JP3504450B2 - 弾性発泡体の製造方法および該方法により得られた弾性発泡体 - Google Patents
弾性発泡体の製造方法および該方法により得られた弾性発泡体Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家具、寝具等に用
いられるクッション材として適用可能であり、特に、自
動車や二輪車における乗物用シートや、ハンドル、ハン
ドルグリップ等のクッション材として有用な弾性発泡体
に関し、詳細には、軽量で、柔軟性、弾性回復力、衝撃
吸収力に優れ、しかも通気性を有する弾性発泡体に関す
るものである。
いられるクッション材として適用可能であり、特に、自
動車や二輪車における乗物用シートや、ハンドル、ハン
ドルグリップ等のクッション材として有用な弾性発泡体
に関し、詳細には、軽量で、柔軟性、弾性回復力、衝撃
吸収力に優れ、しかも通気性を有する弾性発泡体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】発泡材料は、軽量性、弾力性、吸音性、
断熱性等の性能に優れていることから、幅広い分野で使
用されており、その素材も、プラスチック、ゴム等の高
分子材料に限られず、金属、コンクリート等多岐に亘っ
ている。
断熱性等の性能に優れていることから、幅広い分野で使
用されており、その素材も、プラスチック、ゴム等の高
分子材料に限られず、金属、コンクリート等多岐に亘っ
ている。
【0003】高分子材料の弾性発泡体は、ポリスチレ
ン、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂、ポリウレタン、ユ
リア樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂といった熱硬
化性樹脂からなるものや、クロロプレン、イソプレン等
のゴムからなるものが知られている。
ン、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂、ポリウレタン、ユ
リア樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂といった熱硬
化性樹脂からなるものや、クロロプレン、イソプレン等
のゴムからなるものが知られている。
【0004】これらの発泡体は、製造(発泡)方法によ
って、得られる気泡の状態が決まり、独立気泡のみの発
泡体か連続気泡のみの発泡体となる。ところが、発泡体
の弾力性を利用して、これをクッション材として利用す
る場合、連続気泡のみの発泡体は、軽量で通気性がある
反面、振動や衝撃を吸収する能力に劣るという欠点があ
り、独立気泡のみの発泡体は、振動・衝撃吸収性に優れ
ているが、発泡剤を利用して発泡させることから気泡の
大きさおよび量に制限があるため軽量化に限界があり、
また人体に直接接触する部位に用いられると通気性がな
いため触感が悪いという問題があった。
って、得られる気泡の状態が決まり、独立気泡のみの発
泡体か連続気泡のみの発泡体となる。ところが、発泡体
の弾力性を利用して、これをクッション材として利用す
る場合、連続気泡のみの発泡体は、軽量で通気性がある
反面、振動や衝撃を吸収する能力に劣るという欠点があ
り、独立気泡のみの発泡体は、振動・衝撃吸収性に優れ
ているが、発泡剤を利用して発泡させることから気泡の
大きさおよび量に制限があるため軽量化に限界があり、
また人体に直接接触する部位に用いられると通気性がな
いため触感が悪いという問題があった。
【0005】また、独立気泡・連続気泡にかかわりな
く、発泡倍率を高めると、弾性力が増大してクッション
作用が向上するが、逆に発泡体の強度が低下してしま
い、充分な弾性回復力が得られないという問題があっ
た。
く、発泡倍率を高めると、弾性力が増大してクッション
作用が向上するが、逆に発泡体の強度が低下してしま
い、充分な弾性回復力が得られないという問題があっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明では、上
記従来の弾性発泡体が有する問題点を解決し、軽量で、
柔軟性、弾性回復力、衝撃吸収力に優れ、しかも通気性
を有する弾性発泡体を提供することを課題として掲げ
た。
記従来の弾性発泡体が有する問題点を解決し、軽量で、
柔軟性、弾性回復力、衝撃吸収力に優れ、しかも通気性
を有する弾性発泡体を提供することを課題として掲げ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の弾性発泡体は、
独立気泡と連続気泡を有し、見掛け比重が0.05〜
0.8であり、−100〜+100℃における一定周波
数0.1Hzでの貯蔵弾性率が0.17MPa以下で損
失正接(tanδ)が0.3以上であるところに要旨を
有するものである。上記独立気泡が微小中空粒子からな
るものであること、−100〜+100℃における一定
周波数0.1Hzでの貯蔵弾性率が0.014MPa以
上であることはいずれも本発明の好ましい実施態様であ
る。
独立気泡と連続気泡を有し、見掛け比重が0.05〜
0.8であり、−100〜+100℃における一定周波
数0.1Hzでの貯蔵弾性率が0.17MPa以下で損
失正接(tanδ)が0.3以上であるところに要旨を
有するものである。上記独立気泡が微小中空粒子からな
るものであること、−100〜+100℃における一定
周波数0.1Hzでの貯蔵弾性率が0.014MPa以
上であることはいずれも本発明の好ましい実施態様であ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明では、弾性発泡体が独立気
泡と連続気泡の両方を有する構成であるところに最大の
特徴を有する。連続気泡単独の発泡体では、外部から加
わったエネルギーを吸収する能力が弱いため、振動等を
吸収することができず、例えば乗物用シート等には不向
きである。一方、独立気泡単独では、通気性がなく、柔
軟性に劣り、軽量化に限度がある。
泡と連続気泡の両方を有する構成であるところに最大の
特徴を有する。連続気泡単独の発泡体では、外部から加
わったエネルギーを吸収する能力が弱いため、振動等を
吸収することができず、例えば乗物用シート等には不向
きである。一方、独立気泡単独では、通気性がなく、柔
軟性に劣り、軽量化に限度がある。
【0009】しかし、本発明の弾性発泡体は独立気泡と
連続気泡の両方を有していることから、連続気泡の存在
によって通気性、吸水性が確保でき、人体と接触する部
位に本発明の弾性発泡体を使用しても汗や水蒸気を通す
ため、ムレ等の不都合が起らない。また、独立気泡も存
在しているため、衝撃や変形を受けた時に外部から加わ
ったエネルギーの吸収能力および弾性回復力に優れてい
る。すなわち、独立気泡の圧縮(または拡張)変形によ
って、外部から加えられたエネルギーが独立気泡内部に
吸収されて外力と釣合いを取り、外力が取り除かれる
と、独立気泡は吸収していたエネルギーを連続気泡と独
立気泡のセルに伝達して元の形状に戻るので、優れた衝
撃吸収力と弾性回復力を示すのである。
連続気泡の両方を有していることから、連続気泡の存在
によって通気性、吸水性が確保でき、人体と接触する部
位に本発明の弾性発泡体を使用しても汗や水蒸気を通す
ため、ムレ等の不都合が起らない。また、独立気泡も存
在しているため、衝撃や変形を受けた時に外部から加わ
ったエネルギーの吸収能力および弾性回復力に優れてい
る。すなわち、独立気泡の圧縮(または拡張)変形によ
って、外部から加えられたエネルギーが独立気泡内部に
吸収されて外力と釣合いを取り、外力が取り除かれる
と、独立気泡は吸収していたエネルギーを連続気泡と独
立気泡のセルに伝達して元の形状に戻るので、優れた衝
撃吸収力と弾性回復力を示すのである。
【0010】本発明の弾性発泡体は、見掛け比重が0.
05〜0.8であることが必要である。見掛け比重が
0.05より小さいと、衝撃吸収力や弾性回復力に劣る
傾向があり、0.8を超えると軽量化の目的に反するた
めである。より好ましい見掛け比重の範囲は、0.05
〜0.6、さらに好ましくは0.08〜0.15であ
る。
05〜0.8であることが必要である。見掛け比重が
0.05より小さいと、衝撃吸収力や弾性回復力に劣る
傾向があり、0.8を超えると軽量化の目的に反するた
めである。より好ましい見掛け比重の範囲は、0.05
〜0.6、さらに好ましくは0.08〜0.15であ
る。
【0011】本発明の弾性発泡体は、上記見掛け比重の
条件と共に、下記動的粘弾性の条件を満足することも必
要である。 −100〜100℃における一定周波数0.1Hzで
の貯蔵弾性率が0.17MPa以下である。 −100〜100℃における一定周波数0.1Hzで
の損失正接(tanδ)が0.3以上である。
条件と共に、下記動的粘弾性の条件を満足することも必
要である。 −100〜100℃における一定周波数0.1Hzで
の貯蔵弾性率が0.17MPa以下である。 −100〜100℃における一定周波数0.1Hzで
の損失正接(tanδ)が0.3以上である。
【0012】すなわち周波数を0.1Hzに固定して温
度分散(−100〜100℃)を測定した時の最大貯蔵
弾性率が0.17MPa以下であり、tanδが0.3
以上でなければならない。なお、貯蔵弾性率の好ましい
下限値は、上記温度域において0.014MPaであ
る。この範囲外の弾性発泡体は、柔らかすぎて、衝撃吸
収力や弾性回復力が不充分となる。この範囲の弾性発泡
体であれば、変形を与えた時に戻ろうとする力を吸収す
る効果が発揮され、人体に接触する部位に使用する場合
に、形状が人体によくフィットする。また乗物用シート
等に使用すると、振動を効果的に吸収することができ
る。
度分散(−100〜100℃)を測定した時の最大貯蔵
弾性率が0.17MPa以下であり、tanδが0.3
以上でなければならない。なお、貯蔵弾性率の好ましい
下限値は、上記温度域において0.014MPaであ
る。この範囲外の弾性発泡体は、柔らかすぎて、衝撃吸
収力や弾性回復力が不充分となる。この範囲の弾性発泡
体であれば、変形を与えた時に戻ろうとする力を吸収す
る効果が発揮され、人体に接触する部位に使用する場合
に、形状が人体によくフィットする。また乗物用シート
等に使用すると、振動を効果的に吸収することができ
る。
【0013】なお本発明における動的粘弾性の各値は、
JIS K7198に基づいて測定を行ったものであ
る。試料形状は、試料毎に異なっているが、だいたい幅
5〜10mm、厚さ6〜8mmのものを用い、チャック
スパンは10mmとした。MPa(メガパスカル)は、
0.101972kgf/mm2 に等しい値である。
JIS K7198に基づいて測定を行ったものであ
る。試料形状は、試料毎に異なっているが、だいたい幅
5〜10mm、厚さ6〜8mmのものを用い、チャック
スパンは10mmとした。MPa(メガパスカル)は、
0.101972kgf/mm2 に等しい値である。
【0014】本願発明の弾性発泡体は、独立気泡と連続
気泡を有し、上記見掛け比重および動的粘弾性条件を満
足すれば、製法や素材は特に限定されないが、好ましい
例を以下に説明する。
気泡を有し、上記見掛け比重および動的粘弾性条件を満
足すれば、製法や素材は特に限定されないが、好ましい
例を以下に説明する。
【0015】製法については、連続気泡の発泡体を製造
する際に、独立気泡を形成することのできる微小中空粒
子を混入させる方法が最も簡便である。独立気泡のみの
発泡体を形成してから、プレス等によってセルを破り、
連続気泡にする方法も採用できるが、独立気泡と連続気
泡の数の調整が難しく、従って、前記した見掛け比重や
動的粘弾性の条件を満足させにくい。
する際に、独立気泡を形成することのできる微小中空粒
子を混入させる方法が最も簡便である。独立気泡のみの
発泡体を形成してから、プレス等によってセルを破り、
連続気泡にする方法も採用できるが、独立気泡と連続気
泡の数の調整が難しく、従って、前記した見掛け比重や
動的粘弾性の条件を満足させにくい。
【0016】連続気泡の発泡体を製造するには、ポリウ
レタン素材の場合は反応中に発生するCO2 を、必要に
応じて補助発泡剤(ハロゲン化炭化水素等)を利用する
とよい。
レタン素材の場合は反応中に発生するCO2 を、必要に
応じて補助発泡剤(ハロゲン化炭化水素等)を利用する
とよい。
【0017】ポリウレタン発泡体の製造に用いることの
できるポリオール成分としては、エチレングリコール、
プロピレングリコール、ハイドロキノン、ビスフェノー
ルA、1,6−ヘキサンジオール、グリセリン、1,
2,6−ヘキサントリオール、ペンタエリスリトール等
の低分子量ポリオール、ポリプロピレングリコール(P
O)、ポリエチレングリコール(EO)変性ポリプロピ
レングリコール(付加体、またはE−P−Eブロック体
等)、ポリテトラメチレングリコール、ポリエーテルポ
リオールの末端にメチルアミン、n−ブチルアミン、ア
ニリン、メラミン等のアミンを付加したポリエーテルポ
リアミン、ウレタン変性等の各種の変性ポリエーテルポ
リオール、ポリマーポリオール等のポリエーテルポリオ
ール類や、アジピン酸、フタル酸等の二塩基酸と、エチ
レングリコール、1,4−ブタンジオール、トリメチロ
ールプロパン等のポリオールとの縮合反応により得られ
る縮合系ポリエステルポリオール、ポリカプロラクトン
ポリオール、ポリカーボネートポリオール等のポリエス
テルポリオール類、あるいはアクリルポリオール、ポリ
ブタジエンポリオール、エチレン−酢酸ビニル共重合体
(EVA)の部分鹸化物等が挙げられる。
できるポリオール成分としては、エチレングリコール、
プロピレングリコール、ハイドロキノン、ビスフェノー
ルA、1,6−ヘキサンジオール、グリセリン、1,
2,6−ヘキサントリオール、ペンタエリスリトール等
の低分子量ポリオール、ポリプロピレングリコール(P
O)、ポリエチレングリコール(EO)変性ポリプロピ
レングリコール(付加体、またはE−P−Eブロック体
等)、ポリテトラメチレングリコール、ポリエーテルポ
リオールの末端にメチルアミン、n−ブチルアミン、ア
ニリン、メラミン等のアミンを付加したポリエーテルポ
リアミン、ウレタン変性等の各種の変性ポリエーテルポ
リオール、ポリマーポリオール等のポリエーテルポリオ
ール類や、アジピン酸、フタル酸等の二塩基酸と、エチ
レングリコール、1,4−ブタンジオール、トリメチロ
ールプロパン等のポリオールとの縮合反応により得られ
る縮合系ポリエステルポリオール、ポリカプロラクトン
ポリオール、ポリカーボネートポリオール等のポリエス
テルポリオール類、あるいはアクリルポリオール、ポリ
ブタジエンポリオール、エチレン−酢酸ビニル共重合体
(EVA)の部分鹸化物等が挙げられる。
【0018】また、イソシアネート成分としては、トリ
レンジイソシアネート(TDI)、粗製トリレンジイソ
シアネート(粗製TDI)、ジフェニルメタンジイソシ
アネート(MDI)、ジシクロヘキシルメタンジイソシ
アネート(水添MDI)、ポリメチレンポリフェニルイ
ソシアネート(ポリメリックMDI、またはクルードM
DI)、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、
トリジンジイソシアネート(TODI)、1,5−ナフ
タレンジイソシアネート(NDI)、イソホロンジイソ
シアネート(IPDI)、キシリレンジイソシアネート
(XDI)、ノルボルネンジイソシアネート(NBD
I)、ウレタンプレポリマー等が挙げられる。
レンジイソシアネート(TDI)、粗製トリレンジイソ
シアネート(粗製TDI)、ジフェニルメタンジイソシ
アネート(MDI)、ジシクロヘキシルメタンジイソシ
アネート(水添MDI)、ポリメチレンポリフェニルイ
ソシアネート(ポリメリックMDI、またはクルードM
DI)、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、
トリジンジイソシアネート(TODI)、1,5−ナフ
タレンジイソシアネート(NDI)、イソホロンジイソ
シアネート(IPDI)、キシリレンジイソシアネート
(XDI)、ノルボルネンジイソシアネート(NBD
I)、ウレタンプレポリマー等が挙げられる。
【0019】発泡体の生成には水が必要である。補助発
泡剤として、フルオロカーボン、ジクロロメタン等のハ
ロゲン化炭化水素を用いてもよい。その他、触媒とし
て、トリエチルアミン、テトラメチルエチレンジアミ
ン、テトラメチルヘキシレンジアミン、トリエチレンジ
アミン、ジメチルアミノエタノール、ブロックドアミン
等のアミン系触媒、ジブチルチンジラウレート等の有機
金属系触媒や、ポリエーテルシロキサン、スルホン酸塩
含有化合物等の界面活性剤、フェノール系化合物等の安
定剤等が使用可能である。
泡剤として、フルオロカーボン、ジクロロメタン等のハ
ロゲン化炭化水素を用いてもよい。その他、触媒とし
て、トリエチルアミン、テトラメチルエチレンジアミ
ン、テトラメチルヘキシレンジアミン、トリエチレンジ
アミン、ジメチルアミノエタノール、ブロックドアミン
等のアミン系触媒、ジブチルチンジラウレート等の有機
金属系触媒や、ポリエーテルシロキサン、スルホン酸塩
含有化合物等の界面活性剤、フェノール系化合物等の安
定剤等が使用可能である。
【0020】また、発泡体を難燃性にするために、トリ
フェニルホスフェート(TPP)、トリクレジルホスフ
ェート(TCP)、トリキシリレニルホスフェート(T
XP)、クレジルジフェニルホスフェート(CDP)等
の燐系化合物や、有機臭素化合物、水酸化アルミニウ
ム、微粉メラミン等を加えることも推奨され、その他公
知の添加剤を用いることができる。
フェニルホスフェート(TPP)、トリクレジルホスフ
ェート(TCP)、トリキシリレニルホスフェート(T
XP)、クレジルジフェニルホスフェート(CDP)等
の燐系化合物や、有機臭素化合物、水酸化アルミニウ
ム、微粉メラミン等を加えることも推奨され、その他公
知の添加剤を用いることができる。
【0021】ポリウレタン製造において、連続気泡を製
造するには、コンベア上に原料を吐出して発泡させるス
ラブストックフォーム製造手段か、ガス抜き穴を設けた
金型内で成形を行う軟質モールドフォームのホットキュ
アタイプの製造手段を採用すればよい。
造するには、コンベア上に原料を吐出して発泡させるス
ラブストックフォーム製造手段か、ガス抜き穴を設けた
金型内で成形を行う軟質モールドフォームのホットキュ
アタイプの製造手段を採用すればよい。
【0022】一方、ポリウレタン発泡体以外に、連続気
泡発泡体を製造するには、水に可溶な物質(澱粉、デキ
ストリン、水溶性無機塩等)を樹脂素材に配合して賦形
した後、これらの物質を水で抽出する方法がある。樹脂
素材に悪影響を与えなければ、水以外の溶剤に可溶の物
質を配合して賦形した後、溶剤で抽出してもよい。この
方法は、例えばポリビニルアルコール、ビスコース、ポ
リスチレン、ポリエチレン、軟質ポリ塩化ビニル等の種
々の樹脂素材の発泡体を製造する際に適用することがで
きる。
泡発泡体を製造するには、水に可溶な物質(澱粉、デキ
ストリン、水溶性無機塩等)を樹脂素材に配合して賦形
した後、これらの物質を水で抽出する方法がある。樹脂
素材に悪影響を与えなければ、水以外の溶剤に可溶の物
質を配合して賦形した後、溶剤で抽出してもよい。この
方法は、例えばポリビニルアルコール、ビスコース、ポ
リスチレン、ポリエチレン、軟質ポリ塩化ビニル等の種
々の樹脂素材の発泡体を製造する際に適用することがで
きる。
【0023】連続発泡体を製造する際に加えられる独立
気泡用の微小中空粒子としては、ガラスバルーン(例え
ば「CEL−STAR Z」シリーズ:旭硝子社製)、
シラスバルーン(例えば「ガロライト」:白石工業社
製、「フィライト」:英国製、日本フィライト提供、
「テラバルーン」および「テラファイン」:カルシート
社製)、多孔質炭酸カルシウム(例えば「カルライト−
KT」白石中央研究所)シリカバルーン、フライアッシ
ュバルーン、アルミナ、ジルコニア、ピッチ系等の無機
材料のもの、フェノール系、ポリビニルアルコール系、
ポリ塩化ビニリデン系、エポキシ樹脂系、尿素樹脂系等
の高分子材料系のものが利用できる。
気泡用の微小中空粒子としては、ガラスバルーン(例え
ば「CEL−STAR Z」シリーズ:旭硝子社製)、
シラスバルーン(例えば「ガロライト」:白石工業社
製、「フィライト」:英国製、日本フィライト提供、
「テラバルーン」および「テラファイン」:カルシート
社製)、多孔質炭酸カルシウム(例えば「カルライト−
KT」白石中央研究所)シリカバルーン、フライアッシ
ュバルーン、アルミナ、ジルコニア、ピッチ系等の無機
材料のもの、フェノール系、ポリビニルアルコール系、
ポリ塩化ビニリデン系、エポキシ樹脂系、尿素樹脂系等
の高分子材料系のものが利用できる。
【0024】本発明では、衝撃吸収性を確保するため
に、外力に対して変形可能な微小中空粒子が好ましく、
この点から高分子材料系の粒子の使用が推奨される。特
に、塩化ビニリデンにアクリロニトリルを若干共重合さ
せたポリ塩化ビニリデン系のものが変形能に優れている
ことから好ましい。具体的には、ポリ塩化ビニリデンの
外殻の中にブテンガスを充填させた「エクスパンセルD
E」(スェーデンエクスパンセル社製、平均粒径40〜
60μm)や、松本油脂製社製のマイクロスフェアーシ
リーズ等がある。
に、外力に対して変形可能な微小中空粒子が好ましく、
この点から高分子材料系の粒子の使用が推奨される。特
に、塩化ビニリデンにアクリロニトリルを若干共重合さ
せたポリ塩化ビニリデン系のものが変形能に優れている
ことから好ましい。具体的には、ポリ塩化ビニリデンの
外殻の中にブテンガスを充填させた「エクスパンセルD
E」(スェーデンエクスパンセル社製、平均粒径40〜
60μm)や、松本油脂製社製のマイクロスフェアーシ
リーズ等がある。
【0025】これらの微小中空粒子は、弾性発泡体中、
1重量%以上使用することが好ましい。1重量%より少
ないと独立気泡を発泡体に組み入れた効果が発現せず、
衝撃吸収性や弾性回復性に劣るものとなる。好ましい上
限値は10重量%であり、この範囲を超えると、製造時
に原料と混合しにくい、といった取扱い上の不都合があ
る他、連続気泡量とのバランスが取れず、前記見掛け比
重の条件および動的粘弾性の条件を満足させることが難
しくなる。微小中空粒子の大きさは特に限定されず、数
μm〜数百μm程度のものが利用可能である。
1重量%以上使用することが好ましい。1重量%より少
ないと独立気泡を発泡体に組み入れた効果が発現せず、
衝撃吸収性や弾性回復性に劣るものとなる。好ましい上
限値は10重量%であり、この範囲を超えると、製造時
に原料と混合しにくい、といった取扱い上の不都合があ
る他、連続気泡量とのバランスが取れず、前記見掛け比
重の条件および動的粘弾性の条件を満足させることが難
しくなる。微小中空粒子の大きさは特に限定されず、数
μm〜数百μm程度のものが利用可能である。
【0026】
【実施例】以下実施例によって本発明をさらに詳述する
が、下記実施例は本発明を制限するものではなく、前・
後記の趣旨を逸脱しない範囲で変更実施することは全て
本発明の技術範囲に包含される。なお、以下の実施例で
「部」とあるのは、「重量部」を示す。また、以下の実
施例および比較例で用いた特性評価方法は次の通りであ
る。
が、下記実施例は本発明を制限するものではなく、前・
後記の趣旨を逸脱しない範囲で変更実施することは全て
本発明の技術範囲に包含される。なお、以下の実施例で
「部」とあるのは、「重量部」を示す。また、以下の実
施例および比較例で用いた特性評価方法は次の通りであ
る。
【0027】〔見掛け比重〕各例で得られた発泡体を、
5.0×5.0×2.0(単位はcm)に切り取り、重
量を測定して単位体積(cm3 )当たりのg数を算出し
た。
5.0×5.0×2.0(単位はcm)に切り取り、重
量を測定して単位体積(cm3 )当たりのg数を算出し
た。
【0028】〔貯蔵弾性率およびtanδ〕アイティ計
測制御社製の動的粘弾性測定装置「DVA−200」を
用いて、周波数0.1Hzにおける動的粘弾性の温度分
散(−100℃から100℃まで)を、JIS K71
98に基づいて測定を行った。チャックスパンは10m
mとした。MPa(メガパスカル)は、0.10197
2kgf/mm2 に等しい値である。測定結果から、最大
貯蔵弾性率および最小tanδ(損失正接:損失弾性率
に対する貯蔵弾性率の比)を求めた。
測制御社製の動的粘弾性測定装置「DVA−200」を
用いて、周波数0.1Hzにおける動的粘弾性の温度分
散(−100℃から100℃まで)を、JIS K71
98に基づいて測定を行った。チャックスパンは10m
mとした。MPa(メガパスカル)は、0.10197
2kgf/mm2 に等しい値である。測定結果から、最大
貯蔵弾性率および最小tanδ(損失正接:損失弾性率
に対する貯蔵弾性率の比)を求めた。
【0029】実施例1
ポリプロピレングリコール部分の両端にポリエチレング
リコールが結合したポリエチレングリコール−ポリプロ
ピレングリコール−ポリエチレングリコールブロック共
重合体(以下:EPEと省略する。)の分子量(Mw)
2000のものを70部、分子量(Mw)5000のも
のを30部混合してポリオール成分とした。またイソシ
アネート成分としては、トリレンジイソシアネート(T
DI)とジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)
を80:20(重量比)で混合したものを20部用い
た。アミン触媒としては、トリエチレンジアミン0.2
部とテトラメチルヘキシレンジアミン0.1部を用い
た。
リコールが結合したポリエチレングリコール−ポリプロ
ピレングリコール−ポリエチレングリコールブロック共
重合体(以下:EPEと省略する。)の分子量(Mw)
2000のものを70部、分子量(Mw)5000のも
のを30部混合してポリオール成分とした。またイソシ
アネート成分としては、トリレンジイソシアネート(T
DI)とジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)
を80:20(重量比)で混合したものを20部用い
た。アミン触媒としては、トリエチレンジアミン0.2
部とテトラメチルヘキシレンジアミン0.1部を用い
た。
【0030】上記ポリオール、イソシアネート、触媒の
各成分と、水0.5部および微小中空粒子としてポリ塩
化ビニリデン系マイクロバルーン3.5部をよく混合
し、離型紙上に流し込み、100℃の熱風乾燥機に入れ
て発泡させた。20分後に取り出し、一日室温で熟成し
た。得られた発泡体は、マイクロバルーンによる独立気
泡と、ポリウレタン製造時に形成された連続気泡の両方
を有するものであった。表1に、見掛け比重、通気性、
貯蔵弾性率(MPa)、tanδを示した。
各成分と、水0.5部および微小中空粒子としてポリ塩
化ビニリデン系マイクロバルーン3.5部をよく混合
し、離型紙上に流し込み、100℃の熱風乾燥機に入れ
て発泡させた。20分後に取り出し、一日室温で熟成し
た。得られた発泡体は、マイクロバルーンによる独立気
泡と、ポリウレタン製造時に形成された連続気泡の両方
を有するものであった。表1に、見掛け比重、通気性、
貯蔵弾性率(MPa)、tanδを示した。
【0031】比較例1
ウレタン製造時にCO2 を発生しないようにするため、
実施例1におけるイソシアネート成分をポリエチレンポ
リフェニルイソシアネート6部にかえ、アミン触媒と水
を配合しなかった以外は、実施例1と同様にして発泡体
を製造した。得られた発泡体には連続気泡は認められ
ず、マイクロバルーンによる独立気泡のみを有するもの
であった。表1に特性評価結果を併記した。
実施例1におけるイソシアネート成分をポリエチレンポ
リフェニルイソシアネート6部にかえ、アミン触媒と水
を配合しなかった以外は、実施例1と同様にして発泡体
を製造した。得られた発泡体には連続気泡は認められ
ず、マイクロバルーンによる独立気泡のみを有するもの
であった。表1に特性評価結果を併記した。
【0032】比較例2
連続気泡量を多くするために、実施例1におけるイソシ
アネート成分の配合量を20部、水を2.5部に増や
し、マイクロバルーンの配合を行わなかった以外は、実
施例1と同様にして発泡体を製造した。得られた発泡体
は、多くの連続気泡を有するものであった。表1に特性
評価結果を併記した。
アネート成分の配合量を20部、水を2.5部に増や
し、マイクロバルーンの配合を行わなかった以外は、実
施例1と同様にして発泡体を製造した。得られた発泡体
は、多くの連続気泡を有するものであった。表1に特性
評価結果を併記した。
【0033】
【表1】
【0034】表1から明らかなように、本発明実施例
は、連続気泡と独立気泡の両方を有し、見掛け比重、動
的粘弾性が本発明の規定条件を満足すると共に、通気性
を有する発泡体であった。一方、独立気泡のみの比較例
1は通気性がなく、また連続気泡のみの比較例2では、
見掛け比重が小さ過ぎ、また動的粘弾性も本発明の規定
条件を満足しないものであった。
は、連続気泡と独立気泡の両方を有し、見掛け比重、動
的粘弾性が本発明の規定条件を満足すると共に、通気性
を有する発泡体であった。一方、独立気泡のみの比較例
1は通気性がなく、また連続気泡のみの比較例2では、
見掛け比重が小さ過ぎ、また動的粘弾性も本発明の規定
条件を満足しないものであった。
【0035】
【発明の効果】本発明の弾性発泡体は、独立気泡と連続
気泡を併せ持つ構造であるため、連続気泡の存在によっ
て、通気性、吸水性が確保でき、人体と接触する部位に
使用しても汗や水蒸気を通すため、ムレ等の不都合が起
らない。また、独立気泡も存在しているため、衝撃や変
形を受けた時に外部から加わったエネルギーを吸収する
能力および弾性回復力に優れている。さらに、見掛け比
重と動的粘弾性を特定範囲にすることによって、軽量
で、柔軟性、弾性回復力、衝撃吸収力に優れ、しかも通
気性を有する弾性発泡体を提供することができた。
気泡を併せ持つ構造であるため、連続気泡の存在によっ
て、通気性、吸水性が確保でき、人体と接触する部位に
使用しても汗や水蒸気を通すため、ムレ等の不都合が起
らない。また、独立気泡も存在しているため、衝撃や変
形を受けた時に外部から加わったエネルギーを吸収する
能力および弾性回復力に優れている。さらに、見掛け比
重と動的粘弾性を特定範囲にすることによって、軽量
で、柔軟性、弾性回復力、衝撃吸収力に優れ、しかも通
気性を有する弾性発泡体を提供することができた。
【0036】本発明の弾性発泡体は、自動車または自動
二輪車、その他の乗物用シートとして、あるいは、ハン
ドル、ハンドルグリップ等のクッション材、自動車の天
井材、ドアトリム中材、パッド材等の各種部材、家具、
寝具等に用いられるクッション材、スポーツシューズや
靴底用クッション材等の他、断熱材、吸音材、緩衝材等
として幅広い分野に適用可能である。
二輪車、その他の乗物用シートとして、あるいは、ハン
ドル、ハンドルグリップ等のクッション材、自動車の天
井材、ドアトリム中材、パッド材等の各種部材、家具、
寝具等に用いられるクッション材、スポーツシューズや
靴底用クッション材等の他、断熱材、吸音材、緩衝材等
として幅広い分野に適用可能である。
Claims (4)
- 【請求項1】 連続気泡の発泡体を製造する際に、弾性
発泡体中、1〜10重量%に相当する独立気泡用の微小
中空粒子を混入させることにより、 独立気泡と連続気泡を有し、見掛け比重が0.05〜
0.8であり、−100〜+100℃における一定周波
数0.1Hzでの貯蔵弾性率が0.17MPa以下で損
失正接(tanδ)が0.3以上である弾性発泡体を得
ることを特徴とする弾性発泡体の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の製造方法によって得ら
れたものであって、独立気泡と連続気泡を有し、見掛け
比重が0.05〜0.8であり、−100〜+100℃
における一定周波数0.1Hzでの貯蔵弾性率が0.1
7MPa以下で損失正接(tanδ)が0.3以上であ
ることを特徴とする弾性発泡体。 - 【請求項3】 −100〜+100℃における一定周波
数0.1Hzでの貯蔵弾性率が0.014MPa以上で
ある請求項2に記載の弾性発泡体。 - 【請求項4】 見掛け比重が0.08〜0.15である
請求項3に記載の弾性発泡体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33603496A JP3504450B2 (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | 弾性発泡体の製造方法および該方法により得られた弾性発泡体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33603496A JP3504450B2 (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | 弾性発泡体の製造方法および該方法により得られた弾性発泡体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10168219A JPH10168219A (ja) | 1998-06-23 |
JP3504450B2 true JP3504450B2 (ja) | 2004-03-08 |
Family
ID=18295028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33603496A Expired - Fee Related JP3504450B2 (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | 弾性発泡体の製造方法および該方法により得られた弾性発泡体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3504450B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8133912B2 (en) | 2006-07-26 | 2012-03-13 | Nippon Sheet Glass Company, Limited | Methyl aquocobyrinic acid derivative, alkylation composition, and method for detoxifying a harmful compound by utilizing the composition |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5193725B2 (ja) * | 2008-07-31 | 2013-05-08 | 日本発條株式会社 | 防水シーリング材 |
JP5568197B1 (ja) * | 2012-09-28 | 2014-08-06 | 積水化学工業株式会社 | 発泡性組成物 |
-
1996
- 1996-12-16 JP JP33603496A patent/JP3504450B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8133912B2 (en) | 2006-07-26 | 2012-03-13 | Nippon Sheet Glass Company, Limited | Methyl aquocobyrinic acid derivative, alkylation composition, and method for detoxifying a harmful compound by utilizing the composition |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10168219A (ja) | 1998-06-23 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
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