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JP3501442B2 - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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Publication number
JP3501442B2
JP3501442B2 JP31561498A JP31561498A JP3501442B2 JP 3501442 B2 JP3501442 B2 JP 3501442B2 JP 31561498 A JP31561498 A JP 31561498A JP 31561498 A JP31561498 A JP 31561498A JP 3501442 B2 JP3501442 B2 JP 3501442B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting
contact
electrical connector
mating
housing
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP31561498A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000150086A (ja
Inventor
英一郎 武正
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Tyco Electronics Japan GK
Original Assignee
Tyco Electronics AMP KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Tyco Electronics AMP KK filed Critical Tyco Electronics AMP KK
Priority to JP31561498A priority Critical patent/JP3501442B2/ja
Publication of JP2000150086A publication Critical patent/JP2000150086A/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ハウジングに設け
られる嵌合突部の両側面に沿って一対の列を成すように
コンタクトが配置されるプラグ型又は雄型の電気コネク
タにして、相手コネクタと低挿入力嵌合が可能な電気コ
ネクタに関する。 【0002】 【従来の技術】この種の電気コネクタは、実開平5−5
7785号公報に開示される。開示される雄型の電気コ
ネクタは、ハウジングの嵌合突部に沿って一対のコンタ
クト列を構成し、相手側の雌型コネクタとの低挿入力で
の嵌合を実現するために、嵌合突部の先端部分に金属面
で覆われる弾頭形状の部分を具える。これによって相手
コネクタのコンタクトと、嵌合突部側面のコンタクトと
の係合がスムーズに行われる。 【0003】 【発明の解決すべき課題】しかしながら、上述の構成に
よれば電気コネクタの構造は比較的複雑で部品数も多い
ので製造が手間になる。従って本発明は、比較的単純な
構成にして、相手雌型コネクタとスムーズに低挿入力嵌
合可能な電気コネクタを実現することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、ハウジングに
設けられる嵌合突部の対向側面に沿って複数のコンタク
トが背中合わせにして一対の列を成すように配置される
プラグ型の電気コネクタにおいて、前記複数のコンタク
トの各々は、平板状の接触部の嵌合端側に設けられる
前記接触部より厚さが薄い嵌合案内部、及び該嵌合案内
部より先端側で前記嵌合突部に設けられた、相手コネク
タとの嵌合方向に直交する方向に延びる係合溝に保持さ
れる係合部を有し、前記嵌合案内部が前記接触部より外
側に突出することなく前記ハウジングから離間すること
により、弾性変形可能な両持ち梁を構成することを特徴
とする。 【0005】好ましくは、前記嵌合案内部は、金属板厚
をコイニング加工等によって薄厚とし、湾曲するよう曲
げ加工して構成される。 【0006】好ましくは、前記嵌合突部には、前記係合
部を受容可能な係合溝が形成される。 【0007】好ましくは、前記複数のコンタクトは嵌合
側とは逆側から前記ハウジングに形成されるキャビティ
の各々に受容される。 【0008】好ましくは、前記嵌合案内部及び前記係合
部は比較的狭幅とされ、前記複数のコンタクトを挿入さ
せるときに前記嵌合案内部及び前記係合部の挿通を可能
とする挿通溝が前記キャビティの各々に連通して形成さ
れる。 【0009】好ましくは、前記挿通溝には前記係合部を
前記係合溝へスムーズに案内するために外側に向けて傾
斜する案内面が形成される。 【0010】 【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して本発明
の好適実施形態となる電気コネクタについて詳細に説明
する。 【0011】図1は、本発明による電気コネクタを示す
図であり、(a)は平面図、及び(b)は正面図であ
る。図2は、図1の電気コネクタの断面を示す図であ
り、(a)は図1(a)中の線A−Aに沿う断面図、及
び(b)は図1(a)中の線B−Bに沿う断面図であ
る。 【0012】図1によれば、電気コネクタ10は、図示
しない相手コネクタのハウジングに受容される雄型のコ
ネクタであり、細長のハウジング20、及びそれに固定
される複数のコンタクト50と複数の固定用金具30と
を有する。電気コネクタ10は図示しない回路基板に実
装されるものである。固定用金具30はコンプライアン
ト部31を含むが、このコンプライナント部31が回路
基板に形成される貫通孔に係合することによって電気コ
ネクタ10は回路基板に対して強固に固定され得る。ハ
ウジング20は、回路基板実装側に位置する基部23、
及び相手コネクタに受容されるために基部23から突出
する嵌合突部21を一体的に有する。各コンタクト50
は、回路基板に弾性接触するための基板接触部51、及
び嵌合突部21の両側面22に沿って位置する接触部5
2を有する。基部23の側面24には金具受容溝25が
形成される。この金具受容溝25内には金属板40がハ
ウジング20の補強のために装着される。 【0013】図2(a)によれば、電気コネクタ10の
内部構造がより詳細に示される。コンタクト50はハウ
ジング20に形成されるキャビティ26内に受容され圧
入されて固定される。コンタクト50の形状の詳細につ
いては後述するが、その基板接触部51は固定用金具3
0のコンプライアント部31と同列を成すように配置さ
れることが理解される。また図2(b)に示すように固
定用金具30が金属板40を押え込むように係合するの
で、電気コネクタ10は回路基板に対して強固に固定さ
れ得ることが理解される。 【0014】図3は、図1の電気コネクタに使用される
コンタクトを示す図で、(a)は正面図、及び(b)は
側面図である。 【0015】図3に示すように、コンタクト50は金属
板の加工によって形成されるものであり、中央に位置す
る比較的広幅で且つ比較的厚い寸法のコンタクト基部5
3、及びその底側に位置する基板接触部51を有する。
コンタクト基部53は、その頂側に接触部52を有し、
底側に圧入突起81を有する。基板接触部51は、コン
タクト基部53よりも薄厚で幅狭とされ、途中位置で角
度を持つように曲げ形成され、それぞれ直線的に延びる
第1及び第2のビーム54、55が画定される。自由端
側に位置する第1のビーム54の端は湾曲するよう曲げ
加工され接触点56を構成する。 【0016】コンタクト50は更にコンタクト基部53
の頂側にコンタクト基部53よりも狭幅の薄厚ビーム
(嵌合案内部)57を有する。薄厚ビーム57は、接触
部52の面58に連続する外面59を有し、湾曲して頂
側に向けて延び、その先端に水平方向に向けて突設され
るフック部(係合部)61を有する。 【0017】図2(a)から理解されるように、コンタ
クト50はハウジング20のキャビティ26内に底側か
ら圧入される。キャビティ26の内側にはその長さ方向
に渡って延びる挿通溝27が形成され、対向する一対の
挿通溝27の内側には隔壁28が形成される。挿通溝2
7は、コンタクト50がハウジング20に装着される際
に、コンタクト50の薄厚ビーム57及びフック部61
の通過を可能にするものである。挿通溝27の上端側、
即ち隔壁28の上端側には外側に傾斜して延びる案内面
29が形成され、更にその先にコンタクト50のフック
部61を受容可能な係合溝91が設けられる。コンタク
ト50がハウジング20に圧入される際には、薄厚ビー
ム57は挿通溝27を通過して、案内面29によって外
側に広げられ、更に圧入が進められコンタクト50が所
定の位置に達したとき、先端のフック部61が薄厚ビー
ム57自身の弾性力によって復帰して係合溝91内に係
合される。先端壁部92は案内面29の上端よりも十分
外側に突出する広幅寸法に形成されるので、フック部6
1と係合溝91との係合は確実に行われる。 【0018】本実施形態による電気コネクタ10の利点
は、それが相手の雌型コネクタに対してスムーズに嵌合
可能であることであり、特に低挿入力での嵌合が可能で
あることである。より具体的には、相手コネクタの雌型
コンタクトが高接触圧を得るために予荷重されたコネク
タのような場合でも、比較的低挿入力で嵌合をスムーズ
行うことが可能にある。これは嵌合突部21の先端近傍
に位置するコンタクト50の薄厚ビーム57が相手雌型
コンタクトを接触部51の接触用の面58までスムーズ
に案内できるよう構成されるためである。特に薄厚ビー
ム57は、ハウジング20の樹脂部分から離間され、弾
性変形可能な両持ち梁を構成するので、相手雌型コンタ
クトが当接されるときに若干変形され得る点に注目すべ
きである。これにより、相手雌型コンタクトとの係合が
進むときに相手コンタクトは徐々に弾性変形され、よっ
て係合の過程で挿入力に大きなピークを生じることがな
くコネクタ同士の嵌合のために必要とされる挿入力は比
較的低くなる。 【0019】 【発明の効果】本発明の電気コネクタによれば、複数の
コンタクトの各々は、嵌合端側に設けられる薄厚の嵌合
案内部、及び嵌合案内部より先端側で嵌合突部に保持さ
れる係合部又はフック部を有するよう構成されるので、
相手コネクタとの嵌合時に相手コンタクトから受ける
(又は相手コンタクトが受ける)作用力が係合の進行と
共に徐々に増加するので、単純な構造ながら比較的低い
挿入力での嵌合が可能となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明による電気コネクタを示す図であり、
(a)は平面図、及び(b)は正面図。 【図2】図1の電気コネクタの断面を示す図であり、
(a)は図1(a)中の線A−Aに沿う断面図、及び
(b)は図1(a)中の線B−Bに沿う断面図。 【図3】図1の電気コネクタに使用されるコンタクトを
示す図で、(a)は正面図、及び(b)は側面図。 【符号の説明】 10 電気コネクタ 20 ハウジング 21 嵌合突部 22 嵌合突部の側面 50 コンタクト 57 嵌合案内部(薄厚ビーム) 61 係合部(フック部)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】ハウジングに設けられる嵌合突部の対向側
    面に沿って複数のコンタクトが背中合わせにして一対の
    列を成すように配置されるプラグ型の電気コネクタにお
    いて、 前記複数のコンタクトの各々は、平板状の接触部の嵌合
    端側に設けられる、前記接触部より厚さが薄い嵌合案内
    部、及び該嵌合案内部より先端側で前記嵌合突部に設け
    られた、相手コネクタとの嵌合方向に直交する方向に延
    びる係合溝に保持される係合部を有し、前記嵌合案内部
    前記接触部より外側に突出することなく前記ハウジン
    グから離間することにより、弾性変形可能な両持ち梁を
    構成することを特徴とする電気コネクタ。
JP31561498A 1998-11-06 1998-11-06 電気コネクタ Expired - Lifetime JP3501442B2 (ja)

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