗乾燥お
よび精密乾燥の2段階の乾燥工程をへてから抽出工程に
供される。乾燥工程は、腐植土を乾燥させて細分化する
とともに、好気性微生物のはたらきを活性化させて嫌気
性菌のはたらきを抑制し、太陽熱殺菌を行なうと同時
に、紫外線等吸収(光合成)によってアミノ酸、ビタミ
ン、酵素などを活性化(熟成)するなどすると考えられ
る。これにより抗酸化作用、防腐食作用などの有益な作
用が奏されると考えられる。乾燥工程を2段階で行なう
ことにより構成成分の均一化と腐植土以外の泥土の除
去、抽出時のpHのばらつきの少ない安定した腐食土抽
出物質含有水性液の取得を行なうことができる。前記粗
乾燥は、まず採取した径が5〜50cm程度の塊状の腐
植土をコンクリートなどの腐植土と混ざらないもののう
えで雨ざらし、日ざらしの状態(天日)で半年〜1年間
乾燥させることにより行なわれる。この間、適宜腐植土
をひっくりかえして全体によく天日があたるようにする
のが好ましい。この工程により腐植土は乾燥した塊状物
になる。ついで、ビニールハウス内でさらに乾燥させる
(精密乾燥)。この乾燥は最短では1ヵ月間、通常1.
5〜2ヵ月間行なわれる。これにより塊状物の乾燥がさ
らにすすみ、塊状のものは耕運機などでさらに粉砕し
て、砂状のさらさらにしたものにする。本発明でいう
「腐植土」とは、前述した工程をへて得られる乾燥し、
粉砕された腐植土のことである。かかる腐植土は、たと
えばカラコ産業(株)からFCM粉の商品名で袋詰した
ものが市販されており、入手することができる。
【0010】得られた腐植土の性質の一例を表1に示
す。
【0011】
【表1】
【0012】本発明の腐植土抽出物質含有水性液は、前
記腐植土を水で抽出したものである。前記抽出に用いる
水はどのような水でもよく、たとえば地下水、井戸水、
水道水、精製水、蒸留水などを用いることができる。と
りわけ、低pHの抽出液を得るにはミネラル成分が多い
水が好ましいことや塩素系消毒剤を含まない点から、ミ
ネラルを含有している地下水や井戸水が好ましい。
【0013】抽出は、腐植土と水とを撹拌することによ
り行なうことができる。抽出時の温度は通常常温であ
る。撹拌時間は通常1〜3時間、好ましくは2〜3時間
である。
【0014】腐植土と用いる水との好ましい割合は、
1:1〜1:5、さらには1:3〜1:5、とくには
1:5(重量/容量比)である。水の量が前記範囲より
少ないと、使用した腐植土に対する抽出液の収量が少な
くなり、また、少なくした場合でも得られるpHはある
程度の値よりは低くならないので無意味である。一方、
水の量が前記範囲より多いと、得られる抽出液のpHが
2.99より高くなり、菌やウイルスの種類によって
は、殺菌、滅菌、抗ウイルス効果などが充分でなくな
り、用途が制限される場合が生じる。ただし、得られた
抽出液のpHが高い場合や、pHの低い抽出液を希釈し
てpHの高い液にした場合でも、高いpHでもよい用途
には使用することができる。この場合でも、特公昭62
−3806号公報に記載されているフミン酸水溶液で同
じpHのものよりも広い用途に使用することができる。
【0015】撹拌終了後、2〜4週間、好ましくは約3
週間静置して浮遊微粒子を沈降させたのち、上澄液をデ
カンテーション、吸引、50〜100μmのバッグフィ
ルターによる予備濾過などの濾過工程に通常用いられる
分離方法により分離する。上澄液と腐植土層との界面か
ら5〜10cm上に吸引口がくるようにし、吸引する場
合には、腐植土層を吸引することなく上澄液を高い収率
で吸引することができる。
【0016】つぎに抽出液を0.3μm以下のフィルタ
ーを用いて濾過する。この濾過を行なうことにより、雑
菌の除去、浮遊物、懸濁物または経時に沈殿を起こす不
溶性物質の排除を行なうことができ、飲料に適した透明
な清水を得ることができる。0.3μmより大きい孔径
のフィルターでは前記のごとき抽出液を得ることができ
ない。
【0017】用いるフィルターの孔径は0.3μm以
下、好ましくは0.2μm以下(本発明では0.2μm
以下)であり、下限は0.1μmである。フィルターの
濾材は、濾液に影響を与えないかぎり制限されないが、
具体的には、ナイロン、ポリプロピレン、ポリビニリデ
ンフルオライドなどがあげられる。これらのなかでもポ
リビニリデンフルオライドが好ましい。
【0018】濾過は、加圧下、減圧下のいずれで行なう
こともできるが、一般的には加圧下で行なう。その方法
は、たとえば、前記材質のメンブレンフィルターのカー
トリッジをハウジングにセットし、これを加圧タンクに
接続して2kg/cm2以下の圧力で圧送して行なう。
この濾過を行なう前に、予備濾過を行なうことは、濾過
の効率向上、濾過装置の負担軽減などの観点から好まし
い。実際には50〜100μmのバッグフィルターで濾
過すれば充分である。
【0019】得られた濾液は、好ましくはpH2.50
〜2.99、さらにはpH2.85〜2.95、とくに
はpH2.9である。pHが2.50未満のものは通常
は得られず、2.99をこえる場合には、菌やウイルス
の種類によっては殺菌、滅菌抗ウイルス効果などが充分
でなくなる場合が生じ、防腐食効果の低下、抗酸化力の
低下などがおこる。前記範囲より低いpHの濾液を、酸
(たとえば塩酸)を添加する、加熱するなど抽出液を変
質させる以外の手段で得ることは困難である。たとえば
高いpHのものを酸(たとえば塩酸)を添加するなどし
てpHを下げても、何もせずに同じpHのものと比較し
たとき、性能が劣る。
【0020】前述のようにして得られた本発明の腐植土
抽出物質含有水性液には、フミン酸をはじめ、フルボ
酸、ヒューミンなどの腐植土を構成する物質、リパーゼ
などの脂肪分解酵素、アルコールデヒドロゲナーゼなど
のアルコール分解酵素などの酵素、タンパク質、アミノ
酸、脂肪酸、有機酸、ビタミン、ミネラル、還元物質な
どが含有されている。
【0021】フミン酸は腐植酸ともいわれ、土壌中の有
機質および石炭質の大部分を形成している成分である。
フミン酸の化学構造は不明であるが、多価フェノール形
の芳香族化合物と含チッ素化合物との縮合物であり、フ
ェノール性水酸基およびカルボキシル基を有する。ただ
フミン酸は、腐植の進行度の相違により分子量や構成成
分が大きく変化するので決定的な判断は下せないが、5
0〜55%がアミノ酸、ヘキソサミン、多環芳香族、酸
素含有官能基を有する化合物からなり、残りは化学構造
が未知で二重結合の多い化合物と考えられる。
【0022】本発明の腐植土抽出物質含有水性液は、前
記のものを含有しているため、抗菌・殺菌作用、ウイル
ス不活性化作用、抗酸化作用、防腐食作用、体内浄化作
用、脂肪分解作用、アルコール分解作用、界面活性作
用、コレステロール分解作用などのほか、活性酸素不活
性化作用、重金属溶解作用、有害化学物質溶解・中和能
を有する。
【0023】これらの作用は、微生物により合成された
酵素類、さらには死滅した微生物が分解する酵素により
得られるものや、最初に腐植を形成するイネ科の植物遺
体から微生物により合成されたアミノ酸、タンパク質、
ビタミン、酵素と、火成岩の侵触などで堆積したマグネ
シウム、カルシウム、ナトリウム、カリウム、アルミニ
ウムなどのミネラルとが相互に影響して得られるもので
ある。とりわけ、ミネラルとしては特にアルミニウム、
マグネシウム、ナトリウム、カルシウムなどのイオンが
大量に含まれており、イオン交換を行なった後ではpH
値が上昇することから本発明の腐植土抽出物質含有水性
液の殺菌機序は腐植酸が示す低pHとミネラルに影響す
るところが大きいと考える。
【0024】本発明の腐植土抽出物質含有水性液は、原
液のまま用いることもできるが、目的とする用途に応じ
て適宜希釈して用いることもできる。飲用する場合は、
希釈せずにそのまま飲むこともできるが、2〜500倍
に希釈して飲むこともできる。
【0025】本発明の腐植土抽出物質含有水性液を飲用
する場合には、さらに陽イオン交換樹脂に通して、アル
ミニウムイオンを除去するのが好ましい。このとき他の
陽イオンも除去される。
【0026】本発明の腐植土抽出物質含有水性液を原液
のまま、たとえば以下に示すような用法で用いることが
できる。
【0027】抗菌剤・殺菌剤として用いる場合、たとえ
ば、食堂などの入口の手洗場などに本発明の腐植土抽出
物質含有水性液を入れた手洗用石鹸タンクを設け、手洗
を行なえば手指の殺菌を行なうことができる。また、ス
プレー式容器に本発明の腐植土抽出物質含有水性液を入
れて食器、調理器具、手指などに噴霧すれば殺菌を行な
うことができる。生鮮食料品を調理前に洗浄殺菌するこ
とは食中毒の予防や衛生上有効であるし、食品の鮮度向
上につながる。また適度に希釈した水溶液でうがいをす
れば、口内炎、歯槽膿漏、インフルエンザ、風邪などに
有効である。化粧品に用いれば、ニキビ、アトピー肌、
肌荒れに効果がある。対象としうる菌としては、大腸
菌、黄色ブドウ球菌、緑膿菌、レジオネラ菌、サルモネ
ラ菌、腸炎ビブリオ、その他種々のグラム陽性菌および
グラム陰性菌、真菌などがあげられる。
【0028】ウイルス不活性化剤として用いる場合、た
とえばヘルペスウイルス、インフルエンザウイルスに対
する場合、原液〜2倍希釈のもので、うがいなどを行な
えば感染防止につながるし、エイズウイルスなどは飲用
や局所洗浄などを行なうことにより、感染防止や予防に
つながる。
【0029】抗酸化剤として用いる場合、たとえば食品
類、飲料水、ドリンク剤へ酸化防止、腐敗防止などの目
的で添加する場合、安全に商品寿命の延長を見込むこと
ができる。また、化粧品分野で使用する場合には、配合
基剤(とくに油性基剤)の酸化変敗防止が可能である。
その他の工業用としては、錆の発生しやすい個所の洗浄
および潤滑水として利用することができる。
【0030】防腐食剤として用いる場合、食料品、飲料
水、ドリンク剤に添加すると、酸化防止効果とともに防
腐食効果が得られる。バクテリア、カビ、細菌類は低p
H領域では生存が不可能であるため、それらの発生をく
い止めることができる。化粧品に使用すると、天然防腐
食剤として作用し、パラベンその他のかわりに使用する
ことができる。
【0031】脂肪分解剤として用いる場合、リパーゼに
代表される脂肪分解酵素が含有されているので、体脂肪
の軽減や脂肪肝、高脂血症など過剰摂取した脂肪の燃焼
分解を促進することができると考えられる。とくに油分
を取り過ぎたのちに飲用するのが、望ましい。
【0032】アルコール分解剤として用いる場合、アル
コールデヒドロゲナーゼなどのアルコール分解酵素が含
有されているので、飲酒後に10倍希釈くらいで飲用す
れば摂取したアルコールを速やかに分解することがで
き、二日酔いを防止することができると考えられる。ま
た弱った肝機能を正常化できることも考えられる。
【0033】界面活性剤として用いる場合、本発明の腐
植土抽出物質含有水性液に含有される成分は天然に存在
する物質のみであるため、環境ホルモン様作用を有する
点で問題にされている界面活性剤の代用品となる。ま
た、化粧品に使用すると、現在乳液、クリームなどの製
造に使われている陽イオン系界面活性剤、陰イオン系界
面活性剤、非イオン系界面活性剤の使用量の削減や代用
となる。さらには、醤油などが付着してできたシミに、
たとえば原液のままシミ抜きとして用いることができ
る。
【0034】コレステロール分解剤として用いる場合、
本発明の腐植土抽出物質含有水性液に脂肪酸、有機酸、
リパーゼなどの酵素などが含有されているので、適宜希
釈して飲用すれば、直接肝臓に作用してそのはたらきを
高め、コレステロールを燃焼・分解することができると
考えられる。血中コレステロールなどが分解されれば、
血液の粘度が低くなり、血液の流れがよくなるなど血液
凝固防止に利用できると考えられる。
【0035】ウレアーゼ酵素活性は神経痛、リウマチ、
痛風などにみられる尿酸値の低下促進を行なうため、そ
れらに共通の痛みを和らげる作用があり、10ccくらい
を水100ccと混合して飲用することにより痛みの解消
など改善につながる。
【0036】活性酸素不活性化剤として用いる場合、本
発明の腐植土抽出物質含有水性液に含有される還元物質
は人体の老化を進行させる原因となる活性酸素を不活性
化するため、適宜希釈して飲用することにより体内の酸
化、いわゆる老化を防ぐことができる。
【0037】さらに本発明の腐植土抽出物質含有水性液
は、そのほか以下にあげる種々の産業において用いるこ
とができる。
【0038】化粧品産業において用いた場合は、たとえ
ば、保湿効果を有する化粧品、ニキビ、吹き出物および
炎症の抑制作用を有する化粧品、新陳代謝の活性化を目
的とした化粧品、抗酸化力に優れた化粧品、それ自体を
天然界面活性剤および(または)天然防腐食剤として利
用した化粧品、無添加・無香料かつ無着色の化粧品、化
粧品原材料が無毒化もしくは緩和された化粧品、皮膚刺
激性のない化粧品、分泌物を調節することを目的とした
デオドラント効果を有する化粧品またはエチケット商
品、頭皮の老化防止作用を有するシャンプー、リンス、
トリートメント、増毛剤もしくは育毛剤、天然ミネラル
配合化粧品、低pHの弱酸性化粧品などを製造すること
ができる。
【0039】また、食品産業において用いた場合は、生
鮮食品の殺菌、滅菌および鮮度保持、食品機器の洗浄、
殺菌および滅菌、一般食品の酸化防止、抗酸化食品の無
添加化、食品添加物の無害化と緩和、食品保存期間の延
長、食品の変敗および変質の防止、微生物利用商品の効
果の安定化と増進、製造工場内の殺菌および滅菌、商品
への添加による味覚の向上などの効果が奏される。
【0040】また医療分野において用いた場合は、院内
感染の防止、器具の洗浄および消毒、口腔の洗浄、それ
に供う口臭の減少、入院患者の床ずれ予防および寝たき
り患者の衛生管理、手指の消毒殺菌、膀胱洗浄、肛内洗
浄、手術室や無菌室の洗浄、医療従事者の衣服、帽子お
よび靴の殺菌などの効果が奏される。
【0041】また農業において用いた場合は、有機栽培
における消毒殺菌、作物の発芽、発根および発育の促
進、土壌の改良、病害虫および病害菌に対する抵抗力の
増強、生産性の向上、肥料コストの削減、栄養価の高い
作物の育成、化学肥料や農薬に含まれる有害物質の分解
や中和などの効果が奏される。
【0042】また水産業および養殖業において用いた場
合は、水産物の鮮度保持および向上、肉質の向上、耐病
性の向上、成長の促進、色艶の改良、微量栄養素の補給
などの効果が奏される。畜産業では、肉質の向上、耐病
性の向上、糞尿臭の低減などがみられる。
【0043】そのほか、学校、幼稚園および保育所など
の人の出入りの多い場所での感染予防に手洗い水、うが
い水として、調理場の殺菌・滅菌処理水として、あるい
は室内の殺菌、滅菌および浄化の目的で、貯水槽の水質
保持、防腐食および殺菌の目的で、産業廃棄物処理の目
的で、ヘドロ、ダイオキシンおよびPCB分解の目的
で、用いることができる。
【0044】前述したように、本発明の腐植土抽出物質
含有水性液は、希釈して食品産業、医療関連産業、化粧
品産業、農業工業分野あるいは各家庭において用いるこ
ともできる。たとえば、10倍に希釈した場合、pHは
3.65となるが、ウイルス以外の一般雑菌や食中毒の
原因となるような菌のほとんどに効果を示すため、ウイ
ルス以外への使用では原液(たとえばpH2.9)とほ
ぼ同等の効果がある。また、100倍に希釈した場合、
pHは4.35となるが、その場合では、滅菌効果にお
いてはバラつきが発生し、有効範囲が狭くなるが、それ
でも黄色ブドウ球菌などは100%殺菌できることから
使用目的に応じた希釈が望ましい。また、500倍に希
釈した場合、pHは4.68となるが、この場合は、滅
菌効果というより殺菌、消毒の目的で使用する方が望ま
しい。各家庭での使用や化粧品産業ではこの希釈倍率で
も応用は広い。そのほか、たとえば10〜50倍に希釈
したものを赤ちゃんの尻の清拭に用いれば、かぶれ防
止、尻の消毒などを行なうことができる。
【0045】
【実施例】以下に実施例をあげて本発明の腐植土抽出物
質含有水性液をさらに詳細に説明するが、本発明はこれ
らに限定されるものではない。
【0046】実施例1 長崎県北高来郡森山町唐比西名の湿地帯から腐植土を採
取した。採取した腐植土を約1年間コンクリート上で天
日にあてて乾燥させた。ついで1.5ヵ月間ビニールハ
ウス内でさらに乾燥させた。得られた腐植土を粉砕し
て、粒径約0.01〜0.5mmの粒子にした。
【0047】得られた腐植土約140kgを1t槽(ポ
リエチレン製)に入れ(1t槽に入れたときの容量が約
0.6m3)、水(阿蘇山麓で採取したミネラル水)7
00リットルを加えた。これを竹ベラを用いて約2時間
常温で撹拌し、3週間静置して浮遊微粒子を沈降させた
のち、pH2.7の上澄液をポンプで吸引して取り出し
た。取り出した上澄液の量は約600kgであった。
【0048】得られた抽出液をバッフィルターで予備
濾過したのち、フィルター(孔径:0.2μm、商品
名:フィルターカートリッジ0.2μm MCY444
0NFPH4、日本ポール(株)製)で濾過し、pH
2.9の本発明の腐植土抽出物質含有水性液を得た。得
られた抽出液の性質を表2に示す。
【0049】
【表2】
【0050】得られた抽出液を常温で長期間(6〜12
カ月)保存してもほとんど変化はなかった。
【0051】比較例1 特公昭62-3806号公報記載のフミン酸水溶液(原液)を
常温で2〜3カ月間保存したところ、茶褐色に変色して
いた。このことから特公昭62-3806号公報記載のフミン
酸水溶液は長期保存に適しておらず、本発明の腐植土抽
出物質含有水性液の方が保存性にすぐれていることがわ
かる。
【0052】実験例1(抗酸化作用) 実施例1で得られた抽出液と精製水とを表3に示す混合
比で混合した液を調製した。その15mlにそれぞれF
eSO4・7H2Oを0.05g添加し、溶解させた(液
の色:無色)。これを50日間常温で放置したのち、液
の変化を観察した。結果を表3に示す。液Aと比べる
と、液Bの色は黄色であり、液Cおよび液Dの色がそれ
ぞれほぼ無色および無色であったことから、FeSO4
の酸化が防止されていることがわかる。
【0053】
【表3】
【0054】実験例2(防腐食作用) 実施例1で得られた抽出液そのまま(原液)、精製水で
10倍に希釈した液および50倍に希釈した液の3種の
液を準備した。3種の液をそれぞれ250mlとり、そ
れぞれに釘(長さ10cm、鉄製)を入れ、常温(25
℃)で放置し、0日、20日、40日後に液の特性を調
べた。pHはガラス電極法で測定し、酸化還元電位は白
金電極法で測定した。結果を表4に示す。
【0055】
【表4】
【0056】3例とも時間の経過とともにpHは上昇
し、酸化還元電位が低下しているが、原液、10倍希釈
液、50倍希釈液を比較すると、希釈倍率に比例して酸
化力が弱まることがわかる。すなわち、原液は鉄(無機
質)との反応では急速な酸化力低下を示したのち、還元
作用が生じることがわかる。
【0057】さらに各液を50日後まで放置したら、1
0倍希釈液、50倍希釈液で液の色が茶褐色になってい
たが、釘は認識することができ、原液では液の色は淡黄
土色であった。
【0058】比較例2 特公昭62-3806号公報記載のフミン酸水溶液(原液、p
H2.8)を用いて、実験例2と同様にして常温で30
日間放置したところ、はじめの3日間は腐食の進行は見
られなかったが、7日目ごろより水溶液全体が茶褐色に
なり、腐食の進行が早くなり、30日後には投入した釘
も外からは見えぬほどであった。このことから特公昭62
-3806号公報記載のフミン酸水溶液より本発明の腐植土
抽出物質含有水性液の方が防腐食作用がすぐれていると
いえる。
【0059】実験例3(防腐食作用) 水道水、家庭用イオン交換機器(商品名:トリムイオン
TI−7000、(株)日本トリム製)より採取した電
解酸化水および電解還元水(それぞれpH6.3および
pH8.2)、市販のアルカリ水(pH9.1、商品
名:青龍の水、(有)青龍製)、ならびに実施例1で得
られた抽出液を水道水で6倍および21倍に希釈した水
溶液が入ったバイヤル6本に、それぞれ押しピンおよび
クリップを入れて常温(25℃)で50日間放置して腐
食の程度を調べた。結果を表5に示す。
【0060】
【表5】
【0061】水道水や電解酸化水においては腐食進行が
著しく、また電解還元水においては、還元作用が殆ど見
られなかった。また市販のアルカリ水においてもやはり
腐食の進行を止めることは難しいと判断される。これら
と比較した場合、実施例1で得られた抽出液の希釈液を
用いた場合にはある程度の腐食がおこったのちでは、腐
食の進行が止まった。したがって防腐食効果がすぐれて
いることがわかる。
【0062】実験例4(抗菌・殺菌作用) 試験菌として大腸菌(Escherichia coli IFO 3972)お
よび黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus IFO 1273
2)を用いた。NA培地(標準寒天培地(栄研化学株式
会社製))で35℃、16〜24時間培養した試験菌を
NA培地に再度接種して35℃、16〜20時間培養し
た。この菌体を精製水に均一に分散させ、1mlあたり
の菌数が約107となるようにした菌液を調製した。
【0063】実施例1で得られた抽出液(原液)100
mlに、前記菌液1mlを添加後、25℃で保存し、2
4時間および48時間後の生菌数をSA培地(標準寒天
培地(栄研化学株式会社製))を用いた寒天平板培養法
(35℃、2日間培養)により測定した。また、対照と
して、リン酸緩衝液に菌液を接種したものについても同
様に試験した。結果を表6に示す。
【0064】
【表6】
【0065】大腸菌、黄色ブドウ球菌のいずれにおいて
も、生菌数が24時間後では殆ど0に近く、48時間後
では0であったことから、本抽出液は、殺菌効果がすぐ
れることがわかる。
【0066】実験例5(インビトロにおけるエイズウイ
ルス不活性化作用) エイズウイルス(HIV−1(IIIB株))およびウシ胎児
由来の血清を用いて血清濃度が10%となるようにウイ
ルス液を調製した。このウイルス液と、実施例1で得ら
れた抽出液、蒸留水および培養液(低分子の栄養物と平
衡塩類および緩衝系からなる基本培地にウシ血清を添加
したもの)とをそれぞれ等量ずつ混合し、3種の混合液
を得た。
【0067】前記混合液を室温(20℃)で放置し、0
分、30分および120分後にそれぞれ培養液で表7に
示す種々の希釈倍率に希釈した。得られた希釈液を用い
てMT−4細胞(HIVに感染しやすいウシ由来のリン
パ球細胞)にエイズウイルスを感染させたのち、4日目
に細胞を顕微鏡下で観察することにより混合液中の感染
性ウイルス量を定量した。
【0068】感染価は、ウイルスの力価(強さ)を生物
学的活性を指標として表したもので、通常感受性宿主に
感染して発症させうるウイルス液の最小量が単価であ
る。ここでは、混合液原液1mlあたりの感染単位(CC
ID50)の数で示す。CCID50はウイルス感染価の単位であ
り、1CCID50がほぼ1個の感染性粒子を表すと考えてよ
いものである。結果を表7に示す。
【0069】
【表7】
【0070】ウイルス液と抽出液との等量混合液では、
放置0分後からすでにウイルス感染価の低下が見られて
おり、30分後には98.6%のウイルスが不活性化さ
れ、さらに120分後では検出限界(1000CCID50
ml)以下にまで不活性化された。しかしながら、希釈
倍率20倍では、細胞の増殖に対し影響が見られたた
め、正確なウイルス増殖の判定は困難であった(表中*
**で示す)。
【0071】実験例6(コレステロール・脂肪分解作
用) やや肥満であるが健康な男性(血中コレステロール値3
00mg/dl以上、中性脂肪280mg/dl前後)5人に、
実施例1で得られた抽出液を10倍に希釈したもの(p
H3.65)を1日あたり300〜500ccの量で毎
日、1〜2カ月間飲用させた。試験期間後、被験者全員
においてコレステロール値が150〜170mg/dlにま
で低下しており、中性脂肪も約100mg/dlにまで低下
していた。一方、比較のために特公昭62-3806号公報記
載のフミン酸水溶液原液を10倍に希釈したもの(pH
3.65)を用いて同程度の症状の別の5人に対して同
様に試験したところ、コレステロール値は250〜30
0mg/dlであり、中性脂肪でも230〜250mg/dlで
あった。
【0072】本発明の腐植土抽出物質含有水性液は加熱
処理していないため、リパーゼを含有しており、このこ
とによりコレステロール・脂肪分解作用を有しているこ
とがわかる。一方、加熱処理したものでは、55℃以上
の熱によりアミノ酸やタンパク質が破壊され、リパーゼ
が活性を失ったため、コレステロール・脂肪分解作用は
有していなかった。
【0073】実験例7(神経痛、痛風、リウマチに対す
る作用) 関節痛、痛風、リウマチの男女(50〜65歳)6人
に、実施例1で得られた抽出液を10倍に希釈したもの
(pH3.65)を1日あたり500〜1000ccの量
で毎日、60日間飲用させた。飲用により、膝の関節の
痛みのため歩行が困難な状態が約8年間続いていた63
歳の男性は、最初の30〜45日間は変化がなかった
が、50日目を過ぎたころから痛みが解消しはじめ、そ
れ以後痛みが発生することはなく、日常歩行ができるよ
うになった。また、10年間痛風を患っており、スリッ
パも履けず歩けないほど痛みがあった56歳の女性は、
飲用4日後ですでに痛みがなくなり、7日後には歩行も
可能になり、その後痛みが再発することもなかった。リ
ウマチを患っていた女性は飲用4日後ですでに痛みがな
くなり、1週間後には歩行も可能になり、その後痛みが
再発することもなかった。リウマチの65歳の男性1人
だけが多少の痛みがとれた程度であったほかは、いずれ
においても全快であった。
【0074】一方、比較のために特公昭62−3806号公報
記載のフミン酸水溶液原液を10倍に希釈したもの(p
H3.6)を用いて同程度の症状の別の6人に対して同
様に試験したところ、1人の男性だけは1カ月後に多少
の痛みがとれたが、そのほかでは60日間飲用した後で
も飲用前と同様の症状であった。
【0075】このことから、本発明の腐植土抽出物質含
有水性液は、ウレアーゼ、リパーゼによる酵素活性が大
きく作用して、神経痛、リウマチ、痛風などに有効であ
ることがわかる。
【0076】使用例1(ボディソープの製造) 実施例1で得られた抽出液を市販のボディソープ(商品
名:ティアーズオブフローラ、(株)クロバー製)に5
〜6%の割合で配合し、弱酸性で防腐性のあるボディソ
ープを得た。
【0077】得られたボディソープを用いた場合、肌ざ
わりがマイルドであり、しっとり感が得られた。本発明
の腐植土抽出物質含有水性液を用いることにより防腐剤
を一切使用することなく、弱酸性製品を容易に製造する
ことができる。
【0078】使用例2(美容液の製造) 実施例1で得られた抽出液を市販の美容液(商品名:レ
ルマス、太陽製薬(株)製)に6%の割合で配合し、抽
出液含有美容液を得た。この美容液を18〜30才の敏
感肌、アトピー体質、アレルギー体質やニキビで化膿し
た肌に適用した場合、ニキビ肌、アレルギー肌、アトピ
ー肌特有の顔の赤みが消え、かゆみがなくなった。
【0079】使用例3(シャンプーの製造) 実施例1で得られた抽出液を市販のシャンプー(商品
名:ケンラマッドシャンプー、(株)コスメボーゼ製)
に5%の割合で配合し、弱酸性のシャンプーを得た。こ
れを用いてシャンプーした場合、髪にツヤが出る、髪に
ハリが出るなどの結果が得られた。
【0080】使用例4(ダイエット水の製造) 実施例1で得られた抽出液を、適宜2〜10倍に希釈し
ながら1日あたり30〜50ccを30日間飲用するこ
とにより1カ月に1〜2kgの体重の減少が見られた
(5例中4人)。しかし、抽出液の量が少ない場合(3
0cc未満)だと顕著な体重減少効果は見られなかっ
た。したがって、抽出液原液の量に比例してその効果が
現われると思われる。
【0081】
【発明の効果】本発明の腐植土抽出物質含有水性液は、
加熱殺菌することなく製造できるため、簡便に製造する
ことができる。また、腐植土に含有されているフミン酸
ほか、種々の酵素および有機物質が変性されずにそのま
ま水性液中に存在するので、抗菌・殺菌作用のみなら
ず、ウイルス不活性化作用、抗酸化作用、防腐食作用、
体内浄化作用、脂肪分解作用、アルコール分解作用、界
面活性作用、コレステロール分解作用などの有益な作用
を有する。なおかつ、本発明の腐植土抽出物質含有水性
液は保存安定性もすぐれたものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A61K 35/02 A61K 35/02 35/60 35/60 A61P 3/00 A61P 3/00 3/06 3/06 17/00 17/00 31/18 31/18 B01F 17/52 B01F 17/52 C09K 15/34 C09K 15/34 17/50 17/50 K C11B 5/00 C11B 5/00 C11D 3/38 C11D 3/38 7/40 7/40 C09K 101:00 C09K 101:00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 採取した径が5〜50cm程度の塊状の
    腐植土を、腐植土と混ざらないものの上で天日で半年〜
    1年乾燥させる粗乾燥およびビニールハウス内で1〜2
    ヵ月乾燥させる精密乾燥の2段階の乾燥工程をへて得ら
    れた腐植土に、水を加えて抽出を行ない、得られた抽出
    液を0.1〜0.2μmのフィルターを用いて濾過する
    ことにより得られた、pHが2.50〜2.99の加熱
    殺菌していない濾液からなる腐植土抽出物質含有水性
    液。
  2. 【請求項2】 抽出における腐植土と水との割合が1:
    3〜1:5(重量/容量比)である請求項1記載の腐植
    土抽出物質含有水性液。
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